人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

ダービー回顧&目黒回顧&お詫び

2009-05-31 21:11:08 | 競馬回顧

 皆さんに謝らなければなりません。
 今日の【日本ダービー】ですが、僕の本命馬セイウンワンダーは不良馬場というのに、4角で後方位置。直線も全く伸びず13着に敗れ去った。まぁこの予想が当らないのは良くあることだから、別に謝ることはないのですが、実は昨日文末に書いた『オヤジ馬券』(プレゼンター佐藤浩一に国歌斉唱がサブちゃんで余計買いたくなった)を遊びで買ったら的中したのである。それも3連単。安田君が立派にアントニオバローズ1頭マルチで3連単で的中したのに比べると、情けない話で、ここで公表しようかどうか迷ったが、コレも競馬ということで・・・。えっ、馬券の内容ですか? スペシャルウイーク産駒2頭(12,16番)とネオユニヴァース産駒2頭(1,18番)を1,2着にダブらないように付けて、あとは有力馬に流しという馬券。つまり、1着1番もしくは18番にして、2着12番,16番の組み合わせに、もうひとつは1着12番,もしくは16番にして、2着1番、18番にしたものだ。まぁこんなんでも当るのだから、競馬ってやめられないね。
 ではその東京で行われた【日本ダービー】を振り返る。勝ったのは、横山典騎乗の2番人気ロジユニヴァース (牡3・萩原清厩舎)が、道中は離れた3番手を追走。直線に向いて内ラチ沿いから抜け出すと、5番人気リーチザクラウンに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分33秒7(不良)。さらにアタマ差の3着には8番人気アントニオバローズが入り、1番人気の皐月賞馬アンライバルドは中団追走から直線で伸びを欠き、12着に敗れた。レースはジョーカプチーノが速い時計で逃げたが、2番手を走るリーチザクラウンが単独で逃げるような形。勝ったロジユニヴァースはその後ろで、トライアンフマーチとアプレザンレーヴは中団、アンライバルトとセイウンワンダーは後方からという展開。この時点で勝負は決していた。というのも完全な先行有利な馬場で後ろの馬は万事休すとなったからだ。勝ったロジユニヴァースは馬体が完全に戻っていたし、馬場、左回りもこの馬には味方した。それでも元々【皐月賞】1番人気だから力はあり、これだけ走っても全く不思議はなかった。逆に言うと、なぜ【皐月賞】は走らなかったのだろうと思えるほどだ。まぁその惨敗があっての今回の勝利、横山典を含め関係者にとってはその喜びはひとしおだろう。2着リーチザクラウンも完全復活。さすがに豊が選んだ馬で、力があるところを示した。この馬、折り合うことを覚えたらもっと強くなるだろう。3着アントニオバローズは図太さをみせて一瞬「おっ!」と思わせたが、最後は同じ脚色になった。角田がじっくり育ててきた馬、これからも強くなりそう。4着には大外から唯一差してきたナカヤマフェスタ。この馬の場合左回りが合うのだろう。アンライバルト、トライアンフマーチ、セイウンワンダーは馬場、展開に泣いてしまった。ただその中で、僕が本命にしていたセイウン騎乗の福永は4角でナカヤマに遅れを取った。コレはあくまでもイメージだが、東京芝での騎乗がイマイチのような気がする。
 勝ったロジユニヴァースは、父ネオユニヴァース、母アコースティクス(父Cape Cross)という血統。叔母にモンローブロンド、叔父にノットアローンがいる。ネオユニヴァース産駒はアンライバルドの【皐月賞】に続くGⅠ・2勝目。初年度産駒が牡馬クラシック2冠を制すという快挙を果たした。JRA重賞は通算6勝目。新種牡馬産駒が【日本ダービー】を制した例には’07年ウオッカ(父タニノギムレット)、’95年タヤスツヨシ(父SS)などがある。なお、ネオユニヴァースは’03年の【日本ダービー】優勝馬。ダービー父仔制覇は、’02年タニノギムレット・’07年ウオッカに続く史上6組目となる。
 昨年7月6日のデビュー戦(阪神・1800m芝)を勝利で飾ると、続く【札幌2歳S】で重賞初制覇。【ラジオNIKKEI杯2歳S】では2着のリーチザクラウンに4馬身差をつけて快勝し、今年初戦となった【弥生賞】では鮮やかな逃げ切り勝ちを見せた。しかし単勝1.7倍の1番人気で出走した【皐月賞】では14着に敗れ、デビューからの連勝は4でストップした。今回、その【皐月賞】の雪辱を果たすとともに、’06年生まれのサラブレッド7768頭の頂点に輝いた。通算成績6戦5勝(重賞4勝)。
 鞍上の横山典弘だが、【日本ダービー】15回目の騎乗にして初勝利(’90年メジロライアン、’03年ゼンノロブロイ、’04年ハーツクライと3度の2着があった)。尚、セイウンスカイで’98年【皐月賞】、【菊花賞】を制しており、牡馬クラシックは完全制覇となった。JRA・GⅠは’04年【天皇賞・春】のイングランディーレ以来約5年ぶりとなる通算16勝目。JRA重賞は【中山牝馬S】のキストゥヘヴンに続く今年7勝目、通算113勝目。
 管理する萩原清調教師はなんとこれが、JRA・GⅠ初勝利。JRA重賞は今年の【弥生賞】のロジユニヴァースに続く今年2勝目、通算10勝目となった。 馬主・久米田正明氏もJRA・GⅠ初勝利。JRA重賞は4勝目で、すべてロジユニヴァースでのもの。現3歳世代が初めて所有した世代だった。
 生産者のノーザンファームは’05年ディープインパクト以来の【日本ダービー】制覇。JRA・GⅠは【桜花賞】、【オークス】(いずれもブエナビスタ)に続く今年3勝目。
 関東馬の勝利は実に’97年サニーブライアン以来12年ぶり。また、関東馬の牡馬クラシック制覇はダイワメジャーによる’04年【皐月賞】以来となる。
 勝ちタイムの2分33秒7は、今年を含めた過去40年で最も遅いタイム。2分30秒を超えたのは’85年シリウスシンボリによる2分31秒0以来24年ぶりとなる。また【日本ダービー】が不良馬場で行われたのはダイシンボルガードが勝った’69年(勝ちタイム2分35秒1)以来40年ぶり。
 そして2番人気馬の勝利は’99年アドマイヤベガ以来10年ぶり。また1番人気アンライバルドは12着に敗退したが、1番人気馬が着外に敗れたのは’07年フサイチホウオー(7着)以来である。

 また東京最終レースに行われた【目黒記念】は、北村友一騎乗の8番人気ミヤビランベリ (牡6・加藤敬二厩舎)が、好位の内追走から抜け出すと後続を突き放し、1番人気ジャガーメイルに5馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分39秒0。さらに2馬身差の3着に17番人気ハギノジョイフルが入り、3連単は637,440円の高配当となった。勝ったミヤビランベリは左回りが苦手だと思っていたが、馬場と展開、それに斤量に恵まれて劇走した。鞍上の北村友も完璧な強気な騎乗を魅せた。アッパレ! 2着ジャガーメイルは、馬場はこなし力を見せたが、最後は脚色が鈍った。まぁ重賞初制覇は近いだろう。
 勝ったミヤビランベリは、父オペラハウス、母がアステオン(父ホリスキー)という血統。’06年5月のデビューから2戦目で初勝利を挙げ、7番人気で出走した昨年の【七夕賞】で重賞初制覇。サマー2000シリーズのチャンピオンに輝いた。今年に入ってからは【中山金杯】3着、【小倉大賞典】3着、前走の【新潟大賞典】6着という成績だった。通算成績17戦5勝(重賞2勝)。
 鞍上の北村友一はシェーンヴァルトで制した昨年の【デイリー杯2歳S】以来となるJRA重賞2勝目。管理する加藤敬二調教師はミヤビランベリで制した昨年の【七夕賞】以来のJRA重賞制覇で、通算23勝目となった。

 来週は【安田記念】。ウオッカVS.ディープスカイの闘いが見られる。しかし僕は今のところこの2頭以外の馬を本命にしようと思っている。今日の思わぬツキで来週も大勝ちしたいものだ

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初志貫徹!

2009-05-30 21:55:46 | 競馬予想

 明日はいよいよ【日本ダービー】である。 この気持ちの昂ぶりは普通のGⅠとは違う。絶対に当てたいものだが、いいレースを観られたらそれでもいいという気持ちもどこかにある。早速予想と行きたいところだが、その前に簡単に【金鯱賞】を振り返る。中京で行われた【金鯱賞】は、福永祐一騎乗の1番人気サクラメガワンダー (牡6・友道康夫厩舎)が、道中は中団の外目を追走。3角から進出を開始すると直線に向いて抜け出し、8番人気シャドウゲイトに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分58秒4(良)。さらにハナ差の3着には5番人気ホワイトピルグリムが入った。実に強い勝ち方を魅せたサクラメガワンダーはこれで堂々と【宝塚記念】に向かう。これまで何度か本格化といわれてきたが、今回の強さは本物だろう。今後が本当に楽しみだ。2着シャドウゲイトも復活と考えていいだろう。厳しい展開ながらサクラ以外には負けなかったのだから。ただ年齢的には大きなことは・・・。3着ホワイトピルグリムは平坦コースが合うのだろう。多々よく走っているものの、上位2頭とはまだ差がある。僕が推したヴィクトリーはハナが切れなかったのがすべてか・・・。外枠が響いたのだが、それでもサクラにあんな競馬をされては、掲示板に残れたかどうかは疑問。
 勝ったサクラメガワンダーは、父グラスワンダー、母サクラメガ(その父SS)。伯父にサクラチトセオー、伯母にサクラキャンドルがいる血統。’05年【ラジオたんぱ杯2歳S】でアドマイヤムーン以下を抑えて重賞初制覇。’06年【鳴尾記念】をレコードで制すなど、その後も重賞戦線で活躍を見せており、昨年の【鳴尾記念】で重賞3勝目。今年初戦の【京都記念】ではアサクサキングスからクビ差の2着に敗れており、今回はそれ以来のレースだった。通算成績27戦7勝(重賞4勝)。
 鞍上の福永祐一はアーバンストリートで制した【シルクロードS】に続く今年のJRA重賞4勝目で、通算69勝目。管理する友道康夫調教師はアンライバルドで制した【皐月賞】に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では10勝目となった。これが【日本ダービー】の前祝か・・・。

 その【日本ダービー】の予想。昨日も書いたが、【皐月賞】前に本命と決めていた馬がいた。それは11番セイウンワンダーである。実はこの馬には【皐月賞】で惨敗して欲しかったのだが、内田博の好騎乗、馬のそのものの力があり3着となってしまった。正直がっかりして他の馬に気持ちを移しそうになった。しかし人気を見ると、前日で5番人気。これなら面白いと思う。血統的にはここ2年連対している母父SSだし、鞍上は今日【金鯱賞】を快勝した福永。ここは自信を持って中心に推す。 問題は相手だが、そのセイウンワンダーを捨てた岩田、内田博の18番アンライバルト、2番アブレザンレーヴは抑えるが、それ以上に1,7,10番を買いたい。ロジの人気落ちはおいしそうだし、アントニバローズは血統、鞍上が魅力。そしてナカヤマフェスタも血統的に東京が合いそうだからだ。馬券はセイウンからの馬単裏表。そしてセイウンからの3連複と3連単だ。
 東京で行なわれる【目黒記念】は5番ジャガーメイル本命。昨秋はスクリーンヒーローと当舞台でしのぎを削った。この舞台なら強敵相手も狙いが立つ。相手もジャガーと同じ母父SSの6,8番が本線だが、底力のあるSS産駒の14、18番は間違いなく抑える。
 中京からは11Rで穴狙いしたい。本命は6番ナムラフューチャー。正直ダート馬かもしれないが、ダート好走(2勝)もこの中京コースに偏っており、小回りに替わる今回はダメ元で遊んでも面白い。  

 今年の【日本ダービー】には佐藤浩一がプレゼンターとしてやってくるらしい。佐藤といえば、親子揃っての名優だが、それって父が【ダービー】馬が来るってこと? または父がダービージョッキーの騎手が来るってこと? そう考えると馬、騎手とも該当する武兄弟の2頭は劇走しそう!? 尚、馬だけなら、1,13,14,18番だ。

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胃カメラで4000円

2009-05-29 22:21:45 | 競馬予想

 1年ぶりに人間ドッグに行ってきた。
 前回は1泊の止まりだったのだが、今年は日帰りコースを選んだ。場所は飯田橋駅近くの病院である。前日のPM8:00以降は食事をせず、当日朝には尿を採って病院に向かう。2度目にもなると、気分的に楽なものだ。
 AM8:30病院に到着。慣れた調子で受付を始めると、大事な書類の忘れ物が一つあった。その途端、さっきまで慣れた調子が一変して平謝り状態に。まぁそれでも事なきを終え、着替えて本番に入る。昨年は検査する間にやることがなく、手持ち無沙汰があったので、ちゃんと今回は文庫本を持って行くことにした。
 身長、体重、血圧、採血、視力、聴力、内科問診など次から次へと済ませていく。受付の動揺があったのか血圧が少々高かったが、これもなんとかクリアする。順調なほど順調に進む。そしてちょっと気合が入る胃カメラの番がやって来た。この病院ではバリウムでもいいのだが、僕は胃炎、腸炎になったことがあるため、できるだけ胃カメラを飲むことにしている。喉の麻酔をかけ、いざ突入。 カメラが胃の中へ入っていく。僕は話が出来ないものの、画面で胃カメラの進行を確認する。
「きれいですね」「ここもきれいですね」「あ~、いいですね」
 胃カメラ技師のその言葉は嬉しさと共に安堵感を与えてくれる。一方では「炎症がありますね。潰瘍痕がありますね」の言葉ももらうが、先に進んでいるところをみていると大したことなさそうである。「あ~、良かった」と思ったその時である。
「あれっ?こんなところ炎症があるなぁ。ここは普通炎症起きないところなんだけどなぁ」
技師が呟く。そして技師は続けて僕に話しかける。
「最近胃がとても痛いことありませんでしたか?」
心当たりのない僕は「いいえ」と答えようとするが、口にはカメラの入り口確保のための器具を咥えているし、胃カメラが腹部に入った状態で首も動かせない。
「あう~、あう~」
必至に答えようとする僕だが言葉にならない。すると技師はいかにも簡単に
「(細胞を)採っちゃうか」
と、簡単に言う。
「えっ? それって・・・」
“そういえば、受付の時言われたなぁ。胃カメラのとき細胞採ったら実費がかかるって。ひょっとしてそれかなぁ。でも悪性だったら、大変だし仕方ないかぁ。”ケチな自分と健康を心配する自分が喧嘩する。しかし僕の意思とは関係なく、針金のようなものが入っていく。消毒なのか何かの液を撒き、あっという間にその作業は終了。そして技師は一気に胃カメラを僕の体内から脱出させた。そして「大丈夫だね。良性だね」と口にする。正直ホッとした気持ちが大きいが、同時に“あれだけで・・・”という気持ちにもなる。そう、その細胞を採る作業代、それで4,000円だからだ。
 後日後輩にこのことを言うと、
「健康を4,000円で買ったと思えば安いじゃないですか?」
と言ってくれたが、当日奥さんにこのことを話したら
「4,000円あったら美味しいものが食べられたのに・・・」
だって。恐るべしウチの奥さん。
 まぁこんなことなどがあって人間ドッグは無事終了。詳しい結果は後日送られてくるが、今のところ、太りすぎで中性脂肪、尿酸値がギリギリということだけが分かった。ただ人というのは人間ドッグが終わったというだけで、安心するもので、当日夜あった【くらげライダートークライブ】(後日書きます)の打ち上げではちょっぴり多目のビールを飲んでしまった。なんかそれは4,000円分を取り戻すかのように・・・。

 では明日の予想。まずは中京で行われる【金鯱賞】。本命は18番ヴィクトリー。このレース、4角先頭の馬が好走するレースである。ここは単騎逃げが可能な同馬が面白い。3走前の【京都記念】だけ走れば、ここでは格上な存在だ。尚、相手は3,17番だが、是非抑えたいのは今貴重な父SS産駒の10番。
 東京メイン【欅S】は2番ヒシカツリーダー。とにかく東京のこの舞台は走る。重馬場で展開的に不利だが、そう思われた【根岸S】でも目の覚めるような鬼脚を魅せた。休み明けとなるが、【栗東S】にも出走できたが、除外になったのだから、準備は万端だろう。相手は1400mダート得意のアフリート産駒5,8番。
 東京10【鎌倉S】は12番ポートラヴで穴狙い。前走は出遅れて先手をとるのに脚を使ってしまった。それでも勝ち馬とは0.7差。東京は狙ってきた感があり、人気にならない今回が狙い目だ。

 明日はゴルフである。よってあまり競馬にお金を費やさなくてすみそうだ。勿論、今週のメインは明後日の【ダービー】なので、その資金を取られることも・・・。えっ、【ダービー】ですか? ほぼ固まりました。【皐月賞】前に【ダービー】では買おうと決めていた馬で勝負します。  

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2週連続名牝に感服

2009-05-24 20:43:41 | 競馬回顧

 やっぱり強かったね、ブエナビスタ。あれで勝つのだから力が違いすぎる。先週に続いて参りました!!! 僕の本命だったダノンベルベールはというと、ほとんど4角ではブエナビスタと同じ位置にいたが、9着。いい枠だったので、もう少し前の位置で競馬するかと思ったが、まぁこんなものだろう。仕方ない。
 では、その東京で行われた【オークス】を振り返る。勝ったのはもう名牝の仲間入りしたアンカツ騎乗の圧倒的1番人気ブエナビスタ (牝3・松田博資厩舎)。道中は後方2番手を追走。直線に向いて馬場の真ん中を鋭く伸びると、先に抜け出していた2番人気レッドディザイアを猛追の末にゴール前でハナ差交わして優勝した。勝ちタイムは2分26秒1。さらに3馬身差の3着には4番人気ジェルミナルが入り、上位3頭は【桜花賞】と全く同じ結果となった。パドックで良く見えたのは何といってもレッドディザイア。短期間での成長が窺えた。そしてレースぶりも完璧。コレで負けたら運がないとしか言いようがない。それぐらいブエナビスタは強い馬である。そのブエナビスタは4角でアンカツが迷った分仕掛けが遅れた上での結果だから、文句のつけようがない。来週の【ダービー】でもいい勝負しただろう。3着ジェルミナルも4着ブロードストリートもほとんど予定通りの競馬。それでこの結果、上位2頭が強すぎたということだろう。5着ディアジーナも良く走っている。ただこの馬はGⅡ、GⅢクラス、それも1800~2000mの馬だろう。イメージはヤマニンメルベイユ、エイダイクインだ。僕の本命のダノンベルベールは力がなかったし、距離も長かったようだ。
 勝ったブエナビスタは、父スペシャルウィーク、母はビワハイジ(父Caerleon)という血統。半兄にアドマイヤジャパン(父SS)、アドマイヤオーラ(父アグネスタキオン)がいる。スペシャルウィーク産駒としては’05年シーザリオに続く2度目の【オークス】制覇。そしてJRA・GⅠは通算4勝目だが、すべて牝馬によるものだ。昨年10月26日のデビュー戦(京都・1800m芝)は、アンライバルド、リーチザクラウンに次ぐ3着に敗れたが、2戦目の未勝利戦(京都・1600m芝)を3馬身差で制して初勝利。続く【阪神JF】でGⅠ初制覇を飾ると、今年初戦の【チューリップ賞】、前走の【桜花賞】をいずれも圧倒的人気に応えて快勝しており、今回の勝利で5連勝での牝馬2冠制覇となった。通算成績6戦5勝(重賞4勝)。
 騎乗したアンカツは【オークス】初制覇。JRA・GⅠは【桜花賞】(ブエナビスタ)に続く今年2勝目、通算20勝目。JRA重賞も【桜花賞】に続く今年4勝目、通算66勝目。管理する松田博資調教師は’88年コスモドリーム、’93年ベガに続く3度目の【オークス】制覇。JRA・GⅠは【桜花賞】(ブエナビスタ)に続く今年2勝目、通算12勝目。JRA重賞も【桜花賞】に続く今年3勝目、通算48勝目だ。
 馬主のサンデーレーシングは【オークス】初制覇。JRA・GⅠは【桜花賞】(ブエナビスタ)、【皐月賞】(アンライバルド)に続く今年3勝目。生産者・ノーザンファームは’05年シーザリオ、’08年トールポピーに続く【オークス】3勝目。JRA・GⅠは【桜花賞】(ブエナビスタ)に続く今年2勝目。
 それから【桜花賞】→【オークス】の牝馬クラシック2冠は、’52年スウヰイスー、’54年ヤマイチ、’57年ミスオンワード、’64年カネケヤキ、’75年テスコガビー、’76年テイタニヤ、’86年メジロラモーヌ(3冠馬)、’87年マックスビューティ、’93年ベガ、’03年スティルインラブ(3冠馬)に続く史上11頭目となる。
 また関西馬の勝利は’03年スティルインラブから7連勝。今年を含めた過去10年の内訳は関西馬8勝、関東馬2勝だ。
  それから勝ったブエナビスタは10月4日に行われる【凱旋門賞】に登録を行っている。3歳牝馬は斤量的にも恵まれていて是非僕は出走して欲しいと思っている。よって今後の動向に注目したい。  

 中京で行われた【東海S】は、小牧太騎乗の2番人気ワンダースピード (牡7・羽月友彦厩舎)が道中は好位を追走し、直線で一旦抜け出した3番人気アロンダイトを捕らえ、1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分23秒7(良)。さらにクビ差の3着に4番人気ボランタスが入った。僕が狙った1番人気ウォータクティクスは最下位16着に敗れている。このレース、出入りの激しいレースになった。それを落ち着いた騎乗で勝ちに導いたのは小牧太だった。勝ちがなかった左回りでこの強さ、充実している証拠だろう。2着のアロンダイトは目標にされるきつい展開だったが、よく最後まで粘っていた。そろそろ復活と考えていいだろう。3着ボランタスは実に安定した走りを魅せる。ただ勝ちきれないところがこの馬の欠点か。惨敗最下位に終わったウォータクティクスは前走の反動なのか、それとも距離なのか敗因はわからない。ただ負けるときはこんなものだろう。故障してなければいいが・・・。
 勝ったワンダースピードは、父キンググローリアス、母ワンダーヘリテージ(父Pleasant Tap)という血統。’08年の【アンタレスS】で重賞初制覇を飾り、その後も’08年【名古屋グランプリ】、今年の【平安S】を制している。前走の【アンタレスS】はウォータクティクスの2着に敗れていた。通算成績は39戦11勝(うち地方6戦2勝、重賞4勝)。
 鞍上の小牧太はアイアンルックで制した【毎日杯】に続く今年のJRA重賞4勝目で通算17勝目。管理する羽月友彦調教師はワンダースピードで制した【平安S】に続く今年のJRA重賞2勝目で通算3勝目となった。

  来週はいよいよ【ダービー】である。僕の中では本命候補が2頭いる。どっちにしようか一週間かけて考えるつもりだ。尚、明日は人間ドッグに行く予定。【ダービー】にはその結果は間に合わないので、健康のこと考えず伸び伸び勝負できそうだ。

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バケラッタ!!!

2009-05-23 23:25:54 | 競馬予想

 昨日が酔っ払ってコラム的なこと書けなかったので今日書かせていただきます。内容は横浜ベイスターズについて。
 大矢監督事実上の解任、監督代行には“オバQ”こと田代富雄氏(神奈川県出身。’72年のドラフト3位で大洋に入団。現役時代は大型内野手として打線の中軸を務め、通算278本塁打を放った。’07年から2軍監督を務めていた)が決まり、早速交流戦から指揮を執っている横浜。一体この球団は何を考えているのだろう?僕の周りには意外と横浜ファンが多い。その彼らが横浜生え抜きということもあって今回の人事には喜んでいる。しかし本当にこれで良かったのだろうか?何故開幕からわずか1カ月余で大矢明彦監督を解任しなくてはならなかったのだろうか? 僕はどうも横浜の球団ビジョンがないように思えて仕方ない。
 ‘93年に大洋から横浜へとチーム名称が変更されて以降、監督を務めたのは代行を除いて、のべ7人である(近藤昭仁、大矢明彦、権藤博、森 祇晶、山下大輔、牛島和彦、大矢明彦)。うち4人が2年または2年未満で交代し、4年以上監督を務めた人はひとりもいない。これで一貫したチーム強化ができるのだろうか。シーズン前、球団の佐々木社長は、昨季圧倒的な最下位に終わったにもかかわらず大矢監督を「3年目の実績を作りたい」と言って続投させた。なのに、成績不振を理由にシーズン序盤で休養させるとは、球団の方針がぶれているしか思えない。
 僕は今の横浜の低迷は球団に大きな責任があると思っている。というのも、ここ数年、戦力不足は明らかなのに効果的な補強を行なっていないと思うのだ。よって大矢監督は「(戦力は)あるに越したことはない。ただ、若い選手を育てて一人前にしたい」と話していたのだが、正直若手を育てるしか戦力アップが図れないのが現実だったように思う。しかし結果解任・・・。会見で「今は監督代行を支えることが一番大事」とした佐々木社長。しかし、その田代監督代行にしても来期の監督続行はないという。あまりにも酷いドタバタ劇。僕は、チームを立て直すには、まずフロント改革が必要だと思う
 で、先日、その横浜の監督問題についてスポニチアネックスのアンケートがあった。内容は“横浜の来期監督は?”というもの。結果としては、大矢監督続投、田代監督代行昇格でなく、来季は「球団OB、外部招へい、外国人監督」を望む回答が全体の6割を超えたという。そしてそのアンケートではなんと52人の監督候補が挙がったそうである。主な候補は以下のとおり。
 いちばん多かったのが’98年の日本一監督である権藤博の126人で、次位が今年で楽天との契約が切れる野村克也監督の108人。この他にも横浜OBの佐々木主浩、高木豊も票を集めたという。このほか少数意見ではあったが、同じ横浜OBの遠藤一彦や斉藤明夫の’70年代後半から’80年代の大洋を支えた両右腕、外部では古田敦也氏、星野仙一氏を推す声も挙がったらしい。また「西武や巨人など、常勝チームの経験者で横浜も勝ちグセをつけられるような監督」という観点から桑田真澄や清原和博、伊東勤を選ぶファンもそうだ。
 そして外国人の監督候補としては、今年限りとされるロッテ・バレンタイン監督、球団の助っ人OBでは大リーグ、ドジャース、パイレーツで監督を務めたジム・トレーシー、’88年に本塁打王を獲得したカルロス・ポンセらの名前も挙がったという。まぁアンケートだから、いろんな答えが出てくるのは当然だが、僕の本心から言うと、昨年の大石オリックス監督のようにこれから“オバQ”旋風が起きて田代昇格がいちばんいいのでは思う。でなければ、あまりにもオバQが不憫で・・・。バケラッた!!!

 では明日の予想。まずは【オークス】。先週の時点で本命を決めていたと書いたが、無事その馬が出走してくれる。その馬とは5番ダノンベルベール。このレースは【桜花賞】で凡走したSS系の関東馬が穴をあける。この観点から見ると4番ヴィーヴァヴォドカ,5番ダノンベルベールの2頭に絞られる。コレからが悩んだ。う~んどっちが本命か。そして最終的に判断したのは昔から言われている“条件”に頼った。それは馬体重。そう、【オークス】は軽量馬が来るのだ。馬体重480kgと444kgでダノンベルベールの軍配。血統的には3歳牝馬で猛威を振るうタキオン産駒(【オークス】5頭出走)だし、鞍上はここ一番に頼れるごっちゃん(アロンダイトを捨てた!?)。前走の輸送があった【桜花賞】以外はパーフェクト連対だし、そろそろ競馬界も馬主ダノックスにご褒美をあげていい頃だろう。相手は勿論7番ブエナビスタにアンカツが恐れている3番レッドディザイア。そして前出した4番と牝馬男福永が騎乗する14番ジェルミナルだ。
 得意(今日も予想2鞍の軸はピッタリ)の中京メイン【東海S】。正直そろそろ他の馬を狙いところだが、前走でも“負けるまでは買う”と書いた10番ウォータクティクス。まぁ馬券的にはそんなに1番人気だから美味しくないが、距離を勘ぐる人が出てきて他の馬が若干人気になる分、ちょっとだけは楽しめそう。相手は4,14、16番。
 他のレースからはやっぱり中京9R【パールS】。本命は2番シゲルエスプレ。正直もう少しクラス慣れが必要かもしれないが、中京1800mは2走前の穴を開けたと同じ。そして強調したいのが鞍上。関東所属の黛だが、なんと鶴留厩舎の馬で4勝。今まで通算18勝だからいかにこの数字が凄いかわかる。ここは黙って買いだろう。アッ、そういえば今週亡くなった作曲家の三木たかし。その妹が“黛”ジュンだ。

 上記のように偉そうに書いているが、現在競馬絶不調である。まるでそれは横浜のように。今日の中京も相手を間違えて惨敗だったし・・・。僕の側にもオバQがいないかな~。

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待ってました中京!

2009-05-23 00:25:04 | Weblog

 今日は仕事で飲んでいましてとりあえず予想だけ。僕にとってはドル箱、中京が始まります。
 で、その予想なんですが、やっぱり東京も予想しなくてはならないだろうと思っているので、まぁひと鞍。東京メイン【フリーウェイS】。本命はダート上がりで過小評価されている4番フェイムロバリー。休養前の実績は、東京1400芝は魅力あり。次は人気になるので、今回が狙い目だ。では、中京の予想行きます。
 中京10R【テレビ愛知オープン】。面白いのは2番トレノジュビリー。ベストは1400mだろうが、少なくとも1600mよりは1200mが合うはず。この時期の中京は圧倒的に内枠有利だし、鞍上は岩田。ここは狙わない手はないだろう。中京からもうひと鞍。
 6Rの本命ピースピース。マイルの落ち着いたペースで落ち着きがなった。それでも勝ち馬と0.7差。その気性を考えると1200mはマイナスにはならないはず。1400なら人気も1200mの今回が狙い目だ。

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ウオッカ様、参りました

2009-05-17 20:34:25 | 競馬回顧

 神戸、大阪では新型インフルエンザ(今は、豚インフルエンザとは言わないらしい)の影響でいろんなイベントに影響が起きているらしい。
 例えば、昨日からプロ野球のオリックスVS.日ハム戦で「ジェット風船」の販売を停止。場内アナウンスや電光掲示板で、観客にも風船を飛ばさないように呼びかけた。そして今日はサッカーの日本女子リーグのINAC-日テレを延期。他にも同日のアメリカンフットボールの関西学生大会、野球の関西独立リーグの神戸-紀州も中止になった。 また港町・神戸の初夏の風物詩とされる「神戸まつり」は、16日の一部のイベントと17日のメーンイベントが中止に。大丸神戸店は、屋外で開催予定だったファッションショーを自粛。また、「ピカソとクレーの生きた時代展」を開催中の兵庫県立美術館は、17日から22日まで臨時休館する。学校なども明日から休校になるところが多いときくが、一日でも早く収束しないと、もっといろんなところに影響が出る。それは来週の【オークス】も再来週の【ダービー】も例外ではない。今はただ祈るだけだが、本当に心配である。
 新型インフルエンザも心配だが、もっと深刻なのが僕の競馬である。今日も惨敗・・・。その競馬を振り返る。東京で行われた【ヴィクトリアマイル】、勝ったのは武豊騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.7倍)ウオッカ (牝5・角居勝彦厩舎)。好位追走から直線半ばで抜け出し、11番人気ブラボーデイジーに7馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは1分32秒4(これは、’07年コイウタの1分32秒5を0.1秒破るレースレコード)。さらに1馬身差の3着に7番人気ショウナンラノビアが入った。僕が推したスカーレット一族ブーケフレグランスは直線失速10着に敗れた。このレース、終わってみれば“ウオッカのウオッカによるウオッカのためのレース”であった。貫禄の違いであっという間の7馬身、それはドバイの競馬が嘘のような走りであった。まぁとにかく凄い馬である。こんな馬に本命を打たない自分が情けない。2着は“重馬場なら”と思っていたブラボーデイジーだが、展開、内目の枠が有利に運んだとはいえ、立派である。今後も面白そう。3着は逃げたショウナンラノビア。現在の好調さを出した形だが、展開を味方にした柴田善の好騎乗が光った。このレースどういうわけか、内枠が強い。リトルアマポーラ、カワカミプリンセスはその影響があったのだろうが、展開もレスの上がりが33秒8では厳しかった。
 勝ったウオッカは、父タニノギムレット、母がタニノシスター(父ルション)という血統。タニノギムレット産駒としてはこのレース初勝利。GⅠはすべてウオッカによるもので5勝目。JRA重賞制覇は【東京新聞杯】のアブソリュートに続く今年2勝目、通算10勝目。’06年の【阪神JF】でGⅠ初制覇。’07年は【桜花賞】2着から臨んだ【日本ダービー】で、牝馬としては64年ぶりの優勝という快挙を達成した。昨年は【安田記念】のほか、ダイワスカーレットとの歴史的名勝負となった【天皇賞・秋】を制覇し、JRA年度代表馬に輝いている。今年はドバイの【ジェベルハッタ】から始動(5着)し、前走の【ドバイデューティフリー】は7着に敗れていた。通算成績21戦8勝(うち海外3戦0勝、重賞6勝)。尚、東京コースでのGⅠ勝利4勝目はグレード制が導入された’84年以降では初の記録。過去にヤマニンゼファー、アグネスデジタル、スペシャルウィークの3頭が3勝を記録していた。
 騎乗していた武豊はこのレース初制覇。JRA・GⅠはウオッカで制した昨年の【天皇賞・秋】以来となる通算63勝目で、デビュー2年目の’88年から22年連続のGⅠ制覇となる。これで、勝利していないJRA・GⅠレースは【マイルCS】、【朝日杯FS】の2レースだけとなった。JRA重賞は【きさらぎ賞】のリーチザクラウンに続く今年4勝目、通算258勝目。管理する角居勝彦調教師もこのレース初制覇。JRA・GⅠはカネヒキリで制した昨年の【JCダート】以来となる通算13勝目。JRA重賞もその【JCダート】以来となる通算28勝目である。
 関西馬の勝利は昨年のエイジアンウインズに続く2連勝。今年を含めた過去4年の内訳は関西馬2勝、関東馬2勝となった。また5歳馬の勝利’06年ダンスインザムード以来3年ぶり2頭目。今年を含めた過去4年の内訳は4歳馬2勝、5歳馬2勝となった。尚、このレースで1番人気馬が勝利したのは初。

  来週は【オークス】である。もう買う馬は決めてある。ここ2週狙っていた馬が登録なしだったので、今週は無事に出走してくれればそれでいい。えっブエナビスタって? 一応ブエナは対抗です。
 それから明日の『スマスマ』にノッチの家族が出演するようです。時間のある方は見てください。ちなみにノッチの愛娘が着ているベビー服は僕がプレゼントしたものだそうです。

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重馬場なら・・・

2009-05-16 22:55:34 | 競馬予想

 『月笑』で厄落とししてきたはずなのに、今日も競馬が惨敗。このツキの無さは一体いつまで続くのだろう。
 今日の競馬を振り返る。東京で行われた【京王杯スプリングC】。勝ったのは、ごっちゃん騎乗の8番人気スズカコーズウェイ (牡5・橋田満厩舎)。道中は中団を追走し直線途中で先頭に立つと、外から追い詰めた3番人気トウショウカレッジをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分20秒6。さらにクビ差の3着に2番人気ファリダットが入った。僕が推した1番人気スマイルジャックは3角で不利があり、7着に敗れた。勝ったスズカコーズウェイは昇級緒戦、重賞初挑戦だったが、この馬の今日のレースは府中の1400mがいかにもピッタリのレース運びだった。コレより短くても、長くてもダメのような気がする。ただこの馬自身力を付けているのは確かである。まぁそれでも今日の場合はごっちゃンも含めて全てが上手く行った感じがする。ということで【安田記念】は・・・。勝ち馬以上に力を付けていることを証明したのが2着トウショウカレッジ。【高松宮記念】は負けて尚強しだったが、今日の競馬でそれがマグレでなかったことを証明した。また東京が合うのも確かで【安田記念】もひょっとしたら・・・という気になるが、やはり勝ち馬同様距離が心配ではある。3着のファリダットはインコースを伸びてきたが、最後は脚が止まってしまった。この馬はやはり1200mの方がいいのでは・・・。スマイルジャックは3角での不利が痛かった。最後いい脚を使っているだけにもったいない。僕にとっては相性がいい馬での敗戦は痛いが、コレは僕と田中勝との相性の悪さだろう。
 スズカコーズウェイは、父Giant's Causeway、母はフレンチリヴィエラ(父フレンチデピュティ)という血統。’06年11月にデビューし、2戦目で初勝利。昨年の4月以降は掲示板を外さない堅実な走りを続けており、前走の【朱雀S】を制してオープン入りを果たしていた。通算成績21戦6勝(重賞1勝)。
 鞍上のごっちゃんはキクノサリーレで制した’08年【武蔵野S】以来となるJRA重賞制覇で通算44勝目。管理する橋田満調教師はアドマイヤフジで制した今年の【中山金杯】に続く重賞制覇で、通算48勝目となった。

  では明日の予想。まずはGⅠ【ヴィクトリアマイル】。どうせ外れるなら穴狙いでいく。本命は6番ウォッカの好敵手であるスカーレット一族の4番ブーケフレグランス。前走の敗戦で株を落としているが、その【福島牝馬S】では4番人気に押されたのだから、ここでも力が通じないはずはない。この馬の優秀さは前々走の【難波S】。この勝ち時計に残り1ハロンかかり過ぎの12,4秒を足したとしよう。するとちょうど3着だった14番カワカミプリンセスと同タイムとなる。またもしブーケフレグランスの上がり3ハロンを1ハロンに換算して足すと、勝ち時計は1分59秒0となり、ドリームジャーニーより0.7秒早くなるのだ。勿論、簡単に時計だけで比較は抱きないのは重々承知している。ただ血統も含めて魅力はある。鞍上も三浦だし、レース後ウォッカとの確執も今後の競馬界の売りになるのでは・・・。えっ確執はないって? その通り、同厩舎だもんね。 まぁそれは置いといて、相手だが、6番ウォッカ、13番リトルアマポーラ、2番ブラボーデイジーをピックアップする。 他のレースからは京都10R【栗東S】。本命は1番ワールドハンター。前走は出遅れが痛かった。オープン1200mダートは3,6,4,6,4,6着ともう一歩の競馬が続くが、休み明け叩き2戦目は9着→2着、2着→1着、12着→1着と一変する。京都も3勝している馬場だし、今回は狙い目。相手は16,13番。 新潟11R【邁進特別】は15番キヲウエタオトコ。新潟1000mは以前書いたように新興ミスプロ系が強い。ここでは15番スウェプトオーヴァーボードがそれに当る(14番も・・・)。新潟1000mは外枠が有利という点もあり、鞍上が佐藤哲ちゃんなら十分狙いは立つだろう。

 あっ、そう言えば、明日は雨予想である。ひょっとしたら重馬場になる可能性がある。その場合【ヴィクトリアマイル】で母父SS作戦も獲りたいと思う。【東京新聞杯】【福島牝馬S】がそうだったように・・・。馬券は3連複フォーメーションで2,11,17番→2,11,17番→ヒモだ。

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豪華なメンバー

2009-05-15 22:11:42 | お笑い

「すいません、また部屋替えてもらっていいですか」
 先週のコラムで書いたように、5月11日に太田プロライブ【月笑】に行った。メンバーはいつものように僕の親戚である悪徳不動産屋M(不景気で悪徳できないらしい)と僕の兄貴分、親友のご子息である大学生二人の4人である。ライブは会場全体の空気が重く、イマイチ盛り上がりは少なかったが、そんな中僕が楽しみにしていたデンジャラスは安定したネタで会場を沸かせていた。
 ライブが終わり、楽屋に顔を出す。出演していたデンジャラス、くらげライダー、インジョンの他に遊びに来ていた土田君、(東京マラソンで三途の川を渡りそうになった)松村君、作家の白川(元ノンキース)らが雑談をしている。いつもそれからデンジャラスを中心に打ち上げを兼ねた食事にいくのだが、この日も同様にデンジャラスと一緒に行くことになった。
「(くらげライダーの)山崎君、松丘君は?」
僕が安田君に聞くと
「山崎は松村さんと行くんじゃないですか? 松丘は来れなそうです」
との返事なので、デンジャラスと僕ら4人の6人で近くの居酒屋に行くことになった。
 居酒屋に入り、6人の部屋に通される。お絞り、突き出しが来て、早速飲み物をオーダーする。すると安田君の携帯が鳴った。その電話に出た安田君は
「山崎と松村さんが合流したいそうなんですが、大丈夫ですか?」「もちろん、いいよ」
 そう答えたと同時に僕は大学生らに言って部屋の変更を手配する。まだ乾杯もする前である。次に通された部屋は8人部屋だ。山崎君らが来る前にとりあえず飲み始める。つまみ、食事類を注文しつつ10分ほどしてだろうか二人が到着する。そして再び乾杯!(松村君は水)。少し話しをしていたが、再び安田君の携帯が鳴った。今度の電話の主はダチョウ倶楽部の上島さんと肥後さんらしい。二人はどこかで飲んでいたらしく「インジョンのすぎを中心とした若手の打ち上げの会『すぎ会』(この会は土田君も参加) にサプライズゲストとして参加したい」とのことで安田君にその場所を聞いてきたようだ(さすが竜兵会の総務部長!!!)。しかし間が悪いというのか、いつもの『すぎ会』は同じ居酒屋でやっているのが、この日に限って引っ越したばかりのスギの家でやることになったそうで、二人は行き場を無くしてしまったのである(詳しいやりとりは安田君のブログ参照)。
「あのぉ、肥後さんと上島さんも合流したいと言っているんですが・・・」
申し訳なさそうに口にする安田君だが、勿論僕の方は
「いいですよ。大歓迎ですよ」
と答える。そして店員に掛けた言葉が冒頭のものだ。結局、それから肥後さん、上島さんに松丘君が加わったので総勢11人の大宴会となった。それも上島さん、肥後さん、松村君が加わっていつもより増して豪華なメンバーである。内容は松村君の死にかけた話あり、肥後さんのプライベートで行ったよみうりランド(ノッチのブログ参照)の話あり、またノッチオバマと松村君の麻生総理の全く内容のない『日米首脳会談』ありで楽しいひとときとなった。それは僕だけではなく、一緒に行った大学生たちも、同じ場に揃った大物芸人たちに大喜びであった。ただ気になる点がひとつ。それは、部屋を2,3回替わって、果たしてオーダーしたものがすべてきちんと来ていたか、ということ。まぁ例えきてなくても楽しかったからいいか。

 では明日の予想。まずは東京メイン【京王杯スプリングC】。本命は8番スマイルジャック。【東京新聞杯】では15万馬券の立役者になってくれた馬で【ダービー】でもお世話になった、僕にとっては相性のいい馬である。東京芝で4着以下がない馬で、鞍上も田中勝つなら問題はないだろう。相手はスマイルと同じ母父SSの2頭。4,5番中心。
 東京12Rは13番リュウメイ。東京の1300,1400mダートは新興ミスプロ。ここではコロナドズクエストだ。鞍上は柴田善に捨てられた感じだが、替わって騎乗するのが“最終の勝浦”なら遜色ないだろう。嵌るか嵌らないかにはもってこいの騎手だ。
京都から久々に障害戦に挑戦してみる。本命は9番トーワヒヨシマル。【中山GJ】では惨敗したが、リズムに乗れなったコースに対する適性がなかったように思う。どちらかというと、スピードタイプで中山より京都ほうがいいはず。陣営は前走の疲れが残るといっているが、状態が悪かったら使わないはず。ここは重賞を勝った力を信じて勝負してみたい。斤量60㌔もいいだろう。

  今週読んでいなかった『僕たちいわばサラリーマンです。竜兵会』を読んだのだが、思ったより面白い本であった。是非世の中の社会人の人には読んで欲しい。土田君、有吉、安田君のコメントなかなかいいですよ。

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追い討ち

2009-05-10 20:29:40 | 競馬回顧

 今日の競馬は惨敗。全く話にならなかった。そこに追い討ちをかけるようにショックな通知が届いた。僕が共同馬主として持っている4頭のうちまだデビューしていなかったムーンリットショア(3歳牝馬・父フジキセキ)に関して衝撃のニュースが届いたのである。内容は詳細は次のとおり。
「5/8(金)の朝になって、馬房内で左後脚に著しい跛行の症状がみられました。直ちに診断した獣医によると、骨盤骨折の疑いがあるとのことです。症状的に残念ながら予後不良の診断が下されました」
 つまりこの馬は予後不良処分となったということである。まぁここまでデビューできなかたっというのは、足元に不安があり、デビューしたところで勝ち上がれたかどうかもわからない。ただ毎月飼い葉料を払っていただけに、1走でも走る姿をみたかったものだ。今後ちょっとだけお金は戻ってくるTが、なんとも寂しいニュースである。 

 では今日の競馬を振り返る。東京で行われた【NHKマイルC】。勝ったのは藤岡康太騎乗の10番人気ジョーカプチーノ (牡3・中竹和也厩舎)。2番手追走から早めに抜け出し、5番人気レッドスパーダに2馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分32秒4のレースレコード。さらに2馬身差の3着に13番人気グランプリエンゼルが入り、1番人気ブレイクランアウトは9着、2番人気アイアンルックは8着。僕が本命に推したティアップゴールドは見せ場なく14着に敗れた。なお、8位入線したサンカルロは18着に降着となった。勝ったジョーカプチーノだが、【ニュージーランドt】終了後「血統的には距離は十分通用」と書いていたが、まさかサンカルロに先着するとは・・・。勝因は鞍上の若武者・藤岡康が相手関係を意識せず、この馬の競馬に徹したのが功を奏したといえるだろう。ただそれも力があったからこそできたこと。この好時計勝ちを素直に評価したい。ただ本来の力からすると、2着レッドスパータが上か。一頓挫あってこの好走は力が在るゆえ。今後が愉しみだ。来年の【高松宮記念】あたりで・・・・。3着グランプリエンゼルはいつもと違う早めの競馬で好走。馬券圏内にはいるところは母父SSと鞍上の力か。9着に敗れたブレイクランアウトの敗因はわからない。ただパドックでヒロシ氏が「まとまりすぎている」というようなことを言っていたが、そのあたりが敗因かもしれない。アイアンルックは直線入り口の不利が響いたが、まともで馬券圏内に来たかというと疑問である。僕本命のティアップゴールドはパドックの時点で脱落。入れ込みすぎていた。前回で輸送は克服したと思っていたのだが・・・。
 勝ったジョーカプチーノは、父マンハッタンカフェ、母がジョープシケ(父フサイチコンコルド)という血統。マンハッタンカフェ産駒はJRA・GⅠ初制覇。JRA重賞は昨日の【京都新聞杯】(ベストメンバー)に続く2日連続の勝利で通算10勝目。そして現在、シンボリクリスエスとJRAリーディングサイアー争いを繰り広げている。昨年9月に札幌でデビューし、4戦目(中京・1700mダート)で初勝利。【萌黄賞】を逃げ切って2勝目を挙げると、続く【ファルコンS】を差し切って重賞初制覇を果たした。前走の【ニュージーランドT】は3着だった。通算成績9戦4勝(重賞2勝)。
 鞍上の藤岡康太は’07年のデビュー以来、JRA・GⅠ初制覇。JRA重賞はジョーカプチーノで制した【ファルコンS】に続く2勝目となった。そしてジョーカプチーノとのコンビでは3戦3勝となった。管理する中竹和也調教師は’99年のデビュー以来、JRA・GⅠ初制覇。JRA重賞はジョーカプチーノで制した【ファルコンS】に続く2勝目。 生産者・ハッピーネモファームもJRA・GⅠ初制覇。これまでに出走したのはジョーカプチーノと現1勝のアスカノヨアケ(牡3・境直行厩舎)のみで、ジョーカプチーノが初の生産馬となる。関西馬の勝利は昨年のディープスカイに続き2連勝。今年を含めた過去10年の内訳は関西馬7勝、関東馬3勝となった。

 来週は【ヴィクトリアマイル】今年に入ってGⅠが絶不調なので何とかしたいものだが、またしても狙っていた馬が登録していない。ガッカリだ。それから明日は【太田プロライブ『月笑』】に行く予定である。デンジャラスなどのネタ見て大笑い(?)して悪いツキを御祓いしたいと思っている。

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