人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

センバツ、ドバイ、ゴルフ・・・

2024-03-31 18:24:22 | Weblog

まずは《第96回選抜高校野球大会》決勝。健大高崎(群馬)が決勝で強豪・報徳学園(兵庫)との接戦を3-2で制し、春夏通じて初の全国制覇を果たした。さらに群馬県勢としてはセンバツ初Vの快挙で、甲子園制覇は1999年夏の甲子園の桐生第一、2013年の前橋育英に続く3度目。先発の石垣元気(2年)が前日の準決勝に続き粘りの投球。8回127球2失点(自責1)の好投で、9回はエースの佐藤龍月(2年)が締めた。2年連続7回目出場だった健大高崎は、1回戦で学法石川(福島)に4-0、2回戦で明豊(大分)に4-0と2戦連続で完封勝利を収めると、準々決勝で昨年優勝の山梨学院(山梨)を6-1で破り、2012年以来12年ぶり2度目の4強入りを果たした。前日の準決勝では優勝候補の星稜(石川)との接戦を逆転で制し、春夏通じて初の決勝に駒を進め、勢いそのままに悲願の初優勝を手にした。僕は報徳の方に分があると思っていたが、よく守り切った。ナイスゲームでした。ただ僕はこの大会を通じて、報徳の守備力にはほどほど感動した。両チームとも天晴れでした!

 続いてゴルフ。国内女子ツアー《ヤマハレディースオープン葛城》最終日。小祝さくらが昨年7月《ミネベアミツミ》以来のツアー通算10勝目を挙げた。最終組の2組前から首位と5打差5位でスタートし、6バーディ、1ボギーの「67」で回り、通算10アンダーまでスコアを伸ばして逆転した。小祝は今季、先週まで4試合で2度の2位を含むトップ10が3度と好調で、1998年度生まれの黄金世代で最速の国内ツアー10勝到達となった。首位スタートからツアー初優勝を狙った竹田麗央は3バーディ、4ボギーの「73」。9アンダーで岩井千怜と並ぶ2位に終わった。2年連続年間女王の山下美夢有は18ホール全部パーの「72」で、15位だった。今年のトーナメントは鈴木、小祝、岩井千、竹田が引っ張っている感じ。特に竹田は初勝利まであと僅か。天晴れ小祝!がんばれ竹田!

 国内男子ツアー《東建ホームメイトカップ》最終日。首位から出た金谷拓実が7バーディ、1ボギーの「65」をマークして、通算23アンダーで今季開幕戦を制した。2006年のパースキー ・ウェイン(オーストラリア)の通算21アンダーを更新する大会記録で、21年以来の大会2勝目。国内男子ツアーでは23年8月《フジサンケイクラシック》以来のツアー通算6勝2打差2位に「65」で回った生源寺龍憲。19アンダー3位に佐藤大平が続いた。18アンダー4位に初日首位発進したアマチュア中野麟太朗(早大)、重永亜斗夢、清水大成が並んだ。昨年11月《ダンロップフェニックス》でアマチュア優勝を飾った新人・杉浦悠太は1イーグル7バーディ、ボギーなしの「62」をマークして通算15アンダー8位。前年大会覇者の今平周吾は「68」で終えて通算12アンダー23位。石川遼は通算8アンダー41位、石川遼の弟・石川航は通算イーブンパー73位で大会を終えた。金谷の優勝はさすがだが、このスコアはいかがなものか。もうちょっと厳しい設定が必要ではないか。

 米女子ツアー《フォード選手権》第3ラウンド。笹生優花が8バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「69」で回り、通算14アンダー4位タイに浮上した。古江彩佳、畑岡奈紗は通算12アンダー16位タイ、西村優菜、勝みなみは通算9アンダー35位タイ、吉田優利は通算3アンダー単独75位で最終日を迎える。通算15アンダー首位タイはキム・ヒョージュ(韓)、サラ・シュメルツェル(米)、カルロタ・シガンダ(スペイン)。通算14アンダー4位タイにマヤ・スターク(スウェーデン)ら、通算13アンダー6位タイにレクシー・トンプソン(米)、ネリー・コルダ(米)、リディア・コ(ニュージーランド)らが続く。リリア・ヴ(米)は通算12アンダー16位タイ、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)は通算11アンダー21位タイ、セリーヌ・ブティエ(仏)は通算10アンダー29位タイとなった。ライバルは多いが笹生、畑岡、古江は十分優勝を狙える。ぜひ優勝争いを!

 欧州ゴルフツアー《ヒーロー・インディアンオープン》第3日。前日29日にサスペンデッドとなった第2ラウンド(R)の残りと第3Rが行われ、昨季日本ツアー賞金王の中島啓太(23)は第3Rを6バーディ、2ボギーの68で回り、通算18アンダーで単独首位を維持。2位に4打差をつけて最終日を迎える。昨季3勝を挙げて日本ツアー賞金王に輝き、今季から欧州ツアーに参戦している23歳。日本勢5人目(青木功、松山英樹、久常涼、星野陸也)となる欧州ツアー初制覇を狙う。頑張れ中島!

 

 競馬の話題。阪神11Rで行われた【第68回大阪杯】は、横山和生騎乗の2番人気ベラジオオペラ(牡4歳・上村洋行厩舎)が好スタートから2番手を追走すると、直線でしぶとく伸びてゴール前の大接戦を制した。昨年の【日本ダービー】(4着)以来のGI挑戦で初のビッグタイトルを獲得し、春の古馬中距離王に輝いた。タイムは1分58秒2。クビ差の2着にはローシャムパーク(3番人気)、さらにアタマ差遅れた3着にルージュエヴァイユ(11番人気)が入った。なお、1番人気のタスティエーラは11着に敗れた。
 勝ったベラジオオペラは横山和の積極的な騎乗が光った。勝負根性もあって最後の追い比べも凌いだ。まだ4歳馬、これから先どんな成長を見せてくれるのか楽しみだ。2着ローシャムパークも戸崎の好判断が良い結果を導いた。内枠で前に行けなかったが、途中から動いていく作戦をGⅠの舞台でできるのは凄い。最後勝てなかったのでこの作戦が良かったかどうか意見が分かれるところだろうが、僕は天晴れとしたい。この馬、まだ強くなる!3着ルージュエヴァイユの菅原明も上手く内に入れ、「あわや」のレースを魅せた。あそこまで行ったら勝ちかっただろう。4着ステラヴェローチェは最後いい脚で追い上げた。酒井はハナに行くことまで考えていたらしいが、想定と全く違う形でも力を出すのだから、大した馬だ。5着ジオグリフは復活の雰囲気が出てきた。そのうち勝ち負けも…。

 ベラジオオペラは、父ロードカナロア、母エアルーティーン(母父ハービンジャー)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は林田祥来氏。通算成績は8戦5勝。重賞は2023年【フジテレビ賞スプリングS】、【チャレンジC】に次いで3勝目。上村洋行調教師はJRA・GI初勝利、横山和生騎手は【大阪杯】初勝利となった。

 

続いて昨夜お行われた『ドバイワールドカップデー』から。まずは残念なニュース。【ドバイターフ】で米国馬キャットニップ(せん5、M・スティッドハム)に騎乗したC・ルメール(44・フランス)が直線半ばで転倒して落馬、負傷した。ニュースによると、ルメールは落馬後は検査のために病院へ搬送。その後、Xが更新されて肋骨(ろっこつ)と鎖骨を骨折したとしている。ちなみに以後に予定していた【シーマクラシック】のスターズオンアース(牝5、高柳瑞)はデットーリ、【ワールドC】のデルマソトガケ(牡4、音無)はマーフィー騎手に変更された。今後ルメールは【桜花賞】では【アルテミスS】の勝ち馬チェルヴィニア、(牝3、木村)、【皐月賞】は【ホープフルS】の覇者レガレイラ(牝3、木村)と有力馬に騎乗予定。戦線離脱となれば、春のG1シリーズに大きな影響が出そうだ。
 その《ドバイワールドカップデー》について触れてみる。まずは【UAEダービー】は、坂井瑠星とコンビを組んだ日本のフォーエバーヤング(牡3歳・矢作芳人厩舎)が、外めの5番手あたりを追走し直線半ばで抜け出して優勝。無傷の5連勝で大目標の【ケンタッキーダービー】(5月4日)への出走を力強くたぐりよせた。タイムは1分57秒89。日本馬の勝利は2016年ラニ、22年クラウンプライド、23年デルマソトガケに次いで3年連続4度目。同じく日本から参戦したバロンドール(牡3歳・松永幹夫厩舎)は6着、ジョージテゾーロ(牡3歳・嘉藤貴行厩舎)は10着だった。

 勝ったフォーエバーヤングは文句なしの勝利。勝ち馬より相当距離損しての勝利は「強い」のひと言。これなら【ケンタッキーダービー】でも十分に期待できそう。

 フォーエバーヤングは、父リアルスティール、母フォエヴァーダーリング、(母父Congrats)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。栗東・矢作芳人厩舎。馬主は藤田晋氏。戦績は5戦5勝(うち海外2戦2勝、地方2戦2勝)。重賞は2023年【JBC2歳優駿】、【全日本2歳優駿】、24年【サウジダービー】に次いで4勝目。矢作芳人調教師、坂井瑠星はともに【UAEダービー】初勝利となった。

【ドバイワールドカップ】は、地元UAEのローレルリバーが圧勝した。タイムは2分2秒31。前年の覇者ウシュバテゾーロは直線外から脚を伸ばしたが8馬身半差の2着が精いっぱいだった。同馬は2着賞金240万ドル(約3億3936円)を加算し、総獲得賞金は約22億1567万円となり、イクイノックスの22億1544万6100円を抜いて国内歴代1位となった。同じく日本から参戦したウィルソンテゾーロ(牡5歳・小手川準厩舎)は4着、ドゥラエレーデ(牡4歳・池添学厩舎)は5着、デルマソトガケ(牡4歳・音無秀孝厩舎)は6着だった。

【ドバイドバイシーマクラシック】も、地元UAEのレベルスロマンスが優勝。日本馬はシャフリヤール(牡6歳・藤原英昭厩舎)が2馬身差の2着で、リバティアイランド(牝4歳・中内田充正厩舎)は3着。同じく日本から参戦したジャスティンパレス(牡5歳・杉山晴紀厩舎)は4着で、スターズオンアース(牝5歳・高柳瑞樹厩舎)は8着だった。

【ドバイターフ】は、フランスのファクトゥールシュヴァルが優勝。日本から参戦したナミュール(牝5歳、・高野友和厩舎)は、勝ち馬との競り合いに敗れて僅差2着だった。3着はダノンベルーガ(牡5歳・堀宣行厩舎)。ドゥデュース(牡5歳・友道康夫厩舎)は直線で前が詰まって途中まで追えず5着、先手を取ったマテンロウスカイ(セン5歳・松永幹夫厩舎)は15着だった。

【ドバイゴールデンシャヒーン】も、地元UAEのタズが優勝した。日本馬は、先手を奪ったドンフランキー(牡5歳・斉藤崇史厩舎)が2着に粘った。同じく日本から参戦したリメイク(牡5歳・新谷功一厩舎)は、直線で内から弾かれる不利を受けながらも4着、イグナイター(牡6歳、兵庫・新子雅司厩舎)は5着、ケイアイドリー(牡7歳・村山明厩舎)は9着だった。

 今種の一口馬。ウインクリードが今日の中山 1R【3歳未勝利】(1800mダート)に出走して9着だった。鞍上の黛弘人は「返し馬ではいい感触でしたし、稽古で動いているのが分かる、いい背中だと感じました。状態も前回との比較はできませんが、問題なかったと思います。ゲートは速かったのですが、外から行きたい馬が結構いて前が流れそうだったので無理はさせませんでした。ただ、思いのほかポジションを下げることになってしまいました。道中もキックバックを嫌がっているわけではありませんが、あまり前進気勢がある方ではありません。4コーナーは早々に垂れてきた馬がいて追い出しを待たされましたが、ブレーキを踏むまでではありません。そこで脚が溜まっていたはずなのに、直線でひと脚も使えませんでした。背中の感じの良さを実戦では生かし切れていないところもありますし、馬具なども検討してもいいかもしれません。結果を出せずに申し訳ありませんでした」とのこと。もう少しいい騎手に乗せてほしかったがこの状態では無理か…。ただ走る素質があるのは確かで、次走はチークかブリンカーで変わり身を期待する。

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予想だけ!

2024-03-30 21:46:38 | Weblog

今日はゴルフコンペに行ってきて疲れているので予想だけ。まずは阪神メイン【大阪杯】。本命は1番ミッキーゴージャス。当初は7番ハーパーを本命にしようと思っていたが、ここにきて充実一途の未知の魅力に賭けてみる。相手は2,3,7,9,10,11番。阪神10R【キタサンブラックC】は6番スズハローム。前走は休み明けで長距離輸送。距離も1400mの方が良い。相手は2,5,7,8,12,16番。中山メイン【美浦S】は8番キングスパレス。3勝クラスはいつ勝ってもおかしくない馬だが、勝ち運がないただ馬券の軸には外せない。相手は1,3,6,9,11,15番。中山10R【アリエスS】は4番フラッパールック。前走で連勝止まったが、先着はスピードのある牡馬ばかり。牝馬同士で良馬場なら…。相手は1,2,5,7,11,12番。

 ドバイも簡単に。【ドバイワールドカップ】は4番デルマソトカゲ。イマイチ状況で前走5着は成長の証。【ドバイシーマクラシック】は2番ジャスティンパレス。鞍上がモレイラならここは勝てる。【ドバイターフ】は10番メジャータイム。有力馬の中では1800mは一番合う馬だ。メイダンも庭。【ドバイゴールデンシャヒーン】は5番ホプキンスが面白そう。昨年4着馬。かなりのハイペースを粘っていた。今年は逃げ切れる!?

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プロ野球予想!

2024-03-29 20:42:41 | Weblog

 今日から開幕したプロ野球。今年も贔屓満載の順位予想をしてみる。まずは《セ・リーグ》から。1位は阪神。投打ともに安定感はリーグ随一。何より選手が岡田監督を信頼しているのが良い。奇をてらわず強引な采配はしないので、選手も安心して動ける。昨季の投手陣はチーム防御率2.66、これは凄い。大竹、村上が昨年ほど勝てないにしろ、先発陣は昨季、2桁勝利が3人に8勝が3人いるし、リリーフ陣も含め投手陣の層は厚い。打撃陣で心配なのは近本が故障したとき。それでも佐藤輝と森下は昨季よりもう少し打つだろうと思うのでカバーできる。2位は広島。森下が開幕2試合目を当番回避したが、全体的に投手力はいい。特に先発陣、九里、大瀬良、床田、森下、アドゥワ、玉村に新外国人ハッチ、新人常廣、遠藤、黒原と充実。リリーフ陣も試合終盤に矢崎→島内→栗林とつなぐ形もできてきたし、森浦、大道らがいて、中崎や戸根らベテランもいる。課題は得点力。確かに西川のFA移籍は痛いが、若い田村や末包、そして新外国人のシャイナーやレイノルズらが絡めば面白い打線になるのではないか。新井采配も積極性があり楽しめる。3位はDeNA。今永、バウワーの移籍は厳しいが、それでも東、石田、濱口、大貫、中川颯、ジャクソン、森唯、小園らがいて、リリーフ陣も山崎、森原、伊勢、上茶谷、ウェルデルケンらと駒は揃っている。ただただそれでも少し弱い感があるので、自慢の打撃陣がカバーする。元々攻撃力がある上にドラフト1位の渡会が入り、オースティンの復活、これは大きい。打線だけならセ・リーグ一である。これに筒香でも戻ってきたら…。4位巨人。実際この戦力なら普通に考えれば2位だろう。ただアンチな性格なので…。いろんな下馬評を見ると、巨人の投手陣がいいようなことを書いてあるが、先発で計算できるのは戸郷と山崎伊ぐらい。これにグリフィン、菅野、赤星、横川、西舘、高橋礼あたりが入ってくるのだろうが、やっぱり菅野が2桁勝たないと厳しいのではないか。僕には他の投手は5~7勝止まりのイメージしかない。リリーフ陣も大勢次第だろう。ケラーも投げてみないとわからないし、中川、船迫も果たして…。ただ巨人で朗報だと思ったのは新外国人オドーアの退団。これで気兼ねなく生きのいい日本人野手が使える。そして小林を1軍に入れたこと。巨人の優勝に小林を使わない手はない。阿部監督が我慢できるか…。5位ヤクルト。ヤクルトはケガ人も多く先発ローテーションが組めないのは厳しい。計算できるのが小川、サニスニードぐらい。高橋奎、奥川あたりがエースにならないと…。ただリリーフ陣(田口、清水、ロドリゲス、嘉弥間、宮川、木澤、星)は良いので、高津監督のやりくりが嵌れば前評判を覆すかも…。野手陣は外国人2人(オスナ、サンタナ)が安定しており、山田も今年はコンディションが良さそう。これに村上の復活し、昨季故障などで51試合の出場に終わった塩見が1番打者として出場すれば面白い。6位は中日。この球団は打撃次第。中田が加入したとはいえ、通年で働けるかは疑問で、岡林の開幕離脱も痛い。石川昴、高橋周、大島の活躍が欲しいところ。それでも投手力はよく、柳、涌井、小笠原、高橋宏、松葉、仲地に新外国人メヒア、怪我から復活の大野、梅野と先発陣は強力。救援陣もマルティネス、松山、勝野、清水、祖父江と計算できる。あとは立浪監督采配だが、いつもちぐはぐで…。
結果、1位阪神、2位広島、3位DeNA、4位巨人、5位ヤクルト、6位中日、これでどうだ!

 続いて《パ・リーグ》。ソフトバンクファンの僕ではあるが、このシーズンオフのドタバタ(山川入団、和田放出騒ぎ)で今年は積極的に応援しないことにしている。僕の今年のパ・リーグ応援はロッテの予定だ。では予想に入る。通常この戦力なら間違いなく1位はソフトバンク予想であるが、前述のこともあるので、1位はオリックスとする。もちろん山本、山崎福の移籍は大きいが、山下、東、曽谷は10勝以上するのだろう。他にも田嶋、山岡、エスピノーザ、カスティーヨと先発陣の駒は豊富。リリーフ陣も平野、宇田川、山崎颯、阿部、比嘉、小木田がいるし、中日から移籍の鈴木博などはいかにもオリックスで開花しそうな投手だ。一方、野手陣は西川の加入も大きいが、それより紅林の成長だろう。彼が3番に収まると打線が凄みを増すし、杉本が控えに回ることも考えられるのだから、バランス的にいい打線である。捕手も若月の存在が大きい。2位はソフトバンク。打線だけならオリックスより上かだろう。山川、ウォーカーが入って左右のバランスが良くなった。ただ投手陣は駒数こそ揃っているが、有原や和田に頼らなければならないのは辛い。モリネロ、スチュアートの外国人は、まだ未知数だし、大関、東浜、石川あたりがエース格として働かないと…。リリーフ陣もオスナはいてもモネイロの穴が大きい。ただ投手チーフコーチ倉野の実績は大きく、良い投手陣を作りそうな気はする。3位は応援予定のロッテ。先発陣は佐々木朗、種市、小島が中心となり、メルセデス、西野、二木、中森、美馬と枚数は揃う。リリーフ陣も益田、坂本、西村、澤村、澤田、岩下、東條といる。僕は以前から岩下を抑えにと思っていたので、今年セットアッパーとして大きく飛躍するのではないかと思っている。野手陣は安田、ポランコ、山口、荻野、中村など力のある選手が多いのだが、確実性がイマイチ。逆にドラマチックな選手が多いのも確かで、楽しい試合を期待したい。藤原の離脱はちょっと痛い。4位は西武の先発投手陣はパ・リーグ随一。今井、隅田、松本、平良、武内、高橋、與座のみんな二桁が期待できるメンバーだ。リリーフ陣は先発陣に比べ、やや安定感に欠けるところがあるが、甲斐野の加入は大きいとみている。投手陣に比べ心もとないのが打撃陣。ただでさえ長打力不足のところに山川の放出は大きい。それでも機動力を使った野球に変革するにはいい機会かもしれない。あと正捕手の確定。古賀を炭谷が上手く育ててくれれば…。5位日本ハムは伊藤や加藤貴、オリックスからの山崎、上原、北山など頭数はいる。他にも鈴木、根本、金村と期待の若手も多いが、正直計算が立たない。リリーフ陣も田中正が昨年は活躍したが、池田隆、玉井、黒木(オリックス)らの助けは必要に思う。ただ新外国人のザラバ、マーフィーがリリーフ陣で嵌ると面白い。打撃陣は万波、松本、野村、清宮と観て楽しい選手は多いがこちらも確実性が…。どうしても外国人に頼らなければならないのが現状。6位は楽天。松井が移籍し則本が抑えに回るようだが、早川、岸、田中将、荘司、藤平のローテーションではあまりにも苦しい。リリーフ陣も鈴木翔や渡辺翔のような若手がいるがあまりにも手薄。野手陣の中心はここ数年変わらず、小深田、竹林あたりがベスト9を獲得ぐらい活躍しないと…。個人的にはこの陣営で監督を受けた今江監督を応援したいが…。結果、1位オリックス、2位ソフトバンク、3位ロッテ、4位西武、5位日本ハム、6位楽天


明日の予想。まずは中山メイン【ダービー卿CT】。本命は2番パラレルヴィジョン。前走はルメールの好騎乗だったが、これまでにない勝ちっぷり。完全に本格化と考える。中山は得意だし、鞍上も戸崎なら問題ないだろう。相手は3,6,7,9,10,13番。中山10R【千葉日報杯】は10番ナンヨーヴィヨレで穴狙い。前走は内枠で動けなかった。このクラスでも好走はしており、スムーズなら一発がある。中山1800mダートはキンカメ系。相手は1,2,5,6,7,15番。阪神メイン【ポラリスS】は14番サンライズフレイム。【フェブラリーS】でも出走してくれば面白いと思ってた馬。阪神7ハロンは2戦2勝だし、鞍上は好調藤岡康で人気でも…。相手は1,6,7,9,10,15番。阪神10R【仲春特別】は3番インプロバイザー。前走中山遠征でも差のない競馬をしていた。ここにきてしっかりしてきて、得意の阪神なら…。西村も3戦目なら馬券圏内に入るだろう。相手は1,5,7,9,13,14番。

 今週の一口馬の出走は1頭。ウインクリードが今週の中山日曜1Rダート1800mに黛騎手で出走する。水野調教師は「とにかく稽古は動く馬で、後ろから追走すると時計が出過ぎてしてしまうので、今回は先行して前半は我慢させて進みました。それでも、直線は持ったままで2頭に先着し、動きも良かったです。前回でも息の入りは良かったですが、休み明けの分、まだ仕上がり途上ではありました。今回も同じく息はいいですが、中身の面では一度使った上積みがあると思います。能力は高い馬ですし、あとは競馬で力を出し切ってくれればと思います。後ろからまとめて交わすタイプではありませんし、ゲートは速いので前々で進める形が理想だと思います」と期待を語る。僕も期待したい!
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の中山日曜1Rダート1800mに黛騎手で出走が確定しています。

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尊富士・マッドクール天晴れ! 馬券大勝! 

2024-03-24 18:02:24 | Weblog

 おめでとう!歴史的快挙だ!《大相撲春場所》千秋楽。新入幕の前頭17枚目・尊富士(24・伊勢ヶ濱)が前頭6枚目・豪ノ山(25・武隈)を押し倒しで下し、1914年(大正3年)5月場所の両国以来、ついに110年ぶりの「新入幕V」を達成した。尊富士は初土俵(22年秋場所)から所要10場所目での初優勝で、優勝制度ができた1909年(明治42年)夏以降「史上最速」となる大記録も打ち立てた。これは先述の両国の所要11場所での初優勝、年6場所制となった1958年以降では貴花田(貴乃花)と朝青龍の所要24場所の記録を大きく塗り替えた見事な記録となった。昨日、朝乃山(30・高砂)との一番で敗れた際に右足を負傷(靭帯が伸びていたらしい)していた尊富士は、その右足首にテーピングを巻いて出場。“世紀の優勝”への大一番に挑んだ尊富士は立ち合い、鋭い出足でしっかり踏み込むと、差して豪ノ山の動きを止め土俵際まで寄るが、一度後ろに戻される。だが攻めの姿勢を崩さず再度踏み込んで前へ押し出し勝負を決めた。ただただお見事!2場所連続2ケタ勝利の大の里も含めてこれからの角界が楽しみになった!
 ゴルフの話題。国内女子ツアー《アクサレディス in MIYAZAKI》最終日。 降雨によるコースコンディション不良のため、午前10時50分に最終ラウンドの中止が決定した。36ホールの短縮競技となり、前日に通算13アンダーで首位に立っていたプロ7年目の臼井麗香のツアー初優勝が決まった。1打差の2位には2年連続年間女王の山下美夢有。臼井は1998年度生まれの“黄金世代”で、2018年に2度目の挑戦でプロテストに合格。20-21年シーズンにシードを奪取したが、22年に喪失。今季はQTランク60位で迎え、主催者推薦による今大会が今季初出場だった。黄金世代の優勝者は昨季《明治安田レディス》の吉本ひかる以来、全世代最多の14人目。大会は昨年の山内日菜子に続き、主催者推薦からの初優勝となった。最終日がなかったのは残念だが、優勝は優勝である。昨日なんか、ドライバーは暴れているのにスコアを伸ばしていた臼井。昨年よりずいぶんパターが上手くなったように感じたのは気のせいだろうか。おめでとう麗香ちゃん!これからも頑張れ!

 米女子ツアー《ファーヒルズ・朴セリ選手権》第3ラウンド。申ジエ(韓)が5連続バーディを含む8バーディ、ノーボギーの「63」を叩き出し、アリソン・リー(米)と並ぶ通算9アンダー首位タイに浮上した。西郷真央は通算6アンダー7位タイ、古江彩佳、西村優菜は通算4アンダー15位タイ、笹生優花は通算3アンダー26位タイにつけた。また、勝みなみは通算3オーバー58位タイ、稲見萌寧は通算4オーバー65位タイで最終日を迎える。申ジエは《パリ五輪》出場のチャンスがあるため、今年のゴルフはちょっと違う感じがする。よって十分優勝もありえそう。まだ西郷も3打差なら十分優勝を狙えるので頑張ってほしい。それにしても古江の頑張りは凄い、予選落ちの危機からここまで来るとは…。十分ベスト10入りも狙えるぞ! 

 米国男子ツアー《バルスパー選手権》3日目。6位から出たキース・ミッチェルが「66」をマークして通算10アンダーとし、単独首位に立った。混戦となっていたフロリダスイング最終戦で後続に2打差をつけ、2019年《ホンダクラシック》以来のツアー2勝目へ前進した。マッケンジー・ヒューズ、シーマス・パワー、ピーター・マルナチの3人が通算8アンダー2位で続いた。久常涼は20位から出て3バーディ、4ボギーの「72」とスコアを落とし、通算2アンダーの34位に後退して最終日を迎える。16番から18番まででスコアががらりと変わる名物トーナメント。今日のミッチェルは出来すぎ。明日はどうなるかわからない。差も少ないので激しい優勝争いが繰り広げられそう。久常は今日の18番のセカンドショットは見事。明日のプレーに是非繋げてほしい。目指せベスト10!

DPワールドツアーの《ポルシェ・シンガポール・クラシック》第3ラウンド。19位タイから出た星野陸也は5バーディ、2ボギーの「69」で回り、トップと5打差の通算8アンダー13位タイで最終日を迎える。川村昌弘は「67」の好スコアをマークし、通算6アンダー26位タイ。中島啓太も「69」と3つスコアを伸ばして通算4アンダー44位タイで3日目を終えた。ツアー未勝利のデービッド・ミクルージーが通算13アンダー単独首位。ポール・ケイシーは通算10アンダー5位タイ、マチュー・パボンは通算9アンダー9位タイ、シェーン・ロウリーは通算8アンダー13位タイ、前回王者のオキー・ストライドムは通算6アンダー26位タイとなっている。首位とは2打差の星野、優勝争いには十分加わることができそう。最後まで諦めないで頑張れ!

 

 今日の重賞を振り返る。中京11Rで行われた【第54回高松宮記念】は、僕が本命に推した坂井瑠星騎乗の6番人気マッドクール(牡5歳・池添学厩舎)が好位のインをロスなく追走すると、直線で馬場の内から力強く抜け出し、ナムラクレア(2番人気)の猛追をアタマ差振り切ってゴール。3度目のGⅠ挑戦で重賞初勝利を決め、春のスプリント王に輝いた。馬主のサンデーレーシングは史上初となる障害を含むJRA・GⅠ26レース完全制覇。タイムは1分8秒9。2着からさらに3馬身遅れた3着に香港馬ビクターザウィナー(5番人気)が入り、1番人気のルガルは10着に敗れた。

 勝ったマッドクールは坂井瑠の好騎乗が光った。スタートからいい位置がとれたし、直線も内ラチ沿いギリギリを攻めていった。最後は2着馬に迫られたが、最後までしっかり脚を使っていた。まだ馬自身はもっと良くなりそうで、昨年の【スプリンターズS】でも2着だったように左右回りも関係ない。真のスプリンター誕生は近い!? 2着ナムラクレアは惜しいのひと言。運がないといえばそれっきりだが、差が差だけに今後鞍上のことも話題になるかも…。3着ビクターザウィナーはさすが香港馬。侮れない。リョンも初めてでこれだけ乗れれば今後日本に来た時面白いかも…。4着ウインカーネリアンは初のスプリント戦でこれだけ走れば十分。今後選択肢が広がった。5着ロータスランドも立派な走りだった。

 マッドクールは、父Dark Angel、母Mad About You(父Indian Ridge)という血統。愛・Moyglare Stud Farm Ltdの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は12戦6勝(うち海外1戦0勝)。重賞は初勝利。池添学調教師、坂井瑠星ともに【高松宮記念】は初勝利となった。
 

 

 中山11Rで行われた【マーチS】は、斎藤新騎乗の7番人気ヴァルツァーシャル(牡5歳・高木登厩舎)が、中団後方を追走から直線で鋭く伸びて逃げるミトノオーを差し切り、オープン特別からの連勝で重賞初勝利を決めた。タイムは1分50秒。1馬身1/4差の2着には逃げ粘ったミトノオー(4番人気)、さらに3馬身差遅れた3着にペイシャエス(2番人気)が続いた。

 勝ったヴァルツァーシャルだが、こんなに強いとは思わなかった。良いスタートをきって、インのポケットで収まり、抜群の手応えで抜け出した。使える脚が一瞬とのコメントだったが、この競馬ならどこでも勝てそう。2着ミトノオーは力がある。この斤量でここまで粘るのは立派。木幡巧も思い切った良い騎乗だった。3着ペイシャエスもようやく復活の兆し。ただ今回は相手(ブライアンセンスを気にしていた!?)を間違えた感じかな。6着ブライアンセンスは早い時計決着が厳しかったのかも…。

 ヴァルツァーシャルは、父マクフィ、母バイカターキン(母父エンパイアメーカー)という血統。北海道浦河町・梅田牧場の生産馬。馬主はウエスト.フォレスト.ステイブル(株)。戦績は19戦6勝。重賞は初勝利となった。

 

 

今日の一口馬。ブーケドグレイスが中京2R【3歳未勝利】(2000m芝・牝)に菅原明騎乗で出走し結果17着。鞍上の菅原明は「まだ馬が頼りないというか、芯が入っていないというか、走りがフラフラしていました。行けるようなら前に行きたかったのですが...。左のハミをグッと取ったり、右にモタれるようなところもあり、安定しませんでしたね。今日のような渋った馬場が堪えたのも間違いありませんし、坂のあるコースも現状では少し厳しそう。また、距離はもう少し短い方が良いと思います。いずにしても、これからの馬という感じがしました」とのこと。まだ全体的に緩さが残っていて、今日のような馬場が全くダメだった。仕方ない。福島か新潟のいい馬場で走らせたい!

 

 今日は【六甲S】3連複や【高松宮記念】馬連など的中で大勝。一口はダメでも取りあえず良かった!

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高松宮記念は…。

2024-03-23 19:04:18 | Weblog

 まずは《大相撲春場所》14日目。新入幕の尊富士(24・伊勢ケ浜)は元大関で優勝経験者の幕内朝乃山に敗れて2敗目を喫した。花道を引き揚げる際は車いすに乗せられて医務室に向かい、その後、救急車で病院に向かった。その後の取組で、2差で追走していた幕内大の里が勝って1差としたため、尊富士の史上最速となる初土俵から10場所目での初優勝の行方は千秋楽へ持ち越しとなった。今日を終え、優勝争いは“ちょんまげ”尊富士と“ざんばら髪”大の里の新鋭2人に絞られた。千秋楽で勝って新入幕Vとなれば、1914年夏場所の両国以来110年ぶり。世紀の偉業となる。いずれにしろ、気になるのは尊富士の足の状態。¥だが、個人的には尊富士に優勝してほしいなぁ。
 次はゴルフ。国内女子ツアー《アクサレディスin MIYAZAKI》2日目。2年連続の年間女王・山下美夢有が6バーディ「66」でプレー、4位から今季初優勝へトップと1打差の通算12アンダー2位に浮上した。ツアー未勝利の臼井麗香が「66」で回り2位から通算13アンダー首位に立った。小林夢果は「70」で回り、首位から通算10アンダー3位に後退。蛭田みな美が9アンダー4位、柏原明日架が8アンダー5位。前年覇者の山内日菜子と今季1勝の岩井千怜が通算3アンダー23位。3週連続優勝がかかっていた鈴木愛は通算1オーバー73位で予選落ち。原英莉花も通算2オーバー83位、ルーキー清本美波も通算6オーバー101位で予選落ちした。鈴木愛がまさかの予選落ちで、若手の台頭かと思ったら、女王が優勝争いへ出てきた。蛭田のゴルフもいいので、4つ巴か!?

 米国女子ツアー《ファーヒルズ朴セリ選手権》2日目。24歳のルーキー、マリア・ナムが「69」でプレーし、通算8アンダーで2位から首位に浮上した。イン・ルオニン(中国)が1イーグル6バーディ、2ボギーの「65」で回り、大会連覇となるツアー3勝目へ通算7アンダー2位。マデレーネ・サーストレム(スウェーデン)が並んだ。西郷真央は3バーディ「68」でプレーし、日本勢最上位の通算4アンダー9位で決勝に。勝みなみ、笹生優花が通算1アンダー33位。西村優菜は「74」とスコアを落として、7位から通算イーブンパー44位に後退した。103位発進の古江彩佳は「69」とし、稲見萌寧と並んでカットライン上の通算1オーバー56位で週末に進んだ。畑岡奈紗は「76」で通算4オーバー94位。渋野日向子は「78」で回り、通算7オーバー120位でともに予選落ち。米ツアールーキーで今季初戦の吉田優利も「75」とスコアを落とし、通算10オーバー139位で決勝に進めなかった。西郷、勝、笹生はまだビッグスコアを出せば十分優勝争いができそう。古江、稲見はぎりぎりでも予選突破することが大事。少しでもポイントを稼ぐことが今後(パリ五輪)に繋がる。

 米国男子ツアー《バルスパー選手権》2日目。「67」をマークして28位から浮上した50歳のスチュワート・シンクら5人が、通算6アンダーの暫定首位に並ぶ混戦で週末を迎える。日没のため、15人前後がホールアウトできなかったが、 暫定で1打差の2位にジャスティン・トーマス、ルーカス・グローバーらが並んだ。久常涼は2バーディ、2ボギーの「71」でプレーし、通算3アンダー。順延時点の順位は初日の13位から21位に下がったが、出場2戦ぶりの決勝進出を確実にした。久常の予選突破は立派。少しでも上位へ!

欧州ツアー《ポルシェ シンガポールクラシック》3日目。「66」をマークしたツアー未勝利のデービッド・ミクルージーが通算13アンダーとして、後続に1打差の単独首位に立った。19位から出た星野陸也は5バーディ、2ボギーの「69」で通算8アンダーとし、首位と5打差の13位で最終日を迎える。川村昌弘は前半13番からの4連続を含む5バーディ「67」をマークし、通算6アンダー26位につけた。中島啓太は6バーディ、1ボギー1ダブルボギーと出入りが激しいながらも「69」と伸ばし、通算4アンダー44位でムービングデーを終えた。星野は首位と5打差。まずはベスト10目指して頑張ってほしい!

 今日の重賞を振り返る。中山11Rで行われた【第72回日経賞】は、鮫島克駿騎乗の4番人気シュトルーヴェ(セン5歳・堀宣行厩舎)が後方2番手でレースを進め2周目3コーナー手前から進出。直線で鞍上のゲキに応え力強く急坂を駆け上がると、馬群の間を割って抜け出しゴール。【JCベストレース記念】からの連勝、オープン昇級初戦でGⅡのタイトルを奪取した。タイムは2分21秒4。半馬身差の2着はクロミナンス(2番人気)、さらに3/4馬身遅れた3着はマイネルウィルトス(3番人気)。1番人気に支持されたボッケリーニは、直線で一度は先頭に並びかけるシーンがあったもののゴール前で脚色が鈍り5着に敗れた。
 勝ったシュトルーヴェの勝負強さに感服。鮫島克駿も完璧に乗った。今後、どの路線に進むかはわからないが、レースセンスが良いいので、面白い存在になりそう。2着クロミナンスは力がついている。ずっと外を走っていたロスが大きかった。それでも手応えが怪しくなったあと4コーナーでまた盛り返したところは立派。すぐにチャンスありそう。3着マイネルウィルトスは力を出し切っている。

 シュトルーヴェは、父キングカメハメハ、母アンチュラス(母父ディープインパクト)という血統。北海道安平町・追分ファームの生産馬で、馬主は村木克子氏。通算成績は11戦5勝。重賞は初勝利。堀宣行調教師、鮫島克駿ともに【日経賞】は初勝利となった。

 阪神11Rで行われた【第71回毎日杯】は、坂井瑠星騎乗の5番人気メイショウタバル(牡・石橋守厩舎)が好スタートから先手を奪うと、直線で後続を6馬身突き放す圧勝。重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分46秒0。2着に1番人気に支持されたノーブルロジャー、さらにクビ差遅れた3着に4番人気ベラジオボンドが入った。
 勝ったメイショウタバルは強い内容だった。それも余裕すら感じる強さだった。まぁゴールドシップ産駒だから馬場も合ったのは確かだろう。【菊花賞】向きか…。2着ノーブルロジャーは距離がギリギリか。勝ち馬が強すぎたが、馬場適正の差もあった。3着ベラジオボンドは良く走っている。この馬今後面白い存在になるかも…。

メイショウタバルは、父ゴールドシップ、母メイショウツバクロ(母父フレンチデピュティ)という血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主は松本好雄氏。戦績5戦3勝。重賞は初勝利。石橋守調教師は待望のJRA重賞初制覇、坂井瑠星は【毎日杯】初勝利となった。

 

 明日の予想。まずは中京メイン【高松宮記念】。本命は2番マッドクール。元々5番トウシンマカオを考えていたが、この馬場になって作戦変更。重馬場も中京も得意だし、鞍上は次のトップジョッキー候補の坂井。血統的にもSS系が入っていない点がこのレースに合う。相手は1,3,5,6,8,16番。中山メイン【マーチS】は12番ブライアンセンス。人気になりそうだが、ここは通過点の馬だと思っている。前走も不利で位置を下げたのが痛かった。相手は1,4,6,7,11,14番。阪神メイン【六甲S】は大穴狙い。11番ワールドウインズが面白そう。着差こそ悪いが、マイルでこその馬。このメンバーならひょっとする。相手は4,5,6,7,9,12番。

 

 明日の一口馬。中京2R【3歳未勝利】(2000m芝・牝)にブーケドグレイスが菅原明騎乗で出走する。ここは人気がないが、面白いと踏んでいる。デビュー前に背中がいいという評価があって、いかにも芝の長いところ向き。最低でも権利取って次の福島で…なんて考えている。

 

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今週の一口は1頭

2024-03-22 20:07:40 | Weblog

 ショックなニュースが飛び込んできた。ドジャースが大谷翔平(29)の専属通訳を務めてきた水原一平氏(39)を違法賭博に関与した疑いで、契約を解除したと発表したのだ。スポーツ専門局ESPNは、水原氏が捜査当局が調べていたブックメーカー(賭け屋)に借金があり、大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金されたと報じた。ESPNは昨年9月と10月、大谷の口座からボーヤー氏の口座に50万ドル(約7500万円)ずつの送金があったことを確認。賭博行為に近い関係者らがESPNに語ったところによると、ボーヤー氏は水原氏と直接取引をしており、水原氏は2021年からサッカーの国際試合やその他のスポーツ(野球を除く)に賭けていたという。違法なブックメーカーは現金のほかクレジット(信用取引)での賭けを受け入れており、持っている現金以上に借金が膨らんだとみられる。水原氏はESPNの取材に対し、「大谷にギャンブルでつくった借金の返済を頼んだ。彼(大谷)は怒りを浮かべながら、返済を助けると言い、私が二度としないためにも返済してくれた」と語ったという。しかしその後「大谷はギャンブルでの借金について何も知らない。大谷自身は違法賭博の借金を返済していない」と自身の証言を覆し、大谷が賭博に関与していないことを強調している。水原氏は20日の試合後、自身がギャンブル依存症であることをナインの前で告白し、「全て私の責任」と語ったらしい。水原氏はエンゼルス時代から公私にわたって二刀流をサポートしてきた戦友。ただ2月のファン感謝イベントで、大谷は水原氏について「ここはビジネスの関係。友達ではないが、割り切って付き合っている」と冗談めかして明かしていた。ひょっとしたら、この時には…。
 この事件、まぁすべて水原氏が悪いし、大谷が関係していなかったことで一安心だが、少々ギャンブル依存症である僕にとっては他人ごとではない。ただ今回の報道の中で水原氏が「僕はギャンブルに勝ったことがない」と言っていたというが、それで依存症になるのだろうか。勝ったイメージで依存するようになるのだと思っていたが、勝ったことがなく依存するのは本当の中毒者といえるのだと思う。僕も気を付けなくては…。

 そんなことがあっての韓国シリーズ。対戦成績は1勝1敗だったのだが、ドジャースの強さは感じた。ただパドレスも投手陣がしっかりしたら相当強い。ダルビッシュ、松井、スアレス次第では…。ドジャースはきっとペナントレースはぶっちぎるだろう。ただ1にも2にもキャッチャーのスミス次第のような気がする。彼が怪我でもしたら…。それに短期決戦になったときの守備力は不安。また去年みたいに取りこぼす可能性ありそう。

 

《大相撲春場所》13日目。新入幕の前頭17枚目・尊富士(24・伊勢ヶ濱)が関脇・若元春(30)を下して12勝目を手にし、1敗を守った。2敗力士がいないため星の差「2」で優勝争い単独トップに立つ尊富士は、110年ぶりの新入幕Vへついに「あと1勝」と王手をかけた。今場所の尊富士は初土俵(22年秋場所)から史上最速タイ(幕下付け出し除く)の所要9場所で“幕内デビュー”。このまま初優勝となれば、1914年(大正3年)5月場所の両国以来、110年ぶりとなる新入幕場所での優勝、さらには貴花田(貴乃花)と朝青龍の所要24場所を大きく更新する“史上最速V”を達成し、記録づくめの歴史的快挙となる。とにかく強いし、自分の相撲を取り切ろうとする精神力が凄い。体はさほど大きくないが、このようなスターが現れても良い時代だと思う。尊富士頑張れ!

 

《第96回選抜高校野球大会》の話。1試合を残し、ここまで1回戦15試合が行われたが、常に甲子園では上位に名を連ねることが多く、地の利もありそうな近畿勢が、今春は苦戦を強いられている。今日でこそ、大阪桐蔭が北海に(この勝利で西谷浩一監督は前智弁和歌山監督の高嶋仁氏と並ぶ甲子園最多68勝目を挙げた。春は32勝目で、元PL学園監督の中村順司氏の31勝を超えた)、報徳学園が愛工大名電に勝利して2勝を挙げたが、昨日まで近畿勢は21世紀枠の田辺を含めて開幕5連敗を喫していた。近畿勢の開幕5連敗は2013年大会以来、11年ぶり。11年前の近畿勢は開幕から履正社(大阪)、大和広陵(奈良)、龍谷大平安(京都)、京都翔英、報徳学園(兵庫)が相次いで敗れ、初戦5連敗となり、連敗を止めたのが大阪桐蔭だった。1回戦を勝ち上がった遠軽(北海道)と2回戦で対戦し11-1で快勝した。ただその大阪桐蔭も次の3回戦で県岐阜商に4-5で敗れている。僕は大阪桐蔭を優勝候補の筆頭に挙げているが果たして…。ちなみにこの年の優勝は浦和学院で準優勝は済美だった。

 

 明日の予想。まずは中山メイン【日経賞】は10番クロミナンス。前走の【AJCC】は直線通ったコースの差。7歳馬ながらまだ11戦しかしておらず、未知の魅力が大きい。相手は1,2,5,6,9番。阪神メイン【毎日杯】は9番サトノシュトラーセが人気的に面白そう。川田に捨てられ強い競馬をしないが、【京都2歳S】でもシンエンペラーと差のない競馬をしている。長くいい脚を使えるし、展開的にも嵌りそう。相手は1,2,3,6,7,10番。中京メイン【伊勢S】は11番アオイイーグル。左回りの不安はあるが、この距離ならここでは力が上。長くいい脚で勝ち負け。相手は7,10,13,14,15,16番。

 

 

今週の一口馬は1頭のみ。明後日3/24(日)中京2R【3歳未勝利】(2000m芝・牝)にブーケドグレイスが菅原明騎乗で出走する。管理する相沢郁調教師は「先週好時計をマークしたようにしっかりと追い切れたので、今週は中京までの輸送も考慮して息を整える程度に負荷を掛けています。いい感じで走れていましたし、態勢はしっかり整った感じですね。この中間も肩に亢進症状はありませんし、もう心配しなくて大丈夫そうですね。1月のデビュー戦以来の実戦となりますが、あの時は距離が幾分短かった感じ。この距離でどんな走りができるか見てみたいと思います。スムーズに追走できれば脚を伸ばしてこられるでしょうし、行けるようならある程度前目の位置で競馬をさせたいところ。前進を期待しています」とのこと。ここは人気がないが、面白いと踏んでいる。デビュー前に背中がいいという評価があって、いかにも芝の長いところ向き。最低でも権利取って次の福島で…なんて考えています。

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今週の一口馬は掲示板無し(泣)

2024-03-17 17:43:38 | Weblog

 昨日は予想だけの更新になったので、今日はまずゴルフから。国内女子ツアー《Vポイント×ENEOSゴルフトーナメント》。悪天候で45ホール短縮競技、セカンドカットによる出場37人(2日目終了時の通算1アンダー28位タイまで)でイン9ホールのみの短期決戦となった最終日。鈴木愛がともに通算10アンダー首位でホールアウトした小祝さくらとのプレーオフを制し、2週連続優勝でツアー通算20勝目を挙げた。鈴木は小祝、竹田麗央と並ぶ首位から出て、5バーディ、2ボギーの「33」をマーク。18番の繰り返しで行われたプレーオフ2ホール目、2m強のパーパットを沈めた鈴木に対し、小祝がパーを逃して決着となった。鈴木の2週連続優勝は、2度目の賞金女王になった2019年《三菱電機レディス》、《TOTOジャパンクラシック》、《伊藤園レディス》の3週連続以来3度目。年間複数回Vもその19年以来5年ぶりとなった。通算9アンダーの3位に申ジエ(韓国)。通算7アンダーの4位に柏原明日架。通算6アンダーの5位に天本ハルカと竹田が続いた。昨年のプロテスト合格者でルーキーシーズン初戦の菅楓華は、岩井千怜、上田桃子、菊地絵理香らと並ぶ通算5アンダー7位。山下美夢有は通算4アンダー14位。地元鹿児島出身の勝みなみは通算2アンダー22位だった。先週も書いたが強い鈴木が帰ってきた。今日は短いパットこそ2回ほど外したが、長い距離がスコンスコン入っていた。こうなると強い。3連勝もあるかもしれない!

 米国男子ツアー《ザ・プレーヤーズ選手権》3日目。4打差2位から出たザンダー・シャウフェレがボギーなしの7バーディ「65」をマークし、通算17アンダー単独首位に浮上した。“第5のメジャー”と称されるPGAツアーの旗艦大会で2022年《スコットランドオープン》以来のツアー8勝目を狙う。首位スタートのウィンダム・クラークは名物ホールの17番(パー3)で池に落としたが、ナイスボギーで踏みとどまって1打差2位。さらに1打差でブライアン・ハーマンが続いた。大会初の連覇と2週連続Vがかかる世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーは12アンダー6位。8打差14位から出た松山英樹は5バーディ、1ボギーの「68」で回り、通算10アンダー9位に順位を上げた。2019年覇者のローリー・マキロイは通算9アンダー12位タイ。 そのほか、2016年王者のジェイソン・デイ、コリン・モリカワは通算6アンダー29位タイ、ヴィクトル・ホヴランドは通算3アンダー51位タ イ、パトリック・キャントレーは通算1アンダー64位タイ、2015年優勝のリッキー・ファウラーは通算3オーバー71位タイで3日目を終えた。日没サスペンデッドで第2ラウンドを残していた久常は早朝に9番(パー5)をパーで終え、通算イーブンパー74位でカットラインに1打届かず予選落ちとなった。松山はイマイチパッティングが決まってくれない中で好スコア。嵌ればひょっとするかも…。ただちょっと差がありすぎる。久常はこういうところで予選を通っていけば上位で戦えるのだが…。たかが1打、されど1打!

 

 昨日と今日の重賞を振り返る。まずは今日行われた中山11Rで行われた【第73回フジテレビ賞スプリングステークス】。勝ったのはC・ルメール騎乗の1番人気シックスペンス(牡・国枝栄厩舎)が3番手追走から3~4コーナーをスムーズに回って直線に入ると、抜群の伸び脚で一気に抜け出して完勝。【新馬戦】、【ひいらぎ賞】に続くデビューから無傷3連勝で、混戦ムード漂う牡馬クラシックの有力候補に浮上した。C・ルメールは今年初のJRA重賞制覇で、2011年から14年連続JRA重賞制覇となった。タイムは1分49秒4。3馬身半差の2着にはアレグロブリランテ(9番人気)、さらに1馬身遅れた3着にルカランフィースト(4番人気)が入り、上位3頭が【皐月賞】の優先出走権を獲得した。
 勝ったシックスペンスだが、こんなに強いとは…。この競馬なら2000m以上もいけそう。クラシックシーズンの有力候補に名乗りを挙げた。2着アレグロブリランテはペースが遅かったとはいえ良い競馬だった。この馬、スタミナがありそうで【菊花賞】あたり面白いかも…。3着ルカランフィーストはまだまだこれからの馬。外枠の方が良いのかも…。

 シックスペンスは、父キズナ、母フィンレイズラッキーチャーム(母父Twirling Candy)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は3戦3勝。重賞は初勝利。国枝栄調教師は【スプリングS】初勝利、C・ルメールは18年ステルヴィオに次いで2勝目となった。

 阪神11Rで行われた【第72回阪神大賞典】は、菱田裕二騎乗の2番人気テーオーロイヤル(牡6歳・岡田稲男厩舎)が道中は3番手を追走すると、直線で一気に抜け出して後続を突き放し圧勝。前走の【ダイヤモンドS】に続き、長距離重賞2連勝を果たした。タイムは3分6秒8。5馬身差の2着は中団から追い上げたワープスピード(6番人気)。1番人気に支持されたブローザホーンは中団追走も伸び切れず、2着からさらにクビ差の3着に敗れた。
 勝ったテーオーロイヤルは強い競馬を見せた。1戦1戦力を付けてきているのは確か。ただ【天皇賞・春】より、意外と【有馬記念】なんかの方が合うかも…。2着ワープスピードはこの条件で面白存在。今日は大敗も力はつけている。高木厩舎×川田コンビは良く走る!3着ブローザホーンはずっと掛かり気味。これだと【天皇賞・春】は厳しそう。もう少し折り合いがつかないと…。
 テーオーロイヤルは、父リオンディーズ、母メイショウオウヒ(母父マンハッタンカフェ)という血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主は小笹公也氏。通算成績は17戦7勝。重賞は22・24年【ダイヤモンドS】に次いで3勝目。岡田稲男調教師、菱田ともに【阪神大賞典】は初勝利となった。

 昨日の重賞、中山11R【フラワーカップ】。津村騎乗で2番人気のミアネーロが中団追走から力強い末脚で突き抜け、重賞初制覇を飾った。今後は【オークス】に向かう公算が大きいとのこと。2着は8番人気のホーエリートで、1番人気のカンティアーモは3着だった。
 勝ったミアネーロはレースぶりが完璧だった。津村の内に拘った騎乗も良く馬自身もその期待に十分応えていた。この操縦性なら距離延びてもいいだろう。2着ホーエリートは厳しい展開だったが根性がある。この2着は立派。3着カンティアーモはルメールらしからぬ騎乗。直線ではスペースを見つけるのに時間がかかってしまった。最後は良く伸びているだけに残念。
 ミアネーロは父ドゥラメンテ、母ミスエーニョ(母父プルピット)。鹿毛の牝3歳。美浦・林徹厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は㈲シルクレーシング。戦績3戦2勝。重賞は初勝利。【フラワーC】は津村、林徹調教師ともに初勝利となった。

 

 中京11R【ファルコンS】は北村友騎乗で7番人気のダノンマッキンリーが、鮮やかな差し切りで重賞初制覇となった。道中は後方の14番手でなだめて運び、直線は馬場の大外からメンバー最速となる上がり3ハロン33秒6の鋭い末脚を発揮して、逃げ込みを図る5番人気のオーキッドロマンスをゴール前で半馬身捕らえた。1番人気のソンシは3着だった。
 勝ったダノンマッキンリーは正直もう終わった馬かと思っていた(失礼しました)。スムーズに走ればやっぱり力があるんだなぁ。2着オーキッドロマンスは最高のレースをしたが、勝ち馬が凄すぎた。相手が悪かった。3着ソンシも良く走っている。現状の力は出し切っている。前2頭とは現状では力差がある。
 ダノンマッキンリーは父モーリス、母ホームカミングクイーン(母父ホーリーローマンエンペラー)。鹿毛の牡3歳。栗東・藤原英昭厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は㈱ダノックス。重賞は初勝利。【ファルコンS】は北村友一が2010年エーシンホワイティに次いで2勝目、藤原英昭調教師は18年ミスターメロディに次いで2勝目となった。

 

 

 今週の僕の一口馬。まずは昨日の中山2R【3歳未勝利】(1800mダート)に出走したアルヴァレス。最下位人気ながら4角まで見所一杯の9着だった。騎乗した小林勝は「前走を見ていて、スタートをどれだけ出られるかと思っていましたが、反応良く出てくれましたね。気の悪さを意識しながら跨り、ポジションは楽にとれましたし、この感じで進められればと思っていたら向正面ではブレーキをかけるような雰囲気を出してくるんです。ここは止めちゃ駄目でちゃんと走るんだよ!というのを教えながら乗りました。3、4角のあたりでも下がりそうな感覚はある中で、確かに手応えもあまり良くなかったのですが、促しながら何とか進んでくれています。最後はさすがに止まってはいるものの、この次に生きてくるような競馬はできたはずです」とのこと。いやぁ十分に楽しめたレース。これなら距離とか考えて何とかなりそう。小林勝よくやった!次は中山10R【韓国馬事会杯】(1800mダート・混)に原優騎乗で出走したアースライザーは 11着。鈴木慎太郎調教師は「ペースも流れて、アースライザー向きの展開だったかと思います。適度に前との間隔もあって向正面ではいい具合に脚をためられましたし、道中はクラスが上がってから一番いい形で運べました。ただ、4角で勝ち馬がこじ開けてきた時に、バランスを崩すと同時に気持ちも切らしています。そこからもう一回スイッチを入れ直すようにジョッキーもやってくれていますが、ためられていた脚をそのまま使えたかというと、比例していないような印象です。ジョッキーは『ペースが速くて展開がハマるかと思ったのですが、4コーナーで内の馬に進路をこじ開けられたところで、一回止めかけています。リズム良く運べてる時に先団に取りつけていればという気持ちもありますし、ただペースも速かったのもあって…』と話しています。4角でのことがなければもっと上にこれていたことでしょう。ただ、時計的にも厳しかったというのは現実として受け止めています」とのこと。さすがにこのクラスだと厳しいレースが続いている。鈴木慎調教師のコメントを見ると次の展開があるかも…。何とか現役続けてほしいなぁ。一番期待していたジャーヴィスは昨日の阪神12R【4歳上1勝クラス】(1400mダート・混)に岩田望来騎乗で出走し、 結果6着。1番人気だったので大きく来たのだが…。騎乗した岩田望は「うまく乗れずに申し訳ありません。スタート後はいい位置を取れたのですが、向正面でなかなか上がっていけない馬の後ろに入ってポジションを下げてしまいました。一瞬内が空いたので、その時に迷わずに行っておけば良かったです。最後は凄い脚で追い込んできたように、このクラスはすぐ勝てる馬。それだけに、こんな競馬をしてしまって申し訳ない限りです」とのこと。その通り!!!岩田望来反省しろ!最後はラブリアージェ。今日の中京10R【熱田特別】(1400m芝・牝)に古川吉騎乗で出走し、結果6着となった。古川吉は「前回がついていって最後頼りない感じだったので、今回はじっくり脚を溜める形で進めてみました。最後いい脚を使ってくれましたね。頭数や展開も向いたけれど、昇級二戦目で今日のような競馬ができたのは今後活きてくるはず。休み明け、まだ仕上がり途上の状態でこれだけやれたのは良かったですし、次も頑張ってくれると思いますよ」とのこと。昆調教師は仕上がり80%と言っていたので、もっと惨敗するのではと思っていたが、大健闘。これで少し楽しみができた。

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予想だけ!

2024-03-16 19:52:50 | Weblog

予想だけ。まずは中山メイン【スプリングS】は2番ルカランフィースト。相手は1,3,4,5,6,10番。阪神メイン【阪神大賞典】は2番ブローザホーン。相手は1,6,9,10,12,13番。中京メイン【名古屋城S】あ9番ハピ。相手は1,3,4,8,10,12番。

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口取りできるかな!?

2024-03-15 20:19:11 | Weblog

 まずはゴルフの話題。超・超・超新星がプロデビューだ。男子ゴルフでアマチュアとして3試合のツアー経験がある香川友(とも)が13日、千葉・野田一中を卒業し、15歳7カ月13日で史上最年少プロとなった。これまでの最年少プロは竹内優騎(21・青山高原CC)の16歳2カ月で、石川遼(32・CASIO)は2008年1月に16歳3カ月でツアーメンバーとなった。この香川君だが、石川遼が16歳でプロデビューした2008年生まれ。父の正宏さんが経営する千葉・野田市内の練習場で1歳からクラブを握っている。175cm、105㌔と恵まれた体はまだまだ成長中で、ドライバーショットの平均飛距離は約300ヤード。ランを加えれば、350~60ヤードも飛ばすという。中学2年の4月にはアマチュア予選をトップ通過した《関西オープン》で初日に70で1アンダーを記録した。そして昨秋、中学生としては異例の日本ツアー出場権を懸けた予選会(QT)に挑み、プロゴルファーに交じり、3次QTまで進出。81位となり、日本ゴルフツアー機構(JGTO)から、義務教育が終了する中学卒業をもって、QT番号(出場資格)が付与されることになったのだった。ジャンボ尾崎(77)も認める大器、ゴルフ界に新風を巻き起こす。果たしてどうなる⁉

 

 明日の予想。まずは中山メイン【フラワーC】。本命は5番ミアネーロ。ルメールに手放されてここは人気落ちになるが、前走は手ごたえ抜群だったのに前が壁になってしまったレース。この舞台経験済みで、初戦下したマーシャルポールはクラシック戦線に名乗り出る馬。相手は2,4,6,10,12番。阪神メイン【若葉S】は5番オルトパラティウム。阪神芝は黙ってエピファネイア産駒。切れる脚はないが、持続力で馬券に合う。相手は1,2,3,7,8,9番。中京メイン【ファルコンS】は1番ロジリオン。前走はプラス14㌔のなか、圧勝。前走と同じ左回りで1400mなら好勝負。相手は3,5,6,9,11,12,15番。

 

 今週の一口馬の出走は4頭。まずは残念な報告。3/13に川崎競馬の交流競走に出走したウインブリエ。の近況を臨時更新しました。レースは道中からムチを入れてポジションを押し上げたものの、最後は完全に脚が上がり、勝ち馬から2.7秒離された6着に敗れてしまった。敏感な性格から走りに前向きさが見られず、前々走の中山ではタイムオーバーとなっていて立て直して臨んだ1戦だったが、レース内容の変化は見られなかった。この結果を踏まえて、関係者で協議の結果、この気性面はすぐに変わることは難しく、未勝利戦を勝ち上がるのは非常に困難との結論に達し、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することとなった。今後は、来週3/21(木)のサラブレッドオークションに出品の予定。調教での走りが良く期待していたが、致し方ない結果。ちょっと早い引退だが、ブリエには新天地で頑張ってほしいものだ。

 次は引退ではないが、心配な話。今週出走予定だったジュエルドレーサーが3/13の追い切り後、小林真也調教師から歩様に違和感があるとの連絡が入り、念のためレントゲン検査を実施したところ、左前橈骨遠位端の骨折が判明した。まだどのくらいの症状かわからないが、未勝利戦のリミットが気になるところ。まぁノルマンディの場合は、間に合わなければ地方で走らせてくれる可能性があるのでそこも含めて推移を見守るしかなさそう。

 

 では今週の出走馬。まずは明日、中山2R【3歳未勝利】(1800mダート)にアルヴァレスが小林勝騎乗で出走する。管理する奥村武調教師は「前日の雨もあってか、水曜日のウッドチップは一番鞍から概ね時計が出やすい馬場コンディションでした。そういった状況のなか追い切りを実施しているため、それなりの内容では動けているものの、時計だけをあまり鵜呑みにできないのが正直なところです。トモが非力でまだ前後をうまく連動させられず、追い出してから上へ抜けてしまったり、伸びたような格好で走っているのが見受けられる。それでもデビュー戦の頃に比べるとだいぶ前進気勢が出てきており、馬自身が着実に力を付けているのは間違いありません。ダート替りでの前進、変わり身に期待したいですね」とのこと。デビュー前の調教は走っていた馬で、ダート替わりが嵌れば…。続いてアースライザーが中山10R【韓国馬事会杯】(1800mダート・混)に原優介騎乗で出走する。鈴木慎太郎調教師は「前走が終わってからは中1週での出走を想定していたため、早い段階で調教を再開しました。昨日追い切りをおこないましたが、間隔が詰まっているので無理はさせずに、サッと整える程度。体を使っていい動きでしたよ。この馬の良くないときは馬体に硬さが目立ち始めるのですが、今回はレース後も大きく変わることはなく、しっかり状態をキープできています。あとはここ2戦で目立っているスタートの悪さを何とかしたところ。勝った時は上手く出てくれましたからね。短い時間でしたがゲート練習をおこなっていますし、念のためレースまでにもう一度確認しておこうと思っています」とのこと。奇跡の馬再び。穴ジョッキー・原を背に大番狂わせを起こしてほしい。3頭目はジャーヴィスが阪神12R【4歳上1勝クラス】(1400mダート・混)に岩田望来騎乗で出走する。千田調教師は「帰厩後も問題なくきていて、今週は3歳未勝利馬を誘導する形で追い切っています。ほぼ単走のつもりだったのですが、向こうが掛かって追い付いてきてしまったため、結果的に先導する形に。それでも最後までマイペースで走れていましたし、いい状態に仕上がったと思います。デビュー時と比べると成長が見られますし、ここ最近は普通の馬と変わらない感じで進められていますからね。望来も前々走では前を追い掛け過ぎ、前走ではそれもあって控えてしまい届かなかったので、3度目の今回は上手く乗ってきてくれるでしょう。枠順次第で乗り方を考えると言っていたので、レースは任せるつもりです。ここにきて競馬もうまくなってきましたし、今回は更に良いところを見せてほしいと思っています」とのこと。今週の僕の一番期待馬はこれ!望来何とか勝ってくれ!
翌日3/17にはラブリアージェが中京9R【熱田特別】(1400m芝・牝)に古川吉洋騎乗で出走予定。管理する昆貢調教師は「休養効果で煮詰まっている感がなく、精神的にだいぶリフレッシュされて戻ってきましたね。ただ追い切りの時計自体は出ているものの、休み明けの分まだ少し緩い感じがします。カーッとなりやすい気性ですし、いきなりから走れるかもしれませんが、絶好調時に比べると大甘採点で80%くらいのデキに映る。2勝クラスでもいずれは通用してくるはずですから、牝馬限定のここでまずはどれだけ走れるか。先週は強風でやや時計のかかる傾向にありましたが、パンパンの馬場でスピード決着となっても、芝のこの条件なら対応できると思います」とのこと。ずっとこのクラスで通用すると言ってくれているのでその言葉を信じて待つのみ。80%の出来でそれが今回だったら、今後の夢が膨らむ。

明日は先週に続き中山に出かける。今週は馬の実勢的に口取りが難しいが、一応申し込んである。どうなることやら…。

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4頭の一口馬は期待外れに・・・

2024-03-10 18:02:46 | Weblog

 まずは《パリ五輪》最終選考会を兼ねて行われた《名古屋ウィメンズマラソン》、21年《東京五輪》の1万m代表の安藤友香(29・ワコール)が自己ベストとなる2時間21分18秒で優勝したが、残り1枠の《パリ五輪》切符獲得を逃した。21年大会の松田瑞生以来3年ぶりの日本人優勝で、賞金15万ドル(約2200万円)を獲得した。
 今大会を持ってマラソンの五輪選考レースが全て終了。1月末の《大阪国際女子》で前田穂南(天満屋)が出した日本記録の2時間18分59秒を上回る選手は現れず、 この結果、《パリ五輪》女子マラソン代表は、昨年のMGCで1、2位を占めて内定済みの鈴木優花(第一生命グループ)、一山麻緒(資生堂)に加え、3枠目は前田が内定した。鈴木は初、ともに21年東京代表の一山と前田は2大会連続の五輪となる。男子は1週間前の《東京マラソン》でMGCファイナルチャレンジが終了し、MGC上位3人の小山直城(Honda)、赤﨑暁(九電工)、大迫傑(Nike)が《パリ五輪》代表に内定済み。小山、赤﨑は初、大迫は5000m、10000mで出場した16年《リオ五輪》から3大会連続の五輪代表に内定している。《パリ五輪》マラソン代表は《東京五輪》経験者が3人、初陣が3人という陣容となった。また補欠として、男子は川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)、女子が細田あい(エディオン)が選出された。みんな、五輪頑張れ!

 次はゴルフ。国内女子ツアー《明治安田レディス ヨコハマタイヤ》最終日。4打差の単独首位で出た鈴木愛が4バーディ、2ボギーの「70」で回り、後続に6打差をつける通算16アンダーで今季初優勝。昨年8月《北海道meijiカップ》以来となるツアー通算19勝目を、初日から首位を守る“完全V”で飾った。19年に続く大会2勝目。通算10アンダーの2位に、小祝さくら、高橋彩華、今季QTランキング3位でレギュラーツアーを主戦場にするプロ3年目の藤田かれん。通算9アンダーの5位に竹田麗央が続いた。前年大会覇者の吉本ひかるは、2年連続年間女王の山下美夢有らと並んで通算3アンダーの15位。前週の開幕戦を制した岩井千怜は神谷そら、安田祐香らと並んでイーブンパー21位。今季国内初戦の勝みなみは1オーバー25位で終えた。強い鈴木愛が帰ってきた。25勝まであと6勝!このゴルフなら今年もう2~3勝しそう。
 米国女子ツアー《ブルーベイLPGA》最終日。首位で並んで出たベイリー・ターディが1イーグル6バーディ、1ボギーの「65」で回り、後続に4打差をつける通算19アンダーに伸ばしてツアー初優勝を挙げた。ターディは1996年生まれの27歳。22年の下部エプソンツアーで4度のトップ5に入る活躍を見せると、同年のLPGAツアー出場をかけたQシリーズ(最終予選会)で2位に入り23年のツアーカードを獲得。ツアー参戦2年目で涙の初タイトルを手にした。通算15アンダーの2位にサラ・シュメルツェル。首位と5打差で最終日を迎えた古江彩佳はノーボギーの7バーディ「65」をマークして通算14アンダーとし、今季ベストの3位に入った。通算13アンダーの4位にサバンナ・グレイワル(カナダ)、ミジン・リー(オーストラリア)、リディア・コー(ニュージーランド)の3人。地元・中国のルイシン・リューが通算12アンダーの7位で続いた。今季2戦目の西郷真央は1イーグル2バーディ、1ボギー「69」で回り、通算8アンダーの12位。35位で出た西村優菜は6バーディ、1ボギー「67」で通算6アンダー21位だった。古江お見事!そう考えると3日目が残念だったな。それにしても今年の古江は凄い!《パリ五輪》にも近づいた!

 米国男子ツアー《アーノルド・パーマー招待》3日目。首位タイから出た松山英樹が3バーディ、3ボギーの「72」でプレーした。トップと2打差の通算7アンダー4位で最終日に進んだ。前回出場した3週前の《ジェネシス招待》に続くシグニチャーイベント(昇格大会)連勝、ツアー10勝目を狙う。通算9アンダー首位に世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーとシェーン・ローリー(アイルランド)が並んだ。昨年3月《ザ・プレーヤーズ選手権》以来のツアー7勝目を目指すシェフラーは「70」でプレーした。ローリーは「66」でプレーし、2019年のメジャー《全英オープン》以来となるツアー3勝目を狙う。通算8アンダー3位にウィンダム・クラーク。松山と並ぶ4位にウィル・ザラトリス、ラッセル・ヘンリーがつけた。腰痛はあるが、ショット力は抜群の松山。パターが入ってくれれば当然優勝もある!

 米国男子ツアー裏開催《プエルトリコオープン》3日目。日没順延で残されていた第2ラウンドと第3ラウンドが行われた。2位から出た久常涼は第3ランドで3バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「74」とスコアを落とした。通算10アンダー23位に後退した。蝉川泰果は3バーディ、3ボギーの「72」と伸ばせず、23位から通算7アンダー50位に後退。小平智は通算2アンダーで予選落ちを喫している。通算18アンダー首位にツアー未勝利の34歳、ベン・コールスがつけた。この日は9バーディ「63」でプレーした。通算16アンダー2位にマティアス・シュミット(ドイツ)、ブライス・ガーネット、ジミー・スタンガーの3人が並んだ。久常の3日目は残念で優勝は遠のいたが、ベスト5目指し爆発してほしい!

 

 今日の重賞を振り返る。中京11Rで行われた【第60回金鯱賞は、川田将雅騎乗の2番人気プログノーシス(牡6歳・中内田充正厩舎)が中団後方から直線で前が開くと最内を突いて、グングンと脚を伸ばし5馬身の圧勝。タップダンスシチー(2003~05年に3連覇)、ヤマカツエース(16・17年)以来3頭目の金鯱賞連覇を達成し、悲願のGI取りへ好発進を決めた。タイムは1分57秒6。2着には昨年の【菊花賞】馬ドゥレッツァ(1番人気)、さらに1馬身遅れた3着に約2年2カ月ぶりの復帰戦となったヨーホーレイク(6番人気)が入った。
 勝ったプログノーシスだが、状態は良くなかったらしい。それでこれだけ走るのだから本来の状態に戻れば今年は更なる上の舞台での頂点が見えてくるのでは…。2着ドゥレッツァは休み明けの分だろう。距離ももう少しあったほうが良さそう。3着ヨーホーレイクには正直驚いた。2年ぶりの実戦ということを考えればよく走っているし、改めてポテンシャルの高さを感じた。このあとも無事にいくと、今後面白い存在になりそう。

 ブログノーシスは、父ディープインパクト、母ヴェルダ(母父Observatory)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は13戦7勝(うち海外2戦0勝)。重賞は23年【金鯱賞】に次いで3勝目。中内田充正調教師は19年ダノンプレミアム、23年プログノーシスに次いで【金鯱賞】3勝目、川田将雅は14年ラストインパクト、19年ダノンプレミアム、23年プログノーシスに次いで4勝目となった。

 阪神11R行われた【第58回フィリーズレビュー】は、藤岡佑介騎乗の11番人エトヴブレ(栗東・藤岡健一厩舎)が果敢に先手を奪いハイペースの逃げを打ち、後続を寄せ付けず勝利。重賞初制覇を果たした。タイムは1分20秒1。単勝1.8倍の断然人気を集めたコラソンビートは、好位から抜け出しを図ったものの勝ち馬に並びかけることができず3/4馬身差の2着まで。2着からさらに1馬身1/2差の3着に中団から追い上げたセシリエプラージュ(12番人気)が入り、上位3頭は【桜花賞】の優先出走権を獲得した。

 勝ったエトヴプレは展開に恵まれた感はあったがそれでも強い勝ち方だった。ただ距離は、【桜花賞】は長く厳しい感じがする。2着コラソンビートは反応が鈍かった。本番に向けると今日勝っておかないと…。3着セシリエプラージュは驚いた。すごく小さな馬だが、よく頑張っている。天晴れ! 僕本命の5着オメガウイングは枠がすべて。ただ今後が楽しみになった。 
 エトヴプレは、父Too Darn Hot、母Nahoodh(母父Clodovil)という血統。アイルランド・Godolphinの生産馬で、馬主はH.H.シェイク・ハムダン殿下。通算成績は6戦3勝。重賞初勝利。【フィリーズレビュー】は藤岡健一調教師、藤岡佑介ともに09年ワンカラットに次いで2勝目となった。

 今日の一口馬。オランジーは中京6R【4歳以上1勝クラス】(1800mダート・牝)に原騎乗で7着。騎乗した原は「もっとポジションを取りたいと考えていたのですが、ゲートの中で頭を上下に振ってしまい、その影響で発馬が決まりませんでした。上手くスタートを切れていたらもう少し良い形で流れ込めたかなと思います。未勝利時にも調教で乗せてもらったことがありますが、その時よりも馬は成長していますし、これからまだまだ良くなっていくと思います。トモの嵌まりが遅いですから、距離に関してはこれくらい有った方が良いでしょう」とのこと。スタートは残念だったが、まぁ復帰初戦としては悪くない競馬。これからもっと良くなりそう。パルメリータも同レースに幸騎乗で出走し8着。幸は「道中は楽なペースで行っていましたし、4コーナーまで手応え良く進めることができていました。追い出しをギリギリまで待っていたのですが、いざ外から来られるとそれを気にしてしまい、突っ張るような感じの走りになってしまったんです。他馬をかなり気にする素振りを見せていたので、何か馬具を工夫してみてもいいかもしれません。力のある馬で楽しみにしていたのですが、いい競馬とならず申し訳ありませんでした」とのこと。ペース的にも楽な展開に思えたが、どうも他馬を気にして自分からブレーキをかけてしまったようだ。今日の敗因ははっきりしていますので、悲観せず次改めてという気持ちで臨んでほしい。エピックストーリーは中山1R【3歳未勝利】(1800mダート・牝)に岩田康騎乗で出走し6着。岩田康は「まだまだ体が緩く、大きな体を使い切れていないため、スタートでもダッシュが付かずにより発馬の速い馬たちに前を取られてしまいました。道中も追走で精一杯でしたし、息遣いの荒さも感じましたね。それでも最後は少しずつ差を詰めてくれていますし、中身がもっとしっかりしてくれば勝ち上がれるだけの能力はあると思いますから、今は成長待ちの段階だと思います」とのこと。まだ今日で2戦目、素質はあるだけに成長に期待したい。ムーンライトデイも同レースに北村宏騎乗で出走し7着。北村宏は「良いスタートを切って上手く流れに乗ることができましたが、勝負所で手前を替えた時に少し手応えが怪しくなり、前との距離が離れてしまいました。それでも馬は最後まで諦めずに走ってくれていますし、もう少し成長してくれたら最後にもっと踏ん張れるようになると思いますから、これからに期待ですね。距離は1,800mであればギリギリこなせると思います」とのこと。2番人気だけにもう少しいい競馬を期待したが…。逃げる競馬をしてほしい

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