大偉業には一歩届かなかった。ただ野球ファンに大きな夢を抱かせる打球だった。エンジェルスの大谷翔平はアスレティックス戦に3番・投手で先発出場。エンジェルスが8-7で勝利した試合で、大谷は投手として6回を投げ5失点ながらも8奪三振で今季4勝目を挙げ、打者としては5打数3安打1打点の活躍を見せた。8回の第5打席では、投手として登板しながらサイクルヒットの期待もかかる打席にスタジアムは騒然。達成すれば史上初となる快挙だったが…。第1打席で二塁への内野安打、第2打席で左中間への二塁打、第4打席で右中間への三塁打を放っていた大谷。サイクルヒットへの期待が高まるなか、8回の第5打席は1死一、二塁という場面で訪れた。アスレティックス5番手のリチャード・ラブレディと対峙した大谷は、初球138㌔のスライダーを強振。ファンの期待を乗せて高々と舞い上がった大飛球は「行ったか」と思わせたが、バットの先端に当たったかフェンス手前で失速して惜しくもセンターフライに終わった。僕も観戦していて「やった!」と声を上げたが…残念。でも楽しそうに野球やっている大谷は凄い!
《カーリング混合ダブルス世界選手権》。日本代表の松村千秋(30・中部電力)谷田康真(28)組がノルウェー代表を5-4で下し、日本史上初のメダル獲得を確定させた。1次リーグ(L)を8勝1敗で首位通過した勢いに乗り、日本勢初の準決勝でも躍動。世界一まであと1勝とした。ゲームは劇的だった。4-4で迎えた第8エンド。不利な先行で、最後の最後はメジャー計測勝負となり、数ミリ差でナンバー1をスチールで得て、勝負を決めた。“チャッスーペア”の愛称で知られる2人は、2年連続で《世界選手権》に出場。1年前の前回大会では1次Lで6勝3敗と白星を先行させながら、プレーオフ進出を逃したが、今大会は格上の米国や北欧勢からも勝利し、破竹の開幕8連勝を収めた。この大会に懸ける思いは強かった。谷田は昨年6月に4人制のコンサドーレを退団すると、松村も4人制の中部電力で控えのリザーブへと配置転換。混合ダブルスに専念し、海外ツアーなどで経験を積んできた。今年1月上旬に米ツアーを制覇し、2月の《日本選手権》でも9戦全勝で優勝。確かな実力を備え、再び《世界選手権》の舞台へ戻ってきた。ここまで来たら、是非金メダルを獲得してほしい!頑張れ!
明日の予想。東京メイン【青葉賞】は12番アサカラキング。未勝利戦を勝ったばかりであるが、前走は勝ち行っての勝利。どんな競馬もできそうで、距離延長も問題なし。情報によると稽古が一戦ごとにいいらしい。鞍上は東京に相性のいい石川。人気にならないだろうから面白い。相手は4,5,6,7,8,10,11番。京都メイン【朱雀S】は12番サトノレーヴ。1200mを求めて西下。まだ底を全く見せておらず、4戦3勝はとんでもない大物になる可能性も…。相手は4,5,7,9,11,16,17番。新潟メイン【三条S】は3番キャリックアリード。当舞台の未勝利戦を圧勝して、1勝クラス、2勝クラスも楽勝。まだまだ強くなりそうで、牝馬限定のここならまずは勝ち負けだろう。相手は1,6,8,9,11,12,15番。
今週の一口馬は2頭出走予定。その前に4/25(火)浦和9R【ツインゴールド特別】(1400mダート)に出走したオランジーについて。結果は3番人気4着だった。管理する青木調教師は「スタートはそれほど速くは無かったものの、1~2コーナーにかけては内目を通って上手く挽回してくれたと思いますし、向正面に入るまでのコース取りは悪くなかったですね。本田正重騎手は、『包まれるのも嫌でしたし、勝負所では外目を回して行きましたが、もっと内を通っていけば良かったかもしれません』と話していたものの、それでも4着が3着になったくらいだったでしょうし、逆転までは難しかったと思います。今回は覚悟を決めて連れてきたものの、コース形態を含めてオランジーにとっては忙しかった印象です」とのこと。小回りの1400mの大外枠。正直で距離不足でどうしようもなかった。ただJRA勢では最先着だったし、レースぶりは悪くなかった。これなら何とかなりそうな競馬だった。次は第2回東京開催(今開催)後半の出走を視野に入れているらしい。期待したい!
今週出走の2頭は勝ち負けとかよりどういう走りをしてくれるかが注目の馬たちだ。まずはシラーヴァイン。4/29京都3R【3歳未勝利】(1600m芝・牝馬)に角田河騎乗で出走を予定。僕が初めて持ったキズナ産駒。ただ体が小さく全く馬体重が増えてこなかった。一時期はデビューさえも危ぶまれる感じの馬だったが、何とかデビューまでこぎつけた感じ。26日の調教も57秒5-43秒3―29秒5-15秒4。管理する小栗調教師は「今朝は坂路で併せて追い切りました。今日は雨のため馬場がかなり悪くなってしまい、最後はやや一杯になってしまいました。ポリトラックでは素軽い動きを見せるようになっていたので、今日の動きを見ると良馬場で走らせたいところです。馬体重は370㌔ぐらいでずっと安定しています」とのこと。残念ながら4/30の京都は雨模様。う~ん、辛い。何とかタイムオーバーにならないでほしい。もう一頭は初出走の前走、馬ごみに入れたら馬込みに入れたら右に左にステップしてしまいブレーキがかけレースにならなかったジャーヴィス(17着)。4/30京都3R【3歳未勝利】(2000m芝)に酒井学騎乗で出走を予定している。前走でこの馬の適性が全く掌握できなかったので再度芝の中距離への出走となった。管理する千田調教師は26日の追い切り後「前走後もいい意味で変わりはなく、落ち着いた状態をキープしています。節を見ても来週か再来週にはまた使えるだろうと思い、昨日坂路コースでサッと時計を出しました。この日は馬場が重かったものの、問題なく駆け上がってきていつでもレースに行ける状態。今週の想定を見ると芝の中距離はどこでも入る状況でしたが、新潟や東京だと輸送が長くなってしまうので、今週の京都での出走を決めました。当初は前日の1800m戦を予定していましたが、少頭数になりそうだったことからこちらの番組に投票しています。臆病なところがある馬なので、前走同様に学(酒井騎手)が乗れるのも決め手の一つ。10頭立てとなったのは良かったので、前走のことも踏まえて乗ってもらうつもりです。少しでも馬群を避けるか、もしくは可能であれば先手を奪うか。ただ、前に馬がいないことも不安になるかもしれないので、ジャーヴィスの様子を見ながら運ぶ形になると思います。2戦目でまずはレースの形になってほしいところ。ここで目処を立ててもらいたいですね」とのこと。その通り!目処を立ててほしい!