今日東京競馬場に脚を運んだ人が羨ましい。そのくらい歴史に残る【東京優駿】だった。その【東京優駿】を振り返る。東京8R前にまず馬体重が発表された。注目のディープインパクトはプラス4キロ。元々小柄な馬で【皐月賞】まで少しずつ馬体重が減ってきていたので、このプラス4キロはいい傾向だ。インティライミ(プラス6キロ)、シックスセンス(プラス12キロ)も同様にプラス体重はいい。しっかり調教をやってのプラス体重は充実している証拠だろう。
9Rが終わっていよいよパドックである。“あっ、入れ込んでいる!”後足で蹴り上げ、途中では馬気を出しているディープ。普通なら「消し」にしたいパドックだ。その他にも入れ込み気味の馬が目立つ。若馬だから仕方ないところ。しかしそんな中よく見えたのは5番アドマイヤフジ、7番インティライミ、12番マイネルレコルト、15番シックスセンスの4頭であった。何処の解説者の方も“ディープは大丈夫”というが、“本当に大丈夫か”と心配になる。
そしていよいよスタート。ディープは案の定一歩出遅れる。ただその出遅れは【皐月賞】よりはずっとマシだ。5ハロン1分を切る速いペースであるが、どちらかというと淀みのないペースだ。出遅れたディープは内々を追い上げていく。その上がり方は何の不利もなくまるで『ディープロード』があるようだ。3コーナーを回り欅の木を過ぎると今度は外に出したディープ、この時点でほぼ勝ちが見えた。僕が持っている馬券はディープから3,6,7,15番への3連単と馬単が勝負馬券なので、2着、3着争いに目が行く。2着はほぼインティで決まりそう。3着もシックスにアドマイヤフジが迫っているので馬券は完璧だ。あとは余裕で見つめる。とてもいい気分である。インティの強さは予想外だったが、ほぼ狙い通りのGET!であった。それにしても強すぎる。タイムは昨年のカメハメハと同じだったが、中味はこっちの方がずっと上である。まさしく【天馬2世(初代はテンポイントだ)】の誕生だ。体重も増えてきたし、豊の指示に即座に反応する力は【菊花賞】もほぼ手中にしたと言っていいだろう。とにかくこんな強い馬は初めてだ(シービー、ルドルフ、ナリタブライアンより遥かに強い)。上がり3ハロンが33.4、後半1000mを1分8秒ぐらいで走っているのだからこの数字だけみても凄さがわかるだろう。僕は怪我さえなければ3冠といわず5~7冠まで獲れるのではないかとさえ思っている。間違いなく歴史的名馬だ!
インティライミは完璧なレースをやった。2着の敗因はただひとつ。ディープが強すぎただけである。センスあるし、菊花賞でも2着有力候補だ。3着シックスセンスは“最強1勝馬”の力を魅せた。良血馬であり、これも秋が楽しみだ。4着アドマイヤフジはインティライミ並に【菊花賞】が楽しみになった。4コーナーでディープに置いていかれたが、それは完成度の差が原因だと思う。しかし直線ではまたいい脚を使っていたくらいだから、大人になった秋にはディープのライバルになる可能性も・・・。母は長距離大得意だった馬だ。騎手で目立ったのはもちろんディープの豊だが、インティライミの哲ちゃん、マイネルレコルトの後藤はそれ以上の好騎乗だった。特にレコルトの後藤は直線の接触がなければ2着はあったかもしれない。後藤恐るべし!
まだ【東京優駿】の余韻は残っているが、来週の【安田記念】には世界の歴史的名馬・サイレントウイットネスが出走する。またカネヒキリ、ドンクールが激突する【ユニコーンS】も行われ楽しみが尽きない。是非来週も“この瞬間をライヴで見れてよかった”というようなレースを展開してほしいものだ。
9Rが終わっていよいよパドックである。“あっ、入れ込んでいる!”後足で蹴り上げ、途中では馬気を出しているディープ。普通なら「消し」にしたいパドックだ。その他にも入れ込み気味の馬が目立つ。若馬だから仕方ないところ。しかしそんな中よく見えたのは5番アドマイヤフジ、7番インティライミ、12番マイネルレコルト、15番シックスセンスの4頭であった。何処の解説者の方も“ディープは大丈夫”というが、“本当に大丈夫か”と心配になる。
そしていよいよスタート。ディープは案の定一歩出遅れる。ただその出遅れは【皐月賞】よりはずっとマシだ。5ハロン1分を切る速いペースであるが、どちらかというと淀みのないペースだ。出遅れたディープは内々を追い上げていく。その上がり方は何の不利もなくまるで『ディープロード』があるようだ。3コーナーを回り欅の木を過ぎると今度は外に出したディープ、この時点でほぼ勝ちが見えた。僕が持っている馬券はディープから3,6,7,15番への3連単と馬単が勝負馬券なので、2着、3着争いに目が行く。2着はほぼインティで決まりそう。3着もシックスにアドマイヤフジが迫っているので馬券は完璧だ。あとは余裕で見つめる。とてもいい気分である。インティの強さは予想外だったが、ほぼ狙い通りのGET!であった。それにしても強すぎる。タイムは昨年のカメハメハと同じだったが、中味はこっちの方がずっと上である。まさしく【天馬2世(初代はテンポイントだ)】の誕生だ。体重も増えてきたし、豊の指示に即座に反応する力は【菊花賞】もほぼ手中にしたと言っていいだろう。とにかくこんな強い馬は初めてだ(シービー、ルドルフ、ナリタブライアンより遥かに強い)。上がり3ハロンが33.4、後半1000mを1分8秒ぐらいで走っているのだからこの数字だけみても凄さがわかるだろう。僕は怪我さえなければ3冠といわず5~7冠まで獲れるのではないかとさえ思っている。間違いなく歴史的名馬だ!
インティライミは完璧なレースをやった。2着の敗因はただひとつ。ディープが強すぎただけである。センスあるし、菊花賞でも2着有力候補だ。3着シックスセンスは“最強1勝馬”の力を魅せた。良血馬であり、これも秋が楽しみだ。4着アドマイヤフジはインティライミ並に【菊花賞】が楽しみになった。4コーナーでディープに置いていかれたが、それは完成度の差が原因だと思う。しかし直線ではまたいい脚を使っていたくらいだから、大人になった秋にはディープのライバルになる可能性も・・・。母は長距離大得意だった馬だ。騎手で目立ったのはもちろんディープの豊だが、インティライミの哲ちゃん、マイネルレコルトの後藤はそれ以上の好騎乗だった。特にレコルトの後藤は直線の接触がなければ2着はあったかもしれない。後藤恐るべし!
まだ【東京優駿】の余韻は残っているが、来週の【安田記念】には世界の歴史的名馬・サイレントウイットネスが出走する。またカネヒキリ、ドンクールが激突する【ユニコーンS】も行われ楽しみが尽きない。是非来週も“この瞬間をライヴで見れてよかった”というようなレースを展開してほしいものだ。