人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

野球、ゴルフ、そして競馬。一口馬は4頭

2024-11-01 20:27:25 | Weblog

 日本人ファンの多くにとっては素晴らしい結末になった《ワールドシリーズ》。僕の予想に反して4勝1敗でドジャースが4年振りに《ワールドシリーズ》の栄冠を勝ち取った。ドジャースのポストシーズンを振り返ってみると、大きかったのはここ2年連続で初シリーズ敗退という最悪の流れの中で、僕がチャンピオンになる可能性高いと思っていたパドレスを打ち破ったことだ。これで勢いがついた。その勝ち方も誰かひとりが活躍するのでなく、打線ではキケ・ヘルナンデス、テオスカー・ヘルナンデス、ベッツ、投手陣ではブルペン陣が活躍しての勝ち上がりだった。そしてその勢いは”ミラクルメッツ”も撃破。このシリーズで活躍したのは伏兵エドマンだった。そして《ワールドシリーズ》。僕は投手力で圧倒的にヤンキース有利と思っていたが、投手力、打撃力すべてドジャースが上回った。特にドジャースの先発陣は僕の予想を遥かに上回るピッチングだった。逆にヤンキースはコールをはじめ期待ほど働けなかった。ただ今回の《ワールドシリーズ》のカギは第1戦だったように思う。あの試合、間違いなくヤンキースは勝てた試合だった。ブーン監督の投手起用が…。8回の大谷に対し、ティム・ヒルをぶつけるべきだったと思うし、10回のサヨナラの前にもそのチャンスはあった。そのあとフリーマンのサヨナラ満塁本塁打が生まれた。あれで流れが一気にドジャースに行ってしまった。逆にシーズンを通してドジャースのベンチワークも見事だった。これまでのポストシーズンでは見られないほどロバーツ監督の采配が嵌った。このベンチワークの差も大きかった。すべてがうまく回ったドジャースとすべてがうまく回らなかったヤンキース、短期決戦の怖さをみた《ワールドシリーズ》だった。まぁいずれにしろ、大谷、山本おめでとうございます!そしてお疲れさまでした!

続いて《日本シリーズ》。昨日の第5戦、DeNAが2試合連続の零封勝ち。対戦成績を3勝2敗として日本一に王手をかけた。僕はソフトバンクのファンであるものの、今年は山川の件をもあってそこまで応援していないが、それでもソフトバンクが日本一になるだろうと思っていた(いる⁉)。開幕して横浜で2連勝、内容も文句ない勝利だった。“やっぱりか”と思っていたところに、嫌なニュースが入ってきた。舞台を福岡に戻しての第3戦前のことだ。まず村上打撃コーチが“東より宮城(オリックス)の方が上”という発言をしたというニュースだ。野球ファンの方ならご存じのように、昔、巨人に対し近鉄の加藤が「ロッテより弱い」発言をし、逆転負けで日本一を逃したことがある。またしても元近鉄の人間。なぜわざわざ敵に発奮を与えるような発言をするのだろうか。耳を疑った。コーチがコーチなら監督も監督である。その村上発言と同じように時に小久保監督が「あと2勝する間に三つ負けられる」という発言をしたという旨をラジオ中継で聴いた。その日秋山元監督が解説をしていたが、「僕の時は1戦1勝必至ですよ」と答えていて、工藤元監督も(以前)同様なことを口にしていた。僕はこれが明らかに相手を嘗めた発言に聞こえた。鶴岡さん、川上さん、上田さん、森さん、ノムさんなど名将と言われた方がするならともかく新人監督が・・・。これで流れが変わらなければいいけどと思っていたら、まさかの本拠地・福岡で、ほぼ見せ場を作れずの3連敗。シーズン中に「勝ちパターン」を担った松本裕と藤井を故障で欠くとはいえ、中継ぎ陣総崩れ、打線に至っては第3戦の二回から26イニング連続で無得点。1958年に巨人が西鉄(現西武)に3連勝4連敗を喫して以来の不名誉な記録だ。それでもソフトバンクには第6戦有原、第7戦モイネロの先発がいるので巻き返しのチャンスはある。果たして・・・口は禍の元⁉

 ゴルフの話題をふたつ。日米女子ツアー共催《TOTOジャパンクラシック》2日目。日本ツアー未勝利の27歳、脇元華が通算13アンダーで首位。5バーディ、1ボギーの「68」でプレーした。通算11アンダーの2打差2位にこの日のベストスコアタイ「65」をマークしたイエリミ・ノと「66」で回ったアリヤ・ジュタヌガン(タイ)。日本ツアー今季7勝の竹田麗央は15位から出て、この日のベストスコアタイ「65」で回って通算10アンダー、首位と3打差4位に浮上した。38歳の藤田さいきが15位から出て「66」をマークし、通算9アンダー。元世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国)らと並ぶ5位で折り返した。 今季メジャー《エビアン選手権》覇者の古江彩佳、同じくメジャー《全米女子オープン》覇者の笹生優花は通算8アンダーで、小祝さくら、岩井千怜らと並ぶ8位。メルセデスランキング2位の山下美夢有は通算6アンダー21位、原英莉花は通算5アンダー30位、渋野日向子は18番のショットインイーグルなどで「71」で回り、通算1アンダー58位。まd2日あるので全くわからない展開。未完の大器・脇元華にはぜひ最終日まで優勝争いしてほしいし、38歳藤田さいきが優勝したら面白いなぁ。

もうひとつ、《国内女子最終テスト》最終日。2022年《日本アマ》優勝の寺岡沙弥香が4バーディ、2ボギー「70」で回り、通算10アンダーでトップ合格を果たした。通算8アンダー2位に4月の女子下部ツアー《大王海運レディスオープン》で史上6人目のアマチュア優勝を成し遂げた都玲華と、昨年《関西ジュニア》優勝の18歳・徳永歩。通算6アンダー4位に8月《日本学生》覇者の神谷桃歌、元JGAナショナルチームメンバーの荒木優奈が入った。前週の米女子ツアー2次予選会を通過した山口すず夏は通算1オーバー14位。吉田優利の妹・吉田鈴、六車日那乃らは通算4オーバーで合格ライン上の19位に滑り込んだ。 8月に国内男子ツアー予選会を受け、女子初の“男子ツアープレーヤー”となった寺西飛香留は通算16オーバー77位で合格に届かなかった。尚、合格者は次の通り。
1位(-10)寺岡沙弥香、2位T(-8)徳永歩、都玲華、4位T(-6)神谷桃歌、荒木優奈、6位(-3)山下心暖、7位T(-2)中地萌、西澤歩未、入谷響、中村心、11位( -1)福田萌維、12位T(0)加藤麗奈、大久保柚季、14位T(+1)山口すず夏、前田 羚菜、神谷奈恵、小俣柚葉、18位 (+2)上堂薗伽純、19位T(+4)古家翔香、青木香奈子、吉田鈴、水木春花、永田加奈恵、手束雅、六車日那乃、平塚新夢

合格者の皆様おめでとうございます!

 

競馬の話題を一つ。欧州競馬で“信じられない”いや“許されない”大逆転劇が起こった。10/28に英国・レスター競馬場で行われた【レスターズ・プレミア・カンファレンスヴェニュー・クレイミングステークス】(1400m芝、7頭立て=1頭取り消し)で、スタートから先頭に立ったマシュー・スレイター騎乗のブラッファーオンザバス(牝3)は最後の直線で後続に10馬身近くの差をつけ楽勝かと思われる走りを見せていた。鞍上のスレイターは軽く手綱をしごくだけで、残り50mを切ったあたりでは“馬なり”で流し始めた。しかし、3番手を追走していたナイツオーバーエジプト(騙4)のジョージ・ウッドが諦めることなく追い続けると、ゴール板手前で何と差し切り勝ちを収めた。英衛星放送「スカイスポーツ」の競馬専門サイト「アット・ザ・レーシーズ」によると「スレイターは、1着になるはずの馬で、最高の順位を得るための合理的かつ許容される手段をとらなかったため、28日間の騎乗停止処分を受けた」というが、実は英国では同じようなことが以前にも起きている。2023年4月に行われた【ボッシュ・ハンディキャップ】(1600mAW、3歳限定、5頭立て=1頭取り消し)で圧倒的1番人気に支持されたコンコルド(騙3)はインコースから抜群の手応えで先頭に立ち、外の各馬の手応えを確認しながら、パット・コスグレイブは手綱を抑えたまま。そのままゴールと思われた瞬間、最内から追いどおしだったマイロクサーヌ(牝3)に鼻差交わされて2着となったのだ。この時もコスグレイブは28日間の騎乗停止処分を受けている。日本の諺には「二度あることは三度ある」があるが…。

 

明日の予想。まずは東京メイン【京王杯2歳S】は4番ヤンキーバローズ。正直重馬場がどれだけ影響するかわからないが、母キャンディバローズの近親は2歳馬の1400m前後の重賞等で好走馬がずらり。その母系に東京1400mが合うエピファネイアをつけてだから、ここは血統党として黙って買い。相手は3,6,7,8,11,12番。京都メイン【ファンタジーS】は5番ウォーターガーベラ。先週の【アルテミスS】を軽い挫石で見送ったが、京都に替わってこれが吉となりそう。レイデオロ産駒は京都外回りで好走が目立つのだ。ここは人気もないし面白い。相手は1,3,6,10,11,15番。福島メイン【フルーツラインC】は9番スマートアイ。前々走同条件で勝利を挙げており、ハナさえ切れればアッサリも…。相手は2,4,5,8,10,16番。

今週の一口馬。その前に今週も地方競馬の報告。ゴールドレガシーが10/29船橋【千葉ダートマイル】(1600mダート)にライアン・クアトロ騎乗で出走した。レースでは、スタートをきっちり決めたあと、無理せず中団へ。10番手から8番手に動きながらホームストレッチを通過しました。最初のコーナーで位置を1つ上げて、道中は少しだけ抑えつつの追走。3コーナーは他馬に包まれる形となり、アクションを起こしにくそうでしたが、4コーナーで外めに進路を取ると、前が開けた状態で直線に向きました。鞍上の叱咤に応えて脚を伸ばし、残り200m過ぎにはわずかに先頭に立ちます。そのまま押し切ろうとしたところ、内からも勢いのある馬が差し込んできて、ラスト100m手前で交わされました。2着争いはきっちりと制し、勝ち馬からは0.2秒差の2着で入線。雨の中、仕事が終わって応援に出かけ、直線では勝利を確信したのだが…。クアトロと矢野貴の差か、まぁ勝った馬もヘラルドバローズといってJRA【仁川S】2着や【茨木S】の勝ち馬だから仕方ない。それに歴代の【京成盃グランドマイラーズ】勝ち馬たち(ギガキング、ゴールドホイヤー、カシノフォンテン)を抑えての2着だから誉めていいだろう。

 

では出走馬、今週は4頭が予定している。まずはグリスタンが明日11/2福島3R【2歳未勝利(混)】(1800m芝)に 横山琉騎乗で出走する。管理する高橋文調教師は「30日にWコースで併せて追い切りを行いました。昨日は坂路を1本登坂した後にWコースで追い切っており、道中はグリスタンが3頭縦列の2番手から進め、直線では真ん中に進路を取って脚を伸ばすと、先頭を走っていた馬とは同入、最後方を走っていた馬には1馬身程先着してゴールしています。先週の追い切りで終いの反応が物足りないと感じたため、昨日はその点を確認しようと考えていましたが、降雨の影響で重い馬場の中でもラスト1ハロンは11.9をマークしましたし、後ろから追われたらしっかりと反応していましたから、先週よりも状態は上向いていますね。追い切り後もトモの状態は問題ありませんし、現状の力を出せる仕上がりにはあると思います。新馬戦では遊びながら走ってしまっていましたが、当時は今よりも体を動かすことが出来なかったため、馬自身が”これ以上は動きません”とセーブしていたことで遊んでしまったのだと思います。今は当時よりも動けるようになって前向きさが出てきましたが、逆に前が強い走りになってしまうことがありますから、レースではガーッと行ってしまわないように自分のリズムを作り、徐々に脚を使っていくような競馬が出来ればと考えています」とのこと。今話題のアドマイヤマーズ産駒。なんとか次に繋がる競馬をしてほしい。続いてホライトクロウ。同じく明日の東京7R【3歳上1勝クラス】(1600mダート)に松山騎乗で出走する。矢野調教師は「今週の競馬を視野に入れていますので、今朝(30日)追い切りを行っています。坂路にて2頭併せを組み、終いを少し強めに走らせました。重たい馬場のため時計は多少要したものの、最後まで力強く駆けられていますし、状態面は引き続き良いと思いますよ。天候が気になるところではありますが、チャンスのある馬ですし、久々を一度使って前進できるはずですから、向かう際は楽しみにしたいです。石橋脩はこの日福島になっているということで、今回は松山にお願いすることにしました」とのこと。馬場が気になるが東京でしか走らない馬、なんとか格好をつけてほしい。3頭目はウインレアリゼ。明後日11/3福島1R【2歳未勝利】(1150ダート)に松岡騎乗で出走を予定している。小手川調教師は「先週はコースでしっかりやって、日曜日にも時計を出していますので、今週は輸送を考慮してごく軽めにしました。トモへの反動はなく、仕上がりもいいと思います。トモの緩さからどうしても追ってからバラバラになってしまうのがここ2戦の内容でしたが、放牧を挟んで馬がしっかりとしてきたことは間違いありません。先週の追い切りでは追っても体が伸びることはなかったですからね。競馬のペースに行くとまた甘くなってしまうことも考えられますが、距離短縮や直線の坂が緩くなるのも歓迎です。スピードはあるので距離でも前に行けると思いますし、この条件なら押し切って欲しいと願っています」とのこと。条件は間違いなく良い。なんとか次に繋がる競馬をしてほしい。最後はハリケーンリッジ。11/3東京12R【3歳上2勝クラス】(1400m芝)に石川騎乗で出走を予定。大和田調教師は「先週は坂路追いにしましたが、週末はウッドチップコースで長めから時計を出しました。その流れを継ぐように今朝の追い切りもウッドチップコースで行いました。雨によってタフな馬場だったので、リズムよく走らせながら息をつくるイメージで今回も5ハロンで時計を出して適度に負荷を求めています。カーッとしがちな馬ですけれども今日は冷静に走ることができていましたし、感じは良いですよ。上手く整えられたかなと思いますので、今週のレースへ向かうつもりです」とのこと。このクラスでも間違いなく通用する馬距離を短縮して見せ場を作ってほしい!

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強かったドウデュース!まいりました!

2024-10-27 18:22:20 | Weblog

《ワールドシリーズ》第2戦。ヤンキースがドジャースに2-4で敗れ、2連敗を喫した。ヤンキース打線はドジャースの先発右腕、山本由伸(26)相手にソトのソロ1本のみと沈黙した。それにしてもヤンキースの打撃陣が打てなさすぎる。中でもポストシーズンで40打数6安打、19三振で打率1割5分と苦しんでいる主砲ジャッジには全く打てる感じがない。こんなにスライダーが打てないのかと思うほど酷い。僕はヤンキースが有利と思っているのでなんとかNYに戻ってジャッジが覚醒するのを期待したい。尚この試合で、大谷が7回に二盗を試みた際に左肩を痛めて負傷交代した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷の左肩について「亜脱臼だろう」との見通しを示した。あす精密検査が行われ、症状の程度、試合出場の可否など、詳細な状態が判明する見込みのよう。精密検査の結果が非常に気になる。

 ゴルフの話題。日米ツアー共催《ZOZOチャンピオンシップ》最終日。単独首位から出た大会初出場のニコ・エチャバリア(コロンビア)が5バーディ、2ボギーの「67」で回り、通算20アンダーで今季初優勝を飾った。2023年3月《プエルトリコオープン》以来となるツアー通算2勝。2位から出たジャスティン・トーマス、3位から出たマックス・グレイサーマンが通算19アンダーで1打差の2位。通算17アンダーの4位にリッキー・ファウラー。通算15アンダーの5位にカート・キタヤマが続いた。日本勢17人の最高位は、通算13アンダーの6位で終えた初出場の杉浦悠太。6バーディ、ノーボギーの「64」で16位からトップ10に飛び込み、2週後の次戦《ワールドワイドテクノロジー選手権》(メキシコ)の出場権を手にした。9位から出た清水大成は「68」で通算10アンダー16位。歴代覇者(2021年)の松山英樹は59位から3バーディ、1ボギーの「68」で回り、平田憲聖、久常涼と並ぶ通算4アンダー46位。昨年大会を日本勢ベストの4位で終えた石川遼は29位から「73」と崩れ、今平周吾と並ぶ通算2アンダー56位。 前年覇者のコリン・モリカワは通算3アンダーの54位だった。エチャバリアは我慢強いゴルフだった。トーマスはもう少しパターが入らないと…。杉浦天晴れ!

 国内女子ツアー《樋口久子三菱電機レディスゴルフトーナメント》最終日。地元・埼玉出身の岩井千怜がツアー通算7勝目となる今季3勝目を挙げた。首位から出て6バーディ、2ボギーの「68」で回って、通算16アンダー。大会最多アンダーパー記録(2005年大会の宮里藍、19年大会の鈴木愛)を2打更新し、逃げ切った。2打差2位に岩井千怜の姉・明愛が入り、2023年《RKB×三井松島レディス》(3人プレーオフで優勝・千怜、2位に明愛と山下美夢有)以来2度目の“ツインズ1、2フィニッシュ”となった。米ツアーメンバー吉田優利は「67」でプレーして、明愛と並ぶ2位。13アンダー4位に岡山絵里がつけた。残り4試合となる年間ポイントレースは、メルセデスランキング1位の竹田麗央が11アンダー5位、同ランク2位の山下美夢有が6アンダー26位で終わり、ポイント差は475.4ptから約521ptに広がった。国内プロデビュー2戦目の馬場咲希は通算5アンダー39位だった。岩井姉妹天晴れ!

米国女子ツアーアジアシリーズ第3戦《メイバンク選手権》最終日。「65」をマークし、トータル23アンダーまで伸ばしたイン・ルオニン(中国)が優勝。アジアシリーズ初戦《ビュイックLPGA上海》に続く2戦ぶりの勝利で、今季3勝目、通算5勝目(メジャー1勝)を挙げた。1打差のトータル22アンダー・2位にジーノ・ティティクル(タイ)、トータル21アンダーの3位にユ・ヘラン(韓国)という上位陣になった。6人が出場する日本勢では、「68」を記録した笹生優花がトータル11アンダーの18位タイで最上位。トータル9アンダーの30位タイに古江彩佳、西郷真央となった。トータル7アンダーの39位タイに西村優菜。トータル6アンダーの46位タイに勝みなみ、トータル2アンダー・63位タイに畑岡奈紗という並びになった。来週の米国女子ツアーは、31日から日本開催のアジアシリーズ最終戦《TOTOジャパンクラシック》(滋賀県・瀬田ゴルフコース 北コース)が行われる。

 

🄱今日の競馬を振り返る。東京11Rで行われた【第170回天皇賞・秋】は、武豊騎乗の2番人気ドウデュース(牡5歳・友道康夫厩舎)が後方2番手追走から直線で大外一気の差し切りV。現役最強の座を譲らず、グレード制が導入された1984年以降で7頭目の4年連続JRA・GI制覇を果たした。武豊は2017年キタサンブラック以来7年ぶりVで、歴代最多タイの同レース7勝目。タイムは1分57秒3。1馬身1/4差の2着にはタスティエーラ(9番人気)、さらに半馬差遅れた3着にホウオウビスケッツ(8番人気)が入り、1番人気のリバティアイランドは好位追走も直線で馬群に沈み13着に敗れた。

 勝ったドウデュースは僕が思っている以上に強い馬だった。この舞台で、あの末脚はお見事。今年いっぱいで引退だが、この天皇賞の勲章は種牡馬になるとしても大きい勝利だった。2着タスティエーラにも驚いた。元々ダービー馬、これだけ走ることができれば今後が楽しみ。3着ホウオウビスケッツはここにきて本格化しているのだろう。【毎日王冠】と今回と好走は立派。それを導いている岩田望もいい仕事だった。4着ジャスティンパレスはもったいなかった。外に出していれば…。5着マテンロウスカイもよく頑張っている。8着レーベンスティールは外枠は厳しかったようだ。13着リバティアイランドはどうしたのだろう。あんな伸びないなんて…。14着ダノンベルーガも不可解な走り。こんな馬ではないはず。

ドウデュースは、父ハーツクライ、母ダストアンドダイヤモンズ(母父Vindication)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(株)キーファーズ。通算成績は15戦7勝(うち海外3戦0勝)。重賞は21年【朝日杯FS】、22年【日本ダービー】、23年【京都記念】、【有馬記念】に次いで5勝目。友道康夫調教師は【天皇賞・秋】初勝利、武豊は89年スーパークリーク、97年エアグルーヴ、99年スペシャルウィーク、07年メイショウサムソン、08年ウオッカ、17年キタサンブラックに次いで7勝目。一方、リバティアイランドの騎乗した川田将雅は【天皇賞・春】に16回、【天皇賞・秋】に15回騎乗したが、2019年・秋の2着(ダノンプレミアム)が最高着順。初制覇は来年以降に持ち越しとなった。

今週の一口馬。まずは昨日出走したヴィリアリート。京都4R【2歳新馬】(1400mダート) にC.デムーロ騎乗で出走し見事勝利した。騎乗したC.デムーロは「ゲートの出が速くないと聞いていましたが、その通りモッサリと出てしまいましたね。ただ、押っ付けていくと二の脚が付いて道中は抑えるのに苦労するぐらいでしたし、すぐリカバリーできたのは良かったです。勝負どころでは楽に動くことができましたし、最後の直線で抜け出した後も渋太く伸びてくれました。今日の感じでしたら距離は延びても大丈夫だと思いますし、ゲートの出が遅いことを考えると1,800mぐらいの方が良いかもしれません」とのこと。出遅れたときには万事休すと思ったが、思ったより強いレースだった。ようやく今年の2歳馬初勝利。無条件に嬉しい。それからジャーヴィスが京都12R【3歳上2勝クラス】(1400mダート・混)に西村淳騎乗で結果5着だった。鞍上の西村は「昇級初戦としてはいい内容でしたし、このクラスでもやれる力はありますね。馬もフレッシュな状態でやる気に満ち溢れていましたよ。次はもっといい競馬ができると思います」とのこと。昇級初戦、よく頑張ってます!

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野球ネタ3発、浦和で一口2発!

2024-10-25 19:29:46 | Weblog

まず野球ネタ3連発から。昨日《プロ野球ドラフト会議》が行われた。広島が宗山塁(明治大)の1位指名を公表しただけの“鉄のカーテンドラフト”。いざ蓋をあけてみると、大学ビッグ5のうち、宗山に5球団、金丸夢斗(関西大)に4球団、西川史礁(青学大)にオリックスとロッテの2球団が競合し、1本釣りに成功したのはヤクルトの最速160㌔右腕の中村優斗(愛工大)だけだった。そして抽選の結果、宗山は楽天、金丸は中日、西川はロッテ、そして外れ1位でもソフトバンクと日ハムが福岡大大濠の“二刀流”柴田獅子で競合して、新庄監督がクジを引き当て、花咲徳栄の大型遊撃手の石塚裕惺にも巨人と西武が競合して巨人が交渉権を獲得した。他の1位指名選手はソフトバンクが村上泰斗(神戸弘陵)、オリックスが麦谷祐介(富士大)、西武が齋藤大翔(金沢)、阪神が井原陵人(NTT西日本)、DeNAが竹田祐(三菱重工WEST)となった。

そこで、どの球団のドラフトが良かったか勝手に診断してみる。僕がいちばんよく思えたのが宗山の交渉権を得た楽天。球団経営には大きな疑問が残るが、バランスの良い指名だったように思う。宗山加入で竹林をセカンドに入れると守備力は安定するし、2位の環太平洋大の徳山一翔が左腕、3位の独立リーグ徳島インディゴソックスの中込陽翔が変則サイド、4位の日鉄ステンレスの江原雅裕が右腕と多彩な構成で即戦力投手を指名できた。また5位で早大の“長距離砲”の吉納翼を指名できたのも大きい。2位は中日。金丸を射止め、2位で西濃運輸の左腕・吉田聖弥、4位で日本生命の捕手・石伊雄太、5位、6位で素材型の高校生投手2人を獲得。ポスティングの小笠原の穴は金丸で埋まるだろうし、2位の吉田も最速152㌔のストレートにチェンジアップを操れる即戦力投手だ。石伊は守備型の捕手で、中日捕手陣には欲しい素材。最近は打撃陣中心のドラフトが続いていたが、それは外国人選手でカバーできるはず。下位で好素材の投手を指名できたしバランスもとれた指名だった。3位は日本ハム。個人的にはソフトバンクに来てほしかった柴田を1位で獲れ、2位には甲子園で注目を浴びた1m98の大型左腕、藤田琉生(東海大相模)、4位で1m94の大型右腕の清水大暉(前橋商)と超高校級投手を3人も指名できたのは大きい。現在力のある投手が続々出てきているし、数年後には投手大国ができているのではないかと思わせるような指名だ。4位は西武。12球団最低のチーム打率.212に終わった打線強化が急務で、1位で宗山を外し、外れ1位でも巨人と競合して高校生のショートではナンバーワンの石塚を逃したが、“外れ外れ1位”で金沢高のショートの齋藤大翔を指名し、2位で大学ビッグ5の一人である大商大の長距離砲で三塁もできる渡部聖弥の指名に成功した。この渡部がとれたのは大きいだろう。また個人的には育成で大阪桐蔭のラマル・ギービン・ラタナヤケを指名したが、万波や水谷のようになるのでは…と密かに思っている。5位はヤクルト。今季は先発陣が崩壊し、2桁勝利投手が1人も出ずにチーム防御率3.64で5位に沈んだヤクルトは、課題の投手補強の目玉で最速160㌔の中村の1本釣りに成功が何と言っても大きい。そして3位のセガサミー・荘司宏太も即戦力として計算できる。そして2位で指名した万波クラスに成長しそうなモイセエフ・ニキータ(豊川)は楽しみな選手だ。ただそれでも補強ポイントの投手が中村と荘司の2人の指名で終わったことには少し残念に思う。6位はオリックス。西川を外したが麦谷を取れたのは大きい。彼は盗塁も通算44個するなど、強打、俊足、強肩の外野手。さらに2位指名の日体大の大型右腕、寺西成騎はバランスよく大荒れしない。最速153㌔で縦スラが制球できる即戦力。また今年も5位でENEOSの東山玲士、6位でNTT東日本の片山楽生と下位で2人の社会人投手を取った。オリックスはこの作戦で成功しているのでこの2投手には注目したいところ。7位ソフトバンク。宗山を外して時点で将来型にシフト。“外れ外れ”1位指名した村上も最速153㌔の将来期待の好素材。4位、5位で宇野真仁朗(早実)、石見颯真(愛工大明電)というポテンシャルのある高校生のショートを指名した。そして育成はなんと13人。チーム事情に沿ったいつものソフトバンクらしいドラフトである。8位はDeNA。補強ポイントはメジャー移籍した今永昇太の穴を埋めきれなかった先発投手。金丸は外したが、竹田祐、2位で評価の高かった法大の右腕・篠木健太郎、6位でも国学院大の1m80、80㌔大型右腕・坂口翔颯を指名は良かったのではないか。まぁ登坂チャンスは多いだけに大化けする可能性はある。9位阪神。今後のドラフトの在り方を先取りするかのような指名。金丸を逃したが、外れ1位でNTT西日本の最速149㌔左腕の伊原陵人、2位で報徳学園の大型右腕の今朝丸裕喜を指名したのは理解できるが、独立リーグから育成も含め5人指名した。これが吉と出るか。伊原は、1m70と上背はないが、腕が隠れて出てきてリリースポイントが前にあり、打者が打ち辛い、大商大出身の即戦力左腕。2位今朝丸、3位木下里都(KMGホールディングス)、育成1位の159㌔剛腕の徳島・工藤泰成はひょっとしたら、ストッパーだった藤川新監督の後継者になるのかも・・・。10位広島。宗山の1位指名を公表した広島は外れ1位で青学大の通算12発を打った三塁手、佐々木泰を指名。渡部ではなく、佐々木を指名したのは少し驚きである。守備の上手さは確かに佐々木だが粗さがある。僕は渡部の方が…。ただ2位の富士大の左腕、佐藤柳之介は阪神の伊藤将司に瓜二つの変則フォームの投手。左投手の少ない広島において貴重な存在になりそう。11位ロッテ。右の強打者・西川を1位指名でききたが、2位以下は投手・野手ともに即戦力で使えるかどうかは疑問符がつく。友杉が1本立ちしそうなショートに社会人を2選手指名も…。それならもっと即戦力投手をと思ってしまう。最下位は巨人。石塚を西武との外れ1位の競合で引き当て、2位で九州産業大の俊足巧打のショートである浦田俊輔、3位でも上武大の左の長打力を秘めた大型ショートの荒巻悠を指名した。ポスト坂本勇人を意識しているのだろうが、あまりにも偏り過ぎている。現状だけでも門脇、中山、泉口とレギュラー候補は3人いる。僕は即戦力投手一人ぐらい上位で指名した方が良かったのでは…と思う。まぁそれよりいくらいい選手とっても外から取ってくる選手やベテランを使っていては育つものも育たない環境が問題だろう。

それから今年指名漏れした主な選手を挙げておく。高校生ではセンバツ優勝でU18日本代表の健大高崎の箱山遥人捕手、甲子園に4度出場しU18日本代表の広陵の高尾響投手、甲子園で活躍した神村学園・正林輝大外野手、メジャーリーグ挑戦を表明した桐朋(東京)の森井翔太郎投手、大学生では清原和博氏の長男、慶大・清原正吾内野手、大学日本代表の早大・印出太一捕手、同じく大学日本代表の立正大・飯山志夢外野手らが指名を受けなかった。社会人ではNTT東日本・野口泰司捕手、東京ガス・中尾勇介外野手らが指名漏れした。また今季イースタン・リーグで首位打者を獲得したオイシックス知念大成外野手も指名されなかった。果たして来年の今頃はどんな選手が活躍しているか…。

 

 野球ネタ2発目は明日から始まる《ワールドシリーズ》。前評判ではドジャースの方が上という見方が強いようだが、その根拠は24年のレギュラーシーズンで、ドジャースがヤンキースと3回対戦し2勝しており、また今年のポストシーズンの成績がドジャースの上だからだ。例えば得点圏での打撃成績はドジャースが打率・311、出塁率.372、長打率.594で、ヤンキースの打率.181、出塁率.308、長打率.319よりも全て、大幅に上回っているし、走塁でもドジャースはPS11試合で11盗塁、失敗は1度。ヤンキースは9試合で6盗塁、失敗2度。おまけにドジャースの方がこれまで勝ち上がり過程において苦戦してきており、そのプロセスもいいということらしい。しかし僕の予想は4勝2敗でヤンキースとみている。僕の基本的な考えは、ワールドシリーズは投手力だと思っている。今回のWSは前評判では先発はヤンキース、ブルペンはドジャースが上という評価。ヤンキースは先発4枚(コール、ロドーン、シュミット、ヒール)が揃っているものの、ブルペンはホームズとウィーバーの両右腕への依存度が高い。一方、ドジャースはブルペンゲームをローテの一角に組み込まなければならないほど先発投手が不足しているし、そのブルペン陣が今年のポストシーズンにおいて大きな強みとなっている。それでも試合を作るのはやっぱり先発投手、そして泣いても笑っても残り7試合、先発陣をリリーフに回せるヤンキースの方が上だと思っている。果たして…。

 

 野球ネタ3発目は《日本シリーズ》。アンチ巨人の僕が《日本シリーズ》を面白くするには巨人にCSを勝ち上がってほしかったが、手負いのDeNAに対してあの情けなさ。もう少し何とかならなかったかと思うのは僕だけではないだろう。で、それでも日本シリーズが面白くならないものかと思っているが、普通にやったらソフトバンクの4連勝か4勝1敗だろう。とにかくソフトバンクに死角が見当たらない。DeNAと比べて走攻守の全てに上回っている。CSになってホークス打線はとにかく破壊力抜群。山川、近藤といった主力はもちろん、栗原や周東、今宮ら全員の調子がいい。また柳田もスタメンに戻ってきた。だらしない巨人と違って、勢いがあり伊藤大海を緒戦に置いた日本ハムに対しても3連勝を飾った。投手陣も盤石だ。先発陣は有原、モイネロ、スチュワートの3本柱はしっかりしている上、残り2枠を大津、石川らで争うことになるだろう。藤井、松本裕、和田は故障で出場は絶望的だが、いざとなればモイネロ、大津を経験豊富なリリーフに回すこともできる。一方で、DeNAはやはりエース・東のケガによる不在が大きい。もしDeNAに勝機があるとすれば、周囲を驚かせるような奇襲策とかとんでもないラッキーボーイが現れるとかが必要ではないか。ただCS最終ステージでラッキーボーイ的にMVPは獲った戸柱ではソフトバンクの打線は抑えられないし、周東に6盗塁ぐらいやられそうで、打線も甲斐のリードに翻弄されそう。なんとか有原、スチュワートからは3,4点獲れるかもしれないので、1,3戦目勝利できれば…。DeNA頑張れ!

 

 先日プロスポーツの世界ではなかなかないことがあった。22日に24~25年シーズンが開幕したNBA。レイカーズは開幕戦の本拠地ウルブズと対戦した。そしてその試合でエースのレブロン・ジェームスは、息子ブロニーとNBA公式戦では史上初の親子共演を果たした。歴史的瞬間はゲーム前半に訪れた。第2Q残り4分で2人ともがコートサイドに並ぶと本拠地のファンはざわついた。ベンチから同時出場すると大歓声が上がった。残り1分19秒にブロニーがベンチに下がって2分31秒間の歴史的親子初共演となった。ブロニーはNBAドラフト2024で2巡目の全体55位でレイカーズから指名され、6日のプレシーズンマッチのサンズ戦で非公式戦ながらもNBA親子初共演を果たしていた。尚、ルーキーイヤー以来となる5年ぶりのスタメン出場でNBAの6シーズン目を迎えた八村は。この試合、試合開始約40秒で3ポイントを成功させ、今季、チーム最初の得点。さらにダンクを決め、存在感を見せた。結局、八村はアンソニー・デイビス36点に次ぐチーム2番目の18得点をマークし、見事開幕戦を勝利に導いた。

 

今週、〈ノーザンファームミックスセール2024〉が行われた。この〈ノーザンファームミックスセール〉は、2019年から繁殖牝馬セールとして始まり、22年から当歳部門が加わった。22年に8400万円と2番目の高額取引馬だったサトノカルナバル(牡2歳・堀厩舎)が【函館2歳S】を優勝したほか、3頭が勝ち上がっており、ミックスセールへの注目度は一気に高まっている。また、繁殖牝馬セールからは、20年取引馬でゼルトザーム(牡3歳・藤野厩舎)が【函館2歳S】を優勝。コスモギュランダ(牡3歳・加藤士厩舎)が【報知杯弥生賞】を制し、【皐月賞】は2着に健闘。スウィープフィート(牝3歳・庄野厩舎)は【チューリップ賞】を制し、【桜花賞】では4着に追い込むなど、3頭の重賞ウィナーの母を輩出している。また、22年【ジャパンC】を制したヴェラアズールの母(ヴェラブランカ)や昨年の【菊花賞】を制したドゥレッツァの母(モアザンセイクリッド)、今年の【新潟2歳S】を勝ったトータルクラリティの母(ビットレート)も、これらの子が生まれた後の取引馬であった。これらの活躍があって、22年は約19億円、23年は約15億円だった当歳セッションは今年、35億5500万円と一気に跳ね上がった。そしてこれまで取引額で1億円超えはなかったが、今年は1億円以上が10頭いて、そのうち4頭が2億円以上など、平均落札額6837万円は、今年7月に行われたセレクトセール当歳部門の6243万円を上回った。 落札額上位馬は以下の通り(全て税抜き)。
1位マーゴットディドの24(牡、父キタサンブラック) 2億9000万円。落札者は藤田晋オーナー
2位ダストアンドダイヤモンズの24(牡、父コントレイル) 2億6000万円。落札者は大空企画
3位サロニカの24(牝、父モーリス) 2億2000万円。落札者は小谷野宗靖オーナー
4位インカーヴィルの24(牡、父キズナ) 2億円。落札者は小笹芳夫オーナー
5位ドリームローパーの24(牡、父キングマン) 1億9000万円。落札者はルイビルレーシング

 一方、繁殖牝馬セッションは、売却総額は6億7750万円(前年比6500万円減)、売却率は86.5%と初めて9割を切るなど、意外と伸び悩んだ。繁殖牝馬セッションの最高額は、ラクアミ(牝12歳、父ダイワメジャー、母レイズアンドコール)の3800万円で(株)Winning Horse Clubが落札した。ラクアミの子には、今年の【札幌2歳S】で鼻差の2着だったアルマヴェローチェがいるなどがいる。果たしてこのセールから大物が生まれるか注目していきたい。

 

明日の予想。まずは府中メイン【アルテミスS】。たぶん府中の舞台より京都の方が良いのかもしれないが、これまで対戦した相手が違った8番ショウナンザナドゥ。初の東京で少しでも人気が落ちれば美味しい。相手は1,2,3,4,5,10番。京都メイン【スワンS】は8番スズハローム。ここにきて完全本格化。重賞で連続馬券圏内だし、京都の舞台もいい。相手は2,4,6,7,11,13番。新潟メイン【魚沼S】は昇級戦になるが2番シランケド。元々【紫苑S】3着のある馬で休み明けは3戦3勝。鞍上M・デムーロも今週からクリスチャン騎乗で兄の威厳を魅せる。相手は1,3,4,7,8番。

今週の出走予定一口馬は2頭。その前に今週地方で走った一口馬について軽く触れておく。まずは浦和に移籍したアルヴァレス。10/2浦和8R【緑と清流のまち ときがわ賞】 (C2・1500mダート)に森泰斗騎乗で出走し見事勝利した。管理する小澤調教師は「ありがとうございました。前走の勝ち時計からも、相手は1番人気の馬と思っていましたが、予想以上の完勝劇でしたね。大外枠は良かったですが、もう少し楽に前を追いかけられるだろうと思っていて、森騎手も開口一番『手応えが渋いですね』とのこと。『それでいてこの勝ち方ですし、次はもっと良くなると思いますよ』とも話していました。ジョッキーのコメント通りまだ上積みがありそうなので、次も頑張ります」とのこと。今後のことはまだわからないが、2勝しても中央に戻らないで浦和で走ってほしいと思うほどの完勝ぶり。地方の雄目指してほしいな。それから今日ラブリアージェ浦和11R【紅葉特別】(B2・1400mダート)に森泰斗騎乗で出走し勝利した。管理する佐藤裕調教師は「今日はありがとうございました。若干ゲート内でバタつく部分があったものの、ポンとスタートを切れたのでそのまま出していっての競馬。森騎手は『控える競馬をしたら前の馬が垂れてくるかもしれない』と考え、思い切って行ききったと話していました。道中外からつつかれたりと楽な展開ではなくとも、最後は文句なしの快勝ですからね。スタートさえ決まれば勝ち負けだと思っていましたが、ここではやはり地力が違ったかと思います。森騎手の読み通り、浦和のコースは合っていそう。上がりの様子を見て問題がなければ続戦とさせていただきますが、次走も浦和でと考えています」とのこと。このまま浦和で頑張れ!
 では今週の出走馬。まずは新馬・ヴィリアリート。明日の京都4R【2歳新馬】(1400mダート)にC・デムーロ騎乗で出走予定。管理する西村真幸調教師は「番組を検討した結果、10月26日の京都・D1,400m戦ならC.デムーロ騎手が騎乗できるとのことでしたので、そちらに出馬投票させていただきました。先週は除外になってしまいましたが、飼い葉をよく食べて馬の雰囲気はいい意味で変わりないので、スライドする分には影響ありません。今週は23日に坂路コースで併せて追い切りを行い、全体が53.6秒でラスト1ハロン11.7秒のタイムをマークしています。僚馬に0.1秒遅れる形になりましたが、終いまでしっかり動くことができていましたし、重苦しさは感じなかったですよ。ただ、ゲート試験では出の反応はそこまで速くなかったので、1,400m戦でスッと流れに乗っていくことが出来るかがカギになりますね。それでも、スピードが乗ってからは平均ペースで走ることができていましたし、C.デムーロ騎手ならしっかり動かしてくれるはずなので、初戦から良い走りを期待しています」とのこと。僕の今年度2歳馬初勝利を目指してほしい。もう一頭はジャーヴィス。明後日10/27京都【3歳上2勝クラス】(1400mダート・混)に西村淳騎乗で出走予定。管理する千田輝彦調教師は「この中間も問題なくきていて、昨日CWコースでサッと時計を出しています。前走時はいつもよりじっくりと乗り込みましたし、今回はレースの間隔もそれほど空いていないのでこれくらいの調整で十分。状態面に関してはいい意味で平行線といった感じで、前回くらいの出来で出走させられそうです。ここにきて馬体が充実してきて成長が伺えるところ。昇級緒戦となりますが、引き続きの同条件となるのでそこまで変な走りにはならないと見ています。何度も乗ってくれている望来が『相手なりに走りそう』と言っていますし、いきなりから上位争いをしてきてくれないかなと思っていますよ。前走に引き続き、いい走りを期待しています」とのこと。2勝クラスで勝ち負け出来たら嬉しい

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菊花賞惨敗

2024-10-20 19:57:26 | Weblog

 まずは《MLB ア・リーグ優勝決定シリーズ・第5戦》は3勝1敗のヤンキース(東地区)がガーディアンズ(中地区)を相手に延長戦を制し、41度目のリーグ優勝を果たした。これで世界一に輝いた2009年以来、15年ぶりにワールドシリーズ進出を決めた。延長10回に相手守備のミスから2死一・二塁のチャンスに、今季41本塁打(リーグ3位)のJ.ソト(25)が決勝3ランを放って勝負を決めた。正直、このシリーズのガーディアンズは一発を打たれ過ぎ。特にリリーフ陣が…これでは試合にならない。また失策も目立った。まぁこれを糧に来年はもう少しいい試合をしてほしい。これで王手をかけているドジャースがそのままWS進出ならば、1981年以来43年ぶりの対戦となるが、メッツが逆転進出ならば、2000年以来の「サブウェイシリーズ」(ヤンキースとメッツのライバル対決の愛称)が実現する。いずれにしても人気球団対決のWSになる!

 ゴルフの話題。国内女子ツアー《NOBUTA GROUP マスターズGC レディーズ》最終日。首位から出たイ・ミニョン (韓国)が4バーディ、3ボギーの「71」で回り、通算14アンダーで今季初優勝を飾った。2022年《北海道meijiカップ》以来の通算7勝目で生涯獲得賞金は5億円を突破。今季国内ツアーで30代での優勝(32歳)は初めてとなる。イは後半14番から2連続バーディ奪うなど首位をキープし、グリーン左奥に外した16番ではアプローチミス後の4打目でチップインパー。17番もグリーン右のバンカーからパーを拾う粘りを見せて逃げ切った。最終組の1組前から3打差を追った畑岡奈紗は、前半3番でダブルボギーを喫したものの5バーディ「69」と追い上げ、岩井明愛と並ぶ通算13アンダー2位で今季国内ツアー初戦を終えた。通算10アンダー4位に岩井千怜、内田ことこ、桑木志帆の3人。年間ポイントレース2位で2週連続優勝がかかっていた山下美夢有は、最終18番でダブルボギーを喫するなど「73」とスコアを落として通算9アンダー7位。棄権した8月《ゴルフ5レディス》以来の出場となった元賞金女王の鈴木愛は、アマチュアで吉田優利の妹の吉田鈴らと同じ1アンダー40位で終えた。ゴルフって面白いと思えるゲームだった。イはアプローチで失敗後、チップイン。ティーショップでバンカーをパーでカバー、最終ホールはパーでいいのにバーディパットを打ちすぎるもそれをリカバリー。見事な防御であった。さすがベテランお見事でした。それにしても今年の畑岡、山下はパターのショートが多すぎるなぁ。
 米国女子ツアー《BMW女子選手権》最終日。2打リードの単独首位から出たハンナ・グリーン(オーストラリア)が3バーディ、2ボギーの「71」でプレーし、後続を1打差で振り切る通算19アンダーで今季3勝目を挙げた。ツアー通算6勝目。通算18アンダー2位に、8位から「66」をマークしたセリーヌ・プティエ(フランス)。通算17アンダー3位にシャネッティ・ワナセン(タイ)。通算16アンダーの4位にともに韓国のチェ・ヘジンとソン・ユジンが続いた。8位から6打差を追った西郷真央は4バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「71」でプレーし、通算13アンダー12位で4日間を終了。終盤に3打差まで迫ったが、1打目を大きく右に曲げた最終18番を3オン3パットとし、《NW アーカンソー選手権》(4位)、《ビュイックLPGA上海》「(2位)に続く3試合連続トップ10を逃した。西郷に次ぐ日本勢は、「71」で終えた古江彩佳で通算4アンダー41位。勝みなみはは「78」とスコアを落として通算1アンダー57位。西村優菜は「77」、笹生優花も「78」と崩れ、ともに通算イーブンパーの60位で終えた。ここんとこ善戦している西郷だが、最終日に本当にパターが入らない。この日も33打、僕の昨日より悪い。次頑張れ!

今日の重賞を振り返る。京都11Rで行われた【第85回菊花賞】は、C・ルメールの2番人気アーバンシック(牡・武井亮厩舎)がレース序盤は中団後方を追走し、向こう正面で位置を上げ前を射程圏にとらえると、直線では末脚を炸裂させ2馬身半差の完勝。【皐月賞】4着、【日本ダービー】11着と無冠に終わった春の無念を晴らし、ラスト1冠を奪取した。C・ルメールは、菅原泰夫(1981・82年)以来、42年ぶり4人目の【菊花賞】連覇&13日の【秋華賞】(チェルヴィニア)に続く2週連続JRA・GI制覇。タイムは3分4秒1。2馬身半差の2着には連勝中だったヘデントール(4番人気)、さらにハナ差遅れた3着に武豊騎乗のアドマイヤテラ(7番人気)が入り、1番人気のダービー馬ダノンデサイルは6着に敗れた。

勝ったアーバンシックだが、さすがルメールという騎乗ぶり。長距離息を入れるところもあり完璧な騎乗だった。これからもっと強くなりそう。勝ち馬よりも2着ヘデントールの将来性が高く感じた。来年の【天皇賞・春】はこの馬が面白そう。3着アドマイヤテラは力を出し切った。4着ショウナンラプンタももっと強くなる馬だろう。将来が楽しみだ。6着 ダノンデサイルはどうしたのだろう。まぁまだ若駒だから仕方ないか。

アーバンシックは、父スワーヴリチャード、母エッジースタイル(母父ハービンジャー)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は7戦4勝。重賞は今年の【セントライト記念】に次いで2勝目。武井亮調教師はJRA・GI初勝利、C・ルメールは2016年サトノダイヤモンド、18年フィエールマン、23年ドゥレッツァに次いで【菊花賞】4勝目となった。

 

今日の一口馬は2頭。まずは新馬ノビリシマビションが東京5R【2歳新馬(混)】(1800m芝)に富田暁騎乗で出走し5着となった。騎乗した富田暁は「厩舎サイドから『少し余裕を持たせた仕上げ』とは聞いていましたが、反応のいい馬ですし、初戦としては良く頑張ってくれましたね。最内枠でしたからある程度のポジションを取れればとレース前に思っていましたが、実際のところゲートをスッと出てくれましたし、他に行く馬もいませんでしたから、それほど促さなくてもハナまで行けました。直線に向いたところでも手応えは十分だったのですが、並んで走っていた馬の脚が早めにあがってしまい、一頭になったところでフワッとしてしまったのが勿体なかったですね。大人しい馬ですし、操縦性もとても良くて、全体的にはとてもいい内容だったと思います」とのこと。牡馬相手で骨っぽい相手の中、大健闘。陣営の感触も良かったが、次に繋がるレースだった。今後に期待する!もう1頭はアシセバイラが新潟8R【3歳上1勝クラス】(1000m芝)に出走し12着に敗れた。騎乗した横山琉は「前半はリズム重視で脚を溜める狙いでしたが、ちょっと忙しくて追走で脚を使ってしまいました。また、その影響や外の馬を気にしたのか、ちょっと内に張り気味に走っていて、余計に辛くなってしまいました。春の新潟で良さを見せられた条件で頑張りたかったのですが、申し訳ございません」とのこと。春の同条件では終いに掛けて頑張る走りを見せてくれたので、この条件で見せ場を作ってほしいと思っていたが…まぁ枠も厳しかったし、次に期待!

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菊花賞は1強!

2024-10-19 19:59:18 | Weblog

まずは《第101回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会》が今日行われ、来年1月に行われる本選出場全20校が決定しました。気温23.2度と日ざしも強いコンディションの中、立教大学が強さをみせトップ通過。3年連続30回目の出場権をつかんだ。2位には専修大学、2年ぶり72回目の出場権を獲得。 1月の《箱根駅伝》で体調不良者が続出し苦しんだ中央大学は、6位で突破。前回3秒差の次点で泣いた東京国際大学は8位、順天堂大学がボーダーラインの10位に入った。次点で泣いたのは、東京農業大学。エース前田和摩がエントリー外の中、奮闘したもののわずか1秒届かなかった。また12位明治大学、13位国士舘大学などの駅伝強豪校も10位以内に届かず。優勝経験もある東海大学は、10人目を走っていたランナーがゴール直前でふらつき転倒。棄権となるなど、アクシデントもあり14位。12年ぶりに本選出場を逃しました。これでシード校と合わせて本選出場全20校が決定。
▽シード校…青山学院大学、駒澤大学、城西大学、東洋大学、國學院大學、法政大学、早稲田大学、創価大学、帝京大学、大東文化大学
 ▽予選会突破…立教大学(3年連続30回目)、専修大学(2年ぶり72回目)、山梨学院大学(5年連続38回目)、日本体育大学(77年連続77回目)、中央学院大学(2年連続24回目)、中央大学(8年連続98回目)、日本大学(2年連続91回目)、東京国際大学(2年ぶり8回目)、神奈川大学(2年連続55回目)、順天堂大学(14年連続66回目)

 

ゴルフの話題。国内女子ツアー《NOBUTA GROUP マスターズGCレディース》3日目。岩井明愛とイ・ミニョン(韓国)が通算13アンダーの首位で並んで最終日を迎える。 首位タイから出た岩井は後半16番から連続でスコアを落とすなど終盤に失速したが、1イーグル4バーディ、2ボギー1ダブルボギー「70」で回りその座をキープ。今季4勝目に王手をかけた。イは5位からボギーなしの4バーディ「68」で首位をとらえ、2022年《北海道meijiカップ》以来の通算7勝目に向けて好位置で最終日に入る。通算11アンダー3位に小林夢果と桑木志帆。通算10アンダー5位に米ツアーを主戦場とする畑岡奈紗が続いた。同順位に野澤真央、木戸愛、年間ポイントレース2位で2週連続優勝がかかる山下美夢有が並んだ。岩井と同じく首位から出た小祝さくらと宮田成華は、ともに「74」で通算9アンダー9位に後退した。

米国女子ツアー《BMW女子選手権》3日目。単独首位から出たハンナ・グリーン(オーストラリア)が1イーグル3バーディ、3ボギー「70」で回り、通算18アンダーでトップを守った。4月《JMイーグルLA選手権》以来のツアー6勝目がかかる。5人が出場する日本勢では通算12アンダー8位の西郷真央が最上位。第3ラウンドをボギー無し5バーディ「67」で回った。通算9アンダー11位から出た勝みなみは「74」とスコアを落とし通算7アンダー30位に後退した。笹生優花が通算6アンダー33位。59位から出た西村優菜は5バーディ、1ボギー「68」と伸ばし、通算5アンダーで39位に順位を上げた。「71」で回った古江彩佳も同じく39位につけた。首位と2打差2位にソン・ユジン(韓国)、3打差3位に22年《AIG女子オープン》覇者のアシュリー・ブハイ(南アフリカ)が続いた。大会連覇がかかるミンジー・リー(オーストラリア)は通算10アンダー18位で予選落ち無しの4日間大会最終日を迎える。少し差があるが西郷に頑張ってほしい。

 

 明日の予想。まずは京都メイン【菊花賞】。本命は4番ダノンデサイル。【秋華賞】の時もチェルヴィニア1強と書いて的中させたが、ここ僕は1強だと思っている。【ダービー】から相当馬体重が増加しているようだが、完全本格化だろう。相手は7,9,11,13,14,17番。東京メイン【ブラジルカップ】は11番アンデスビエントが面白そう。3歳牝馬で52㌔はちょっと見込まれた感じだが、【関東オークス】7馬身ぶっちぎりはひょっとしたらひょっとする。鞍上は遠征後不調の田口だが、逃げ馬なら細工なしで乗れるだろう。相手は1,3,4,6,9,13番。新潟メイン【新潟牝馬S】は7番ホールネス。【マーメイドS】3着馬だが、左回りは3戦全勝。ここは人気でも中心視。相手は1,3,5,6,10,12番。

 

今日の一口馬。まずはアスコットアイが新潟3R【2歳未勝利】(1200mダート)に西塚騎乗で出走し結果3着だった。西塚は「内枠だったので行けるようなら行こうと思っていましたが、外の勝ち馬が速かったのであえて行かずに控える競馬をさせました。あそこで競り掛けていたら、最後がきつくなる可能性がありましたしね。ただ、番手からの競馬でも問題ありませんでしたし、キックバックも嫌がったりしませんでしたよ。結果的に行った行ったの競馬となってしまいましたが、道中でうまく息を入れることができましたし、次に繋がる内容だったと思います。芝の部分の走りが案外悪くありませんでしたし、芝でも面白いかもしれません」とのこと。よく頑張っているし、今後に繋がるレースだった。アースライザーは東京10R【神無月S】(2100mダート・混ハンデ)に内田博騎乗で出走し9着だった。内田博は「先生からは『テンに離されるとやる気をなくしてしまうことがあるので気をつけてほしい』と言われていたのでスタートから意識して乗りましたが、しっかり流れに乗って頑張ってくれました。53kgのハンデも良かったと思います。直線で3番の馬と一瞬進路が被り掛けたものの、内に行ってくれたので問題ありませんでした。しぶとく踏ん張っていたのですが、最後は苦しくなってモタれて内ラチを頼ろうとしたぶん1つ着順を落としてしまいました。今日は切れ負けした形ですが、この距離でも走れますよ」とのこと。よく頑張りました!

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今週の一口馬は4頭

2024-10-18 18:50:13 | Weblog

 嬉しいニュース。自転車の《UCIトラック世界選手権》で「男子ケイリン」決勝が行われ、山崎賢人が日本勢としては1987年以来となる金メダルを獲得した。また、「男子スクラッチ」でも窪木一茂が優勝を飾り、日本勢はこの日2冠を達成した。ケイリンは日本発祥の競技ながら、男女通じて五輪や世界選手権でタイトルを獲得した日本人選手は37年前の本田晴美のみだった。五輪王者のハリー・ラビレイセン(オランダ)が準決勝で敗退する中、山崎はミハイル・ヤコブレフ(イスラエル)と前回王者ケビン・キンテロ(コロンビア)をスプリント勝負で制し、母国に金メダルをもたらした。天晴れ!

この世界でも若い力が…。女子テニスの《木下グループジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024》は今日、シングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク179位の齋藤咲良と予選勝者で同188位の伊藤あおいが登場している。18歳の齋藤はツアー大会の本戦に出場するのは今回が初。1回戦では世界ランク62位のJ・ブザス・マネイロ(スペイン)、2回戦では第5シードのE・アバネスヤン(アルメニア)を下し、ツアー大会初のベスト8進出を果たした。そして現在、準々決勝では予選勝者で世界ランク150位のK・ビレル(オーストラリア)と対戦中だ。また20歳の伊藤は今大会に予選から出場。2試合に勝利してツアー大会本戦初出場を決めた。本戦1回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク158位のS・ケニン(アメリカ)、2回戦では第8シードのE・コチャレット(イタリア)を下し,準々決勝でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク118位のE・リス(ドイツ)と対戦。6-7(8)、6-2、6-2の逆転勝ちでツアーデビュー戦で4強入りを果たした。もし齋藤が勝てば準決勝で伊藤と対戦することとなるが、是非若い二人で対戦してほしいものだ。そして勝ち上がった選手が是非優勝してほしい!

 MLBのリーグ優勝決定シリーズだが、ともにわからくなってきた。ア・リーグはヤンキースが戦力的も断然上と観ていたが、それを一掃するような敗戦を喫した。ヤンキース2勝で迎えた今日の第3戦、ヤンキースは2点を追う8回2死一塁から、今季本塁打、打点の2冠王に輝いたジャッジが代わったばかりのガーディアンズの守護神クレースを相手に2試合連続弾となる右越えの同点2ラン。続くスタントンもスタンドへ運び、一気に逆転に成功した。この時点で僕はヤンキースのワールドシリーズを確信した。しかし野球はわからないもので、9回にも1点を追加したが、2点リードのその裏、2死走者なしからガーディアンズのトーマスに二塁打を許すと、続く代打・ノエルに左越えの同点2ランを浴びた。ヤンキースの守護神・ウィーバーはトーマスに対して2スタライクと追い込んでいたが、まさかの展開。さらに同点の10回に7番手のホームズが2死三塁からフライにサヨナラ2ランを浴びてしまった。それでもヤンキース優利は変わらないが、何が起きるかわからないのが短期決戦。果たして…。一方ナ・リーグはドジャースが敵地で連勝し、通算3勝1敗とした。4年ぶりのリーグ優勝&ワールドシリーズ進出に王手をかけた。大谷翔平は「1番・指名打者」で出場し、先頭打者弾を含む3打数1安打1本塁打1打点3四球をマーク。4出塁で4得点を記録した。打線は4安打4打点1本塁打のベッツを中心に爆発。12安打10得点を奪い、敵地シティフィールドは試合終了を前に帰るメッツファンが続出し、九回には空席だらけでガラガラになる異様な光景となった。山本由伸はポストシーズン3度目の先発のマウンドに立ち、4回1/3で73球4安打2失点1被本塁打8奪三振で降板。僕はドジャースの投手陣が信用できなくて、メッツの方が有利としていたが、ポストシーズンになってドジャースの投手陣が本当によく頑張っている。その頑張っている間に大谷、ベッツが復活してチームとしては本当にいい流れになっている。ただ前述したように短期決戦は何が起きるかわからない。“ロスに帰ってから…”なんと悠長なことは考えず、3連勝で勝ち切ることを狙ったほうが良い。

明日の予想。まずは東京メイン【富士S】。本命は11番ソウルラッシュ。6歳馬なのでこれ以上を求めるのは酷かもしれないが、ここでは力が上。いままであまり得意でなった府中でも前走だけ走れば問題ないだろう。相手は4,7,9,10,15,16番。京都メイン【オータムリーフS】は12番ジュンウィンダム。1400mは久々になるが、2勝2着1回なら問題ないだろう。あとは展開次第だ。相手は2,6,10,11,13,14番。新潟メイン【北陸S】は4番マイネルレノン。実績上位の5歳馬で新潟、福島は得意。スタートまともなら勝ち負けで相手は6,7,8,9,10,14番。

 

今週の一口馬。まずはアスコットアイが明日の新潟3R【2歳未勝利】(1200mダート)に西塚洸二騎乗で出走予定。管理する緒方調教師は「中1週で新潟までの輸送もありますが、前走後も好状態をキープしているため、昨日の最終追い切りも脚色一杯の内容でしっかり負荷を掛けています。馬場が荒れた時間帯とあって終いはやや走りにくそうにしていましたが、全体の動きとしては悪くありません。出走メンバーの中でも馬体重は小柄ですが、初戦から砂でスピードのある走りを見せてくれましたし、1ハロンの距離短縮と減量ジョッキー起用での前進に期待しています」とのこと。僕はこの馬に関しては勝ち上がらなくても地方に行って中央に戻ってくるというロードマップも考えているが、もちろん勝ちあがったら嬉しい。勝てなくても走ってくれることが嬉しいアースライザー。明日の東京10R【神無月S】(2100mダート・混ハンデ)に内田博幸騎乗で出走予定。鈴木慎調教師は「最終追い切りは3頭併せでおこなっています。前の2頭を追いかけて終いを伸ばさせたのですが、僅かに遅れてしまったものの問題なくいい動きでしたよ。十分に力を発揮できる状態で競馬に向かえそうです。ハンデも53kgと軽いところでおさまったので、上位争いに食い込みたいですね。あとは初めての2100mという距離がどう出るか。集中力に欠けるところのある馬なので最後まで気持ちを保ってほしいですし、この長い距離を抱えながら気持ち良く走ってきてくれればと思っています。最近は1600~1800mで追走に苦労していますし、この条件で新味が見られれば。次に繋がるような競馬を期待しています」とのこと。気分次第の馬でいつ走るかわからない馬、軽ハンデ、内博、初距離…楽しみの方が大きい。続いてシルクの2歳新馬ノビリシマビジョンが明後日10/20の東京5R【2歳新馬(混)】(1800m 芝)に富田暁騎乗で出走予定。青木調教師「17日にWコースで併せて追い切りを行いました。道中は3頭隊列の2番手から進め、直線では真ん中に進路を取って脚を伸ばすと、先頭を走っていた馬には先着、最後方を走っていた馬には半馬身ほど遅れてゴールしています。メンタル的に若い部分がありますから、ここまでは馬の気持ちを尊重しながら進めていますが、今日はデビュー戦を見据えて、真ん中に進路を取って挟みながら実戦を意識した追い切りを行いました。直線では内を走っていた馬に半馬身ほど前に出られる場面があったのですが、その際に一呼吸置いて少し促すとスッと反応して並びかけることが出来ました。この時期の2歳馬であれば、そこで反応出来ずに鞍上から強めに促されてようやく並びかけに行くのですが、ノビリシマビジョンは前に出られても慌てず落ち着いて並びかけに行けるので、とても優秀ですね。今日の動きからもポテンシャルは感じるのですが、メンタル面を崩さないように気持ちの面はマイルドに仕上げているので、実戦のペースでグッとハミを噛んだり、ジョッキーの強めの指示に反抗したりする等、今まで見せなかったような反応を見せてしまうかもしれません。ですが、上がりの息の入りは良く、追い切り後もケロッとしていますし、体も大きく減らず維持できていますから、中身の方もしっかり整っていると思います。調教をストレスに感じておらず、テンションも安定しているので、初戦から良い結果を期待していますが、何より先々に繋がるレースになればと思っています」とのこと。思ったより陣営の声はいい感触。まぁ先に繋がるような競馬をしてほしい。最後はアシセバイラが10/20新潟8R【3歳上1勝クラ】(1000m芝)に横山琉騎乗で出走予定。辻調教師は「先週はウッドチップコースでの追い切りを行いましたが、当該週となる今週は輸送もありますし、疲れを残さないよう、でも、時計はそれなりに出して心身ともに動ける状態をつくりたいという考えのもと、ポリトラックコースでの追い切りを選択しました。横山琉人ジョッキーに手伝ってもらったうえで併せる形を採り、直線で内から並びかけていく内容で、ほぼ思惑通りの調教を行え整えることができるのではないかなと感じています。今朝はチークピーシーズを着用しませんでしたがレースでは検討しているところでして、いずれにしても、集中して最後までしっかりと走って春のときのようにいい走りを見せてもらえたらと思っています」とのこと。まぁ枠順次第ということもあるが、5月【はやぶさ賞】で0.6差5着があるので、外枠さえ取れれば馬券圏内も可能だと思っている。神様、外枠を!

 

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岡田阪神終戦、今平、山下天晴れ!秋華賞的中!

2024-10-13 18:59:09 | Weblog

 まずは野球。《CSセ・ファーストS》第2戦は、DeNAが阪神を10-3で破り、阪神は2連敗でCS敗退が決まり、日本一連覇の夢は散った。この大敗が岡田監督にとってはラストゲームになった。負けが許されない一戦で初回2死から森下が、ジャクソンの内角低めの直球をとらえて、弾丸ライナーで左翼ポール際に突き刺す先制ソロ。しかし1点をもらった直後に高橋が乱れ、流れを手放した。二回無死満塁から戸柱に右中間への3点適時二塁打を浴び、あっさり逆転を許した。さらに2死三塁から牧の適時打で4点目を失った。岡田監督は三回の守備で先発マスクの梅野から、坂本に捕手交代という異例の采配をみせたが、六回からは中継ぎ待機していた村上が七回、先頭の代打・フォードにソロアーチを右翼スタンドにたたき込まれた。さらに連打で無死一、二塁のピンチを招いて富田に継投となったが、佐野に痛恨の3ラン。打者一巡の攻撃で七回に一挙6点を奪われた。万事休す、直後の攻撃で2死二塁から森下が中前へ適時打。九回には代打・原口が意地のソロを放ったが反撃はここまで。まさかの大敗で、岡田阪神は終戦を迎えた。とにかく打てなかった。投手陣もあっけなく打たれた。岡田監督の退任でチーム全体に勢いを感じなかったのは僕だけだろうか。せめてCS終了後まで退任発表は待ったほうが良かったのでは…。一方ファイナル進出のDeNAだが、この2試合自慢の打撃陣が良く頑張ったが、昨日の東に加え、今日の宮崎が故障。これは相当痛い。アンチ巨人の僕にとってはなんかつまらないファイナルになりそうで意気消沈。

《CSパ・ファーストS》第2戦は日本ハムがロッテを劇的なサヨナラ勝ちで3-2頭破り1勝1敗のタイに戻し、ファイナル進出に逆王手をかけた。先発の金村は援護のないまま、七回途中で降板したが、四回まで1安打に抑える好投。だが、五回に安田に先制左越えソロ。七回にも先頭の角中に左越えソロを浴びた。結局6回2/3を投げて被安打4。そのうち2本が本塁打だった。八回からは3番手に山崎を投入する執念の采配。山崎が2回をしっかりと無失点で終えた。打線は第1戦に続いて、小島の前になかなかホームが遠い。そんな中、七回は先頭のレイエスが四球で出塁。万波はいい当たりの右直に倒れたが、続く代打郡司も四球。ここでロッテは2番手横山にスイッチ。暴投で二、三塁とし、マルティネスの遊ゴロの間に1点をかえした。これがこのCSで初得点。でも後が続かない。すると九回1死、万波が起死回生の特大ソロを放ち、同点とする。そして延長十回、2死一、三塁で浅間が劇打を放った。劇的な逆転劇。今年の日本ハムはこういうことが多い。ファイナルはやっぱり日ハムか。

次はゴルフ。まずは男子国内メジャー《日本オープンゴルフ選手権》最終日。1打差3位から出た今平周吾が5バーディ、2ボギーの「68」で回り、通算4アンダーで逆転優勝を遂げた。昨年11月《三井住友VISA太平洋マスターズ》以来となる節目の通算10勝目を、地元・埼玉県でのメジャー初タイトルで飾った。今平は最終組の1つ前を回り、首位に並んで迎えた最終18番。10m以上のバーディパットを決めてガッツポーズを作った。首位から出た木下稜介は終盤の14番、15番で連続ボギーをたたくなど4バーディ、4ボギーの「70」で終えて通算3アンダー。優勝スコアに1打届かずに2位となった。通算イーブンパー3位には稲森佑貴。通算2オーバー4位に「68」で回った金谷拓実、通算3オーバー5位に阿久津未来也。4月《ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!》以来の日本ツアー出場となる中島啓太は「75」とスコアを落とし、通算4オーバー6位で終えた。石川遼は比嘉一貴、長野泰雅、首位から「78」と崩れたと池村寛世と並ぶ5オーバー8位。今季初優勝を挙げた6月「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ」以来のトップ10に入った。強い今平が帰ってきた。17番で木下がバーディ取った時、流れは木下かと思ったが、18番でバーディには驚いた。これをきっかけにまた世界を目指して頑張ってほしい。天晴れ!

 国内女子ツアー《富士通レディース最終日。6位から出た山下美夢有が通算14アンダー首位で並んだ古江彩佳とのプレーオフを制し、今季33試合目でシーズン初優勝を飾った。2023年11月の最終戦《JLPGAツアー選手権リコーカップ》以来となるツアー通算12勝目。これまで山下は年間ポイントランキングでは2位につけながら今季は惜敗が続き、これまでシーズン2位(タイ含む)の回数はツアー2番目の多さとなる7回を記録。涂阿玉(台湾)が1989年に重ねた最多の8回に迫る状況で、待望のタイトルをつかんだ。一方、古江は日本勢最多に並ぶ同一大会4勝を逃した。通算12アンダーの3位には前年覇者の櫻井心那のほか、桑木志帆、岩井明愛が並んだ。年間ポイントランキング1位の竹田麗央は通算9アンダー10位。4位から1打差を追った馬場咲希は最終18番で「+4」をたたいて通算8アンダー14位に沈み、国内ツアープロ初戦での初優勝はならなかった。2週連続優勝かかかっていた佐藤心結も上がり3ホールで連続ボギーを喫し、同順位で終えた。ようやく山下が勝った!18番のパーパットは勝負強い山下が戻ってきた感じだった。残り試合は少ないが、もう2勝くらいするかも…天晴れ!

 米国女子ツアー《ビュイックLPGA上海》最終日。西郷真央の米女子ツアー初優勝はお預けになった。18アンダーの単独首位から2バーディ、1ボギーの「71」で回り、通算19アンダーの2位タイ。1打差の2位スタートで「64」をマークし、通算25アンダーに伸ばしたイン・ルオニン(中国)に逆転負けした。完全な力負け、今季7回目のトップ10入りに笑顔はなかった。地元・中国出身のインは6月にアタヤ・ティティクル(タイ)とタッグを組んだペア戦《ダウ選手権》以来となる今季2勝目、ツアー通算4勝目。個人戦では昨年のメジャー《KPMG全米女子プロ選手権》以来の勝利となった。11アンダー5位から出た畑岡奈紗は1イーグル4バーディ、4ボギーの「70」で回り、通算13アンダーの9位でフィニッシュ。同じく5位スタートの森田遥は「73」で10アンダー17位。勝みなみも「74」と落としてイーブンパーの57位だった。 69位で最終日を迎えた渋野日向子は6バーディ、2ボギーの「68」をマーク。通算1オーバーの59位に順位を上げて4日間を完了した。西郷は最終日に2バーディではどうしようもない。やっぱり最後はパターかな。まぁこの敗戦を糧に次頑張ってほしい。

 

今日の重賞を振り返る。京都11Rで行われた【第29回秋華賞】。僕が1強として本命にしたC・ルメール騎乗の1番人気チェルヴィニア(美浦・木村哲也厩舎)が中団追走から、直線では馬群を豪快に割って抜け出しV。3歳女王の座を譲らず2冠制覇を果たした。【オークス】馬による秋華賞制覇は昨年のリバティアイランドに続いて史上11頭目。馬主の(有)サンデーレーシングは、2022年スタニングローズ、23年リバティアイランドに続く同レース3連覇達成となった。タイムは1分57秒1。1馬身3/4差の2着には武豊騎乗のボンドガール(5番人気)、さらに半馬身差遅れた3着に【桜花賞】馬ステレンボッシュ(2番人気)が入った。
 勝ったチェルヴィニアだが、完ぺきなレースだった。位置取りも良かったし、ペースが速かったのも良かった。強さも僕は1頭い抜けていたと思う。2着ボンドガールは調教が悪いと関係者がみんな言っていたが、さすがに力があるところを見せた。あの調教でこれだけはしるのだから、やっぱり力はあるのだろう。3着ステレンボッシュはチェルヴィニアマーク。たぶん陣営は逆の位置にいたかったのだろうが…。ちょっと相手が悪すぎた。負かしに行った分の3着になった。4着ラヴァンダには驚いた。京都の内回りが良かったのか…。5着クリスマスパレードは決め手がないだけにこれが精一杯か。ただこのペースで5着に粘るのだからいい先行馬になりそう。

チェルヴィニアは、父ハービンジャー、母チェッキーノ(母父キンカメ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は6戦4勝。重賞は23年アルテミスS(GⅢ)、今年のオークス(GI)に次いで3勝目。木村哲也調教師は秋華賞初勝利、C・ルメール騎手は17年ディアドラ、18年アーモンドアイに次いで3勝目。

 今日の一口馬。ホワイトクロウが東京6R【3歳上1勝クラス】(1600mダート)に石橋騎乗で出走し6着となった。鞍上の石橋は「そこまでペースが流れないだろうな、と戦前からイメージしていましたが、その想像よりも落ち着いてしまいましたね…。馬群がもう少しでも固まっていたら少しは違ったでしょうし、今日はペースを考えて早めに踏み込んでいても、上がり勝負になった分、楽ではなかったです。休み明けでも馬の雰囲気は良く、最後までしっかり走り抜いてくれただけに良い結果を出さず申し訳ございません」とのこと。また管理する矢野調教師は「前走は都合もあって前日輸送にて臨みましたが、その時の雰囲気が良くて2着でしたから、今回も競馬場に前日入りして臨みました。もちろん今回は長期休養明けという違いはあるのでその点は考慮しなければいけないものの、馬体は当初イメージしていたものよりはフィットしつつある中で向かえたのは良かったです。競馬はメンバー構成的にそこまで流れてくれなそうだったのはポイントと考えていましたが、その予想が悪い方にそのまま出てしまいましたね…。ジョッキーによれば最後まで止めずにしっかり走ってくれたとのことも、前が有利な展開が大きく響きました。今日はいい走りをお見せできず申し訳ございません。レース直後は問題ありませんでしたが、まずはしっかり脚元を確認していきます」とのこと。得意の東京開催を待っての出走。今日は展開がすべて。多分走ってあと2走、巻き返しに期待する。

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秋華賞は・・・

2024-10-12 18:59:58 | Weblog

 ポストシーズン地区シリーズでロサンゼルス・ドジャースがサンディエゴ・パドレスを2対0で破り、シリーズ成績を3勝2敗として3年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。この試合、ドジャースの先発は山元由伸、パドレスはダルビッシュ有。この試合、ポストシーズン史上初めて日本人2投手が先発したが、ポストシーズン史上最長“26連続アウト”という驚愕の記録が生まれた。山本が3回表にパドレスの2番フェルナンド・タティースJr.を三併殺に打ち取ってから、ダルビッシュが7回裏にテオスカー・ヘルナンデスにソロ本塁打を打たれるまで、両チーム合わせて26人の打者が連続アウトになったのだ。結局はダルビッシュが エンリケ・ヘルナンデスとT・ヘルナンデスにソロ本塁打を打たれた2点が命取りとなったが、それにしてもドジャースのブルペンがこのシリーズあまりにも凄すぎた。もう少しパドレスが打てると思ったが…。次は勢いのあるメッツ、面白い戦いになるだろう。ただ僕はまだドジャースの投手陣が信じられずメッツの方が有利だと思っている。山本&ダルビッシュあっぱれ!

 CS《パ・ファーストステージ》第1戦はロッテが2-0で日本ハムを破り、最終S進出へ王手をかけた。この試合、ロッテの先発・佐々木朗希が、8回5安打無失点の好投を見せ、CS初勝利。2点リードの最終9回は左腕・鈴木昭汰と右腕・増田直也のリレーで締めた。この試合、正直新庄監督が自分の策に溺れた印象が強い試合だった。1番浅間、4番郡司、5番上川畑はちょっとやりすぎな感があった。佐々木朗を早い段階で崩そうという意図はわかるが、それがカラぶってしまった。そして佐々木朗を波に乗せてしまった。まぁそれでも千両役者の新庄監督、明日の巻き返しに期待する。

 CS《セ・ファーストステージ》第1戦、DeNAが阪神を3-1で破って最終S進出へ王手をかけた。今季限りでの退任が決まっている岡田監督は崖っぷちに追い込まれた。今日は完敗だった。本拠地甲子園が盛り上がったのは3点を追う八回。先頭の木浪が四球を選び、1死後に近本が右前打を放って好機を拡大した。だが中野は泳がされての二ゴロ、森下はアウトローのストレートに手が出ず見逃し三振に倒れた。九回も先頭の大山がしぶとく右前打で出塁したが、続く佐藤輝が空振り三振。1死後に前川が右前打でつなぎ、木浪が左前適時打を放って完封負けを阻止するのがやっとだった。この試合、阪神打線はあまりにもDeNA投手陣を前につながりを欠いた。先発・東は仕方ないにしてもその後も、山崎、佐々木、坂本の継投の前に五回から七回まで無安打に抑えられ、反撃することができなかった。これでは勝てない。今季限りでの退団が決まっている岡田監督の前で意地を見せることができるか、明日の阪神打線に注目したい!

 ゴルフの話題。国内男子メジャー《日本オープンゴルフ選手権》3日目。ツアー通算3勝の木下稜介と2勝の池村寛世が通算3アンダーの首位で並んだ。1打差の3位から出た木下は3バーディ、3ボギーの「70」。5月の《ミズノオープン》以来となる今季2勝目、キャリア初勝利となった2021年《日本ツアー選手権 森ビル杯》以来の国内メジャー制覇に近づいた。22年《ASO飯塚チャレンジド》で2勝目をあげた池村寛世は初のメジャータイトルを狙う。通算2アンダーの3位に、昨年11月の《三井住友VISA太平洋マスターズ》以来の通算10勝目、初のメジャータイトル獲得がかかる今平周吾、大会2勝(2018年、20年)の稲森佑貴が並んだ。首位タイから出た中島啓太は2バーディ、5ボギーの「73」で通算1アンダー5位に後退した。13位から出た石川遼は3バーディ、6ボギーの「73」とスコアを落とし、5オーバーの15位に順位を下げた。今季4勝で賞金ランキングトップを走る平田憲聖も「73」で河本力、鈴木晃祐と並ぶ7オーバー21位。ディフェンディングチャンピオンの岩崎亜久竜は「78」と崩れ、18位から通算11オーバーの39位に後退した。面白いメンバーが上位にいる4日目は面白そう。個人的には初メジャー獲得したい今平に1票!でも中島&稲森強そうだな。

 

 国内女子ツアー《富士通レディース》2日目。古江彩佳、櫻井心那、高橋彩が通算10アンダー首位に並んで最終日を迎える。7月《アムンディ エビアン選手権》でメジャー初優勝を飾った世界ランキング6位の古江は、大会を主催する富士通と所属契約を結ぶホステスプロ。この日は4打差12位からボギーなしの6バーディ「66」をマークした。アマチュアで優勝した2019年、21&22年の連覇に続く大会4勝目、日本ツアー通算9勝目が懸かる。前年大会優勝の櫻井は1打差2位から「69」、高橋は2打差3位から「68」でプレー。ともに今季初優勝を狙う。今季米下部エプソンツアーを主戦場としていた馬場咲希、この日のベストスコアに並ぶ「66」で回った宮田成華が9アンダー4位。馬場は国内ツアーでのプロ初戦で初優勝を目指す。今季2勝の川崎春花、ペ・ソンウ(韓国)、2年連続年間女王の山下美夢有が8アンダー6位。岩井明愛、尾関彩美悠、桑木志帆が7アンダー9位で続いた。メルセデスランキング1位の竹田麗央は「71」と伸ばしきれず6アンダー。初日首位の野澤真央、鶴岡果恋らと同じ12位で予選ラウンドを終えた。前週優勝の佐藤心結は5アンダー15位。米ツアーを主戦場とする吉田優利は3アンダー43位とカットライン上で予選を通過。上田桃子は「76」と崩れ、2オーバー71位で最終日に進めなかった。こちらも上位に錚々たるメンバーが揃った。竹田の6アンダーも十分チャンありだが、古江、櫻井強いかな。

米国女子ツアー《ビュイックLPGA上海》3日目。米ツアールーキーの西郷真央が、初優勝へ単独首位に立って最終日を迎える。1打差2位からボギーなしの1イーグル5バーディ「65」でプレー。通算18アンダーまで伸ばし、1ストロークのリードでラスト18ホールに臨む。地元中国の世界ランキング4位イン・ルオニンが1打差2位。キム・セヨン(韓国)が15アンダー3位、イエリミ・ノが13アンダー4位。6位から出た畑岡奈紗は5バーディ、2ボギーの「69」で11アンダー。ミジン・リー(オーストラリア)、アタヤ・ティティクル(タイ)、中国ツアーの枠で出場している森田遥らと同じ5位に順位を上げた。ともに「72」で回った勝みなみが2アンダー46位、稲見萌寧が4オーバー66位。渋野日向子は2バーディ、4ボギー「74」とスコアを落として5オーバー。西村優菜が「70」と今週初のアンダーパーを出し、渋野と同じ5オーバー69位で最終日を迎える。ライバルはやっぱり地元イン・ルオニンと実力者キム・セヨン。日中韓の決戦となるが西郷にはぜひ頑張ってほしい!

 

 明日の予想。まずは京都メイン【秋華賞】。本命は5番チェルヴィニア。ここは1強と思っている。枠的にも不利はないし、2000mなら不利があってもルメールなら何とかする。相手は3,8,10,13,14,15番。東京メイン【オクトーバーS】は5番グランディア。オープン昇格後も重賞で6,2着と確実に力付けてきた。相手は3,7,10,14,15,16番。

今日の一口馬は4頭出走したが、ガッカリの一日になった。まずはオランジーが新潟3R【3歳以上1勝クラス(牝)】(1800mダート)に原優騎乗で5着。鞍上の原は「発走直前に駐立の練習をさせていただいたのが良かったのか、スタートを上手に切ることができましたし、その後も上手くレースの流れに乗って進めることができましたね。向こう正面では少し忙しいかなと思う場面もあったものの、なんとかポジションを下げずにキープしてくれました。直線ではそのまま流れ込む形になってはいますが、この馬のしぶとさを活かし、最後まで頑張って伸びてくれましたよ」とのこと。10番人気だったことを考えればよく頑張った!次はセイルロケット。京都3R【2歳未勝利】(1600m芝)に北村友騎乗で出走し13着。鞍上の北村友は「道中は右のハミを噛む力がかなり強く、その影響からずっと左に張るのを修正しながらの追走で、最初から最後までずっとバランスの悪い走りのままでした。調教でこれだけ動けている馬ですし、能力があることは確かですから、本来のバランスでしっかり走ることができれば違うはずです。いい競馬ができず申し訳ありません」とのこと。また管理する橋口調教師は「今回はメンコを外してみたのですが、その影響なのかかなり気が入って力んでしまっていました。道中は手綱を放せば左へ飛んでいきそうなくらいだったようで、結局直線に入るころには余力が残っていませんでした。調教ではこのような面を見せることはないだけに、この内容は予想外でしたね…。何か改善は必要でしょうし、次走でどうするかまたいろいろと考えていきたいと思います。今日は申し訳ありませんでした」と反省一色。まぁ1番人気を考えれば負け過ぎである。次を期待する。次はメリオルヴィータが新潟8R【3歳上1勝クラス】(1200mダート)に柴田裕一郎騎乗で出走し13着。騎乗した柴田裕は「前半はリズム良く追走できました。3コーナーまでは良かったのですが、4コーナーでいきなり手応えがなくなってしまいました。やはり気持ちの面が影響しているのでしょうか。結果を残すことができず、大変申し訳ございません」。管理する小椋調教師は「いいところがなかったですね。申し訳ございません。今回はメンバー的にテンの速い馬がいたため、『ゲートを出た感じで進めてほしい』とジョッキーには伝えていました。馬のリズムに合わせて乗ってくれたと思います。ただ、4コーナーで一気に手応えがなくなってしまいました。今回は外枠だったということで、砂を被ることはなく、さらには相手に寄られたり前に入られたりすることもなかったのですが…。調教では動くように、能力的にこんなはずではなく、精神面が影響しているとしか思えません。しんどくなるとやめてしまいます。条件を替えていろいろと試しても、なかなか結果を出せず残念です」とのこと。引退近いコメントに変わってきた。もう一度芝使って…。最後はヴィントシュティレ。新潟9R【朝日岳特別】(1200m芝)に出走し16着。管理する古賀調教師は「調教も輸送して到着してからの様子も、こちらが考えるようなテンションになることはなく、この馬としては落ち着いて過ごすことができていました。今回は1200mと前走(【オークス】)から一気に距離を短縮したので大丈夫とは思いましたが、それでも頭をあげるシーンが見られても不思議ないとも思っていたので、心配する思いで、馬場入り、そしてレースと見守っていました。結果はいいものではありませんでしたが、心配していたようなシーンになることがなかったのは何よりでした。ジョッキーに聞いても“距離を短縮した中ではありましたが、それでも力みは正直ありました。それでも手のうちから外れてしまうようなところまで行くことはなく、最後までくらいつこうと頑張ってくれましたから、ひとつのステップとしては悪くなかったように思います。これを何度か続けていければ先々に繋がるはずです”と言ってくれましたよ。今回だけですぐ大丈夫になるとは言えませんが、短めのところを何回か使ってある程度我慢することを定着させてお姉ちゃんのように頑張れるように持っていきたいです」とのこと。道のりは長そう。

 

 明日の一口馬はホワイトクロウ1頭。東京は確実に走る!

 

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藤田菜七子引退!

2024-10-11 20:04:38 | Weblog

 楽天は大丈夫なのだろうか。CS前だというのに次々とプロ野球の来季監督が発表されている。今回の特徴としては投手出身の監督が多いことだ。西口(西武)、岸田(オリックス)、藤川(阪神内定?)がそうだが、これに現監督の高津(ヤクルト)、三浦(DeNA)、吉井(ロッテ)を含めると全球団の半分が投手出身監督となる。これは2021年以来でこの時は与田(中日)、三浦、高津、佐々岡(広島)、石井(楽天)、工藤(ソフトバンク)の6人が監督を務めている。その前が1989年に藤田(巨人)、星野(中日)、関根(ヤクルト)、村山(阪神)、杉浦(南海)、近藤貞(日本ハム)だからやはり珍しい。そんな中、僕がどうしても納得できないのが楽天新監督に復帰した三木肇監督だ。一軍監督は20年以来5年ぶりの復帰となるが、なぜ楽天は2年契約1年目だった今江敏晃前監督(41)を解任したのだろうか。報道によると、シーズン後半選手起用について不満が爆発したらしいが、今年の今江前監督の実績は立派である。ほとんど強化無しで交流戦初優勝を遂げ、Aクラスを逃したにしろ最後までAクラスを争った。投手陣は早川、藤井の両左腕が11勝を挙げ、リリーフの鈴木翔や藤平、則本を抑えにして勝ちパターンを確立。野手でも辰己が最多安打、小郷もリーグ2位の安打数を記録するなど20代後半の選手が躍動した。普通の球団ならもう1年監督をやらすのが筋だと思うのだが…。楽天は今年で球団創設20年目の節目を迎えるが、たった1年でその座を追われた監督があまりにも多すぎる。田尾監督、ブラウン監督、大久保監督、梨田監督、三木監督、そして今江監督と6人もいるのだ。これも報道レベルだが、どうも三木谷オーナーと前監督の石井一久氏が球団人事を混乱させているらしい。本当にそれでいいのだろうか。仙台の人たちも納得しているのだろうか。まぁ今江前監督はいずれ何処からか声がかかるだろう。その時、“もったいないことした”と思ってももう遅い。三木谷さん、もう少し球団経営を考えてみたらどうですか?

 JRAは今日、騎手として重大な非行があったとして騎乗停止となり、引退届を提出した藤田菜七子騎手(27・根本)を巡る一連の報道と処分について説明。騎手免許の取消申請を受理したと発表した。JRAは「藤田菜七子 騎手の引退」と題するお知らせを公表。「藤田菜七子騎手(美浦・根本康広厩舎)から騎手免許の取消申請があり 2024年10月11日(金)付けで騎手免許を取消しましたのでお知らせします」と報告した。週刊文春の報道により、2023年4月ごろまで複数回にわたって調整ルームの居室内にスマートフォンを持ち込み外部と通信していたことが判明。JRAが事情聴取したところ事実を認めたため、11日から裁定委員会の議定があるまでの期間の騎乗停止処分が決定していた。しかし根本調教師の話によると、この件はすでにJRAに報告済で厳重注意の処分を受けていたという。しかしJRAはそのことについて審判部長は「指導であり注意。施行規程上の処分ではないので。こういう場合は藤田騎手にかかわらず名前を公表することはない」と説明。果たしてこれで幕引きとなるのであろうか。いくらなんでもファンが黙っていないような気はするが、藤田の気持ちも変わらないだろう。なんかすっきりしない現状。皆さんはどう思いますか?

それにしてもなぜこのような事件が発生するのだろうか。JRAでは近年、若手騎手のスマホ持ち込みが次々と発覚している。昨年5月に調整ルーム内で使用していたことが認められたとして今村聖奈、永島まなみら男女6人が30日間の騎乗停止処分を受けた。しかし、その後も若手騎手のスマホ不正使用に対する認識は甘く、今年5月には、水沼元輝の悪質な偽装工作による持ち込みも発覚。9カ月間の騎乗停止処分が言い渡された。さらに今月に入って永野猛蔵、小林勝太もスマホの不正使用により騎乗停止となった。このスマホ持ち込みに関しては、現時点でルールとして決まっている以上、守るしかないのは確かだが、海外ではスマホの持ち込みは自由だし、業務連絡として使うと便利だし、今の時代にそぐわない面もあるのではないだろうか。JRAは「再発防止に全力で取り組む。今後このような事案が出ない最良の方法は何か考えていきたい」としているが、早急な対策が求められる。方法はいろいろあると思う。対策として騎手免許取り消しなどの厳罰化、調整ルームに入る際に金属探知機を使った厳重な身体検査や手荷物検査の実施、あるいはコンサート会場などで使用される通信抑止装置を導入など。いずれにしろ、JRAしっかりしろよ!

 

明日の予想。先々週から4日連続でプラス収支と少しずつ馬券の調子は良くなっている。まずは京都メイン【大阪スポーツ杯】。本命は13番ミスティッククロア。まだダートで底らしい底を見せていない馬で、まだ伸びしろがありそうな馬。鞍上が坂井に戻るのもいいし、叩き2戦目上積みもある。相手は1,2,7,9,11,12番。京都10R【大原S】は8番pッシュオン。昇級初戦になるが、前走はスローペースを後方から差し切った。その決め手は魅力十分で狙うなら今回。相手は2,4,6,9,10,13番。新潟メイン【飛翼特別】は7番クールベイビーが面白そう。ここ2戦枠に恵まれた感はあるが、前走は最終週の馬場で54秒5は優秀。この枠でもスピードは一判だろう。まだ3歳馬というのも心強い。相手は2,3,12,15,17,18番。新潟10R【粟島特別】は11番ジャスティンガルフ。このメンバーなら素質は一番でエピファネイア産駒はこの条件とも合う。相手は2,4,9,12番と絞る。

 

今週の一口馬。なんと5頭が出走を予定している。まずはオランジー。明日の新潟3R【3歳上1勝クラス】(1800mダート)に原優介騎乗で出走予定。管理する青木孝文調教師は「9日に坂路コースで追い切りを行いました。単走の形を採り、全体で58.2秒のラスト1ハロンは13.5秒というタイムをマークしています。降雨の影響で馬場が重く、あまり進みは良くなかったですが、上がりの様子を見ると負荷が掛かっていない訳ではなさそうですね。体調は安定していますし、調整は順調に進んでいます。なお、想定を見てレースを検討した結果、10/12の新潟・1,800mダート(牝)に原優介騎手で出馬投票させていただきました。前走はブリンカーが効いていたのもあるかとは思いますが、それよりも知り合いの現地のスタッフに手伝ってもらい、ゲートで尾っぽを持ってもらったことでスタートが決まったのが大きかったと思います。そのため、ブリンカーを着けて心を揺さぶるよりも、何も着けずに臨んだ方が良いかもしれないなとも考えていますから、今回は着用せずに挑みたいと思います」とのこと。前走は地方交流戦とはいえ、悪い走りではなかった。今回ぜひ中央でのきっかけをつかんでほしい。次はセイルロケット。明日の京都3R【2歳未勝利】(1600m芝)に北村友騎乗で出走予定。管理する橋口調教師は「水曜日に追い切りを行っています。前半からかなり行きっぷりが良く、思ったよりも全体時計は速くなったのですが、ラストはほぼ馬なりで11秒8ですから、時計、動きともに十分だったと思います。初戦の内容から今回はメンコを外すことも考えていますので、あとはマイルへの距離延長もプラスに出てほしいですね」とのこと。初戦はメンコが逆効果となってちぐはぐな競馬。資質は高いだけに反転に期待する。3頭目はヴィントシュティレ。新潟9R【朝日岳特別】(1200m芝)に北村宏騎乗で出走予定。管理する古賀調教師は「今週末の競馬へ向けて坂路で整えるように追い切っています。全体54秒くらいをイメージしていましたが、雨が強くて結構馬場が重たくなっていたので、実際にはもう少し掛かってしまうだろうなと内心思っていたところ、無理せずに予定通りの時計で上がって来てくれましたね。やはり脚力はあるなと思えますし、いい動きだったと思います。先週末はウッドチップコースにて時計を出していますが、落ち着いていて、いい雰囲気だったとスタッフが言っていました。前走から間隔が空いているはポイントになるでしょうが、気持ちにゆとりのある状態で進められているのは良いと思います」とのこと。【オークス】以来で大幅距離短縮(マイル未満は初めて)。陣営の判断がどうでるか、不安より楽しみでしょうがない。4頭目はホワイトクロウ。10/13(日)の東京6R【3歳上1勝クラス】(1600mダート)に石橋騎乗で出走予定。管理する矢野調教師は「雨模様で馬場状態が重くはなっていたので少し悩みましたが、追い切りから競馬までの日数があったほうが好ましいかと思い、通常通り水曜日の追い切りを選択しました。坂路にて2頭併せで動かし、ほぼ馬なりの手応えでまとめられていますよ。帰厩後じっくり時間をかけて乗ってきてまずまずの状態に仕上がったと思いますし、休み明けとは言えいい状態にあると思うので、良さを見せてほしいですね。競馬は石橋脩で向かいます」とのこと。さぁ府中専門の馬が帰ってきた。たぶん11月いっぱいまで頑張って走っても3走だと思う。いつも強い馬が1~2頭いるレースが続いている。馬券的には休み明けの今回が面白いかも…。最後は10/14(月)東京2R【2歳未勝利】(1400m芝)に小林脩騎乗で出走するイオリ。管理する伊藤調教師は「追い切りは三頭併せの一番外を通って、内側の新馬が一杯のところをイオリは馬ナリでといった具合。雨によって馬場が重い中でしたので、いい負荷を掛けられています。東京と新潟いずれも1400m戦が組まれていて、新潟だと輸送距離もあって現地に一泊する必要があります。火曜日の計測で424㌔で、これ以上馬体を減らすのは避けたいですし、相手関係も考慮した上で東京を選ばせてもらいました。デビュー戦もそうでしたが、期待を持っていることには変わりありません。レースは二度目の経験となりますので、いくらか落ち着いて臨んでくれればと思いますし、こちらとしてもできる限りのことをして備えます。前走から間隔もあいているため、明日はパートナーと共にゲート発進の確認をしておくつもりです」とのこと。初戦は稽古の良さが全くでなかった。そのあと札幌を使う予定も一頓挫あり今回の出走となった。元々期待していた馬で、ここではかっこつけてほしいものだ。

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2重賞惨敗…まるで立浪監督のよう

2024-10-06 18:21:06 | Weblog

 今日でセ・リーグの全日程が終了した。今年のセ・リーグは監督にとって悲喜交々の結果となった。優勝した巨人は阿部慎之介監督(45)が就任1年目で4年ぶり39度目(1リーグ時代を含めると48度目)のリーグ優勝を飾った。新人監督としての初優勝はお見事だが、僕に言わせれば原監督でなければもっと優勝できたはず。でも天晴れ!2位・阪神は球団初のリーグ制覇を逃し岡田彰布監督(66)の今季限りでの退任が明らかになっている。シーズン途中笛吹けど…って感じだったかな。次は藤川球児とのことだが、1年ぐらい岡田さんの下で修業した方が良いのでは…と老婆心ながら思ってしまう。3位・DeNAは3年連続の勝率5割以上を確定して、三浦大輔監督(50)は球団初となる3年連続CS進出を決めた。これだけみると、“よくやった”感があるが、あの戦力を考えればもっと勝てるはず。ずっと書いているが、相手が嫌がる野球をやってほしい。4位・広島は9/1に最多14の貯金があり首位に立っていたが9月を5勝20敗という歴史的な大失速、新井貴浩監督(47)は就任2年目でプロ野球史上初となる8月終了時の首位からBクラスでシーズンを終えるという屈辱を味わった。最後は投手陣が崩壊してしまったが、9月に入った時、もっと短期決戦の戦い方を選択すべきだったのでは…。あまりにも通常通りの野球を貫こうとしすぎるようにみえた。でもいいチームになってきた!5位・ヤクルトは21、22年のリーグ2連覇から2年連続の5位、高津吾監督(55)は6年目となる来季の指揮を執ることが決まっている。まぁあれだけ怪我人が出れば仕方ないか。来季はどれだけ投手陣を立て直せるかだろう。もう石川もいいんじゃない!?そして中日。球団初の2年連続最下位を更新する3年連続の最下位、立浪和義監督(55)は退任を発表している。新人監督から就任3年連続最下位は50~52年の近鉄・藤田省三監督、56~58年の大洋・迫畑正巳監督、70~72年の西鉄・稲尾和久監督以来となる52年ぶり4人目。球団や選手との関係がどうだったのかはわからないが、結果だけ見ると退任も仕方なし。好きなコーチ陣を集めても、中田獲得などした結果がこれでは…。次の井上監督がどんな野球をやるのか注意したい。CS等あるが、ひとまず皆さんお疲れ様でした。

 ゴルフの話題。国内女子ツアー《スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント》最終日。首位タイから出たプロ3年目の佐藤心結が5バーディ、1ボギーの「68」で回り、通算15アンダーでツアー初優勝を飾った。河本、尾関が通算13アンダーの2位。尾関は2022年《住友生命Vitalityレディス 東海クラシック》以来の2勝目、河本は6月《NEC軽井沢72ゴルフ》に続く今季2勝目を逃した。国内ツアー史上初となる3度目の2週連続優勝をかけて4打差を追った竹田麗央は、「67」で通算12アンダー4位。快挙を逃したものの今季獲得賞金は2億円を突破し、今季ツアー30試合目、出場25試合目の突破は2015年のイ・ボミ(韓国/35試合目、出場30試合目)を更新してツアー最速となった。米国女子ツアーを主戦場にする古江彩佳は通算10アンダー7位、笹生優花は6アンダー23位で終了。米国女子ツアー2次予選会に挑戦する原英莉花は4アンダー33位、神谷そらは3アンダー40位で渡米前の最後の一戦を終えた。この大会は佐藤にとって3年前アマチュアとしてプレーオフ負けした大会、そしてジュニア時代から慣れ親しんだコースでの優勝。本当に強かった。天晴れ!

 国内男子ツアー《CAN チャンピオンシップ ゴルフトーナメント》最終日。通算20アンダーで首位に並んだ金谷拓実とリュー・ヒョヌ(韓国)とのプレーオフにもつれこみ、金谷が1ホール目のバーディで決着をつけ、3月《東建ホームメイトカップ》以来となる今季2勝目、ツアー通算7勝目を手にした。金谷は5打差6位から出た最終ラウンドを8バーディ、ノーボギーの「63」で回り、大会レコードを2打更新する通算「264」ストロークでプレーオフに進んだ。リューも金谷と同順位から「63」でプレーオフに進んだが、2017年《フジサンケイクラシック》以来となるツアー通算3勝目はならなかった。通算17アンダー3位に比嘉一貴、堀川未来夢、ブラッド・ケネディ(オーストラリア)が続いた。通算16アンダー6位に2022年覇者の今平周吾、片岡大育、河本力、平本世中、阿久津未来也、木下稜介、竹安俊也の7人が続いた。 2打リードの単独首位から出た前週優勝の幡地隆寛は「75」と崩れて通算13アンダー19位。賞金ランキング1位で今季4勝の平田憲聖は通算2アンダー55位で終えた。金谷には期待が大きい分もっと勝ってほしい。今季も残り5試合。次戦の国内メジャー《日本オープン》からビッグマッチが続く。この優勝を弾みに更なる活躍期待したい。

米国女子ツアーの下部にあたるエプソン・ツアーのシーズン最終戦《エプソン・ツアー選手権》は第3ラウンド。2日目に「65」をマークし上位戦線に浮上した馬場咲希は、3日目も3バーディでボギーなしと好調。トータル11アンダーまで伸ばし、首位のヘザー・リン(台湾)と1打差の2位タイで最終日に入る。馬場は3位以上になることで、より上位のカテゴリーで昇格できるランキング10位以内に入れる可能性がある。もちろんここでプロ初優勝を挙げて、順位点の650ptを積み上げれば“文句なし”という状況になるため、最終日の奮闘に期待したい。前日の「73」で大きく後退していた谷田侑里香は、2バーディ・1ボギーの「70」と1つ戻し、トータル4アンダー。順位は40位タイに下げた。来季出場権を争う予選会で最終から出場できるランク35位以内を目指しており、そのためには6位以内が必須条件にはなる。長野未祈は3バーディ・4ボギーの「72」と1つ落とし、トータル1オーバー・53位に後退。こちらもポイントランク39位から、35位以内への滑り込みをまずは目指す最終ラウンドになる。馬場頑張れ!

 

米国男子下部の《コーン・フェリーツアー》最終戦・第3ラウンド。前週までの年間ポイントランキング75位までの選手が参戦し、この大会終了時点で同30位以内に入れば、来季のPGAツアー出場権が得られる。日本勢では、6月の《UNCヘルス選手権》で優勝している大西魁斗が唯一出場。30位で迎えた2日目に24位まで浮上していたが、3日目も好調。4バーディ・2ボギーで2日連続の「70」をマークし、トータルスコアを3アンダー、 順位も16位タイまで浮上した。ランキング28位と昇格圏内で最終戦に入ったが、この日の成績で算出される暫定ランキングでも25位となっており、依然“昇格圏内”をキープしている。上位は、単独首位にトータル9アンダーのザック・ボウチョウ(米国)が立っている。1打差の2位にドック・レドマン(米国)が続く。大西頑張れ!

一方残念な結果。《アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権》は日没順延により持ち越した第3ラウンドに続き最終ラウンドが行われ、通算12アンダーで72ホールを終えたウェニー・ディン(中国)が勝利。2025年《マスターズ》と《全英オープン》の出場権を獲得した。ディンは最新のアマチュア世界ランキング5位につける19歳。2022年に中国人として初めて《全米ジュニアアマ》を制した実績を持つ。首位タイから出た最終ラウンドで「67」をマークして後続を1打差で振り切った。首位に2打差で最終ラウンドを出た中野麟太朗も5バーディ、2ボギーの「67」と伸ばしたが、優勝スコアに2打届かない通算10アンダーの3位に終わった 以降の日本勢は、通算9アンダー4位に丸尾怜央、通算7アンダー5位に隅内雅人、通算5アンダー7位に小林翔音、通算4アンダー8位に福住修が入り、10人が決勝ラウンドに進んだ日本勢は5人がトップ10で終えた。 通算1オーバーの19位に本大志、通算2オーバー24位に松井琳空海、通算4オーバー30位に古瀬幸一朗、通算9オーバー43位に佐藤快斗、通算17オーバー56位に豊島豊が続いた。中野はまだ松山、金谷、中島の域まで届いていないのか。

今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第75回毎日王冠】は、C・ルメールの1番人気シックスペンス(牡3歳・国枝栄厩舎)が好位の4番手を追走し、直線で仕掛けられるとグングンと伸びて、逃げ粘るホウオウアマゾンをゴール手前でクビ差差し切った。前走の【日本ダービー】では9着(3番人気)に敗れたが、古馬との初対戦で改めて力を証明し、2つ目の重賞タイトルを獲得。【天皇賞・秋】の優先出走権を獲得した。タイムは1分45秒1。逃げ粘ったホウオウビスケッツ(4番人気)がクビ差の2着、さらに3/4馬身差遅れた3着に昨年の覇者エルトンバローズ(5番人気)が入った。

勝ったシックスペンスはさすがルメールというレース。少し反応が鈍かったがキッチリ差し切ったのはお見事というしかない。距離は1800mがベストで1600mでも2000mでもキレ負けしそう。2着ホウオウビスケッツは完ぺきなレース。キレ争いにしなかった岩田康の好騎乗。これで負けたのは相手を褒めるしかない。3着エルトンバローズも西村淳がペースを読んで早仕掛け。ナイス騎乗。逆にこのペースで何もできなかったのが10着ローシャムパーク。この馬2000mより長いところが良さそう、2200あたりが…。

シックスペンスは、父キズナ、母フィンレイズラッキーチャーム(母父Twirling Candy)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は5戦4勝。重賞は今年の【スプリングS】に次いで2勝目。国枝栄調教師は【毎日王冠】初勝利、C・ルメールは2020年サリオス、21年シュネルマイスターに次いで3勝目となった。

 

一方、京都11Rで行われた【第59回京都大賞典】は、北村友一騎乗の8番人気シュヴァリエローズ(牡6歳・清水久詞厩舎)が、中団外め追走からゴール前で先に抜け出したディープボンド(4番人気)をアタマ差捕らえて重賞初制覇を飾った。タイムは2分22秒9。

さらに3/4馬身差遅れた3着にメイショウブレゲ(11番人気)が入り、3連単は141万9720円の高配当となった。今年の【宝塚記念】勝ち馬で1番人気に支持されたブローザホーンは後方2番手追走から直線でも伸び脚を見せることなく、11着に終わった。

勝ったシュヴァリエローズは運が良かった。いつもならもっと前の位置で競馬するのが今日は一歩目が出られずいつもより後ろの位置での競馬となった。これが最後には良かった。ただしぶとい脚は見事でよく頑張った。長距離を使い出してから安定感が増しているし、またどこかで…。2着ディープボンドも最後までよく頑張った。7歳馬であのしぶとさは立派。3着メイショウブレゲには驚いた。なぜこのメンバーで走れたかはわからない。11着 ブローザホーンはどうしたのだろう。目標は【有馬記念】だが、今日の走りは何か故障がるのではと思ってしまう。

シュヴァリエローズは父ディープインパクト、母ヴィアンローズ(母父Sevres Rose)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。戦績は30戦4勝。重賞は初勝利。北村友は2013年ヒットザターゲットに続く2勝目、清水久詞調教師は2016年キタサンブラックに続く2勝目。

 

今日の一口馬。ライツユーアップが京都4R【2歳新馬】(1400m芝・牝)に角田大和騎乗で出走し結果9着だった。管理する角田調教師は「調教の感触からするともっとやれるかと思ったのですが、ほろ苦いデビュー戦となりました。ジョッキーは『調教ではいい感触を掴めていましたし、出していけばポジションを取れるかと思っていたのですが、手応えなく持つところがないといった具合。出していかない方がいいのかも…距離を延ばすことを考えてもいいかもしれません』と話しています。見ていても前半からあまりに反応しなさ過ぎですよね。距離延長について検討してみます」とのこと。あまりにも不甲斐ない結果にガッカリ。角田親子頑張って!、

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