人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

一口馬、3歳ラストレースは4着

2024-09-01 20:16:42 | Weblog

 まずはゴルフから。米国男子プレーオフ最終戦《ツアー選手権》3日目。スコッティ・シェフラーが単独首位を守り、フェデックスカップに王手をかけた。21アンダーから6バーディ、1ボギーの「66」で通算26アンダー。2位のコリン・モリカワに5打差をつけた。今季ここまで6勝、《パリ五輪》で金メダルを獲得したシーズンを初の年間王者のタイトルで締めくくる。モリカワは5バーディ、1ボギーの「67」で単独2位をキープ。ポイントランキング12位で大会を迎えたサヒス・ティーガラが「66」をマークして17アンダーの3位。ランク2位のザンダー・シャウフェレが16アンダー4位で続いた。8位から出た松山英樹は4バーディ、1ボギーの「68」で回り、通算12アンダー。シェフラーとの差は14打に開き、9位であすを迎える。余程のない限り、シェフラーのVは間違いないだろう。腰の調子があまり良くなさそうな松山だが、無理をしないで是非ベスト10を目指して欲しい。頑張れ英樹!

 米国女子ツアー《FM選手権》3日目。米ツアー15勝で元世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国)が通算11アンダーの首位に浮上した。5位から出て、6バーディ、1ボギーの「67」でプレー。今季初優勝に王手をかけた。9アンダーの2打差2位に、直近4戦2勝のローレン・コフリン。3打差の3位にカルロタ・ジガンダ(スペイン)、アリセン・コープス、アタヤ・ティティクル(タイ)。前日「62」で回り、後続に6打差をつけて首位に立ったユ・ヘラン(韓国)は「78」と大崩れし、7アンダーの6位に後退した。日本勢は畑岡奈紗が5アンダーの10位で最上位。9位から出て、2バーディ、1ボギーの「71」で回った。西郷真央、勝みなみが2アンダーの26位。西郷は31位から出て、3バーディ、2ボギーの「71」、勝も31位から出て、3バーディ、1ダブルボギーの「71」で回った。吉田優利は12位から出たが、1バーディ、3ボギー1トリプルボギーの「77」と崩れ、2オーバーの64位まで大きく後退した。今後のツアー出場がコンスタントに見込めず、年間ポイントランキングを127位から少しでも上げたいが、厳しい最終日となった。畑岡を筆頭にとにかくパターが入らない。パターさえ入ればベスト10も…。

 国内女子ツアー《ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント》最終日。悪天候の影響で第2ラウンドが順延となり、36ホールの短縮競技となった大会。竹田麗央が7バーディ、1ボギー「66」の通算10アンダーで混戦を制し、今季5勝目を飾った。海外メジャー《AIG女子オープン(全英女子)》翌週の一戦で、後続を1打差で振り切った。竹田は最終組の3組前でプレーし、首位に並んで迎えた最終18番。ピン奥2mのフックラインを流し込むバーディフィニッシュで力強く右こぶしを握った。初優勝を飾った同シーズンに5勝目を挙げたのは小林浩美(1989年)、天沼知恵子(2001年)、上田桃子(07年)、西郷真央(22年)に続き5人目。21歳152日での通算5勝目は、叔母で元賞金女王の平瀬真由美(21歳145日)に次ぐツアー9番目の年少記録となる。通算9アンダーの2位に「66」でプレーしたツアー1勝の山内日菜子。通算8アンダーの3位に、仲宗根澄香、安田祐香、佐藤心結、後藤未有、首位から出たささきしょうこの5人が続いた。通算7アンダー8位に小林夢果、菊地絵理香、原英莉花、永井花奈、ルーキーの政田夢乃と菅楓華が並んだ。ともに第1ラウンドを首位で終えていたウー・チャイェン(台湾)とルーキーの村田歩香は通算6アンダーの14位。前年覇者の櫻井心那は通算2アンダーの47位。ツアー2試合目の出場となるアマチュアで13歳の須藤弥勒は通算9オーバー100位だった。海外メジャーを経験して一戦ごとに強くなる竹田。この調子ならモウ1,2勝するかも…。

国内男子ツアー《フジサンケイクラシック》最終日。第2ラウンド再開を前に36ホール短縮が決定した大会は、棄権を除く109人全員がプレーを終了。前日に通算9アンダーの単独首位で終えていた平田憲聖がそのまま逃げ切り、7月《セガサミーカップ》に続く今季2勝目を手にした。ツアー通算4勝目。前日にマークした「63」のビッグスコアで引き寄せたタイトルであるが、36ホールへの短縮により、賞金ランキング加算額と支払い金額は50%に減額。平田の獲得額は1100万円となる。 7アンダー2位にショーン・ノリス(南アフリカ)。残り7ホールで3打差からの逆転を狙ったが、1つ伸ばすにとどまる「69」で終えた。 6アンダー3位に、首位に2打差の暫定2位から5ホールをプレーした細野勇策。蝉川泰果が5アンダー4位。4アンダー5位で坂本雄介、木下稜介、生源寺龍憲、出水田大二郎、金子駆大の5人が並んだ。5ホールを残していた前年覇者の金谷拓実は1アンダー16位。2オーバー41位の中野麟太朗(早大)が2年連続でローアマとなった。 勝ちは勝ち!

今日の重賞を振り返る。新潟11R【新潟記念】は、木幡初也騎乗の8番人気シンリョクカ(牝4歳・竹内正洋厩舎)が2番手追走からしぶとく脚を伸ばして勝利。一昨年秋に新馬戦を制し、キャリア1戦で挑んだ【阪神JF】で2着した実力馬が、2度目の勝利を待望の初重賞制覇で飾った。タイムは1分58秒0道中は最後方で脚を溜めたセレシオン(3番人気)は、馬群を割って鋭く追い込んだものの惜しくもハナ差及ばず2着まで。1番人気に支持されたキングズパレスは、中団から追い上げて上位争いに加わったものの直線半ばで脚色が鈍り、さらに1/2馬身差の3着に敗れた。
 勝ったシンリョクカは最後までしっかり走った。落ち着いて大人の女性になったのだろう。これだけのレースができれば秋が楽しみだ。2着セレシオンは惜しかった。出脚がつかず後ろからになったが、すごい末脚だった。まだまだ強くなりそうな馬だ。3着キングズパレスはやはり一歩足らない。あれだけ我慢して追い出して差し返されるのだから…。

シンリョクカは、父サトノダイヤモンド、母レイカーラ(母父キンカメ)という血統。北海道日高町・下河辺牧場の生産馬で、馬主は由井健太郎氏。通算成績は10戦2勝。重賞初勝利。管理する竹内正洋調教師、コンビを組んだ木幡初は、ともに嬉しいJRA重賞初制覇となった。

 一方、中京11【小倉2歳S】は、幸英明騎乗の1番人気エイシンワンド(牡・大久保龍志厩舎)がデビューからの連勝で重賞初制覇。まずまずのスタートから好位の3番手につけると、直線で馬場の真ん中を伸びて1着でゴール。タイムは1分9秒0。エイシンワンドが勝った新馬戦で2着し、未勝利の身での重賞挑戦だったクラスペディア(8番人気)が外から伸びて3/4馬身差の2着。中京で初めて行われた【小倉2歳S】は中京コース経験のあった2頭の決着となった。さらにクビ馬身遅れた3着にはアーリントンロウ(2番人気)が入った。

 勝ったエイシンワンドは強い勝ち方だった。幸のエスコートも抜群で馬場も良いところを通った。2着クラスペディアも強い。内枠の悪い馬場を苦にせず走ったのは立派。ミスターメロディ産駒の有望株かも…。3着アーリントンロウも良く走っているが、まだこれからの馬だろう。

エイシンワンドは父ディスクリートキャット、母エイシンフェアリー(母父タイキシャトル)という血統。北海道浦河町・高野牧場の生産馬で馬主は(株)栄進堂。通算成績は2戦2勝。大久保龍志調教師、幸ともに【小倉2歳S】は初勝利となった。

 

 今日の一口馬。アルヴァレスが新潟7R【3歳未勝利】(1200mダート・混)に原優介騎乗で出走し結果4着だった。管理する奥村武調教師は「完璧な立ち回りだったと思います。レースも上手ですよね。ただ、結果を出すにはギアがもう一つ足りていない。ジョッキーは『連闘でもいい状態を維持できていましたし、内容は良くなってると思います。ポジションをとっても脚を使えたように、前走が今回につながった形。ようやく競馬を覚えてここからなんですよね』と話しています。ここまで形になってきただけに残念です」とのこと。僕の希望はとりあえず地方への転出。これだけ走ればすぐに中央に戻ってくれそう。ノルマンディ様、地方お願いします!

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ラストチャンス一口馬出陣!

2024-08-31 19:10:08 | Weblog

 まずは MLB。ドジャースの大谷翔平(30)は敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で出場。2回にシーズン43個目の盗塁を決め、8回に43号ソロを放ち、ついにメジャー史上初の「43-43」の快挙を達成した。この勝利でリーグ西地区首位のドジャースは、2位ダイヤモンドバックスとのゲーム差を「5」に広げた。

 次はゴルフ。米国男子プレーオフ最終戦《ツアー選手権》2日目。16アンダーから出たスコッティ・シャフラーが6バーディ、1ボギーの「66」で回り、通算21アンダーで単独首位の座を守った。同じ最終組のコリン・モリカワが4打差の17アンダー2位。ひとつ前の組で回るポイントランク2位のザンダー・シャウフェレは16アンダー3位で大会を折り返した。ウィンダム・クラーク、サヒス・ティーガラ、アダム・スコット(オーストラリア)が12アンダーの4位。4位から出た松山英樹は5バーディ、4ボギーで2日連続の「70」。トニー・フィナウと同じ通算9アンダーの8位に後退した。ちょっと首位までは差が開いたが、ゴルフの内容は良くなってきた。明日8アンダーぐらいで回れば…。最後まで頑張れ!

 米国女子ツアー《FM選手権》2日目。第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われ、ツアー1勝のユ・ヘラン(韓国)が通算13アンダーの単独首位に浮上した。2位から出て、ボギーなしでフィールドベストの「62」で回り、後続に6打差をつけた。7アンダーの2位にビアンカ・パグダンガナン(フィリピン)、ロビン・チェ(オーストラリア)、イエリミ・ノ。6アンダーの5位にコ・ジンヨン(韓国)、ローレン・コフリン。日本勢最上位は4アンダー、9位の畑岡奈紗で10位から出て7バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「70」でプレーした。吉田優利は4バーディ、4ボギーの「72」で3アンダーのままで2位から12位に後退。西郷真央、勝みなみは1アンダーの31位で週末へ。西郷は8バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「67」をマークして、97位から急浮上。勝は45位から出て、5バーディ、3ボギーの「70」で回った。西村優菜は3オーバーの80位、笹生優花は4オーバーの91位で予選落ちした。トップとは差が開いたが、十分ベスト5は狙える日本勢。特に西郷はルーキーオブザイヤーも目指し予選トップは大きい。

国内男子ツアー《フジサンケイクラシック》3日目。54ホール短縮となった大会は定刻の午前7時に第2ラウンドを再開したが、午後2時45分に雷雲接近のため中断に。そのまま再開できず、同3時23分に降雨によるコンディション不良のため3日連続の順延が決まった。54人がホールアウトできていない。第2ラウンドの再開は最終日(9月1日)の午前8時を予定。予選カット後に引き続き最終ラウンドを行い54ホールの完遂を目指す。 暫定順位では、通算9アンダーの単独首位に平田憲聖が浮上した。第2ラウンドで7バーディ「63」をマークし、後続に2打差をつけている。7アンダーの2位に、5ホールを残して5つ伸ばしている細野勇策が浮上。6アンダーの3位に11ホールを消化したショーン・ノリス(南アフリカ)が続く。4アンダーの4位に、いずれもホールアウトした坂本雄介、木下稜介、生源寺龍憲のほか、後半のプレーを残す蝉川泰果、岩田寛、出水田大二郎の6人が並んでいる。第1ラウンドを単独首位で終えた河本力は、4ホールを残して3アンダーの10位に後退。前年覇者の金谷拓実は5ホールを残して2アンダーの12位。 大会2勝の石川遼は1バーディ、4ボギーの「73」とスコアを落とし、カットラインに1打届かない4オーバー。最終ラウンド進出は後続組の結果に委ねられている。明日のプレーは微妙。ひょっとしたら2Rの残りだけやって終わるかも…。運も実力のうち!?

国内女子ツアー《ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント》2日目。1時間遅れの午前8時に開始した第2ラウンドは、雷雲接近のため同9時34分に中断。接近中の台風による降雨も加わり再開の見込みが立たず、午後0時5分にコースコンディション不良のため順延となった。競技は36ホールへの短縮が決定した。上位は第2ラウンドをスタートできておらず、通算5アンダーの暫定首位にルーキーの村田歩香、ささきしょうこ、ウー・チャイェン(台湾)の3人。4アンダーの暫定4位に、第1組から消化した7ホールで3つ伸ばした吉本ひかる、いずれもスタートしていない成田美寿々、佐藤心結、竹田麗央、堀奈津佳、原英莉花、政田夢乃ら11人が並ぶ。38位で出た小祝さくらは7ホールで2つ伸ばし、通算3アンダーの暫定15位に浮上。首位から2打差に28人がひしめく混戦模様となっている。 正直誰が優勝するかはわからない。プレー再開されれば面白い優勝争いになるかも…。

 

明日の予想。まずは新潟メイン【新潟記念】。本命は9番キングズパレス。2走前の【新潟大賞典】ではスロー展開の中、1頭だけ鋭く伸びた。外回りの適性は高く、57㌔なら…。相手は1,2,3,7,11,12番。中京メイン【小倉2歳S】は4番レイピア。緒戦こそ勝ち損ねたが、前走は楽勝。競馬がしっかりしていて左回り、重馬場もこなしてくれそう。相手は1,3,8,9,10,13番。札幌メイン【タイランドカップ】は5番ゴールデンスナップ。休み明けになるが格上挑戦の【阪神大賞典】で牡馬相手に5着は長距離適正高い証拠。札幌との相性はいいし、浜中も手放さない馬だ。相手は1,4,6,7,8,14番。

 

 

今日の一口馬。アースライザーが新潟メイン【古町S】に出走し8着。騎乗した木幡巧は「馬群に取り付くことも考えたのですが、今日のペースで上がっていったらリズムを崩してしまうだろうことが予想されます。それであればここで脚を溜めた方がいいだろうと判断して運び、実際に溜めた分はしっかり脚を使ってくれました。なかなかすぐに結果は出ないかもしれませんが、こういう競馬を続けていきながらチャンスを狙っていくのが現実的なのかなと思います」とのこと。前残りのレースであの展開では苦しい。まぁアースライザーの場合、出走してくれるだけでもOK。またヴェルトラウムは新潟12R【3歳上1勝クラス】に出走し8着となった。鞍上の石橋は「ゲート裏は正直、結構うるさくて気を遣いましたが、肝心のゲートの中は我慢して出も悪くありませんでした。そのまま本来であればポジションを取りに行ってもいいくらいですが、まだ競馬を教えている段階で、なおかつ今回のゲートのいい感触を次につなげるためにも、出てからは無理に押して求め過ぎないようにしたため、あの位置からなりました。最後はもう少し脚を使えれば理想ではありましたが、ちょっと外の馬を気にしたのと、馬場もあったかな、と思える中で頑張りは見せてくれたので、今回の競馬が次につながってほしいです」とのこと。今日は出に関しては問題なかった。ゲートが安定してくれば走りの部分でさらに求めていけるだろうから、何とか次につなげてほしい。

3頭目は連闘のアルヴァレス。明日新潟7R【3歳未勝利】(1200mダート)に原優介騎乗で出走予定。なんとかラストチャンスをモノにしたいところ。原もリベンジに燃えているみたいで良い結果を期待したい。

 

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今週は3頭!

2024-08-30 19:14:33 | Weblog

またもや台風到来。週末のスポーツ、イベントが気になる今日この頃。まずは台風に関係ないアメリカのスポーツから。ゴルフ米国男子プレーオフ最終戦《ツアー選手権》初日。年間ポイントレースのフェデックスカップポイントランキング上位30人が出場し、ポイントランク順で初日スタート時にスコア差を設けるプレーオフシリーズ最終戦。ランク1位のシコッティ・シェフラーは10アンダーからスタートし、7バーディ、1ボギーのフィールドベストスコア「65」で回り、通算16アンダーで後続との差を7打に広げて初日を終えた。 4アンダーからスタートしたコリン・モリカワが「66」で9アンダー、8アンダーから出て「70」で回ったザンダー・シャウフェレと並ぶ2位に浮上した。ランク3位の松山英樹は7アンダーからスタートし、3バーディ、2ボギーの「70」と伸ばしきれず、8アンダー。首位シェフラーと8打差の4位となった。前の試合を故障欠場した松山だが、とりあえず参加しただけでも嬉しい。シェフラー次第にはなるが、2日目、3日目に爆発したらボーナス2500万ドル(約35億9320万円)も夢ではない。

 残り10戦となった米国女子ツアー《FM選手権》初日。サスペンデッドとなり、出場144人中3人がホールアウトできなかったが、ツアー2勝のマリナ・アレックスが4アンダーで暫定首位発進、ボギーなしの「68」で回った。3アンダーの1打差暫定2位に吉田優利ら8人。吉田は4バーディ、1ボギーの「69」をマーク。今季2勝のローレン・コフリン、アリセン・コープス、ユ・ヘラン(韓国)、アタヤ・ティティクル(タイ)らと並び、米ツアー14戦目(ダブルス戦は除く)でキャリア最高のスタートを切った。畑岡奈紗が5バーディ、3ボギーの2アンダー「70」で回り、首位と2打差同10位。勝みなみが「73」で回り、1オーバー同45位。西郷真央、笹生優花、西村優菜はいずれも「76」で、4オーバー同99位と出遅れた。来年のシード権がかかる吉田にとっては絶好のチャンス。またスコアが伸びないコースで、2、3アンダーで回れば出遅れた西郷らも十分予選通過は可能。なでしこたち、2日目頑張れ!

 

 明日の予想。まずは台風が関係ない札幌メイン【札幌2歳S】。ドゥラメンテ産駒、エピファネイア産駒など目移りするが、今回は厩舎力で2番マジックサンズ本命。須貝厩舎はこの札幌開催で新馬4勝2着1回。その勝ち馬4頭からこの馬がスタンバイ。元々【札幌2歳S】はゴールドシップ、ソダシと相性のいいレース。人気でも黙って買い。相手は3,5,6,8,11,12番。新潟メイン【古町S】は後述する5番アースライザーの応援レース。よって10R【赤倉特別】を予想する。本命は11番ピンキープロミス。実力的には上位の馬が休み明けで付け入る隙はあるはず。鞍上の木幡巧は福島&新潟でこその騎手。このメンバーなら…。相手は1,2,3,6,7番。中京メイン【長篠S】は人気でも9番オードフォアエース。デビュー以来芝に戻した前走が予想以上の強さだった。雨の影響も残りそうだが、ダートも走る同馬なら問題ないだろう。まして鞍上は川田だ。相手は1,3,8,11,12,17番。

 

 今週の一口馬は3頭出走予定。その前に8/27(火)に地方で出走した2頭について触れておく。まずはオランジー。盛岡9R【アンタレス賞】(1600mダート)に山本聡哉騎乗で出走し2着。管理する青木調教師は「盛岡競馬場までの輸送は上手くこなしてくれ、暑さに堪えることなく体調面も良かったと思います。今回は相手関係的にも勝負できると感じていましたし、馬をピリッとさせる意味でもブリンカーを着用しました。また、知り合いの現地のスタッフに手伝ってもらい、ゲートでは尾っぽを持ってもらうようにしました。ゲート内ではクネクネと動いていたものの、大きく悪さをするようなことも無く、ここ最近の中ではまずまずのスタートを切ることが出来たのかなと思います。ただ、山本聡哉騎手も『出来ればもう少し前目でレースを進めたかった』とレース後話していたように、二の脚がもう一つだったことから、考えていたよりも後ろ目から競馬を運ぶ格好になりましたね。それに、勝負どころでもなかなかスピードが上がって行かずモタモタしてしまい、直線ではジワジワと脚を使ってよく差を詰めてくれたものの、その分差し切るところまではいかなかったですね。結果を残して欲しかったというのが本音ですが、オランジー自身よく頑張ってくれましたし、これが馬にとって良い自信になってくれればと思います。レース後はトレセンに戻ってきていますが、脚元を含めてこれと言った問題は無かったですね。この後は一旦ノーザンファーム天栄へ放牧に出して、リフレッシュさせたいと考えています」とのこと。勝負どころで手応えが…それでも最後は良い脚を使ってくれた。この馬、やっぱり地方の方が良いのかな⁉ 次は船橋に転厩して2戦目のラブリアージェ。船橋9R【ユウガオスプリント】 (1200mダート)に森泰斗騎乗で出走し2着。管理する佐藤裕調教師は「今日は勝たせてあげられず申し訳ございません。勝ち馬にはうまく乗られましたが、アタマ差ということを考えてもこの結果は悔しいですね。馬体重は前走からプラス16㌔(たぶん19㌔だった)と大幅に増えたものの、決して太くは見せておらず、むしろトモや背腰のボリューム感はかなり頼もしくなってきた。ただ終いが甘くなった部分があるように、若干体を作りすぎてしまったのかもしれません。馬が環境に馴染んできて、カイバ食いなどもかなり旺盛になってきているのですが、その辺りは今後しっかり調整していければと思います。立ち上げてみて問題がなければ次回開催へ続戦とさせていただく予定ですが、距離などはメンバーを見ながら臨機応変に検討していくつもりです」とのこと。船橋の水が合うのか、馬体が充実しての走り。今日は負けたが期待ができる走り。次走を期待する。

 では今週の出走馬。まずはベテラン・アースライザー。明日の新潟メイン【古町S】(1800mダート・混)に木幡巧騎乗で出走する。管理する鈴木慎調教師は「20日にトレセンに戻し、今週末の出走に向けて乗り込みを重ねて順調な仕上がりを見せています。帰厩してからの間隔は短いですが、牧場でしっかり乗り込まれていましたし、また昨年のような夏負けの兆候を見せることもなく、動き、体力面ともに力を発揮できる状態に持ってこられました。最終追い切りは2歳馬を先行する形で進め、直線で一旦前に出られながらも仕掛けられるとちゃんと盛り返して同入に持ち込んでいます。体重も498㌔とキープできているので、あとは輸送に備えたいと思っています。台風10号の動向が読みづらいですが、今日の感じだと週末の新潟にはそれほど大きな影響はなさそう。雨予報は出ているものの、渋った馬場を苦にするような馬でもないので大丈夫でしょう。少頭数でのレースとなるので、前進を見せてほしいですね」とのこと。気が向いた時には驚く走りを見せる馬、新潟は過去1戦しかなくひょっとすれば…。まぁ頑張ってくれればOKです。2頭目は先週レースが中止になったヴェルトラウム。明日の新潟12R【3歳上1勝クラス】(1600m芝)に石橋騎乗で出走する。管理する西田調教師は「先週の競馬は直前で中止になり急遽の対応を余儀なくされましたが、滞在手続きをして新潟競馬場に残って無事に調整を行えています。とはいえ、トレセンの追い切りもあり容易に乗り手を配することも難しかったため、今朝の追い切りは自分が対応させていただきました。天気が良くなく馬場状態が悪いなかだったので、トラブル等ないよう、速い時計を出すことに重きを置かず、息を作りつつ気持ちを溜めてレースに活かすように乗りました。そのため時計は速くありませんが、直線では引っ張りつつグーっと気合いを乗せていくように動かしていますよ。問題ない動きだったと思います。もとより狙っていたレースを考えられなくなったのですが、先週までの馬場状態と今の天気の悪さからするとおそらく内側のほうは伸びづらい状況になると思えます。そうなると枠の有利不利が出やすい千直戦よりはと思います。ただ、外回りのマイル戦が良いのかどうなのかというのもあります。想定で相手関係や乗り役さんの状況も見ながら最終的にどうするか判断させてください」ということで明日の1600m芝戦へ。正直、距離の問題もあるし強気なことは言えないが、ポテンシャルは1勝クラス勝てる力があると思っている馬。予想外の好走を期待。3頭目は連闘のアルヴァレス。明後日新潟7R【3歳未勝利】(1200mダート)に原優介騎乗で出走予定。管理する奥村武調教師は「レース後も馬体や脚元に異常はなく、予定どおり今週連闘で競馬に向かわせてもらいます。相手関係を比較すると、若干土曜日の方がメンバーは薄い印象でしたが、滞在とはいえ一日でも長く回復に時間をかけてやりたいところですからね。当日までしっかりケアを施し、調整していくつもりです。結果は4着でも、控える形となった前走の内容はけっして悲観するものではありません。今後のことを考えれば、むしろああいった競馬を試せたのはプラスですし、なんとかラストチャンスをモノにしたいところ。ジョッキーもリベンジに燃えているので、良い結果を会員の皆様にご報告できたと思っています」とのこと。原の手腕に期待!

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キーンランドC万券的中

2024-08-25 18:11:00 | Weblog

 まずはゴルフから。女子メジャー最終戦《AIG女子オープン(全英女子)》 3日目。大会2勝(2008年、12年)の申ジエが11位から出て7バーディ、2ボギーの「67」をマークし、通算7アンダーとして単独首位に躍り出た。昨年大会は3位。12年ぶりの大会制覇に向け、絶好の位置で最終日を迎える。昨年大会覇者のリリア・ヴが通算6アンダー2位で続いた。後続に3打差の首位で出た世界ランキング1位のネリー・コルダは「75」とスコアを落とし、通算5アンダー3位に後退した。《パリ五輪》金メダルのリディア・コー(ニュージーランド)、ジェニー・シン(韓国)が通算4アンダー4位。5打差5位でムービングデーを迎えた西郷真央は2バーディ、3ボギーの「73」と1ストローク落とし、通算2アンダー10位に後退した。首位との5打差は変わっていない。2位から出たチャーリー・ハル(イングランド)、ともにこの日のベスト「66」をたたき出したエスター・ヘンゼライト(ドイツ)、アルベイン・バレンズエラ(スイス)らが並んだ。決勝ラウンドに進んだ日本勢9人のうち、この日アンダーパーでプレーしたのは60位から出た畑岡奈紗だけで通算3オーバーの43位に浮上した。もし申が2008、12年に続く大会3勝となれば、カリー・ウェブ(オーストラリア/1995、97、2002年)、シェリ・スタインハワー(1998、99、2006年)と並ぶ最多。ただ、2001年のメジャー昇格後の3勝は前人未到の快挙だ。12年ぶりの優勝も、大会最長ブランクを更新することになる。日本勢はもちろん、申ジエにも注目!

 米国男子プレーオフ第2戦《BMW選手権》3日目。ランク最下位50位のキーガン・ブラッドリーが単独首位で最終日を迎える。10アンダー2位から8バーディ、6ボギーの「70」で回り、通算12アンダー。昨年の《トラベラーズ選手権》以来となる今季初勝利に王手をかけた。3打差の首位で出たアダム・スコット(オーストラリア)は4つスコアを落として迎えたバックナインで挽回し「74」。11アンダーの2位に踏みとどまった。24歳のルドビグ・オーベリとアレックス・ノレンのスウェーデン勢がともに10アンダー3位につけた。 今季メジャー2勝でポイントランク2位のザンダー・シャフェレが「67」をマークして、地元コロラド州出身のウィンダム・クラークと同じ7アンダー5位に浮上。ランク1位のスコッティ・シェフラーは2バーディ、4ボギーの「74」とスコアを落とし、1オーバーの35位に後退した。1アンダー29位タイから出たロバート・マッキンタイア(スコットランド)がハーフターン時に背中痛で棄権した。ブラッドリーとスコットのベテランにスウェーデン勢、そして今年好調のシャフェレとクラーク。優勝争いが面白そう。

 国内女子ツアー《ニトリレディスゴルフトーナメント》最終日。首位から出た桑木志帆が4バーディ、2ボギー「70」でプレー。通算12アンダーで6月《資生堂レディス》以来のツアー2勝目を挙げた。同週開催のメジャー《AIG女子オープン》出場を見送って臨んだトーナメントで結果を出した。今月20日に25歳の誕生日を迎えた鶴岡果恋は3バーディ、1ボギー「70」で、ツアー2勝のペ・ソンウ(韓国)と並び11アンダー2位。ツアー初勝利に1打及ばなかった。ベテラン上田桃子は「70」で宮澤美咲、森田遥、政田夢乃と並ぶ10アンダー4位。アマチュア優勝を狙った横山珠々奈は「71」で、首位から出た脇元華と同じ9アンダー8位に終わった。やっぱり桑木が強かった。鶴岡、脇元はまた初優勝に届かなかった。特に鶴岡はもう少しパターが入れば…次頑張れ!

 国内男子ツアー《SansanKBCオーガスタ》最終日。今季LIVゴルフに参戦中の香妻陣一朗が2022年《東建ホームメイトカップ》以来の国内ツアー3勝目をあげた。単独首位からスタートしたこの日は5バーディ、2ボギー「69」でプレーし、通算19アンダー。「65」で首位に並んだ未勝利の小斉平優和とのプレーオフに入った。2ホール目で1WショットをOBとした小斉平に対し、パーセーブして勝負を決めた。鍋谷太一が「64」で、南アフリカのショーン・ノリスと並ぶ通算18アンダー3位。石坂友宏と大岩龍一が通算16アンダー5位に並んだ。宮里優作と杉原大河が通算14アンダー8位。小平智が通算5アンダー38位、石川遼は通算1アンダー56位で大会を終えた。これが世界との差か。優勝した香妻が参戦しているLIVゴルフのシード権を獲得できるのはポイントランキング上位24人。25~48位の選手は『“オープンゾーン”と呼ばれ、トレード、もしくはチームから出される可能性に直面することになる』という資格内容になっている。現在45位の香妻は順位を下げずに48位以内に残れば13あるチームのキャプテンがチームに招き入れれば出場できる。まぁなかなか厳しい状況だが、この優勝でまたやる気が出てきたはず。香妻頑張れ!

 

 今日の重賞を振り返る。札幌11Rで行われたサマースプリントシリーズ第5戦【キーンランドC】は、D・レーン騎乗の2番人気サトノレーヴ(牡5・堀宣行厩舎)が快勝。【函館スプリントS】に続く連勝でサマースプリントシリーズ王者に大きく近づいた。タイムは1分7秒9。好スタートから道中4番手を追走すると、直線でゴーサインに鋭く反応。一気に抜け出して後続の追撃を振り切った。1馬身1/2差の2着にエイシンスポッター(8番人気)、さらにハナ差の3着には道中最後方から猛然と追い込んだオオバンブルマイ(7番人気)が入った。

 勝ったサトノレーヴは昨日も書いたが僕が今年スプリンター界の中心となると思っている馬。とにかく底が割れるまで狙い続ける!3連複、万馬券的中!

 サトノレーヴは父ロードカナロア、母チリエージェ(母父サクラバクシンオー)という血統。北海道日高町・白井牧場の生産馬で、馬主は里見治氏。通算成績は9戦7勝。重賞は今年の【函館スプリントS】に続き2勝目。堀宣行調教師、D・レーンともに【キーンランドC】は初勝利。

一方、新潟11Rで行われた【第44回新潟2歳S】は、北村友一騎乗の6番人気トータルクラリティ(牡・池添学厩舎)が4番手の外めを追走すると長い直線でグングン伸び、外からきたコートアリシアン(1番人気)との競り合いを半馬身差制しデビューから無傷の2連勝を飾った。バゴ産駒のJRA重賞制覇は2021年9月26日の【神戸新聞杯】(ステラヴェローチェ)以来、約3年ぶりのこと。タイムは1分34秒2。2着からさらに3馬身差遅れた3着にプロクレイア(5番人気)が入った。

 勝ったトータルクラリティは自分から動かしていってしぶとさを生かす競馬を魅せた。来年の【菊花賞】当たりが面白そうかも…。

 トータルクラリティは、父バゴ、母ビットレート(母父スペシャルウィーク)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は2戦2勝。重賞は初勝利。池添学調教師、北村友一ともに【新潟2歳S】は初勝利となった。

 

今日の一口馬はアルヴァレスが新潟4R 【3歳未勝利】(1200mダート)に原優騎乗で出走し結果4着。鞍上の原は「ゲートのなかも落ち着いていて、しっかり駐立できてはいたものの、今日は思いのほかテンにダッシュが利かず控える形での競馬となりました。それでもブリンカーがしっかり利いているためか、集中力が途切れることはなく、凄く前向きな姿勢で走れている。追ってからの反応、感触も悪くありませんし、こういった形も合っていそうです。先生からはこのまま新潟競馬場に滞在させて連闘する予定と聞いているので、もし乗せていただけるようなら、来週リベンジできればと思っています」とのこと。来週がラストチャンス、敷居は高いが何とが頑張ってほしい。それからもう一頭。ヴェルトラウムはなんと出走予定だった新潟12Rがレース直前になって中止。落雷の可能性があり、安全な競馬の実施が困難であると判断されたためだが、代替競馬および続行競馬は実施されないとのこと。仕切り直しだ!

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キーンランドC万券的中

2024-08-25 18:07:02 | Weblog

 まずはゴルフから。女子メジャー最終戦《AIG女子オープン(全英女子)》 3日目。大会2勝(2008年、12年)の申ジエが11位から出て7バーディ、2ボギーの「67」をマークし、通算7アンダーとして単独首位に躍り出た。昨年大会は3位。12年ぶりの大会制覇に向け、絶好の位置で最終日を迎える。昨年大会覇者のリリア・ヴが通算6アンダー2位で続いた。後続に3打差の首位で出た世界ランキング1位のネリー・コルダは「75」とスコアを落とし、通算5アンダー3位に後退した。《パリ五輪》金メダルのリディア・コー(ニュージーランド)、ジェニー・シン(韓国)が通算4アンダー4位。5打差5位でムービングデーを迎えた西郷真央は2バーディ、3ボギーの「73」と1ストローク落とし、通算2アンダー10位に後退した。首位との5打差は変わっていない。2位から出たチャーリー・ハル(イングランド)、ともにこの日のベスト「66」をたたき出したエスター・ヘンゼライト(ドイツ)、アルベイン・バレンズエラ(スイス)らが並んだ。決勝ラウンドに進んだ日本勢9人のうち、この日アンダーパーでプレーしたのは60位から出た畑岡奈紗だけで通算3オーバーの43位に浮上した。もし申が2008、12年に続く大会3勝となれば、カリー・ウェブ(オーストラリア/1995、97、2002年)、シェリ・スタインハワー(1998、99、2006年)と並ぶ最多。ただ、2001年のメジャー昇格後の3勝は前人未到の快挙だ。12年ぶりの優勝も、大会最長ブランクを更新することになる。日本勢はもちろん、申ジエにも注目!

 米国男子プレーオフ第2戦《BMW選手権》3日目。ランク最下位50位のキーガン・ブラッドリーが単独首位で最終日を迎える。10アンダー2位から8バーディ、6ボギーの「70」で回り、通算12アンダー。昨年の《トラベラーズ選手権》以来となる今季初勝利に王手をかけた。3打差の首位で出たアダム・スコット(オーストラリア)は4つスコアを落として迎えたバックナインで挽回し「74」。11アンダーの2位に踏みとどまった。24歳のルドビグ・オーベリとアレックス・ノレンのスウェーデン勢がともに10アンダー3位につけた。 今季メジャー2勝でポイントランク2位のザンダー・シャフェレが「67」をマークして、地元コロラド州出身のウィンダム・クラークと同じ7アンダー5位に浮上。ランク1位のスコッティ・シェフラーは2バーディ、4ボギーの「74」とスコアを落とし、1オーバーの35位に後退した。1アンダー29位タイから出たロバート・マッキンタイア(スコットランド)がハーフターン時に背中痛で棄権した。ブラッドリーとスコットのベテランにスウェーデン勢、そして今年好調のシャフェレとクラーク。優勝争いが面白そう。

 国内女子ツアー《ニトリレディスゴルフトーナメント》最終日。首位から出た桑木志帆が4バーディ、2ボギー「70」でプレー。通算12アンダーで6月《資生堂レディス》以来のツアー2勝目を挙げた。同週開催のメジャー《AIG女子オープン》出場を見送って臨んだトーナメントで結果を出した。今月20日に25歳の誕生日を迎えた鶴岡果恋は3バーディ、1ボギー「70」で、ツアー2勝のペ・ソンウ(韓国)と並び11アンダー2位。ツアー初勝利に1打及ばなかった。ベテラン上田桃子は「70」で宮澤美咲、森田遥、政田夢乃と並ぶ10アンダー4位。アマチュア優勝を狙った横山珠々奈は「71」で、首位から出た脇元華と同じ9アンダー8位に終わった。やっぱり桑木が強かった。鶴岡、脇元はまた初優勝に届かなかった。特に鶴岡はもう少しパターが入れば…次頑張れ!

 国内男子ツアー《SansanKBCオーガスタ》最終日。今季LIVゴルフに参戦中の香妻陣一朗が2022年《東建ホームメイトカップ》以来の国内ツアー3勝目をあげた。単独首位からスタートしたこの日は5バーディ、2ボギー「69」でプレーし、通算19アンダー。「65」で首位に並んだ未勝利の小斉平優和とのプレーオフに入った。2ホール目で1WショットをOBとした小斉平に対し、パーセーブして勝負を決めた。鍋谷太一が「64」で、南アフリカのショーン・ノリスと並ぶ通算18アンダー3位。石坂友宏と大岩龍一が通算16アンダー5位に並んだ。宮里優作と杉原大河が通算14アンダー8位。小平智が通算5アンダー38位、石川遼は通算1アンダー56位で大会を終えた。これが世界との差か。優勝した香妻が参戦しているLIVゴルフのシード権を獲得できるのはポイントランキング上位24人。25~48位の選手は『“オープンゾーン”と呼ばれ、トレード、もしくはチームから出される可能性に直面することになる』という資格内容になっている。現在45位の香妻は順位を下げずに48位以内に残れば13あるチームのキャプテンがチームに招き入れれば出場できる。まぁなかなか厳しい状況だが、この優勝でまたやる気が出てきたはず。香妻頑張れ!

 

 今日の重賞を振り返る。札幌11Rで行われたサマースプリントシリーズ第5戦【キーンランドC】は、D・レーン騎乗の2番人気サトノレーヴ(牡5・堀宣行厩舎)が快勝。【函館スプリントS】に続く連勝でサマースプリントシリーズ王者に大きく近づいた。タイムは1分7秒9。好スタートから道中4番手を追走すると、直線でゴーサインに鋭く反応。一気に抜け出して後続の追撃を振り切った。1馬身1/2差の2着にエイシンスポッター(8番人気)、さらにハナ差の3着には道中最後方から猛然と追い込んだオオバンブルマイ(7番人気)が入った。

 勝ったサトノレーヴは昨日も書いたが僕が今年スプリンター界の中心となると思っている馬。とにかく底が割れるまで狙い続ける!3連複、万馬券的中!

 サトノレーヴは父ロードカナロア、母チリエージェ(母父サクラバクシンオー)という血統。北海道日高町・白井牧場の生産馬で、馬主は里見治氏。通算成績は9戦7勝。重賞は今年の【函館スプリントS】に続き2勝目。堀宣行調教師、D・レーンともに【キーンランドC】は初勝利。

一方、新潟11Rで行われた【第44回新潟2歳S】は、北村友一騎乗の6番人気トータルクラリティ(牡・池添学厩舎)が4番手の外めを追走すると長い直線でグングン伸び、外からきたコートアリシアン(1番人気)との競り合いを半馬身差制しデビューから無傷の2連勝を飾った。バゴ産駒のJRA重賞制覇は2021年9月26日の【神戸新聞杯】(ステラヴェローチェ)以来、約3年ぶりのこと。タイムは1分34秒2。2着からさらに3馬身差遅れた3着にプロクレイア(5番人気)が入った。

 勝ったトータルクラリティは自分から動かしていってしぶとさを生かす競馬を魅せた。来年の【菊花賞】当たりが面白そうかも…。

 トータルクラリティは、父バゴ、母ビットレート(母父スペシャルウィーク)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は2戦2勝。重賞は初勝利。池添学調教師、北村友一ともに【新潟2歳S】は初勝利となった。

 

今日の一口馬はアルヴァレスが新潟4R 【3歳未勝利】(1200mダート)に原優騎乗で出走し結果4着。鞍上の原は「ゲートのなかも落ち着いていて、しっかり駐立できてはいたものの、今日は思いのほかテンにダッシュが利かず控える形での競馬となりました。それでもブリンカーがしっかり利いているためか、集中力が途切れることはなく、凄く前向きな姿勢で走れている。追ってからの反応、感触も悪くありませんし、こういった形も合っていそうです。先生からはこのまま新潟競馬場に滞在させて連闘する予定と聞いているので、もし乗せていただけるようなら、来週リベンジできればと思っています」とのこと。来週がラストチャンス、敷居は高いが何とが頑張ってほしい。それからもう一頭。ヴェルトラウムはなんと出走予定だった新潟12Rがレース直前になって中止。落雷の可能性があり、安全な競馬の実施が困難であると判断されたためだが、代替競馬および続行競馬は実施されないとのこと。仕切り直しだ!

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明日の一口は2頭

2024-08-24 19:13:59 | Weblog

昨日、日本高野連は「第13回BFA U18アジア選手権」に派遣される高校日本代表18人を発表した。投手では今秋ドラフト上位候補の報徳学園・今朝丸裕喜や優勝した京都国際の中崎琉生、広陵の高尾響らが選ばれた。野手では捕手の健大高崎・箱山遥人や早実の高校通算64本塁打のスラッガー・宇野真仁朗(内野手)、大阪桐蔭の境亮陽(外野手)らが選ばれた。選出メンバーは以下の通り(学年はすべて3年)  
<投手8人>… 桜井椿稀(鶴岡東)、坂井遼(関東第一)、藤田琉生(東海大相模)、中崎琉生(京都国際)、今朝丸裕喜(報徳学園)、間木歩(報徳学園)、高尾響(広陵)、田崎颯士(興南)
<捕手2人>… 箱山遥人(健大高崎)、熊谷俊乃介(関東第一)  
<内野手5人>… 高山裕次郎(健大高崎)、石塚裕惺(花咲徳栄)、宇野真仁朗(早実)、花田悠月(智弁和歌山)、山畑真南斗(明徳義塾)  
<外野手3人>… 徳丸快晴(大阪桐蔭)、境亮陽(大阪桐蔭)、浜本遥大(広陵)

 

U-18代表候補では、北照のエース・高橋幸佑や神村学園の主砲・正林輝大(外野手)などが選考漏れた。高橋は南北海道大会で、34.1回を投げて、44奪三振、自責点1の快投を見せたが…。正林は4月の強化合宿では、特大本塁打を打つ活躍を見せたが、この甲子園で21打数3安打、打率.143と結果を残せずに苦しんでいた。大阪桐蔭のエース・平嶋桂知は、センバツで最速148㌔をマークし、ドラフト上位候補として注目されたが、夏は不調に苦しみ、この夏の甲子園では小松大谷戦でリリーフ登板し、2回1失点だった。ほかでは準々決勝の東海大相模戦で本塁打を放った関東一の主砲・高橋 徹平(内野手)、今大会ベスト8入りしてこの大会をいちばん盛り上げた大社のエースとして活躍した馬庭優太、俊足の藤原佑(外野手)も選考漏れとなった。個人的には正林、馬庭は選んでもらいたかったなぁ。

その甲子園球児が憧れるドジャースの大谷翔平(30)がMLB史上6人目となる「40本塁打-40盗塁」を自身初の“サヨナラ満塁本塁打”で達成。この日、4回にシーズン40個目の盗塁を決めて“40-40”にあと1HRと王手をかけた大谷は、3-3で迎えた9回裏の第5打席に、2死満塁の場面で40号サヨナラ満塁本塁打を放った。同日に40本塁打と40盗塁を記録したのは史上初。さらにサヨナラ本塁打もメジャー自身初と記録ずくめの快挙となった。また、40号の大台到達は2年連続で自身3度目。ホームラン王争いリーグトップの大谷は、2位のライバル・M.オズーナ(33、ブレーブス)との差を再び「3」に広げた。出場126試合目で達成した大谷は、2006年A.ソリアーノ(ナショナルズ)の出場147試合目を抜いて“史上最速”。 尚、MLB40-40達成者【本塁打-盗塁】 は下記の通り。

〇1988年 J.カンセコ…42 - 40
〇1996年 B.ボンズ…42 - 40

〇1998年 A.ロドリゲス…42 - 46

〇2006年 A.ソリアーノ…46 - 41

〇2023年 R.アクーニャJr.…41 - 73

2024年 大谷翔平…40 - 40(残り33試合)

今後、大谷は2年連続の本塁打王だけではなく、史上初の「45-45」「50-50」も射程圏に捉えるが、この日打点も92に伸ばし、リーグ首位オズーナの94に「2差」に迫った。もう異次元すぎる存在、どこまで記録を伸ばすのか、注目したい。

 ゴルフの話題。女子メジャー最終戦《AIG女子オープン(全英女子)》2日目。世界ランキング1位のネリー・コルダが3位から4バーディ、ボギーなしの「68」をマークし、通算8アンダーまで伸ばした。ともに同組で回った昨年大会覇者のリリア・ヴ、昨年2位のチャーリー・ハル(イングランド)に3打のリードを築き、メジャー3勝目を懸けて決勝ラウンドに臨む。通算4アンダー4位に初日首位のイン・ルオニン(中国)。19人が出場した日本勢のうち、9人が予選を通過。首位と2打差の4位で出た西郷真央は4バーディ、4ボギーの「72」でプレーし、通算3アンダー5位で週末に入る。首位との差は広がったが、日本勢今季3人目のメジャー制覇に向けて好位置をキープした。《パリ五輪》金メダルのリディア・コー(ニュージーランド)らが並ぶ。岩井明愛が48位から5バーディ、3ボギーの「70」で回り、通算イーブンパー21位に浮上した。河本結、佐久間朱莉、川崎春花が通算1オーバー30位。勝みなみと大里桃子が2オーバー36位につけた。古江彩佳と畑岡奈紗はカットライン上の通算4-オーバー60位で決勝に進んだ。一方、笹生優花は通算7オーバー103位、山下美夢有は9オーバー119位、渋野日向子は14オーバー140位に沈んだ。僕が期待した日本勢の古江、畑岡はギリギリ予選通過で、ちょっとV争いは難しいか。そうなると西郷と川崎あたりが期待かな。

米国男子プレーオフ第2戦《BMW選手権》2日目は残念なニュースが…。初日5アンダー2位の松山英樹が腰痛によりスタート前に棄権したのだ。次週の最終戦《ツアー選手権》進出をすでに決めているが、果たして間に合うかどうか。松山が欠場するとは相当なことで心配ではある。2日目を終えて、3位から出たアダム・スコット(オーストラリア)が9バーディ、ボギーなしの「63」をマークし通算13アンダーの単独首位に浮上。スコットは現在、年間ポイントレース(フェデックスカップ)で41位。今大会終了後のポイントランキング上位30人による次週のプレーオフシリーズ最終戦《ツアー選手権》進出圏外にいる。2020年の《ジェネシス招待》以来となる15勝目、プレーオフシリーズは2013年《ザ・バークレイズ》以来の優勝がかかる。初日単独首位のキーガン・ブラットリーは「68」で10アンダーの2位に。ルドビグ・オーベリが9アンダー3位、アレックス・ノレンが8アンダー4位とスウェーデン勢が上位で逆転のチャンスをうかがう。前年優勝のビクトル・ホブラン(ノルウェー)は2アンダーの23位、ポイントランキング1位のスコッティ・シェフラーは1アンダーの29位で大会を折り返した。

 国内女子ツアー《ニトリレディスゴルフトーナメント》3日目。ツアー初優勝を目指す脇元華が5バーディ1ボギーの「68」でプレー。3打差4位から通算10アンダー首位に浮上した。今季1勝の桑木志帆も「69」で回り、脇元と並んだ。2打差首位スタートの鶴岡果恋は2バーディ、2ボギー「72」と伸ばせずに通算9アンダー3位に後退。ツアー17勝の上田桃子は1イーグル6バーディ、2ボギー「66」でルーキーの政田夢乃、下部1勝の宮澤美咲、20歳のアマチュア横山珠々奈とともに8アンダー4位。佐藤心結、ペ・ソンウ(韓国)が7アンダー8位で続く。 メルセデスランキング11位の高橋彩華は13番を終えた時点で棄権した。そろそろ大器脇元や鶴岡に優勝してほしいが、桑木は強敵。上田は最終日良くないから、面白そうなのはアマチュアの横山。ルーキー政田あたりかも。

国内男子ツアー《Sansan KBCオーガスタ》3日目。 LIVゴルフが主戦場の香妻陣一朗が通算16アンダーの単独首位に浮上した。2位から出て、ボギーなしの「66」をマーク。2022年《東建ホームメイトカップ》以来の国内ツアー3勝目に挑む。15アンダーの1打差2位にショーン・ノリス(南アフリカ)。3位から出て、ボギーなしの「66」でプレー。21年《日本オープン》以来の7勝目を狙う。ツアー未勝利の大岩龍一が、この日のベストスコアタイ「65」で回って12アンダーとし、同じく未勝利の小斉平優和と並ぶ3位。杉原大河、鍋谷太一も「65」で回り、杉原が11アンダー5位、鍋谷が10アンダー7位につけた。首位から出た片岡大育は10アンダー7位に後退。石川遼は「73」で回り、イーブンパー59位にいる。やはりLIVでの経験が良かったのか香妻が良いゴルフを魅せる。個人的には世界に挑戦する選手に頑張ってほしいと思っている。松山が元気なうちに…。

明日の予想。新潟メイン【新潟2歳S】は4番シンフォーエバー。米国血統にしては手先の軽さのある馬。先行脚質は今の馬場では有利で、森厩舎もこの馬を選んで出走。相手は1,3,6,9,10番。中京メイン【名鉄杯】は3番ブライアンセンス。今年に入って2戦期待を裏切る形となったが、オープン特別なら力が違うだろう。大きいところを狙える馬だと思っているのでここは人気でも買い。相手は1,2,4,8,9番。札幌メイン【キーンランドC】は10番サトノレーヴ。鞍上がレーンに替わり期待は膨れる一方。「サトノ」の大物と思っているのでここは通過点。2番人気でも美味しい。相手は1,2,4,5,6,9番。

 

 今日の一口馬。ブールアンブレスが新潟4R【3歳未勝利(牝)】(2000m芝)に出走し18着に敗れた。管理する嘉藤貴行調教師は「スタートを決めた後はスッと行き脚がついて3番手を確保できましたし、道中は折り合いも問題無くいい形で追走できているなと感じていました。しかし、ペースが上がると対応できず徐々に手応えが怪しくなってしまい、勝負どころでは既に一杯一杯になってしまいました。背腰に関しては入念にケアをしていましたし、基礎的なトレーニングはしっかりと積めていましたから、正直ここまで負けてしまうとは思っていませんでしたが、騎乗した荻野極騎手には『走る気持ちはあるのですが、中身の部分が追い付いていませんね』と言われてしまいました。調教では私も騎乗したことがあり、良い背中をしていて素質を感じていましたが、それを最大限発揮させてあげることが出来ず、大変申し訳ございませんでした」とのこと。素質があっても勝てないのが勝負の世界。これをもって登録を抹消することになった。お疲れ様でした!明日は2頭がスタンバイ。アルヴァレスが新潟4R【3歳未勝利】(1200mダート)に原騎乗で出走。またヴェルトラウムが新潟12R【3歳上1勝クラス】(1200m芝)に石橋騎乗で出走。2頭ともみっともない走りはしないはずで期待したい。

 

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京都国際お見事!

2024-08-23 20:54:16 | Weblog

 2週間ぶりの投稿。里帰りして体調を崩していたので…どうもすみませんでした。ではまずは《第106回全国高校野球選手権大会決勝》京都国際が2ー1(延長10回タイブレーク)で関東第一を破り、3回目の出場で初優勝を果たした。初優勝は第104回大会(2022年)の仙台育英(宮城)以来。京都勢の大会制覇は第38回大会(1956年)の平安(現・龍谷大平安)以来、68年ぶりとなった。京都国際は47年に創立した京都朝鮮中が前身。野球部は京都韓国学園時代の99年に創部し、硬式では外国人学校として初めて日本高校野球連盟に加盟した。2003年に学校教育法が定める「学校」として認可され、日本の教育課程も学ぶ私立校となった。夏は2年ぶり3回目の出場で、これまでの最高成績は初出場した第103回大会(21年)の4強だった。今大会は札幌日大(南北海道)との1回戦で7―3と快勝。2回戦の新潟産大付、3回戦の西日本短大付(福岡)、準々決勝の智弁学園(奈良)と3試合連続で4―0と無失点で勝利した。準決勝は青森山田に3―2で逆転勝ちして春夏通じて初の決勝に進んでいた。関東一は夏の最高成績だった第97回大会(15年)のベスト4を上回り、初めて決勝に進んだが優勝はならなかった。両チームの投手の踏ん張りが目立った試合。京都国際&関東第一あっぱれ!

 ゴルフの話題。女子メジャー最終戦《AIG女子オープン(全英女子)》初日。今季メジャー最終戦が開幕し、米ツアールーキーの西郷真央が5バーディ、1ダブルボギーの「69」でプレーし、首位と2打差の3アンダー4位で発進した。単独首位に立ったのは、昨年大会2位のチャーリー・ハル(イングランド)。6バーディ、1ボギーの「67」をマークし、5アンダーとした。世界ランキング1位のネリー・コルダ、メジャー1勝のイン・ルオニン(中国)が1打差の2位で続いた。西郷、昨年覇者のリリア・ヴら6人が4位グループを形成した。メジャー初出場の大里桃子が5バーディ、3ボギー「70」として、2アンダー10位につけた。 6月の《全米女子オープン》で9位に入った小祝さくら、2年連続出場の川崎春花が1アンダー12位で並んだ。“ゴルフの聖地”セントアンドリュースで11年ぶり3回目の開催となった大会初日は、早朝から夕方近くにかけて強風が吹き荒れた。アンダーパーで回ったのは午前組が4人、午後組が13人だった。計17人のうち、日本勢は4人で韓国勢と並び最多だった。吉本ひかると佐久間朱莉がイーブンパー18位。メジャー2連勝が懸かる古江彩佳は3オーバー63位で初日を終えた。笹生優花、畑岡奈紗、勝みなみが並んだ。2019年大会覇者の渋野日向子は8オーバー134位と大きく出遅れた。天候次第という面はあるが、運も実力のうち。西郷、古江、畑岡に川崎あたりは面白そう!みんな頑張れ!
 米国男子プレーオフ第2戦《BMW選手権》初日。年間ポイントレース(フェデックスカップ)上位50人によるプレオフシリーズ第2戦が開幕。2018年大会優勝のキーガン・ブラットリーが6バーディ「66」をマークして6アンダーの首位で滑り出した。なんと最下位のポイントランク50位から下剋上のチャンスだ。先週の初戦《フェデックスセントジュード選手権》で今季2勝目を挙げた松山英樹は最終18番の第1打後に中断となったが、6バーディ、1ボギーの5アンダー「67」で2位フィニッシュ。シリーズ2連勝に向け絶好のポジションにつけた。4アンダー「68」をマークしたイム・ソンジェ(韓国)、アレックス・ノレン(スウェーデン)、アダム・スコット(オーストラリア)、コーリー・コーナーズ(カナダ)が3位で並んだ。ランク2位のザンダー・シャウフェレは3アンダー7位。ランク4位のコリン・モリカワとランク5位のロリー・マキロイ(北アイルランド)が2アンダー10位。ランクトップのスコッティ・シェフラーは、イリノイ州で行われた前年大会を制したビクトル・ホブラン(ノルウェー)らと同じ1アンダー15位にいる。今大会終了時のポイントランク上位30人が次週の最終戦《ツアー選手権》に進む。同大会はランク順でスタート時のスコアに差を設けるハンディキャップ戦。2500万ドル(約36億9000万円)を得る年間王者を決めるが、松山もこの大会でフィニッシュすれば大きなチャンスになる。頑張れ!松山!

 

  明日の予想。まずは新潟メイン【朱鷺S】。本命は2番バルサムノート。ここ2戦はスタートがすべて。普通にスタートが切れればこのクラスでも十分勝負にはなる。相手は1,4,6,7,8,13番。中京メイン【瀬戸S】は6番マテンロウガイが面白そう。距離はもう少しあった方が良いのかもしれないが、中京の1900は十分守備範囲。あの件があってから角田和の騎乗ぶりがいい。相手は1,2,3,4,7,15番。札幌メイン【WAJ第2戦】は13番マイネルエンペラー。札幌の2000m芝はゴールドシップ産駒。鞍上はこのWAJで活躍が目立つ武豊。ここは馬券は外さないだろう。相手は1,3,6,7,11,14番。

 今週の一口馬は3頭。まずはブルーアンブレスが明日の新潟4R【3歳未勝利(牝)】(2000m芝)に荻野極騎乗で出走する。管理する嘉藤貴行調教師は「21日にWコースで追い切りを行いました。単走の形を採り、5ハロンから68.6秒のラスト1ハロン12.3秒というタイムをマークしています。息遣いにはまだ荒さがあるかなという印象ですが、先週よりはマシになっていますし、馬なりのままゴール出来たように手応えに問題はありませんでした。フットワークもしっかりとしていて走りのバランスも良かったですし、先週末に背腰にショックウェーブを行ったのですが、それも多少は良い方に作用しているのかなと思います。帰厩後はコンスタントに時計を積んできて、走れる態勢にはあると思いますし、一度競馬を経験した上積みも期待できると思いますから、上手く結果を出せるように頑張ってもらいたいですね」とのこと。期待していた馬だが、体が弱くて使えなかった。泣いても笑っても最後。最後まで頑張ってもらいたい。残り2頭は25日。アルヴァレスが新潟4R【3歳未勝利】(1200mダート)に原騎乗で出走する。管理する奥村武調教師は「本当に調子がいいんですよね。6月末からと在厩期間がけっこう長くなっていますが、メニューにメリハリをつけていることもあって、疲労感を見せることなく元気いっぱいで好調維持。先週、今週としっかりと負荷を掛けられて、納得の動きを見せてくれています。1kgとはいえ減量の恩恵も味方につけて、持ち前のスピードがさらに活きてくればというところ。相手関係を見てもここは是が非でも決めたいのがあります」とのこと。原も2度目で1200mなら期待が持てそう。この馬の場合、もしダメでも地方に行けると思ってはいるが、中央で勝利は格別なので…。最後はヴェルトラウム。新潟12R【3歳上1勝クラス】(1200m芝)に石橋騎乗で出走を予定。管理する西田祐一調教師は「2頭併せで追い切りました。相手を見ながら追走して終いを伸ばす形にしたところ、動きはよく、申し分ない状態です。条件は芝の1200mに戻しますが、ゲートに課題は残るものの五分に流れに乗ることができさえすれば十分に対応できると思いますし、チャンスはあるはずです。ジョッキーは【福島2歳S】以来となる石橋脩にお願いしました。あのあたりからゲートの課題が出始めているのでそのこともわかっているでしょう。なにより、この馬の良さも分かっているジョッキーなので、いい結果を期待したいです」とのこと。【福島2歳S】を観た時、すぐに1勝クラスは…と思った馬。そろそろ好走を期待したい。

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五輪&ゴルフ&競馬

2024-08-04 17:50:01 | Weblog

 まずは《パリ五輪》。昨夜行われた柔道混合団体決勝、日本は開催国フランスに敗れ銀メダル。《東京五輪》に続き、宿敵の牙城を崩せなかった。3―3からの代表戦はデジタルルーレット抽選で男子90㌔超級となり、斉藤立(JESグループ)が国民的英雄テディ・リネールに一本負け。3―1とリードしていただけに、残念な逆転負けとなった。まぁ、阿部一二三の試合などでもう一つ指導が来てもおかしくなかったが、まぁあの状況でフランスに移動が出しづらいのも確か。まぁ最後は奇襲にやられたが、これも柔道だろう。それより、素根の故障は仕方ないにしろ、角田、阿部を使わなくてはならない日本の層の薄さが今回の敗因と言っていいのでは…。大きな目で見ると柔道人口の差が出たのではないかと思うのは僕だけだろうか。それにしても角田は凄いなぁ。皆さん、お疲れ様でした!

続いてゴルフ。国内女子ツアー《北海道meijiカップ》最終日。3打差6位から出た21歳の竹田麗央が7バーディ、1ボギーの「66」で回り、通算12アンダーで逆転優勝を遂げた。5月《ブリヂストンレディス》以来となる今季4勝目(ツアー4勝目)となった。年間レースとなるメルセデスランキングでは3日間大会の200ポイントを手にし、山下美夢有を抜いてトップに浮上した。河本結も「66」で回り、通算11アンダー2位。今季12度目のトップ10入りとなった。通算10アンダー3位に木村彩子、岩井明愛が並んだ。単独首位から出た濱田茉優は「76」とスコアを落とし、通算5アンダー12位と初優勝とはならなかった。 元賞金女王で5年ぶりの国内ツアーに復帰しアン・ソンジュた (韓国)は「77」で回り、永久シード保持者の不動裕理と並ぶ通算1アンダー33位で終えた。竹田天晴れ!

《全米女子シニアオープン》 3日目。悪天候で各選手のスコアが伸び悩む中、単独首位から出た山本薫里が2バーディ、3ボギーの「72」と耐えた。予選ラウンドを連日「67」とした貯金を生かし、後続に5打差の通算7アンダーでその座を守って最終日を迎える。ローラ・デービーズ(2018年)、アニカ・ソレンスタム(2021年)らが歴代覇者に名を連ねる全米ゴルフ協会(USGA)主催の大会は今年で6回目。日本勢が優勝すれば、初めてとなる。通算2アンダーの2位に4人。久保樹乃、前述のスウェーデンのソレンスタム、米国のジュリ・インスクターとレタ・リンドリーが並んだ。 4バーディ、2ボギーの「69」とこの日唯一の60台をマークした鬼澤信子らがイーブンパー6位につけた。山本はプロ25年目の50歳。日本のレギュラーツアーは未勝利でシード獲得経験はないが、45歳以上が出場できるレジェンズツアーで4勝している。山本頑張れ!

 

今年は甲子園で観戦しない《第106回全国高校野球選手権》の組み合わせ抽選会が行われた。春夏連覇を狙う健大高崎(群馬)は英明(香川)、6年ぶり出場の金足農(秋田)は西日本短大付(福岡)、6年ぶり6度目の優勝を目指す大阪桐蔭は興南(沖縄)との対戦が決まった。開幕戦は有田工(佐賀)-滋賀学園(滋賀)で、選手宣誓は19人の主将が立候補し智弁和歌山の辻旭陽主将に決まった。大会第1日から第3日までは、酷暑対策として午前と夕方に分ける「朝夕2部制」が初めて導入される。この3日間は席の発売も午前、夕方と分けて発売されているらしい。今日決まった組み合わせは以下の通り。  
【第1日(7日)】… <午前の部> ▽開会式=8時半▽第1試合:有田工(佐賀)-滋賀学園(滋賀)<夕方の部> ▽第2試合:英明(香川)-健大高崎(群馬)▽第3試合:岐阜城北(岐阜)-智弁学園(奈良)
【第2日(8日)】… <午前の部> ▽第1試合:大阪桐蔭(大阪)-興南(沖縄)▽第2試合:明豊(大分)-小松大谷(石川)<夕方の部> ▽第3試合:京都国際(京都)-札幌日大(南北海道) 

【第3日(9日)】… <午前の部> ▽第1試合:花咲徳栄(埼玉)-新潟産大付(新潟)▽第2試合:金足農(秋田)-西日本短大付(福岡)<夕方の部> ▽第3試合:南陽工(山口)-菰野(三重)
【第4日(10日)】… ▽第1試合:中京大中京(愛知)-宮崎商(宮崎)▽第2試合:木更津総合(千葉)-神村学園(鹿児島)▽第3試合:聖カタリナ学園(愛媛)-岡山学芸館(岡山)▽第4試合:掛川西(静岡)-日本航空(山梨)

【第5日(11日)】… ▽第1試合:鳴門渦潮(徳島)-早実(西東京)▽第2試合:聖光学院(福島)-鶴岡東(山形)▽第3試合:大社(島根)-報徳学園(兵庫)▽第4試合:創成館(長崎)-白樺学園(北北海道)=15時45分  

【第6日(12日)】… ▽第1試合:熊本工(熊本)-広陵(広島)▽第2試合:富山商(富山)-東海大相模(神奈川)▽第3試合:鳥取城北(鳥取)-明徳義塾(高知)▽第4試合:北陸(福井)-関東第一(東東京)

【第7日(13日)=2回戦】… ▽第1試合:長野日大(長野)-青森山田(青森)▽第2試合:石橋(栃木)-聖和学園(宮城)▽第3試合:霞ケ浦(茨城)-智弁和歌山(和歌山)▽第4試合:花巻東(岩手)-第1日第1試合の勝者

 簡単にブロック毎の予想をすると、まずはAブロック(霞ケ浦、智弁和歌山、花巻東、有田工、滋賀学園)は智弁和歌山。昨夏は県大会初戦敗退で2年ぶりの優勝。一番の武器は投手力。渡邉颯人投手(2年)、松倉汐音投手(3年)、中西琉輝矢投手(3年)、宮口龍斗投手(2年)はいずれも140㌔超え。特に197センチ右腕の中西琉輝矢投手(3年)は140キロ台後半の速球で押す投球を見せる。Bブロック(英明、健大高崎、岐阜城北、智弁学園、大阪桐蔭、興南、明豊、小松大谷)は大阪桐蔭。今年ここはセンバツ優勝の健大高崎や明豊もいるがやっぱり実力はアタマ一つ抜けている。その中でも抜きん出ているのは投手力。センバツで活躍した平嶋桂知投手(3年)が不調気味も中野大虎投手(2年)、森陽樹投手(2年)はよそに行くとダントツエース。平嶋が復活すればさらに盤石となる。打撃は意外にもロースコアでの試合が多いがライバル履正社の時は爆発したから問題ないだろう。Cブロック(京都国際、札幌日大、花咲徳栄、新潟産大付、金足農、西日本短大付、南陽工、菰野)は花咲徳栄と悩んだが京都国際。今年は珍しく打撃のチーム。決勝戦でも17安打14得点で京都外大西を圧倒した。4番ショートの藤本陽毅内野手(3年)が成長し、強肩の奥井颯大捕手(3年)、俊足の澤田遥斗外野手(3年)など好打者が揃っている。投手もU-18代表候補の左腕・中崎琉生投手(3年)がいるが、勝ち上がるには2年生左腕・西村一毅投手(2年)の活躍が必要。Dブロック(中京大中京、宮崎商、木更津総合、神村学園、聖カタリナ学園、岡山学芸館、掛川西、日本航空)は神村学園。初戦の木更津総合戦が鍵になるが昨夏ベスト4の甲子園経験者が多く残る。スラッガーの正林輝大外野手(3年)が注目されるが、岩下吏玖内野手(3年)、入耒田華月外野手(2年)、今岡拓夢内野手(2年)、木下夢稀捕手(3年)らどの打者もミート力が高い。今村拓未投手(3年)は最速144㌔までスピードアップし、決勝戦で完封勝利。早瀬朔投手(2年)、3年生左腕・上川床希投手も控え、継投策でも勝負できる。Eブロック(鳴門渦潮、早実、聖光学院、鶴岡東、大社、報徳学園、創成館、白樺学園)は報徳学園。センバツ準優勝校。春から絶対的な二枚看板である今朝丸裕喜投手(3年)、間木歩投手(3年)以外の投手が台頭してきた。技巧派左腕・伊藤功真投手(3年)、速球派左腕・今堀佑弥投手(3年)、右サイドの技巧派・上阪昊誠投手(3年)と揃い投手力は強力。打線は西村大和内野手(3年)、齊藤佑征内野手(3年)、安井康起外野手(3年)と左の好打者を中心に得点を重ねる。守備では二塁・山岡純平内野手(2年)、遊撃・橋本友樹内野手(2年)の二遊間の守備は鉄壁。とにかく総合力は高い。Fブロック(熊本工、広陵、富山商、東海大相模)は東海大相模。前述の大阪桐蔭、報徳学園と投手力匹敵する。先発は198㌢左腕・藤田琉生投手(3年)、150㌔右腕・福田拓翔投手(2年)が盤石。他にも高橋侑雅投手(3年)、塚本空輝投手(3年)の2人がいて、高橋は140㌔台中盤の速球で勝負する本格派右腕で塚本は130㌔台後半の速球、カットボールで打たせて取る。またスライダーのキレがよい左腕・島村宏斗投手、左サイドの菅野悠投手(2年)もいる。打線は速球投手に強い中村龍之介外野手(2年)、横浜スタジアムで特大弾を放った左のスラッガー・金本貫汰内野手(2年)、伸び盛りの強肩強打の三浦誠登外野手(2年)が中心。Gブロック(鳥取城北、明徳義塾、北陸、関東第一)は関東一。激戦区の東東京を制した力は本物。投手陣では140㌔台後半の速球を投げ込む坂井遼投手(3年)、技巧派左腕・畠中 鉄心投手(3年)が中心。そして、リリーフとして大後武尊投手(3年)が出てきた。打線では俊足の飛田優悟外野手(3年)、坂本慎太郎外野手(3年)でチャンスメイクし、高校通算60本塁打のスラッガー・高橋徹平内野手(3年)など右の強打者たちで還すパターンを確立。Hブロック(長野日大、青森山田、石橋、聖和学園)は青森山田。センバツベスト8、各選手の能力は高い。152㌔右腕・関浩一郎投手は青森大会で準々決勝、決勝のみ登板だったように、関に頼らず投手運用ができる。センバツでも登板した櫻田朔投手(3年)はゲームメイク能力が高い。さらに、乕谷朔ノ助投手(2️年)、下山大昂投手(2年)がこの夏台頭してきた。打線は2本塁打のスラッガー・原田純希内野手など計6本塁打を記録し、超強力。センバツを経験した打者経験も生きるはずだ。

総括した予想は◎大阪桐蔭、〇報徳学園、▲東海大相模、△京都国際、青森山田、神村学園、菅東一、花咲徳栄、大穴は中京大中京

 今日の重賞を振り返る。札幌11Rで行われた【エルムS】は、横山和生騎乗の5番人気ペイシャエス(牡5歳・小西一男厩舎)が差し切り重賞3勝目。好位追走から直線では力強く伸びて、先に抜け出した武豊騎乗のドゥラエレーデ(1番人気)をクビ差とらえた。タイムは1分44秒0。2着から1馬身1/4遅れた3着には丸山元気のテーオードレフォン(10番人気)がしぶとく粘り込んだ。

 勝ったペイシャエスは父エスポワールシチー、母リサプシュケ(母父ワイルドラッシュ)という血統。北海道様似町・高村伸一氏の生産馬で、馬主は北所直人氏。通算成績は18戦5勝。重賞は2022年の【ユニコーンS】、【名古屋グランプリ】に次いで3勝目。小西一男調教師は【エルムS】初勝利。横山和生は18年ハイランドピークに次いで2勝目となった。

新潟7Rで行われた【第16回レパードS】は、戸崎圭太騎乗の1番人気ミッキーファイト(牡・田中博康厩舎)がスタートを決めて好位の3番手を追走し、直線に入ると542㌔の雄大な馬体から鋭い末脚を繰り出して快勝した。半兄に2022年の【チャンピオンズC】を制したジュンライトボルト(父キングカメハメハ)がいる血統馬が、初の重賞タイトルを奪取。3歳ダート頂上決戦【ジャパンダートクラシック】の優先出走権を獲得した。タイムは1分51秒2(良)。1馬身差の2着にはサトノフェニックス(11番人気)、さらに3馬身差遅れた3着にミッキークレスト(6番人気)が入った。

 レパードSを勝ったミッキーファイトは、父ドレフォン、母スペシャルグルーヴ、母の父スペシャルウィークという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は野田みづき氏。通算成績は4戦3勝。重賞は初勝利。田中博康調教師はレパードS初勝利、戸崎圭太騎手は14年アジアエクスプレス、16年グレンツェントに次いで3勝目となった。

 

来週から珍しく10日ぐらい帰省する。よって来週からしばらくこのコラムはお休みになる可能性が大きい。予想だけは書き込むかも…。たぶん、2週間で一口馬が多数出走する。その結果は後に…。

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楽しみは五輪と競馬

2024-08-03 19:11:27 | Weblog

まずはゴルフ。《パリ五輪》男子 2日目。首位から出た松山英樹は7バーディ、2ボギー1ダブルボギー「68」で回り、通算11アンダー首位タイで週末に入る。松山と並ぶ首位には、《東京五輪》金メダリストのザンダー・シュフェレ(米国)とトミー・フリートウッド(英国)。通算9アンダー4位にジョン・ラーム(スペイン)、通算8アンダー5位にトム・キム(韓国)、東京五輪銅メダルのパン・チェンツェン(台湾)、トーマス・デトリー(ベルギー)が続いた。29位から出た中島啓太は4バーディ、3ボギー「70」でホールアウト。通算2アンダー30位で残り2日に入る。松山は18番のダボがもったいなかったが、よく踏ん張れている。初日を終えたとき「内容より結果」と口にしていたが、これは珍しいこと。それだけ気合が入っているということだろう。僕はこの言葉を聞いて今回「行ける」と思っているのだが、五輪2連覇を目指すシュフェレの内容が良いし、フリートウッドもこのコースが得意で侮れない。台湾のパンも《東京五輪》銅メダルだから不気味。残り二日、がむしゃらな松山が観たい!

 国内女子ツアー《北海道meijiカップ》2日目。プロ10年目でツアー未勝利濱田茉優が8バーディ、1ボギーでこの日のベストスコアタイ「65」をマークして通算9アンダー、13位から単独首位に浮上した。27位から出た桑木志帆も「65」でプレー、「69」で回った岩井明愛とともに8アンダーの2位につけた。7アンダー4位に高橋彩華、脇元華。5年ぶりの国内ツアー復帰戦の元賞金女王アン・ソンジュが27位から出て、ボギーなしの「67」で回って6アンダー、メルセデスランキング2位の竹田麗央、同3位の小祝さくららと並ぶ6位に浮上した。永久シード保持者の不動裕理は3アンダー19位で最終日を迎える。83位から巻き返しを狙った今季国内初参戦の渋野日向子は「71」止まりで、前年覇者の鈴木愛と並ぶ2オーバーの62位で予選落ち。3試合連続優勝がかかっていた川崎春花は4オーバーの80位で決勝進出を逃した。濱田は今季、出場18試合中トップ10は6月《アース・モンダミンカップ》(10位)のみで、予選落ちが13試合もある。最終ラウンドを首位で迎えるのは2019年8月《NEC軽井沢72》以来5年ぶり2度目。果たして…。渋野、鈴木愛の予選落ちは残念だが、一方で不動、アン・ソンジュが最終日に進むのは頼もしい。勝利の女神は果たして…。

 米国女子ツアー《ポートランドクラシック》2日目。6アンダー8位から出たデビ・ウェバー(オランダ) が10バーディ、ボギーなしの「62」をマークし、通算16アンダーで単独首位に浮上した。14アンダー2位は首位発進したポリー・マック(ドイツ)、アンドレア・リー。13アンダー4位にジェニー・シン(韓国)、グレース・キム(オーストラリア)が続いた。 4人が出場する日本勢は勝みなみだけが予選を通過。勝は7バーディ、1ボギー2ダブルボギーの「70」で回り、通算6アンダー42位で3試合ぶりの決勝ラウンドに進出した。前週2位の西郷真央は2バーディ、1ボギーの「71」に留まり、カットラインに1打足りない4アンダー71位。今大会後の第2回リシャッフルに向けポイントを稼ぎたい吉田優利は後半13番でダブルボギーを喫するなど「72」とスコアを伸ばせず、3アンダー80位、上原彩子は2オーバー121位で予選落ちした。 フィールドで唯一《パリ五輪》に出場予定のアディテイ・アショク(インド)は7アンダー33位で予選通過した。ランキング上位選手が《パリ五輪》に出場のため、日本人選手にとっては上位に行けるチャンスだったが…。まぁ久々勝の爆発を期待しよう!

昨日、地方騎手の不祥事について触れたが、今日はJRA騎手の不祥事。JRAは昨日、松若風馬騎手(28・フリー)及び角田大河騎手(21・石橋)に重大な非行行為があったことを発表した。2人には中央競馬会競馬施行規程の第148条2項と4項により、裁定委員会の正式な処分が決まるまで、3日からの騎乗停止処分が科せられた。松若は2日の午前3時20分ごろ、滋賀県草津市内で朝の調教へ向かう際に物損事故を起こし、自ら警察に通報した。駆けつけた警察官によるアルコール検査で酒気帯びの状態であることが判明。道路交通法違反容疑で滋賀県警察に検挙された。前日の午後9時30分までにビール2杯、ハイボール1杯、チューハイ1杯を飲んでいたという。松若にケガはなかった。角田河は1日の午後8時30分ごろ、函館競馬場の馬場内に自動車で侵入し、連絡を受けたガードマンにゴール前で停車させられるまで芝コースを損傷させた。目的は当日行われていた花火大会を見るためと説明しており、同乗者が1人いた。角田河は酒を飲んではいなかった。2日の芝コースは馬場の真ん中に大きなタイヤ痕が残っていた。二人とも言語道断。松若は、本人は大丈夫としてたぶんこれまでもやっていたのだろう。まぁ大事故になる前に発覚したから良かったのでは…。角田河の行動は理解しがたい。もう開催が終わったから良かったと思ったのだろうか。でも競馬場に来るまで乗り込むとは…。競馬一家で育ったのだからどれだけ競馬場の馬場が大切かはわかるだろうに。二人とも猛省せよ!

 森厩舎の勢いが凄い。今日の新潟4R【2歳新馬】(1600m芝)で3番人気で父コンプレキシティの外国産馬シンフォーエバー(牡)がスロー逃げの展開に持ち込んで2馬身半差の完勝劇を飾った(勝ち時計1分35秒9)。展開の利があったとはいえ、ラスト2ハロンは10秒7→11秒0は立派。鞍上の戸崎圭も「フットワークが良くてすごく軽い走り。少し右に張る面はあったが、あとは上手に走っていました」と称賛した。管理する森秀調教師は「行けるようなら【新潟2歳S】に向かいたい」と意欲を見せていた。この勝利で「森秀厩舎」×「藤田晋オーナー」のタッグは3Rのシンビリーブに続く新馬2連勝となった。森秀厩舎はこれで先週と今週の土曜新潟・新馬戦計4鞍全勝の〝完全ジャック〟で、そのすべてが米OBSマーチセールで購買した馬。森調教師の相馬眼おそるべし!

 明日の予想。まずは新潟メイン【レパードS】。本命は13番ロジアデレード。3歳馬の争いは未知なる名馬を探す楽しみだがある一方、ダート戦なら経験がものをいうことも多い。この馬は今回が9戦目で3着を外したのが1回だけ。内田博に鞍上が替わっていいレースを魅せている。逃げなくても競馬はできるし、こんなに人気がないなら面白い。相手は1,4,6,8,12,15番。札幌メイン【エルムS】は1番フルム。前走初めての1700mは距離ロスのある内容だった。ここは先行馬が多く、イン差しが決まる可能性があると見る。相手は4,6,7,9,10,12番。

明日も五輪と競馬を楽しむ!

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パリ五輪、甲子園、そして競馬

2024-08-02 20:44:38 | Weblog

 大逆転、波乱、感動、誤審…いろいろな話題を振りまいている《パリ五輪》。書きたいことはたくさんあるが、ここは二つの競技について触れておきたい。まずはフェンシング。昨夜行われた3位決定戦で日本がカナダに33-32で勝ち、銅メダルを獲得した。日本女子が五輪のフェンシングでメダルを取るのは史上初めてのこと。日本は、東晟良(24・共同カイテック)、上野優佳(22・エア・ウォーター)、宮脇花綸(27・三菱電機)、菊池小巻(27・セガサミー)で戦い、最後は劇的勝利だった。そして先日は、加納虹輝(26・JAL)が日本勢の個人では初となる金メダルを獲得。21年《東京五輪》では男子エペ団体の一員として、日本悲願の金メダルを獲得した加納だが、3年後には個人でも最高の輝きを手に入れた。それも決勝では地元フランスのヤニック・ボレルと対戦してのことだから、その精神力は凄いの一言。これまでの日本個人の最高成績は銀。08年《北京五輪》で太田雄貴が達成したものだ。日本協会の元会長で、現在は国際オリンピック委員会委員を務める、日本で最も有名なフェンサーだった太田氏は「最高ですね。最高という言葉以外、見当たらない。のどが壊れました」と加納の試合後語っていたが、日本をここまで強豪国にしたのは間違いなく太田氏だ。協会の強化、知名度アップなど太田氏の行動力、信念の強さがなければこんなになっていなかった。続くインタビューで、自身に憧れ、ついには超えていく後輩が登場し「うれしいっすね。今日の(加納)虹輝を見て始める子もいると思うんで。強い競技は回っている。僕は壁を破っただけなんで。もう今の日本は強豪国。虹輝の勝利もうれしいけど、日本の勝利」と語った。決して偉ぶらない太田氏、心底かっこいい! 皆さんおめでとう!

 もう一つは総合馬術。7/29の総合馬術団体で大岩義明(48・nittoh)、戸本一真(41・日本中央競馬会)、北島隆三(38・乗馬クラブクレイン)、田中利幸(39・乗馬クラブクレイン)4人の日本が銅メダルを獲得した。馬術の日本勢では、1932年の《ロサンゼルス五輪》の障害飛越個人で優勝した「バロン西」こと西竹一以来、92年ぶり2個目のメダルだ。馬術は競馬ともつながりが深く、JRA所属の戸本は競馬学校の元教官である。戸本は、2021年の《東京五輪》では、総合馬術個人4位と日本勢89年ぶりの入賞を果たしたが、今回は団体・銅メダルと歴史の重い扉をこじ開けた。戸本はJRAの職員として馬事公苑、栗東トレセン、競馬学校などで勤務。19年の【ジャパンC】では誘導馬にも騎乗している。教官として赴任した競馬学校で教えを受けた一人が、今春の【天皇賞】でGⅠ初制覇を飾った菱田裕二(31)だ。また馬術経験者の庄野厩舎の笠原太朗助手は、元JRA職員で馬事公苑に勤務していたときに、戸本と知り合い、同じ競技会に出場していたという。競馬関係者と繋がりのあるのは戸本だけではない。尾形和幸調教師(48)は大岩と同学年で、学生時代に馬術大会で競い合った仲。明大馬術部OB会長でもある久保田貴士調教師は大岩、戸本、北島の先輩にあたり、明大馬術部で主将を務めた池添学調教師は大岩に現役時代コーチとして教えてもらっていたし、戸本は4年生の時の1年生だという。そんな彼らが成し遂げた銅メダル獲得。それも高すぎるヨーロッパの壁を乗り越えての快挙組み。これはひょっとしたら日本馬が【凱旋門賞】で勝つ前兆かもしれないと思うのは発想が飛躍しすぎるだろうか。大岩、戸本、北島、田中大天晴れ!

次は夏の甲子園。《第106回全国高校野球選手権大会》全49校の出場校が出そろった。初出場は札幌日大(南北海道)、聖和学園(宮城)、石橋(栃木)、新潟産大付(新潟)、聖カタリナ学園(愛媛)の5校。昨夏優勝の慶応(神奈川)は5回戦、同準優勝の仙台育英(宮城)は決勝で涙をのんだ。49校は以下の通り。  
【北北海道】:白樺学園(私立=9年ぶり4度目)
【南北海道】:札幌日大(私立=初出場)
【青森】:青森山田(私立=7年ぶり12度目)
【秋田】:金足農(県立=6年ぶり7度目)
【岩手】:花巻東(私立=2年連続12度目)
【山形】:鶴岡東(私立=2年ぶり8度目)

【宮城】:聖和学園(私立=春夏通じて初出場)
【福島】:聖光学院(私立=3年連続19度目)
【群馬】:健大高崎(私立=9年ぶり4度目)
【栃木】:石橋(県立=初出場)
【茨城】:霞ケ浦(私立=5年ぶり3度目)
【埼玉】:花咲徳栄(私立=5年ぶり8度目)
【千葉】木更津総合(私立=6年ぶり8度目)
【東東京】:関東第一(私立=5年ぶり9度目)
【西東京】:早実(私立=9年ぶり30度目)
【神奈川】:東海大相模(私立=5年ぶり12度目)
【山梨】日本航空(私立=3年ぶり7度目)
【長野】:長野日大(私立=15年ぶり2度目)  

【新潟】:新潟産大付(私立=春夏甲子園初出場)  
【富山】:富山商(県立=2年連続18度目)

【石川】:小松大谷(私立=3年ぶり3度目) 

【福井】:北陸(私立=2年連続5度目)  
【静岡】:掛川西(県立=26年ぶり6度目)
【愛知】:中京大中京(私立=7年ぶり29度目)
【岐阜】:岐阜城北(県立=9年ぶり4度目)
【三重】:菰野(県立=16年ぶり3度目)
【滋賀】:滋賀学園(私立=15年ぶり2度目)

【京都】:京都国際(私立=2年ぶり3度目)
【大阪】:大阪桐蔭(私立=2年ぶり13度目)
【兵庫】:報徳学園(私立=6年ぶり16度目)
【奈良】:智弁学園(私立=2年連続22度目) 
【和歌山】:智弁和歌山(私立=2年ぶり27度目)
【岡山】:岡山学芸館(私立=5年ぶり3度目)
【鳥取】:鳥取城北(私立=6年ぶり6度目)
【島根】:大社(県立=32年ぶり9度目)
【広島】:広陵(私立=2年連続25度目)
【山口】:南陽工(県立=14年ぶり4度目)
【徳島】:鳴門渦潮(県立=7年ぶり8度目)
【香川】:英明(私立=2年連続4度目)
【愛媛】:聖カタリナ学園(私立=初出場)
【高知】:明徳義塾(私立=2年ぶり23度目)
【福岡】:西日本短大付(私立=3年ぶり7度目)
【佐賀】:有田工(県立=2年ぶり3度目) 
【長崎】:創成館(私立=2年連続4度目)
【大分】:明豊(私立=4年連続10度目)
【熊本】:熊本工(県立=3年ぶり23度目)

【宮崎】:宮崎商(県立=3年ぶり6度目)
【鹿児島】:神村学園(私立=2年連続7度目)
【沖縄】:興南(私立=2年ぶり14度目)】

今年の甲子園は開場100年のメモリアルイヤー。出場を決めたスター候補たちを簡単にピックアップしてみる。まずは投手。今秋ドラフト1位候補で報徳学園(兵庫)をセンバツ準Vに導いた最速151㌔右腕の今朝丸裕喜、152㌔右腕の青森山田・関浩一郎、1年からエースの152㌔右腕の広陵(広島)の高尾響、154㌔右腕の大阪桐蔭・平嶋桂知が春夏連続出場組。他では198㌢の長身から149㌔の速球を繰り出す東海大相模(神奈川)の左腕エース藤田琉生、やはり197㌢の長身、智弁和歌山・中西琉輝矢、北陸(福井)の竹田海士らからも目が離せない。彼らはすべて3年生だが、今年は2年生投手にも逸材がそろう。大阪大会決勝で15奪三振完投の151㌔右腕、大阪桐蔭・森陽樹、安定感のある149㌔右腕、中野大虎の同学年コンビ。東海大相模・福田拓翔も最速150㌔を誇るし、オリックス吉田の弟で、金足農(秋田)の145㌔エース右腕、吉田大輝にも注目が集まりそうだ。  

打者では今秋ドラフト上位候補で高校通算26発を誇る花咲徳栄(埼玉)の石塚裕惺内野手、今春のセンバツを制した健大高崎(群馬)の通算35発を誇る箱山遥人捕手、通算64発の早実(西東京)の宇野真仁朗内野手、センバツで1発を放った通算19発の神村学園(鹿児島)の正林輝大外野手らの長打力は注目に値する。尚、組み合わせは8月4日。

前述したように馬術で頑張ったのに、ちょっと悲しい話。大井競馬施設内における騎手同士の金銭上のトラブルでTCK特別区競馬組合(大井競馬場)は26日に同競馬場所属の的場文男(67)を4日間の騎乗停止処分とすると発表した。「鉄人」「大井の帝王」と呼ばれる大御所の失態に情けなさを感じたばかりだが、今度は名古屋競馬の岡部誠(47)に不適切な行為が認められたため、8月6日から16日までの開催日8日間の騎乗停止処分が下された。不適切な行為は以下の6項目で昨年11月から今年5月までの間に行われており、関係者からの内部通報により発覚した。
<1>他の騎手への粗暴な行為(騎乗停止4日間=8月6、7、8、9日)
<2>他の騎手へのハラスメント行為(騎乗停止2日間=8月12、14日)
<3>主催者職員および馬場管理係員へのハラスメント行為(騎乗停止2日間=8月15、16日)
<4>女性厩務員へのセクシュアルハラスメント行為(戒告)
<5>調教師へのハラスメント行為(戒告)
<6>他の騎手への迷惑行為(注意)
これで8日間だけと僕は思うのだが…。ちなみに岡部は29日までに通算5106勝を挙げ、名古屋競馬の歴代最多勝記録を持つトップジョッキー。ダートグレード競走の【名古屋グランプリ】を4勝し、NARグランプリのベストフェアプレイ賞を3度、特別賞を1度受賞している。古い悪い流れを断ち切るためにも、的場、岡部には猛省をしていただきたい。

今週の一口馬の出走はない。よって純粋に競馬予想。まずは新潟7R【新潟日報賞】。本命は3番シンティレーション。クラス3戦目で過去2戦は小差。府中でも好走歴があり左回りも大丈夫だろう。相手は2,7,9,10,12,13番。新潟8Rは2番マサレエトワール。逃げ一手の馬でなく、前走も追い出しを待っての勝利。1200mも問題ないだろう。相手は4,5,6,11,13,14番。札幌11R【札幌日経オープン】は10番アドマイヤハレー。【日経賞】は大逃げの展開で後方を進み、3角で2番手の特殊なレース。それで0.4差なら大健闘だろう。札幌の芝は合うし、メンバー弱いここなら…。相手は4,5,6,9,11,12番。札幌10R【苫小牧特別】は4番ゲットアップ。昇級戦で55㌔は少し見込まれた感じだが、札幌ダートに実績はあるし面白い。相手は1,2,3,7,10,13番。

 

今週は馬券とオリンピックを楽しむ!

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