人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

今週は全米女子が面白い!

2024-05-31 20:00:51 | Weblog

 今日開幕した海外女子メジャー今季2戦目《全米女子オープン》。今年は日本からはなんと21人が出場している。これは昨年の22人の続いての記録だ。この《全米女子オープン》は1946年に設立された最古の女子メジャーで、日本人がはじめて出場したのは1970年、日本ツアー通算69勝の樋口久子とツアー通算3勝の佐々木マサ子の二人だった。そこからこれまで数多くの日本人が出場してきたが、出場回数がいちばん多いのは岡本綾子。1982年から計14回出ている。最高順位は87年の2位タイ。ジョアン・カーナー(米国)、ローラ・デービース(イングランド)とのプレーオフに進むも、惜しくも優勝とはならなかった。また予選落ちは1回だけと、安定した力を世界へ見せつけた。ちなみにその2位になった年は米ツアーの賞金女王に輝いている。また同年にはアマチュアとして参戦した服部道子が21位タイでローアマチュアを獲得している。現在日本女子プロゴルフ協会の会長を務める小林浩美は90年に初出場し合計10回出場。93年の4位タイが最上位の成績だ。日本ツアーでメジャー5勝を含む通算50勝を挙げている不動裕理は7回出場。2000年以降では宮里藍、横峯さくら、上田桃子など日本人の出場者数が増加。11年大会では2日目を終えて宮里美香が首位、宮里藍が2位に立ったが、最終的には宮里美香が5位、宮里愛が6位タイに終わっている。20年大会では当時初出場の渋野日向子が2位に1打差の首位で最終日を迎えたが、惜しくも4位。渋野は前年の19年に《全英AIG女子オープン》で42年ぶり2人目の快挙Vを遂げており、海外メジャー2勝目がかかった最終日であった。日本人が初の栄冠を獲得したのは翌21年大会。笹生優花と畑岡奈紗が首位タイで終え、初の日本人選手二人によるプレーオフが行われた。9番と18番の2ホールをプレーしたが決着つかず。サドンデスの延長戦となった3ホール目に2.5mのバーディパットを沈めた笹生が19歳351日の大会最年少優勝、日本人初の《全米女子オープン》制覇を成し遂げた。昨年大会では畑岡が1打差首位で最終日に臨むも4位タイに終わった。

その《全米女子オープン》初日。メジャー仕様の難セッティングが混戦を招く展開で、2021年大会覇者の笹生優花が5バーディ、3ボギーの「68」をマークし、後続に1打差をつける2アンダーで首位に立った。1アンダーの2位でアンドレア・リー、ウィチャニー・ミーチャイ(タイ)、20歳でアマチュアのアデラ・セルヌゼク(フランス)の3人が追う。 他の日本勢は、「70」でプレーした岩井千怜と吉田優利が笹生に次ぐイーブンパー5位グループ。「71」の河本結、渋野日向子、古江彩佳が1オーバー15位で続く。2オーバー22位に山下美夢有、小祝さくら、鈴木愛。3オーバー35位に畑岡奈紗と西村優菜。4オーバー51位に、日本ツアー今季3勝で年間ポイントランキング1位の竹田麗央と尾関彩美悠がつけた。 前年覇者のアリセン・コープスはカットライン圏外の5オーバー70位。世界ランキング1位で今季6勝のネリー・コルダは、前半12番(パー3)で10打をたたくなど「80」として10オーバー137位。同スコアのリディア・コー(ニュージーランド)、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)らとともに出遅れた。初日を観てアンダーで回れば優勝争いできそう。難しい設定は日本人向きな感じ。多分5オーバーぐらいでも予選は通るだろう。今日の笹生はパターが好調だったが、これが続くか…。古江、畑岡、山下あたりが優勝争いに絡むとみているが、要はパター次第。竹田もパターが入れば上位に来れる! みんな頑張れ!

 

 ダルビッシュ有や松井裕樹に大きな味方出現!パドレスの救援・エストラーダが先日3試合にわたり、13者連続奪三振をマークした。エストラーダは29日(日本時間)、本拠地・マーリンズ戦の9回にチーム3番手として登板。マーリンズ先頭の4番サンチェスを3球三振で抑えると、続く5番バーガーには5球目、外角低めのスライダーで空振り三振。さらには、6番ゴードンを4球目のスプリットで空振り三振にきって取り、チームの完封勝利に貢献した。実はこのエストラーダは5日前の24日レッズ戦にも8回から回またぎで5者連続奪三振をマーク、そして27日ヤンキース戦でも、6回途中から7回にかけて5者連続で三振を奪っており、合計13打席連続奪三振となった。MLB公式によると、これまでの記録は2023年にフィリーズのホセ・アルバラードがマークした11者連続奪三振らしい。連続三振ももちろんだが、果たしてエストラーダが今後どのような活躍をするのか楽しみだ。

 

明日の予想。まずは東京メイン【アハルテケS】は15番アクションプランが面白そう。東京マイルで芝を走れるし、ハナさえ切れば相当しぶとい。鞍上も変わるが、内田博なら問題ない。相手は4,6,7,9,12,13番。京都メイン【鳴尾記念】 は4番ボッケリーニ。モレイラ騎乗した【チャレンジC】は【大阪杯】の勝ち馬で、ハナ差。前走が物足らないもののそれでも0.3差。モレイラに戻り得意の京都なら黙って買い。相手は5,6,9,13,14番。



一口馬情報。まず残念なお知らせ。今年のキャロットの3歳馬(5頭)で唯一デビューしていなかったポンポーソ(ブリックスアンドモルタル×エスティタート)がデビューせずに引退となった。NF空港担当者は「経過を慎重に観察し、改めてトレッドミルでの運動を行い、その際の心拍も通常のものとは言えず、重度の発汗もありました。その上で社台ホースクリニックにて検査を実施した結果、原因不明の運動不耐性によって調教を継続していくことは困難であるという判断が下り、そのような状況から競走能力喪失で保険対象に該当するという診断となりました。春を迎えて少しずつ良くなってきていた最中、以前は全くなかった運動不耐性の症状が見られ、以降は完全に回復の兆しを見せることはありませんでした。活躍した母の2番仔ということで活躍を楽しみにされていた会員様も多かったでしょうから、このような形になってしまったのは残念でなりません。デビューの日を迎えさせることができず、本当に申し訳ありませんでした」とのこと。キャロット他の4頭が勝ち上がっていたので期待していたが、こればかりは仕方ない。どうもお疲れさまでした。

続いてゴールドレガシーが5/2船橋【エベレスト特別】(A2・ダート1600m)に56kg笹川騎乗で出走した。当日仕事を終え、口取りを夢見て船橋競馬場まで足を運んでの観戦。レースでは、スタートで後手に。シンガリから適度に促し、後方5番手に上がって最初のコーナーへ。向正面に入ると、ポジションをもう1つ上げ、道中は5番手まで進出し、前の4頭とはやや離れた位置で勝負どころに突入。空いたインコースを通って進出を図り、3番手となって直線へ。さらなる追撃を期待したが、むしろ上位2頭に離される一方で、辛くも3着は確保するのがやっとだった。勝ち馬との差は2.3秒。鞍上の笹川は「まず、スタートで遅れてしまったのが痛恨でした。立ち回りが上手な馬で、道中のリカバリーもうまくできたのですが、その分だけ脚を使ってしまい、終いが甘くなりました。個人的には、ゲートが上手に出られるならば、1400m戦も合いそうな印象を受けます。とても乗りやすいですし、いい馬です。結果が伴わず申し訳ございませんでした」とのこと。管理する藤田調教師は
「大外枠ですぐにゲートが開き、体勢が整いきらないままのスタートになってしまいましたね。その一方、中にいる時間が長ければ長いで、後ろ扉にモタれることもありますから、もどかしいところです…。サンタアニタトロフィートライアルに向けてのひと叩きと考え、次走で巻き返しましょう」とのこと。ちなみにこのレースの勝ち馬はJRA【アンタレスS】0.5秒差の4着のある南関東転入緒戦の馬。2着馬は会社の後輩がオーナーズで持っている馬だった。まぁよく頑張っています!

で、今週の一口馬は一頭。ラブリアージェが明日の東京8R【3歳上2勝クラス】(1600mダート・牝)に田辺騎乗で出走する。昆貢調教師は「二週続けてコース追いができているように、中間も変わりなく順調です。使ってきている馬なので大きな上積みこそありませんが、飼い葉もよく食べれており、状態は高値で安定している。今回もしっかり競馬で走れるデキにあると思います。京都ダ1200、東京ダ1600牝と両睨みで番組を検討していたところ、節的には想定段階からどちらも出走可能な状況でした。限定戦の方がいくらかメンバーは手薄な印象を受けますし、前日までの雨が残りそうな馬場状態も決め手となって、最終的に東京への遠征を決めています。距離に関してはやってみないと分からないのが正直なところ。前半なるべく脚をタメる形で、直線弾けてくれたらと期待しています」とのこと。この馬が一番走る条件として湿ったダート。一変があっておかしくない。

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典さん天晴れ!

2024-05-26 18:38:52 | Weblog

《大相撲夏場所千秋楽》。新小結大の里(23)が関脇阿炎(30)を押し出し、12勝3敗で初優勝を果たした。初土俵から所要7場所での制覇は幕下付け出しで輪島の15場所を上回り、先場所の尊富士の10場所も更新して最速記録となった。また2場所連続2度目の技能賞を獲得した。新入幕から3場所続けての三賞受賞は平成11年夏場所の千代天山以来、25年ぶり2人目の快挙。初の殊勲賞も受賞した。大の里は昨年夏場所に幕下10枚目格付け出しで初土俵を踏んだ。新入幕から3場所連続の2桁勝利は、平成29年秋場所の阿武咲以来で2人目。新三役での優勝は同32年夏場所の新小結安念山以来、67年ぶり。初めてまげを結って臨んだ場所で、偉業を成し遂げた。天晴れ!大の里!

 珍しくラグビー《リーグワンプレーオ決勝》。レギュラーシーズン2位の東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)は同1位・埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉)に24-20で勝利。14季ぶり6度目の優勝を手にした。埼玉は2季ぶり7度目の優勝はならず。今季限りで現役引退する元日本代表HOの38歳・堀江翔太、32歳のSH内田啓介は途中出場したが、有終の美を飾れなかった。昨季、埼玉は決勝で東京ベイに敗れたが、今季はリーグ最多得点&最少失点を誇り、16戦全勝で首位を独走した。3季連続で決勝に進出。BL東京とは3月9日に対戦し、36-24で勝利していた。BL東京の主将のリーチは自身のキャリア初となる日本一となった。

 西武は今日、松井稼頭央監督が休養し、監督代行として渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)が兼務することで合意したと発表した。渡辺GMは、交流戦開幕となる28日の中日戦(バンテリンドーム)から指揮を執る。松井監督は就任初年度の2023年は65勝77敗1分けで、借金12の5位に終わった。巻き返しを図った今季も開幕からつまづき、3・4月で8勝18敗といきなり借金10を背負った。5月も7連敗を喫するなど7勝12敗と黒星が先行した。今日の時点で15勝30敗。首位ソフトバンクと15.5ゲーム差で最下位に沈んでいる。5月18日には自力優勝の可能性が消滅していた。山川のFAが痛い確かだし、期待した外国人選手も活躍しない。また若手も一瞬は光り輝くが、それが長持ちしない。勿論、責任は松井監督が大きいが、渡辺GMや球団の責任も重い。監督平石ヘッドコーチでも良かったのでは…一緒に一蓮托生なのかな。

国内女子ツアー《リゾートトラストレディス》最終日。1打差2位から出た岩井明愛が7バーディ、3ボギー「68」で回り、通算15アンダーまで伸ばして逆転。今季初優勝を自身初の4日間大会Vで飾った。2023年9月《ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン》以来のツアー通算4勝目。3打差の2位はこの日のベストスコア「66」でプレーした竹田麗央。熊本勢150勝には一歩届かなかった。最終日を単独首位で出た金澤志奈は「73」と1つ落とし、桑木志帆と並んで11アンダー3位。小祝さくら、小林夢果が9アンダー5位。山下美夢有は8アンダー7位で終え、ツアー史上最速&最年少(125試合目/22歳298日)で生涯獲得賞金6億円を突破した。原英莉花は3アンダー25位だった。隙がなかった岩井明、竹田が別な組だったのも良かったのかもしれない。そして金澤はまたしても・・・これを糧に再度頑張れ!

国内男子ツアー《全英への道~ミズノオープン》最終日。首位から出た木下稜介が3バーディ、2ボギーの「71」で回り、通算12アンダーで今季初優勝を飾った。2021年《ダンロップ・スリクソン福島オープン》以来3年ぶりとなる通算3勝目。2001年のメジャー《日本ゴルフツアー選手権》で初優勝。3週後の次戦《ダンロップ・スリクソン福島オープン」》も制し、破竹の勢いで連勝を決めたが、そこからタイトルが遠ざかっていた。通算10アンダー2位に韓国のコ・グンテク。通算9アンダーの3位に今平周吾、桂川有人、堀川未来夢の3人が並んだ。有資格者を除く大会上位3人に付与される7月《全英オープ》の出場権は、木下、コ、世界ランキング順により桂川が獲得した。通算8アンダー6位に比嘉一貴、2022年大会覇者のスコット・ビンセント(ジンバブエ)、金子駆大、杉原大河、清水大成、吉本翔雄、池村寛世の7人が続いた。前年覇者でミズノ契約の平田憲聖は通算5アンダー18位。13位から出た同じくミズノ契約の杉浦悠太は「75」とスコアを落とし、通算2アンダー28位で終えた。開幕戦から続いていた連続トップ10入りは5試合でストップした(最長記録は2013年に松山英樹が記録した6試合(優勝2回)だった)。 2009年大会覇者の石川遼は通算イーブンパー38位。今季初戦で19年覇者の池田勇太は通算3オーバー47位で終えた。木下天晴れ!

シニアメジャー第2戦《キッチンエイド全米シニアプロ選手権》3日目。41位で決勝ラウンドに進んだ宮本勝昌は5バーディ、4ボギーの「70」でプレー。通算1アンダーの29位に再浮上して最終日に入る。60位から出た藤田寛之は3バーディ、5ボギーの「73」とスコアを落とし、通算4オーバーで順位は変わらず。海外メジャー4勝のアーニー・エルス(南アフリカ)が4位スタートから「69」で回り、通算10アンダーでグレッグ・チャルマースと首位に並んだ。大会連覇のかかるスティーブ・ストリッカーは通算7アンダーの6位。同ツアー最多46勝を誇るベルンハルト・ランガー(ドイツ)はこの日のベストスコア「65」をマークし、70位から通算3アンダーの20位に浮上した。宮本、藤田最後まで頑張れ!

 今日の重賞。東京11Rで行われた【第91回日本ダービー】は、横山典弘騎乗の9番人気ダノンデサイル(牡・安田翔伍厩舎)が好位追走から直線抜け出しV。皐月賞競走除外の無念を晴らし、2021年に生まれたサラブレッド7906頭の頂点に立った。56歳3カ月4日の横山典は、武豊が持つJRA・GI最年長勝利記録(54歳9カ月10日:【有馬記念】のドウデュース)を更新した。タイムは2分24秒3。2馬身差の2着にはジャスティンミラノ(1番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にシンエンペラー(7番人気)が入り、3連単は22万9910円となった。
 勝ったダノンデサイルは僕が思っているより強い馬だった。確かに横山典の好騎乗も光ったが、今日のレースを見る限り、ジャスティンパレス以下には完勝だった。そして何よりで【皐月賞】での騎手の決断で除外したのもお見事だった。そして何より野田さん(ダノックス)にダービーオーナーの勲章をプレゼントできたことは、一競馬ファンとしても本当に良かったと思う。全てが良い方向に進んだ。こんな“運”を持った関係者がやはり【ダービー】を獲るのだろう。2着ジャスティンミラノも力は出し切った。最後の直線でも反応して伸びていたが、1頭強い馬がいた。運がなかっただけだ。3着シンエンペラーも坂井が展開を読み、リズムよく直線でも最後まで止まらずしっかりと脚を使っていた。ただ勝てなかっただけ。4着サンライズアースには正直驚いた。遅い展開を読み、向正面でデムーロが動いていった後から、1テンポ遅らせて動いていった。そしてこの馬の特徴である長く良い脚を使って直線でも踏ん張った。まだ4戦目、レイデオロ産駒で秋以降が楽しみかもしれない。5着 レガレイラはなんであんなに後ろに下がったのだろう。ルメールらしからぬ騎乗だった。ただ最後は凄い脚を使っていた。よく伸びてくれましたが、このペースでは難しかったです」

 勝ったダノンデサイルは、父エピファネイア、母トップデサイル(母父Congrats)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(株)ダノックス。通算成績は5戦3勝。重賞は今年の【京成杯】に次いで2勝目。安田翔伍調教師はJRA・GI初勝利、横山典は09年ロジユニヴァース、14年ワンアンドオンリーに次いで【日本ダービー】3勝目。

 

 東京12R【第138回目黒記念】は、1番人気でジョアン・モレイラ騎乗のハンデ58.5㌔シュトルーヴェ(騙5歳・堀宣行厩舎)が前走の【日経賞】に次いで重賞連勝。後方追走から直線で外に持ち出すと、しぶとく末脚を繰り出し、接戦のゴール前を制した。タイムは2分32秒3。クビ差の2着は好位から粘り腰を見せたシュヴァリエローズ(10番人気)。さらにアタマ差の3着には中団から伸びたクロミナンス(2番人気)が入った。

 勝ったシュトルーヴェは父キングカメハメハ、母アンチュラス(母父ディープインパクト)という血統。北海道安平町・追分ファームの生産馬で、馬主は村木克子氏。戦績12戦6勝。重賞は2024年【日経賞】に次いで2勝目。堀宣行調教師、モレイラはともに【目黒記念】初勝利となった。

 今日の一口馬。まずは東京1R【3歳未勝利】(1600mダート・牝)にレイヌドサーブルが出走。レースでは、スタートで出遅れると、後方からの競馬を余儀なくされた。その後は中団あたりまで進出して8番手でコーナーをカーブ。直線では徐々に外めに出て脚を伸ばしたが、先行馬の脚色も衰えず、上位争いからは離された5着となった。人気(8番人気)を考えれば好走、何より掲示板を確保したのは大きかった。鞍上の菅原は「ゲートのタイミングが合わず、出遅れてしまったのですが、二の脚である程度カバーできました。久々の2戦目としては、うまく競馬をこなしてくれましたし、徐々に成長しているのでしょう。体の弱さや緩さは感じられず、砂被りもモロに浴びているわけではないので大丈夫でした。戸惑う様子もなく、経験を重ねてさらに良くなりそうです」とのこと。管理する萩原調教師は「ゲートは練習していました。その時も、出はするものの、二の脚がもうひとつというところでした。それでも、実戦にいけば普通に出るかと思っていましたが、いまいちなスタートとなってしまいました。ただ、終いまで脚を使ってくれて、変わり身は見せてくれました。馬体はまだ余裕があると思っていましたので、このひと叩きで、もうひと変わりを見せてくれたらと期待しています。上がりの状態は問題なく、中1〜2週で東京戦を目指そうと思います。距離的には同じくマイルか、ダートスタートの1400mの方がいいのか、ジョッキーとも相談したうえで決めたいと思います」とのこと。未勝利脱出向けて一筋の光が差したレースだった。是非次走で…。続いてホワイトターフが東京7R【4歳上1勝クラス】(1400mダート)にT.オシェア騎乗で出走し9番人気結果4着となった。清水英調教師は「勝ちに行った分最後は甘くなってしまいましたが、やはりこの条件は合っていますね。オシェア騎手は『今日のような競馬をするなら1400m、ゆったりと運ぶのであれば1600mでも問題ありません。真面目に走る馬なので、どちらでも対応できる』と話していました。3着との差もわずかですし、着実に力をつけてきていますよ」とのこと。いやぁ見所のあるレースだった。もう少し追い出すのを待てば馬券圏内はあっただろう。新馬戦勝利以来、やっと今後が見えてきた感じ。これから2勝目を期待したい。

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ダービーは・・・

2024-05-25 21:08:54 | Weblog

 まずは《大相撲夏場所》14日目。新小結の大の里が初優勝に王手をかけた。湘南乃海を押し出して3敗を守った。新入幕から3場所連続11勝と地力を示して単独トップに立ち、千秋楽を迎える関脇阿炎は大関琴桜を押し出して2桁10勝に乗せた。2度目の優勝の可能性をつなぎ、大関とりへの起点を作った。琴桜は過去8勝2敗と得意にしていた相手に手痛い黒星を喫して、4敗に後退した。大関豊昇龍は新入幕の欧勝馬を寄り切り、10日目から5連勝で10勝目。優勝争いに残った。大の里は新入幕から3場所連続の2桁勝利を挙げている。これは、平成29年秋場所の阿武咲以来で2人目。もし新三役で優勝を果たせば、同32年夏場所の新小結安念山以来となる。ただ阿炎は嫌な相手、初Vの時も逆転Vであった。明日が楽しみだ!

 国内女子ツアー《リゾートトラストレディス》3日目。首位からスタートした金沢志奈が4バーディ、1ボギーの「69」で回り、通算12アンダーで単独首位に立った。2017年のプロテストに合格し、プロ8年目を迎えた28歳がツアー初優勝をかけて残り18ホールに臨む。1打差3位から出た岩井明愛は3バーディ、ボギーなしの「69」で回り、通算11アンダー2位。23年《ミヤギテレビ杯ダンロップ》以来のツアー4勝目がかかる。通算9アンダー3位に藤田かれん。通算8アンダー4位に2023年のプロテスト合格から初のレギュラーツアー参戦となる政田夢乃、今季1勝の小祝さくら、尾関彩美悠、桑木志帆、首位発進の小林光希が並んだ。前週《ブリヂストンレディス》で今季2勝目を挙げた竹田麗央は4バーディ、1ボギーの「69」とスコアを伸ばし、23位から6アンダー11位に。5アンダー12位に原英莉花。4アンダー13位に山下美夢有、上田桃子らが続いている熊本勢の竹田、上田はちょっと差が開きすぎたか…。

 シニアメジャー第2戦《キッチンエイド全米シニアプロ選手権》2日目。日本勢3人が出場していたが、初日8位発進の宮本勝昌は4バーディ、4ボギー2ダブルボギー「75」と落とし、通算イーブンパーの暫定41位に後退。藤田寛之は連日「72」でプレーして2オーバー暫定61位とし、ともに2年連続の予選通過を決めた。増田伸洋はカットラインに2打届かず、4オーバーで予選落ちした。首位タイから出たイチャード・ブランド(イングランド)が6バーディ、1ボギー「66」で回り、通算12アンダーの単独首位。1打差の2位にスコット・ダンラップ。9アンダー3位にクリス・ディマルコが続いた。メジャー4勝を含むPGAツアー19勝のアーニー・エルス(南アフリカ)は、この日のベストスコア「64」をマークし、ブライアン・ゲイとともに8アンダー4位で週末を迎える。今年9月のチーム対抗戦《ザ・プレジデンツカップ》で世界選抜の主将を務めるマイク・ウィア(カナダ)、前年覇者のスティーブ・ストリッカーらが7アンダー6位。シニアツアー13勝のミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)は2番(パー3)でホールインワンを決めるなどし、4アンダー17位にいる。芹沢軍団のふたり。ちょっと首位とは差が開いたが最後まで諦めず頑張ってほしい!

 国内男子ツアー《~全英への道~ミズノオープン3日目。木下稜介と今平周吾が通算10アンダーの首位に並んで最終日を迎える。首位スタートの木下は4バーディ、2ボギーの「70」でプレー。今平は7バーディ、1ボギーの「66」をマークして8位から浮上した。 木下は2021年《ダンロップ・スリクソン福島オープン》以来の3勝目、今平は23年《三井住友VISA太平洋マスターズ》以来の10勝目がかかる。大会上位3人に付与される7月《全英オープン》出場権にも前進した。通算10アンダーの3位にショーン・ノリス(南アフリカ)。通算9アンダー4位に池村寛世が続く。通算8アンダーの5位に前週《関西オープン》で国内ツアー初優勝を飾った幡地隆寛、比嘉一貴、コ・グンテク(韓国)、桂川有人、堀川未来夢の5人が並んだ。「66」と伸ばした金谷拓実が通算7アンダーの10位。前年覇者でミズノ契約の平田憲聖は通算4アンダーの17位。今季初戦の池田勇太は5位スタートから「78」とスコアを落とし、通算イーブンパーの44位に後退した。カットライン上で決勝ラウンドに進んだ石川遼は3バーディ、4ボギーの「73」とし、通算1オーバーの50位で終えた。大混戦、金谷までチャンスはありそう。みんな《全英》目指し頑張れ!

 

今日の重賞。京都11Rで行われた【第7回葵S】は、横山和生騎乗の8番人気ピューロマジック(牝・安田翔伍厩舎)が17番枠から好スタートを決め一気にハナを奪ってそのまま抜群の手応えで直線へ。ラストスパートをかけると、さらにもうひと伸びして後続の追撃を許さず、鮮やかに逃げ切り初の重賞タイトルを手にした。タイムは1分7秒1。1馬身1/4差の2着にはペアポルックス(7番人気)、さらにハナ差遅れた3着にナナオ(6番人気)が入り、1番人気のエトヴプレは中団追走から直線で脚を伸ばしたが4着までだった。

勝ったピューロマジックだが、横山和の好騎乗。良いスピードを持っているし、真面目な馬だが、その気分を害さないようにまんまと逃げきった。展開が嵌った点は間違いないが、運も実力のうちでしょう。僕本命のアウェイキングは7着。逆にこの展開なら仕方ない。

勝ったピューロマジックは、父アジアエクスプレス、母メジェルダ(母父ディープインパクト)という血統。北海道新冠町・村田牧場の生産馬で、馬主は(株)スリーエイチレーシング。通算成績は8戦3勝。重賞は初勝利。安田翔伍調教師、横山和生ともに【葵S】は初勝利となった。

 

 明日の予想。まずは東京メイン【日本ダービー】。当初は6番コスモキュランダを【弥生賞】の終了時点で本命にするつもりだった。レガレイラが【オークス】に出走すると疑わなかったからである。今回の【日本ダービー】への出走、僕はいまだに信じられない。というのも、社台グループにとって【日本ダービー】は一番大切なレース。このレースの勝ち馬は無条件に種牡馬になれるからである。そのレースにいくら強いからと言って、牝馬を出すなんて考えられないのだ。だから今までどんなに強くても出走させなかったのだ。それが今回。ルメールが騎乗するし、“ダービーは1枠から”という格言もあるしここは黙って買い。相手は6,9,10,12,13,15番。東京12R【目黒記念】は4番クロミナンス。府中の2000以上の芝は黙ってルメール。相手は1,2,3,5,8,9番。京都メイン【安土城S】は1番ドロップオブライト。転厩2戦目で状態は確実にアップしている。距離は1400が良いし、小沢騎乗なら人気過剰にはならないはず。相手は3,6,7,9,14,17,18番。

 

今日の一口馬。ジャーヴィスが京都6R【4歳上1勝クラス】(1400mダート・混)に松山騎乗に出走し結果3着となった。鞍上の松山は「まずまずのスタートを切れたので前につけられそうでしたが、キックバックを気にして道中はフワフワしていたので促しながらの競馬に。直線も外に出したかったのですが、フワフワしているぶんシュッと動けなかったので内を突くことにしました。前がいなくなってからはいい脚を使ってくれましたし、もう少し外枠でまともに走れていたら際どい勝負になっていたと思います」とのこと。メンバーが揃ったこのレースで3着は立派。このクラス卒業が計算できそう。次はホワイトクロウが東京8R【4歳上1勝クラス】(1600mダート)に石橋騎乗で出走し先に抜けた勝ち馬には及ばず2着となった。管理する矢野調教師は「石橋に聞くと“前回の競馬を見て、決して悪くない形も伸びがもう一つでう〜ん…と思えましたよね…。以前より後ろ向きな面を出すことは少なくなったものの、やはり少しでも良いところを取ろうと求めるといくらか気持ちに影響するのではないかなとも想像できたので、この馬の気持ちに寄り添って、できるだけリズム良く、気分よく進めたいと思って乗りました。その結果、よく脚を使ってくれましたし、頑張ってくれています。勝つことはできませんでしたが、馬を褒めてあげてください”と言っていましたね。前回も決して悪い競馬はしてないのですが、この馬の良さはやはり終いに徹したほうが発揮しやすいのかなと改めて感じましたね。馬は元気ですが、いちばん怖いのは故障だと思うので、このあとについては状態をよく見てどうするか考えたいと思います」とのこと。やはり石橋とのコンビが良さそう。今季3戦目でなおかつ連闘後でもあったので、この後についてはレース後の状態をよく確認してから検討するらしい。よく頑張りました!

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女子ゴルフにも注目!

2024-05-24 20:05:39 | Weblog

 先週、国内女子ツアー《ブリヂストンレディス》で竹田麗央がシーズン3勝目を挙げた。ご存じ、竹田は熊本県生まれで元賞金女王・平瀬真由美の姪っ子である。この勝利で熊本県出身者の勝利数が通算149勝目となり、前人未踏の150勝に王手をかけた。熊本県はこれまで多くの名選手を輩出してきた。日本での優勝数順に紹介すると、不動裕理(50勝)、平瀬真由美(19勝)、上田桃子(17勝)、有村智恵(14勝)、古閑美保(12勝)、高村亜紀(10勝)、清元登子(8勝)、笠りつ子(6勝)、浜田光子(4勝)、一ノ瀬優希(3勝)、竹田麗央(3勝)、大里桃子(2勝)、平尾南生子(1勝)で、合計149勝になる。出身都道府県別優勝数2位の埼玉県が88勝だからこの数字は圧倒的である。ただそんな熊本県勢でも昨年は未勝利に終わり、34シーズン続いていた同県出身者の連続シーズン優勝記録が途切れてしまった。その窮地を救ったのが竹田なのである。150勝まで残り1勝、このまま絶好調の竹田がこの勢いで節目を飾るのか、それとも上田、笠、大里らが奮起するのか。まぁこのままだと竹田の確立が90%ぐらいだろうが、この1勝が上田のメジャー初勝利だったら絵になるけどなぁ。今週の《リゾートトラスト レディス》は2日目を終え、上田が-5の12位タイ竹田が-3の23位タイ、大里が-2の30位タイ、笠が-1の35位タイとなっている。果たして…。

 ゴルフの話題をもう一つ。その国内女子ツアー《リゾートトラスト レディス》は、大会最終日に4つすべてのパー3ショートホールに恒例のホールインワン賞(提供:信和ホールディングス)が設けられており、その額はなんと各ホール800万円となっている。仮に全ホールで達成すると3200万円になり、優勝賞金2520万円を大きく上回ることになる。実は今季の国内女子ツアーはホールインワンが良く出ている。12試合中9回のホールインワンが達成されているのだ。これは記録が残る1969年以降、1試合平均0.75回はコロナ禍の2020年(0.857回/14試合で12回)に次ぐハイペースの数字である。永井花奈は4月《KKT杯バンテリンレディス》と《フジサンケイレディスクラシック》で、ツアー史上2人目となる2週連続ホールインワンを達成しているし、山路晶は愛知・セントクリークGCで開催された2021年大会の2日目に女子ツアー初となる1ラウンド2度のホールインワンを決め、ギネス世界記録の認定証を受け取った過去を持つ。そんな大会で、早速昨日8番ホールで高木優奈がツアー自身初のエースを達成した。最終日なら800万円もこの日は30万円。差は大きいがまだチャンスはある。みんな800万円目指して頑張れ!ちなみに今年のホールインワン達成者は下記の通り。 

・《明治安田レディス(高知・土佐CC)》…1R/入谷響(アマ) 

・《アクサレディス(宮崎・UMKCC)》…2R/櫻井心那

・《ヤマハレディース(静岡・葛城GC山名C)》…3R/鈴木愛 

・《富士フイルム・スタジオアリス(埼玉・石坂GC)》…2R/藤田さいき 

・《KKT杯バンテリンレディス(熊本・熊本空港CC)》…1R/永井花奈

・《フジサンケイレディス(静岡・川奈ホテルGC富士C)》…1R/永井花奈 

・《パナソニックオープンレディース(千葉・浜野GC)》…2R/青木瀬令奈 

・《RKB×三井松島レディス(福岡・福岡CC和白C)》…3R/菅沼菜々 

・《ブリヂストンレディス(千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C)》…4R/吉本ひかる

・《リゾートトラスト レディス(兵庫・関西GC)》…8R/高木優奈

 

 明日の予想。まずは東京メイン【欅S】は8番エンペラーワケア。休み明けで59㌔は厳しいが、先々に向けて賞金加算をしておきたいところ。それが無理でも馬券圏内は確保するだろう。相手は1,5,7,10,11,16番。東京12Rは4番グラシアスが面白そう。前走が左回りのマイルで好走し、今回逃げれば一発がある。相手は1,5,6,8,11,12,16番。京都メイン【葵S】は9番アウェイキング。右回りがどうかという馬だが、決して全く走らないわけではない。前走でこの馬の鬼脚を掴んだ菱田の連続騎乗も心強い。相手は1,3,6,7,8,10,16番。京都12Rは8番メイショウカイト。前走をみるとやはり1400mの方が良さそう。展開が味方すれば一発がある。相手は2,4,6,7,17,18番。

 

 今週の一口馬。明日からのJRA出走馬の前に昨日浦和競馬に出走したアルヴァレスについて。浦和7RのJRA交流【ツイントップ特別】(1400mダート)に小林勝騎乗で出走したアルヴァレスだが、8番人気ながら結果2着と頑張った。管理する奥村武調教師は「スタートで鐙が外れてしまう場面があったものの、すぐにリカバリーできて好位につけられましたし、スピードに乗っていけました。道中も前に壁を作れて、うまく運べましたが、4コーナーではピンク帽に蓋をされる形に。ジョッキーは『どこかで外に出そうと思っていたが、なかなか出せなかった。うまく外に出せていれば』と言っていましたが、外を回して勝てていたかというと疑問ですし、逆に内でジッと我慢できた分、最後まで脚を使えたのではないでしょうか。馬はだいぶ良くなってきているので、中央でもどこかで勝負になるはずです」とのこと。8番人気ということで、馬券は大きく儲けさせてもらったができれば勝利してほしかったのが本音。それでもレースぶりはこれまでと違って良くなったので中央に戻って期待したいところ。もし中央で未勝利に終わったとしても交流戦でこれだけ走れたので、地方転出で何とかなるという未来図が描けたのは良い結果といえる。

 土日出走の一口馬。まずはジャーヴィス。明日の京都6R【4歳上1勝クラス】(1400mダート・混)に松山騎乗で出走する。管理する千田調教師は「今週は6ハロンから終い重点の追い切りをおこなっています。単走でしたが、仕掛けられるとしっかり反応して最後までいい脚取りでしたよ。前走後は一頓挫ありましたが、短期で回復しましたし、引き続きいい状態でレースに臨めると思います。想像以上にメンバーが揃ったため当落線上ギリギリでしたが、無事に出走枠に入れて良かったところ。今回はまずまずメンバーも揃ったためそこまで強気にはなれませんが、直線に坂のないコースなのでジャーヴィスにとっては間違いなく合う舞台だと思っているので、いい走りを期待しています。3走前に2着となった舞台で勝ち負けを演じさせたいところですね」とのこと。善戦を期待する。続いてホワイトクロウ、何と連闘策となる。明日の東京8R【4歳上1勝クラス】(1600mダート)に石橋騎乗で出走する。矢野調教師は「前走は着順こそもうひとつでしたけれども、前回よりは結果も内容もあがってはくれましたから、何とかという思いでいます。ただ、得意の東京の舞台へ行くには優先権が欲しかったのは確かです。2週目から函館開催が始まるとは言え、実質2場開催のようなものになるので見通しにくいですからね。そのため、想定次第でと思い今週の状況を確認すると多くはなさそう。ただ、1400m戦を見ているとやはりそれなりの間隔がないと厳しいように思えますし、来週以降も出やすい状況にあるとは言い難いのかな…と感じました。それなので状態をよく確認して場合によっては連闘策を考えようということになり、相手関係もそこまで強力だと思うほどのものではなかったので、ギリギリまで状態を見て検討した結果、大きく変わる様子ではなかったですし、良く知っている石橋が乗れる、なおかつ天気も良さそうということで今週へ向かうことにしました。硬さはありますがいつものレース後くらいで極端なものにはなっていません。また、運動だけにせず水曜日から乗っていて緩んでしまっているということもないでしょうから、何とかいい走りをしてほしいと思っています」とのこと。是非勝ち負けを!

 明後日、日曜日はまずレイヌドサーブルが東京1R【3歳未勝利】(1600mダート・牝)に菅原明騎乗で出走を予定している。管理する萩原調教師は「(追い切りは)終い1Fは11.1秒の好タイムでした。どの馬も時計が出やすい馬場状態だったとはいえ、以前はこれだけ動けなかったですからね。普段の常歩から良化しており、だいぶ変わってきた様子がうかがえます。馬体はまだ若干厚いので、今日のひと追いでさらに良くなればと思います。レースでもデビュー戦のときとは違う走り・結果を見せたいところです」とのこと。元々期待していた馬、今回が2走目となるが激変を期待している。最後はホワイトターフ。東京7R【4歳上1勝クラス】(1400mダート)にT.オシェア騎乗で出走予定。管理する清水英調教師は
「先週末、今週とウッドコースで負荷を掛けています。最終追い切りは昨日消化していて、3歳未勝利馬を先行する形を取り、最後まで手応え優勢で走り切っています。時計、動きともに上々で、引き続き好調をキープできていますよ。3歳馬との混合戦になる前週なためか、権利持ちを含めてまずまずのメンバーが揃った印象ですが、ダート替わりとなった前走で見処のあるレースができましたし、今回は距離短縮となり現状ベストであろう条件ともなるので、どんな走りができるか楽しみにしています。鞍上も2回目となりますし、この条件を進言してくれただけに、上手く乗ってきてくれることを期待しています。前進してきてほしいですね」とのこと。オシェアの進言でここに。責任取って好走を魅せてもらわないと…。

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楽しかったヴィントシュティレの大逃げ!

2024-05-19 18:13:43 | Weblog

 まずはゴルフ結果から。国内女子ツアー《ブリヂストンレディスオープン》最終日。2位から出た竹田麗央が6バーディ、2ボギーの「68」で回り、1打差を逆転する通算14アンダーで今季3勝目を飾った。3連続バーディで飛び出した序盤に加速をつけ、後続に2打差をつける完勝。4月《フジサンケイレディス》以来のタイトルを手にし、前週に譲った年間ポイントランキング1位の座に返り咲いた。通算12アンダーの2位に単独首位スタートから逆転を許した河本結と、大会2連覇がかかっていた山下美夢有。河本は「71」と伸ばし切れず、2019年《アクサレディス》以来のツアー2勝目を逃した。通算9アンダーの4位に高橋彩華。通算7アンダーの5位に岩井明愛とリ・ハナ(韓国)が続いた。米国女子ツアーを主戦場にする吉田優利は「67」と伸ばし、国内ツアー今季初戦を通算4アンダーの15位に浮上して終えた。前週優勝の岩井千怜は通算1アンダーの23位。吉田の妹でアマチュアの吉田鈴は通算2オーバーの40位だった。僕の優勝予想は竹田と山下の一騎打ちだったが、竹田の完勝だった。今年あと2,3勝はしそう。

 国内男子ツアー《関西オープン》最終日。2位スタートの幡地隆寛が5バーディ、2ボギーの「67」でプレーし、通算14アンダーで1打差を逆転。一時は5人が並んだ大混戦の争いを後半11番からの2連続バーディで抜け出し、30歳が国内ツアー初優勝を飾った。幡地は今年3月のアジアンツアー《ニュージーランドオープン》を制し、海外でプロ初タイトルを手にしてシーズンインしていた。通算11アンダーの2位に杉浦悠太。ツアー史上7人目のアマチュア優勝を遂げた2023年《ダンロップフェニックス》以来となるツアー2勝に迫ったが、プロ初優勝はならなかった。首位から出た清水大成は「72」とスコアを崩し、通算10アンダーの3位。19位から出た石川遼は連日の「65」とし、今季初のトップ10入りとなる通算8アンダー5位。前年覇者の蝉川泰果は46位スタートから5バーディ、6ボギーの「71」。通算4オーバーの41位で終えた。ようやく大器がツアー初優勝を飾った。大きなゴルフをする選手、自信がついたら絵画でも面白い存在だ

 メジャー第2戦《全米プロゴルフ選手権》3日目。メジャー初優勝を狙うザンダー・シャフェレと、2020年の本大会、21年《全英オープン》以来の3勝目がかかるコリン・モイカワが通算15アンダーの首位で並んだ。PGAツアー1勝のサヒス・ティーガラが14アンダーの3位に続く。メジャー最少ストロークに並ぶ9バーディ「62」をマークしたシェーン・ローリー(アイルランド)のほか、ビクトル・ホブラン(ノルウェー)、ブライソン・デシャンボーが13アンダーの4位で並んだ。松山英樹は7アンダー12位から3バーディ、2ボギーの「70」と伸ばしきれず通算8アンダー。ロリー・マキロイ(北アイルランド)、ジョーダン・スピースらがひしめく19位に後退した。41位から出た大会初出場の久常涼は6バーディ、2ボギーの「67」で7アンダー24位に順位を上げた。前日に交通違反をきっかけに警察に一時拘束された世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーは「73」と落として久常と同じ通算7アンダー。4位から後退した。僕が優勝候補筆頭として取り上げたシェフラーは2024年シーズン42ラウンド目にして初めて、昨年8月《ツアー選手権》第3ラウンド以来のオーバーパーを記録した。この日は相棒キャディのテッド・スコット氏が娘の高校の卒業式に出席したため一時離脱していた。前日の逮捕騒ぎにキャディの一時離脱。さすがに優勝は厳しくなったが、明日どんなスコアで回るかは注目だ。優勝争いはシャフェレが脱落しそうで踏ん張っている。ただ先週も最終日に失速したので、気にはなる。僕はホブランあたりが…。松山と久常蓮同組で回るらしい。二人揃ってベスト10入りを目指して欲しい。

 米国女子ツアー《みずほアメリカズ・オープン》3日目。5アンダーの7位から出た古江彩佳が6バーディ、1ボギーの「67」をマークし、通算10アンダーの3位に浮上した。首位と3打差で最終日を迎える。前週の《コグニサント ファウンダーズカップ》で連勝が5でストップしたネリー・コルダが単独首位に立った。3位から「65」で回り、通算13アンダー。世界ランキング1位が後続のハンナ・グリーン(オーストラリア)に2打差をつけて3日目を終えた。西村は「71」で通算6アンダーの20位に後退。46位で予選を通過した畑岡奈紗が午前スタートで、「67」でまとめ、同じ6アンダーで終えた。3位スタートの西郷真央は「76」と落として通算2アンダー43位に順位を下げた。古江、畑岡はさすがのゴルフ、西村は大健闘だろう。西郷は4日間良いゴルフが続かない。古江優勝だが、コルダが相手だけに厳しいか。優勝したら「パリ五輪」が近づく!頑張れ!

 

 

 今日の重賞。東京11R【第85回オークス】は、僕が本命に推したC・ルメール騎乗の2番人気チェルヴィニア(美浦・木村哲也厩舎)が直線外めから鋭く差し切りV。前走の【桜花賞】13着から巻き返して樫の女王に輝いた。タイムは2分24秒0。【桜花賞】馬で1番人気ステレンボッシュは中団追走から直線は内から抜け出すも1/2馬身差の2着に惜敗。2着から1馬身3/4差遅れた3着には3番人気ライトバックが入った。

 勝ったチェルヴィニアだが、僕の予想通り完勝だった。ルメールも彼女を完璧に勝利に導いた。この馬はやはり中距離以上の馬だろう。府中の2000m以上の芝はルメールの“庭”だ。2着ステレンボッシュも冷静に上手く折り合って、リズム良く走っていた。最後も内が開いて、上手く潜り込んだ。戸崎も“してやったり”だったろうが、一頭強い馬がいた。3着ライトバックも良く走っている。ただレース前のあのテンションでここまで走るのだから、資質は高い。坂井も好騎乗だった。4着クイーンズウォークも良く走っている。力を出し切ったが、現状では上位3頭の力が上だった。驚いたのは5着ランスオブクイーン。堂々とした直線先頭の競馬。タリスマニックでこんなに走るなんて…。今後も注意したい。

 チェルヴィニアは、父ハービンジャー、母チェッキーノ(母父キンカメ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は5戦3勝。重賞は2023年【アルテミスS】に次いで2勝目。木村哲也調教師は【オークス】初勝利、C・ルメールは17年ソウルスターリング、18年アーモンドアイ、22年スターズオンアースに次いで4勝目となった。

 

 今日の一口馬。まずはホワイトクロウが東京6R【4歳上1勝クラス】(1600mダート)に出走し7着だった。矢野調教師は「今回はマイナス2㌔でしたが、できればもう少し絞りたいと思っていただけに、その影響がどこまでか…と思いつつ見ていました。ただ、調教や返し馬の感じから、前回よりは動ける状態にあるのは把握できていましたし、ジョッキーに上手く持ち味を引き出してほしいと話をして送り出しました。実際のところ、見事に外に出してきましたよね。出せるのか…と思う道中だったので驚きましたが、最後は伸び脚が鈍ってしまいました。ジョッキーに話を聞くと“上手く外に出せました。最後はちょっと鈍ってしまったけれども、道中は聞いていたよりも前向きに走れていていたので、こういう競馬を繰り返していけば前進できるのではないかという気もしました”とのことでしたね。重さが影響したかもしれませんが、ジョッキーの談話にあったようにホワイトにしてはちょっと位置を取った分、最後の伸びがいつもほどでなかったのかもしれないな…と感じる部分もありましたね。追い込んではきていますが、上位馬ほどでなかったことを踏まえるともう少し後ろからが良かったのかもしれません。とは言ってもなかなか上手くはいかないものですから難しい話ですが、前回より前進が見られたのは少なくともホッとした点なので、何とか繋げていきたいです。この後については権利がないだけに正直難しいですが、まずは脚元の状態をよく確認しておきます」とのこと。もう少し溜めていれば…。まずは脚元などをよくチェックして、それからどうしていくか検討されることになるだろう。次はメリオルヴィータが新潟8R【4歳上1勝クラス】(1400m芝)に出走し16着。小倉調教師は「予定通り事前にゲートに慣らしたうえで、レースに臨み、スタートはそれなりに出ることができました。しかし、その後にスムーズさを欠いてしまいました。行きっぷりも悪くなかったので、抑えずにそのまま流れに乗って運べていれば…。前の馬の影響もあったかもしれませんが、その後も頭を上げるシーンがありました。このあたりで機嫌も損ねていると思います。本当に申し訳ございませんでした。展開的にもそれほど速くなく、前が残っているので、余計に消極的な運び方になってしまったのがもったいなかったです。スタートさえ決めれば、スッとポジションがとれそうな脚をしていましたし、もっと自信を持ってゲートを出せるよう、さらに練習して、次は1200m戦を狙ってみます。出走間隔を調整したううえで、また目標を絞り込んでいきましょう」とのこと。こうなると騎手の問題であるが、しっかり指示しとくべきだったのでは…。まぁ次に期待。そして【オークス】に出走したヴィントシュティレ。スタートを切り、じわっとあげて2番手を進み3コーナー手前で先頭に立つ。そのまま粘り込みたかったが、直線では完全に脚が上がり18着。古賀調教師は「北村と話をして、現状は上手な競馬をできるまでの調教は十分でなかったので、喧嘩をせずリズムよく行くことをしようということで、逃げる作戦でいました。真ん中やや外の枠は良いなと思いましたが、並びから外のショウナンさんの馬がポイントだと思い、スタートが鍵を握ると思っていたところ、滑るような格好になったことで抜群のスタートにはならず先に前に出ることはできませんでしたね…。収まる馬なら良いのですが、今回は窮屈な競馬をしないということがテーマだったこともあり、あの形になってしまいました。ジョッキーに話を聞くと“並ぶ形なら斜め後ろよりも前のほうが良いと判断してあの形を採りましたけれど、ペースが速くてさすがにキツくなってしまいました。申し訳ありません”とのことでした。我々としても何とかお母さんのように持ち味を発揮してと思っていたのですが、かなり厳しい競馬になってしまい申し訳なく思います。パドックでは発汗が目立ちましたけれど頭のなかのリミッターが外れてしまってパニックになるようなことはありませんでした。G1の舞台でその点が気がかりではありましたが、我慢できていたという点はこの馬にとって評価できると思います。また、北村に今後のことも含めて話をすると、“今日はテーマとしていた逃げるという形に徹したけれど、稽古の感じや前走の走りのイメージと異なり、今日の感触だけで言えば番手からでも競馬ができそうな気がしたから、時間はかかるかもしれないけれども丁寧に教えていければ上手な競馬もできるようになりそう”と言っていたので、今回の経験を無駄にせず、今後に活かしていけたらと思っています」とのこと。結果は最下位だけど、面白い走りだったし、よく走った。この経験を、特に精神面の糧にして成長していってくれれば…と思う。お疲れ様でした。

 

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ヴィントシュティレGⅠ出走!

2024-05-18 18:18:11 | Weblog

“お金返せ!”という声が出てこないのか!?《大相撲夏場所》7日目。関脇・若元春(30・荒汐部屋)が今日から休場すると発表した。6日目を終えて3勝3敗。前日は大栄翔に突き倒しで敗れていた。今場所は初日から小結・朝乃山(30・高砂部屋)が休場。さらに2日目から横綱・照ノ富士(32・伊勢ケ浜部屋)と大関・貴景勝(27・常盤山部屋)が休場し、この日朝には大関・霧島(28・音羽山部屋)の休場も発表されていた。これで三役以上9人中、過半数の5人が土俵から姿を消すという異例の状況となった。演劇でもコンサートでもこれだけ休場者が出れば料金払い戻しになると思うのだが…。怪我だから仕方ないが、協会には心底反省してほしい。

ゴルフの話題。メジャー第2戦《全米プロゴルフ選手権》2日目。早朝のコース近隣での交通事故の影響で全体の開始が1時間20分遅れ、18人が日没サスペンデッドで第2ラウンドを18日に持ち越した。初日に大会最少「62」をマークしたザンダー・シャウフェレが「68」で回り、通算12アンダーで単独首位を守った。1打差の2位に「65」のコリン・モリカワ。さらに1打差の10アンダー3位にサヒス・ティーガラが続いた。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーはこの日の朝、会場周辺で交通違反により警察に拘束されるハプニングを経て6バーディ、1ボギーの「66」で回り通算9アンダーの暫定4位につけた。1アンダー47位から出た松山英樹は7バーディ、1ボギーの「65」で回り、通算7アンダーの暫定11位に順位を上げた。久常涼はイーブンパーの65位から4バーディ、1ボギーの「68」で通算3アンダー41位。大会初出場で予選通過を決めた。初日137位と出遅れた金谷拓実は「69」で通算2オーバー100位。イーブンパースタートの中島啓太も「75」で通算4オーバーとスコアを落とし予選落ちが確定した。 タイガー・ウッズは3バーディ、3ボギー2トリプルボギーの「77」と崩れ、通算7オーバーで決勝ラウンド進出を逃した。

 今日の主役はやはりシェフラー。試合前に警察に拘束されてこのスコアはあまりにも凄すぎる。この人の精神力は一体どうなっているのだろう。残り二日、間違いなく優勝争いに絡んでくるだろう。松山も今日はパターが光った。この調子が続けば松山も優勝争いに絡んでくるかもしれない。久常の予選突破もお見事。一つでも上目指し頑張ってほしい。

 米国女子ツアー《みずほアメリカズ・オープン》2日目。古江と同組で4打差17位から出たアタヤ・ティティクル(タイ)がボギーなしの7バーディ「65」をマークし、通算9アンダー単独首位に浮上した。左手親指のけがで出遅れた元世界ランキング1位は、今週がシーズン出場3試合目。初日首位のイ・ソミ(韓国)が7アンダー2位。2位スタートの西郷真央は4バーディ、1ダブルボギーの「70」で回って6アンダー。前週に出場5試合連続優勝で止まった世界ランク1位のネリ・コルダ、アリヤ・ジュタヌガン(タイ)、ガブリエラ・ラッフルズ(オーストラリア)と3位で並んだ。大会スポンサーのみずほフィナンシャルグループ米国法人と契約する古江彩佳、西村優菜がともに「69」で回り、5アンダー7位。初日76位と出遅れた畑岡奈紗は「69」と挽回して1アンダー46位で滑り込んだ。稲見萌寧はイーブンパー59位とカットラインに1打届かず。2オーバー73位の笹生優花、2バーディ、7ボギーの「77」と崩れて6オーバー102位の渋野日向子は予選落ち。初日11オーバーの勝みなみは腹痛のため前半プレー中に棄権した。西郷はもちろん古江、西村も優勝争いができそう。ただティティクル、アリヤ・ジュタヌガンのタイ勢のゴルフが良い。コルダも含めてこの3人が日本勢の壁になる。

 国内女子ツアー《ブリヂストンレディスオープン》3日目。3位から出た河本結が5バーディ、1ボギーの「68」でプレーし、通算11アンダーの単独首位に浮上。2019年《アクサレディス》以来となるツアー2勝目へ、後続に1打リードで最終日に入る。通算10アンダーの2位に単独首位から「72」と伸び悩んだ竹田麗央。通算8アンダーの3位に大会連覇のかかる山下美夢有。通算7アンダーの4位リ・ハナ(韓国)。通算6アンダーの5位に高木優菜、高橋彩華、藤田かれんの3人が続く。吉田優利の妹でアマチュアの吉田鈴は通算1アンダー25位とし、3人が決勝ラウンドに進んだアマ最上位をキープした。前週優勝で年間ポイントランキング1位の岩井千怜は通算イーブンパーの29位。今季国内ツアー初戦で米女子ツアーを主戦場にする吉田優利は通算1オーバー33位で終えた。まぁ普通に考えれば、竹田、山下の優勝争いか。今日我慢が効いた竹田がやや有利か。

 国内男子ツアー《関西オープン》3日目。1打差2位から出た清水大成が6バーディ、2ボギーの「66」でプレー。通算12アンダーの単独首位に浮上し、ツアー初優勝に前進して最終日を迎える。通算11アンダーの2位に、首位から「68」で回った平田憲聖、3位から「65」と伸ばした幡地隆寛が続いた。通算10アンダーの4位に、21位から1イーグル7バーディ、1ボギーの「62」でプレーした岡田晃平。通算9アンダーの5位に、10バーディ、1ボギーの「61」をマークした竹安俊也が29位からジャンプアップした。石川遼は「65」で通算3アンダー19位に浮上。横田真一は通算1アンダー26位。前年覇者の蝉川泰果は通算3オーバー46位で最終日に進む。YOUTUBER になった横田真一に“ひょっとしたら”と思っていたのだが…。毎日ビッグスコアが出るので誰が優勝するかわからないな。皆頑張れ!
 今日の重賞。京都11Rで行われた【第31回平安S】は、松山弘平騎乗の5番人気ミトノオー(牡4歳・牧光二厩舎)が好スタートから迷わずハナを主張し馬群を引っ張る。そのまま手応えよく直線を迎えると後続を突き放し、最後はハピ(3番人気)の猛追をクビ差しのいで逃げ切り重賞2勝目を挙げた。松山は11日の【京王杯SC】(ウインマーベル)に続く2週連続JRA重賞制覇。タイムは1分57秒4。2着から半馬身遅れた3着にメイショウフンジン(10番人気)が入り、1番人気のスレイマンは10着に敗れた。

ミトノオーは、父ロゴタイプ、母シダクティヴリー(母父Thunder Gulch)という血統。北海道新ひだか町・築紫洋氏の生産馬で、馬主はロイヤルパーク。通算成績は11戦5勝(うち地方5戦1勝)。重賞は2023年【兵庫CS】(JpnⅡ)に次いで2勝目。牧光二調教師は【平安S】初勝利、松山弘は22年テーオーケインズに次いで2勝目となった。

 

 明日の予想。まずは東京メイン【オークス】。7番ステレンボッシュの鞍上がモレイラ、ルメールなら文句なし本命であった。僕の戸崎のイメージは府中ならマイルか2500mである。【桜花賞】で僕は本命にしていたが、あのレースはモレイラが完璧に乗ったレースだった。戸崎では…。本命は12番チェルヴィニア。府中の2000m以上の芝はルメール。勝ち負けは疑問の馬でも馬券圏内には持ってくる。それも不利となる外枠なら猶更だ。本当なら8枠が良かったが、他の騎手のマークはチェルヴィニアよりステレンボッシュで、不利はない。相手は1,5,7,9,10,14,17番。京都メイン【高瀬川特別】は15番ケイアイアニラ。前走は大型馬の休み明けが響いた。それでも0.4差なら叩き2戦目で完勝まである。相手は3,5,6,9,11,14番。新潟メイン【韋駄天S】は13番チェイスザドリーム。今日観ていて芝レースでダート実績馬が良く頑張っていた。芝がたぶん力のいる馬場に案っているのだろう。相手は2,3,4,10,12,14,16番。

 

今日の一口馬。エピックストーリーが新潟5R【3歳未勝利】(2000m芝・牝)に小林勝太が騎乗し14着だった。鞍上の小林勝は「ゲートを出てからもう少し前に行けるかなと思いましたが、思ったほど進んで行けませんでした。それでも、道中は良い感じで走れていて、ワンペースな馬だと思っていたので早めに踏んでいき、馬場も内目のギリギリ荒れていないところを通る事はできたと思うのですが、結果的には外をノビノビ走らせた方が良かったかもしれませんね。ただ、まだまだ馬体が緩く、走っていても後ろが付いてこないですし、気持ちも走る方に向いていない印象を受けました。現状はどのような条件が合っているかというよりも、まずはレースでしっかり力を発揮できるようになる必要があると思いますし、この馬の良さを活かすなら馬具を着ける等何かしらの工夫をして、前に行く競馬をさせたりするのも良いかもしれません」とのこと。調教が動き、5番人気に推されたが、小林勝が言うように全く競馬がわかっていない。もう時間が少なくなってきた。何とか未勝利脱出できるようになってもらいたい。明日は3頭。東京6R【4歳上1勝クラス】(1600mダート)にホワイトクロウ、メリオルヴィータは新潟8R【4歳上・1勝クラス】(1400m芝)、そしてヴィントシュティレが東京11R【優駿牝馬】(2400m芝・牝)に出走。みんな頑張ってほしい!

 

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オークスに・・・

2024-05-17 20:19:40 | Weblog

 関西の老若男女に愛された「浪花のモーツァルト」こと、作曲家キダ・タローさんが帰らぬ人となった。93歳だった。キダさんは、3月29日に「最高顧問」として出演していたABCテレビ『探偵!ナイトスクープ』の収録を終えた後、体調を崩し、病院に入院するなどして、静養に努めていた。最期はキダさんに50年以上連れ添ったタレントの妻美千代さんが看取ったという。キダさんは30年12月6日、兵庫・宝塚市で警官だった父の6人兄弟の末っ子に生まれた。中学は、通学圏内で「一番上品だった」という関西学院中に進み、14歳で終戦を経験。進駐軍向けの西洋の楽曲に大きく影響を受け、同高在学中、早世した長兄のアコーディオンに触れ音楽に目覚めた。初めての作曲は浪人中で、大阪・ミナミのキャバレーの歌。当時の「No.1ホステス」で、後に「かしまし娘」となった正司歌江さんが歌ったらしい。その後、関学大を中退し、プロピアニストを志し、作曲活動を本格化。作曲した曲数は、生前自らも「わからん」と言いながらも、自称で「5000曲」としていた。実質、数千曲に及ぶのは間違いないらしい。坂田師匠の出ばやしは、メキシコ民族舞踊のオマージュ「アホの坂田のテーマ」。テレビ番組のテーマソングはNHK「生活笑百科」、ABCテレビ「プロポーズ大作戦」「ラブアタック!」、読売テレビ「2時のワイドショー」のほか、人気深夜放送ラジオ「ABCヤングリクエスト」などを手がけた。CMソングにも代表作は多く「と~れ、とれ、ぴ~ち、ぴち…」の「かに道楽」や、「あ~らよ」で始まる「出前一丁」など、数知れない。また、プロ野球近鉄の大ファンで「近鉄バファローズの歌」では編曲を担当。市町村歌、学校の校歌なども手がけ、大阪桐蔭高吹奏楽部の依頼で野球部応援ソング「アルプス・キダ・タロー」も作曲し、全国優勝した甲子園大会でも流れた。大阪桐蔭には今年甲子園に出場し、ぜひ「アルプス・キダ・タロー」を演奏してもらいたいものだ。ノックさんが逝き、上岡さんが逝き、坂田師匠が逝き、今度はキダ・タローさん。関西の良き時代の芸人(キダさんには失礼ですが…)がまたひとり…寂しい。合掌。

 

 ゴルフの話題。メジャー第2戦《全米プロゴルフ選手権》初日。ザンダー・シャウフェレが9バーディ、ボギーなしの「62」をマークして9アンダーの単独首位発進を決めた。2位のトニー・フィナウとサヒス・ティーガラとは3打差。「62」は18ホールの大会最少ストロークを更新。4大メジャーのベストスコアにも並び、シャウフェレは昨年《全米オープン》第1ラウンド以来2回目を記録した史上唯一の選手になった(ほかには同年《全米オープン》第1ラウンドのリッキー・ファウラー、17年《全英オープン》第3ラウンドのブランデン・グレースがマーク)。 前週のPGAツアー《ウェルズファーゴ選手権》で優勝したばかりのロリー・マキロイ(北アイルランド)がコリン・モリカワ、トム・キム(韓国)らと並び5アンダー5位スタートを切った。マキロイは10年前に当地で行われた本大会を最後にメジャー優勝(通算4勝)から遠ざかっている。4月の《マスターズ》に続くメジャー連勝がかかる世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーは、前年優勝のブルックス・ケプカらと同じ4アンダー12位で発進した。 日本勢は4人が出場。腰から背中にかけての痛みで《ウェルズファーゴ選手権》を欠場した松山英樹は18ホールを回り切り、3バーディ、1ダブルボギーの「70」。1アンダー47位で初日を終えた。久常涼と中島啓太はイーブンパーの65位。金谷拓実は4オーバーの137位と出遅れた。 当地での2000年大会を含むメジャー通算15勝のタイガー・ウッズは3バーディ、4ボギーの「72」で回り、1オーバー85位で2日目を迎える。初日を見る限り、上位陣の顔ぶれは多彩。それでもやっぱりシェフラーがパターさえ入り始めたら、優勝しそう。ライバルはシャウフェレ、マキロイ、フィナウ、ケプカあたりか。松山もパター次第で上位争いに行けそうで、久常、中島にはぜひ予選を突破してほしい。

 競馬の話題。GⅠ・9勝を挙げたアーモンドアイ(牝9)が、GⅠ・6勝馬イクイノックス(牡5)の子を受胎していたことが15日、分かった。アーモンドを繋養しているノーザンファームの吉田勝己代表が明らかにした。来年2月23日に出産予定で、吉田代表は「とにかく無事に出産を迎えてほしいです」と話した。今春から種牡馬入りの父は昨年の世界ランキング1位で、母は日本での芝GⅠ最多勝記録を樹立。父母合わせてGⅠ・15勝、獲得賞金40億円超のウルトラベビーは、順調なら2027年の夏以降にデビューを迎える。尚、アーモンドアイの初子、アロンズロッド(国枝厩舎、牡、父エピファネイア)はこの発表当日、C・ルメール騎乗で初追い切りを行っている。母の主戦も務めたC・ルメールは開口一番、「ついにアーモンドアイの子供に乗れました。うれしく思います。すごくいい感じ」と喜び、「彼にとって追い切りは1本目。影を気にしてジャンプしていたけど、折り合いは良かったし、まじめに走っていた。母に似ているところは走り方かな。軽いし、結構ビッグストライドで走れる。まだまだこれからですが、楽しみにしています」と期待感を表した。アロンズロッドは10日にゲート試験に合格済み。この後は一旦放牧に出て、夏の新潟開催でのデビューを目指していく予定だ。

 

   明日の予想。まずは東京メイン【メイS】。本命は16番プレサージュリフト。トップハンデ55.5㌔も実績から仕方ない。【府中牝馬S】5着時の4着馬フィアスプライドは【ヴィクトリアM】2着馬だから、オープン特別なら…。ハービンジャー産駒は古馬で外枠は良い。相手は1,2,9,11,13,15番。京都メイン【平安S】は15番ヴィクティファルス。前走が不可解な走り。2番人気だったのだから、まともなら好勝負になっていたはず。京都の1900mならハーツクライ産駒との相性もよく人気落ちの今回が狙い目。相手は2,5,6,7,8,14番。新潟メイン【大日岳特別】は7番ヨールが面白そう。ロードカナロア産駒の牝馬は新潟の1200mと相性が良い。この馬自身も福島より新潟が合うし、荻野極は新潟の騎乗も良い。相手は1,2,6,13,14,16番。

 

 今週の一口馬は4頭出走を予定しているが、その前に一口馬でなないが、資金の一部を出資している地方馬が2頭大井に出走した。まずはアルアラミア。5/13(月)大井10R【東京ダービーチャレンジ】(2000m)に西騎乗で出走。レースではまずまずのスタートから、後方3番手。道中は脚をためながらの追走で、勝負処から仕掛けていこうとしましたが、4コーナーでは最後方まで下がってしまう。そこから直線、内目を突いてジリジリと伸び、1.5秒差の2分13秒7の5着まで上がっての入線となった。騎乗した西は「相手も強く、また勝負処で外の馬に締められて窮屈になり、位置取りを下げてしまったのですが、直線そこからよく伸びてくれているのだから力があります。エンジンがかかりかけたところでブレーキをかけることになったので、それがなければもっと差を詰められたと思います」とのこと。
管理する森下調教師は「ダービートライアルということでメンバーも揃っていたと思いますが、その相手で、なおかつ不利もながらここまで来れるのだから能力があります。まだ3戦目ですし、強い相手と戦いながら力をつけていきたいです」とのこと。レース後の状態に問題がなければ、次走は6/7日(金)大井【若竹賞】(3歳オープン・1800m)への出走を目論む。もう一頭はシャープムスタング。昨日の大井8R【C2(六)(七)(八)組】(1400m)に安藤騎乗で出走。レースではまずまずのスタートから行き脚をつけ、3番手から一気にハナに立つ。道中は後続を引き付けながらペースを握り、楽な手応えのまま4コーナーを廻る。直線に向くと離れた外の馬に馬体を併せにいき、並びかけるとまた伸びを見せ、ゴールでは2着に3/4馬身、3着にはさらに7馬身の差をつけて逃げ切り勝ち、復帰後2連勝を飾った。勝ちタイムは1分28秒9。鞍上の安藤は「少しスタートが遅れたのですが、軽く気合いをつけたら唸りを上げて先頭に立ったので、びっくりしました。道中は遊びながらの走りで、直線抜け出すとふわっとして止めそうになりました。外から馬が来てくれたので、併せに行ったらハミを取って伸びてくれたのですが、1馬身くらい前に出るとまたふわっとしていました。真剣に走っていないですが、精神面でだいぶ落ち着いてきたと思います」と、
藤田調教師は「今日は安心して見ていました。レース後の上がりの息の入りも、いつもより遅かったので、一所懸命走っています。膝は熱っぽい日もあってまだ固まっていないため、このあとはレース間隔を空ける予定です」とのこと。とりあえず3勝目、ただもっと上を目指してほしい馬、健康に気を付け一歩ずつ頑張ってほしい。


今週の一口馬。まずはエピックストーリーが明日の新潟5R【3歳未勝利】(2000m芝・牝)小林勝騎乗で出走する。金成貴史調教師「15日に芝コースで追い切りを行いました。道中はエピックストーリーが追走する形で進め、直線では外に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。馬格のある馬なので、トップスピードに乗ってもビュンと切れる感じではありませんが、フォーム自体は綺麗でしたし、ノビノビと走れていて良い動きだったと思います。欲を言えばもう1本速いところを行いたい気持ちはありますが、馬体は引き締まっていて張りがありますし、中身の方も徐々に整ってきましたから、良い仕上がりでレースに臨めるのではないかと思います。D1,800m戦での内容が今一つスカッとしないことから、今回は芝へ条件を変えるということで、エピックストーリーとしても試金石の一戦となりますし、良い結果を期待しています」とのこと。キタサンブラック産駒で芝もいいだろう。初勝利を期待する。残り3頭は日曜日。まずは府中しか走らないホワイトクロウ。明後日の東京6R【4歳上1勝クラス】(1600mダート)に岩田望騎乗で出走予定。矢野調教師は「先週木曜日に普通に時計を出すことができましたし、その後もいい意味で変わらない様子を見せてくれていました。それなので中2週で向かえるという前提でその後の調整を進め、今朝、最終追い切りを行いました。丹内に手伝ってもらってパートナーを見ながら進めて終いを少し伸ばしてあります。ジョッキー騎乗ということもあるのでしょうが楽に走ることができていましたし、動きからも引き続き状態は良さそうと思えましたよ。前回がピリッとしないまま終わってしまいましたが、続けて使うことで刺激になってくれればと思いますし、得意の舞台ですから何とか巻き返してほしいです。なお、今回の鞍上ですが、オシェアさんは前回の走りであまりいいイメージを持てないでしょうし、いい走らせ方を一番知っていると思える石橋に頼みたかったものの残念ながら新潟で乗れないということだったので、検討した結果、岩田望来にお願いすることにしました」とのこと。オシェアより岩田望で正解だろう。勝ち負けを期待する。2頭目はメリオルヴィータ新潟8R【4歳上・1勝クラス】(1400m芝)に松本騎乗で出走予定。小椋調教師は「直前に坂路で終いを伸ばす程度の追い切りです。動きは良かったですし、ほどよく気合も乗っていい雰囲気です。あとはゲートでしょうか。この中間も確認しましたが、前扉が開くタイミングで少し緊張します。ただ、何度か開け閉めを繰り返すと、慣れて問題なくなります。その点を踏まえ、松本騎手とも相談しましたが、今回は返し馬が終わったあとに、ゲートに一度入れて、開け閉めの確認をしたうえで、レースに臨むつもりです。調教は動いていますし、しっかりとゲートを出てくれれば、いい結果が期待できるはずです」とのこと。復活を期待したい。3頭目はすヴィントシュティレ。なんと1勝馬の存在でありながら、東京11R【優駿牝馬】(2400m芝・牝)に北村宏騎乗で出走予定している。古賀調教師は「鞍上は、この血統のことを理解してくれている人がより好ましいと思いましたし、デビュー戦でも乗ってくれた北村にお願いすることにしました。調教は難しさを出しかねない馬なので、前回同様、馬場入りする頭数が比較的バラける週末にコースで長めの設定で負荷をかけるようにジックリと動かしておいて、当該週の週中を坂路というパターンにしました。その、今朝の坂路追いは北村に跨ってもらい、後半のハロー明けのタイミングで先頭に入って追い切ったのですが、こちらが想定していた以上に勢いよく飛び出していったことで考えていたより時計が速くなりましたね。ただ、北村はこの馬のリズムを重視しようと考えて乗ってくれたようですし、そのなかでも息の良さを感じることができたと言っていましたから悪くないでしょう。前回勝ったばかりの1勝馬の立場ではありますが、大きな箱で、なおかつきれいな馬場で走ることができるのはやはりいいと前回で思い、今回もそういう条件で走れると思うと楽しみもありますよね。挑戦者ではありますが、期待を持って送り出したいです」とのこと。北村は「気分を阻害しないようにとハロー明けの1番手で馬場入りさせてもらったのですが、前がいないなかでも、スタッフさんが手綱を放したと同時からグッとハミを取ってきたことで、考えていたよりもいいストライドで入っていきました。序盤じっくり行って最後にトップに持っていくのが理想ですが、そういうスタートだったことで3ハロン目にトップになるような流れになってしまったのですけれど、この馬の大きないいストライドを壊さないことを意識したほうがいいと判断して力づくで抑え込み過ぎないように気をつけながらじわーっと制御しつつ伸ばしていった結果でした。そういう内容だったこともありラスト1ハロンでのスピードは若干おち加減になりましたから、維持していくイメージで促すようにしてフィニッシュさせています。少しタフな追い切りになりましたけれども、それでも息遣いは悪くなく中身ができていると感じ取ることができました。あとはどういう形でレースができるかですね。前走があのような形になっていたので馬が最初からある程度気を出して走ろうとするでしょうが、調教と同様、抑え込み過ぎて窮屈な走りをさせるのも良くないかな…という気はしていますので、当日の気配、ならびに枠の並びなどを見ながらどういう形でどのタイミングで先頭に立てるように持っていくかよく考えてレースに臨みたいです」とのこと。4角先頭まで楽しめれば十分嬉しいな。

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波乱だらけの日

2024-05-12 18:23:25 | Weblog

《大相撲夏場所》初日は大波乱。先場所途中休場の横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)は、新小結・大の里(二所ノ関)にすくい投げで黒星を喫した。大関・豊昇龍(立浪)は、東前頭筆頭・熱海富士(伊勢ケ浜)に上手投げで敗れ、 琴ノ若から改名した大関・琴桜(佐渡ケ嶽)は、西前頭筆頭・大栄翔(追手風)に押し出された。また大関・貴景勝(常盤山)は、東前頭2枚目・平戸海(境川)に一方的に押し出され、カド番の大関・霧島(音羽山)は、西前頭2枚目・豪ノ山(武隈)に一気に押し出された。そしてなんと関脇阿炎、若元春も敗れたため、関脇以上の上位陣総崩れとなった。夏場所どうなる!?

 

 ゴルフ。国内女子ツアー《RKB×三井松島レディス》最終日。岩井千怜が7アンダー首位から出て、6バーディ、1ボギー「67」で回り、通算12アンダーで抜け出した。開幕戦《ダイキンオーキッドレディス》以来の今季2勝目、ツアー通算6勝目を挙げた。山下美夢有、双子の姉・明愛との3人プレーオフを制した前年大会から、自身初の連覇、前年に自身がマークしたトーナメントコース記録の通算11アンダーも更新した。そして4位だった年間ポイントレースのメルセデスランキングで3日間大会優勝の200ptを加え、899.23pt。今大会予選落ちだった竹田麗央(873.16pt)を抜いてトップに浮上した。山下は「70」と伸ばしきれず、10位から出て、この日のベストスコア「66」で回った藤田さいきと並ぶ9アンダー2位。佐久間は今季3度目の最終日最終組で「77」と崩れ、2アンダー13位フィニッシュでまたも初優勝を逃した。岩井千天晴れ!

 米国女子ツアー《コグニザント ファウンダーズカップ》3日目。上位2人が後続を大きく引き離す優勝争いは、通算19アンダーまで伸ばしたマデレーネ・サーストレム(スウェーデン)がローズ・チャンを1打リードして3日間を終えた。ボギーなしの6バーディ「66」と完ぺきなプレー。並んでスタートしたチャンの前に出て、2020年《ゲインブリッジ》以来のツアー2勝目を狙う。僕が優勝すると昨日書いた世界ランキング1位のネリー・コルダは「73」と痛恨のオーバーパーをたたき、トータル8アンダー。キム・セヨン(韓国)、ガブリエラ・ラッフルズ(オーストラリア)と並ぶ3位のポジションは変わらなかったが、首位との差は11打に開いてツアー史上初の出場6試合連続Vは厳しくなった。日本勢は16位から出た西郷真央が1イーグル4バーディ、2ボギーの「68」で回り、通算7アンダー6位に浮上。「パッティングがすごく良かった。ショットとパッティングがかみ合うというのが難しいなと感じた。6位スタートの畑岡奈紗が「73」とスコアを落とし、3アンダー22位に後退。「70」で回った吉田優利は2アンダー31位と順位を上げた。ともにこの日オーバーパーでのプレーとなった笹生優花は1アンダー39位、西村優菜は2オーバー66位で最終日を迎える。ネリー・コルダはらしくないゴルフが続いた。日本勢はパターの調子のよかった西郷が上位に上がってきたが、他は苦戦。特に畑岡は今年パターが本当に入らない。最後までみんな頑張れ!

 国内男子ツアー《For The Players By The Players》最終日。単独首位で出たマイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)が1イーグル2バーディ、3ボギー「71」で回り、6ptを獲得。通算38ptまで伸ばして、2015年《東建ホームメイトカップ》以来のツアー2勝目を挙げた。ヘンドリーは2005年にプロ転向し、12年に豪州ツアーでプロ初勝利。2013年から日本ツアーに本格参戦した。23年2月に豪州ツアー4勝目。同年3月の国内ツアー開幕戦の直後に白血病と診断されたが、治療を経てことし1月に競技復帰。今季は、けがや疾患を“公傷”とみなしてシード権の確保に猶予期間を与える特別保障制度で出場していた。5位から出た小袋秀人が7バーディ、1ボギーの「66」で13ptを獲得し、通算37ptの2位。17位から出た平本世中がボギーなしの「64」で回り、16pt奪取して通算35ptの3位だった。 <上位成績> 優勝/38pt/マイケル・ヘンドリー 2/37pt/小袋秀人 3/35pt/平本世中 4T/33pt/小斉平優和、新村駿 6T/31pt/清水大成、岩崎亜久竜 8/30pt/ソン・ヨンハン 9/29pt/大堀裕次郎 10T/28pt/岩田寛、吉本翔雄、堀川未来夢、杉浦悠太

病気を克服しての勝利、ヘンドリーおめでとう!これからも頑張って!

 

 米国男子ツアー《ウェルスファーゴ選手権》3日目。世界ランキング4位のザンダー・シャウフェレと同2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)が僅差で優勝争いを演じて最終日を迎える。初日から首位をキープするシャウフェレは2バーディ、1ボギーの「70」で回り、通算12アンダーでホールアウト。2サムで最終組をプレーしたマキロイはボギーなしの4バーディ「67」をマークして11アンダー。4打あったビハインドを1打に縮めた。当地では2010年のPGAツアー初優勝を含めて3勝を挙げている。イム・ソンジェ(韓国)が8アンダー3位、セップ・ストラカ(オーストリア)が7アンダー4位で続いた。マキロイと同じ2位から出たジェイソン・デイ(オーストラリア)は「73」で5アンダー5位に後退した。不気味なのはイム・ソンジェだが、やはりシャウフェレとマキロイの争いが濃厚。

 

 ここからは競馬の話。まずは武豊。前人未到のJRA通算4500勝を達成した。今週は大台へ2で迎え、昨日の京都9R【あずさ賞】をサブマリーナで制して王手をかけ、この日の東京2R・【3歳未勝利】のウェットシーズンで決めた。重賞も今年は【京都牝馬S】(ソーダズリング)、【チューリップ賞】(スウィープフィート)、【青葉賞】(シュガークン)と3勝。デビュー38年連続重賞3勝以上を既にクリアしている。 
〈武豊の節目の勝利〉  
▼500勝 91年7月21日・小倉2Rロイヤルタイム  
▼1000勝 95年7月23日・小倉3Rエールノコイビト  
▼1500勝 98年8月23日・札幌1Rミルダイヤ  
▼2000勝 02年9月21日・阪神12Rディスカバリーベイ  
▼2500勝 05年1月23日・京都8Rイントゥザグルーヴ  
▼3000勝 07年11月3日・京都1Rスカイビューティー  
▼3500勝 13年1月13日・京都5Rカレンケカリーナ  
▼4000勝 18年9月29日・阪神10Rメイショウカズヒメ  
▼4500勝 24年5月12日・東京2Rウェットシーズン

 武豊、大大大天晴れ!

続い て血統について。今日の新潟3R【3歳未勝利】(1800mダート)は、ハナを切ってそのまま逃げ切った小林美駒騎乗の3番人気ジェンマ(牡3・尾形和幸厩舎)が、1番人気ラキアレクサンダー(牡3・竹内正洋厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分54秒6。勝ったジェンマは、父キングリオ、母チェス(母父フリオーソ)という血統。父キングリオは半弟に【ホープフルS】(当時GII)覇者ハートレーがいる血統で、現役時代は地方で2勝、JRAで1勝を挙げた。産駒数はジェンマ含め2頭のみ。2021年には供用停止となっている貴重な血統である。あまりにも地味な血統、でもこんな馬が勝つのだから競馬って面白い!ジェンマ頑張れ!

 

今日の重賞絵を振り返る。東京11Rで行われた【第19回ヴィクトリアマイル】は、津村明秀騎乗のテンハッピーローズ(6歳・高柳大輔厩舎)が中団後方から直線突き抜けてV。14番人気で単勝オッズ208.6倍の低評価を覆し大金星を挙げた。デビュー21年目の津村は48度目の挑戦で待望のJRA・GI初制覇。タイムは1分31秒8。1馬身1/4差の2着にはフィアスプライド(4番人気)、さらにクビ差遅れた3着にマスクトディーヴァ(1番人気)が入った。なお、武豊騎乗のナミュール(2番人気)は8着に敗れた。

 勝ったテンハッピーローズは“まぐれ”とは言わせない強い勝ち方だった。6歳牝馬だったが、ここ2年、一昨年がソダシ、ファインルージュ、昨年がソングライン、ソダシと1,2着馬が同期生。つまりこの年代が強かったということだろう。それにしても高柳大調教師&津村には大きな拍手を贈りたい!2着フィアスプライドは負けて強しの内容。早い展開を先行してここまで粘るのだからさすが牝馬の国枝である。ルメールも流石。惜しかったのは3着マスクトディーヴァ。直線での不利があまりにも痛かった。それでよく3着まで来たものだ。そこはさすがモレイラ!4着ドゥアイズは直線でマスクトディーヴァを抑え込んだが、逆にぶつけられて怯むところがあった。まぁこれも競馬か。5着ルージュリナージュも終いいい脚だった。ただベストは1800mかも…。8着ナミュールはこの馬本来の決め手が出なかった。やはり遠征疲れだろう。

 テンハッピーローズは、父エピファネイア、母フェータルローズ(母父タニノギムレット)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は天白泰司氏。通算成績は24戦6勝。重賞は初勝利。高柳大輔調教師は【ヴィクトリアM】初勝利、津村はJRA・GI初勝利となった。

大荒れとなった【ヴィクトリアM】は、14番人気テンハッピーローズが制し、G1初制覇を飾ったが、今日のWIN5は京都10R【錦S】が12番人気(ボーデン)、東京10R【ウオッカ賞】が8番人気(アイファーエポック)、新潟11R【弥彦S】が1番人気(セレシオン)、京都11R【栗東S】が4番人気(サンライズアムール)が勝利。4レース終えて残ったのはわずか144票。そして【ヴィクトリアM】のテンハッピーローズの激走で的中票数はなんと「1」となり、払い戻しは4億4605万7430円となった。

〈歴代配当ランキング〉は下記の通り
1位 5億5444万6060円 2021年3月14日
2位 4億8178万3190円 2021年1月11日
3位 4億7180万9030円 2019年2月24日
4位 4億4605万7430円 2024年5月12日
5位 4億3390万7040円 2020年2月2日

今日の結果は歴代4位。素敵な母の日のプレゼント贈れることだろう。

 

 今日の一口馬。まずはエルキュールが新潟1R【3歳未勝利】(1800m芝)に佐々木大輔騎乗で出走し結果12着となった。鞍上の佐々木は「スタートもしっかり反応できてましたし、これまでダートの短いところを使ってきただけあって道中の行きっぷりも良かったですね。最後は体力的なのもあってかあそこまででしたし、距離は気持ち長いので短くしてもいいと思います。芝で味が出てくるまでやってみていいかもしれません」とのこと。これで残念ながらスリーアウトとなるので、暫く出走できない。ただ芝に光明が見えたのでじっくり仕上げて小倉1200mあたりを狙ってほしい。パルメリータは新潟6R【4歳上1勝クラス】(1800mダート)に亀田騎乗で出走し、結果4着。鞍上の亀田は「気持ちを削がないようにできるだけ砂を被らない位置で運びたいと考えていたのですが、スタート自体、出ることはできたもののゲートが開く前にバタついてしまい、いい体勢でなかったことから加速しづらく、押していく必要がありました。3番手にはつけられ、近くの外に馬がいる格好になりましたけれど、この形でもなんとか我慢はして最後まで頑張ってくれました。ただ、理想はもう少し楽に位置を取れる形だと思うので、今日はスタートが影響してしまったのは否めませんでした。いい結果を出すことができず申し訳ございません」とのこと。上位争いできる力の持ち主で、好印象の新潟の舞台ですから、近走からの前進を期待して送り出したが最良の結果とはならなかった。ただそれでも内容自体は決して悪くなかったし、これを機にさらに前進してくれることを期待する。

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ヴィクトリアマイルは・・・

2024-05-11 19:14:22 | Weblog

 まずはゴルフ。国内女子ツアー《RKB×三井松島レディス》2日目。前年大会優勝の岩井千怜が、前年にプレーオフを戦った山下美夢有、ツアー初優勝を目指す佐久間朱莉と並ぶ首位で最終日に臨む。2打差9位から出て、4バーディ、ノーボギー「68」で回り、通算8アンダーの首位に浮上した。岩井千怜は大会連覇で、今季開幕戦《ダイキンオーキッドレディス》に続くツアー6勝目に挑む。5アンダー4位に菅沼菜々、高橋彩華、菊地絵理香、桑木志帆、小祝さくらの5人が続く。ともに初日首位の鈴木愛と森田遥は、鈴木が3アンダー10位、森田が1アンダー27位に後退。メルセデスランキング1位の竹田麗央は2オーバー60位、2週前の《パナソニックオープンレディース》でツアー初優勝を挙げた地元・福岡出身の天本ハルカは9オーバー99位で予選落ちした。明日の天気は微妙。3人でのプレーオフになる可能性もある。岩井千、山下に勝ったら佐久間凄いなぁ!

 米国女子ツアー《コグニザント ファウンダーズカップ》2日目。ローズ・チャンマデレーネ・サーストレム(スウェーデン)が通算13アンダー首位で大会を折り返した。ツアー史上初の出場6試合連続Vが懸かる世界ランキング1位のネリー・コルダが9アンダー3位。18位スタートから、ボギーなしの6バーディ「66」で射程圏内に上がってきた。日本勢では畑岡奈紗が4アンダー6位で最上位。過去2年連続トップ10入りのコースで「71」と粘り強いスコアメークで今季2勝のハンナ・グリーン(オーストラリア)らと同順位につけた。西郷真央が3アンダー16位、この日「69」の笹生優花が2アンダー29位。吉田優利と西村優菜がイーブンパー48位で予選を通過した。勝みなみは2オーバー73位でカットラインに1打及ばず。初日に畑岡と並ぶ18位だった渋野日向子は1バーディ、6ボギー1ダブルボギーの「79」と崩れ、4オーバー97位で3試合ぶりの予選落ちとなった。稲見萌寧も6オーバー120位で決勝ラウンド進出を逃した。ちょっと上位3人とそれ以下のゴルフ内容が違いすぎる。まるで別なコースを回っているような感じさえする。残り2日間、注目はネリー・コルダ。惜しいパターやショットミスがあってのこのスコア。ずばり僕はネリー・コルダが逆転6試合連続Vを達成すると予想する。日本勢は畑岡、西郷など頑張っているがちょっと優勝は難しそう。ベスト5入りを目指して欲しい。

 国内男子ツアー《For The Players By The Players》3日目。ツアー唯一のポイント制「ステーブルフォード方式」で行う大会は3日目を終えた。マイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)が2015年「東建ホームメイトカップ」以来の9年ぶり2勝目へ、32ptの単独首位に浮上した。7位から出て、2イーグル3バーディ、3ボギーの「68」で回り、13ptを獲得した。ツアー未勝利小斉平優和が28ptで4pt差2位。首位から「71」で回り、5ptを獲得。同じく未勝利のレフティ細野勇策が26ptの3位。2位から出てパープレーだったが、1イーグルを奪うなどして4ptを獲得した。4位は25ptのジャスティン・デロスサントス(フィリピン)。31位から出た未勝利の小袋秀人、27位から出た昨年《日本オープン》覇者の岩崎亜久竜らが24ptの5位で並んでいる。ヘンドリーのように一日で13pt獲得することもあるので数字上は22pt10位タイの片岡尚之、堀川未来夢にもチャンスがある。是非、最後まで盛り上がる良い試合をしてほしい。

 米国男子ツアー《ウェルズファーゴ選手権》2日目。残念穴ガラ松山英樹が棄権となった今季8試合が組まれたシグニチャーイベント(昇格大会)の第6戦。世界ランキング4位のザンダー・シャフェレが単独首位をキープして週末を迎える。最終18番で唯一のボギーを喫したが、「67」で通算11アンダーとして後続に4打差をつけた。2022年7月《ジェネシス スコットランドオープン》以来のツアー8勝目を狙う残り36ホールは、同学年のウィンダム・クラークに敗れて2位だった前年大会のリベンジもかかる。7アンダー2位は当地で3勝をマークしている世界ランク2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)、18年大会優勝のジェイソン・デイ(オーストラリア)が並んだ。イム・ソンジェ(韓国)とテイラー・ムーアが6アンダー4位。コリン・モリカワが5アンダー6位。今季フェデックスカップランキング4位のサヒス・ティーガラ、前週初優勝のテイラー・ペンドリス(カナダ)らが4アンダー7位。19年大会でツアー初優勝を遂げたマックス・ホマ、同じクエイルホロークラブ開催の17年《全米プロ》を制しているジャスティン・トーマスらが3アンダー13位。 尚、この大会は昨季フェデックスカップランク上位50人などフィールドを68人に絞り、予選カットなしで行われている。

 米国男子ツアー《マートルビーチクラシック》2日目。エリートフィールドのシグニチャーイベント(昇格大会)と同週開催の新規大会はツアー未勝利の24歳、クリストファー・ゴッターアップが単独首位に浮上して大会を折り返した。上がり4連続を含め、後半だけで6バーディを奪うなど「64」で通算12アンダーまで伸ばした。初日首位のロバート・マッキンタイア(スコットランド)が1打差2位、さらに1打差でホルヘ・カンピージョ(スペイン)が続いた。マッキンタイアと並ぶトップから出たボウ・ホスラーは4人が並ぶ9アンダー4位に後退した。2020-21年シーズンの日本ツアー賞金王、チャン・キムは8アンダー8位グループにつけた。久常涼は1アンダー71位とカットラインに1打及ばず、今季5試合目の予選落ち。前週《ザ・CJカップ バイロン・ネルソン》で9位に入って出場権を得た蝉川泰果は4バーディ、2ボギーの「69」で回り、5オーバー120位で決勝ラウンド進出を逃した。久常はボギーなしの4バーディ「67」で巻き返したが、初日119位の出遅れが響いた。もったいない。こういう試合は予選通らないと…。

 

今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第69回京王杯スプリングC】は、松山弘平騎乗手の1番人気ウインマーベル(牡5歳・深山雅史厩舎)が好位追走から直線で抜け出し、最後方から追い込んきたレッドモンレーヴ(2番人気)にいったんは並ばれながらも、勝負根性を見せてゴール前のきわどい首の上げ下げをハナ差制し重賞4勝目を挙げた。タイムは1分19秒7。2着からさらに2馬身遅れた3着にスズハローム(8番人気)が入った。

 勝ったウインマーベルは、父アイルハヴアナザー、母コスモマーベラス(母父フジキセキ)という血統。北海道新冠町・コスモヴューファームの生産馬で、馬主は(株)ウイン。通算成績は23戦7勝。重賞は2022年【葵S】、23年【阪神C】、今年の【阪急杯】に次いで4勝目。深山雅史調教師、松山弘平ともに【京王杯SC】は初勝利となった。

 

また京都8Rで行われた【第26回京都ハイジャンプ】は、上野翔騎乗の6番人気サンデイビス(牡6歳・村田一誠厩舎)が好位追走から終始安定した飛越を見せると、直線で後続との差を広げて重賞初挑戦で5馬身差の圧勝を飾った。開業4年目の村田一誠調教師はJRA重賞初制覇。タイムは4分31秒0。5馬身差の2着にはヴァリアメンテ(5番人気)、さらに5馬身遅れた3着にアサクサゲンキ(2番人気)が入った。なお、1番人気のトライフォーリアルは6着に敗れた。

勝ったサンデイビスは、父ジョーカプチーノ、母ピントゥハティ(母父アドマイヤムーン)という血統。北海道日高町・(株)ケイズの生産馬で、馬主は(株)加藤ステーブル。通算成績は34戦8勝(うち地方4戦4勝、障害9戦3勝)。重賞は初勝利。村田一誠調教師はJRA重賞初勝利、上野翔は【京都ハイジャンプ】初勝利となった。

 

 明日の予想。まずは東京メイン【ヴィクトリアマイル】は6番マスクトディーヴァ。差のない2番人気だが、10番ナミュールとの比較はまず臨戦態勢がいいし、鞍上も上、展開もモレイラが抜け出せばまず届かないだろうという見解。相手は1,2,5,10,13,14番。京都メイン【栗東S】は2番サンライズフレイム。58.5㌔でもこのメンバーなら負けられない。相手は4,7,11,12,14,16番。新潟メイン【弥彦S】は3番ケイアイセナ。長い直線の克服が鍵だが、新潟は得意だし、富田もお手馬になって力の入るところ。相手は5,6,8,9,14,15番。

 今日の一口馬。ラブリアージェが京都7R【4歳上2勝クラス】(1200m芝・混)が古川吉洋騎乗で出走し結果11着となった。鞍上の古川吉は「ゲート内でソワソワして、スタートもタイミングが合わずに出遅れてしまいました。いきなりああいう形にあってしまいましたし、今日は前も速かったので、ジッと脚を溜めて直線勝負に切り替えることに。直線は一瞬内を狙ったのですが開かなかったので外に進路を切り替えましたが、なかなか前も止まってくれませんでしたし、最後はこの馬自身脚が上がってしまいました。今日はこの馬にとっては時計が速かったですし、距離も1400mの方が走りやすいと思います」とのこと。スタートが悪かったとはいえ、1200mは忙しい。次はぜひ1400mを使ってほしいな。またアシセバイラが新潟9R【はやぶさ賞】(1000m芝)に岩田康騎乗で出走し結果5着となった。鞍上の岩田康は「これまでのレースとは違う条件に今回挑戦していて、その機会に託されたので、少しでもいいところを出すことができればと思い臨みました。スタートは普通には出られていたのですが、初めての1000m戦ということもあってかまわりのほうが速く、また馬も少し戸惑ったところもあったのか後ろからになってしまいました。それでもジッと脚を溜めて最後の最後に脚を使わせるようにしたところ、反応し、いいところを見せてくれましたね。力がまだそこまでない分、本当の力比べとなるとちょっと分が悪いのでしょうが、こうやっていいところを磨いていければまたいい走りを見せてくれると思いますよ」とのこと。デビュー戦以来の芝、それも1000m直戦と確変期待の挑戦だったが最後進路ができてからはいい反応を見せてくれた。ジックリ脚を溜めていった鞍上の好騎乗もあったが、見どころある走りだった。これが今後に向けてのいいキッカケになってくれたら…。

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NBA

2024-05-10 20:28:21 | Weblog

 珍しくNBAについて。現在、《NBAプレーオフ2024》カンファレンス・セミファイナルが行われているが、今年のプレーオフでは八村の同僚であるレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)とケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)がファーストラウンド敗退、ステファン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が不出場と、すでにリーグを代表するスーパースターたちが早々に姿を消している。『ESPN』によると、このようにプレーオフ通算得点で現役トップ10選手たちがプレーオフ不出場を含めてシリーズを勝ち抜くことができなかったのはNBA史上初の珍事だという。

 今年の場合はプレーオフを逃したウォリアーズに3選手(カリー、クレイ・トンプソン、クリス・ポール)、1回戦敗退のロサンゼルス・クリッパーズに4選手(ジャームス・ハーデン、カワイ・レナード、ラッセル・ウェッストブルック、ポール・ジョージ)もいたこと、マイアミ・ヒートのジミー・バトラーがケガのため全休したことも響いているが、揃いも揃って…という感じだ。ちなみにNBAプレーオフ通算得点現役トップ10は下記の通り(※所属チーム名は略称、カッコ内はNBA歴代の順位)

■NBAプレーオフ通算得点現役トップ10プレーヤー

1位.レブロン・ジェームズ(レイカーズ):8162得点(1位)
2位.ケビン・デュラント(サンズ):4985得点(7位)
3位.ステファン・カリー(ウォリアーズ):3966得点(11位)
4位.ジェームス・ハーデン(クリッパーズ):3764得点(15位)
5位.クライ・トンプソン(ウォリアーズ):3032得点(27位)
6位.クリス・ポール(ウォリアーズ):2981得点(29位)
7位.カワイ・レナード(クリッパーズ):2958得点(32位)
8位.ラッセル・ウェストブルック(クリッパーズ):2883得点(34位)
9位.ジミー・バトラー(ヒート):2534得点(42位)
10位.ポール・ジョージ(クリッパーズ):2416得点(46位)

 そのNBAだが、2023-24シーズンの最優秀選手賞(MVP)に、デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが選出されたことを発表した。セルビア出身の万能型ビッグマンがMVPを受賞するのは2020-21、2021-22シーズンに続き、直近4シーズンで3度目。昨シーズンにナゲッツを球団史上初優勝へ導き、ファイナルMVPに選ばれた男は、シーズンMVPを3度以上獲得したNBA史上9人目の選手となった。 これまでにNBAのMVPを3度以上手にしてきたのはカリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか/6度)、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか/5度)、ビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス/5度)、ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか/4度)、レブロン・ジェームズ(レイカーズ/4度)、アービン“マジック”ジョンソン(元レイカーズ/3度)、ラリー・バード(元セルティックス/3度)、モーゼス・マローン(元ヒューストン・ロケッツほか/3度)とヨキッチのみ。キャリア9年目の今シーズン。ヨキッチは79試合へ出場して平均26.4得点12.4リバウンド9.0アシスト1.4スティールにフィールドゴール成功率58.3パーセントをマーク。1試合平均得点はリーグ10位、リバウンドが同4位、アシストでは同3位、フィールドゴール成功率は同10位。68回のダブルダブルと25回のトリプルダブルは、いずれもリーグ2位にランクイン。 さらに、1シーズンで2000得点、900リバウンド、700アシストをクリアしたことで、ヨキッチは1961-62シーズンのオスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか)に次いでNBA史上2人目の快挙を成し遂げた。 今シーズンのナゲッツは、ウェスタン・カンファレンス2位の57勝25敗(勝率69.5パーセント)でレギュラーシーズンをフィニッシュ。これはNBA参入後、フランチャイズ史上最高に並ぶ好成績だった。今シーズンのMVPの投票結果は下記のとおり(※所属チーム名は略称、カッコ内の数字が1位票獲得数)

■2023-24シーズン MVP投票結果

1位.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ):計926ポイント(79) 

2位.シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(サンダー):計640ポイント(15)
3位.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス):計566ポイント(4)
4位.ヤニス・アデトクンボ(バックス):計192ポイント(1)
5位.ジェイレン・ブランソン(ニックス):計142ポイント
6位.ジェイソン・テイタム(セルティックス):計86ポイント
7位.アンソニー・エドワーズ(ウルブズ):計18ポイント
8位.ドマンタス・サボニス(キングス):3ポイント
9位.ケビン・デュラント(サンズ):1ポイント

 尚、この9選手のうちアデトクンボ、サボニス、デュラント以外の6人はプレーオフに出場している。

 

 今週5/8に開催された川崎競馬は悪夢のような日だった。まずは一日に2度のカンパイ(発走のやり直し)が発生する珍事があった。4Rでは、馬をゲートに誘導する係員が外に出る前にゲートが開いたため、発走委員が真正な発走と認めず発走のやり直しとなった。だが、すべての馬が止まらずかなりの距離を走ったため、全馬を競走除外とし、レース取り止めとなった。4Rの馬券はすべて返還となる。さらに7Rでも出走馬トゥーリナライトがフライングしたため、発走のやり直しが発生。このレースはピースリアンがかなりの距離を走ったため競走除外となり、再スタート後の競走は成立した。カンパイは、近年では2023年4月18日に大井競馬で発生しているが、1日2度のカンパイは珍しい。関係者や馬券を買っていたものにとっては心穏やかではなかっただろう。

 さらに10R(名スター賞】(JRA交流、1600mダート、13頭立て)で4頭が落馬、競走中止する事故があった。アーリーレッグの野畑凌、ケンキートスの町田直、バロックダンスの原優介、モンゲートラオの新原周が落馬し、野畑凌以外の町田直、原、新原周3人が病院へ搬送された。後日、救急搬送された川崎競馬所属騎手2名(町田直、新原周)の正式な診断結果がわかったが、町田直は外傷性肋骨骨折、肺挫傷と診断、新原周は右鎖骨骨折、右手(第4、5指)骨折、脳振とう、頭蓋骨骨折、肺挫傷と診断された。命に別条がなく不幸中の幸いだが、両名とも相当な怪我である。一方、JRAの原は所属する青木調教師が美浦トレセンで「肩、腰回り、膝を打ったようですが、思ったより重傷ではなさそうです。昨日の時点で骨折などは見当たりませんでしたが、今週は騎乗を見合わせます。体全体を再検査して、調教騎乗からどのあたりで競馬に乗れるのかを判断していきます。本人は元気ですよ」と現状を報告した。いずれにしろ、みんな無事で何よりである。3人とも頑張って復帰してほしい!

 

 明日の予想。まずは東京メイン【京王杯SC】。1400mで少しでも人気が落ちれば面白い1番トウシンマカオが本命。前走は道悪がすべて。今週からBコースとなり、1番枠は良い。鞍上の菅原も重賞勝利チャンスで力が入る。相手は2,3,11,12,13,15番。京都メイン【都大路S】は5番ワールドウインズが面白そう。最近の団野が調子悪いのが気になるが、前走のような競馬ができれば1800mでも勝負になる。相手は1,2,4,6,8番。新潟メイン【信濃川特別】は11番シーウィザード。新潟の芝は得意だし、荻野もこの馬を手のうちに入れている。このクラスでは力は上だ。相手は2,3,4,5,7,8番。

 

 今週の一口馬。まずはラブリアージェが明日の京都7R【4歳上2勝クラス】(1200m芝・混)に古川吉騎乗で出走する。昆貢調教師は「使ってきている馬なので、水曜日の追い切りはそれほど時計を求めずに距離を乗って負荷をかけました。前走を使った後から体がまだいまひとつ戻り切っていませんが、力は発揮できる状態に映ります。2勝クラスの出馬状況がそれほど混み合っていないため、権利行使にそうこだわってはいないものの、再度輸送で競馬させるのは少々酷かもしれません。土曜日までの予報からは良馬場で走れる見込みですし、関西圏で今週使う判断とさせていただきます。京都コースは昨年秋に一度だけ1400m戦を経験していますが、着順はともかくけっして悪い内容の競馬ではありませんでした。ラブリアージェ自身、その頃に比べたらだいぶ立ち回りも上手くなっていますし、距離短縮に対応できればここでも十分やれていい。いずれにせよ高速馬場でのスピード決着が見込まれるため、ある程度前が流れる展開になってくれたらと思います」とのこと。そろそろ馬券圏内に!続いてアシセバイラが新潟9R【はやぶさ賞】(1000m芝)に岩田康騎乗で出走予定。辻調教師は「8日は3頭併せの後ろから進めて最後に併せる内容にしました。意識的にピリッとさせるためジョッキーの小林勝太に乗ってもらい、結構離れた位置から追いかけて狙い通りに最後までしっかり走ってくれたと思います。体は以前よりもしっかりしてきている印象を受けるのと、お母さんのバイラオーラは新潟千直戦で勝ち鞍のあり血統的にも向いていると思いますから、今回の競馬で良さを見せてほしいですね。登録頭数も思ったより落ち着いて良かったです」とのこと。枠は12頭立ての6番枠でそんなに不利ではないはず。お母さんのように是非勝ち負けを!土曜日は以上2頭で、日曜も2頭。まずはエルキュール。5/12新潟1R【3歳未勝利】(1800m芝)に佐々木大輔騎乗で出走予定。天間昭一調教師は「先週時点でもうひと追いすれば仕上がりそうな状態にありましたので、今週は輸送とテンション面を考慮した稽古内容。稍重で締まった馬場コンディションということもあり、時計的にはマズマズだったものの、騎乗後に助手からは『今朝もそうですが、ここ最近は調教で多少ノドが気になるときがあります』とのことでしたので、今回は舌を縛ってレースに臨む予定です。番組に関しては、5/12(日)東京【3歳未勝利】(1800m芝・牝)と5/12(日)新潟【3歳未勝利】(1800m芝)を両睨みで検討した結果、相手関係などを見て後者を選択させてもらいました。ここで条件をガラッと替えてみましょう」とのこと。これまで2戦1200mダートを使っていたが、以前乗った岩田康が「ダートより芝」と言っていた馬。スリーアウトの危機もあるだけに何とか確変起こしてほしい。最後はパルメリータ。5/12新潟6R【4歳上1勝クラス】(1800mダート・牝)に亀田騎乗で出走予定。西園正都調教師は「8日は坂路で追い切りました。今週は新潟への輸送もあるので余力残しの内容ですが、それでも51秒7-12秒3という好時計が楽に出ていますし、集中してしっかりと動けていました。前走は気難しい面を見せたこともありますが、ゲートもあまり良くなかったので、発馬を決めて調教どおりの走りができれば巻き返せるはずです。なお、鞍上は亀田騎手に依頼をしています」とのこと。このクラスでは力上位なので、発馬決めてスムーズな競馬をしてほしい。

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