人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

宝塚の夢無惨!

2020-06-28 19:09:46 | Weblog

 楽しみにしていた《アース・モンダミンカップ》最終Rは悪天候のため、明日に順延することとなった。大会は第3ラウンド終了時で、1998年度生まれの黄金世代の一人でツアー未勝利の田中瑞希(21・フリー)が通算11アンダーで単独首位に立っている。明日だと仕事の合間に観戦となるが、楽しみが一日延びたと考えよう。
 今日の競馬を振り返る。函館5R【2歳新馬】(1200m芝)は、菱田裕二騎乗の2番人気ディープエコロジー(牝・宮田敬介厩舎)が好スタートを決めて一気の逃げ切り勝ちを収めた。タイムは1分10秒5。クビ差の2着にはストーンフェンス(1番人気)、さらに2馬身半遅れた3着にウイングリュック(3番人気)が続いた。
 ディープエコロジーは、父が新種牡馬のクリーンエコロジーで、母ワンファインデイ(母父ディープインパクト)という血統。クリーンエコロジーはキンカメ産駒で現役時代は門別で走っていた馬。ちょっと注目だ!
 東京5R【2歳新馬】(1600m芝)は、岩田望来騎乗の2番人気ロードマックス(牡・藤原英昭厩舎)が2番手から4コーナー手前で先頭に立って押し切り勝ちを果たした。タイムは1分39秒9。2馬身半差の2着にはミッキーワクチン(6番人気)、さらにクビ差遅れた3着にコスモカルティエ(5番人気)が続き、1番人気のディアマンテールは好位から伸びず5着に敗れた。
 ロードマックスは、父ディープインパクト、母パーフェクトトリビュート(母父ドバウィ)という血統。岩田望来が外めの馬場がいいところを選んで走らせたにしろ、いい勝ち方。不良馬場もいいのかも・・・。
 東京6R【2歳新馬】(1400mダート)は、柴田大知騎乗の4番人気ニーヨル(牡・畠山吉宏厩舎)が3番手から直線の坂を上がって余裕十分に抜け出して快勝した。タイムは1分25秒6。2馬身差の2着にはベネフィサンス(1番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にミエノムガール(5番人気)が続いた。
 ニーヨルは、父シニスターミニスター、母カリビアンセレブ(母父ゴルドアリュール)という血統。いかにも府中の1400mダートに合う血統背景。直線では物見をする余裕もあった。先々まで楽しみな馬だ。
 阪神5R【2歳新馬】(外1800m芝)は、北村友一騎乗の2番人気ダノンザキッド(牡・安田隆行厩舎)が中団追走も4コーナー外から余裕十分に抜け出して初陣を飾った。タイムは1分48秒3。3馬身差の2着にはワンダフルタウン(3番人気)、さらに2馬身差遅れた3着にテンバガー(1番人気)が入線した。
 ダノンザキッドは、父ジャスタウェイ、母エピックラヴ(母父ダンシリ)という血統。セールで1億800万円で取引された期待馬で、レース振りも文句なし。今後楽しみな馬だ。
 また今週もモーリス産駒が勝利をあげることができなかった(ドゥラメンテ産駒も1勝だけ)。いやぁここまで勝てなかったら、さすがの社台グループも焦りが・・・。モーリス産駒は果たしてどうなる!?

阪神11Rで行われた【第61回宝塚記念】は、北村友一騎乗の2番人気クロノジェネシス(牝4歳・斉藤崇史厩舎)が勝利。昨年の皐月賞馬サートゥルナーリアや、ファン投票2位でGI連勝を狙ったラッキーライラックらを撃破。上半期を締めくくる大一番を制しGI2勝目を挙げた。タイムは2分13秒5。2着はキセキ(6番人気)、3着にはモズベッロ(12番人気)が入った。なお、1番人気のサートゥルナーリアは4着に敗れた。昨年の秋華賞馬クロノジェネシスは、デビューから一貫して手綱を取る北村友とのコンビで、前走の【大阪杯】でクビ差敗れたラッキーライラックに雪辱し、牡馬たちを退けた。これで牡牝混合戦は5戦4勝、2着1回と連対率100%を記録。また、今年の牡牝混合GIレースでは、牝馬の活躍が目立っており、【高松宮記念】、【大阪杯】、【安田記念】の3レースで牝馬がワンツーフィニッシュ。グレード制が導入された1984年以降、牡牝混合のGIで牝馬が年間4勝を挙げるのは、2008年(5勝)以来12年ぶり2回目となった。
 勝ったクロノジェネシスだが、本当に強かった。馬場が味方したとはいえ、今日もプラス10㌔と馬が充実しているのも確か。バコ産駒で1400万円の募集の馬。一口馬主の夢のような馬である。2着キセキは折り合いがついて、良い競馬だった。ただ一頭だけ強い馬がいた。3着モズベッロには正直驚いた。さすがドリームレースに強い池添である。ただ馬もこのような競馬ができればもっと活躍できそう。4着サートゥルナーリアには馬場が悪すぎた。距離ももっと短いほうが良さそう。5着メイショウテンゲンはラストはしっかり伸びている。まだ良くなる余地がありそう。
 クロノジェネシスは、父バゴ、母クロノロジスト(母父クロフネ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は11戦6勝。重賞は昨年の【クイーンC】、【秋華賞】、今年の【京都記念】に次いで4勝目。【宝塚記念】は、斉藤崇史調教師、北村友一ともに初勝利となった。

 ソフトバンクは西武に3連敗。今日は9回森を使わずサヨナラ負けとなった。昨日も書いたが工藤監督の勘が鈍っているような気がしてならない。

 

 

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大穴!タカラヅカ!

2020-06-27 19:01:14 | Weblog

 乙女活躍!《アース・モンダミンカップ》第3日は9アンダーの首位で出た1998年度生まれの「黄金世代」で今年プロデビューした田中瑞希(21・フリー)が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算11アンダーで単独首位をキープ。25位から出た「ミレニアム世代」の古江彩佳(20・フリー)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算8アンダーの猛チャージ。田中と同じルーキーの西郷真央(18・大東建託)も5バーディー、ボギーなしとし、通算8アンダーでともに3打差の2位につけている。4打差の4位には昨季賞金女王の鈴木愛、酒井美紀、臼井麗香、渡辺彩香。5打差の8位に田中と高校(熊本国分)の同級生である大里桃子と菅沼菜々がつけた。今大会がプロデビュー戦となった古江と同じ「ミレニアム世代」の安田祐香は5バーディー、1ボギーの68をマーク。通算3アンダーで27位に順位を上げて最終ラウンドに臨む。優勝争いは最終組の前々組で回る鈴木愛次第だろう。彼女がどれ出すコアを伸ばして若い選手にプレッシャーを与えられるか・・・。ただ若い子達の落ち着いたゴルフはやはり時代の流れなのかもしれない。一気に世代交代が起きそうな気配。

 プロ野球が開幕して1週間。なんかホームランが多いような気がしてならない。それも“満塁”とか“逆転”とか劇的なものが・・・。僕が応援するソフトバンなどはもう満塁本塁打を3本も喰らっていて、昨日満塁本塁打を喫した岩崎は今日も逆転スリーランを打たれてしまった。いつも早めの継投をする工藤監督の感覚も今年は少し鈍っている感じ。果たしてこれからどうなるか・・・少し心配。

今日の競馬を振り返る。今日の函館5R【2歳新馬】(1200m芝)は、亀田温心騎乗の1番人気フォドラ(牝・牧浦充徳厩舎)が好スタートから一気の逃げ切り勝ちを収めた。タイムは1分09秒6。2馬身差の2着にはドナタイフーン(4番人気)、さらにクビ差遅れた3着にコパノキャッチング(7番人気)が続いた。  フォドラは、父ロードカナロア、母セイングレンド(母父バブルガムフェロー)という血統。レース振りも余裕ある勝利。ロードカナロア産駒は今年新馬初勝利で【函館2歳S】に向かうのだろう。ただ先週勝った強い馬が・・・。
 函館6R【2歳新馬】(1000mダート)は、横山武史騎乗の1番人気ルーチェドーロ(牡・高橋裕厩舎)がスタートを決めて持ち前のスピードを生かす走りでレコード勝ちを収めた。タイムは58秒5。7馬身差の2着にはジョディーズマロン(3番人気)、さらにハナ差遅れた3着にサブロンカズマ(2番人気)が続いた。
 ルーチェドーロは、父が新種牡馬のマクフィで、母アラフネ(母父クロフネ)という血統。マクフィ産駒は少し気にしていたが、レコード勝ちとは・・・。またダートの大物が!?
 阪神5R【2歳新馬】(1200m芝)は、武豊騎乗の1番人気メイショウイチヒメ(牝・飯田裕史厩舎)が中団やや後方から4コーナー手前から一気に進出、母メイショウマンボ譲りの末脚を発揮して初陣を飾った。タイムは1分12秒6。クビ差の2着にはアルーリングギフト(3番人気)、さらにクビ差遅れた3着にマテンロウルビー(2番人気)が入線した。
 メイショウイチヒメは、父メイショウボーラー、母が【オークス】などGⅠを3勝したメイショウマンボで(母父スズカマンボ)という良血。勝ったメイショウイチヒメだが、余裕を持ったレースぶりだった。着差以上の内容だったし、母を考えたら距離ももう少し延びてもよさそう。今後に注目したい!
 東京5R【2歳新馬】(1800m芝)は、石川裕紀人騎手騎乗の5番人気スライリー(牝・相沢郁厩舎)がインの3番手から直線でしぶとく伸びてデビュー勝ちを果たした。タイムは1分49秒7。3/4馬身差の2着にはジェミニテソーロ(3番人気)、さらに3/4馬身差遅れた3着にカイトゲニー(7番人気)が続き、1番人気のインヴァリアンスは後方のまま12着に敗れた。
 スライリーは、父オルフェーヴル、母ビジョナリー(母父ディープインパクト)という血統。小柄な馬体で走りは悪くない。ただ血統的にも気性の悪さが・・・。今後はそこが鍵となるのだろう。
 京8R【東京ジャンプS】は、草野太郎騎乗で10番人気の伏兵ラヴアンドポップ(牡7歳・岩戸孝樹厩舎)が道中は後方から無難な飛越をみせ、4コーナー手前から進出して直線はしぶとく伸び、スタミナ戦を見事に制して重賞初制覇を飾った。タイムは3分27秒6。アタマ差の2着にはフォワードカフェ(3番人気)、さらにクビ差遅れた3着にマンノグランプリ(6番人気)が続き、1番人気のトラストは5着に敗れた。
 勝ったラヴアンドポップだが、前走落馬が嘘のような走り。脚元の怪我で長く休んでいた馬だが、力をつけているし、まだ成長しそう。2着フォワードカフェは確実に力をつけている。今回も負けて強しの競馬。重賞のひとつぐらい手が届きそう。3着マンノグランプリは西谷の腹をくくった机上振りが光った。まだ4歳馬で伸びしろがあるし、今後が楽しみ。
 ラヴアンドポップは、父アドマイヤムーン、母ラヴィングプライド(母父クワイエットアメリカ)という血統。

 明日の予想。まずは阪神メイン【宝塚記念】。7番ワグネリアンから行こうかと思っていたが、どうせなら大きな夢をもってもっと大穴狙いといく。本命は1番トーセンカンビーナ。このところずっと追いかけている馬で、まだそこは魅せていないと思っている。阪神は得意で、2200mも1戦1勝。問題はスタートだが、浜中が肝の据わった騎乗を期待する。相手は5,7,11,14,16,18番。東京メイン【パラダイスS】は6番ストーミーシー。7歳の大型馬だが、このメンバーならこう勝負になるはず。田辺も2度目だし、56.5㌔なら・・・。相手は1,4,10,12,14,16番。函館メイン【大沼S】は13番ダンツゴウユウ。6歳馬になるが昨秋辺りから力をつけてきた。スタートさえまともならあっさりも・・・。相手は3,4,5,7,9,14番。

競馬、ゴルフ、野球・・・明日も楽しむぞ!   

 

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楽しみの週末

2020-06-26 18:33:58 | Weblog

 たった1試合ではあるが、女子ゴルフが開幕した。昨年賞金王の鈴木愛をはじめ、世界来キング4位の畑岡奈紗、全英王者の渋野日向子、黄金世代の原英莉花、河本結、小祝さくら、ベテラン上田桃子、横溝さくら、宮里美香、プラチナ世代の安田裕香、吉田優利など百花繚乱。見どころは多い。それも4日間トーナメント。【アース・モインダミン・カップ】の関係者には大感謝である。2日目を終え、鈴木愛、畑岡奈紗、原英莉花、勝みなみなどはまだ優勝を狙える位置にいるが、プラチナ世代の安田裕香、吉田優利がギリギリ予選通過と底力を見せた。逆に超目玉の渋野日向子、菊地絵理香、有村智恵、テレサ・ルー、成田美寿々らが予想落ちとなった。正直、渋野がいないのは寂しいが、決勝ラウンドに進んだ彼女らが週末どんな戦いを見せてくれるのか週末が楽しみだ。
 競馬の話。岐阜県地方競馬組合は23日、笠松競馬(同県笠松町)の関係者から競馬法違反(馬券購入)の疑いで岐阜県警の捜索を受けたとの報告があった、と発表した。捜査関係者によると、20日に調教師と騎手3人の自宅や厩舎(きゅうしゃ)を家宅捜索したという。県警は今後も任意で捜査を進める。

 同競馬組合によると、調教師1人に馬券購入の疑いが持たれているという。同組合は「捜査結果等を踏まえた上で、関係者に対し厳正な処分をしてまいります」とコメントしている。競馬法では競馬関係者の馬券購入を制限し、地方競馬所属の調教師や騎手らは所属先のほか、所属先以外の地方競馬の馬券購入が禁じられている。

笠松競馬は新型コロナウイルス感染症の治療などにあたる医療従事者を支援しようと、6月3日に馬券売上金の1%相当額を県に寄付するレースが行った。6月の開催7日間の各第5競走を「支援レース」とし、注目を浴びたばかりだった。そんな時にこんな事件、僕はギャンブルが成立するにあたって最低限守るものは守るべきことが前提。この調教師にはこれが本当ならきちっと厳罰するべきだと思う。ただ一方で、この買った馬券が当たったのかどうかが知りたい。


 明日の予想。東京メイン【アハルテケS】は7番サンチェピーク。キャリア16戦中東京マイル13戦で10戦が3着以内。ここで走らなければどこで走るの馬。相手は1,2,4,5,9,12番。阪神メイン【水無月S】は13番ベーニングペスカ。休み明け、久々の芝で好走。斤量は2㌔減で阪神も苦にしない。相手は2,4,8,10,11,14番。函館メイン【湯の川温泉特別】は10番デルマカトリーナ。前走は追い出しを待たされたのがすべて。斤量も据え置きだしここは勝ち負け。相手は2,3,8,13,14,16番。

 

 週末はゴルフ、野球に競馬。久々に楽しい週末になりそう。もちろん馬券が当たればの話だが…。

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化け物現る!

2020-06-21 18:22:31 | Weblog

 阪神ファンでない僕が相当悔しい思いをしているのだから、阪神ファンの方はもっとであろう。今日の巨人VS.阪神戦は巨人が7-1で快勝。巨人が3年ぶりに開幕3連勝を飾った。0-1の四回に岡本の逆転2ランなどで5点を奪い、五回にもパーラの2ランで加点した。サンチェスは5回2/3を投げて1失点で来日初勝利といい事尽くめ。一方、阪神は20年ぶりに開幕連敗、巨人との開幕3連敗は史上初の屈辱となった。要因はボーワのブレーキを挙げられるが、今日のキャッチャーは坂本。決して坂本も悪い選手ではないが、今日は逃げのリード。ガルシアのよさが生きなかった。それにしても何故、矢野は梅野を使いたがらないのだろう。嫌いなのかな!?  打てないなら投手力でがんばらなくてはならないのに、キャッチャーをコロコロ変えていたのでは・・・。結局開幕3連戦で勝利が無かったのは阪神だけ。矢野監督何とかしてください!
 昨日、今日の新馬戦を振り返る。まずは昨日の東京5R【2歳新馬】(1400m芝)は、C・ルメール騎乗の2番人気クールキャット(牝・奥村武厩舎)が中団追走から直線はインを突いて差し切り勝ちを果たした。タイムは1分23秒4。2馬身差の2着にはソングライン(1番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にビスボッチャ(3番人気)が続いた。強い競馬だった。血統的にも距離が延びてもいいだろう。子供モーリスが新馬戦をなかなか勝てないが、スクリーンヒーロー産駒はよく走っている。
クールキャットは、父スクリーンヒーロー、母メジロトンキニーズ(母父ダンスインザダーク)という血統で、【中山金杯】など重賞3勝馬トリオンフ(父タートルボウル)の半妹にあたる。
 阪神5R【2歳新馬】(1200mダート)は、鮫島克駿騎乗の2番人気レディステディゴー(牡・浅見秀一厩舎)が好位4番手からゴール前ぐっと伸びて初陣を飾った。タイムは1分13秒2。1馬身差の2着にはキュールエライジン(10番人気)、さらにハナ差遅れた3着にインテンスフレイム(1番人気)が続いた。勝ったクールキャットはいかにもダートがいい体つき。まだ体に余裕があるように見えたのでまだ良くなりそう。楽しみだ。
 レディステディゴーは、父ダイワメジャー、母レディトゥプリーズ(母父モアザンレディ)という血統で、【キーンランドC】勝ちしたナックビーナスの全弟にあたる。
 函館5R【2歳新馬】(1200m芝)は、武豊騎乗の2番人気モンファボリ(牝・須貝尚介厩舎)が逃げて圧勝。1分8秒7の勝ちタイムは2歳のコースレコード。5馬身差の2着には2番手追走のホーキーポーキー(6番人気)、さらに2馬身差遅れた3着にキンバ(10番人気)が入った。勝ったモンファボリだが、体が小さいがフットワークもいいし、いい走りを見せる。【函館2歳S】に向かうのだろうが、有力の一頭だろう。
 モンファボリは、父フランケル、母フォエヴァーダーリング(母父コングラッツ)という血統。母は2016年【サンタイネスS】(米GII)の勝ち馬。

 今日の新馬戦を振り返る。東京5R【2歳新馬】(1600m芝)は、田辺騎乗の4番人気ブルーシンフォニー(牡・伊藤圭三厩舎)が中団待機から直線は大外一気に伸びて初陣を飾った。タイムは1分37秒2。1馬身1/4差の2着にはカランドゥーラ(2番人気)、さらに半馬身差遅れた3着にアドマイアヤレビン(3番人気)が続き、1番人気のスーパーホープは4着に終わった。勝ったブルーシンフォニーだが、さっきも触れたが好調スクリーンヒーロー産駒。閉じ込められて、外に出して挽回。これなら距離は長くても大丈夫。楽しみな一頭だ。
 ブルーシンフォニーは、父スクリーンヒーロー、母ブルーストーン(母父コマンズ)という血統。
 阪神5R【2歳新馬】(1600m芝)は、川田将雅騎乗の1番人気シュヴァリエローズ(牡・清水久詞厩舎)が好スタートからスッと3番手につく、直線でブレイブライオン(2番人気)との叩き合いを3/4馬身差制してデビュー勝ちを果たした。タイムは1分353秒9。3/4馬身+1馬身1/4差遅れた3着にトウシンモンブラン(7番人気)が続いた。勝ったシュヴァリエローズはまだまだ精神的に幼いが、それでも勝ちきるのだから将来が楽しみ。勝負根性も大したものだ。距離は延ばして大丈夫だろう。  シュヴァリエローズは、父ディープインパクト、母ヴィアンローズ、母の父セーヴルローズという血統。
 函館5R【2歳新馬】(1200m芝)は、藤岡佑介騎乗の1番人気ブルースピリット(牡・中内田充正厩舎)が2番手追走から抜け出してデビュー勝ち。タイムは1分9秒5。1馬身1/4差の2着には好位から差してきたボルゲリ(6番人気)、さらに3馬身差遅れた3着に外めを追い込んだロジネイア(3番人気)が入った。勝ったブルースピリットは危なげない勝利だった。距離は短いところが良さそう。ゴドルフィン、中内田、ディープと揃ってなんか走りそう。
 ブルースピリットは、父インヴィンシブルスピリット、母ジャスミンブルー、母の父ガリレオという血統のアイルランド産馬。

 今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第25回ユニコーンS】は、僕が本命に推したD・レーン騎乗の1番人気カフェファラオ(牡・堀宣行厩舎)が前走で出遅れたゲートをしっかり決めると、周りを見ながら2番手を追走。持ったまま直線を迎えるとあっさりと抜け出し後続に5馬身差をつけてゴール。ルヴァンスレーヴやゴールドドリームらGI馬を多数輩出してきたダートの出世レースを制し、【新馬戦】→【ヒヤシンスS】に続く無傷の3連勝で重賞初制覇。米三冠馬アメリカンファラオの遺伝子を受け継いだ素質馬が、怪物ぶりを存分に見せつけた。タイムは1分34秒9。2着には後方から追い上げたデュードヴァン(3番人気)、さらに1馬身33/4差遅れた3着にケンシンコウ(11番人気)が入った。なお、勝ち馬と同じく無傷2連勝で重賞初Vを狙ったレッチェバロック(2番人気)は逃げて9着に沈んだ。
 勝ったカフェファラオだが、僕が予想していた以上に相当強い。まだ3戦目でこんな競馬ができるなら、夢は広がる。ぜひ世界へ・・・。2着デュードヴァンもよく走っているが、勝った馬が強すぎた。時代が悪かっただけ。3着ケンシンコウは距離がもっとあったほうがいいタイプ。パイロ産駒で面白そうな馬が現れた。9着レッチェバロックはやはり1400mの馬だろう。まぁ勝ち馬にあれだけ競られたら仕方ない。
 カフェファラオは、父American Pharoah、母Mary’s Follies(母父More Than Ready)という血統。アメリカ・Paul P. Pompaの生産馬で、馬主は西川光一氏。通算成績は3戦3勝。重賞は初制覇。【ユニコーンS】は、堀宣行調教師は12年ストローハットに次いで2勝目、D.レーンは初勝利となった。
 函館11Rで行われた【第27回函館スプリントS】は、僕本命の武豊騎乗の1番人気ダイアトニック(牡5歳・安田隆行厩舎)が好スタートを決めると、2番手を追走から直線では楽々と抜け出して快勝。58㌔をものともしない力強い走りで【高松宮記念】でも3着に好走した実力を示し、《サマースプリントシリーズ》の開幕戦を制した。タイムは1分07秒5。2馬身差の2着には逃げて粘ったダイメイフジ(10番人気)、さらに半馬身遅れた3着には馬群の中から脚を伸ばしたジョーマンデリン(3番人気)が続いた。
 勝ったダイアトニックだが、ここではやはり力が違った。武豊の騎乗も文句なし。これで北村から豊に鞍上が替わるかも・・・。今年はGⅠも夢ではない。2着ダイメイフジは菱田の好騎乗。ただ豊がかわいがってくれた恩恵もあった。おかげでおいしい馬券を取らせてもらったが・・・。3着 ジョーマンデリンはまだ3勝クラスを勝ったばかりでよく走っている。4歳牝馬でまだこれからが楽しみだ。
 ダイアトニックは、父ロードカナロア、母トゥハーモニー(母父SS)という血統。北海道新浦河町・酒井牧場の生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は16戦7勝。重賞は昨年の【スワンS】に次いで2勝目。【函館スプリントS】は、安田隆行調教師は2011年カレンチャン、17年ジューヌエコールに次いで3勝目。武豊は1994年ゴールドマウンテン(当時は【札幌スプリントS】)以来の2勝目となった。

 新馬戦が始まって以前モーリス産駒が勝利を挙げていない。替わりに父スクリーンヒーロー産駒の調子がいい。ただ社台グループにとってはやきもきだろう。というのも7月11日にセレクトセールが行われる。それまでに勝ち上がりがないと、金額的に・・・。来週はどうなる!?

 

 

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阪神、DeNA,オリックス、そして僕・・・頑張れ!

2020-06-20 18:45:32 | Weblog

プロ野球が開幕して各チーム2試合が終わった。パ・リーグはオリックスを除く5チームが勝利を挙げた。まぁ試合を観ていたが、どこもそれなりのゲームをやっていたが、オリックスに関してはミスが目立った。まぁ先発投手は癌あっているし、上手くかみ合えば何とかなるだろう。それに比べ、酷いのはセ・リーグ。特に阪神の矢野監督がやりたい野球が分からない。昨日の開幕スタメンから先発投手が田口ということで5番から8番までを総入れ替えしていた。僕に言わせれば、たかが田口ごときの投手に右打者を並べるというのはいかがなものか。それも開幕2戦目で・・・。そして昨年から言っているのだが、原口の捕手起用がよく分からない。結果的に今日はその原口のホームラン1点だから成功のように思えるが、リードはやっぱりもどかしい。正直、僕ら素人ようなリードをする。ただそれがプロの打者の裏をつくというのあるが、岩貞の押し出しなど「そうなるだろうな」と思うようなリードだった。矢野監督は捕手出身なのに何故・・・。僕は今年阪神を2位に予想をしているだけに開幕2試合で正直ガッカリだ。4番ボーアに関しては開幕までに左投手克服すると思っていたが、それも無い。首脳陣、球団は何をしていたのか。チームとして勝ちたいという意識が見えてこない。おまけに最後はパーラまで勢いまでつけてしまった。明日負けるとずるずる行く可能性も・・・。また僕の予想で優勝候補に挙げたDeNAも2連敗。救援陣が大炎上してしまった。昨年もそうだが、またもや三上である。ただDeNAの場合は主軸にヒットが出ているのでまだ卑下することはないだろう。でもなぁ、何でラミレス監督は嶺井をキャッチャーとして使わないだろう。とにかく、阪神、DeNA、オリックス頑張れ!

 明日の予想。まずは東京メイン【ユニコーンS】。3歳ダート路線はもはや日本競馬界の中でもハイレベル。ここもいいメンバーが揃った。そんな中、本命は16番カフェファラオ。初戦は逃げて圧勝し、2戦目致命的な出遅れ差しきり勝ち。その器の大きさは計り知れない。相手もできるだけ絞る。1,5,13番。阪神メイン【米子S】は13番レッドヴェイロン。【エプソムC】を除外になったが、マイル&阪神のほうが条件はいい。相手は4,5,6,7,12,17番。函館メイン【函館スプリントS】は2番マリアズハートと6番ダイアトニックと迷ったが、やはり安定感で6番ダイアトニック本命。58㌔はきついがスタートも上手いし、このメンバーでは力が2,3枚上。相手は2,3,7,9,10,16番。

 今日も競馬は惨敗。まるで阪神の野球並み・・・。明日巻き返す!

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プロ野球開幕!

2020-06-19 21:10:57 | Weblog

今日開幕した【2020プロ野球】。日本人にとっては待ちに待った瞬間である。僕も勿論その一人で、やっぱりワクワクドキドキである。で、いつものように今年も順位予想をしてみる。今年は短期決戦の120試合。正直、波に乗ったところがそのまま突っ走る可能性があり、大波乱も起きるのではとも思うのだが、一方で連戦が多くやはり投手陣の良いところ(平均以上の投手を数多くそろえたチームが有利となる)と選手層の厚いところが有利なのではないかとも考えている。
 ではまず《セ・リーグ》。
 ここ2年優勝予想をしているDeNAを今年も優勝候補筆頭に挙げる。今季は外国人の1軍登録が5人となり、いちばん恩恵があるように思う。ソト、オースティン、ロペスを使いつつ、先発ピープルズ、救援エスコバー、パットンの起用はラミレス監督の腕の見せ所。投手陣も今永、ピープルズ、平良、浜口、井納、坂本に出遅れた上茶谷、京山、桜井と面白い。中継ぎ三嶋、抑えの山崎はセ・リーグでいちばん計算できる。筒香の穴もオースティンと佐野でカバーできる。守備力に不安がる人もいるが、捕手の伊藤光だけが心配。2位は阪神。ここも投手陣はいい。西、岩貞、ガルシア、青柳、ガンケル、秋山に高橋、藤浪、岩田と頭数は揃っているし、後ろの岩崎、島本、藤川と計算がたつ。問題は打線。特に外国人だが、練習試合後半ブレーキのボーアはあのコンパクトなスイングなら、そこそこ打てると思っている。マルテとのコンビで大山が6~7番打てて福留を休みながら使えるような打線が組めれば優勝も…。3位は巨人。平均以上の投手の多さでは巨人がいちばん。アンチ巨人でなければ文句なしの優勝候補。ただ平均上の投手も僕はあんまり信用していない。開幕ローテのサンチェス、田口、戸郷、メルセデス、桜井も嵌ればいいが、実績が乏しい。打線もパーラがそんなに打てるように思えないし、坂本、岡本、丸頼みになる。僕だったら、大城を1塁に使って5番に据えるが、原監督の中島好きには頭を捻る。捕手・小林、一塁・大城、二塁・吉川、三塁・岡本、遊撃・坂本はいい内野陣と思うのだが…。困ったときの亀井頼りに亀井が応えてくれればいいが…。4位は広島。投手力、打撃陣とも力を発揮すれば優勝争いしてもおかしくない。開幕ローテも大瀬良、床田、森下、ジョンソン、九里、遠藤としっかりしている。ただここにきて後ろの不安が大きい。手術明けの中崎、一岡らが計算しづらいし、外国人も安定感が未知数。打撃陣は菊池、西川、鈴木、メヒア、曾澤と続く打線は破壊力あるし、松山も開幕には間に合いそうなのは心強い。ただ田中を含めた1番の固定が鍵となりそう。そして一番危惧しているのが、佐々岡監督の手腕。あまりいい野球をやるように思えない。5位は中日。打線は平田、大島、アルモンテ、ビシエド、高橋、阿部とつながる打線は良いものがある。投手陣も若手が多く、大野、山本、梅津、柳、岡野、吉見の開幕ローテにまだ小笠原、山井もいる。リリーフ陣も豊富で又吉、祖父江、鈴木博、福、藤嶋、橋本、ゴンザレス、マルティネスと揃う。抑えの岡田が少し気になるが、このチームは嵌ると優勝もある。与田監督も2年目だし、伊東ヘッドでそろそろ面白い野球をやりそう。6位はヤクルト。打撃陣は坂口、山田、青木、村上、雄平、エスコバーといるが、とにかく選手層が薄い。投手陣も開幕投手を石川に託さなければならないのはきつい。石川、小川、山田、イノーア、スアレス、高梨の開幕ローテも他チームから数枚落ちる。左腕高橋などの成長を期待したい。今年は山田のトリプルスリー、村上の2冠王を応援しよう。1位DeNA、2位阪神、3位巨人、4位広島、5位中日、6位ヤクルト。台風の目は中日。
 続いて《パ・リーグ》。
 優勝はもちろん、ソフトバンク。ここ2年予想も外しているが、なぜ優勝できないのか不思議。一つの要因は主軸の故障者の多さ。里崎曰く「ソフトバンクが万全なら100勝する」選手層の厚さは12球団一。実際、故障者が出ても日本一になるのだから凄い。ましてパ・リーグは8月下旬まで同一カード6連戦が続く。そうなると、CS,日本シリーズで戦い方を熟知しているソフトバンクには有利。ただ開幕時のローテは千賀抜き、リリーフも甲斐野ヌキと少々不安。開幕ローテは東浜、和田、二保、ムーア、バンデンバーグ、石川と渋めのラインアップ。これに高橋礼と松本がバックアップ。リリーフ陣は今年も穴がなく、モネイロ、嘉弥真、復活した岩崎、そして森と安定している。打撃陣もデスパイネ、グラシアル、内川、中村と開幕には名前がないが、柳田が復活して、バレンティンの加入で穴がない。内川を追いやった若手の栗原がどれだけ活躍するかも見所。贔屓目もあるが、とにかく負ける要素が見当たらない。2位にはオリックスを大抜擢。というのも投手陣も野手陣も選手は揃っている。まず投手陣は山岡、田嶋、山本の3本柱はしっかりしているし、アルバース、K-鈴木、榊原、村西と生きのいい投手が揃う。また抑えもしっかり板についたディクソンも更なる飛躍が期待できる。6連戦が続く中、3勝はしていく可能性は大きい。打撃陣はやはりジョーンズの加入が大きく、今年はそれにT-岡田が良さそうなので吉田正との中軸はいい。また捕手の若月が故障から間に合うようで心強い。あとは西村監督の手腕か…。3位は西武。打撃陣は秋山の穴は新外国人スパンジェンバーグや金子らで埋まりそうだが、投手陣が不安。一応開幕ローテではニール、松本、与座、高橋光、今井、本田となっているが、高橋、今井、松本あたりが昨年以上の勝ち星に負け数を半分ぐらいに減らさないと厳しいだろう。ただ連戦が続く中、投手陣をカバーできる打ち勝つ野球ができるのも確か。森や山川が怪我しないことを祈る。4位楽天。本当は2位も考えた。確実にチーム力はアップしている。投手陣は美馬の放出はあったものの、涌井の加入が大きい。開幕ローテは則本、松井裕、石橋、弓削、涌井、塩見となっているが、開幕に間に合わないが岸、メジャーから復活の牧田、若手期待の藤平、安楽、移籍2年目福井ら意外と名前は出てくる。あとは抑えの森原やそれに繋ぐ外国人投手が機能すれば…。打撃陣も茂木の復活が大きく、新人小深田もいい。またブラッシュ、ロメロなど外国人に浅村、島内、内田らもいて面白いバランスとなっている。スタートダッシュ次第では優勝もある。5位はロッテ。ソフトバンクから移籍の福田に、角中、荻野の上位打線は面白い。これに井上、中村、レアード、マーティンなど大物打ちもいて噛み合ったら面白い存在。ただ層がどうしても薄い。藤原、安田あたりが出てこないと…。投手陣もエース石川を筆頭に、種市、移籍の美馬、2年目の小島、二木、有吉、東條、東妻と元気な投手も多いが、このあたりから先発もリリーフも2枚も3枚も軸になる投手が出てこないと…。コーチ陣は良いんだけどなぁ。6位は日本ハム。開幕ローテが有原、杉浦、マルティネス、村田、河野、バーヘイゲンと計算できるのが有原しかいない。金子、上沢の復活が待たれる。ただこういう状態で遣り繰りするのが栗山野球だから嵌る可能性もある。打撃陣は西川、大田、近藤、中田に王、ビヤヌエバが揃えば破壊力あり。これに清宮、横尾、万波、野村など若い選手が絡めば面白いのだが…。1位ソフトバンク、2位オリックス、3位西武、4位楽天、5位ロッテ、6位日本ハム。台風の目はオリックス。

 明日の予想。東京メイン【夏至S】。本命は人気でも1番グレートタイム。前走は直線で狭いところに入って脚を余した、重馬場も苦にしないし、鞍上はレーンなら・・・。相手は2,3,10,11,14,16番。阪神メイン【三宮S】は9番オーヴェルニュ。戦効力、末脚共にバランス良く、道悪も苦にしない。相手は3,11,12,13,14,15番。函館メイン【STV杯】は16番アスタービーナス。函館の芝には実績があるし、鞍上の団野は今年好調。昇級緒戦でも・・・。相手は1,5,7,10,12,14番。

 今週は一口馬は出走しない。先週3アウトになったノルマンディー、カーヴィーレイザーは去勢手術をしてホッカイドウ競馬に行くことになった。気性を良くして中央の戻ってきてほしい!

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参りました!天晴れ!

2020-06-14 17:54:23 | Weblog

 JRAの騎手・和田竜二(42・フリー)は今日の阪神2Rでシュトライフリヒトの手綱を取り、史上8人目、現役7人目となるJRA通算1万8000回騎乗を達成した。和田は1996年3月2日の初騎乗(阪神2RRテイエムカミカゼ7着)から24年3カ月での到達。JRA通算1308勝。重賞はテイエムオペラオーの【皐月賞】(1999年)、【天皇賞・春】、【宝塚記念】、【天皇賞・秋】、【ジャパンC】、【有馬記念】(いずれも2000年)、【天皇賞・秋】(2001年)、ミッキーロケットの【宝塚記念】(2018年)などGⅠ8勝を含む44勝を挙げている。
 今日の新馬戦。函館5R【2歳新馬】(1200m芝)は、松田大作騎乗の6番人気リメス(牡、栗東・松永幹夫厩舎)が好スタートからスピード十分の走りで逃げ切り勝ちを収めた。タイムは1分10秒2。ハナ差の2着にはフォルセティ(4番人気)、さらに半馬身差遅れた3着にハクビ(3番人気)が続き、新種牡馬ドゥラメンテ産駒で1番人気のテネラメンテは中団のまま9着に終わった。リメスは、父カレンブラックヒル、母ケイティマイヒメ(母父コロナズクエスト)という血統。カレンブラックヒル産駒は早くも2勝目。昨日も書いたが、まだ2勝馬がいない。それを含めてダイワメジャーの後継種牡馬となるか注目したい!
 阪神5R【2歳新馬】(外回り1600m芝)は、福永祐一騎乗の4番人気フラーズダルム(牝・松永昌博厩舎)が2番手追走から直線入り口で先頭に立つ安定したレース内容で初陣を飾った。タイムは1分37秒1。4馬身差の2着にはホウオウアマゾン(2番人気)、さらに2馬身半差遅れた3着にマジカルステージ(3番人気)が続き、ドゥラメンテ産駒の1番人気のグランデフィオーレは出遅れが響いてか4着に敗れた。フラーズダルムは、父キズナ、母クーデグレイス(母父ホワイトマズル)という血統。勝ったフラーズダルムはいいセンスを持っている。抜け出してからも上手に走っていた。これなら昇級戦も・・・。キズナ産駒は先週も1600m芝を勝利。キズナ産駒さらに覚醒か・・・。
 東京5R【2歳新馬】(1800m芝)は、戸崎圭太騎乗の4番人気ユーバーレーベン(牝・手塚貴久厩舎)が中団追走から直線に入るとしっかりとした末脚で伸び、インで粘るグアドループ(2番人気)をハナ差捕らえてデビュー勝ちを飾った。タイムは1分52秒6。ハナ+4馬身差の3着にはモンサンラディウス(10番人気)が続き、1番人気のモーリス産駒レガトゥスは好位から伸びず6着に終わった。ユーバーレーベンは、父ゴールドシップ、母マイネテレジア(母父ロージズインメイ)という血統。ゴールドシップ産駒は先週まで24勝を挙げている。重賞は昨年の【札幌2歳S】をブラックホールで勝っている。
 それから新馬戦が始まって2週間。まだモーリス産駒が勝ち上がっていない。まぁ馬場の問題もあって無理させない感じはあるが、少し気になるところ。来週はどうなる!?

 今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第37回 エプソムC】は、内田博幸騎乗で9番人気のダイワキャグニー(牡6歳・菊沢隆徳厩舎)が、スタートダッシュを決めて速いペースに持ち込み、直線で逃げた馬を捕らえて不良馬場を制した。タイムは1分47秒7。1馬身1/2差の2着はソーグリッタリング(5番人気)さらにハナ差の3着はトーラスジェミニ(18番人気)で3連単は420万超の大波乱となった。
 勝ったダイワキャグニーがこんなにこういう馬場をこなすとは・・・内田博の好騎乗だろう。府中は走るとはいえ、勝ちきるまでは考えていなかった。参りました!2着ソーグリッタリングはよく頑張っている。藤井も内にこだわって肝の据わったレース運び。天晴れ!3着トーラスジェミニは展開が嵌ったとはいえ、あれで3着に粘るのだから木幡育も好騎乗。天晴れ!
 ダイワキャグニーは、父キングカメハメハ、母トリプレックス(母父SS)という血統。北海道千歳市、社台ファームの生産で、馬主は大城敬三氏。通算成績は24戦8勝。重賞は初制覇。管理する菊沢隆徳調教師、騎乗した内田博幸ともに【エプソムC】初制覇となった

阪神11Rで行われた【第25回マーメイドS】は、酒井学騎乗の7番人気サマーセント(4歳・斉藤崇史厩舎)が2番手追走から直線鋭く抜け出して重賞初制覇。タイムは2分01秒1。3/4馬身差の2着には後方待機から直線内をついて伸びたセンテリュオ(2番人気)、さらに1馬身1/4差の3着にはリュヌルージュ(3番人気)が続いた。藤田菜七子騎乗で4番人気に支持されたナルハヤはマイペースの逃げから粘り込みをはかるも4着に敗れた。
 勝ったサマーセントだが軽量50㌔とはいえ、正直こんなに走るとは・・・。酒井学の好騎乗に参りました!2着センテリュオはもっと前だったら・・・。ただ最後の脚は凄かった。力は見せたが、意外な馬が・・・。3着リュヌルージュも内枠ということもあって位置取りが後ろとなった。子のう桃もう少し前にいたら・・・。4着ナルハヤの藤田菜七子は好騎乗。逃げ馬に乗らせたら菜七子は上手い!
 勝ったリュヌルージュは、父ハービンジャー、母プリムローズレーン(母父SS)という血統。北海道日高町・ダーレー・ジャパン・ファーム(有)の生産馬で、馬主はゴドルフィン。通算成績は12戦4勝。重賞初勝利。【マーメイドS】は、管理する斉藤崇史調教師、騎乗した酒井学ともに初勝利となった。

 今日の一口馬。故障で長期急明けとなったマイルポストが今日の東京2R【3歳未勝利戦】(1400m芝)に出走。馬体重は昨年7月の前走から+16kgの522kg。レースでは、まずまずのスタートを切って、9番手で向正面を通過。4コーナーでは1番人気馬を前に見て直線へ。外ではなく馬場の真ん中を進路に選び、馬群の間を突いて抜け出しを図ったが、ジワジワとした伸びにとどまり、5着争いから少し遅れてのゴール。勝ち馬から1.2秒差の7着で入線だった。まぁ行くところ行くところ狭くなったりして厳しい競馬だったが、全体的には久々が響いた感じ。正直次走の権利が取れる5着まで来て欲しかったが、走り自体は悪くなかった。北海道の1200m芝なら・・・。次で勝ちあがってほしい!

 

 来週は野球も始まるぞ!競馬と野球楽しみだ!

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藤沢師天晴れ!

2020-06-13 18:27:46 | Weblog

 先週の【安田記念】を制したJRAの藤沢和雄調教師(68)が、今日の函館10Rで管理するシークレットアイズが勝ち、史上2人目となるJRA通算1500勝を達成した。藤沢師は1988年3月1日に厩舎を開業。初勝利は同年4月24日の新潟競馬11Rで飾っている。通算8615戦目での到達。JRA重賞は、G1・30勝を含む121勝。史上1位は尾形藤吉調教師の1670勝。天晴れ!
 今日の新馬戦を振り返る。東京5R【2歳新馬】(1400m芝)は、D・レーン騎乗の1番人気ノックオンウッド(牡・堀宣行厩舎)が2番手から直線に入ると逃げたレオテソーロ(5番人気)との叩き合いをクビ差制して初陣を飾った。タイムは1分26秒8。クビ+4馬身差の3着にはスターリングワース(2番人気)が続いた。
 ノックオンウッドは、父フランケル、母トゥアーニー(母父カントリーリール)という血統。フランケル産駒では過去にソウルスターリング、モズアスコットが出世している。
 阪神5R【2歳新馬】(1200m芝)は、福永祐一騎乗の2番人気ヨカヨカ(牝・谷潔厩舎)が中団の5番手から、直線に入って先頭に立った1番人気のモントライゼをアタマ差差し切ってデビュー勝ちを果たした。タイムは1分10秒8。アタマ+3馬身半差の3着にはブラックアーメット(6番人気)が続いた。
 ヨカヨカは、父スクワートルスクワート、母カチューシャ(母父デインヒルダンサー)という血統。熊本の本田土寿牧場で生産され、今年のJRAブリーズアップセールにて1122万円で取引された。1986年以降では、熊本県産馬による、九州産限定戦以外のJRA2歳新馬戦初勝利の快挙。よかよか! 
 函館5Rの【2歳新馬】(1000m芝)は1番人気リンゴアメ(牝・菊川厩舎・丹内騎乗)が勝利した。勝ちタイムは57秒6。1馬身3/4差の2着に7番人気クムシラコ、さらにクビ差の3着に4番人気トーセンロジャーが入った。
 リンゴアメは父マツリダゴッホ、母マイネデセール(母父マイネルラヴ)。通算成績は1戦1勝。マツリダゴッホ産駒は早くも今年2勝目。ノルマンディーで僕もマツリダゴッホ産駒を1頭出資しているのだが・・・。
 続く、函館6R【2歳新馬】(1200m芝・牝馬限定)は、団野大成騎乗の1番人気ラヴケリー(栗東・高柳大輔厩舎)が最内から二の脚を生かしスピードの違いで逃げ切り勝ちを果たした。タイムは1分09秒6。3馬身差の2着にはスノークリスマス(7番人気)、さらに半馬身差遅れた3着にセントポーリア(8番人気)が続いた。
 ラヴケリーは、父カレンブラックヒル、母ダームドゥラック、母の父シンボルクリスエスという血統。カレンブラックヒル産駒はこれまで16勝を挙げているが、まだ2勝馬が出ていない。ラヴケリーがその壁を敗れるか注目!

 明日の予想。東京メイン【エプソムカップ】。本命は一昨年の勝ち馬・サトノアーサー。このところ勝ちきれないが、確実に走っている。距離も1800mがいちばん合いそう。鞍上はレーンだし、年齢的に人気が落ちる今回が狙い目。相手は1,2,3,5,13,17番。阪神メイン【マーメイドS】は7番エアジーン。切れる脚がないので重馬場は歓迎のクチで鞍上は川田。面白い!あとは輸送で馬体重が減らなければ・・・。相手は1,2,3,6,9,12番。函館メイン【UHB杯】は12番スギノヴォルケーノ。函館は2勝2着1回と好相性。ひと叩きしてここを狙い撃ち。相手は4,6,7,8,10,15番。

 今日の一口馬・カーヴィーレーザーは今日の東京【3歳未勝利】(1300mダート)に宮崎北斗騎乗で出走も結果15着と惨敗。調子もよく、馬体も大きくなって期待していたが、今日の馬場が合わなかったのだろう。これで3アウトとなり、未勝利の出走が厳しくなってきた。残念!


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甲子園&キタサンブラック

2020-06-12 20:24:12 | Weblog

 日本高校野球連盟は、8月に甲子園球場で「2020年甲子園高校野球交流試合」(仮称)を開催すると発表した。中止となった3月の《第92回選抜大会》に出場が決まっていた32校を招待する。新型コロナウイルス感染防止の観点から、甲子園での長期滞在を避けるため各校とも1試合のみとし、全16試合を行う。期間は8月10~12日と15~17日の2度に分けて計6日間。選手や関係者の感染防止策を徹底し、原則として無観客試合とする。組み合わせは7月18日の抽選会で決める。高校野球交流試合の招待校(選抜大会出場決定の32校)は次の通り。
 白樺学園、※帯広農(以上北海道)仙台育英(宮城)鶴岡東(山形)※磐城(福島)健大高崎、桐生第一(以上群馬)花咲徳栄(埼玉)国士舘(東京)東海大相模(神奈川)山梨学院(山梨)県岐阜商(岐阜)加藤学園(静岡)中京大中京(愛知)星稜、日本航空石川(以上石川)大阪桐蔭、履正社(以上大阪)明石商(兵庫)天理、智弁学園(以上奈良)智弁和歌山(和歌山)鳥取城北(鳥取)倉敷商(岡山)広島新庄(広島)※平田(島根)尽誠学園(香川)明徳義塾(高知)創成館(長崎)明豊、大分商(以上大分)鹿児島城西(鹿児島)(※は21世紀枠)
 たった1試合だが、注目は投手では昨夏活躍した明石商のエース・中森、昨秋の明治神宮大会を制覇した中京大中京のエース・高橋。そのほか、履正社・岩崎、智弁和歌山・小林、天理・達ら近畿勢に、白樺学園・奥村、大分商・川瀬ら好素材がそろう。一方、打者では、明石商・来田、花咲徳栄・井上、東海大相模・西川、山村、大阪桐蔭・西野、星稜・内山らに注目。僕の個人的な意見としては、昨年夏決勝の再戦、履正社VS.星稜、好投手・中京大中京VS.強打・東海大相模、天理VS.智辯和歌山VS.鹿児島城西のプロ野球選手監督対決の3試合が観たいなぁ。

JRAは20年度の顕彰馬にキタサンブラック(牡8歳)が選出した。19年度から選定の対象となった同馬は記者投票で158票を集め、選定基準となる投票者196人の4分の3以上(147票)をクリア。19年度はあと5票及ばず選出されなかったが、“2度目の正直”で中央競馬の殿堂入りを果たした。顕彰馬の選出は18年度のロードカナロアに続き、34頭目となった。 キタサンブラックは15年10月の【菊花賞】を制してG1初V。オーナーである歌手の北島三郎(名義は(有)大野商事)にとっても、悲願のJRA・G1初制覇だった。レース後には「勝ったら歌う」という公約通り、代表曲である「まつり」の替え歌を熱唱。以後もG1を勝つたび、北島オーナーの歌声が競馬場に響いた。古馬になってからも16年【天皇賞・春】、【ジャパンC】、さらに17年【大阪杯】、【天皇賞・春】、【天皇賞・秋】と次々に大レースを制覇。競馬ファンだけでなく、演歌界の大御所サブちゃんの馬として抜群の知名度を誇った。引退レースとなった17年【有馬記念】で有終の美を飾り、史上最多タイとなる芝G1・7勝を挙げた。通算成績は20戦12勝(うち重賞10勝)。16、17年の2年連続で年度代表馬に選出され、獲得賞金18億7684万3000円はJRA歴代1位。引退後は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となっている。そのDNAを受け継ぐ産駒が、来年にデビューする。管理した清水久師も「種牡馬としても、丈夫で強い子供たちを送り出してくれることを願っています」と大きな期待をかけている。
 20年度顕彰馬記者投票の結果は下記の通り。

・キタサンブラック158票(得票率80.6%)、ブエナビスタ95票(同48.5%)、スペシャルウィーク90票(同45.9%)、キングカメハメハ80票(同40.8%)、モーリス67票(同34.2%)、ヴィクトワールピサ34票(同17.3%)、ダイワスカーレット25票(同12.8%)、ゴールドシップ18票(同9.2%)、アグネスデジタル13票(同6.6%)、ステイゴールド10票(同5.1%)、シザリオ、ジャスタウェイ4票(同2.0%)、メジロドーベル3票(同1.5%)、アパパネ、クロフネ、グラスワンダー、シンボリクリスエス2票(同1.0%)、ダイワメジャー、ファインニードル1票(同0.5%)

まさしく名馬揃いであるが、顕彰馬のハードルは高い。まぁ数年後にはアーモンドアイが選ばれるのは必至。

明日の予想。東京メイン【ジューンS】は7番サトノラディウス。休み明けの昇級戦で最速の上がり。今度は鞍上がルメールに戻るし、重馬場もこなす。相手は3,4,9,13,14,17番。阪神メイン【天保山S】は6番ヒラソール。1400mになって見違えるよう安定してきた。昇級戦も時計は通用する。相手は2,5,8,11,12,15番。函館メイン【函館日刊スポーツ杯】は8番タガノカルラ。少しこのクラスで戦うには時間が必要かもしれないが、前走は悪くない走り。人気になる前に狙いたい。相手は2,9,11,13,15,16番。

 

今週は一口馬が2頭。まず明日東京の4R10番カーヴィーレーザー。これまで全く競馬になっていない馬で、ここは8着以内を狙って出走。9着以下だと3アウトで2ヶ月出走できなくなる。つまり未勝利だ脱出が厳しくなる。ただ出来はこれまで出一番いいらしい

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新女王誕生!

2020-06-07 17:48:29 | Weblog

 実力と人気を兼ね備えるブンデスの歴史に日本の名選手が名を刻んだ。フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠(36)が、ホームのマインツ戦に先発出場した。1部リーグ通算309試合出場となり、1970~80年代に活躍した元韓国代表FW車範根(チャ・ボンクン)の記録を上回って、アジア選手単独最多記録を樹立。1977年10月、日本選手初のブンスリーガー、FW奥寺康彦(現横浜FC会長)がケルンに入団してから43年。元日本代表FW高原直泰(現九州リーグ沖縄SV)、MF稲本潤一(現J3相模原)、MF香川真司(現サラゴサ)ら欧州5大リーグのなかでは特に日本選手が活躍してきた。それでも、長谷部のように13年間プレーし続けた選手はいない。先月23日には、クラブと来年6月30日まで契約を延長。同時にアンバサダーとしても今年7月から3年契約を結んだ。アジア選手では誰も踏み入れたことのない領域に突入した36歳。今季の残り4試合、そして37歳になる来季も変わらず、一つ一つ出場を積み重ねていく。天晴れ!

 今日の競馬を振り返る。まずは新馬戦。阪神5Rの【メイクデビュー阪神】(1400m芝)は1番人気アスコルタール(松山騎乗)が勝利した。勝ちタイムは1分22秒0。半馬身差の2着に2番人気マイネルジェロディ、さらに1馬身3/4差の3着に3番人気カスティーリャが入った。アスコルターレは栗東・西村厩舎の2歳牡馬で、父は新種牡馬ドゥラメンテ、母アスコルティ(母の父Danehill Dancer)の血統。新種牡馬の一番星となったが、またキンカメに後継種牡馬が現れた。この馬も着差以上に余裕があったし、強い競馬だった。今後の成長が楽しみだった。東京5Rの【メイクデビュー東京】(牝馬・1600m芝)は1先日紹介した1番人気サオノレイナス(C・ルメール騎乗)が勝利した。勝ちタイムは1分37秒7。3/4馬身差の2着に7番人気ジュラメント、さらにクビ差の3着に2番人気アップリバーが入った。サトノレイナスは国枝厩舎の2歳牝馬で、父ディープインパクト、母バラダセール(母の父Not For Sale)。僕の一口、ダンサールの半妹。レースは直線フラフラ走って勝利。真っすぐ走っていれば楽勝だっただろう。
 東京11Rで行われた【第70回安田記念】は、池添謙一騎乗の3番人気グランアレグリア(牝4歳・藤沢和雄厩舎)が勝利。史上最多の芝GI8勝目を狙った現役最強馬アーモンドアイや、昨年の覇者インディチャンプらを撃破。東京競馬場で開催される5週連続GIのラストを飾る春のマイル王決定戦を制した。タイムは1分31秒6。2馬身半差の2着にはアーモンドアイ(1番人気)、さらに半馬身差遅れた3着にインディチャンプ(2番人気)が入った。前走の【高松宮記念】で初めての1200m戦に挑んだグランアレグリア。速いペースに戸惑いながらも、メンバー中で上がり3ハロン最速タイの33秒1というすさまじい末脚を披露し、繰り上がりで2着。その後、発熱のため【ヴィクトリアマイル】を見送ることになったが、ここを目標に万全の態勢で臨み、見事戴冠を果たし新マイル女王に輝いた。グレード制が導入された1984年以降の【安田記念】で牝馬Vは、ダイイチルビー(1991年)、ノースフライト(1994年)、ウオッカ(2008・09年)に次ぐ4頭目。
 勝ったグランアレグリアだが、実に強い競馬だった。位置取りも抜群で、抜け出すタイミングもピッタリ。池添らしい完璧な騎乗だった。また馬の成長も著しかった。アーモンドアイだけでなく、このメンバーで勝てた事で、本当に凄いこと。秋が楽しみになった。2着アーモンドアイはスタートこそ良くなかったが、道中はスムーズだった。ただ直線ではいつもの脚が使えなかった。これだから競馬は難しい。3着インディチャンプはアーモンドアイを気にして仕掛けが少し遅れたが結果論。前2頭が強すぎた。4着ノームコアは相当強い。この馬、どこかでもうひとつ、GⅠを勝てるのでは・・・。5着ケイアイノーテックは久々にこの馬らしい良い競馬だった。こんな競馬できれば重賞でも・・・。
 グランアレグリアは、父ディープインパクト、母タピッツフライ(母父Tapitという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は8戦5勝。重賞は18年【サウジアラビアRC】、昨年の【桜花賞】、【阪神C】に次いで4勝目。【安田記念】は、藤沢和雄調教師は97年タイキブリザード、98年タイキシャトルに次いで3勝目、池添謙は初勝利。

 今日の一口。クラッフィクラウドが東京7R【1600mダート】戦に54kg三浦騎手で出走。
レースでは、スタートを決めて先行グループ、5番手のポジションで3コーナーへ。前2残り400mを過ぎても持ったままの手応えで、軽く仕掛けるとすぐさま反応。一気に先頭へと躍り出て、長くいい脚を使い、そのまま押し切りを図ったものの、ゴール直前で外を強襲した3番人気馬に交わされてしまい、惜しくも2着に敗れた。勝ち馬とは同タイム、クビ差。直線、早めに先頭へと押し出され、ソラを使った分、負けてしまったが、このクラスでも近いうちに順番がまわってくるだろう。萩原師はで「まだこれから成長してくるはずで楽しみ」とのこと。楽しみが広がった!

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