人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

天皇賞を振り返る

2013-10-27 18:48:04 | Weblog

  金曜日仙台から帰郷の折、総武線に乗っていたら、人身事故で電車が止まってしまった。出張で疲れていたのに“なんて日だ”と思いつつ、振替輸送の京成線に乗って帰ってきた。まぁそれでもスムーズに帰ってこられたし“世の中、迷惑の人が多いなぁ”と軽く思っていたら、その人身事故を起こした人はとんでもない人であった。新聞によると、大田区で25日に女性の絞殺体が見つかった事件で警視庁が事情を聞こうとしていた関係者の一人だったらしいのだ。深い事情があったに違いないだろうが、複雑な気分になった新聞記事であった。

 では今日の競馬を振り返る。東京11Rで行われた【第148回天皇賞・秋】は、福永祐一騎乗の5番人気ジャスタウェイ(牡4歳・須貝尚介厩舎)が中団追走から直線で差し切り、4馬身差の圧勝でGI初制覇を果たした。タイムは1分57秒5。驚いた結果であった、4馬身差の圧勝劇。勝ったのはジェンティルドンナでもトウケイヘイローでもエイシンフラッシュでもない。5番人気の4歳馬、GⅢを1つしか勝っていないジャスタウェイが見せた独走劇に呆気にとられたレースであった。
 レースは予想通りトウケイヘイローが逃げたが、好スタートを切ったジェンティルドンナが2番手につけた。ダイワファルコン、レッドスパーダがその直後につけるが、トウケイヘイローは速いペースで逃げる。直線に入って早々とジェンティルドンナがトウケイヘイローをかわして先頭に立つ積極的な競馬を見せ、押し切りを図ったが、直線半ばで1頭だけまるで違う脚いろで迫ってきたのがジャスタウェイだった。絶好の手応えで、残り1ハロン付近で一瞬のうちにジェンティルドンナをかわすと、あとは独走。4馬身もの差をつけてゴールに飛び込んだ。2着が1番人気のジェンティルドンナ、3着には直線で外に出してから伸びた3番人気のエイシンフラッシュが入った。
 勝ったジャスタウェイは本当に強かった。まさかこんな走りができるとは・・・。この走りができるのなら、【JC】でもいい走りができると思うが、距離は微妙かもしれない。ただ面白い馬が出現したものだ。2着ジェンティルドンナはかなり強い競馬であった。あれで2着に粘るのだから・・・。これが休み明け、次はもっと良くなるだろう。3着エイシンフラッシュはハイペースの競馬では分が悪い。それでも3着に来たというのは力のある証拠。ただ前2頭とは今日の場合、力差があった。4着アンコイルドは相手鳴りに走るタイプ。今日は位置取りが前すぎた気がする。もう少し溜めたほうが・・・。5着コディーノは距離が長い感じ。マイル~1800mぐらいが良さそう。 今後面白そうなのが7着ヒットザターゲット。最後いい脚を使っていた。この馬、成長している。
 ジャスタウェイは、父ハーツクライ、母シビル(母父Wild Again)という血統。北海道浦河町・(有)社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、大和屋暁氏の所有馬。通算成績は16戦3勝。重賞は【アーリントンC】(2012年)に次いで2勝目。須貝尚介調教師、福永祐一ともに【天皇賞】初勝利となった。須貝調教師はまさかゴールドシップでなく、ジャスタウェイで【天皇賞】を勝つと思っていなかっただろう。

 日本シリーズ第2戦が始まった。楽天にとってマー君で負けると、大変厳しい戦いになるが、今日の鍵は楽天が菅野を打てるかどうかである。頑張れ!楽天!

 

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日本で一番熱い都市

2013-10-26 20:22:50 | Weblog

台風で心配されたが、日本シリーズが仙台で開幕した。
昨日も書いたが、一昨日、昨日と仕事で松島・仙台に行ってきたが、仙台の街は楽天一色だった。あちこちに応援の看板などがあり、あのえんじ色が杜の都を飾っていた。おまけにドラフトでは注目の松井を引き当てるのだから、その勢いは凄い。仙台にいたらこのまま本当に日本一になるのでは…と思うほどの勢いだ。
 その日本シリーズだが、冷静に考えればリリーフ陣の充実と経験値で巨人が有利だろう。ただ短期決戦は何がおきるかわからない。嶋が村田、高橋を抑えたらなんとかなるのでは…と思う。特に村田は活躍するかしないかのどっちかの選手。きっちり抑えると…。一方、打線の方はそこそこ打てるのではと思っている。鍵は2番藤田、6番の桝田だろう。アンチ巨人なので予想は楽天の4勝3敗。巨人が勝つなら4勝1敗か…。エラー、四球、ミスした方が負ける。

 そういえばその仙台、今週は明日大学女子駅伝に宮城知事選挙の投票日らしい。日本で一番熱い都市かもしれない。

 もうひとつ熱い都市となりそうなのが、東京府中。そう【天皇賞・秋】が行われる。ただメンバーは薄い感じ。で、僕の予想だが普通に考えれば、9番ジェンティルドンナだろうが、彼女の目標は【JC】なのは間違いない。今回は8から9割の出来だろう。それでも勝負となるメンバーである。よって断然人気も本命は9番ジェントルドンナ。相手本線は昨年の覇者6番エイシンフラッシュ、逃げ馬11番トウケイヘイローの2頭だろうが、それでは配当が付かないので抑えにまわして、狙いたいのは1枠2頭。1番コディーノは鞍上強化だし、2番コース取りの利で…。あとは相手なりに走るようになった12番アンコイルドはひょっとするとひょっとする。
 京都11R【カシオペアS】は2番アグネスワルツ。骨折明けになるが、ここはハナにいけるメンバー。4角までにリードがあれば、馬券には残る!相手は4,6番。
 
新潟メイン【轟S】は5番アンネゲーム。連闘で格上初戦と条件的には厳しいが、得意の1000mなら何とかならないか。セン馬で稼ぐときに稼ぎたいと思っている馬で、ここは陣営の力も入るところだろう。


 今日本シリーズは巨人1-0楽天となっている。嶋が完全に村田、高橋を抑えているが、銀次のエラー、松井の暴走(結果的には)とミスが楽天に目立っている。頑張れ!

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疲れがピーク故に・・・

2013-10-25 23:14:33 | Weblog

昨日、今日と仙台に仕事行っていたため、疲れがピークです。

よって予想だけ。まずは東京メイン【紅葉S】。距離に不安が残るが9番ロードガルーダ。ロードカナロアの下という良血。オープンまで生ける器だ。相手は4,7番。
京都メイン【スワンS】は5番ラトルスネーク。9番ダイワマッジョーレも面白いと思ったが、7ハロンなら…。鞍上との相性も良さそうでここは人気でも。相手は11,13番。

新潟メイン【魚野川特別】は8番エパティック。ここは得意の舞台。相手は7,15番。

 仙台は楽天一色でした。詳しい話はまた今後。

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【第74回菊花賞】

2013-10-20 20:57:50 | Weblog

  昨夜は結婚式の二次会で飲みすぎてAM0:30にホテルに戻ってきたときにはグッタリ。最近結婚式に出るのがめっきり少なくなってきたが、いい披露宴でした。まぁ新郎の父(僕の兄貴分)が新郎より目立つ式、披露宴でしたが・・・・。そしてデンジャラスの二人、くらげライダーの山崎君からのお祝いスピーチもウケ手僕も頼んだ甲斐がありました。メデタシ!メデタシ!

 で一昨日ちょっとだけ書いたように【菊花賞】エピファネイアから買って勝利。また【凱旋門賞】に出したいと書いたバンデが3着に入り、3連複、3連単もばっちり的中でした。ただ他のレースで負けて・・・。おまけに土曜日が【富士S】を筆頭にヌケに¥の連続だったため、JRAにまで大幅なご祝儀をあげちゃいました(泣)。
 では今日京都11Rで行われた【第74回菊花賞】を振り返る。勝ったのは、福永祐一騎乗の1番人気エピファネイア(牡・角居勝彦厩舎)。好位から楽に抜け出して完勝。GI初制覇を果たした。タイムは3分5秒2。悲願のGI制覇を、盤石の強さで果たした。春2冠で2着に泣いた悔しさを5馬身差で晴らしたエピファネイア。福永にとっても、待ちに待った牡馬クラシック初制覇となった。レースはバンデがネコタイショウを制してハナを切る流れ。エピファネイアがその直後につける。バンデは引き離した逃げは打たず、ペースは平均的。2周目の向こう正面に入ると、エピファネイアは完ぺきに折り合う。スタミナを失う馬もいるなかで、最終コーナーを回ってもエピファネイアは持ったまま。あっさりと前をかわし、ゴール前では手綱をゆるめる余裕のVで2着に5馬身差をつけて、待望のクラシック制覇を果たした。2着には5番人気のサトノノブレスが入り、クビ差3着が3番人気のバンデが入った。シンボリクリスエス産駒はJRA・GI4勝目だが、クラシックは初勝利。【皐月賞】、【ダービー】とも2着に敗れて【菊花賞】を勝ったのは1956年キタノオー、63年グレートヨルカ、65年ダイコーター、93年ビワハヤヒデに次いで5頭目。95年以降、18年連続で良馬場で行われていた【菊花賞【】が、今年は不良馬場で行われた。不良馬場の【菊花賞】は1957年以来、56年ぶり回目のことだった。
 勝ったエピファネイアは完璧な勝利だった。僕はこのくらい勝つと思っていたが、ここでは力が一枚抜けていた。折り合い欠いての春2冠2着は折り合いさえ付けば・・・天晴れ!最後はノーステッキなのだから文句なしのレースである。2着サトノノブレスも徐々に力をつけているが、根気あは勝った馬が強すぎた。3着バンデも良く粘っている。これからもっと強くなるだろう。
 エピファネイアは、父シンボリクリスエス、母シーザリオ(母父スペシャルウィーク)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、(有)キャロットファームの所有馬。通算成績は8戦5勝。重賞は【ラジオNIKKEI杯2歳S】、【神戸新聞杯】に次いで3勝目。角居勝彦調教師は04年デルタブルースに次いで【菊花賞】2勝目、福永祐一は初勝利となった。

 また一頭強い馬の出現。秋から来年が楽しみになった。それにしても疲れた!

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明日は福岡で勝負!

2013-10-18 21:46:45 | Weblog

 セ・リーグ、CS・ファイナルステージ第3戦で、巨人が広島を3-1で下し、リーグ優勝のアドバンテージによる1勝を含め、4勝として2年連続の日本シリーズ進出を決めた。アンチ巨人の僕としては残念な結果だが、ステージ前に野村監督が「普段どおりの野球をやる」と言っていたのを聞いて、“あ~あ、駄目だな”と思ったものだ。というのも、短期決戦こそはそれ用の野球をやるべきなのだ。監督の手腕の差というか、経験の差というか、この対決は原監督に圧倒的に軍配俄挙がった。たとえば初戦で原監督は内海を早く引っ込めて、野村監督は大竹をひっぱり、横山をひっぱった。大竹はまだ同点だったから許せるとしても、横山は間違いなく村田の前の阿部で交代させるべきだった。もうひとつ、疑問だったのは捕手が二人しか入っていなかった点。結局弱気なリードをする石原を永く使わなければなかった。それが四球の多さとなり、得点につながった。まぁこういう試合を経験して強くなるのだろうが、僕は広島の投手陣ならそこそこやれると思っていただけにあまりにも大きな授業料を払ったような気がしてならない。とても残念である。
 一方、マー君で戦勝したパ・リーグのCSの方は圧倒的楽天が有利も、監督の手腕は五分五分。選手の経験もロッテの方があり、面白いゲームになるのでは思っている。ロッテ里崎のリードが冴えればロッテがひょっとするような気がしてならない。世間的には巨人VS.楽天の日本シリーズのほうが盛り上がるのだろうが・・・。
 
 では明日の予想。先週はシェムリアップ(アンコールワット)にて馬券で大怪我したので今週は何とか挽回したいところ。ただ今週明日から、田舎の兄貴分の子供で大学時代面倒を見ていた子の結婚式が福岡であるため行かなくてはならない。つまり集中して競馬ができる環境ではない。でもシェムリアップと違って情報はたくさん入るし、落ち着いてはやれる。一発狙いたい!
 ではまずは東京メイン【富士S】。ここまで人気落ちたら12番リアルインパクトでなんとかならないだろうか。最近不調もGⅠ馬である。一度叩いた方がいいのかもしれないが、狙うなら休み明けのような気がするので思い切って狙ってみる。相手は6,9番。
 京都メイン【室町S】は10番スリーボストン。とにかく京都ダートでは無双の強さを見せる。ハンデ57㌔も克服済みで鞍上はここに来て往年の机上ぶりに近づいてきた武豊。狙わない手はない。相手は6,16番。
 新潟メイン【妙高特別】はここにきて力をつけてきた4番ホワイトポピー。以前より体が大きくなり、力が付いてきた。ハンデ52㌔も恵まれたし、平坦替わりも良さそう。鞍上は新潟得意の吉田隼。相手は2,12番。

 前述したように明日は福岡で結婚式。たぶん式が終わったら中州に呑みに行くことになりそう。よって予想はかけないかもしれない。ということで【菊花賞】はずっと追いかけている3番エピファネイア。断然人気だが、まず馬券を外すことはなかろう。気になるのは10番バンデだが、この馬は血統的に是非【凱旋門賞】に出てほしい馬だ。

 

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カンボジアにて

2013-10-12 22:06:53 | Weblog

汚れた心を洗うためにアンコールワットに来ています。馬券は友人にたのんだが、世の中便利で、アンコールワットからでも購入できました。[秋華賞]はデニムから、1.6.12.16番です。5頭ならボックスでも。

 

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やっくん安らかに・・・

2013-10-06 18:12:41 | Weblog

「ガッカリだよ!」
ファンからそんな声が聞こえそうな悲劇が起きた。“スケバン恐子”のキャラクターで知られるお笑いタレント、桜塚やっくんが5日、山口・美祢市の中国自動車道で車にはねられ、心臓破裂のため死亡した。37歳だった。やっくんは4人を乗せたワンボックスカーを運転中、中央分離帯に衝突。路上に降りたところ、後続車にはねられたという。ボーカルを務めるバンド「美女♂men Z」の公演のため熊本県荒尾市に向かう途中の悲劇だった。ほかに同乗していた埼玉県所沢市の砂守孝多郎さん(55)も車外に出た後、別の後続車にはねられ、外傷性ショックなどで死亡。ほかの2人は胸や肩の痛みを訴え病院へ搬送され、残りの1人にけがはなかったらしい。この3人は会話ができる状態という。やっくんは2006年ごろから日本テレビ系「エンタの神様」などに出演。自らのことを「あたい」と呼び、用意した絵などを見せながら、観客をいじる芸風で一世を風靡した。一方、2011年には準強姦容疑で書類送検されたと報道され、本人は「事実無根」と主張していた。
 近年は2010年に結成された「美女-」のボーカルとして活躍。8月10日付のブログでは「最近、毎日のようにバタバタスケジュールが詰まってまして、忙しいです でも、これって嬉しい悲鳴だよね。」とのコメントを掲載。9月20日に仏パリで開催された「Tokyo Crazy Kawaii Paris」でライブを披露するなど、充実の日々を送っていたという。
 僕はやっくんと遭ったことはないが、やはり若い芸人がなくなるのは寂しい。昨日、日テレでは「エンタの神様」が放映されていたが、なんか不思議な運を感じた悲劇であった。

 今日の競馬を振り返る。東京11Rで行われた【第64回毎日王冠】は、福永祐一騎乗の4番人気エイシンフラッシュ(牡6歳・藤原英昭厩舎)が4番手追走から差し切り快勝。タイムは1分46秒7。唯一のGI馬が格の違いを見せつけた。4番人気の評価に甘んじた3年前のダービー馬エイシンフラッシュが、海の向こうで走る2頭の年下ダービー馬に負けられないとばかりに快勝。【天皇賞・秋】連覇に向けて好発進を決めた。レースはクラレントが逃げ、レッドスパーダ、ミッキードリームが続く。縦長の展開になったものの、ペースはスロー。エイシンフラッシュが離れた4番手につけ、1番人気のショウナンマイティは中団の外からレースを進めた。直線に向いても、前半に余力を残したクラレントとレッドスパーダが粘りを見せたが、坂を上がってから伸びたのがエイシンフラッシュだった。最後はGI2勝馬の決め手を発揮して差し切り、1/2馬身差で秋初戦をきっちりとものにした。外から伸びた6番人気のジャスタウェイが2年連続の2着。クビ差の3着には5番人気のクラレントが逃げ粘った。
 勝ったエイシンフラッシュは正直距離が短いと思っていたが、力が違った。まぁペースも良かったのだろうが、休み明けでこれだけの競馬ができるのだから、【天皇賞・秋】では更によくなりそう。2着ジャスタウェイは力をつけている。これからも侮れない。3着クラレントは展開の利がすべて。ただレッドスパーダを下しここまで粘れたのは立派。5着昔の恋人ダークシャドウはできは良さそうに見えたが、これで走らないところを見ると・・・。6着ショウナンマイティは休み明けで-18㌔はミスだろう。パンとしてくれこんなものではないはず。ただ【天皇賞・秋】は間に合うか・・・。
 エイシンフラッシュは、父King’s Best、母ムーンレディ(母父Platini)という血統。社台ファームの生産馬で、平井克彦氏の所有馬。通算成績は25戦6勝。重賞は【京成杯】、【日本ダービー】、【天皇賞・秋】に次いで4勝目。藤原英昭調教師は【毎日王冠】初勝利。福永祐一は01年エイシンプレストン、10年アリゼオ、11年ダークシャドウに次いで【毎日王冠】4勝目となった。
 
 京都11Rで行われた【第48回京都大賞典】は、北村友一騎乗の11番人気ヒットザターゲット(牡5歳・加藤敬二厩舎)が直線で一気に差し切り大金星。タイムは2分22秒9。断然人気のゴールドシップが伸びあぐね、悲鳴が上がるなかを、まさかの伏兵が突き抜けた。これが重賞3勝目だが、ローカル巧者の下馬評にすぎなかったヒットザターゲットがあっと驚く大駆けを披露。“大賞典ハンター”がGIIまでゲットした。レースはヴィルシーナが逃げて、ニューダイナスティが2番手。ゴールドシップはダッシュが鈍く、内田が出ムチを入れてようやく好位の外につける。3コーナーで早くもニューダイナスティが前をかわして先頭に立ち、つれてトレイルブレイザーも仕掛ける。ゴールドシップも激しくムチが入るが、反応が鈍く伸び切れない。直線半ばではもがくゴールドシップを尻目に、外から一気に突き抜けたのがヒットザターゲットだった。馬群の中から脚を伸ばしたアンコイルドの追撃をクビ差退けて重賞3勝目。1馬身3/4差の3着には1番人気トーセンラーが入った。

 勝ったヒットザターゲットだが、まさかの走りであった。ただどんなレースでもできる馬でまた穴をあける可能性はある。2着アンコイルドはスタートが悪かったが、凄い脚を使った。こんな競馬ができると今後面白いかも・・・。3着トーセンラーは結果的には仕掛けが早かった。まぁゴールドシップマークだから仕方ないが・・・。問題は5着ゴールドシップ。早い時計勝負が苦手なのかも・・・。また今日の場合はスタートの無理が最後の伸びに影響したのかもしれない。ただバテてはおらず、次走は持ち直すだろう。ただもう少し頑張ってほしいというのが正直なところ。
 ヒットザターゲットは、父キングカメハメハ、母ラティール(母父タマモクロス)という血統。ノースヒルズマネジメントの生産馬で、前田晋二氏の所有馬。通算成績は28戦8勝。重賞は【新潟大賞典】、【小倉大賞典】に次いで3勝目。加藤敬二調教師、北村友一ともに【京都大賞典】は初勝利。

 来週は3日間開催で【秋華賞】が行われる。残念ながらその3日間、日本にいないため馬券は買えない(【秋華賞】だけは誰かに頼むかも・・・)。ようやくとれた遅い夏休みでアンコールワットに行く予定だ。ちなみに僕の【秋華賞】予想はデニムアンドルビーからウリウリ、エバーブロッサム、スマートレイアー、トーセンアルニカ、メイショウマンボ。【府中牝馬S】はアロマティコ、【東京ハイジャンプ】はデンコウオクトパスとアポロマーベリック。
 まぁアンコールワットで心の洗濯してきます!

 

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歴史的な日になるのか・・・

2013-10-05 22:05:07 | Weblog

 わがソフトバンクが遂に終戦。今日の日本ハム戦でドラフト1位・東浜が、今季3勝目(1敗)をプロ初完投初完封(3-0)で飾り、今季リーグ最終戦を白星で締めた。しかしクライマックスシリーズ進出へ王手をかけていた西武が楽天を下したため、ソフトバンクのBクラスが確定。5年連続6度目のCS進出を逃した。
 まぁ残念だが、今年はしょうがないだろう。あれだけ選手がいて内川が4番を打たなくてはならない打線の細さ(中村、長谷川は活躍したが・・・)。またあれだけ分厚いと思われた投手陣も年間活躍したのは摂津だけ。それを終盤は打ち込まれしまった。今日は勝ったが、東浜、千賀、山田、岩崎、武田、大場、大隣・・・誰ひとり一年間活躍する投手がいなかった。負けるにして負けたシーズンだろう。尚、シーズン200安打へあと2本としていた長谷川は4打数無安打2三振に終わり大台到達はならなかった。

 今日の競馬は惨敗。特に新潟が全く駄目であった。そんな中、予想がばっちりだった京都11Rで行われた【第48回デイリー杯2歳S】を簡単に振り返る。買ったのはぼくが本命に推した和田竜二騎乗の2番人気(牝・南井克巳厩舎)。好位からあっさりと抜け出して快勝。勝ちタイムの1分33秒2は従来の記録ホウライアキコを0秒1更新する2歳コースレコードとなった。僕が予想したように距離の不安もまとめて吹き飛ばすレコードVだった。無傷の重賞ウイナーにもかかわらず2番人気に甘んじたホウライアキコが、好位から抜け出す横綱相撲で新馬戦に続くレコード勝ち。牡馬陣をねじ伏せて、2歳女王の座をぐっとたぐり寄せた。レースはアグネスドリームが最内から先手を取り、ツァーリ、ホウライアキコがこれに続く展開。1番人気のアトムは中団を追走。4コーナー手前でホウライアキコが手応え良く外から進出して、直線に入ってあっさりと抜け出す。馬群をさばいて伸びてきたアトムが懸命に追いすがったものの、ホウライアキコはリードを保ってクビ差のV。4番人気のピークトラムが、2頭から3馬身離れた3着だった。ちなみに今年ここまでに行われた2歳重賞は、すべて牝馬が勝っている(【函館2歳S】クリスマス、【新潟2歳S】ハープスター、【札幌2歳S】レッドリヴェール、【小倉2歳S】&【デイリー杯2歳S】ホウライアキコ)。
 勝ったホウライアキコだが、ここでは仕上がりとセンスが上であった。とにかく競馬が上手い。マイルまでなら、今後も面白い。2着アトムも力は見せた。このレースぶりから今後が楽しみだ。3着 ピークトラムは3コーナーでの不利があった。これがなければもう少し前に来られたかも・・・。
 ホウライアキコは、父ヨハネスブルグ、母ホウライサンデー(母父SS)という血統。北海道日高町・ナカノファームの生産馬で、橋元幸平氏の所有馬。通算成績は3戦3勝。重賞は【小倉2歳S】に次いで2勝目。南井克巳調教師、和田竜二ともに【デイリー杯2歳S】は初勝利。

 では明日の予想。馬券は買えないがまずは【凱旋門賞】。勝つ確率が一番高いのはオルフェーヴルだろう。ただ僕がもし馬券を買うならキズナを本命にする。このレース、歴史的に観ても3歳馬有利のレースである。今回オルフェーヴルは間違いなく全頭からマークをうける。キズナも含めると17頭から・・・。レース中に不利も考えられるが、今年のオルフェーヴルはそれをすべて克服する力があると思う。ただキズナの56㌔はどう考えても有利に写る。前走も着差以上の強さだったし・・・。馬券買うならキズナからの馬券かな!? それから日本馬にも運が見えてきた。【凱旋門賞】へ参戦予定だったドイツ調教馬ノヴェリスト(牡4・父モンズン)が出走を断念したのだ。同馬は今年の欧州古馬を代表する1頭。アイルランドのジョニー・ムルタとのコンビで上半期の欧州最強馬決定戦ともいえる【キングジョージ6世&クイーンエリザベスS】を5馬身差、驚異的レコードタイムで圧勝し、【サンクルー大賞】、前走【バーデン大賞】を含めてここまでG1・3連勝中だった。そうなると相手はトレヴ(牝3)か。

 日本の競馬予想。まずは府中メイン【毎日王冠】。以前ずっと追いかけていた1番ダークシャドウ。この条件は一番ぴったりであるが、一度別れた馬である。未練は残さない。で、僕の本命は5番ショウナンマイティ。【安田記念】は不利があっての惜しい2着。昨年の【宝塚記念】で3着もあり、距離の問題ない。ここは叩き台ではあるが中心的存在。相手は9,10番。
 京都メイン【京都大賞典】は12番ゴールドシップで仕方ないだろう。開幕馬場で終い一気なら取りこぼしもあるが、【宝塚記念】のようなレースをすればまず負けないだろう。相手も11、7番。
 新潟メイン【信越S】は1番シャイニープリンス。ここは叩き台という陣営の話だが、馬券的には人気になる前に買いたい。相手は3,8番。

 他では東京10R【テレビ静岡賞】は9番オールドパサデナ。京都10R【平城京S】は6番スズカルーセント。新潟10R【萬代橋特別】は10番テナシティー。

 明日は日本競馬会にとって歴史的な日になるのかな!?

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楽しみのJAPAN,DeNA,そして凱旋門賞

2013-10-04 21:35:44 | Weblog

  内村君だけじゃないんだね。
 今行われている体操の【世界選手権】の男子個人総合決勝で内村航平君(24=コナミ)が前人未到の4連覇を達成した。そして加藤凌平君(20=順大)は健闘し2位に入った。予選1位の内村は6種目すべてで15点以上をマークする抜群の安定感で2位以下を大きく引き離す圧勝だった。予選3位の加藤も激しい2位争いを制した。これに跳馬、床で「シライ」の名が付いた技を持つ高校生・白井健三君がいるのだから、完全に「体操ニッポン」復活だね!
 そういえば、DeNAの中畑清監督が来季も指揮を執ることが決まったらしい。春田真オーナーから続投を要請され、自らの進退を球団に委ねていた中畑監督が受諾したというもの。契約は1年。また高田繁GMの続投も決定したという。その中畑体制だが積極的に補強に動くという。狙っているのは中日の退団が決まった川上憲伸、前ロッキーズ傘下3Aの高橋尚成、それに日本ハムを退団の可能性があるウルフ、西武からFA宣言する意向を固めている涌井ら実績十分の投手ばかり。昨年は中日から根こそぎ外国人を獲得したが、今年はエースクラスの投手。これにドラフトで地元出身の松井君獲ったら…面白いかもしれない。まぁ個人的には若手投手を育ててほしいが…。

 では明日の予想。まずは東京メイン【ペルセウスS】。本命は16番ウォータールルド。前走は惨敗だったが、【大和S】ではアドマイヤロイヤルに0.2先着している実力馬。東京ダート(2,1,0,2)と得意で、休み明けの人気落ちなら絶好の狙い目。相手は6,12番。
 京都メイン【デイリー杯2歳S】は6番ホウライアキコ。新馬戦はスピードで圧倒、2戦目はセンスのいい走りを見せた。問題は距離だが、2戦目を見る限りかかるところはなく、距離は克服できるはず。相手は7,12番。
 新潟メイン【火打山特別】は11番コンサートレディ。直線1000mはやはり合わなかった。それでも0.3差ならこのクラスでは力が上ということだろう。準オープンで3着もあり、1200mなら・・・。相手は5,14番。

 今週は大好きなレース【毎日王冠】【京都大賞典】があり、フランスでは【凱旋門賞】が行われる。楽しみの週末である。

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