プロ野球はセ・リーグはほぼ巨人の優勝が見えてきたが、パ・リーグがここに来て西武の打力が爆発し、ソフトバンクが不調に陥って西武の2連覇が見えてきた。それにしてもソフトバンクらしくない、最近の成績。頑張れよ!
今日の競馬を振り返る。札幌11Rで行われた【第54回札幌2歳S】は、石川裕紀人騎乗の5番人気ブラックホール(牡2歳・相沢郁厩舎)が後方3番手追走から直線は外から豪快に伸びて重賞初制覇。タイムは1分50秒4。ブラックホールの父、ゴールドシップは今年の新種牡馬で、JRA重賞は【札幌2歳S】が産駒初出走で初勝利。1馬身1/4差の2着に出遅れて最後方から大外を追い込んだサトノゴールド(3番人気)が入り、ゴールドシップ産駒は2頭出しでワンツーフィニッシュ。ゴールドシップ自身は2011年の【札幌2歳S】に出走して22着となっている。2着馬からさらに1馬身3/4差遅れた3着に最内から伸びたダーリントンホール(2番人気)。1番人気のゴルコンダは中団追走から直線一旦は先頭に並びかけたがゴール前の伸びを欠いて6着に敗れた。
勝ったブラックホールは強い競馬だった。小柄な馬だが、バネのきいた走りをする馬だ。まだまだ覚えることは多いが、それでこの強さ、今後が楽しみだ。2着サトノゴールドはまだまだ子供だが、それでも2着。将来が楽しみ。3着ダーリントンホールは勝負どころで前の馬が下がってスムーズに捌ききれず、後ろに下がったが、再度足を伸ばす競馬。それでも3着、力はある馬だ。6着ゴルコンダはスタートで躓き、後ろの脚の蹄鉄がズレたらしい。馬場も軽い方が良さそう。
ブラックホールは、父ゴールドシップ、母ヴィーヴァブーケ(母父キングカメハメハ)という血統。北海道浦河町・杵臼牧場の生産馬で、馬主は芹澤精一氏。通算成績は3戦2勝。重賞初制覇。【札幌2歳S】は、相沢郁調教師は1999年マイネルコンドルに次いで2勝目、石川裕紀人は初優勝となった。
明日の予想。まずは新潟メイン【新潟記念】は人気でも9番レイエンダ。1番サトノキングダム、6番カデナも考えたが、力はやはり一枚上だろう。この馬ひょっとしたら勝ち癖ついたら連勝する馬のような気がする。相手は1,3,5,6,7,10番。小倉メイン【小倉2歳S】は7番カイルアコナ。小柄な馬だが、能力は高い馬。荒れた馬場が少し心配だが、キンシャサ×キンカメなら少々荒れても大丈夫だろう。相手は3,4,5,9,10,13番。札幌メイン【丹頂S】は9番ヴァントシルム。前走は出遅れながら向こう正面で一気に先頭へ。最後は厳しくなったがそれでも0.2差の4着は負けて強の競馬。相手は4,5,6,7,11,13番。
昨日書いた一口の馬が明日出走する。札幌8Rの2番ナイルデルタ。流れ次第であるが、鞍上が軽量団野なら面白い!