人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

最後の悪戯馬券が・・・

2007-01-28 21:34:36 | 競馬回顧
 今日は競馬以外に注目しているものが二つあった。
 ひとつは大阪で開幕する世界選手権の代表選考会を兼ねた『第26回大阪国際女子マラソン』で、このレースは約1年半ぶりのマラソンとなる原裕美子(25歳・京セラ)が2時間23分48秒で初優勝し、前回ヘルシンキ大会に続き、2大会連続の代表に決まった(女子マラソンでは代表第1号)。2着には小崎まり(31歳・ノーリツ)が2時間24分39秒でなり、代表入りを有力にし、初マラソンの加納由理(28歳・資生堂)も小崎に4秒差の3位となり、代表候補に浮上した。  レースは前日本記録保持者の渋井陽子(27歳・三井住友海上)と原が序盤で抜け出し、29キロすぎで原がスパート、渋井との差を一気に広げた。渋井は33キロすぎで1度止まるなど大きく失速し、2時間34分15秒の10位に終わった。優勝した原はヘルシンキ大会でラドクリフに力負けの6位に終わったが、それでも日本人最高だった。その後疲労骨折などでマラソンを走れなかったが、復活を見事な勝利に飾った。いつも苦しそうな顔で走る原、是非世界選手権でもあの顔で頑張ってほしいものだ
 そしてもうひとつが、レスリングの『全日本選手権』である。それはあの山本“KID”徳郁(29歳)が男子フリースタイル60㌔級に出場したからだ。その“KID” 1回戦で日本社会人選手権3位の土田章博(自衛隊)を2-0のストレートで破ったが、2回戦でアテネ五輪銅メダリストの井上謙二(30・自衛隊)に巻き投げからひじを故障して第1ピリオドフォール負けを喫した。1回戦を見る限り、結構上まで行くのではと思ったが、一瞬の油断がこういう結果を招いたように思えた。プロのリングでは投げられてもその後反撃ができるが、アマチュアの試合では・・・。ただ1回戦を勝ったことで、“KID”は世界選手権代表の最終選考会となる6月の全日本選抜選手権の出場資格を得たので、“KID”の夢は辛うじて先に繋がった。尚、その男子フリースタイル60㌔級は湯元健一(日体大)が2連覇を達成した。
 では今日の競馬。重賞を振り返る。まずは東京で行われた【根岸S】。勝ったのは村田騎乗の11番人気のビッググラス (牡6・中尾秀厩舎)。先に抜け出した1番人気シーキングザベストをゴール前で交わし、1.1/4馬身差をつけ優勝した。さらにハナ差の3着に12番人気ニホンピロサートが入った。勝ったビッググラスは人気の盲点であったが、パドックで馬体が絞れ良く見えた。ただここでは敷居が高いと思っていたので、軽視してしまったが、直線ゴチャついて立て直して勝つ辺りその素質は相当なのかもしれない。シーキングザベストはやはり相手なりに走る馬である。いつもより早めに動いての2着はさすがに力がある。驚いたのは3着になったニホンピロサート、9歳だがまだまだ元気いっぱいだ。4着のリミットレスピットも良く走っているが、最後脚が止まったのは強行軍の疲れかもしれない。僕が狙ったヒカルウイッシュは直線一瞬いいところを魅せたが、結局伸びず5着に敗れた。他馬に少し迷惑をかけたが、もう少し進路があれば・・・と思えるレースであった。残念! このレース【フェブラリーS】の前哨戦となっていたが、今日のレースを見る限り低調のように思えた。
 勝ったビッググラスは父エルコンドルパサー、母はドラゴンリリー(父イブンベイ)という血統。’03年12月に、デビューから6戦目で勝ち上がると、【樅の木賞】も連勝。’04年【シャングリラ賞】を勝った後は伸び悩んだが、昨年は8戦3勝2着3回3着1回という安定した走りを見せ、【アクアルミナスS】に勝ちオープン入り。前走は【京都金杯】で14着となり、今回が初重賞制覇となった。通算成績28戦7勝(重賞1勝)。 鞍上の村田は’97年のデビュー以来、重賞127回目の騎乗にしてJRA重賞初制覇。管理する中尾秀調教師も’04年の初出走以来、重賞12回目の出走で重賞初制覇となった。また、エルコンドルパサー産駒はヴァーミリアンの【ラジオたんぱ杯2歳S】、ソングオブウインドの【菊花賞】、アロンダイトの【ジャパンCダート】に続き4頭目のJRA重賞勝ち馬となった。尚、母の父にイブンベイを持つ馬がJRA重賞を勝ったのは初めてであった。
 一方京都で行われた【京都牝馬S】は、岩田騎乗の1番人気ディアデラノビア (牝5・角居厩舎)が中団からレースを進めて直線馬群を割って抜け出し、8番人気ウイングレットに4馬身差つけて快勝した。さらに1/2馬身差の3着には3番人気アグネスラズベリが入った。勝ったディアデノビアは圧勝であった。今までの詰めの甘さが嘘のように今日は直線僅かな隙間を見つけると間髪をいれず割って出た。するとアッ問い馬に4馬身差。その強さに本命をつけた僕もビックリであった。2着ウイングレットはやはりマイルは良く走る。ぎりぎり追い出しを我慢してたが、勝ち馬とは力の差としか言いようがない。3着アグネスラズベリにはやはりちょっと距離が長かったようだ。ただそれでもここまで走るのは力を付けている証拠だろう。逆に4着サンレイジャズパーはあと1ハロンほしい感じで、5着アクロスザヘイブンは大好走だったといえる。
 勝ったディアデラノビアは、父SS、母はポトリザリス(父Potrillazo)という血統。’04年12月に2歳新馬、【白梅賞】を連勝してクラシック候補に名乗りを上げるが、【チューリップ賞】、【フィリーズR】で【桜花賞】の権利を取ることができず、【オークス】へと路線を変更。’05年【フローラS】を快勝して臨んだ【オークス】でも3着に入るも、左前膝を剥離骨折して休養を余儀なくされる。’06年1月に戦線に復帰してからは、【マイラーズC】、【ヴィクトリアマイル】、【オールカマー】、【府中牝馬S】、【エリザベス女王杯】で5連続3着と安定した走りを続けるも勝ち切れない競馬が続いた。前走は【香港C】(香G1)に遠征したが、後方追走から伸びず7着に敗れた。今回の勝利が1年9か月ぶりの重賞勝利となった。通算成績16戦4勝(うち重賞2勝、海外1戦0勝)。
 鞍上の岩田はアドマイヤオーラで制した【シンザン記念】に続くJRA重賞制覇で今年2勝目(通算6勝)。管理する角居調教師はウオッカで制した昨年の【阪神JF】以来の重賞制覇で、通算では16勝目となった。なお、このコンビは昨年の【メルボルンC】(豪G1)をデルタブルースで優勝している。
 今日の競馬、先週の勝利があったものだから、朝からいろんなレースに手を出していたら、メインを終わった頃には大きな負債を抱えていた。で“さすがに今日は無理だろう”と思いつつも、最後の悪戯で東京、京都の最終レースを“穴は逃げ馬から”という初歩的な理由で逃げ馬から馬券を購入した。すると2レース共人気薄の逃げ馬が逃げ切ってくれた。両レースとも馬単2万馬券、収支はプラスに僅か届かなかったが、結果としては満足なものであった。今日の女子マラソンでいうと、小松まり(2着)的な感じかな!?
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お願い完走だけは・・・

2007-01-27 22:43:09 | 競馬予想
 今日から始まった東京競馬。
 波乱に満ちた出足となった。まず今日9鞍騎乗予定だった内田博が病気のため、すべて乗り替わりとなった。僕は8Rまで朝早く馬券を購入していたため、この情報を知らず約半数のレースで内田博を買っていたが、連に絡んだのは8Rだけであった。また2Rではその内田博から乗り替わった武豊が落馬。これによってペリエ佐藤聖も被害を被り転倒、競争を中止した(以後佐藤聖はすべて乗り替わり)。そして3Rでも惨事が起きた。木幡騎乗の馬が故障を発症し、競走を中止した。そしてその馬に柴田善騎乗の馬と柴山騎乗の馬が触れ転倒、また吉田隼騎乗の馬がその柴田善の馬に触れ落馬となった。玉突き事故みたいなものだが、このレース以降木幡と柴田善は全てのレースで乗り替わりとなった。平場でこれだけ落馬があると、障害レースが無事に終わるわけがない。案の定、黒岩騎乗の馬が飛越で躓き落馬した。最後は再びペリエ。10Rで騎乗していた馬が故障を発症してしまった。幸いペリエに怪我はなかったが、残念ながら馬の方は予後不良となってしまった。僕も長年競馬をやっているが、こう落馬が続くのは珍しい。そりゃぁ、馬券の的中やハズレが興味の中心であるが、それは皆が無事に走ってこそ楽しめるもので、是非関係者の方にはより一層注意して頂きたい。また内田博には、今日になっての急病なのだろうが、人気が集まるだけに騎乗については早めの決断をやってもらいたいものだ
 では今日の重賞を振り返る。東京で行われた【東京新聞杯】は、武豊騎乗の1番人気スズカフェニックス(牡5・橋田厩舎)が、後方待機から直線で外に持ち出すと内から伸びた2番人気エアシェイディを1/2馬身抑え優勝した。さらに1/2馬身差の3着に5番人気イースターが入った。このレース、正直上位2頭の力が上であった。アンカツが内に固執したのに対し、スムーズに外に出せた豊の作戦勝ちだった。枠順が違っていたら・・・。ただそれでも2着に持ってくるあたりはさすがアンカツであった。3着イースターも良く走っている。まだ4歳馬だし、これから中距離では面白い存在になるかもしれない(良馬場なら・・・)。
 勝ったスズカフェニックスは父SS、母ローズオブスズカ(父Fairy King)という血統。伯父にドクターデヴィアス(父Ahonoora)、シンコウキング(父Fairy King)がいる。2歳時の’04年10月にデビューも、2度の長期休養を挟んだため、頭角を現してきたのは昨秋。準オープンの身で挑戦した【朝日チャレンジC】でトリリオンカットから0.2秒差の4着に入ると、続く京都の【大原S】に勝ちオープン入り。その後も【富士S】3着、【京都金杯】5着と、重賞でも安定した走りを続けていた。今回が重賞初勝利、通算成績15戦6勝(重賞1勝)。
 鞍上の武豊は昨年の【有馬記念】のディープインパクト以来のJRA重賞通算237勝目で、’87年のデビュー以来21年連続のJRA重賞勝ち。管理する橋田調教師は昨年の【青葉賞】のアドマイヤメイン以来のJRA重賞通算42勝目となった。なお、SS産駒は14日の【日経新春杯】のトウカイワイルド、21日の【AJCC】のマツリダゴッホに続き、3週連続JRA重賞制覇(いずれも初重賞制覇)。ちなみに、Fairy Kingを母の父に持つ馬がJRA重賞を勝ったのは初めてであった。
 このレースはアンカツ騎乗のエアシェイディが2着となって的中したが、トリガミであった。ただこれで今年の重賞は9戦6的中となっている。この成績から考えると明日の重賞も一応期待がもてそうな気がする。というわけで、明日の予想。まずは東京で行われる【根岸S】。1番人気はシーキングザベストなのだろう。確かに条件はベストだし、斤量も楽になる。しかしこの馬相手なりに走る馬で絶対的な軸とは言えない。で僕の本命だが、2番ヒカルウイッシュ。前走は先に行って失速、末脚を使った方がいい馬。【武蔵S】だけ走れば、追えるごっちゃん騎乗で差はない。相手は6,12番。京都で行われる【京都牝馬S】は4番ディアデラノビアが本命。人気になるだろうが、ここでは力が上(GⅠ3着3回)だ。小倉11R【火の山特別】は大穴狙いで7番ファインセンテンス。芝替わり、昇級戦。小倉に入厩してここを狙い撃ち。鞍上も中館を確保して力が入るところだ。先物買いで高配当を期待。相手は11,13番。 
 今日は障害レースで万馬券をGETしたのに負けてしまった。とても嫌な雲行きである。まぁ勝ち負けは時の運だから諦めがつくが、せめて完走だけはしてほしいものだ!!
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『あるある~』打ち切りはキムタクが原因!?

2007-01-26 21:56:06 | Weblog
 遂に『発掘!あるある大事典Ⅱ』が打ち切られた。
 この番組は以前からスーパーやコンビニの注目の的で、この番組でダイエットや健康に良いということで取り上げると放映翌日の月曜日には、その売り上げが急激に伸びていた。要因としてはその品物が手軽手に入る物が多かったことと番組自体に説得力があったことである。 
 しかし、僕はこの番組に対してずっと疑問を持ち続けていた。それがなぜかというと、番組全体であまりにも都合のいい資料(実験・コメント)ばかりを持ち出して、その理論を正当化していたからだ。ただこれは決していけないことではなく、多くの番組や多くの雑誌などではこの手法を取っているものも少なくはない。
 例えばこうである。 仮に“20代OL女性の平均体温が35~36度に下がっている”という研究データが出るとする。するとこのデータを基になぜ体温が上がらないかという疑問を考える。そしてそこで“新陳代謝がうまくいかないからだ”という仮説を立てる。“新陳代謝が苦手”なら、それは“トカゲやイグアナと一緒?(あくまでも仮説です)”という仮説の仮説が出てくる。つまり、体温が上がらない→新陳代謝→トカゲ化というとてつもない仮説が出来上がる。するとタイトルは『20代OL女性のトカゲ化が始まった!?』となるわけだ。あとはこの理論に沿って話してくれる大学教授やコメンテイターを探し、これに沿った実験結果を持ち出してくれば出来上がりである。少し簡単にまた大げさに書いたが、これが世の中でよく行われている番組(記事)作りである。
 多分今回もまず『納豆で痩せる』という仮説が決まっていたのだろう。で、今回何がダメだったかというと、その肉づけにあたり思い通りのコメンテイターや実証実験が手に入らず、それをでっち上げてしまったからだ。せめて信用度は低いが本当行われた実験結果やコメンテイターを採用していたらこの騒ぎにはなっていないはずで、“あのテーマに反論”ぐらいで治まっていただろう。
 ただテレビ局関係者の話では、局としても裏番組にキムタクの『華麗なる一族』があったため、その危機感が強く、どうしても失敗が許されなかったこともあの不祥事の一因だという。ということは、『「あるある~」を打ち切りに追い込んだのはキムタク!?』という仮説もできるわけだ。
 では明日の仮説、いや予想。まずは府中で行われる【東京新聞杯】。正直今年の府中がどんな状態かわからないので、予想するのを控えようと思ったが、一応やっぱり重賞なので仮説をたてることにした。で、僕の本命だが、人気でも4番エアシィディ。SS×NTの血統は勿論、鞍上も連対100%なら無視はできない。ライバルは【富士S】から1㌔貰いの12番、そして前走22㌔増で好走の8番だろう。京都11R【橿原S】は、冬場は走る2番トーセンザオー。鞍上が心配だが、それで人気がさがるものなら狙って面白い。10R【木津川特別】は3番スパニッシュソウル。ハンデの53㌔&鞍上が魅力だ。  明日の府中は様子見的にしようと思っている。というのも、僕の仮説では“府中の初日は狙いが定まらない”からだ。よって明日は京都と小倉で勝負!と思っているのだが、どうなることやら・・・
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時代の流れ

2007-01-21 21:37:28 | 競馬回顧

 お母さんに叱られ泣いていた福原愛ちゃんは今春からハンカチ王子と同じ早大生になる。時代は僕が成長しないでいる間に駆け足で駈けていく。
 今日行われた卓球の全日本選手権最終日は、そんな時代の流れの早さを象徴するような結果となった。まず男子シングルス。優勝したのは17歳の水谷隼(青森山田高)。決勝で3連覇を狙った吉田海偉(日産自動車)に4-1で勝ち、史上最年少で優勝を果たした(尚、水谷は男子ダブルス、ジュニアも制した)。また、女子では四天王寺羽曳丘中学2年の石川佳純(ミキハウスJSC)が中学生初、13歳11カ月の最年少でのベスト4入りを果たした(尚優勝は平野早矢香(ミキハウス)が2大会ぶり3度目の優勝)。いつまでたっても愛ちゃんが若いと思っていたら・・・どうりで年々僕の身体が動かなくなるわけである。
 今日の中山で行われた【AJCC】の1,2着も4歳馬同士という若い決着となった。勝ったのは横山典騎乗の2番人気マツリダゴッホ (牡4・国枝厩舎)。好位追走から直線入り口で、大逃げを打ったインティライミを交わすと後続を突き放し、外から追い込んだ5番人気インテレットに5馬身差をつけ圧勝した。さらに3/4差の3着に6番人気シルクネクサスが入り、1番人気のインティライミは4着に敗れた。勝ったマツリダゴッホだが、1頭だけ次元の違う競馬を魅せた。元々オープン級の素質を持った馬ではあったが、ようやく本格化したようだ。しかしこの馬、折り合いと言う鍵がある。今日はインディライミが引っかかって飛ばしてくれたお陰で格好の展開になったが、スローペースになるとまだ全幅の信頼は寄せられない。まして【天皇賞・春】はその可能性が高いし・・・。2着になったインテレットも課題はある。とにかくスタートが悪い。今日も最後方からの競馬、ただそれでもあの長く使ういい脚は魅力で、キャリアと母父にリアルシャダイも入っている血統を加味すると【天皇賞・春】は面白いかもしれない。インディライミもあの競馬でよく粘っているが、あれだけ引っかかるとは思わなかった。鞍上が佐藤哲ちゃんだったら結果は違っていただろう。今後面白そうなのが5着となったじゃジャリスコライト。流石に8ヶ月明けでは直線伸びなかったが、それでもレースぶりはよく中距離戦なら活躍は考えられる。
 勝ったマツリダゴッホは父SS、母ペイパーレイン(父Bel Bolide)という血統。叔父にナリタトップロードがいる。’05年8月のデビュー戦を7馬身差で圧勝し期待されたものの、【青葉賞】4着、【セントライト記念】落馬でクラシック戦線には乗れなかったが、前走の【クリスマスC】で4勝目を挙げオープン入りしていた。通算成績10戦5勝。
 鞍上の横山典は’91年メジロモントレー、’97年ローゼンカバリー、’05年クラフトワークに続くこのレース4勝目で、昨年の【エルムS】以来のJRA重賞90勝目。管理する国枝調教師は’04年【東京スポーツ杯2歳S】のスムースバリトン以来約2年3か月ぶりのJRA重賞8勝目となった。
 一方、京都で行われた【平安S】は、石橋守騎乗の9番人気メイショウトウコン (牡5・安田伊厩舎)が後方2番手でレースを進め直線外から一気に追い込み、3番人気サンライズバッカスとのゴール前の接戦をアタマ差制して優勝。さらに1.1/4馬身差の3着には8番人気シャーベットトーンが入った。そして1番人気フィールドルージュは6着、2番人気のタガノサイクロンは9着に敗れた。勝利したメイショウトウコンは本当に強かった。今の京都は上がりが速く、後方から追い込みを決めるのは至難の業である。それを大外を通って差しきったのだから、ダート適性の高さ、そして強さは驚きだった。アロンダイトに続き、ダート界の新星が現れた!といっていいだろう。【フェブラリーS】も楽しみだ。サンライズバッカスも良く走っている。しかし今日の場合は勝ち馬が一枚上だった。3着シャーベットトーンも力を付けている。今日の場合、全滅に近かった先行勢で唯一馬券となったのだから立派。1番人気はフェールドルージュも良く伸びているのだが、上位2頭とは少しだけ決め手の差があった。この馬、どうも馬券的には連下専用の馬のように感じる。
 勝ったメイショウトウコンは、父マヤノトップガン、母ルナースフィア(父ジェイドロバリー)という血統。半兄に障害で活躍したローレルロイスがいる。’04年12月デビューから初勝利を挙げるまで13戦を要したが、初ダート戦となった’06年8月の【500万下】で2勝目を挙げてから一変。ダート戦は4戦3勝、2着1回と連対率100%の成績でここに臨んでいた。通算成績23戦5勝(重賞1勝)。
 鞍上の石橋守はメイショウサムソンで制した’06年【日本ダービー】以来のJRA重賞制覇で、通算では13勝目。管理する安田伊調教師はファストタテヤマで制した’02年【京都新聞杯】以来4年8か月ぶりのJRA重賞制覇で、通算では22勝目となった。ちなみに、マヤノトップガン産駒はJRA重賞9勝目で、JRAダート重賞は初勝利となった。
 実は今日の競馬だが、上記の重賞2レース共に的中した
「えっ、インディライミが本命だったのでは?」
と思われる方もいるだろうが、あまりにも僕の馬券の調子が悪いので【AJCC】だけは4頭のBOX買いをしていたのだ。そしたらその4頭がなんと1~4着となり、それも1番人気のインディライミが馬券圏内から外れた馬単、3連単が的中してしまったのである。推奨のハズレは恥ずかしいが個人的には嬉しい誤算であった。また【平安S】は推奨どおりサンライズバッカスを中心に馬券を買い、馬単と3連複をGETした。最近メインの重賞が二つとも当たるなんてないものだから、当たった僕もびっくりである。これでひと開催が終わってのプラス収支。このことは今日のそのまんま東氏に匹敵するくらいの喜びである。それにしてもそのまんま東氏が県知事、時代の流れって本当に早いですね

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新宿の母より凄い!? 僕の推奨馬

2007-01-20 22:01:37 | 競馬予想
 皆さん、“消し”の時間ですよ。
 今日の推奨も3連敗。中山10Rサクラマジェスティが3番人気で7着、京都10Rのボーナスフィーバーが5番人気で4着、中山11Rクリノワールドが5番人気で9着だから、そのマイナス効果は我ながら「凄い」の一言。いっそのこと前日に全ての予想をして、レース当日その予想した軸馬を全て消して馬券を買おうかとさえ思っている。しかしその反面、今日も推奨にしていないレースで万馬券を1本GETしたのだから、馬券自体の調子は別に調子は悪くない。
 ということで明日の予想である。まずは中山メイン【AJCC】は4番インティライミで仕方ないだろう。ディープがいなかったら“強い”ダービー馬になっていた同馬、【天皇賞・春】へ向けてここで負けるわけにはいかない。あ~あ、ド本命馬を推奨にしちゃった。本命党の方、どうもすいません
 一方、京都で行われる【平安S】は12番サンライズバッカス。この馬の狙いはもちろん【フェブラリーS】。しかしこのままいくと、賞金的に出走もおぼつかない。ということはここで2着までには入っておきたいところ。ゲート難はあってもここは自信(?)の本命といく。あ~あ、また人気馬を本命にしちゃったよ。アンカツ、音無厩舎ファンの方ごめんなさい
  中山、京都とメインを予想したので、最後は小倉のメインの予想を。本命は13番マイネルポライト。このクラスはいつ勝ってもいい馬だが、折り合い面に不安を抱える。それが今回1800mに距離が短縮することによって、解消される可能性がある。鞍上には早くも今日小倉で3勝を挙げた年間100勝ジョッキー中館。小回りなら何とかしてくれるだろう
 
以上3頭が“消し”候補の馬たちです。もしこの3頭が本当に馬券から消えたら・・・逆の意味で凄いことだね。新宿の母も、大泉の母もビックリ
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最強の最弱馬

2007-01-19 22:30:04 | Weblog
 地方競馬界に第2のハルウララが現れた
 16日、兵庫・園田競馬第4レースに出走したエリザベスクィーン(牝6)は好位につけながら4着に敗れ、高知競馬のアイドルホースだったあのハルウララに並ぶ113連敗を記録した。
 この日のレースは、本命視されたホリノトクノオー(牡4)が出遅れる波乱の幕開け。一方のエリザベスクィーンは上々のスタートを切り、得意の先行策で2番手を4角までキープ。観ている人に“ひょっとしたら・・・”と思わせたが、ここからが伸びず、差してきた1着ホリノに0.6差及ばなかった。  
 記録を作ったエリザベスクィーンは父トレジャーアイランド(代表馬には『浦和記念』の勝ち馬モエレトレジャー)、母エリザベスローラ(父キャロルハウス)。兄姉には勝ち馬がいないが、半妹のミスフサイチ(父フサイチコンコルド)は高知で2勝、サチノエンプレス(父ホワイトマズル)は荒尾で3勝挙げている。同馬はホッカイドウ競馬所属で、開催が中断する11月中旬から4月中旬まで佐賀、名古屋、笠松、園田へ遠征している出稼ぎ馬で、過去最高は2着3回。113戦で6着以下84回と、ハルウララの113戦中6着以下73回を上回っている。また獲得賞金もハルウララの112万9000円の半分以下である56万3000円と極端に少ない。
 ただデビュー3年半で113戦とタフさは折り紙つきで、8歳時に記録を作ったハルウララに対し、まだ6歳のエリザベスが記録を更新するのはほぼ確実である。騎乗した竹村騎手は
「荒尾、名古屋でも走っているし全国区のハルウララやね。僕が乗っている間に初勝利を挙げさせたい」
と語っているようだが、悲願の初勝利を目指し次回は30日に園田競馬での出走を予定している。頑張れ!いや頑張るな!エリザベスクィーン!
 
では明日の予想。まずは中山11R【サンライズS】。昨年57.5キロで2着だった5番クリノワールドを狙う。ひと叩きしてここを狙って東上、買わない手はないだろう。同10R【東雲賞】は3番サクラマジェスティ。ソングオブウインド、ネヴァプションと接線していた馬。ここは素質を先物買いだ。京都10R【河原町特別】は2番ボーナスフィーバー。前走は伸びかけたところで不利。レース内容は時計ほど差がない。
 
明日は先週に続いてゴルフである。よって無茶な勝負はしないつもり。ただその先週も推奨は的中ゼロ。つまり今僕の推奨は今エリザベスクィーン状態である。ということは僕の推奨は消し!?
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学習能力不足!

2007-01-14 21:36:07 | 競馬回顧

 人の忠告は聴くものである。
 そして反省は覚えておくものである。
 昨日ゴルフだった僕は、今日は朝から真剣に競馬に挑んだ。まず中山1Rで穴馬1番テンジンミナトオー(7番人気)を狙ったが、3着馬に1馬身届かず4着となった。ただタテ目で買っていた馬単が的中したため、順調な出足。その後も午前中の中山全てのレースが的中し、中には4Rの馬単万馬券が含まれていたから絶好調である。そこで安田君に午前中を終えた時点での経過をメールする。すると安田君から
「後半あまり3連単買うと痛い目見ますよ」
との返事が来た。この言葉は先週僕が、レース後、後悔して口にしていた言葉で安田君が思い出させてくれたのだ。しかし、僕は京都の5Rでも馬連を的中させていたため、その忠告&反省を全く無視してしまった。まして両重賞の本命はピサノデイラミとアドマイヤフジと人気馬である。まさかこの2頭が脆くも・・・
 そんな今日の重賞を振り返る。まずは中山で行われた【京成杯】は、松岡騎乗の3番人気サンツェッペリン(牡3・斎藤厩舎)。先手を奪うと直線でリードを広げ、1番人気メイショウレガーロに2馬身差をつけて快勝した。3着には9番人気アルナスラインが、4着にマイネルヘンリー、5着にダイレクトキャッチが入った。僕が推したピサノデイラミは全く見せ場なく最下位(12着)に敗れた。勝ったサンツェッペリンは完全の陣営の作戦勝ちだった。当然実力がないと出来ない芸当ではあるが、これからについてはまだ疑問が残る。逆に2着のメイショウは父がマンハッタンカフェということもあり、まだ成長しそう。他では5着ダイレクトキャッチはまだ変わり身がありそうだが、肝心のピサノの凡走原因(やっぱりダート馬!?)はわからない。それにしても藤沢和&横山でこの大敗、馬券を買う身にもなってほしいものだ
 勝ったサンツェッペリンは父テンビー、母プラントオジジアン(父オジジアン)という血統。デビュー3戦目の未勝利戦で初勝利を挙げ、続く【百日草特別】で2着、前走の【ホープフルS】でも10番人気ながら2着に入るなど堅実な走りを続けていた。通算成績7戦2勝(重賞1勝) 。
 鞍上の松岡は昨年の【スワンS】のプリサイスマシーン以来のJRA重賞通算4勝目。管理する斎藤師は’06年6月の開業以来、初のJRA重賞制覇となった。
 また京都で行われた【日経新春杯】は、アンカツ騎乗の5番人気トウカイワイルド(牡5・中村均厩舎)が、後方追走から直線で最内を突くと、4番人気トウカイエリートとの競り合いをクビ差制して優勝した。さらにアタマ差の3着に9番人気ダークメッセージが入り、1番人気アドマイヤフジは6着に敗れた。勝ったトウカイワイルドは調子の良さはもちろんだが、完全にアンカツの好騎乗によるもの。またトウカイエリートは内を掬われた感じだが、完全本格化。これからも注目したい。ダークメッセージはまだ1000万条件の馬でハンデに恵まれた感じだが、とりあえずこのくらいの距離で自己条件なら確勝だろう。4着メイショウオウテはかなり行きたがっていた。距離経験があったら、結果が変わっていただろう。さて問題のアドマイヤフジだが、2走ボケとしてもこのメンバーで掲示板を外してはだめだろう。詳しい原因はわからないが、物凄くガッカリである
 勝ったトウカイワイルドは、父SS、母ボブズディレンマ(父Mr.Prospector)という血統。半兄にトウカイナンバーがいる。デビュー2戦目の初勝利から3連勝を飾り、その後は勝ち切れないレースが続いたが【湾岸S】で4勝目を挙げた。前走の【オリオンS】ではトウカイエリートの2着だったが、重賞初出走となった今回、格上挑戦で重賞制覇を果たした。通算成績13戦5勝(重賞1勝)。
 鞍上のアンカツは昨年の【ラジオNIKKEI杯2歳S】のフサイチホウオー以来のJRA重賞通算44勝目。管理する中村師は昨年の【京都牝馬S】のマイネサマンサ以来のJRA重賞通算27勝目となった。
 結局今日の競馬は途中万馬券を2本も当てながら、後半の無茶(?)な勝負のため、マイナス収支となってしまった。来週こそは反省して頑張ろう!!!

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再度・・・

2007-01-13 21:39:22 | Weblog
先週4本の万馬券を的中させた中山1200mダート戦。
 自信をもって今日の3鞍を推奨にしたら、まさかの3連敗。それも1Rノースリヴァーが8番人気で7着となったものの、6Rはブルーベレッタが3番人気で10着、8Rのファインビンテージに至っては1番人気で9着に敗れてしまった。正直今日はゴルフに行っていたため、レースぶりはわからないが、ここまで負けたのだから言い訳はできない。まぁ先週の成績で調子に乗った罰なのだろう。ただ幸いだったのは、ゴルフだったため、思い切った勝負に行っていなかったので、怪我が少なかった点である。このように、早くも2週目で“予想上手”というメッキは外れた僕なので、明日の予想はまた初心に戻って予想してみる
 では予想。まずは【京成杯】。お世辞にもクラシックに直結するメンバーとは思えないメンバー。ならばダートの方がより一層強いと思える3番ピサノデイラニでなんとかなるだろう。兄はシンボリクリスエスで晩成型だった。ピサノも使われつつ成長の可能性があり、フサイチペガサス産駒は芝でもガブリン、シークレットコードを出しており決してダート専用馬ではない。相手は5番、7番本線であとは6,8,9,10番。 京都で行われる【日経新春杯】は叩き2戦目の9番アドマイヤフジ。まだ完全ではないだろうが、このくらいのメンバーに負けるようでは【天皇賞、春】うんぬんは言えないだろう。前走の【有馬記念】も2着とは0.4差、ここは絶対的中心馬だ。相手は8番、10番が本線。 他のレースでは再度中山1200mダート戦の1Rを攻める。本命は1番テンジンミナトオー。前走は大きな不利があり、今回も内枠と不利が続くし、鞍上が蛯名と不安はいっぱい。しかしメンバー的には強い馬がおらず、不利がなければ勝負になるはず。また、これがもし嵌ったりすると先週同様調子に乗りそうなので・・・。えっ、 ダメだったら? 大人しくしています
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ダイワメジャーはどんな馬?

2007-01-12 21:48:55 | 競馬予想
 2006年度の『JRA賞受賞馬』が選出された。その内容は、年度代表馬には【有馬記念】でラストランを飾ったディープインパクトが2年連続で選出された。また、調教師・騎手部門では武豊騎手が5年連続9度目となる騎手大賞を受賞。西谷誠騎手が最多勝利障害騎手を初受賞、森秀行調教師が5年ぶりとなる最多勝利調教師を受賞した。各部門の受賞馬、及び受賞者は以下の通りだ。
【競走馬部門】
年度代表馬 ディープインパクト(栗東・池江泰郎厩舎)
最優秀2歳牡馬 ドリームジャーニー (栗東・池江泰寿厩舎)
最優秀2歳牝馬 ウオッカ (栗東・角居勝彦厩舎)
最優秀3歳牡馬 メイショウサムソン (栗東・瀬戸口勉厩舎)
最優秀3歳牝馬 カワカミプリンセス (栗東・西浦勝一厩舎)
最優秀4歳以上牡馬 ディープインパクト(栗東・池江泰郎厩舎)
最優秀4歳以上牝馬 ダンスインザムード (美浦・藤沢和雄厩舎) 最優秀父内国産馬 カワカミプリンセス(栗東・西浦勝一厩舎)
最優秀短距離馬 ダイワメジャー (美浦・上原博之厩舎)
最優秀ダートホース アロンダイト (栗東・石坂正厩舎)
最優秀障害馬 マルカラスカル (栗東・瀬戸口勉厩舎)
【調教師・騎手部門】
●騎手部門
・騎手大賞 武豊(栗東)
※最多勝利騎手、最高勝率騎手、最多賞金獲得騎手の3部門すべてを受賞。
・最多勝利障害騎手 西谷誠(栗東)
・最多勝利新人騎手 該当者なし
●調教師部門
・最多勝利調教師 森秀行(栗東)
・最高勝率調教師 池江泰寿(栗東)
・最高賞金獲得調教師 松田博資(栗東)
・優秀技術調教師 森秀行(栗東)
正直今回は順当な結果だと思うが、ダイワメジャーの最優秀短距離馬というのはどうだろう。【天皇賞・秋】を勝ち、【有馬記念】でも3着になった馬で”短距離馬”というのは少し違和感がある。そう考えると”最優秀マイル馬”というカテゴリーが必要だと思うのは僕だけだろうか。もし【有馬記念】でダイワメジャーがディープインパクトを破っていたら、年度代表馬も最優秀4歳以上牡馬も獲ってもおかしくなかったはず(唯一GⅠ3勝になっていた)。そうなると、最優秀短距離も合わせて3部門獲っていたのだろうか。まぁ結果的には【有馬記念】でディープが勝って丸く収まったが、今年の選考を見てそんな想いが脳裏に浮かんだ。
 では明日の予想。中山メインや最終、京都メインなど面白そうなレースはたくさんあるが、先週万馬券6本中4本をGETした中山1200mに絞って推奨する(先週的中したからといって今週的中するとはいえないが・・・)。まずは運試しの中山1R。本命は7番ノースリヴァー。フサイチコンコルド×アレミーロードはバランスオブゲームと同じ配合。脚元がパンとした今回は未勝利戦なら・・・。6Rは人気でも8番ブルーベレッタ。使いすぎと坂が少し心配だが、それで少しでも人気が下がるなら・・・。8Rは初ダートとなる12番ファインビンテージ。牝馬限定戦なら、まだ底を見せていない魅力がある。
 明日はゴルフである。馬券は朝イチで買う予定だが、昨年と違ってレースは絞り込むつもりだ。果たしてこれがどう転ぶのだろうか・・・
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大爆発のち大撃沈

2007-01-09 14:26:04 | 競馬回顧

 2年ぶりの競馬場へ。 
 昨年はゴルフを一所懸命やるために競馬場通いを封印していたが、今年は両方とも頑張るつもりで競馬場も一開催に一日(地方は除く)ぐらいは行く予定である。そして昨日がその第一回目。同伴メンバーは安田君、いとこで悪徳不動産屋(親戚なのに断言していいのだろうか?)のM、そして編集部時代の仲間で、現在超有名月刊誌でバリバリに活躍しているI君の3人である。
 AM9:00に西船橋で待ち合わせをして中山競馬場へ。天候は前2日の雨、風に比べたら、比べものにならないくらいの絶好の競馬日和である。指定席に付き、4人で早速勝負開始。僕は運試しとして1R11番人気のタケデンヴィーナスから馬単、3連複の馬券を購入し、レースを観戦した。するとどうだろう。なんとそのタケデンが見事1着、馬単34,250円、3連複20,830円をGET、いきなり”競馬のヴィーナス”が微笑んでくれたのだった。これ以上ない幸先のいい出足、それからはその思わぬ幸運を武器に中山、京都の全レースの馬券を購入した。
 で、結果であるが、中山が6レース、京都7レース的中という絶好調であった。その中身も中山1Rを含み、万馬券を4本獲ったのだから本当に出来すぎである。しかしヴィーナスの微笑みも一日中というわけにはいかなかった。中山、京都の11&12Rのたった4レースで5万円近く負けてしまったのだ。この支出により一時期は10万円以上浮いていた収支も3万円ほどのプラス収支に。まぁそれでも2年ぶりの競馬場でプラス収支になったことはとても嬉しい限りであった
 競馬が終わってからは安田君とI君と西船橋の居酒屋で反省会。PM5:00から飲み始めてPM9:00までドップリと飲んでしまった。おかげでこのブログの本格的な更新もできず終いとなったが、朝から夜まで楽しい一日であった。 
 最後に【シンザン記念】を簡単に振り返る。勝ったのは岩田騎乗のアドマイヤオーラ (牡3・松田博厩舎)。好位4、5番手追走から、直線では1番人気ダイワスカーレットとの叩き合いを1.1/2馬身差制し優勝した。さらに2.1/2馬身差の3着には僕が本命に推した2番人気ローレルゲレイロ。勝ったアドマイヤだが、ダイワを目標に33秒3の末脚で快勝。展開、馬場も味方した感じだが、強い勝ち方であった。これで兄アドマイヤジャパンの果たせなかったGⅠタイトルに向かうことになるだろう。2着に敗れたダイワも負けてもなお強しの競馬だった。乗り方としては兄ダイワメジャーと同じような横綱相撲の騎乗。それでも牡馬相手に2着を死守するあたり大物感はある。こちらも”春”へ向けて視界良好だろう。逆にガッカリしたのはローレルゲレイロ。【朝日FS】でいちばん強い競馬をした馬にしては内に包まれたとはいえ、だらしなかった。勿論57㌔という重量の影響もあったのだろうが、上がり3ハロンはダイワと同じで、アドマイヤには0.4差負けていた。それでもまだ捨てきれないが、僕の中ではクラシックに向けやや評価を落としたい気分である。
 勝ったアドマイヤオーラは父アグネスタキオン、母がビワハイジ(父Caerleon)という血統。前出したように半兄にアドマイヤジャパン(父SS)がいる。1月4日の新馬で勝ち上がり、前走の【中京2歳S】は今回2着に負かしたダイワスカーレットから1/2馬身差の2着だった。通算成績3戦2勝(重賞1勝)。鞍上の岩田は昨年の【キーンランドC】以来のJRA重賞通算6勝目。管理する松田博調教師は昨年の【愛知杯】のアドマイヤキッス以来のJRA重賞通算36勝目となった。なお、アグネスタキオン産駒はショウナンタキオン(‘05年【新潟2歳S】)、ロジック(‘06年【NHKマイルC】)に続き3頭目の重賞勝ち。2着ダイワスカーレットも同産駒で、重賞では初のワンツーフィニッシュとなった。
 今週は3日間で産駒が8勝と、好調なスタートを切っている。 新春競馬3日を終え、今年はやや浮きという順調なスタートを切った。ただ3日間で万馬券6本も獲ってこの結果は相変わらずの競馬下手である

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