現在30日のPM7:00 。果たして衆院選挙はどうなったのだろうか?
結果を気にしつつ今日の重賞を振り返る。まずは新潟で行われた【新潟記念】。勝ったのは、江田照騎乗の5番人気ホッコーパドゥシャ(牡7・村山明厩舎)。道中は好位を追走。直線で一旦先頭に立った6番人気サンライズベガをゴール前で交わし、同馬にクビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分59秒6(良)。さらに1/2馬身差の3着に12番人気メイショウレガーロが入ったが、1番人気アルコセニョーラは5着、僕が本命に推したダンスアジョイは直線伸びきれず7着に敗れた。レースは1~5着までが大接戦となったが、鞍上の好判断で流れに乗りスムーズに抜け出した。2着サンライズベガはスローペースに乗じた好走と思うが、上がり33.5秒は馬自信成長している証だろう。3着のメイショウレガーロもスローに落とした作戦勝ちだろう。逆に惜しかったのは4着のエアシェディ。不利な展開で58㌔、それでこの成績は立派である。アルコセニョール(5着)、デストラメンテ(14着)はエアシェディほどの脚が使えなかったクチだ。
勝ったホッコーパドゥシャは、父マヤノトップガン、母ネスカベミューズ(父ヤマニンスキー)という血統。’04年10月にデビューし、10戦目で初勝利を挙げた。昨年6月の【垂水S】を勝ってオープン入りを果たし、今年4月の【福島民報杯】を制覇。前々走の【七夕賞】3着、前走の【小倉記念】2着と、近走は重賞でも上位争いを続けていた。今回が重賞初勝利。通算成績47戦7勝(重賞1勝)。
石橋脩から急遽乗り替わりとなった鞍上の江田照は、カンファーベストで制した’06年【関屋記念】以来およそ3年ぶりとなるJRA重賞制覇で、通算25勝目。管理する村山明調教師は初のJRA重賞制覇となった。なお、地方では7月8日に行われた【ジャパンダートダービー】をテスタマッタで制している。
一方、札幌で行われた【キーンランドC】は、アンカツ騎乗の2番人気ビービーガルダン(牡5・領家政蔵厩舎)が道中は先団を進み直線で先頭に立つと、12番人気モルトグランデに1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分08秒4。なお、2位に入線したモルトグランデが8着に降着となり、同馬から1/2馬身差離れた2着に13番人気ドラゴンウェルズが入り、さらに1/2馬身差の3着にグランプリエンゼルが入った。僕が推したトレノジュビリーは直線切れず5着に敗れた。勝ったビービーガルダンだが、やはり札幌の芝は良く走る。レース自体も横綱相撲で秋のGⅠが楽しみになった。2着に繰り上がったドラゴンウェルズはここにきて常識にかかって来た感じだ。まぁ時計がかかる馬場もあったと思うが・・・、3着グランプリエンゼルは手応えほど直線伸びてこなかった。脚質的にはもっと位置取り前の方が良いのかもしれない。
勝ったビービーガルダンは、父チーフベアハート、母オールザチャット(父Westminster)という血統。昨年夏に条件戦を3連勝してオープン入りを果たすと、続く【キーンランドC】2着、【スプリンターズS】3着と重賞でも好走を続け、今年初戦となった【阪急杯】で重賞初制覇を飾った。前々走の【高松宮記念】は16着、前走の【マイラーズC】は8着に敗れており、今回は約4か月ぶりのレースだった。通算成績20戦7勝(重賞2勝)。
鞍上のアンカツはブエナビスタで制した【オークス】に続く今年のJRA重賞5勝目で、通算67勝目。管理する領家政蔵調教師はシルクメビウスで制した【ユニコーンS】に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では15勝目となった。
今日の衆院選で民主が勝てば政治が変わる(たぶん、予算作成や霞が関など課題は山積みだが・・・)。僕の競馬の方もなんとか変わって欲しいものだ。