人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

参りました

2010-12-29 16:49:35 | Weblog
スマートファルコンは強くなったんですね。まさかこんなに差がつくなんて・・・。逃げ馬という特徴も個性的で面白いですね。これが二番手で競馬できるようになると、楽しみですね。ただ今年最後のG1としてはちょっと寂しい展開のような気がします。
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東京大賞典

2010-12-29 09:54:47 | Weblog
九州に帰郷しています。東京の方がはるかにあったかいです。で、今年最後の予想は【東京大賞典】。
本命は地方の雄9番フリオーソ。【JBCクラシック】では13番スマートファルコンに出し抜けを食らったが、今回はスマートファルコンを目標に進み抜け出す。相手もスマートファルコンをフリオーソが早めに潰すとみて、追い込みの5番シルクメビウスと7番スーパーバワーを主にとる。特にシルクは内田騎乗で頭まであるかも・・・。
尚ヒモは3、6、10、12、13、14番と幅ひろく。
では、皆さんよいお年を!
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回収率100%クリア!!!

2010-12-26 21:18:32 | 競馬回顧

 今日は朝からマンションの餅つき。
 AM9:00からPM3:00まで働きました。馬券は回収率100%の攻防のため、昨夜から今日の朝にかけて購入したのだが、その時々で馬券の的中確認。すると珍しく午前中から万馬券的中(小倉2R)などで好調の模様。遂には【有馬記念】前に回収率が100%を越えていた。その後も【有馬記念】が“相性いい馬券”で3連複的中(1レースとしてはマイナス収支)し、小倉メイン【はこ崎特別】、推奨した阪神最終【’10ファイナルS】でも3連複万馬券が的中した。結果、’10年の回収率は100%を越えた。ずいぶん久しぶりの“浮き”であるが、春までの“浮き”を考えていたら完全に尻つぼみ。まぁそれでも1年間遊ばせてもらったので“善し”としよう。
 では【有馬記念】を振り返る。中山で行われた【第55回有馬記念】、勝ったのは、デムーロ騎乗の2番人気ヴィクトワールピサ。スタートから1周目スタンド前までは4~5番手を追走し、1000m通過1分02秒0とややペースが緩いと見るや向正面で先頭に進出。3コーナー手前で一旦2番手に下げるも、直線入り口で再び先頭に立つと後続を引き離して懸命に粘り込み、馬場の大外から鋭く追い込んだ1番人気ブエナビスタをハナ差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分32秒6。さらにクビ差の3着には14番人気トゥザグローリーが入った。新しい中山王者の誕生である。ただデムーロの手腕が光ったレースであった。先頭に立って上がり34.6秒は後の馬では厳しい。強かったのはブエナビスタ。とても追いつかないところからハナ差はやはり並みの馬ではない。ただ今回はデムーロがスミヨンをちょっとだけ上手かったということだろう。3着のトゥザグローリーは僕の相性のいいウィリアムズが好騎乗。ただ力はある馬で来年が楽しみだ。4着は好スタートを切ったペルーザ。多分上手くスタートを切ったらこんなレースになるだろうと思っていたが、そのとおりになった。やはりレースは末脚を駆使した方がいいのだろう。ただ今回でひとつステップアップ。これも来年が楽しみだ。尚。ヴィクトワールピサは今年4月の【皐月賞】に続くGI2勝目。また、3歳馬による【有馬記念】優勝は、’02年シンボリクリスエス以来の快挙となった。  

 勝ったヴィクトワールピサ(牡3・角居厩舎)は父ネオユニヴァース、母ホワイトウォーターアフェア(母父Machiavellian)という血統。兄には アサクサデンエン(【安田記念】など重賞2勝)がいる両血。ネオユニヴァース産駒は今年GⅠ・2勝目(ヴィクトワールピサの【皐月賞】)。通算では4勝目。重賞勝利は【札幌2歳S】のオールアズワンに続く5勝目で、通算12勝目。
 
  鞍上のデムーロは【有馬記念】初勝利。GⅠ勝利は19日の【朝日杯FS】に続く2週連続でJRA・GI通算6勝目。今年の重賞は6勝目で通算20勝目となった。外国人騎手の1~3着独占は’05年【JC】の1着デットーリ(アルカセット)、2着ルメール(ハーツクライ)、3着ゼンノロブロイ(デザーモ)以来5年ぶり。
 
  管理する角居勝彦調教師も【有馬記念】初勝利。今年のGⅠは【皐月賞(ヴィクトワールピサ)以来2勝目、通算では17勝目となった。今年の重賞は【鳴尾記念】のルーラシップに続く5勝目、通算では36勝目となった。

  今年で最後になる『M-1』が行われた。感想を言うと、漫才としてはバンクプーブー、笑い飯、ナイツの完成度が高いと思ったが、今回はスリムクラブの不思議な世界に嵌ってしまった(ジャルジャルも不思議な世界でよかった)。いやいやフランケンには笑わせてもらった。そして、ツッコミの間も見事でした。それから銀シャリのツッコミも突上手いね。 まぁ最後としては笑い飯の優勝でよかったのではないだろうか。漫才としての懐深い!!! 

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僕の夢は・・・

2010-12-25 22:39:21 | 競馬予想

 回収率100%が危うくなってきた。
 今日の競馬も惨敗。まぁ泣いても笑っても明日一日なので、守りに入らないで攻めますよ。その前に今日の重賞を簡単に振り返る。まずは中山で行われた【第133回中山大障害】。勝ったのは、中団でレースを進めた蓑島靖典騎乗の10番人気バシケーン。最後の飛越から直線で脚を伸ばし、4番人気タマモグレアーとの叩き合いをハナ差制し優勝した。勝ちタイムは4分46秒1(良)。さらに4馬身差の3着には5番人気マイネルネオスが入った。1番人気に推されたトーワベガは10着に敗れている。世代交代と思われるレースだった。メルシーエイタイム、マルラスカルが失速する中、見事な末脚で伸びてきた。春は重馬場が応えたようだが、正直ここまで走るとは・・・。ただ大障害が合う馬ではある。負けて強しの競馬を見せたのは2着タマモグレアー。元々平地の脚もある馬だが、初の大障害でここまで走れば立派。僕がいちばん強いと思っているランヘランバとの戦いを見てみたい。3着のマイネルネオスは中山向き。必ず好走するので今後も中山では注意が必要だ。
 勝ったバシケーンは父シルクジャスティス、母リンダトリアーノ(母父ロドリゴデトリアーノ)という血統。シルクジャスティス産駒は重賞初勝利だ。また管理する高橋義博厩舎も重賞初制覇を達成。鞍上の蓑島靖典は’08年の【新潟ジャンプS】(ユウタービスケット)以来、2勝目の重賞勝ちとなった。
 来年のクラシックを占う阪神で行われた【第27回ラジオNIKKEI杯2歳S】は後方からレースを進めた武豊騎乗の4番人気ダノンバラードが、直線で鋭い脚を使い前を捕らえると、2番人気オールアズワンにクビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分02秒2。さらに1/2馬身差の3着には5番人気コティリオンが入った。僕が推奨したウインバリアシオンは4着、1番人気ショウナンマイティは8着に敗れた。勝ったダノンバラードが父親ばりの末脚を見せてディープインパクト産駒としては初の重賞制覇となった。これで来年が楽しみになった。強い競馬を見せたのは2着のオールアズアワン。馬体重が増えて成長しており、長く使える脚は魅力。この馬も春が楽しみだ。3着コティリオンも凄い脚で突っ込んできたが、この馬もまだまだ伸びそう。4着ウインバリアシオンは思ったほど弾けなかった。外枠で少し掛かり気味にいったのが原因かもしれない。ただ「牡馬NO。1」と思っていた馬である。もう少し様子を見たい。 
 勝ったダノンバラード(牡2・池江泰郎厩舎)は父ディープインパクト、母レディバラード(母父Unbridled)という血統。前述したようにディープ産駒は重賞初勝利。11週連続勝利で、通算40勝は初年度としてはSSの30勝を凌ぐ大記録だ。 鞍上の武豊はこのレース、’89年レガシーワイス、’98年アドマイヤベガ、’04年ヴァーミリオン、’09年ヴィクトワールピサに続く通算5勝目。今年の重賞は【JC】のローズキングダムに続く6勝目、通算では267勝目となった。
 管理する池江泰郎調教師はこのレース、’86年ドウカンジョー、’07年サブジェクトに続く3勝目。今年の重賞は【中日新聞杯】のトゥザグローリーに続く5勝目。通算では69勝目。尚父ディープインパクトも管理していた池江泰郎調教師&武豊コンビだ。

 では明日の予想。まずは年末の大一番【有馬記念】。世の中ではこのレースを実力最終決定戦とかいわれているが、とんでもない。僕は中山得意馬決定戦と思っている。そうなると自然と狙い馬が決まるはずなのだが、2頭で最後の最後まで迷った。その馬は2番ネヴァブションと4番トーセンジョーダン。で、僕が本命に推すのは2番ネヴァブション。とにかく中山の2200m~2500mは絶好の舞台。【日経賞】ではマツリダゴッホ、アドマイヤモナーク、【AJCC】ではエアシェイディ、マイネルキッツ、ドリームジャーニーを下している。そして昨年までは全く用無しだった【毎日王冠】【天皇賞・秋】で3着、5着は力を付けてきた証。前走の【ステイヤーズS】は明らかに距離が長かったもので、ここは狙い済ましたレースだ。相手筆頭は前述の4番トーセンジョーダン。中山は2戦2勝。1線級相手にどこまでやれるかだが、前走の【アルゼンチン共和国杯】の勝ち時計は歴代の記録より断然速い。その歴代の勝ち馬にはスクリーンヒーローがいるのだから、ここで勝ち負けになっても不思議はない。おまけにトニービンの血はこのレースと相性がいい。一応2頭順位をつけたが、各々の馬券は買いたい。他では黙って3枠までの馬はすべて買いたい。そしてブエナ、エイシン(内枠でなので)、オウケン、ペルーサはあくまでも押さえ。
 阪神最終【ファイナルS】は1番キングストリート。マイルなら4番リルダヴァルが断然だが、素質的にはキングはもっと走っていい馬。実際は京都とかの方がいいのかもしれないが、55㌔のハンデは手頃。前走のペリエ騎乗で馬が覚醒してくれていることを期待する。相手は当然4番だが、単独逃げが期待できる10番。
 今年最後のレース、小倉【’10アンコールS】は10番ヘッドライナーでなんとかならないか。18頭揃ったが、メンバーを見渡すとハナをきれるこのレースは絶好の狙い目。鞍上は仕事人・佐藤哲ちゃん。一発を期待したい

  明日はマンションの餅つきで朝からずっと出っ放しである。まぁ【有馬記念】ぐらいは見られるかもしれないが、朝一で馬券は纏め買いである。最後に遊び馬券を二つ。今年の文字は「暑(あつい)」。この3文字が入っている馬は15番レッドディザイアは買い!? それから「何か(ナニカ)を持っている」からはブエ(ナ)ビスタ、ドリームジャー(ニ)ー、メイショウベルー(ガ)の3頭はBOXで買い!?

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今年の馬券成績

2010-12-24 22:35:01 | 競馬予想

 今年もあと僅か。
 競馬の方もJRAはあと二日となった。ということで皆さんには関係ないが、今年の僕の競馬成績を紹介する。 まずは全体的な成績だが、回収率101%と数年ぶりに浮いている(土日しだいではマイナスも・・・)。ただ夏以降はひたすらマイナス収支が続き、なんとかここで納まったという感じだ。
 競馬場別に見てみると、回収率が100%以上だったのが京都と東京だけ。それも京都が243%で、東京が100%だからほとんど今年は京都だけで浮いたようなものだ。他の地域は以下のとおり。札幌67%、函館56%、福島69%、新潟61%、中山67%、中京65%、阪神49%、小倉56%。えっ、ということは今週の中山、阪神、小倉という開催は相当厳しいということか・・・。
 騎手での回収率はというと、ベスト10は、1位武幸四郎1392%、2位ウイリアムズ1233%、3位西谷693%、4位537%、5位松岡304%、6位小野寺223%、7位荻野175%、8位平野163%、9位クラストゥス160%、10位藤岡佑153%。逆に回収率が低い方からベスト10をあげると、1位長谷川、安倍幸0%、3位小島太5%、4位小林淳6%、5位小林徹8%、6位武士沢10%、7位芹沢11%、8位国分優13%、9位嘉藤、郷原14%。
 ちなみに【有馬記念】騎乗騎手をみてみると、
1番ヴィクトワールピサのデムーロは137%
2番ネヴァブションの後藤は79%
3番フォゲッタブルの岩田は116%
4番トーセンジョーダンの三浦は138%
5番ルーラーシップのルメールは50% 
7番ブエナビスタのスミヨンは45%
8番メイショウベルーガの蛯名は73%
9番ダノンシャンティのベリー(数字なし)
10番エイシンフラッシュの内田は76%
11番トゥザグローリーのウィリアムズは1233%
12番ドリームジャーニーの池添は87%
13番オウケンブルースリの横山典は92%
14番ペルーサのアンカツは97%
15番レッドディザイアの四位は100%
16番ジャミールの福永は63% となっている。
で、僕はもし今年の相性騎手だけで馬券を買うと◎11番トゥザグローリー、○4番トーセンジョーダン、1番ヴィクトワールピサ、△3番フォッゲタブル、レッドディザイア、ペルーサ となる。美味しそう!!!!
 最後に当たり馬券の配当だが、5,000円~9,999円が70本、万馬券79本となっている。目標は万馬券100本だったから、さすがにそれには追いつかなかった。そんな万馬券の中で、5万円以上の高額配当は9本。
高額からベスト3を紹介すると1位3回京都4日10R【天皇賞・春】の3連単911,660円 2位3回東京2日9R【由比ガ浜特別】の3連複175,320円 3位3回東京7日8Rの3連単92,910円。ちなみに9本の中には【菊花賞】の3連複の68,080円も入っている。
 以上が今年の僕の馬券成績だが、前述したように今週大敗するとマイナス収支になりかねない。なんとかそれだけは・・・。ただ中山、阪神、小倉との相性は悪いし、ブエナビスタのスミヨンの回収率は45%。無理かも・・・。

 では明日の予想。まずは阪神メイン【ラジオNIKKEI2歳S】。ここに出ているメンバーで僕がチェックしている馬は2頭。2番オールアズワン、15番ウインバリアシオン。ちなみにコメントはオールは「楽しみな一頭」、ウインは「2歳牡馬NO.1」。このコメントは新馬時のものだから、その後共に1戦勝たせてもらっている。で今回だが、自分のコメントを信じて15番ウインバリアシオン本命。前走の【野路菊S】の時計は優秀だし、レース振りのいい。相手は勿論2番オールアズワンだが、この馬は自在性が売りだ。1敗は先週の2歳王者グランプリボスに0.1差負けた新馬戦だけだ。もう一頭の相手は12番ショウナンマイティ。勝ちっぷりが凄くここでも1番人気だろうが、このメンバーで大外は危険。尚、2年連続ネオユニヴァース産駒が勝利。1番ユニバーサルバンクも抑える。
 
 中山はメインより格を重視して10R【中山大障害】。本当はランヘランバ、テイエムハリアーあたりに出走してほしかったのだが、出てこないのに買うわけはいかない。で、本命は10番メルシーエイタイム。とにかくこのレース、得意不得意が如実に表れており、ここで活躍する馬は買い続けるほうがいい。馬券圏内から外れるまで本命! 相手も中山G]Ⅰ2勝目の5番マルカラスカルが大本線。ただこれだと馬券が面白く無さそうなので、11番ナドレも買いたい。僕のイメージの中に短距離血統が時々激走することがある。スウェプトオーヴァーボード産駒はそのイメージにピッタリだ。 

 小倉11R【宗像特別】は大穴狙い。7番ランブルジェンヌの一発があってもおかしくない。元々重い芝コースがいい馬で、明日の小倉は雪が降るかもしれない生憎の馬場が味方と期待する。ダート実績もあり、前々走では後からの競馬で見せ場も作った。今充実な時で大きなXマスプレゼントを目指す。問題は僕と相性の悪い鞍上で、回収率14%では・・・。ただここで一発があるとその回収率も好転するはず。

 明日は僕の48歳の誕生日である。明後日の【有馬記念】前の最高のBirthdayにしたいものだ。あっ、最後に大桃&麻木&山路のいい歳したおっさん、おばさん(僕も同年代だが・・・)の三角関係が世間の注目を浴びている。この関係を見る限り、8枠(桃)にナリタ、オースミ(馬主山路氏)だと馬券になりそうではない。どう思います?

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夢には届かず・・・

2010-12-19 19:12:45 | 競馬回顧

 昨日楽しみとして書いた【全日本実業団対抗女子駅伝】天満屋が2時間14分35秒で19度目の出場で悲願の初優勝を果たした。天満屋は5位でたすきを受けた5区の重友梨佐(23)がトップに立って後続を突き放し、6区の浦田佳小里(25)がリードを守りきった。2位は第一生命、3位には豊田自動織機が入った。
 有力ランナーが多数エントリーした注目の3区(10km)では42秒差8位でたすきを受けたワコールの福士加代子(28)が、一気に先頭集団に追いつき抜け出す軽快な走りを見せ、31分26秒で区間賞を獲得。2区まで16位だったママさんランナーのホクレンの赤羽有紀子(31)が6人を抜いて区間2位。三井住友海上の渋井陽子(31)も区間5位で走り抜けたが、アテネ五輪の金メダリストでシスメックスの野口みずき(32)は34分ちょうどの区間20位に終わり13位から18位に順位を落とした。(時間は速報タイム)尚、シスメックスの広瀬永和監督によると、レース後に医務室で39度の発熱と感染性腸炎の疑いがあると判明したため、取材対応はせず病院に運ばれたというが、野口みずきの復活はまだ先のようだ。

 では競馬を振り返る。中山で行われた【第62回朝日杯FS】は、中団後方を追走したデムーロ騎乗の5番人気グランプリボスが3角から徐々に進出を始めると、直線で前を行く各馬をまとめて差し切り優勝した。勝ちタイムは1分33秒9。3/4馬身差の2着には4番人気リアルインパクト、さらにアタマ差の3着には2番人気リベルタスのディープインパクト産駒2頭が入った。圧倒的1番人気に推されていたサダムパテックはさらにクビ差の4着に、3番人気だったハーツクライ産駒リフトザウイングスはさらにクビ差の5着、僕が推奨したマイネルラクリマは6着に敗れた。今年の【朝日FS】も結局外枠(7,8枠)は来なかった。まぁ勝負は時の運というから仕方がないが、各陣営はいたたまれないだろう。そんな中今回勝利したのは11番グランプリボス。皆さんは“外枠なのに・・・”と思われるかもしれないが、底は名手デムーロ。4角までコースロスがない内に潜り込んだ。そして最後の最後に脚を使った。切れる!見事!2,3着のリアルインパクト、リベルタスは内枠を最大限に生かしたクチ。鞍上もこれで負けたら仕方ないだろう。4着のサダムパテックは出遅れがすべて。さすがのスミヨンもこれではお手上げ。ただ力は魅せた。グランプリボスの通算成績は4戦3勝(重賞2勝)。
 勝ったグランプリボス(牡2・矢作厩舎)は父サクラバクシンオー、母ロージーミスト(母父SS)という血統。バクシンオー産駒のGⅠ制覇は’04年【中山GJ】のブランディス以来4勝目。平地GⅠは’02年【高松宮記念】のショウナンカンプ以来2勝目となった。尚、重賞は今年の【京阪杯】(スプリングソング)以来今年7勝目、通算では区切りの30勝目となった。
 鞍上のデムーロのGⅠ制覇は’08年の【JC】(スクリーンヒーロー)以来通算5勝目。重賞は【中日新聞杯】のトゥザグローリー以来今年5勝目、通算では19勝目となった。尚、外国人騎手のワンツーフィニッシュは’03年のコスモサンビーム(バルシュー)、メイショウボーラー(ペリエ)以来本レース2回目のことだった。
 管理する矢作芳人調教師はJRA・GⅠ初制覇。重賞はグロリアスノアで制した【武蔵野S】以来今年4勝目で通算10勝目となった。

 一方、小倉で行われた【第48回愛知杯】は、好位でレースを進めた宮崎北斗騎乗の6番人気セラフィックロンプが、1番人気ブロードストリートとの直線の叩き合いをハナ差制し、’08年に続く【愛知杯】2勝目を挙げた。勝ちタイムは1分59秒5。さらに1.1/2馬身差の3着にはヒカルアマランサスが入った。なお、僕が推奨したイタリアンレッドはヒカルアラマンサにハナ差届かず4着、今年の【府中牝馬S】を制し今回4番人気に推されたテイエムオーロラは競走を中止した。今年の小倉はいつまでたっても内が伸びる。実は僕もその傾向を考えてイタリアンレッド本命の相手を内の馬に切り替えた(昨日の予想では7枠のヒカルアラマンサス、8枠テイエムオーロラだったのを、3番セラフィックロンプ、5番ブロードストリートに)。その作戦は上手くいったと思ったのだが、肝心のイタリアンレッドがヒカルアラマンサスに追い負けてしまった。上手くいかぬものだ。勝ったセラフィックロンプはこの平坦の2000mがベストの条件とはいえ、年々レースが上手くなっている。特に今年に入ってからの充実は凄い。考えてみれば【エリザベス女王杯】もスノーフェアリー、アパパネ、メイショウベルーガと走って7着だからもう少し人気になっても良かった馬ではある。正直参った! 2着ブロードストリートは【ロースS】勝ち、【秋華賞】2着の実力馬。これだけ走っても不思議ではない。馬群が捌けず凡走が続いたが、ようやく復活というところか。3着ヒカルアラマンサスは枠順と展開がすべて。たださすがに力はある。4着のイタリアンレッドはヒカルアルマンサスと共に追い上げたが、さすが最後は力負け。ただ鞍上が浜中だったら・・・という気はある。セラフィックロンプの通算成績は32戦5勝(重賞2勝)。
 そのセラフィックロンプ(牝6・武藤厩舎)は父マンハッタンカフェ、母エルソル(母父ロイヤルスキー)という血統。マンハッタンカフェ産駒は競争を中止したテイエムオーロラによる【府中牝馬S】以来今年6勝目の重賞制覇。通算では19勝目となった。
 鞍上の宮崎北斗は’08年の【愛知杯】を同馬で制しており、重賞通算2勝目。武藤調教師も同馬による’08年の【愛知杯】以来通算2勝目の重賞勝利となった。

 今日の【朝日FS】でも外国人騎手の騎乗振りが審議の対象となった。日本のルールである降着制度だが、もうやめてはいかがだろうか。というのも、ギャンブルとして降着まで含めて馬券購入したというのがスッキリすると思うのだ。騎手のペナルティは払い戻しとは別に課した方がもっと厳しくなると思うし、人というあいまいな判断に左右されないような気がする。さぁ来週は【有馬記念】のスミヨン。今日も審議の近くにいた。ブエナビスタに対する日本人騎手包囲網があってもおかしくないと思うのは僕の勘ぐりすぎだろうか。その【有馬記念】、出走できれば大穴馬を狙うつもりだ

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夢をいかが

2010-12-18 21:56:59 | 競馬予想

 予想の前にスポーツネタを二本。
 今日行われたノルディックスキー・ジャンプの国内開幕戦【名寄ピヤシリ大会】で、あの長野冬季五輪ラージヒル金メダリストの船木和喜(フィット)が2回目に最長不倒の96.5mを飛び、合計245.5点で初優勝した。2位は2.5点差で渡瀬雄太(雪印)だった。
 35歳の船木が冬の大会で優勝するのは’05年2月のW杯札幌大会以来6季ぶり。尚、バンクーバー冬季五輪代表で40歳の岡部孝信(雪印)は88.5m、91mで17位に沈んだ。但しこの大会は伊東大貴(雪印)ら海外遠征組は出場していない。 まぁそれにしても舟木の復活は嬉しい。というのも以前TVで
「一人でフェリーなどの交通手段で移動しスキージャンプ大会の規模問わず感覚を鈍らせない為に参加しているとか、スキージャンプ選手後輩の育成のため友人とコロッケなどを販売する食品卸売事業を開業した」
など困難な現状を語っていたからだ。頑張れ船木! そそいてソチを目指せ!

 もうひとつ。明日のスポーツで楽しみにしているものがある。それは『第30回全日本実業団対抗女子駅伝競走』だ。その区間オーダーが今日発表された。そして注目のエース区間である3区(10キロ)に各チームの実力者が集まった。メンバーは連覇に挑む三井住友海上が1万m日本記録保持者であるエース渋井陽子、実業団西日本大会2位のワコールはトラックの女王・福士加代子、初出場のシスメックスは西日本大会で復帰したマラソン女王・野口みずきを起用。東日本実業団を制した第一生命は成長株の勝又美咲、西日本大会連覇のダイハツは’07年のユニヴァーシアードマラソン銀メダリストの木崎良子、2年ぶりの優勝を目指す豊田自動織機は昨年まで大学の女王だった新人の小島一恵、天満屋は北京五輪マラソン代表の中村友梨香ら・・・。皆さん、いいメンバーでしょう? なんか面白そうだと思いません?

 では明日の予想。まずは中山メイン【朝日FS】。当初は唯一のミスプロ系である13番エーシンプランを本命にしようと思ったが、外枠にいったのでジ・エンド。で、替わって本命にしたのは3番マイネルラクリマ。前走は見せ場たっぷりの0.6差の4着。ここ3戦は新潟、東京と直線の長いコースで切れ味のない同馬は切れ味負けした形。これが中山に替わる事でもっと走れる可能性があり、3番枠というのも天が味方した。血統も父チーフベアハートはコースレコードのマイネルレコルトと同じで母父SSなら合わないはずがない。相手は馬より鞍上が凄い10,8,11番。

 阪神メイン【ギャラクシーS】は人気でも1400mが断然いい4番ダノンカモン。左回りの方が良さそうだが、阪神でも勝っているところをみるとそう心配しなくてはいいだろう。相手はほぼ8,9番だけ。

 小倉メイン【愛知杯】は小倉なら負けない8番イタリアンレッド。前走をみると馬込みに入れた鞍上のミスで、鞍上も同じ間違いはしないはず。直線は外から追い上げてくるだろう。血統的にもSS系の相性がよく問題ない。相手は同じSS産駒で外枠の馬13,17番中心。

 【朝日FS】は母父SS作戦が嵌るパターンである(パターンといっても3頭いればいいのだが、【菊花賞】でも成功したように時々嵌る)。3連複の3,9,11-3,9,11―ヒモという馬券は購入する。今のところ配当は71.0倍から7,713倍となっている。皆さん夢をどう?

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今日も惨敗・・・

2010-12-12 19:39:01 | 競馬回顧

 スタートを買って和田の起用ではなかったのか。それなのに・・・。しかしこれも競馬である。ただ先着されたのが、これまでアヴェンチュラに乗ったことのある福永、池添とデムーロでは仕方ないと思うべきなのかもしれない。
 今日の競馬を振り返る。阪神で行われた【阪神JF】は、前述ぢた福永祐一騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.6倍)レーヴディソールが道中は馬群の中団を追走。3、4コーナーから外を捲るように進出すると、直線では大外からただ一頭次元の違う末脚で先行馬をまとめて交わしさり、内から馬群を割って伸びた4番人気ホエールキャプチャに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分35秒7。さらに1馬身差の3着には8番人気ライステラスが入り、僕が推奨したアヴェンチュラは直線伸びるも4着に敗れた。勝ったレーヴディソールだが、やはり掛値なしに強かった。少し行きたがるところをみせたが、他の2歳馬と違って鞍上の気持ちを察し落ち着いた。そして直線を向くと、すぐに騎手の意思に反応して加速、着差以上の完勝であった。このまま行けば来年のクラシックは間違いなくこの馬中心に回る。2着のホエールキャプチャはインコースを上手く立ち回った。これ以上にはないレースでの敗戦は相手が悪かったということだろう。3着ライステラスはデムーロの好騎乗ということもあったが、僕が思う以上に走る馬である。父は菊花賞真ということを考えると、距離も持ちそうだし、大外枠でこれだけ走れば面白い存在になりそう。4着のアヴェンチュラはスタート、行きっぷりがイマイチだったが、走る馬ということは判った。まだまだ強くなるとみた。ダンスファンタジアは折り合いを欠いたのがすべて。ただこの馬の母もそういうところがあったので、これは血統か・・・。勝利したレーヴディソールはGⅠ初勝利、前走10月の【デイリー杯2歳S】に続く重賞2勝目。無敗での【阪神JF】優勝は’05年テイエムプリキュア以来5年ぶり、史上7頭目の快挙だ。
  そのレーヴディソール(牝2・松田博厩舎)は父アグネスタキオン、母レーヴドスカー(母父Highest Honor)という血統。兄姉にはアプレザンレーヴ(【青葉賞】)、レーヴドリアン(【きさらぎ賞】)、レーヴダムール(【阪神JF】2着)がいる超良血(父親は皆違うがすべてオープン馬)。アグネスタキオン産駒は同レース初勝利。GⅠ勝利は’08年【有馬記念】ダイワスカーレット以来通算10勝目(2歳レースは初)。今年の重賞は8勝目で通算では38勝目となった。
 鞍上の福永祐一は’02年ピースオブワールドに続く【阪神JF】2勝目でJRA・GⅠは’07年の【オークス】(ローブデコルテ)以来3年6ヶ月ぶり通算14勝目。今年の重賞は7勝目で、通算では76勝目となった。
  また管理する松田博資調教師も’08年ブエナビスタに続く【阪神JF】2勝目でJRA・G1は【ヴィクトリアマイル】【天皇賞・秋】に続き今年3勝目、通算では15勝目となった(10勝は牝馬)。今年の重賞は5勝目で、通算では54勝目。
 そういえばこのレース、1~3着までがすべて芦毛馬。これは史上初の出来事だ。 

 一方、中山で行われた【カペラS】は、幸英明騎乗の3番人気セイクリムズンが道中は先団を追走。直線で一旦先頭に立った13番人気ティアップワイルドに内から並びかけ、同馬との叩き合いの末クビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分09秒7。さらに1馬身差の3着には5番人気エノクが入り、1番人気で僕が推奨したシルクフォーチュンは4着に敗れた。先週の【JCダート】もそうであったが、このレースも4歳馬のワンツーフィニッシュとなった。実はそれを踏まえて僕はシルクに本命を打ったのだが・・・。勝ったセイクリムズンは完全に一皮剥けたレースを見せた。正攻法で最後は差し返す力は本物といっていいだろう。シルクと違って脚質も安定しているし、今後も注目したい一頭だ。2着ティアップワイルドには驚いた。ミスプロの血が入っているので、一応抑えてはいたが、ここまで走るとは・・・。最近のワイルドラッシュ産駒の走りを見るとこの時期がいいのかもしれない。4着シルクフォーチュンは最後脚が止まった。これは時計が速すぎたためだろう。もう少し時計がかからないと厳しい。12着のナムラタイタンは負けすぎである。距離が短かったことだけが原因とは思えない。勝ったセイクリムズンは’09年【スプリングS】、’10年【根岸S】に続く3度目の重賞挑戦で初制覇を達成。前走の【霜月S】は5馬身差で圧勝していた。
 そのセイクリムズン(牡4・服部厩舎)は父エイシンサンディ、母スダリーフ(母父サウスアトランティック)という血統。エイシンサンディ産駒は’05年エイシンテンダー(【チューリップ賞】)、’08年ユウタービスケット(【新潟ジャンプS】)に続き2年ぶり重賞3勝目だ。
 騎乗していた幸英明、管理する服部利之調教師ともに初の【カペラS】制覇。重賞は幸が今年3勝目、通算25勝目、服部師が今年2勝目、通算9勝目となった。

 それから今日『M-1グランプリ2010』の準決勝が行われたらしい。そして決勝進出の8組が発表された。笑い飯(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)は9年連続、ナイツ(マセキ芸能社)は3年連続3回目の決勝進出となったが、昨年優勝のパンクブーブーや11日に挙式したハチミツ二郎の東京ダイナマイトは準決勝で敗退した。尚、決勝進出の8組は次のとおり。
《カナリア、ジャルジャル、スリムクラブ、銀シャリ、ナイツ、笑い飯、ハライチ、ピース(出番順)》
決勝は26日。当日に行われる敗者復活の1組を含む9組で行われる.

 

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ソフトバンクが危ない

2010-12-11 21:13:42 | 競馬予想

 今ソフトバンクの契約更改が一気に荒れ模様となってきた。
 昨日交渉に臨んだエース杉内、ベテラン柴原が怒りの保留としたのだ。内容は杉内の場合、金額もそうだが、交渉中に突然レコーダーを出され、また球団が採用した新しい査定法が杉内の場合15勝以上しても優勝やMVP争いに絡まなければ年棒が下がってしまうというトリプルでのショックなことを球団の編成・育成部長にやられたというのだ。
 また出場69試合で打率2割1分6厘に終わったベテラン柴原は野球協約で定められた減額制限(1億円を超えている場合は40%)を大幅に上回る7800万円減の4200万円を提示されたらしい。(金額は推定)そして、交渉中に前述の部長は生えぬき選手の柴原との交渉中野球名鑑を取り出し、見出したというから柴原の気持ちは治まらない。まぁ交渉にはいろいろやり方があると思うが、伝え聞く限りでは球団の方に否がありそう。
 で、その交渉人であるが、皆さんの中でも覚えている方も多いと思うあの小林至氏である’92年、東大から一年浪人してドラフト8位指名で千葉ロッテに入団。史上3人目の東大出身のプロ野球選手となったあの小林氏だ。引退後留学したり、選挙に出馬したり、大学の教授になったりしていたが、’05年からソフトバンクの球団取締役に就いているのだ。マスコミにも良く出ていた小林氏、久々のマスコミ登場が今回。杉内や柴原にとっては “お前に一流選手の苦悩がどれだけわかるんだ!!!” という気持ちでいっぱいだろう。ただ昔から度胸が据わっている人物だけに果たしてどうなることやら・・・。また王球団取締役会長の出番となるのか。ちなみに杉内は来年FAだ。

  では明日の予想。まずはGⅠ【阪神JF】。出走の抽選まで本命候補が2頭いてどうしようかと思っていたのだが、そのうち1頭(アドマイヤセプター)が抽選漏れとなったので、堂々と本命馬を指名する。1番アヴェンチュラ。デビュー時に「完成度が高い」とコメントを書き込んでおり、来年のクラシックまで追いかける決意をした馬だ(アドマイヤセプターは「強いアヴェンチュラと双璧」と書いている)。勿論、11番レーヴディソール、14番ダンスファンタジアも「強い」とデビュー時思ったが、この2頭は常に人気だけにさほど美味しい馬ではないということで僕の「チェック馬」にはしていない。そのアヴェンチュラだが、前走は強い2着であった。出遅れた上に大外回ってオールアズワンと0.1秒は驚きの走りであった。おまけに阪神はデビュー戦で勝利しており不安はない。唯一不安視は鞍上かもしれないが、和田を使う調教師はスタートが上手いからで、これで出遅れもないはず。まして角居さんが中途半端な騎手を選ぶはずがない。血統もトールポピーの全妹だから問題はない。相手は勿論前述の2頭だが、あとは末脚が凄い4番ホエールキャプチャ、エリモエクセルの娘7番リトルダーリン、アドマイヤグルーヴの近親16番グルーヴィクイーンあたりか。

 中山メイン【カペラS】は8番シルクフォーチュン。3番ナムラタイタンとどっちにしようかと思ったが、目の前で見た【中山オータムプレミアム】のレースが強烈過ぎたシルクを上位に取った。鞍上は乗り慣れた小牧太だし、前走は外枠で掛かっていたし、距離も長かった。ここは人気でも自信を持って買う。相手は前述の3番、力付けてきた13番だが、大穴はハナが切れたときの4番。ダートは1000万条件以来久しぶりだが、当時はまだ逃げ馬ではなかった。一発は秘めている。

 小倉メイン【雲仙特別】は12番ランブルジャンヌ。ムラのある馬でイツ走るかわからないが、実力は小ここでも十分通用。前走で追い込みという別な面を魅せ、潜在能力の高いところを証明した。ここは関東馬、鞍上(嘉藤)ということを含めて人気は上がってこないはず。今回が絶好の狙い目だ。

  今日は午前中万馬券を二本獲っていながら、後半の勝負レースが全く掠らず収支は大幅マイナス。年末にきて馬券の調子は全く上がってこない。何とかしたい。それから時事馬券をひとつ。今週は海老蔵のマイナスイメージより、斎藤佑樹君の方だろう。素直に馬、枠の1-8は買っておく。 

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茂吉ちゃんに再会

2010-12-10 22:08:50 | 競馬予想

 人の縁とは不思議なものである。
 僕が大学時代のこと。僕は高校まで野球やっていせいか、同じ日大の野球部に友人がいた。このコラムによく出てくる大阪の親友Yがその一人で、もう一人岩手で高校の教師をして甲子園を目指しているKがいる。そしてその二人に学生時代紹介してもらったナイスガイが茂吉ちゃん(あだ名)である。その茂吉ちゃんは3人の中では唯一レギュラーで、神宮球場でもちょっとした選手であった。体格はさほど大きくないが、ふくらはぎは異常な太さ。顔はちょっと厳ついが、性格はとても優しい誰からも好かれる男であった。
 そんな茂吉ちゃんだが、大学時代から数々のエピソードを持っていた。厳つい顔の茂吉ちゃんだが、全くお酒が飲めなかった。コップ1杯のビールで二日酔いしていて、先輩に無理してお酒を飲まされると、その日のトイレの便器はひとつ茂吉ちゃんの専用となった。ただお酒は飲めないが、大食漢であった。合宿所近くの「30分で○○食ったらタダ!」『15分で○○食ったら賞金1万円』という食堂・レストランには必ずVサインした茂吉ちゃんの写真が飾ってあった。僕とYと食事した時もこんなことがあった。
 場所はファミリーレストラン。そこで僕とYは二人で各ハンバーグセットプラスパスタとか、ピザとか、ピラフだとかを注文して「お連れ様はまたこられるのですか?」ということをよく言われていた。今では考えられないが、若い時だからそのくらいはぺロリと平らげたのだが、茂吉ちゃんは違った。僕たちと同じだけ食べ終わった後に
「あのー、ピラフ食っていいか?」
と聞いてくるのである。最初のうちはさすがに驚いていたが、慣れてくると僕たち食後の「あのー、○○食っていいか」は決まり文句は心地よい響きとなっていった。そういえばお好み焼き定食(お好み焼きにご飯、みそ汁など)のあとも
「あのー、お好み焼き食っていいか?」
と言ったっけ。
 そんな茂吉ちゃんだが、厳つい顔なのに皮膚が弱かった(関係ないか・・・)。風呂に入って髭を剃るといつも血だらけになっていた。なんというか、そのアンバランスさゆえに合宿所では皆のアイドル的な存在になっていた。 ある日のこと、茂吉ちゃんが合宿所の風呂に入っていた。そしてその当時流行っていたテクノカットに挑んだらしい。若い人は知らないだろうが、モミあげを前の方から後ろの方へまっすぐカットする当時のオシャレである(最近まで上島さんがやっていたような・・・)。
 鏡を観ながら髭剃りでカットする茂吉ちゃん。そして隣のKに
「できた!どうや?」
すると、Kが大笑いして茂吉ちゃんに
「茂吉、逆だぞ」
と言い返す。なんと茂吉ちゃん、鏡を見たためなのか前と後ろを逆に剃りこんでいたのだ。唖然とする茂吉ちゃん。結局、みんなに笑われてしまった茂吉ちゃんのモミあげはその風呂の中で無残にも無くなってしまった。
 このようなナイスガイ茂吉ちゃんと先日10数年ぶりに逢った。僕の先輩が偶然入った焼き鳥屋(埼玉県桶川市)を経営していたのである。用事でそっちに行くことがあった僕は「逢いたい」一心で茂吉ちゃんのお店に行き、食事&酒。楽しいひとときを過ごした。店内にはオージー・スミスのグローブが飾ってあり、食事は贔屓目なしに美味であった。2時間ほどではあったがとても楽しい夜であった。
 ということで、是非、皆さんにその店に行ってもらいたい。本名がばれたら許してもらうとして、お店の名前は【串英】(住所・・・桶川市東1-3-23 ℡048-772-9499)である。行うと思われる皆さんに一つだけお願いがある。くれぐれも大将のことを「茂吉ちゃん」とは呼ばないでほしい。今では誰ひとりそう呼んでいないらしく、本人も嫌がっていたので・・・。茂吉ちゃん、本当に素敵な男です!!!

  明日の予想。まずは重賞【中日新聞杯】。小倉で行われる【中日新聞杯】でイメージは【小倉記念】か。ならばそのレースに相性のいいグレイソブリンの血が入った馬を狙う。本命は3番バトルバニヤン。狙った血統は父ジャンポケ。ここ2戦は7,8着だが、前々走はトップハンデで0.2差だし、前走は重い馬場の阪神でマイルであった。今回は7戦6連対の小倉になるし、距離も得意の2000m。鞍上藤岡康は以前【小倉日経オープン】で2着があるコンビ。3歳馬が人気のときはこんな古豪が穴を開ける。相手は1,9番だが、グレイソブリン系の14,17番は間違いなく抑える。
 中山メイン【ラピスラズリS】は人気の一角だろうが10番フライングアップル。このメンバーなら実力はトップクラス。ただ勝ちみに遅く鞍上との相性もイマイチ。それでも馬券になる確率はいちばんだと思う。そして負けるときは人気6番ジョーカプチーノを負かしに行ったとき末脚のいい馬に差されるイメージがなんとなく浮かぶ。3,5,11番の人気薄は臭い。
 阪神メイン【ベテルギウスS】はハナがきれる5番エーシンモアオバー。札幌よりは阪神の10ハロンの方が砂が重い分逃げやすいはず。鞍上は先週2勝の好調国分恭だが、鞍上弱化と見られて人気が下がれば面白い。相手は4,13番。

 今日海老蔵事件の容疑者、伊藤リヨン容疑者が逮捕された。さぁこれからが本番。海老蔵の会見の真偽がひとつひとつはっきりする。もしあの会見から嘘がばれたら・・・でもそれは酩酊していたということか。

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