人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

週末の楽しみはゴルフ&2歳馬

2024-06-21 20:45:35 | 競馬予想

 まずはゴルフから。女子ゴルフの《パリ五輪》代表争いが最終章を迎えた。今日開幕した今季メジャー第3戦《KPMG 全米女子プロゴルフ選手権》後の24日時点の世界ランキングを基にした五輪ランキングで決まり、日本からは上位2人の出場が見込まれる。最新となる17日付世界ランキングでは《全米女子オープン》を制した笹生優花(22)が日本勢1位の6位で五輪出場は当確。五輪出場圏内の2番手は古江彩佳(24)の20位で、同3番手で21位の畑岡奈紗(25)同4番手で22位の山下美夢有(22)が続く。2番手争いはわずか0.1ポイントあまりに3人がひしめく大混戦となっている。ただ《全米女子オープン》で優勝した笹生が30位から6位に浮上したように、メジャーでの好結果は大きなジャンプアップにつながる。前週の国内ツアー《ニチレイ・レディース》を制し43位から36位に上げて、日本勢5番手に浮上した岩井明愛(21)、同6番手で今季国内ツアー3勝と躍進する竹田麗央(21)も《KPMG 全米女子プロゴルフ選手権》で一発逆転の五輪切符獲得を狙う。果たしてどうなるか、優勝争いとともに注視したい!

 その女子メジャー第3戦《KPMG 全米女子プロゴルフ選手権》初日。フルタイムでの参戦は今季で最後になるレキシー・トンプソンが6バーディ、2ボギーの「68」で回り、4アンダー単独首位で発進した。プレーオフで敗れた前週《マイヤーLPGAクラシック》の好調をキープし、2014年《クラフトナビスコ選手権(現シェブロン選手権)》以来のメジャー2勝目へ好スタートを切った。渋野日向子、西郷真央、岩井明愛の3人が「70」でプレーし、12人が出場する日本勢最高位の2アンダー4位。《パリ五輪》代表争いでは古江彩佳、山下美夢有がともに「71」とし、1アンダーの15位と上位でスタート。イーブンパー22位に勝みなみ。2オーバー54位に《全米女子オープン》からのメジャー連勝がかかる笹生優花。4オーバー89位に西村優菜。5オーバー107位に五輪争い3番手の畑岡奈紗、竹田麗央、岩井千怜。9オーバー142位に稲見萌寧が続いた。トンプソンに次ぐ3アンダーの2位に、世界ランキング1位のネリー・コルダとパティ・タバタナキット(タイ)。渋野、西郷、岩井を含めた4位に、アリセン・コープス、セリーヌ・ブティエ(フランス)ら11人が並んでいる。コースが難しく、すぐボギーが出るコース、5オーバーの畑岡らでも十分巻き返しが利く。とにかくみんな頑張れ!

 男子の松山英樹の話。松山が加入する新リーグ「TGL」は来年1月に開幕する。すべての試合が1日競技で、フロリダ州パームビーチガーデンズのパームビーチ州立大に建造された新アリーナ「SoFiセンター」で開催。実際のゴルフとデジタル技術を融合させた、新時代の屋内型ゴルフに、PGAツアーのトップ選手24人が6チーム(各4人)に分かれて参加する。屋外のゴルフとは異なり、選手は1ホールごとに、リアルとバーチャルを掛け合わせたショットを放つ。50yd以内のアプローチショットおよびパッティングは、アリーナ内に設置され、形状を変えられる芝生のラフとフェアウェイ、バンカー、グリーンでプレー。それまでのドライバーショットやアイアンショットは縦46フィート(約14m)×横64フィート(約19.5m)の巨大スクリーンに向かって打つ“シミュレーションゴルフ”を採用する。一般的な18ホール(4日間72ホール)ストローク競技の個人戦ではなく、15ホールのマッチプレー団体戦を実施する。各試合は1チーム4人のうち3人が出場。15ホールのうち、初めの9ホールは3人がティショットから順番に打ち、各ホールのスコアを競う。残りの6ホールは2ホールずつ、1対1のシングルマッチを実施して勝敗を決める。全6チームはまずレギュラーシーズンで総当たり戦(1チームあたり5試合)を実施し、各試合で勝ったチームが2ポイントを獲得。負けたチームは0ポイントだが、15ホールで決着がつかず16ホール目以降の延長戦に突入した場合は1ポイントを得る。上位4チームがプレーオフに進出する。試合は提携するPGAツアー(米国男子ツアー)の各大会最終日の翌日、月曜日に実施する予定。各日、マッチを行う2チームだけが参加する(マッチのない4チームはオフになる)会場のアリーナには1500人のファンを収容。すべてのショットが生放送され、選手たちはマイクを装着してプレーするため、視聴者は選手の考えやチーム内の作戦を聞くことができる。日本では動画配信サービスU-NEXTで放送される。

各チームの編成は次の通り。

〇ボストン・コモンゴルフ…松山英樹、ロリー・マキロイ、キーガン・ブラッドリー、アダム・スコット 

〇アトランタ・ドライブGC…ジャスティン・トーマス、パトリック・カントレー、ビリー・ホーシェル、ルーカス・グローバー 

〇ジュピターリンクスGC… タイガー・ウッズ、マックス・ホマ、トム・キム、ケビン・キズナー 

〇サンゼルスGC…トミー・フリートウッド、サヒス・ティーガラ、コリン・モリカワ、ジャスティン・ローズ

〇ニューヨークGC…リッキー・ファウラー、ザンダー・シャウフェレ、マシュー・フィッツパトリック、キャメロン・ヤング 

〇ザ・ベイGC…ウィンダム・クラーク、ルドビグ・オーベリ、ミンウ・リー、シェーン・ローリー。

 どんな試合になるのか今から楽しみだ。
その松山が出場している米国男子ツアー《トラベラーズ選手権》初日。PGAツアーが今季設定した全8試合のシグニチャーイベント(昇格大会)の最終戦。71人の少数精鋭フィールドで「62」をマークしたトム・キム(韓国)が8アンダーの首位で滑り出した。昨年10月《シュライナーズチルドレンズオープン》以来のツアー4勝目を狙う。2打差の6アンダー2位でリッキー・ファウラー、アクシェイ・バティア、カート・キタヤマ、ウィル・ザラトリスが並んだ。世界ランキング1位のスコッティ・シャフラーはザンダー・シャウフェレらと同じ5アンダー6位につけた。2月《ジェネシス招待》以来の昇格大会2勝目がかかる松山英樹は5バーディ、1ボギーの「66」で回り4アンダー。ウィンダム・クラークらと並び13位とまずまずのスタートを切った。松山と同組でプレーした前年王者のキーガン・ブラッドリーは1アンダーで33位。全選手が4日間72ホールを回る本大会の賞金総額は2000万ドル(約31億4740万円)。優勝者は360万ドル(約5億6650万円)と、4大メジャーおよび《ザ・プレーヤーズ選手権》の750ptに次ぐフェデックスカップポイント700ptを獲得する。松山いいスタート、期待する!

 野球の話題を一つ。日曜日まで行われていた《日本生命セ・パ交流戦》の最優秀選手(MVP)に日本ハムの水谷瞬外野手(23)が輝いた。水谷は昨年に現役ドラフトで加入した高卒6年目の23歳。交流戦は15年の西武・秋山(現広島)の最高打率を6厘上回る438で首位打者。28安打、出塁率・471も12球団トップで、OPS(出塁率+長打率)1.1591は断トツ。そして同5位タイのプロ初本塁打を含む3本塁打、同3位タイの13打点も記録した。交流戦MVPは前年まで1軍出場のない選手では初めてで、日本ハムとしても打者では初の快挙だった。賞金は推定年俸560万円の1/3以上となる200万円。間違いなくもっと大金を稼ぐ選手に育っていくかもしれないが、現時点の200万円大きい⁉ Good Job!

 

 明日の予想。まずは東京メイン【江の島S】は14番コントラポスト。前走は負けて強しの内容。脚質に幅が出てきたし、オープン入りは間違いない。距離も血統的に問題はないはず。相手は1,2,7,8,9,10番。京都メイン【天保山S】は16番アルファマム。ここ2戦、34秒台の上りを見せている。問題は展開が嵌るかどうかだけだが、マジェスティックウォリアー産駒の外枠で、重馬場も上手い。相手は2,3,6,8,9,15番。函館メイン【青函S】は10番カンティーユ。6カ月ぶりの出走になるが、ダートでまだそこを見せていないし、函館の舞台も合う。血統的にもオルフェーヴル産駒は函館1200m芝は良く走る。相手は4,5,6,7,8,14番。

 

 今週の一口馬は3頭が出走を予定している。まずはウインアラジンが明日の京都7R【3歳上1勝クラス・混】(1800mダート)にM.デムーロ騎乗で出走予定。中1週で今回がラストチャンス。管理する高橋一調教師は「中1週ですので追い切りは馬なりにセーブしました。追い切りは舌を縛った状態でも喉の音が少し気になりましたが、状態そのものは変わらずキープできています。ジョッキーも2走前に一度騎乗した経験がありますし、なんとか少しでもいいところを見せてくれればと思います」とのこと。ここで凡走なら引退になるはず。もうデムーロ頼みでしかない。続いてジャーヴィスが京都8R【3歳上1勝クラス・混】(1400mダート)に松山騎乗で出走予定。管理する千田調教師は「この中間も順調にきていて、昨日はうちの虎太(鷲頭虎太騎手)を背に時計を出しています。コンスタントに使ってきていますが状態は高いレベルで安定しているので、意図的に14-13くらいのところで留めました。放せば弾けそうなくらいでしたし、いい動きでしたよ。今回もしっかり力を発揮できると思います。惜しい競馬が続いているので、そろそろ何とかしたいところ。松山ももう手の内に入れているでしょうし、あとは外枠を引ければと思っています。ジャーヴィス自身もレースを重ねながらキックバックに慣れてきているはずなので、前走以上の結果を期待しています」とのことだが、枠順は最悪の1枠。運がなさすぎる。スタートして後ろに下げて直線追い上げても3着あたりがやっとというようなレースになるような気がする。僕の予想はずれてくれ!

3頭目はウインポセイドン。今年初の2歳デビュー戦となる。日曜日の京都5R【2歳新馬】(1800m芝)に和田竜騎乗で出走が確定している。管理する奥村豊調教師は「追い切りは短い距離でスピードを重視した負荷にしました。一定のタイムは出ましたが、今週もしっかりと動かしたうえでの時計で、中身としてはまだ物足りないものでした。道中の余裕、余力もありませんでしたが、古馬についていくことができたのは良かったと思います。人とのコンタクトも徐々に良くなっていますが、馬を怖がるところもあり、あとはゲートの出も含めてレース当日になってみないと分からない部分もあります。いつもと違う雰囲気に戸惑わず現状の力を発揮してくれればと思います」とのこと。まぁスタートも含めてどうなるかわからない。ましてここは評判馬も数頭いて相手も手ごわそう。救いは頭数が少ないところで調教通りなら掲示板に乗るのではとうっすら期待している。

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楽しみは安田記念&全米女子オープン

2024-06-01 18:22:04 | 競馬予想

 まずはゴルフ。海外女子メジャー第2戦《全米女子オープン》2日目。通算4アンダーの単独首位にツアー未勝利のウィチャニー・ミーチャイ(タイ)。通算2アンダーの2位にアンドレア・リー。笹生優花と22大会覇者のミンジー・リー(オーストラリア)が3位で並んだ。21人が出場する日本勢は、なんとメジャー史上国内最多となる14人が予選を通過。ペブルビーチGLで行われた前年大会の11人を上回った。割合は昨年の50%(22人出場)だったのに対し、66.7%(21人)。しかも前述したように首位に3打差の3位に笹生優花、5打差5位に渋野日向子、小祝さくら、岩井千怜とトップ10人に4人がいる。 国内ツアーで2年続けて年間女王に輝いた山下美夢有は、昨年2日目に「79」をたたいて予選落ちしたが、今年は3オーバー16位で決勝ラウンド進出を決めた。国内ツアーで今季3勝の竹田麗央はこの日4バーディ、3ボギーの「69」をマークして、51位から山下、古江彩佳、畑岡奈紗と並ぶ16位に順位を押し上げた。

<海外メジャー日本勢出場10人以上の予選通過率上位※カッコ内は日本勢最上位>

1…24年《シェブロン選手権》(9位・勝みなみ)90%(10人中9人)
2…14年《全英女子OP》(21位・原江里菜)72.7%(11人中8人)

3…24年《全米女子オープン》66.7%(21人中14人)
4…23年《全英女子OP》(11位・畑岡奈紗、岩井明愛)62.5%(16人中10人)

5…15年《全米女子OP》(5位・大山志保)61.5%(13人中8人)

6…23年《エビアン選手権》(3位・畑岡奈紗、笹生優花)60%(10人中6人)

7…23年《全米女子OP》(4位・畑岡奈紗)50%(22人中11人)

 尚、79回の歴史を誇る《全米女子オープン》で、同一大会に出場した姉妹は過去8組ある。ともに米国女子ツアーの礎を築いたアリス・バウアー&マリーン・ヘギー姉妹に、大会3勝のアニカ&シャーロッタ・ソレンスタム姉妹(スウェーデン)。現在の世界ランク1位ネリー・コルダは、姉のジェシカとのべ7大会でそろい踏みした。アリヤとモリヤのジュタヌガン姉妹(タイ)は今大会が9年連続10回目の共演。そして岩井明愛・千怜姉妹は昨年史上初めて双子で参戦し、2年連続で最高峰の舞台に立った。その二人が決勝進出。これも史上初の快挙だ。

 国内女子ツアー《ヨネックスレディス》2日目。25歳の新垣比菜が2018年《サイバーエージェントレディス》以来6年ぶりのツアー2勝目に王手をかけた。12位から出て、1イーグル7バーディ、ボギーなしでツアー自己ベストを1打更新する「63」で通算12アンダーとし、単独首位に浮上した。ツアー5勝の穴井詩が通算11アンダーで1打差2位。初日首位から一歩後退したが、「66」の好スコアをマークした。通算10アンダーの2打差3位に、プロ7年目でツアー未勝利の鶴岡果恋と8年ぶりのツアー2勝目を狙う葭葉ルミ。鶴岡は49位から出て、ボギーなしでツアー自己ベストを2打、大会コースレコードを1打更新する「62」。葭葉は4位から出て「66」で回った。マンデー予選会(主催者推薦選考会)を突破したルーキー菅楓華が21位から出て「66」で回り、8アンダーの6位で最終日を迎える。 静岡・朝霧ジャンボリーGC開催の昨年大会覇者の川岸史果は3アンダー29位。上位陣がいないので新垣や葭葉などシードを狙う選手にとっては大きなチャンス。僕は復活目指す新垣と初V目指す鶴岡を応援する。

米国男子ツアー《RBCカナディアンオープン》2日目。ライアン・フォックス(オーストラリア)とロバート・マッキンタイア(スコットランド)が通算10アンダーの首位で週末へ。フォックスはこの日ベストスコアの「64」、マッキンタイアは「66」をマークした。ともに米ツアー初タイトルがかかる。通算8アンダーの3位にジョエル・ダーメン。通算7アンダーの4位に、母国カナダのナショナルオープン制覇を狙うマッケンジー・ヒューズ、アンドリュー・ノバク、首位から後退したデービッド・スキンズ(イングランド)らが続いた。久常涼は34位から出て3バーディ、2ボギー、連日の「69」でプレー。通算2アンダーの30位に浮上し、「72」で6位から後退したロリー・マキロイ(北アイルランド)と同じ位置で2試合ぶりの決勝ラウンド進出を決めた。 前年覇者のニック・テイラー(カナダ)は通算3オーバーで予選落ちした。大会は7月の今季メジャー第4戦《全英オープン》(スコットランド・の予選会を兼ねており、有資格者を除く上位3人に出場権が付与される。久常は予選を通ることが次に繋がる。是非上位目指して頑張ってほしい。

欧州男子ツアー《ヨーロピアンオープン》2日目。競技は連日の日没サスペンデッドとなる状況で、4打差2位から第2ラウンドを出たローリー・キャンター(イングランド)が1イーグル、5バーディの「66」をマーク。後続に3打差をつける通算12アンダーの暫定首位で週末を迎える。31位から出た桂川有人が5バーディ、ノーボギーの「68」で回り、通算6アンダーの暫定5位に急浮上した。4月の日欧ツアー共催大会で優勝し、今シーズンの出場権をつかんで臨む欧州転戦の1試合目。首位に接近して決勝ラウンドに進んだ。日本勢最上位の20位で第2ラウンドに入った中島啓太は4バーディ、2ボギーで連日の「71」。通算4アンダーの同15位で上位にとどまった。川村昌弘は3ホールを残して1つ落とし、カットライン上の通算1オーバーで同60位。予選通過の行方は後続の結果にゆだねられた。 通算9アンダーの同2位に、首位から一歩後退したヤニク・デ・ブライン(ドイツ)とニクラス・ノーゴー(デンマーク)。通算7アンダーの同4位に4ホールを残すギャリック・ポーティアス(イングランド)がつけている。桂川、中島はまだチャンスありそう。中島はここで勝つと五輪が近づく。

 

明日の予想。まずは東京メイン【安田記念】。馬場がどうなるかわからないが、本命は15番ヴォイッジバブル。当初は重馬場になると思って10番ソウルラッシュを本命にしようと思っていたが、よく考えたらこのメンバーなら秋田かに香港馬の方が力は上。特に7番ロマンチックウォリアーは世界的名馬で豪州の【コックスプレート】も勝っている輸送上手。普通ならこの馬が本命なのだが、“じゃない方”15番ヴォイッジバブルの人気がなさすぎる。力は一枚落ちるかもしれないが、マイルならそう差はない。現に【香港マイル】では10番ソウルラッシュ、17番セリフォスに先着している。鞍上は日本をよく知るバートンだし、この人気なら面白い。相手は7番本線で9,10,17番まで。京都メイン【松風月S】は11番スマートフォルス。前走は疲れがあっての結果、休み明けの今回が絶好の狙い目。暖かい季節の方が走るし、シニスターミニスター産駒もいい。相手は5,7,8,10,12,14番。

今日の一口馬。ラブリアージェが東京8R【3歳上2勝クラス】(1600mダート・牝)に田辺裕騎乗で出走し結果12着。騎乗した田辺は「テンションが高くてゲート内で潜ろうとしたり、座り込もうとしたりして落ち着きがありませんでした。お尻を落とそうとしたタイミングでゲートを開けられてしまい、出遅れる形に。その後はガチャガチャしないようにして、スムーズに流れに乗っていけました。直線ではジリジリと差を詰めてきたように、まともならもう少しやれたと思います。今日はスタートが全てです。距離は1600mでも問題なさそうです」とのこと。ここ2戦で遅れ、こんな馬じゃなかったんだがなぁ。これで投資している一口馬による6連続掲示板が止まってしまった…残念。

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強かった!イクイノックス!馬券は撃沈

2023-06-25 17:56:09 | 競馬予想

 まずはゴルフ。国内女子ツアー《アース・モンダミンカップ》最終日。激戦の中、72ホールを終えて岩井明愛と申ジエが通算13アンダーで首位に並び、18番(パー5)の繰り返しによるプレーオフに突入。申が1ホール目に制し、開幕戦《ダイキンオーキッドレディス》に続く今季2勝目を挙げた。この勝利で日本で通算30勝に到達したが、日本女子プロゴルフ協会の規定でツアーメンバー登録前の初優勝(2008年《ヨコハマタイヤ PRGRレディス》)と、米女子ツアーメンバーの資格で出場した2010年《ミズノクラシック》の優勝は通算勝利数に含まれないため、永久シード獲得の条件である30勝までは残り2勝となった。首位から出た岩井は最終ラウンドを「69」とし、「68」で追いついた申とのプレーオフへ。1ホール目をバーディとした申に対し、グリーン奥から4打目のアプローチを外して惜敗した。通算12アンダー3位に菊地絵理香。通算11アンダー4位に吉田優利、小祝さくら、菅沼菜々、笠りつ子、濱田茉優、サイ・ペイイン(台湾)の6人が並んだ。岩井と並んで首位で出た山下美夢有、稲見萌寧、岩井千怜、佐藤心結、ウー・チャイェン(台湾)が通算10アンダー10位だった。上田桃子、金田久美子らが7アンダー18位。前年大会覇者の木村彩子は6オーバー73位だった。稲見を応援したが、やはりまだショットが本調子には遠かった。申は前半我慢のゴルフ、無駄なボギーは打たないのはさすがだった。意外だったのは山下、肝心なところでパターが全く入らなかった。申ジエにはぜひあと2勝してほしい!天晴れ!

 国内男子ツアー《ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップbyサトウ食品》最終日。ジャパンゴルフツアー選手会主催大会を44歳の選手会長、谷原秀人が制した。谷原は首位と2打差3位から出て、7バーディ、1ボギー「66」をマーク。通算24アンダーで、初優勝を狙った20歳の長野泰雅と並んでプレーオフに突入。18番(パー4)を使ったプレーオフ1ホール目、ボギーに終わった長野に対してパーで勝負を決めた。谷原はツアー通算18勝目、40代で4勝目となった。長野は首位から出て、4バーディの「68」をマーク。レギュラーラウンドの18番で“入れれば優勝”の1mのバーディパットがカップに蹴られた。5週連続の最終日最終組で首位から出た中島啓太は5番のダブルボギーが響いて「70」止まりの通算22アンダー。8番でホールインワンを決めた大槻智春、植竹勇太と並ぶ3位に終わった。ディフェンディングチャンピオンの稲森佑貴は10位。前週の海外メジャー《全米オープン》に出場した石川遼は26位、永野竜太郎は29位で終えた。谷原の優勝は立派だが、情けないのは中島。せめてプレーオフには進んでほしかった。
 海外女子メジャー《KPMG全米女子プロゴルフ選手権》3日目。首位スタートのレオナ・マグワイア(アイルランド)が4バーディ、2ボギーの「69」で回り、通算7アンダーでその座をキープ。後続に1打差をつけ、メジャー初タイトルと2週連続優勝のかかる最終日に挑む。通算6アンダーの2位に、この日のベストスコア「66」をマークしたジェニー・シン(韓国)が浮上。通算5アンダーの3位にステファニー・メドウ(北アイルランド)。通算4アンダーの4位にイン・ルオニン(中国)とリーアン・ペース(南アフリカ)。通算3アンダーの6位に世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国)とローレン・コフリンが続く。日本勢最上位の16位で決勝ラウンドに進んだ笹生優花は、6バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「69」と2つ伸ばし、通算2アンダーの8位に浮上した。古江彩佳も5バーディ、3ボギーの「69」をマークし、29位から通算イーブンパーの18位に順位を上げた。西村優菜は「72」で通算3オーバーの40位、畑岡奈紗は「73」で通算5オーバーの54位に後退した。笹生は16~18番が惜しかった。特に17番ロングでのボギーは痛かった。4アンダーぐらいにしておけば…。ただチャンスがないわけではない。笹生が強かった時の爆発力をみせれば…。
 米国男子ツアー《トラベラーズ選手権》3日目。首位タイから出たキーガン・ブラットリーが6バーディ「64」でプレーし、通算21アンダーの単独首位に立った。昨秋の日本開催《ZOZOチャンピオンシップ》以来となるツアー通算6勝目に前進した。通算20アンダーの2位に2019年大会覇者のチェズ・リービー。通算16アンダーの3位にパトリック・カントレー。通算15アンダーの4位にリッキー・ファウラー、アダム・スコット(オーストラリア)、首位から後退したデニー・マッカーシーが続く。ファウラーは1イーグル、8バーディの「60」とチャージをかけて41位から浮上した。22位で決勝ラウンドに進んだ松山英樹は1イーグル5バーディ、2ボギーの「65」と伸ばし、ロリー・マキロイ(北アイルランド)らと並ぶ通算12アンダーの15位に浮上した。初日68位の出遅れから着々と順位を上げて最終日に入る。 前週のメジャー《全米オープン》を制したウィンダム・クラークは通算8アンダーの33位にいる。松山の「65」は立派だが、正直後半もう少し伸ばせるゴルフだった。前半のゴルフなら、15アンダーぐらいは行けた感じだった。まぁベスト5フィニッシュを目指して頑張ってほしい!

今日の重賞を振り返る。阪神11Rで行われた【第64回宝塚記念】は、C・ルメール騎乗の1番人気イクイノックス(牡4・木村哲也厩舎)が後方2番手追走から勝負どころで外々を回って進出を開始すると、直線では大外から力でねじ伏せ優勝。海外遠征からの帰国初戦、初の関西コース、初の斤量58㌔も世界ランキング1位の実力を見せつけ、【天皇賞・秋】、【有馬記念】、【ドバイシーマクラシック】とGI4連勝&史上16頭目の【有馬記念】と【宝塚記念】の春秋グランプリ制覇を成し遂げた。2年連続で敗れた父キタサンブラックの雪辱も果たし、史上21頭目となるJRA獲得賞金10億円を突破。タイムは2分11秒2。2着はスルーセブンシーズ(10番人気)、3着にはジャスティンパレス(2番人気)が入った。
 勝ったイクイノックスだが、このメンバー相手に位置取りが後ろになり、大外からの競馬。少し早めに動き、内回りのトリッキーなコースを捻じ伏せた。本当に強いのひと言。この強さなら秋からの「大きいレース」も…。果たしてどこを目指すのか、楽しみになった。2着スルーセブンシーズは惜しいレースだった。直線でジャスティンパレスとジェラルディーナに挟まれロスがあった。もしそれがなければ…惜しい。3着ジャスティンパレスはイクイノックスが来たら、追い出さおうという作戦だったのだろうが、完全なキレ負け。最後差を詰めているだけに早めにスパートしていたらもっと際どかったのかも…。4着ジェラルディーナは武豊が奇襲を仕掛け4着。あの競馬で4着なのだから力はある。5着ディープボンドは本当に一生懸命走る馬だ。それで5着に入るのだから立派。底力は凄い! 
 イクイノックスは、父キタサンブラック、母シャトーブランシュ(母父キングヘイロー)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は8戦6勝(うち海外1戦1勝)。重賞は2021年【東スポ杯2歳S】(、22年【天皇賞・秋】、【有馬記念】、今年の【ドバイシーマクラシック(GI)に次いで5勝目。木村哲也調教師は宝塚記念初勝利、C・ルメール騎手は21年クロノジェネシスに次いで2勝目。
 来週から本格的な夏競馬が始まる。僕の一口馬で未勝利クラスにいる馬がまだ9頭いる。まぁ3頭ほどは勝ち上がってほしいと祈っている!

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今週の一口馬は3頭!

2023-02-17 20:29:52 | 競馬予想

 明日開幕する。《Jリーグ》。あまり選手の入れ替えとか詳細に知らないが、季節の風物詩として、身贔屓いっぱいの順位予想をする。
1位サンフレッチェ広島、2位川崎フロンターレ、3位サガン鳥栖、4位横浜F・マリノス、5位セレッソ大阪、6位北海道コンサドーレ札幌、7位浦和レッズ、8位FC東京、9位鹿島アントラーズ、10位名古屋グランパス、11位柏レイソル、12位ガンバ大阪、13位ヴィッセル神戸、14位湘南ベルマーレ、15位アビスパ福岡、16位アルビレックス新潟、17位京都サンガF.C.、18位横浜FC
 広島は昨季《J1》で3位、《ルヴァンカップ》優勝、《天皇杯》準優勝の成績で、ミヒャエル・スキッベ監督の2年目。ズバリ優勝を期待したい。次位は一昨年王者の川崎。谷口彰悟(→アル・ラーヤン)の移籍がマイナスだが、このチームは常に移籍を補う選手が出てくる。小林悠、レアンドロ・ダミアンもケガからの復帰が見込める。今年大いに期待したいのが川井健太監督が率いる鳥栖。九州のチームということもあるが、川井イズムが浸透している。昨年J2活躍の河原創(ロアッソ熊本→)の加入もプラス。昨年王者の横浜FMは、昨年のMVPだった岩田智輝(→セルティック)、かつてのMVPのFW仲川輝人(→FC東京)らが相次いで移籍は痛い。5位C大阪はやはり関西チームが1チームぐらい上に来てほしいという願望。復帰した香川真司(シント・トロイデン→)に頑張ってもらいたい!ひょっとしたら…と思うのが札幌。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもとMF青木亮太など多くの選手が進化。神戸から移籍のMF小林祐希が嵌れば…。

 

 今週競馬界にとって大きな発表があった。先週の【京都記念】で心房細胞のため、競走を中止したエフフォーリア(牡5・鹿戸)が引退することが14日、所属するキャロットクラブのホームページで発表された。レース直後、鹿戸師は大事に至らなければ次走を目指すようなことを言っていたが、エフフォーリアには種牡馬という大事な仕事が待っている身なので致し方ないだろう。そのエフフォーリアだが、GI・3勝を挙げ、2021年の年度代表馬に輝いたが簡単にその実績を振り返る。
 まず初めてのGⅠである2021年【皐月賞】。無敗で挑み見事勝利したが、無敗の【皐月賞】制覇はグレード制導入以降、史上9頭目。2着馬に0秒5差以上つけての制覇は1994年のナリタブライアン、2011年のオルフェーヴルに続き3頭目だった。鞍上の横山武史は父・横山典弘と
父子制覇。武邦彦・武豊父子、福永洋一・福永祐一父子に続く史上3組目だった。2つ目のGⅠである2021年天皇賞(秋)】。3歳馬の勝利は祖父シンボリクリスエス以来19年ぶり。キャリア6戦目でのJRA古馬GI制覇は、ゲレード制導入以降最少タイ記録だった。このレースで横山武史は同レース史上初、親子三代制覇を達成した。3つ目のGⅠである2021年【有馬記念】。当時歴代最多得票となる26万742票を集めてファン投票1位に。3歳馬が1位となったのは2007年のウォッカ以来14年ぶりだった。1980年以降、キャリア7戦での勝利は1998年グラスワンダー、2018年ブラストワンピースに続く3頭目で、3歳馬による同年の【天皇賞(秋)】・【有馬記念】制覇は祖父シンボリクリスエス以来。そんな活躍もあって2021年は年度代表馬にも選出された。最優秀3歳馬の投票では満票を獲得。3歳牡馬の年度代表馬選出はオルフェーヴル以来10年ぶりであった。祖父シンボリクリスエス、父エピファネイアに続いて日本競馬界の偉大なるサイアーになってほしいものだ。お疲れさまでした!
 実はエフフォーリアより一日前に僕にとっては悲しい引退発表があった。先週の2/12小倉7R【4歳上1勝クラス】〔2,600m芝〕で4着だったカルトゥーシュ。レースはまずまずのスタートを切ると、道中は中団からレースを進めたが、直線ではジリジリと脚を使ったものの、上位3頭とは離された4着でゴール。レース後、松下調教師は「馬体重は14kg増えていたものの、牧場でもしっかりと乗り込んでもらっていましたし、帰厩後も調教自体は十分積んでいて、追い切りでの動きにも問題は無かったですから、太目残りということは無かったと思います。出来ればもっと早めに動いていくような競馬をしたかったですし、ジョッキーも促してくれてはいたのですが、馬がズブくて反応できませんでした。切れる脚を使えるタイプでは無いので、本来であれば4コーナーで前を射程圏に入れる競馬をしないといけないのですが、逆に前とは徐々に離される格好となってしまいました。正直今回の相手関係を考えると、ここは結果を残さないといけないと思っていましたし、減量騎手を起用することで一押し出来ればと思っていたものの、このような競馬となってしまい申し訳ありません」とのこと。この結果を踏まえて、このまま引退させることとなった。正直今回は僕も勝ち負けを期待していたが、内容はイマイチだった。多くのチャンスはあったが、結局11戦(0,0,2,3,6)の結果では引退も仕方なし。逆によくぞここまでクラブ側も松下調教師も我慢して使ってくれた感の方が強い。皆様ありがとうございました。そしてカルトゥーシュお疲れさまでした。

 競馬関連でもうひとつニュース。高齢者からキャッシュカード1枚を盗んだとして、山梨県警は13日、窃盗の疑いで東京都足立区千住仲町の会社役員田口大二郎容疑者(47)を逮捕した。県警によると、日本中央競馬会(JRA)の元騎手。「だましているとは知らなかった」と容疑を否認している。田口はJRAでは94年3月にデビュー。障害24勝を含めて37勝を挙げて、02年4月5日に引退。重賞勝ちがないが、障害では01年に一番格付けが高いジャンプG1、【中山グランドジャンプ】でミナミノゴージャスに騎乗して2着に入った。久々に聞いた名前。騎手時代は勝ち星とかは少なかったが、穴ジョッキーとして記憶している。ミナミノゴージャスの時の勝ち馬が障害馬で種牡馬になったゴーカイ(郷原厩舎、横山義騎乗)だった。古~ッ。



 明日の予想。まずは東京メイン【ダイヤモンドS】。本命は4番ミクソロジー。zっと追いかけている馬が遂に重賞制覇した前走は強いレコード勝ち。正直まだ余裕があるレースぶりで、ここは人気でも買い。相手は2,8,9,11,13,15番。阪神メイン【京都牝馬S】は8番ヒメノカリス。6歳牝馬で昇級戦でちょっと敷居が高いが、僕はイーガン騎乗で馬が変わったと思っている。狙うなら今回。相手は1,3,5,6,13,14,18番。小倉メイン【紫川特別】は7番メイショウハボタン。もう一押し足らない馬だが、確実に力だけは走る馬。馬券的に人気になりづらいところもいい。相手は2,8,11,13,14,18番。。
 

 今週の一口馬は3頭、すべて明日の出走である。まずはホワイトクロウ東京4R【4歳上1勝クラス】(1600mダート)に出走予定。足もとが弱い馬で中2週は冒険だが、逆に東京しか実績がない馬で今週を逃すと5月まで待たなくてはならないので仕方ないところ。まぁ出走できるということはいい方向に取りたい。前走同条件で3着だし、前走時に良い競馬をしてくれた石橋に期待したい。2頭目はハリケーンリッジ。東京6R【3歳未勝利】(1600m芝)にルメール騎乗で出走予定。大和田調教師によれば「問題のない動きを見せていましたよ。それに、気になる精神面は使った後でも妙な高揚の仕方はしておらず、いい状態をキープできていると思えます。カイバ食いも良好ですね。硬めの馬場を続けて走る分、脚元への反動は多少心配ではありますが、ここ2戦とも上手な競馬を見せてくれていますし、未勝利とは言えそれなりのレベルの中で上位争いをしてくれているわけですから、ここでもいい走りを期待しています」とのこと。ルメールの連続騎乗を加味して勝ち負けを期待する。それから未勝利勝ちから約半年ぶりの実戦を迎えるウインアラジンが小倉7R【4歳上1勝クラス】(2400mダート)に角田和騎乗で出走予定。寺島調教師は「追い切りは時計的にもしっかりとまとめていましたし、復帰戦に向けていい形で調整ができています。前走の勝ち方から人気を背負う立場になりそうですが、久々、昇級戦のここでも頑張ってくれるはずですし、期待しています」とのこと。前走で3着に負かした馬(ケリーズノベル)が同条件をあっさりと勝っているので、いきなり昇級戦勝利を期待したい。

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ウイン初勝利!

2022-08-14 17:46:44 | 競馬予想

 16強が出揃った。《第104回全国高校野球選手権》2回戦。春夏連覇を目指す大阪桐蔭が聖望学園(埼玉)に先発全員の25安打で19点を奪い圧勝。4年ぶりの16強入りを果たした。これで大阪桐蔭の甲子園勝利は、智弁和歌山を抜く単独9位の71勝目。夏は40勝(単独9位)に到達した。全国大会は昨年秋の《明治神宮大会》から《センバツ》、今夏と10連勝となった。3番松尾汐恩捕手は8回にソロ本塁打、9回にも松尾の2打席連続本塁打を放ち、甲子園で5本目の本塁打となった。春夏通算で5本塁打以上を記録したのは、2018年夏に5本目を記録した花咲徳栄(埼玉)の野村佑希(日本ハム)と大阪桐蔭の藤原恭大(ロッテ)以来、史上10人目。尚、歴代最多はPL学園(大阪)の清原和博(元西武、巨人など)が記録した13本塁打。以下、PL学園の桑田真澄(巨人など)、上宮(大阪)の元木大介(巨人コーチ)、広陵(広島)の中村奨成(広島)が6本塁打、浪商(現大体大浪商、大阪)の香川伸行(元ダイエー)、済美(愛媛)の鵜久森淳志(元ヤクルト)、大阪桐蔭の平田良介(中日)、森友哉(西武)、藤原が5本塁打を放っている。3季連続で本塁打を放ったのは1924年夏~25年夏の第一神港商(現神港橘、兵庫)の山下実(元阪急)、78年夏~79年夏の箕島(和歌山)の北野敏史、83年夏~85年夏の清原、83年夏~84年夏の桑田、92年夏~93年夏の常総学院(茨城)の根本健志、16年夏~17年夏の盛岡大付の植田拓に続く史上7人目。また2打席連続本塁打は今大会の高松商の浅野翔吾に次ぐ41人目、43度目で、1試合2本塁打は今大会の鶴岡東(山形)の土屋奏人、浅野に次ぐ72人目、75度目となった。
<甲子園通算勝利ランキング>は下記の通り。  
(1)中京大中京(愛知)136勝、(2)龍谷大平安(京都)103勝、(3)PL学園(大阪)96勝 、(4)県岐阜商(岐阜 87勝、(5)松山商(愛媛)80勝、(6)天理(奈良)79勝、(7)東邦(愛知 75勝、(8)広陵(広島)73勝、(9)大阪桐蔭(大阪)71勝、(10)智弁和歌山(和歌山)70勝
 また<3回戦組み合わせ>は下記の通り。  
【15日】▽第1試合:明秀日立(茨城)-仙台育英(宮城)、▽第2試合:高松商(香川)-九州国際大付(福岡)、 ▽第3試合:明豊(大分)-愛工大名電、 ▽第4試合:近江(滋賀)-海星(長崎)、【16日】 ▽第1試合:下関国際(山口)-浜田(島根)、 ▽第2試合:九州学院(熊本)-国学院栃木、▽第3試合:敦賀気比(福井)-聖光学院(福島)、▽第4試合:二松学舎大付(東東京)-大阪桐蔭
 僕の予想ではCブロックが横浜か、興南が勝ちあがると思っていたが…。またHブロックでまさか智弁和歌山が負けるとは…。これまでの感想はやっぱり大阪桐蔭が強い。近江も強いが投手が山田しかいないのが…。これなら仙台育英、聖光学院、九国大付が面白そう。

 ゴルフの話。国内女子ツアー《NEC軽井沢72ゴルフトーナメント》最終ラウンド。首位タイから出た20歳のルーキー岩井千怜が5バーディ、2ボギーの「69」でプレーし、通算13アンダーでツアー初優勝を達成した。通算12アンダー2位タイに首位タイからスタートした吉本ひかる、植竹希望、勝みなみ、吉田優利、堀琴音、岡山絵里の6人。通算11アンダー単独8位にこの日「64」で回った菅沼菜々、通算10アンダー9位タイに上田桃子、後藤未有、浜崎未来、全美貞(韓)が入った。前週優勝のイ・ミニョン(韓)は通算9アンダー13位タイ、原英莉花は通算8アンダー16位タイ、高橋彩華、有村智恵は通算6アンダー27位タイで終戦。優勝した岩井千怜の双子の姉・明愛は通算1アンダー53位タイ、青木瀬令奈は通算イーブンパー57位タイで3日間を終えた。実績者のパターが入らなかったが、その中で落ち着いたプレーが光った岩井千。姉の岩井明愛も相当力があるし、今後もこの二人から目が離せない。

 今日の競馬を振り返る。新潟11R【第57回関屋記念】は、三浦皇成の1番人気ウインカーネリアン(牡5歳・鹿戸雄一厩舎)が重賞初制覇。好スタートから2番手を追走すると、直線で鋭く抜け出しV。サマーマイルシリーズ初戦の【米子S】に続く勝利で、夏マイル王者に一歩近づくとともに、秋以降の大舞台に向けて弾みのつく勝利となった。なお、JRA重賞で1番人気馬の連敗が「18」で止まった。タイムは1分33秒3。3/4馬身差の2着には逃げた12番人気のシュリ、さらにクビ差の3着に直線で追い込んだ2番人気のダノンザキッドが入った。なお、急きょ木幡巧に乗り替わったイルーシヴパンサー(3番人気)は馬群に沈み11着に終わった。
 勝ったウインカーネリアンは展開の利はあったものの完全に本格化。マイル戦線でも面白い存在になりそう。2着シュリはリズム良くマイペースで行けた。ただ最後は交わされてからも頑張っていたし、逃げたら面白いのかも・・・。3着ダノンザキッドは力で3着まできたが、正直物足らない。まだまだいろんな意味で成長が必要。(川田将雅騎手)
 ウインカーネリアンは、父スクリーンヒーロー、母コスモクリスタル(母父マイネルラヴ)という血統。北海道新冠町・コスモヴューファームの生産馬で、馬主は(株)ウイン。通算成績は18戦7勝。重賞は初制覇。【関屋記念】は鹿戸雄一調教師は初勝利、三浦皇成は2009年スマイルジャックに次いで2勝目となった。

 小倉11R【第58回小倉記念】は、松山弘平の2番人気マリアエレーナ(牝4歳・吉田直弘厩舎)が好位のイン追走から直線早々に先頭に立つと、そのまま後続を突き放して独走V。重賞初制覇を飾った。タイムは1分57秒4。5馬身差の2着にC・ホーの10番人気ヒンドゥタイムズ、さらにハナ遅れた3着には1番人気ジェラルディーナが入った。なお、今村聖奈のカデナは後方追走から大外を回って追い込むも7着に敗れた。
 勝ったマリアエレーナだが、5馬身差で本当に強かった。松山も完璧な騎乗、このメンバーでこれだけ楽な競馬なら、これからが楽しみだ。2着ヒンドゥタイムズはホーの好騎乗が光った。勝ち馬が一頭抜けていたが、このホーの騎乗で馬が替わるかも・・・。3着ジェラルディーナは小回りで前に行けず後手になった。重賞を勝ちにはそのあたりを改善しないと・・・。4着カテドラルはこのくらいの距離でいつか穴をあけそう。
 マリアエレーナは、父クロフネ、母テンダリーヴォイス(母父ディープインパク)という血統。北海道日高町・日高大洋牧場の生産馬で、馬主は金子真人ホールディングス(株)。通算成績は15戦5勝。重賞は初制覇。吉田直弘調教師は【小倉記念】初勝利、松山弘平は2021年モズナガレボシに次いで2勝目となった。

 今日の一口馬。ウインアラジンが札幌2Rに出走した。もう後がない3歳未勝利馬だったが、見事1着となった。寺島調教師は「道中はハミを取ったり取らなかったり、少し難しい面も覗かせていましたが、終わってみれば強い競馬でした。今までは喉の影響があったのか、舌を縛った前走からレースぶりが一変していますし、今日の走りを見ると長丁場も合っていますね。厩舎の馬房の都合で、本日、コスモヴューファームへ放牧に出しますが、この後のプランは牧場に戻ってからの状態を見てから決めたいと思います」とのこと。またウインは「出入りの激しい競馬となったことで、その直後で構えていたアラジンにとっては展開もうまく噛み合ったところもありましたが、それにしてもここでは力が違った印象です。舌を縛ってレースに臨むようにしてからは走りが一変していますし、これが本来の姿なのでしょう。まずは初勝利を挙げられたことにホッとしていますが、まだレースで底を見せていませんし、今後がさらに楽しみになる勝利でした」とのこと。予想よりはるかに強い勝ち方をみせた。僕にとってはウインレーシングで初めての勝利。正直、少し脱会を考えていたが、これで難しくなった。すでに2022年の募集も始まっているが、募集を考えてみよう。

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JRAの一口馬は惨敗!

2022-07-30 17:52:33 | 競馬予想

 圧倒的な強さで甲子園へ。《第104回全国高校野球選手権》大阪大会決勝。大阪桐蔭が履正社を7‐0で破り、2年連続12回目となる夏の甲子園出場を決めた。今大会、大阪桐蔭は7試合54得点、投手陣もわずか1失点と投打で圧倒。昨秋の《明治神宮大会》、今春の《選抜》を制した絶対王者が“秋春夏”の3冠をかけ選手権大会に挑む。このほか東東京大会では二松学舎大府が5-1で日体大荏原を破り2年連続5回目の優勝を決めた。長野大会ではノーシードの佐久長聖が東京都市大塩尻を7‐1で下し、4年ぶり9度目の甲子園出場を決めた。また愛知大会では愛工大名電が東邦を7‐4で破り2年連続14度目の甲子園大会出場を決めた。これで残すところは明日の西東京大会を残すのみ。決勝は日大三VS.東海大菅生で甲子園を争う。

 ゴルフ国内女子ツアーも圧倒的な強さ!《楽天スーパーレディース》3日目。単独首位から出た勝みなみがボギーなしの8バーディを奪取、大会コースレコードに並ぶ「64」をマークし、通算21アンダーに乗せた。後続との差を9打に広げ、ツアー通算7勝目となる今季初優勝に前進した。今大会54ホールを終えてボギーなしの195ストローク。2016年《大王製紙エリエールレディス》でテレサ・ルー(台湾)がマークしたツアー最少264ストローク、ツアー史上初の72ホールノーボギー優勝と記録にも挑む。ホステスプロの稲見萌寧が12アンダー2位。小祝さくら、青木瀬令奈、岩井千怜、穴井詩、ペ・ソンウ(韓国)が11アンダー3位で並んだ。 2位スタートの柏原明日架は「73」とスコアを落とし、前年大会優勝の吉田優利らと同じ8アンダー12位に後退した。 首位と4打差2位で2日目を終えていた安田祐香は熱中症のためスタート前に棄権した。勝みなみが英国遠征前にどれだけのゴルフを見せるか。安田祐香はせっかくの上位で体調不良。残念!
 米女子ツアーの《トラスト・ゴルフ・スコットランド女子オープン》第2ラウンド。畑岡奈紗、古江彩佳は通算7アンダー16位タイとなった。笹生優花は通算3アンダー40位タイで決勝ラウンドへ。一方、渋野日向子は通算2オーバー95位タイで予選落ちを喫した。通算14アンダー単独首位はリディア・コ(ニュージーランド)。通算12アンダー単独2位にリリア・ブ(米)、通算11アンダー単独3位に池恩熹(韓)、通算10アンダー4位タイにセリーヌ・ブティエ(仏)、ウィチャニー・ミーチャイ(タイ)と続いている。畑岡&古江頑張れ!

 明日の予想。新潟メイン【アイビスSD】は13番ヴェントヴォーチェ。人気ではあるが、実績、外枠を考えたら落ち着いた。牧浦厩舎は1000m得意のイメージもあるし、鞍上は福永。新潟も1戦だけだが、強い勝ち方をしている。相手は1,3,4,6,8,12,17番。札幌メイン【クイーンS】は10番ウォーターナビレラ。今年の3歳牝馬はそんなにレベル高くない。ただそれでも【桜花賞】2着は威張れる実績。その馬が52㌔で出られるのだから人気でも仕方ない。相手は1,2,3,4,6,8,14番。特に8番は札幌走る。

 今週の一口は今日の2走で終了。昨日の大井も含めて振り返る。昨日の大井4R【2歳新馬】(1400m)に御神本騎乗で出走したシャープムスタング。単勝は1.3倍の断然1番人気。レースでは五分のスタートから、楽にハナに。マイペースで後続を引っ張り、そのまま直線を向くと最後まで脚色は衰えず、危なげなく逃げ切ってデビュー勝ち。勝ちタイムは1分28秒8(やや重)、2着とは9馬身差だった。鞍上の御神本は「能力試験での走りがとてもよかったので、かなり期待していました。まだまだ子供っぽいところは見せていましたが、素晴らしい走りをしてくれたと思います。パドック、返し馬と落ち着いていましたが、急にスイッチが入りそうな気配を感じます。そうなると距離がもたない可能性がありますが、これだけのパワーを感じる馬はそういません。シャルフジン、ファルコンビークとはタイプが違いますが、これからどのように成長してくるか楽しみです」とのこと、藤田調教師は「調教より楽でしたね。ノーザンファームでは舌を切断するなど、気性面でとても扱いが難しいところがあるとのことでしたが、ミッドウェイファームではうまく調整できています。こちらでうまくいっているので、この馬はなるべく放牧には出さずにミッドウェイで調整させてもらえればありがたいです。もちろん、それだけ期待しているからのことで、これからさらに心身の成長を促しながら、大きいところを目指していきたいと思います」とコメントしている。めちゃ楽しみである。
 シャープムスタングと違って全くダメだったのが今日出走の2頭。札幌2R【3歳未勝利・牝】(1700mダート)に吉田隼人騎乗で出走したチアフルマスター。レースでは、スタートを決め、馬なりで外からスッと先行。3・4番手の外で流れに乗ったが、3コーナーから全体のペースが速くなったところで、鞍上が促しても反応がひと息で、徐々に後退。中団まで位置取りを下げて直線へ。そこから大きくバテることはなかったものの、目立った伸び脚も見られず、勝ち馬から1.7秒差の6着に敗れてしまった。正直、掲示板を外した6着は予想外で痛い。優先権を逃してしまったからだ。今後は出られるところを探りながらの出走となる。最後まで諦めず頑張ってほしい!札幌12R【3歳上1勝クラス】(1200m芝・混)に斎藤新騎乗で出走したホワイトターフは14着に敗れた。展開と鞍上の判断の遅さがこの結果に・・・。鞍上の斎藤新は『内枠だったので、ポジションと進路取りに迷いながらでした。1番人気の3番を目標に進めたのですが、包まれる展開になってしまって、最後の直線でも外に出すに出せず。落ち着きがあって、前走以上の具合の良さを感じていただけに、今回の結果はすべてが自分の仕掛けのタイミングの判断ミスです。大変申し訳ありませんでした』とのこと。まぁ仕方なし!

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今週の一口は5頭

2022-06-24 19:31:02 | 競馬予想

 海外女子メジャー《KPMG全米女子プロゴルフ選手権》初日。メジャー2勝のチョン・インジ(韓国)が9バーディ、1ボギーの「64」をマークし、8アンダーのロケットスタートを決めて後続に5打差で飛び出した。3アンダー2位にチェ・ヘジン(韓国)、ポルナノン・ファトラム(タイ)。ポーラ・レト(南アフリカ)、ジェニファー・チャンが2アンダー4位で続いた。メジャー初優勝を目指す畑岡奈紗は2バーディ1ボギー、古江彩佳は4バーディ3ボギーでともに「71」とし、1アンダー6位で発進。ネリー・コルダ、ジェニファー・カップチョ、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)らが並んだ。渋野日向子と笹生優花は「70」でプレーし、イーブンパー15位で初日を終えた。 西郷真央は「74」で2オーバー50位につけた。チョン・インジ次第になるが、日本人選手はいいスタートを切ったと思っている。全員予選を通って、4日目には2~3人優勝争いをしてほしいものだ。

 こんなこと初めて聞いた。国内女子ゴルフツアー《アース・モンダミン・カップ》初日で大西葵(27・YKK AP)に帯同する大江順一キャディーが、ラウンド中に大西にブチキレて、職務を途中放棄するトラブルが発生した。JLPGA)によると、大西があるホールで第2打を打つ際、大江氏とプレーをめぐって意見が対立。大江氏は「もうやってられない!」と言い捨て、コースから出ていったという。大西がキャディーバックを担いでいけないため、コーチら関係者が急きょ代役を務めた。協会関係者は大江氏がキレて、コースから立ち去った事実は把握しており「双方から話を聞いた上で、後日トーナメント事業部会で処分を審議します」とコメントした。大江氏は15年《中京テレビ・ブリヂストン・レディース》のプロアマ戦で藤田光里の帯同キャディーを務めたが、ラウンド中に藤田と口論。大江氏の行動が同伴プレーヤーを不快にさせたとして、JLPGAから処分を受けた。藤田は注意、大江氏は実質2試合分の職務停止処分を命じられた。詳細は分からないが、職場放棄はいかがなものか。あくまでもプレーヤーが中心だと思うのだが…。過去に問題がっても帯同するにはそれだけの理由はあるのだろうが…。
 日本ダート競馬が変わる!NAR(地方競馬全国協会)、JRA(日本中央競馬会)など5団体が20日、東京都内のホテルで会見を開き、ダート競走の3歳3冠レースを2024年に創設することを発表した。【皐月賞】、【日本ダービー】、【菊花賞】と続くJRAの芝3冠競走にならい、南関東重賞の【羽田盃】(4月下旬、大井、1800mダート)、【東京ダービー】(6月上旬、大井、2000mダート)をJpnⅠに格付けして、【JDD(ジャパンダートダービー)】(大井、JpnⅠ、2000mダート、名称変更予定)を10月上旬に移設。時期も芝3冠と同様にする。これに伴って賞金も大幅にアップする。3冠の頂点となる【東京ダービー】が倍増の1億円で、【JBCクラシック】、【東京大賞典】と並ぶ地方最高額に。【羽田盃】は3500万円→5000万円、JDDも6000万円→7000万円に増額され、3冠を制した馬には8000万円のボーナス賞金が交付される。また、詳細は未定ながら、地方競馬を中心に前哨戦も複数新設される。また3冠競走創設と併せて、2,3歳のダート短距離路線の見直しも。3歳春の【兵庫チャンピオンシップ】(5月上旬、園田、JpnⅡ)を従来の1870mから1400mに短縮し、3歳春のダート短距離路線の頂点に設定し、2歳秋から3歳春に高額賞金の重賞級認定競走も新設する。
 競馬界にとって今回の変更は素晴らしいことだと思う。というのも、どうしても日本はダート競馬を疎かにしがちであるからだ。ただその一方でこの舞台に社台グループや中央競馬の大馬主たちが挙って参戦してくるのは明らか。そうなると、これまでここを舞台に活躍していた馬主たちの牙城が崩れる可能性が大きい。ここ数年、社台グループなどはオーナークラブを中心にダート馬の育成に力を入れてきている。それが今回の決定で拍車が間違いなくかかるだろう。それでなんでこのタイミングで発表かというと、今週から一口馬主の募集締め切りが始まったのも一因。つまりこれから購入する一口馬は第1回の3冠レースに出走できるのだ。残念ながら僕はG1サラブレッドの募集では同じダート馬でも牝馬の短距離系馬に応募した(【兵庫CS】狙い⁉)が、これから始まる一口馬の募集人気も変ってきそう。キズナ、ホッコータルマエ、ドレフォンなどもっと人気がでるだろう。

 明日の予想。まずは東京メイン【江の島S】。本命は6番トゥーフェイス。現級2,4着とめどを立てているが、前走は出遅れてのもの。距離は2000も大丈夫だし、ここ見直し。相手は3,7,8,9,10,11番。阪神メイン【天保山S】2番ケイアイドリー。オープン初戦が1200だったが、脚が溜まらなかった。距離が1400に戻ってまず勝ち負け。相手は5,10,11,12,15,16番。函館メイン【青函S】は11番タイセイアベニール。開幕週の前走は内をついたいい競馬だった。ここに来て外差しが決まっているし、人気にならない馬で馬券的においしい。相手は5,7,9,14,15,16番。

 

 今週の一口馬。今週は大量5頭出走予定。まずは明日の阪神7R【3歳上1勝クラス】(1200ダート)にテキサスフィズが出走する。追い切りは息づかい・動き共に良く、良い状態に仕上がっているとのこと。前走はクビ差とは言え、着差以上に強い内容だったが、今回は昇級戦に加えて、古馬も一緒。ただ斤量差とスピードを活かせば十分チャンスはあるのではないかと思っている。鞍上の松本大にも期待している。そして明後日の阪神2R【3歳未勝利】(2000mダート)にウインアラジンが出走予定。追い切りは、仕掛けてからの反応が良かったですし、内容も良く、前走や前々走時と比べても状態は今回のほうが上だとこと。レースでは最後のもうひと押しがほしいところだが、先行する形なら大きく崩れないので、この距離で初勝利を…。松山お願い!東京3R【3歳未勝利】(1600m芝・牝)にジャスミンフローラ、ここまでじっくり調整して、鞍上津村に感触を確かめてもらっての出走となる。津村曰く「中身などは前走以上のように感じますから、良い結果を出せるように頑張ります」。ちょっと骨っぽいメンバーだが、好走した前走と同様の条件で何とか初勝利を挙げたい。同じく東京8R【3歳上1勝クラス】(2100mダート)にバイタルエリア。中1週続きになるが、好調をキープしているらしい。2走前に「2100mでも良さそう」と言っていた菊沢一樹が乗れることになったのもいい。レースを重ねてきたことで体力面もしっかりしてきたし、脚の長い体型や、ゆったりとしたフットワークからこなせておかしくないはず。完全本格化はまだ先だと思うが、昇級初戦のこの条件で、どんな走りができるか楽しみだ。阪神10R【舞子特別】(1400m芝)にコーディアルが出走。本当はとっくにオープンまで出世してほしかった馬。久々になるが、態勢は整ったとのこと。今回は1400mに距離を短縮するいが、変に折り合いを気にせず自分のリズムで運べるはずで、この馬らしい走りを見せてほしい。復帰した北村友とので出走を予定しています。

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ドラフト評価

2021-10-15 20:33:56 | 競馬予想

《プロ野球ドラフト会議》が10月11日に行われた。各球団のドラフトを監督や球団幹部の手応えを含めて勝手に採点してみる。

まずは【パ・リーグ】。

○オリックス・・・ 福良GMは「本当に満足のいくドラフトができた。(椋木投手は)先発、後ろの両にらみ。野手の層を厚くしたいというのがあった。(高校生の指名は1人で)まさか(大阪桐蔭の)池田くんがあそこ(5位)まで残っているとは」とのこと。ここに来て、高校生を中心にしたドラフトで成功を収めていたが常勝軍団を目指した即戦力に移行したドラフト。東北福祉大の即戦力右腕、椋木蓮を1位で単独指名し、社会人投手を2人指名、野手も即戦力を軸にして内野手、捕手、外野手2人の4人を指名するなど来季の補強ポイントを即戦力でまとめた。椋木と社会人投手に期待がかかる。

○ロッテ・・・井口監督は「シミュレーション以上です。100点満点以上のドラフトだったと思います。2位池田君はDeNA牧のようなイメージ。二塁も三塁もいけると思う。広畑君も、我々はドラフト1位(候補)で考えていたので、3位で取れたのは非常に良かった。突っ走っているチームが来季上積みが必要な部分を補強した」と分析。捕手を獲りたいのはわかるが、市和歌山の松川虎生捕手なら1位でなくても獲れたのではないか。どちらかというと、野手を厚くした指名。松川はソフトバンクOBが多い球団として、城島のようなイメージか。2位の国士舘大・池田来翔内野手は打てる内野手ということで“ポスト中村奨吾”を担える選手。三菱自動車倉敷のパワーピッチャーである廣畑敦也が3位で残っていたのはラッキーだった。ただ個人的には即戦力の左投手が必要だったのでは・・・。
 ○楽天・・・石井GM兼監督は「今年も141点です。上位で今後を担っていける選手、下位の方では1軍の方でチャンスをうかがえる選手を指名できた。野手がすごく少ないので、振れ幅が振れてしまうところもあった。投手と野手のバランスが難しいドラフトでした」とのこと。正直、1位の昌平(埼玉)の吉野創士外野手には驚いた。ロッテの松川同様、1位出なくても獲れたのではないか。ただここに将来有望な長距離打者を獲得したいという球団の意図は見える。2位の安田悠馬捕手(愛知大)、3位の前田銀治外野手(三島南)と、右・左・右で並べている。安田は打撃がいいので野手として育てるのかも・・・。下位指名ながらも大学・社会人投手3人を指名し、バランスもとれているが、右打者がもう二人ぐらい指名できれば良かったかな。

○ソフトバンク・・・ 王球団会長は「望んでいた通り、風間君の交渉権が取れて、その後の指名も狙い通り。今年は久々に満点と言える結果になったんじゃないかな。大いに期待が持てる選手たちだし、入団後はチームに良い緊張感と活力をもたらしてくれるといいね」とのこと。“高校BIG3“のノースアジア大明桜の風間球打投手を1本釣り、2位で慶応大のリーグ通算10本塁打の右スラッガー、正木智也外野手、3位では、甲子園で存在感を示した北海高の左腕、木村大成を指名した。ソフトバンクは1位、3位で将来性を買った左右の高校生投手に、2位で、長距離砲で対応力もある右打者の正木を指名した。どちらかというと選手層に余裕があるからこその構成。そしてなんといっても、育成で14人指名。そのうち、ソフトバンクのドラフトは支配下3人、育成で15人ぐらいの指名をするのでは・・・。
○西武 ・・・辻監督は「本当に1年間を通して選手たちを見てくれたスカウトの方々の評価で指名させてもらいました。十分満足しています。うちの球団としての評価をしていた選手が、上位で多数取れたのはうれしいことです。100点満点ということでお願いします」とのこと。辻監督も留任するようだし、内容は12球団一のような気がする。左腕が補強ポイントのところ、1位で西日本工大・隅田知一郎投手をクジで引き当て、はまったときのストレートが150㌔を超えてくる左腕の筑波大・佐藤隼輔投手を指名、さらに3位で森友哉に依存している捕手強化に大学ナンバーワン捕手の中央大、古賀悠斗を指名できた。また巨漢の長距離砲の育成に定評がある西武らしく6位で白鴎大の190センチの大型ショート、中山誠吾も・・・。それに将来性のある八王子高・羽田慎之介投手が4位、八戸工大一高の黒田将矢投手も将来、クローザーにもなり得る存在らしい。
○日本ハム・・・栗山監督は「チームを何とかしないといけない状況というのがあるので、たくさんの選手たちを指名できたのは、ありがたいこと。今回に関しては上位で評価していた人が、下の方で取れたところもあるので、バランス的には、すごく良かった」とのこと。栗山監督も今年で終わりだろうが、球団に残るのだろうか。まぁそれはいいとして、育成を感じるドラフトだった。1位指名の天理の達孝太投手は僕も大化けする可能性があると思っている右腕。ダルビッシュ、大谷を育てた日本ハムなら面白い。2位の有薗直輝内野手らをはじめ、高校生は世代のトップクラスのメンバーがズラリと並び、近い将来が楽しみな指名となった。唯一大学生指名の長谷川威展(金沢学院大)投手は変則左腕、宮西2世を目指す。

続いて【セ・リーグ】。
○ヤクルト・・・高津監督は「最初のくじは当てられなかったが、左投手に野手、高校生野手、投手とバランスよく指名ができた。予定通り。上位3人は大学、社会人。4、5位は鍛えて、大きく成長させていかないといけない。勝てるチーム、選手に育っていってほしい」とのこと。隅田を抽選で外したが、法大の山下輝投手の交渉権を獲得したのは大きい。明大の俊足&強肩の左の外野手、丸山和郁が2位指名というのはちょっと驚いたが、青木の後釜か。3位柴田大地(日本通運)投手は即戦力のリリーバー、4位の享栄高の竹山日向投手は素材のいい右腕でうまく育っていければおもしろい。全体的にバランスの取れたドラフト。
○阪神・・・矢野監督「ビッグ3の森木が残っていたというのが本当に大きい。(投手は右2人、左2人を指名について)森木が残っていた流れからトータル、左を補強できてとか、岡留もとれてとか、全体的な流れがすごく良かったかなと思っている」とのこと。やはり、高知高・森木大智投手を獲得できたことが大きい。僕のイメージも藤川の感じ。即戦力は小園も長い目で見るならば、森木の方が上かも・・・。2、3、5位は即戦力投手で固めた。2位の創価大の左腕、鈴木勇斗、3位の新潟医療福祉大の左腕、桐敷拓馬は評価の高かった投手。4位では甲子園組で地元関西の智弁学園の前川右京外野手、7位でも甲子園組の京都国際高の中川勇斗捕手を指名したのは評価できる。
○巨人・・・原監督は「投手中心になったが非常にバランスのとれたいいドラフト。90点以上ですね。上位3人は先発ローテーションを目指して十分戦える。そのつもりでジャイアンツの門をたたいてもらいたい。4位から7位も非常に魅力ある選手たちが残ってくれていた」とのこと。関西国際大の右腕・翁田大勢投手の交渉権を獲得した。最速157㌔を記録した右腕は先発でも救援でも適応能力はありそうだ。2位はJR東日本の左腕、山田龍聖、3位はコントロールが武器の日大の右腕、赤星優志とバラエティ豊かな即戦力で上位3人を揃えた。4位で原監督の母校、東海大相模の甲子園優勝投手である左腕、石田隼都を抑えた。支配下では7人中、投手が6人と狙いは明確だったが、野手はFAで獲るつもりなのだろうか。ソフトバンク同様、育成で10人指名。球団で育てようという意識は感じる。
○広島・・・佐々岡監督「(抽選で)2人を外しても、評価が高かった2人を取れた。大砲2人を取れたのも大きい。(即戦力5人指名で)競争意識が高まる。同じ年代、ポジションの選手は負けられないと思っているだろう。(背番号で末広がりの)88点にしておこう」とのこと。佐々岡監督は続投なのだろうか。まぁそれはいいとして、正直、隅田、山下と2度外したのは痛い。関学の黒原拓未、三菱重工Westの森翔平の即戦力左腕2人指名したが、彼らが勝利方程式を形成できるランクにあるかどうかは見てみないとわからない。3位のトヨタ自動車・中村健人外野手についてはポスト鈴木誠也的存在か。4位の愛工大名電・田村俊介投手、7位の県岐阜商・高木翔斗捕手もどう育成されていくか。僕個人的には、高木は期待しているが、広島は若い捕手がいるからなぁ。
○中日・・・与田監督は「将来的にも長打力のある野手をそろえました。投手をもう1人とも考えましたが、100点満点じゃないですかね。理想通りのドラフトができました。編成の方たちが時間をかけて、探してくれた選手を指名ができました」とのこと。与田監督の本音は、来年以降は“もう知らない”だろうが、球団の意図が色濃く見えたドラフトだった。1位指名の上武大のブライト健太外野手をはじめとして6人中5人が野手。来年勝負の戦略型の典型となった。3位で独立リーグ系では三振奪取率の高い快速リリーバーとして評判の火の国サラマンダーズの石森大誠を指名しているが”偏向ドラフト。上武大・ブライト健太外野手、駒大・鵜飼航丞外野手、福元悠真外野手とパワーヒッターが並んだが、果たして彼らがプロの世界で活躍できるかは未知数。打者のドラフトは難しい。僕はまだ岡林、土田、根尾、石川の方が上だと思っているのだが・・・。
○DeNA・・・三原一晃球団代表「監督が1位を引き当ててくれ、思い通りといっていいドラフトができた。高校生投手、大学生投手で評価が一番高かった選手が指名できた。野手も内野と外野で評価の高い選手が取れた。非常にバランスがいい。100点でいいので」とのこと。1本釣りの戦略を続けていた横浜DeNAが今年は競合覚悟で小園を指名しクジを引き当てた。横浜DeNAは先発に左腕は揃っているチームで右腕が足りない。そこに2位で早大の徳山壮磨、4位で法大の三浦銀二の大学生右腕2枚を指名して補った。できれば、即戦力の捕手が必要だったと思うのだが、今年頑張っている23歳山本祐大捕手に東妻純平捕手、益子京右捕手といった期待の若手もいるので、今年は大丈夫となったのだろう。

 僕のドラフト順位は1位西武、2位DeNA、3位日本ハム、4位ヤクルト、5位オリックス、6位阪神、7位ソフトバンク、8位巨人、9位ロッテ、10位中日、11位楽天、12位広島

 明日の予想。まずは東京メイン【府中牝馬S】は13番マジックキャッスル。人気だが、小回りから府中に替わるのは間違いなくいい。小柄な馬で54㌔もいいし、鞍上との相性もいい。相手は2,4,7,15,16,17番。阪神メイン【太秦S】は8番メイショウダジン。前走の交流GⅡはよく走っている。伸び盛りの4歳馬でここは空き巣狙い。相手は1,2,6,7,10,13番。新潟メイン【下越S】は15番ガンケン。使い詰めでここが勝負の鞍だろう。新潟1200mとの相性もいいし、全力投球のはず。相手は1,3,5,8,9,14番。

 

 今週の一口馬は2頭。明後日の新潟5R【2歳新馬】(1200m芝)にアルドゥエンナが出走する。オーソリティの半妹で血統的に期待しているが、出来はいまひとつトーンがあがらない。血統的に人気になりそうだが、僕としては今後につながる競馬をしてほしいというのが本音。もう一頭は同じく明後日の阪神7R【3歳上2勝クラス】(1800mダ)にアースライザーが出走する。同日の新潟12R【菅名岳特別】(1800mダート)と来週の新潟【鳥屋野特別】(1800mダート・ハンデ)と比較し、10頭たてのここを選択。勝ち負けは厳しそうだが、陣営のちょっとした賞金稼ぎに好感を持っている。

 

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スプリンターズは実績馬で勝負!

2014-10-04 21:40:22 | 競馬予想

今日の競馬は新潟、阪神共にメインレース的中。その時点でトントンになり、欲ばって両場の最終レースで大勝負。その結果、見事に木っ端微塵と砕け散った。“おとなしくしとけば…”と思ったときには時遅し。やっぱりギャンブルは欲を出したら駄目ですね。では明日の予想と行きたいところだが、今日の重賞【第18回シリウスS】を振り返る。勝ったのは僕が本命に推した幸英明騎乗の1番人気クリノスターオー(牡4歳・高橋義忠厩舎)。2番手追走からしぶとい伸び脚で押し切り、重賞2勝目を飾った。タイムは2分3秒8。レースは予想通りサトノプリンシパルが先行策。クリノスターオーは2番手につけて、3番手はグランドシチー、ジャンナ、ナムラビクターの3頭が併走。勝負どころでナムラビクターがじわっと進出。4コーナーでは、手応えの悪いクリノスターオーをかわして先頭に並びかけた。しかし、いったんかわされたクリノスターオーがしぶとく盛り返しマッチレースの様相。結局、クリノスターオーが力強く伸びて差し返し、3/4馬身差で重賞2勝目を手に入れた。2着が3番人気のナムラビクター。そこから1馬身1/2離れた3着には、直線でよく伸びた7番人気のトウシンイーグルが入った。
 勝ったクリノスターオーは一瞬駄目かと思ったが差し返した。精神的にも成長した証拠だろう。まだ4歳馬、課題も多いが、これから楽しみになった。2着ナムラビクターはほとんど勝利を手中にしながら勝ち馬の根性に敗れた。これぐらいはいつでも走れる馬だ。3着トウシンイーグルはまだまだ力を出し切っていない。直線での本物で力を出し切れれば十分通用する。4着サトノプリンシパルは力を出し切っている。
 クリノスターオーは、父アドマイヤボス、母マヤノスターライト、(母(父ジェイドロバリー)という血統。北海道日高町・日西牧場の生産馬で、栗本守氏の所有馬。通算成績は13戦6勝。重賞は【平安S】に次いで2勝目。高橋義忠調教師は【シリウスS】初勝利。幸英明はなんと04年アグネスウイング、05年ブルーコンコルド、13年ケイアイレオーネに次いで4勝目となった。


 では明日の予想。新潟メイン【スプリンターズS】は14番グランプリボスを狙う。まず無理だろうと思っていた【安田記念】。そこでジャスタウェイとマッチレースを繰り広げたのだからその力は底知れない。生粋のスプリンターでないのは百も承知だが、今回のメンバーならなんとかなるのではないか。GⅠ2勝、2着2回の実績はここでは断然だ。相手はこの時期走る15番と【紅梅S】でメイショウマンボをぶっちぎったことのある13番レッドオーヴァル。
 阪神11R【ポートアイランドS】は本格化した5番ダンスアミーガ。前走破ったのが今日の【秋風S】で勝利したマイネルメリエンテ。この馬元々オープンで通用する馬だからダンスアミーガもマイルなら十分通用する。斤量52㌔も有利だ。相手は4,13番。
 新潟最終は1番メイショウワコン、阪神最終は16番エイコーンパス。

 明日深夜はいよいよ【凱旋門賞】。僕の単勝馬券が的中しますように!

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騎乗停止を問う!

2014-05-02 22:00:43 | 競馬予想

先週、ごっちゃんこと後藤浩輝が走行妨害を受けて落馬負傷した。
アクシデントが発生したのは日曜日の東京第10レースで、ジャングルハヤテに騎乗してのことだった。前を走っていた岩田騎乗のリラコサージュが外側に斜行し、その後ろ脚にジャングルハヤテの前脚がさらわれ、転倒したのだった。ごっちゃんは病院で第5、6頸椎棘突起骨折と診断され、暫くは復帰できない見込みとなった。
騎手という職業は危険と背中合わせで、いつ事故に遭うかわからない。とは言っても、ごっちゃんと岩田の因縁はこれだけではない。2年前の【NHKマイルC】でシゲルスダチに騎乗したときも、岩田騎乗の馬に走行妨害を受けて落馬し、頸椎のひびと頸髄不全損傷を負い4カ月休養したのだ。しかも不運は重なり、同年9月に復帰するもレース前の馬場入りの際に落馬し、第1、2頸椎と頭蓋骨を骨折してしまった。そして1年以上の療養を経て、昨年10月にようやく復帰したのだった。そんなごっちゃんがまた・・・。
 先週も書いたが、今回の走行妨害により岩田は5月3日から11日まで9日間(開催4日間)の騎乗停止となった。このため、【天皇賞・春】で乗る予定だったウインバリアシオン、【NHKマイルC】で騎乗予定だったロサギガンティアはほかの騎手に乗り替わりとなる。
 でも、本当に騎乗停止4日間でいいだろうか? 同じ騎手が、同じ騎手に再度走行妨害をし、落馬事故となった。“運が悪い”と言えばそれだけだが、“運”だけで済ませてはいけないような気がする。たぶんJRAの判断は、罪は重なるものでなく、瞬間、瞬間ということだろうが、僕はそれがなぜか解せない。
 また昨年日本の降着ルール変更も事故の要因のひとつのような気もしている。以前なら走行妨害が被害馬に重大な影響を与えたと判断されたら降着となったし、走行妨害によって、落馬・競走中止した場合、失格になっていた。しかし今はその走行妨害がなければ被害馬が加害馬に先着していたと判断された場合のみ、加害馬は被害馬の後ろに降着とされる。つまり被害の大きさと処分は直接関係なくなっているのだ。これでは今回のように落馬事故防止にはならないのではないか。岩田の場合、超一流でありながら、2012年【JC】でジェンティルドンナに騎乗してオルフェーヴルにぶつけ2日間の騎乗停止になったり、昨年の【安田記念】でもロードカナロアで斜行し過怠金10万円を科されたりと激しい騎乗が目立つ。ただこれも彼の持ち味で、そのアグレシッブさは馬券を買っている者たちにとって心強いものだろう。ぎりぎりの騎乗、つまりその騎乗ぶりはプロ中のプロなのだ。ただ人が死んでからでは遅い。騎乗停止は岩田だけでなく誰もが犯す可能性がある。だからこそもっと厳しい処置が必要だと僕は思うのだが、皆さんはどう思います? ごっちゃんいち早くの復帰待ってます!

 では明日の予想。まずは東京メイン【青葉賞】。2番ワールドインパクトと13番ヤマノウィザードとどちらを本命にしようか迷ったが、馬券的にお世話になっている2番ワールドの方を本命にする。ここは人気かもしれないが、確実に成長をしている馬。相手はその13番に3,5番。
 京都メイン【天王山S】は13番ハーロンベイ。前走は休み明けでマイナス18㌔。普通なら勝利なんて考えられない仕上げ。それが豪快の差しきり勝ち。今度はオープン、前走の反動と不安はあるが、ここは伸びシロを信じる。相手は11,15番。
 新潟メイン【駿風S】は5番ジルコニア。この馬も2走ボケが心配が、ダッシュ力は以前よりあるし、今回は叩き2戦目で十分上積みを見込める。相手は1,7番。

 明日は府中に行く予定。久しぶりに緑のターフを満喫するつもりだ。いや緑のターフにビールを満喫する! 西武の岸のように頑張るぞ!

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