人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

ドラマ続きの地区予選

2014-07-27 18:27:14 | Weblog

【第96回夏の甲子園大会】の地方予選もいよいよ大詰め。今日は11の県で決勝戦が行われたが、劇的な幕切れや大接戦が相次いだようだ。
 まずは石川。小松大谷が8回まで8点のリードで勝利をほぼ手中に収めていたが、9回に星稜が一挙9得点を取って逆転サヨナラとドラマでもないような展開で優勝を飾った。新潟ではプロ注目の飯塚悟史を擁する日本文理が1対2で迎えた9回に小太刀緒飛が逆転サヨナラ3ランで優勝を決めた。関根学園は初出場を目指したが、届かなかった。群馬では昨年夏に優勝した前橋育英高校を破った健大高崎が先発の川井、高橋和、松野の3投手でなんと無安打に抑えるリレーを見せた。
 その他も開幕から波乱が起きた埼玉大会も決勝戦が行われ、最後は私学の春日部共栄が優勝。栃木では作新学院が栃木県勢で初めて4年連続の甲子園出場を決めた。広島では広陵が21度目の出場。その他、長野は佐久長聖、兵庫は神戸国際大付属、鳥取は八頭、岡山は関西、香川は坂出商業が甲子園切符を手にした。

今日の重賞を振り返る。中京11Rで行われた【第62回中京記念】は田中勝春騎乗の7番人気で一昨年のマイル王サダムパテック(牡6歳・西園正都厩舎)がゴール寸前で差し切り、久々の勝利を飾った。タイムは1分37秒1。レースはクロフネサプライズの逃げ、クッカーニャ、マイネルディアベル、ティアップゴールド、テイエムオオタカなどが続く。直線では大きく横に広がっての追い比べとなったが、ゴール前では馬群から伸びたマジェスティハーツと、外から強襲したサダムパテック、ミッキードリームによる3頭の争いになった。そしてその際どいバトルを制したのはサダムパテックだった。ハナ差の2着には11番人気ミッキードリーム、2着にクビ差の3着にはマジェスティハーツが入った。
 勝ったサダムパテックはさすがに力が違った。こういう荒れ馬場で外枠もよかったのだろう。やはり力がある。目標は【マイルCS】か・・・。2着ミッキードリームはこのような時計のかかる馬場がいいのだろう。3着マジェスティハーツは森とやっぱり手が合う。パンパンの馬場なら勝っていたかも・・・。距離の融通も利くし、これから楽しみだ。
 サダムパテックは、父フジキセキ、母サマーナイトシティ(母父エリシオ)という血統。北海道白老町・(有)社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、大西定氏の所有馬。通算成績は26戦6勝(うち海外1戦0勝)。重賞は【東京スポーツ杯2歳S】、【弥生賞】、【京王杯スプリングC】、【マイルチャンピオンシップ】に次いで5勝目。西園正都調教師は【中京記念】初勝利。田中勝春は10年シャドウゲイトに次いで2勝目となった。
 一方、札幌11Rで行われた【第19回エルムステークス】は、岩田康誠騎乗の3番人気ローマンレジェンド(牡6歳・藤原英昭厩舎)が激しい叩き合いを制して一昨年に続き2度目の同レース制覇を果たした。タイムは1分41秒9。骨折のアクシデントを乗り越えて、実力馬が高らかに復活を宣言、秋のGI戦線に向けて万全のリスタートを切った。
 レースはエーシンモアオバーが先行。クリノスターオー、フリートストリートが続き、1番人気のジェベルムーサは後方から。勝負どころでクリノスターオーが手応え良く前に並びかけると、4番手にいたローマンレジェンドも進出。直線に入ると、クリノスターオーとローマンレジェンドのマッチレース。激しい叩き合いが続いたが、ゴール寸前でローマンレジェンドがわずかに出て久々の勝利をもぎ取った。アタマ差2着は5番人気のクリノスターオー。2着から5馬身差の3着には僕が本命に推した10番人気のインカンテーションが入った(馬券はクリノがヌケ)。
 勝ったローマンレジェンドだが、見事な復活劇であった。してくれました。ここを目標に、厩舎一丸となってやってきたことが実を結びました。秋に向けて大きな勝利で大きいところでも楽しみになった。2着クリノスターオーには驚いた。最後差し返していたし、相当力付けている。それが見抜けなったのは完璧な僕のミス。今後が楽しみだ。3着インカンテーションは前2頭に離されたが休養明けだしよく頑張っている。湿った馬場も良さそう。4着グランプリブラッド、5着クリールパッション共によくがんばっている。
 ローマンレジェンドは、父スペシャルウィーク、母パーソナルレジェンド(母父Awesome Again)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、太田美實氏の所有馬。通算成績は19戦10勝(うち地方4戦1勝)。重賞は【エルムS】、【みやこS】、【東京大賞典】に次いで4勝目。藤原英昭調教師は2012年に次いで【エルムS】2勝目、岩田康誠は08年フェラーリピサ、12年に次いで【エルムS】3勝目。

  大相撲は横綱白鵬が30回目の優勝を果たした。また関脇豪栄道が12勝を挙げ大関獲りに大きく近づいた。

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なんて日だ!

2014-07-26 21:41:20 | Weblog

 今日も【第96回全国高校野球選手権大会】地方大会決勝が各地行われた。京都からは今春のセンバツで優勝した龍谷大平安が10-0の圧倒的な強さで京都すばるを下し2年ぶり33度目の優勝を果たした。福島では今年も常連校が名乗りを挙げた。聖光学院が9回に4点差を追いつき、延長の末、日大東北を7-6で下して戦後最長タイとなる8年連続11度目の優勝を果たした。一方和歌山は、逆に市和歌山が常連校の智弁和歌山に延長の末3-2でサヨナラ勝ちし、10年ぶり4度目の甲子園切符を手にした。千葉は昨日“東海大対決”を制した東海大望洋が第1シード専修大松戸を13-2の大差で下し初優勝した。富山は名門・富山商が高岡商を9-3で下し10年ぶり16度目の優勝。岐阜は名将・阪口慶三率いる大垣日大が岐阜工を11-2で下し2年連続3度目の優勝。島根はあの野々村監督で有名になった開星が9-4で大社を下して3年ぶり9度目の優勝を飾った。みんな、頑張れ!

 今日は35度の暑さの中、修行のようなゴルフ。結果はスコアどうこうではなく、完走できるかどうかがかぎのゴルフとなった。ゴルフから帰宅して競馬の結果を観たら。今度は暑さどころか背筋がゾーッとなるような寒気が走るほどの不調ぶり。つまり散々の一日だった。まぁ二日族けてこんな日はないだろう。気を取り戻して明日の予想と行く。
 まずは福島メイン【福島テレビオープン】は人気でも9番レッドレイヴン。ここ2戦は勝ち損ねる歯痒いレースが続いているが、福島は【福島民報杯】で圧勝したレースでコース適性あり。函館から狙っての参戦とみてここは自信の本命。相手は4,6,13番。
 中京メイン【中京記念】はマイル良馬場なら1,1,1,1,2着13番サトノギャラント本命。上位人気の一角だが、56㌔のハンデも含めてここはかつ条件が整った。相手は5,8,10番。
 札幌メイン【エルムS】は12番インカンテーションでなんとかならないか。大跳びで札幌の馬場はきになるが、古馬GⅢでも2着のある馬。人気落ちの今回は絶好の狙い目。相手は2,3,8番。
 とにかく今日は疲れた。明日がいい日になるのを夢見てゆっくり休むとする。

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楽しみな逸材はいる!

2014-07-25 20:58:04 | Weblog

 各県の代表校が次々に決まっている(わが故郷は僕が注目していた多良木を破った城北)が、愛媛大会で今秋のドラフト1位候補、MAX157㌔右腕・安楽智大を擁する済美が3回戦で東温に1-4で敗退した。それはまさかの3回戦敗退。早過ぎる夏の終焉であった。これで高校ビッグ3と称された前橋育英の高橋光成と浦和学院の小島和哉が共に県大会で消えた。3人揃っての予選敗退。2年の時の彼らの勇姿を考えると、3年になったら更に・・・と思っていたが、そういかないのが筋書きのないドラマ。甲子園への道である。
 ただ高校ビッグ3の甲子園出場はなくなっても次のスター候補はまた現れている。僕がその筆頭と思うのが岩手県予選を勝ち上がった盛岡大付の松本裕樹。プロ注目のエースであるが、僕が“いいな”と思うのはその打撃。腰の据わった左打席(右投げ左打ち)から決勝戦でも2ランを含む4打点を挙げた。いやぁ是非甲子園で観てみたい選手だ。その他にもまだ勝ち上がっていないが3年生では横浜の浅間大基、大和広陵の立田将太、日大東北の大和田啓亮、日本文理の飯塚悟史、豊川の田中空良、明徳義塾の岸潤一郎などはちょっと見てみたい選手だ。また2年生でも東海大相模の吉田凌はもし出場してきたら来年込みで面白そう。まぁいずれにしろ、熱い戦いはまだ続く。

 では明日の予想。まずは福島!!R【白河特別】は14番ジーニマジック。前走1200mに対応。今後1200mの差し馬として羽ばたけて行ける馬。小回りと疑いがある今回が馬券的に面白い。相手は7,8番。
 中京11R【桶狭間S】は人気でも5番タマブラックホール。前走は骨折明けだったし、距離も1ハロン長かった。たたき2戦目、1400mなら今回は軸として考えられる。相手は6,7番。
 札幌11R【札幌競馬場グランドオープン記念】は15番サクラボールド。前走は人気薄デの好走だったが、洋芝は適性高い。今回は前走より1㌔軽いし、ここは狙い目。相手は7,11番。

明日はこの暑さの中、ゴルフの予定。熱中症にならないように頑張ってくる。甲子園球児に負けないように!

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動く夏の野球

2014-07-20 18:05:23 | Weblog

 “いいな”と思えるトレードのニュースが入ってきた。ヤクルトの川島慶三内野手、日高亮投手とソフトバンクの新垣渚投手、山中浩史投手による2対2の交換トレードが成立した。
 僕はホークスファンなので新垣、山中の放出は考えるところがあるが、今のホークスでは彼らの出番は少ない。新垣は通算60勝の実績もあるし、山中はファームで活躍した投手。ヤクルトに行けば間違いなく出番は増える。今年の広島の一岡ではないが、プロ野球選手は出てなんぼである。ヤクルトならやり甲斐はあるだろう。逆にホークスに行く川島、日高は今まで以上に厳しい戦いが待っている。しかし今回のトレードははークス主導で今年を考えてのものだろうから、出番は必ずあるはず。今後の活躍次第では“次”が見えてくる。新垣、山中が巨人を牛耳ることを期待したい。
 今日の競馬を振り返る。
函館メインで行われた【第50回函館記念】は、古川吉洋騎乗の2番人気ラブイズブーシェ(牡5歳・村山明厩舎)が長くいい脚を使って押し切り、重賞初制覇を果たし、これで夏の中距離王者に名乗りを上げた。タイムは2分0秒1(良)。レースはゼロスではなく、トウカイパラダイスが積極的に先行。2番手を1番人気のグランデッツァが追走して、ゼロスは3番手のインに控えた。ラブイズブーシェは後方4番手に位置した。勝負どころで外から一気にラブイズブーシェが進出して、4コーナーを迎える。直線に入ると、外から伸びるラブイズブーシェと、これを追撃してきたダークシャドウが抜け出した。そしてラブイズブーシェが先着。待望の重賞初Vを果たした。3/4馬身差の2着が8番人気の古豪ダークシャドウ。さらに1馬身1/2差の3着には7番人気のステラウインドが入った。
 勝った
ラブイズブーシェは力をつけてきた。長い距離での実績もあるが、この2000mのあたりでこれだけの競馬ができれば今後が楽しみ。コパさんにまた楽しみな馬が現れた。2着ダークシャドウもだいぶ調子のよかった頃の感じに戻ってきている。もう少し直線の長いコースがいいが、古豪復活を期待したい。3着ステラウインドも間違いなく成長している。あとワンパンチがあれば重賞も勝てるかも・・・。僕が本命に推した1番人気のグランデッツアは10着、いったいどうしたのだろう。あまりの負けすぎである。ひょっとしたら洋芝が合わないのだろうか。
 
ラブイズブーシェは、父マンハッタンカフェ、母ローリエ8母父メジロマックイーン)という血統。北海道浦河町・小池博幸氏の生産馬で、ドクター・コパこと小林祥晃氏の所有馬。オーナーの小林祥晃氏の所有馬としては、2頭のGI馬(コパノリチャード、コパノリッキー)に続いて、今年3頭目の重賞ウイナーとなった。通算成績は23戦6勝。重賞初勝利。村山明調教師、古川吉洋ともに【函館記念】初勝利。

 今日全国高校野球選手権沖縄大会】で決勝が行われ、沖縄尚学が逆転で糸満を6―1で下し、2年連続7度目、4季連続の甲子園出場を決めた。順当勝ちといえばそれだけだろうが、甲子園に出るのは至難の技。センバツは思うように勝ち進めなかったが、夏は是非「琉球のライアン」ことエース・山城大に素晴らしいピッチングを見せて優勝を目指してほしい。

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大谷、競馬、人間国宝

2014-07-19 20:58:02 | Weblog

 大谷はやっぱり凄い!今日甲子園で行われている【マツダオールスターゲーム第2戦】で日本ハム・大谷翔平が先発し、全セの1番・鳥谷(阪神)の初球にいきなり161㌔の自己最速をマークすると、2球目にクルーン(巨人)に並ぶ162㌔を記録した。それでも鳥谷と3番バレンティン(ヤクルト)に直球を狙い打ちされ、1死一、二塁とすると、続くマートン(阪神)にも157㌔を右前にはじき返され失点した。結果、打者5人、全23球のうち160㌔超えは12球。中2日で臨むため1イニング限定のマウンドだったが、その存在感は甲子園ファン魅了した。
 今日の重賞を振り返る。函館11Rで行われた【第46回函館2歳S】は、藤岡康太騎乗の4番人気で連闘に踏み切ったアクティブミノル(牡・北出成人厩舎)が22年ぶりの【函館2歳S】逃げ切り勝ちをやってのけた。タイムは1分10秒2。レースは抜群のダッシュでアクティブミノルがハナを切ると、クールホタルビ、アンブリカル、マイネルエスパスなどが好位に。アクティブミノルは、リズムの良いフットワークで軽快に飛ばし、直線に向いてもその脚いろは全く鈍ることがなかった。12日にデビューして、わずか1週間後の重賞Vは、1992年のマザートウショウ以来となる同レースの逃げ切り勝ちであった。1馬身差の2着は馬群の中から伸びた11番人気の伏兵タケデンタイガー。さらに3/4馬身差の3着が2番人気のトウショウピストで、僕が本命に推した1番人気のマイネルエスパスは5着に敗れた。
 勝ったアクティブミノルはスタートも二の脚も速く余裕のある勝利。短距離のスピード馬でこれからも楽しみだ。2着タケデンタイガーは今までと違う末脚で追い込んできた。このような競馬ができるとなると今後楽しみが増えた。3着トウショウピストは外枠が全て。ただ血統も良くもっとよくなるだろう。5着マイネルエスパスはゲートを出てぶつけられて、エキサイトしてしまった。それが響いたのか、最後はいい脚が使えなかった。しかしこれからの馬でまだ強くなるだろう。
 アクティブミノルは、父スタチューオブリバティ、母ピエナアマゾン(母父アグネスタキオン)という血統。スタチューオブリバティ産駒としても初のJRA重賞ウイナーとなった。北海道新ひだか町・フジワラフアームの生産馬で、吉岡實氏の所有馬。通算成績は2戦2勝。重賞初勝利。北出成人調教師、藤岡康太ともに【函館2歳S】初勝利。北出成人調教師は平地重賞初Vとなった。

 では明日の予想。福島メイン【バーデンバーデンC】。本命は4番ニンジャ。前走大外から内に潜り込み最後まで良く伸びた。この暑い時期は得意で、内枠なら直線抜ける。相手は8枠2頭も大穴は芝で人気落ちの6番。
 中京メイン【ジュライS】は16番ヴォーグトルネード。ようやく前走でオープン勝ち。1800mはすべて3着以下なし。得意の左回りのなれば一発がある。相手は5,14番も中京ダート得意の6番。
 函館メイン【函館記念】は人気でも13番グランデッツァ。元々クラシック候補だった馬で、ゴールドシチーやディープブリランテ、ロジメジャーを破ったことのある馬。2走前は1800m【都大路S】ではコースレコードで快勝。相手はちょっと捻って9,11番。

 昨日文化審議会は、古典落語の柳家小三治師匠(74)(東京都新宿区)ら7人を重要無形文化財の保持者(人間国宝)に認定するよう文部科学相に答申した。小三治師匠の師匠は古典落語の分野で初めて人間国宝に認定された五代目故柳家小さん師匠。現役では桂米朝師匠に続いて2人目。まぁ正直どうなのだろう?という感じはあるが、落語界のためには良い事なのだろう。でも小三治師匠が人間国宝なら、志ん朝師匠、談志師匠、枝雀師匠にあげたかったと思うのは僕だけだろうか。

 

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高校球児頑張れ!

2014-07-18 20:55:36 | Weblog

 夏の甲子園予選が連日各地区で繰り広げられている。毎年この時期になると、高校球児の泣き笑いがあり、僕も各地区の予選を注目している。その注目基準としてはまず母校。そして地元である熊本県予選。そして友人・知人の母校や関係学校。そして九州各県予選。それから全国の強豪や甲子園で観た高校である。
  まだどこも代表が決まっていない状況だが、まず母校は1回戦でシード校と対戦して敗退。これは組合せ時にほとんど覚悟していたのでそれほどショックではない。そしてその熊本県予選で僕がいちばん気にしていたのが、ここ数年入学数減少で廃校・統合の渦中にあった多良木(たらぎ)高校。これまで熊本県でもほとんど実績のなかった高校(まぁ阪神の元投手・野田の母校)が、昨秋の県大会と今年のNHK旗で優勝し、第1シードになっていたのである。僕からすると、熊本県で第1シードになるだけでも快挙。前評判ではその多良木、熊本工、秀岳館、鎮西、文徳の5強の実力が伯仲して、その中でも最速149㌔を記録してドラフト候補のエース善が率いる多良木が注目を集めていた。また齋藤監督は熊本工などで3度甲子園に行った監督なのでひょっとするとひょっとするかもと思っていた。しかし今日の3回戦、残念ながらノーシード校の城北高校に敗れてしまった。5強のうち松下電器(現パナソニック)元監督の鍛治舎(かじしゃ)巧氏を監督に迎えた秀岳館も敗れたが、やはりこうなると、熊本工あたりが有力か。残念。
 次の友人や知人の関係校だが、今年はみな不調で唯一大阪の友人の息子がマスクをかぶっている高校が初戦を突破している。ただ地区が大阪、大阪桐蔭、履正社など壁は高い。また大学時代の友人が野球部の副部長を務めている岩手県の高校がある。震災時にTVでもよく取り上げられた学校だが、残念ながら県初戦で敗退している。今年の夏、“甲子園で逢いたいな”と言っていたのだが・・・。

そして全国の強豪校だが、一番の驚きはやはり浦和学院。 まさかこんなに早く敗れるとは思ってなかった。また同日には昨夏その浦和学院と熱戦を繰り広げた仙台育英が早くも敗退してしまった。昨夏甲子園で観たベストゲームだっただけに残念で仕方ない。心の中では甲子園で再戦と思っていたのだが…。また南北海道大会では昨年代表の北照が地区大会でコールド負けを喫した。ちょうど昨夏甲子園から伊丹空港に向かうバスが北照ナインと同じで、密かに来年頑張れよと思っていたのだがやっぱり甲子園出場というのは茨の道なのだろう。

今年も僕は8月に3日ほど甲子園観戦に行く予定。まだどこが出場するかもわかっていないのに気の早い話だが、とにかく楽しみにしている。多良木は残念だったが、面白いチームが出てきてほしい。

 では明日の予想。まずは福島【安達太良S】。本命は13番ブラインドサイド。中京は離された4着だったが、この馬左回りは走らない馬。福島ダートは初めてだが、函館で勝っているのだから小回りも大丈夫だろう。相手は2,8番。
 中京11R【マレーシアC】は8番ロンギングダンサー。前走で初めて掲示板を外したが、二走ボケだと思っている。ここは仕切り直しで鞍上も今年元気な豊。激変を期待する。相手は2,10番。
 函館メイン【函館2歳S】は人気でも8番マイネルエスパス。マイネルラヴ産駒だが、岡田総帥にいわせれば母父ネオユニヴァースが濃く出ているらしい。そう考えるとまだまだ奥は深そう。勝ちっぷりも良くここは通過点。相手は5,12番。

 明日のオールスターは大谷VS.藤浪。大谷は甲子園で観ていないが、藤浪は甲子園で観た投手。今地区予選を戦っている選手で、数年後オールスターに出でてくる選手がいるのだろうな。高校球児、みんな頑張れ!

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W杯はやっぱりドイツ!?

2014-07-13 19:00:08 | Weblog

 あの競泳男子で5つの五輪金メダルを獲得したイアン・ソープ(31)が同性愛者であることを明らかにしたらしい。豪のデーリーテレグラフ紙によると、ソープはオーストラリアのテレビ局「ネットワーク・テン」によるマイケル・パーキンソン氏のインタビューの中で告白したという。これまでソープは同性愛者であることを否定して、自伝『This is me』でも「私は同性愛者ではないし、これまでの性経験もすべて異性と。私は女性に惹かれ、子どもが好きで、いつか家庭を築きたいと思っている」と記していた。この話を見てあの肉体美、あの顔を考えてもし新宿二丁目に行ったら大変だろうなと下世話な空想をしてしまった。まぁどうでもいいことですが・・・。

今日の競馬を振り返る。福島11Rで行われた【第50回七夕賞】。勝ったのは田辺裕信騎乗の5番人気メイショウナルト(セン6歳・武田博厩舎)。4戦連続2ケタ着順と低迷していたが、堂々の逃げ切りで完勝。レコード勝ちした昨年の【小倉記念】以来となる勝利で、夏の中距離王に名乗りを上げた。タイムは1分58秒7。レースは好スタートを切ったメイショウナルトがすんなりとハナへ。アドマイヤブルーが2番手に取り付き、ミキノバンジョーがインの3番手。人気のマイネルラクリマもそのすぐ外につけた。メイショウナルトは淡々とペースを刻み、4コーナーでは後続を3馬身ほど離して直線へ。人気のマイネルラクリマも追撃したものの差は詰まらず、ロスなく内を立ち回った10番人気ニューダイナスティに1馬身3/4差をつけてメイショウナルトが逃げ切り勝ち。2着のニューダイナスティに3/4馬身差の3着がマイネルラクリマだった。
 勝ったメイショウナルトだが、気分次第の馬だが今日は鞍上の田辺がうまく乗った。昨年の【小倉記念】ではすごい時計で勝っているのだから力はある馬、今後目が離せなくなった。2着ニューダイナスティには驚いた。吉田豊が内をうまく捌いたが、この馬も夏によく走る。3着マイネルラクリマはやはり斤量差だろう。決して力負けではない。4着ダコールは良く追い込んでいるが、馬場がもう少し良ければひょっとしたかも・・・。5着ミキノバンジョーは大善戦、僕が推したヴィクトリースターは7着。ダコール同様馬場を気にしていたようだ。
 メイショウナルトは、父ハーツクライ、母スターペスミツコ(母父カーネギー)という血統。北海道浦河町・鎌田正嗣氏の生産馬で、松本好雄氏の所有馬。通算成績は24戦6勝。重賞は【小倉記念】に次いで2勝目。武田博調教師、田辺裕信ともに【七夕賞】初勝利となった。
 
 中京11Rで行われた【第19回プロキオンS】は、戸崎圭太騎乗の1番人気ベストウォーリア(牡4歳・石坂正厩舎)がゴール前で差し切ってV。重賞2勝目を飾った。タイムは1分22秒6。
 レースはコーリンベリーがやや立ち遅れたが、何とかハナに立つ。サクラレグナム、ガンジス、サマリーズなどが続く。人気のベストウォーリアは中団のやや後ろ。直線に入ると、うまく馬群をさばいた僕本命指名のキョウワダッフィーが先頭に立ち、そのまま押し切るかと思われたところに、ベストウォーリアが猛追し、ゴール前できっちり差し切った。クビ差2着が2番人気のキョウワダッフィー。2着と1馬身1/4差の3着には10番人気のガンジスが入った。
 勝ったベストウォーリアだが使う度に成長している。まだまだこれから伸びる器で、今後ダート界の中心になるだろう。2着キョウワダッフィーはうまく走っている。これだけ走って負けたのだがら、今日のところは相手が上だったということだろう。ただこの馬も強くなっている。3着ガンジスは放牧明けで馬はフレッシュしたのか、元の状態に戻っていた。この様な競馬ができればチャンスもめぐってきそう。4着ノーザンリバーは最後伸び悩んだ。58㌔こたえたのだろう。
 勝ったベストウォーリアは、父Majestic Warrior、母Flirtatious Miss、(母父Mr.Greeley)という血統。米国産で、馬場幸夫氏の所有馬。通算成績は13戦6勝。重賞は【ユニコーンS】に次いで2勝目。石坂正調教師、戸崎圭太ともに【プロキオンS】は初勝利となった。

 明朝、【サッカーW杯】決勝が行われる。ドイツVS. アルゼンチンがファイナルの舞台で顔を合わせるのはこれで3回目となる。最初の対戦は28年前の【メキシコW杯】。その際はマラドーナを擁するアルゼンチンがドイツを下し、戴冠を果たした。二度目の対戦はその4年後。アルゼンチンが連覇へ期待を膨らませる中、ドイツがリベンジに成功し優勝を決めている。決勝は攻めのドイツと守りのアルゼンチンとの戦いとなるだろうが、勢いを考えればドイツが有利か。ただ前半アルゼンチンがドイツを無失点に抑えれば勝機もあるかも・・・。でもやっぱりドイツかな!?

 

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バートン乗れる!

2014-07-12 21:16:29 | Weblog

 8連勝で追撃体制が整いつつあるのに、今日の阪神は西岡と鶴岡をスターティングメンバーに入れた。結果は打線が杉内を打てず完敗だったが、僕は福留に代わって西岡はまぁわかるとはいえ、キャッチャー梅野でいいのではと思った。能見との相性から鶴岡だったのだろうが、阪神はキャッチャーを育てなくてはならないのだから梅野いいだろう。現にメッセンジャーも梅野については一目置いているというのだから、エースがキャッチャーを育成しないでどうする。鶴岡は嵌ったときのリードはいいが、気が抜けたときは全く駄目。今日の8回なんかは投手も悪いが、ベテランらしからぬワンパターンのリードで、追加点を献上した。和田カントク、応援しているのだからお願いしますよ。まぁ今日は巨人の杉内がプロ野球史上22人目となる通算2000奪三振を達成したし、杉内の独壇場でした。あっ、それからホームだから納得なのだが、一塁塁審の牧田さん、巨人向きのジャッジ多すぎですよ。チャレンジシステムがあれば大変ですよ。
 
 では明日の予想。まずは福島メイン【七夕賞】。荒れる重賞と思い穴狙い。本命は13番)ヴィクトリースター。賞の名前から“スター”ということもあるが、この馬中6週は(2,1,0,0)と狙ったローテーション、おまけに2000mは500万、1000万連勝した条件で、【福寿草特別】ではトーセンラーに先着(2着)している。ハンデも53㌔なら一発あってもいい。相手は7,15番。
 中京メイン【プロキオンS】は3番キョウワダッフィー。秋には大きなところを狙って生きたい馬で、ここの好走は必至。とにかく底を見せておらず、前走下したウォータールルドを物差しにすれば6番ベストウォーリアとも好勝負は計算できる。現在の勢いも加味して狙ってみる。相手は6,13番。
 函館メイン【マリーンS】は6番サンビスタ。函館ダートは1着、3着と得意。牡馬相手に休み明けとなるが、53㌔の恵量と鞍上(岩田)を考えたら、面白い存在だ。相手は2,13番。

 それから今日の競馬を観ていて、明日積極的に買いたいと思ったのは今日5戦騎乗して2勝、3着2回のバートン。パートンはオーストラリア出身の31歳。2007/08シーズンから香港で騎乗を始め、2011/12シーズンから2年連続リーディング2位。2013/14シーズンには112勝を挙げて香港チャンピオンジョッキーの座に就いた。日本では2012年の【WSJS(ワールドスーパージョッキーズシリーズ)】で2勝を挙げて初出場初優勝を飾った騎手だが、今日観ている限り、とにかく乗れる。特に短い距離の方が良さそう。明日は単複全て買いしてみるかな!?

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トリプルスリー

2014-07-11 21:38:56 | Weblog

【サッカーW杯】はドイツとアルゼンチンが決勝に進んだ。力を順当に発揮すればドイツだろうが、一発勝負となるとアルゼンチンも多くの応援バックに力以上のものを発揮するかもしれない。まぁドキドキするような試合をしてほしい。
 今年プロ野球を観ていて(珍しい!?)ふと思うことがある。なんか3拍子揃った若い選手が増えてきたなぁと思うのだ。それで次のトリプルスリー(3割、30本、30盗塁)の選手は誰だろうと思い少し調べてみた。これまで日本のプロ野球界では8人がトリプルスリーを達成している。順に岩本義行(松竹・1950)319・39・34、別当馨(毎日・1950)335・43・34、中西太(西鉄・1953)314・36・36、蓑田浩二(阪急・1983)312・32・35、秋山幸二(西武・1989)301・31・31、野村謙二郎(広島・1995)、315・32・30、金本知憲(広島・2000)315・30・30、松井稼頭央(西武・2002)332・36・33の8人である。川上哲治は1950年、長嶋茂雄は1958年に、いずれも本塁打1本の差でトリプルスリーを逃している。特に長嶋は一塁を踏み忘れて「幻の本塁打」となった1本があったための記録逃しだ。また、青田昇は1950年に盗塁1個の差で、小鶴誠も1950年に打率.355、51本塁打、28盗塁を記録したが、盗塁が2個足りず逃した。そして張本は1963年に33本塁打、41盗塁を記録したが打率.280で失敗している。

 このようにトリプルスリー達成は至難の業だが、原因としては球場が大きくなったり、飛ばないボールになったりしていることもあるだろう。ただ松井稼いらい出ていないのはやっぱり寂しい。で可能性がある選手をピックアップしたので、球団別に見てみる。
 まずは巨人。やはり坂本と長野だろう。ただ今年は両者とも本塁打があまりにも少ない(6本と5本)。ホームが東京ドームだし可能性は大きいが、伸び悩み気味。広島は丸だろう。現在306・11・14なら可能性はゼロではない。菊池も可能性があるがはやり本塁打がネックか。阪神は鳥谷が近いが最近本塁打と盗塁が減少しており厳しい。中日も強いてあげるなら、大島と森野だが大島は本塁打、森野は盗塁がネックとなる。まだヤクルトの2選手の方が今後の可能性は大きい。特に山田は現在332・12・7で盗塁さえ量産できれば・・・。もう一人潜在能力なら川端。312・7・2。今年は故障で出遅れたが一年コンスタントに活躍できれば可能性はある。DeNAは梶谷。今年は不調だがパンチ力はあるし、盗塁数も多い。一皮剥ければ…。
 パ・リーグだとなんといってもオリックスの糸井。課題は本塁打数だが、糸井が東京ドーム、神宮、横浜のあるセ・リーグにいたらトリプルスリーを達成する可能性は高い。ここにきてトリプルスリーの有力候補になったのはソフトバンク柳田。こまでは松田(293・13・12も現在故障中)今年がいちばん近い存在だったが、今年柳田は335・10・17と一気に素質開花だ。日本ハムは陽。今年は故障気味で数字が伸びないがそれでも271・11・12はいずれ・・・。もうひとり西川も面白いかも。打率、本塁打ともにまだまだ力不足だが、潜在能力はありそう。ロッテはあまり見当たらない。角中だがトリプルスリータイプではない。西武では浅村。現在故障中だが、昨年317・27・14なら可能性はある。それから今年売出し中の木村も長打力あって面白いかも・・・。楽天は残念ながら候補がいない。銀次が近いが盗塁30はまず無理だろう。
 以上が候補者だが、この中で僕が、本当に可能性があると思うのは、セ・リーグだと丸、山田、梶谷、パ・リーグで糸井、柳田、松田、陽あたりか。僕は来年あたり、柳田が達成するのではと思っているのだが・・・。

 では明日の予想。まずは福島メイン【天の川S】。本命は8番ブリッジクライム。前走は重賞挑戦で不発だったが、このクラスでは上位の決め手の持ち主。ただ小回りで脚の使いどころが難しいが、福島は意外と得意で、鞍上も今年好調の北村宏。勝ち負けが期待できる。相手は3,4番。
 中京メイン【豊明S】は1番ノーブルコロネット。馬場状態が心配だが、前走の末脚は見所あった。格上挑戦も51㌔なら一発があっていい。中京の長い直線も魅力だ。相手は3,12番。
 函館メイン【五稜郭S】は人気でも7番レッドセシリア。【阪神JF】3着馬。それもキャリア1戦目での成績を考えると、ここは通過点と考えられる。相手は5,6番。

 今日のソフトバンク柳田は3安打、1本塁打、1盗塁の活躍。オールスターではホームラン競争にも出るらしいが、本当に楽しみな選手が現れたものだ。

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重賞回顧

2014-07-06 18:50:41 | 競馬回顧

 【サッカーW杯】4強は予想通り、ドイツ、ブラジル、オランダ、アルゼンチンが勝ちあがった。この二日間この4強が勝ち上がった準々決勝を観戦したが、観れば観るほど本田や長友が「目標は優勝」といっていた根拠がわからなくなる。各々の選手の心技体何をとっても敵わないだろうし、チームとしての勝利への執念も天と地だ。まぁだから予選リーグで1勝もしないで負けたのだろうが、チームとしての勝利への徹底は4強だけでなく、8強全て日本を遥かに上回っているように思えた。何度も書くがこれで足元を見つめるいい機会になったと僕は思いたい。

 では今日の競馬を振り返る。福島11Rで行われた【第63回ラジオNIKKEI賞】は、松岡正海騎乗の5番人気ウインマーレライ(牡・高木登厩舎)が1年前に初勝利を挙げた思い出の福島で直線インから抜け出してV。重賞初制覇を果たした。タイムは1分45秒9。レースはトシザキミが先手を取り、後続を離しての逃げ。カウニスクッカ、イダスが続く。僕が本命に推した人気のクラリティシチーは行き脚が付かず後方3番手あたりを追走した。速いペースになり、4コーナーでトシザキミはいっぱいになって後続が殺到。そのなかでもウインマーレライがインで脚をためて、直線できっちりとスペースを見つけると、決め手を生かして抜け出し快勝した。クラリティシチーが直線で外から猛然と追い込み、1馬身1/4差の2着。さらにアタマ差の3着が7番人気のウインフェニックスだった。
 勝ったウインマーレライだが、距離はこのくらいの方がいいようだ。また松岡の好騎乗も光った。ただGⅠとなるとパンチ不足か。2着クラリティシチーはスタートでぶつけられたのが全て。もう少し前に行って居れば結果は変わったであろう。負けて強しの内容。3着ウインフェニックスは好位でできるようになったのが好走の要因。ただこの馬もパンチ威力が一歩足らない感じ。距離は1800mまでだろう。12着ラリングクライは出遅れがすべて。 
 ウインマーレライは、父マツリダゴッホ、母コスモチェーロ(母父Fusaichi Pegasus)という血統。北海道新冠町・ビッグレッドファームの生産馬で、(株)ウインの所有馬。この勝利はマツリダゴッホ産駒としての重賞初Vとなった。通算成績は9戦3勝。重賞初勝利。高木登調教師、松岡正海ともに【ラジオNIKKEI賞】初勝利。

一方、中京11Rで行われた【第50回CBC賞】は福永祐一騎乗の4番人気トーホウアマポーラ(牝5歳・高橋亮厩舎)が直線で差し切り重賞初制覇を果たした。タイムは1分8秒6。レースは人気のベルカントがハナに立ち、エピセアローム、マヤノリュウジンが続く。直線半ばではベルカントをエピセアロームがかわして先頭に立つ。しかしトーホウアマポーラが直線で決め手を爆発させ、鮮やかに差し切って初の重賞勝ちを決めた。1/2馬身差の2着は3番人気のエピセアローム。さらに1馬身1/4差の3着には外から伸びた10番人気のニンジャが入った。
 勝ったトーホウアマポーラは53㌔の恵量があったとはいえ、いい脚を使った。1200mの左回りはこの馬走る!この走りができたらG1でも・・・。2着エピセアロームは実にスムーズな競馬。余裕残しながらこれだけ走るのだから力のある。3着ニンジャは1200mが合っている。また外枠も良かったのだろう。これから面白い存在になるかも。4着スギノエンデバー は57㌔でも良く走っている。さすがに力はある。僕が本命に推した8着ルナフォンターナは馬場が響いたということだが、直線でもゴチャついたのが痛かった。
 トーホウアマポーラは、父フジキセキ、母トーホウガイア(母父Unbridled’s Song)という血統。北海道日高町・竹島幸治氏の生産馬で、東豊物産(株)の所有馬。通算成績は18戦6勝。重賞初勝利。高橋亮調教師は【CBC賞】初勝利。福永祐一は2013年マジンプロスパーに次いで2勝目。開業2年目の高橋亮調教師は重賞初勝利となったが、鞍上の福永とは競馬学校時代の同期生である。

 過去19大会の【W杯】優勝チームは全て、その国出身の監督が率いている。今大会も遂に外国出身の監督が指揮を執るチームは全て姿を消した。最後まで残っていたのがコスタリカ。コロンビア出身のピント監督は敗戦後に「また戻ってきたい」と続投に意欲を示した。8強にはアルゼンチン出身のペケルマン監督が率いるコロンビアも残っていたが、4日の準々決勝で敗れた。
 そう考えると、まじめに世界一を目指すなら日本人監督にするべきでなかろうか。

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