人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

愛馬にハラハラ!

2007-07-29 21:08:10 | 競馬回顧
 いやぁ思った以上に民主が圧勝である。これでは安倍総理の責任問題が当然出てくるだろう。まさかここまで自民に対して厳しいとは・・・。まぁ国民を舐めた罰ではあるが・・・
 今日の競馬決して舐めたわけではないが、自民同様惨敗してしまった。そんな今日の重賞を振り返る。小倉競馬場で行われたサマー2000シリーズ第3戦【小倉記念】を勝ったのは佐藤哲騎乗の6番人気サンレイジャスパー (牝5・高橋成厩舎)。中団追走から直線で外に持ち出すと豪快に伸び、先に抜け出した7番人気ニホンピロキースを1馬身差交わして優勝した。さらに1.1/4馬身差の3着には10番人気アラタマサモンズが入った。僕本命のニルヴァーナは直線失速し4着、1番人気のスウィフトカレントは直線伸びず7着に終わった。よく“夏は牝馬”というが、その言葉がピッタリなのがサンレイジャスパーである。今日の勝利でなんと6~8月は(3,3,0,1)で連対を外したのは昨年の同レースの4着だけである。今回はその雪辱を晴らしたものだが、馬自身の成長と鞍上の好騎乗が見事嵌った。向う正面での位置は外にメイショウカイドウ、内にスウィフカレントがいたがその両馬が行きたがっていた。そこをじっと我慢したのが佐藤哲ちゃんと同馬、これが最後の脚に繋がったのだろう。人馬一体、見事な勝利であった。2着ニホンピロキースは惜しいレースであった。この馬、6歳にして力を付けてきた印象。京都あたりならまだ面白いかもしれない。3着アラタマサモンズは驚いた。展開、ハンデの恩恵はあったとしても、ここまで走るとは・・・参った。僕が本命にしたニルヴァーナもアラタマ同様上がり馬だったが、少し足らなかったようだ。ただ逃げさせるなら幸ではなかったような気がする。
 勝ったサンレイジャスパーは、父ミスズシャルダン、母サンレイククイン(父Cozzene)という血統。父ミスズシャルダン(父トニービン)は’01年【小倉大賞典】の勝ち馬。この勝利が産駒のJRA重賞初制覇となった。’03年に種牡馬を引退しており、残した産駒は現5歳、4歳の2世代。JRAではサンレイジャスパーが唯一の勝ち馬となっている。サンレイジャスパーは’05年7月のデビューから小倉で2連勝。3戦目の【ローズS】は9着に敗れたが、その後は中距離戦線を中心に安定した走りを続け、昨年は【マーメイドS】、【新潟記念】、【府中牝馬S】でいずれもタイム差なしの2着に入った。その後は不調が続いたが、前走の【マーメイドS】2着で復調の兆しを見せ、今回が13度目の挑戦での重賞初制覇となった。通算成績24戦4勝。 鞍上の佐藤哲三は、サンバレンティンで制した昨年の【福島記念】以来のJRA重賞制覇で通算34勝目。管理する高橋成調教師は、メイショウサムソンで制した【天皇賞・春】に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算15勝目となった。
 今日の競馬、前述したようにトータル敵には惨敗であったが、そんな中微かな喜びもあった。今日の小倉2Rに出走した愛馬アンヴェイルが初めて馬券(3着)になったのである。夏だと言うのに馬体は絞れず、パドックでももっさりしていたのだが、3角からマクりを見せた。それは超良血馬で余裕の逃げをうっていたキャプテントゥーレを負かしにいった作戦だったが、流石にキャプテンは交わせず失速。その後好位から差してきたジョニーバローズにも差され3着となったのだった。ただパドック時点ではまさかこんな競馬をするとは思えず、次に期待が持てるレースであった。尚、この愛馬、このレースでも審議の対象になり「落馬の次は降着か」と心配させるのだから、スンナリ喜ばさせてくれない馬である。まぁだから余計に可愛いのだが・・・。  
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目指せ!? 億万長者

2007-07-28 21:38:18 | 競馬予想
 先日、対巨人戦に先発し好投したものの負け投手となったマット・ホワイト(29歳)。彼は実はとんでもない素顔を持っている。
 大リーグ史上最高額契約はA・ロッドの期間10年・総額2億5,200万ドルの契約である。英語では「252ミリオン・ドル」であり、A・ロッドをもってしても、「ビリオン(10億)」には届かず、百万長者(ミリオネア)ではあっても、億万長者(ビリオネア)と呼ばれる資格は有していない(勿論イチローも)。そんなA・ロッド等並み居るスター選手を差し置いて、メジャー史上最初の億万長者となったのが、当時ドジャース傘下のマイナーリーグ投手だったマット・ホワイトなのだ。それまでの経歴のほとんどをマイナーリーグで過ごし、メジャーでの戦績は、登板7試合、投球イニング9・2/3回、自責点18、防御率16.76とぱっとしなかった。所属していたドジャースもチームとしては8球団目という典型的な「渡り鳥選手」だったのが、彼に幸運が訪れたのは年老いた叔母の苦境を救うために一肌脱いだことにあった。
 介護施設に入所していた叔母が施設への支払いに困っていると知って、叔母がマサチューセッツ州ハンプシャー郡に所有していた50エーカー(約6,000坪)の土地を5万ドルで購入したのは3年前のことだった。しかしその叔母は介護の甲斐もなくやがて死亡し、ホワイトは叔母から買った土地に家を建てるべく土台作りを始めた。ところがその土台作りで大きな岩盤に突き当たってしまう。そこで“いったい、どうな岩が家を建てる邪魔をしているのか”と専門家に調べさせたところ、建築用石材として人気が高い雲母の岩盤であることが判明したのである。専門家によると埋蔵量の見積もりは2,400万トン、現在、雲母価格は1トン当たり100ドルと言われているので、ホワイトは、一夜にして24億ドルの資産家へと変身したのだ。 このマット・ホワイトの横浜との契約は1年契約で年俸は3,000万円。彼にとってはこの金額は小遣い程度のものだろう。そう考えると、彼は野球がやりたいだけで日本にやって来ているのである。今後彼が大矢監督にどのような使われ方をされるかわからないが、ひょっとしたらその使い方が気に入らなければ横浜を買うという手段に・・・。でも、そんなわけないか!? もし買うんだったらメジャー球団を買うよなぁ。とりあえず今後のマット・ホワイトには注目したい
 では明日の予想。なんとか的中させてホワイトのように億万長者になりたいものだが・・・。まずは小倉10R【小倉記念】。本命は3番ニルヴァーナ。6番アップドラフトとどっちにするか迷ったが、前走お世話になった前者を本命にした。豊から幸に乗り替わりは不安だが、血統的にもまだまだ上が狙える馬。前に行ける脚も魅力だ。相手は前述の6番と10番。5番スウィフトカレントは鞍上が小倉で不安。新潟10R【火打山特別】は14番イノセントワールド。完全にここを狙ってのローテーション。鞍上も柴田善から田中勝なら現状では鞍上強化だ。函館9R【UHB杯】は3番ツルガオカハヤテ。昨年の勝ち馬で前走は位置取りが後ろ過ぎた。鞍上津村で人気が少しでも下がれば美味しい。
 明日は参院選である。投票率が上がると、一般的には組織票に強い自民、公明には不利になるといわれるが、皆さんには真剣に考えて投票して欲しい。今回の選挙は今までの選挙と違い、間違いなく国が動く可能性があるからだ。皆さん投票に行きましょう!!!
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偉いぞ!後輩!

2007-07-27 21:24:21 | 競馬予想
 25日に大関琴光喜が誕生した
  '02年初場所で12勝を挙げ、3場所通算でも34勝の実績を挙げた琴光喜だったが、当時4大関がいたことや「辛くした方が骨太になる」という理由から大関昇進を見送られていた。ただその後故障や怪我が続き、精彩を欠いて大関への道が遠ざかってしまった。それが今年に入り春場所10勝、夏場所12勝、名古屋場所13勝を挙げ大関昇進に至ったのだが、この昇進に対して心より安堵している人物がいる。そう、それは’02年当時の審判部長である境川元審判部長である。彼は定年退職後も琴光喜の相撲を見るたびに「俺は悪いことをしたのか。恨まれているだろう」という想いが常にあったという。そしてこの5年半は琴光喜と話もしてないというからその傷の深さがわかる。今回の文句なしの昇進、それは境川元審判部長にとっても心の傷を少しだけ癒してくれるものになったに違いないのだ
 そんな今回の大関昇進だが、実は年6場所となって以来31歳3ヶ月は増位山(現三保ヶ関親方)を1ヶ月上回る最年長記録で、新入幕から要した場所数はその増位山(60場所)に次ぐ2位タイ(魁皇とおなじ44場所)と正直“おっさん昇進”である。また一時期一世を風靡していた学生相撲出身も'00年の夏場所後の雅山(明大)以来7人目と久しぶりで、日大出身としては元横綱輪島以来2人目というから驚きである(尚、愛知県出身としては元横綱玉の海(‘66年)以来)。
 こんな記録尽くめの昇進で注目が集まったのは口上である。本人はてっきり親方が考えてくれるものだと思っていたらしく、親方に「馬鹿!自分で考えろ!」と怒鳴られたというから憎めないキャラクターだ。まぁ結果的には「謹んでお受けいたします。いかなる時も“力戦奮闘”し、相撲道に精進いたします」という言葉になったのだが、本人は「不撓不屈」にしたかったようだ。しかしそれは貴ノ花のパクリになるから断念し、巨人の高橋由伸がキャンプ前の参拝のとき絵馬に記したこの言葉にしたらしい(パクッたかは不明)。この口上については漫画家のやくみつる氏は琴光喜の蚤の心臓を取り上げ「“心臓強化”がいいのでは」と言っていたが、僕は彼らしく“一所懸命”でも良かったのではと思っている。何はともあれ無事に口上が言えただけでも立派。というのも彼の大先輩である輪島は「謹んでお受けいたします」といったあとの言葉を忘れて絶句。仕方が無いので花籠親方が「本人もこれから稽古に精進する所存であります」とフォローしたのだから・・・(さすが大物!)。日大卒は僕の後輩にもあたる、琴光喜さらに上を目指して頑張れ!
 では明日の予想。まずは新潟11R【新潟日報賞】。本命は人気でも13番カイシュウタキオン。このメンバーでは紛れもなく力上位、トップハンデ58㌔が嫌われるならあえて狙う。相手は14,16番。小倉10R【宮崎競馬100年記念】も人気でも16番サンライズレクサス。元々このクラスで勝ち負けをしていた馬で連闘、滞在は勝負懸かりと見たほうがいい。まして鞍上は小倉なら安心して狙える豊だ。函館からは11R【七重浜特別】は2番ヴァンクルタテヤマ。前走は完全な叩き台。函館、札幌は得意で人気になる前に買ってみたい1頭だ。
 
明日は神宮の花火大会らしい。その前に競馬3場で大きな花火を上げたいものだ。後輩琴光喜のように! 
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学習能力なし!

2007-07-22 20:52:34 | 競馬回顧
 興南(沖縄)、駒大岩見沢(北北海道)、駒大苫小牧(南北海道)、金足農(秋田)が甲子園出場を決めた。その一方で夢破れて高校野球を離れていく高校生もいるだろう。我母校も一昨年は県ベスト16まで残ったが、今年は残念ながら甲子園出場経験高に接戦の末敗れた。様々なドラマが展開される高校野球、それは生徒達の他にもその影響を及ぼす。例えば、僕の大学の同級生で4月まで母校の監督をしていた奴は4月の異動で他校に転任した。そこで野球部部長として今回甲子園を目指したのだが、なんと2回戦で母校と対戦することになった。2年間手塩にかけて育てた選手たちと対戦することになったのである。結果は接戦の末、母校が勝利したのだが、逆のベンチ前で聴く校歌は複雑な想いだったらしい。複雑だけど僕から観ると、羨ましいひとコマ。そんな筋書きのないドラマが今日本全国で展開中だ!
 では今日の重賞を振り返る。函館で行われたサマー2000シリーズ第2戦【函館記念】は、道中中団を追走した武幸四郎騎手の7番人気エリモハリアー (セン7・田所秀厩舎)が、直線に向いて馬場の真ん中を伸び、9番人気ロフティーエイムに1馬身差をつけて優勝、同レース3連覇を飾った。さらにクビ差の3着には2番人気サクラメガワンダーが入った。1番人気のアドマイヤフジは4着。展開はコスモテナシャスの除外によりスローとなった。僕の本命は11番シルクネクサスだったが、レースは後方の位置で諦めてしまった(7着)。それにしてもエリモハリアーには驚かされた。前走の【巴賞】を見る限りまだまだだと思っていたのだが、馬がこのレースを知っているほどの変わり身だった。感服!また2着のロフティーエイムにもビックリ。いくらハンデが軽いとはいえ、ここまで走るとは・・・。自己条件の【漁火S】を捨ててここに挑戦してきた意味がレース後わかった。惜しかったのは3着サクラメガワンダー。もう少し展開が速かったら、もっと上に来ていただろう。ただこの勝ち味が遅さは人気になるときには買いづらい。1番人気のアドマイヤフジはやっぱりもう少し距離があった方がいい感じだ。
 勝ったエリモハリアーは、父ジェネラス、母エリモハスラー(父ブレイヴェストローマン)という血統。従姉にエリモシック、従兄にエリモダンディーがいる。’05年【函館記念】で重賞初制覇を果たすと、その後も’05年【朝日チャレンジC】2着、’06年【金鯱賞】3着など重賞戦線で活躍。昨年の【函館記念】で重賞2勝目を飾った。昨年の【札幌記念】5着以来となった前走の【巴賞】は11着に敗れていた。通算成績44戦9勝(重賞3勝)。 なお、平地における同一重賞3連覇だが、セカイオー(‘56年~’58年【鳴尾記念】)、タップダンスシチー(‘03年~’05年【金鯱賞】に続く史上3頭目の快挙である。
 鞍上の武幸四郎は、メイショウトウコンで制した【東海S】に続く今年のJRA重賞4勝目で通算23勝目。管理する田所秀孝調教師は、エリモハリアーで制した昨年の【函館記念】以来のJRA重賞5勝目となった。
 今週の競馬は今日の函館最終で馬単万馬券を的中したが、あまりにもいろんなレースに手を出したことと、狙ったレースが不調だったため、収支が大幅マイナスとなった。やっぱりいろんなレースに手を出すとダメですね。わかっているのに・・・学習能力がないのは負けの元凶である
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豊歴史的快挙達成!!!

2007-07-21 22:34:49 | 競馬予想
 いずれはこんな日がやってくるとは思っていたが、もう少し先だと思っていた。
 今日の小倉12R【有明特別】(芝1200m)でヒシワンスモア(牝4・佐山厩舎)が優勝。騎乗していた武豊(38歳・フリー)は、JRA通算勝利数を2944としてJRA歴代最多勝記録を更新した。これまでのJRA最多勝記録は岡部幸雄の持っていた2943勝(18591戦目、デビューから37年10か月)。武豊はこの記録をデビューから20年4か月、14104回目の騎乗で越えた。
 武豊は、’69年3月15日生まれ、京都府出身。父は騎手時代に1163勝を挙げた武邦彦調教師。’87年3月1日にデビューし、同年に初重賞となった【京都大賞典】のトウカイローマンなど69勝を挙げ、加賀武見の持つ新人年間最多勝記録(58勝)を27年ぶりに更新した。’88年【菊花賞】のスーパークリークでGⅠ初制覇を果たすと、その後も全国リーディングに16回輝くなど、数々の記録を塗り替えてきた。また’05年にはディープインパクトでクラシック三冠を制すなど、212勝を挙げてJRA年間最多勝記録を更新。これまでに重賞はGⅠ・58勝を含む245勝を挙げている。21日終了時点のJRA通算成績は14,104戦2,944勝、地方609戦129勝だ。
 尚、【JRA騎手歴代勝利数ベスト10】は以下の通り。
1武豊(38歳・現役)10,104戦2,944勝
2 岡部幸雄(引退) 18,646戦2,943勝
3 河内洋(引退) 14,940戦2,111勝
4 増沢末夫(引退) 12,780戦2,016勝
5 横山典弘(39歳・現役) 12,583戦1,800勝
6 柴田政人(引退) 11,728戦1,767勝
7 柴田善臣(40歳・現役) 13,734戦1,748勝
8 蛯名正義(38、現役) 12,344戦1,544勝
9 南井克巳(引退) 13,120戦1,527勝
10 郷原洋行(引退) 11,906戦1,515勝
こう見てみると、武豊はともかく、横山典、柴田善、蛯名も凄いですね。まぁ豊が関東にいたらここまで勝っていたかどうかは疑問だが・・・。
 では明日の予想。まずは函館で行われる【函館記念】。本命は【巴賞】でお世話になった11番シルクネクサスを再度狙う。前走を見る限り函館のような時間が掛かる芝は合いそう。相手は【巴賞】組より6番サクラメガワンダー、1番ナムラマース。サクラは滞在競馬と2000mが合うと思うし、ナムラ函館4戦2着3回と得意である。新潟11R【関越S】は人気でも7番ドンクール。【JCダート】6着、【プロキオンS】3着の実績はここでは完全に上。小倉10R【北九州短距離S】は前走も狙った5番ツルマルオトメ。距離短縮、平坦で信頼5割増だ。 
 
サッカーアジア杯準々決勝は日本がPK戦でオーストラリアを撃破。正直PK戦まで持ち込まなくても勝てたのではと思ったが、とりあえず勝ったからいいとしよう。でも面白い試合でした!
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4,4,4,4,40億円!!!

2007-07-20 21:58:20 | 競馬予想

「どうりで・・・」
ドバイのシェイク・モハメド殿下率いるゴドルフィンアドマイヤムーン (牡4・松田博厩舎)について、同馬を所有する近藤利一氏に約40億円でのトレードを申し入れたことが分かった。早ければ今月中にも合意に達して移籍する見通しで、海外で競走馬として活躍した後に種牡馬入りする予定だ。
 アドマイヤムーンは、父エンドスウィープ、母マイケイティーズ(父SS)という血統。’03年のセレクトセールで1600万円で落札され、3月の【ドバイデューティフリー】でG1初制覇を果たし、【クイーンエリザベス2世C】は3着に敗れたものの、【宝塚記念】を制して国内GI初制覇を飾っている。通算成績は15戦9勝(うち海外3戦1勝、重賞7勝)。
 たった1600万円が200倍以上の40億円。この評価は英国ダービー馬並みの最高の評価であり、まさしくビッグドリームである。中には「まだもったいない」という人もいるだろうが、ビジネスとしてはこれ以上ないものだ。同馬はこれから【ブリターズCマイル】を目指していくのだろうが、そこで勝利を挙げることは近藤氏にとってもさらに大きいビジネスに発展する可能性がある。というのも、先日行われたセレクトセールにおいて、近藤氏はムーンの半弟であるマイケイティーズの2006(父フレンチデピュティ)を2億5,000万円で、マイケイティーズの2007(父クロフネ)を3億円で落札しており、この弟らの価値がさらに上がる可能性があるからだ。逆に言うと、まぁこのトレード話があったからこそ近藤氏はこの2頭をガムシャラに買いにいったのだろうが・・・。尚、ゴドルフィンは昨年5月にも'06年の【ゴドルフィンマイル】を勝ったユートピア(フォーティナイナー)を400万ドル(約4億5,000万円)で獲得していることを考えると、どうもフォーティナイナー系の後継種牡馬も必至に探しているようである。
 では明日の予定。新潟10R【麒麟山特別】は15番ダイアモンドヘッドでどうだろう。ダートはたった1走だけ(【ユニコーンS】6着)、しかしその競争で0.2差の5着だったのは現在オープンで活躍中のバンブーエールである。ここでアッサリがあってもおかしくない。小倉10R【西日本スポーツ杯】は6番サインゴールド。前走がプラス20㌔で圧勝、もっと強くなる可能性がある馬でここは先物買いといきたい。函館9R【漁火S】は9番シェルズレイ。前走は飛ばしすぎで失速、それでも4着は力の証。陣営は岩田を鞍上に迎え、ここで賞金を稼ぎ【クイーンS】狙いだろう。
 
今週はサッカーアジア杯、プロ野球オールスター、ゴルフ全英オープンとスポーツの楽しみが目白押しである。よって競馬はほどほどにしとうかと思っている。しかし残念ながら今週はゴルフなど予定がない。あるのは馬券を買う時間だけである。僕に40億円あったらこんな悩みもないのだが・・・。  

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小倉は内から・・・

2007-07-15 21:40:44 | 競馬予想
 先週、北海道苫小牧のノーザンホースパークでJRHAセレクトセールが行われ、アドマイヤムーンの半弟マイケイティーズの2007(牡、父クロフネ)が近藤利一氏に3億円で落札されたり今年も続々と血統馬が高額で落札された。しかし、今日行われた小倉で行われた4R【2歳新馬】(1200m芝)を勝った赤木騎乗の8番人気シゲルクシエラ(牝2・大根田厩舎)は’06年のHBAサマーセールにてたった220万円で落札されていた馬だった。これだから競馬は面白いのだろう。現に今年はPOG人気馬が次から次へと新馬戦で敗れ去っているし・・・。
 では今日の重賞を振り返る。新潟で行われたサマースプリントシリーズ第2戦【アイビスサマーダッシュ】。勝ったのは村田騎乗の13番人気サンアディユ (牝5・音無厩舎)。先団の後方から直線で馬群の内を伸び、1番人気ナカヤマパラダイスに1/2馬身差をつけて優勝した。さらにクビ差の3着には5番人気クーヴェルチュールが入った。勝ったサンアディユはこれまでダートを中心に使われていたが、芝で一変した。多少馬場に恵まれたところはあったとはいえ、好位からの抜け出しは見事であった。現在短距離路線は層が薄い。昨年の勝ち馬(サチノスイーティー)がその後頑張ったようにこの馬もこの路線で活躍が期待できそう。また完全に力をつけたのが僕が本命に推したナカヤマパラダイス(馬単的中!)。少し壁になるところがあったが狭いところをこじ開けたのは力ある証拠。勝ち味が遅いがこの馬も今後が楽しみだ。上位2頭以上に今後面白そうなのが3歳馬ながら3着に入ったクーヴェルチュール。枠がもう少し外にならもっと際どかっただろう。この好走をハンデ差と思われて、次走人気がなかったら狙って面白そう。14着となった1番人気ジョイフルハートは人気になりすぎではあったにしろ、失速しすぎ。初芝、休み明け、馬場のどれが敗因かはわからないが、今後は当分狙いづらい感じだ。4着だったアイルラヴァゲインは距離だろう。以前にも書いたが、僕はこの馬は1200mがBESTだと思っている。
 勝ったサンアディユは、父フレンチデピュティ、母シェリーザ(父Caerleon)という血統。’05年4月にデビューして3戦目で初勝利。昨年夏から秋にかけて3連勝するなど、これまではダートの短距離を中心に活躍しており、今回が初めての芝レースだった。通算成績13戦6勝(重賞1勝)。なお、牝馬の優勝は’05年のテイエムチュラサン、’06年サチノスイーティーに続いて3年連続となった。また、鞍上の村田は、ビッググラスで制した今年の【根岸S】に続くJRA重賞制覇で通算2勝目。管理する音無調教師は、ヴィクトリーで制した今年の【皐月賞】に続くJRA重賞制覇で、通算24勝目となった。
 明日は小倉の代替競馬が行われる。とにかく小倉は前に行ける内枠の馬を狙いたい。9R【有田特別】は1番テイエムカゲムシャ、10R【九州スポーツ杯】は3番ニルヴァーナ、11R【対馬特別】は2番シャルマンレーヌ。 
 
正直あまり自信がないのでちょっとだけ買うつもりだ。 
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明日の予想

2007-07-15 00:58:49 | Weblog

 台風が近づくというのに朝から雨の中ゴルフ。 いつもの倍の体力を使ったことと、飲みすぎのため完全に疲労困憊気味。よって予想だけ。
 まずは新潟メイン【アイビスSD】。本命は16番ナカヤマパラダイス。2走前に直線競馬を経験しておりここは狙っての参戦。時計が若干足らない部分は馬場が味方してくれるし、外枠もいい。相手筆頭には豊がわざわざ大好きな小倉から遠征してくる15番ジョイフルハートがおもしろい。
 函館は1700mダートが嵌らないので10R【登別特別】。本命は人気だが2番トレノジュビリー。前走は「負けて強し」の競馬。このクラスなら何時勝ってもいい。
 今日中止になった小倉からは10R【博多S】。本命は8番カネトシツヨシオー。人気は9番タマモだろうが、今の充実ぶりなら良い勝負ができる。馬券は2頭軸で勝負! 

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ノッチ夫婦の力関係

2007-07-13 21:46:24 | 競馬予想

 7月9日にまた『太田プロ NEW WAVE LIVE』に出かけてきた。今回一緒に行ったのは、いとこのM(通称・・悪徳不動産屋)と前回連れて行って打ち上げでノッチを小馬鹿にしていた大学生コンビの3人である。
 PM6:30開演となるこのライブ、15分前に到着したのだが、いつもにも増して客の入りがいい。それも若い子だけでなく、社会人姿も多い。以前劇団ひとり(川島)が出ていたとき、このような大入りの反響があったらしいが、今回は完全に「柳原可奈子効果」のようである。現にこの日初めてライブに来たという人が多かったので多分そうであろう。 受付を済ませ、ライブ会場に入る。僕は指定席があるにもかかわらずいつも座っている後部座席に行く。そこで土田君、スマイリーキクチ、元ノンキースの白川、そしてノッチの嫁と逢い、僕はノッチの嫁の隣で観劇を始める。
 今回のライブはマイナー編に実力者である柳原、アイデンティティ、火災報知機などが出ていたため、結構最初から笑わさせてもらった。そんな中、僕がふと彼ら「変わりそうだな」と思ったコンビがいた。ダーリンハニーである。今まではそんなに好んで観ていなかったのだ(どちらかというと火災報知機の方が好みだった)が、ギターを使い言葉遊びを駆使した“タカりコント”は言葉遊びの部分を練っていけば大きく変わる感じがしたのである。文章が拙いのでどういうものか上手く伝えられないが、皆さんにも是非一度観てもらいたい。
 後半戦はゲストコーナーを挟み、メジャー編。そのゲストコーナーには僕が秘かに好んでいるWコロンが久々に登場し、相変わらず昭和の香りがする芸を見せてくれた(ただちょっとなぞかけの質が落ちていたかな)。そのあとがデンジャラスの登場である。しかし今回の(サラリーマン)ネタは会場の雰囲気と合わなかったのかウケがイマイチであった(ノッチは「前回今回も滑ったのはその大学生コンビが来たせいだ」といっていたが・・・)。舞台はゲストコーナーが終わり、メジャー編に移る。カメレオンブラザース、サワー沢口、のみくい処、ブラックパイナーSOS、風藤松原、360℃モンキーズ、マシンガンズ、インスタントンジョンソンと続くが、全体的になんとなくイマイチであった。まぁそんな中、風藤松原はいつもの感じで存在感を示し、マシンガンズはすっかり罵声漫才が板に付いた感じである。そして今回MCだったインジョンはやはりここでは安定感NO.1の笑いを見せてくれた(スギが前回このコラムを見たと言っていたので誉めとかないと・・・)
 で、今回も書きますが、何とかなりませんかゲームコーナー。今回は芸人の「常識VS.非常識」で芸人が普段やっていることが常識か、非常識かと検証するものだったのだが、はっきりいって舞台登場人数多すぎでしょう。内容は悪くないのでもう少しスッキリしたほうが良かったのではないだろうか? ただ大人数で面白かった点もひとつだけあった。最初にMCのスギが「自分の常識、非常識を聞きたい人?」と聞いたときに「ハイ、ハイ、ハイ」と周りを取り囲まれたところだ。まるでオヤジ狩りに遭うサラリーマンで・・・・・スギ、お疲れちゃんーん! 
 ライブが終わると、僕たち4人とデンジャラス、そしてノッチの嫁と7人で食事&酒。定例になっている反省会だが、ここでノッチと嫁の力関係が如実に顕れた。それは前出の大学生コンビに対してだが、ノッチの場合はどう贔屓目にみても“対等、もしくは大学生コンビの目下目線”で会話が展開される。その関係は20歳の歳の差があるに拘わらず、思わず「お前ら同級生か!」と突っ込みを入れたくなるほどなのだ。それに比べ嫁の方はというと、完全に2人の大学生を手懐けて“三蔵法師、いやお釈迦様&孫悟空、猪八戒”の関係。それは微笑ましくもあるが、完全に嫁が上の存在感である。実際ノッチ家で本当の力関係がどうなっているのかはわからないが、もしこの力関係が家庭でもそのままなら恐妻夫婦だろう。しかし僕は思う、この方が間違いなく夫婦仲がずっと上手く行きそうだと・・・。ノッチ幸せに!

 では明日の予想。明日から開催替わりで新潟&小倉はどうなるかわかりづらい。よって函館から3鞍推奨する。まずは9R【道新スポーツ】は9番ナンヨーノサガ。現級勝ちがあり、鞍上強化で狙い目。開催も後半に入り追い込みが決まれば・・・。10R【北洋特別】は11番スズカライアン。前走は惜しい2着、函館の芝は合いそうなので再度。11R【駒場特別】は2番ビッグクラウン。先週も書いたが父エルコンドルパサーは函館1700mダートに合う。前回負けすぎも、連闘の今回が狙い目と見た。 
 ライブ終了後、ノッチ嫁に頼まれてちょっとした贈り物をした。そしてその贈り物に付録的に黒スパッツ(タイツ)みたいなものを同封した。すると嫁から御礼のメールが・・・。
「オマケの黒スパッツ履いて、マサ斎藤ごっこして、遊びました!」
ネタは古いけど、夫婦揃って面白いじゃん!!!

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馬券は前売りに限る!?

2007-07-08 20:32:02 | 競馬回顧

 珍しく嵌りましたね。メイン3連勝で久々の勝利!
 当日馬券を買うより前日まとめ買いした方が良さそうである。その証拠にゴルフから帰ってきて、間に合った福島、阪神の最終レースの馬券を購入したら直線中心馬が馬群に沈みその馬券は藻屑と消えてしまった(まったく無駄な出費だった)

 では今日の重賞を振り返る。まずは福島で行われた、サマー2000シリーズ第1戦【七夕賞】(3歳上・2000m芝)。勝ったのは、ごっちゃん騎乗の6番人気サンバレンティン (牡6・佐々木晶三厩舎)。後方追走から直線で内を突いて抜け出し、大外から差を詰めた2番人気アドマイヤモナークに1.1/4馬身差をつけて優勝した。さらに3/4馬身差の3着には3番人気ユメノシルシが入った。1番人気のヴィータローザは4着に敗れた。勝ったサンバレンティンだが、スタートで出負けし、直線は内をついたごっちゃんの思い切り良い騎乗が勝利導いた。これで福島は3戦3勝だが、血統的にはインティライミの兄なのだから、これだけ走っても不思議ではない。よって福島以外でも馬券は買ったほうが良さそうだ。僕の本命で2着のアドマイヤモナークもアンカツの思い切りが功を奏した。もう少し馬場が乾いていたら勝っていただろう。まぁ今回の1,2着の差はごっちゃんの手綱捌き勝ちというところか。“力を付けているなぁ”と感じたのはユメノシルシ。終始外々を回る競馬で小差の3着なのだから立派である。1番人気のヴィータローザは末脚に賭けた競馬自体は良い選択だったと思うが、他の馬の脚の方が上回った。そう考えるともう少し前での競馬が良かったのでは・・・。
 勝ったサンバレンティンは、父スペシャルウィーク、母がアンデスレディー(父NT)。前出したように全弟にインティライミ(牡5)、半姉にオーバーザウォール(父ドクターデヴィアス)がいる血統。’04年7月のデビューから着実に勝ち星を積み重ね、昨年の【福島記念】で重賞初制覇。今回がそれ以来の重賞2勝目で、福島コースでは3戦3勝となった。通算成績24戦8勝(重賞2勝)。
 鞍上のごっちゃんは、トーホウレーサーで制した【ニュージーランドT】に続くJRA重賞制覇で今年3勝目、通算39勝目。管理する佐々木晶三調教師は、サンバレンティンで制した昨年の【福島記念】に続くJRA重賞制覇で、通算26勝目となった。
 一方、阪神で行われた【プロキオンS】(3歳上、GIII・1400mダート)は、蛯名騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.7倍)ワイルドワンダー (牡5・久保田厩舎)が、後方追走から末脚を伸ばし、2番人気リミットレスビッドに1.1/4馬身差をつけ優勝した。さらに1.1/2馬身差の3着に9番人気ドンクールが入った。とにかく『強い』の一言。これからどこまで伸びるか期待は膨らむ。2着リミットレスビットは流石にここでは力が上だったが、今回は勝ち馬が強すぎた。3着ドンクール、4着メイショウサライの激走には驚いた。前者は距離、後者は休み明けの不安があったが、ここまで走るのだからやはり力があるのだろう。特にメイショウはこれから楽しみだ
 勝ったワイルドワンダーは、父BT、母がワルツダンサー(父SS)という血統。‘04年7月にデビューし、2戦目で初勝利を挙げるとその後もダート戦線で活躍。前走の【アンタレスS】で重賞初制覇を果たしていた。通算成績16戦8勝(重賞2勝)。
 鞍上の蛯名は、マイネサマンサで制した【中山牝馬S】に続くJRA重賞制覇で今年2勝目、通算74勝目。管理する久保田調教師は、ワイルドワンダーで制した【アンタレスS】に続くJRA重賞制覇で、通算2勝目となった。
 実は今日の競馬はメインレース以外にも特別戦の馬券も購入していた。ただそれがほとんど的中しておらず、その分勝ち分が少なくなった。で、来週からは推奨したレースと推奨できないけど気になる馬(愛馬とか・・・)が出走するレースのみ馬券を購入することにする。その方がきっと良い結果が出ると思うので・・・。そうなると推奨もより一層気合がはいる。果たしてどうなることやら・・・

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