人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

馬化している!?

2007-11-30 21:59:53 | 競馬予想

 今週は月曜日と火曜日と宴会が続いた。
 月曜日は夕方から業界の集まりが信濃町であり、その後他の会社の人たちや取引先の方と8人で池袋へ流れた。そしてスナックみたいなところで再び飲み始めたのだが、その間食したのは信濃町でも池袋でもつまみ程度。代わりにビールとウーロンハイをたらふく飲んでいた。そして散会となったのはPM10:30、とてもいい気分で帰途に着いた。電車の中で本を読み、ウトウトして僕が住む街の駅に着いたのがPM11:30。駅を出ると首を窄めたくなるような寒風が吹いていた。そんな寒風に当たり家路に向かおうとした瞬間、「ぐぅー」無性にお腹が空いてきた。考えてみれば飲んではいたものの、食べ物はほとんど胃に入れていない。ただ深夜の食事は胃にもたれるし、体に良くない。現に最近は飲んでも帰りのラーメンなどは食さないようにしていた。しかしこの日は我慢ができないほどラーメンが食べたくなってしまった。
「まぁいいや、また週末運動すれば・・・」
これが自分なりの言い訳である。この思いを胸に秘めラーメン屋に入る。そして大盛りを食べたいところを我慢して普通盛りの味噌ラーメンを注文する。ただこのラーメン屋の“売り”はギドギドした背脂、どう考えても体に良いわけない。でも完食。僕は寒風の中満腹状態で家に帰った。そして風呂に入ったとき体重計に乗ってビックリ。日曜のスポーツジムで体重計に乗った時の66.0㌔がなんと70.1㌔となっていたのだ。たった一日で4.1㌔、最後のラーメンが効いたとはいえ、完全な水分(アルコール類)の取りすぎである。
 一夜明け、火曜日は取引先との宴会であった。場所は赤坂の中華料理店。前日4.1㌔増に驚き、衝撃を受けた僕ではあったが、会が始めるとその衝撃が何処吹く風のごとく消え去っていた。またもやビール、ウーロンハイをハイピッチで飲んだ。ましてこの日は味には定評のある中華料理で料理も口に運んだ。そして最後には焼きそば、チャーハンまでも・・・。この会自体はPM9:30に終了したのだが、僕はそれから上司の「チョット行こうよ」との掛け声で2軒目にその上司と同僚と3人ででかけた。場所は何処でも良く、酒さえ飲めればよかったのだが、なぜかこの日のその時間はどこも混んでいた。それで入ったお店が普通のお蕎麦屋。早速生ビールにつまみ(板ワサ、お新香)を注文し飲み始める。会社内の身近な3人での飲みのため、話はエスカレートしていく。会社批判、上司糾弾、部下への愚痴・・・他愛もない会話に酒が進む。僕も生ビールからウーロンハイに替わり水分が胃の中に注ぎ込まれる。そうこうするうちに店員がラストオーダーを取りに来た。時間はPM11:00前である。僕の胃はこの時点で完全に満たされていたのだが、上司がその店員に
「ビールと天ざる」
と注文してしまった。同僚もあとに続き
「ウーロンハイと鴨南そば」
をオーダー。そうなると僕も頼まないわけはいかず、
「ウーロンハイとざるうどん」
を注文した。まぁそれからこの注文したものを全て平らげて帰ってきたのだが、この日の帰りはタクシー。少しでも運動となる歩きを排除してしまった。で、この日の体重だが、前日からまた1㌔太っていて71.1㌔。なんと2日間で5㌔の激太りである。それにしてもたった2日間で5㌔は幾らなんでも・・・。そしてそれをそばで見ていた奥さんがポツンと言った。
「アンタは馬か?」
確かにこの時期の馬体は絞れないが、450㌔の馬に例えると30㌔増ほどに値する体重増である。これからまだ忘年会が続く。そう考えると、僕の体重は一体どこまでいくのだろう。(尚、僕は水曜日以降奥さんの言葉に発奮してプチダイエット中である)。

 “馬肥える秋ならぬ”、“人肥える冬”の12月の初日の予想。まずは中山で行われる【ステイヤーズS】。このレース全く自信がないのだが、是非ここ好走して【有馬記念】に出走して欲しい馬がいる。それは11番ネヴァブジョン。とにかく中山2500mの鬼である。【日経賞】を勝っているとはいえ、その後の走りがイマイチ。ファン投票も39位では、出走すら危ない。ここはここで好走して是非出走してもらいたい。しかし3600mは不安もあるが、逆にそれで人気が落ちれば案外美味しい馬券になるかも。ただこの馬券は遊び程度に・・・。 阪神11R【ゴールデンホイップT】は8番スズカコーズウェイで仕方ないだろう。鞍上はペリエが絶賛するパスキエ。阪神も得意の馬でここは黙って買い。 いちばん勝負は中京メイン。中京1200mはロベルト系が狙い。ここは1番グラスワンダー産駒のパパラチアが面白い。左回りだけを求めて走る馬で東京3連続遠征後で連闘は勝負かかりと見ていいだろう。その過酷なローテーションなのに体重増は調子のいい証拠。心配は鞍上だけだ。

 明日はゴルフのため、あまり真剣に馬券は買えない。まぁ開催替わりで迷いが出るところなのでちょうどいいかも・・・。ゴルフでたくさん歩いてダイエットしてきます!!!
PS・・・朝青龍、大毅の謝罪記者会見がつまらなかったなぁ。期待はずれもいいところ。もう少し突っ込んで欲しいと思ったのは僕だけ!?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

推奨馬が馬券になっても・・・

2007-11-25 21:28:52 | 競馬回顧

「宮本武蔵は神頼みしない」
が、モットーの女子プロゴルファー古閑美保は今日行われた【LPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップ】で5打差を逆転し、【日本女子オープン】、【日本女子プロ】を含めた国内の三大大会初制覇を飾った。かつて“女武蔵”と呼ばれた師匠、清元登子プロがスタート前に現れ「1人で行ってきなさい」と言い放ったそうだ。そしてその突き放す言葉にあらためてその信条を再認識した古閑は見事自分自身の力で優勝を果たしたのだが、そのプロ根性はお見事。すぐ競馬でもゴルフでも仕事でも神頼みをしていしまう僕も見習いたいほどである。いやぁ、それにしても女子プロゴルファーの闘いは面白いね。

 今日の競馬を振り返る。府中で行われた【JC】。勝ったのは、岩田騎乗の5番人気アドマイヤムーン (牡4・松田博厩舎)。道中は先団の後ろを追走。直線に向いて最内から抜け出すと、追いすがる4番人気ポップロックをアタマ差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分24秒7。1番人気のメイショウサムソンは早めの競馬を見せるもさらにクビ差の3着、2番人気ウオッカは最後方から追い込んだが4着に敗れた。勝ったアドマイヤムーンだが、道中少しかかったが、内にしっかりと押し込んだ岩田の好騎乗が光った。抜け出しも若干早すぎたと思ったが、ポップロック、メイショウサムソンの末脚を見事に封じたのだから大正解だったのだろう。その騎乗に応えたアドマイヤムーンも驚くほど強く、このレースで引退とは非常にもったいない。2着に入った僕本命のポップロックもいつもより早めの競馬。しかし4角で外を出すのに少し手間がかかったのが命取りとなった。まぁペリエも相手は後ろと思っていただろうから仕方ない。豊に勝って競馬に負けたという感じか。メイショウサムソンも良く走っている。人気を背負っているため外々を回らざるえなかったが、前2頭を捕らえる脚はなかったということ。僕は【天皇賞・秋】の好走が過大評価されていたと思っていたが、少しは当たっていたようだ。ウオッカは最後方からの競馬で4着。一瞬、展開があわなかったようだが、今日の展開はウオッカにとって最高のもの。53㌔の恩恵もあったし、これが精一杯だろう。インティライミは入れ込みすぎ、ドリームパスポートは良く出来ているように見えたが、やはり久々が応えたようだ。
 勝ったアドマイヤムーンは、父エンドスウィープ、母マイケイティーズ(父SS)という血統。エンドスウィープ産駒 JRA・GⅠはスイープトウショウの【秋華賞】、【宝塚記念】、【エリザベス女王杯】、ラインクラフトの【桜花賞】、【NHKマイルC】、そしてアドマイヤムーンの【宝塚記念】に続く7勝目。’05年7月の函館でのデビューから3連勝で【札幌2歳S】を制覇。昨年は【共同通信杯】、【弥生賞】を連勝も、春のクラシックでは苦戦が続いたが、古馬との初対戦となった【札幌記念】を快勝。【天皇賞・秋】3着、【香港C】2着など、3歳時から国内外のGⅠ戦線で活躍を見せている。今年に入り、【京都記念】と【ドバイデューティフリー】を連勝。続く【クイーンエリザベス2世C】は3着に敗れたものの、【宝塚記念】でメイショウサムソン以下を抑えて国内GⅠ初制覇を飾った。前走の【天皇賞・秋】は2番人気に推されるも、直線の不利もあり6着に敗れていた。通算成績17戦10勝(うち海外3戦1勝、重賞8勝)。なお、同馬は来春より北海道日高町のダーレージャパンスタリオンコンプレックスにて繋養される。種付料は500万円の予定だ。
 勝った岩田はこのレース初制覇。JRA・GⅠは兵庫在籍時に制した’04年【菊花賞】のデルタブルース、’07年【宝塚記念】のアドマイヤムーンに続く通算3勝目。JRA重賞も【宝塚記念】以来の今年6勝目、通算11勝目。なお関東でのJRA重賞制覇は初めてである。管理する松田博調教師はこのレース初勝利。JRA・GⅠは【宝塚記念】に続く今年2勝目、通算9勝目。’04年【JCダート】をタイムパラドックスで勝っており、調教師として初めて【JC】、【JCダート】の両レースを制した。JRA重賞は【宝塚記念】に続く今年5勝目、通算40勝目となった。馬主のダーレー・ジャパン・ファーム(有)はこの勝利がJRA初勝利および初重賞、初GⅠ制覇。なお、同馬は前馬主の近藤利一氏からダーレー・ジャパン・ファーム(有)に40億円でトレードされていた。生産者・ノーザンファームは昨年のディープインパクトに続く2連覇。JRA・GⅠは昨日の【JCダート】のヴァーミリアンに続く今年4勝目。また昨年に続き【JC】、【JCダート】(アロンダイト)のダブル制覇となった。このレース、日本馬が1~6着まで独占した。6着まで日本馬が占めたのは27回目にして初。掲示板独占は’01年(勝ち馬ジャングルポケット)、’04年(勝ち馬タップダンスシチー)に続く3回目となった。

  今日は朝から全場全レースの馬券を買った。推奨は3戦中2着2回、3着1回と全てが馬券の対象となり、馬券もGETした。しかし他のレースがダメであった。特に昨日から始まった中京開催が・・・。結果マイナス収支。好調だった馬券も昨日、今日と不調に陥ってしまった。今年の競馬もあと1ヶ月、来週から出直しだ! 神頼みではなく、自分の予想を信じて・・・でも神頼みで当たるならそれでも・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真っ白な気持ちで・・・

2007-11-24 22:25:50 | 競馬予想

 アジア王者の浦和に風雲急を告げてきた。
 Jリーグ1部は第33節が行われたが、首位の浦和が鹿島に0-1で敗れ、優勝は来週に持ち越された。またG大阪は神戸に1-1で引き分けたため、優勝争いは勝ち点70の首位浦和と同69の2位鹿島に絞られた。浦和は次節に横浜FCに勝てば無条件で、引き分けと負けの場合は清水と対戦する鹿島の結果次第で2連覇が決まる。普通に考えると、最下位横浜FCが相手だけに勝つ可能性が高いが、最終戦は闘莉王が出場停止だし、平川は負傷と出場が微妙である。いくら最下位の横浜FCが相手とはいえ、何が起こるか分からないのはサッカーの歴史が証明している。果たして浦和の優勝は・・・

 今日の競馬を振り返る。東京で行われた【JCダート】。勝ったのは武豊騎乗の1番人気ヴァーミリオン (牡5・石坂厩舎)。中団の後方から徐々に進出すると、直線に向いて鋭く伸び、6番人気フィールドルージュに1.1/4馬身差をつけて快勝した。なんと勝ちタイムは2分06秒7のコースレコード。さらに3.1/2馬身差の3着には7番人気サンライズバッカスが入った。勝ったヴァーミリオンはレース展開、騎乗などすべてうまくいった。しかしそれでもただただ強かった。この馬の強さは騎手の思い通りに動けること。今日などは豊が他馬の動きを見ながら進め、直線でも早く先頭に立ち過ぎないように気をつけたほどのの手応であった。参りました! 2着フィールドルージュは最高の競馬をやったが、今日のところは相手が悪かった。それにして横山典のミスター2着健在である。3着サンライズバッカスも最後はよく伸びていた。ただこの時計で後ろからは辛い。4着メイショウトウコンも同様。最後は伸びていたが・・・。5着ワイルドワンダーは道中少し折り合いを欠いた。最後伸びていたためもったいなかった。僕本命のドラゴンファイヤーはパドックから落ち着きがなかった。スタートも煽り気味で、道中は懸かり気味で、直線は内に寄れていた。若さが悪い方に出た感じ。これじゃ国際GⅠは勝てない。
 勝ったヴァーミリアンは、父エルコンドルパサー、母がスカーレットレディ(父SS)という血統。半兄にサカラート(牡7・石坂厩舎、父アフリート)がいる。エルコンドルパサー産駒は昨年のアロンダイトに続くこのレース2勝目。JRA・GⅠは’06年【菊花賞】のソングオブウインドと合わせて通算3勝目。’04年【ラジオたんぱ杯2歳S】を制すなど、3歳秋までは芝の重賞戦線で活躍。ダート転向後は’05年【浦和記念】、’06年【ダイオライト記念】、【年名古屋グランプリ】と交流重賞で勝ち星を重ね、今年1月の【川崎記念】を6馬身差で圧勝してGI初制覇を飾った。続く【ドバイワールドC】では4着に敗れたものの、それ以来7か月ぶりの出走となった【JBCクラシック】は快勝してここに臨んでいた。通算成績20戦9勝(うち地方5戦5勝、海外1戦0勝、重賞7勝)である。
 勝った武豊は’01年クロフネ、’04年タイムパラドックス、’05年カネヒキリに続くこのレース4勝目。JRA・GⅠはメイショウサムソンで制した【天皇賞・秋】に続く今年3勝目、通算60勝目。JRA重賞は昨日の【京阪杯】のサンアディユに続く2日連続の制覇で、今年14勝目、通算250勝目となった。管理する石坂正調教師は昨年のアロンダイトに続くこのレース2勝目。JRA・GⅠはアストンマーチャンで制した【スプリンターズS】に続く今年2勝目、通算4勝目。JRA重賞も【スプリンターズS】に続く制覇で、今年4勝目、通算16勝目となった。 生産者のノーザンファームは’05年カネヒキリ、’06年アロンダイトに続くこのレース3連勝。JRA・GⅠは【皐月賞】のヴィクトリー、【宝塚記念】のアドマイヤムーンに続く今年3勝目となった。
 このレース、僕はドラゴンと心中だったため完敗となった。ただヴァーミリオンもそんなに重く買っていなかったので、何にも言い訳できない敗戦であった。

 では、気を取り直して明日の予想。まずは東京で行われる【JC】。本命は2番ポップロック。ペリエに「ディープがいなければこの馬がいちばん強い」と言わしめて馬がこの馬。前走はお客さんと思っていたが、力での4着にはビックリ。今回は叩き3戦目でもっと良くなるはず。ここは自信の本命といく。相手は一応10番メイショウサムソンだが、前走の強さは馬場適性に鞍上の力も多分にあるので、本当なら押さえに回したいほど。ただに他に狙いたい馬もそんなにいないので、仕方なし昇格の対抗である。他では14番ドリームパスポート。休み明けだけが気になるが、無事なら現役最強4歳馬と思っているので、人気にならない今回が狙い目。 他のレースでは京都メイン【アンドロメダS】は1番サクラメガワンダー。ハンデ57.5㌔も鞍上デムーロで相殺だ。東京11R【アプローズ賞】は11番ヒカルダイアモンド。ここでは牝馬ながら力が上。ここは軸として狙いたい

 ただし単勝は買わない方がいいだろう。というのも、【JC】のウオッカの単勝を買いたい人がレース番号間違えて買うため、オッズが下がるからだ。  11月好調だった競馬も今日で連勝がストップしてしまった。その間人には言えないゲン担ぎをしていたのだが、それも通用しなくなった。よって明日はもう一度真っ白な気持ちで・・・んなわけないか!?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

友情に乾杯!

2007-11-23 21:45:09 | 競馬予想

「買えてよかった」
 先日のリフォームで寝室にあったテレビが場所的に置けなくなり、仕方がないので新しいテレビを購入することにした。よって今日は奥さんと秋葉原へ。僕は基本的に買い物が嫌いなため、今日も主導権は奥さんで、僕はテレビの運び屋的存在である。ただでさえ買い物嫌いの僕が休日の秋葉原へ行ったらどうなるかというと、行ってすぐにあまりの多くの人にウンザリ、平常心は30分ももたなかった
 そんな状態の時に大阪の友人からメールが入った。内容は「理由はわからないが携帯で馬券が買えないので、【京成杯】の馬券を買ってくれないか」ということだった。まぁ僕は残高的にも問題ないので「いいよ」と安請け合いしたのだが、それから精神状態がパニックになってしまった。というのも、どういうわけか、自分のPATの会員番号を忘れてしまったのである。1回、2回、3回とやっても繋がらない。そうなると、いつもは暗記している会員番号が全くわからなくなる。携帯の文字盤を押しながら思い出そうとするが頭は真っ白状態。これが銀行のATMだったら、カード10枚ぐらいは使えなくなっただろう。
 そうこうしているうちに奥さんがテレビを購入し僕の用事は終了。ただまだ奥さんは買い物をしたかったようである。しかし僕の性格を知っている奥さんは素直に帰宅することを了承し、僕らは帰途に。その帰り道も僕は必死に馬券購入を試みるが・・・。それでも家に帰れば、書類があるのでなんとかなる。しかし発走時間までは微妙だ。番号は思い出せない、レースに間に合わない、心臓はハラハラドキドキである。で、我が駅に着いた時には発走15分前。駅から僕の家までは通常8分ほどかかる。オマケに僕の手には10㌔テレビがある。奥さんは近所で買い物をするというから、一人必死に帰途を急ぐ僕。赤信号が恨めしいし、ノロノロ歩くお年寄りが、タムロする学生が邪魔である。それでもなんとか家に着いたのは発走5分前だった。慌ててパソコンにスイッチを入れ書類を捜す。
「あった!」
書類を捜し出した僕は早速友人の馬券を購入する。
「よかった」
結果的には馬券を買えてよかった。なんと友人が頼んだ【京阪杯】の3連単、3連複が両方とも的中したのである。文頭の言葉はその【京阪杯】レース後の言葉だ。自分のテレビより、友人の馬券が買えたことが嬉しかった僕だが、もしこの馬券が外れていたら、僕の努力も余計な事だったということになる。つまり今日のところは友人と友情が強くなったということだ。めでたし、めでたし!

 その友人が的中させた(僕も3連複だけ的中)京都で行われた【京阪杯】を振り返る。勝ったのは武豊騎乗の1番人気サンアディユ (牝5・音無厩舎)。好スタートから道中は2番手を追走。直線に向いて抜け出すと、外から差を詰めた4番人気ペールギュントを1/2馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分07秒9。さらにハナ差の3着には2番人気カノヤザクラが入った。勝ったサンアディユはまさに横綱相撲。暖かい時に実績集中、57㌔、休み明けなど不安があったが、その不安を一掃した。完全に本格化、来年は大仕事ができるかも・・・。2着ペールギュントは良馬場、直線が平坦だと走る。3着も同厩舎のカノヤザクラだったが、今回の2,3着の差は鞍上の差だろう。
 勝ったサンアディユは、父フレンチデピュティ、母シェリーザ(父Caerleon)という血統。’05年4月のデビュー以降、ダートの短距離を中心に活躍していたが、初の芝レースとなった今年7月の【アイビスサマーダッシュ】で重賞初制覇。その後は芝の短距離戦線に活躍の場を移し、9月の【セントウルS】を圧勝してサマースプリントシリーズチャンピオンに輝いた。1番人気で臨んだ前走の【スプリンターズS】は2着。通算成績17戦8勝(重賞3勝)。 鞍上の武豊はメイショウサムソンで制した【天皇賞・秋】に続く今年のJRA重賞13勝目で、通算249勝目。管理する音無調教師はサンアディユで制した【セントウルS】に続く今年のJRA重賞6勝目で、通算では27勝目となった。

  では明日の予想。まずは【JCダート】。本命は12番ドラゴンファイアー。本当は先週勝ったロングブラドを本命に使用と思っていたが、残念ながら出走回避。よって本命変更し前走の【シリウスS】が強かった12番ドラドンファイヤーを狙う。とにかくこのレース、3歳馬が強い。これはスタミナ勝負での2㌔差がモノをいうからだと思っている。父はタイムパラドックスと同じBT,母父もスタミナ血統でいうことはない。相手は円高、ボーナスで本気の2番スチューデントカウンシルと末斬れる8番メイショウトウコン、そして人気でも好調・豊が乗るヴァーミリアン。他のレースからは東京10R【オリエンタル賞】。本命は11番トーセンクラウン。とにかく展開が全ての馬だが、休み前はケイアースやゲイルスパーキーを封じた馬。斤量55㌔で、鞍上は今日降着となった横山典、その悔しさを晴らしてくれるだろう。中京はまだ良くわからないので、京都11Rの【貴船S】。休み明けとなるが、本命は10番プリュネル。狙いは阪神のような気もしないではないが、鞍上がデムーロなら人気の前に買ってみたい。休み明けも苦にはしない。
 

 重い思いをして持って帰ってきたテレビを見ながら現在このコラムを書いている。明日はこのテレビでの観戦デビュー戦となるので、良い出発にしたいものだ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三ツ星に行きたい!?

2007-11-22 22:13:57 | 競馬予想

 107年を越える歴史を持ち、世界約100カ国で販売される『ミシュランガイド』の東京版が今日発売された。ここ数年、グローバル戦略を打ち出し、欧州から北米に調査エリアを広げてきたミシュランガイド。’05年のニューヨーク版からスタートして、’06年にはサンフランシスコ版を創刊し、今月12日にはロサンゼルス版とラスベガス版を誕生させた。しかし、直近の2冊に関しては「事件」が発生してしまった。店の格付け結果がネット上に流出し、発売前にして栄えある「星付きレストラン」が世間に広まってしまってしまったのだ。それを受けた世界中のメディアの大騒ぎを見るだけでも、このガイドブックの影響力の大きさを伺い知ることができる。
それからおよそ10日後、アジア初の『ミシュランガイド東京2008』は今日発売されたが、早くも爆発的に売れ行きを記録し、それと同時に各界から賛否両論が飛び交っている。ではその内容だが、何よりも驚きだったのは、掲載レストラン150軒すべてに星が付いたことである。これにより、東京は世界一(本国フランスよりも)の星保持国となり、東京は世界で類まれなる“美食都市”の称号が与えられたといっていいだろう。
 本を見てみると6割は和食店で、期待の3つ星は『かんだ』、『小十』、『濱田屋』(額田財務相が接待に使ったと言われている)が選ばれている。鮨屋では『すきやばし 次郎』、『鮨 水谷』が選ばれた(他では「カンテサンス(現代風フランス料理)」「ジョエル・ロブション(現代風フランス料理)」「ロオジエ(フランス料理 )」が選ばれた)が、ここで注目なのは『かんだ』『小十』。主人は共に徳島『青柳』出身の料理人である。前評判で有力とされていた『龍吟』(2つ星)も『青柳』出身ということを考えると、徳島『青柳』の力は凄いと思わざるえないのだが、ここでおかしな現象が起きてしまった。徳島『青柳』の主人・小山裕久氏が東京で出店している『虎の門 青柳』『日本料理basara』には★が付いていないのである。早くも起きた下克上。ただ小山氏がこのことについてどう思っているかはわからないものの、日本料理界の“師”としての名声は上がるのは確かだと思うし、小山氏のお店が流行るのも間違いないだろう。これからこのようなドラマは★を舞台に毎年繰り広げられることだろう。そう考えるとやはり『ミシュラン』の影響は恐るべしである
 ちなみに僕がこの『ミシュラン』掲載店で行ったことがある店は6店舗あった。勿論「三ツ星」は1店舗もなく、5店舗が「一つ星」である。それもほとんどが諸先輩たちの奢りだったことを考えると、やはり僕にとっては高嶺の花である。まぁ僕自身値段などを考えると、もっと安くて美味しいものがあると思ってしまう貧乏性なので、これからも積極的に行くことはないだろうが、世の中では『三ツ星』店に予約が殺到しているというのだから、あるところにはあるんですね、お金が・・・

 では明日の予想。食事は安いもので我慢して、その分馬券を買いたいと思っています。その馬券だが、まずは京都で行われる【京阪杯】。本命は13番カノヤザクラ。ここは9番サンアディユが強いが斤量差は4㌔あり、もしサンアディユに使い詰めで斤量が響いた場合、一発があってもおかしくない。元々京都は7ハロンでレコード勝ちがあるコースで、今注目の3歳牝馬に1票を投じる。相手は9番サンアディユだが、大穴には昨年覇者17番アンバージャック。東京メイン【キャピタルS】は18番キンシャサノキセキ。本当は1400m以下の方がいいのかもしれないが、【マイルCS】でも5着がある馬、このメンバーなら勝ち負けして当然だ。休み明け2戦目で上積みもある。相手は6,10番。他のレースでは東京10R【深秋特別】は13番トーセンセイント。1300m以下と1400mでは走りが違う馬、相手は2番、15番だ。
 【
JCダート】【JC】の本命はほぼ決めている。それは豊ではない予定だ。まぁどうにか大穴当てて『ミシュラン』にお店に行ってみたいものである。でも、やっぱり安いところに何回でもいった方がいいかな!?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なでしこに続いた!?

2007-11-18 21:38:46 | 競馬回顧

 女王達が輝いた一日だった。
 まずは浅田真央(愛知・中京高)が舞った。フィギュアスケートの【グランプリ(GP)シリーズ】第4戦、フランス杯最終日に、パリで女子フリーを行い、ショートプログラム首位の浅田真央が合計179.80点で制し、第2戦のスケートカナダに続く今季GP2勝目、通算5勝目を挙げた。これで浅田真央はGPシリーズの総合上位6選手が出場する【GPファイナル】(12月・トリノ)の出場切符も手にした。
 真央ちゃんにみづきが驚異的な走りで続く。’08年の【北京五輪】代表選考会を兼ねた【東京国際女子マラソン】が東京・国立競技場発着の42.195㌔で行われ、アテネ五輪金メダルの野口みずき(シスメックス)が2時間21分37秒の大会新記録で初優勝した。日本陸連の沢木啓祐専務理事は「文句のつけようのない優勝」と高く評価し、野口の五輪代表の座が確定的になった。2位にはコスゲイ(ケニア)コスゲイが入り、ライバル渋井陽子は29㌔地点で遅れ7着に破れた。
 そして四国では五輪女王に“追いつけ”と若き女王が躍動した。【大王製紙エリエール・レディス】最終日(香川・エリエールGC)が行われ、プロ3年目で今季の賞金ランキング首位の上田桃子(21)が通算7アンダーの209で優勝し、最終戦を残して史上最年少の賞金女王を決めた。これまでの賞金女王の最年少記録は、’68年の樋口久子の23歳60日で、’88のツアー制度施行後では’96年の福嶋晃子の23歳148日だったが、上田は21歳156日での達成となった。
 その若い女王に美人コンビが続いて微笑んだ。バドミントンの【全日本総合選手権】最終日で女子ダブルス世界選手権3位のオグシオこと小椋久美子、潮田玲子組(三洋電機)末綱聡子、前田美順組(NEC九州)をフルゲームで下して4年連続優勝した。とにもかくにも、真央、みづき、桃子、オグシオと強さを兼ねた日本女性は美しいものである。

 では今日の競馬を振り返る。京都で行われた【マイルCS】は、今週もアンカツ騎乗の1番人気ダイワメジャー (牡6・上原厩舎)が、道中は内を見ながら好位3番手を追走。直線で満を持して抜け出すと、中団から差を詰めた4番人気スーパーホーネットをクビ差退け、同レース連覇、並びにGI・5勝目を飾った。勝ちタイムは1分32秒7。さらに1/2馬身差の3着には僕が本命に推した5番人気スズカフェニックスが入った。勝ったダイワメジャーだが、まさに横綱相撲であった。この馬のクビ差は絶対縮まらないと思えるほど果てしない差である。もしこの馬を交わすには馬3頭ぐらい間を空けないと無理なのかもしれない。それぐらい勝つときは判を押したような勝利である。逆に言うと、派手さはないが本当に強いということなのであろう。また鞍上もその力を知っているから心強い。まぁそんな強い馬をヒモにしたのだから、観る目がないということだろう。2着スーパーホーネットは今が充実の時である。ただこの差は大きく、力負けといえよう。それでも他の馬には勝っているのだから、ダイワがいなくなれば・・・。スズカフェニックスはいい脚を見せたが、今日の馬場は前に行かないとダメな馬場であった。ゴール前もう少しまっすぐ追えれば2着は際どかったかもしれない。アグネスアークは故障をしてしまったようだが、それがなければひょっとしていたかもしれない。実に惜しい。これからどうなるのかわからないが、強い馬だけに是非馬場に戻ってきて欲しい。カンパニーはこんな馬である。
 勝ったダイワメジャーは、父SS、母はスカーレットブーケ(その父NT)という血統。半妹に今年の牝馬2冠を制し、先週の【エリザベス女王杯】を勝ったダイワスカーレット(牝3・松田国厩舎、父アグネスタキオン)がいる。SS産駒は’03年、’04年デュランダル、’05年ハットトリック、’06年ダイワメジャーダに続きこのレース5連勝。これに’96年ジェニュインを含め、通算では6勝目となった。‘03年12月にデビューし、2戦目で初勝利。10番人気で臨んだ’04年【皐月賞】で2勝目を挙げた後は低迷が続いたが、’05年【ダービー卿CT】で久々の勝利を挙げると、その後はマイルから中距離戦線を中心に活躍。昨年は【毎日王冠】、【天皇賞・秋】、【マイルCS】と3連勝し、JRA賞最優秀短距離馬に輝いた。今年は【ドバイヂューティーフリー】(首G1)でアドマイヤムーンの3着に入り、続く【安田記念】でGI・4勝目をマーク。【宝塚記念】は12着、秋緒戦の【毎日王冠】は3着、前走の【天皇賞・秋】では直線で不利を受け9着に敗退していた。通算成績27戦9勝(うち海外1戦0勝、重賞8勝)。
 鞍上のアンカツは昨年に続くこのレース2勝目。JRA・GIはダイワスカーレットで制した先週の【エリザベス女王杯】に続く2週連続の今年6勝目、通算16勝目。JRA重賞は今年11勝目、通算54勝目となった。この年間GⅠ・6勝目というのは ’05年、’06年の武豊騎手に並ぶJRAタイ記録である
 管理する上原調教師は昨年に続くこのレース2勝目。JRA・GⅠは今年の【安田記念】以来の通算5勝目(全てダイワメジャー)。JRA重賞は【安田記念】以来の今年2勝目、通算15勝目となった。 6歳馬の優勝は ‘95年トロットサンンダー、’02年トウカイポイントと並ぶ最高齢タイ記録。【マイルCS】連覇はニホンピロウイナー、ダイタクヘリオス、タイキシャトル、デュランダルに続く史上5頭目。また同年に【安田記念】と【マイルCS】を制したのは、ニホンピロウイナー、ノースフライト、タイキシャトル、エアジハードに続く史上5頭目となった。
 この【マイルCS】はスズカフェニックスが3着になったため、馬券は藻屑と消えたが、昨日予想した東京の2レースで馬単(9R)、3連複(11R)の万馬券が的中し、収支的にはプラスとなった。本当にどういうわけか最近馬券の調子がいい。来週は3日開催となるので、なでしこたちの勢いももらって・・・。是非期待してください!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貧乏神をかわせ!

2007-11-17 23:20:23 | 競馬予想

 アンカツが京都で6勝、蛯名が東京で5勝、中館が福島で4勝の固め撃ちを魅せた。競馬を観ながら「僕がこの3人のファンだったら大儲けだったなぁ」と思っていたのだが、ちょっと気になって今日の3人の馬券を買っていたらどうなるか検証してみた。内容はこの3人の出走レースをすべて彼らから馬単で全頭に100円づつ1着流しをしたらどうだっただろうかというものである。
 まず中館、今日はなんと11Rに騎乗していた。それで4勝したのだが、回収率は49.4%。つまり全く儲かっていないのである。では東京の蛯名はどうだろう。彼も今日は10にR騎乗していた。これは2Rに1R勝利したことになるのだが、残念ながら彼の回収率も49.5%であった。そんな中、唯一回収率100%を超えたのがアンカツである。彼は今日8Rに騎乗して6勝である。勝率7割5分。しかしそれでも回収率は142.3%である。たださすがにアンカツ、100%越えは立派である。ではこの差はなんだろう。中館と蛯名の“数打ちゃ~”騎乗に対して、アンカツはなるべく騎乗数を厳選して、チャンスを確実にモノにした騎乗スタイルである。これが決定的な差となっている。まぁそれでもヒモで人気薄を連れてくれば回収率はアップするのだが、今日に至ってはヒモも人気馬が多く貧乏神的存在だったといえよう。つまり今日の中館と蛯名は全く美味しくない騎手だったということである。これは長年競馬をやっている僕の感覚であるが、蛯名&中館は今日に限らずあまり“美味しい”騎手ではないと思っている(あくまでも僕の感覚です)
では今日の重賞を振り返る。東京で行われた【東京スポーツ杯2歳S】勝ったのは、横山騎乗の9番人気のフサイチアソート (牡2・岩戸厩舎)。スタートでやや立ち遅れながらも、中団から直線に向いて伸び、3番人気スズジュピター(僕本命)に1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分47秒4。さらにハナ差の3着には5番人気スマイルジャックが入り、1番人気のゴスホークケンは好位から持ったままで直線に向いたが、伸びを欠き4着に敗れている。勝ったフサイチアソートは今回が昇級戦であったが、実に図太いレースを魅せた。前走が重馬場だったため、また父がトワイニングだったこともあって人気の盲点になっていたが、その緒戦に武豊が騎乗したことはこの馬の能力が高いことを証明していたのではないか。それに僕は緒戦メンバーの上位3頭は強いメンバーだったと思っているし(2着馬は今日の3R2000mでレコード勝ち)、今日のこのメンバーであったらこの勝利も不思議ではない。珍しい血統だけにこれから注目したい。2着スズジュピターは横綱相撲で抜け出すかと思ったが1頭意外な馬に負けてしまった。ただ休み明けでここまで走れば立派で、今後が楽しみである。3着スマイルジャックも実にシブトイ競馬を魅せた。どうもゴール前がいつもちょっと足らないが、相手なりに走るタイプのような気がする。4着ゴスホークケンも2走目なら良く走っている。この1戦で判断できないがマイルがいいのかもしれない。
 勝ったフサイチアソートは、父トワイニング、母アーネストデザイア(父SS)。祖母が’91年【牝馬東京タイムズ杯】を勝ったリストレーションという血統。昨年のセレクトセール1歳にて4300万円で落札されている。10月28日のデビュー戦を制してここに臨んでいた。通算成績2戦2勝(重賞1勝)。
 鞍上の横山典はこの勝利が今年のJRA100勝目。JRA重賞はクーヴェルチュールで制した【キーンランドC】に続く今年5勝目で、通算では94勝目。管理する岩戸孝樹調教師は、’02年3月の開業以来初の重賞制覇(おめでとう!昔取材したことがある)となり、トワイニング産駒もJRA重賞初制覇となった。また、馬主の関口房朗氏にとっては’05年フサイチリシャール、’06フサイチホウオーに続くこのレース3連覇となった(強い!)。昨日このレースの予想時に母父SSは美味しいと書いたが、ちなみにこのレースの1~3着すべて母父SSである。

  では明日の予想。まずは【マイルCS】。実はこのレース、エイシンデピュテイとブライトトゥモローを狙っていたのだが、登録すらしていなかった。では「西のマイルなら」と思っていたサクラメガワンダーも、結局は賞金不足で出走できなかった。“そして買いたい馬が何もいなくなった”のである。で、僕が出した結論は、本当は1200mの方がいいが、このメンバーなら一発があっていい11番スズカフェニックス本命。このレース苦手の鞍上・豊が「春に比べてはまだ・・・」と言っているが、叩き2戦目で上昇はあるはずで、坂のないコースの方が末が切れる。任期も思ったほど上がらないのでここは絶好の狙い目だ。相手は【天皇賞・秋】で強い競馬を魅せた12番アグネスアーク。エイシンデピュテイに替わり出走(?)してきた2番エイシンドーバー、そして大穴としてウオッカの悔しさを晴らしたい四位騎乗の3歳牝馬代表ピンクカメオを狙いたい。ダイワメジャー、カンパニーはあくまでもヒモで・・・。東京メイン【霜月S】は1番アドマイヤスバル。同厩舎で格からいうと16番ビッググラスの方が上だが、勢い、今後を考えたら魅力があるのはこっち。ビッグに自信があるならアドマイヤは出さないだろうし、また大馬主・近藤氏に対してもビッグに負けるようなら別路線を選ぶはず。ここは先物買いで高配当をのぞみたい。相手はその16番ビッググラスと13番大ベテラントウショウギア。東京9R【神奈川新聞杯】は1番マイネルキッツ。父は儲かる種牡馬チーフベアハート。このクラスの安定勢力で、前走は鞍上五十嵐の位置取りミス。今回はもう少し前で勝負するだろう。
 
最近少しづつ競馬の調子はいい。特に東京は先週日曜の準パーフェクトに続き、今日も8勝4敗であった。その4敗のうち3敗が蛯名が勝ったレースだったことを考えると、貧乏神を避けていたということになる。「結果オーライ」この運を大事にしたい。追伸・・・日本サッカー22歳以下、見事ベトナムに勝利!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉄腕が逝った

2007-11-16 21:36:01 | 野球

  西鉄ライオンズのエースで通算276勝を挙げ、西鉄、太平洋、ロッテで監督を務めた稲尾和久氏が13日、悪性腫瘍のため亡くなった。球史に残る大エースの突然の訃報に驚いた僕ではあったが、残念ながら僕は「神様、仏様、稲尾様」の時代を知らない。
 僕が稲尾氏を初めて観たのは、彼がまだ西鉄(古~い)の監督をしている時である。それも「黒い霧事件」(これも古~い)後だったため、チーム力は落ち常に最下位争いをしていた時期であった。熊本の片田舎(人吉)に育った僕は、当時巨人の川上監督や末次さんの親類が身近にいたため、プロ野球界との距離感は近かった(毎年巨人の宮崎キャンプへ遊びに行ったり)のだが、こと試合になると熊本に試合が来ることが少なく、ほとんど観ることができなかった。よってプロ野球の試合を観るなら福岡・平和台球場に行くしかなかったのである。幸い僕は親類が博多にいたので年に1,2度行き野球を観ることができたのだが、その時の監督が稲尾氏だった。当時、僕が観ていてだけでも負ける試合が多く、試合が終わると、九州の気の荒いファンからは罵声が飛んだ。それは「神様、仏様」はどこに行ってしまったのかと思うほどのものであった。ただ今考えると、当時の稲尾氏は33~35歳だから血気盛んなときであり、その責任にじっと我慢していたのだろう。
 その後、西鉄から太平洋クラブに球団が売却され、その苦境の中で指揮を執ったがAクラスに入ることなく2年で監督を辞めることになった稲尾氏だったが、’78~'80年までは中日の投手コーチを努め、'84年からはロッテオリオンズの監督を務めるようになる。これは所沢に本拠地を移転したライオンズ(西武)に替わり、ロッテを数年以内に福岡に移転させる条件での監督受託だったのだが、その夢は叶わぬまま'86年限りで退団することになった。監督退任後は九州を拠点に解説、評論家、また福岡ドンタクズの監督として活躍していたが、その姿は心底故郷を愛する”九州男児”そのものであった。
 そんな稲尾氏とは暫くは接点がなかったが、ロッテ監督退任後2度ほど見かけたことがあった。それは年末、年始に帰郷したときのことで、僕の田舎にある『チサン人吉カントリークラブ』で遭遇したのだった。最初のときは僕の2組前をプレーしていたし、2度目のときはOUT、INとスタートは別だったが、ほとんど同じ時間のスタートだったと思う。で、そのプレーぶりだが、豪快というよりも緻密という感じだったような記憶がある。そして実はこのとき僕はこのゴルフ場の風呂場で2度とも稲尾氏にお会いしている。つまり裸の“鉄腕”と遭遇しているのだ。ただ1回目のときはさすがに近寄り難く、2度目の時は思い切って握手をしてもらったと記憶している。その時のイメージは優しい顔をしたおじさんで、あの巨人をひとりで倒したなんて思えぬ感じだったが、なんかその雰囲気は西郷さん(隆盛)に似た懐深さをかもし出していたような気がした。そんなプロ野球界の宝がまたひとり・・・寂しすぎる。合掌!

 では明日の予想。まずは府中で行われる【東京スポーツ2歳S】。本命は14番スズジュピター。新馬戦、【ダリア賞】を連勝。通常なら【新潟2歳S】を狙うところを来年のクラシック戦線を見据えて休養に入り、出世レースのここに標準を合わせてきた。これは陣営の自信の表れではないだろうか。それに左回りは経験済みで、2戦の末脚から府中は絶好の舞台と思えるし母SSは現在美味しい血統。相手は4,10番。 京都メイン【トパーズS】は10番ロングブライド。実はこの馬【JCダート】で狙おうと思っていた馬。このメンバーで55㌔なら負けてもらっては困る。ここは人気でも狙いたい。相手は12,13番。 上記2レースが人気のようなので、もうひとつは人気薄を狙う。東京10R【白嶺S】の12番マルターズマッシブで勝負にならないだろうか。1400mがベストの馬だと思うが、このクラスは2走前勝っている。叩き2戦目でこのメンバーなら・・・。
 明後日行われる【マイルCS】は買いたいと思っていた馬が2頭いたのだが、登録すらしていなかった。う~ん、どうしよう。その2頭を除くと人気馬になってしまいそうな今日この頃である。

 あっ、オシム監督が脳梗塞で倒れたらしい。集中治療室に入っているらしいが、大丈夫なのだろうか。もし助かっても監督はむりだろうが、僕の気持ち的には一命をとりとめ、母国に帰ってもらいたい。こんな島国で亡くなるのはあまりにも辛いと思うからだ。頑張れ!オシム!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たまにはいいことも・・・

2007-11-11 21:35:20 | 競馬回顧

 朝青龍問題、時津風問題と大揺れに揺れた相撲界。その相撲界の今年最後の場所・九州場所が始まった。しかし早くも初日に白鵬、琴光喜、魁皇が敗れる波乱。スポンサーも昨年より100本少ないというし、逆風・大相撲の今後に注目だ!
 まぁ相撲は置いといて、今週の競馬を振り返る。まずは今日で行われた【エリザベス女王杯】。勝ったのは、アンカツ騎乗の1番人気ダイワスカーレット (牝3・松田国厩舎)。スタートから楽に先手を取ると、直線で昨年覇者の3番人気フサイチパンドラに詰め寄られたものの振り切り、さらに1.1/4馬身差の3着には一昨年の勝ち馬で2番人気のスイープトウショウが入った。尚、前日1番人気のウオッカは、右寛跛行のため出走取消となった。勝ったダイワスカーレットは僕が本命に推したアサヒライジングの出遅れによって楽にハナに立つと【秋華賞】よりもスムーズな競馬で直線に向かう。残り1ハロンは未知の距離といっても手応えは十分、先輩女王が追うも文句なしの余裕ある勝利であった。正直僕はこんなに強いとは思わず、完璧なミス予想であった。2,3着には昨年の1,2着馬で昨年、一昨年の勝ち馬が入ったのだが、よく考えると過去のレースの実績を加味してそこに断然人気の馬を買えば馬券は的中できた。しかしそれでは面白くないし・・・(遠吠え!)。まぁ今日のレースはダイワスカーレットの強さだけが目立ったレースで、結果的にはベエラレイア、ウオッカの出走取消がその勝利を手助けした感じであった。それにしても騎手会長が京都まで行って出遅れとは・・・ガッカリである(個人的にはベッラレイアに出て欲しかったなぁ)
 勝ったダイワスカーレットは父アグネスタキオン、母はスカーレットブーケ(父NT)という血統。ご存知、半兄にダイワメジャー、半姉にダイワルージュがいる。昨年11月のデビュー戦を制すと、続く【中京2歳S】も制して2連勝。今年に入り、【シンザン記念】、【チューリップ賞】はいずれも2着に敗れたが、【桜花賞】でウオッカを完封し、初重賞制覇をGⅠ舞台で飾った。続く【オークス】は直前の熱発により回避したが、【桜花賞】以来約5か月ぶりの出走となった【ローズS】を快勝。前走の【秋華賞】も制して牝馬2冠を達成していた。通算成績8戦6勝(重賞4勝)。
 勝ったアンカツはこのレース初制覇。JRA・GⅠは同馬で制した【秋華賞】に続く今年5勝目、通算15勝目。JRA重賞は先週の【ファンタジーS】のオディールに続く今年10勝目、通算53勝目となった。またこの勝利で、通常京都競馬場で行われる計5つのGⅠレース(【天皇賞・春】、【秋華賞】、【菊花賞】、【エリザベス女王杯】、【マイルCS】を全て制したことになる。これは武豊も達成していない快挙である。
 管理する松田国調教師はこのレース初制覇。JRA・GⅠはダイワスカーレットで制した【秋華賞】に続く今年3勝目で、通算10勝目。JRA重賞は同じく【秋華賞】に続く今年5勝目、通算45勝目となった。生産者・社台ファームは’96年ダンスパートナーに続くこのレース2勝目。JRA・GⅠはなんと今年7勝目だ。
 3歳馬の優勝は古馬混合となった’96年以降、昨年のフサイチパンドラに続く4頭目。これにより優勝馬の年齢の内訳は3歳4頭、4歳5頭、5歳3頭となった。【秋華賞】馬の優勝は’98・’99年メジロドーベル、’00年ファレノプシス、’02年ファインモーション、’05年スイープトウショウに続く延べ6頭目だが、同一年に両レースを制したのはファインモーションに続く史上2頭目である。尚、関西馬の優勝は’00年ファレノプシスから8年連続である。まぁいずれのしろ、ダイワスカーレットの強さは見くびっていた自分が情けないものであった。  

 昨日行われた重賞も簡単に振り返る。まずは東京で行われた【京王杯2歳S】。勝ったのは僕が本命に推したごっちゃん騎乗の1番人気アポロドルチェ (牡2・堀井厩舎)。スタートで出負けしたときはどうなるかと思ったが、道中無理することなく上がっていく。直線になるとで大外を追い込み、12番人気ドリームシグナルを1.3/4馬身差交わして優勝した。さらにクビ差の3着には4番人気レッツゴーキリシマが入った。勝ったアポロドルチェは直線内に、外にヨレる若さを見せたが、ここでは断然の勝利。これで年末、来年が楽しみになった。2着ドリームシグナルも出遅れての追走となったが、我慢させて好走に結びつけた。鞍上小林淳の好騎乗だ。3着レッツゴーキリシマは最後まで図太かった。懸かる癖がおさまればもっと走るだろう。
 勝ったアポロドルチェは、父Officer、母Summertime Val(父Summer Squall)という血統の米国産馬。今年のバレッツマーチセールにて10万ドル(約1200万円)で落札されている。9月15日のデビュー戦を逃げ切って快勝。2戦目となった前走の【いちょうS】では、勝ったアロマキャンドルから0.1秒差の3着だった。通算成績3戦2勝(重賞1勝)。 鞍上のごっちゃんはこの勝利が区切りのJRA通算1000勝目(史上22人目、現役9人目)。JRA重賞はマイネルシーガルで制した【富士S】に続く今年の5勝目で、通算41勝目。管理する堀井調教師はマイネルモルゲンで制した’05年【京成杯AH】以来のJRA重賞制覇で、通算では11勝目となった。
 福島で行われた【福島記念】は、中舘騎乗の5番人気アルコセニョーラ (牝3・畠山厩舎)が、後方追走から直線に入ると力強い伸び脚を見せ、16頭立ての最低人気ナリタプレリュードに1.3/4馬身差をつけ優勝した。さらにクビ差の3着に9番人気ヤマニンメルベイユが入っている。1番人気のサンバレンティンは、スタートで出負けして終始流れに乗れず8着に敗れている。勝ったアルコセニョーラはハンデに恵まれたとはいえ圧勝。中館の好騎乗も光ったが、今年の3歳牝馬はやっぱり強い。
 勝ったアルコセニョーラは、父ステイゴールド、母はサイレーン(父モガンボ)という血統。’06年8月にデビューし、3戦目で初勝利。その後、今年3月の【フラワーC】では15番人気ながら4着に好走。春のクラシックには出走できなかったが、7月の【織姫賞】で古馬相手に2勝目を挙げるなど夏の間に力をつけ、【紫苑S】で3勝目をマーク。前走の【秋華賞】は11着だった。通算成績17戦4勝(重賞1勝)。  鞍上の中舘はアストンマーチャンで制した【スプリンターズS】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算24勝目。管理する畠山調教師はマイヨジョンヌで制した’97年【新潟大賞典】以来のJRA重賞制覇で、通算13勝目となった。
 また京都で行われた【京都ハイジャンプ】は、白浜騎乗の2番人気テイエムドラゴン (牡5・小島貞厩舎)が、レース中盤から先頭に立つと、1番人気コウエイトライに3馬身差をつけて快勝した。さらに5.2秒離れた大差の3着には5番人気テイエムトッパズレが入った。勝ったテイエムドラゴンは1年7ヶ月ぶりの一戦でプラス46㌔の馬体重だったが圧勝、これで【中山大障害】が楽しみになった。
 勝ったテイエムドラゴンは、父アドマイヤベガ、母がヤエシラオキ(父マルゼンスキー)という血統。平地では9戦して未勝利だったが、’05年10月の転障初戦で初勝利を挙げると、続く【京都ハイJ】、【中山大障害】と3連勝。’05年のJRA賞最優秀障害馬に輝いた。その後も’06年【阪神スプリングJ】を制覇。今回が昨年の【中山グランドJ】2着以来、約1年7か月ぶりの出走だった。通算成績16戦5勝(障害7戦5勝、重賞4勝)。
 鞍上の白浜はキングジョイで制した【京都ジャンプS】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算15勝目。管理する小島貞調教師はテイエムドラゴンで制した昨年の【阪神スプリングJ】以来のJRA重賞通算5勝目となった。

 今週の競馬は昨日が【京王杯2歳S】で馬単万券が的中し、今日も推奨した京都10R【ドウカスターS】で馬単の万券、東京11R【オーロC】も馬単、3連複が的中した。今年の中でも珍しい好調、特に今日は東京全レースの馬券を買って4レースの障害以外すべて的中してしまったから自分でも驚きである。続に言う『準パーフェクト』。競馬も長くやっているとたまにいいことあるものである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

疲れたゆえに・・・

2007-11-10 22:19:05 | 競馬予想
 雨の中でゴルフをやっていたので、疲れ度が最高潮に達している
 よって今日は予想だけさせてもらう。まずは京都メイン【エリザベス女王杯】。3歳馬では3番ウオッカ断然、7番ダイワスカーレットは無印に近い連下。オークス馬5番ローブデコルテはもっといらない感じ。ただこれらの3歳馬より京都2200mなら古馬の方が上だと思っている。しかしそこまで絞っても4番スイートトウショウ、6番アドマイヤキッス、9番アサヒライジング、12番フサイチパンドラの4頭で迷いに迷ってしまった。で、僕の本命だが、9番アサヒライジングとする。ハナをきってダイワ、フサイチにマークされるため、人気はないが、ハナを切ったときの粘りはGⅠ【ヴィクトリアM】2着、【クィーンS】1着と粘り強い。前走から先行粘りも大丈夫だし、人気を考えればこんなに面白い馬はない。相手は前出した古馬3頭。
 東京11R【オーロC】は人気でも4番ブルーメンブラッド。前走の時計は優秀だし、ハンデは2㌔減。【ヴィクトリアM】ではスイープトウショウ、カワカミプリンセスに先着しているのだから、ここでも十分勝負になるだろう。
 あまりにも福島が当たらないので、もう1Rは京都10R【ドウカスターS】で穴狙いでいく。本命は8番タガノグラマラス。前走は出遅れてハナをきって6着も勝ち馬とは0.2差。鞍上強化され52㌔なら一発があっていい。


 今日は【京王杯2歳S】で馬単万券的中。いい加減な予想のようだが、結構当たるかも・・・!?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする