人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

ダービーで微笑み!!!

2008-05-31 22:15:25 | Weblog

 雨さえ降らなければ・・・。
 ずっと振り続ける雨が僕の【ダービー】の予想を悩ませる。そう僕が狙っていた馬はイマイチこういう馬場が苦手なのである。どうしよう・・・。

 まずその前に今日の重賞を振り返る。中京で行われた【金鯱賞】。勝ったのは岩田騎乗の2番人気エイシンデピュティ (牡6・野元厩舎)。スタートから先手を取ると、4角で一旦は交わされたものの直線で再び盛り返し、2番手を追走した11番人気マンハッタンスカイに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分59秒1。さらにクビ差の3着には5番人気カワカミプリンセスが入り、1番人気のアドマイヤオーラは6着、僕本命のヴィクトリーはスタートで大きな出遅れて14着に敗れた。また、昨年の勝ち馬ローゼンクロイツは馬体に故障を発生し、最後の直線で競走を中止している(予後不良)。昨日の予想で4角先頭馬が狙いで狙うならエイシンデピュティか、ヴィクトリーと書いて僕はヴィクトリーに行ってしまったが、結果は全くの裏目であった。まさかヴィクトリーがあんな出遅れするとは・・・。まぁヴィクトリーのことは置いといて、勝ったエイシンデピュティだが、これは岩田の作戦勝ちとしかいいようがないだろう。エイシンに喧嘩を挑んだのが、マチカネオーラとマンハッタンスカイでは楽だっただろう。元々【大阪杯】でダイワスカーレットの2着なのだから力はある馬、勝たれて納得である。2着マンハッタンスカイも展開に恵まれたとはいえ、力付けている。馬体は立派でこれからが楽しみである。驚いたのは3着カワカミプリンセス。骨折で11ヶ月の休み明けだったが、正直こんなに走るとは思わなかった。やはりこの馬は強い。これで陣営も【宝塚記念】が楽しみになったことだろう。1番人気のアドマイヤオーラはイマイチの出来、【宝塚記念】の叩き台だったのではないだろうか。
 勝ったエイシンデピュティは、父フレンチデピュティ、母がエイシンマッカレン(父Woodman)という血統。’05年4月のデビューから3戦目で初勝利を挙げると、その後も順調に勝ち星を重ね、’07年【心斎橋S】を勝ってオープン入り。続く【オーストラリアT】、重賞初制覇となった【エプソムC】まで3連勝を飾った。今年初戦の【京都金杯】で重賞2勝目。前走の【大阪杯】ではダイワスカーレットから3/4馬身差の2着に健闘していた。通算成績26戦9勝(重賞3勝)。
 鞍上の岩田はメイショウクオリアで制した【京都新聞杯】に続く今年のJRA重賞7勝目で、通算18勝目。管理する野元昭調教師はエイシンデピュティで制した【京都金杯】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では10勝目となった。

 では明日の予想。【日本ダービー】。悩んだ末にやっぱり初志貫徹といく。本命はこんなに人気薄になるとは思わなかった7番スマイルジャック。父は’02年ダービー馬で昨年のウォッカの輩出、母は’98年僕の結婚式の日に【日本ダービー】を圧勝したスペシャルウィークに血統がそっくりである。つまりこのレースを勝つために生まれてきた血統なのである。実績も【皐月賞】は激しく引っかかってしまったが、2着タケミカヅチとは0.5差なら挽回可能だと思うし、【スプリングS】では勝利勝、【きさらぎ賞】にしても前日5番人気レインボーペガサスと0.1差ならここで走っても不思議ないはず。ただ問題がないわけがない。陣営の話によると重馬場が苦手らしいのだ。しかし明日は夏日に近い天気になるという。走る前に天気の回復を祈りたい。【日本ダービー】は大荒れが少ないレースである。人気を見ると3着以内には人気薄1頭を除けばほとんど5番人気以内の馬しか馬券になっていない。つまりスマイルジャックを本命にすると、相手は1,2,8,9,10番でいいはずだ。ただ今回は競馬の祭典である。安田君本命の4番タケミカヅチ、スペシャルウィーク産駒15番フローテーション、大物になる可能性がある18番クリスタルウイングも抑える。 12R【目黒記念】は17番アルナスライン。ご存知【菊花賞】2着馬でまだ底を魅せていない馬。ここは人気でも買うべきだろう。相手は1,3,5番。 最後はこんな祭典の日にあくまでも裏開催で稼ぎ捲る中館を狙う。中京9R【こでまり賞】。15番デューン本命。前走は休み明け。レジネッタ、リトルアマポーラと戦ってきた馬、距離短縮もいい方向に出そうだ。 

 ここ4回の五輪イヤーの【日本ダービー】は陣営の執念が勝つレースが続している。バルセロナのあった年は戸山調教師のスパルタの執念でミホノブルボンが勝利。アトランタのときはダンスインザダークをデビュー3戦目で無謀といわれたフサイチコンコルドが小林稔&藤田コンビの執念で勝利した。シドニーの時は河内の執念だ。アグネスフライトで弟弟子の武豊との叩きあいを制した。そして4年前は松田国調教師の執念である。クロフネで失敗した【NHKマイル】から【日本ダービー】の路線をキングカメハメハで連勝した。こう考えると今年は18番クリスタルウインクか9番マイネルチャールズっぽい気がする。“執念”だったら、マイネル軍団・岡田総帥か藤沢和調教師だろう。この2頭の嘆賞だけは買っておこうかな。

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資金稼ぎ

2008-05-31 00:15:41 | 競馬予想

 仕事がバタバタしてまして、ゆっくりコラムもかけません。というわけで、明日の予想。
 まずは中京11R【金鯱賞】。普通だったら昨年覇者で一昨年2着の17番ローゼンクロイツを買うのが基本かもしれないが、僕のイメージの中に【金鯱賞】=タップダンスシチーが大きい。つまり4角先頭がこのレースのイメージなのである。そう考えると12番エイシンデピュティか3番ヴィクトリー。昔の脚質なら7番インティライミも候補だが、今は違う。で、馬券的に面白いのは3番ヴィクトリー。忘れている人も多いかと思うが4角先頭の皐月賞馬。ここは狙って面白い。相手は5番、13番。
 東京11R【欅S】。東京1400mダートは先行馬有利。まして重馬場ならそれはもっと大きくなる。ここは人気になる前の7番ヴァンクルタテヤマを狙う。鞍上は腕っ節の強い戸崎。叩き2戦目は2戦2勝。ここは勝負する価値があるはずだ。
 もうひと鞍は中京10R【白百合S】。【ダービー】に出走していれば血統的に面白いと思っていた4番ノットアローンを狙う。中京は物見しつつも実績があるコース。あれから大人になった今回は人気でも買うべきだろう。

 【ダービー】は人気の盲点である超人気薄馬を狙おうと思っている。その前に明日でその資金を稼ぎたいものだ。

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GⅠゆえに・・・

2008-05-25 20:19:04 | 競馬回顧

 今後物議を醸すことになるだろう。
 今日の【オークス】において勝ち馬・トールポピーが直線で数頭の馬の進路を妨害して長い審議となった。特にアンカツ騎乗のオディールなどは大きな不利を被った。まぁ結果的には審議の結果、入着通りの結果となったが、果たしてこれでいいのだろうか。僕は日本競馬の最高峰のレースであるGⅠであればこそ、こういう審議は厳しくあるべきだと思う。多分、僕の意見とは逆な意見もある。それはGⅠ多頭数だから仕方ないという意見だろうが、それでいいのだろうか。特に今回の場合は、レース後の池添の喜び方があまりにも派手だったから、余計僕がそう思ったのかもしれないが、皆さんはどう思われますか?

 ではその【オークス】を振り返る。勝ったのは前述したように池添騎乗の4番人気トールポピー (牝3・角居厩舎)。道中は先団の後方を追走。直線に向いて馬場の内から抜け出すと、13番人気エフティマイアの追撃をアタマ差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分28秒8(稍重)。さらに1.1/2馬身差の3着には僕が本命に推した5番人気レジネッタが入った。1番人気のリトルアマポーラは直線で伸びを欠き、7着に敗れている。勝ったトールポピーは2歳女王なのだから力はあった。直線抜け出したその切れはさすがというものだだった。ただ・・・。エフティマイアは僕が思ったより強い馬だった。今日の競馬でもセンス抜群のいちばん強い競馬をしたのだが、内を掬われてしまったは誤算だっただろう。馬体が合っていれば・・・。僕本命のレジネッタは直線トールポピーに寄られたのが痛かったが、なくても1,2着は微妙だろう。ただそれでも差し返してきた根性は拍手モノ。6着レッドアゲートは正攻法のレースぶりだった。ただここではやはり上位馬とは力差があるような気がする。そして7着リトルアマポーラは枠順が厳しかった感もある。ずっと外々を回されたレースだった。ただそれにしても直線伸びなかったのは馬場の影響のような気がする。
 勝ったトールポピーは、父ジャングルポケット、母がアドマイヤサンデー(父SS)という血統。全兄にフサイチホウオーがいる。ジャングルポケット産駒としてはトールポピーによる【阪神JF】に続き、JRA・GⅠは2勝目。自身が’01年【日本ダービー】、【JC】を制し得意とした東京2400mでは初の重賞勝ちとなった。尚、ダービー馬からオークス馬が出たのは’05年シーザリオ(父スペシャルウィーク)以来となる。
 トールポピーは、昨年7月8日のデビュー戦(阪神・1800m芝)では2着に敗れ、2戦目となった10月20日の未勝利(京都・2000m芝)で初勝利。続く【黄菊賞】はクビ差の2着に惜敗したが、抽選をくぐり抜けての出走となった【阪神JF】を快勝し、JRA賞最優秀2歳牝馬に輝いた。今年初戦の【チューリップ賞】は2着。前走の【桜花賞】も1番人気で8着に敗れていたが、今回その雪辱を果たすとともに、GⅠ・2勝目を飾った。通算成績7戦3勝(重賞2勝)。
 鞍上の池添謙一は【オークス】初制覇。JRA・GⅠはトールポピーで制した昨年の【阪神JF】以来となる通算9勝目。これで’02年【桜花賞】のアローキャリー’04年【秋華賞】のスイープトウショウと合わせ、牝馬3冠レースを完全制覇となった。また、’05年【エリザベス女王杯】のスイープトウショウも制しており、牝馬限定GIで勝っていないのは【ヴィクトリアマイル】のみとなった。JRA重賞は【フィリーズレビュー】のマイネレーツェルに続く今年2勝目、通算26勝目だ。 管理する角居調教師は’05年シーザリオ以来2度目の【オークス】制覇。JRA・GⅠはトールポピーで制した昨年の【阪神JF】以来となる通算9勝目。JRA重賞は昨年の【愛知杯】のディアデラノビア以来となる通算23勝目。
 馬主のキャロットファームは‘05年シーザリオ以来2度目の【オークス】制覇。JRA・GⅠは他に、‘05年【マイルCS】ハットトリック、’06年【JCダート】のアロンダイトがあり、通算5勝目となった。
 生産者・ノーザンファームは’05年シーザリオ以来2度目の【オークス】制覇。JRA・GⅠは【フェブラリーS】のヴァーミリアン、【天皇賞・春】のアドマイヤジュピタに続く今年3勝目。

 今日は雨の中のゴルフも競馬もいい出来ではなかった。ゴルフはドライバー、パターが悪く我慢のゴルフ。競馬は新潟メインで3連複万馬券的中も、後が泣かず飛ばずであった。なんか中途半端の一日。それが今の僕の運なのかもしれない。幸いにも来週の【ダービー】は6月と月替わりになる。僕の運もきっと替わることだろう。いやそうしたいものだ。他馬を萎縮させて勝ったトールポピーのように! 皮肉に聞こえます!?

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初志貫徹

2008-05-24 21:01:13 | 競馬予想

「えっ、初めてだったんだ」
大相撲夏場所14日目、西大関琴欧洲(=本名カロヤン・マハリャノフ、ブルガリア出身、佐渡ケ嶽部屋)が関脇安馬を送り倒し初優勝を決めた。冒頭の台詞はそれを聞いた僕の感想である。僕はてっきり大関になるときに優勝していると思っていたのだが、今回の優勝は外国出身力士では曙、武蔵丸ら米国勢4人、朝青龍と白鵬のモンゴル勢2人に続く7人目の優勝で、欧州勢では初めてらしい。それにしても大関になってから苦労していた感もあるのだが、なんと初土俵から34場所目での初優勝は年6場所制では7位のスピードだというから、大関までは本当にトントン拍子だったのだ。それから、かど番の大関としては’06年初場所の栃東以来、7人目で、朝青龍と白鵬以外が制したのもこの時以来で14場所ぶりとなった。2強から3強、これに稀勢の里が絡んだら大相撲ももっと面白くなりそうだが・・・。とにかく琴欧州おめでとう!!!
 今日の競馬、東京9Rで珍しく3連単万馬券が的中したと思ったら、その後は泣かず飛ばずだった。予定としては、今日大勝ちして明日【オークス】で超大穴狙いしようと思っていたのだが・・・。
 で明日の予想。少し弱気に行きます。まずは【オークス】。悩んで末に僕が本命に指名したのは10番レジネッタ。そう桜花賞馬である。【桜花賞】の時も書いたが、実はその時から【オークス】でこそ買う馬だと思っていたのが彼女なのだ。それも【桜花賞】は負けて・・・と思っていたのだが、まさか勝つとは・・・。予想外の出来事で歯車が狂ったのは間違いないが、僕が思ったのはここで狙いを変えることはもっと後悔する可能性があるということ。思ったほど人気にもなっていないし、初志貫徹でいく。斬れが勝負の馬だが、中団から十分に競馬が出来るし、不安がられている距離も全兄が2000mで3勝しているアエローザなら大丈夫だろう。そう史上いちばん弱そうな2冠馬の誕生だ。相手はまず軸で迷っていた2頭。横山典騎乗でリファールの血が入っている1番シャランジュと、まさかの1番人気18番リトルアマポーラ。ちなみにリトルもリファールの血が入っている。思っていたのだが今日オッズを見るとそれほどでもない。ならば“買い”だろう。レジネッタと同じ血統3番アロマキャンドルだ。 他のレースからは中京11R【東海S】は追いかけ続けている6番ロングプライド。中京は2戦2勝。これで来なかったらもう当分買うつもりはない。新潟11R【邁進特別】は16番クリスティイモン。ここまで競馬が進んだら、もう外枠だろう。バクシンオー×トウショウボーイなら1000mもいいだろし、叩き2戦目の今回が狙い目だ。

 明日は雨予想だが、ゴルフの予定である。よって【オークス】をリアルタイムで観ることができない。まぁ今日の結果が結果だったので、それで流れが変わればいいなぁ。それから【オークス】で2頭出し厩舎が田村、長浜とある。“2頭出しは人気薄”の格言があるように人気薄同士の12-13番だけは買っておこう。

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オリックスの監督候補

2008-05-23 22:48:49 | 競馬予想

「びっくりしました」
 コリンズ監督と交際中の吉本興業のタレント、シルクは驚きを隠せなかったという。それくらい突然の辞任劇である。先日僕は横浜・大矢監督の休養説を書いたが、まさかコリンズ監督が辞任するとは・・・。というのも確かに成績は悪かったが、それは主力選手の怪我が大きかったと思っていたからであある。
 大リーグ通算444勝のコリンズ監督は’06年オフにオリックスから再建を託された。しかし、1年目の昨季は大リーグ流の投手起用や用兵、采配が機能せず最下位。オフには浜中(阪神)、カブレラ(西武)ら大砲を補強して、臨んだ今季も3度の4連敗などで21勝28敗と低迷していた。
 同監督は辞任理由を「炎が消えた」と語るのみだったが、どうも今日の新聞記事を読むと、どうもチーム内で孤立していたようである。特に自身を招へいした唯一の理解者であった小泉隆司球団社長の退団(昨年12月31日付)が大きかったようだ。 低迷の続くオリックスだが、これで’02年から足かけ7年の間に監督6人が去っていったことになる。
 今後は大石ヘッドコーチが監督代行に就任するが、コリンズ体制の両輪だったディーバス、ブラウン両コーチも退団するため、住友2軍監督を1軍チーフ、清川栄治2軍投手コーチを同投手コーチ、古屋英夫2軍打撃コーチを2軍監督兼打撃コーチに配置転換する人事を発表した。シーズン序盤に起きた突然の指揮官の辞任劇。これによってチーム内の動揺は避けられず、浮上への道筋は今だ見えないのが現状だが、こんな案はどうだろう。
《清原プレーニングマネージャー、桑田投手コーチ、そして野茂復活》
お客は間違いなく集まると思うのだが・・・。
 舞台裏を暴露するとみっともないが、上記の記事を書いたのが5/22である。すると今日のサンスポで【来季清原に監督要請】という記事が出ていた。さすがに桑田投手コーチは出ていなかったが、なんか嫌な気分である。
 今週どうしても触れたいことがもうひとつ。それはゴルフ米ツアーで優勝した今田竜二である。昨年プレーオフで負けた『AT&Tクラシック』で雪辱を晴らした優勝だったが、僕は当日(5/19)のAM5:15に起きてずっと応援していた。そして優勝した時は思わず・・・。これで日本人としては青木、丸ちゃんに次いで3人目の米ツアー優勝となる。しかしどういうわけか、これまで日本のマスコミは彼をあまり注目していなかった。日本での実績がなかったから当然と言えば当然だが、彼は14歳で単身アメリカに渡り、ジョージア大時代には、タイガーのライバルと言われ全米ランク2位にもなったこともあるし、NCAA(アメリカ大学体育協会)選手権の団体で優勝したこともある。そして多分日本のレギュラーツアーより厳しいと思われる下部ツアーでも2勝していることを考えると、もっとこれまで注目を浴びていいと僕はずっと思っていたのだ。よって今夏の優勝は丸ちゃんや片山、谷口が優勝するより個人的にはずっと嬉しいのである。この優勝によってフェデックスポイントランクは3位に浮上。なんと上にはミケルソンとタイガーしかいない。そして今年の【全米オープン】、【全英オープン】、【全米プロ】、そして来年の【マスターズ】出場もほぼ手中にした。これは本人にとっても大きな、大きな1勝になったことだろうが、僕にとってもこれからのゴルフ観戦の大きな楽しみとなった。頑張れ!今田!
 では明日の予想。【オークス】は決めていたんだが、ちょっと迷いつつある。まぁ【オークス】のことは明日考えるとして明日の予想を書いておく。 まずは東京12R。本命はこの条件がベストの8番スターボイジャー。叩き3戦目で鞍上が最終レースに強い(強かった?)松岡。2週後の同条件に出走できる保証はない。ここは目イチ勝負のはずだ! 中京11R【テレビ愛知オープン】は目下3連勝中の9番アーバンストリート。このレース,ミスプロ系が強いし、前走の勝ちっぷりも見事。小倉でも勝ちがあるものの、平坦な中京で追い込み脚質で人気が落ちる可能性がある今回が狙い目。このメンバーなら・・・。 新潟11R【赤倉特別】は新潟得意の4番ストロングラリーで先物買い。前走の勝ちっぷりは良かったし、今回は3㌔減のハンデ。馬場も荒れており、後ろからの脚が届くはず。

 上記でオリックス【清原監督】と書いたが、別にひとつ思っていたのが元PLの監督中村順二監督でどうだろうというもの。打撃コーチ清原、投手コーチ桑田、守備走塁コーチ立浪、片岡なんて面白いと思うのだが・・・皆さんどう思います?

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方角が悪い!?

2008-05-18 19:17:33 | Weblog

 まさしく不発弾と大爆発である。
 今日の僕の馬券は新潟メイン、最終で大勝ち、京都は推奨馬が3着で3連複的中したのだが、【ヴィクトリアマイル】を含めて大勝負に出た府中が方角が悪いのか全く当らず、というか惜しいレースすらなく惨敗してしまった。結果収支はマイナス。一方、そんな僕に比べ安田君はというと【ヴィクトリアマイル】を本命、対抗、単穴が1,2,3着の完全的中。完璧としかいいようがない予想である。不発と爆発、国領の人か不発の方を喜んだだろうが、僕としては思い切って爆発してもらいたかったのはいうまでもない。というわけで、来週は自分の予想やめて、安田君に乗ってみようかなとも思っている
 【ヴィクトリアマイル】を振り返る。勝ったのは安田君が本命に推した藤田伸二騎乗の5番人気エイジアンウインズ (牝4・藤原英厩舎)。逃げるとの話もあったが、道中は好位の後ろを追走。直線半ばで力強く抜け出すと、中団から猛然と追い込んだ1番人気ウオッカを3/4馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分33秒7。さらにハナ差の3着には4番人気ブルーメンブラットが入り、2番人気で僕が本命に推したニシノマナムスメは直線伸びず5着に敗れた。このレース、スローだったとはいえ、勝ち時計が昨日の【川越特別】より遅かったのだからちょっと物足らないレースであった。そんな中、エイジアンウインズは完璧なレースを魅せた。距離の不安を馬群で折り合い、直線は狭いところを抜群の手応えで伸びてきた。強い! ただ牡馬相手ではまだ未知なる部分が大きい。ウオッカは力で2着になったが、僕はこの馬がいちばん強いのは府中の2400mだと思っている。よって牝馬限定戦では買えても、ほかの条件ではヒモ程度としか買うつもりはない。そう、そんなに強くはない馬と思っているのだ。3着のブルーメンブラットは出来がよく見えた。レースも一瞬この馬が勝つのかと思ったが、この馬は1400mがベストのような気がする。5着ニシノマナムスメは前々の競馬で流れ込んだだけの競馬。結果、僕が思ったより強くなかったようだ。僕が3歳時惚れ込んでいたベッラレイアは休み明けとはいえ負け過ぎ。外々回っていたにしろ、やはりマイルが短いのだろう。
 勝ったエイジアンウインズは、父フジキセキ、母サクラサクII(父デインヒル)という血統。半妹に今年の【フローラS】3着のキュートエンブレム(父ウォーエンブレム)がいる。フジキセキ産駒としてはカネヒキリ(‘05年【JCダート】、’06年【フェブラリーS】)、コイウタ(‘07年【ヴィクトリアマイル】)、ファイングレイン(‘08年【高松宮記念】)に続く4頭目のJRA・GⅠ勝ち馬。また地方ではグレイスティアラが’05年【全日本2歳優駿】、カネヒキリが’05年【ジャパンダートダービー】、’05年【ダービーグランプリ】を、海外では南アフリカのサンクラシーク (牝4)が今年の【ドバイシーマクラシック】を制している。
 エイジアンウインズは’06年12月のデビューから2戦目(阪神・1400mダート)で初勝利。その後もダート戦で安定した走りを続けていたが、昨年秋からは芝を中心に出走。今年3月の【心斎橋S】を勝ってオープン入りを果たすと、中1週で臨んだ前走の【阪神牝馬S】を逃げ切って重賞初制覇を飾った。これまで1400mまでしか出走経験がなかったが、一気の3連勝でマイル女王の座に登り詰めた。通算成績11戦6勝(重賞2勝)。
 鞍上の藤田伸二はこのレース初制覇。JRA・GⅠは’05年【安田記念】のアサクサデンエン以来の通算10勝目。JRA重賞は【アーリントンC】のダンツキッスイに続く勝利で今年3勝目、通算76勝目。管理する藤原英昭調教師はJRA・GⅠ初勝利。JRA重賞はエイジアンウインズで制した【阪神牝馬S】に続く今年3勝目、通算15勝目。
 馬主・太田美實氏は’93年【日本ダービー】のウイニングチケット以来約15年ぶりのJRA・GⅠ制覇。JRA重賞はウイニングチケットによる’93年【弥生賞】、【日本ダービー】、【京都新聞杯】、ロイヤルタッチによる’95年【ラジオたんぱ杯3歳S】、’96年【きさらぎ賞】と、エイジアンウインズによる2勝の計7勝だ。生産者の社台ファームは’06年ダンスインザムード、’07年コイウタに続き、第1回からのこのレースを全て勝利したことになる。またJRA・GⅠは【高松宮記念】のファイングレイン、【中山グランドジャンプ】のマルカラスカル、【皐月賞】のキャプテントゥーレに続く今年4勝目である。
 尚、このレース3回目にして初めて、関西馬が勝利したが、1番人気馬は’06年ラインクラフト9着、’07年カワカミプリンセス10着、’08年ウオッカ2着と3連敗となった。

 今日米3冠第2弾・【第133回プリークネスS】(3歳、米G1・ダート9.5f)がビムリコ競馬場で行われた。そして勝ったのはデザーモ騎乗の圧倒的1番人気ビッグブラウン。道中3番手追走から直線入り口で先頭に立つと後続を突き放し、ゴール前では手綱を押さえる余裕を見せ、マッチョアゲインに5.1/4馬身差をつけ楽勝。’04年スマーティージョーンズ 以来となる無敗の米2冠を達成した。勝ちタイムは1分54秒80。さらに1/2馬身差の3着にはイカバッドクレーンが入った。
 勝ったビッグブラウンは、父Boundary、母Mien(父Nureyev)という血統の米国産馬。昨年9月のデビュー戦(サラトガ・芝8.5f)を11.1/4馬身差で制すと、2戦目となった今年3月のアローワンス(ガルフストリームパーク・ダート8f)も12.3/4馬身差で連勝。【フロリダダービー】(米G1)で重賞初制覇を果たして迎えた【ケンタッキーダービー】(米G1)も4.3/4馬身差をつけ圧勝していた。通算成績5戦5勝(重賞3勝)。同馬は今年一杯で引退し、総額5000万ドル(約51億円)以上とも言われるシンジケートが組まれ、米・ケンタッキー州のスリーチムニーズファームで種牡馬入りすることも発表されている。
 鞍上のデザーモは’98年リアルクワイエット以来となるこのレース2勝目。ビッグブラウンはこの後、6月7日に行われる米3冠最終戦【ベルモントS】(米G1)に駒を進める。尚、過去11年間で6頭が、最初の2冠を制しながら3冠を逃しており、’78年のアファームド以来30年ぶりの3冠馬を目指す。そして同レースには先日【ピーターパンS】を勝った日本のカジノドライヴ(牡3・藤沢和雄厩舎)も出走を予定しており、3冠馬誕生、または日本馬初の米クラシック制覇が注目される。

 来週は【オークス】である。当日僕はゴルフの予定が入っているので、生で中継は観ることができないが、ほぼ本命は決めている。ただ【オークス】は府中で、どうも僕の本命はどうも縁起が良くなさそうなので、来週の土曜日まで書くのはやめておく。もし関係者が見たらやる気が無くなるかもしれないので・・・んなわけないか。

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ヴィクトリアマイル展望

2008-05-17 22:13:05 | 競馬予想

 昨日「大矢監督が休養するのではないか」と書いたら、それが横浜の選手に聞こえたのだろうか。
 これまで無失点の中日、いやプロ野球界最高の抑えのエースである岩瀬を見事に攻略した。場面は2点を追う9回表1死ランナー1塁からなんと5連続安打。そして2死後再びタイムリーが出てなんとあの岩瀬から5点を奪ったのだ。岩瀬はこれが自己タイの最多失点で今年初の負け投手。横浜は対中日の対戦成績を2勝5敗とした。まさかと思える攻撃。思わず「やれば出来るじゃん」と口にした僕だが、こんなことなら調子の悪い球団の監督を次から次に責めたらペナントレースが団子レースなるかも・・・。まぁ横浜にはこれを機に快進撃を続けてほしい
 そんな勢いのある横浜と違って、僕の競馬はというと昨日推奨した3レースの軸馬が全て馬券(スズカフェニックス3着、メイショウローラン3着、ゲバルトステイヤー2着)になったというのに、【京王杯SC】は「スズカフェニックスは2,3着なる可能性が大きい」とまで書いて相手間違い。【葵S】はヒモ抜けとイマイチ乗り切れなかった。ただ残る【石打特別】で馬単、3連複(万馬券)が的中したため大負けはしなかった(それまで大惨敗気配)ので、先週までの絶不調は脱した感はある。果たして明日はこの流れを持ち続けることができるかどうか楽しみだ
 その前に今日の平場重賞を振り返る。東京で行われた【京王杯スプリングC】。勝ったのは、藤岡佑介騎乗の2番人気スーパーホーネット (牡5・矢作厩舎)。中団追走から直線半ばで鋭く抜け出し、6番人気キストゥヘヴンに1.3/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分20秒8。1番人気スズカフェニックスは直線でしぶとく伸びたが、さらにクビ差の3着に敗れた。勝ったスーパーホーネットは「強い」競馬。他の馬が止まっているような末脚だった。これまで東京ではあまり実績がなかったのだが、やはり昨秋から馬が変わってきたのだろう。【安田記念】でも面白い。2着キストゥヘヴンはさすが【桜花賞】馬である。ここにきてようやく復活してきた感じがする。ただ僕はやはりこの馬は【ヴィクトリアマイル】に出走して欲しかったと思う。【桜花賞】馬が出られない優先出走権はやはりおかしいのでは・・・。3着スズカフェニックスはやはり1200mがいい馬でないかと思っている。つまり【安田記念】で人気になったら、密かに(消しで)美味しいと・・・。
 勝ったスーパーホーネットは、父ロドリゴデトリアーノ、母ユウサンポリッシュ(父エルセニョール)という血統。2歳時から【朝日杯FS】2着、【デイリー杯2歳S】3着など活躍。その後もオープン戦で勝ち星を重ね、昨年10月の【スワンS】で重賞初制覇を飾った。続く【マイルCS】ではダイワメジャーからクビ差の2着。それ以来約4か月ぶりの出走となった前走の【高松宮記念】は5着だった。通算成績21戦8勝(重賞2勝)。
 鞍上の藤岡佑介は【チューリップ賞】のエアパスカルに続く今年のJRA重賞2勝目で、通算10勝目。管理する矢作芳人調教師は【ガーネットS】のタイセイアトムに続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では3勝目となった。

 では明日の予想。まずは【ヴィクトリアマイル】。今日の【京王杯SC】を観ていて思ったのだが、今の府中の馬場は高速馬場とはいえないようだ。勝ち時計は昨年と一昨年の間だった。よって斬れる脚より中距離実績のある馬の方が良さそうな気がする。もうひとつ、このレースはSS系がとにかく強い。で僕の本命だが、13番ニシノマナムスメを狙う。この馬母のように斬れる脚はないが、好位で走れば実にしぶとい。鞍上は今日4日間の騎乗停止処分を受けた吉田隼人。北村宏、松岡に続くGⅠ初戴冠でその悔しさを払う。相手は格重視ということで9番ウォッカ、3番ローブデコルテのGⅠ馬コンビを取るが、GⅠコンビがSS系でないだけに8番パーフェクトジョイも買いたい。
 他のレースで新潟11R【駿風S】の9番スパインが面白そう。【疾風特別】で2着がある馬。負けたのは次走の【北九州記念】を勝ったコスモフォーチュンであった。前2走は15着と惨敗しているが、叩き3戦目、変り身はある。
 京都からは9R【祇園特別】は12番ゴッドスマイルユー。人気の1頭になるが、得意の京都に替わり、鞍上は今年絶好調の浜中。実はこの馬、ずっと見習い時代から調教をつけていた馬でこの乗り替わりには力が入るはずだ。

 そういえば明日新宿から競馬場にいく途中の国領駅付近で不発弾の処理が行われる。これによって競馬場に来る人は随分減るだろうが、実はその国領は僕が大学時代に3年間住んでいたところだ。現在大阪に住んでいる親友と近所に住んでいた。大学が水道橋だから、東京競馬場の方が遥かに近い環境。その環境が現在の競馬好きの要因になったのはいうまでもない。まぁあの時爆発しなくて良かったと思うが、競馬で負けた日はよく親友と爆発していた。あ~あ、つまらないオチ!!!

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大矢監督を想う

2008-05-16 22:16:22 | 競馬予想

 開幕以来不調が続く横浜ベイスターズ
 チーム力はヤクルト、広島には負けていないのに何故か勝てない。そんな横浜の大矢監督もさぞかし頭が痛いだろうと思っていたが、昨日の巨人戦を観ていて僕は近々休養するのではないかと思ってしまった。
 場面は横浜一点リードの7階の裏1死ランナーなし。その7回まで毎回奪三振の1失点で投球数96球のエース三浦に代打金城を送った。結果その攻撃は得点なく、8回には三浦の後を継いだ吉見、横山がリードを守りきれず、逆転負けを喫してしまった。当然試合後いろいろなマスメディアが大矢監督の継投について批判を繰り広げた。そしてその批判に対して大矢監督は「三浦は球威が落ちていた。継投はオレの判断」と語っている。
 僕はこの交代劇についてそれが間違っていたかどうかを言おうと思ってはいない。僕が言いたいのはこの交代劇に大矢監督が全てを賭けたのではないかということだ。時は昨年大きく負け越した巨人戦、今年もこの3連戦まで引き分けを挟み4連敗していた相手に3連勝できるかどうかのヤマ場である。僕はそこに交代を判断した大矢監督が今期の自分の運とチーム浮上を試したようにみえたのだ。結果、その判断は裏目となった。
 正直、アンチ巨人の僕としてはこの3連戦を観れば巨人に勝ち越しだから良くやったと思うのだが、この場面がギャンブル好きの僕としては大矢監督の大勝負だったようにみえてしょうがないのである。それは同点にされた後に横山から佐藤祥、または少し長いが寺原に替えなかった点も象徴しているように思う。大矢監督はすでにこの時点で「勝負に敗れたり」の気持ちしかなかったのではないかと思うのだ。勝負師たるもの、僕なんかの一般人にはわからない苦悩がたくさんあるだろう。そして今回についても僕の勝手な思い込みなのかもしれない。
 僕はどちらかというと、大矢監督は好きな監督である。できれば巨人戦に人一倍対抗心を燃やす性格なのでもっと監督を続けてほしいとすら思っている。しかし今回のこの場面は何故かそんな想いがしたのだった。このつまらない予想を覆すほど横浜頑張ってくれ!

 では明日の予想。まずは東京で行われる【京王杯SC】。本命は13番スズカフェニックスで仕方ないだろう。ただこの馬、絶対的に1200mが良いと思っているので1着付けはとても危険ある。よって今回は3連複、3連単の中心にしたい。で、問題の相手だが、このレース、ミスプロ系が強いので1,14,16番とする。他のレースからは京都10R【葵S】。本命は穴狙いで8番メイショウローラン。前走【あやめ賞】の勝ち時計は前日の1000万【鷹ヶ峰特別】と同じ。このレース、目立つ血統はプリンスリーギフト系とミスプロ系。この馬も母父トウショウボーイでその血が入っているし、人気のない今回が絶好の狙い目だ。新潟からは12R【石打特別】。本命は新人三浦騎乗の13番ゲバルトステイヤー。半信半疑の前走、見せ場たっぷりの走り。今回もまだ人気にはならないだろうから、今回が面白い。

  実は【ヴィクトリアマイル】はザレマを狙う予定だったが、残念ながら賞金不足で出走が叶わなかった。ということで、今のところまだ軸馬を迷っている。明日の馬場を見ながらと思っているが、これからの【オークス】【ダービー】に向けて、自分の運を試してみたい。大矢監督にならないように・・・

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不機嫌ながら回顧

2008-05-11 19:25:15 | 競馬回顧

 順番で巡ってくるマンションの理事が回ってきてしまった。今年1年は忙しい役職ではないが、これから2年間何か役をやらなくてはならない。また毎月1回理事会というのがあるらしくそれに出席しなくてはならないのだが、助かったのは毎週第三土曜日のPM5:00からということ。そう、競馬が終わってからで十分大丈夫なのだ。ただその日の僕の気分は結果次第。不機嫌になる可能性もあり、また次の日の競馬が気になって気持ちが落ち着かないことがあるかもしれない。いずれにしろ、億劫な2年間が始まる。
 そういう今日もあまりの不調に少し不機嫌ではあるが、今日の競馬を振り返る。東京で行われた3歳マイル王決定戦・【NHKマイルC】。勝ったのは、四位騎乗の1番人気ディープスカイ (牡3・昆貢厩舎)。道中は後方3番手を追走。直線で馬群の内を突いて伸びると、先に抜け出した3番人気ブラックシェルに1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分34秒2。さらに1.3/4馬身差の3着には最後方から追い込んだ14番人気ダノンゴーゴーが入った。僕本命の2番人気ファリダットは5着、昨年の2歳王者で4番人気のゴスホークケンは果敢に逃げるも12着に終わった。このレース、展開が明暗を分けた。4角で内を突いた馬が上位を占める結果となったのだが、勝ったディープスカイ騎乗の四位は会心の騎乗だろう。道悪をこなせることを把握して抜け出すまでは実にスムーズだった。馬自身も相当強い。今年のクラシック戦線が混沌としている中、この馬で【日本ダービー】にいっても面白そう。2着のブラックシェルはやはり東京向きである。折り合いを考えたらマイルにも合ったのだろうが、この馬まだまだ強くなりそうでこれからが楽しみ。この馬も【日本ダービー】に行っても・・・。3着ダノンゴーゴーも内を突いて伸びてきたが、【ファルコンS】もそうだったように左回りがいいようだ。4着ドリームシグナルの好走には驚いたこの馬はマイルがいいようだ。5着ファリダットは4角の位置取りも悪かったが、距離も長いように感じか。父キングマンボなのでこのような馬場は苦にしないと思っているので、どちらかというと母似なのかもしれない。12着のゴスホークケンは【朝日FS】で僕がお世話になった馬ではあるが、正直あの時は枠順(1枠)がモノをいったと思っている。そう僕はこの馬がそこまで強いとは思っていないのだ。ひょっとしたらスプリンター路線がいいのかも・・・。
 勝ったディープスカイは、父アグネスタキオン、母アビ(Chief's Crown)という血統。アグネスタキオン産駒としては ’06年ロジックに続く【NHKマイルC】2勝目。GⅠ馬としてはロジック、ダイワスカーレット(‘07年【桜花賞】、【秋華賞】、【エリザベス女王杯】)、キャプテントゥーレ(‘08年【皐月賞】)に続く4頭目で、全て3歳時の勝利である。また4月20日の【皐月賞】、4月26日の【福島牝馬S】のマイネカンナ、5月3日の【青葉賞】のアドマイヤコマンドに続く4週連続のJRA重賞勝ちとなった。ディープスカイは昨年10月8日に京都でデビューし、6戦目となった今年1月26日の未勝利戦(京都・1800m芝)で初勝利。重賞初挑戦の【アーリントンC】で10番人気ながら3着と好走すると、続く前走の【毎日杯】では、中団から鋭い伸び脚を発揮して重賞初制覇を飾っていた。通算成績10戦3勝(重賞2勝)。
 鞍上の四位は【NHKマイルC】初勝利。JRA・GⅠは昨年の【菊花賞】のアサクサキングス以来となる通算11勝目。JRA重賞はディープスカイで制した【毎日杯】に続く今年3勝目、通算55勝目となった。管理する昆貢調教師はJRA・GⅠ初制覇(おめでとう!)JRA重賞はディープスカイで制した【毎日杯】に続く通算4勝目。いずれも今年の勝利。尚、地方では昨年の【全日本2歳優駿】(交流GI)のイイデケンシンがいる
 馬主の深見敏男氏はJRA・GⅠ初制覇。JRA重賞はディープスカイでの2勝と、ディープサマーで勝った’05年【クリスタルC】の計3勝。生産者の笠松牧場もJRA・GⅠ初制覇。JRA重賞もディープスカイによる2勝だ。 前走が【毎日杯】組でこのレースを制したのは’96年タイキフォーチュン、’01年クロフネ、’03年ウインクリューガー、’04年キングカメハメハに続く5頭目。ウインクリューガー(【毎日杯】8着)以外は両レースを連勝している。

 来週は【ヴィクトリアマイル】が行われる。このレースとにかくSS系が強いレースで、ダオワスカーレットが出てきたらこれで仕方ないと思っていたが、春休みのため馬券的には面白い。当然ウォッカが注目されるが、僕は別な馬を狙うつもりである。
 あっそういえば今日ベルモントパーク競馬場(昔の東京競馬場に似ています)で行われた【ピーターパンS】(3歳、米G2・ダート9f、9頭立て)で、デザーモ騎乗のカジノドライヴ (牡3・藤沢和雄厩舎)が、ミントレーンに5.3/4馬身差をつけ圧勝したらしい。日本調教馬のアメリカダート重賞勝利は史上初の快挙らしいが、カジノドライヴは今後、現地時間6月7日にベルモントパーク競馬場で行われる【ベルモントS】で、同レースの3きょうだい(ラグストゥリッチズ、ジャジル)制覇を目指す。もしこれが達成されたら、日本競馬界にとっては永遠に語り継がれる歴史的快挙となる。注目したい!   

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NHKマイルは7枠!

2008-05-10 21:02:13 | 競馬予想

 プロ野球が開幕して1ヶ月半が過ぎようとしているが、僕はふと或る事が気になっている。それは昨秋激闘の末、北京五輪出場を獲得した『星野JAPAN』の投手陣がダルビッシュ、岩瀬の強心臓コンビ以外、今年の出脚が悪いということだ。
 一番いい例が上原で、星野に「たいした者だ」と言わしめた男が現在2軍落ちとなっている。ストレートは走らないし、フォークの落ちも悪い。また投球の幅を広げようとしてマスターしたシュートがストレートにシュート回転を与え、痛打を多く浴びている。また、中日のエース川上も一昨日1軍で勝利を挙げたが、スピードが出ず、カットボールの切れが悪く怪我以外で初めて2軍落ちを経験した。
 アジア予選で先発した若手3本柱にしてもダルビッシュを除き、やや出脚としては躓いた感がある。西武・涌井は開幕戦、先日のダルビッシュとの投げ合いは凄く、現在もそれなりにエースの存在感は示しているものの、好調のチームにあって早くも3敗を喫しているのは本人としても悔しいだろう。またロッテ・成瀬は昨年たった1敗だった成績が、早くも2敗を喫し昨年の安定感がない。またそのロッテの開幕投手を担った小林宏に至っては現在1勝5敗で防御率も5点台と散々たる数字である。
 一方、抑え投手では日本人投手最高年俸の中日・岩瀬はさすがにそこそこの成績を残しているが、阪神・藤川の方はセーブこそ12セーブを挙げているものの、本人初のサヨナラ本塁打を喫するなど、らしくない姿が時々見られる(残りのベンチ入りはアマチュアだった長谷部だが、彼はキャンプで故障してまもなく1軍に上がってくるらしい)。 まぁこのように見ていると、彼らに昨年シーズンオフの激闘が大きく影響を与えているのではと思わざるえない。しかしそんな中ダルビッジュ、岩瀬に関しては日本シリーズまで戦ってのこの実績だから“凄い”としか言いようがないし、アッパレ!である。
 いよいよ8月には北京五輪本番が待っている。僕は、多分小林宏以外は確定(小林宏は夏にめっぽう強いが・・・)だと思っているのだが、あまりに調子が悪いと・・・。これから2ヶ月彼らの活躍に注目したい
 
  今日の競馬は三戦全て惨敗。恥ずかしい限りであった。まぁそんな中、僕が持っている愛馬が2着となり、ようやく未勝利脱出に視野が広がった。それまで全くレースをしていなっただけに嬉しい好走。競馬は負けたが今日は何となくそれだけで満足している自分がいる。それでも反省はしなくてはならず、今日の重賞を振り返る。 まずは京都で行われた【京都新聞杯】。勝ったのは岩田康誠騎乗の2番人気メイショウクオリア (牡3・西橋厩舎)。中団追走から直線に向いて脚を伸ばし、9番人気ロードアリエスにアタマ差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分18秒4。さらにアタマ差の3着には逃げた6番人気マイネルローゼンが入り、1番人気のブラストダッシュは好位追走も5着に、僕本命のフィッツロイは直線伸びたが6着に終わっている。勝ったメイショウクオリアは元々力のある馬だったが、前走から折り合いがつき、馬込みでも我慢できるようになった。今日も馬込みでじっと我慢して直線では楽に抜け出した。強いというより競馬上手という感じで、今日のような馬場も上手い。距離は延びても大丈夫で、【日本ダービー】でも馬場が渋ればおもしろい。2着ロードアリエスは3走目でこの走りは立派で将来性もあるが、残念ながら2着の賞金では【日本ダービー】出走は難しそう。5着ブラストイダッシュはパンチ力不足だし、6着フィッツロイはこの馬場であの後ろの位置では・・・。まぁ力不足でもあろう。
 勝ったメイショウクオリアは、父マンハッタンカフェ、母アンノウンウォーターズ(父Rahy)という血統。昨年12月のデビュー戦(阪神・1800mダート)を制すと、続く【ラジオNIKKEI杯2歳S】も3着に好走。今年に入って【きさらぎ賞】10着、続く3歳500万下(阪神・1800mダート)も4着に敗れたが、前走の【ムーニーバレーRC賞】で2勝目を挙げていた。通算成績6戦3勝(重賞1勝)。
 鞍上の岩田は先週の【天皇賞・春】のアドマイヤジュピタに続く今年のJRA重賞6勝目で、通算17勝目。管理する西橋豊治調教師はプリモディーネで制したなんと’99年【桜花賞】以来約9年ぶりのJRA重賞制覇で、通算では3勝目となった
 一方、新潟で行われた【新潟大賞典】は、川田騎乗の3番人気オースミグラスワン (牡6・荒川義之厩舎)が、最後方追走から直線で大外に持ち出されると、推定上がり31.9秒の末脚で鋭く伸び、6番人気マンハッタンスカイに2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分58秒5(良)。さらにハナ差の3着には7番人気フィールドベアーが入った。1番人気ブライトトゥモローは11着、2番人気サンライズマックスは8着、僕本命のトウショウヴォイスは12着にそれぞれ敗れた。勝ったオースミグラスワンは一昨年の勝ち馬だったが、その時以上の強さを今回魅せた。上がり31.9秒はなかなかでない。とにかく良馬場なら斬れる馬でここまで完全復活すると秋が楽しみだ。2着マンハッタンスカイははレースぶりが安定してきたし、強くなってきた。今日にしても良く粘っているが、重賞を勝つまではもうひとつレベルアップが必要だろう。3着フィールドベアーも直線良く粘っていた。正直僕はこの馬がここまで走るとは思っておらず、ノーマークであった。恥ずかしい。僕本命のトウショウヴォイスの凡走理由がわからない。ハンデも軽いし・・・。JRAのハンデキャッパーはやはりこの馬はこのくらいの強さしか思ってなかったのだろう。脱帽!
 勝ったオースミグラスワンは、父グラスワンダー、母ホッコーオウカ(父リンドシェーバー)。半姉にオースミハルカ(父フサイチコンコルド)がいる血統。’04年10月のデビューから中距離戦を中心に勝ち星を重ね、’06年【新潟大賞典】で重賞初制覇。その後は勝ち星から遠ざかっていたが、2走前の【大阪城S】で久々の勝利を挙げていた。通算成績26戦7勝(重賞2勝)。
 鞍上の川田は先週の【青葉賞】のアドマイヤコマンドに続く今年のJRA重賞4勝目で、通算9勝目。管理する荒川義之調教師は昨年の開業以来初のJRA重賞制覇となった!

 では前置きが長くなったが、明日の予想。まずは東京で行われる【NHKマイルC】。本命は15番ファリダット。父はこのレースと相性のいいキングマンボ。重馬場も上手く、鞍上も豊だし、枠も揉まれない外枠でいうことなし。母を考えるとマイルまでの距離がいいだろうし、ここは自信の本命。相手は一昨年のロジックと同じアグネスタキオン産駒の9番ディープスカイ、父がこのレースを制している5番ブラックシェル、そしてとにかく買っておきたい牝馬6番エイムアットビップの3頭が中心だが、何が来てもおかしくないレース。全ての馬に流す。他のレースでは京都11R【都大路S】。本命は人気だが11番トーセンキャプテン。前走は負けて尚強しの競馬。怖いのは2走ボケだが、ここで負けるわけにはいかない。東京12R【丹沢S】は1番メンデル。ここは有力馬に追い込み馬多く、単騎逃げができた前走が強かった同馬が面白い。重馬場もいいし、東京も走る。馬券的には昇級戦の今回が狙い目だ。

  競馬評論家の井崎さんが“栄倉奈々馬券”で7枠が絡むと【東スポ】に書いていた。僕の本命も7枠なので嬉しい情報だが、僕は別な角度で7枠は怪しいと思っている。それは“篤姫馬券”である。まずは篤姫は13代将軍家定公の御台所となった。13番はセッカチセージ。種牡馬をみると“アッ”ミラーレとある。臭い! そういえば14番ダノンゴーゴーの橋口調教師は鹿児島出身、15番ファリダットの母ビリーヴは10勝で島津藩の家紋は十字だ。そして篤姫が絡んだ徳川家は13~15代慶喜公までである。つまり枠の7-7は買っておこうと思うである

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