あ~あ、やっぱりあんまり買わなければ良かった、今日の馬券。昨日の勝ちをもっと増やしてやろうというスケベ心を出したばっかりに大惨敗。【天皇賞・秋】はなんとか3連複で拾ったものの、昨日の勝ちを全部吐き出してしまった。そして気づいてしまった。今週はまだ明日競馬があったことを・・・。今のところ、馬券を買わなければ今週の収支はトントン。ただ馬が走ってくれているのだから、馬券を買わない手はない。明日の予想を書く前に今日の【天皇賞・秋】を振り返る。
東京で行われた【天皇賞・秋】は、スミヨン騎乗の1番人気ブエナビスタが道中は中団の中ほどを追走。3、4コーナは馬群の中で脚を溜め、直線で馬群の間隙を突いて一気に抜け出すと最後は鞍上が手綱を緩める余裕を見せ、スタートで出遅れながらも馬場の大外から追い込んだ4番人気ペルーサに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムはこの馬場の中1分58秒2。さらに1.1/2馬身差の3着には2番人気アーネストリーが入った。なお、15位に入線したジャガーメイルは他馬の進路を妨害したとして18位降着となった。勝ったブエナビスタだが“横綱相撲”という言葉がピッタリの楽勝だった。鞍上のスミヨンとの息もピッタリで正直こんなに強いのかと思えるほどの走りであった。ただ今後は【JC】【有馬記念】と王道を行くみたいのようだが、僕はそっちの方は少し苦戦しているとみている。ペルーザは強い2着。実はココで凡走して【JC】で勝負と思っていたのだが、この好走で多少人気になる。これは痛い。3着のアーネストリーは完敗と言っていいだろう。これで勝てないのなら、GⅠ制覇が遠のいたと考えていいだろう。それにしても、ホワイトはまたもや降着処分。身元引受調教師の萩原 清(美浦)、身元引受馬主の久米田正明氏はさぞかしバツが悪いだろう。楽勝だったブエナビスタは、今年5月の【ヴィクトリアマイル】優勝に続くJRA・GI5勝目(【阪神JF】【桜花賞】【オークス】)。牝馬による【天皇賞】制覇は’08年ウオッカ以来、史上15頭目の快挙となった。通算成績は15戦8勝(重賞7勝)。
そのブエナビスタは父スペシャルウィーク、母ビワハイジ(母父Caerleon)という血統。スペシャルウィーク産駒の重賞勝利は今年の【京王杯AH】のファイアーフロートに続く5勝目で通算では23勝目。GⅠ勝利はブエナビスタの5勝とシーザリオの【オークス】の6勝となった。スペシャルウィーク自身も’99年【春秋天皇賞】を制しており、【天皇賞】親仔制覇となった。【天皇賞・秋】の親子制覇は母トウメイ=子テンメイ、父メジロアサマ=子メジロティターン以来28年ぶり3組目である。
鞍上のスミヨン、管理する松田博資調教師ともに【天皇賞・秋】初勝利。スミヨンは’09年【ステイヤーズS】以来のJRA重賞通算3勝目、JRA・GⅠは7度目の挑戦で初制覇となった。外国人騎手の【天皇賞・秋】制覇は’03年のシンボリクリスエス、’04年のゼンノロブロイのぺリエ以来二人目、3度目の快挙だ。
松田調教師は今年【デイリー杯2歳S】(レーヴディソール)に続いて重賞4勝目で通算53勝目。JRA・GIは【ヴィクトリアマイル】に続き通算14勝目となった。
では明日の予想。まずは東京メイン【赤富士S】。僕の愛馬だが、4番シャーペンエッジを狙う。ココは正直敷居が高いが、前走の盛岡の一戦は圧勝という言葉が当てはまる激走。51㌔で鞍上がダート得意(僕のイメージ)の伊藤工なら一発があってもいい。 12Rはハクバドウジ。夏場は余りよくない馬でココは狙った一戦。東京の1400mがピッタリで面白い。
9R【六社特別】は4番セイウンジャガーズ。決め手はここに入っても上位。ただ重馬場はあまりよくないイメージがある。それでも着差ほど負けていないので、人気がさがれば美味しい。
日本シリーズは第2戦中日が雪辱。一応、敗戦は考えていたが、負け方が悪い。眠らせておかなければならない荒木、森野、ブランコをスッキリ起こしてしまったことだ。その点2戦目の敗戦はロッテにとって痛かっただろう。それに西村監督の打つ手が少しづつ遅れていたのが気になった。