昨日に続き今日も東京1Rで3連複万馬券的中し絶好のスタート。それも馬券の軸馬が10番人気(勝ち馬)、11番人気(2着馬)だから、人様にも威張っていい的中だろう。ただ昨日もこのあとが酷く、京都9Rが的中(たまたま万馬券)しただけで収支としてはやっとプラスになった程度であった。そういう教訓がありながらも、やっぱり1Rに的中すると気持ちが大きくなるのか、今日もGⅠデーということも重なっていろんな馬券を買ってしまった。結果、惨敗。それも【秋華賞】的中しながら・・・。まぁ【秋華賞】といってもブエナビスタ降着で3連単馬券が藻屑と消えたのだが・・・。まぁ欲出したらダメということですね。
今週の競馬を振り返る。まずはその【秋華賞】を振り返る。【秋華賞】勝ったのは僕が本命に推した四位洋文騎乗の2番人気レッドディザイア(牝3・松永幹夫厩舎)が、中団の内追走から早めに抜け出し、同じく中団の内追走から馬群を割って追い込んだ1番人気ブエナビスタ(4角で外側に斜行し、3着に降着)。の追撃をハナ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分58秒2。そして2着にはブエナビスタに1.1/4馬身差の3位入線ブロードストリートが2着に繰り上がった。勝ったレッドディザイアは馬体を絞ってでてきたが、渾身の仕上げであった。レースでも強気のレースをいて遂にブエナビスタを封じた。まぁ馬場が導いた勝利であるが、この条件では最高の騎乗だった。2着には繰り上がったブロードストリートは惜しかった。4角の不利がなければ際どかっただろう。この馬は僕が思っている以上に強く、今後が楽しみだ。2強ではなく3強となる可能性も・・・。3着のブエナビスタはさすがというレースぶりをみせた。ただ今回は馬場が合わなかったということと思う。陣営としては次走の【エリザベス女王杯】が屈辱を晴らす舞台にしたいだろう(出走するのかな?)。
勝ったレッドディザイアは、父マンハッタンカフェ、母グレイトサンライズ(父Caerleon)という血統。父マンハッタンカフェ産駒のGⅠ勝利は今年の【NHKマイルC】のジョーカプチーノに続く2勝目だが、現在、JRAリーディングサイアーランキングの首位を走っている。今年1月のデビューから2連勝で【エルフィンS】を勝利。続く【桜花賞】では1/2馬身差、【オークス】ではハナ差でいずれもブエナビスタに敗れ、秋初戦の前走【ローズS】はブロードストリートの2着に敗れていた。今回、初めてブエナビスタに先着を果たし、重賞初制覇を牝馬3冠最終戦の大舞台で飾った。通算成績6戦3勝(重賞1勝)。
騎乗した四位洋文はこのレース初勝利。JRA・GⅠは昨年の【日本ダービー】のディープスカイ以来の勝利で通算13勝目。JRA重賞は【神戸新聞杯】のイコピコに続く勝利で今年6勝目、通算64勝目となった。また管理する松永幹夫調教師は’07年の初出走以来、JRA・GⅠ初勝利。騎手時代に’96年【第1回秋華賞】をファビラスラフインで制している。JRA重賞は今年の【小倉記念】のダンスアジョイ、【北九州記念】のサンダルフォンに続く勝利で通算3勝目である。
馬主の東京ホースレーシングはJRA・GⅠ初制覇。他の現役馬に、今年の【NHKマイルC】2着のレッドスパーダなどがいる。また生産者・社台ファームは’05年エアメサイア、’07年ダイワスカーレットに続き【秋華賞】3勝目。JRA・GⅠは昨年の【有馬記念】のダイワスカーレット以来になる。
尚、関西馬の勝利は’07年ダイワスカーレット以来2年ぶりの勝利だが、今年を含めた過去10年の内訳は関西馬9勝、関東馬1勝と圧勝している。それから【オークス】2着馬の勝利は’04年スイープトウショウ、’05年エアメサイアに続く3頭目。3頭とも【秋華賞】でGⅠ初制覇を果たした。また1番人気馬は’02年ファインモーションが勝利して以降、7連敗。逆に2番人気馬は7勝目と、勝率50%を誇っている。来年も2番人気が狙い!?
一方、東京で行われた【府中牝馬S】は、田中勝春騎乗の7番人気ムードインディゴ(牝4・友道康夫厩舎)が、道中後方追走から徐々に進出し、直線坂上で先頭に立つと、大外から追い込んだ3番人気ベッラレイアに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分44秒6。さらに1.1/2馬身差の3着には11番人気レジネッタが入り、僕本命のリトルアマポーラは5着、1番人気カワカミプリンセスは6着に敗れている。レースは予想外のハイペースとなり、最後方にいたムードインディゴが差しきったが、元々力のある馬(【秋華賞】2着)で、これだけ走っても不思議ではない。今日は馬体重が12㌔減だったが、馬体重もこのくらいの方がいいのかもしれない。馬体が維持できれば【エリザベス女王杯】でも・・・。2着ベッラレイアは差はあったものの、すこしづつ良化している感じだ。ただ同時に往年の斬れはもうないような気にもなった。僕本命のリトルアマポーラはハイペースの原因を作ってしまった。ただそれで5着に粘っているのだから底力はある。次走が楽しみだ。カワカミプリンセスもリトルに合わせて前に行ってしまった。馬体も立派だったし、リトル同様底力のあるところみせたので次走での巻き返しがあるだろう。
勝ったムードインディゴは、父ダンスインザダーク、母リープフォージョイ(父Sharpo)。半姉にチャペルコンサートがいる血統。’07年12月のデビュー戦を制し、翌年の【忘れな草賞】で2勝目を挙げた。その後勝ち星には恵まれなかったものの、’08年【ローズS】、【秋華賞】ではともに2着に好走していた。今回が重賞初勝利で通算成績15戦3勝(重賞1勝)。
鞍上の田中勝春は、アブソリュートで制した【東京新聞杯】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算43勝目。管理する友道康夫調教師は、サクラメガワンダーで制した【金鯱賞】に続く今年のJRA重賞4勝目で、通算では11勝目となった。
それから昨日京都で行われた【デイリー杯2歳S】も簡単に振り返っておく。勝ったのは小牧太騎乗の1番人気リディル(牡2・橋口弘次郎厩舎)。道中は後方からレースを進めて直線大外に持ち出すと鋭く伸び、先に抜け出した5番人気エイシンアポロンをクビ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分33秒7。さらに3/4馬身差の3着にスタートで出遅れた2番人気ダノンパッションが入った(僕本命のエーシンホワイティは7着)。勝ったリディルだが、パドックでは若いところを見せたが、レースでは実に強かった。京都で大外を回っての勝利は特筆モノ。これで気性が大人になればどれだけ大物になるのか・・・実に楽しみな馬だ。
勝ったリディルは父アグネスタキオン、母はエリモピクシー(父ダンシングブレーヴ)。伯母にエリモシックがいる血統。8月23日のデビュー戦はリルダヴァルの7着、前走の未勝利戦(阪神1600m芝)で初勝利を飾っていた。通算成績3戦2勝。
鞍上の小牧太は、カノヤザクラで制した今年の【アイビスサマーダッシュ】に続く今年のJRA重賞6勝目で、通算19勝目。管理する橋口弘次郎調教師も、同馬で制した【アイビスサマーダッシュ】に続く今年のJRA重賞4勝目で、通算では75勝目となった。
来週の【菊花賞】は狙おうと思っていた馬が間に合わなかった。よって考え直さなきゃならなくなっている。去年のフローテーションのような馬を探すのは困難かもしれないが、今のところ軸は人気馬になりそうでちょっと不満気味。頑張って穴馬探そう! ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
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