人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

大健闘したが・・・

2011-02-27 18:29:24 | 競馬回顧

昨日書いた有村智恵だが、残念ながら優勝には届かなかった。一時は2位に3打差をつけたが、ウェブのバーディ攻勢で一打届かず通算12アンダーの2位に終わった。優勝はそのウェブで、通算13アンダー。ただ残念ではあったものの、その戦いぶりは大健闘と言っていいほどのゴルフであった。今年の有村は楽しみだ。
 また僕の愛馬・ルースデラルナも健闘した。結果は“ひょっとしたら馬券・・・”と思えるほどのレースで5着であった。このレース、勝ったのはディープ産駒でザッツザプレンディの近親ハブルバブルで、うまくいくと【オークス】の伏兵になりそうな強さであった。他にもクロフネの下やディープ産駒、タキオン産駒に続いての5着だから頑張った方だろう。ただ勝ちあがるまでには、もう少し芯がしっかりしないとダメそう。優先出走権獲得したので、じっくり鍛えて欲しいものだ。
 今日の東京マラソン、ノッチらが頑張って走っていた(自己記録に届かなかったらしい)けど、日本人一位争いは面白かったね。結局全体の3位に入った市民ランナーの川内優輝(埼玉陸上競技協会)が日本人1位だったが、これでは社会人ランナーたちの顔丸つぶれである。たぶん、「川内だけには勝たせるな」
と思っていた関係者も多かったのでは・・・。日本男子マラソン界の危機、その現状をまざまざと感じた瞬間であった。それにしても、川内は「立派」の一言。感服!

では今日の競馬を振り返る。中山で行われた【第85回中山記念】。勝ったのはデムーロ騎乗の圧倒的1番人気ヴィクトワールピサ。道中は後方を追走。4コーナーから捲るように進出すると直線で一気に突き抜け、逃げ粘った4番人気キャプテントゥーレに2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1460。さらにハナ差の3着には3番人気リーチザクラウンが入り、2月いっぱいで定年・引退となる池江泰郎調教師の管理馬リルダヴァルは6着に終わった。とにかくヴィクトワールのためのレースであった。そしてヴィクトワールの強さだけが目立った。正直、【有馬記念】時よりも強くなっている。ドバイが楽しみだ。2,3着も実績馬で決まったが、それでもこの負け方に陣営はショックが大きいだろう。勝ったヴィクトワールピサは昨年12月の【有馬記念】に続く連勝で重賞5勝目。通算成績は127(うち海外20勝、重賞5)
となった。そのヴィクトワールピサ(4・角居厩舎)は父ネオユニヴァース、母ホワイトウォーターアフェア(母父Machiavellian)という血統。ネオユニヴァース産駒は今年初勝利で通算13勝目となった。尚このネオユニヴァース産駒だが、これまで重賞勝利は2,3歳時のものであったが、今回の勝利が4歳以上初の勝利となった。

騎乗したデムーロはこのレース初勝利。JRA重賞は【きさらぎ賞】のトーセンラーに続く今年2勝目で、通算22勝目となった。また管理する角居勝彦厩舎もこのレース初勝利。JRA重賞は【日経新春杯】のルーラーシップに続く今年2勝目で、通算38勝目となった(このレース、本命はピッタリもヒモに穴馬をとり惨敗)。

一方、阪神で行われた【第55回阪急杯】は、吉田豊騎乗の4番人気サンカルロが道中好位追走から4角で外を回すと直線半ばで先頭に立ち、内を突いた1番人気ガルボの追撃を1.1/4馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは1201。さらに3/4馬身差の3着には5番人気フラガラッハが入った。久々にサンカルロらしい勝ちっぷりであった。たぶん阪神1400mがいちばん条件としてもいいのだろうし、57㌔も良かったのだろう。2着ガルボはソツのないレーをやはりパンチ力がもう一歩という感じである。それは3着フラガラッパにも言えることで、今後のG1となると・・・。勝ったサンカルロは’09年【ニュージーランドT】以来、約110か月ぶりとなる勝利。重賞は通算2勝目となった。通算成績は214(重賞2)
 
 その勝ち馬のサンカルロ(5・大久保洋厩舎)は父シンボリクリスエス、母ディーバ(母父Crafty Prospector)という血統。シンボリクリスエス産駒の重賞勝利は昨年の【毎日王冠】のアリゼオ以来9勝目となった。
 鞍上の吉田豊はこのレース、初勝利。重賞勝利は’09年【NZトロフィー】を同馬で勝利して以来通算27勝目となった。尚、このレース関東騎手が制したのは9年ぶり(後藤がアドマイヤコジーン)のこととなった。管理する大久保洋吉調教師は’03年のショウナンカンプ以来このレース2勝目。重賞勝利はやはりサンカルロで勝利した’09年【NZトロフィー】以来通算39勝目となった。(このレース、本命コスモセンサー11着で馬券惨敗!)
 
今日はこれから奥さん孝行で映画『英国王のスピーチ』を観にいく予定である。時々こんなことやっておかないとじっくり競馬やらせてもらえないので・・・。

 

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有村と愛馬に頑張れ!

2011-02-26 23:06:33 | 競馬予想

昨日には関東地方で春一番が吹き、オープン戦も始まり、少しづつ春が近づいてきた感じだが、シンガポールでいち早く春を迎えようとしている女子ゴルファーがいる。

米女子ツアーの今季第2戦【HSBC女子チャンピオンズ(シンガポール、タナ・メラCC)】で初日から首位を快走する有村智恵が2バーディ、1ボギーの1アンダー71をマーク。通算11アンダーまでスコアを伸ばし、後続に1ストローク差の単独トップで最終日を迎えることになった。1打差の2位にはベテラン・カリーウェブが迫っており、楽ではないだろうが、完全優勝まであと一日何とか頑張ってほしい。その有村、地元では「可愛い」と評判らしいですよ。

では今日の重賞を振り返る。阪神で行われた【アーリントンC】。勝ったのは武豊騎乗の4番人気ノーザンリバー。直線鋭く脚を伸ばし、11人気キョウエイバサラに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1342。さらに3/4馬身差の3着には5番人気テイエムオオタカが入り、僕が推奨した1番人気ノーブルジュエリーは7着に敗れた。勝ったノーザンリバーだが、スムーズに流れに乗ったとはいえ、先行有利の流れの中ただ一頭追い上げてきた。折り合いに進境が見られたし、成長著しい。今年の3歳牡馬には確固たる軸がいないので、今後が楽しみの一頭だ。2着には全く無視していたキョウエイバサラ。鞍上の好騎乗もあったが、芝が良かったということだろう。僕推したノーブルジュエリーはスタートで出遅れて、その上両隣の馬に挟まれてしまった。これで万事休す。力負けではないが運がない。このような馬はクラシックでは・・・。
 勝ったノーザンリバー(3・浅見厩舎)は父アグネスタキオン、母ソニンク(母父Machiavellian)という血統。タキオン産駒は今年【シンザン記念】(レッドデイヴィス)続く2勝目。通算では40勝目。このノーザンリバーの通算成績は53(重賞1)となった。

鞍上の武豊は昨年の【ラジオNIKKEI杯2歳S】のダノンバラード以来通算268勝目。この勝利で豊は25年連続での重賞レース勝利となった。また管理する浅見秀一調教師は昨年の【福島牝馬S】をレジネッタで勝利したのに続く通算17勝目。同レースは初勝利だ。(このレース、ノーブルジュエリー惨敗で馬券も藻屑に・・・)。

 

では明日の予想。まずは中山メイン【中山記念】。血統的に魅力があるのはジャンポケ×SS10番トーセンクラウンだが、さすがに今の実績を考えると無理っぽい。次に魅力なのは7番キンカメ×SS7番ミッキードリーム。3歳時には重賞実績があるし、ルーラーシップ、ゲシュタルトを一蹴している。ただこの馬も11ヶ月の休み明けで素直に飛びつきにくい。で、迷った末に本命は中山だと負けがない9番ヴィクトワールピサ。【有馬記念】で完封したトゥザグローリー、トーセンジョーダン、ルーラーシップが次走で重賞を勝っているのだから、無理な穴狙いはやめる。ただそれでは面白くないので相手には前述の7番、10番、マンカフェ産駒の2番を取り上げる。頼りは2番だけかな・・・。

阪神メイン【阪急杯】は9番コスモセンサー。ここはメンバー的に先行できそう。ハナさえきれば我慢できる馬で、昨年の【アーリントン】の勝ち馬で阪神の馬場も問題ないだろう。父キンカメ産駒は阪神の芝は良く走る。相手は2,4,7番。

小倉メイン【虹の松原S】は1番ヤマニンウイスカー。小倉は3231回の馬券パーフェクト馬。元々このクラスで上位争いしていた馬だし、いい勝負ができそう。僕はリルダヴァルよりこっちが池江泰郎調教師への餞の一戦と見ている。

 

今日の競馬はメインこそイマイチだったが、全体的な収支では少しプラスとなった。最近少しツイてきていると思える僕だが、その勢いに乗って明日の新馬戦に一口馬が出馬する。阪神5R牝馬限定戦の5ルースデラルナ。なんとか5着に入ってもらいたいが、いい馬が揃っている。まぁ無事に走ってきて欲しいと希望を変えた。

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馬名決定

2011-02-25 22:14:36 | Weblog

 世の中知らないことが多いものである。

 NZ地震、まだ生存の確認が取れていない人が12人いるらしいが、NZにこんなに英語留学している日本人がいることを今回の事故で初めて知った。報道によるとNZはワーキングホリデー制度が盛んで、語学学校も多く留学先として日本人の若者には人気なのだそうだ。日本とワーキングホリデー制度の協定を結ぶ国は11ある(発効順にオーストラリア、NZ,カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港)が、NZはオーストラリア、カナダに次ぐ人気らしい。
 ただまさか留学先に地震があるなんて誰も思っていないだろうし、今回事故に遭遇した方は本当に運がなかったとしかいいようがない。中には生存したものの、右足を切断した方もいるとのことで、とても気の毒である。兎にも角にも一時でも早く生存の確認が取れることを期待したい。

 

 では明日の予想。再び今週から3場開催で出費が増えそうだが、なんとかレースを絞って頑張ってみたい。まずは阪神重賞【アーリントンC】。人気でも6番スマートジュエリー。この馬、僕がデビュー時に一目惚れした馬。前走は勝ち馬が強かったとしか言いようがないが、この馬自身も勝ちにいっての強い2着だった。ここは牡馬相手となるが、【桜花賞】へ向けて賞金加算が絶対条件。デムーロを背に負けられない。引退する父(池江泰郎)への餞の勝利に息子(池江泰寿)が執念を魅せる。相手は前で競馬できる馬の1、2番と芝でも末脚確かな12番。
 中山メイン【千葉S】は5番サリエル。第1回中山開催1200mダートでいちばん3着以内にきた種牡馬はキンカメ産駒。正直あまり1200mダートのイメージがない。ということは人気の盲点になるはずで、積極的に狙うべきではないか。サリエルも前走1400mで惨敗したため、ここは人気落ちが確実。中山1200mダートは22勝、ただそれだけでなく、6ハロンはダート、芝問わず全12戦で掲示板を外したには1回だけという完全なスプリンター。面白い!相手は11,2番。

 小倉メイン【太宰府特別】は前走でお世話になった11番エスピナアスールをもう一度追いかける。正直2走連続で好走するタイプかは疑問だが、前走は出遅れが逆に功を奏し、折り合いがつくいい競馬であった。あの競馬が出来れば2番が効くかも・・・。相手は1,9番の母父トニービン産駒と小回りいい13番。

 

 僕が会社の後輩と一緒に一口を持っている2歳馬「リーピングキャット09」の名前が決定した。その名付け方がちょっと面白かったので紹介する。その「リービングキャット09」だが、父は菊花賞馬ソングオブウインドである。そして付けられた名前が、『 ウイングオブソング Wing of song』。そう、父と似たような名前なのである。というか単語を入れ替えたような名前なのである。まぁ由来としては「歌の翼」という意味で、メンデルスゾーン『六つの歌曲』から来ているらしいが、この馬がもし勝利した時があったとしたら、アナウンサーが

“勝ちましたウイングオブソングはソングオブウインド産駒の2歳馬”

と言うことになる。煩わしいと思いません?

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収支プラス一日天下

2011-02-20 18:52:41 | 競馬回顧

 軸馬が4,5着ばっかり。今日は推奨レース以外もそんなレースが続いた。たまたま軸馬が1着になってもヒモ間違いや低配当が続き大勝ちには繋がらなかった。よって昨日の今年収支プラスも一日天下になってしまった。う~ん、上手くいかないものだ。

 今日の重賞を振りかえる。今年初めて東京で行われたGⅠ【第28回フェブラリーS。勝ったのは藤田伸二騎乗の1番人気トランセンド。好スタートから先手を取ってレースを展開。ペースは遅く、トランセンドにとっては楽なペースとなった。そして直線半ばでは後続馬を振り切ると最後まで懸命に逃げ粘り、後方の外から追い込んだ3番人気フリオーソに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1364。さらにクビ差の3着には2月いっぱいで定年・引退となる池江泰郎厩舎所属の4番人気バーディバーディ、僕推奨のダノンカモンは4着になった。勝ったトランセンドだが、心配された芝のスタートもマイルという距離もまったく心配なかった。距離は間違いなく【JCダート】の方が良かったのだろうが、凄さを感じたのは苦戦すると思った今回の方。正直フリオーソ以外とは力が違った。これで2,3番手でレース運びができるようになれば本格化といえるのだろうが、今日のレースを観ていて益々強くなりそうな感じはした。また鞍上・藤田の土日このレースひと鞍だけ騎乗という集中力にも感服。さすが仕事人であった。いやぁ、参りました。残念だったのはフリオーソ。スタートの芝で行き脚がつかなかったのがすべて。直線ではまさかそんな脚が使えると思うほどの豪脚で追い込んできた。惜しい! さすがGⅠ馬である。3着バーディバーデイもややスタートで後手を踏んだのが惜しかった。ただスタートがまともでも前2頭には適わなかっただろう。まぁそれでも勝ちに行くいいレースで3着は立派だった。4着ダノンカモンは正直武器になると思ったリスボリ騎乗が裏目だったような気がした。抜け出すとソラを使うため、ギリギリまで追うのを我慢したが、トランセント、バーディバーディには追いつけない差となっていた。これなら先に抜け出しを狙った方が良かったような気がする。まぁ力負けには違いないが・・・。セイクリムズンはテンに掛かってしまったのが敗因だろう。勝ったトランセンドは昨年12月の【JCダート】に続くGI2勝目となった(通算成績は158勝)。
 そのトランセンド(5・安田厩舎)は父ワイルドラッシュ、母シネマスコープ(母父トニービン)という血統。ワイルドラッシュ産駒は【フェブラリーS】初勝利。JRA・GⅠは【JCダート】に続く2勝目。JRA重賞は通算8勝目となった(東京競馬場の重賞は初勝利)。
 
鞍上の藤田伸二は【フェブラリーS】初勝利。今年のJRA重賞初勝利でJRAGI通算は14勝目。重賞は89勝目となった。また安田調教師は【フェブラリーS】初挑戦初勝利。今年のJRA重賞初勝利でJRAGIはトランセンドで勝利した【JCダート】の続く2勝目となった(JRA重賞は通算9勝目)。

尚、【JCダート】&【フェブラリーS】の両方制覇は昨年のエスポワールシチーに続き5頭目となった(このレース、本命ダノンカモン4着で馬券は粉砕)。

 

来週からは開催が阪神、中山、小倉に移る。なんとか年間収支プラスを目標に頑張りたいものだ

 

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神様からの快気祝い!?

2011-02-19 21:14:08 | 競馬予想

 先日摂取したポリープの検査結果を聞きに病院に行ってきた。

 結果は「良性」。ただ「良性」といってもいろいろあるらしく、僕のポリープの場合は癌に進行するポリープらしい(全く進行しないポリープもあるらしい)。よって先生曰く、「来年もう一度検査した方がいい」とのことだった。まぁ完璧にOKというわけにはいかなかったので、少し引っかかるものはあるが、とりあえず今回の心配は回避された。
 というわけではないが、今日は競馬の神様が快気祝いをくれた。まずは東京7R。僕の本命は9番ドビュッシー。ずっと追いかけている馬で2走前も馬券になってくれた。たださすがにアタマはしんどいと思い、購入した馬券は馬連(自信があるときは馬単)と3連複。それが嵌まった。まさかの1着である。残念ながら馬単は逃したものの、馬連38,630円、3連複97,020円なら十分すぎるだろう。
 そして推奨した東京9R【ヒヤシンスS】。僕の本命は当然6番ラヴィアンクレール。するとデムーロが直線外に出すとあっという間に前の馬を捌いて1着となった。2着が同着となり配当が少し下がったが、馬単2つ(6.960円&4,450円)と3連複(18,100円)が的中した。ちょっと神がかりな出来である。ただ今回は僕だけでなく第三者にも幸福の御裾分けができたようだ。大阪にいる大学時代の親友が、僕の予想を参考に3連単、3連複を的中させたらしいのだ。推奨者が3連複しか当たってないというのに・・・。
 そして、この調子ならひょっとして【ダイヤモンドS】の人気薄(12番人気)アースシンボリも馬券に絡むのでは・・・と期待したが、さすがにそこまでは甘くなかったようで、7着が精一杯であった。まぁ今週のメインイベントは【フェブラリーS】だから、そこで頑張ることにして簡単にその【第61回ダイヤモンドS】を振り返る。勝ったのはクラストゥス騎乗の2番人気コスモメドウ。道中は中団を追走。直線で外に出し脚を伸ばすと、内で粘った4番人気コスモヘレノスを交わし、同馬に2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは3319。さらに1.1/2馬身差の3着には6番人気キタサンアミーゴが入った。1番人気ビートブラックはスタートで後手を打って4着に敗れている。勝ったコスモメドウは53㌔とハンデに恵まれたこともあるが、立派な勝利である。完全に本格化といっていいだろう。鞍上の好騎乗もあったが、まだ長距離で底を見せておらず、【天皇賞・春】でもひょっとするかも・・・。2着コスモヘレノスも長距離では確実に走る。長距離でコスモのワンツー、なんか昔のメジロ軍団をみているようだ。3着キタサンアミーゴも確実に力を付けている。今日はミヤビランベリを潰しにいっての3着に粘っているのだから立派の一言。サブちゃんも喜んでいり事だろう。3頭ともこれから楽しみだ。

勝ったコスモメドウ(4・畠山厩舎)は父King's Best、母Angel of The Gwaun(母父Sadler's Wells)という血統。キングズベスト産駒は昨年の【京成杯】【ダービー】を勝利したエイシンフラッシュに続く重賞3勝目。

鞍上のクラシトゥスは今年の【フェアリーS】(ダンスファンタジア)に続きJRA重賞2勝目。管理する畠山調教師は’08年の【新潟記念】のアルコセニョーラ以来通算15勝目となった(勿論、不的中)。

 

では明日の予想。まずは今年最初のG1【フェブラリーS】。もう迷うことなく【根岸S】後から本命は決めていた。本命は7番ダノンカモン。【根岸S】のときも書いたが、僕はまだダートで底を見せていない馬だと思っている。前走も抜け出したらソラを使ってしまった。昨年の【武蔵野S】のときも内をグロリアスノアに抜け出しを喰らった感じだった。最後まで一生懸命走れば・・・。その走るための武器として今回は鞍上にリスポリを配した。これ以上の最善策はない。それで今のところ4番人気なら買わない手はない。ライバル関係を見てもセイクリムズンには

芝スタートと距離で逆転できると思うし、トランセントはグロリアスノアをものさしにすると、差はないし、コース適正で挽回は可能。相手は勿論この2頭だろうが、それ以上に血統的に8枠の2頭に魅力を感じる。特に16番マチカネは一昨年のサクセスブロッケンと同じだ。それから同じクリスエス産駒9番も買う。

 

 京都11R【洛陽S】は強行日程が嫌だが、前回お世話になった7番キングストリート本命。1番人気は6番リディルだろうから、アタマで来てリディルが2走ボケなら少しは美味しいかも・・・。ただ堅そうなレースではある。相手は勿論6番と15番か。

 

 東京12R【東京ウインタープレミアム】は穴狙い。14番ミダースタッチを狙う。東京で結果が出ていないため人気はないが、東京4戦中2100mダートが2戦と1800m芝が1戦と1600mダートが1戦で、今回と同じ1600mのときはマイナス22㌔という調整不足がたたったもの。この馬の力ではない。正直中山の方がいいのかもしれないが、ここ2戦の好調度を出せれば・・・。

 

 今日はタマタマ上手くいったが、安田君からありがたいメールが届いた。

「明日馬券買いすぎて吐き出さないようにしてください」

 確かに僕もそのことが心配で仕方ない・・・。

 

 

 

 

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世の中ってわからない

2011-02-18 21:58:52 | 競馬予想

今週月曜日の小倉開催は目も当てられないほどに大きな返り討ちを喰らった。

「やっぱり仕事中に競馬をやってはいけないのだなぁ」
と思うと同時に

「病気がひと段落したら、競馬の惨敗とは・・・」

としみじみ考えたものだった(まぁ競馬はやらなければ不幸にはならないのだが・・・)。

 ところが世の中には僕より気の毒な方がいることを今週のニュースでふと感じてしまった。まずは片岡愛之助さん。週刊誌によって「隠し子」が発覚してしまったのだが、元々彼なんか海老蔵があんな事件さえ起こさなかったら、まずここまで注目を浴びることはなかっただろうし、「隠し子」発覚もなかったはず。別に僕は彼が独身だし、若い時のことだから決して悪いことではないと思うのだが・・・。なんか気の毒。
 それから全くレベルの違う話ではあるのだが、ベトナムのハロン湾で亡くなった大学生の方が気の毒でしょうがない。数年前、僕も奥さんとハロン湾に行ったが、まさかこんな事故が起きるようなところではなかったような気がしている。世界遺産に登録されているこのハロン湾、大小300もの奇石、島が存在するところだが、海は静かでその証拠に沖の方に観光船が停泊していると、その回りをお土産売りの小舟がたくさん行き来するほどだ。また観光船の中では静かな海を利用して海老料理などが食事ができるようになっているのだから、つくづくこの事故が不可解で仕方ない。ちなみに僕はハロン湾の船上でこれらの奇石を観つつ日本と携帯電話で仕事の電話をしたが、電波の調子も全く問題なかったという記憶がある。
 たぶん今回の事故は人災なのであろうが、若いこの大学生の方が亡くなったことが残念で仕方ない。ご冥福を祈る。

 

 では明日の予想。まずは東京メイン【ダイヤモンドS】。とにかく荒れるレースだし、メンバーもイマイチ。ならば超大穴を狙ってみる。本命9番アースシンボル。2走前に「長い距離はいい」とコメントがある。前走は距離不足と思って狙いを下げたが、今回は未知の魅力に賭けてみたい。ここで上位人気となるだろう3番スノークラッシャーには4㌔差で快勝。これが3㌔差になるがここまで人気が落ちれば・・・。相手もちょっと捻って2,4,11番。

 京都からは10R【大津特別】。本命は1番ホロ-ポイント。前走は出遅れが全て。適正的には中山、阪神の方がよりいいと思うのだが、2走前だけ走ればここでも勝負になるだろう。まだ4戦しかしていない馬、伸びシロはある。鞍上はようやく騎乗に至った豊もいいだろう。

 もうひと鞍は東京9R【ヒヤシンスS】。6番ラヴィアンクレールが面白い。破壊力、凄みはないが確実にダートは走る。東京は2走前3着だが、このときは出遅れがあってのもの。今回久々になるが、鞍上がデムーロになるし、人気になる前の今回が絶好の狙い目だ。

 

 明日摘出したポリープの検査結果を聞きに病院に行く。多分良性だという先生の話だったが、こればかりは聞いてみないとわからない。だってこの世は思わぬことが起きるのだから・・・。

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明日こそは・・・

2011-02-13 19:22:30 | 競馬回顧

 昨日の最終を取り戻そうと思って今日は勝負に出たが、見事に返り討ちを喰らった。今年に入って最大の惨敗。遂に幸運までどこかにいってしまったようだ。来週はG1があるというのに・・・。

 今日の競馬を振り返るまずは東京で行われた【第45回共同通信杯】。勝ったのは柴田善臣騎乗の3番人気ナカヤマナイト。道中は中団を追走、直線で最内のラチ沿いから末脚を伸ばし、一旦は抜け出した6番人気ユニバーサルバンクをクビ差交わして優勝した。勝ちタイムは1485。さらに1.1/4馬身差の3着には5番人気ディープサウンドが入り、1番人気ダノンバラードは9着、僕が推奨したペルシャザールは4着に敗れた。勝ったナカヤマナイトは上手いレース運びをあった。今日の馬場は内しか伸びない馬場でそこに入れこめた自体が立派。馬の自在性と鞍上柴田善の好騎乗の勝利だ。23着のユニバーサルバンク、ディープサウンドは前に行った好判断。特に2着ユニバーサルは不利がないと力だけは走る。僕が本命に推した4着ペルシャザールはレース前からテンションが高く、発汗も凄かった。それでも4着だから力はある。まだ見限れない。6着サトノオーは位置取りの失敗、9着ダノンバラードは全く伸びなかったが、敗因は不明。ひょっとしたら強くないのかも・・・。勝ったナカヤマナイトの通算成績は73(重賞1)となった。

その勝ったナカヤマナイト(3・二ノ宮厩舎)は父ステイゴールド、母フィジーガール(母父カコイーシーズ)という血統。ステイゴールド産駒は今年の【京成杯】(フェイトフルウォー)以来通算23勝目。
 鞍上の柴田善はこのレース初勝利。JRA重賞は昨年の【七夕賞】(ドモナラズ)以来通算80勝目(歴代13人目、現役では武豊、横山典、蛯名、藤田に続く5人目)。二ノ宮敬宇調教師は‘98年のエルコンドルパサー、’08年のショウナンアルバに続いてこのレース3勝目(歴代最多)。通算では昨年の【宝塚記念】のナカヤマフェスタ以来通算20勝目となった。(このレース、本命ペルシャザールが4着になり馬券撃沈!)
 一方、京都で行われた【第104回京都記念】は、リスポリ騎乗の1番人気トゥザグローリーが、道中は先団を追走し直線半ばで先頭に立つと、その外から追い上げた5番人気メイショウベルーガを3/4馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは2139。さらに1馬身差の3着には僕が本命に推した2番人気ヒルノダムールが入った。勝ったトゥザグローリーには正直驚いた。【有馬記念】は展開利と見ていただけにこの成長は凄い。どんなレースでも出来る自在性もあり、今年の古馬の有力な一頭だろう。ただ【天皇賞・春】は距離的に不安はある。2着メイショウベルーガは京都外回りだと好く走る。馬もまだまだ若い。3着のヒルノダムールは勝ちに行って3着。力はあるものの勝負弱い。一線級とは力差があるのか・・・。逆に「強い」と思ったのが4着のダノンシャンティ。あれだけ折り合いを欠き4着は凄い。気性の問題あるものの、潜在能力は相当高いように思える。尚、トゥザグローリーは昨年の【中日新聞杯】に続く重賞2勝目となった。通算成績は115(重賞2)
 勝ったトゥザグローリー(4・池江泰郎厩舎)は父キングカメハメハ、母トゥザヴィクトリー(母父SS)という血統。キンカメ産駒は【日経新春杯】(ルーラシップ)、【京都牝馬S】(ショウリュウムーン)に続いて今年重3勝目。通算では16勝目となった。
 鞍上のリスポリは前述のルーラシップに続く重賞2勝目。さすが昨年、一昨年のイタリアリーディングジョッキーである。管理する池江泰郎調教師はこのレース、‘85年のメジロトーマス以来実に26年ぶりの勝利(2勝目)。またこの勝利でJRA重賞は記念の70勝となり、歴代7人目となった(現役では藤沢和師、橋口氏に続く3人目)。(このレース、ヒルノダムール3着で3連複1,020円的中も大幅マイナスのトリガミ)

 

今日夢馬券が出た!小倉で行われた【4R3歳未勝利】(1800m)のこと。レースは川島信二騎乗の8番人気ゲティスバーグが優勝し、2着に15番人気カリスマミッキー、3着に6番人気シルクフラッシュが入った。大波乱! その3連単の払戻金はなんとJRA史上最高となる19,507,010円を記録した。このレース、僕も馬券は購入したが、僕の馬券には3着馬しか入っていなかった。まぁだからこれだけの配当なのだろうが、同レースに投票された3連単528,645票のうち、的中は僅か2票だったらしい。まぁ僕には買えない馬券であるが、2票を投票した人になんとか肖りたいものである。
 

最後に明日小倉の予想2鞍。【萌黄賞】は4番オースミドライバー。初戦勝利のとき奥がありそうに思った馬だ。【中日スポーツ賞】はキンショーダンデー。小回りは得意だ。

チョコレートより的中馬券が欲しい!!!!

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ポリープと一緒に・・・第二弾

2011-02-12 21:24:51 | 競馬予想

 先週ポリープと共に悪い運も一緒に取ったと書き込んだが、もうひとつ大事なものも取ってしまったようだ。

 今日の小倉1R。僕の本命は3番人気11番ラブギャラクシー。この馬から1,2番人気相手の3連複と馬単流しを購入。1,2番人気が馬券圏内から飛んで3連複は外したが、4番人気の8番ユウキマリアッチとの馬単5,660円は的中! と思ったが、なんと相手のところに8番だけが抜けている。痛恨のミス。

 こういうスタートを切ったものの、最終レースを迎えるころには収支ややマイナスで逆転を目指していた。ただ馬券は先に購入しており、レースを見守った。東京12R、僕が軸に選んだ2番ゴールドバシリスクが大外一気に抜け出した。2着には僕が相手に選んだ2頭のうちに1頭8番イチオカが追い込む。そして3着には人気薄の3番ブレーヴゴールド。

「よっしゃー!」

3連複、3連単的中である。オッズを見ていないから,詳しい配当はわからないが、少なくとも両方とも1~3番人気が飛んでいるため、大きめの万馬券は間違いない。そこで小倉の1Rのことがあるので、馬券購入照会を確認する。すると2着の8番が7番となっている。またもや8番が・・・。ちなみに獲らぬ狸だが、配当は3連複61,720円、3連単315,220円。あまりにも大きなミス。どうもポリープと共に悪運、そして正確さまでも取ったようだ。えっ、取ったのは“8番”? 確かに今日は8番に泣かされた日であった。

 

 今日の重賞を振り返る。東京で行われた【第46回クイーンC】。勝ったのは、池添謙一騎乗の2番人気ホエールキャプチャ。道中好位追走から直線坂上で先頭に立つと、内を突いて伸びた5番人気マイネイサベルに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1354。さらに3/4馬身差の3着には僕が推奨した4番人気デルマドゥルガーが入り、1番人気に推されたダンスファンタジアは6着に敗れた。勝ったホエールキャプチャだが、危なげのない勝利だった。元々自在性がありどんなレースでも出来る馬だが、今日は横綱相撲であった。「強い!」やはりレーヴディソールのライバル1番手だろう。2着マイネルイサベルは左回りがいいようだ。内から抜け出す脚は見事だった。レース巧者でもある。惜しかったのは3着デルマドゥルガー。直線なかなか抜けられるず若干脚を余した感があった。まぁそれでも勝ち馬には・・・。ダンスファンタジアは直線伸びなかったが、原因はよくわからない。【赤松賞】だけ走ればここは抜けていた。成長がないのか・・・。尚、ホエールキャプチャは今回が初の重賞制覇となった。通算成績:63(重賞1)
 そのホエールキャプチャ(3。田中清厩舎)は父クロフネ、母グローバルピース(母父SS)という血統。クロフネ産駒は昨年の【ファンタジーS】(マルモセーラ)以来通算10勝目。
 鞍上の池添はこのレース初勝利。重賞は昨年の【京成杯】(スプリングソング)以来通算40勝目。これで同騎手は12年連続でJRA重賞勝利となった。管理する田中清隆調教師もこのレース初勝利。JRA重賞は‘04年【エプソムC】(マイネルアムンゼン)以来6年8ヵ月ぶりの勝利で、通算17勝目となった。(このレース、デルマドゥルガー3着で、3連複6,440円的中!)
 では明日の予想。まずは東京メイン【共同通信杯】。本命は12番ペルシャザール。ひとつひとつレースを覚えクラシックに向かっている。とにかくレースセンスが良く、ここも好勝負間違いない。アンカツが「最もキンカメに背中が近い」と言う言葉も後押し。ここは自信を持って攻める。相手は勿論11番だが、長い脚が使える6番、東京走る13番。
 京都メイン【京都記念】はずっと追いかけ馬券になってくれている12番ヒルノダムール本命。勝ち味が遅くなかなか重賞を勝てないが、力は間違いなくある馬。あとは勝ち運だけで、古馬戦線の中心にいてもおかしくない。ここは56㌔だし、確実に走る京都だし、鞍上の藤田もソロソロ何とかしたいだろう。相手は2,4番。
 小倉11R【門司S】は6番メイショウダグサ。実はこの馬500万を勝った時に1000万は勝てるが、1600万条件は微妙と思っていた馬。しかし前走の勝ちっぷりが良く、再度狙うことにした。特に番手で競馬で来たことは大収穫。ただここは同型が多いので、沈む可能性も・・・。好走したら追いかける。
 小倉メインが沈む可能性もあるので、12R7,9,13番が面白いことを追加しておく。特に13番は今回が狙い目だ。

 

 そういえば先日競馬評論家の細江純子さんが橋田厩舎の調教助手の児玉さんと結婚したが、これから細江さんはどうするのだろう? 夫が競馬関係者では馬券買っちゃダメでしょう。ちょっと気になったもので・・・。

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引退調教師の思い出

2011-02-11 21:09:34 | 競馬予想

 この2月で6人のベテラン調教師が引退する。

引退するのは、郷原洋行調教師(67・美浦)、池江泰郎調教師(69・栗東)、坂口正大調教師(69・栗東)、須貝彦三調教師(70・栗東)、高橋成忠調教師(70・栗東)、野元昭調教師(70・栗東)、吉岡八郎調教師(70・栗東)である。もう引退する調教師に触れることは残り6日間開催で重賞でも勝たない限り触れることがないので、僕なりの思い出を書いてみたい。
 郷原洋行調教師は何といっても’00’01年【中山グランドJ】を制したゴーカイのイメージがるが、僕の場合、やはり騎手時代の“豪腕郷原”で‘89年【ダービー】を制したウイナーズサークル、’87年【天皇賞・秋】【マイルCS】を制したニッポーテイオーは印象深い。
 池江泰郎調教師に対しては世の中の人は圧倒的にディープインパクト、メジロマックイーンを育てた名伯楽のイメージだろう。しかし僕が印象深いのは同じメジロでも’89年の【菊花賞】を制したメジロデュレン。村本騎乗で制したこの【菊花賞】の勝利が今では考えられないが’82年【菊花賞】から続いた牡馬クラシック関東馬連覇を止めた一勝だった。またその年の【有馬記念】では馬主の北野ミヤさんの反対を押し切って出馬させ優勝させたのだった。
 坂口正大調教師はなんといっても’95年の【有馬記念】をマヤノトップガンだろうが、もう一頭印象深い馬がいる。それはキングヘイローだ。1200m2500mまでのG1で入着した馬だが、なかなか適正距離と運がなかった馬である。最終的には【高松宮記念】を制したが、まさしくそれは坂口師の執念だったように思える。ただ果たしてそれがいちばんいい距離だったのかは不明。キングヘイローは現在種牡馬となって先週の【きさらぎ賞】2着になったリキサンマックスなどを排出している。

須貝彦三調教師は’82年【有馬記念】をヒカリデユールで制しているが残念ながら僕はみていない。僕が印象あるのは’01年【ファンタジーS】に勝利したキタサンヒボタン。馬主の北島三郎氏がこの馬でG1 とよく新聞に出でていたのを思い出す。残念ながら怪我もあり早く引退しG1には届かなかったが、とにかく快速娘であった。ご子息とのコンビはよく物議を醸したイメージも・・・。

高橋成忠調教師はなんといっても’’07年の【天皇賞・秋】をメイショウサムソンだろう。しかし僕は高橋調教師の真骨頂は同じメイショウでもバトラーではないか。この馬、【小倉大賞典】や地方重賞を制すなどしたが、牝馬でありながら10歳(昨年まで)まで出走した。今年繁殖入りしたが、この馬に関して高橋氏は「僕のわがまま」と言っているが、これが出来る馬主との関係が凄い。メイショウの松本氏も寂しいのではないだろうか。
 野元昭調教師’08年【宝塚記念】をエイシンデピュティで制すなどJRA重賞12勝を挙げている。僕も勿論この馬の印象が強いが、快速でならして’99年【チューリップ賞】を制したエイシンルーデンスも忘れられない。尚、’91年【エリザベス女王杯】を制したリンデンリリーは【紅梅賞】でその年導入された降着制度適応第一号となった。
 吉岡八郎調教師は’84年【エリザベス女王杯】をキョウワサンダーで制すなどJRA重賞10勝を挙げている。でもぼくの印象はなんといっても’97年【中山大障害】などを制したケイティタイガー。障害隙だからかもしれないが物凄く強いイメージがある。最近もドールリヴィエールといい障害馬がいたっけ・・・。

皆さん、お疲れ様でした。あとわずか頑張ってください!

 

この雪である。果たして競馬開催されるのだろうか。あると思って明日の予想。まずは東京メイン【クイーンC】。本命は10番デルマドゥルガー。前々走【ひいらぎ賞】時に将来が愉しみと思った馬。年明け初戦では出遅れて牡馬を一蹴した。今度は鞍上が頼もしい内田博だし、馬場も母父がジェイドロバリーだからこなすだろうし、人気になる前に・・・。相手は勿論1,9番の格上組だが、11,14,16番も面白そう。
 京都メイン【アルバランS】は14番パワーストラグル。16番ピイラニハイウェイと迷ったが、ピイラニは重い馬場向きで脚抜きが良くなるのも疑問なので、パワーを本命とした。京都の馬場が決していいとは思わないが、このメンバーなら十分勝負になるだろう。少々ハンデは見込まれたが、前走は前が詰まる不利があったためで決して力負けではないとみる。その証拠にわざわざごっちゃんが京都まで乗りにいく陣営の力の入れ具合は半端ではない。相手は2,12番。

小倉11R【中京スポニチ賞】は13番キンショーダンデー。この馬広い馬場より小さい馬場の方が走る不思議な馬だ。小倉は1回走って5着だったが、そのときは出遅れたもので力負けでない。今回乗り慣れた北村友に替わるし、流れに乗れば一発がある。

 

R-1グランプリ』が行われ、佐久間一行が念願の優勝を飾った。3本目のネタには不満はあるものの、全体を通してはやはりアタマひとつ抜けていた。AMEMIYAもなかなかいいネタと思ったが、優勝するには・・・。個人的には山田與志のネタが好きなのだが、やっぱり飽きがくるのかなぁ。あとは初めて見たヒューマン中村はもっと他のネタが見たいと思った。これから期待!

 

 

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ポリープと一緒に・・・

2011-02-06 19:14:36 | 競馬回顧

続き・・・。

【第61回東京新聞杯】は、三浦皇成騎乗の5番人気スマイルジャックが、道中好位追走から直線坂上で先頭に躍り出ると、その外から差を詰めた僕が推奨した7番人気キングストリートをハナ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1325。さらに1馬身差の3着には2番人気ゴールスキーが入った。1番人気ダノンヨーヨーは7着に敗れている。勝ったスマイルジャックはこれで完全に本格化といっていいだろう。4番手で折り合いギリギリ我慢して追い出す。そして凌ぎきる。着差は少ないが強い勝ち方であった。2着のキングストリートはやはり今年は面白いと思っただけの好走をしてくれた。ただ今日の場合、鞍上の内田の追い出すタイミングの好騎乗も大きい。3着ゴールドスキーは力はあるが、まだ全体的に若い。またダノンヨーヨーは出遅れが響いたが、今の脚質ならこういう取りこぼしはこれからも起きる。特に府中は脚の使いどころが難しい。尚、スマイルジャックは’09年【関屋記念】以来となる重賞3勝目となった。
 
 その勝ったスマイルジャック(6・小桧山厩舎)は父タニノギムレット、母シーセモア(母父SS)という血統。タニノギムレット産駒は昨年の【中山牝馬S】(ニシノブルムーン)以来の通算16勝目。本レースは’09年アブソルートに続く2勝目。

鞍上の三浦皇成はこのレース初勝利。重賞は昨年の【アルゼンチン共和国杯】(トーセンジョーダン)以来通算4勝目。管理する小桧山悟調教師もこのレース初勝利。重賞はスマイルジャックで制した’09年の【関屋記念】以来4勝目となった。(このレース、キングスストリート本命で馬単19,310円、3連複9,760円的中!)
 一方、京都で行われた【第51回きさらぎ賞】は、デムーロ騎乗の3番人気トーセンラーが道中は中団を追走。直線外から脚を伸ばすと、大逃げを打ち粘り込みを図った8番人気リキサンマックスをゴール直前でクビ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1476。さらに1.1/4馬身差の3着には2番人気オルフェーヴルが入り、僕が推奨した1番人気ウインバリアシオンは4着に敗れている。逃げたリキサンマックスの逃げは決して早くなかったが、その速さに気づいたのがデムーロであった。そして差し切り。ただ今日のところは鞍上の判断と器用さが他馬を上回ったというところか。2着のリキサンマックスは逃げの形に持ち込めれば強い。キングヘイローは12002000mで活躍した。ひょっとするとこの馬も・・・。ただ今回は相手が強かった。3着、4着のオルフェーヴル、ウインバリアシオンは器用さでトーセンラーに及ばなかった。またウインは今日も道中少し掛かり気味であった。
 勝ったトーセンラー(3・藤原厩舎)は父ディープインパクト、母プリンセスオリビア(母父Lycius)という血統。ディープインパクト産駒は昨年の【ラジオNIKKEI2S】に続く重賞2勝目となった。

鞍上のデムーロは昨年のネオヴァンドームに続き同レース連覇。JRA重賞は昨年の【有馬記念】(ヴィクトワールピサ)に続く21勝目。また管理する藤原英昭調教師も昨年のネオヴァンドームに続く同レース連覇。重賞は昨年の【レパードS】でミラクルレジェンドで勝利して以来通算26勝目となった。(このレース、本命がウインバリアシオンだったためハズレ)
 

なんとか今日は熱も下がった。競馬も【東京新聞杯】、小倉の最終的中で勝利した。最近少しは調子が良くなっているので、僕の予想も参考にはなりそう。特に具合が悪いときの予想って今までいいことなかったのに、この成績はポリープと一緒に悪い運も取れたのでは・・・!?

 

 

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