人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

2007はいい年だった!?

2007-12-27 13:16:15 | 競馬回顧

 今年最後のコラムです。
 というのも、明日12/28に田舎(熊本)に帰郷し、当分パソコンのないアナログ生活に入るためである。で、ここでは、【東京大賞典】の予想をちょっと。多分断然ヴァーミリオンが人気となるだろう。有力馬を同じ舞台の【JBCクラシック】で一蹴したのだから当然といえば、当然である。しかし当時の1番人気はブルーコンコルドで1.9倍だったということを皆さん覚えているだろうか。まぁそれからの実績、過程、年齢などを考えると今更逆転は無理かもしれないが、ヴァーミリオンの馬券だけは美味しくないのが事実。ここは今年最後の夢を見てみたい。
 それで僕の馬券ですが、3連単でヴァーミリオンの2着付け馬券を購入するつもりである。一応何にも当たらないと寂しいので、ヴァーミリオンの馬単表裏は買うつもりではあるが、夢馬券はヴァーミリオンに勝てそうな馬を1着に添え、3着は幅広くの3連単で・・・。ゴールドアリュールが飛んだ舞台、何があってもおかしくはない。正直オッズも美味しいはずである。

  20007年締めとして、簡単に今年の僕のJRAでの馬券成績について書いておく。まずは開催別の成績であるが、回収率100%越えたのは1回中山・1回京都と2回新潟・2回小倉の2開催だけであった。他はすべて100%でいっておらず、中でも1回東京・2回京都と5回東京・5回京都は回収率50%もいかなかった。50%に東京が入っているが競馬場別では東京は84%あるから決して苦手ではないのに・・・不思議である。
 その競馬場別であるが、回収率で100%を超えたのが中京(113%)だけであった。他は函館99%、京都89%と続いたが、逆にいちばん悪かったのは札幌の51%で、2位が小倉の52%だった。中心競馬場の阪神も57%だったのはなんか悲しい。
 騎手では、いちばん回収率がよかったのがデムーロ(218%)で、次が内田博(202%)上村(200%)、木幡(181%)、村田(173%)と続いた。他で100%を越えたのはアンカツ、藤田、菊沢、ペリエ、石橋、田嶋翔、本田、高山、岩部、横山義、西谷の計16人であった。逆にいちばん悪かったのは大野とキネーンの0%。そして他で30%もいかなかったのが、赤木、松田、中村、田辺、橋本美、小島太、浜中、田中克、野元、石神、川原、西田、御神本、荻野とこちらも計16人であった。内田博が来年JRAに来ると考えると、嬉しい結果である。ただ浜中、中村らは美味しい騎手のはずで来年はなんとかしたい。
 最後に万馬券であるが、計79本的中した。5000~9990円までが74本なのでそれよりは多く、的中馬券での万馬券率は9.1%であった。 で、これらの成績を踏まえての2007年JRA回収率だが、84%であった。まぁ正直プラス収支の方が嬉しいのだが、この回収率なら上出来だろう。来年は是非万馬券100本と回収率100%を目指したいものだ。
 皆さん、来年も宜しくね!

 追伸・・・安田君、有吉、ノッチ、スギ、藤井君がやっている「セクシー戦争」だが、今回僕なりのMVPはノッチ!!! 実に艶っぽい! 2位の有吉と迷ったが・・・。

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まさか・・・

2007-12-23 21:46:25 | 競馬回顧

 最後に笑えればいいか。
 今日は’07年JRA最後の日ということもあって3場全レースの馬券を買った。するとまず中山1レースで的中、しかしトリガミ。ただ中京、阪神も連続で的中し、いい出足であった。ところが・・・。特に中京、阪神が絶不調であった。それで【有馬記念】を迎える頃には5万円ほどの負債を抱えていた。その【有馬記念】は昨日の予想通り勝負馬券はロックドゥカンプからメイショウサムソン、ドリームパスポート、ポップロックを中心に買ったのだが、あまりのツキの無さに遊び馬券も購入した。その遊び馬券とは、【有馬記念】は内枠有利ということでロックドゥカンプより内枠の馬で、前出以外の馬(ダイワ兄妹、マツリダゴッホ、レゴラス)での3連複BOX。それを100円づつ買ったのである。それが・・・。それから阪神メイン、最終の馬単が的中したのだが、阪神最終前の中京最終で勝ち馬から13頭に馬単表裏流ししてヌケとなるなどやはりツイているのかどうかわからない一日だった。まぁそれでもこんないい加減なことで【有馬記念】が的中したのだから、良かったということだろう。
 その【有馬記念】を振り返る。勝ったのは蛯名騎乗の9番人気マツリダゴッホ (牡4・国枝厩舎)。3番手追走から直線で抜け出すと、5番人気ダイワスカーレットに1.1/4馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは2分33秒6。さらに2.1/2馬身差の3着に6番人気ダイワメジャーが入り、3連単は800,880円の大波乱となった。中団でレースを進めた1番人気メイショウサムソンは8着、2番人気ポップロックは5着、3番人気ウオッカは11着、僕本命のロックドゥカンプは4着に敗れた。勝ったマツリダゴッホは流れに乗り、見事な騎乗だった。やはり中山が合うのだろう。この結果を見てつくづく思うのだが、やっぱりネヴァブションに出てきて欲しかったと・・・。ダイワスカーレットは53㌔とはやはり強い。テンションが高かったが、さすがアンカツが選んだ馬である。来年以降が楽しみだ。3着ダイワメジャーはいつもの積極さがあれば2着があったかもしれない。鞍上がアンカツでなかったのが痛かった。僕本命のロックドゥカンプは結果から言うと、まだ成長過程であったようだ。もう少し斬れると思っていたのだが・・・。ポップロックもよく追い上げているが今ひとつ流れに乗れなかった感じで、これはメイショウサムソンも同様。ウオッカはパドックでいちばんよく見えた。ただ枠順が悪く・・・。それに僕はウオッカは府中でこその馬で、その実力も【JC】が精一杯だと思っている。
 勝ったマツリダゴッホは父SS、母ペイパーレイン(父Bel Bolide)という血統。叔父にナリタトップロードがいる。SS産駒は’04年ゼンノロブロイ、’05年ハーツクライ、’06年ディープインパクトに続く有馬記念4連覇。’01年マンハッタンカフェと合わせて5勝目である。’05年8月のデビュー戦を7馬身差で圧勝。【青葉賞】4着、【セントライト記念】落馬でクラシックには乗れなかったが、今年の【AJCC】で2着に5馬身差をつける圧勝を見せ重賞初制覇。9月の【オールカマー】で重賞2勝目を挙げた後、前走の【天皇賞・秋】は16頭立ての15着と大敗していた。通算成績16戦7勝(重賞3勝)。
 騎乗した蛯名は’01年マンハッタンカフェに続く【有馬記念】2勝目。JRA・GⅠはドリームジャーニーで制した’06年【朝日杯FS】以来の通算13勝目。JRA重賞は【オールカマー】(マツリダゴッホ)に続く今年5勝目、通算77勝目となった。管理する国枝栄調教師は【有馬記念】初勝利。JRA・GⅠはピンクカメオで制した【NHKマイルC】に続く今年2勝目、通算4勝目。JRA重賞は【富士S】のマイネルシーガルに続く今年6勝目、通算13勝目となった。馬主・高橋文枝氏はJRA・GⅠ初制覇。JRA重賞はマツリダゴッホで制した今年の【AJCC】、【オールカマー】に続く通算3勝目である。生産者・岡田スタッドはJRA・GⅠ初制覇。JRA重賞はマイネルレーニアで制した’06年【京王杯2歳S】、マツリダゴッホの3勝と合わせて通算4勝目だ。尚、4歳馬の優勝は5年連続で、牝馬の連対は’94年ヒシアマゾン以来13年ぶりであった。
 昨日の重賞も簡単に振り返る。阪神で行われた【ラジオNIKKEI杯2歳S】は、ペリエ騎乗の4番人気サブジェクト (牡2・池江泰郎厩舎)が、3番手追走から直線で抜け出し、後続の追撃を抑えて優勝した。勝ちタイムは2分07秒0。1番人気サダムイダテンはスタートで立ち遅れ、最後方から猛然と追い込むもクビ差の2着まで。さらにハナ差の3着には6番人気メイショウクオリアが入った。勝ったサブジェクトは今までとは考えられないほど上手いレース運びをした。こんなレースが出来たら、来年のクラシックが楽しみだ。2着のサダムイダテンは強い。能力は相当高いし、末恐ろしい。今のところクラシック候補NO.1だ。メイショウイダテンもセンスある走りをする。初芝でこれだけ走れば来年が楽しみだ。逆にダノンイサオとフローテーションは馬場の影響があったのかもしれないが、少しガッカリした。
 勝ったサブジェクトは、父フジキセキ、母がアランセラ(父Dixieland Band)という血統。8月12日のデビュー戦を直線一気の鮮やかな快勝劇で飾ると、続く【札幌2歳S】では1番人気に推され2着。【萩S】4着、【朝日杯FS】13着を経てここに臨んでいた。通算成績5戦2勝(重賞1勝)。
 鞍上のペリエ騎手はサクラメガワンダーで制した昨年の【鳴尾記念】以来となるJRA重賞制覇で通算38勝目。この勝利で‘95年から13年連続でのJRA重賞制覇となった。また、管理する池江泰郎調教師はディープインパクトで制した昨年の【有馬記念】以来のJRA重賞制覇で、通算60勝目となった。
 また中山で行われた【中山大障害】は、直線入り口で先頭に立った横山義騎乗の3番人気メルシーエイタイム (牡5・武宏平厩舎)が、5番人気キングジョイに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは4分39秒7。さらに3/4馬身差の3着には2番人気マルカラスカルが入った。1番人気のテイエムドラゴンは4着であった。勝ったメルシーエイタイムは3度目の正直だったが、横山義の好騎乗が光ったレースだった。マルカラスカルが馬体減、テイエムドラゴンが長期休養明け2走目の影響があったにしろ、馬が成長しているのは確かで立派な勝利であった。
 勝ったメルシーエイタイムは、父チーフベアハート、母がマチカネカルメン(父スリルショー)という血統。平地12戦1勝の成績で’05年11月に障害入り。入障2戦目で初勝利を挙げると、その後も勝ち星を重ね、今年の【東京ハイジャンプ】で重賞初制覇を飾った。このレースは一昨年に10番人気で2着に好走。昨年は1番人気に推されて2着に敗れており、今回が3度目の挑戦での初勝利となった。通算成績27戦6勝(うち障害14戦5勝、重賞2勝)。
 鞍上の横山義はこの勝利が区切りのJRA通算200勝目。JGⅠはゴーカイで制した’01年【中山グランドJ】以来の通算3勝目で、JRA重賞はテンビーエースで制した’03年【東京オータムJ】以来の通算8勝目となった。また、管理する武宏平調教師はメルシータカオーで制した’04年【中山大障害】に続くJGⅠ・2勝目。JRA重賞はメルシーエイタイムで制した【東京ハイジャンプ】に続く今年2勝目で、通算では6勝目となった。

 これで今年の競馬(JRA)は終了となったが、回収率は84%であった。いくら負けたとは奥さんに見られたら大変なので書けないが、プラス月が5で、マイナス月が7であった。また万馬券は今日の2つも含み79本的中とこっちの方は上出来であった。来年は100本を狙いますか? 皆さんの競馬はいかがでしたか? 

追伸・・・「M1」のサンドイッチマン面白かったですね。今年僕はてっきり麒麟かトータルテンポスが優勝すると思っていました。 

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有馬記念は2代目クリスエス

2007-12-23 02:02:02 | 競馬予想
 僕はシンボリクリスエスが【有馬記念】最強馬だと思っている。3歳時に勝利し、4歳時には9馬身も後続をぶっちぎった。そのシンボリクリスエスと血統構成が似ているのが8番ロックドゥカンプである。12月に入り、中山芝重賞は東京で好走した1番人気馬が敗れ高配当が続出している(【ステイヤーズS】がいい例)。つまり東京や京都で思ったように走れなかった馬が走っているのである。ロックはご存知のように【菊花賞】1番人気馬。レース内容としては【菊花賞】は血統的に合わない(僕は評価を落とし的中)中、3着は勝ちに等しい強い競馬であった。もし【菊花賞】が中山で行われていたら、きっとこの馬が【菊花賞】馬になっていただろう。その馬が53㌔、鞍上“生きる伝説”キネーンで出走するというのだから買わない手はない! 幸いにもここはメイショウサムソン、ダイワ兄妹、ウォッカ、ポップロックといるため、人気になってもせいぜい4番人気だろう。心配な点は重馬場とライバル陣が内枠に入ったことだが、重馬場は一応経験して勝っているし、枠はキネーンの手腕でなんとかしてくれるだろう。相手は断然1番メイショウサムソン(こっちが本命でもいい)。【JC】は豊の騎乗ミスのように言われているが、僕は馬場が合わなかったと思っている。よってロックドゥカンプ同様、強い3着だったのだ。馬券はあくまでもこの2頭中心。あとは2番ドリームパスポートと6番ポップロックだろうが、【凱旋門賞】で後塵を拝した蛯名騎乗のマツリダゴッホも抑える。もしこれらの馬が嫌だと言う方は、7番ダイワスカーレットと16番ウォッカの2頭からの馬券をお薦めします。多分馬券に来る時は切れ勝負のレースで一緒にくるような気がします。 あとは中京11Rの10番リアルコンコルドと阪神12Rの8番アンブロワーズ。 これでいい年を迎えたいものです。
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忘年会にご注意!

2007-12-21 23:28:00 | Weblog
 今週月曜日に安田君、ノッチ、山崎モータース、僕のいとこのM(悪徳不動産屋)とその知り合いの6人で忘年会を開いた。昨年は安田君と有吉とMの4人でやって、有吉が騒ぎすぎて寿司屋で「静かにしてもらえませんか」と注意を受けた。また終わったあとに有吉が「財布をあの寿司屋に盗まれた」
と大騒ぎ(実際はTSUTAYAで落としていた)して安田君を引きずり回したとんでもない忘年会であった。それから1年。今回は、有吉を迷惑かけた罰として参加させず(実際は仕事&インフルエンザ)、ノッチと山崎君を入れてのほのぼのとした会として行った。場所は四谷にある水炊き屋。席は生憎狭かったのだが、約4時間、料理、酒、会話と楽しく過ごした。そして有馬記念的中と来年の飛躍を胸にみんな三々五々となったのだが、そのあと、僕に悪夢が・・・。
僕は四谷駅をPM11:00すぎにいい気持ちとなって電車に乗り込む。電車内はそんなに混んでいないが、席が空いているほどではない。そうこうする内にお茶の水駅で総武線に乗り換える。酔っ払っているとはいえ、このあたりはしっかりしていて、手荷物もしっかり持っている。ただ通常のバックの他に奥さんに頼まれた本6冊、参加者みんなにXマスプレゼントとして買ったチョコレートの奥さん分、それにノッチの奥さんから頂いたお土産のうどんセットの入った紙袋が重く感じている。乗り換えた電車も微妙な混み具合で座ることが出来ない。僕は手荷物の紙袋を荷棚に上げ、本を読み始めた。そして2駅ぐらいすぎた時である、僕の前の席が空いた。僕は“ラッキー”と思い、“誰にも譲るものか”という勢いですぐに席に腰を下ろしたすると安心感からなのか、睡魔が・・・そして遂ウトウトと・・・・。普段は別な路線を使っている僕であるが、酔いも加わって熟睡。「はっ」と気がついた時は僕が降りる駅を2駅通りすぎていた。慌てて電車を降りる僕、そして逆方向行きの電車に駆け込む。電光掲示板を見ると、終電1本前である。「セーフ」そう思った僕は席に座ると同時に悲しい事実に気づく。そう紙袋を電車の中に忘れてしまったのだ。「あ~あ」そう叫んでも電車は止まってくれない。降車駅に降りた僕は“駅員に言おうかな”と思ったが、時間的にも、酔っ払い度数的にも面倒である。僕は少し気落ちしたものの、“仕方ないな”と思って帰途に着いた。家に帰って奥さんにその模様を報告するも、半分呆れ顔である。僕自身も恥ずかしい想いでいっぱいだったが、ここでもうひとつ失態が明らかになった。忘年会の時外したネクタイが見つからないのである。
 それから一夜明け、翌日の朝である。酔いは完全に抜けている。酔いが冷めると昨日失くしたものが無性に惜しくなってきた。そしてやっぱり捜索することにした。するとどうだろう。わりと簡単に見つかるではないか。まずは『JRA東日本テレフォンセンター』(050-2016-1601)にTEL。すると丁寧な対応(ビックリするくらい親切でしたよ)で5分もしないうちに「津田沼駅 5,6番ホームにある遺失物扱い所に保管してあります」という返事をくれた。ただネクタイは入っていないとのことだった。結局ネクタイは忘年会をやったお店で見つかり、すべて僕の手に戻ってきたのだが、昨年の有吉続き、今年は僕と、災難続きとなった忘年会。来年は果たして・・・。でもなんかこれで今年の悪い厄は落ちたような気がしている。
では明日の予想。まずは阪神で行われる【ラジオNIKKEI杯2歳S】。本命は13番サダムイダテン。とにかくクラシック馬の登竜門。魅力ある馬を選ぶレースである。2番サブジェクト、7番ランチボックスあたりが来年のクラシック馬になったら、「なんだこの世代の馬は!」ということにならないだろうか。そう考えると将来に魅力ある馬を選ぶべき。で、」本命は13番サダムイダテン。中間一頓挫があったらしいが、それをクリアしてこそ来年のクラシック馬である。緒戦は好位で伸びたのはこの馬だけでほかの馬は惨敗。フォーティーナイナーの大いなる遺児になる可能性ある馬だ。
 中山で行われる【中山大障害】。普段は血統で斬りたいところだが、完全に格上馬がいる。13番テイエムドラゴンは強い。心配は2走ボケだけだが、2走ボケしても連対は可能なぐらい強い。ライバルは8番マルカラスカル、」14番メルシータイムだが、魅力敵なのは9番メジロハスラー。多分距離が延びれば伸びるだけいい。
 中京10R【樅の木賞】は14番マイネルアベニール。前走はダート適正の高さを感じる内容。先物買いかもしれないが、ここは狙って面白そう。

 明日は断れない忘年会がある。一応【有馬記念】の予想だけは書くつもりであるが、僕の本命は【有馬記念】史上最強馬と思っているシンボリクリスエスに産駒に近い馬をほんめいにするつもりである。幸い、ウォッカのように大外枠に入らなかったから・・・。
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安田君が10万馬券的中!

2007-12-16 21:10:04 | 競馬回顧

 今日の阪神で行われた【阪神C】で競馬の弟子である(もう完全に立場・実績は逆転しているが、師匠は師匠)安田君が見事に3連単10万馬券を的中させた。安田君は携帯サイト『ゲンダイ オトコ情報局』で「デンジャラス・安田の当たる予想」というコーナーを持っており、毎週予想を展開しているのだが、今日の【阪神C】をズバリ。噂によると、結構予想が当たっているため、評判は上々らしいが、今日の的中でまた評判が上がるかもしれない。それに比べ、師匠の僕は・・・重賞の【阪神C】【フェラリーS】は共にハズレ。ただ肝心なレースは外しても、重賞じゃない中京メインで馬単万馬券はGETしているので辛うじて面目躍如といったところか・・・。ちなみに安田君の予想が出ている携帯サイトは
http://www.gendai-otoko.jp/ 
です。

 今日の競馬を振り返る。まずは阪神競馬場で行われた【阪神C】。勝ったのは、武豊騎乗の1番人気スズカフェニックス (牡5・橋田厩舎)。中団追走から直線に向いて鋭い伸び脚を発揮し、10番人気ジョリーダンスに1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分20秒6。さらにクビ差の3着には5番人気ブルーメンブラットが入った。勝ったスズカフェニックスはさすがGⅠ馬という走りだった。内回りを意識して早めの進出もしっかり反応したのだから、馬は成長しているのだろう。これから更なる成長が見込め来年が楽しみだ。2着のジョリーダンスは復活の走り。ただこの馬の場合、阪神コースがさぞかし合うのだろう。3着ブルーメンブラットは僕が思っているより強くなっている。上がり3ハロンはスズカより速い。来年の【ヴィクトリアマイル】の有力馬だ。4着ローレルゲレイロは果敢な先行策。カーリアンの血がここまで好走させたとも思うのだが、秋山の好騎乗も光った。4着同着のエイシンドーバーはやはり一歩足りない馬のようだ。この馬にとって最高の舞台だったのに・・・。ただもう少しは良くなりそう。僕本命のマイネルシーガルは11番人気で6着。一瞬見せ場はあったが、最後は脚が止まってしまった。惜しいレースであったが、上位馬とは現時点では差があったようだ。
 勝ったスズカフェニックスは、父SS、母ローズオブスズカ(父Fairy King)。伯父にドクターデヴィアス、シンコウキングがいる血統。’04年10月のデビューから3戦目で初勝利を挙げると、その後も安定した走りで勝ち星を重ね、昨年10月の【大原S】を勝ってオープン入り。今年1月の【東京新聞杯】で重賞初制覇を飾った。さらにGⅠ初挑戦となった【高松宮記念】も快勝。その後は【安田記念】5着、【スプリンターズS】9着、【マイルCS】3着と勝ち星から遠ざかっていたが、今回、GⅠ馬の貫禄を見せつけ重賞3勝目を飾った。通算成績21戦8勝(重賞3勝)。
 鞍上の武豊はヴァーミリアンで制した【JCダート】に続く今年のJRA重賞15勝目で、通算251勝目。管理する橋田調教師はスズカフェニックスで制した【高松宮記念】に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では44勝目となった。
 一方、中山で行われた【フェアリーS】は、吉田隼騎乗の11番人気ルルパンブルー (牝2・坂本厩舎)が、後方追走から直線で馬群を割って伸びると、2番人気スワンキーポーチに1/2馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは1分09秒8。さらに1/2馬身差の3着に4番人気マイネレーツェルが入り、1番人気メイビリーヴは9着に敗れた。レースは3ハロン32秒9のハイラップで差しの競馬となったが、勝ったルルバンブルーにはこれが良かった。1完歩目が悪く後方待機となったからだ。結局大外からの差し切り。ただこれも力がないと出来ない芸当で、1200mという距離も、中山という条件もこの馬にとっては良かったようだ。2着スワンキーポーチはセンスある走りを魅せた。最後はキャリアの差がでたが、この先楽しみな馬だ。3着マイネレーツェルは展開が嵌ったが、馬群を捌くのに少し手間を取った分足らなかった。惜しい。メイビリーヴは2番手で追いかけ失速、僕が本命に推したハートオブクィーンも直線で手応えなく失速。展開が全てだったのかもしれないが、ハートに関しては枠順も響いたようだ。ただ鞍上も幸四郎にした方が・・・。
 勝ったルルパンブルーは、父ジャングルポケット、母はガトーショコラ(父フジキセキ)という血統。6月16日にデビューし、2戦目で初勝利。今回と同条件の【カンナS】で2勝目を挙げ、その後は【ききょうS】3着、【ファンタジーS】14着という成績だった。これで芝1200mでは3戦3勝。通算成績7戦3勝(重賞1勝)。
 鞍上の吉田隼人は昨年の【福島牝馬S】のロフティーエイム以来となるJRA重賞2勝目。管理する坂本勝美調教師はなんと’99年の開業以来、初のJRA重賞制覇となった。 尚、ジャングルポケット産駒は【阪神JF】を勝ったトールポピー(牝2・角居厩舎)に続き、現2歳牝馬としては2頭目、通算では5頭目のJRA重賞勝ち馬となった。また、フジキセキは母の父として初のJRA重賞勝ちとなった。
  いよいよ来週は【有馬記念】である。僕の本命はほぼ決まっている。“ほぼ”と書いたのは、枠順で外に入った場合は狙いを下げようと思っているからだ。あのテイエムオペラオーだって8枠で5着に敗れているからだ。まぁ正直いって僕の予想より、安田君の方が頼りになりそうだけどね・・・

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スチャラカポコポコ・・・

2007-12-15 23:01:07 | 競馬予想

 今日は「シアタークリエ」のオープニング作品となった『恐れを知らぬ川上音二郎一座』を観劇してきた。三谷幸喜作品で、出演者はユースケ・サンタマリア、常盤貴子、戸田恵子、堺雅人、堺正章、浅野和之、今井朋彦、堀内敬子、阿南健治、小林隆、瀬戸カトリーヌ、新納慎也、小原雅人に外国人2名である。
 
ストーリーは明治32年、川上音二郎は妻の貞や劇団員を連れてアメリカ巡業の旅に出る。しかしアメリカでの巡業は悪戦苦闘、おまけに悪徳マネージャーに金を持ち逃げされていた。そして辿り着いたボストン。そこで音二郎が観たのは、イギリスの名優ヘンリー・アーヴィングが演じる『ヴェニスの商人』。そこで彼は決断する。なんと日本版『ヴェニスの商人』をやろうと思うのだ。それも立った一晩の稽古で・・・。台詞はどうせ日本語がわからないということで、デタラメ。そして台詞が詰まったら、「スチャラカポコポコ」で切り抜けようというのだ。はっきり言って無茶苦茶な公演、しかし・・・。 でこの感想だが・・・。いつもながら、三谷さんのしつこさがあり弱冠間延びした終わりを感じたが、これが三谷ワールドだから仕方ない。でも面白かった。ユースケが、戸田さんが、マチャアキが、浅野さんが独特の演技で舞台を盛り上げた。そんな中、僕は初めて観たのだが、「四季」出身の堀内敬子、「文学座」出身の今井朋彦の演技には驚かされた。「上手い!上手い!上手い!」のである。ある論評では瀬戸カトリーヌの演技が褒められていたが、僕はこの二人の演技に惚れてしまった。勿論、マチャアキや三谷作品の常連達も素晴らしかったのだが、あまりにも突然の出現だったため、僕の中にはこの二人が・・・。皆さん、もしこの舞台、もしくはこれからどこかでこの二人の名前を見つけたら、是非その演技に注目してみてください。上手いですから・・・。

  今日の重賞を振り返る。中京で行われた【愛知杯】。勝ったのはルメール騎乗の4番人気ディアデラノビア (牝5・角居勝彦厩舎)。中団追走から直線で馬群を割って鋭く伸び、先に抜け出していた2番人気ニシノマナムスメに1/2馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分58秒9(良)。さらにハナ差の3着には1番人気アドマイヤキッスが入った。僕が推したスマイルフォライフは見せ場もなく15着に敗れた。1~3着までは各世代の猛女たちである。最後はディデラノビアの末脚が勝ったが、すくなくともこの3頭レースごとに着順は替わるだろう。特にニシノマナムスメは本当に力をつけており、これから注目したい。
 勝ったディアデラノビアは、父SS、母はポトリザリス(父Potrillazo)という血統。これまで’05年【オークス】3着、’06年【ヴィクトリアマイル】3着、’06年【エリザベス女王杯】3着などGⅠ戦線でも活躍。重賞は’05年【フローラS】、今年の【京都牝馬S】に続く3勝目となった。通算成績23戦5勝(うち海外2戦0勝。重賞3勝)。 鞍上のルメール騎手はこの勝利が区切りのJRA通算100勝目。JRA重賞はトウカイトリックで制した【ダイヤモンドS】に続く今年2勝目で、通算5勝目。管理する角居調教師はトールポピーで制した【阪神ジュベナイルフィリーズ】に続く今年のJRA重賞7勝目で、通算では22勝目となった。

  では明日の予想。まずは阪神で行われる【阪神C】。このレースのように1400mの重賞はその条件で走った馬がまた同じように走る傾向がある。そう考えると、ここは昨年の1,2着馬のフサイチリシャール、エイシンドーバー、それに【阪急杯】1着プリサイスマシーンは外せないところだ。特にエイシンドーバーは両レースで連に絡んでいるのだから、この条件はピッタリなのであろう。ただ歴史が浅いので、これをまるっきり信用しずらいも確かである。ならば先週の傾向から探れないだろうか?先週阪神1400m芝は3鞍行われたが、全てのレースでカーリアン(ニジンスキー)を血の馬が絡んでいた。そう500万馬券になった【六甲アイランドS】のウインレックスもそうである。こっちの方が面白そう。今回この中でニジンスキー系の血が入っている馬は3番ローレルゲレイロと13番マイネルシーガルの2頭だけである。で、本命だが、13番マイネルシーガルとする。根拠は母父がSSだからである。相手は11,17番。 中山で行われる【フェアリーS】は1番ハートオブクィーン。函館の2歳王者で、距離が1200mになれば一変が合ってもおかしくないだろう。小野も3走目ならもっとまともに乗れるはず。1枠は不利だが、スタートさえ上手くきれれば・・・。相手は6,12番。 中京11R【香嵐渓特別】は人気でも4番タカオセンチュリー。一歩いつも足らないが、叩き2戦目で中京に替わったら圧勝まである。

 今年の競馬(JRA)もあと3日。何とか全ての日でプラス収支で締めたいものだ。負けそうになったら、買い目に困ったら「スチャラカポコポコ」でも唱えて・・・

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何が起きても不思議ではない。

2007-12-14 22:16:21 | 競馬予想

 40代も半ばになると、あっちこっち身体にガタがくるものである。それも今まで経験したことのないものが多い。今年に入り突然背中が痛くなったこともあったし、プールで躓いて捻挫した手首は3ヶ月たった今でも時々痛むことがある。また先日は電車に乗っていて手摺りに掴まって立っていたら、何にもしていないのに急にふくらはぎがつってしまった。情けない話であるが、これが44歳オジサンの現実なのだ
 そして今週の火曜日のことだ。前日忘年会があり、「昨日少し飲みすぎたかなぁ」と思った朝、起きた時から首から左肩にかけて“凝り”らしきものがあった。今までも、たまにそれらしきことはあったが、今回の場合なんとなく症状は重い。それでも所詮“凝り”である。そう思っていつものように身支度をして出社したのだった。ただ仕事している時も、ずっと肩に違和感が残っていたため、常に右手で“凝り”を解していた。そしてまた夜は大学時代の親友と食事したのだが、そんな楽しいひとときの中にも左肩だけはずっと違和感が残っていた。 友人との食事を終えて帰宅。その間も肩を解したり、回したりである。
「40肩になったのかなぁ」
そう思って腕を挙げても、投球フォームをしても痛くはない。
「まぁ今週末にマッサージに行けばいけばいいか」
楽観的観測をもって風呂に入る。すると風呂に入ってビックリ。左肩がプックリと腫れているのである。左肩だけみると、昔の隆ノ里、千代の富士、今で言うなら朝青龍や白鵬みたいになっているのだ。これが筋肉ならカッコいいが、盛り上がり方がどうみても腫れ物である。何故そんなになっているのかはわからない。筋を痛めたからかもしれないし、僕自身が揉みすぎたためかもしれないが、生まれてから今まで見たことない左肩である。 さすがにその夜は湿布をして休み、翌日(クビの骨に異常があるなど)心配になり病院へ行ったのだが、結局骨に異常はなくその腫れについては原因不明であった。診察結果の原因不明には少し心配したものの、今ではクスリを飲み、湿布薬を貼ってその腫れも治まりつつある。気分的にはひと安心となったのだが、それにしても人間の身体って歳取ってくると不思議な事が起きるものである。
Come Back 若い時の身体!

 では明日の予想。先週日曜の万馬券5本の勢いで今週もなんとかしたい。まずは中京で行われる【愛知杯】。この条件と同じで行われた【中日新聞杯】の勝ち馬はステイゴールド産駒で、2着馬はスペシャルウィーク産駒だった。このレース、僕はトップガン産駒が合うと思って13番人気のホッコーパドゥシャを狙って4着となり悔しい思いをした。今回はその雪辱戦である。しかしここにトップガン産駒がいない。ならば次に合うと思っているダンシングブレーヴの血をもつ馬を狙いたい。11番スマイルフォライフで大穴狙いだ。父はダンシングブレーヴ産駒のホワイトマズル。ここ2戦出遅れて大敗しているが、中京2000mは絶好の条件。ハンデ戦でもあり、大波乱があってもおかしくない。相手はステイゴールド産駒5番とSS産駒4番、スペシャルウィーク産駒10番。 中山11R【ディセンバーS】は6番サイレントプライド。ここは人気になるが、最近の凡走は馬インフルエンザの影響のあった【札幌記念】だけ。好位で競馬ができるこの馬にとって中山1800m芝は最高の舞台で、【中山金杯】に向け賞金を稼ぎたいところだ。 阪神11R【アクアルミナスS】は10番サワノブレイブ。正直阪神の走りはイマイチであるが、1400mの距離はピッタリ。鞍上はコンビで3勝の福永でここは注目したい。  
 

 こんや佐世保のスポーツジムでライフル乱射事件が起きた。僕自身、1週間に2度ほどスポーチジムに通っているからひとごとではない。僕は明日、明後日も行く予定でいるが、多分ジムでの会話はこの事件で持ちきりだろう。犯人はまだ逃げているらしいが、今の世の中、何が起きても不思議でなくなってきている。僕の身体のように・・・

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最高記録更新!

2007-12-09 21:37:33 | 競馬回顧

 先週、昨日の敗戦を少しでも取り戻そうと思い、今日は朝イチから競馬を始めた。しかし、中山1,2,3Rとことごとく外れてしまう。おまけに遊び感覚で手を出した阪神、中京もトリガミはあるものの、プラス収支にはほど遠い。当然IPATの残高も次第に減ってくる。そんな時安田君から中山1Rで馬単、3連複的中のメールが届く。
「羨ましい」
 昼食を挟み気分を取り直して、再度中山のレースに臨む。しかし調子の方は依然上がってこない。取る作戦が裏目裏目となってしまうのだ。ところが、ひとつのレースから流れが変わった。中山10R【アクアラインS】である。僕は岩田なら直線でギリギリもたせてくれると思いサイボーグから馬券を購入した。ただいつもなら馬単を買うところをIPATの残高が少なかったために、馬連だけの購入である。それが的中、配当12,620円。ようやく、ようやく、ようやくであった。続く中京10R【犬山特別】は穴馬ツアーデフォース(10番人気)から馬券を購入。こっちも残高の関係で馬連だけであるが、なんと狙った馬が直線2着。配当24,490円が当たってしまった。“馬単だったら・・・”思わずそんな気持ちにもなるが、とりあえず的中にホッとする。これで何とか負けないで済むからだ。
 そして迎えた中山11R【朝日杯FS】。僕の本命は昨日書いたとおりゴスホークケンである。相手は幅広く購入した(馬単)が、そんな中でも昨日相手として書いたアポロドルチェ、エーシンフォワード、レッツゴーキリシマは少しだけ厚く勝負した。また3連複もゴスホークから相手3頭を軸に各馬に流した。するとどうだろう。なんとこのレースまで嵌ってしまったのだ。馬単13,340円,3連複23,810円のW的中である。なんだったのだろうか、あの午前中の不調。ただ当て慣れていないせいか、こんなに当たると背筋に寒気が走る。小心者100%の体質である。実はこのあと中京12R【志摩特別】でも馬単万馬券が的中してこの日5本の万馬券を的中することになった。一日万馬券5本は長年競馬をやっていての最高記録である。でも皆さん安心してください。金額としては皆さんが思うほど儲かっていませんから・・・。なんてたってIPATの残高が・・・まぁこんなところが僕らしいところではある。
 今日の競馬を振り返る。中山で行われた【朝日杯FS】。勝ったのは、前出で僕が本命に推した勝浦騎乗の3番人気ゴスホークケン (牡2・斎藤誠厩舎)。抜群のスタートから先手を奪うと、直線に向いても後続を寄せ付けず、10番人気レッツゴーキリシマに2.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分33秒5。さらにクビ差の3着には4番人気キャプテントゥーレが入った。1番人気のスズジュピターは5着、2番人気アポロドルチェは11着にそれぞれ敗れている。このレース、僕が書いたように完全に枠順がものを言ったレースとなった。そんな運を備えつけたゴスホークケンは先手をとると文句なしの逃げ切り。現段階では完成度、性能ともには高かった。距離もこのくらいが良さそうで、この馬は【皐月賞】より【NHKマイル】向きのような気がする。レッツゴーキリシマの粘りも立派である。競馬も上手く、距離はこちらの方が持ちそう。キャプテントゥーレもよく走っているが、人気ほど強い馬ではないような気がしている。それなら4着ドリームシグナルの方が人気にならない分今後狙ってみたい。母父SSにアグネスデジタルはまだ成長しそう。5着スズジュピターは血統的に中山が合わない。タニノギムレット産駒はどうも中山が苦手のようなのだ。今日午前中(4R)に1勝したがそれまでは未勝利だったのだ。
 勝ったゴスホークケンは、父Bernstein、母Allthewaybaby(父Grand Slam)という血統の米国産馬。Bernstein産駒はJRA重賞初制覇。今年3月のOBSマーチ2歳トレーニングセールにて16万ドルで落札されている。10月14日のデビュー戦(東京・芝1600m)を1番人気に応えて楽勝。続く【東京スポーツ杯2歳S】でも1番人気に推されたが4着に敗れ、今回は1勝馬による8分の1の抽選をくぐり抜けての出走だった。通算成績3戦2勝(重賞1勝)。
 鞍上の勝浦はこのレース初制覇。JRA・GⅠは’02年【NHKマイルC】のテレグノシス以来約5年7か月ぶりの通算2勝目。JRA重賞は昨年の【フェアリーS】のアポロティアラ以来の通算12勝目だ。管理する斎藤誠調教師はJRA・GⅠ初制覇。JRA重賞は今年の【京成杯】のサンツェッペリンに続く通算2勝目だ。 外国産馬の勝利は’99年のエイシンプレストン以来8年ぶり(尚、02年のエイシンチャンプは米国産馬だが、当歳時に輸入されたため内国産馬扱い)。馬主の藤田与志男氏はJRA・GⅠ初制覇。JRA重賞は今年の【CBC賞】のブラックバースピンなど通算5勝目である。
 今日香港では【香港カップ】、【香港マイル】が行われた。その【香港カップ】(芝2000m)だが、勝ったのは、デットーリ騎手騎乗のラモンティ Ramonti牡5、首・S.ビン・スルール厩舎)。3番手から直線で抜け出し、猛然と差を詰めたビバパタカ Viva Pataca(香)を1/2馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分02秒8。さらに約2.1/2馬身差の3着にミュージカルウェイ Musical Way(仏)が入り、日本から参戦したシャドウゲイトは2番手追走から早めに先頭に立つ積極策を見せたが、勝ち馬から0.7秒差の5着に敗れた。
 勝ったラモンティは、父Martino Alonso、母Fosca(父El Gran Senor)という血統の仏国産馬。’05年3月にイタリアでデビューし、3歳時は【伊2000ギニー】(伊G2)を制したほか、【伊ダービー】(伊G1)2着などクラシック戦線で活躍。昨年10月の【ヴィトリオディカプア賞】(伊G1)でG1初勝利を挙げた。昨年末の【香港マイル】(香G1)3着後に現厩舎に移籍。今年は【クイーンアンS】(英G1)、【サセックスS】(英G1)、【クイーンエリザベス2世S】(英G1)を制している。これまでの重賞7勝はすべてマイル戦でのものだった。通算成績19戦12勝(重賞8勝)。
 また【香港マイル】(芝1600m)は、ドゥルーズ騎手騎乗のグッドババ Good Ba Ba(セン5、香・A.シュッツ厩舎)が、中団追走から直線に向いて伸びると、クレカドール Creachadoir(首)との叩き合いを短頭差制して優勝した。勝ちタイムは1分34秒5。さらに約1.1/4馬身差の3着にダルジナ Darjina(仏)が入り、日本から参戦のコンゴウリキシオーはスタートから果敢に先手を取るも、勝ち馬から1.1秒差の9着に敗れた。
 勝ったグッドババは、父Lear Fan、母Elle Meme(父Zilzal)という血統の米国産馬。’05年3月にデビューし、今年3月の【チェアマンズT】(香LG2)で重賞初制覇。【安田記念】にも出走(7着)し、前走の【国際マイルトライアル】(香LG2)を制してここに臨んでいた。通算成績23戦10勝(重賞3勝)。
 

 今年の競馬もあと2週。ここに来て好調になったのは嬉しいことがあるが、来週のことなんてわからない。まぁなんとか【有馬記念】に繋げてみたいのだが、その【有馬記念】で狙おうと持っていたネヴァブションが登録していない。なんでだよ、この馬には中山2500芝の舞台がベストだろう!!!!

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紅白歌合戦馬券!?

2007-12-08 22:43:53 | 競馬予想

 AM7:00になるのと同時に馬券購入。先週、馬券を買えなくて大きな損失を被ったので必死である。ゴルフのスタートまでは1時間あるが、携帯のボタンをプッシュする指がどういうわけか慌ててしまう。周りからは
「また損するのに・・・」
という声が次から次へと僕に向かって飛んでくる。その声に
「競馬狂いは(馬券を)買わずに損しないより、(馬券を)買って損する方を選ぶもの」
と、わけのわからない論理を繰り広げる。しかし、今日はこの言葉が少し身に沁みてしまった。【鳴尾記念】をはじめ勝負したレースがことごとくハズレてしまったのだ(辛うじて遊びで買った【三木ホースランドJS】で負債を軽くしてくれたが・・・)。
 その【鳴尾記念】を振り返る。勝ったのは藤岡佑騎乗の8番人気ハイアーゲーム (牡6・大久保洋厩舎)。好位から直線で馬群を割って伸びると、先に抜け出していた3番人気エイシンデピュティをハナ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分47秒5。さらにクビ差の3着は5番人気アドマイヤフジと4番人気アドマイヤオーラが同着となった。1番人気のドリームジャーニーは8着。勝ったハイアーゲームには正直驚かされた。右回りの実績はないし、休み明けもイマイチの競馬だったので、完全に僕の馬券の対象としてはヒモ程度だった。元々力のある馬ではあるが、ひょっとしたらこのくらいの距離の方がいいのかもしれない。今後にも注目したい。2着エイシンデピュティは【JC】で本命に考えていた馬だったが、さすがに力がついている。岩田の好騎乗もあるが、“負けて強し”のレースであった。僕が推したフィールドベアーは9着。好位置で競馬をしたが、直線では馬群に沈んだ。はっきり言って力不足。狙いすぎであった。反省!

 勝ったハイアーゲームは、父SS、母がファンジカ(父Law Society)という血統。半兄にJRA現5勝のファイトクラブがいる。’03年10月のデビュー戦を勝利で飾ると、その後も安定した走りを続け、’04年【青葉賞】で重賞初制覇。続く【日本ダービー】でもキングカメハメハの3着に入った。昨年4月の【メトロポリタンS】を勝った後、右前浅屈腱炎を発症。約1年5か月の休養を挟み、今回が叩き3戦目だった。通算成績22戦5勝(重賞2勝)。 鞍上の藤岡佑介はスーパーホーネットで制した【スワンS】に続く今年のJRA重賞5勝目で、通算8勝目。管理する大久保洋吉調教師はユメノシルシで制した【新潟記念】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では37勝目となった。

 調子はイマイチだが、明日の予想。まずは中山で行われる【朝日杯FS】。実は、枠順が決まるまでは14番アポロドルチェを本命にするつもりでいたが、7枠に入ってガッカリ。中山1600mは圧倒的に外枠が不利だからだ。で、僕の本命は、思ったより人気になっているのは嫌だが1番ゴスホークケン。今年の競馬はインフルエンザの影響などがあり、調整過程が難しかった。特に2歳馬はその影響が大きかったと思える。ならば、現時点で早熟系、そして完成度の高い外国馬狙いがたつのではないかと思ったからである。ここで出走している外国産馬はゴスホークケン、アポロドルチェ、そして10番エーシンフォワードの3頭、その中でいちばん枠的に有利なのがゴスホークケンというわけだ。勝浦にとっては思わぬチャンス、テレグノシスばりのパフォーマンスを期待したい。相手は当然残った外国産馬2頭。それに前々で競馬できる3番レッツゴーキリシマを中心に取りたい。他のレースでは、阪神11R【ギャラクシーS】の11番クイーンオブキネマ。前走は骨っぽいメンバーで差し返す3着と好走。強い3歳牝馬で別定53㌔ならこのメンバーでも勝負になる。もうひとつは中京12R【伊吹山特別】の5番キルシュワッサー。今年の中京1200m芝がなかなか荒れてこない。よっていまだにバクシンオー産駒の好走が止まらない。ここはバクシンオー産駒が2頭いるので両頭とも狙い目となるが、少しでも人気が落ちる5番キルシュワッサーの方を狙う。なんと言っても鞍上強化が魅力だ。
 

朝日杯FS】の馬柱を見ていたら、気になる1頭がいた。それは15番ドリームガードナー。まず母父SSと言うのが気になり、【東スポ杯】勝ち馬フサイチアソートと同じ、トワイニング産駒というのも気になった。そして最後に厩舎の名前の『中村』が気なった。昨日書いた【紅白歌合戦】に選ばれた中村中は“なかむらあたる”と読むからだ。ナカムラアタル・・・相手は唯一牝馬で参加する8番フォーチュンワードか!?

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紅白歌合戦

2007-12-07 21:55:31 | 競馬予想

「誰、誰、誰・・・」
『セコム』のCMではない。12/4に発表された【第58回紅白歌合戦】の出場歌手を見ての僕の感想である。前評判に上がっていた永ちゃん、宇多田ヒカル、B’Z、竹内まりや、チューリップには断られたとのことだが、すぎやままさと、馬場俊英、中村中って一体誰?
 以前僕は週刊誌をやっていた(安田君、有吉曰く“パパラッチ”)ため、この辺の情報には詳しかったのだが、最近の歌謡界(この言い方自体古い?)には疎くなっている。よってこの3人に関しては全く何者かわからなかった。で調べましたよ、僕みたいにこの3人を知らない人のために。
 まずはすぎもとまさと。基本的には作詞家、作曲家の方のようですね。現在は歌手として「吾亦紅(われもこう)」という唄がヒットしているようだが、僕が“へぇ~”と思ったのが小柳ルミ子の「お久しぶりね」「今さらジロー」の作詞・作曲家としての存在。多分これは僕だけではないと思うが、きっと世の中の人はこの2曲の方を聴きたいと思うのでは・・・。小柳ルミ子よ、応援に出て来いや!
 次に馬場俊英。彼は元々バンド活動しており、'92年に解散。その後佐藤聖子(誰?)や森口博子らに楽曲を提供し、'96年フォーライフよりソロデビュー。しかし2000年にフォーライフレコードとの契約が切れ、'01年に自主レーベルを設立。その後はコブクロなどとのコラボなどを繰り返し、「人生という名の列車」が大反響を受け、'05年5月にフォーライフミュージックエンターテイメントと再契約。'06年12月31日『Theサンデー』に出演し、「今日も君が好き」を披露し反響を呼び、翌回そのシーンが再放送された。今回の出場は実質的なリストラを経験しての快挙なのだが、応援には「再チャレンジ」を提唱して辞任した安倍前総理にお願いしたいものだ。
 最後は中村中。性同一性障害をカミングアウトした歌手らしい(戸籍上は男性)。'04年ヤマハ主催の音楽祭に出場したことをきっかけにインディーズデビュー。'06年6月「汚れた下着」でエイベックスからメジャーデビューし、8月には舞台俳優としてもデビュー。そして9月11日に性同一性障害であることを公表し、テレビなどで特集が組まれるようになった。今年1月には初アルバムをリリースし、『笑っていいとも!』にも出演。初の全国ツアーもスタートした。戸籍上の男性がソロで紅組に加わるのはゴリエ以来となるが、中村中は「神様みたいな存在」として槇原敬之を挙げており、彼との競演が今回の見せ場となるだろう。尚、応援にはIKKOなどオネェキャラが来るような気がする。
 この他にも、AKB48、中川翔子、リア・ディゾン、℃―ute、Berryz工房と初参加組がいるが、それにしても紅組人数多すぎだろう。ましてこのメンバーではもはや歌合戦の意味合いはない感じである。多分AKB48には秋元康(育ての親)、中川翔子には林家正蔵(番組で一緒にMC)が応援として出演しそうだが、リア・ディゾンには一体誰が来るのか。僕は彼女をグラビアに登場させ社長賞を貰ったという噂の「週刊プレイボーイ」の編集者を推薦しますが・・・ダメでしょうか?
 まぁいずれにしてもほとんど観るつもりがない【紅白歌合戦】。僕は和田アキ子が(本物の)歌手ではない人たちにキレるのではないかと心配している(尚、僕は2年連続で秋川雅史の「千の風になって」だけは聞こうかなと思っている。どうせなら彼にはこの1曲で連続出場を伸ばして欲しいものだ)。

  では明日の予想。まずは阪神で行われる【鳴尾記念】。ここは穴狙いでいきたい。実績的だけでも12番ドリームジャーニー、3番エイシンデピュテイ、6番レインダンス、15番アドマイヤオーラ、13番アドマイヤフジ、4番ハイアーゲームとどこからでも狙えそうなレースであるが、先週の【阪神JF】は1~3着を独占したグレイソブリン系が入った馬で独占した。よって今週もその血統を狙ってみる。7番フィールドベアーでなんとかならないだろうか。前走は2200mで勝ち上がったが、距離的には1800mのほうが良い。常に相手なりに走るタイプで十分に3着はあると見る。相手は6番、12番。 中山からは12R【初霜特別】。4番トーセンクラウンが面白そう。元々脚の使い所が難しい馬で2000mよりマイルの方がいいタイプ。叩き3戦目、内枠でここは絶好の狙い目だ。 中京からは10R【つわぶき賞】。そろそろ中京1200mは荒馬場になってもいい頃である。そうなると狙い目はロベルト系。【小倉2歳S】で3番人気に推され馬格がある6番シルクストレングスに期待したい。

 明日は先週に続いてゴルフである。ただ明日のゴルフ場は何度か行ったことがあり、携帯が繋がるのはわかっている。よって馬券は間違いなく購入できる。何とか明日はゴルフより馬券の方に光明が差して欲しいと思っている。紅白に選ばれた歌手のように・・・(無理矢理な締めですいません)。

コメント (2)
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