GW2日目は終日スポーツ観戦。それでも午前中はジョギング&ウォーキングをして気持ちいいGWを感じたのだが、今日のメインだった【天皇賞・春】はガミってしまった。予想からすると点数少なめで3連単的中できたのに余計な馬券を買いすぎてしまって・・・。せめて3着にアドマイヤデウスが残ってくれていれば勝利だったのだが・・・。
その【第155回天皇賞・春】を振り返る。勝ったのは、キタサンブラック(牡5歳・清水久詞厩舎)。鞍上武豊に導かれて1番人気に応え、メジロマックイーン、テイエムオペラオー、フェノーメノに次ぐ史上4頭目の連覇を達成した。タイム3分12秒5は、2006年にディープインパクトがこのレースでマークした3分13秒4を0秒9更新するJRAレコード。2着には僕が本命に推したシュヴァルグラン(4番人気)、2強のもう1頭、サトノダイヤモンド(2番人気)は3着だった。
レースはヤマカツライデンが大逃げを打ち、キタサンブラックは2番手。サトノダイヤモンドは7番手あたりを進み、シュヴァルグランやシャケトラのすぐ後ろという位置取りだった。キタサンブラックは2周目の4コーナー手前で先頭に立つと得意の粘り腰を発揮し、急追してきたシュヴァルグランに1馬身1/4差をつけてゴールを駆け抜けた。サトノダイヤモンドは伸び切れず、さらにクビ差の3着。シャケトラ(3番人気)は9着だった。
勝ったキタサンブラックだが、直線で捕まると思ったが、驚異的な粘りだった。それもディープインパクトのレコードタイムは破る快挙。この馬、去年と比べると本当に強くなっている。2着シュヴァルグランも完璧に乗っていた。今日は相手が強かったということだろう。3着サトノダイヤモンドはキタサンマークも力尽きた。今日はキタサンブラックの日だった。4着アドマイヤデウスも良く粘っていた。最後の粘りを考えると、3コーナーでの行きっぷりよければ3着はあった。5着アルバートはあの位置取りでは辛い。ただ上位陣とは力差があった。9着シャケトラはまだ力不足か。最初は力んで走っていた。ペースが上がったところでモタついたのは今の力差か。まだまだこれからの馬だ。キタサンブラックは、父ブラックタイド、母シュガーハート(母父サクラバクシンオー)という血統。北海道日高町・ヤナガワ牧場の生産馬で、馬主は(有)大野商事。通算成績は16戦10勝。重賞は2015年【フジテレビ賞スプリングS】、【セントライト記念】・、【菊花賞】、16年【天皇賞・春】、【京都大賞典】、【ジャパンC】、17年【大阪杯】に次いで8勝目。【天皇賞・春】は、清水久詞調教師は昨年に次いで2勝目。武豊は1989年イナリワン、90年スーパークリーク、91・92年メジロマックイーン、99年スペシャルウィーク、06年ディープインパクト、16年キタサンブラックに次いで8勝目で、同一GI・8勝は史上初めてのことだ。
昨日の【第24回青葉賞】も振り返っておく。僕が予想の前にこの中には【日本ダービー】に用無しと書いたが・・・。このレース、勝ったのはM・デムーロ騎乗のアドミラブル。道中最後方から豪快なロングスパートを決めて、未勝利戦から3連勝をマーク。タイムは2004年ハイアーゲームのレースレコードを0.5秒も更新する2分23秒6。
ダービー戦線にとんでもない新星が現れた。本番と同じ東京2400m芝で行われたトライアルで圧勝。3コーナー最後方からロングスパートでライバル11頭をねじ伏せた。それも直線で物見をしてフラフラしていたのにこの時計、【ダービー】を勝てる力が十分にありそうだ。もし勝つと史上初【青葉賞】勝ち馬のダービー制覇となる。2度ダービー制覇のデムーロが惚れた馬が果たして奇跡を起こすか注目したい。
アドミラルは父ディープインパクト、母スカーレット(母父シンボリクリスエス)。音無秀孝厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は近藤英子氏。戦績4戦3勝。重賞初勝利。【青葉賞】は音無秀孝調教師、M・デムーロともに初勝利となった。
シャティン競馬場で行われた【クイーンエリザベス2世カップ】は、日本のネオリアリズムが中間点過ぎで先頭に立ち、そのまま押し切って快勝。2番手にパキスタンスター、3番手にワーザーが入線した。またもや海外GⅠ馬の誕生!さすがモレイラである!
今日の競馬は惨敗。明日はこのショックをゴルフで晴らす予定!