人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

簡単に・・・復習

2008-04-27 19:01:34 | 競馬回顧

 「やばい!」
 先週伊東、今週熊本と遠出していた疲れなのか、少し風邪っぽい感じがしている。鼻と喉に痛みが出てきているのだが、今週はGWで仕事とゴルフなど予定が詰まっているので、何とかしなくてはならない
 よって今日は早速今日の重賞を振り返る。まずは東京で行われた【フローラS】。勝ったのは内田博幸騎乗の1番人気レッドアゲート(牝3・田村康仁厩舎)。中団追走から直線で一気に末脚を伸ばすと、逃げ粘る6番人気カレイジャスミンを1.1/4馬身交わして優勝した。勝ちタイムは2分00秒5。さらに1/2馬身差の3着に8番人気キュートエンブレムが入った。4番人気の白毛馬ユキチャンは好位追走から伸びを欠き7着、僕が本命に推したテイクバイストームは道中折り合いを欠いて11着に敗れた。なお、上位3頭には【オークス】への優先出走権が与えられる。勝ったレッドアゲートは快勝であった。道中も落ち着いていたし、危ないところも全くなかった。追っても味があり、距離も心配なさそうで【オークス】有力候補だろう。2着カレイジャスミンは力を出し切っての好走。ただ【オークス】は距離的に不安がありそうな感じだ。3着キュートエンブレムも1勝馬ながら好走したが、こちらも血統的に距離に不安がありそう。5着シングライクバードは思ったほど弾けなったが、敗因が左回りなのか、坂なのか、距離なのかはちょっとわからない。ただこの馬は【NHKマイル】に出てきたら買いたいと思っている。良血カイゼリン(6着)はユキチャン(7着)はまだまだ力不足だろう。
 勝ったレッドアゲートは、父マンハッタンカフェ、母セカンドチャンス(父スキャン)の血統。昨年12月にデビューし、3戦目(中山・芝2000m)で初勝利。前走の【フラワーC】は2着に入っていた。通算成績6戦2勝(重賞1勝)。 鞍上の内田博幸は3月に大井からJRAに移籍後のJRA重賞初制覇で、昨年の【NHKマイルC】のピンクカメオ以来となる通算6勝目。管理する田村康仁調教師は、’04年【きさらぎ賞】のマイネルブルック以来約4年2か月ぶりとなるJRA重賞通算3勝目となった。なお、マンハッタンカフェ産駒としては昨年の【札幌2歳S】を制したオリエンタルロック(牡3・田所秀孝厩舎)に続く2頭目の重賞勝ち馬となる。
 一方、京都で行われた【アンタレスS】は、小牧太騎手騎乗の7番人気ワンダースピード (牡6・羽月友彦厩舎)が、好位追走から直線に向くと力強い伸び脚を見せ、中団から伸びた8番人気ドラゴンファイヤーに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分50秒5。さらに1/2馬身差の3着には5番人気サンライズバッカスが入った。1番人気に推されたフィフティーワナーは道中先頭に立つも直線で伸びを欠き4着、僕が本命に推したロングブライトは直線伸びず7着に敗れた。このレース、正直言ってフィフティーワナーの逃げ切りかと思ったが、そのフィフティーワナーをマークしていたのが、勝ったワンダースピードだった。いくら展開が向いたとはいえ、その勝ちっぷりは見事。その強さを見破れなかったのだから脱帽である(小牧の判断も好走の要因だろう)。また2着ドラゴンファイヤー、3着サンライズバッカスにも脱帽である。前者は力を見限ったと思ったら、後者は「まだ先だろう」と思ったら馬券になってしまった。元々両頭とも力のある馬。それをヒモにしか買っていないのだから、何にも言い訳はできない。逆にフィフティーワナーの直線の失速、僕が狙っていたロングブライドの凡走にはガッカリした。一体どうしたのだろう。これが力なのだろうか。本音をいうと、今日のレースを観たら、この2頭を今後見限りたいところだが、今日のドラゴンファイヤーみたいなこともあるので・・・迷いどころだ。
 勝ったワンダースピードは、父キンググローリアス、母ワンダーヘリテージ(父Pleasant Tap)という血統。’04年のデビュー戦から10戦目で初勝利を挙げた後はダート中距離戦で勝ち星を積み重ね、昨年の【東海S】の2着、【シリウスS】3着と重賞で好走。前走の【ベテルギウスS】(阪神・2000mダート)では2分01秒0(不良)のコースレコードをマークして勝利を飾ったが、その後、脚部不安を発症し、今回が約4か月ぶりのレースだった。通算成績30戦8勝(うち地方3戦1勝、重賞1勝)。
 鞍上の小牧太は、【桜花賞】のレジネッタに続く今年のJRA重賞3勝目で、通算11勝目。管理する羽月友彦調教師は’07年の初出走以来、出走6戦目にして初のJRA重賞制覇となった。なお、キンググローリアス産駒は、マックスキャンドゥが’98年の【4歳牝馬特別・東】を勝って以来、10年ぶりの重賞制覇であった

 来週は【天皇賞・春】である。もうほぼ本命はきまっているのだが、それの理由付けを1週間かけてやる予定。田舎の友人Tよ!期待してくれ! その前に風邪治さなきゃ・・・

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親友に贈る予想!?

2008-04-26 22:48:50 | 競馬予想

 友達っていいものである。
 昨日書き込んだように、僕は金曜日から私用があり、熊本に帰ってきた。いつもの帰郷だと友達に連絡して遊びの予定を“これでもか!”と思うほど入れるのだが、今回の場合はそうする時間もないため、連絡もしないでの帰郷だった。それが先週の僕のコラムを読んだ(【皐月賞】は参考にしなかったらしいが・・・)大親友が、木曜日にTELをくれて飛行場まで迎えに来てくれるというのだ。熊本空港から僕が向かうところまで車で30分のところを、その友人は1時間以上、そして高速代をかけて来てくれるというのである。30年以上の付き合いの友人とはいえ、本当に有り難いこと。よって来週の【天皇賞・春】はその友人のために精一杯予想するつもりである(彼はGⅠしか馬券を買わない)。できることなら今日の【福島牝馬S】も見て馬券買っていてくれたらよかったのに・・・。
 その【福島牝馬S】を振り返る。勝ったのは、吉田隼人騎手騎乗の3番人気マイネカンナ (牝4・国枝栄厩舎)。勝ったマイネカンナは道中は中団の内目を追走。直線に向くと馬場の真ん中から力強く抜け出し、4番人気ハロースピードの追撃をハナ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分47秒1。さらに3/4馬身差の3着には1番人気ザレマが入った。僕はずっと書き続けたのだが、福島1800m芝は内枠それも1枠がよく馬券に絡む。これまでこのレースに1枠が絡まなかったのが不思議なことで今年はそれがまんまと嵌った。ではなぜ1枠が有利かというと、福島の競馬場自体が無駄な力を使わず追走できるのである。今日のレースのマイネカンナを観ていてもその有利は一目だった。あの終い一手の馬が内でじっくり中団を回れるのだから・・・。まぁ皆さん、覚えておいて損はないと思いますよ。そう考えると、2着ハロースピードは強くなったね。
 勝ったマイネカンナは、父アグネスタキオン、母がタカラカンナ(父サッカーボーイ)という血統。’06年6月にデビューし、3戦目で初勝利。昨年8月に2勝目をマークすると、続く【昇仙峡特別】を連勝。その後は格上挑戦を繰り返し、【ターコイズS】6着、【愛知杯】5着とOPや重賞でも善戦。前走の【中山牝馬S】では、13番人気の低評価ながら2着に入っていた。通算成績16戦4勝(重賞1勝)。 鞍上の吉田隼人は、’06年のロフティーエイムに続くこのレース2勝目。【オーシャンS】のプレミアムボックスに続く今年のJRA重賞2勝目で、通算4勝目。管理する国枝栄調教師は【ニュージーランドT】のサトノプログレスに続く今年のJRA重賞4勝目で通算では17勝目となった。  

 では明日の予想。まずは東京で行われる【フローラルS】。このレース昨年こそは堅めで決まったが、それ間4年は10番前後人気の馬が3着以内に絡んでいた。その人気薄の馬のほとんどがノーザンダンサー系。そして一昨年のヤマトマリオン、アクロスザヘイブン、3年前のアスピノンスノーとダート走る馬が穴を開けている。そのような点を考えると6番テイクバイストームが面白そう。ここは格上挑戦、初めての芝など問題は大きいが、配当の大きさを考えれば狙っても悔いはない。相手は前走強かった8,17番だが、本命馬と似た血統の4番、ダートが合いそうな2番も抑える。 京都で行われる【アンタレスS】は3番ロングブライド。僕がずっとダート界を背負うといい続けている馬。中でもこの条件がいちばん強い。ましく鞍上とは相性よく4着以下がない。勝ちきるまでは疑問も馬券の中心はこの馬だ。相手はこのレースに血統的相性が良い2,5番。 福島11Rは12番ボストンゴールド。休み明けとなるが福島で500万条件を勝った馬で、鞍上は最後までしっかり追ってくれる12番安藤光。荒れた現在の馬場も問題にしない。

 熊本に帰ってTVを観ていたら、スザンナの妹マーガリンがお店紹介の番組を持っていた。以前はクリームの上田の兄が番組でレポーターとして出ていたが、熊本ってこれでいいのだろうか。ゴルフ界を考えると、上田桃子、古閑美保、不動裕理の兄弟、姉妹がゴルフ番組をやるものと同じと思うのだが・・・熊本の番組制作恐るべし

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熊本にて

2008-04-25 21:37:07 | Weblog
私用で熊本にいます。僕は普段東スポでやっているので、熊本で九スポを買ったんだけど、なんと出馬表がでていない。仕方ないので緊急に競馬ブックを買ってきました。果たしてこれがどうでるか・・・? 明日の予想。まずは【福島牝馬S】。これは新聞関係なく福島1800M芝は1枠なので。2番マイネカンナ本命。対抗1番ピースオブラブで馬券はこの2頭から。阪神11R【オーストラリアT】は10番ニルヴァーナ。兄が勝ったレースならこの馬も・・・。東京11R【メトロポリタンS】は5番センカク。府中に実績があり、ハンデも手ごろ。 熊本より吉報にしたいなぁ。
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皐月賞回顧

2008-04-21 22:42:58 | 競馬回顧

 昨夜は【太陽様を囲む会】を観に行った。
 7ヶ月ぶりの【太陽様】だったが、回を重ねるほど大盛況。会場は一炊の余地などなく、始まるまで楽屋に居た僕は危うく席もない状況になるところだった。今回の【太陽様】は各人がテーマを紙に書いていたのを太陽様とゴーヤ様を引いて、それについて皆で雑談するパターンだったのだが、その内容は“さすが竜兵会”と思われる内容だった。太陽様の鼻水話、ゴーヤ様の娘話、安田君のモテない話、山崎君のコンビ名話、土田君のアニメ話、有吉の渾名付け話など内容は盛り沢山だった。皆さんには会場で観て欲しいのでここでは詳しく書かないが、本当に面白いですから是非!!!

  では【皐月賞】を振り返る。勝ったのは僕が本命に推した川田将雅騎乗の7番人気キャプテントゥーレ (牡3・森秀行厩舎)。スタートから先手を奪い、道中はマイペースの逃げを展開。直線に向いてリードを広げると、中団の内から追い上げた6番人気タケミカヅチに2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分01秒7。1番人気のマイネルチャールズは中団から差を詰めるも、さらにハナ差の3着。2番人気ブラックシェルは6着、3番人気ショウナンアルバは14着にそれぞれ敗れた。勝ったキャプテントゥーレはマイナス18㌔を見て馬券を買う額を抑えてしまったのだが、はっきり言って川田様様でした。展開、馬場が向いたこともあるだろうが、それにしても強いレースではあった。距離は疑問だが、馬はまだまだ子供。よくなる可能性はある。2着タケミカヅチは内でじっくり脚を貯めて伸びてきた。1勝馬でありながら重賞で善戦してきた力は本物だった。【ダービー】が楽しみだ。3着マイネルチャールズはそんなに負けていないが、力は出し切ったのではなかろうか。1番人気だったが、そんなに強い馬ではないと僕は思っている。ブラックシェルは中山が合わなかったような気がする。東京で巻き返しの可能性はあるだろう。ショウナンアルバは控える競馬が裏目となったが、この馬は気性の成長が課題だろう。僕が個人的に【ダービー】を考えているのは、お世話になった勝ち馬と2着馬は勿論だが、スマイルジャックが面白いと思っている。なんか昨年の2着馬アサクサキングスにイメージが似ていると思えて・・・。
 勝ったキャプテントゥーレは、父アグネスタキオン、母がエアトゥーレ(父トニービン)。祖母がスキーパラダイスという血統。アグネスタキオン産駒は【皐月賞】初勝利。JRA・GⅠ馬はロジック(‘06年【NHKマイルC】)、ダイワスカーレット(‘07年【桜花賞】、【秋華賞】、【エリザベス女王杯】)に続く3頭目で通算5勝目となった。またアグネスタキオンは’01年の皐月賞馬で【皐月賞】の父仔制覇は’91年のトウカイテイオー(父シンボリルドルフ)以来17年ぶり。他に’90年ハクタイセイ(父ハイセイコー)など。昨年7月8日のデビュー戦(阪神・1800m芝)は1番人気で8着に敗退したが、2戦目の未勝利戦(小倉・1800m芝)で初勝利を挙げ、【野路菊S】3着から臨んだ【デイリー杯2歳S】で重賞初制覇。その後も【朝日杯FS】3着、今年初戦の【弥生賞】でも4着に入るなど、重賞戦線で好走を続けていた。通算成績7戦3勝(重賞2勝)。
 鞍上の川田将雅はデビュー5年目でJRA・GⅠ初制覇。JRA重賞はアドマイヤフジで制した【中山金杯】に続く今年2勝目、通算7勝目。管理する森秀行調教師はエアシャカールで制した‘00年以来となる【皐月賞】2勝目。JRA・GⅠは’01年【フェブラリーS】のノボトゥルー以来7年ぶりとなる通算6勝目。JRA重賞はキャプテントゥーレで制した昨年の【デイリー杯2歳S】以来となる通算38勝目。 馬主・社台レースホースは‘86年ダイナコスモス、’95年ジェニュイン、’03年ネオユニヴァースに続く【皐月賞】4勝目。2着のタケミカヅチも同馬主。JRA・GⅠは【高松宮記念】のファイングレイン、先週の【桜花賞】のレジネッタに続く2週連続の今年3勝目。生産者・社台ファームは前出のダイナコスモス、ジェニュイン、’00年エアシャカール、01年アグネスタキオン、’03年ネオユニヴァース、’04年ダイワメジャーに続く【皐月賞】7勝目。JRA・GⅠは【高松宮記念】のファイングレイン、19日の【中山グランドジャンプ】のマルカラスカルに続く今年3勝目となった。

  今週の金曜日は使用で田舎(熊本)に帰らなくてはならない。熊本で時間があるかどうかわからいし、また新聞が手に入るかどうかも・・・。なるべく携帯で書き込む予定ですが、できなかった場合はご了承ください。尚、土曜の夜には帰京しますので、日曜の予想は土曜日書き込む予定です

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皐月賞はアノ母父

2008-04-19 23:20:21 | 競馬予想

 昨日から伊東に仕事で出張。出張と言っても業界でのゴルフ会だったのだが、場所があの大橋巨泉で有名だった【サザンクロスCC】。泊まって呑んで、ゴルフしてまた呑んでとゴルフのプレー中はほとんど呑んでいた出張であった。で、僕が何を言いたいかというと、大橋巨泉といえば、ゴルフ、競馬、マージャンと遊びの大御所。そう、僕はその大御所にちょっとだけ触れてきたのである。その甲斐あってゴルフは優勝。そして明日の競馬は・・・。
 まぁその前に今日の重賞を振り返る。まずは中山で行われた【中山グランドジャンプ】。勝ったのは西谷誠騎乗の3番人気マルラスカル (牡6・増本厩舎)。レース中盤から先頭に立つと、そのまま後続を引き離し、2番人気メルシーエイタイムに2.2秒の大差をつけて圧勝した。勝ちタイムは4分57秒7。さらに1/2馬身差の3着には5番人気テイエムエースが入った。1番人気のエイシンニーザンは5着に敗れている。僕はマルラスカルを本命にしていたのだが、このレースも強いの一言。馬場が味方した面もあると思うが、実力は元々あった馬、完全復活である。2着メルシーエイタイムは馬場が合わなかったクチ。勝ち馬とは実力伯仲の馬だ。問題はエイシンニーザン。中山初挑戦にしても不甲斐なさすぎである。もう少しスタミナが必要か。
 勝ったマルカラスカルは、父グラスワンダー、母トレアンサンブル(父トニービン)という血統。伯父にステージチャンプ、伯母にプライムステージがいる。’04年10月にデビューし、4戦目で初勝利。その後も’05年7月の【加古川特別】を制すなど平地で勝ち星を重ねた。障害では’05年12月の初出走から2戦目で初勝利を挙げ、’06年に入り【牛若丸JS】、【淀JS】を連勝。暮れの【中山大障害】で重賞初制覇を飾り、同年のJRA賞最優秀障害馬に輝いた。その後は勝ち星から遠ざかっていたが、前走の【牛若丸JS】で約1年ぶりの勝利を挙げてここに臨んでいた。通算成績27戦9勝(うち障害8戦6勝、重賞2勝)。
 鞍上の西谷誠は【阪神スプリングJ】のエイシンニーザンに続く今年のJRA重賞2勝目で、通算9勝目。管理する増本豊調教師は昨年の【中日新聞杯】のサンライズマックス以来となるJRA重賞制覇で通算13勝目となった。
 一方、阪神で行われた【マイラーズC】は、横山典騎乗の1番人気カンパニー (牡7・音無厩舎)が、道中好位の内を追走。直線に向いて追い出されると力強く伸び、8番人気ニシノマナムスメの追撃をクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分33秒6。さらに1/2馬身差の3着には僕が本命に推した3番人気エイシンドーバーが入った。2番人気に推されたドリームジャーニーはスタートで大きく出遅れ14着に敗れている。カンパニーはレースぶりに進境が見られ、安定した勝ちっぷり。前走もそうだが、こんなレースができると今後も重賞では面白い存在。またエイシンドーバーと比べると鞍上の差も最近は歴然だ。2着ニシノマナムスメは馬場が心配で僕は軽く観ていたが、この馬場でここまで走るのだから相当力は付けているのだろう。この馬も今後が楽しみである。3着エイシンドーバーは少し仕掛けが遅れたが、これが実力のような気もする。善戦マンという感じの馬か・・・。
 勝ったカンパニーは、父ミラクルアドマイヤ、母がブリリアントベリー(父NT)という血統。半兄にレニングラード(父トニービン)、叔父にビッグテースト、ビッグショウリがいる。’04年1月のデビュー戦を勝利で飾ると、3歳春には【あざみ賞】、【ベンジャミンS】を勝利。’05年【京阪杯】で重賞初制覇を飾った。その後も’06年【大阪杯】、’07年【関屋記念】を制し、昨年の【天皇賞・秋】3着などGⅠでも好走。今年は始動戦となった【東京新聞杯】で4着に敗れるも、前走の【中山記念】を積極策から快勝し、重賞4勝目を挙げていた。通算成績24戦8勝(重賞5勝)。
 鞍上の横山典は今年のJRA重賞4勝目、通算98勝目をマークするとともに、先々週の【ダービー卿CT】のサイレントプライド、先週の【ニュージーランドT】のサトノプログレスと合わせて自身初の3週連続JRA重賞制覇を達成。管理する音無秀孝調教師は、【中山記念】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算29勝目となった。

  では明日の予想。まずは【皐月賞】。本命は6番キャプテントゥーレ。【朝日FS】3着【弥生賞】4着の割には【弥生賞】Ⅰ,2着馬との人気の差が大きすぎる。ここ2年母父トニービン産駒がよく走っている。ここはキャプテン1頭で、この馬自身前で勝負できる魅力もある。相手は乗っている小牧が騎乗する2番スマイルジャック、重賞2勝の9番マイネルチャールズ、そして先行力ある13番ノットアローン。 中山からは9R【袖ヶ浦特別】。本命は11番コスモラヴソング。ここ人気の3番ビービーガルダンとは0秒2の差しかない。鞍上が内博に替わって今回は面白い。 福島10R【雪うさぎ賞】は4番ファイナルスコアー。ダートで勝ち上がったが、ダノンムローの弟で芝替わりマイナスになるわけがない。  

 明日は【太陽様を囲む会】が行われる。僕も競馬が終わり次第駆けつけようと徒思っている。時間のある方はもちろん、【皐月賞】外して落ち込んでいる方も是非来場して、憂さ晴らししてください。本当に楽しいですから・・・。

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新幹線にて

2008-04-18 17:33:34 | Weblog
今仕事で伊東に向かう新幹線内である。多分向こうに着いたら宴会があるので、予想が書き込めない。よって新幹線より明日の予想。まずは阪神で行われる【マイラーズC】。本命ミスプロ系6番エイシンドーバー。この時期に走る馬で阪神は得意。心配は鞍上だけ。中山からは10R。本命は末脚鋭い1番ヤマタケゴールデン。脚抜きのいい馬場に不安は残るが内で脚を溜めれば・・・。福島からは得意の最終(先週55万馬券的中)。本命は15番ナムラブーム。高速馬場では用はないが、雨が残る馬場なら一発がある。何度も書くがテンビー産駒は儲かる産駒だ。
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桜花賞回顧

2008-04-13 21:30:17 | 競馬回顧

「お前はディープか!」
【桜花賞】の直線で大外に出した僕本命のリトルアマポーラに思わず突っ込んだ。それは半分諦めに近い僕の悲鳴であった。しかしその悲鳴が聞こえたのか、リトルアマポーラが末脚を繰りだした。でもそこまでだった。最後は脚色が鈍ってしまった。そうやっぱり、リトルアマポーラはディープではなかったのだ。それにしても今年の春のGⅠは出遅れ(1歩目)が致命傷となっている。馬券を買っている身から言うと、実力で負けたのなら諦めがつくが出遅れだと・・・。福永、幸四郎・・・嫌いになる騎手が増えていくのは僕だけだろうか。
 ではその阪神で行われた牝馬クラシック第1弾【桜花賞】を振り返る。勝ったのは小牧太騎乗の12番人気レジネッタ (牝3・浅見秀一厩舎)。道中は中団を追走。直線では横一杯に広がった競り合いの中、外から豪快に追い込み、先に抜け出した15番人気エフティマイアをゴール前で1/2馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは1分34秒4(良)。さらにクビ差の3着には5番人気ソーマジックが入り、3連単は7,002,920円の大波乱となった。2番人気リトルアマポーラは5着、1番人気トールポピーは8着、3番人気オディールは12着に敗れた。勝ったレジネッタは432㌔とギリギリの体だったが、手応えはこれまでのレースでいちばんだったように見えた。小牧の追い出しを少し遅らせるファインプレーも加わり、人馬一体の大殊勲。アッパレ!であった。小牧おめでとう! 実は、僕はこの馬を【オークス】で狙うつもりでいたのだが・・・。まぁどうせ1番人気にはならないからいいか。2着エフティマイアも小さい体で“あわや”の好走。正直なんでここまで走ったのかわからないが、GⅠで走ったのだから力はあるのだろう。今後楽しみなのは3着ソーマジック。結構器用なところもあり、3連勝は伊達ではない。4着ハートオブクィーンの好走も驚いた。厳しい展開でのこの粘りは賞賛してもいい。5着のリトルアマポーラは出遅れが全て(上がりは最速)。好気配だっただけに残念である。僕の馬券も藻屑と散っていった。8着トールポピーと12着のオディールの敗因はわからない。ただ前者は力負けのようなきがする。
 勝ったレジネッタは、父フレンチデピュティ、母がアスペンリーフ(父SS)という血統。フレンチデピュティ産駒は牝馬クラシック初勝利だが、JRA・GⅠはクロフネの’01年【NHKマイルC】、同年【JCダート】、そして昨年のピンクカメオの【NHKマイルC】に続く通算4勝目だ。そして4勝中3勝が芝1600mとなる(となると【オークス】は無理!?)。またこれで’05年ラインクラフト(母の父SS)、’06年キストゥヘヴン(父アドマイヤベガ、父の父SS)、’07年ダイワスカーレット(父アグネスタキオン、父の父SS)に続き、祖父にSSを持つ馬が4連覇となった。これに'03年スティルインラブ、'04年ダンスインザムードの直仔2頭を加えると、6年連続でSSの血を持つ馬が勝っている。
 レジネッタは昨年9月に札幌でデビューし、2戦目で初勝利を挙げると、続く500万下も連勝し、【阪神JF】にも駒を進めた(6着)。今年初戦の【エルフィンS】は3着。前走の【フィリーズレビュー】で3着に入り、優先出走権を獲得してここに臨んでいた。通算成績7戦3勝(重賞1勝)。
 勝った小牧太は公営・兵庫所属時も含め、49回目の挑戦でJRA・GⅠ初勝利。JRA重賞はスマイルジャックで勝った【スプリングS】に続く今年2勝目、通算10勝目。管理する浅見秀一調教師は【桜花賞】初勝利。JRA・GⅠは’98年【天皇賞・春】のメジロブライト、’03年【阪神JF】のヤマニンシュクル、’06年【菊花賞】のソングオブウインドに続く通算4勝目。牝馬クラシックは初。JRA重賞は’98年【菊花賞】以来久々の通算14勝目となった。
 馬主・社台レースホースは’04年ダンスインザムード以来2度目の【桜花賞】制覇。JRA・GⅠは【高松宮記念】のファイングレインに続く今年2勝目となった。そして生産者・追分ファームはJRA重賞が’06年【菊花賞】のソングオブウインド以来となる通算10勝目。JRA・GⅠは’03年フェブラリーSのゴールドアリュール、’05年【マイルCS】のハットトリック、’06年【菊花賞】に続く4勝目となった。

 で大荒れとなった今日の配当だが、単勝4,340円は、’63年ミスマサコの5,730円に次ぐ桜花賞史上2位の高配当。3連単7,002,920円はレース史上最高配当。重賞史上では昨年の【NHKマイルC】(9,739,870円)に次ぐ2位。JRA全体でも史上6位の高配当となった。なお、クビ差4着の16番人気ハートオブクィーンが3着に入っていれば・・・考えただけでも恐ろしい
 
 来週はいよいよ【皐月賞】が行われる。牝馬同様、こちらも一筋縄ではいかないようだが、僕はほぼ軸馬を決めている。少し人気落ちの馬で配当的には面白いと思っているのだが・・・。あっ、それから今週、来週と金曜日から仕事と私用で遠出する。よって金曜日に書くこのコラムは予想だけしか書けないかもしれない。そしてそれも用事次第では無理かもしれない。なるべく書くつもりではいますが、その場合は何卒ご了承を!尚日曜の予想は土曜日書き込みます

 また明日は安田君らが出演する【太田プロライブ】が行われる。徐々に風が吹いてきたオバマブームに乗ったノッチを応援してきます。皆さんも時間のある方は是非!

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桜の女王はこれだ!

2008-04-12 21:40:04 | 競馬予想

 ようやく難産の末に阪神の金本が今日の横浜5回戦の七回に寺原から右前打を放ち、史上37人目の通算2000安打を達成した。通算2000安打は昨年9月に広島の前田が達成して以来で、阪神では山内一弘、藤田平に続く3人目。金本は広島時代、’93年8月8日のヤクルト戦で山田から初安打。プロ17年目の記録達成となった。金本は’92年に東北福祉大からドラフト4位で広島に入団し、’03年にFAで阪神に移籍。試合に出場し続ける姿から「鉄人」と呼ばれ、’06年には連続フルイニング出場の世界記録を達成、そして更新中である。凄い!そしておめでとう!

 今日の重賞を振り返る。まずは中山で行われた【ニュージーランドT】。勝ったのは横山典騎乗の6番人気サトノプログレス (牡3・国枝厩舎)。離れた好位追走から直線で抜け出すと、中団から差を詰めた5番人気エーシンフォワードに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分35秒0。さらにアタマ差の3着には2番人気アサクサダンディが入り、1番人気のゴスホークケンは直線伸びを欠き12着に敗れている。なお、上位3頭には、【NHKマイルC】への優先出走権が与えられる。勝ったサトノプログレスはひと皮剥けたレース。元々前評判の高かった馬だが、前は外から、今回は馬込みとそのレースぶりは文句ない。馬格もあり今後が楽しみだ。2着エーシンフォワードもよく走っている。どんな条件もムラなく走るが、決め手はやや劣る。でもこういう馬がひと皮剥けたら強くなるかも・・・。3着アサクサダンディは僕が思うより強い馬だった。少し折り合いを欠いたようなレースでこの着順は正直驚いた。そう考えると【皐月賞】組のほうがこちらより上なのか・・・。4着ホッカイカンティは惜しかった。収穫のあるレースだったが、【NHKマイルC】の出走権を獲れなかったのは陣営も残念だろう。問題は惨敗した(12着)ゴスホークケン。やっぱりこの馬は気性がすべてで一筋縄ではいかなそう。今は逃げた方がいいのでは・・・。7着ダノンゴーゴーはやはり距離だろう。
 勝ったサトノプログレスは、父タイキシャトル、母トウヨウロイヤル(父ロイヤルアカデミーII)。全兄にマイケルバローズ(牡7、栗東・藤沢則雄厩舎)がいる血統。昨年10月のデビューから4戦目で初勝利。続く【若竹賞】は4着に敗れたが、前走の【3歳500万下】で2勝を挙げており、今回が重賞初挑戦だった。通算成績7戦3勝(重賞1勝)。
 鞍上の横山典は先週の【ダービー卿CT】のサイレントプライドに続く今年のJRA重賞3勝目で、通算97勝目。管理する国枝栄調教師は先々週の【日経賞】のマツリダゴッホ、先週の【ダービー卿CT】に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では16勝目となった。
 一方、阪神で行われた【阪神牝馬S】は、先手を取った鮫島良太騎手騎乗の5番人気エイジアンウインズ (牝4・藤原英昭厩舎)が、直線に向いてリードを広げると、中団から追い込んだ1番人気ブルーメンブラットをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分21秒4。さらに3馬身差の3着には9番人気パーフェクトジョイが入った。僕本命のキストゥヘヴンは4着、2番人気ジョリーダンスは5着に敗れた。勝ったエイジアンウインズは芝では底を魅せておらずここも穴人気になっていたが、ここまで粘るとは驚きだった。馬体も一戦ごと大きくなり充実した感がある。またどんなレースができるのも心強い。ちょっと面白い馬の出現だ。2着と4、5着は実力馬。レース次第で着順が変わりそうだが、ここにきて2着ブルーメンブラットがひとつ抜け出したように思う。3着パーフェクトジョイは阪神と相性が余程いいのだろう。キストゥヘヴンを差し返したのは立派だ。 勝ったエイジアンウインズは、父フジキセキ、母サクラサクII(父デインヒル)という血統。’06年12月のデビューからダート戦で勝ち星を重ね、昨年秋からは芝を中心に出走。前走の【心斎橋S】を勝ってオープン入りし、今回が昇級初戦だった。通算成績10戦5勝(重賞1勝)。
 鞍上の鮫島良太騎手はアストンマーチャンで制した’06年【小倉2歳S】以来となるJRA重賞2勝目。管理する藤原英昭調教師はタスカータソルテで制した【中京記念】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では14勝目となった。

 では明日の予想。まずはクラシック第一弾【桜花賞】。僕がいちばん怖いと思っていた馬が出走取り消しとなった。これで自信を持っていく。本命は9番リトルアマポーラ。阪神1600m芝外回りはグレイソブリン系とリファール系との相性がいい。父は昨年の勝ち馬と同じアグネスタキオンで母父リファールの単勝回収率は400%以上、複勝回収率も100%を超えている。実はこの馬の優秀さは2走目。今日の【阪神牝馬S】3着のパーフェクトジョイの【逆瀬川特別】の真ん中1ハロンを除くとその差は0.2しかない。このレース、2,3着は好位の馬でそれをひと捲りしたのだから、そのレースぶりは格別。問題は前走大幅に減っていた馬体重だが、ここは狙った一戦。長浜調教師の腕の見せ所だ。相手はグレイソブリン系の10番トールポピー、昨年まで同レース2連覇中のアンカツが乗る5番オディール、本命馬と同じ母父コマンダーインチーフの17番シェランジェ。父テンビーはこのコラムで何回か書いたが、芝で買い続けると複勝回収率100%を越える種牡馬である。
 他のレースでは福島メインレース【福島民報杯】。9歳馬ゆえに好走しても人気になりづらい8番ワイルドファイアーを狙う。福島も2連対しているし、鞍上は腕っ節が強い田中剛でここは絶好の狙い目だ。
 中山からは10R【湾岸S】。本命は8番ブラックシャンツェ。斬れる脚はないが、先行させたら実にしぶといレースを魅せる。今日の中山を見る限り、先行馬が割合残っていたし、鞍上は藤田。長浜厩舎の【桜花賞】前祝だ!

 今日の僕の競馬は6レース中4レースが的中していた。しかし外れたのが重賞2レースだから情けない。どうも最近はこのこのようなパターンが続いている。明日はなんとかこのジンクスを破って【桜花賞】だけは的中させたいものだ。幸四郎、兄の分まで頑張れ!!!

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誤算でもいい

2008-04-11 21:51:00 | 競馬予想

 大相撲史上初めて、元ホストの力士が誕生するかもしれない。その主はキャバクラのボーイ、ホストなどの職業を経て、3月から高砂部屋で修業中の山下智徳君(20)。現在65㌔の彼は5月1日の夏場所新弟子第2検査(受検条件67㌔以上)を受けるために、1食どんぶり3杯のご飯とちゃんこで増量中だという。では何故彼は力士の道を目指したのだろうか。
 転機は2月末。父である落語家(桂樂珍・文珍師匠の弟子)に連れられ、高砂部屋を訪問したことだった。彼は入門の理由を新聞のインタビューに
「男と男が体一つでぶつかる姿を目の当たりにして、衝撃を受けました。もう1度、自分をここで鍛え直したいと思って入門をお願いしました」
と答えている。そしてたまたま同部屋の松田哲博マネジャー(元三段目一ノ矢)が、父の高校の先輩という縁もあり、山下は希望通り春場所前からけいこを始める。だが、当時の彼の体重は58㌔で第2次新弟子検査を受けようにも、受検資格体重(67㌔)には程遠かった。しかしその体重も現在では65㌔となり、夢の“力士”が現実味を帯びてきたのである。そんな彼は、現在1日300回のしこ、すり足、ダンベルを使った筋力トレーニングにも励んでいるらしい。
「夜に働いて朝に寝ていた自分が、朝早く起きてけいこする生活に変わっただけでも大きい。中学のサッカーとブレークダンスの経験しかないけど、早く兄弟子の誰かに勝てるようになりたいです」
彼はとりあえずの目標を(インタビュー)で語っているが、部屋の大横綱・朝青龍も相撲を始めた当初は体重75㌔だったというから、山下君の夢もまんざら遠くはないのかもしれない。頑張れ!山下君!

 プロ野球が開幕してパ・リーグが約1ヶ月。セ・リーグが3週間経とうとしている。このコラムでも開幕前の優勝予想をしたが、その予想は早くも黄信号が点灯している感がある(ヤクルト、西武が好調で)。そこで今日は各チームの“嬉しい”も含めた「誤算」について触れてみる。
 まずはセ・リーグ。前年度優勝チーム巨人。何といっても重量打線の不発だろう。まぁ最近少しづつ調子は上がっているが、スタートの躓きはこれが原因。ただ他球団ではこれだけ調子が悪ければ若手を使うとかテコいれができるが、大金を掛けての補強だけに手がつけられない(打順変更程度)のが現状。原監督は李などは暫く故障でもしてくれたら・・・と思っているのではなかろうか。続いて中日だが、こちらは嬉しい誤算が大きい。吉見、チェンが使えるし、先発だけで7本柱ができそう。下手したら山本昌、山井、中里らの出番すら危うい状況だ。また野手も堂上兄弟、森岡、平田らの若手の出番が少ない。とにかく戦力の充実は12球団一だ。阪神は誤算としてはウィリアムスの怪我だが、嬉しい誤算としては新井より平野の加入。金本や赤星の怪我からの回復、今岡の復活も嬉しい誤算だ。横浜はクルーンのあとを考えていた加藤の故障、ヒューズ&那須野(先日の先発で好投も・・・)の不調が大きな誤算。また外国人野手が全く使えそうもないのも大矢監督にとっては痛すぎる誤算だろう。広島の誤算といえば永川の不調だろうが、元々戦力低下は否定できないので天谷や石原などの活躍は嬉しい誤算。まぁベテラン前田も含めてよくやっている方ではないだろうか。ヤクルトは嬉しい誤算続きだったが、ここにきて川島の故障は痛い。ただ村中、林は超嬉しい誤算で、高田監督が日ハムから連れてきた押本、萩原も予想以上の誤算のような気がする。ただ今日からの巨人戦で再度巨人叩きをすればその戦力は“誤算”とは言えない。
 次にパ・リーグだが、まずは昨年チャンピオンの日ハム。打者でシーズン当初の稲葉、スレッジが誤算だったが、ここにきて少しづつ調子は上向きである。正直誤算らしい誤算はないが、“しい”と言えばダルビッシュ、武田勝、グリンの次を期待して獲った藤井の不調と4番に高橋を据えなくてはならないというのが梨田監督にとっては今のところ誤算か。千葉ロッテはYFKの後を考えていたアブレイユが誤算。荻野で何とか凌いでいたが、西武戦ではGG佐藤に被弾を喫した。先発陣がしっかりしているだけに、抑えがやっぱり大きな誤算だろう。ソフトバンクは馬原の故障が大誤算。それに伴って中継ぎ、抑えが壊滅的である。4番松中も昨日ようやく79打席目で本塁打が出たが、それまでは王監督の顔色は悪くなるばかりだった。楽天の誤算は一場、ドミンゴの不調、長谷部の怪我だろうが、その他は嬉しい誤算の方が多いのではないだろうか。特に岩隈の復活、山崎、フェルナンデスの活躍はノムさんも思っていなかったのでは・・・。西武は誤算といえば涌井、西口で勝てなかったことだろう(涌井が昨日1勝)が、他が予想以上に頑張っている。特に石井一の活躍は驚きである。野手もGG佐藤、中村ら渡辺監督の下で伸び伸びプレーしているし、新外国人ブラセルは早くも7号とカブレラの穴を埋めている。最後のオリックスは何といっても投手陣の怪我が大きな誤算。平野、デイビーの柱2枚がいないのはあまりにも痛すぎる。ここにきて重量打線が打ち始めたが、ラロッカ、カブレラが1割台の打線ではさすがに苦しい。
 まぁ現在はこのようなところが各球団の“誤算”ではないか思うのだが、セ・リーグは巨人の躓き、ヤクルトの健闘がペナントレースを面白くしていると思うし、パ・リーグはどこも抜け出せない団子レースが続いて面白くなりそう。ということで、最近僕は珍しくプロ野球をよく観ている(奇特な奴なのだ)。

 では明日の予想。まずは中山で行われる【ニュージーランドT】。本番は次走で、内田博もそのための試金石という意味合いが強い13番ゴスホークケン。まして【朝日FS】は1枠の馬が活躍するレースで、僕はまんまとそのレースは獲らせてもらった。気性が荒く逃げないとどうなるかわからないゴスホークケン、決して信じてはならないと思っている。では他の馬はどうかというと、12番ダノンゴーゴーは1200mがいちばん良い馬だと思うし、7番アサクサダンディは【皐月賞】の出走権がとれずこっちに嫌々回ってきたクチだ。で、僕の本命だが、大穴狙いでいく。このレースと相性のいいSS×ミスプロ産駒の14番アポロラムセス。初芝で雲をも掴む感じだが、過去このレースはナイストップボーイ、トーホウレーサーと芝実績のない馬が大穴をあけている。相手は勿論13,12番だが、前走の勝ちっぷりがよかった2番も・・・。阪神で行われる【阪神牝馬S】は8番キストゥヘブン。このレースに相性のいい血統で、僕はこの馬にとって1400mは好材料と思っている。一歩足らずのレースからここは3番人気以下だろうから、今回が狙い目だ。阪神からもうひと鞍。10R【大阪―ハンブルクC】の3番フォルテベリーニに期待する。陣営は平坦向きだというが、阪神芝では2戦して2,3着。2400mも1戦3着と実績がある。叩き2戦目で鞍上は岩田。このメンバーなら3着ぐらいは・・・。

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 明日はゴルフである。よってあんまり余計な馬券を買わなくてすむ。レースも1場2鞍づつしか買わないつもりだ。そう考えると多分【ニュージランドT】【大阪―ハンブルクC】のどちらかが的中すれば、【桜花賞】の資金は十分できそうである。“誤算”でもいいので、何とか的中させたいものだ。

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五輪代表悲喜交々

2008-04-06 21:14:58 | 競馬回顧

 井上康生、谷亮子、棟田康幸、鈴木桂治らが今日北京を賭けて『全日本選抜柔道体重別選手権大会』が行われている。昨日は五輪3連覇の野村忠宏が油断から敗れ去った。これで五輪出場に赤信号が点っているが、果たしてどうなるだろうか。多分このコラムを書いているうちに発表されると思うので後ほど・・・。

 で、その間に今日の重賞を振り返る。まずは阪神で行われた【大阪杯】。勝ったのは、アンカツ騎乗の1番人気ダイワスカーレット (牝4・松田国厩舎)。道中先手を取ると直線では後続の追撃を振り切り、7番人気エイシンデピュティに3/4馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分58秒7。さらに1/2馬身差の3着に4番人気アサクサキングスが入り、3番人気ドリームパスポートは4着、2番人気メイショウサムソンは6着に敗れた。勝ったダイワスカーレットはやはり強かった!直線に入り僕本命のアサクサキングスが並びかけたが、そこからムチが1~2発入ると楽に突き放した。多分、今2000mならこの馬がいちばん強いだろう。そう思えるほどの走りだった、アッパレ! 今後はどこの行くのかはまだわからないが【天皇賞・春】以外は視界良好だろう。2着エイシンデピュティはいつも一線級にはちょっと足らずだったのだが、今回は最後までしぶとく伸びた。今走りができるなら、【安田記念】でも良い走りができるかもしれない。3着アサクサキングスはスカーレットに真っ向勝負を挑んだが、追い負けてしまった。ただ少し馬体は太く、59㌔なら悲観しなくていいだろう。【春天】が楽しみだ(僕は本命にしないが・・・)。4着ドリームパスポートは伸びているものの、以前の鬼脚が見られなかった。今のところ転厩が仇になっているようだ。6着メイショウサムソンは不甲斐ない敗戦。正直原因はわからないが、今日の走りは次走で一変するような走りではなかった。前途多難!? 
 勝ったダイワスカーレットは父アグネスタキオン、母はスカーレットブーケ(父NT)という血統。半兄にダイワメジャー(父SS)、半姉にダイワルージュ(父SS)がいる。昨年の【桜花賞】でウオッカを完封し、GⅠの舞台で重賞初制覇。続く【オークス】は熱発で回避したが、秋は【ローズS】、【秋華賞】、【エリザベス女王杯】と3連勝。【有馬記念】でも2着に入り、JRA賞最優秀3歳牝馬に選ばれた。今年は【フェブラリーS】からドバイ遠征を予定していたが、【フェブラリーS】直前に右目を負傷。予定を変更し、このレースで今年初戦を迎えていた。この勝利は自身にとって初の牡馬混合重賞制覇となった。通算成績10戦7勝(重賞5勝)。 鞍上のアンカツは【京都記念】アドマイヤオーラに続くJRA重賞制覇で今年5勝目、通算59勝目。管理する松田国英調教師はダイワスカーレットで制した昨年の【エリザベス女王】杯以来となるJRA重賞制覇で、通算46勝目となった。なお、このレースを牝馬が制したのは’98年エアグルーヴ以来10年ぶり。勝ちタイムの1分58秒7は’01年にトーホウドリームが記録した1分58秒4に続くレース史上2番目の好タイムであった。
 中山競馬場で行われた【ダービー卿CT】は、横山典騎乗の4番人気サイレントブライト (牡5・国枝厩舎)が、レース序盤から先手を取ると、直線に向いてもしぶとく踏ん張り、9番人気ドラゴンウェルズをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分34秒2。さらに3/4馬身差の3着には16番人気ダンスフォーウィンが入り、僕が本命に推した1番人気マルカシェンクはスタートで立ち遅れて8着に終わっている。今回のこのレースは展開が全てであった。1000m59.6秒のスローペース。これでは後ろから行く馬はお呼びではなかった。横山典の好判断。アッパレ! 2着ドラゴンウェルズはやはりマイルの方がいいのだろう。惜しいレースであったが、ただ勝つまでのインパクトはなかった。“好走常連馬”という感じの馬である。3着ダンスフォーウィンの積極策は見所があった。今のように時計がかかる馬場も良かったのだろうが、こんなレースができるなら重賞でも好走できそう。オーシャンエイプス、マルカシャンクはスタートでの立ち遅れがすべて。2頭で大外を追い上げてきたが、今日のレースでは無理なレースぶりだった。それにしても福永は2週連続で出遅れ。馬券を買っている身としてはいちばんガッカリするレースである。猛省せよ!
 勝ったサイレントプライドは、父フレンチデピュティ、母がサイレントプレアー(父SS)。半兄にスズノマーチ(父ティンバーカントリー)、全弟にトーセンマーチ(牡4、栗東・小崎憲厩舎)がいる血統。’05年7月のデビューから2戦目で初勝利を挙げると、その後もマイル戦で勝ち星を重ね、’07年【アクアマリンS】を勝ってオープン入り。これまで重賞では3度の1番人気に推されるも、’07年【新潟大賞典】2着、’07年【エプソムC】3着など惜敗が続いており、今回が念願の重賞初勝利となった。通算成績16戦7勝(重賞1勝)。
 鞍上の横山典は【中山記念】のカンパニーに続く今年のJRA重賞2勝目で、通算96勝目。管理する国枝調教師は先週の【日経賞】のマツリダゴッホに続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では15勝目となった。

  冒頭の北京五輪の柔道代表が決まった。男子の100㌔超級と78㌔級は全日本選手権後に決まるが、他の階級は決まった。驚きは60㌔級で五輪4連覇を目指した野村が落選し平岡が選ばれたことと、逆に女子48㌔で完璧に山岸に負けた谷が選ばれたことだ。五輪の度にあらゆるスポーツでよく討論となるが、この柔道も選考が分かりにくい。僕はやっぱり一発勝負がいいと思うのだが・・・皆さんどう思います?

 来週は【桜花賞】だが、今のところ僕は本命を3頭に絞っている。ただ残念ながら大穴馬ではない。 

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