人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

ブエナに参った!

2011-11-27 18:42:33 | Weblog

 談志師匠ありがとう!
 今日行われた【第31回JC】で昨日書いたような「ダ・ン・シ」の文字が入ったトーセンジョーダンが2着に入り、馬連の馬券を的中させた。残念ながら勝負馬券は全く違ってこのレースでの収支は大幅マイナスだったが、それでも何か当たるというのはちょっとだけ気持ちが晴れるものだ。
 ではその【第31回JC】を振り返る。勝ったのは岩田康誠騎乗の2番人気ブエナビスタ(牝5歳・松田博資厩舎)。中団追走から直線力強く伸びると、6番人気トーセンジョーダンとの叩き合いをクビ差制して優勝。2着降着となった昨年の雪辱を果たした。勝ちタイム2分24秒2。3着には後方から脚を伸ばした14番人気ジャガーメイル。【凱旋門賞】を制したドイツ馬デインドリームはスタートの出遅れが響き6着、【ドバイワールドC】勝ち馬ヴィクトワールピサは最後方から進むも良さが見られず13着、僕が推奨したトゥザグローリーは折り合いを欠き11着に、3番人気ペルーサは全く走らず最下位の16着に敗れた。
 レースはスローペースで始まった。ブエナビスタは
道中中団馬群の内めを追走。向こう正面ではそのスローペースを見越してアンカツの3歳馬ウインバリアシオンが一気に進出してレースの展開が様変わりした。しかしブエナビスタは全く動じなかった。直線では、終始インの経済コースを周回して温存した末脚が爆発。岩田の豪快なアクションに応えるように力強く伸びると、先に抜け出していたトーセンジョーダンを退けた。完璧なレースだった。馬も鞍上もぴったり息があっていた。昨年までナもっと差を付けて抜け出しただろうが、それでも勝つのだから天晴れだ。2着トーセンジョーダンはウイリアムズの好騎乗があったものの、さすが天皇賞馬という走りだった。強い!次走【有馬記念】もウイリアムズが騎乗するなら面白そう。3着ジャガーメイルも久々に力強い走りを見せた。四位の岩田マークも久々の好騎乗だった。惜しかったのは6着だったデインドリーム。完全に脚を余した。この馬相当強いとみた。5着になったウインバリアシオンもあのレースで5着は立派。ウインがこれだけ走るということはオルフェーブルは・・・。
 勝ったブエナビスタは父スペシャルウィーク、母ビワハイジ(母父Caerleon)という血統。父スペシャルウィークは’99年に同レースを制しており、’85年シンボリルドルフ‐’92年トウカイテイオー以来、レース史上2組目の“父子制覇”達成となった。スペシャルウィーク産駒はJRA重賞28勝目、今年は【新潟記念】のナリタクリスタル以来5勝目となった。GⅠは昨年の【天皇賞・秋】(ブエナビスタ)以来通算7勝目、ブエナビスタ6勝以外はシーザリオの【オークス】と2頭とも牝馬。ブエナビスタは通算成績22戦9勝。重賞は’08年の【阪神JF】、’09年の【チューリップ賞】、【桜花賞】、【オークス】、’10年の【京都記念】、【ヴィクトリアマイル】、【天皇賞・秋】に続く8勝目。
 岩田康誠は’07年のアドマイヤムーン以来【JC】2勝目。JRA重賞は【東京スポーツ2歳S】のディーププリランテ以来42勝目(今年は6勝目)。GⅠは今年の【秋華賞】のアヴェンチュラ以来通算12勝目となった。松田博資調教師も’07年アドマイヤムーン以来の【JC】2勝目。JRA重賞は通算56勝目、今年は【桜花賞】のマルセリーナ以来5勝目。GⅠは通算で17勝目となった。

 今日聴いていた談志師匠の落語でのジョークをひとつ。
「職安(ハローワーク)での1コマ。
『あの~、私には子供が14人おりまして・・・』
『あなたは他にできる仕事はないの?』」

 希有の天才はこんあ小噺もしていたんですよ。皆さん。
 

 

 

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JCの本命馬はこの馬で・・・

2011-11-26 22:46:36 | 競馬回顧

今日はゴルフだったのだが、半月板損傷の膝のためか結果は散々だった。しかし競馬の方は、小倉最終などが的中して収支プラス。気持ち的にはトントンである。はずれはしたが、今日の重賞【第56回京阪杯】を振り返る。勝ったのは福永祐一騎乗で圧倒的1番人気に支持されたロードカナロア(牡3歳・安田隆行厩舎)。タイムは1分8秒1だった。1馬身1/2差の2着に3番人気グランプリエンゼル、更に1/2馬身差の3着には5番人気ワンカラットが入った。2番人気ジョーカプチーノは2番手で競馬を進めたが、直線で失速し、6着に終わった。
 いやぁ安田隆厩舎は本当に強いスプリンターが出るね。これで
カレンチャン、ダッシャーゴーゴー、トウカイミステリーといてレースの使い分けどうするのだろうと思うほどのラインアップだ。その中でもこのロードカナロアはカレンチャンに匹敵する、いやひょっとしたら上回る強さを感じた。今日の骨っぽいメンバーでの楽勝は末恐ろしい。一方、ジョーカプチーノは若干の出遅れが痛かったが、今日のレースをみていると1200mは短い感じだ。グランプリエンゼルは荒馬場が良かったし、ワンカラットはやはり1200mがいい。
 勝ったロードカナロアは父キングカメハメハ、母レディブラッサム、(母父Storm Cat)という血統。キンカメ産駒はJRA重賞25勝目、今年は【京都大賞典】のローズキングダム以来12勝目となった。尚、ロードカメロアは通算成績7戦5勝。鞍上の福永は’04年ダイワエルシエーロ、’05年カンパニーに続き【京阪杯】3度目の優勝。JRA重賞は通算86勝目、今年は【毎日王冠】のダークシャドウ以来10勝目となった。また管理する安田隆行調教師は同レース初制覇。JRA重賞は通算18勝目、今年は【マイルCS南部杯】のトランセンド以来なんと今年だけで10勝目となった。

 では明日の予想。まずは【JC】。【天皇賞・秋】の後もずっと今年はダークシャドウを追いかけるつもりだったが、来春まで放牧に出された。よって僕の【JC】【有馬記念】の本命がいなくなった。で、僕が本命に推したのは【天皇賞・秋】で“次はこの馬”と思った6番トゥザグローリー。僕が【天皇賞・秋】終了後に書いたブログを見たら、「あのレース強い競馬をしたのは15番エイシンフラッシュと6番トゥザグローリーとなっている。2番ブエナビスタに関しては不利があったが、昨年までだったらそれでも抜けてきていた」と書いてある。多分レースでいちばん強い競馬をしたのはエイシンだが、枠順を考えたらトゥザも相当に強い競馬だった。本格化前でも昨年の【有馬記念】は3着と素質は高い。本格化した今ならこのメンバーでも十分に戦える。鞍上今日の【京阪杯】で買った福永。叩き2戦目で人気のない今回が絶好の狙い目。相手は15番エイシンフラッシュ、7番ペルーサ、2番ブエナビスタの3頭が本線。
 京都メイン【太秦S】は人気でも2番ワールドワイド。前走も買ったが、1200mならとにかく走る。ましてここは有力馬に後方待機策の馬が多い。流れに乗れる同馬が馬券圏内から外れるとは思えない。相手は7,8番。
 小倉メイン【雲仙特別】は大穴狙いでいく。6番メイショウツガルが面白そう。キンカメ産駒は小倉1200mと相性がよく、前奏は前での競馬も魅せた。ハンデも手ごろな54㌔で鞍上も今日ガルボを導いてくれた石橋脩だ。

 馬柱を見ていたら【JC】16番トーセンジョーダンの名前の中に「ダ、ン、シ」の文字が・・・。東京で3着以下の凡走なしの同馬。時事馬券として馬単だけは買っておこう。

 

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さよなら談志師匠!

2011-11-25 21:34:08 | お笑い

   悲しい、めちゃくちゃ悲しい。
「談志が死んだ」
 あの談志師匠が逝っちゃった。僕が知ったのは、11/23の夕方の『Yahooニュース』であった。前から喉頭がんで声が出ないとは聞いていたのだが、まさか亡くなるとは・・・。
 僕がよく談志師匠の落語を聴いて(観て)いたのは、今から20年ぐらい前。国立演芸場で毎月『談志ひとり会』が開かれており、それを会社の親友と毎月欠かさず観に行っていた。僕たちが行き始めた頃ってこの『ひとり会』はごく一部の談志師匠の熱狂的ファンだけが来る会で、チケットも結構簡単に手に入っていた。例えば当時客席でよく見かけたのが故山際淳司氏、山本益博氏らである。
ただこの『ひとり会』って(一般的にいうと)酷いもので、『ひとり会』と言いつつ、談志師匠が来ないことも、遅刻してくることも多々あった。ただ僕らファンはその来ないことも含めて『ひとり会』を楽しんだ。
えっ、談志師匠が遅れるとき、来ないときですか? 来るまで前座(現在の談春師匠、談笑師匠、笑志師匠らだったと思う)が談志師匠が来るまで繋いだり、たまたま楽屋に来ていた談四楼師匠や志らく師匠が代役をやっていた(記憶が正しければ・・・)。またこんなことも。まぁ遅れてでも来ることは来たんだが、「あんまり落語をやる気がない」と言って着物にも着替えず、漫談だけで終わったこともあった。それでもファンは暴動を起こすわけでなく、きちんと木戸銭を払って帰っていくのである。
「談志、しょうがないなぁ」
と笑いながら・・・。
「ひとり会」の普通ではないところはこれだけではなかった。もちろん時間通りに始まる時もあった(当たり前のことを“あった”という表現するところが異常だが・・・)。段取りとしては前座(前述)が一席やって、談志師匠が休みを挟んで2席というのが通常の流れとなるのだが、談志師匠が普通に落語を最初から最後まで普通の噺家のように語り通すことは多くなかった。必ず途中で落語の解説、過去の名人たちは“ここをこうやった”と入るのだ。初めて観た人の中には「理屈っぽく嫌」と言う人が少なくないのも確かで、それでもファンはそれも聴きたくて集うのだった。
 ここまで読むと“なんでそんな会に行ったのか?”と疑問を持つ方が多いと思うが、まぁ前述したことなどすべて合わせて『立川談志』という噺家を感じたいからだ。そしてもうひとつはやはり談志師匠が嵌った時の落語が凄すぎるからである。昨年末にビデオ放映(これでもお金が取れるから凄い)だった会に突然談志師匠が現れ『芝浜』をやったらしいが、観に行った人によると声が出ない中、とても良かったそうである。僕も年末、丁度今ぐらいの時期からか、無性に聴きたくなるのが談志師匠の『芝浜』だ。僕自身何度も談志師匠の『芝浜』は聴いているが、そんな中2度だけ号泣したことがある。物語ももちろん全部知っておりながらの号泣。それも映像でもなく音楽があるわけでもない「噺」だけでである。文章ではなかなか説明できないが、とにかく凄いのだ。よく談志師匠は3代目三木助師匠を誉めていたし、志ん朝師匠の『芝浜』もいいが、やっぱり僕は談志師匠の『芝浜』がいちばんだと思っている。談志師匠の落語は他にも『らくだ』『居残り佐平次』『へっつい幽霊』『三方一両損』『源平盛衰期』などその人によって好みは分かれる(古舘伊知郎は『居残り佐平次』が好きらしい)が、どれも聴く価値はあると思う。談志師匠の音源はたくさん残っているので是非皆さんには聴いてほしいものだ。
 僕にとっては枝雀、志ん朝に続いての落語界三大ショック。気分的には喪中ハガキを出したいくらいである。ただ訃報を聞いて3日、少し落ち着いて今ではIPodで「談志ひとり会」を楽しんでいる。最後に僕が好きな談志師匠の名言をひとつ。
『田楽は円楽よりうまい』 合掌!

 では明日の予想。まずは重賞【京阪杯】。どうも【京阪杯】と聞くと芝の2000mと思ってしまうのはそれだけ人間が古いということだろう。まぁそれはどうでもいいが、本命は9番ジョーカプチーノ。ここは美味しい2番人気になる。れっきとしたGⅠホースで前走は負けて尚強しレース。前走だけ走れば普通に勝ち負け。相手は勿論3番だが、12番アーバニティも嵌れば差はない。
 東京メイン【キャピタルS】は13番ガルボ。前走お世話になった15番コスモセンサーと迷ったが、休み明けを考えればレース内容はこちらが上だった。8ハロンのGⅢは1,3,2着。ここは叩いて狙ってきたと見る。相手は実力馬の5,14番。
 小倉メイン【田川特別】は人気でも14番メイショウエバモア。この馬は1700mというのがいちばん合っている。叩き2戦目で上昇も考えると軸には最適だ。一方、ずっと買い続けている12番ウォータールルドも穴人気になっているが、この馬は1200mがベストで小回りとはいえ、1700mは長い。相手は11,3番。

 明日はゴルフに行く予定。よって馬券は控えめに買う。その分明後日の【JC】で・・・。ちなみに談志師匠は75歳だったし、立川談志としては5代目。ただ本来は7代目だという。馬券の5-7は馬、枠共に抑える。

 

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馬の上の池添に参った!

2011-11-20 19:09:10 | 競馬回顧

 新しい「WIN5」攻略法として、通常の馬券とは違う馬中心に買うやり方で挑戦してみた。東京10R1着的中(本来の馬券ハズレ!)、京都10R1着的中(本来馬券的中もマイナス収支!)、新潟メイン1着的中(本来の馬券ハズレ!)、テレビ中継はここで東京を映さず、【マイルCS】となる。そこでその【マイルCS】だが、1着的中も本来の馬券は話にならず。ただ時間的には逆になっているが、ここまでWIN4達成である。残るは【霜月S】。馬券は昨日予想したとおり、バーディバーディから・・・。そして「WIN5」は1番人気ウィキマジックとバーディバーディを買っている。可能性はありそう。レースはケイアイテンジンが逃げて直線へ。直線に入るとバーディバーディが2番手に上がる。
“可能性があるかも・・・”
 そう思ったものの、差は縮まらない。1番人気ウィキマジックは伸びてこない。そのままケイアイテンジンに逃げられてしまった。夢は儚くも砕け散った。まぁケイアイテンジン6番人気で、バーディバーディが5番人気だったので、100万はあっただろう。残念! ちなみに「WIN5」は外したものの、馬連だけが的中しました。
 なかなかあぶく銭は手にすることができないものです。。

 今日の重賞を振り返る。まずは気分を変えて時間通りに【第47回福島記念】。勝ったのは上村洋行騎乗の1番人気アドマイヤコスモス(牡4歳・橋田満厩舎)。2着に3/4馬身差をつけて圧勝した。これで地方時代を含めて、7連勝で重賞初制覇を飾った。勝ちタイム1分59秒1。2着には7番人気メイショウカンパク、3着に6番人気マイネイサベルが入り、2番人気セイクリッドバレーは直線で早々と力尽き6着に、僕が本命に推したモンテエンは末脚に賭けたが伸びきれず7着に敗れた。勝ったアドマイヤコスモスだが、ただただ強いのひと言。まぁ相手がちょっと薄い感はあるが、ここも通過点。完全に本物でこれから先が楽しみになった。アドマイヤマックス産駒で初めての大物だ。一方期待したモンテエンはアドマイヤコスモスとは違ってやや敷居が高い感じだった。
 アドマイヤコスモスは父アドマイヤマックス、母アドマイヤラピス(母父Be My Guest)で、半兄にアドマイヤフジがいる血統。アドマイヤマックス産駒は昨年からの産駒デビューであるが、【新潟2歳S】のモンストール以来2勝目となった。通算成績9戦7勝(地方2戦2勝)。
 上村洋行は同レース初制覇、重賞は【函館2歳S】のファインチョイス以来今年2勝目、通算10勝目となった。橋田満調教師は’00年にゴーイングスズカで勝利しており、同レース2勝目。重賞は昨年の【阪神スプリングJ】(トーワベガ)以来通算50勝目となった。
 
 一方、【第28回マイルチャンピオンシップ】は池添謙一騎乗の5番人気エイシンアポロン(牡4歳・松永昌博厩舎)が5度目の挑戦で初のGI制覇。勝ちタイム1分33秒9(稍重)。クビ差の2着には内で粘った11番人気フィフスペトル、3着には大外を伸びた4番人気サプレザが入った。また1番人気に支持されたリアルインパクトは直線伸びきれず5着、仏国から参戦した3番人気イモータルヴァースは出遅れが響き7着、2番人気リディルは直線伸びを欠いて14着、僕が本命推したグランプリボスは全くレースに参加できず13着に敗れた。
 レースは主導権を握ったシルポートが前半600m通過34秒4という緩いラップを刻んだ。エイシンアポロン池添に導かれて、5番手の絶好位を追走。折り合いを欠いて苦しむリディルとは対照的に、直後のインでピタリと折り合った。そして迎えた直線。馬場の真ん中から抜群の伸びを見せる。内ではフィフスペトルが粘っていたが、クビ差退けてゴール。文句なしの勝利だった。勝ったエイシンアポロンはさすがに力を持っているのは確か。ただ今回は馬場が味方したことも間違いない。最強世代の遅れてきた大物。今後の活躍に注目したい。2着フィフスペトルには驚いた。この夏メキメキ力をつけてきていたが、ここまで走るとは・・・。距離の融通はもう少し利きそう。3着ザプレザがいちばん強い競馬をした。良馬場ならこの馬が勝っていたかもしれない。ただ今日の競馬、やっぱり馬場の巧拙が結果に結びついた。良馬場ならきっと結果は変わっていただろう。
 エイシンアポロンは
父Giant’s Causeway、母Silk And Scarlet、(母父Sadler’s Wells)という血統。Giant’s Causeway産駒は重賞4勝目(エイシンアポロン3勝、スズカコーズウェイ1勝)。GⅠは初勝利となる。エイシンアポロンは通算成績14戦4勝。
 池添謙一は’03、’04年のデュランダル以来3度目の【マイルCS】制覇。GⅠは【菊花賞】のオルフェーブル以来16勝目。重賞は通算52勝目、今年の重賞は13勝目(GⅠは5勝目)。
 松永昌博調教師は開業6年目でのGI初勝利。重賞は今年の【富士S】以来通算8勝目、今年は4勝目となった。
 それにしても今年の池添は“持ってますね”。元々この【マイルCS】も騎乗予定はなかった。ところが、アポロンの主戦騎手(田辺)が騎乗停止したことによって依頼が舞い込んだ。そして今年の勢いそのままに、そのチャンスをしっかり結実させた。先週の『FRIDAY』ではススキノのお姉ちゃんに「騙された」と暴露されるなど、脇の甘いところもある(他の騎手も同じような事やっているのにばれるのは・・・)が、こと馬の上ではその勢いは凄い
 来週の【JC】には同じ“勝負服”エイシンフラッシュで臨む。3冠ジョッキー・池添謙一の快進撃は、まだまだ終わりそうにない!?

 

 

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マイルCSは美味しい!?

2011-11-19 22:15:58 | Weblog

 重賞で2歳馬、放馬は痛い。というよりも古馬じゃないんだから、出走取り消しにしてくれないかなぁ。特に2番人気にと人気背負っているのだから・・・。しかしそのまま出走して・・・。
 今日の重賞を簡単に振り返る。東京で行われた【第16回東京スポーツ杯2歳S】、勝ったのは岩田康誠騎乗の1番人気ディープブリランテ(牡2歳・矢作芳人厩舎)。“ディープ産駒”7頭目の重賞ウイナーとなった。勝ちタイム1分52秒7(不良)。2着に10番人気フジマサエンペラー、3着に12番人気マイネルディーンが入り、3番人気ジャスタウェイは直線で伸び切れず4着、僕本命の2番人気クラレントは前述したが、レース前に放馬してしまいその時点で万事休す。13着に大敗した。
 それにしても勝った
ディープブリランテは強かった。道中は2番手を追走。レース序盤から行きたがる素振りを見せるも、鞍上の岩田になだめられながら、徐々に落ち着きを取り戻す。迎えた直線では逃げるキープビリービングを早々と交わして先頭へ躍り出ると、坂下で抜群の反応。初めての不良馬場を苦にすることなく一気に後続を突き放すと、最後は鞍上が手綱を抑える圧勝で重賞初制覇を成し遂げた。
一躍クラシック候補。きっと良馬場ならもっと斬れるだろう。今後注目したい。2着、3着のフジマサエンペラー、マイネルディーンは確かに力を付けていて成長しているが、今日のところは馬場が味方した感じ。ただ2頭とも血統は筋が通っている。期待したクラレントは放馬と位置取りがすべて。もう一頭注目していたエネアドも位置取りが悪かった。この2頭は今日のところは馬場が悪かったので、再度注目していいだろう。  
 勝ったディープブリランテは父ディープインパクト、母ラヴアンドバブルズ(母父Loup Sauvage)という血統で、全姉に’11年の【フラワーC】2着馬ハブルバブル(結構追いかけた馬)がいる。ディープ産駒は【レパートS】のボアレス以来JRA重賞通算7勝目(今年6勝目)となった。岩田康誠、矢作芳人調教師はともに同レース初制覇。重賞は岩田が【秋華賞】のアヴェンチュラ以来通算41勝目(今年5勝目)、矢作調教師は【NHKマイル】のグランプリボス以来通算13勝目(今年3勝目)となった。
 尚、無傷2連勝で同レースを制した馬には【凱旋門賞】2着のナカヤマフェスタ、GI2勝ローズキングダムなどがいる。

 では明日の予想。まずは【マイルCS】。迷って迷った末に本命は11番グランプリボス。血統的には京都マイルと相性がよくないバクシンオー産駒だが、この馬は1800mまで好走可能と思っている。昨年の最優秀2歳牡馬が6番人気なら馬券的にも美味しい。鞍上は泣く子も黙るデムーロだし、厩舎は今日【東京スポーツ2歳S】を制した矢作厩舎。相手は8,17番だが、穴で面白いと思っているのは今年はレベルが高い3歳牝馬3頭(7,9,18番)。
 新潟メイン【福島記念】はここにきてメキメキ力をつけてきた7番モンテエン。いきなり重賞は正直敷居が高いが、ハンデ差とつけば好勝負可能とみる。新潟との相性はいいし、血統も新潟2000m芝とも相性はいい。相手は4連勝の9番、重賞の常連5番だが、こちらもハンデ軽い3歳牝馬4,11番も抑える。
 東京メイン【霜月S】は10番バーディバーディ。ずっと追いかけている馬だが最近はは結果が出ていない。しかし元を正せば【フェブラリーS】【帝王賞】3着馬。よって58㌔を背負っているのだが、ハンデキャッパーもこの馬の力を認めている証拠。鞍上は地方ジョッキーの坂井英、すくなくともピンナより上手い。相手は上がり馬の7,11番。12,14番も差はない。

 日本シリーズは中日が勝利して3勝3敗のタイとなった。この試合、結果的には初回の和田の2点タイムリーが決勝点となったが、秋山采配にひと言物申す。8回裏の攻撃、多村がヒットで出て、長谷川の送りバント失敗。まずここは確実に送りバントのできる選手を使うべき。もし長谷川ならエンドランだろう(2打席がいい感じだった)。2死後、カブレラがヒットに出て代走福田。そしてバッターは川崎。勿論普通に考えれば盗塁。しかしこのシリーズ、川崎は岩瀬の投球に全く合っていない。ここは川崎に打たせるべきだったのでは・・・。もしアウトでも次の回、本多からのほうが小久保、松中に繋がり反撃の可能性があったはず。
 まぁいずれにしても明日が2011年のプロ野球最終戦。面白い試合にして欲しい。山井と杉内、どっちもガンバレ!

 

 

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日本シリーズの予想と裏舞台

2011-11-18 22:11:43 | Weblog

 日本シリーズはソフトバンクが力を発揮し、3勝2敗と日本一に王手をかけている。シリーズ前にこのシリーズは細川&松田と谷繁&森野の活躍した方が優勝すると書いたが、今のところ細川VS.谷繁の差で3勝2敗になっているのが現状だろう。1,2戦は谷繁のリードに翻弄されたソフトバンクだったが、脚で揺さぶり谷繁のリードに慣れてきた感がある。一方、中日は1,2戦馬原の気の弱さに漬け込み勝利したが、ずっと目立ちはしないものの、細川のリードに苦労している。そして打撃でも35打席無安打の谷繁に対して、いいところの本塁打、タイムリーと細川は存在感を示している。このままシリーズが終わると、世間では小久保、多村あたりがMVP候補となっているが、僕は断然細川だと思っている。いくら投手力が強いとはいえ5試合でたった7失点は凄い。これまでの日本シリーズの最低得点は6試合で14得点、7試合で13得点だからこのままいくと、最低得点は間違いなさそうと思う。これは偏に細川の存在が大きい。
 ただ福岡に行ってどう転ぶかはわからない。残っている投手力、勢いなどでは圧倒的にソフトバンクだが、残りはたったの2戦である。まして谷繁がヒット1本でも打っての第7戦まで行ったら杉内の精神力が微妙だけにわからない。まして秋山監督の攻撃の采配には首を捻る(送りバントではなかったり、カブレラに固執したり・・・)ところがあるので尚更だ。1球が試合を決める可能性が大きい日本シリーズ、あと2戦まだまだ目が離せない。

 その日本シリーズを先日ラジオで聞いていたら、当時ベンチ入りしていたデニー友利が2007年の山井・岩瀬の完全試合についての裏話を語っていた。一部では有名な話らしいが、僕にとっては新鮮だったのでここに紹介したい。内容はこうだ。
「あの試合、なぜ山井を最後まで投げさせなかったという批判が多く寄せられましたが、実は山井交代にはこんなことがあったんです。
 山井はあのとき、6回辺りから指のマメが潰れて爪も割れかけていたんです。たぶん8回の山井を観ればユニフォームに血がついていたんじゃないですか。よって山井から『代えてください』と落合監督に言ってきたんです。まして山井という投手は毎年期待されながら故障がちなところあり、そんな状態で無理やりなげさすと肘、肩に負担がかかり次のシーズンの選手生命にもかかわる可能性がある。そのようなことがあって落合監督は山井を代えたのです。監督も森コーチもこの交代にはなんの戸惑いはなかったようですよ。
 問題だったのは次に出す投手です。勿論あの場面岩瀬しかいないのですが、そのプレッシャーたるもの想像を遥かにこえるもの。たぶん落合監督、森コーチは神にも祈る気持ちだったに違いないと思いますよ。無事に終わっても非難される交代ですから・・・。試合終了後、落合監督、森コーチが『よくぞ岩瀬は抑えてくれた。さすが岩瀬だ』と言っていたのはその心情の表れだったのです。落合監督、森コーチが凄いのはこの一部始終を一切口にしなかったことです。僕なんかはあんなに批判されるなら口外すればいいのに・・・とずっと思っていました。これがあの交代劇の裏舞台です。落合監督って凄い監督なんです。だから選手は落合監督に付いて行くんですよ」
 僕もあの当時落合監督を非難したひとり。あの交代劇にこんな裏があったとは・・・。正直この話の真偽はわからないが、落合監督に選手が付いていく理由が少しわかった気がする。で、どうでしょう? 新球団の横浜。いっそのこと落合監督、森投手コーチ共々引っ張って来るのは・・・ブランコ、ネルソン、ソトの3外国人は森コーチが探してきて連れてきた選手。落合監督のこととても尊敬しているし、即戦力になる可能性は大きいと思うのだが・・・。

 では明日の予想。まずは東京メイン【東京スポーツ杯2S】。本命は1番クラレント。1400m、1600mで連勝してきたが、どう考えても距離伸びてマイナスになる血統ではない。2戦とも迫力はないがセンスある走りを見せる。ここは魅力ある馬が揃い人気落ちも考えられるので馬券としても美味しい。相手は5,13番。
 京都メイン【修学院S】は13番モズ。新聞によると休み明けで太いとのことだが、ゆくゆくはオープンまで行く馬だと思っている馬。人気のない今回が馬券的に面白い。相手は9,14番。
 
新潟メイン【相川特別】は2番ドレミファドン。ダートでは底を見せておらず、ここもスタートがまともなら通過点。相手は8,11番。

 巨人清武代表兼GMが解任された。清武氏は「今後は弁護士と相談して決める」と言っていたが、爆弾は果たしてあるのだろうか。まぁ社会人として解任は当然のような気がするが、ただ巨人軍の桃井社長のコメントにミスターを利用するのはどうだろう。なんか嫌な気が残った。
 

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昨日の重賞を振り返る

2011-11-14 15:02:25 | Weblog

 昨日反省会で呑みすぎて書けなかった重賞について。
まずは【第36回エリザベス女王杯】。ご存知のようにライアン・ムーア騎乗の1番人気スノーフェアリー(牝4歳、英国・ダンロップ厩舎)が昨年同様、直線で豪脚を披露、同レースの連覇を達成した。勝ちタイム2116。クビ差の2着に2番人気で僕が本命に推したアヴェンチュラ、さらに1馬身差の3着に4番人気アパパネが入った。
 レースはシンメイフジが2番手以下を20馬身以上引き離す大逃げの展開(こういうのってなんか面白い)。悲願のGI獲りを狙うホエールキャプチャ、5冠女王アパパネ、秋華賞馬アヴェンチュラは離れた2番手集団を追走。“無敗の女王”レーヴディソールは中団馬群を進み、連覇を狙うスノーフェアリーは、もう1頭の外国馬ダンシングレインとともに後方を進んだ。前半1000m通過575のハイラップを刻んだシンメイフジが10馬身ほどのリードを保って迎えた直線勝負。ホエールキャプチャ、アパパネ、さらにアヴェンチュラの2番手集団が一斉に脚を伸ばした。優勝争いはこの3頭に絞られたと思った瞬間、“世界の末脚”で怒涛の追い込みを見せたのがスノーフェアリーだった。昨年、強烈なインパクトを与えた末脚は今年も健在だった。メンバー最速の上がり3338で“完全に勝った”(僕は少なくともそう思った)と思われたアヴェンチュラをクビ差捕らえてゴール板を駆け抜けた。とにかく“強い”のひと言。それも内をついてだけにその脚にはびっくり。というのも、昨日の京都の馬場はあきらかに外の方が伸びていたからだ。ムーアの馬を信じる好騎乗も見事。3角で内にもぐりこんだ技術はあっという間の出来事だった。逆に僕が面白いと思っていたフミノイマージンは外へ持ち出した。結果的にはそれがムーアと太宰の腕の差がくっきりと出た瞬間だった。是非スノーフェアリーには【JC】に行ってほしかった。そして【凱旋門賞】で先着を許したデインドリームとシャレータとの再戦を魅せてほしかった。まぁまだ将来がある馬だけに【JC】回避は仕方ないかもしれないが、個人的には残念でしょうがない。
 2着アヴェンチュラもよく走ったし、岩田もよく乗った。ただ今回は相手が悪すぎた。それでもクビ差は立派であった。パドックでいちばんよく見えたのが3着アパバネ。正直アヴェンチュラはアパバネに負けるとさえ思った。勝ちにいっての3着。やはり3冠牝馬は強かった。一歩足らないのが4着ホエールキャプチャ。池添が一か八かの手に出たが、最後は力負け。ただやはり力はあるので来年が楽しみだ。11着レーヴディソールは仕方ないだろう。次は間違いなく変わっている。
 見事に【エリザベス女王杯】連覇を果たしたスノーフェアリーだが、1歳時のセリ市では1800ユーロ(当時のレートで約234,000円)の安値でも買い手がつかなかった馬だった。そんな若駒が、今や世界に名をはせる名牝に成長。この日の勝利で獲得賞金も46,000万円を超えたのだから、まさしくヨーロピアンドリームだ。
 スノーフェアリーは父Intikhab、母Woodland Dream(母父Charnwood Forest)という血統。通算成績19戦7勝。重賞は’10年の【英オークス】、【愛オークス】、【エリザベス女王杯】、【香港C】に続く5勝目。この勝利が外国馬初のJRA同一GI連覇達成となった。また、鞍上ムーアとのコンビではこれで55勝となった。

府中で行われた【第16回武蔵野S】は熊沢重文騎乗の4番人気ナムラタイタン(牡5歳・大橋勇樹厩舎)が快勝した。勝ちタイム1分35秒2。先週まで3週連続重賞制覇を達成していた池江泰寿厩舎所属で1番人気に支持されたダノンカモン(僕の本命)1/2馬身差の2着に終わった。クビ差の3着には3番人気アドマイヤロイヤルが入った。レースはアドバンスウェイが逃げ、タイセイレジェンド、ダノンカモンが続く展開。ナムラタイタンは好位でレースを進めた。直線に入ると人気のダノンカモンが抜け出したが、先頭に立つとやや失速。外から伸びたナムラタイタンがダノンカモンを差し切り、勝利を飾った。勝ったナムラタイカンだが、目標があったとはいえ、最近は1600mの方がよく走るようになってきた。まだ5歳、今後も楽しみだ。2着のダノンカモンは足元を掬われる可能性があると書いたがまさしくその通りになった。やっぱりこの馬は1400mがベストのような気がする。それでも3着にならなかったのは力のある証拠だろう。まぁ三浦がもう少し抜け出すのを我慢すれば・・・。
 勝ったナムラタイタンは父サウスヴィグラス、母ネクストタイム(母父アフリート)という血統で通算成績17戦8勝。サウスヴィグラス産駒は重賞は初制覇となった。鞍上の熊沢は【武蔵野S】初制覇。JRA重賞は'09年【函館スプリントS】(グランプリエンゼル)以来通算26勝目。大橋勇樹調教師は嬉しいJRA重賞初勝利となった。

 来週は【マイルCS】。今のところグランプリボスかキョウワジェンヌと思っているのだが、食指は外国馬にいきつつある。

 

 

 

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悪い予感的中1

2011-11-13 22:50:25 | Weblog

 ソフトバンクファンの僕が危惧していた通りになってきた日本シリーズ。まず心配だった馬原が案の定やられた。また松田と森野活躍した方が勝ちに結びつくと書いたが、今日などは森野の完全勝利。そして谷繁と細川の活躍したほうが優勝に繋がるとも書いたが、完全にソフトバンクのナインは谷繁のリードに翻弄されている。完全に僕の予想とは別に進んでいる日本シリーズ、名古屋3連戦に向け僕なりの案を書いてみる。
 まずは抑えはファルケンボーグ。馬原は中継ぎ。打撃陣は1番川崎(6)2番本多(4)3番内川(9)、4番松中(7)、5番松田(5)、6番小久保orカブレラ(3)7番長谷川(8)8番細川(2)。とにかく動く。本多だろうが、松田だろうがダメだったら、代打。秋山、もう少しは頑張れよ!

 

 今日は安田君らと府中。【エリザベス女王杯】は馬単、馬連、3連複、3連単的中もトータルで惨敗。詳しくは後日書きますが、スノーフェアリーの凄さには驚愕。岩田もビックリしたことだろう。競馬場のあと反省会をしていて、今日は疲れているのでこの辺で今日は失礼する。話は変わるが、ゴルフのアマチュア・松山君は凄いね!

 

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府中で美酒を!!!

2011-11-12 22:22:29 | Weblog

昨日の巨人の内紛。どうも清武GMの旗色が悪い。同志だと思っていた桃井社長は完全にナベツネ氏寄りだし、ここにきて清武GMと原監督の確執も取りざたされている。また岡崎ヘッドコーチとの蜜月ぶりも出てきて、関係者でも同情する人がいないという。あとは清武GMがどれだけ大きい爆弾を持っているかどうかだが、それもあるかどうかわからない。今のところ自爆に近い。多分、清武GMほどの人だから爆弾の準備とかありそうな気がするが・・・。
 まぁ今のところ清武GMを読売の子会社に飛ばして、ナベツネ氏子飼いの原沢氏をその後釜に添えて事なきを終えそうな感じ。ただ噂になっているナベツネ氏がオーナーに復帰ということはさすがにないだろう。それはそうと、岡崎ヘッドコーチはどうなることだろう!?
 そんな激震の中、プロ野球の日本シリーズが始まった。僕の予想は断然ソフトバンク(贔屓目も入れて)だったが、昨日書いたように唯一の不安だった抑えの馬原がやっぱりやってしまった。まぁ小池がよく打ったとも言えるのだが、馬原という投手はペナントレースのような長いシーズンではある程度成績を上げるが、日本シリーズのような短期決戦は弱い。その危惧が残念ながら的中してしまった。ただ馬原ばかりを攻めてはいけない。打線も本当に情けなかった。本多もどういうわけか短期決戦で緊張する選手のようで、短期決戦の弱さが浮き彫りになりつつあるし、頼りの内川(多村も同様)は捕手の谷繁のリードを気にしすぎていつもの打撃が全く出来ていなかった。
 それから秋山監督の采配も、もう少し短期決戦を意識した作戦を取るべきだろう(先発を吉見と読んでいたようだし・・・)。あまりにもオーソドックスしすぎていて、まるで王者のような采配だった。日本シリーズ的にはこれで面白くなった気がするが、今日のようなソフトバンクだったら、中日一気にということも考えられる。まぁ明日の杉内VS.吉見の投げ合いが見ものだ。

 今日の重賞を振り返る。【
47回京王杯2歳S】は横山典弘騎乗の5番人気レオアクティブ(牡2歳・杉浦宏昭厩舎)が直線一気の末脚で、重賞初制覇を豪快に飾った。勝ちタイム1分22秒1。1馬身1/4差の2着に9番人気サドンストーム、さらに半馬身差の3着に4番人気オリービン(僕の本命)が入った。また、断然1番人気モンストールは出遅れが響いて4着、2番人気ゲンテンは直線伸びず8着に終わった。
 レースの主導権を握ったのは重賞ウイナーを母に持つダイワインスパイア。【デイリー杯2歳S】3着のゲンテンが2~3番手で続き、その直後をオリービンが追走した。中団馬群を形成したのはオープン勝ちの実績があるネオヴァンクルや2勝馬サドンストームなど。強烈な末脚を秘めるレオアクティブは、出遅れたモンストールとともに後方グループでじっくりと末脚を温存した。緩みないラップが続いたレースは直線勝負へ。軽快に逃げるダイワインスパイアとの差を後続が詰めにかかるなか、サドンストーム、オリービンが馬群を割って力強く伸びる。さらにモンストールが内にササリながらも懸命に脚を伸ばした。そんな各馬とは別次元の末脚を繰り出したのが、最後方グループで末脚勝負に賭けていたレオアクティブだった。メンバー断トツの上がり3ハロン33秒6で大外を一気に駆け上がると、2着サドンストームに1馬身1/4差をつける豪快な差し切りを披露。重賞初制覇を飾るとともに、【朝日杯FS】へ弾みをつけた。
 勝ったレオアクティブだが、一にも二にも追い合い次第。あの脚は小回りでも効きそうだし、中山も大丈夫だろう。ただからだが小さいのでもう少しパワーアップが欲しい感じ。2着サドンストームの方が総合力では上。距離的にはマイルまでの感じだが、今日は勝ちに行って強い2着。3着オリービンも勝ちに行っての3着。ただサドンストームに追い負けは頂けない。もう少しパワーが必要か。4着モンストールは出遅れが全て。それでも4着は立派だが、内にささっていたのは苦しかったせいか。ただ力はある。
 レオアクティブは父アドマイヤムーン、母レオソレイユ(母父オペラハウス)という血統で、おじにブレイクタイムがいる。アドマイヤムーン産駒は【函館2歳S】のファインチョイスに続き重賞2勝目。鞍上の横山典弘は’93年ヤマニンアビリティ以来2度目の同レース制覇。重賞は今年の【エルムS】(ランフォルセ)以来今年5勝目、通算133勝目。管理する杉浦宏昭調教師は初の同レース制覇で、重賞は昨年の【安田記念】(ショウワモダン)以来通算10勝目となった。

 では明日の予想。まずは好メンバーが集まった【エリザベス女王杯】。本命は【秋華賞】でお世話になった1番アヴェンチュラ。1週間前には18番スノーフェアリーには敵わないかなと思っていたが、一週間でその考えが変わった。まずは枠順。1枠と18番枠では雲泥の差。それに昨年に比べスノーフェアリーの臨戦過程がきつい。現に来日してから謎の皮膚病になったという話もある。【英チャンピオン】は多かっただろう。とにかくここに来ての成長力がある3歳馬で、鞍上の岩田は「自分が普通に乗れば勝ち負けになる」と言う。このメンバーで少し人気になった感はあるが、ここで勝てば最優秀牝馬のタイトルに近づく。相手はもちろん世界最高牝馬の18番だが、【府中牝馬】は叩き台で3着だった10番、それにようやく枠に恵まれた3番。8番レーヴディソールは常識的にはないが、勝つか負けるかの馬で馬単で流す馬券は買っていてもいい。
 
 東京メイン【武蔵野S】は断然人気も12番ダノンカモン。本来は1400mがベストかもしれないが、前走でマイルまでは好走可能ということがわかった。ここは軸だろう。ただ足元を掬われる場合あるので、馬単1着つけは危険か・・・。相手は13番、16番だが、面白いのは10番。前走の勝ちっぷりはいいし、鞍上も魅力。

 新潟メイン【みちのくS】は2番マッキーコバルト。新潟1200mに相性がいいのはバクシンオー産駒だが、意外にもジャンポケ産駒も相性がいい。鞍上は中館だし、一発あってもおかしくない。ここで人気の一角である4番デリキットピースとは前走も差がない。

 明日は「デンジャのヤス」こと安田君と安田君の知人と府中に行く予定。先日行ったときは4人皆が勝利したので、明日もそれに肖りたいものだ。

 

 

 

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巨人、スリ、日本シリーズ

2011-11-11 21:11:42 | Weblog

 いやぁ「日本シリーズ」より面白くなりそうですね。ナベツネVS.清武の巨人のお家騒動。社会としてはありえないこと。大げさにいうなら、ソフトバンクの販売店店長がお店の人事に対して、口を出してうるさい孫さんを告発するに値する出来事。まぁ最後は本人同士が話し合って「ナベツネが口出さないようにするとか言って」チャンチャンと手打ちになるのではと思っているのだが・・・。泥沼になってお互い喧嘩損になったらしょうがないしね。ただ清武代表は相当な覚悟だろうから、トコトンやる可能性も・・・。ソフトバンクファンの僕にとっては楽しみにしていた「日本シリーズ」を妨害しやがってと思ってはいるが、今回はちょっと面白そうだから許そう。いやぁどうなることやら・・・。

 話は全く変わるが、今週、吉祥寺のデパートの食料品売り場ですりをしようとしたとして、警視庁捜査3課は、窃盗未遂の疑いで東京都中野区中野の無職神山さと容疑者(79)を現行犯逮捕した。神山容疑者は、捜査員の間で「デパ地下のさとばあと呼ばれ、“すり歴60年の大物”で、当日はマフラーで手元を隠し、無職の女性(62)の手提げバッグに手を入れた疑い。捜査3課によると、食品売り場で買い物する高齢女性を狙っていたといい、「(食品売り場では)商品を見ていて、警戒が薄くなる。高齢女性はカードではなく、現金を持っているから」と供述しているという。尚、動機は「ボートレースで遊ぶ金がほしかった」らしい。
「デパ地下のさとばあか・・・。なんかすごいねぇ、映画見たいで。ニュースで顔みたけど普通のおばあちゃんだったけど、世の中怖いねぇ。スーパーの万引き調査まぁ今回で23回目の逮捕らしいから、刑務所も慣れたものだろうし、そこの同情はないがこんな人の再発防止ってできないものかね。警備員に雇うとか・・・。まぁここまで有名だと仲間を売らないか・・・。
で、有名なスリをちょっと調べてみました。

「幹線の水さん
」・・・新幹線のグリーン車に乗った乗客をターゲットにしていたスリ。グリーン車はお金持ちだからねぇ(2010年4月逮捕)。

「ギャンのタメやん・・・ギャンブル場でスリを働いていたベテランスリ。そういえば、むかし後楽園場外馬券場で僕も掏られたことあるなぁ。(2010年12月浅草寺で逮捕)
「ギャンのヤッスさん」 ・・・ギャンブル場で当たり馬券を抜き取ったとして逮捕。ギャンとはギャンブル場のことらしい。(2010年6月逮捕)。
ギャンのあぶさん・・・スリグループ「パンサー」のメンバー。「ギャンのヤッスさん」の知人。知人ってなんだよ。仲間じゃないのか!?(2010年1月逮捕)
「ケツパーの梅ジイ ・・・大晦日の東京上野・アメ横商店街でスリをしたとして逮捕。パーとは財布を表す隠語。つまり尻ポケットの財布専門ということか・・・(2009年大晦日にアメ横で逮捕)。

ケツパーの三ちゃん ・・・ポケットの上から財布をさわりどれぐらいの金額がはいっているかを推測していたらしい。今みたいにカードが多くなったらどうしていたのだろう(2010年5月逮捕)。
ケツパーの吉 」・・・彼も尻ポケットから財布を抜く常習犯。これだけ“ケツパー”がいるということはやっぱり尻ポケットは危ないということだろう(2010年10月逮捕)
声掛けのタマちゃん 」・・・話しかけて気をそらせたすきにスリを行うという特徴から通称がついた女性のスリ。「あざらしかぁ!」突っ込みたくなるが、女性だけに綺麗だったら僕もだまされるだろうな。
仕立屋銀次 」・・・本名は富田銀次郎。戦前のスリの大親分で、ゲームキャラクターのモデルにもなった。なんか格好いいね。
「抜きのヒ・・・「新宿ヒデグループ」のリーダー。酔って寝ていた男性から財布を抜き取ったとして逮捕された(2010年9月アルタ前で逮捕)。
平場のスーさん・・・同じく「新宿ヒデグループ」のメンバーで見張り役(2010年9月アルタ前で逮捕)。
吸いのブン・・・この人も「新宿ヒデグループ」のメンバー。盗品を現場近くで受け取り、犯行が発覚するのを防ぐ役。この分業制もまるで映画だね(2010年9月アルタ前で逮捕)。
地下鉄のマサ ・・・地下鉄の電車内やホームで眠っている人間をターゲットにすることからついた通称。僕も最近よく地下鉄で熟睡するなぁ。危ない、危ない。(2010年4月逮捕)
伝説のブランコすり 金さん・・・スリとしてのキャリアは50年以上の。ブランコすりとは電車のフックにかけた上着から財布を抜くこと。(2010年10月逮捕
)
「エンコヅケのマツ」 ・・・電車内で寝ている被害者の財布の場所を指で確かめてから抜き取る手口から付けられたスリ。(2010年12月に中央線で逮捕)

 まぁたくさんいますねぇ。今週僕は日曜日に電車使って府中に行くけど、気をつけないとやられますね。競馬で負けて、財布掏られたら“泣きっ面にハチ”だからね。

 では明日の予想。まずは東京メイン【京王杯2S】。狙っていた馬が出走回避して全く白紙状態。本命は東京1400m芝で威力を発揮するダイワメジャー産駒の4番オリービン。一族に活躍馬が多くいる血統で、厩舎&騎手は最近調子をあげている橋口&小牧コンビ。未勝利勝ちで人気になる前の今回が狙い目。相手は14,5番。
 京都メイン【アンドロメダS】は6番ダイワメジャー。前走も着差ほど負けておらず、鞍上は昨年勝ったときのルメール。昨年の今頃は「GⅠも・・・」と思っていた馬。得意の京都の内回りで勝負する。相手は2,3番。
 新潟メイン【黒埼特別】は14番ウォータールルド。昇級緒戦となるが前走の走りから1200mなら十分勝負になると思っている。ハンデも54㌔なら想定内だし、鞍上は乗りなれた酒井。相手は11,9番。

 前にも触れたが明日から「日本シリーズ」が行われる。勿論ソフトバンクファンの僕なので、ソフトバンクが優勝すると思っているが、面白いシリーズにするためには一にも二にも吉見が鍵を握る。吉見で負けると・・・。贔屓目なしにみてもストッパー(馬原とあえて浅尾)以外はソフトバンクがすべて上回っていると思う。僕が注目しているのは、打者でソフトバンク松田、細川、中日森野、谷繁の両サード、両捕手。ただ森野、谷繁が活躍しても総合力でソフトバンクが優勝する!



 


 

 

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