あと一本、届かず。
今日は万馬券100本をGETするために、全レース馬券を購入したのだが、結果的には万馬券2本。それも遊びで買った【有馬記念】の3連複が的中だから、全く威張れない。まぁ来年頑張ることにします。
で、【第56回有馬記念】を振り返る。勝ったのは池添謙一騎乗の1番人気オルフェーヴル(牡3歳・池江泰寿厩舎)。圧巻の差し切りで4冠達成した。勝ちタイム2分36秒0(良)。3/4馬身差の2着に好位から鋭く伸びた7番人気エイシンフラッシュ、さらにクビ差の3着に中団から追い込んだ9番人気トゥザグローリーが入り、このレースがラストランのブエナビスタは直線で伸びを欠いて7着、春秋グランプリ制覇を狙ったアーネストリーは主導権を握るも10着、僕が本命に推したヒルノダムールは6着に敗れた。
出走馬全頭のGIタイトルを合わせると史上最多の「19」。そんな【有馬記念】の主役を射止めたのは、3冠馬オルフェーヴルだった。レースは主導権を握ったアーネストリーが1000m63秒8の超スローペースを作り出すなか、オルフェーヴルは後方を追走。一気にペースアップした3角過ぎ。オルフェーヴルが外めを駆け上がって徐々にポジションを押し上げる。そして直線では馬場の外を一気に伸びた。上がり3ハロンはメンバー2位タイの33秒3。最後は内で伸びるエイシンフラッシュを3/4馬身退け、栄光のゴール板を駆け抜けた。3冠馬が3歳時に【有馬記念】を制覇したのは、’848シンボリルドルフ、’94年ナリタブライアンに続く3頭目。
いやいや強かった。正直あの位置取りでは「ダメだ」と思ったが、その思いは木っ端微塵に砕け散った。この馬の強さは計り知れない。そう思うようなレースだった。参りました! 2着エイシンフラッシュはソツのない競馬をした。さすがルメール。世界の豪腕は黙っていなかった。3着トゥザグローリーは福永が惚れた力をみせた。上がり3ハロンはメンバー中最高。来年はこの馬そろそろ大化けするかも・・・。ブエナビスタは無理できないレースで仕方ないだろう。また僕が推奨したヒルノダムールは絶好の位置取りだったが、直線伸びなかったのはやはり久々のせいか・・・。エイシンフラシュあたりとは好勝負できると思っていたのだが・・・。
勝ったオルフェーヴルは父ステイゴールド、母オリエンタルアート、(母父メジロマックイーン)という血統。全兄ドリームジャーニーは’09年の同レースを制しており、兄弟での【有馬記念】制覇は史上初。ステイゴールド産駒はJRA重賞32勝目(今年11勝)。GⅠは【菊花賞】の同馬以来8勝目となった。オルッフェーヴルの通算成績11戦7勝。重賞は’11年の【スプリングS】、【皐月賞】、【日本ダービー】、【神戸新聞杯】、【菊花賞】に続く6勝目。GIは4勝目となった。鞍上の池添謙一は、’09年ドリームジャーニー以来2度目の【有馬記念】制覇。JRA重賞は53勝目、今年はなんと14勝目となった。GⅠは【マイルCS】のエイシンアポロン以来通算17勝目(今年は6勝目)となった。また池江泰寿調教師も’09年ドリームジャーニー以来2度目の【有馬記念】制覇。JRA重賞は通算23勝目。今年は11勝目となった。尚GⅠは通算8勝目、今年5勝目となった。
今日で中央競馬は終了。馬券はともかく一口馬主のアンヴェイルが今日出走。まぁ少し太いかなと思っていたが、まさか最下位とは・・・。最後まで苦戦した一年だった。そうはいっても今年も楽しませてくれた競馬界に感謝。来年こそは・・・。こうやってまた一年が過ぎ去ろうとしている。皆さん、いいお年を!ちなみに今日で僕は49歳になりました。