人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

嫌な性格

2007-10-28 21:10:44 | 競馬回顧

 素直さが足らないのかな。
 今日の【天皇賞・秋】を観てそう思った。素直にブライトトゥモローではなく、カンパニーを採り上げていたら3連複も的中していたのに・・・。それを中途半端なマイル血統知識を出して外れるとは・・・情けない。まさに策に溺れた感じである
 その東京競馬場で行われた【天皇賞・秋】を振り返る。勝ったのは僕が本命に推した武豊騎乗の1番人気メイショウサムソン (牡4・高橋成厩舎)。好スタートから道中は5、6番手を追走。直線で馬群の内から抜け出すとリードを広げ、7番人気アグネスアークに2.1/2馬身差をつけて快勝。天皇賞春秋連覇を果たした。その勝ちタイム1分58秒4は稍重では優秀なものだった。そして3着には6番人気カンパニーが入った。勝ったメイショウサムソンは出来も良く、インフルエンザの影響は全く感じられなかった。レースも豊が自信満々の好騎乗で会心の勝利。強い馬に上手い騎手、そして絶好の展開。全てが整ったレースと言えよう。2着アグネスアークは正直驚いた。直線の不利がなければもっと際どかったかもしれない。430㌔の馬体だが、この充実ぶりは本物だろう。3着のカンパニーはもう少し馬場が乾いていたら、もっと差は縮まっていたかもしれないが、あの不利はやはり痛かった。4着ポップロックは位置取りが全てだろう。ただ末脚は見所十分で【JC】が楽しみである。アドマイヤムーン、ダイワメジャーも不利は痛かったが、あれがなくても馬券まで(3着)は厳しかったような気がする。特にダイワメジャーは少し年齢的に衰えたような気がした。
 勝ったメイショウサムソンは、父オペラハウス、母マイヴィヴィアン(父ダンシングブレーヴ)という血統。’05年7月に小倉でデビューし、3戦目で初勝利。昨年の【スプリングS】で重賞初制覇を果たすと、続く【皐月賞】、【日本ダービー】と3連勝で2冠を達成した。秋以降は3冠制覇のかかった【菊花賞】で4着に敗れるなど勝ち星を挙げられなかったが、今年初戦の【大阪杯】を制すと、続く【天皇賞・春】も制してGⅠ・3勝目を挙げた。【宝塚記念】2着後、【凱旋門賞】(仏G1)出走に向けて調整されていたが、馬インフルエンザの影響で遠征を断念。今回が武豊との新コンビによる約4か月ぶりの出走だった。通算成績19戦9勝(重賞6勝)。
 騎乗した武豊は’89年スーパークリーク、’97年エアグルーヴ、’99年スペシャルウィークに続くこのレース4勝目で、春と合わせて天皇賞10勝目。JRA・GⅠは【高松宮記念】のスズカフェニックスに続く今年2勝目、通算59勝目。JRA重賞は【札幌2歳S】のオリエンタルロックに続く今年12勝目で、通算248勝目となった
 高橋成忠調教師はこのレース初勝利。JRA・GⅠはメイショウサムソンで勝った今年の【天皇賞・春】以来の通算2勝目。JRA重賞は【小倉記念】のサンレイジャスパーに続く今年4勝目で通算16勝目となった。 
 【天皇賞】の春秋連覇はタマモクロス(‘88年)、スペシャルウィーク(‘99年)、テイエムオペラオー(‘00年春秋、’01年春)に続く史上4頭目。尚、スーパークリークは’89年秋、と’90年春を制覇している。またダービー馬の【天皇賞・秋】制覇は距離が2000mとなった’84年のミスターシービー、’99年スペシャルウィークに続く3頭目である。   

 日本シリーズ第2戦は中日がホームラン攻勢でリードしている(7回現在)。グリンの際どいボールの判定などあったが、それにしても日本ハムの打線の湿り具合が気になる。3戦目はどうなるだろう。際どい判定といえば、今日の早慶戦で早稲田が負けたのだが、試合後応武監督が
「ストライクを投げているのに、ボールと言われて、学生に何も指導できない。以上です。あした頑張ります」
と声を荒らげて球審批判をした後、球場を去った。何となく、騒動が起きそうな発言。明日の新聞が楽しみだ
 こんなのを楽しみと思うのだから、やっぱり僕の性格は捻くれてるようだ。 

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忙しい日曜の朝

2007-10-27 23:00:44 | 競馬予想

 日本シリーズが始まった。それにしてもダルビッシュ、川上の投げ合いは面白いですね。この二人にロッテの成瀬、渡辺、西武の涌井、巨人高橋尚、そして後ろに岩瀬、上原、藤川がいるのだから、星野JAPANはやっぱり面白そうですね。
 今日の競馬を振り返る。まずは東京で行われた武蔵野S。勝ったのは吉田豊騎乗の9番人気エイシンロンバート (牡5・小崎厩舎)。ハナを奪うと、直線でも脚色衰えず、中団追走から伸びた1番人気ワイルドワンダーの追撃を3/4馬身抑え逃げ切った。勝ちタイムは1分35秒5(不良)。さらに1.1/4馬身差の3着に6番人気トーセンブライトが入った。勝ったエイシンは前走の凡走で人気が落ちていたが、左回りで1000万条件を2勝、準オープン1勝を挙げていたのだから狙いは立つ馬ではあった。しかしメンバーを考えたら・・・。重馬場も味方したし、鞍上の吉田豊の好騎乗も光った。幸い僕は2着ワイルドワンダーから馬券を買っていたので、馬単、3連複的中と美味しい思いをさせてもらったが、思わず軸騎乗の蛯名より、吉田豊を応援してしまったのは予想している身としては恥ずかしいものであった。まぁ今回は馬場でこういう結果になったが、2着のワイルドともかく、3着トーセンブライトも力を付けている。今後が楽しみだ
 勝ったエイシンロンバードは、父Victory Gallop、母Pacific City(父Carson City)という血統の米国産馬。’04年10月にデビューし、2戦目で初勝利。今年6月の【香港JCトロフィー】で逃げ切ってオープン入りし、【マーキュリーC】ではシャーベットトーンの3着に入っていた。前走は【阿蘇S】で5着に敗れており、約2か月ぶりの出走だった。通算成績32戦6勝(うち地方2戦0勝、重賞1勝)。
 鞍上の吉田豊は、【新潟記念】のユメノシルシ以来のJRA重賞制覇で今年2勝目、通算20勝目。ダート重賞は初。管理する小崎憲調教師は、【京王杯スプリングC】のエイシンドーバーに続くJRA重賞制覇で通算2勝目。ちなみに、今回もエイシンドーバーと同様、平井豊光氏所有で、Victory Gallop産駒の米国産馬となった。
 一方、京都競馬場で行われた【スワンS】は、藤岡佑騎乗の3番人気スーパーホーネット (牡4・矢作芳人厩舎)が、道中は後方で脚を溜めると、直線では上がり3F33.9の末脚を繰り出し、先に抜け出した10番人気フサイチリシャールをゴール前でハナ差を捕らえ優勝した。勝ちタイムは1分20秒7(稍重)。さらに1/2馬身差の3着には5番人気ドラゴンウェルズ。1番人気のアストンマーチャンは軽快に逃げるも、直線で失速し14着と大敗した。勝ったスーパーホーネットだが、“強い”の一言。前走の【ポートアイランドS】の勝ちっぷりはまぐれではなかった。これで自走が楽しみになった。2着のフサイチリシャールは福永が自分のコラムで今週の勝負馬としていた馬だが、この好走には正直驚いた。元々力のある馬(2歳王者)ではあるが、これだけ走れば今後が楽しみだ。3着ドラゴンウェルズは力を付けている。そして鞍上ペリエのソツのない騎乗も光った。僕が本命に推したアストンマーチャンは少し懸かり気味であったが、あの失速にはガッカリであった。この馬、そんな簡単に信じてはいけない馬ですね
 勝ったスーパーホーネットは、父ロドリゴデトリアーノ、母ユウサンポリッシュ(父エルセニョール)という血統。’05年9月にデビューし2戦目で初勝利。続く【デイリー杯2歳S】で3着し、【くるみ賞】を勝って臨んだ【朝日杯フューチュリティS】ではフサイチリシャールの2着に入るなど2歳時から活躍を見せていた。翌年は【皐月賞】10着、【日本ダービー】15着とクラシックでは惨敗したが、その後【カシオペアS】、【大阪城S】、【都大路S】とオープン特別で勝利を積み重ね、前走の【ポートアイランドS】では2着に4馬身差をつけて快勝していた。通算成績18戦7勝(重賞1勝)。
 鞍上の藤岡佑はローゼンクロイツで制した【金鯱賞】に続く今年のJRA重賞4勝目で、通算7勝目。管理する矢作芳人調教師は05年3月のデビュー以来、18回目の挑戦にしてJRA重賞初制覇となった。

 

 では明日の予想。まずは東京で行われる【天皇賞・秋】。実は晴れ、良馬場なら時計勝負に強い16番マツリダゴッホを本命にしようと思っていたのだが、とても回復しそうにないから断念(もし奇跡的に回復したら買う)。で、僕が本命に推すのは1番人気だが、1番メイショウサムソン。とにかく道悪の【天皇賞】はテイエムオペラオーに代表されるようにオペラハウス産駒が合う。休み明けと遠征断念が気になるが、鞍上は盾男・豊(ここ2週の鬱憤を晴らす)だし、この血統は晩成型が多くまだこれから強くなる可能性がある。相手筆頭はそのメイショウを【宝塚記念】で一蹴したアドマイヤムーン。ダーレー所属となって、岩田がここで好騎乗を見せると将来的にも明るい未来が待っている。よってここでの凡走はみせられない。3番手には15番ポップロック。ペリエぞっこんの馬で、直線の長い府中は得意である。ここまで人気馬なのでもう1頭は穴馬を狙いたい。それは10番ブライトトゥモロー。過去重馬場の【天皇賞・秋】ではオペラオーのとき、3着にきたのがトゥナンテ、負かされたのがアグネスデジタル、マックィーン降着のときは3着カミノクレッセであった。つまりマイルに強い馬が馬券となっているのだ。通常マイルなら14番ダイワメジャーか6番カンパニーだろうが、前者だと穴にならないし、巧者は府中が苦手である。そこでブライトである。正直マイル実績があるわけではないが、父も母父も府中雨のGⅠマイルで勝利したことのある血統。ごっちゃんが溜めるだけ溜めれば・・・。他のレースからは、京都11R【アルデバランS】の16番ラッキーブレイク。京都1800mダートは母父ボールドルーラー系が良く走っている。音無厩舎の狙いは【秋・天】よりこっちだ。福島10R【きんもくせい特別】はレースセンスのある6番ショウサンマグナ。
 
予想とは別に明日の僕の愛馬が2頭出走する。1頭はこれが4走目となるアンヴェイル(京都2R)。このレースメンバーが揃ったし、この馬自身叩いて次走が狙いかもしれないが、馬券的には今回が面白そう。前走3着時の1,2着馬は【デイリー杯2歳S】の1,4着馬だ。東京4Rにデビューするクレプスキュールは府中が合いそうだが、まだまだ体が出来ていないようで本格化するのは先のよう。ただ調教は次第によくなっているので、微かな期待は持っている。もし勝ったら大物になるかも・・・。
 このように明日の午前中は愛馬の出走があるのだが、昨日書いた奥さんがモスクワから帰国する。幸いにも奥さんの方は迎いにいく必要がないので愛馬の方を真剣に応援できるのだが、一方では松坂登板のワールドシリーズもあるし・・・。【天皇賞・秋】前に疲れそう。

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人の話はしっかり聞こう!

2007-10-26 21:52:11 | Weblog

 2ヶ月ぐらい前のことである。
 突然奥さんが
「ロシアバレエ学校の説明会に行ってくる」
と僕に言ってきた。僕は“何を改めて”と思いながら
「行ってくれば」
と、簡単に答える。というのも、僕たち夫婦には子供がいないため、お互い趣味のことに対してはあまり口を挟まないようにしているからだ。そのため、僕も競馬、ゴルフと毎週楽しめるわけで、ウチの奥さんの場合、「宝塚、バレエ、猫」が3大趣味なのである。そのバレエは毎週教室に通い、年に1回はそのバレエ教室の発表会で舞台にも立って(素人に毛が生えた程度のものだが)おり、今回のことも別の教室に通うための説明会だと僕は思っていた。
  それから暫くしてからのこと。あれは伊勢旅行中だったと思う。突然、奥さんが
「4~5℃って冬の貴方の田舎ぐらい?」
と聞いてきた。
「年によっても違うけど、大体そうかな。でも何で?」
と聞き返す僕。すると彼女は、
「モスクワがこのくらいなんだって」
と言う。
「えっ、でも何でモスクワなの?」
僕は何の躊躇もなく、再び聞き返す。彼女は、キョトンとした顔をして
「だって、モスクワ行くって言ったじゃん」
「はぁ~?」
次にキョトンとするのは僕の方である。そしてそんな僕の脳裏に“ロシアバレエ学校の説明会”のことが浮かんだ。
「えっ、あれって日本じゃないんだ」
「1週間、モスクワに行って世界最高峰のバレエ学校に体験入学して、夜はその世界最高峰のバレエを観るツアーに行くって言ったじゃん」
と困惑する彼女。僕は
「知らなかった」
とは言ったものの、今更ダメとも言えず、その場でその旅行を初めて自覚した(まぁ知っていても言わないが・・・)。そんないきさつがあって、彼女は今モスコワに旅立っている。その間の僕はというと、毎朝&会社から帰宅後、猫の世話で四苦八苦の日々である。僕は小学生のときから通知表に“落ち着いて人の話をしっかり聞きましょう”とよく書かれていた。皆さん、人の話は本当によく聞いた方がいいですよ。
 

 では明日の競馬予想。当初はゴルフの予定だったが、台風が近づいているため中止にした。よって明日は朝から・・・。まずは【武蔵野S】。人気だが10番ワイルドワンダーで仕方ないだろう。重馬場担って時計が早くなっても対応できるし、前走は岩田が外に出すのが遅れた分届かなかっただけだ。東京は3戦3勝、マイルも2戦2連対で死角は見当たらない。相手は5,8番。京都で行われる【スワンS】もGⅠ勝ちに敬意を表して6番アストンマーチャン本命。1400mは得意だし、2歳時には古馬重賞と同じ時計で走ったことがある馬。重馬場も問題ないし、中館との相性も抜群だ。相手は女傑2番スイープトウショウ、力付けた12番スーパーホーネット。両重賞が人気よりなので、穴馬を1頭。東京7R7番ハリウッドボーイ。未勝利馬でいきなり500万を使った馬、ここまで陣営が待ったのは力がある証拠。本格化はもう少し先かもしれないが、陣営の判断を信じて先物買いをしてみたい。
 
明後日の【天皇賞】は、実は良馬場なら穴狙いに行く予定だったが、生憎の重馬場になりそう。そう考えると、本命は・・・。それでも穴馬は探すつもりだ。  

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タラレバが言いたい!!!

2007-10-21 21:20:36 | 競馬回顧

 いやぁ、エイシンダードマンが3着だったらなぁ・・・
 今日行われた【菊花賞】は珍しく嵌った。どっちに本命をするかで迷った馬で1,2着。また4頭ピックアップした馬が1,2,4,14着だから上出来出だろう。3着はアノ馬だし・・・
 その京都競馬場で行われた【菊花賞】を振り返る。勝ったのは、四位騎乗の4番人気アサクサキングス (牡3・大久保龍厩舎)。道中は先行馬を見ながら離れた5番手を追走。直線に向いて先頭に躍り出ると、6番人気アルナスラインの追撃をアタマ差凌いで優勝した。勝ちタイムは3分05秒1。1番人気ロックドゥカンブは中団から差を詰めるも、さらに1.1/2馬身差の3着、ドリームジャーニーは5着、ヴィクトリーは16着に敗れた。アサクサは完璧なレース運び、スムーズに折り合い、仕掛けのタイミングもピッタリだった。最後はアルナスラインに迫られたが粘り強さで1冠をGETした。2着アルナスは惜しい1戦だった。骨折明け中1週でのこの好走は立派。血統的にこの条件があっていたとはいえ、これからが楽しみな馬だ。3着ロックも南半球生まれで、この血統でこの成績は驚きである。来年の中距離はこの馬中心に回るかもしれない。大穴と見ていた4着エイシンダードマンも力はある。直線一度ドリームジャーニーに交わされたが、そこから再び差し返したのは力のある証拠、来年春が楽しみだ。5着ドリームジャーニーは最後止まってしまった。これはやはり距離だろう。ヴィクトリー、サンツェッペリン(14着)も折り合いを欠いたところがあったが、僕は距離の壁のような気がする。
 勝ったアサクサキングスは、父ホワイトマズル、母がクルーピアスター(その父SS)。伯父にジェニュインがいる血統。ホワイトマズル産駒は‘02年【オークス】のスマイルトゥモロー、’04年【天皇賞・春】のイングランディーレに続く3度目のJRA・GⅠ制覇。牡馬クラシックは初。他に今年の【シンガポール航空国際C】を勝ったシャドウゲイトがおり、アサクサキングスと同馬は母の父(SS)が同じだ。母の父SSは昨年のソングオブウインド(父エルコンドルパサー)に続くこのレース2連覇。JRA・GⅠは’05年【桜花賞】、’05年【NHKマイルC】のラインクラフト、’05年【朝日杯FS】のフサイチリシャール、’そして今年の【宝塚記】のアドマイヤムーンに続く6勝目(5頭目)である。昨年10月のデビュー戦、【百日草特別】と2連勝し、【ラジオNIKKEI杯2歳S】では直線での不利もあり5着に敗退したが、今年2月の【きさらぎ賞】を逃げ切って重賞初制覇。【皐月賞】は7着、【NHKマイルC】は11着と敗れたが、【日本ダービー】では14番人気の低評価ながら逃げてウオッカの2着に健闘した。その後、古馬初挑戦の【宝塚記念】は15着、秋緒戦となった前走の【神戸新聞杯】ではドリームジャーニーの2着だった。通算成績10戦4勝(重賞2勝)。
 勝った四位はこのレース初勝利。JRA・GⅠはウオッカで勝った【日本ダービー】に続く今年2勝目、通算10勝目。牡馬クラシックは’96年【皐月賞】をイシノサンデーで制しており、これを含め完全制覇となった。JRA重賞は今年5勝目、通算52勝目。
 管理した大久保龍調教師はJRA・GⅠ初制覇。JRA重賞は【青葉賞】のヒラボクロイヤルに続く今年3勝目、通算4勝目。なお、父である大久保正陽元調教師も’94年のこのレースをナリタブライアンで制しており、親子制覇となった。
 馬主の田原慶子氏はJRA・重賞はアサクサキングスで勝った今年の【きさらぎ賞】に続く2勝目で、GⅠは初。同馬は当初・田原源一郎氏所有だったが、1月4日に源一郎氏が亡くなったため、馬主名義が変更されていた。
 生産者・社台ファームは’03年ザッツザプレンティ以来のこのレース制覇。他に’01年マンハッタンカフェ、’00年エアシャカール、’96年ダンスインザダークなどがいる。尚、今年のJRA・GⅠは【秋華賞】のダイワスカーレットに続き6勝目。秋は【スプリンターズS】のアストンマーチャンから3連勝である。

 この【菊花賞】、久々の馬単、3連複、3連単的中で勝利したのだが、エイシンが3着なら3連複470倍、3連単に至っては2,501倍であった。欲が深いの良くわかっているが、惜しい、実に惜しい。この悔しさは来週の【天皇賞・秋】で・・・。 

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野球より競馬当たってよ!

2007-10-20 21:43:40 | 競馬予想

「こんなことしちゃダメだよなぁ」
愛知の山本茜騎手(24)が、所属していた厩舎の男性調教師(48)からセクハラを受け、所属厩舎の変更を余儀なくされたとして、調教師に約550万円の損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁に起こしていた。男女問わず現役騎手が調教師を相手に訴訟を起こすのは異例だが、訴えによると、山本は’03年6月に調教師に弟子入りし、調教師の厩舎で競走馬の世話など騎手の見習いを始めた。調教師は山本にたびたび抱きつくなどしたほか、今年1月には厩舎にある自分の住居に山本を呼び出し、
「おれはおまえに全部を見せることができる」
「おまえも包み隠さずに見せてみろ」
などと裸になり、山本にも服を脱ぐよう求めたという。こうした要求を拒み続けてきた山本は同5月、厩舎を辞めさせられ、別の厩舎に移ったという。その調教師
「性的な意味はなかった。訴訟の中で事実関係などを明らかにしたい」
としているが、一体この騒ぎどう決着するのか。尚、この山本、’05年10月17日にデビューし、同に初勝利。昨年は年間65勝と活躍し、’06年度のNARグランプリ優秀新人騎手賞と優秀女性騎手賞を受賞した。また、今年3月には当時の女性騎手歴代最速となる通算100勝を達成している。19日終了時点での通算成績は地方1243戦132勝、JRA1戦0勝だ。
 

 今日東京で行われた【富士S】を振り返る。勝ったのは、僕が本命に推したごっちゃん騎乗の4番人気マイネルシーガル (牡3・国枝厩舎)。好位の内から直線早めに抜け出すと、外から追い込んだ7番人気マイケルバローズをアタマ差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分33秒3(良)。さらにクビ差の3着には8番人気トウショウカレッジが入り、1番人気エアシェイディは4角最後方から猛然と追い込むも4着に終わった。勝ったマイネシーガルだが、ごっちゃん会心の騎乗だった。少々先頭に立つのが早いと思ったが、斬れる脚のない同馬にとっては最善の策。それで府中の直線を我慢するのだから、力を付けてきているのは確かだ。まだ3歳馬で54㌔の恵まれた斤量を差し引いても今後が楽しみな馬だ。マイケルバローズもこのくらいは走っていい。なんといっても、4走前は【毎日王冠】馬のチョウサンを完封した馬だ。ただ府中がいちばん合うように思う。3着トウショウカレッジは今後馬券的に面白い存在。前走以外はずっと掲示板に乗ってきた馬、つまり相手なりに必ず走る馬なのだ。ということは人気がないときには・・・待ち遠しい。4着エアシェイディは位置取りのミスのように思う。先週【秋華賞】の豊同様、アンカツまでも・・・。競馬って難しいものですね。
 勝ったマイネルシーガルは、父ゼンノエルシド、母がエイシンアイノウタ(父SS)という血統。半姉に’06年【フィリーズレビュー】3着のエイシンアモーレ(父エイシンワシントン)、叔母に’05年【チューリップ賞】を勝ったエイシンテンダーがいる。 昨年10月のデビュー戦、【いちょうS】と2連勝。続く【朝日杯FS】は6着に敗れたが、今年1月の【ジュニアC】で3勝目を挙げると、【スプリングS】でも2着に健闘して春のGⅠ戦線に駒を進めた。前走の【京成杯オータムH】では1番人気で3着に敗れており、今回が重賞初制覇となった。通算成績9戦4勝(重賞1勝)。
 鞍上のごっちゃんはサンバレンティンで制した【七夕賞】に続く今年のJRA重賞4勝目で、通算40勝目。管理する国枝栄調教師はマツリダゴッホで制した【オールカマー】に続く今年のJRA重賞5勝目で、通算では12勝目となった。尚、この勝利がゼンノエルシド産駒のJRA重賞初制覇となった。

  明日の予想。まずは京都で行われる【菊花賞】。実はやっと4頭まで絞ったのだが、まだ本命を迷っている。その4頭だが、まずは【神戸新聞杯】で勝ち馬より【菊花賞】向きと思った10番アサクサキングス。血統的にも父はイングランディーレと同じホワイトマズルだし、母父のSSは【菊花賞】に合うと思う。四位も先週の敵を獲りたいところだろう。12番アラナスラインは昨年の1着馬ソングオブウインド、2着ドリームパスポートと同じSS×トニービン。前走ではインティライミ、ポップロックに続く3着はデルタブルース、ファストタテヤマを下したもの。“今年の3歳牡馬は弱い”ことを考えれば、この前走は評価できる。9番サンツェッペリンも面白そう。前走【オールカマー】は2番人気ながらインフルエンザの影響があった。元々叩いて【皐月賞】2着は叩き2戦目、今度は・・・。父テンビーは芝で買い続ければ複勝回収率100%を超える種牡馬。思ったより人気がないだけに・・・。最後の1頭は大穴でエイシンダードマン。週頭から出走抽選を楽しみにしていた馬である。とにかくズブく、エンジンのかかりが遅い。逆に一度エンジンがかかれば長く脚を使える馬だ。ダンスインザダーク産駒は先週のレインダンスでもわかるように京都は得意である。鞍上角田と聞けばヒシミラクルを思い出す。一応馬券はこの4頭を中心に買うつもりだが、軸はアサクサorアラナスにしようと思っている。他のレースからは東京11R【白秋S】。人気でも8番ラッシュライフを狙う。元々オープンでも好走実績のある馬で、1600万なら・・・。京都10R【比叡S】は7番ダンスアジョイ。【京都大賞典】では最速の上がりを魅せた。自己条件なら・・・。朝の運試しは東京2Rの10番オースミビーナス。父はテンビー。スタートがまともなら・・・。

 競馬の予想はイマイチだが、プロ野球の方は日ハムと中日が日本シリーズに行くという予想がずばり的中した。メジャーVはインディアンスと予想しているのだが、こっちの方はまだわからない。野球はずれてもいいから、競馬的中しないものか

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面白いぞ!太田プロライブ

2007-10-19 23:17:04 | お笑い

 今週月曜日に太田プロライブに行ってきた。今回もデンジャラスが出るということで行ったのだが、相変わらずの柳原可奈子効果か、客の入りはいい。ただ今回のライブでの柳原のネタはイマイチ。TVで観ていても思うのだが、どうもスタイリストネタは柳原の面白さを半減しているようである。もっと一般人目線ネタの方が良いように思う。

 今回のライブで僕が面白いと思ったのは出演順にピックアップすると、ラバーガール(人力舎)、デンジャラス、火災報知機、マシンガンズ、インスタントジョンソンの5組。簡単にこの5組の感想を書く。まずはラバーガール。最近【エンタの神様】で見かけていたが、舞台では初見であった。さすがに今売れて始めているだけあって、勢いのある高いレベルでのコントではある。ただ僕はもう少し動きのない言葉遊び的なコントの方が好きである(舞台袖まで引っ込んだりしていた)。次にデンジャラスだが、ラバーガールと同じ電気量販店が舞台でチョット嫌な気がしたんだが、それは杞憂に終わった。久々(安田君曰く「久々って言うな!」)に大笑いしてしまったのである。ノッチのオカマ芸に電気炊飯器を小道具に使い、蓋を開ける間や内釜を叩く間などはよくコントとして成り立って見事。さすがデンジャラスであった。火災報知機はなぜもっと売れないかなと思うコンビである。高松君のキャラクター勝負というところはあるが、僕は彼が演じるキャラクターは好きである。ひょっとしたら僕の感性が古いのかもしれないので、まだ観たことない人は是非観て感想を聞かせて欲しい。マシンガンズは観るたびに言葉のテンポ、二人の間に磨きがかかってきている。ただそれでもまだ二人の言葉が重なって聞き取りにくいところがあるので、その辺が解消されれば良いと思うのだが・・・。最後にインジョンだが、今回は完全にドリフ仕立てのコント。しかしこれが面白いし、安定感がある。最近風格が出てきた感もあり、あっぱれ!
 ライブが終わってからはデンジャラス、有吉と僕の連れを合わせた8人で軽く打ち上げ。別な部屋ではスギ会(インジョンのスギが中心に若手が参加の打ち上げ。今回は土田君とスマイリーキクチも参加し、デンジャラス&有吉も後に参加)が行われていたが、僕たちの打ち上げの話題はノッチの東京マラソン出場落選が中心。結局は「来年また頑張れよ」という結論になったのだが、中には「思い切って100㌔マラソン、トライアスロンに挑戦してみては」という話も・・・。でも当のノッチは
「フルマラソンもまだ走ったことないのに100㌔は・・・。それに泳げないのでトライアスロンは・・・」
と悲しい顔。 “ノッチさん、オリンピックと違って来年も東京マラソンはあるのだから、それ目指して頑張りましょう!”

 では明日の予想。まずは東京で行われる【富士S】。本命は4番マイネルシーガル。【京成杯】1番人気で3着は力のある証拠。54㌔は有利だし、叩き2走目で上積みはあるはず。ここは多少人気でも・・・。他のレースでは京都9R【保津峡特別】は13番コウユーキズナ。5着以下のない3歳牝馬だが、福永が数頭の騎乗依頼の中で選んだ馬。父がティンバーだけに少々馬場が渋っても大丈夫だろう。53㌔なら頭から・・・。他のレースからは東京1R。2走ちょっと離されているが、11番ワイルドシェーバーが面白そう。ここ2走は短かかっただけに1300mに延びた今回狙い目。人気が上がらないうちに・・・。
 今週は【菊花賞】。僕の本命はロックでもないし、ドリームでも、ヴィクトリーでもない。穴狙いでいくつもりでいくので、明日負けても明後日で・・・と思っている。これが俗に言う、獲らぬ狸の皮算用。まるで試合前の亀田家のようだ

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振り向いてくれなかった!

2007-10-14 21:56:16 | 競馬回顧

「あ~あ、やっぱり。豊、いくらなんでもあの位置じゃ届かんでしょう」
 【秋華賞】で惚れたオンナに裏切られた僕はこう呟いた。いや裏切られたというより、彼女の付き添いに足を引っ張ったようなレースだった。それにしてもダイワスカーレットの付き添いは見事でした。
 今週の重賞を振り返る。まずはその京都で行われた【秋華賞】。勝ったのはアンカツが付き添った、いや騎乗した2番人気ダイワスカーレット (牝3・松田国厩舎)。1~2コーナーでは行きたがったが、それを我慢し、2番手追走から3角で先頭に立つと、直線に向いてもリードを保ち、7番人気レインダンスに1.1/4馬身差をつけ優勝。【桜花賞】に続く牝馬2冠を達成した。勝ちタイムは1分59秒1。1番人気ウオッカは中団後方から追い上げたものの、さらにクビ差の3着に、僕が本命推したベッラレイアは終い32秒台の脚を使ったが4着に敗れた。勝ったダイワはレースの上手さ、強さ共に文句なしであった。正直ここまで強いとは思っておらず、完敗だ。2着レインダンスは早め早めの競馬をステイヤーの血でウオッカの追随を押し切った。長距離は走る。ウオッカは良く追い上げているが、結果的には外枠が仇になったようだ。もう少し内枠だったらもっと勝ち馬に迫っていたかもしれない。ただ久々で最後止まってしまったようなので、次は変わりそう。4着ベッラレイアは返し馬で気負っていたため、後方待機策を取ったようだが、展開が落ち着いてしまったのは豊にとっても予想外だったのだろう。結果論だが、僕は鞍上にはベッラレイアを良く知る秋山の方が良かったような気がする。5着ラブカーナは先行して粘ったが、これが精一杯の競馬だろうし、オークス馬ローブデコルテは久々が堪えたようだ。
 勝ったダイワスカーレットは父アグネスタキオン、母はスカーレットブーケ(父NT)という血統。半兄にダイワメジャー(牡6上原厩舎、父SS)、半姉にダイワルージュ(父SS)がいる。アグネスタキオン産駒のGⅠは’05年【NHKマイルC】のロジック、今年の【桜花賞】に続く通算3勝目。JRA重賞は【ローズS】に続く通算8勝目だ。ダイワスカーレットは昨年11月の京都でデビュー勝ちを収めると、続く【中京2歳S】も制して2連勝。今年に入り、【シンザン記念】、【チューリップ賞】はいずれも2着に敗れたが、【桜花賞】でウオッカを完封し、初重賞制覇をGⅠの舞台で飾った。2冠制覇のかかった【オークス】は直前の熱発により回避。【桜花賞】以来約5か月ぶりの出走となった前走の【ローズS】を制してここに臨んでいた。通算成績7戦5勝(重賞3勝)。
 鞍上のアンカツはこのレース初勝利。JRA・GⅠはダイワスカーレットの半兄ダイワメジャーで制した今年の【安田記念】に続く通算14勝目。JRA重賞は【ローズS】のダイワスカーレットに続く今年8勝目、通算51勝目。管理する松田国調教師もこのレース初勝利。JRA・GⅠはダイワスカーレットで制した【桜花賞】に続く今年2勝目で、通算9勝目。【オークス】も’04年にダイワエルシエーロで制しており、これで牝馬3冠すべてを制覇したことになる。JRA重賞は【ローズS】に続く今年4勝目、通算44勝目。馬主・大城敬三氏もこのレース初勝利。JRA・GⅠは、ダイワメジャーでの’04年【皐月賞】、’06年【天皇賞・秋】、’06年【マイルCS】、’07年【安田記念】、ダイワエルシエーロでの’04年【オークス】ダイワスカーレットでの【桜花賞】に続く通算7勝目(※以前の「大和商事(株)」名義を含む)。また生産者の社台ファームは‘05年エアメサイアに続くこのレース2勝目。JRA・GⅠは【スプリンターズS】のアストンマーチャンに続く今年5勝目となった。
 【桜花賞】&【秋華賞】の牝馬2冠は‘98年のファレノプシス、’01年のテイエムオーシャンに続く3頭目。父内国産馬の優勝は’97年メジロドーベル(父メジロライアン)、’00年ティコティコタック(父サッカーボーイ)、’06年カワカミプリンセス(父キングヘイロー)に続く4頭目。なお、2着レインダンス(父ダンスインザダーク)、3着ウオッカ(父タニノギムレット)、4着ベッラレイア(父ナリタトップロード)も父内国産馬である。

 また東京で行われた【府中牝馬S】は、藤田騎乗の4番人気デアリングハート (牝5・藤原厩舎)が、好位追走からロスなく4角へ向くと、直線では追い出しをぎりぎりまで我慢し、先に抜け出した1番人気アサヒライジングを1.3/4馬身差交わし優勝した。勝ちタイムは1分45秒4。さらに3/4馬身差の3着には2番人気アドマイヤキッスが、4着には僕本命のディアデラノビア入った。勝ったデアリングはこのレース連覇、今日もこの条件が合うのか文句なしの完勝であった。2着のアサヒライジングは理想的な展開だったが、鞍上がこの馬の特徴を把握しておらず先頭に立つのが少し遅かった。この馬は早め先頭が好走の条件で、正直柴田善の離脱が大きかった。アドマイヤキッスは唯一大外を追い上げてきたが、これが精一杯だろう。馬体ももう少しふっくらして欲しい。ディアデラノビアはいつもように伸びそうで伸びないレース。横山に替わっても変わらないところをみるとこれだけの馬なのだろう
 勝ったデアリングハートは、父SS、母デアリングダンジグ(父Danzig)という血統。半兄にピットファイター(牡8・加藤厩舎、父Pulpit)がいる。’04年10月にデビューし、2戦目で初勝利。’05年【桜花賞】3着、【NHKマイルC】2着など、3歳春のGⅠ戦線で好走。その後は苦戦が続いていたが、’06年【クイーンS】で重賞初勝利を挙げると、続く【府中牝馬S】も制し重賞2連勝。今年は2戦目の【ヴィクトリアマイル】で3着に入ったが、【エプソムC】9着、前走の【クイーンS】も7着と敗れており、今回はそれ以来、約2か月ぶりのレースだった。通算成績22戦4勝(重賞3勝)。
 鞍上の藤田は、フサイチパンドラで制した【札幌記念】に続く今年のJRA重賞4勝目で、通算では73勝目。管理する藤原調教師はタスカータソルテで制した【京都新聞杯】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算12勝目となった。

 昨日行われた【デイリー杯2歳S】も振り返っておこう。勝ったのは、川田騎乗の3番人気キャプテントゥーレ (牡2・森厩舎)。2番手追走から直線で早めに先頭に立つと、大外から追い込んだ6番人気タケミカヅチに1.3/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分35秒6(良)。さらにクビ差の3着には7番人気ウイントリガーが入り、1番人気マリエンベルクは後方追走から伸びず8着に敗れた。勝ったキャプテンは良血ながらそのレースぶりに物足らなさを感じており、今回もいいお客様だと思っていたのだが、堂々の押し切り勝ちであった。ただかなり遅い展開だったので、どこまで信じていいかは疑問だ。逆にその上がりの速いレースで猛然と追い込んできたタケミカヅチは今後面白そう。
 勝ったキャプテントゥーレは、父アグネスタキオン、母がエアトゥーレ(父トニービン)。祖母がスキーパラダイスという血統だ。7月8日のデビュー戦は1番人気に推されるも8着に敗退。2戦目の未勝利戦を先行策から押し切って初勝利を挙げた。3戦目となった前走の【野路菊S】では、一転して後方2番手からレースを進めて3着だった。
 鞍上の川田はサンアディユで制した【セントウルS】に続くJRA重賞2勝目で、通算5勝目。管理する森調教師はシーキングザベストで制した昨年の【武蔵野S】に続く今年のJRA重賞制覇で、通算では37勝目となった。

  ベッラレイア、ディデラノビアと今週はオンナに振り向いてもらえなかった。仕方がないので来週の【菊花賞】でなんとか巻き返したいところだ。そう思っていたらTVにKABAちゃん、IKKOさん、ピラティストレーナー・石川さん、通販マン・ベガス味岡と例の組合の方々が出ていた。そして思わず呟いた。
「いやぁ、僕はそっちの気はないんや!」

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オンナの気持ちは難しい

2007-10-13 21:54:41 | 競馬予想

 ロッキーズが2連勝! レッドソックスが大勝! 日本ハムが完勝! 中日が快勝! 唯一試合のない巨人はテレビで試合鑑賞!  日米プロ野球は佳境にさしかかっているが、そんな中ボクシングの亀田家は絶体絶命のピンチに陥っている。JBC(日本ボクシングコミッション)が15日に亀田家一連の行動、言動に対して倫理委員会を開くというのだ。内容は一昨日の試合での大毅のラフプレー、父・史郎氏の「玉、打ったらええねん」という股間攻撃の指示、兄・興毅の「ひじでもいいから目に入れろ」という指示などセコンドとしての言動も問題視されていて、ひょっとしたら3者すべてに処分が出るかもしれない。亀田家にとっては四面楚歌状態、しかし彼ら兄弟は若いしまだ将来もある。僕は正直あまり好きなボクサーではないが、とりあえずはまず父離れすることだろう。そして謙虚にボクシングに取り組むべきだ。どうなる亀田家!

  明日の予想。まずはこの秋GⅠ第2戦【秋華賞】。しかしここは予想ではない。期待、希望、願望、応援、そして愛情を込めて本命は11番ベッラレイア。何回かこのコラムでも書いているが、僕はこの馬に【すみれS】で一目惚れしてしまい、それ以来ずっと馬券を買い続けている。幸いいつも馬券にはなってくれるのだが、常に人気なのでそれほど儲かってはいない。明日も2強にオークス馬、NHKマイル馬がいるから少しは美味しくなるかなと思っていたら、2強に接近する人気にガッカリである(豊が乗らなきゃいいのに・・・)。まぁそれでも惚れた馬なので、馬券はこの馬から買う。相手は勿論2強。あとは5番ラブカーナ、14番タガノプルミエール、17番レインダンス。 府中で行われる【府中牝馬S】の方が馬券的には面白いかもしれない。本命は人気が少し落ちそうな7番ディアデラノビア。昨年の1番人気馬(3着)で、【オークス】【ヴィクトリアマイル】のGⅠで3着がある馬。今春は冴えなかったが、立て直された今回は狙い目。鞍上も岩田から横山典なら、横山も負けてはいられないだろう。相手は15番、8番。 他のレースからは東京2Rで勝負する。本命は8番レッズフィールド。東京1800m芝はタキオン産駒が走る。前走は人気薄での好走だったが、まだ人気になる前に勝負したい。
 

 一昨年だったと思うが、牝馬の重賞が当たりまくった年があった。堅い馬券から穴馬券までそれは自分でも驚くほどであった。しかし昨年からはその神通力も・・・。マメに調べものしなくなったせいか、ゴルフにうつつを抜かすようになったせいかわからないが、ひとつだけ言えるのは「オンナはやっぱりマメに付き合わないといけない」ということだ。

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ホークス改造論

2007-10-12 22:34:57 | 競馬予想

 酷かったなぁ、内藤亀田大毅のボクシング
 本当は今週この試合について書こうと思っていたが、あまりにもボクシングを冒涜した試合でガッカリしたので、書くのをやめた。まぁ唯一内藤が勝ったことだけが僕にとっては救いかな!?
 
 というわけで、ガッカリしたついでに次の話題。
“いつからこんなに魅力のないチームになったのだろうか
 今週行われたクライマックスシリーズ(以後CS)第1ステージのソフトバンクを観ていてこう感じた。僕はずっとダイエーが福岡に来てからのファンだから、勿論弱かった時代のホークスも良く知っている。ただその弱かった時代もそれなりに魅力があった。根本さんが土台を作って秋山、工藤などをFAで獲得し、懸命にチームを強くしようという気概があった。またプロ経験のない有本氏が2軍監督を務めるなどやることが上手く行かなくても面白みもあった。
 そして野手では小久保、松中、井口、城島たちが、また投手陣も斎藤、杉内、和田、新垣とドラフトで獲得した自前の選手たちが育って、12球団でも誇れるチームになったと思っていた。また小久保、城島、井口が去っても松中を中心に川崎や柴原らが活躍し、4本柱投手陣中心に上位争いをしてきた。
 しかし、今年はどうだろう。結果的には3位で辛うじてCSには出場できたものの、その戦いぶりはファンの僕でさえ、面白みの欠けるものであった。松中、小久保は故障がちで成績はイマイチ、若手リーダー格の川崎も開幕当時怪我で出場できなかったし、横浜から来た多村もBクラス根性が身に沁みているのか、単純なプレーしかできなかった。大村も打率などは良かったものの、多村同様単純なプレーが多すぎる(柴原も似た感じ)し、期待の若手の松田、江川、キャッチャーの山崎も一人立ちできなかった。野手で唯一褒められるのは2年目でレギュラーを取った本多だけだろう。
 投手陣にしても斎藤が昨年の疲れが出て、1年間活躍できなかったし、和田も10勝は挙げたものの普段のピッチングから程遠いものだった。また新垣は暴投王化してしまったし、昨年活躍した藤岡、柳瀬、篠原ら中継ぎ陣も期待はずれであった。まぁそんな中、外国人投手を除くと杉内と馬原だけが及第点だったと言えるだろう。
 とにかく王監督を胴上げしたいというプレッシャーなのか、何かをしようという姿勢がなかった。CSでもその姿勢がプレーに見られたのは川崎ぐらいだった。で、勝手ながら来年のソフトバンクに対し、改革案を提示したい。
 まずは来年まで指揮を執るとおっしゃっている王監督にはやっぱり勇退して頂こう。ファンとしてもう一度胴上げを見たいという思いは大きいが、ベンチにで苦渋の表情をする痩せた王監督を観ていると試合が不甲斐ないばかりに忍びない。ここは球団の組織作りのためにGMか球団社長になってもらおう。そして監督にはやっぱり秋山になってもらいたい(森脇でもいいが)。そして投手陣の整理である。いや投手コーチの整理である。やっぱり杉本では心もとない、尾花級の実績ある大物投手コーチが欲しい。日本ハム監督交代で佐藤義則なんかダメかな? また権藤博、鹿取、牛島はどうだろう。駒は間違いなくいるのだから・・・。そしてどうしても必要なのがレギュラーキャッチャーである。終盤戦では打撃のいい田上を多く使ったが、やはり山崎かだれか若手をどうにか一本立ちさせたい(的場はピンチキャッチャーで)。そのために古田を是非バッテリーコーチに招聘できないだろうか。もしダメなら秋山と熊本繋がりで伊東元監督でもいいのだが・・・。野手も外国人より松田、江川ら若手を抜擢してもらいたい。最近城島以来ドラフト上位組で活躍する野手がいない。昨年の福田なんかも是非・・・。 まだ書きたいことはたくさんあるが、とりあえず今回はこんなところで・・・。兎にも角にも来年は優勝しなくてはいいから、魅力的なチームを作って欲しい。
 で、僕のこれからのCSシリーズ予想だが、パ・リーグは、ロッテはリリーフ陣が弱く、日本ハムがV。セ・リーグは怪我人の心配はあるが、いちばんバランスが取れている中日がV。日本一には日本ハムがなるのではと思っている。予想の根拠は魅力的なチームかどうかということだ。MLBは心情的にはレッドソックス、ロッキーズを応援したいが、見っ欲があるのは若手が揃うインディアンズかな!?

 明日の予想。まずは京都11R【デイリー杯2歳S】。僕の愛馬アンヴェイル(3着)が未勝利戦で負けた5番キャプテントゥーレ(1着)、12番ジョニーバローズ(2着)がここで好走すると、僕の愛馬も物凄く期待が持てるのため応援したいところだが、本命は7番シャランジュ。買う根拠はテンビー産駒だからだ。とにかく芝レースはテンビー産駒を買い続けると回収率は100%を超える(以前のデータだが・・・)。牝馬でありながら西下は陣営の勝負の顕れだと信じる。他のレースは東京11R【ブラジルC】。4番アルバレストの末脚を狙う。休み明けになるが1月は1000万条件でこの1400mを激走している。展開さえ嵌れば・・・。東京1Rは16番ハルタカオー。前走は1番人気で凡走したが、内に包まれてしまったのが敗因。外枠でスムーズに進めれば・・・これが今週の運試しだ。
 

 明後日は【秋華賞】。2強の牙城は高いが、僕の本命は別な馬である。それは予想ではない。一目惚れした馬を追いかけているだけである。明日勝利してその惚れた馬に賭ける!そんな筋書きを僕は考えているのだが・・・

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回顧&予想

2007-10-07 21:38:54 | 競馬予想

「馬券は総流ししといたほうがいいよ」
と、よく安田君に言っているのだが、まさかチョウサンとは・・・。
 今日の競馬を振り返る。まずは東京で行われたその【毎日王冠】。勝ったのは、松岡騎乗の8番人気チョウサン (牡5・清水利厩舎)。後方追走から直線で外に持ち出すと、さらに外から伸びた5番人気アグネスアーク(僕本命)の追撃を1馬身抑え優勝した。勝ちタイムは1分44秒2のコースレコード。さらに1/2馬身差の3着に1番人気のダイワメジャーが入った。レースは出遅れたストーミーカフェが強引にハナを取ったため、速い展開となった。結局はその展開がレースを大波乱にしたのだが、チョウサンがレコードで走ったのは予想外だった。確かに相手なりに走る馬であるが、あんな斬れる脚を使えるとは・・・。ただ別定の57㌔を背負ってレコードなのだから、素直にその力は認めなくてはならないだろう。当然【天皇賞・秋】でも無視するわけにはいかないだろうが、はっきり言って半信半疑である。それにしてもダンス×サッカーボーイなら【京都大賞典】向きのような気がするのは僕だけ!? 2着のアグネスアークは馬体重がマイナス8㌔とギリギリに見える体だったが、力は付けている。ただやっぱり【天皇賞・秋】では馬体的にも狙いづらい。負けて尚強しと思ったのが3着のダイワメジャー。ストーミーを早めに追いかけたコンゴウリキシオーは直線失速した(6着)中、59㌔を背負って3着は立派である。馬体はもう少し増えていても良かった(プラス12㌔)が、これで次走が楽しみになったと思う。
 勝ったチョウサンは、父ダンスインザダーク、母ステイヤング(父サッカーボーイ)という血統。’04年12月にデビューし、3戦目で初勝利。3歳春は【青葉賞】4着など重賞でも好走を見せたが、その後は条件戦で徐々に力を付け、前走の【ニューマーケットC】を勝ってオープン入りを果たしていた。通算成績18戦6勝(重賞1勝)。 鞍上の松岡はコイウタで制した【ヴィクトリアマイル】に続くJRA重賞制覇で今年4勝目、通算7勝目。管理する清水利調教師はキングオブダイヤで制した’97年【中山記念】以来約10年7か月ぶりのJRA重賞制覇で、通算6勝目となった。
 一方、京都で行われた【京都大賞典】は、佐藤哲騎乗の2番人気インティライミ (牡5・佐々木晶厩舎)が、中団追走から直線で外に持ち出されて伸び、内で粘り込みを図る1番人気ポップロックをクビ差交わして優勝した。さらに1.3/4馬身差の3着には6番人気の3歳馬アルナスラインが入った。勝ったインティライミは完全復活。ポップロックだけをマークしてポップを一蹴した。文句のつけようがない完勝劇。これで【ダービー】2着になった舞台で行われる【天皇賞・秋】【JC】が楽しみになった。2着ポップも実に堅実な走りをする。四位は横綱相撲の騎乗をやったが、そこまで強い馬ではない。ただ大舞台で馬券になる確率はこっちの方かも・・・。3着は3歳アルナスライン。7ヶ月休み明けでインティライミ、ポップロックと好勝負したのだから力はある。さすがに【すみれS】でベッラレイアを一蹴しただけのことはある。今年の【菊花賞】は強力なライバルが少ないため、母父の血が上手く生きれば馬券になる可能性も・・・。
 勝ったインティライミは、父スペシャルウィーク、母はアンデスレディー(父NT)という血統。半姉にオーバーザウォール(父ドクターデヴィアス)、全兄にサンバレンティンがいる。’05年【京都新聞杯】で重賞初制覇を飾り、続く【日本ダービー】ではディープインパクトの2着に好走。その後は裂蹄による休養を余儀なくされ、復帰後も勝ち切れないレースが続いていたが、前走の【朝日チャレンジC】を快勝し、約2年4か月ぶりの勝利を挙げていた。通算成績17戦5勝(重賞3勝)。
 鞍上の佐藤哲はインティライミで制した【朝日チャレンジC】に続く今年のJRA重賞3勝目。管理する佐々木晶調教師も同レースに続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では28勝目となった。

 では明日の予想。まずは東京9R【西湖特別】。本命は14番インプレスゴールド。前走の時計は500万と同じで価値はないが、京都をすてて府中に殴りこみは自信の表れ。鞍上に勝春を擁してここは狙い目。11R【ペルセウスS】は1番スリープレスナイト。困ったときは3歳牝馬、その3歳牝馬がダートで古馬相手に7月に勝利は力がある証拠。鞍上の上村も「重賞を狙える馬」と評した馬、人気になる前に先物買いだ。京都10R【室町S】は6番アドマイヤキラメキ。前走は中身ができなく叩かれた今回で本領発揮。ミスプロ×NTはこの条件走る!  JRAではないが、明日は【南部杯】が行われる。本命は3番ワイルドワンダー。ブルーコンコルドとサンライズバッカスの目標は先と見て今回はワイルド狙い。とにかく岩田が絶賛する馬である。 明日は久々のゴルフのため、馬券はまとめ買いの予定である。

 連休の有終の美を飾りたいものだ。そういえば、シカゴ・カブスは今年も「ヤギの呪い」から抜け出すことが出来なかった。ヤギって思ったよりしつこいですね。しかしヤギ座の僕は負け方が実にあっさりしている。少しはシカゴのヤギを見習いたいものだ

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