人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

ホープフル

2023-12-28 11:37:22 | Weblog

帰郷中で、簡単に今日の予想。【ホープフルS】は11番ショウナンラプンタ。このレース、大物も出るが、将来強いダート馬も出る。

将来の強いダート馬になりそうなのはこの馬。



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有馬記念的中!

2023-12-24 18:05:04 | Weblog

《全国高校駅伝競走大会》男子。佐久長聖が2時間1分00秒の大会新記録で6年ぶり3度目の優勝を飾った。3区で先頭を奪うと、5区(3㌔)、佐々木哲(2年)が8分14秒をマークし独走状態を作った。1972年の第23回大会で、小出(新潟)の浅井利雄がマークした8分22秒の区間記録を51年ぶりに塗り替えた。そして6区、アンカー7区も盤石の走りでそのまま逃げ切った。留学生なしの日本人選手だけのチームで見事な記録。あまりにも立派すぎる 優勝だった。2位には倉敷、3位には八千代松陰、4位には須磨学園、5位には埼玉栄が入った。一方、女子は神村学園(鹿児島)が1時間7分28秒で5大会ぶり2回目の優勝を果たした。アンカーの5区でトップと1分20秒差の3位でたすきを受けた神村学園のカリバ・カロライン(3年)が猛追し、競技場のトラックの最後の直線で仙台育英・橘山莉乃(3年)を逆転した。2位は仙台育英(宮城)、3位は立命館宇治(京都)、4位は大阪薫英女学院、5位は前回優勝の長野東だった。

 

 今日の重賞を振り返る。中山11Rで行われた【第68回有馬記念】は、武豊騎乗の2番人気ドウデュース(牡4歳・友道康夫厩舎)が中団後方から直線で鋭く伸びて接戦を制し優勝。昨年のダービー馬が、先週16日に実戦復帰した武豊とともに完全復活を果たし3つ目のGIタイトルを手にした。54歳9カ月10日の武豊は、同レース最年長勝利で、自身が持つJRA・GI最年長勝利記録(54歳19日)を更新し、池添謙一に並ぶ歴代最多4勝目を挙げた。タイムは2分30秒9。半馬身差の2着にはスターズオンアース(7番人気)、さらに1馬身差の3着にタイトルホルダー(6番人気)が入った。なお、1番人気のジャスティンパレスは4着、3番人気のスルーセブンシーズは12着に敗れた。
 勝ったドウデュース。クリスマスイブの武豊の騎乗は神懸っている。出遅れての仕掛けどころなどこれ以上のタイミングはないという追い出しだった。正直、ダービー馬とはいえ、ここまで強いとは思っていなかった。大変失礼した。来年はまだ5歳馬、陣営は再度【凱旋門賞】を狙うようだが、今日の走りができれば…。武豊の上期上に匹敵なのが2着スターズオンアース騎乗のC.ルメール。スタートが抜群で楽に2番手を取ったのはさすが。途中の域の入れ方もさすがだが、最後の直線ではずっと右にモタれてしまったので、そこは残念。【菊花賞】もそうだが、大一番での外枠のルメールは黙って買い。3着タイトルホルダーは力を示した。タイトルホルダーらしい競馬であわやのシーンを作ったし、本当にいい競馬だった。4着ジャスティンパレスはスタートの出遅れが痛かった。それでも同位置にいたドウデュースが勝ったのだからチャンスはあったが、コーナリングがスムーズにできなかった。ドウデュースについていければ…。5着シャフリヤールのこの走りは驚いた。松山のルメールマークも良く、最後までいい脚を使った。これだけ走れば今後楽しみだ。逆に6着タスティエーラは直線の不利が痛かった。最後は良い脚を使っていただけに残念。ただムーアでダメなら諦めつく。12着スルーセブンシーズは少し気負っていた。距離も2500mは少し長いのかも…。

 ドウデュースは、父ハーツクライ、母ダストアンドダイヤモンズ(母父Vindication)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(株)キーファーズ。通算成績は12戦6勝。重賞は2021年【朝日杯FS】、22年【日本ダービー】、今年の【京都記念】に次いで4勝目。友道康夫調教師は【有馬記念】初勝利、武豊は1990年オグリキャップ、06年ディープインパクト、17年キタサンブラックに次いで4勝目となった。

 馬券はスターオンアースの複勝と馬連、3連複的中! まぁ万馬券までは届かなかったが、【有馬記念】、中山最終3連複的中でいい締めくくりとなった。

 

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有馬記念は・・・まさか

2023-12-23 18:47:10 | Weblog

 今日は競馬一色でいく。まずは今日の重賞結果。中山10Rで行われた【第146回中山大障害】は、石神深一騎乗の1番人気マイネルグロン(牡5歳・青木孝文厩舎)が4連勝で初のGIタイトルを奪取。ジャンプ界に新王者が誕生した。レース序盤は中団で安定した飛越を見せ、途中からは3番手まで位置を上げると向こう正面半ばでに一気に先頭へ。そこからは完全に独走となり、最後は10馬身差つけ圧勝した。タイムは4分37秒9。2着には昨年の覇者ニシノデイジー(3番人気)、さらに6馬身遅れた3着にエコロデュエル(4番人気)が入った。
 勝ったマイネルグロンは文句なしの強さだった。直線では物見をするぐらい余裕があったのに、この時計。まだ5歳でスタミナ血統。間違いなく障害界のスターになる素材だろう。2着ニシノデイジーは最近調子がイマイチだったが、さすが昨年の王者である。早仕掛けで2着の粘りは立派。大差こそつけられたが、この馬も強い。3着エコロデュエルはまだ4歳馬。初コース、初斤量、初距離と経験が少ないなかよく頑張っている。これが良い経験になるだろう。4着ビレッジイーグルは最後までしっかり走れていたし、力を出し切っている。5着ジューンベロシティも力はつけているが、1、2着馬が強かった。

 マイネルグロンは、父ゴールドシップ、母マイネヌーヴェル(母父BT)という血統。北海道新冠町・ビッグレッドファームの生産馬で、馬主は(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン。通算成績は21戦5勝(うち障害10戦5勝)。重賞は今年の【東京ハイJ】に次いで2勝目。青木孝文調教師は【中山大障害】初勝利、石神は2016・17・21年オジュウチョウサン、18年ニホンピロバロンに次いで5勝目となった。

 一方、阪神11Rで行われた【第18回阪神C】は、松山弘平騎乗の4番人気ウインマーベル(牡4歳・深山雅史厩舎)が好位追走から直線で鋭く伸びて、0秒2差に上位7頭がひしめく混戦を制し、2つ目の重賞タイトルを手にした。タイムは1分19秒3。3/4馬身差の2着にはグレナディアガーズ(3番人気)、さらにハナ差遅れた3着にアグリ(2番人気)が入った。なお、【スプリンターズS】の覇者で1番人気に支持されたママコチャは5着に敗れた。
 勝ったウインマーベルは実にいい競馬だった。道中もばっちりで外にタイミングも仕掛けも見事だった。1400mの方が良い競馬ができそう。2着グレナディアガーズも力を出し切っている。さすがムーア。今日は運がなかっただけだ。3着アグリのルメールもお見事。最後失速は馬体が太かったのかもしれない。

ウインマーベルは、父アイルハヴアナザー、母コスモマーベラス(母父フジキセキ)という血統。北海道新冠町・コスモヴューファームの生産馬で、馬主は(株)ウイン。通算成績は20戦5勝。重賞は2022年【葵S】に次いで2勝目。深山雅史調教師、松山ともに【阪神C】は初勝利となった。

 

 では明日の予想。まずは中山メイン【有馬記念】。当初、10番ジャスティンカフェ、15番スルーセブンシーズの内枠に入った馬を中心に買おうと思っていた。その初心だと10番ジャスティンカフェだが…ここにきて気持ちが変わった。本命は16番スターズオンアース。過去1回も16番の馬が馬券になっていないのは百も承知だが、たぶんオルフェーブル、グラスワンダーらが16番枠に入っていたらこの成績にはなっていないはず。まして外枠の長距離は抜群にうまいルメールが騎乗する。この馬+鞍上で7番人気は美味しすぎる。ここは単複に流し馬券。相手は1,4,5,8,10,13,16番。中山12R【フェアウェルS】は3番タイセイブリリオ。このクラスになってダート転向で好走が続く。前走も落鉄して2着だった。自在性もあるのでルメールも乗りやすいだろう。相手は1,4,8,10,12,15番。阪神メイン【りんくうS】は穴狙い。16番サトノテンペストが面白そう。阪神ダートがこの馬の庭で、中でも1200mが合う馬。1200mに戻る今回が絶好な狙い目。相手は4,5,6,7,915番。阪神12R【ジングルベル賞】は4番ジョウショーホープ。上のクラスになって徐々に距離が短いほうが結果が出るようになってきた馬。前走プラス14㌔で2着は充実してきた証拠だろう。相手は1,5,7,10,13,15番。

 今週の一口馬。今日2頭出走したが…。まずは中山3R【2歳未勝利】(1600m芝)にヴィントシュティレがマーカンド騎乗で出走した。ゲートはゆっくりだったが、行き脚がついてからは馬群のインコースにつける。直線はスペースができてから追い出すも、最後までジリジリとした脚になってしまい7着に終わった。鞍上のマーカンドは「レース前から気性面が昂っている様子でした。騎乗してから少しでも落ち着かせるように進めたものの、返し馬の後、ゲート裏のポケットでは本来、歩きたいところ、ずっと速歩になっていたくらいです。競馬にいってもその影響は大きく、ゲートの出が決まらず、また道中に関してもずっと自分自身で舞い上がっているような感じになっていました。走りから能力はありそうと感じただけに、力を示すことができず申し訳ございません」とのこと。ずっと力んでいて、消耗してしまったようだ。もう少し前々で運べていたら違った結果になっていたのかも…。新馬戦の内容から力を発揮できれば上位の力はあるはずなので、経験を重ねつつ心身共に更なる成長を促して結果につなげてもらいたい。もう1頭はアシセバイラが中山7R【2歳1勝クラス】(1200mダート)にドイル騎乗で出走した。競馬は道中中団の前を追走し、直線は外に出してからジリジリ脚を使っているが7着に終わった。鞍上のドイルは他馬のゲートが速く、少し追走に気を遣いました。道中はキックバックで少し頭を上げるところはありましたが、それでリズムを崩すことはなく、我慢してくれていたと思います。いい結果を出せず申し訳ございませんが、直線は外に出してから脚を使っていますし、いい経験になったと思います』とのこと。さすがに昇級戦で回りが早く追走に戸惑ったが、ドイルがいうようにこの経験をしっかり糧にして今後につなげてほしい。

 

さぁ楽しもう!有馬記念!

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今週の一口馬は2頭

2023-12-22 20:37:20 | Weblog

今日大きなニュースが入ってきた。オリックスからポスティングシステムを利用してのメジャーリーグ移籍を目指していた山本由伸(25)が21日(日本時間22日)、ドジャースと契約すると米メディアが報じた。まだ正式発表ではないが、スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は自身のX(旧ツイッター)で「日本のスター、山本由伸とドジャースは12年総額3億2,500万ドル(約462億円)の契約で合意していると、契約に詳しい関係者がESPNに語った」と記した。USAトゥデイのボブ・ナイチンゲール記者も「山本に3億ドルをオファーしたヤンキースは、山本の代理人から山本がドジャースと3億ドルをはるかに上回る価値の契約に合意したと知らされた」と山本がヤンキースを断りドジャースと契約合意したと伝えた。またMLB公式のマーク・フェインサンド記者も「関係者によると、山本由伸はドジャースと3億ドル以上で契約する予定だという」と報じた。米主要メディアのFA選手ランキングは軒並み大谷1位、山本2位の評価が並ぶなど、今オフFA選手の「目玉」となっていた山本。決め手はやっぱり大谷だったようだ。ドジャースは山本と今月12日(同13日)に面談。その場にはドジャースと10年契約を結んだばかりの大谷が同席。スポーツ界史上最高総額の7億ドル(約1015億円)の97%を後払いにする代わりにさらなる選手補強を要望し「ぜひ山本を獲得してほしい」と球団に強く進言していた大谷が“初仕事”として、補強に直接出馬した。大谷について「大谷さんはストイック。MVPを獲っても驚きがない。そのぐらい力が凄いというか、全部が凄いです」と憧れる山本の心が動いたことは想像に難くない。それでも僕はヤンキースに行くのかなと思っていたが…。松井よりやっぱり決め手は大谷だったということだろう。正式発表、会見で山本が何を語るのか注目して待ちたい。

野球の話題をもう一つ。実はソフトバンクファンを辞めようかなと思いつつある。先日、西武からFAの山川穂高(32)と正式契約を結んだことをソフトバンクが発表、その2時間後に福岡のペイペイドーム内で入団会見を行われた。その会見は山川の謝罪から始まった。「決断に時間がかかってしまい、申し訳なく思っております。一連の私の不祥事によって、ライオンズファン、球団、プロ野球ファンすべての関係者にご迷惑をおかけしましたことをお詫びしたいと思います。本当に申し訳ありませんでした」。そして前日まで連絡を入れなかった西武に対して「西武ライオンズさんには入団から10年間、苦しいときも楽しい時も支えてくれました。感謝しています」とお礼を述べ、ソフトバンク入りを決断した決め手が、1度だけ持った対面交渉で三笠GMから伝えられた「絶対に優勝したい。戦力になってください」という言葉だったことを明かした。その直後、SNSやネットではバッシングの嵐が起きた。山川がアゴヒゲを剃っていなかった点に「反省していないぞ。ヒゲを剃れ」などと物言いがついた。そして、山川が、西武のファンや選手への謝罪や挨拶を行っていないことへの非難も大きかった。特に西武に対しては、不起訴にはなったものの、無期限の出場停止処分を科せられているのに、その解除もないまま移籍することへの批判である。三笠GMは、球団が変われば、その効力もなくなるという見解を示したが、それはソフトバンク側の勝手な理由だ。
 僕が今回ソフトバンクファンを辞めたいと思うようになったのは、このように山川の獲得を決断したソフトバンク球団フロントに対しての不満からだ。三笠GMは、孫オーナー、王会長からも「総合的な判断を尊重する」とのGOサインをもらったことを明かしたが、正直このレジェンド2人の判断にもがっかりである。王会長が、広報を通じて出した「認めてもらえるかどうかは彼の頑張り次第」というコメントにも違和感を覚えるし、最近の金にものを言わせた補強に対してひと昔の巨人のようで悲しくて仕方ない。なんか僕が思う球団と違う方向へ経営が行っているようで仕方ない。昨年も近藤、オスナ、ガンケル、嶺井、有原と80億円をかけて大型補強をしたが、優勝に遠く手が届かなかった。そして今オフも…。その一方で3、4軍までの育成システムを持ちながら、若手が育たず、大量に戦力外通告を行い、その中には28歳の上林や九鬼らが放出となった。正直、何のための3軍、4軍かもわからない。このあと、山川の人的補償が誰になるのかという問題がでてくる。間違いなく、そこでまた山川へのバッシングは増すだろう。シーズンが始まるまでどこを応援するか決めよう。候補はオリックス、ロッテ⁉

競馬の話題。カナダで活躍する木村和士(24)が同国を代表する競馬場であるウッドバイン競馬場で3年連続となるリーディングジョッキーに輝いた。木村は今年4月22日のシーズン開幕から12月17日の閉幕までにタッチンライドで制したカナダ3冠の最終戦【ブリダーズS】など7つの重賞を含む161勝をマーク。2位に32勝差をつける大差での戴冠となった。木村は21,22年のカナダ最優秀騎手のほかに19年に北米のエクリプス賞最優秀見習い騎手も受賞。グレツキーザグレートで勝った20年の【サマーS】、ルジールで優勝した22年の【EPテイラーS】と2つのGⅠを制しているほか、今年3月には米国・カリフォルニア州のサンタアニタパーク競馬場で行われた【フランク・E・キルローマイルS】をゴールニックスで勝利。米国でもGⅠ制覇を果たしている。木村の日本での騎乗を見たいものだ。
 競馬の話題をもう一つ。JRAが今日、柴山雄一騎手(45・フリー)が現役を引退すると発表した。引退後は美浦の古賀慎明厩舎で調教助手を務める。柴山は98年に笠松競馬でデビュー。05年に安藤勝己、小牧太、赤木高太郎に続く史上4人目となる中央移籍を果たすと、美浦の畠山吉宏厩舎に所属。いきなりキャリアハイとなる80勝を挙げ、同年12月の【中日新聞杯】をグランリーオで勝利、JRA重賞初制覇を飾った。その後は20年に栗東に拠点を移し、武幸四郎厩舎に所属。今年12月に再び美浦所属となっていた。今日現在、JRA通算602勝(うち重賞12勝)を挙げている。僕が柴山で記憶深いのはヤマニンキングリーだなぁ。【札幌記念】(2009年)を勝って、【毎日王冠】、【天皇賞・秋】、【JC】に出走した時、穴馬と思って馬券買ったなぁ。惨敗だったけど…。その後、柴山でなく武豊でダートの【シリウスS】を勝ったアグネスデジタル産駒。ちょっとこじんまりした二刀流だった。柴山さん、こんな馬育ててね!

 

明日の予想。まずは阪神メイン【阪神C】。さすがスーパーGⅡ、好メンバーが揃った。本命は12番ラララクリスティーヌ。2,3走前はマイル。1400なら話は違う。京都より阪神の方が良いし、鞍上も手に入れている。相手は3,6,10,13,14,17番。阪神10R【摩耶S】は2番サンライズアリオン。前走は前向きすぎたのでブリンカーを外すらしい。松山の進言、ここは負けられない。相手は1,3,5,11,13,14番。中山メイン【グレイトフルS】は4番キングスパレス。いつオープン入りしてもおかしくない馬。このクラスで実績は一番だし、58㌔も経験済み。それに鞍上はマーカンドなら…。相手は1,6,10,11,14,16番。中山10R【中山大障害】は10番マイネルヴァッサー。10歳馬になるが昨年は僚馬11番マイネルレオーネが10歳で馬券になっている。このメンバーなら飛越は上位だし、じっくりレースを運べる。スタミナ勝負で大波乱に…。相手は1,2,3,4,5,9,11番と幅広く。

今週の一口馬は2頭。まずはヴィントシュティレが明日の中山3R【2歳未勝利】(1600m芝)にマーカンド騎乗で出走予定。古賀慎調教師は「(20日の追い切りは)ウッドチップコースにて時計を出していますが、結構時計が出ましたね…。ただし、無理に促してこの時計になったわけではなく、いい意味で気分良く前向きに走ってのものですから、問題ないと見ていいでしょう。前走はちょっとかみ合い切れなかったものの、中山のマイルと言う条件は悪くないと思いますので、しっかり走っていい結果につなげたいですね」とのこと。新馬戦2着の馬、強敵は多いが、なんとか勝ち負けを期待。もう一頭はアシセバイラ。明日の中山7R【2歳1勝クラス】(1200mダート)にドイル騎乗で出走する。辻調教師は「今週もジョッキーの石田騎乗で追い切っています。道中の行きっぷり、直線の反応は先週よりも良かったですね。ジョッキーは『最後まで気を抜かずしっかり走れていて、先週よりも確実にいい感触を掴めました』と言っていました。時計も問題なく出せていますし、今週末の競馬へ向けていい動きを見せてくれたと思います。馬体重は火曜日時点で476㌔でしたので、前走比で減っての出走になりそうです。テンションは保ちつつカイバも食べていて、見た目の印象も決して悪くないと思いますが、もう少し身になってくればさらに良くなってきそうですね。そのあたりは良化途上と言えますが、競馬へ向かう態勢は整えられたと思いますので、現状でどれだけやれるか楽しみに送り出したいです」とのこと。前走がモレイラマジックでの勝利だったが、モレイラが乗ったことで馬が変わったかもしれない。夢は大きく2連勝を期待する。2023年の中央競馬一口馬最後の出走は、マーカンド&ドイルという夫婦に頼ることとなった。良い締めくくりになってほしいなぁ。

 

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馬券も、一口馬も…・悲しい週末

2023-12-17 19:23:47 | Weblog

 毎年この時期になるとENEOSの強さを痛感していたが…。今日行われた《第90回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会》決勝。3年連続の同一カードで、10連覇中のENEOSと、悲願の初優勝を目指すデンソーが激突した。試合は渡嘉敷来夢の得点で幕を開けたが、デンソーが、21-13とリードして第1クォーターを終えた。続く第2クォーターもデンソーが試合の主導権を離さない。赤穂ひまわり、髙田真希、渡部友里奈、木村亜美の活躍で41-27とデンソーが点差を広げて試合を折り返した。迎えた第3クォーターでは髙田がエンジン全開。この10分間だけで10得点を挙げると、チーム全体でも確率良くシュートを沈める。ディフェンスではENEOSをわずか6得点に抑え込んだデンソーが大きく突き放し、66-33とダブルスコアで最終クォーターへ。第4クォーターでも木村や高橋未来、本川紗奈生が長距離砲を沈めるなど、デンソーが点差をキープ。最後まで気を緩めない試合運びを見せ、デンソーが89-56で大きな勝利を手にした。長年超えられなかったENEOSの壁を打ち破り、悲願の初優勝を飾ったデンソーは、髙田が21得点6リバウンド5アシスト、木村が16得点4アシスト、馬瓜が12得点8リバウンド4アシスト、赤穂ひまわりが12得点9リバウンド、赤穂さくらが10得点をマーク。一方のENEOSは、渡嘉敷が16得点4リバウンド4アシスト、高田が12得点8アシストを挙げるも、皇后杯の連続優勝記録が「10」で途絶えた。デンソー天晴れ!高田真希天晴れ!

 

 米国男子ツアー《Qスクール ファイナルステージ(最終予選会)》3日目。来季PGAツアーの出場権を争う最終予選会は第3ラウンドが終了し、ともにソーグラスCCを回った小平智は「69」で通算4アンダー13位、中島啓太は「75」として通算イーブンパー54位で最終日を迎える。 競技は予選カットなしの4日間72ホールで行われ、5位タイまでにPGAツアー出場権、40位タイまでに下部コーンフェリーツアーの限定的な出場権が与えられる。 小平は現時点で5位タイ(通算7アンダー)まで3打差につけており、初日76位の出遅れから着々と浮上。来季で7年目となる主戦場の出場権確保へ望みをつないだ。一方の中島スコアを5つ落とし大きく後退した。5位タイまでは7打差、40位タイまでは1打差の位置にいる。通算12アンダーの単独首位に「65」をマークしたハリソン・エンディコット(オーストラリア)。ツアー2勝のパットン・キザイアは通算2アンダー24位。今季《マスターズ》ローアマチュアのサム・ベネットは通算1アンダー36位。ツアー4勝のショーン・オヘアーは、前半アウトを通算5オーバーで折り返した時点で棄権した。小平、中島頑張れ!

 

 今日の重賞を振り返る。阪神11Rで行われた【第75回朝日杯FS】は、川田将雅騎乗の1番人気ジャンタルマンタル(牡・高野友和厩舎)が中団のイン追走から直線で早めに先頭に立つと、そのまま押し切り優勝。【新馬戦】、【デイリー杯2歳S】、そして【朝日杯FS】とデビューから無傷3連勝で2歳マイル王戴冠を果たした。【デイリー杯2歳S】勝ち馬による同レース勝利は、2018年アドマイヤマーズ以来5年ぶり2頭目。タイムは1分33秒8。1馬身1/4差の2着には武豊のエコロヴァルツ(4番人気)、さらにクビ差遅れた3着に紅一点のタガノエルピーダ(5番人気)が入った。なお、3番人気のダノンマッキンリーは8着、2番人気のシュトラウスは10着に敗れた。
 勝ったジャンタルマンタルは少し太いと思っていたが、それでこの快勝、相当強い。2歳馬でまだまだ成長する余地もたくさん残している現状。どれだけ強くなるのか楽しみだ。ただ距離はマイル+αのような気がする。きっとダートもいいだろう。2着エコロヴァルツは相当な力を持っている可能性がありそう。同じ産駒のキタサンブラックになるかも!?3着 タガノエルピーダは牝馬ながらよく頑張っている。キズナ産駒の牝馬なら大物になるかもしれない。大化けしそうなのは4着ジューンテイク。鞍上のM.デムーロが「とても良い馬ですが、本気で走っていない感じです」とのこと。距離ももっとあった方が良いと思うし、ひょっとしたら…。10着シュトラウスは気性の問題が大きい。

 ジャンタルマンタルは、父Palace Malice、母インディアマントゥアナ(母父Wilburn)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は3戦3勝。重賞は今年の【デイリー杯2歳S】に次いで2勝目。高野友和調教師は【朝日杯FS】初勝利、川田は17年ダノンプレミアム、20年グレナディアガーズに次いで3勝目となった。

今日の一口馬は惨敗3連発。まずはウインアラジン中京7R【3歳上1勝クラス】(1800mダート)に出走し10着。管理する寺島調教師は「ゲートの中に入ってからの雰囲気がすでに怪しかったですし、さすがにあの飛び出しでは厳しかったです。ゲートに関しては、金曜日にトレセンで駐立の練習を行い、その時は何ひとつ悪さをすることなく普通にこなせていたのですが、レースとなると馬自身、何か感じるものがあるのかもしれません。連闘で続けて使いましたので、この後は一旦放牧を挟みますが、年明けにはすぐにトレセンへ戻し、小倉のダート2400mを目指したいと思います」とのこと。厳しい状況になりつつある。次走は実績のある長丁場の条件で、最低でもきっかけを掴んでほしい。ラブリアージェは阪神8R【3歳上2勝クラス】(1400mダート・牝)に出走し結果12着。鞍上の古川は「前半ややキックバックに戸惑う場面はありましたが、ラチ沿いのいいポジションで収まることができました。向かい風も受けずスムーズに4角を回れたものの、直線は反応ひと息で伸び切れていない。これまでの競馬の内容から、この距離が長いとは思えないですし、昇級してペースの違いも多少影響したでしょうか。ダートでも新潟の時のような脚抜きいい馬場状態であればと思います」とのこと。まぁ使い過ぎ、これでいくらなんでも放牧だろう。テキサスフィズは中京10R【桑名特別】(1200m芝(混))に出走し16着。鞍上の角田大和は「当該週の追い切りに乗せてもらった時の感触が良くて、坂路コースで楽に52秒台を出せましたから、このクラスでもスピードは上位だと思ったのですが、攻め馬の良さが全く見られず、追走することで精一杯でした。ブリンカーを着けても気持ちが乗っていませんでしたし、スタートしてから突っ張ってレースを止めようとしていましたので、芝・ダート云々というよりは気性面の難しさが全面に出てしまったように思います」とのこと。気性問題が長引いている。何とかならないものか…。

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朝日FSは…。一口馬は3頭

2023-12-16 18:01:51 | Weblog

 漫才日本一を決める「M-1グランプリ2023」決勝の新審査員に姉妹漫才コンビ「海原やすよ・ともこ」の姉、海原ともこ(51)が就任することが分かった。先日、18年から審査員を務めた立川志らく(60)の卒業を発表し、後任が注目されていた。女性審査員はこれまで上沼美恵子や昨年から参加の山田邦子ら各大会1人が最高で、史上初の女性審査員2人が加わっての実施が濃厚となった。「海原やすよ・ともこ」は12年と17年の上方漫才大賞を受賞した実力派漫才師。僕は良い選択だと思う。なんなら山田邦子の替わりでもと思うのだが…。今大会は過去最多8540組がエントリーし、決勝当日の敗者復活戦を勝ち抜いた1組を加えた10組が第19代王者の座を争うが、海原ともこにも注目したい!
 ゴルフの話。米国男子ツアー《Qスクール ファイナルステージ(最終予選会)》2日目。日本ツアー賞金王の中嶋啓太はソーグラスCCで5バーディ、1ボギーの「66」をマーク。通算5アンダーで初日20位から首位と2打差の6位まで順位を上げた。レギュラーシーズン、フェデックスカップ・フォール(秋季シリーズ)でシード返り咲きを逃した小平智はTPCソーグラス ダイズバレーCを回り、6バーディ、1ボギーの「65」と好スコアをマーク。初日76位から3アンダー15位まで巻き返した。7アンダーの首位にはいずれもツアー未勝利のカイル・ウェストモーランド、ブレイン・ヘイルJr、ハリソン・エンディコット(オーストラリア)が並んだ。ツアー4勝のショーン・オヘアーは4オーバー109位。LIVゴルフの予選会にも出場したツアー1勝のケビン・チャッペルは2日間をトータル4オーバーとして棄権。初日131位と出遅れていたツアー4勝のスコット・ピアシーも2日目を「70」で終えた後に棄権した。この大会は、予選カットなしの4日間72ホールで行われ、上位5位タイまでがPGAツアー出場資格を獲得。40位タイまでに下部コーンフェリーツアーの限定的な出場権が与えられる。中島、小平頑張れ!

 今日の競馬を振り返る。中山11Rで行われた【第9回ターコイズS】は、C・ルメール騎乗の1番人気フィアスプライド(5歳・国枝栄厩舎)がスタートを決めて好位のインを追走すると、直線では父ディープインパクト譲りの豪快な末脚で抜け出し初の重賞タイトルを手にした。タイムは1分32秒7。先手を奪ったフィールシンパシー(8番人気)が1馬身1/4差の2着に粘り込み、3連覇を狙ったミスニューヨーク(6番人気)はさらにアタマ差の3着に敗れ快挙はならなかった。なお、1カ月半ぶり実戦復帰となった武豊のソーダズリング(4番人気)は4着に敗れた。

 フィアスプライドは、父ディープインパクト、母ストロベリーフェア(母父Kingmambo)という血統。北海道日高町・ダーレー・ジャパン・ファーム(有)の生産馬で、馬主はゴドルフィン。通算成績は16戦5勝。重賞は初勝利。国枝栄調教師は【ターコイズS】初勝利、C・ルメールは2016年マジックタイム、19年コントラチェックに次いで3勝目となった。

 明日の予想。まずは阪神メイン【朝日杯FS】。いろいろ目移りするメンバーだが、最終的には、枠とか調子とか考えないで一番強いと思っている馬を本命にした。本命は17番シュトラウス。大外枠は不利だが、他の馬に邪魔されなく進めるこの馬は有利、力を出し切る。相手は絞る。2,3,5,6,7,11番。特に2,7,11番を厚めに買う。中山メイン【ディセンバーS】は12番バジオウ。叩き2戦目で状態アップは間違いない。メンバー的に見てもハナは切れるだろう。相手は1,2,4,7,10,13番。中京メイン【コールドムーンS】は6番エルバリオ。前走は16㌔増の余裕残しで最後は盛り返す走り。叩き一変、ここはオープン初Vに手が届く。相手は1,2,3,4,7,13,14番。

 今日の一口馬。まずはジュエルドレーサーが阪神5R【2歳新馬】(1200m芝・混)に出走し結果6着となった。管理する小林真也調教師は「トモを滑らせて、若干立ち遅れ気味のスタートになったものの、行き脚が付いて楽に二番手のポジションから競馬を運ぶことができました。道中はスローな流れも折り合いが付き、4角ではまだ手応えも残っていたようですが、ゴール前は右へ右へとモタれてしまって一杯一杯に。稽古でそういった面は見せなかったのに、今日は返し馬でもずっと苦しがって右へ張っていましたから、次はハミなど替えて馬具も右片側だけ何か工夫してみるつもりです」とのこと。思った競馬はできた。次走に期待したい。またアースライザーが中京メイン【尾頭橋S】に出走し、結果14着に終わった。騎乗した吉田隼は「一歩目で躓いてしまって、そこから流れが速く感じられました。クラスが上がってペースの違いもあるかと思いますが、追走がしんどかったです。もしかすると中一週での出走で、見えない疲れがあったのかもしれません。いずれにしろ今日はこの馬らしさ、良さが出せずに申し訳ないです。砂を被る競馬もできますし、クラスに慣れて『らしさ』が出せれば楽しみだと思います」とのこと。今日はスタートがすべて。また出直しだ! 
 明日はまずウインアラジンが中京7R【3歳上1勝クラス】(1800mダート)に角田和騎乗で出走。連闘になるが、一度使った上積みも込めそう。続いてラブリアージェが阪神8R【3歳上2勝クラス】(1400mダート・牝)に出走する。中1週になるが、差す形がしっかり板に付いてきたので、スムーズに運べさえすれば…。最後はテキサスフィズが中京10R【桑名特別】(1200m芝・混) に出走。転厩してデビュー以来の芝挑戦。初物尽くしのレースとなるが、半姉は芝でも勝利を挙げており、芝も大丈夫なはず。何とかいい走りを…。

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今週は一口馬5頭!

2023-12-15 21:15:00 | Weblog

 米国男子ツアー《Qスクール ファイナルステージ(最終予選会)》が始まった。4日間72ホールのストロークプレーで予選カットはなく、上位5位タイまでがPGAツアー出場資格を獲得。40位タイまでに下部コーンフェリーツアーの限定的な出場権が与えられる。 日本からは松山、久常に続けと、中島啓太、小平が参戦。中島はダイズバレーC で3バーディ、2ボギーの「69」でプレーし、トップと4打差の20位発進。そして小平はソーグラスCC で3バーディ、5ボギーの「72」2オーバー76位で初日を終えた。5アンダー首位にはオーストラリアのツアー未勝利、ハリソン・エンディコットが立った。ツアー4勝のショーン・オヘアーは3オーバー102位。ツアー4勝のスコット・ピアシーは5オーバー131位と出遅れた。まだ始まったばかり、中島と小平の健闘を期待する。

 前述の中島、小平のように、最近海外に進出するゴルファーが増えてきているがまた一人新たな道を拓いたゴルファーがいる。香妻陣一朗だ。来季のLIVゴルフツアー出場権を賭けた予選会《LIV・ゴルフプロモーションズ》を2位で通過。狭き門を突破して、来季出場権を獲得した。第1ラウンド、第2ラウンドとともにカットを突破して迎えた最終日。第3ラウンドを4バーディ・1ボギーの「69」とすると、最終ラウンドは5バーディ・1ボギーの「68」でプレー。トータル7アンダーの2位タイに並び、キーラン・ビンセント(ジンバブエ)、ローリー・キャンター(イングランド)との2枠をかけたプレーオフに突入。1ホール目を3人全員がパーとすると、2ホール目でキャンターがダブルボギーを喫して脱落。香妻とスコット・ビンセント(ジンバブエ)の弟、キーランが出場権を手にした。トータル8アンダーでトップ通過を果たしたのはカーレ・サモーヤ(フィンランド)。昨年6月に欧州ツアー初優勝を飾り、2021年《東京五輪》ではフィンランド代表として戦っているプレイヤーだ。日本からもう一人参加していた比嘉一貴は最終日残れず敗退。また、13年の《全米プロ》覇者、ジェイソン・ダフナー(米国)も敗退している。来季で3年目を迎えるLIVゴルフ。ジョン・ラーム(スペイン)の電撃移籍が発表されるなど、その話題は尽きないが、果たして香妻は…。尚、24年シーズンは2月2~4日にメキシコ・マヤコバで初戦が行われ、全14試合の開催が予定されている。
 

遂にG1ゲット!12/13に川崎で行われた【第74回全日本2歳優駿】(2歳オープン、定量、JpnI、1600mダート)は、坂井瑠星騎乗の1番人気フォーエバーヤング(牡、栗東・矢作芳人厩舎)が2番手追走から3コーナー過ぎで先頭に立つと、直線で一気に後続を突き放し7馬身差の圧勝を決めた。【新馬戦】、【JBC2歳優駿】とデビューから無傷3連勝で戴冠。10/14のデビュー戦からわずか2カ月で2歳ダート王の座に就いた。タイムは1分43秒5。7馬身差の2着にはイーグルノワール(2番人気)、さらに2馬身半遅れた3着にサントノーレ(7番人気)が入った。

 フォーエバーヤングは、父リアルスティール、母フォエヴァーダーリング(母父Congrats)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は藤田晋氏。通算成績は3戦3勝(うち地方2戦2勝)。重賞は今年の【JBC2歳優駿】に次いで2勝目。矢作芳人調教師、坂井瑠星ともに【全日本2歳優駿】は初勝利となった。勝ったフォーエバーヤングの藤田晋オーナーは地方、中央合わせてGⅠ初勝利。この勝利に喜んで「僕も気持ち良かったですね。(初のGⅠ級勝利に)信じられない気持ちでいっぱい。今後はダート3冠もあるし、【サウジダービー】も【ケンタッキーダービー】もあるので、うれしい悩みができました」と大きな夢に心を躍らせていた。天晴れ!

明日の予想。中山メイン【ターコイズS】は5番ミスニューヨーク。引退レースで56.5㌔、課題は多いが、この馬の力が一枚上。デムーロもマイルが得意だし、重馬場も上手い。相手は6,7,9,10,11,14,15番。阪神メイン【タンザナイトS】は11番ムーンプローブ。前走の敗戦が不可解も、関西圏の競馬なら見直しができそう。2走前は負けて強しの内容だった。相手は1,4,5,6,8,15,16番。中京のメインは一口馬アースライザーが出走するので、馬券はそれから。ということで代わりに12Rの予想。本命は10番アスクドリームモア。前走はちぐはぐな競馬でも3着。まともに走れば勝ち負け必至。鞍上が北村友に替わりここは中心視。相手は2,4,6,14,15,18番。

 

 今週の一口馬。まずはノルマンディからジュエルドレーサーが明日の阪神5R【2歳新馬】(1200m芝・混)に川須騎乗でデビューする。管理する小林真調教師は「当初はもっとテンから飛ばして時計を出す予定でしたが、この中間は左前にソエの兆候が見られ、また前日の雨が残る馬場コンディションも考慮してやや控えめの内容で追い切りを消化しています。動きは悪くなかったですし、ソエに関しても今のところまだ歩様に痛みを見せていません。坂路主体の調整も、そこはプール併用で中身を補ってきたつもりなので、心肺機能はできていると思います。スタートを決めて前々から積極的に運べれば理想的。川須ジョッキーもこの馬の特徴をしっかり掴んでくれていますし、スピードを生かした競馬で好結果が出せればと期待しています」とのこと。ビッグアーサー産駒で条件はぴったりのはず。逃げ切りを期待したい。続いてアースライザーが中京メイン【尾頭橋S】(1800mダート)に吉田隼人騎乗で出走する。鈴木慎太郎調教師「中1週での出走となるため、この中間はケアをおこないながら軽めのメニューで前走の疲労を取ることに専念しました。先週はさすがに全体的に疲れが感じられましが、しっかり楽をさせたことで今週に入ってから良い回復を見せてくれています。昨日の追い切りはウッドコースにては新馬2頭を先行する形でおこないましたが、変わらずにいい動きを見せていて、好調をキープしてくれていますよ。体重も492kgまで戻っていますし、前走と同程度の状態でレースに臨めそうです。中1週で昇級緒戦となりますが、勝利を挙げたコースですし、鞍上も前走と同じなので、再度いい競馬をしてきてほしいと思っています」とのこと。昇級戦だけに大きな期待は難しいが、次に繋がるような競馬をしてほしい。翌日の12/17にはまずはウインアラジンが中京7R【3歳上1勝クラス】(1800mダート)に角田和騎乗で出走する。先週の中京では、スタート躓いてバランスを崩し、鐙が外れるアクシデントがあったウインアラジン。レース後は脚元も含めて目立ったダメージは見られず順調で、連闘することとなった。寺島調教師は「前走はスタート後のアクシデントが全てでまともに走っていません。レース後のダメージも少なく、脚元の状態も問題ないので連闘を決めました。今回は対策として耳覆いのメンコを着用しますので、それでゲート内で落ち着きが出てくれればと思います。前走は久々とあって馬体にも余裕がありましたし、一度使った上積みも込めそうです」とのこと。今回は好走を期待したい。続いてラブリアージェが阪神8R【3歳上2勝クラス】(1400mダート・牝)に古川吉洋騎乗で出走する。管理する昆貢調教師は「レースを使ってきている馬なので、追い切りは息を整える程度の内容に。疲れはもう残っていませんし、この中間も落ち着いた雰囲気のまま稽古に臨めている。変わらず力を出せる状態に映ります。メンバーや頭数だけ見ると、同日の高砂特別(阪神ダ1200)に登録だけしておいても良かったかもしれませんが、この馬は1400m戦が本来ベストの距離とも見込んでいますからね。牝馬限定でもありますし、2勝クラスでどれくらい戦えるのか物差しにできるでしょう。差す形がしっかり板に付いてきたので、スムーズに運べさえすれば、ここでも恥ずかしい競馬にはならないと思います」とのこと。8月に中央復帰してからなんと8戦目。正直使いすぎの気もするが、調子は良さそうなので昇級戦でも期待している。最後はテキサスフィズが中京10R【桑名特別】(1200m芝・混) に角田和騎乗で出走予定。管理する小林真也調教師「13日に坂路コースで追い切りを行いました。レースに騎乗予定の角田大和騎手に騎乗してもらい、負荷を掛け過ぎずに54秒ぐらいで上がってくるように指示を出していましたが、全体が52.7秒で、ラスト1ハロン12.0秒のタイムをマークしました。想定より時計が速くなってしまいましたが、スタンドから見ている限り、ガムシャラに走っていたわけではないですし、ジョッキーも宥める感じではありませんでした。ジョッキーは『体感的には想定通りの時計だと思っていましたが、まさか52秒台で上がっているとは思いませんでした。ムキになって走っていたわけではないですし、馬のリズムに合わせての結果ですから、それだけ調子が良いのだと思います。また、併走馬が横にいても気にせず走っていましたし、精神的な不安は一切感じなかったです。調教の動きから、もっとやれて良い馬だと思いますので、良いところを引き出せるように頑張りたいと思います』とのことでした。これまでの経緯を聞いて、慎重に立ち上げてきましたが、調教では気難しいところは見せていないですし、良い状態でレースに向かえそうです。これまでと一新して芝を試させていただきますが、これが良いきっかけになってくれることを期待しています」とのこと。転厩してデビュー以来の芝挑戦。初物尽くしのレースとなるが、半姉は芝でも勝利を挙げており、芝も大丈夫なはず。何とかいい走りを…

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今週は一口馬も馬券も…(´;ω;`)ウゥゥ

2023-12-10 17:42:42 | Weblog

 遂にエンゼルスからFAとなっていた大谷翔平(29)の移籍先が決まった。その球団は有望予想だったドジャース。契約は10年総額7億ドル(約1015億円)で、北米プロスポーツ史上最高額とみられている。投打「二刀流」の大谷は今季、シーズン途中に右ひじと右脇腹を負傷し、チームより一足先の9月にシーズンを終えた。それでも、打者としては打率3割4厘、44本塁打、95打点の成績を残した。強打者の指標である、長打率と出塁率を足した「OPS」は両リーグトップの1.066。投げては10勝5敗、167奪三振で、投打で歴史的な活躍をみせた。さらに、日本勢初のリーグ本塁打王を獲得するとともに、満票で自身2度目のリーグMVPにも選ばれた。
 今回のドジャース移籍のメリットは多い。「ドジャースタジアム」はエンゼルスの本拠から約50㌔で住環境を変える必要がない。また2013年から11年連続プレーオフに進出し、うち10年は地区優勝とワールドシリーズ制覇を狙える。そして過去には野茂英雄、黒田博樹ら日本選手が多く在籍した実績もあり、球団も日本選手の扱いには慣れている。まだある。なんと大谷の2度の右ひじ手術を担当したニール・エラトロッシュ医師はドジャースのチームドクターでもある。

 こういうことを考えるとドジャースを選んだのは正解だろう。あとはひじの回復具合がどうなるかだ。さぁ大谷が決まった。次は山本由伸だ!

 今日の競馬を振り返る。阪神11Rで行われた【第75回阪神JF】は、北村宏司の3番人気アスコリピチェーノ(美浦・黒岩陽一厩舎)が中団馬群追走から直線で鮮やかに抜け出し優勝。2020年ソダシ以来3年ぶりに無敗の2歳女王が誕生し、来春の牝馬クラシック戦線の主役に躍り出た。北村宏は15年【菊花賞】(キタサンブラック)以来、約8年ぶりのJRA・GI制覇。タイムは1分32秒6のレースレコード。2着にはステレンボッシュ(5番人気)、3着にコラソンビート(2番人気)が入った。
 勝ったアスコリピチェーノは1戦1戦成長している。まだまだ強くなりそう。2着ステレンボッシュは少し内で窮屈なところがあったが、それで伸びるのだから強い。距離は延びても良い。3着コラソンビートは逆に1ハロン長い感じ。4着サフィラ、6着ルシフェルはもっと距離があった方がいい。特にルシフェルは「オークス」で面白そう。(

アスコリピチェーノは、父ダイワメジャー、母アスコルティ(母父Danehill Dancer)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は3戦3勝。重賞は今年の【新潟2歳S】に次いで2勝目。黒岩陽一調教師はJRA・GI初勝利、北村宏司は【阪神JF】初勝利となった。

 中山11Rで行われた【カペラS】は、津村明秀の2番人気テイエムトッキュウ(牡5歳・木原一良厩舎)が逃げ切って重賞初勝利を決めた。タイム1分9秒3。3馬身差の2着にはチェイスザドリーム(10番人気)、さらに2馬身差遅れた3着にメタマックス(6番人気)が続いた。
 勝ったテイエムトッキュウは最後の1ハロンちょっと苦しくなったが、それまでのセーフティーリードが大きかった。この馬逃げられたら相当強い。馬券を買って後悔しにくい馬だ。2着チェイスザドリームも力を出し切っている。もう少し抑えが効いたら、もっと活躍しそう。3着メタマックスもこれからもっと強くなりそう。4着リュウノユキナの伸びがなかったのは年齢的なものがあるのかもしれません」

テイエムトッキュウは、父ロードカナロア、母アグネスナチュラル(母父サクラバクシンオー)という血統。北海道浦河町・高昭牧場の生産馬。栗東・木原一良厩舎。馬主は竹園正繼氏。戦績は16戦6勝。重賞初勝利。

 今日の一口馬。ウインアラジンが中京 3R【3歳上1勝クラス】(1900mダート)に出走し
10着となった。管理する寺島調教師は「ゲート内の行儀が良くなかったようで、不安定な姿勢でゲートを切られたことで、その後躓いてしまいました。その際に鐙も外れてしまって立て直しに時間が掛かりましたし、道中のリズムが良くなかったです。それでも途中は一旦追い上げる脚も見せましたし、スムーズだったらと悔やまれます。この後は、厩舎の事情もあり一旦放牧に出させていただきますが、数週間ほどで再びトレセンへ戻す予定です」とのこと。今日はスタートの躓きがすべて。まともにレースに参加できなかった。


 

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阪神JFは大穴狙い!

2023-12-09 18:43:51 | Weblog

 まずはサッカー。《第103回天皇杯全日本サッカー選手権大会》決勝戦、川崎フロンターレと柏レイソルによる一戦は両者無得点によるPK戦で異例の10人目までもつれ込んだ末、川崎が3大会ぶり2回目の優勝を果たした。スコアレスの試合となったが、中身の濃い試合で見所が多かった。今回に関しては川崎に運があったということだろう。

 昨日、第2回目となる《現役ドラフト》が行われた。その結果、かつてのドラフト1位投手が3人指名され、阪神の馬場皐輔(28)が巨人へ、そしてロッテの佐々木千隼(29)が横浜DeNAへ、中日の鈴木博志(26)がオリックスへ移籍することになった。
《12球団の現役ドラフト獲得選手》は下記の通り。
・阪神…漆原大晟投手(オリックス)・広島…内間拓馬投手(楽天)、・DeNA…佐々木千隼投手(ロッテ)、・巨人…馬場皐輔投手(阪神)、・ヤクルト…北村拓己内野手(巨人)、・中日…梅野雄吾投手(ヤクルト)・オリックス…鈴木博志投手(中日)、・ロッテ…愛斗外野手(西武)、・ソフトバンク…長谷川威展投手(日本ハム)、・楽天…桜井 周斗投手(DeNA)、・西武…中村祐太投手(広島)、日本ハム…水谷瞬外野手(ソフトバンク)
この結果を見て、僕が良いと思ったのが巨人、オリックス、ロッテ。逆に“なんで?”と思ったのが楽天、西武。はたしてどうなるか注目しておきたい。

 今日の重賞を振り返る。中京11Rで行われた【第59回中日新聞杯】は、三浦皇成騎乗の2番人気ヤマニンサルバム(牡4歳中村直也厩舎)が好位のインでロスなく追走。直線で外に持ち出されると先行したホウオウビスケッツとユニコーンライオンを交わし、そのまま押し切って勝利。6度目の重賞挑戦で初タイトルを手にした。タイムは1分58秒8。3/4馬身差の2着には直線で大外から猛烈な追い上げを見せたハヤヤッコ(13番人気)、さらにクビ差遅れた3着に紅一点のピンハイ(4番人気)が入った。なお、1番人気のリューベックは9着に敗れた。
 勝ったヤマニンサルバムは、父イスラボニータ、母ヤマニンエマイユ(母父ホワイトマズル)という血統。北海道新冠町・錦岡牧場の生産馬で、馬主は土井肇氏。通算成績は20戦6勝。重賞は初勝利。中村直也調教師、三浦皇成ともに【中日新聞杯】は初勝利となった。

 明日の予想。まずは阪神メイン【阪神JF】。正直どれが来るかわからない難解なレース。なら思い切ってな狙いと行く。本命は13カルチャーデイ。【桜花賞】【オークス】は別な馬が来ると思うが、このレースなら十分歯が立つのではないか。僕がこの馬を買いたい理由は器用さ。出遅れても、直線行くところがなく点も穴亜を探して抜け出してくる。相手は3,6,7,10,11,14,16番。中山メイン【カペラS】は3番テイエムトッキュウ。中山のこの舞台は絶好。前走は負けて強し退けば。逃げ馬総崩れの中、0.1差なら巻き返し可能だろう。相手は2,4,6,7,8,14,16番。中京メイン【知立S】は5番メイショウエニシア。逃げてなんぼの馬だが、前走のハイペースでもばったり止まらなかった。乗り慣れた泉谷に乗り替わり、この少頭数ならそう簡単には止まらない。相手は1,2,6,7,8,9番。

香港国際競争も簡単に。まず【香港ヴァース】は9番ウォームハート。3歳牝馬で53㌔、鞍上ムーアなら…。【香港スプリント】は5番ビクターザウィナー。ハナは一番の馬。あとはどこまで我慢できるか。【香港マイル】は7番ビューティーエターナル。カリフォルニアスパンクルをゴールデンシックスティを捕えに行たところをまとめて差さないかな。【香港カップ】は香港の雄・2番ロマンチックウォリアー。前走も強かった!

 今日の一口馬。ジャーヴィスが阪神8R【3歳上1勝クラス】(1400mダート)に岩田望来騎乗で結果7着となった。鞍上の岩田望は「申し訳ないです。勝ちに行こうとすると、ついていくのに精一杯だったり、少し膨れたりで今日は脚を溜められる場面がありませんでした。それでも最後までタレずに踏ん張って7着をとってくれています。上手く脚を溜められるような展開になれば、もっとやれていいはずです」とのこと。今回は試しで酒井学でなく、岩田望を乗せたが、それが裏目に出た感じ。ただまともに走っても勝ち馬にはかなわなかっただろう。明日は中京3R【3歳上1勝クラス】(1900mダート)にウインアラジンが角田大和騎乗で出走予定。休み明けでどこまで動けるか。それでもダート長距離で大きな出世を期待していた馬。ちょっとは楽しみにしている。

 

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どこまで続く一口馬の連勝

2023-12-08 20:33:08 | Weblog

 今週はまずゴルフ。米国女子ツアー《Qシリーズ(最終予選会)》西郷真央が通算26アンダー2位、吉田優利が19アンダー7位で米ツアー最終予選会を終え、2024年シーズンの限定的な出場権を獲得した。馬場咲希は5アンダー62位で、ツアーメンバー入りを逃した。この最終予選会には今季のレギュラーツアーでシード獲得を逃した選手、世界ランキング上位者、10月の2次予選会通過者ら104人が参加。2コースで行われた4ラウンド72ホール終了後、上位65位タイまでの70人が残りの2ラウンドをプレー。その結果、通算8アンダー45位タイまでの50人が来季のメンバーシップを獲得。29アンダーでフィニッシュしたロビン・チェ(オーストラリア)がトップ通過を果たした。西郷、吉田ら上位20位タイまで(通算13アンダー17位)の22人が出場資格の優先順位が高い「カテゴリー14」に。昨年は5位で勝みなみが通過。西村優菜は24位で「カテゴリー15」からスタートしていずれも来季のフルシードを獲得している。西郷、吉田天晴れ!
 JRAは昨日、2024年度調教師免許試験(新規)合格者を発表。前川恭子調教助手(栗東・坂口智康厩舎)が合格し、JRA初の女性調教師が誕生することになった。またJRA通算1809勝で、重賞は中央・地方・海外を合わせて61勝、92年【安田記念】をヤマニンゼファーで勝利するなどGI/JpnIで5勝を挙げている田中勝春とJRA通算1056勝で、重賞は中央・地方を合わせて43勝、12年【NHKマイルC】をカレンブラックヒルで制すなどGI/JpnIは3勝の秋山真一郎も合格した。彼らは騎手としてのキャリアにピリオドを打ち、来年3月から調教師として新たな一歩を踏み出す。前述の前川助手はかつて崎山厩舎のスタッフとしてウエスタンダンサーを担当し、08年【京阪杯】を勝利。崎山厩舎解散後には、坂口厩舎へ移籍し、経験を積んできた苦労人だ。国内では地方・ばんえいを合わせると安池成実(川崎)、土屋千賀子(浦和=引退)、谷あゆみ(ばんえい)、高橋優子(金沢)、平山真希(浦和)、沖田明子(名古屋)、宮川真衣(高知)、入口由美子(浦和)に続き、史上9人目(現役8人目)の女性調教師となる。尚、海外では13&14年【凱旋門賞】馬トレヴを管理したクリスチャン・ヘッドマーレック師(引退)、オーストラリアで殿堂入りしているゲイ・ウォーターハウス師、今年の【ベルモントS】(アルカンジェロ)で女性調教師として初めて米クラシック3冠レースを制したジェナ・アントヌッチ師らがいる。  
【2024年度調教師免許試験(新規)合格者】は下記の通り。  
秋山真一郎、浅利英明 、佐藤悠太、高橋一哉、田中勝春、柄崎将寿、東田明士、前川恭子、宮地貴稔

みんないい調教師になってね!

 明日の予想。中京メイン【中日新聞杯】は15番ピンハイ。小柄な馬でハンデが気になっていたのだが、54㌔なら許容範囲。高倉とも手が合い、左回りも実績ほど負けていない。相手は7,8,9,10,12,13,16番。中山メイン【常総S】は6番カーペンタリア。後輩の一口馬だが、まだ底を見せずここは通過点。鞍上は中山得意の横山武でこれまでのルメール、レーンにも負けていない。相手は,5,9,11,14,15番。阪神メイン【リゲルS】は9番ドゥアイズ。【阪神JF】3着、【桜花賞】5着と阪神マイルでの実績はここでもトップクラス。鞍上がルメールン替わりちょっと気になるが、この枠なら問題なさそう。相手は1,3,6,7,10,13番。

 

 今週の一口馬。先週が神懸かり的な成績だったが、まだその余韻は少し残っているようだ。というのも、昨日、今日と地方に転出している馬が出走したのだが、ともに勝利を挙げた。これで先週の土日から出走機会5連勝を達成。我ながら凄いが、ちょっぴり怖い気も・・・。その地方競馬の結果を紹介する。まずはゴールドレガシーが昨日の大井10R【ブルージルコン賞】に出走。レースは、やや遅めのスタートで後方4番手から徐々に進出。3コーナーを迎えるときには、先頭に並びかけていく格好に。直線に入る際には先頭を交わしきり、その後も勢いは衰えず、後続をグイグイと突き放し、地方転籍後、初となる1着でゴール。さすが御神本という騎乗ぶりだったにしろ、強い勝ち方だった。ブリンカーも利いていたようで、直線を向いても気を抜くような面を見せず、フォームもきちんと保っていた。陣営は「年末にも大井開催は行われますが、気がグッと入りやすいタイプでもあるだけに、そこはパスして、年明けの開催に照準をあわせることも考えています」とのこと。これで来年の楽しみが一つ増えた。続いて笠松に転出していたオランジーが今日の笠松9R【B4組】(1600mダート)に出走。前走は後ろからの競馬で少し距離も長かったようなので、このレースを選択。陣営の狙い通りの勝利となった。管理する笹野博司調教師は「前走は相手も揃っていましたし、展開的にも向かなかったですから、ここはしっかりと結果を出したいと思っていました。やはりスタートはあまり速くなかったですが、ジョッキーが徐々に押し上げて行ってくれて、上手くエスコートしてくれました。岡部誠騎手は、『勝負どころでステッキを入れた際にはスッと反応したので、これなら楽に勝ってくれるかと思ったものの、直線では止めているわけでは無いのですが、こちらが行けと言った分しか反応しない感じでした』と話していました。気が悪いわけでは無いのですが、そういった部分が中央時代に勝ちきれなかった要因なのかもしれませんし、良い意味で捉えれば省エネの馬なのでしょうね。着差は僅かでしたが、こうして無事にお戻しすることが出来て良かったです。まずはレース後の状態をしっかりとチェックさせていただきたいと思います」とのこと。この勝利で中央再登録の条件である地方転籍後2勝目となり、予定通り当競走馬ファンドを継続したまま中央再登録を行うこととなった。まだ全体的に良くなる余地はありそう。この馬も来年が楽しみだ。

 で、今週のJRA出走馬だが、先週勝利したアースライザーの半弟ジャーヴィスが明日の阪神8R【3歳上1勝クラス】(1400mダート)に岩田望来騎乗で出走する。管理する千田調教師は「この中間も順調にきていています。変わらずいい動きでしたし、レースで力を発揮できる状態にあるなと。その上で想定を確認したところ、中京は案外頭数がいる状況でしたが、阪神はメンバー、頭数ともに手頃な感じだったため、こちらの出走を考えることに。最終的にはフルゲートになったものの、ここ数戦の中ではいい番組に入れられたのではないかと思っています。この馬の気性的な部分を考えて、これまでは学(酒井学騎手)で固定していましたが、レースを重ねながら着実な成長が感じられますし、今後のことも考えて他の騎手が乗ってどういう競馬ができるかというのを見たかったため、今回は望来(岩田望来騎手)に依頼しました。このクラスにも目処を立てていますし、まともに走れれば勝ち負けできる力はあるので、いい走りをしてきてほしいですね」とのこと。意外と強気のコメントに勝利を期待する。もう一頭はウインアラジン、久々の復帰戦となる。12/10中京3R【3歳上1勝クラス】(1900mダート)に角田大和騎乗で出走予定。寺島調教師は「しまい重点の追い切りで全体時計は遅かったですが、ラストはいい動きでした。今回は休み明けということもあり、まだ息遣いに良化の余地を残しますが、休ませたことで馬は以前よりもしっかりとした印象を受けます。じっくりと運べる条件もいいですし、あとは休み明けでどこまで動けるかですね」とのこと。ダート長距離で大きな出世を期待していた馬。どんな走りをしてくれるか楽しみにしている。

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