見事ベスト4進出! 今朝行われた【女子W杯カナダ大会】準々決勝で2連覇を狙うなでしこジャパンが、豪州と対戦。後半42分、途中出場のFW岩渕真奈がセットプレーから混戦の末、右足シュートを決め1-0で勝利した。これで2大会連続の準決勝進出。僕は今回なでしこは苦戦すると思っているだけによくやっていると思う。次は日本時間7月2日午前8時から、準々決勝で地元カナダに2-1で勝ったイングランドと対戦するが、前回大会で唯一敗戦を喫したチーム。底力があるだけに苦戦が予想されるが、遂に眠れる大砲・岩淵が点数獲れたことはいい材料。宇津木、大儀見らの動きも良いだけに期待したい。尚、もう一つの準決勝は米国-ドイツで行われる。
今日行われた競馬を振り返る。阪神11Rで行われた【第56回宝塚記念】は川田将雅騎乗の6番人気ラブリーデイ(牡5歳・池江泰寿厩舎)が大きく出遅れたゴールドシップのざわめきの中、2番手から冷静に抜け出して押し切り、GI初制覇を果たした。断然人気に推されたゴールドシップは、ゲート内で立ち上がって大きく出遅れ、後方のまま15着に敗れた。タイムは2分14秒4。レースはスタートの波乱で始まった。人気のゴールドシップがちょうどゲートがあくタイミングで大きく立ち上がって致命的な出遅れを喫し、離れた最後方からのレースとなった。場内が大きくどよめく中、先頭に立ったのはレッドデイヴィス。スローペースに落とした逃げを打ち、2番手にラブリーデイがつける。その後ろにトーセンスターダム、オーシャンブルーが続き、ゴールドシップは4コーナーでも後方のまま。早々と圏外に去った。ゴールドシップと対照的にクールなレース運びを見せたのがラブリーデイで、2番手から手応え十分に抜け出すと、ゴール前で猛追してきた同馬主のデニムアンドルビーを退け、歓喜のゴールに飛び込んだ。クビ差2着が10番人気のデニムアンドルビー。さらに1馬身1/4差の3着には11番人気のショウナンパンドラが入り、3連単は52万円台の波乱となった。僕本命のヌーヴォレコルトは直線伸びず5着に敗れた。
勝ったラブリーデイは力をつけていた上にいい位置につけて、リズムよくレースを運ぶことができた。文句なしの勝利。しっかり自分のレースをしてGIを勝つのだから、その力を侮っていた僕の失敗だ。2着デニムアンドルビーはためるだけためて後ろスパート。展開が嵌った形だが、さすが【JC】2着馬。それにしてもここまで走るとは・・・。いちばん驚いたのは3着ショウナンパンドラ。池添の好騎乗が光った。馬場差内外はほとんど変わらないことを頭にいれ、最短の距離でロスのないレースをした。狭いところをいい脚で伸びたし、緩い馬場も苦にしなかった。参りました!4着トーホウジャッカルにも驚いた。久々でここまで走ったら立派。一回使っていれば、勝ち負けだったろう。強い馬で、今後が楽しみだ。5着ヌーヴォレコルトもレース運びはスムーズだったが、外外回されたのが痛かった。僕はもう少し前で競馬すると思っ ていたのだが・・・。15着ゴールドシップは出遅れがすべて。しかしこのスタートも含めてゴールドシップ。仕方ない。
ラブリーデイは、父キングカメハメハ、母ポップコーンジャズ(母父ダンスインザダーク)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、金子真人ホールディングス(株)の所有馬。通算成績は23戦7勝。重賞は【中山金杯】、【京都記念】、【鳴尾記念】(2015年)に次いで4勝目。池江泰寿調教師は09年ドリームジャーニー、12年オルフェーヴルに次いで【宝塚記念】3勝目、川田将雅は初勝利となった。
今日行われた【日本選手権最終日】で男女100m決勝。女子は第一人者・福島千里(北海道ハイテクAC)が11秒50で6連覇を飾り、200メートルとの2冠を5年連続で達成した。そんな中、福島は別格として若手が頑張った。 2着大宮澤有紀(富山大)はなんと医学部の学生らしい。福島が引退すれば、日本一速い女医になる可能性も・・・。3位は高校時代から有望視された土井杏南(大東文化大)、4位はなんとエドバー イヨバ(東京高)という女子高生。日本女子短距離界も楽しみがある。一方男子は高瀬慧/(富士通)が10秒28で初優勝を飾った。2位には高校生のサニブラウン アブデル・ハキーム (城西大城西高)、3位川面 聡大(ミズノ)、4位ケンブリッジ 飛鳥 (日本大)と男子も若手の活躍が目立った。これに故障中の桐生祥秀(東洋大)もいて楽しみが広がった。
日本の短距離も捨てたものじゃない!