人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

強い馬が勝った!ただそれだけで・・・

2006-11-26 21:55:20 | Weblog

 ディープが飛んだ!
 僕はハーツクライの失速と共にPATの残高が全て飛んでいってしまった。
 そんな【JC】を振り返る。勝ったのは勿論武豊騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.3倍)ディープインパクト(牡4・池江泰厩舎)。最後方からレースを進めると、3角を過ぎて仕掛けるとすぐに前にいた3番人気ウィジャボードをアッという間に置き去りにして、直線大外に持ち出すと先に抜け出した5番人気ドリームパスポートに2馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは2分25秒1。さらに1/2馬身差の3着にウィジャボード、4着に6番人気コスモバルク、5着に8番人気フサイチパンドラが入った。2番人気で僕が本命に推したハーツクライは、勝ち馬から2.6秒差の10着と大敗してしまった。勝ったディープは今更ながらさすがに強かった。また4角でデットーリを押さえ込んだ豊の好騎乗も光った。人馬一体、その言葉がぴったりの競馬であった。ただ次は【有馬記念】だが、ここまで上手くいくかは疑問ではある。2着のドリームパスポートは僕の予想より強かった。全く伸びない内を抜け出してアワヤの場面を演出したのだから、その潜在は高い。多分【有馬記念】は使わないのだろうが、来年はJRAの中心となる馬だろう。3着ウイジャボードはさすがであった。最後はBCから中2週と牡牝の差か・・・。4着コスモバルクは遥かに太く、直線ではフラフラしていた。それでも4着に再び伸びてくるあたり、力はある。【有馬記念】は面白い存在かも・・・。5着に粘ったフサイチパンドラもよく走っている。その比較を考えると、女傑カワカミプリンセスの力は相当なのかもしれない。10着になったハーツクライの失速は何故かわからない。パドックでもレース中もよく見えたのに・・・。故障でなければいいが・・・
 勝ったディープインパクトは父SS、母ウインドインハーヘア(父Alzao)という血統。デビューから7連勝で’05年クラシック三冠を達成。続く【有馬記念】ではハーツクライの2着に敗れたが、今年は【阪神大賞典】、【天皇賞・春】、【宝塚記念】と3連勝。前走はフランスの【凱旋門賞】に挑戦し、レイルリンクの3位に入線したが、後の検査で禁止薬物が検出され、失格処分となっていた。通算成績13戦11勝(海外1戦0勝、GⅠ・6勝、重賞9勝)。ディープのGⅠ・6勝はシンボリルドルフ、テイエムオペラオーの7勝に次ぐJRA歴代3位だ。 鞍上の武豊は’99年スペシャルウィークに続きこのレース2勝目。JRA・GⅠはディープインパクトで制した今年の【宝塚記念】以来の通算56勝目。JRA重賞は通算234勝目。管理する池江泰調教師はこのレース初勝利。JRA・GⅠは今年の宝塚記念以来の通算16勝目。JRA重賞は通算58勝目である。
 それにしてもやはり強かったディープインパクト。この勝利に、多くの競馬ファンは喜んでいると思う。僕も馬券は外れたが、【有馬記念】へのプロローグとしては最高のレースだったと思う。しかし今回の勝利が、田端さんも書いていた「SS産駒の中では安い7000万円で買われた。子馬の頃は期待されていなかった」という負のエピソード(7000万円は決して安くなく、コスモバルクは400万円、メイショウサムソンは700万円)と共に、白々しい逆境ストーリーに仕立て上げられるのはとても嫌な気がする。いいじゃないか、何の負のない馬で。強い馬が勝った!飛んだ! ただそれだけで・・・・。 

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JC予想

2006-11-25 22:51:23 | 競馬予想
 JCウイークがやってきた。
 しかし初日の僕の成績は惨敗。振り返りたくはないというのが正直な気持ちなのだが、一応決まりごとなので今日の重賞を簡単に振り返る。
 まずは東京競馬場で行われた【JCダート】。外国馬の参加がなく、日本馬だけの戦いとなったが、勝ったのは“ごっちゃん”こと後藤騎乗の7番人気アロンダイト(牡3・石坂厩舎)。レース序盤から1番人気シーキングダイヤをマークするように中団最内を追走。直線に向き内から抜け出すとシーキングザダイヤとの叩き合い。一度は交わされるような勢いだったが、再度鋭い脚を使い1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分08秒5。さらに1.1/4馬身差の3着には8番人気フィールドルージュが入り、2番人気ブルーコンコルドは9着に終わった。僕本命のジンクライシスは直線見せ場なく11着に終わった。
 勝ったアロンダイトは父エルコンドルパサー、母キャサリーンパー(父Riverman)という血統。昨年の10月にデビューし、芝でいずれも大敗していたが、5月に約6か月半ぶりの3歳未勝利(新潟・1800mダート)で3着に入ると、続く3歳未勝利(東京・2100mダート)で2着に8馬身差をつける圧勝で初勝利。その後、3歳上500万下(京都・1800mダート)、新潟の【魚沼特別】(1800mダート)、東京の【銀嶺S】(2100mダート)も勝ち、4連勝中でここに臨んでいた。通算成績8戦5勝(重賞1勝)。エルコンドルパサー産駒としては今年の【菊花賞】を勝ったソングオブウインドに続き、2頭目のGI勝ち馬。他にこのレース3着となったヴァーミリアンが【ダイオライト記念】(交流GII)などに勝利。尚、エルコンドルパサーは’02年に死亡しており、最後の世代となる現3歳世代から2頭目のGI馬となった。また3歳馬の制覇は’01年のクロフネ、’05年カネヒキリに続く2年連続3頭目だ。そして勝ったアロンダイトの馬体重546kgは、同レース勝ち馬の歴代最重量(これまでは’03年フリートストリートダンサーの526kgが最高)。
 鞍上のごっちゃんはデアリングハートで勝った今年の【府中牝馬S】以来のJRA重賞36勝目。GⅠは’04年【朝日杯FS】のマイネルレコルト以来の3勝目。管理する石坂正調教師は、今年の【ファンタジーS】(アストンマーチャン)以来のJRA重賞12勝目、GⅠは’00年【スプリンターズS】のダイタクヤマト以来の2勝目となった。生産者のノーザンファームは’05年カネヒキリに続く2年連続の2勝目。今年は【フェブラリーS】のカネヒキリ、【高松宮記念】のオレハマッテルゼ、【天皇賞・春】【宝塚記念】のディープインパクト、【エリザベス女王杯】のフサイチパンドラに続き、GⅠは5頭で6勝目。JRAのダートGⅠ・2レースをいずれも制した。馬主のキャロットファームは、’05年【オークス】のシーザリオ、’05年【マイルCS】のハットトリックに続く3頭目のJRA・GⅠ勝ちとなった。 2着に敗れたシーキングザダイヤはこのレース2年連続2着で、通算9回目のGⅠ・2着。これまでのGⅠ・2着は以下の8レース。’05年【川崎記念】、【フェブラリーS】、【南部杯】、【JCダート】、【東京大賞典】、’06年【川崎記念】、【フェブラリーS】、【JBCクラシック】である。
 一方、京都で行われた【京阪杯】は、武幸四郎騎乗の4番人気アンバージャック(牡3・中野厩舎)が、中団追走から直線で伸び、逃げ粘る3番人気コパノフウジンをゴール前で1/2馬身捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分08秒3。3着には外から追い込んだ2番人気タマモホットプレイが入り、1番人気のイースターは9着、僕本命リミットレスビットは直線タマモに差され4着に破れた。
 勝ったアンバージャックは、父パラダイスクリーク、母フィールソーナイス(父アーミジャー)という地味な血統。昨年8月のデビュー戦を制すと、その後は勝ち星から遠ざかっていたが、8月の【稲妻特別】(500万下)、9月の【袖ケ浦特別】(1000万下)、10月の【京洛S】(1600万下)と連勝し、今回の昇級初戦を重賞制覇で飾った。通算成績14戦5勝(重賞1勝)。
 鞍上の武幸四郎は、ソングオブウインドで制した【菊花賞】に続くJRA重賞制覇で今年2勝目(通算19勝)。管理する中野調教師は、ヒシアトラスで制した【エルムS】に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算40勝目となった。
  では明日の予想。やっぱり【JC】を予想しなくてはならないだろう。前日オッズはディープインパクトの単勝が1.6倍、そしてハーツクライが5.9倍、ウイジャボード7.5倍、ドリームパスポートが10.8倍、メイショウサムソン11.8倍となっているが、僕はこれを見ていてハーツクライがいちばん美味しく見えてしかたない。昨年レコード決着となった【JC】2着馬、【有馬記念】でディープを破り、【ドバイシーマクラシック】では2着馬を0.7差の大差をつけて勝ち、負けた【Kジョージ&クィーンエリザベス】でもレースに勝って勝負に負けたというレースで、それも背負いなれてない60.5キロを背負ってだから負けて尚強しと思っている。多分、ハーツを破ったハリケーンランが次走でディープにコテンパにやられ、またノド鳴りという情報もここまでの人気の差となっているのだろう。よって僕はディープキラーの騎乗も含め、1番ハーツクライを本命にする。同じ社台系なら51億円のシンジケートが決まっているディープより、まだ決まっていないハーツの方に力を入れたいのではないのだろうか(社台ファーム中心のシンジケートを純粋社台のハーツが負かしにいかないという逆の見方もある)。そんな勝手な裏読み込みでの予想だ。相手は6番ディープだが、ディープが飛べば美味しいのでディープで元取りにし、幅広くいく。 他のレースでは東京7R1番、11R9番、京都からは11R1番、10R15番。
 そう言えば、昨日W杯馬券で1,3,6枠が来ると書いたが、今日そのうち1枠3枠が馬券となった。残りは6枠だけだが、そう考えるとディープorドリームか? またデットーリは優勝国イタリア出身、そしてルメールは準優勝したフランス出身である。この二人で・・・十分考えられるなぁ。
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ゴーヤ様VS.太陽様

2006-11-24 23:56:53 | 競馬予想
 ダチョウ倶楽部恐るべし。
 月曜日に『ゴーヤ様を囲む会』に行って来た。これはこれまでやってきた『太陽様を囲む会』の進化型である。出演者の安田君、山崎君、土田君、有吉によると、太陽様こと上島さんは「竜兵会」としてテレビなどで語られるように数々の語録を残しているが、実はリーダーこと肥後さんの方が語録としては面白いものがあるというのである。よってその凄さを公開しようということで行なわれたわけだ。
 僕が仕事が終わり、差し入れを持ってPM6:30に楽屋に入ると、リーダーと上島さんはその日の企画であるクイズを必死に解いていた。また他のメンバー超目玉企画である『上ズバッ!』のネタ探しをしていた。そんな中でも楽屋で交わされる会話はインジョンのスギも加わり、大盛り上がりである(僕はそこにいるだけで楽しい想いをさせてもらっている)。一方客席はというと、朝の顔となったリーダーの神通力のお陰か超満員。遥かに『太陽様』よりも大入りである(上島さんが少しムッとしていた!?)。
 いよいよライブが始める。僕も客席に移り観劇。始まりから異常な盛り上がりを魅せる。まずは「肥後語録」。各人が持っている肥後ネタを発表する。詳しくは有吉のブログを見てもらえばわかるが、イチローネタやマッカーサーネタ、朝青龍ネタは大爆笑である。僕も以前からその内容は聞いたり、ブログを見たりして知っていたが、それでも爆笑できるのだからさすがゴーヤ様である。
 続いてのコーナーは安田君らが考えた問題をゴーヤ様と太陽様が解いてそれを皆で楽しむというもの。勿論問題は簡単な問題となっているのだが、その解答が予想を越えていた。特に二人とも英語が苦手なようで赤(RED)青(BLUE)黄色(YELLOW)は微妙に書けていなかった。また二人とも「竜兵RYUHEI」のスペルが書けなくて、太陽様は自分のことをRYU“HEY”と書いていた。確かにこっちの方が元気がでそうではあるが・・・。また三角形の公式を太陽様は「低辺×高さ÷2」と、またゴーヤ様は「底辺×高さ÷3」とさすがコンビと思わせる解答を披露した。
 ここで中休みとなり、後半へ。
 まずは前回の『太陽様を囲む会』で好評(悪評?)だった有吉の迷惑メールのコーナーである。前回から益々パワーアップして先輩、そして後輩スギへ送られるメールの数々。内容は他人事として最高に面白く、有吉の奇才ぶりが十分に発揮されている。さすが“鬼畜”有吉。しかし送られてくる人たちにとっては・・・。
 そして最後は冒頭で触れた『上ズバッ!』である。内容は『朝ズバッ』のみのもんたのように上島さんにニュースを斬ってもらうというもの。その日のニュースであった“藤原紀香の結婚話”や“恋人にしたい芸人ランキング”などを上島さんが斬ったのだが、その内容に面白いこと、面白いこと。“企画いらず”である太陽様の偉大さがよくわかるコーナーであった(内容を知りたい人は是非ライブへ)。
 たぶんライブをこのように紹介しても、面白さの半分も伝わらなかったと思うが、僕はいい加減で面白いこのライブが楽しくて大好きである。次はいつになるかはわからないが、是非興味のある人は観に来てください。果たして、次はゴーヤ様なのだろうか? 太陽様なのだろうか?
 では明日の予想。まずは【JCダート】。人気は今年度GⅠ勝利数1位(4勝)騎手の豊騎乗7番シーキングダイヤ、2位(3勝)のアンカツ騎乗12番サンライズバッカスになるのだろうか。特にアンカツは先週土日重賞制覇を達成しており絶好調である。通常ならこの2頭から行くべきなのだろうが、穴党の僕は一昨年の3着馬である5番ジンクライシスを狙ってみる。3歳で3着になったときはこの馬が今後のダート界を背負うと思った馬だが、その後スランプに陥り地方へ。ここにきてようやく復活とくれば、タイムパラドックス、アドマイヤドンに次いで3着となった舞台で主役になる可能性ゼロではないはず。国際GⅠジョッキーとなった鞍上の五十嵐冬もコスモバルクより気軽に乗れるし一発が・・・。相手は前出2頭に6番、16番あたりか。 京都で行われる重賞【京阪杯】は5番リミットレスビット。最近ダートでの活躍が目立つが、GⅢでこのくらいのメンバーなら十分チャンスはあるはず。相手は2,3,10,13番。他のレースからは東京9R【ベコニア賞】の7番メイショウレガーロ。先週不発だったデットーリ騎乗で幸四郎と3馬身は違う。12R【セレブレイション賞】はアグネスタキオン産駒1番ルビーレジェンド。府中の1400m芝はタキオン産駒がよく走る。元々コイウタの2着した馬で芝でも狙ってみたい。京都12Rは5番オリエントチャーム。前走は太すぎで出遅れ、ひと叩きされ牝馬限定戦なら、一変があってもおかしくない。
 今年の世界的イベントといえばサッカーW杯、優勝はイタリアだった。そのイタリアの国旗の色を考えると、白、赤、緑。つまり1,3,6枠が怪しい。また決勝戦でのMan OF The Matchは21番ビエロだった。ということはその二つから導かれるのは1枠か? ハーツクライ&ヴァーミリアンは買っておこう。あっ、両方ともルメールだ!
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強くなった天皇賞馬

2006-11-19 21:45:50 | 競馬回顧

「よし!そこから!」
【マイルCS】の直線、僕が本命に推したダンスインザムードは完璧に上っていく。目標はダイワメジャーただ1頭である。
「これは差せる!」
そう思った瞬間、ダイワメジャーが馬体を外の馬に併せまた伸びた。
「強い!」
全く他の馬に関係なく自分でレースを作り他馬を捻じ伏せる。レース後、豊が「勝った馬が強い。流れ良く乗れて全て完璧だったけど、今日は勝った馬が強かった」と語ったが、その言葉が全てのような気がする。それほどダイワメジャーは強くなっている。そして僕は“こんな競馬が出来るなら、ひょっとしたら2400mも走れるのではないか”と思うようになった。【有馬記念】どう?
 3着に入ったのはシンボリグラン。【高松宮記念】で1番人気に支持された馬だからこれだけ走ってもおかしくはないのだが、精神面が安定したためか、前走あたりから普通に競馬が出来るようになった。これだけの競馬が出来るとこれからが楽しみだ。
 4着マイネルスケルツィは右回りと左回りでは全く走りが違う。それもマイルがいちばん合っていそうだ。まだ3歳馬であり、成長を期待したい。
 5着キンシャサノキセキは3歳馬とはいえ、南半球生まれのため他馬よりは若い。そんなキンシャサノキセキが見せ場充十分のレース。中1週間のレースや長距離輸送など逆境の中での好走は将来の大物になりそうな予感がする。
 2番人気に推されたコートマスターピースは出遅れて7着。いくらデットーリでもどうすることも出来なかった。ただ今年のヨーロッパ勢はマイル、スプリンター勢が弱いのは確かである。本番はJCか・・・。
 勝ったダイワメジャーは、父SS、母はスカーレットブーケ(父ノーザンテースト)という血統(今日新馬戦で半妹が勝利)。’04年の【皐月賞】を10番人気で優勝した後は、のどの疾病が原因で精彩を欠いていたが、その後’05年【ダービー卿CT】、’06年【マイラーズC】を制覇。この秋は【毎日王冠】、【天皇賞・秋】を連勝してここに臨んでいた。通算成績20戦7勝(重賞6勝)。
 鞍上のアンカツは同馬で制した【天皇賞・秋】に続くJRA重賞制覇で今年8勝目(通算41勝)。JRAGⅠは今年の【天皇賞・秋】に続く10勝目。管理する上原調教師も同馬で制した【天皇賞・秋】に続く今年のJRA重賞4勝目で、通算では13勝目となった。JRAGⅠも同馬で制した【天皇賞・秋】に続く3勝目となった。
 尚、【天皇賞・秋】、【マイルCS】を制したのは’87年のニッポーテイオー以来史上2頭目の快挙。他に両レースに勝った馬にはアグネスデジタル(‘00年【マイルCS】、’01年【天皇賞・秋】)がいる。また皐月賞馬の勝利は’96年ジェニュイン以来2頭目、そしてクラシックホースでこのレースを勝ったのも2頭のみだ。
 SS産駒はこれで【マイルCS】4連覇(’03年、’04年デュランダル、’05年ハットトリック)。そして3年連続の産駒ワンツーフィニッシュとなった。来年は?
 今日の結果でとても珍しい事が起きた。それはなんと掲示板を関東馬が独占したのだ(いつ以来かはわからない)。1~5着までは前述したが、6着も関東馬プリサイスマシーンで、7着は外国産馬だったのだからなんと8着馬が関西馬最高着順(ハットトリック)である。こんなGⅠは観たことないなあ。
 来週は【JC】【JCダート】である。外国馬が少なく盛り上がりに欠けるが、ディープインパクトVS.ハーツクライVS.ウイジャボードが観られる。【凱旋門賞】でケチがついたディープだが、先日の「治療中にディープが暴れ、薬剤は飛散した」という理由はあまりにも信じがたい。これを聞いて僕はディープを買いたくなくなったのだが、皆さんはどう?

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最強タッグに1票

2006-11-18 22:00:05 | 競馬予想
 先週に続き、今週もゴルフに行ってきた。
 所々大叩きをしたが、イーグル1個にバーディー2個は僕としては上出来の内容。おまけに運試しということで買った東京1Rの3連複をさせ、今日の運はどこまでついているのだろうと自分で恐くなるほどであった。 その運を持って録画にしていた今日の競馬を帰宅後観戦。すると【東京スポーツ杯2歳S】は的中はした(人気だったため安い配当)ものの、京都最終は1,2着馬から3連複を11点購入してヌケてしまい7万馬券をフイにしてしまった。やっぱり二兎を追うものは・・・ガッカリである。
 明日の予想の前に今日行われた【東京スポーツ杯2歳S】を振り返る。勝ったのは、アンカツ騎乗の1番人気フサイチホウオー(松田国厩舎)。好位追走から直線鋭く伸びると、4番人気フライングアップルに1/2馬身差をつけ優勝した。さらにハナ差の3着に2番人気ドリームジャーニーが入った。勝ったフサイチは着差以上の強さ。直線は左のモタれていたが、最後は抑える余裕があった。まだまだ荒削りでこの強さは驚き、来年が楽しみだ。2着フライングアップルはスムーズにレースの流れに乗って好走。しかし勝ち馬とは力の差が・・・。3着ドリームジャーニーは道中引っかかり気味で走っていた。それでも最後は伸びているのだから力はある。ただ将来を考えるともう少し馬体が成長して欲しい。
 勝ったフサイチホウオーは、父ジャングルポケット、母がアドマイヤサンデー(父SS)という血統。半姉に’05年【チューリップ賞】2着のアドマイヤメガミがいる。’04年セレクトセール当歳にて1億円で落札された同馬は 10月8日の2歳新馬戦(東京・芝1800m)で快勝し、ここに臨んでいた。通算成績2戦2勝。 鞍上のアンカツは今年の【天皇賞・秋】以来のJRA重賞制覇で通算41勝目。今年8勝目。管理する松田国師は’05年【朝日杯FS】以来のJRA重賞制覇で通算38勝目。今年初勝利となった。
 本馬の父ジャングルポケットは’01年の日本ダービー馬で、現2歳が初年度産駒の新種牡馬。本馬が中央・地方通じて産駒初の重賞勝ち馬。なお、管理する松田国師、馬主の関口房朗氏、生産者のノーザンファームは昨年のフサイチリシャールに続く同レース2連覇となった。
 では明日の予想。まずはGⅠ【マイルCS】。本命はここまで10番ダイワメジャーと人気の差がつくなら7番ダンスインザムードを狙いたい。鞍上豊はこのレース勝っていないが、藤沢和調教師が北村宏を降ろして乗せるその決意は買って損はないはず。天皇賞も正直まだ重かった馬体もここは全力投球となるだろう。相手は前述のダイワ、15番マルカ、18番デアリング、3番プレサイズ、9番ステキ。 他のレースからは京都9R7番,同12R11番。東京では11R8番、12R5番。
 今日は疲れているのでこのへんで失礼します。
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松坂馬券発見!?

2006-11-17 22:57:51 | 競馬予想
 ボストンに決定!
 ポスティングシステムによるメジャー挑戦を目指す西武ライオンズの松坂大輔投手を落札(約60億円は高すぎだが・・・)したボストン・レッドソックス。創立106年の歴史を誇り、6度のワールドチャンピオンに輝いた名門球団の歩みを紹介する。
  1901年のア・リーグ誕生とともにボストンを本拠地として誕生。1907年からレッドソックスの愛称で呼ばれるようになった同球団は、当初から強豪であった。歴代最多勝右腕のサイ・ヤングを擁して1903年に初開催されたワールドシリーズを制覇。10年代には剛球スモーキー・ジョー・ウッド、殿堂入り中堅手トリス・スピーカー、そして「エース左腕」のベーブ・ルースらを擁して4度も世界一に輝いた。
 それが一転したのは1918年のオフ。当時のハリー・フレジーオーナーが本業のミュージカル後援の資金を得るために次々と主力を宿敵ヤンキースへ放出したのだ。1919年オフにはベーブ・ルースまでも・・・。その結果、ヤンキースは元レッドソックスの選手たちの活躍によって20年代に3度もワールドシリーズを制覇するなど、その後の隆盛の基を形成した。一方、レッドソックスは頂点から延々と遠ざかり、後に「バンビーノ(ルースの愛称)の呪い」と呼ばれるようになった。
 その後、レッドソックスは「最後の4割打者」テッド・ウィリアムズやジム・ライス、カールトン・フィスク、カール・ヤストレムスキー、ロジャー・クレメンスら時代を代表する大選手たちを次々と輩出しながらも、ワールドシリーズ制覇にだけは縁がなかった。1946年と1967年にはカージナルスに苦杯をなめさせられ、1975年には「ビッグレッドマシン」の愛称で最強をうたわれたレッズにあと一歩のところで敗戦、そして1986年にはあとアウト1つで優勝というところまで迫りながら、ビル・バックナーの「伝説のトンネル」で夢破れた。
 しかし2004年、ついに「バンビーノののろい」が消え去る。ア・リーグ優勝決定シリーズでヤンキースに3連敗しながら、デービッド・オルティスの2戦連続サヨナラ打やカート・シリングの血染めの熱投などで息を吹き返し、まさかの4連勝でワールドシリーズに進出。そしてその勢いのままにカージナルスをも4タテし、86年ぶりの世界一に輝いたのだ。その後は2005年が地区シリーズ敗退、そして今季が地区3位でプレーオフ進出を逃していた。そこで松坂大輔である。
 今季のレッドソックスの先発陣が崩壊状態。2ケタ勝利を挙げたのが移籍1年目で16勝(11敗)を挙げたジョシュ・ベケットと、通算207勝のベテラン、カート・シリングだけであった。来季はこの2人に加え、今季ルーキーながら、クローザーとして35セーブ、防御率0.92の好成績を残したジョナサン・パペルボンも、先発陣に加わることが濃厚となっているし、今季故障に苦しんだナックルボーラー、ティム・ウェイクフィールド投手もおり、松坂を含めた投手陣はリーグ屈指の先発布陣になるだろう(問題はパペルボンに代わるクローザー)。
 また野手には、2人の大砲マニー・ラミレス外野手、指名打者デビッド・オティースがドーンと構えている。2人とも今季は故障などで一時戦列を離れたが、2人合わせて89本塁打、239打点を稼いだ攻撃力は最大の武器だ。そしてまた守備力もある。今季の守備率.989は両リーグトップ、失策数(66)も2位に14個差、ライバルのヤンキースには38個の差をつけてメジャーで最も少なく、ピッチャーにとっては頼もしい限りなのだ。一応、簡単にレッドソックスを紹介したが、僕は今からとても楽しみにしている。松坂がボストンのマウンドに立つのを・・・頑張れ!松坂!(尚、日本人では、これまでに大家友和(1999年~2001年)、野茂英雄(2001年)の両投手がプレー。昨季はデニー友利投手もチームとマイナー契約を結んだが、メジャーでの登板機会はないまま退団している)。
 では明日の予想。まずは東京で行なわれる【東京スポーツ2歳S】。本命は人気でも8番ドリームジャーニー。実はこの馬、サンデーレーシングで募集された時後輩と一口買おうとした馬である。少し買うのを迷っていたら、満口になってしまった。今持っていたらと悔やんでいる馬なのだ。将来的には4番フサイチホウオーや7番ヴェルトマイスターに遅れをとるかも知れないが現時点では完成度は上だろう。距離もステイゴールド&マックイーンなら延長がプラスに出る可能性が大きい。12Rは1番ケイアイカールトン。叩き2走目の実力馬だし、1300mダートは黙って1枠先行馬。7Rは2番マチカネオオバン。東京1800m芝は母父NT産駒。京都からは11R【トパーズS】の6番アンドゥオール。ここ3戦は小倉、中京で力を発揮できなかったが、京都に替われば一発があってもいい。元々この馬はペリエが乗る予定だった馬で、先週の降着処分でルメールに。それだけ陣営としては力を入れている証拠。ここはその意気込みに1票を投ずる。12Rは先週の予告どおり岩田騎乗の16番シュンキ。牡馬相手は荷が重いと思う。元々このクラスは勝ったことがある馬、岩田騎乗でその力を信じてみたい。
 
今日発表された【マイルCS】の枠順をみていたら、5枠に「ダイスケ」の文字、また10番&11番にも「ダイスケ」の文字を発見。おまけにその中心はダイワ「メジャー」だし・・・これって松坂馬券!?
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競馬史上2頭目の惨事

2006-11-12 21:55:13 | Weblog
「強いなぁ」
京都で行われた【エリザベス女王杯】の直線を観ていて思わず呟いた。その呟きはカワカミプリンセスに向かってである。しかしそう思ったのも束の間、審議のランプが点灯した。そして10分以上経って「1位入線のカワカミプリンセスは・・・」の放送。なんとカワカミプリンセスがヤマニンシェクルの進路を妨害したとして12着に降着となってしまった。少し厳しい処分という気もしたが、ヤマニンシェクル騎乗の四位がレース終了後下馬してくらいだから仕方ないだろう。それにしても驚きの結末に後味の悪さを感じた。
 その【エリザベス女王杯】だが、勝ったのは中団から直線外を伸び1.1/2馬身差で2位入線した福永騎乗の7番人気フサイチパンドラ(牝3・白井厩舎)であった。クビ差の2着には2番人気スイープトウショウ、さらにクビ差の3着に4番人気ディアデラノビアが入った。勝ったフサイチパンドラは1戦1戦力をつけてきた1頭であるが、正直ここまで走るとは思っていなかった。福永もここに来て完全にこの馬を手の内にいれており、直線ムチを使わなかったあたりは流石であった。まぁ気持ちいい勝ち方ではなかろうが、スィープを抑えきったのだからその実力は認めなくてはならないだろう。2着のスイープは正直4コーナーでは“この馬が勝った”と思った。しかし最後は上位馬と脚色が同じになり、去年までの切れる脚は使えなかった。原因は疲れなのか、年齢なのかわからないが、昨年までのアノ脚があったら・・・。3着ディアデラノビアはパドックでテンションが上っていたが、レースではその素振りを見せなかった。ただ最後脚色が同じになったのはそれが原因かもしれない・・・。4着アサヒライジングも直線追い出しをギリギリ待って追い出したが、最後は止まってしまった。力も少し足らなかったと思うが、内枠の荒れた馬場を通ったのが少し影響したのかもしれない。また5着アドマイヤキッスには少し距離が長かったようで、僕が大穴として狙ったキストゥヘヴンは出来もイマイチでレースでも引っかかっていた。こんな馬を狙っているようでは・・・。3歳馬の優勝、古馬に開放(‘96年)以来、ファインモーション(‘02年)、アドマイヤグルーヴ(‘03年)以来3頭目となった。
 勝ったフサイチパンドラは父SSの最終世代産駒。クラシック無冠だと思ったらこんなところに思わぬ贈り物が残っていた。母はロッタレース(父ヌレイエフ)という血統。従兄に今年死亡した’84年愛ダービー馬エルグランセニョールがいる。ちょうど1年前の’05年11月12日の2歳新馬戦(京都・芝1800m)で2着に6馬身差をつける鮮やかなデビューを飾り、続く【阪神JF】で3着。5戦目の【きんせんか賞】で2勝目をあげ、【クイーンC】2着、【桜花賞】は2番人気に推されながら14着と大敗したが、続く【オークス】ではカワカミプリンセスから3/4馬身差の2着に入っていた。この秋は【ローズS】、【秋華賞】ともに3着してここに臨んでいた。今回が重賞初勝利。通算成績11戦3勝(重賞1勝)。
 鞍上の福永は同レース初勝利。今年の【小倉記念】以来の重賞制覇で通算57勝目。GⅠは昨年の【朝日杯FS】(フサイチリシャール)以来12勝目。管理する白井調教師は’96年のダンスパートナー以来の同レース2勝目。重賞は’05年【フェブラリーS】(メイショウボーラー)以来で、通算38勝目。GIも同レース以来の通算12勝目となった。尚、GIレースの1着降着は’91年【天皇賞・秋】でのメジロマックイーン(武豊騎手)以来史上2頭目。また前日4.9億円馬ザサンデーフサイチの骨折でショックを受けた馬主の関口房朗氏だが、今回の勝利で’96年【日本ダービー】(フサイチコンコルド)、’05年【朝日杯FS】(フサイチリシャール)に続き、JRAGⅠ・3勝目となった
 今日の馬券は【エリザベス女王杯】をキストゥヘヴン、スイープトウショウの2頭立て作戦馬連、3連複が的中して大怪我にはいたらなかった。しかし負けは負け。特に【オーロC】はどっちを軸にしようと迷って切ったダイワバウンティットが勝つなど不調である。なんとか来週の【マイルCS】と“最終の岩田”で取り戻したいものである
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疲れてる時の予想は如何に・・・

2006-11-11 22:48:17 | 競馬予想
 35億のレンジャーズでなく53億のレッドソックス!?
 松坂のポスティング移籍について米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が、大リーグ機構関係者の話として「レッドソックスが3,800万ドル(約45億円)から4,500万ドル(約53億円)の最高額で入札したと報じた。このニュースを聞いて、僕はとても嬉しく感じている。というのも、金権チームであるヤンキースに行くより、そのヤンキースの宿敵であるレッドソックスに行き、ヤンキース相手に仁王立ちする松坂が見たかったからである。このニュースが実際はどうなのかはまだわからない。しかしこれが本当なら、松坂の希望である東海岸球団でワールドチャンピオンを狙えるチーム、おまけに球場は投手有利のグリーンモンスターがそびえ立つ環境は、松坂自身にとって文句が無いはず。また西武にしてもこの金額なら言うこと無しだろう。日本では何故かヤンキース入りを望む声が大きいが、僕はラミレスやオルディスと抱き合う松坂がみてみたい。
 今日はAM4:30起きして取引先のゴルフコンペにでてきた。生憎雨の中でのコンペで成績はまぁまぁ。ネット(ハンデを加味した成績)順位は60人中9位で、グロス(ハンデ関係なし)でも6番目の成績であった。ただ賞ありつけず、帰宅後の競馬に期待したのだが・・・推奨5戦1勝、結果惨敗である。その結果によって疲れが一気に出てしまった。というわけで、早速明日の予想。
 まずは【エリザベス女王杯】。迷いに迷った末に大穴狙いをしようと思う。本命は桜花賞馬キストゥヘヴン。確かに距離は長いかもしれない。しかし前走は隣馬が暴れてゲート内で外傷を負ったし、それでも上がりはカワカミプリンセスと同じ34.4秒。今回外枠の偶数枠、広々とした京都外回りで馬をノビノビ走らせやすい。鞍上は天皇賞ジョッキーとなったアンカツで言うことない。相手はスイープトウショウが1番手で他ではアサヒ、アドマイヤ、シェルレイ、デゥイアデラ、カワカミ、フサイチなど。馬券はキストゥとスイープの2本柱にして買う。 他では東京11R【オーロカップ】は5番オーゴンサンデー、10R【晩秋特別】は1番マイネルアムンゼン、京都10R【清水S】は2番フェイトトリックス、京都12R【ドンカスターS】は2番リキアイヤマノオー。 とにかく疲れている。よって馬券購入は明日起きてからにするつもり。スッキリした頭で考えると買い目が変わるかも・・・。
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す、す、凄い! 万歳! 

2006-11-10 22:31:02 | 競馬予想

 歴史的快挙である。
 現地時間7日にオーストラリア・フレミントン競馬場で行われた【メルボルンC】(3歳上、豪G1・芝3200m、1着賞金約2億7000万円)で、岩田騎乗の7番人気デルタブルース (牡5・角居厩舎)が好スタートから道中は3番手につけ、直線では外から追い込む同厩舎でオリヴァー騎乗のポップロックを半頭差抑え優勝した
 豪州競馬最大のイベントであるこのレースで、日本馬として史上初の快挙となる勝利、勝ち時計は3分21秒42であった。さらに4.1/2馬身差の3着にはメイビーベター(豪)が入り、59㌔を背負わされた欧州長距離界の実力馬イエーツは7着、前哨戦の【コーフィールドC】を勝って臨んだトウキートは53.5㌔から55.5㌔に増量されたこと、直前に足をひねったことが影響して19着に敗れた。
 勝ったデルタブルースは、父ダンスインザダーク、母ディクシースプラッシュ(父Dixieland Band)という血統。’04年の【菊花賞】を8番人気で制し、重賞初勝利をGⅠで達成。その後、’04年【JC】で3着、’05年【ステイヤーズS】に勝ち、今年に入ってからは【京都記念】5着、【阪神大賞典】3着、【天皇賞・春】10着と精彩を欠いたが、前哨戦の【コーフィールドC】(豪G1)では僅差(長首+短首)の3着と好走していた。通算成績21戦6勝(重賞3勝、海外2戦1勝)。
 この【メルボルンC】は豪州競馬最大級の、今回が146回目という長い歴史を誇るレースである。南半球以外の馬が勝ったのは過去、’93年Vintage Crop(愛)、’02年Media Puzzle(愛)の2回だけで、アジア調教馬が勝ったのも初めての快挙だった。
 鞍上の岩田は初の海外重賞勝ち。管理する角居調教師は’05年【アメリカンオークス】(米G1、シーザリオ)、’05年【香港マイル】(香G1、ハットトリック)に続く海外G1・3勝目となった(凄い!!!!!)。
 また日本調教馬の海外G1制覇は、今年5月のコスモバルクによる【シンガポール航空国際C】(シンガポールG1)以来12頭目(15勝)。南半球では初。日本馬が海外のG1でワンツーフィニッシュしたのは、’02年香港の【クイーンエリザベスC】(エイシンプレストン、アグネスデジタル)以来2回目。デルタブルースの父は’96年の菊花賞馬ダンスインザダークで、父内国産馬の海外G1制覇は’前述のシーザリオ以来2頭目となる。この後2頭は香港に向かうというが、もしデルタブルースが勝てば、ディープインパクト、ハーツクライ、メイショウサムソンの【JC】【有馬記念】次第では年度代表馬という夢も叶うかもしれない。まぁなにはともあれ、日本競馬界にとってはビッグニュースでした

 明日の予想。まずは東京メイン【京王2歳S】。本命は素直に12番アドマイヤヘッド。アドマイヤコジーン産駒といえば先週のアストンマーチン。今年の新種牡馬注目の的だ。そのアドマイヤコジーン産駒は距離が短い方がいいとされている。それが1800mの【札幌2歳S】で2着したのだからその素質は計り知れない。勿論1400mが悪いわけではなく、鞍上も“世界”の岩田だ。福島で行なわれる【福島記念】はデータ的には不利なトップハンデ58㌔の13番ヴィータローザ。前走7着もバランスオブザゲームと0.2差。ハンデ戦で人気が下がれば面白い。他のレースからは、東京10R【ユートピアS】の1番コスモマーベラス、12R4番ジェイウォークのフジキセキ産駒コンビ。京都10Rは後輩が一口馬主である7番リメインオブザサンを推奨しようと思ったが、もっと穴馬がいたのでそっちを取りあげる。その馬は12番ホシノプレゼント。平坦の小回り向きだが、実績は上位に位置する。ここまで人気が落ちれば狙って損はない。
 
明日は取引先のゴルフコンペで競馬を観戦することができない。結果は帰ってからのお楽しみになるが、ゴルフの疲れを取ってくれるぐらい的中してほしいものだ。歴史的快挙と思うほど・・・

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重賞回顧

2006-11-05 21:36:35 | 競馬回顧
 今日は珍しく推奨が5戦中4戦で馬券となった。
 しかし、僕の馬券としては他に手を出したレースで撃沈したり、推奨が来たレースにしてもヌケたり、配当が安かったりで収支的にはマイナスで終わった。予想上手の馬券下手はあいかわらず健在である。そんな日曜の競馬を振り返る。
 まずは東京で行われた【アルゼンチン共和国杯】。勝ったのは武士沢騎乗の1番人気トウショウナイト(牡5・保田厩舎)で、中団追走から馬群を割って伸び、後方から追い込んだ2番人気アイポッパー(僕の推奨)をクビ差抑えて優勝した。さらにクビ差の3着には6番人気ドラゴンキャプテンが入った。勝ったトウショウナイトは強い競馬であった。鞍上の武士沢も自信満々の騎乗で早目のスパートでアイポッパーの猛追を凌ぎきった。着差以上の横綱相撲で「見事」という言葉に尽きる。2着アイポッパーは自分の競馬をした。ただ最後は58㌔が応えた感じで、トウショウナイトと同じ脚色となった。3着ドラゴンキャプテンは軽量の恩恵を生かした好走だが、力を付けているのは確かだろう。4着チェストウイングは後方からよく末脚を使うという、今までにない競馬でこの馬も力をつけていることを証明した。ただまだ重賞を勝つには一歩足らない感じである。5着トウカイトリックはそれなりに走っているが、やはり休み明けが応えた。一度叩いた次走に期待か・・・。ウインジェネラーレは一度叩かれ変わり身があるかと思ったが、馬体は絞れてなかった。実力馬ももう少し馬体が絞れないと厳しいだろう。
 勝ったトウショウナイトは父ティンバーカントリー、母ミッドナイトオアシス(父Java Gold)という血統。’04年11月の3歳上500万下から3連勝し本格化。’05年【京都記念】、【日経賞】で2着に入るなど長距離の重賞で好走を続けるも、’05年【宝塚記念】(6着)後に骨折が判明し長期休養に入る。今年2月に復帰後は精彩を欠いていたが、【札幌日経オープン】でコスモバルクに4馬身差をつけて圧勝し復活をアピール。前走の【京都大賞典】で3着に入り、ここに臨んでいた。通算成績27戦6勝(重賞1勝)。
 鞍上の武士沢は、’97年デビュー以来初のJRA重賞初制覇(おめでとう!)。管理する保田調教師はセイウンスカイで制した’99年【札幌記念】(懐かしい)以来の重賞制覇で、通算では6勝目となった
 一方、京都で行われた【ファンタジーS】は、僕が推奨した武豊騎乗の3番人気アストンマーチャン(牝2・石坂厩舎)が、好スタートから好位を追走すると直線半ばで抜け出し、2番人気イクスキューズに5馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムの1分20秒3は、カノヤザクラ(【かえで賞】)を0.5秒上回る芝1400mの2歳日本レコード。さらに1.1/2馬身差の3着には1番人気ハロースピードが入った。距離不安が囁かれたアストンマーチャンだが、いやいや強いレースぶりであった。4コーナーまで持ったまま、直線で抜け出すときに軽く仕掛けただけだった。推奨はしたものの、予想以上の強さに僕自身ビックリしてしまった。2着イクスキューズは正攻法の競馬だったが、この着差(5馬身)では力の差を認めざるを得ないだろう。3着ハロースピードはスタートで後手を踏んでゴール前は凄い脚で追い込んできたが、上がり3ハロンで勝ち馬に及ばないのだから惨敗である。4着ハギノルチェーレは最後方からのレース。上がりがメンバー最速33秒5だからこの馬のレースはしている。この馬、距離延びて良さそうなので今後が楽しみだ(来年クラシックは松永幹夫厩舎だ)。人気となっていたカノヤザクラは一転して抑える競馬。もっと走れるかと思っていたが、意外にジリっぽかった。ニシノマオ共々バクシンオー産駒で距離もここが精一杯のような気がする。
 勝ったアストンマーチャンは、父が新種牡馬のアドマイヤコジーン、母はJRA・3勝のラスリングカプス(父Woodman)という血統。7月のデビュー戦(小倉・芝1200m)は2着に惜敗し、2戦目で初勝利。続く前走の【小倉2歳S】で重賞初制覇を果たしており、今回3連勝で重賞2勝目を飾った。通算成績4戦3勝(重賞2勝)。
 鞍上の武豊は、オースミダイドウで制した【デイリー杯2歳S】に続くJRA重賞制覇で今年16勝目(通算233勝)。管理する石坂調教師は、アストンマーチャンで制した【小倉2歳S】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算11勝目となった。
 現在日米野球をやっているが、結構面白い。何が面白いというと、アメリカの本気度が垣間見れるのである。というのも、普通日本で試合するなら城島、井口を凱旋として出場させるところだが、実績上位であるマウアー(ア・リーグ首位打者)やアットリー、ファーカルを使っている。また試合中にも福浦、小笠原に対して左の変則投手であるヤンキースのマイヤーズを使ったり隙を見せないのである。メジャー好きの僕なのでメジャーの本気度が見られてとても嬉しいが、ただひとつ不満なのは日本出場選手である。監督のノムさんも愚痴をこぼしていたが、日本選手の辞退者の多さにはガッカリである。日ハムはアジア選手権があるから仕方ないが、せめて中日選手には出てほしいものだ。でも今回のメジャーメンバーはいいメンバーですよ
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