人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

コーディアル勝ってくれ!

2021-04-30 18:11:01 | Weblog

 “紀州のドンファン”殺害の容疑者が逮捕され、そのいきさつをワイドショーは連日報道している。その“紀州のドンファン”こと故野崎幸助さんのことを知人や友人の人が「ドンファンが・・・」と取材に答えるのを見て、故野崎氏はそう言われて嫌な気はしてないかと思うのは僕だけだろうか。ドンファンとは17世紀スペインの伝説上人物。ティルソ・デ・モリーナの戯曲「セビリアの色事師と石の客」が原型で、好色放蕩な美男として多くの文学作品に描写されている。今ではプレイボーイ、女たらしの代名詞としても使われるのだが、たぶんそう違いはないのだろう。ただまぁもう少し言い様があるようについ思ってしまう。
 不要不急の外出はやめてほしいということなので、僕の外出もちょっとだけで、ほとんどが家でスポーツ観戦が中心になりそう。そこで明日、明後日で楽しみなのが男女のゴルフ。まずは女子ゴルフ。《パナソニックオープンレディース》初日は黄金世代の植竹希望が7バーディ・1ボギーの6アンダーをマーク。ツアーでは自身初となる単独首位発進。 5アンダー・2位タイに復活してきた堀琴音、岩橋里衣、S.ランクン(タイ)。2打差5位タイには柏原明日架、アマチュアの岩井千怜(いわい・ちさと)ら5人が続いた。 国内ツアー復帰2戦目の原英莉花、賞金ランキング1位の小祝さくらは2アンダー・18位タイ、今年4勝の稲見萌寧はイーブンパー・53位タイで初日を終えた。今週はどうなる!?

一方、男子ゴルフ《中日クラウンズ》初日は今季2勝を挙げているルーキー・金谷拓実が7バーディ・1ボギーの6アンダー・単独首位発進。5アンダー・2位タイに中島徹とチャン・キムに(米国)。4アンダー・4位タイにはアマチュアで19歳レフティ・笠原瑛(かさはら・あきら、中部学院大)ら7人。石川遼は後半で4ボギーを喫するなど乱調で、1オーバー・56位タイ発進。2週連続優勝がかかる星野陸也は2アンダー・23位タイで第1ラウンドを終えた。世界アマチュア1位の中島啓太(日体大)は4オーバーと出遅れた。オリンピックを狙う金谷と飛距離で勝るチャン・キムの争いか・・・。

 明日の予想。まずは東京メイン【青葉賞】は今年のダービー馬だと思っている2番ワンダフルタウン。爪の不安があって間が空いたが、力は世代でもトップクラスだと思っている。本番は次だが、このメンバーで勝ち負けできないようでは・・・。相手は1,5,6,7,10,18番。阪神メイン【天王山S】はキャロットで申し込んだけど買えなかった10番ジェネティクス。逃がした魚は大きいが、ダートの短距離なら大きいところが勝てる馬だと思う。相手は1,4,7,11,12,13番。新潟メイン【バーデンバーデンC】は2番ビップウインク。少しかかるところがあるので、1200mに替わるのは良さそう。重馬場も苦にしないし、狙い目。相手は3,4,10,11,13,15番。

 今週の一口は2頭。1頭は明日の阪神5R【3歳未勝利】(1800m芝)に出走するコーディアル。これまで新馬、未勝利を2,3着。結構牡馬も含めて骨っぽいメンバーが揃ったが、そろそろ勝利してほしいところ。ここを勝って、オークストライアルで勝ち負けして【オークス】出走が僕の皮算用。ただ馬場が少し心配。もう一頭はJRAでなく、5/3の高知競馬。2勝クラスの地方交流戦【桂浜盃】(1400mダート)にアースライザーが出走予定。僕としては地方交流戦に初めて出走となる。距離1400mは短い気もするが、楽しみいっぱいだ。

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馬が変わった!

2021-04-25 18:21:39 | Weblog

 《フジサンケイレディスクラシック》最終日。首位と1打差の2位から出た稲見萌寧(21・都築電気)が5バーディー、1ボギーの67をマーク。通算12アンダーで今季5勝目、通算6勝目を飾った。稲見はこれで今年8戦4勝と勝率5割、今季獲得賞金も1億円を突破した。3打差の2位には前週Vの山下美夢有(19・加賀電子)で、前回大会女王の申ジエ(32・韓国)は通算7アンダーの3位に終わった。稲見は19日付の世界ランキングで日本勢5番手の39位だが、この優勝で鈴木愛(26・セールスフォース)を上回り、日本勢4番手に浮上するとみられる。調子が良くなくても勝利する強さ、ひょっといたら《東京五輪》まで届くかもしれない。
 今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第56回サンケイスポーツ賞フローラS】は、C・ルメール騎乗の5番人気クールキャット(美浦・奥村武厩舎)が勝利。アンフィニドールが軽快に飛ばす中、道中は4,5番手を追走。手応えよく直線を迎えると、力強い伸び脚を見せて先頭でゴール。重賞初制覇を飾り打倒ソダシへ、【オークス】候補に名乗りを上げた。タイムは1分59秒4。1馬身差の2着にはスライリー(14番人気)、さらにハナ差遅れた3着にユーバーレーベン(2番人気)が入った。なお、上位2頭が【オークス】の優先出走権を獲得した。
 勝ったクールキャットだが、府中が合うのだろう。またルメールの判断も良かった。ただ【オークス】で勝ち負けとなると・・・。2着スライリーには驚いた。まったく注意していなかった。正直これだけ走ったのが不思議。3着ユーバーレーベンは位置取りの差がすべて。今日、出走の中で【オークス】に一番合うのはこの馬だろう。僕が馬主なら鞍上を替えるが・・・。惜しかったのは4着メイサウザンアワー。直線で前が塞がらなければ、2着はあった。この馬今後面白い存在。
 勝ったクールキャットは、父スクリーンヒーロー、母メジロトンキニーズ(母父ダンスインザダーク)という血統。北海道洞爺湖町・レイクヴィラファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は5戦2勝。重賞は初制覇。【サンスポ賞フローラS】は管理する奥村武調教師は初勝利、騎乗したC.ルメールは16年チェッキーノに次いで2勝目となった。
 阪神11Rで行われた【第52回マイラーズC】は、古川吉洋騎乗の2番人気ケイデンスコール(牡5歳・安田隆行厩舎)が、中団追走から直線で外を力強く伸びて快勝。重賞3勝目を挙げて、【安田記念】の優先出走権を獲得した。タイムは1分31秒4。1馬身1/4差の2着にゴール前で急追した3番人気アルジャンナ、さらにハナ差遅れた3着には先行して粘っていた9番人気のカイザーミノルが入った。
 勝ったケイデンスコールは完全本格化。文句なしの勝利、古川も完璧な騎乗であった。ただ本当に強かったのは2着アルジャンナ。直線でスペースが開かず、足を余した。それでこの2着は強いの一言。まだ良くなる余地を残しているので、今後楽しみ。3着カイザーミノルも前走1200mを使ったことで、馬の反応が良くなった。このような競馬ができるなら今後も・・・。ただ前2頭は強い。5着エアロロノアは経験不足か。
 ケイデンスコールは、父ロードカナロア、母インダクティ(母父ハーツクライ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は17戦4勝。重賞は18年の【新潟2歳S】、今年の【京都金杯】に次いで3勝目。管理する安田隆行調教師、騎乗した古川吉ともに【マイラーズC】初勝利となった。
 今週は一口馬は2着があっただけだが、馬券は勝利。香港もラヴズオンリーユー頭からの馬券で勝利した。僕が勝手に考えている“古馬牝馬が外国の名手で馬が替わる”法則での勝利だった。ラヴズオンリーユーは前走ドバイでマーフィ騎乗で馬がかわった。

 

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明日は馬券だけ!

2021-04-24 19:14:56 | Weblog

 米大リーグから8年ぶりに復帰した楽天・田中将大投手(32)が今日の西武戦に先発し、6回を投げ4三振を奪うなど3安打1失点と好投し、今季初勝利を挙げ、日本通算100勝目(大リーグ通算78勝)を達成した。この日本通算100勝到達は、1948年の藤本英雄(巨人)に並ぶ歴代2位のスピード記録。今季初めて本拠地での登板だったが、球数68の“省エネ投球”での達成で、本拠地登板は2013年の巨人との日本シリーズ第7戦で九回に登板して球団初の日本一を決めて以来となるマウンドであった。天晴れ!
 笹生、小祝、稲見・・・次から次へとスター候補が現れる日本女子ゴルフ界。今日第2ラウンドが行われた『フジサンケイレディスクラシック』。先週優勝の19歳の山下美夢有が6つスコアを伸ばしてホールアウト。通算9アンダーで単独首位に浮上し、“2週連続V”へ王手をかけた。1打差には、今季最多4勝を挙げている稲見萌寧。2打差には元世界1位の申ジエ、ツアー初優勝を狙う田辺ひかり。公式戦2勝の原英莉花は通算1アンダー、賞金ランキング首位の小祝さくらはイーブンパーでぎりぎり予選通過している。女子ゴルフは本当に毎週面白い。

 今日の重賞を振り返る。新潟11Rで行われた【第18回福島牝馬S】は、団野大成騎乗の7番人気ディアンドル(5歳・奥村豊厩舎)がハナに立ってレースを進め長い直線へ。粘り腰を発揮し、ゴール前ドナアトラエンテに詰め寄られながらも先頭でゴール。【ヴィクトリアマイル】の優先出走権を獲得した。タイムは1分46秒9。ハナ差の2着にはドナアトラエンテ(1番人気)、さらにクビ差遅れた3着にサンクテュエール(10番人気)が入った。
 勝ったディアンドルだが、今日のところは団野の作戦勝ちというところか。まぁ馬自身も常識にかかってきているが・・・。2着ドナアトラエンテは負けて強しの内容。ただ本当に強い馬はそれでも勝ちきるのだが・・・。3着サンクテュエールには正直驚いた。これをきっかけに復活すれば面白い存在になりそう。僕本命の5着ムジカは直線の不利がすべて。不利がなければ勝っていたのでは・・・
 ディアンドルは、父ルーラーシップ、母グリューネワルト(母父スペシャルウィーク)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は16戦6勝。重賞は19年【葵S】に次いで2勝目。【福島牝馬S】は管理する奥村豊調教師、騎乗した団野大成ともに初勝利となった。

 明日の予想。まずは東京メイン【フローラS】。本命は14番オメガロマンス。ヌーヴォレコルトの全妹で、前走は重馬場に尽きる。姉より切れ味があるし、府中なら能力発揮する。相手は1,3,7,8,9,10,16番。阪神11R【マイラーズS】は6番アルジャンナ。前走は展開に泣いたが、力はそんなものではない。2~3歳時の走りをすれば結果は黙って付いてくる。相手は2,4,5,7,10,12,16番。新潟メイン【福島放送賞】は14番ロジーナ。前走は出遅れなければ勝っていたレース。このクラスなら力は上。相手は1,2,3,10,12,13番。
 今週の一口馬。ヴィオマージュが新潟5R【3歳未勝利】(1200mダート)に出走して2着。スタートから出たなりでハナに立ち、ミドルペースに落として、最終コーナーでも無理することなくスーッと加速して逃げ切ろうとしたが・・・。勝ち馬の末脚にかわされてしまった。ただ今日は勝ち馬が強かった。勝ち馬には完敗だったが、3着以降には大きく差をつけているので次に期待。そしてホワイトクロウが東京6R【3歳1勝クラス】(1600mダート)に出走。道中中団を追走するが、直線に向いて追われてから思ったほど反応できず11着。鞍上に内田博を配して馬の意識改革を期待していたが、反応が悪く力を発揮できなかった。馬自身が集中し切れていなく、しばらく時間がかかりそう。1勝しているし、長い目で待ってみる。今週の一口はこれで終了。明日は馬券だけ!

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今週の一口は2頭

2021-04-23 20:25:49 | Weblog

 吉本新喜劇の名優がまた逝った。個性派・チャーリー浜が18日、呼吸不全、誤嚥(ごえん)性肺炎のため、亡くなっていたことが分かった。78歳。キザな衣装で、しゃれ男風な雰囲気から放つ「…じゃ、あ~りませんか」「ごめんくさい」「君たちがいて、僕がいる」…。人を食ったような語り口、とぼけた芸風で、往年の新喜劇をわかせた名優。近年は介護施設に入所しており、昨年3月の舞台を最後に体調管理に努めていたが、今年3月中旬に体調を崩し、大阪市内の病院に入院していたらしい。なお、代表ギャグ「~じゃ、あ~りませんか」は、CMを機に全国人気となり、91年には「新語・流行語大賞」の年間大賞に選ばれ、92年には上方お笑い大賞金賞を受賞した。98年にはNHK連続テレビ小説「やんちゃくれ」にも出演するなど、役者としても活躍していた。合掌。

 ノーザン、サトノ、ルメール、国枝・・・日本競馬界トップの中で何が起きたのか。【阪神JF】、【桜花賞】とGⅠで連続2着のサトノレイナス(牝3歳・国枝厩舎)が、【日本ダービー】に参戦することが決まった。国枝調教師は「【桜花賞】は負けたけど、能力を見せてくれたので【ダービー】もいけるんじゃないかと。オーナー、ルメール騎手とも相談したうえで騎手も『使うなら乗りたい』と。ひとつのチャレンジになるが、可能性があるならば」と経緯を説明。引き続きルメールが手綱を執る。07年に牝馬として64年ぶりに【ダービー】を制したウオッカも【桜花賞】2着からの臨戦だった。「乗りやすくて、しまいもしっかりしているので東京は合う。オーナーと俺の気持ちもあるからね」。牝馬3冠を2度達成した国枝師も牡馬クラシックは未勝利で、馬主のサトミホースカンパニーは16年のサトノダイヤモンドが鼻差2着。両者の悲願が、14年のレッドリヴェール(12着)以来、7年ぶりとなる牝馬での参戦につながった。一方で、【桜花賞】4着のアカイトリノムスメはルメールとの新コンビで【オークス】へ向かうことに決まった。これは勝手な僕の邪推だが、国枝師とサトミの“念願”が主導権だったのではないか。特に近年は牝馬でも十分に勝負になるのがわかっており、今年に関しても敵はエフフォーリア1頭というのもあるのではないか。ノーザンとしてもソダシもいるし、一方で、超良血馬アカイトリノムスメに勲章を授け、繁殖牝馬としての価値をあげたいとの気持ちも…。そしてルメールにしても【ダービー】で騎乗予定だったオーソクレースが骨折し、少しでもエフフォーリアに勝てる可能性の馬に乗りたいし、【オークス】もアカイトリノムスメなら十分勝負になるという計算があるのだろう。捕らぬ狸の…この大博打いったいどうなることやら。

 明日の予想。まずは東京メイン【オアシスS】。本命は2番タガノビューティー。東京1400~1600が庭のこの馬。ここまで待っての出走で勝ち負け。相手は4,8,9,11,14,15番。阪神メイン【京橋S】は4番ソフトフルート。昨年【秋華賞】でお世話になった馬。2000mで普通に走れば勝ち負けできる。鞍上も2回目なら・・・。相手は1,2,3,6,7,9番。新潟メイン【福島牝馬S】は2番ムジカ。格上挑戦だが、【ローズS】2着馬で、良馬場の2000mなら凡走なし。相手は5,7,8,11,13,16番。

 今週の一口は明日2頭出走。 新潟6Rに3番ヴィオマージュ出走。前走はゴール前で足元を掬われた感じだが、たたき2走目で今回は逃げ切る。そろそろ未勝利戦を勝ち上がってほしい。東京6Rには9番ホワイトクロウが出走。前走は距離が長すぎた。まだこのクラス勝ち上がるには少し時間が必要だが、距離短縮、府中なら好走も可能。ただ今回は鞍上内田博で馬を鍛えてもらう出走と見ている。

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エングレーバーオープン馬に!

2021-04-18 18:18:59 | Weblog

 天国と地獄。今日行われた《体操・全日本選手権》男子決勝は《東京五輪》代表選考会を兼ねている大事な大会。そこで予選7位だった19歳の橋本大輝(19・順大)が、第2グループから怒とうの追い上げをみせ、予選との合計で、173.365点で初優勝を飾った。まさしく地獄から天国への素晴らしい演技だった。一方、予選トップで史上最年少優勝の可能性で、内村2世と呼ばれる北園丈琉(18・徳洲会)は跳馬でミスをして、鉄棒の離れ技で落下した際に負傷し、170.197点で6位となった。まさに天国から地獄。《東京五輪》や今後の日本体操界にとって 二人そろい踏みは楽しみであっただけに、北園の怪我が気になるなんとか次の選考会となる《NHK杯》までに復活してほしいものだ。尚、橋本の決勝得点88.532点は、19年《世界選手権》で金メダリスト、ニキータ・ナゴルニー(ロシア)が出した88.772点に迫るハイスコアだった。
 今日のゴルフ。国内女子ゴルフ《KKT杯バンテリンレディス》最終日は19歳の山下美夢有が、大会記録を打更新する通算1414アンダーで、ツアー初優勝を飾った。10代の初勝利は昨年8月に19歳で勝った笹生優花以来。4位で出た山下は7バーディー、1ボギーの6と伸ばし圧勝。5打差の2位は小祝さくらと古江彩佳が入った。アマチュアの竹田麗央(熊本国府高)は、吉田優利とともに通算7アンダーで4位、3週連続優勝を狙った稲見萌寧は11位、前日首位の高橋彩華は15位に終わった。美夢有天晴れ!

 国内男子ゴルフ《東建ホームメイトカップ》最終日は首位から出た金谷拓実(22・フリー)が3バーディー2ボギーの70で回り、通算11アンダーとスコアを伸ばし、大会初優勝。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年と統合されたシーズンの再スタートで、昨年の《ダンロップフェニックス》に続く今季2勝目、通算3勝目をあげた。期待のアマチュアの中島啓太(20・日体大)が1打差の2位に食い込み、3位は通算8アンダーの阿久津未来也(26・六甲国際GC)だった。僕が期待したどおり、金谷と中島の優勝争い。これからもこの二人で男子ゴルフ界を引っ張っていってほしい。
 米女子ゴルフの《ロッテ選手権》最終日、3位から出た19歳の笹生優花は70で回り通算19アンダー6位だった。予選を4打リードのトップで通過したが、残念な結果となった。ただこの経験は今後笹生にとって糧となるだろう。優勝は23歳のリディア・コ(ニュージーランド)で、通算28アンダーまで伸ばし、3年ぶりのツアー16勝目を挙げた。

 今日の競馬結果。中山11Rで行われた【第81回皐月賞】は、横山武史騎乗の2番人気エフフォーリア(牡・鹿戸雄一厩舎)が勝利。昨年のJRA賞最優秀2歳牡馬に輝いたダノンザキッドや、C.ルメール騎乗のアドマイヤハダルらを撃破し、牡馬クラシック1冠目を獲得。タイムは2分00秒6。3馬身差の2着にはタイトルホルダー(8番人気)、さらにクビ差遅れた3着にステラヴェローチェ(6番人気)が入った。なお、1番人気の2歳王者ダノンザキッドは15着に敗れた。エフフォーリアは、新馬戦から【百日草特別】、【共同通信杯】とデビューから無傷の3連勝。トライアル競走には出走せずに【皐月賞】へ直行、2019年サートゥルナーリア、2020年コントレイルに続く史上19頭目の無敗の皐月賞馬が誕生した。これまで4戦すべてで手綱をとる横山武史は、デビュー5年目でうれしいGⅠ初勝利。父の横山典弘は1998年の【皐月賞】を制しており、史上3組目の皐月賞騎手父子制覇を達成。また、同馬を管理する鹿戸雄一調教師は2008年の【ジャパンC】(スクリーンヒーロー)以来、13年ぶりのJRA・GⅠ制覇となった。
 勝ったエフフォーリアだが、位置取りといい、馬の気配といい、最高のパフォーマンスだった。東京はこの馬にとって走りやすい馬場、【ダービー】も最有力だろう。ただ【ダービー】は特別だから・・・。実は2着タイトルホルダーは【菊花賞】で面白いと思っている馬。今日は勝ち馬が強かったが、まだまだ差は縮まる可能性はある。3着ステラヴェローチェも今後面白そうな馬。もともとGⅠで2着のある馬。この馬も今後面白そう。4着アドマイヤハダルもよく頑張っているが、さすがに【ダービー】は距離が長いか。5着ヨーホーレイクは超良血馬。この血統、好走はするが、勝ちきれない血統。トライアルに出走なら狙いか・・・。今後面白いのは6着グラティアス。今日は外枠が厳しかった。馬場も良馬場のほうがいい。僕本命の15着ダノンザキッドはやはり気性なのだろう。東京の走りのほうがいいので今後期待したいが、負けすぎが気になる。
 エフフォーリアは、父エピファネイア、母ケイティーズハート(母父ハーツクライ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は4戦4勝。重賞は今年の【共同通信杯】に次いで2勝目。【皐月賞】は管理する鹿戸雄一調教師、騎乗した横山武史ともに初勝利となった。

 

一方、阪神11Rで行われた【第26回アンタレスS】は、松若風馬騎乗の1番人気テーオーケインズ(牡4歳・高柳大輔厩舎)が中団追走から直線入口で先頭に立つと、そのまま後続を突き放して快勝。重賞初制覇を果たした。タイムは1分49秒0。1馬身3/4差の2着はヒストリーメイカー(2番人気)、さらに2馬身差遅れた3着には僕が本命に推したロードブレス(6番人気)が入線した。
 勝ったテーオーケインズは強かった。これからもっと良くなるだろう。2着ヒストリーメイカーはもっと力の要る馬場が合いそう。7歳馬だが、よく頑張っている。僕本命の3着ロードプレスは惜しかった。3コーナーの不利で下がる場面があった。勝ち馬には適わなかったが、不利がなければ2着があったのでは・・・。
 テーオーケインズは、父シニスターミニスター、母マキシムカフェ(母父マンハッタンカフェ)という血統。北海道日高町・ヤナガワ牧場の生産で、馬主は小笹公也氏。通算成績は12戦6勝(うち地方1戦0勝)。重賞初勝利。【アンタレスS】は、管理する高柳大輔調教師、騎乗した松若風馬ともに初勝利となった。

 今日の一口。阪神10R【心斎橋S】にエングレーバーが出走。まずまずのスタートから道中は好位。手応良く直線に向くと、粘り込みを図る2着馬をあっさりと交わして優勝。また危なげなしの後続に3馬身差つける勝利。距離短縮がいい結果に結びついた。この勝ちっぷりなら、オープンでも楽しみだ!新潟3R【3歳未勝利】(1800mダート)にアッレサンドロが出走。前々での競馬を期待したが、前に進んで行かず、後方から。こういう重馬場が合わなかったのだろう、バテず伸びずの8着。調子が上がっただけに残念な結果。次は距離延長も検討するらしい。何とかしてよ!

 

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皐月賞は夢に相乗り

2021-04-17 18:36:37 | Weblog

 まーくん黒星スタート。ヤンキースから復帰した田中将大(32)が今日の日本ハム戦に先発。一回に中田に先制2ランを浴びるなど5回を4安打3失点。奪三振は5、1四球で球数は75だった。チームを日本一に導いた2013年以来、8年ぶりとなる国内登板だったが、あと1勝としている日本での通算100勝(大リーグ通算78勝)はお預けとなった。注目の登板だったが、コントロールミスが目立った。それでも3失点で終わったのはさすが。次はもっと良くなるだろう。

 米女子ゴルフの《ロッテ選手権》第3ラウンド。首位から出た笹生優花は5バーディー、4ボギーの71で回り通算17アンダーでトップと4打差の3位に後退。6バーディー、ボギーなしで66をマークした渋野日向子が通算11アンダーで23位に浮上した。71で回った畑岡奈紗は5アンダーで68位。笹生と一緒に回ったリディア・コ(ニュージーランド)が通算21アンダーで首位に立ち、63と伸ばしたネリー・コルダ(米国)が1打差の2位につけた。
 女子ゴルフの国内ツアー《KKT杯バンテリンレディス》第2ラウンドは22歳の高橋彩華が通算10アンダーで単独首位。1打差の2位にプレミアム世代の吉田優利、古江彩佳。そして2打差の4位に熊本国府高3年・竹田麗央、山下美夢有。3打差の6位に地元熊本出身の笠りつ子、沖せいら。4打差の8位に稲見萌寧、小祝さくらがつけた。5アンダーの10位にこちらも熊本出身の上田桃子、申ジエ、4アンダーの12位に熊本出身の有村智恵らが続いた。注目は高校生の竹田、そして今年好調の稲見、小祝か・・・。
 競馬の話。JRA史上初の女性騎手1~3着独占。今日の新潟7R(4歳以上1勝クラス、1800mmダート若手騎手競走)で、3番人気クラウンデザイアーに騎乗したルーキー・古川奈穂(20・矢作)が1着。2着に藤田菜七子(23・根本)の2番人気キムケンドリーム、3着に永島まなみ(18・・高橋康)の8番人気モノポリーアイズが入り、快挙を達成した。この3騎手が同じレースで騎乗したのは5度のことだった。
 重賞を振り返る。中山11Rで行われた【第23回中山グランドジャンプ】は、森一馬騎乗の1番人気メイショウダッサイ(牡8歳・飯田祐史厩舎)が勝利。昨年はオジュウチョウサンに3馬身離されて2着に甘んじたこのレースで、後続に4馬身の差をつけて見事にリベンジを果たした。タイムは4分50秒1。2着はケンホファヴァルト(5番人気)、3着にはタガノエスプレッソ(3番人気)が入った。史上初の6連覇がかかったオジュウチョウサンは5着に敗れた。
 勝ったメイショウダッサイは余裕の勝利。完全に主役交代を示したレースだった。今後もライバルになるのは2着ケンファヴァルト。手応えが怪しかったのが、差しかえしたのは強い2着。3着タガノエスプレッソはさすが植野というレース。急遽乗り替わりで3着は立派。オジュウチョウサンはさすがにこれから巻き返しは厳しそう。

 メイショウダッサイは、父スズカマンボ、母スズカブルーム(母父スキャターザゴールド)という血統。北海道新ひだか町・グランド牧場の生産馬で、馬主は松本好雄氏。通算成績は36戦10勝(うち障害17戦9勝)。重賞は19年【小倉サマージャンプ】、20年【東京ハイジャンプ】、【中山大障害】、今年の【阪神スプリングジャンプ】に次いで5勝目。【中山グランドジャンプ】は、管理する飯田祐史調教師、鞍上の森一馬ともに初勝利となった。
 一方、阪神11Rで行われた【第30回アーリントンC】は、川田将雅騎乗の1番人気ホウオウアマゾン(牡・矢作芳人厩舎)が2番手追走から直線で抜け出すと、そのまま後続を突き放して勝利。重賞初制覇を飾った。鞍上の川田は3月27日の【毎日杯】(シャフリヤール)、28日の【高松宮記念】(ダノンスマッシュ)、4月4日の【大阪杯】(レイパパレ)、10日の【サンスポ杯阪神牝馬S】(デゼル)に続き、4週連続JRA重賞制覇と絶好調ぶりを見せつけた。タイムは1分34秒2。1馬身1/4差の2着には中団から馬群を割って脚を伸ばしたリッケンバッカー(10番人気)、さらに3/4馬身差遅れた3着にレイモンドバローズ(7番人気)が入線。上位3頭が【NHKマイルC】の優先出走権を獲得した。
 勝ったホウオウアマゾンだが、重馬場を苦にせず楽勝だった。馬の成長もあるのだろうが、今日のところは馬場の巧拙。2着リッケンバッカーは相手に取り上げていた馬で、このくらい走ってみ不思議ではない馬。今後面白そう。3着レイモンドバローズはヴィクトワールピサ産駒だからこの馬場が味方したのだろう。僕本命の11着ジュリアはこの馬場がすべて。下が緩くて、まったくハミを取らなかった。がっかり!
 ホウオウアマゾンは、父キングカメハメハ、母ヒカルアマランサス(母父アグネスタキオン)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は小笹芳央氏。通算成績は6戦3勝。重賞は初制覇。【アーリントンC】は、管理する矢作芳人調教師、騎乗した川田将雅ともに初勝利となった。

 明日の予想。まずは中山メイン【皐月賞】。本命は8番ダノンザキッド。現在大馬主の二人、ダノックスの野田夫妻。二人が毎年購入する馬代は日本競馬界にとって宝。特に牧場(ノーサンファーム)としては大事にしなくてはならない存在。その野田夫妻も共にご高齢らしい。牧場としてはなんとかクラシックをプレゼントしたいところ。そしてGⅠの常連、安田厩舎もクラシックは無冠。この二つの夢が重なったのがダノンザキッド。心から応援したい!相手は3,5,7,9,15,16番。阪神メイン【アンタレスS】は14番ロードブレス。久々に中央の重賞に出走するが、JRAダート実績は(4,0,0,1)と底を見せていない。相手は3,4,5,7,8,15,16番。新潟メイン【福島民放杯】は14番ヴァンケドミンゴ。初めての新潟となるが、このメンバーなら勝ち負けになっていい。元々福島目標だった馬が、新潟で思わぬ走り。これだから競馬はやめられない!?相手は1,5,8,9,12,13番。

 昨日も書いたが、明日の一口は阪神10Rのエングレーバーと新潟3Rのアレッサンドロ。ジュリオの仇を取ってほしい!

 

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アーリントンで勝負!

2021-04-16 21:05:17 | Weblog

 先週4/9のこのブログで《マスターズ》初日を終えた時点で、“今日を観る限り我慢合戦の展開になる感じ。松山も10アンダーまで延ばせば優勝も・・・。”と書いたが、それが正夢となった。松山の優勝は日本ゴルフ界にとって「歴史的快挙」で、僕も観戦して感動したが、まさか予想した10アンダーで優勝するとは…。途中どう見ても12,13アンダーが優勝スコアと思っていただけに、的中した僕もびっくり。こんな1銭の徳にもならないところで的中させないで、競馬の方で…そう思う今日この頃である。その松山を追いかけて若手ゴルファー二人が活躍しそうな国内男子ゴルフ《東建ホームズカップ》が今週行われている。僕は活躍しそうと書いたのは金谷拓実とアマチュアの中島啓太である。共に松山と同じ世界アマチュアランキング1位になった実績を持つ。世界アマチュアランキング1位になった年齢は松山が20歳5か月7日、金谷が21歳3か月5日、中島が20歳5か月1日だ。これだけみてもこの二人の素質が凄いことはわかると思うが、低迷している国内の男子ゴルフ界の救世主になってほしいものだ。ちなみに2日目を終えて、金谷が10アンダーで首位、中島が8アンダーで3位となっている。金谷、中島頑張れ!
 一方、女子も笹生優花が梶谷、松山に続けとばかり爆発している。《ロッテ選手権》2日2日目を終え、首位タイで出た日本の笹生優花が連日の「64」をマーク。トータル16アンダー・単独首位に立っている。2打差2位にリディア・コ(ニュージーランド)。さらに1打差3位タイにはネリー・コルダ(米国)、ユ・ソヨン、キム・ヒョージュ(ともに韓国)、ルナ・ソブロン(スペイン)が続いている。 渋野日向子はトータル5アンダー・41位タイ、畑岡奈紗はトータル4アンダー・52位タイで予選を通過したが、 ほかの日本勢(野村敏京、上原彩子トータル、河本結、山口すず夏)はいずれも予選落ちに終わった。笹生頑張れ!

明日の予想。まずは阪神メイン【アーリントンC】。ここに僕の一口馬である11番ジュリオが出走する。C.ルメール鞍上で、3番人気ぐらいになりそうだが、ルメールが引き続き乗ってくれるのは有難い。ここで勝ち負けするようだとGⅠ【NHKマイル】が見えてくる。馬場、初の阪神と課題はあるが、僕自身一口馬が久々の重賞出走で力の入るところ。単複多めで勝負したい!相手は8,9,12,15,16,18番。中山メイン【中山グランドジャンプ】は6番メイショウダッサイ。王者交代の日となる。相手は2,4,8番。新潟メイン【ラジオ福島賞】は4番キンノマサカリ。当地の1勝クラスVが強かった3走前。重馬場もこなすし、鞍上はクラシックジョッキーになった吉田隼。相手は1,5,6,7,13,14番。

今週の一口は3頭。前述のジュリオと日曜2頭。阪神10R【心斎橋S】にエングレーバーが出走。今までは中距離中心に使ってきたが、初の14000mがいい方に出てくれるのではないかと思っている。ここで好走すると、選択肢が大きく広がる。あともう一頭は日曜新潟3Rにアレッサンドロが出走。これまで陣営の口ぶりはさほどいいものではなかった中で、6,6,7着と掲示板にひと息だったが、調教で“今までと違って仕掛けてからの反応がありましたし、この馬にしては今回は大分動けていましたね。以前よりも体力が付いてきて、徐々に良くなってきている感じがします。少し頭の高い馬で、ネックストレッチを着けて調教をおこなったのですが、それが良い方向に働いているよう。”と今迄からすると、考えられない前向きなコメント。あとは無事に輸送をこなしてくれることと、週末は雨予報で初めての重馬場となるのが心配なところ。ただ今回は掲示板、うまくいけば馬券圏内を期待している。

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ソダシは強かった!ただ・・・

2021-04-11 17:45:02 | Weblog

日本ゴルフ界の歴史がかわるかもしれない。《マスターズ・トーナメント》第3日。首位に3打差の6位から出た松山英樹(29・LEXUS)は1イーグル、5バーディー、ボギーなしの大会自己ベストの65で回り、通算11アンダーで、2位に4打差をつける単独首位に立った。2位はジャスティン・ローズ(40・英国)ら4人。初日が終わった時点で、4日間10アンダーで優勝できると書いたが、昨日、今日の雨以降グリーンが止まってスコアが伸びた。といっても僕の優勝予想を上回ったのが松山だけだが・・・。グリーンが止まるかどうかが問題だが、4打差は大きい。前半9Hをイーブンで回れば優勝できるのではないか。いかに落ち着いてやれるだが、この3日間の精神状態がすごくいいので、優勝を期待したい。10度目の《マスターズ》、昨年のDJも10度目の挑戦だった。がんばれ!松山!あこがれのグリーンジャケット目の前にあるぞ!
 昨日JRAは騎手、調教師及び調教助手などの厩舎関係者が、新型コロナウイルス対策の国の持続化給付金を不適切に受給していたことについて処分を決定した。内容は受給した騎手全13人、その他厩舎関係者も6人が各所属団体より戒告処分となった。ただ実名を伏す処分。僕はこの処分は世間の肌感覚とは隔たりがあると思う。やっぱり実名を公開するべきだろう。それよりも解せないのは、今回の件を指南した大阪の男性税理士に対しては、何も処分がなかった。持続化給付金自体が昨年にできた制度で、現行の競馬に関連する法規には、これに対するルールがないので処分ができなかったのだ。馬主でもある男性税理士は自主的に所属する馬主協会の役員などの役職を辞したというが、本当にこれでいいのだろうか。競馬を愛するものとして、この男性税理士の心ある対応を期待したい。

 日本の競馬界でも女性騎手の活躍が目立つが、イギリスの173回の歴史ある障害競走【グランドナショナルが10日に行われ、レイチェル・ブラックモア騎手(31、アイルランド)騎乗のミネラタイムス(セン8、H・ブロムヘッド、父オスカー)が勝利を挙げた。勝ちタイムは9分15秒42。この競争で、女性騎手の勝利は史上初の快挙。同騎手は3月に行われた英愛障害競走の最高峰の開催【チェルトナム・フェスティバル】で女性騎手として史上初の開催リーディングジョッキーに輝くなど、次々と記録を打ち立てており、「レーシングポスト」の公式ツイッターは「チェルトナムの女王がエイントリーの女王にもなった!」と投稿し、その快挙を伝えている。ちなみに今年の【グランドナショナル】は40頭が出走し、完走は15頭だった。天晴れ!グラックモア!

 今日の重賞を振り返る。阪神11Rで行われた【第81回桜花賞】は、吉田隼人騎乗の2番人気ソダシ(栗東・須貝尚介厩舎)が勝利。【阪神JF】の雪辱を期したサトノレイナスや、史上初の母子制覇を狙ったアカイトリノムスメら粒ぞろいのメンバーが集結した牝馬クラシックの開幕戦を制し、桜冠奪取。白毛馬初のJRA・GⅠ制覇に次ぐクラシック制覇達成で、さらに歴史を塗り替えた。タイムは1分31秒1のコースレコード。クビ差の2着には僕本命のサトノレイナス(1番人気)、さらに半馬身遅れた3着にファインルージュ(8番人気)が入った。ソダシは昨年12月13日の【阪神JF】以来、中118日での出走で、2019年のグランアレグリアの中111日を上回る【桜花賞】史上最長間隔優勝記録を更新。昨年のデアリングタクトに続く史上8頭目となる無敗で【桜花賞】を制覇した。また、騎乗した吉田隼人は2015年以来、6年ぶり5回目の参戦で、クラシック競走初制覇となった。

 勝ったソダシはスタートも良く、レースが上手い。鞍上の吉田隼も完璧な騎乗を見せた。ただ馬自体も俺で押し切るのだから相当強い。今後だが、競馬が上手いので【オークス】も大丈夫だろうが、やはり距離の不安はある。それなら得意の府中で行われる【NHKマイル】のほうがいいように思う。2着サトノレイナスはスタートが悪く、18番はさすがに厳しかった。ルメールも今日は乗れていなかった感じで、馬の力だけで2着に来た感じ。負けて強の競馬だった。【オークス】も本命に推す予定。3着ファインルージュは良く頑張っているが、現在で前2頭と少し差があった。ただまだまだ強くなりそうで今後が楽しみだ。4着アカイトリノムスメも現在の力は見せた。ただ血統的にまだまだ伸びる器。5着アールドヴィーヴルも頑張って走ったが、まだ成長中。です。能力はあります。しかし一生懸命走っていたら疲れてしまいます。まだ経験が少ない馬ですからこの後もっと良くなってきそうです」
 ソダシは、父クロフネ、母ブチコ(母父キンカメ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は金子真人ホールディングス(株)。通算成績は5戦5勝。重賞は20年【札幌2歳S】、【アルテミスS】、【阪神JF】に次いで4勝目。【桜花賞】は管理する須貝尚介調教師、騎乗した吉田隼人ともに初勝利となった。

今日の一口。中山8R(1800mダート)に出走したフラッフィクラウド。断然1番人気に支持されたレースで、躓き加減にゲートを出ると、焦らずレースを進める。前6頭の激しい先行争いからは大きく離された、中団後方グループで1コーナーへ。7・8番手の外で向正面へ。6番手で3コーナーへと入ると、前との差を詰めていき、ちょうど残り600m地点で5番手に上がり、直線入り口では3番手。勢いそのままに、内の2頭を一気にとらえて先頭へ躍り出て、押し切って嬉しい2勝めをマーク。競馬自体は強引過ぎるレースだったが、ここでは力が違った感じ。勝ちタイムは1:53.6で2着馬との差は1馬身半だった。今後は
一旦リフレッシュ放牧を挟んで進めるとのこと。まだレース中にソラを使ったりするので、その辺が修正できれば当然上のクラスでも・・・と思っている。天晴れ!クラッフィクラウド! 新潟5R(1200mダート)にヴィオマージュが出走。スタート良く逃げてレースを作る。最後は勝ち馬の末脚にハナ差敗れたが、最後はよく盛り返していた。正直、もっとスピードを生かし、差をつけて直線に入れば勝てたと思っているが、競馬の内容としては悪くなかった。陣営は状態を見てまた新潟を考えたいといっているので、次を期待したい!今週出走した3頭は1着、2着、3着とすべて馬券圏内の好走。来週も3頭が出走予定でこの勢いを引き継いでほしい!

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マスターズ愉しみ!

2021-04-09 20:34:20 | Weblog

 なんて清清しい選考会だろう。水泳の日本選手権。メダルが期待されれば期待されるほど、不透明な選手選考が行われてきた日本のスポーツ界。それが昨年のマラソン、柔道に続き、いやそれ以上の贔屓目なしの一発勝負の選手選考。それも決勝でオリンピック派遣標準記録破って2位に入らないとならないという明確なルール。準決勝で、世界新記録で泳いでも決勝で派遣標準記録を破って2位以内に入らないと五輪には出場できない。男子200m平泳ぎでは前の世界記録保持者の渡辺一平が3位で代表内定を逃すという波乱が起きた(まぁ波乱ではないのだが・・・)。この選考会、さまざまなドラマがあるし、選手も諦めがつく。日本人合っていない指摘があるかもしれないが、僕はこの選考会を実施している日本水泳協会に拍手を贈りたい!

今日開幕した米男子プロゴルフツアー、メジャー初戦《第85回マスターズ》。昨年11月から5ヶ月で、また観られるのだからゴルフファンとしてはたまらない。その第1日、元世界ランク1位で、2016年《リオ五輪》金メダルのジャスティン・ローズの(40・英国)が1イーグル、7バーディー、2ボギーの7アンダー、65をマーク。後続に4打差をつけて単独首位発進を決めた。13年の《全米オープン》に続くメジャー2勝目を目指す。日本勢唯一の出場で、8年連続10度目の出場となる松山英樹(29・LEXUS)は1イーグル、2バーディー、1ボギーの3アンダー、69をマーク。首位と4打差で、《マスターズ》初日では自己最高となる2位と好スタートとなった。前週、17年7月以来の復活優勝を遂げた15年大会王者のジョーダン・スピース(27・米国)は71で回り8位。優勝候補の世界ランク2位のジャスティン・トーマス(27・米国)は73で20位、大会4人目の連覇を目指す世界ランク1位のダスティン・ジョンソンの(36・米国)は74で回り30位、史上6人目の4大メジャー制覇の「生涯グランドスラム」を狙うロリー・マキロイ(31・英国)と驚異的な飛距離で注目を集める、昨年の《全米オープン》覇者のブライソン・デシャンボー(27・米国)は76で60位と出遅れた。昨年の大会記録20アンダーを受けて、グリーンの硬さと速さが極端になった今年のオーガスタ。明日は雨でグリーンが止まってビックスコアが出るかもしれないが、今日を観る限り我慢合戦の展開になる感じ。松山も10アンダーまで延ばせば優勝も・・・。

明日の予想。まずは中山メイン【ニュージーランドT】。本命は15番タイムトゥヘヴン。【弥生賞】はチグハグナレース、距離も2000mよりこちらのほうが良さそう。相手は2,3,6,7,14,16番。阪神メイン【阪神牝馬S】は10番デゼル。【オークス】で2番人気になった馬、爪の不安も解消してここは中心視。相手は1,2,3,4,7,8番。新潟メイン【福島中央テレビ杯】は2番ヴェラアズール。昇級緒戦は出遅れて流れに乗れなかった。2走前だけ走れば十分勝負になる。相手は1,3,4,6,9,14番。

今週の一口馬。明日の阪神5Rにゴールドレガシーが出走。このクラスはすぐに勝ちあがってもいい馬だが、休み明けを叩き、ブリンカー着用。勝ち負けを期待する。残り2頭は日曜、新潟5Rにヴィオマージュ、中山8Rにフラッフィクラウドが出走。明日詳しくは触れるが、楽しみな3頭だ。

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4つのドラマ

2021-04-03 18:10:44 | Weblog

 スポーツは筋書きのないドラマ。そう言われるが、今日4つのスポーツでドラマが展開された。まずは水泳。ドラマのヒロインは白血病を克服した池江瑠花子(20・ルネサンス)。女子100mバタフライ決勝で57秒77で優勝。日本水連が定める400mメドレーリレーの派遣標準記録57秒92を切った。2019年2月8日の白血病発覚から786日。昨日の準決勝では58秒48の全体3位で決勝に進んでいたが、五輪ラインまでの0秒56差は、決して簡単な数字ではなかった。それを・・・。次は個人での出場を目指す池江の挑戦はまだ続く。池江の出場予定種目は 7日・・・100m自由形予選、準決勝、8日・・・100m自由形決勝、9日・・・50m自由形予選、準決勝 、10日・・・50mバタフライ予選、決勝、50m自由形決勝。池江天晴れ!そして頑張れ!

 次はゴルフ。松山、河本、笹生らがスコアを崩し、苦戦している海外ゴルフだが、そんな中、とんでもないニュースが飛び込んできた。来週行われる《マスターズ》の舞台となるオーガスタ・ナショナルで行われていた《オーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権》第3ラウンドで、プレーオフの末、17歳の梶谷翼(滝川二高3年)が初優勝を飾った。2打差の5位で出て3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの72で回り、通算1オーバーで、米国選手との決戦を制した。この大会は2019年に新設され、アマ世界ランク上位30人など世界のトップ72人が女王の座を争う大会。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止になっていた。第2日までは同州のチャンピオンズリトリートGCで行い、決勝がオーガスタ・ナショナルで実施される。この大会はプロ選手にも注目で、現在は自動車事故による重傷でリハビリ中のタイガー・ウッズも自身のツイッターに「カジタニ・ツバサさん、プレーオフでの素晴らしい優勝おめでとう。特別な時間を楽しんでください」とのコメントをツイッターに投稿。また昨年まで梶谷と同じ青木翔コーチに師事していた渋野日向子も自身のインスタグラムを更新。「つーーー!!!おめでとーーー かっこいいーーー!!!さいこーーーーーー!!!」と“妹弟子”の快挙を手放しに喜んだ。本当にすごい!梶谷天晴れ!
 
 ゴルフの次は柔道。《全日本選抜体重別選手権》最終日。男子7階級が行われ、先月24日に死去した1992年《バルセロナ五輪》柔道男子71㌔級金メダリスト、古賀稔彦さんの次男・玄暉(22・旭化成)が男子60㌔級で全3試合を制し、初の頂点に立った。1回戦は開始1分35秒、送り襟絞めで一本勝ち。準決勝は3分56秒に大内刈りを決めて一本勝ち。堅山将(27・パーク24)との決勝は一進一退の攻防が続く中、10分14秒の激闘を制した。この大会は3年後の《パリ五輪》へのスタートとなる大会、この大会で父に捧げる勝利を飾った。古賀天晴れ!

 そして競馬。今日の重賞を振り返る。阪神11Rで行われた【第65回大阪杯】は、川田将雅騎乗の4番人気レイパパレ(牝4歳・高野友和厩舎)が積極的にハナを奪って逃げると、直線では馬場の中央に進路を取り、そのまま他馬を突き放して4馬身差の快勝。3冠馬コントレイル、史上初の3階級制覇を狙ったアレグリアらGⅠ馬を撃破し、デビューから無傷の6連勝でGⅠ初制覇を果たした。タイムは2分01秒6。2着には直線で鋭い追い込みを見せたモズベッロ(6番人気)、コントレイル(1番人気)は中団追走から4コーナー手前で進出を開始、直線でもじわじわと脚を伸ばすも、4馬身+3/4馬身差遅れた3着に敗れた。なお、グランアレグリア(2番人気)は4着、サリオス(3番人気)は5着に敗れた。
 勝ったレイパパレだが、とんでもない強さだった。馬体が小さいのでこういう馬場は疑問だったが、その不安も吹き飛ばす走りだった。ファインモーション以来の衝撃、距離は2000mぐらいが一番良さそうだが、コンガが楽しみだ! 2着モズベッロには驚いた。いくら人気馬をマークしていたとしても力がないとできない芸当。こういう馬場も味方してくれた部分もあるとはいえ・・・。3着コントレイルは最後ばててしまった。それでも3着だから力はあるのだが、位置取りも少し後ろ過ぎた。4着グランアレグリアも最後は止まった。良馬場の2000mなら距離は持ちそうだが、こういう馬場では・・・。5着サリオスはいい位置取りだった。ただこういう馬場では力が発揮できなかった。
 レイパパレは、父ディープインパクト、母シェルズレイ(母父クロフネ)。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。戦績は6戦6勝。重賞は昨年の【チャレンジC】に次いで2勝目。【大阪杯】は管理する高野友和調教師、騎乗した川田将雅ともに初勝利となった。レイパパレ天晴れ!

 今日の一口。こちらは期待通りにならない悔しいドラマだった。中山6Rに出走したホワイトクロウ。レースは好スタートを切り好位のインにつけて進める。そのまま粘り込みを図りたかったが3角前では手応えが悪く、12着に敗れた。今回はブリンカーを着用し、距離を延長し手の挑戦だったが、結果的にははやり距離が長かったようだ。前走までに見られていたような伸びてくるシーンもなく惨敗。唯一いい材料は好位につけるセンスを見せたこと。まぁ1勝馬だし、ゆっくり期待したい。

 

 

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