今日は予想だけ。まずは【有馬記念】。本命は初志貫徹で10番カレンブーケドール。今年のベストレースはやはり【JC】、そこで3頭の3冠馬と差のないレース。中山も苦にしないし、鞍上は池添。自身の本命。相手は2.5.7.9.12.13。阪神メインは12番メイショウテンスイ。相手は1.4.7.10.13.16番。
皆さん、良いお年を!
今日は予想だけ。まずは【有馬記念】。本命は初志貫徹で10番カレンブーケドール。今年のベストレースはやはり【JC】、そこで3頭の3冠馬と差のないレース。中山も苦にしないし、鞍上は池添。自身の本命。相手は2.5.7.9.12.13。阪神メインは12番メイショウテンスイ。相手は1.4.7.10.13.16番。
皆さん、良いお年を!
一口馬主にとって楽しみな情報があった。2021年度から供用される新種牡馬の種付け料の発表である。簡単に列挙してみる。《社台SS》…先週も書いたダイワメジャーの後継と思われるアドマイヤマーズが 300万円、ダートG1・4勝で父がシンクリのルヴァンスレーヴ 150万円、米国からのロベルト系ナダルが 400万円、【愛2000ギニー】勝ち馬でスピード血統(ミスプロ系)のシスキン 350万円
《優駿S》…G1こそ勝てなかったがディープ産駒サングレーザーが 30万円、アドマイヤドン産駒の長距離血統アルバートは未定、【高松宮杯】勝ち馬ミスターメロディが 100万円
《アロースタッド》…オルフェーブル産駒エポカドーロが50万円、3戦しかしていないが【デイリー杯2歳S】勝ち馬で先週の【朝日杯FS】1番人気レッドベルオーブの全兄レッドベルジュールが30万円、芝【安田記念】、ダート【フェブラリーS】のG1勝ち馬モズアスコットが 200万円
《イーストスタッド》…DMMで話題になったキタノコマンドール 30万円、ダート3戦3勝で引退したヘニーヒューズ産駒オーヴァルエース30万円、GⅠ勝利はないがスクリーンヒーロー産駒のタフ馬グァンチャーレ25万円(牡馬誕生時25万円、牝馬誕生時10万円)
《ダーレージャパン》…先日引退発表になった【スプリンターズS】勝ち馬タワーオブロンドンが150万円、【ドバイシーマクラシック】の勝ち馬ホークビルが150万円
《JBBA日本軽種牡馬協会》…【サンクルー大賞】【英チャンピオンS】の勝ち馬でガリレオ産駒ノーブルミッション が150万円
まだアドマイヤマーズやタワーオブロンドンは発表したばかりで、これから注文が集まるだろうが、今のところ人気はルヴァンスレーヴとモズアスコットらしい。僕の注目もルヴァンスレーヴ。僕の好きなシンクリ系でダート馬。もしこの産駒が出てきたら一口行くだろう。あとは安いところでオーヴァルエース。ヘニーヒューズ産駒で未知の魅力を感じる。社台がシンクリの再来を期待して輸入したナダルも大きな失敗にはならないだろう。
明日の予想。まずは中山メイン【ホープフルS】。本命は10番ダノンザキッド。将来的にはマイラーかもしれないが、ここは完成度の高さで勝ち負け。相手は1,2,3,8,9,11,12番。阪神メイン【阪神C】は12番インディチャンプ。前走も負けて強しのレース。叩き2戦目はもっと走るし、メンバーも弱い。相手は1,2,7,8,16番。中山10R【中山大障害】は14番メイショウダッサイ。中山での障害は安定しているし、このメンバーなら・・・。相手は1,3,5,9,11,12番。阪神10R【元町S】は1番ムジカ。重賞で善戦し、自己条件で阪神なら勝ち負けになる。相手は5,6,7,8,9,11番。
【有馬記念】を目指し明日は資金を増やす!
《全国高校駅伝》は第71回の男子、第32回の女子はともに世羅(広島)が2015年以来の頂点に立ち、5年ぶりの男女制覇を果たした。男子は2時間1分31秒で歴代最多を更新する10度目、女子は1時間7分13秒で2度目の優勝。男女優勝は昨年の仙台育英(宮城)に続いて2年連続となった。男子は5位で出た3区のムワンギが区間新記録の快走でトップを奪った。終盤は2連覇を狙った仙台育英の追い上げを振り切った。洛南(京都)が3位。女子は最終5区でトップと42秒差の8位でたすきを受けたムッソーニが猛追し、3.5㌔付近で逆転。そのまま2位以下を引き離した。神村学園(鹿児島)が2位、仙台育英が3位だった。男女とも結局は世羅の留学生が勝負を決めた形となったが、回りの日本選手もよく頑張っていた。特に日本人選手だけの洛南は本当に立派だった!いずれにしろ、3年生にとって高校生活最後の大会。開催できたことがいちばん良かったね!
競馬の話。阪神11Rで行われた【第72回朝日杯フューチュリティステークス】は、川田将雅騎乗の7番人気グレナディアガーズ(牡・中内田充正厩舎)が先行して直線抜け出しV。2歳マイル王の座に就いた。タイム1分32秒3は2歳コースレコード。3/4馬身差の2着に中団追走から追い上げたステラヴェローチェ(2番人気)、さらに1馬身半差遅れた3着には道中7,8番手を追走から末脚を伸ばしたレッドベルオーブ(1番人気)が入った。
勝ったグレナディアガーズだが、最後まで本命を迷った馬(3連服、ワイド的中)だった。ただ実績ということで、ホウオウにいったが・・・。よって僕の見方も間違ってなかったことにちょっとほっとした。それにしても良い内容の競馬。こんな走りができるならもちろんクラシックも・・・。2着ステラヴェローチェは少しゲートが危なかったが、いい脚を使った。それにしてもノーザンパークのバコ産駒は走る。3着レッドベルオーブは福永らしくない騎乗ぶり。もっと上手く乗っていたら少なくとも2着はあった。僕本命の9着ホウオウアマゾンはどうしたのだろう。3コーナー過ぎには手応えが怪しくなった。若駒ゆえなのか・・・。
グレナディアガーズは、父Frankel、母ウェイヴェルアベニュー(母父Harlington)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は4戦2勝。重賞は初勝利。【朝日杯FS】は、管理する中内田充正調教師、騎乗した川田将雅ともに2017年のダノンプレミアに続いて2度目となった。
今日の一口。阪神【高砂特別】(1200mダート)にジオラマが出走。レースでは、五分のスタートを切るも無理せず、道中は中団を追走し、脚を溜めながら3・4コーナーへ。直線では進路を内めに見出すと、ジワジワと脚を伸ばしましたが、少しスムーズさを欠く場面があった。それでも最後まで脚を使ったが、接戦の4着争いにアタマ差及ばずの5着で入線。勝ち馬からは0.4秒差だった。9番人気で5着は良く走っている。本当にこの時期が良く走る。5着ということで優先権もあるため年明けも続戦の予定。2021年8歳馬に期待したい!
来週はいよいよ【有馬記念】【ホープフルS】【中山大障害】。1年の総決算。【有馬記念】の本命は決めているのだが、まだ他は・・・。ゆっくり考えよう!
ラグビーの《全国大学選手権》は東京・秩父宮ラグビー場などで準々決勝が行われ、2連覇を狙う早大(関東対抗戦2位)と昨季準優勝の明大(同1位)、天理大(関西1位)、帝京大(関東対抗戦4位)が1月2日の準決勝(秩父宮)に進んだ。早大は慶大(関東対抗戦3位)から前半に4トライを奪ってリードし、29―14で勝利。明大は日大(関東リーグ戦3位)に34―7で快勝した。天理大は流通経大(同2位)に78―17で大勝し、帝京大は東海大(同1位)に14―8で競り勝った。準決勝は明大―天理大、帝京大―早大の組み合わせで行われる。順当にいけば明治と早稲田だろうが、天理のディフェンスも強かった。面白いかも・・・。
競馬の結果。中山11Rで行われた【第6回 ターコイズS】は、柴田大知騎乗で1番人気のスマイルカナ(牝3歳・高橋祥泰厩舎)が、逃げる2頭を見る形で3番手から追走。4コーナーから徐々に進出すると力強く坂を上がって、内から迫ってきたアンドラステをしのぎ切りV。タイムは1分34秒6。これまで3戦2勝、2着1回と良績を残している得意舞台で重賞2勝目を奪取した。ハナ差の2着にはアンドラステ(3番人気)、さらに1馬身1/4差の3着には、フェアリーポルカ(9番人気)が入線した。
レース後のコメント
勝ったスマイルカナだが、折り合いがついて満点の競馬。最後は際どかったが、勝ちきるところがいい。勝利もいいし、賞金も加算できて来年が楽しみだ。2着アンドラステも勝ち馬を前に見ながら、良い位置でいいレースができた。内容のあるレースで、次に繋がりそう。3着フェアリーポルカはマイルでも走れたのは収穫。馬自身本当に力つけている。
スマイルカナは、父ディープインパクト、母エーシンクールディ(母父Distorted Humor)という血統。北海道新ひだか町・木田牧場の生産で、馬主は岡田繁幸氏。通算成績は12戦5勝。重賞は20年【フェアリーS】に次いで2勝目。管理する高橋祥泰調教師、騎乗した柴田大知ともに【ターコイズS】は初制覇となった。
C・ルメール(41・フリー)は今日、中山8Rをサトノパシュート(角居厩舎・牡3)で勝利し、JRA年間200勝を達成した。JRA年間200勝は、武豊の持っていた年間最多勝記録を更新した2018年(215勝)以来2年ぶり2度目。JRA・GⅠ勝利は、2005、16年の【有馬念】(ハーツクライ、サトノダイヤモンド)や09、18、20年の【ジャパンC】(ウオッカ、アーモンドアイ)、17年の【日本ダービー】(レイデオロ)、17,18年の【オークス】(ソウルスターリング、アーモンドアイ)、18,19、20年の【天皇賞・秋】(レイデオロ、アーモンドアイ)、19,20年の【天皇賞・春】(ともにフィエールマン)など35勝(うち京都開催のJpnI・【JBCスプリント】を含む)。【天皇賞・秋】から騎乗機会4連勝を果たすなど今年も既に8勝を挙げ、自身が持つJRA・GⅠ年間最多勝記録の更新を狙う名手が、芝GⅠ9勝の愛馬アーモンドアイ(美浦・国枝厩舎、牝5)の引退式当日に花を添えた。ただ最近は平均で人気馬飛ばすんだよな。まぁ乗るだけで人気が増し増しになるのだから仕方ないのだが・・・。
ルメールは、いい馬乗っているのは確かだが、手腕は日本人騎手に比べ、やはり1枚いや2枚も上。特に大きなレースになればその力は倍増する。天晴れ!
明日の予想。阪神メイン【朝日杯FS】は13番ホウオウアマゾン。まだまだ成長途上の馬だが、それでここ1番人気のレッドベッルオーブとアタマ差。それも馬が寄れそうで追っていない状態で。ここは黙って買い(自信あり)。相手は広く2,4,7,8,9,14,16番。中山11R【ディセンバーS】は2番ウインイクシード。昨年の2着馬で、メンバーは今年のほうが楽。休み明け2戦目で体調もアップ。相手は1,5,8,10,11,14番。中京メイン【三河S】は5番メイショウベンガル。前走の勝ちっぷりが良かった。1400mがベストだし、鞍上の森一も平場の特別戦で力が入るところ。相手は3,6,8,10,15,16番。
明日の一口は阪神12Rにジオラマ。人気は無さそうだが、福永が乗ってくれる。メインで惜敗した悔しさをここで晴らすという僕の台本なのだが・・・。
セ・パ両リーグの《2020年度ベストナイン》が16日に発表された。プロ野球担当記者の投票によってセは9人、パは指名打者を含む10人が選出。巨人が12球団最多の5人、日本一のソフトバンクからは3人が選出された。 巨人の坂本勇人内野手(32)と丸佳浩外野手(31)が今季の受賞者で最多の6度目。楽天・浅村栄斗内野手(30)は5年連続5度目で、過去に一塁手部門での受賞と合わせて通算6度目となった。また1961年以来59年ぶりに両リーグを通じて外国人選手の選出がなかった。 ベストナインは以下の通り。
【セ・リーグ】…▽投手 菅野智之(巨人)2年ぶり4度目、▽捕手 大城卓三(巨人)初、▽一塁手 村上宗隆(ヤクルト)初、▽二塁手 菊池涼介(広島)3年ぶり2度目、▽三塁手 岡本和真(巨人)初、▽遊撃手 坂本勇人(巨人)3年連続6度目、▽外野手 佐野恵太(DeNA)初、丸佳浩(巨人)5年連続6度目、鈴木誠也(広島)5年連続5度目
【パ・リーグ】…▽投手 千賀滉大(ソフトバンク)2年連続2度目、▽捕手 甲斐拓也(ソフトバンク)3年ぶり2度目、▽一塁手 中田翔(日本ハム)4年ぶり3度目※他に外野で2度受賞、▽二塁手 浅村栄斗(楽天)5年連続5度目※他に一塁で1度受賞、▽三塁手 鈴木大地(楽天)初※他に遊撃で2度受賞、▽遊撃手 源田壮亮(西武)3年連続3度目、
▽外野手 柳田悠岐(ソフトバンク)2年ぶり5度目、吉田正尚(オリックス)3年連続3度目、近藤健介(日本ハム)初※他に指名打者で1度受賞、▽指名打者 栗山巧(西武)初※他に外野で3度受賞
皆さんはこの結果を観てどう思われます? 僕はパ・リーグは妥当だと思うが、セ・リーグには違和感が…。まず投手部門で管野でもいいのだが、もう少し沢村賞の大野に票が入ってもいいのではないか。それと捕手部門では、大城はないだろう。梅野、木下あたりかと思っていたが、ここまでレベルが落ちているのであれば該当者なしの方が…。それにしてもあれだけ強いソフトバンクが3人だというのに、セ・リーグでは巨人が5人。ペナントレースぶっちぎりの優勝だから、仕方ないのかもしれないが、リーグのレベルがわかるというもの。それからそのセ・リーグで阪神の0人は…。また投票する記者の見識にも疑問が残る。例えばセ・リーグ二塁手に吉川大(巨人)、遊撃手に大和(DeNA),外野手にモタ(巨人)、松原(巨人)、パ・リーグ捕手に伏見(オリックス)、遊撃手に藤岡(ロッテ)、外野手に明石(ソフトバンク)、上林(ソフトバンク)、福田(ロッテ)、金子(西武)、辰巳(楽天)など本当にそう思って投票しているのだろうか。昨年も書いたと思うのだが、こういう投票は記名投票にするべきだと僕は思うのだが…。
翌日17日にはプロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2020 supported by リポビタンD」が行われ、今季の最優秀選手賞(MVP)にセ・リーグが巨人・菅野智之投手(31)、パ・リーグがソフトバンク・柳田悠岐外野手(32)に決まった。 得票数の上位10位は以下の通り。
【セ・リーグ】
菅野智之(巨人)1438、岡本和真(巨人)786、大野雄大(中日)303、坂本勇人(巨人)173、丸佳浩(巨人)52、佐野恵太(DeNA)6、鈴木誠也(広島)5、森下暢仁(広島)5、
菊池涼介(広島)3、大山悠輔(阪神)3、村上宗隆(ヤクルト)3
【パ・リーグ】
柳田悠岐(ソフトバンク)1147、千賀滉大(ソフトバンク)542、モイネロ(ソフトバンク)293、森唯斗(ソフトバンク)108、浅村栄斗(楽天)87、周東佑京(ソフトバンク)48、吉田正尚(オリックス)41、涌井秀章(楽天)32、中村晃(ソフトバンク)27、石川柊太(ソフトバンク)19
MVPの二人はまぁ順当だろう。ただ思うのはモネイロの得票の低さ。千賀が投手部門3冠獲ったといっても終盤オリックスの山本が登板しなかったりした結果で、シーズン当初は勝ち星を逃していた。今年ソフトバンクが優勝できたのも、千賀が3冠獲れたのもはっきり言ってモイネロ のお陰。少なくとも千賀よりも貢献度は上だろう。先ほどのベストナイン同様、記者の方には本当に真剣に投票してほしいものだ。
また同日、注目の新人王も発表され、セ・リーグは広島の森下暢仁投手、パ・リーグは西武の平良海馬投手が受賞した。広島のドラフト1位ルーキーの森下は即戦力として開幕から先発ローテ入り。プロ2度目の先発となった6月28日の中日戦で9回途中3失点でプロ初勝利をマークすると、8月14日の阪神戦ではプロ初完投初完封。シーズンを通してローテの一角を担い、18試合に先発して10勝3敗、防御率1.91の好成績を残した。巨人の戸郷翔征投手との争いとなったが、森下が受賞し、戸郷には新人特別賞が贈られた。一方、2017年のドラフト4位で西武に入団した平良は今季が3年目。2年目の昨季、26試合に登板すると、今季はセットアッパーとして大ブレークを果たした。自己最速となる160㌔をマーク。リーグ最多の54試合に登板して1勝0敗1セーブ33ホールド、防御率1.87の好成績をマークした。楽天のドラフト1位ルーキー小深田大翔内野手も打率.288の好成績を残したが、投票の末に平良が上回った。得票数は以下の通り。
【セ・リーグ】
森下暢仁(広島)303、戸郷翔征(巨人)9、清水昇(ヤクルト)1
【パ・リーグ】
平良海馬(西武)144、小深田大翔(楽天)125、安田尚憲(ロッテ)7、藤原恭大(ロッテ)1
セ・リーグは妥当な結果で、パ・リーグは好みがわかれるところ。先ほどのモネイロではないが、セットアッパーの価値があがるのはいいこと。ただ僕が選ぶなら小深田だったかな。っていうか、9点しか集まらなかった戸郷に新人特別賞を与えるなら、小深田にも与えるべきでは…。なんか解せないことの多いプロ野球の表彰でした!
そして今日、セ、パ両リーグの守備のスペシャリストを表彰する《第49回 三井ゴールデン・グラブ賞》が発表され、二塁手として史上初の守備率10割をマークした広島の菊池涼介らが受賞した。菊池涼は今季の受賞選手で最長となる8年連続8度目の選出となった。パ・リーグ一塁手部門ではソフトバンクの中村晃、日本ハムの中田翔が77票で並び、同時受賞。3位のロッテ・井上晴哉もわずか2票差という大接戦だった。パ捕手部門の甲斐拓也は99%超の得票率で4年連続の受賞を果たした。初受賞は中村晃、パ二塁手の西武・外崎修汰、同三塁手の楽天・鈴木大地、同外野手の日本ハム・大田泰示、セ一塁手のダヤン・ビシエドの5人。セ外野手のヤクルト・青木宣親は実に9年ぶりの受賞となった。球団別ではソフトバンクの4人が最多。セでは中日の3人が最多で、優勝した巨人からは菅野智之と坂本勇人が選出された。《2020年度 三井ゴールデン・グラブ賞》受賞者は以下の通り。
【セ・リーグ】 ▽投手 菅野智之(巨人)2年ぶり4度目 ▽捕手 梅野隆太郎(阪神3年連続3度目 ▽一塁手 ビシエド(中日)初 ▽二塁手 菊池涼介(広島)8年連続8度目 ▽三塁手 高橋周平(中日)2年連続2度目 ▽遊撃手 坂本勇人(巨人)2年連続4度目 ▽外野手 鈴木誠也(広島)2年連続4度目 、大島洋平(中日)3年連続8度目、 青木宣親(ヤクルト)9年ぶり7度目
【パ・リーグ】 ▽投手 千賀滉大(ソフトバンク)2年連続2度目 ▽捕手 甲斐拓也(ソフトバンク)4年連続4度目 ▽一塁手 中村晃(ソフトバンク)初、 中田翔(日本ハム)2年ぶり4度目 ▽二塁手 外崎修汰(西武)初、 ▽三塁手 鈴木大地(楽天)初 ※過去に二塁手で1度受賞 ▽遊撃手 源田壮亮(西武)3年連続3度目 ▽外野手 柳田悠岐(ソフトバンク)2年ぶり5度目 、大田泰示(日本ハム)初、 西川遥輝(日本ハム)4年連続4度目
まぁ概ね順当かな。これは好みにもなるのだが、セ・リーグ投手は西(阪神)の方が上手いと思うし、遊撃の坂本は今年ライバル京田が守備を深くして早急ミスが目立ったので致し方ないか。守備自体は京田の方が上手い。外野手も青木はどうだろう。守備範囲は狭いし、丸とか近本の方が…。パ・リーグ投手は涌井の方が上手い気がするなぁ。一塁手中村もうまいけど試合数が少ないのでは…。外野手の西川も肩が弱い気がするなぁ。マーティン(ロッテ)も守備は上手いが後半離脱したのが痛い。
種牡馬の話。昨年の【香港マイル】など1600m芝のG1を3勝したアドマイヤマーズ(牡4歳、・友道厩舎、父ダイワメジャー)が4歳馬ながら、現役を引退し、北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りすることが、管理する友道康夫調教師(57・栗東)から発表された。同馬は2018年6月に中京でデビュー。無傷の4連勝で【朝日杯FS】を制覇。3歳となった昨年は春に【NHKマイルC】、暮れに【香港マイル】でビッグタイトルを獲得。連覇に挑んだ12月13日の【香港マイル】の3着がラストランになった。通算13戦6勝(うち海外2戦1勝)。重賞は18年の【デイリー杯2歳S】を含め4勝を挙げた。ダイワメジャー産駒の後継種牡馬にはブルドッグボス、カレンブラックヒル、コパノリチャードなどダイワメジャー産駒の後継種牡馬がいるが、今後はこの馬が中心になりそう。
またG1【香港スプリント】で13着に敗れたタワーオブロンドン(牡5歳・藤沢和厩舎、父Raven’s Pass)が引退、種牡馬入りすることが決まった。所有するダーレー・ジャパン・ファームが発表した。来春から北海道日高町のダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスでけい養され、初年度の種付け料は150万円に設定された。通算成績は18戦7勝(海外1戦0勝)。19年【スプリンターズS】など重賞5勝をマークした。タワーはミスプロ系でSS牝馬にもキンカメ牝馬(クロス)にも種付けができるため重宝されそう。世界的にも筋が通っている血統だ。
一方、残念なニュース。来春から北海道の優駿スタリオンステーションでけい養される予定だったタピザー(牡12、父タピット)が15日、米国のゲインズウェイファームで馬房内の事故によって、安楽死となった。現役時代は12年にG1の【BCダートマイル】を制するなど14戦6勝。種牡馬としては18年の米最優秀3歳牝馬に選ばれたG17勝のモノモイガールを送り出していた。牧場など期待が高かっただけに残念!
明日の予想。まずは中山メイン【ターコイズS】。本命は7番ドナウデルタ。前走は辛勝だったが、ピースワンパラディを撃破した内容は良かった。このメンバーでも一発がある。相手は3,6,12,14,16番。阪神メイン【タンザナイトS】は2番ジョーアラビカ。前走はスタート直後挟まって後方からの競馬でいい脚を使った。鞍上が川田に替わり勝ち負け。相手は6,9,10,13,15,16番。中京メイン【有松特別】は4番アカノニジュウイチ。休み明けを叩かれてさらに状態アップ。まだここは通過点の馬でここは黙って買い。相手は1,5,6,7,10番。
今週の一口は日曜阪神12Rにジオラマが中1週で出走する。相手は骨っぽいところが多いが、また馬券になってくれることを期待したい。2020年僕の一口最後の出走だ!
米女子ゴルフツアー《全米女子オープン》第3日は2位と3打差で首位スタートしていた渋野日向子(22・サントリー)は1バーディー、4ボギーの74とスコアを落としたものの、通算4アンダーの単独首位でホールアウトした。2位のエイミー・オルソン(米国)とは1打差。難しいコースセッティングに各選手が苦しむなか、予選ラウンドを単独首位で折り返した渋野は1バーディー、4ボギーの74で回り通算4アンダーで首位を守った。2位のエーミー・オルソンとは1打差で残り18ホール。昨年の《AIG全英女子オープン》に次ぐ日本人初のメジャー2冠に挑む。3打差3位モリヤ・ジュタヌガーン(26・タイ)と韓国ツアー2勝の新鋭キム・ジェヨン(24・韓国)。4打差5位には17歳で世界ランク1位となった元天才少女で15年《エビアン選手権》、16年《ANAインスピレーション》のメジャー2勝含め、米ツアー15勝のリディア・コ(23・ニュージーランド)、18年《全米ジュニア》覇者のイエリミ・ノ(19・米国)、両親がベトナム難民で70年代に米国へ移民したツアー未勝利で昨年の《全米女子プロ》10位、《エビアン選手権》8位のミーガン・カン、地元テキサス大を卒業したばかりのアマチュアのケイトリン・パップ(22・米国)、5打差9位には世界ランク1位。昨年の《ANAインスピレーション》、《エビアン選手権》を含む米ツアー6勝のコ・ジンヨン(25・韓国)、世界ランク2位、米ツアー12勝のキム・セヨン(27・韓国)、16年《全英女子オープン》、18年《全米女子オープン》のアリヤ・ジュタヌガーン(25・タイ)、米ツアー20勝で出場選手中最年長のクリスティー・カー(43・米国)が続く。この5打差9位タイに大物が揃う。ライバルは彼女らのような気がする。尚、他の日本人選手は首位から5打差の6位から出た笹生優花(19・ICTSI)は77と落とし通算4オーバーで岡山絵里(24・ニトリ)、高橋彩華(22・東芝)ともに25位。75だった畑岡奈紗(21・アビームコンサルティング)は通算6オーバーで39位だった。畑岡はパターがイマイチ。渋野が調子いいとどうしても苦戦してしまうが、知らぬうちにとても意識しているのではないか。いずれにしろ、明日が楽しみだ!
体操《全日本個人総合選手権》、《全日本種目別選手権》最終日に内村航平(リンガーハット)が圧巻の演技。《東京五輪》を種目別の鉄棒に絞って目指しているが、H難度の手離し技「ブレトシュナイダー(コバチ2回ひねり)」など完璧にを決め、15.700点をマークした。予選で《世界選手権》過去3大会の優勝得点を上回る15.533点をマークしていて、決勝でさらにスコアを伸ばした形。さすが、千両役者!
因縁の対戦。今年の《甲子園ボウル》は関西代表で5年連続54度目の出場の関学大が42-24で勝ち、大会最多を更新する31度目の優勝を果たした。両チームの対戦は悪質タックル問題の発端となった2018年5月の定期戦以来。《甲子園ボウル》では30度目の対戦だった。
競馬を振り返る。阪神11Rで行われた【第72回阪神JF】は、吉田隼人騎乗の1番人気ソダシ(栗東・須貝尚介厩舎)が勝利。デビューから無傷の4連勝で2歳女王の座に輝くとともに、史上初の白毛GI馬となった。タイムは1分33秒1。ハナ差の2着には僕本命のサトノレイナス(2番人気)、さらにクビ差遅れた3着にユーバーレーベン(6番人気)が入った。なお、メイケイエールは4着に敗れた。
勝ったソダシだが勝負根性がすごい。完成度が現在では一番。距離はもう少し長いほうがいいのかもしれないし、馬場もスピード馬場よりも力のいる馬場のほうが良さそう。2着サトノレイナスは勝ち馬をマークしながら良いレースができた。やや追い出すスタートが遅れたがこの馬は強い。クラシックはこちらの方だろう。
3着ユーバーレーベンもこれから強くなりそう。距離は伸びれば伸びるだけ良い。【オークス】あたりは面白いかも・・・。4着メイケイエールは折り合いを欠いてこれだけだから、素質は相当。将来は短距離だろう。5着 ヨカヨカは見せ場十分。最後までよく頑張っている。熊本県人として大いに拍手を贈りたい!
ソダシは7月12日の【新馬戦(函館)】を勝ち上がり、続く【札幌2歳S】で重賞初制覇。さらに【アルテミスS】も制してデビュー3連勝でレースに臨んだ。JRA・GⅠに挑戦した白毛馬は2008年の【秋華賞】に出走したユキチャン(17着)1頭のみ。白毛馬として12年ぶり2頭目のJRA・GⅠ出走で、歴史的な勝利を挙げた。馬名3文字の馬がJRA・GⅠを勝つのは、グレード制が導入された1984年以降、ランド(1995年【ジャパンC】)、キズナ(2013年【日本ダービー】)、キセキ(2017年【菊花賞】)に続く4頭目。また、騎乗した“白馬の王子”吉田隼人は2015年の【有馬記念】(ゴールドアクター)以来、約5年ぶりのGⅠ勝利を飾った。
ソダシは、父クロフネ、母ブチコ(母父キングカメハメハ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は金子真人ホールディングス(株)。通算成績は4戦4勝。重賞は今年の【札幌2歳S】、【アルテミスS】に次いで3勝目。【阪神JF】は管理する須貝尚介調教師は12年ローブティサージュ、13年レッドリヴェールに次いで3勝目、騎乗した吉田隼人は初勝利となった。
中山11Rで行われた【第13回カペラS】は、坂井瑠星騎乗の4番人気ジャスティン(牡4歳・矢作芳人厩舎)が、好位追走から直線で逃げる2番人気のダンシングプリンスとの叩き合いを制すと、ゴール前で大外から強襲したレッドルゼルの猛追をしのいでV。前走の【JBCスプリント】で1番人気の支持を受けながら8着に敗れた雪辱を果たした。タイムは1分9秒8。クビ差の2着に1番人気のレッドルゼル、さらにクビ差遅れた3着には僕が本命に推した地方含め6連勝中だったダンシングプリンスが入った。
勝ったジャスティンは完璧なレース。鞍上も坂井が合うようだ。瑠星騎手)58㌔の斤量で勝ち切ったし、まだ4歳馬。これからどれだけ強くなるか楽しみだ。2着レッドルゼルは確実に脚を使う。今日は相手が強かった。3着ダンシングプリンスは初の重賞でよく頑張っている。このメンバーで3着なら立派。まだ成長しそうで、逆転のチャンスもあるかも・・・。 カペラSを勝ったジャスティンは、父オルフェーヴル、母シナスタジア(母父GoneWest)という血統。北海道日高町・天羽禮治氏の生産馬で、馬主は小田吉男氏。通算成績は20戦8勝(うち地方4戦2勝)。重賞は2020年の【東京スプリント】、【東京盃】に次いで3勝目。管理する矢作芳人調教師、騎乗した坂井瑠星ともに【カペラS】は初勝利となった。
香港の競馬。【第22回香港スプリント】は、日本から遠征したR・ムーア騎乗のダノンスマッシュ(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)が優勝。悲願のGⅠタイトルを、2012年、13年に連覇を果たした父・ロードカナロアとの親子制覇で手に入れた。タイムは1分8秒45。1/2差の2着にはジョリーバナー、さらに3/4差遅れた3着にラタンと地元香港馬が入った。また、W.ビュイック騎乗のタワーオブロンドン(牡5歳・藤沢和雄厩舎)は13着だった。日本馬による【香港スプリント】優勝は、ロードカナロアに次いで3度目。
ダノンスマッシュは、父ロードカナロア、母スピニングワイルドキャット(母父HardSpun)という血統。北海道新ひだか町・ケイアイファームの生産馬で、馬主は(株)ダノックス。通算成績は22戦10勝(うち海外2戦1勝)。重賞は18年【京阪杯】、19年【シルクロードS】、【キーンランドC】、今年の【オーシャンS】、【京王杯SC】、【セントウルS】に次いで7勝目となった。まさに快勝。ムーアが乗るとこんなに違うのか。日本でもムーアに乗ってもらうとGⅠ勝てるのでは・・・。
【第30回香港マイル】は、C.ホー騎乗のゴールデンシックスティ(セン5歳、香港K.ルイ厩舎、父メダーリアドーロ)が外から追い込んで直線半ばで先頭に立ち、ゴールではさらに後続を突き放し2馬身差で完勝した。ゴールデンシックスティは2019-20年シーズンの香港3冠馬。通算成績は15戦14勝、11連勝でG1初優勝を決めた。タイムは1分33秒45。2着にサザンレジェンド(香港)が入り、昨年の優勝馬アドマイヤマーズ(牡4歳・友道康夫厩舎・R.ムーア騎乗)は道中2番手を追走、直線内めを伸びたが3着に終わった。また香港にとんでもない馬が出現した。この強さを見るとグランアレグリアとの戦いを見たいが、こちらの方が上かもしれない。ムーアの3着粘りはさすが!
【第34回香港カップ】は、Z.パートン騎乗のノームコア(牝5歳・萩原清厩舎、父ハービンジャー)が直線外から伸びて差し切り勝ち。タイムは2分0秒50。GⅠは2019年【ヴィクトリアマイル】に次いで2勝目。2着には勝ち馬の内から伸びたウインブライト(牡6・歳・畠山吉宏厩舎)、3着にマジカル(アイルランド)が入った。ダノンプレミアム(牡5歳・中内田充正厩舎)は2番手追走からインで粘り込んでの4着だった。ムーアといい、バートンといい世界のトップジョッキーは凄い。そして日本の牝馬は本当に強い。これで妹クロノジェネシスも【有馬記念】で勢いがつくだろう!
柔道【東京五輪】男子66キロ級代表決定戦が、日本柔道史上初となる1試合限定の「ワンマッチ」方式で行われた。阿部一二三(23・パーク24)がゴールデンスコア方式の延長戦の末、丸山城志郎(27・ミキハウス)に優勢勝ちした。全日本柔道連盟は講道館で強化委員長らが協議し、阿部を正式に五輪代表に内定した。勝った阿部には【東京五輪】で頑張ってもらいたいし、丸山には気の毒思うが、結果としてはすっきりとした。ただその【東京五輪】が行われるのか・・・。
女子ゴルフのメジャー《全米女子オープン選手権》第2ラウンド。昨日ゴルフが戻ってきたと書いた昨夏の《AIG全英女子オープン》を制した渋野日向子が通算7アンダー、135で首位に上がった。2位から6バーディー、2ボギーの67と伸ばした。アマチュアのリン・グラント(スウェーデン)が3打差2位。エーミー・オルソン(米国)ら3人が通算3アンダーの3位、71で回った笹生優花が2アンダーの6位につけた。僕が期待している畑岡奈紗は73と落とし、稲見萌寧、三ケ島かなと並ぶ通算2オーバーの36位。比嘉真美子、河本結、高橋彩華、岡山絵里が3オーバーの47位で予選を通過した日本勢9人が予選突破。どういうわけか、最強の敵である韓国勢がここまで勢いがない。よってチャンスは十分。なんとか頑張ってほしい!
今日の重賞。中京11Rで行われた【第56回中日新聞杯】は、僕が本命に推した松山弘平騎乗の2番人気ボッケリーニ(牡4歳・池江泰寿厩舎)が上々のスタートから道中は中団を追走。直線に入ると先に抜け出したシゲルピンクダイヤを一完歩ずつ追い詰めると、ゴール前差し切りゴール。GⅠ2勝ラブリーデイの全弟が重賞初挑戦で勝利を手にした。タイムは2分0秒1。クビ差の2着にはシゲルピンクダイヤ(9番人気)、さらに3/4差遅れた3着にヴェロックス(1番人気)が入った。
勝ったボッケリーニは松山の好騎乗が光った。道中うまく脚をため、前があいたところをしっかりと力強く伸びた。兄ラブリーデイ同様いいものを持っている。今後が楽しみだ。2着シゲルピンクダイヤが久々にこの馬らしい走りを見せた。2000mを正攻法で走り切ることができたのは今後につながるだろう。3着ヴェロックスも復活の走り。この走りができたら今後また楽しみ。
ボッケリーニは、父キングカメハメハ、母ポップコーンジャズ(母父ダンスインザダーク)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は金子真人ホールディングス(株)。通算成績は12戦5勝。重賞は初制覇。【中日新聞杯】は管理する池江泰寿調教師は16年サトノノブレス、騎乗した松山は12年スマートギアに次いで2勝目となった。
明日の予想。阪神メイン【阪神JF】は7番サトノレイナス。本格化はまだ先だが、この馬の素質を考えると2番人気で買える今回はねらい目。相手は3,6,14,16,17,18番。中山メイン【カペラS】は9番ダンシングプリンス。ダート短距離界の新星。重賞と敷居が高くなったが、このメンバーなら何とかなる。相手は2,5,11,12,13,14番。中京メイン【飛騨S】は3番アーデンフォレスト。前走はスローの中、よく追い上げていた。主戦の岩田望に戻るし、終いは間違いなく差してくる。相手は5,6,9,13,15,16番。
香港は地元勢を買ってみる。【香港カップ】は4番フローレ、【香港マイル】は4番カーインスター、【香港スプリント】は8番コンピューターパッチ。
明日は競馬とゴルフが楽しみだ!
女子ゴルフのメジャー《全米女子オープン選手権》が開幕。昨夏の《全英女子オープン》覇者、渋野日向子が4バーディー、1ボギーの68で首位と1打差の2位と好発進した。19歳の笹生優花が4バーディー、2ボギーの69で5位、3年連続出場の畑岡奈紗は71で24位につけた。昨年5位の比嘉真美子は73で河本結、稲見萌寧、西村優菜、高橋彩華と並ぶ55位、上田桃子と勝みなみは74で75位。古江彩佳は76で108位、小祝さくらは77で124位、原英莉花は83で154位と出遅れた。エーミー・オルソン(米国)が67で首位に立ち、モリヤ・ジュタヌガーン(タイ)、金アリム(韓国)が渋野と2位に並んだ。今日TVで見ていた限り渋野はいいときの渋野に戻っていた。ショットもパターも積極的に突っ込んでいた。崩れる可能性もあるが、今日のゴルフなら面白そう。笹生は嵌った時はやはり凄い。ただどうしてもミスと背中合わせ。嵌ったら昨年の渋野のように…。安定感はやはり畑岡。今日はショットがイマイチだったが、それでもイーブンはさすが。普通にやれば優勝争いだろう。他では比嘉、河本、西村、上田あたりが海外経験もあり予選突破できるかも…。また稲見はフェアウェイキープ率100%でパターさえ入れば面白い。今週末は楽しめそう!
僕の大好きな馬が逝ってしまった。02、03年の【天皇賞・秋】、【有馬記念】を連覇するなどG1を4勝したシンボリクリスエス(牡21)が、けい養先の千葉県成田市のシンボリ牧場で8日、蹄葉炎(ていようえん)のため死んだことが分かった。
同馬は2歳の01年10月にデビューして新馬を勝ち上がった。3歳時に【山吹賞】、【青葉賞】を連勝して挑んだ【ダービー】は、タニノギムレットの2着に敗れた。秋になると【神戸新聞杯】を勝ち、【天皇賞・秋】で初のG1制覇。引退レースとなった03年【有馬記念】は、2着リンカーンに9馬身差の圧勝で有終の美を飾った。02、03年は2年連続で年度代表馬にも輝いている。
種牡馬入り後は、14年【ジャパンC】勝ちのエピファネイア、18年最優秀ダート馬のG1・4勝ルヴァンスレーヴなどの産駒を送り出した。ただ昨年種牡馬を引退し、シンボリ牧場で余生を過ごしていた。エピファネイア産駒の活躍で、再度種牡馬としての価値が上がってきているが、僕は母父としてレイデオロ、オジュウチョウサン、オーソリティ、ミスパンテールを輩出した存在の方が印象深い。実際馬券でも“母父シンクリ”は買いの一つの条件だ。種牡馬を引退して1年しか生きられず、もっと長く生きてほしかったが、これから2世、3世が活躍してくれることだろう。合掌!
僕が密かに応援している騎手・山田敬士(23・小桧山厩舎)がG1初騎乗する。12/20に行われる【朝日杯FS】に出走予定のビゾンテノブファロ(牡2・小桧山)の鞍上に決まったのだ。山田といえば2018年10月13日の【新潟6R】(3歳以上500万下)で2番人気ペイシャエリートに騎乗したが、2500mダートの長丁場なのに、直線に入ったところでまだ1周以上の距離があるのに短距離のレースと誤認。そのまま後続に差をつけて1周目のゴール板をゴールと思い通過してしまった。その後は大きく外に誘導して減速し、内を通る後続馬に次々と追い抜かされて終わってみると1着から4秒8離された最下位に終わった考えられないミス騎乗をした騎手である。これは距離の誤認による騎乗停止はJRA史上初の珍事で、JRAはレース翌日から2019年1月13日までの3ヶ月間の騎乗停止処分を決定した。 このことがなければもっと活躍していてもおかしくない実力を持っている騎手。現に僕の一口馬アースライザーが2勝したのは山田の手腕によるところが大きい。すぐにG1の勝ち負けは難しいと思うが、この騎乗がいい経験になるはずだ。
JRAは昨日、令和3年度調教師免許試験(新規)合格者を発表した。合格したのは蛯名正義、小林真也、中村直也、西田雄一郎、畑端省吾、堀内岳志、村田一誠の7人。 蛯名は87年3月に騎手デビュー。同年に関東新人騎手賞を受賞。同期には武豊がいる。01年には全国リーディングに輝き、これまでにJRA通算2537勝(G1・26勝を含む重賞129勝)を挙げている。98年に【ジャパンC】を制したエルコンドルパサーとのコンビでは99年に仏G1【サンクルー大賞】を制し、【凱旋門賞】で日本馬最高着順となる2着に入るなど、日本を代表するジョッキーの1人。10年にはアパパネとのコンビで牝馬3冠(【桜花賞】、【オークス】、【秋華賞】)を制している。蛯名、西田、畑端、村田と騎手経験者が4人も合格。彼らが目指すところは音無、安田隆、須貝、松永幹らか。期待したい!
明日の予想。まずは中山メイン【師走S】。本命は9番パレッティ。オープン特別でも堅実に走っている馬。55㌔なら馬券圏内。相手は3,5,6,8,10,15番。阪神11R【リゲルS】は12番ラセット。【京王杯AH】以外は堅実に走っている。阪神マイルとも相性はいいし、加藤もこの馬だけは手放したくないはず。相手は1,3,8,15,16,17番。中京メイン【中日新聞杯】は2番ボッケリーニ。この馬も勝ち味が遅いが、堅実に走る馬。ただ全兄は5歳で覚醒したラブリーデイ。この馬もそろそろ覚醒する。相手は1,6,9,10,11,18番。
今週は久しぶりに一口馬が走らない。よって真剣に馬券で勝負できる週末である。明日はゴルフで全集中できないが、日曜の資金作りにしたい!
《福岡国際マラソン》は今年の箱根路を沸かせた青学大出身の吉田祐也(23・GMO)が、2時間7分5秒で初優勝した。ペースメーカーが離れた30㌔過ぎでギアチェンジ。3人の先頭集団から飛び出し、そのまま独走した。今年2月の《別府大分毎日マラソン》で、初マラソン日本歴代2位となる22時間8分30秒をマークしたホープ。箱根で競技引退を決めていた男が2024年の《パリ五輪》の候補に名乗り。今後に期待!
《日本シリーズJTカップ》はベテランでも若手でもなかった。30歳のチャン・キム(米国)が3位から6バーディー、3ボギーの67と伸ばし、通算8アンダー、272でツアー通算5勝目を挙げた。ベテランの岩田寛、谷原秀人、そして中堅の大槻智春が1打差の2位。通算5アンダーの5位に若手の金谷拓実、4アンダーの6位に昨年優勝の石川遼と若手の小斉平優和が入った。それにしても最終ホールの岩田、谷原にはがっかり。何とかしてして欲しかったなぁ。
中京11Rで行われた【第21回チャンピオンズカップ】は、戸崎圭太騎乗の4番人気チュウワウィザード(牡5歳・大久保龍志厩舎)が直線力強く抜け出し勝利。GI馬8頭を含む好メンバーがそろった秋のダート王決定戦を制し、GI3勝目を挙げた。タイムは1分49秒3。2馬身半差の2着にはゴールドドリーム(3番人気)、さらにクビ差遅れた3着にインティ(10番人気)が入った。なお、連覇を狙ったクリソベリルは4着で国内初黒星を喫した。
勝ったチュウワウィザードだが、文句なしの勝利。さすが戸崎という騎乗ぶり。これまで長いところを使っていたが、本格化した現在はこのくらいの距離がいいのかも・・・。2着ゴールドドリームも力だけは走った。ただ今日は相手が強かった。3着インティは武豊がうまく乗っていた。3コーナーから4コーナーでかかってしまったのが痛かった。ただ、復活の兆しが見えたので今後が楽しみだ。4着クリソベリルはどうしたのだろう。向こう正面でかかったのが響いたか・・・。陣営の敗因をきいてみたい。6着カフェファラオは中途半端な競馬。もう少し走る馬だ。
チュウワウィザードは、父キングカメハメハ、母チュウワブロッサム(母父デュランダル)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は中西忍氏。通算成績は18戦10勝(うち地方7戦4勝)。重賞は18年【名古屋GP】、19年【ダイオライト記念】、【平安S】、【JBCクラシック】、今年の【川崎記念】に次いで6勝目。【チャンピオンズC】は管理する大久保龍志調教師、騎乗した戸崎圭太ともに初勝利となった(2013年までは【ジャパンカップダート】の名称)。
今日の一口はマニトゥーリンが中京4R【1200m芝】に出走。レースでは、やや外へ膨れながらのスタート。前半は中団後ろあたりからの追走し、3・4コーナーで外を通って徐々に進出。直線、馬場の3分どころで追い出すと、差し脚を伸ばしたが、内の先行勢も止まらず、勝ち馬から0.9秒差の6着だった。正直外枠でなければもう少し際どい勝負になったレース。ただ少し脚を溜めていく競馬ができたのは収穫。次は優先権を得られなかったのでとりあえずは放牧して来年になる予定。年明けの小倉開催あたりがいいと思っているのだが・・・。
女子ゴルフが終わって少し寂しいが、今週は男子ゴルフメジャー《ゴルフ日本シリーズJTカップ》が行われている。 今日の3日目を終え、首位に1打差の3位から出た岩田寛が2バーディ、2ボギーの「70」で回り、通算7アンダーで単独首位に浮上した。2015年《長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ》以来、5年ぶりのツアー3勝目を目指して最終日に臨む。ツアー初優勝がかかる22歳の小斉平優和は首位タイから出て終盤までトップを守ったが、17番でダブルボギー、18番でボギーと失速して「72」で、通算6アンダー2位に後退した。通算5アンダー3位に連続優勝がかかるルーキーの金谷拓実、谷原秀人、チャン・キムの3人が並んだ。石川遼は4バーディ、4ボギーの「70」で回り、大槻智春と並んで通算3アンダー6位。昨季の賞金王・今平周吾は通算2オーバーの14位、初日首位で滑り出した池田勇太は通算4オーバー19位となった。ベテランの岩田や谷原にも頑張ってほしいが、勝利の日本ゴルフ界を考えると金谷、小斉平に注目したい!
今日の重賞。中山11Rで行われた【第54回ステイヤーズS】は、横山典弘騎乗の7番人気オセアグレイト(牡4歳・菊川正達厩舎)が終始好位を追走すると、逃げ込みを図るタガノディアマンテをゴール前でとらえて勝利。重賞初制覇を飾った。タイムは3分52秒0。アタマ差の2着にはタガノディアマンテ(8番人気)、さらに1馬身1/2差遅れた3着にC・ルメール騎乗のポンデザール(1番人気)が続いた。なお、15~17年に3連覇を果たし、同一重賞4勝に挑んだアルバート(5番人気)は13着に敗れた。
勝ったオセアグレイトは横山典の手腕が光った。元々抑えるのに苦労していた馬だが、横山が完璧にこなした。長距離は合うし、目標は【天皇賞・春】か・・・。2着タガノディアマンテは最後坂で足が鈍った。それでも見せ場十分で今後楽しみ。3着ポンデザールは反応が少し鈍かった。久しぶりが堪えたか。(
オセアグレイトは、父オルフェーヴル、母ブルーダヌーブ(母父Bahri)という血統。北海道新ひだか町・下屋敷牧場の生産馬で、馬主はIHR。通算成績は16戦5勝。重賞は初勝利。【ステイヤーズS】は、騎乗した横山典は1999年ペインテドブラック、2001年エリモブライアン、08年エアジパング、13年・14年デスペラードに次いで6勝目、管理する菊川正達調教師は初勝利となった。
阪神11Rで行われた【第71回チャレンジカップ】は、川田将雅騎乗の1番人気レイパパレ(牝3歳・高野友和厩舎)がすんなりゲートを出ると序盤は行きたがる素振りを見せるも鞍上が落ち着かせ2番手を追走。直線入り口で早くも先頭に立つ強気のレースで、あとは後続の追撃を振り切って年長馬たちを一蹴。デビューから無傷の5連勝で重賞初制覇を果たし、1994年のツルマルガール以来、26年ぶり5頭目となる3歳牝馬Vとなった。タイムは1分59秒9。1馬身半差の2着にはブラヴァス(2番人気)、さらに半馬身差遅れた3着にヒンドゥタイムズ(3番人気)が入った。
勝ったレイパパレが少し落ち着きがなかったが、何とか我慢ができた。能力は凄いだけに今後はそのあたりが課題か。でも強い!楽しみ! 2着ブラヴァスはさすが力のあるところは見せたが、最後右にもたれた。力はある!3着ヒンドゥタイムズもよく走っているが、決め手の差か・・・。
レイパパレは、父ディープインパクト、母シェルズレイ(母父クロフネ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は5戦5勝。重賞は初制覇。【チャレンジC】は管理する高野友和調教師は初勝利、騎乗した川田は09年キャプテントゥーレに次いで2勝目となった。
ディープインパクト産駒のJRA通算勝利数が2300勝となった。これはJRA史上2頭目の記録で、産駒初出走の日から数えて10年5ヶ月16日での2300勝達成は、父サンデーサイレンス産駒の11年3ヶ月29日を上回る史上最速での達成となる。
明日の予想。まずは中京メイン【チャンピオンC】。本命は1番陰気でも15番クリソベリル。とにかくダートは強い。外枠も馬場も関係ない。相手は1,4,5,6,7,8番。まともに走れば7-15の1点。中山メイン【ラピスラズリS】は14番ケープコッド。【有馬記念】のカレンブーケドールの鞍上から降ろされてしまった津村の逆襲を期待。相手は1,6,7,10,11,15,16番。阪神メイン【りんぐうS】は1番ジェネティクス。この馬僕が一口買えなかった馬。とにかく1200mダートは強い。相手は2,4,5,8,14,16番。
今日に一口、ジオラマが阪神12R(1200mダート)に富田騎乗で出走。レースでは、スタートは五分に出たものの他馬の行き脚が速く、中団から。3・4コーナー中間から徐々に勢いがつき、4コーナーでは外を回る。直線ではしぶとく脚を伸ばし、大混戦となった3着争いを僅かに制して入線。勝ち馬とは0.4秒差だった。もう少し内枠でロスなく運べる形ならば上もあったかもしれないが、7歳馬だけにこれで十分。寒い時期がいい馬で、これからまた頑張ってほしい。