人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

重賞参りました!気分は甲子園・・・

2022-07-31 17:41:57 | Weblog

《第104回全国高校野球選手権》西東京大会決勝。第1シードの日大三が東海大菅生との頂上決戦を6-2制し、4年ぶり18度目の夏の甲子園出場を決めた。これで夏の甲子園大会に出場する49代表が出そろった。春夏連覇を狙う大阪桐蔭、センバツ準優勝の近江(滋賀)、昨夏の王者智弁和歌山などをはじめ、初出場は札幌大谷(南北海道)、明秀学園日立(茨城)、社(兵庫)、帝京五(愛媛)の4校となった。また盈進(広島)は48年ぶり、国学院栃木は37年ぶりに夏の甲子園出場を決めた。組み合わせ抽選会は8月3日、大会は6日に開幕するが、僕は3年ぶりに甲子園観戦予定。8月6日から8月8日までの予定だが、どの高校の試合が観られるのか楽しみだ!
 ゴルフ。国内女子ツアー《楽天スーパーレディース》最終ラウンド。勝みなみがツアー史上初の4日間ノーボギー優勝を達成。「71」で回り、通算22アンダーで今季初優勝、ツアー通算7勝目を挙げた。通算17アンダー単独2位にホステスプロの稲見萌寧、通算15アンダー3位タイに小祝さくら、全美貞(韓)、黄アルム(韓)、通算14アンダー単独6位に前回覇者の吉田優利、通算13アンダー7位タイに青木瀬令奈、野澤真央、ペ・ソンウ(韓)が入った。前週優勝の菊地絵理香、上田桃子、鈴木愛は通算8アンダー21位タイ、菅沼菜々は通算4アンダー47位タイで大会を終えた。これまでの72ホール(パー72)のツアー最少ストロークは、2016年《大王製紙エリエールレディス》のテレサ・ルーが記録した24アンダー。勝は同大会23アンダーだった比嘉真美子に次ぐ、史上3番目の22アンダーを記録した。最終日スコアは期待ほど伸びなかったが、ノーボギーは立派。勝が勝つときは本当に強い!

 米女子ツアーのトラスト・ゴルフ《スコットランド女子オープン》第3ラウンド。16位タイから出た畑岡奈紗、古江彩佳はともに「68」で回り、首位と4打差の通算11アンダー9位タイに浮上した。40位タイからスタートした笹生優は「72」とスコアを伸ばせず、通算3アンダー48位タイで最終日を迎える。通算15アンダー首位タイにリディア・コ(ニュージーランド)、セリーヌ・ブティエ(仏)。通算14アンダー3位タイにマウベ-アイミー・ルブラン(カナダ)、レオニー・ハーム(独)、通算13アンダー5位タイに池恩熹(韓)、リリア・ブ(米)、通算12アンダー7位タイにシャイアン・ナイト(米)、ウィチャニー・ミーチャイ(タイ)がつけている。首位と4打差なら十分チャンスはある。特に風が吹けば、古江はいいような気がする。

 今日の重賞を振り返る。札幌11Rで行われた【第70回クイーン】は、池添謙一の2番人気テルツェット(5歳・和田正一郎厩舎)が連覇を達成。最内枠スタートから中団のインをピタリと追走すると、直線でも最内を突いて差し切った。同レース連覇は2003,2004年のオースミハルカ、2012、2013年のアイムユアーズに続く史上3頭目。また、池添は同レース歴代最多の4勝目を挙げた。タイムは1分47秒8。ハナ差の2着には直線で外から脚を伸ばしたサトノセシル(8番人気)、さらにクビ差遅れた3着に逃げたローザノワール(3番人気)が入った。なお、武豊の1番人気ウォーターナビレラは直線伸びず10着に敗れた。  テルツェットは、父ディープインパクト、母ラッドルチェンド(母父Danehill Dancer)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は12戦7勝。重賞は21年【ダービー卿CT】、【クイーンS】に次いで3勝目。【クイーンS】は和田正一郎調教師は21年テルツェットに次いで2勝目、池添は01年ヤマカツスズラン、11年アヴェンチュラ、12年アイムユアーズに次いで4勝目となった。

 新潟11Rに行われたサマースプリントシリーズの第3戦【第22回アイビスサマーダッシュ】は、杉原誠人騎手の7番人気ビリーバー(牝7・石毛善彦厩舎)が外ラチ沿いの後方を追走すると、残り200mから鋭く伸びて差し切った。デビュー12年目の杉原は悲願の重賞初勝利。タイムは54秒4。1馬身差の2着にハナを奪い外ラチ沿いを逃げた2番人気のシンシティ、さらに半馬身遅れた3着に14番人気のロードベイリーフが入った。なお、重賞初のJRA女性騎手の夢の競演で注目を集めた藤田菜七子のスティクスは、スタートから内ラチ沿いに進路を取って見せ場を作るも5着。今村聖奈のオヌシナニモノは15着だった。
 ビリーバーは、父モンテロッソ、母デイドリーマー(母父ネオユニヴァース)という血統。北海道・浦河町のミルファームの生産馬で、馬主は(有)ミルファーム。戦績は45戦5勝。重賞は初制覇。管理する石毛善彦調教師、杉原誠人ともに重賞初勝利となった。
前述したが、来週は甲子園観戦のために大阪に行く。よってこのコラムの更新は難しいかもしれない。一応、予想だけは書くつもりだが・・・。

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JRAの一口馬は惨敗!

2022-07-30 17:52:33 | 競馬予想

 圧倒的な強さで甲子園へ。《第104回全国高校野球選手権》大阪大会決勝。大阪桐蔭が履正社を7‐0で破り、2年連続12回目となる夏の甲子園出場を決めた。今大会、大阪桐蔭は7試合54得点、投手陣もわずか1失点と投打で圧倒。昨秋の《明治神宮大会》、今春の《選抜》を制した絶対王者が“秋春夏”の3冠をかけ選手権大会に挑む。このほか東東京大会では二松学舎大府が5-1で日体大荏原を破り2年連続5回目の優勝を決めた。長野大会ではノーシードの佐久長聖が東京都市大塩尻を7‐1で下し、4年ぶり9度目の甲子園出場を決めた。また愛知大会では愛工大名電が東邦を7‐4で破り2年連続14度目の甲子園大会出場を決めた。これで残すところは明日の西東京大会を残すのみ。決勝は日大三VS.東海大菅生で甲子園を争う。

 ゴルフ国内女子ツアーも圧倒的な強さ!《楽天スーパーレディース》3日目。単独首位から出た勝みなみがボギーなしの8バーディを奪取、大会コースレコードに並ぶ「64」をマークし、通算21アンダーに乗せた。後続との差を9打に広げ、ツアー通算7勝目となる今季初優勝に前進した。今大会54ホールを終えてボギーなしの195ストローク。2016年《大王製紙エリエールレディス》でテレサ・ルー(台湾)がマークしたツアー最少264ストローク、ツアー史上初の72ホールノーボギー優勝と記録にも挑む。ホステスプロの稲見萌寧が12アンダー2位。小祝さくら、青木瀬令奈、岩井千怜、穴井詩、ペ・ソンウ(韓国)が11アンダー3位で並んだ。 2位スタートの柏原明日架は「73」とスコアを落とし、前年大会優勝の吉田優利らと同じ8アンダー12位に後退した。 首位と4打差2位で2日目を終えていた安田祐香は熱中症のためスタート前に棄権した。勝みなみが英国遠征前にどれだけのゴルフを見せるか。安田祐香はせっかくの上位で体調不良。残念!
 米女子ツアーの《トラスト・ゴルフ・スコットランド女子オープン》第2ラウンド。畑岡奈紗、古江彩佳は通算7アンダー16位タイとなった。笹生優花は通算3アンダー40位タイで決勝ラウンドへ。一方、渋野日向子は通算2オーバー95位タイで予選落ちを喫した。通算14アンダー単独首位はリディア・コ(ニュージーランド)。通算12アンダー単独2位にリリア・ブ(米)、通算11アンダー単独3位に池恩熹(韓)、通算10アンダー4位タイにセリーヌ・ブティエ(仏)、ウィチャニー・ミーチャイ(タイ)と続いている。畑岡&古江頑張れ!

 明日の予想。新潟メイン【アイビスSD】は13番ヴェントヴォーチェ。人気ではあるが、実績、外枠を考えたら落ち着いた。牧浦厩舎は1000m得意のイメージもあるし、鞍上は福永。新潟も1戦だけだが、強い勝ち方をしている。相手は1,3,4,6,8,12,17番。札幌メイン【クイーンS】は10番ウォーターナビレラ。今年の3歳牝馬はそんなにレベル高くない。ただそれでも【桜花賞】2着は威張れる実績。その馬が52㌔で出られるのだから人気でも仕方ない。相手は1,2,3,4,6,8,14番。特に8番は札幌走る。

 今週の一口は今日の2走で終了。昨日の大井も含めて振り返る。昨日の大井4R【2歳新馬】(1400m)に御神本騎乗で出走したシャープムスタング。単勝は1.3倍の断然1番人気。レースでは五分のスタートから、楽にハナに。マイペースで後続を引っ張り、そのまま直線を向くと最後まで脚色は衰えず、危なげなく逃げ切ってデビュー勝ち。勝ちタイムは1分28秒8(やや重)、2着とは9馬身差だった。鞍上の御神本は「能力試験での走りがとてもよかったので、かなり期待していました。まだまだ子供っぽいところは見せていましたが、素晴らしい走りをしてくれたと思います。パドック、返し馬と落ち着いていましたが、急にスイッチが入りそうな気配を感じます。そうなると距離がもたない可能性がありますが、これだけのパワーを感じる馬はそういません。シャルフジン、ファルコンビークとはタイプが違いますが、これからどのように成長してくるか楽しみです」とのこと、藤田調教師は「調教より楽でしたね。ノーザンファームでは舌を切断するなど、気性面でとても扱いが難しいところがあるとのことでしたが、ミッドウェイファームではうまく調整できています。こちらでうまくいっているので、この馬はなるべく放牧には出さずにミッドウェイで調整させてもらえればありがたいです。もちろん、それだけ期待しているからのことで、これからさらに心身の成長を促しながら、大きいところを目指していきたいと思います」とコメントしている。めちゃ楽しみである。
 シャープムスタングと違って全くダメだったのが今日出走の2頭。札幌2R【3歳未勝利・牝】(1700mダート)に吉田隼人騎乗で出走したチアフルマスター。レースでは、スタートを決め、馬なりで外からスッと先行。3・4番手の外で流れに乗ったが、3コーナーから全体のペースが速くなったところで、鞍上が促しても反応がひと息で、徐々に後退。中団まで位置取りを下げて直線へ。そこから大きくバテることはなかったものの、目立った伸び脚も見られず、勝ち馬から1.7秒差の6着に敗れてしまった。正直、掲示板を外した6着は予想外で痛い。優先権を逃してしまったからだ。今後は出られるところを探りながらの出走となる。最後まで諦めず頑張ってほしい!札幌12R【3歳上1勝クラス】(1200m芝・混)に斎藤新騎乗で出走したホワイトターフは14着に敗れた。展開と鞍上の判断の遅さがこの結果に・・・。鞍上の斎藤新は『内枠だったので、ポジションと進路取りに迷いながらでした。1番人気の3番を目標に進めたのですが、包まれる展開になってしまって、最後の直線でも外に出すに出せず。落ち着きがあって、前走以上の具合の良さを感じていただけに、今回の結果はすべてが自分の仕掛けのタイミングの判断ミスです。大変申し訳ありませんでした』とのこと。まぁ仕方なし!

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大井で2歳新馬勝ち! 中央は2頭! 

2022-07-29 20:29:25 | Weblog

 HBA日高軽種馬農業協同組合が主催する日高地方最大のサラブレッド1歳市場「セレクションセール2022」が行われ、初日は156頭が上場、132頭が落札された。売却総額は25億3300万円、売却率は84.62%だった。4000万円以上の高額落札馬は14頭。最高額が付けられたのは「ディアレストトリックスキの2021」(牡、父シニスターミニスター)で、「ダンツ」の冠名で知られる山元哲二氏が6200万円で落札した。なお、この金額はセレクションセール歴代第3位の記録となる。2番目の高額馬は歴代4位タイとなる6000万円で落札された「ゴールドチョイスの2021」(牡、父モーリス)、5400万円の値がつけられた「エテレナミノルの2021」(牡、父カリフォルニアクローム)が第3位に続いた。
「ゴールドチョイスの2021」の落札者は2017年【東京プリンセス賞】覇者アンジョジョリーなどを所有した竹下浩一氏、「エテレナミノルの2021」の落札者は2012年【ヴィクトリアマイル】覇者ホエールキャプチャや2016年の【皐月賞】馬ディーマジェスティなどを所有した嶋田賢氏だった。個人的に意外だったのは、シニスターミニスター産駒が一番高額になったこと。やはりこの辺りは最近のダート競馬ブームが火をつけているのか…。2日目はサラブレッド1歳145頭が(牡100、牝45)が上場され、131頭(牡91、牝40)が売却。売却率は90.34%、23億2000万円(税別)を売り上げた。
 4000万円以降の高額落札馬は6頭。最高額が付けられたのは【桜花賞】馬を母に持つ「レーヌミノルの2021」(牡)で、「ミノル」の冠名で知られ、母のオーナーでもあった吉岡實氏によって6600万円で落札された。同馬は父ブリックスアンドモルタル、母の父ダイワメジャーという血統。なお、この金額はセレクションセール歴代第3位の記録となる。2番目の高額馬は6200万円の値がつけられた「マルモリバニーの2021」(牡、父シルバーステート)で、落札者は「ジャジティン」「エリカ」などの冠名で知られる三木正浩氏。3番目は「スマッシュハートの2021」(牡、父ブラックスアンドモルタル)で、株式会社サイバーエージェント代表取締役の藤田晋氏によって6000万円で落札された。
目、2日目を通じて上場頭数は301頭、売却頭数は263頭(売却率87.4%)となり、売却総額は48億5300万円。前年比120%となった。

 明日の予想。まずは新潟メイン【関越S】は15番ヤマニンサンバ。前走は直前の大雨が影響したが、それでも重賞で0.5差は馬の充実度を示している。叩き2戦目で、外回りの1800は絶好の舞台。ましていい馬場の新潟はディープ産駒は合う。相手は6,8,10,11,16,17番。札幌メイン【STV賞】は8番ホウオウリアリティを狙う。前走は休み明けの分伸びがなかったが、叩き2戦目上積みがあるはず。吉田隼も2度目なら前回のことはないはず。相手は2,3,4,7,9,11番。

 今週の一口馬の出走は2頭。その前に今日大井競馬場で2歳馬がデビューした。シャープムスタング(父カレンブラックヒル、母シャーペンエッジ)で、見事1着(9馬身差)でデビューを飾った。この馬は社台のオーナーズの馬で、友人(馬主資格保持)が一口(1/10)を購入し、その中から少しだけ出資させてもらっている。母が以前サンデーレーシングで出資していて、地方含めて6勝もしてくれた馬だ。その第9仔となる。すぐ上の半兄シャルフジン(父ヘニーヒューズ)は門別デビューで現在船橋に転厩しており、【京浜盃】など重賞3勝している。先の【東京ダービー】でも1番人気(結果8着)の推された現在地方競馬期待の馬だ。血統的にも期待できるシャープムスタングであったが、実は一度競争馬生命が終わりそうになった過去を持っている。昨年末に馬房内で暴れ、舌を外傷。すぐに縫合手術を行い、その時は大丈夫だったのだが、今年に入り1月に調教中に放馬してしまい、再度舌を切ってしまった。そして再び縫合手術を行ったのだが、切断箇所は15㎝、舌全体の3分の2程度に及んだ。よってその時は残る舌の部分でカイバをはじめ日常の生活が可能なのかどうか、経過をみての判断となった。そしたら、この馬の競争馬としての力なのか、傷口がふさがり、カイバは遅いながらも完食するように。そして次第に調教もこなすようになったのだ。心配されたハミ受けも問題なく順調に成長し、今日のデビューとなった。僕にとってはドラマになる、思い入れのある馬、これから大井を代表する馬になってほしいと期待している。

 では今週出走の2頭。まずは明日の札幌2R【3歳未勝利・牝】(1700mダート)にチアフルモーションが吉田隼人騎乗で出走する。追い切りは「併せ馬で追い切り、サッと半マイルからですが、しっかりと動けていました。具合は良好ですし、一度使った分の上積みも見込めると思いますとのこと。陣営は芝のレースも含め、選択肢を広げていたが、どこもそれなりにメンバーは揃いそうなので、であれば牝馬限定戦のダートがいいということでの出走。骨っぽいところもいるが、ぜひ頑張ってほしい。もう1頭は同じく明日の札幌の12R【3歳1勝クラス】(1200m芝・混)に斎藤新騎乗で、ホワイトターフが出走する。追い切りは気合乗りが非常にいいらしい。来週の1200m芝・牝馬限定戦も視野に入れていたが、【エルムS】当日でメンバーの粒が揃うのではないかとの情報もあり、前走同様の52㌔の斤量で斎藤新騎乗での出走となった。函館と同じ1200mだが、函館とはひと味違って完全にフラットなコースなので末脚頼みの同馬には仕掛け処がキモになってくる。そこは連続騎乗となる鞍上に任せたい。新谷調教師は「馬券圏内を目標とは言わず、最後は突き抜けて欲しいですね」とコメントしてくれている。

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逸ノ城&菊地&ベレヌス天晴れ!

2022-07-24 17:55:12 | Weblog

 次々と甲子園へ名乗り。《第104回全国高校野球選手権》「北北海道大会」は31年ぶりの旭川地区対決となった決勝が行われ、旭川大が旭川東を7‐1で下し、3年ぶり北大会最多10回目の甲子園出場を決めた。53年ぶり11回目の決勝に臨んだ旭川東は初の甲子園出場を逃した。旭川東の念願は敵わなかったが、また頑張れ!「栃木大会」は昨日作新学院を破った国学院栃木が宇都宮南を8―4で降し優勝した。国学院栃木の夏の甲子園出場は1985年以来、37年ぶり2回目の出場。「大分大会」は優勝候補筆頭だった明豊が12―3でセンバツ21世紀枠で出場した大分舞鶴を破り、2年連続8回目の夏の甲子園出場を決めた。「鹿児島大会」はノーシードの鹿児島実が3―2で第1シードの大島を破り、4年ぶり20回目の夏の甲子園出場を決めた。種子島から初の夏の甲子園出場を狙った大島は最後で力尽きた。
 大相撲《名古屋場所》千秋楽。西前頭2枚目・逸ノ城(湊)が悲願の初優勝を飾った。平幕・宇良を寄り切りで下し、12勝目。V争いで先頭を並走していた横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)が結びで、大関・貴景勝(常盤山)に敗れたため、優勝が決まった。上位総当たりの今場所は1横綱2大関撃破を含む役力士6連破で初日から無傷6連勝。7日目から連敗を喫したが、9日目以降は5連勝と好調を維持。14日目は平幕・明生に敗れ、照ノ富士と3敗で並び、千秋楽に臨んでいた。賜杯を争った照ノ富士とは、2010年3月に同じ飛行機で来日した仲。盟友に競り勝ち、新型コロナウイルスの影響で戦後最多となる関取23人が休場した大荒れの名古屋場所を制した。新入幕から47場所かかった優勝だが、故障さえなければ大関を狙える逸材。是非大関めざし頑張ってほしい!
 ゴルフ。海外女子メジャー《アムンディ・エビアン選手権》第3ラウンド。42位タイから出た西郷真央が6バーディ、ノーボギーの「65」で回り、通算8アンダー15位タイに浮上した。古江彩佳は通算7アンダー22位タイ、畑岡奈紗、西村優菜は通算6アンダー29位タイで最終日を迎える。ブルック・ヘンダーソン(カナダ)が通算17アンダー単独首位を維持し、2016年以来のメジャー通算2勝目に王手。通算15アンダー単独2位にユ・ソヨン(韓)、通算13アンダー単独3位にソフィア・シューバート(米)、通算12アンダー4位タイにカルロタ・シガンダ(スペイン)、キム・セイヨン(韓)が続いている。世界ランク1位のコ・ジヨン(韓)、ネリー・コルダ(米)は通算11アンダー6位タイ、リディア・コ(ニュージーランド)は通算10アンダー11位タイ、前回覇者のミンジー・リー(豪)は通算1アンダー58位タイとなった。日本勢4人はさすがに優勝には届かないだろうが、ベスト10入りは十分可能。それを目指して頑張ってほしい!
 国内女子ツアー《大東建託・いい部屋ネットレディス》最終日。単独首位で出た菊地絵理香が4バーディ、1ボギー「69」で回り、通算20アンダーで逃げ切って今季初優勝を果たした。唯一のボギーを喫した後半13番で三ヶ島かなに並ばれたが、直後の14番(パー5)でバーディを奪った。昨年6月《アース・モンダミンカップ》以来となるツアー5勝目。 北海道での地元出身者の優勝は、1998年《東洋水産レディス北海道》の大場美智恵以来、ツアー史上2人目となった。三ヶ島は今季ベストフィニッシュとなる1打差2位。18アンダー3位に北海道出身の小祝さくらが入った。 森田遥が16アンダー4位。メルセデスランキング2位の山下美夢有は、勝みなみと並んで13アンダー5位。稲見萌寧は吉田優利、全美貞(韓国)と並んで12アンダー7位だった。昨日までと比べて動きの少ない最終日となったが、最後は勝負強さの差で菊地に軍配が上がった。個人的にはもう少し設定厳しく優勝争いをしてほしかったなぁ。
 今日の重賞を振り返る。小倉11Rで行われた【第70回中京記念】は、西村淳也の6番人気ベレヌス(牡5・杉山晴紀厩舎)が勝利。ゲートを出ると迷わずハナに立ち、1000m通過1分を切るペースで逃げると、直線では最内で粘りに粘って後続の追撃を振り切り重賞初制覇を果たした。サマーマイルシリーズ第2戦を制し、西村は2021年3月の【金鯱賞(ギベオン)】以来の重賞2勝目を挙げた。タイムは1分45秒9。半馬身差の2着には直線で猛烈に追い込んだカテドラル(10番人気)、さらにハナ差遅れた3着に1番人気のファルコニアが入った。なお、重賞2度目の騎乗となった今村聖奈のカデナは最後方から大外を回って追い上げ6着に入った。
 勝ったベレヌスだが、典型的な夏馬(1,0,3,1)で出来も良かった。西村の思い切った騎乗も良かったし、小回りも向いていた。天晴れ!2着カテドラルの末脚には驚いた。今開催の馬場を考えれば、よく脚を使った。6歳馬だが、1800ぐらいのほうがいいかも・・・。3着ファルコニアは力を出し切った。負けて強しの競馬、残念。ただこの馬はこんな馬なのだろう。今後面白そうなのは5着ヴァリアメンテ。エンジンがかかったのは残り1ハロン。それであまり差もないので、これから期待したい。
 ベレヌスは、父タートルボウル、母カフヴァール(母父デュランダル)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は21戦5勝。重賞は初制覇。【中京記念】は杉山晴紀調教師、西村淳也ともに初勝利となった。

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あっぱれ!北口榛花!

2022-07-23 18:22:15 | Weblog

 北口榛花が快挙達成!《オレゴン世界陸上》8日目のイブニングセッションに行われた女子やり投決勝で、63m27で銅メダルを獲得し、五輪、世界陸上を通じて日本女子投てき初のメダリストとなった。北口は予選を64m32で堂々トップで臨んだファイナル。1投目を62m07で滑り出し、トップ8に進出。だが、なかなか記録を伸ばせない展開となった。そして 5位で迎えた最終投てき。北口は渾身の一投、63m27で一気に2位へ浮上。続く米国選手に抜かれたが3位が確定した。前回の《ドーハ大会》は予選落ち。昨年の《東京五輪》は日本人57年ぶりの決勝進出を果たしたが、決勝はケガの影響で12位にとどまった。だが、今季は世界最高峰の《ダイヤモンドリーグ》で優勝するなど、自信を取り戻して世界の舞台に戻っての快挙だった。今日の金メダリストは30歳、銀メダリストは36歳、24歳の北口はまだまだ若手、そう考えると《パリ五輪》では一番高いところも夢ではない!
 ゴルフの話。海外女子メジャー《アムンディ・エビアン選手権》第2ラウンド。畑岡奈紗が「66」と伸ばし、古江彩佳と通算7アンダー11位タイで並んだ。西村優菜は通算3アンダー30位タイ、西郷真央は通算2アンダー42位タイで決勝ラウンドへ。一方、笹生優花は通算2オーバー88位タイ、アマチュアの橋本美月は通算7オーバー118位タイ、渋野日向子は通算9オーバー126位タイで予選落ちを喫している。ブルック・ヘンダーソン(カナダ)が通算14アンダー単独首位。通算11アンダー単独2位にネリー・コルダ(米)、通算9アンダー3位タイにキム・セイヨン(韓)、ユ・ソヨン(韓)、通算8アンダー5位タイにアッタヤ・ティティクル(タイ)、キム・ヒョージュ(韓)らがつけた。また、世界ランキング1位のコ・ジヨン(韓)、リディア・コ(ニュージーランド)、は通算7アンダー11位タイ、連覇を目指すミンジー・リー(豪)は通算3アンダー30位タイで2日目を終えている。ジョイには実力者が並ぶが、まだ残り2日ある。3日目次第だが、畑岡、古江はぜひ優勝争いしてほしい。
 国内女子。《大東建託・いい部屋ネットレディス》3日目。地元・北海道出身の菊地絵理香が3バーディ・ボギーなしの「69」をマーク。トータル17アンダーで単独首位をキープし、今季初優勝に王手をかけた。トータル15アンダー・2位タイに小祝さくら、三ヶ島かな。トータル12アンダー・4位には森田遥が続いた。稲見萌寧はトータル11アンダー・5位。昨年覇者の申ジエ(韓国)はトータル9アンダー・8位タイと好位置で最終日へ。アマチュアの六車日那乃は「73」と1つ落とし、トータル4アンダー・34位タイに後退した。スコア伸ばし合戦になっているが、とにかくイーグルが良く出る。それもロングホールで2オン1パットでなく、ミドルホールで2打目、ロングホールで3打目が直接カップインするイーグル。まるで漫画を観ているようなショットの応酬。あまりスコア伸ばし合戦は好きではないが、これはこれで面白い。
 沖縄の興南、青森の八戸学院光星、秋田の能代松陽が甲子園出場を決めているが、3校に続けと各地で熱戦が繰り広げられている。その《岩手大会》準決勝では今春センバツに出場して、今大会も優勝候補筆頭だった花巻東が盛岡中央に2ー3で敗れ、3年ぶりの夏の甲子園出場は逃した。3回に2点を先行されたが、4、5回と1点ずつ加点して同点に追いついた。しかし、7回に1点を勝ち越され、逃げ切りを許した。盛岡中央の最速152㌔右腕・斎藤響介(3年)は2失点完投勝利。注目のスラッガー花巻東の佐々木麟太郎(2年)は2安打を放つも、及ばなかった。また《栃木大会》準決勝では2011年以降、20年のコロナ禍による中止を挟んで「11連覇」に挑んだ作新学院が、国学院栃木に5-6で敗れた。国学院栃木を相手に八回を終えて0―3。作新学院はここから底力を見せ、九回表5点を奪い5―3とひっくり返した。だが、国学院栃木も粘りを見せた。九回裏に5―5に追い付き、延長戦に。  延長十回、主将の平井悠馬がサヨナラ本塁打を放ち、試合を決めた。作新学院は16年には、エースの今井達也(現・埼玉西武ライオンズ)らを擁して、54年ぶりの全国制覇を成し遂げていたが…。尚、栃木県決勝は国学院栃木と宇都宮南が激突する。

 明日の予想。まずは小倉メイン【中京記念】は15番ファルコニア。基本的にはマイラーだが、9ハロンも【エプソムC】3着がある。立ち回りがうまく川田なら人気でも買い。相手は2,3,8,10,12,14番。福島メイン【ジュライS】は15番ケンシコウ。ここは力上位も大外、トップハンデで人気は少し落ちるはず。鞍上は絶好調田辺だし、ここは狙い目。相手は1,2,3,11,12,14番。札幌メイン【大雪ハンデキャップ】は7番ブラッティーキッド。地方も含めてダートで底を見せていない馬。馬券的にも狙い目は昇級戦だ。相手は1,3,5,6番。

 

 今日の一口。ラブリアージェが小倉3R【3歳未勝利】(1000mダート)に出走したが結果7着に敗れた。北出調教師の話だと「初めての場所も影響してか、今日はパドックでもやや集中力に欠ける周回。馬場入場の際にもまた異常にテンションが高くなっている様子でした。ゲート内での駐立を我慢できず、後ろ扉にもたれかかったタイミングでスタートを切られてしまった。この距離で出遅れてしまったのは致命的です。ジョッキーも『直線で内に潜り込んでからはよく脚を使ってくれましたし、最低でも権利は取れるレースでした。申し訳ありません』と悔しがっていました。レース後の上り運動を見てもチャカチャカしていて落ち着きがない。もう少し精神的に大人になってくれば違うと思います。週明けまた状態などをよく確認して、今後のプランを相談していきましょう」とのこと。上りは最速だったものの、1000mで出遅れは痛い。今日はチャンスだっただけにショック。あと何走できるかわからないが、あきらめず頑張ってほしい!

 

 

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竜兵さん安らかに!

2022-07-22 20:01:57 | Weblog

 皆さんはご覧になられただろうか。7月19日夜に放送された、『アメトーーク!』の2時間特番「ダチョウ倶楽部を考えようSP」。出演はダチョウ倶楽部のリーダー肥後さんとジモンさんのほか、「竜兵会」メンバーである安田君、土田君、有吉、カンニング竹山君、さらに盟友の出川君、同じ太田プロの指原莉乃。内容はダチョウ倶楽部のこれまでの生きざま(歴史)や『アメトーーク!』出演時の映像を振り返るとともに、今後のダチョウ倶楽部を考えていくというものであった。この番組、僕の贔屓目かもしれないが、番組作りが秀逸であった。まずはタイトルが「上島竜兵さん追悼SP」ではなく、「ダチョウ俱楽部を考えようSP」だったこと。それに合わせ、「ダチョウ倶楽部セレクション アーカイブ編」というコーナーでは、勝ち抜きネタ番組へのテレビ初出演映像から、ギャグ「どうぞどうぞ」の誕生シーン、今では見られないモノマネ芸などを放送。ダチョウ倶楽部がただのリアクショングループでないという深いリスペクトが感じられた。続く「ダチョウ倶楽部セレクション アメトーーク前・後編」では、「ポンコツ芸人」「トップレス芸人」「トリオ芸人」などの出演回を振り返りつつ、「上島劇場」「熱々おでん」「熱湯風呂」「恒例の反省会」「竜兵会のお会計リアルシーン」などの名場面を次々に放送。そして土田君、有吉中心に「上島竜兵という男」というテーマで爆笑エピソードを披露、また出川君が「選ばれた人しかできない凄いこと」とリアクション芸の凄さを語っていた。亡くなった今なおイジられる愛すべき竜兵さんのキャラクターと、竜兵さんへの愛情がまったく変わらない出演者の思いが画面からあふれ出てくるような感じだった。その後トークテーマは、「2人での活動どうなる?」に変わり、クライマックスは「熱々おでん2人ver.」「熱湯風呂2人ver.」の初披露。特に「熱湯風呂」では、リーダーが竜兵さんの写真を持って熱湯に近づいて「押すなよ」を連呼し、リーダー熱湯に落ちると見せかけて竜兵さんの写真だけを落とすという新たなオチで爆笑をもたらした。
 番組を見終わって、竜兵さんの凄さといなくなった寂しさを感じたのはもちろんだが、同時に竜兵ロスに至っていた僕にとってもなんか一区切りをつけてくれた番組だった。竜兵さん安らかに!そして新生ダチョウ倶楽部がんばれ!

 今週の僕の大きなイベントとして《第104回全国高校野球選手権大会》、いわゆる“夏の甲子園”のチケット取りがあった。コロナ禍の中、今のところ通常通り行われる予定なので、僕にとっては3年ぶりの甲子園である。結果的には8/6から8/8までチケットはゲットできたのだが、コロナ感染の激増で果たして…。あっ、それからこちらの方はたぶん大丈夫であろう、8/5の「NGK(なんばグランド花月)」の公演チケットも同時にゲットしている。大阪いけるかな⁉

 ゴルフの話。今季4つ目の海外女子メジャー《アムンディ エビアン・チャンピオンシップ》がフランスで開幕した。古江彩佳が9バーディ・1ボギーの「63」と圧巻のゴルフを見せて、昨年4位となった舞台で単独首位発進を決めた。1打差の2位にブルック・ヘンダーソン(カナダ)とネリー・コルダ(米国)。2打差の4位にシャイアン・ナイト(米国)、5アンダーの5位タイには日本勢の西村優菜とコ・ジンヨン(韓国)、リディア・コ(ニュージーランド)の歴代覇者2人が続いている。一方で2つ目のメジャータイトルを狙う渋野日向子は1バーディ・4ボギー。3オーバーと苦しみ111位タイと出遅れるかたちとなった。 そのほかの日本勢は畑岡奈紗が2アンダーの27位タイ、西郷真央が1アンダーで39位タイ、笹生優花がイーブンパーの64位タイ。アマチュアの橋本美月(東北福祉大2年)は渋野と並ぶ111位タイで初日を終えている。古江、西村、畑岡、西郷あたりは予選通過大丈夫だろう。このトーナメント、メジャーになる前に宮里藍が制した日本人ゆかりのトーナメント。距離が出なくてもチャンスはあるので、日本人向きのような気がしている。日本人選手がんばれ!

 ソフトバンク、ヤクルトの時に球団として「ファンに謝れ」と書いたプロ野球界のコロナ禍。今度は盟主・巨人に新型コロナウイルス感染者が57人出た。このため、今日から始まる巨人対中日の3連戦を中止することとなった。今回巨人は、エースの菅野智之、4番の岡本和真、丸佳浩、中田翔など、1軍の主力選手のほか、元木大介1軍ヘッド兼オフェンスチーフコーチや、阿部慎之助1軍作戦兼ディフェンスチーフコーチなども感染している。「チーム編成そのものが極めて困難」なのは確かである。しかし、今年に入り、セパ合わせて合計16試合が新型コロナの感染を理由に中止されたが、明確な基準は示されていない。たとえばヤクルトは、7月9日、10日に高津臣吾監督をはじめ、山田哲人や青木宣親ら主力選手を含む27人が陽性判定を受け、2度試合を中止している。しかしその後、高津監督が不在で戦力も整わないまま復帰したことで、5連敗している。ソフトバンクや日本ハムも同様である。なのに、巨人だけ早々に3試合中止とは…。こういう不満が出ないためにもきちんとした基準を決めるべきではないかと思うのは僕だけ⁉

 

 明日の予想。まずは福島メイン【安達太良S】。本命は7番マイヨアポア。問題はスタートだが、脚力はここでは上。スタートさえまともなら勝ち負けできる。相手は1,4,5,12,13,15番。小倉メイン【佐世保S】は6番ディヴィナシオン。鞍上が川田に戻り、少頭数なら末脚が発揮できる。相手は1,2,4,5,8,9番。札幌メイン【しらかばS】は5番コスモアンジュ。前走は展開が厳しかったが、今週は開幕馬場。乗りなれた丹内なら馬券圏内は外さない。相手は1,2,3,6,10,11番。

 今週の一口馬。今週は1頭だけである。明日の小倉3R【3歳未勝利】(1000mダート)に永島まなみ騎乗でラブリアージェが出走する。来週からは二場開催で出走に頭を悩ませそうななか、確率1/2の抽選を突破してなんとか出走にこぎつけた。4㌔の恩恵があれば、この距離でもスッと前に付けられるはず。抽選で運を使い果たした結果とならぬようぜひ頑張ってもらいたい。ノルマンディ&永島まなみはホワイトターフと同じ。僕には”縁“がある組み合わせだ!

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惜しかった2頭の一口馬

2022-07-17 17:37:48 | Weblog

 甲子園一番乗り。《第104回全国高校野球選手権沖縄大会》決勝、興南-沖縄尚学は興南が沖縄尚学を7-1で下し、4年ぶり13回目の甲子園出場を決めた。全国49代表のトップを切って、甲子園の切符をつかんだ。沖縄尚学は2年連続の甲子園出場はならなかった。興南は1966年の48回大会で甲子園大会初出場。68年に4強まで進み、2010年には同校でコーチを務める島袋洋奬投手(元ソフトバンク)を擁し、史上6校目の甲子園大会春夏連覇を成し遂げた。南の島から12年ぶり2度目の全国制覇を狙う
<陸上:世界選手権>第2日。《男子100m》決勝。18回目の大会で日本勢初の男子100mのファイナリストとなったサニブラウン・ハキーム(23)は、10秒06で7位。1位はカーリー(米国)で9秒86。2位にブレーシー、3位にブロメルが入り、米国勢が表彰台を独占した。決勝の1時間50分前に行われた準決勝は、1組で10秒05の3着。全3組で各組2着の自動進出こそ逃したが、タイムで拾われ8人の決勝枠に残った。世界大会における同種目での日本勢の決勝進出は、1932年ロサンゼルス・オリンピックの「暁の超特急」吉岡隆徳以来、90年ぶりの快挙だった。サニブラウンの快挙も本人はもっと上を目指しているようだった。来年にも《世界選手権》が行われるが、日本人の夢はまだ続きがありそう。

 ゴルフ。海外男子メジャー《全英オープン》第3ラウンド。桂川有人は「75」で通算2アンダー55位タイ、松山英樹は「76」で通算3オーバー単独80位に後退した。通算16アンダー首位タイにローリー・マキロイ(北アイルランド)とヴィクトル・ホヴランド(ノルウェー)。通算12アンダー3位タイにキャメロン・スミス(豪)、キャメロン・ヤング(米)、通算11アンダー5位タイにスコッティ・シェフラー(米)、キム・シウ(韓)、通算10アンダー単独7位にダスティン・ジョンソン(米)が続く。マシュー・フィッツパトリック(英)、トミー・フリートウッド(英)、アダム・スコット(豪)が通算9アンダー8位タイ、ジョーダン・スピース(米)、パトリック・キャントレー(米)が通算8アンダー11位タイ、シェーン・ロウリー(アイルランド)は通算7アンダー13位タイ。ブライソン・デシャンボー(米)は通算6アンダー18位タイ、ジョン・ラーム(スペイン)、ザンダー・シャウフェレ(米)、ウィル・ザラトリス(米)は通算5アンダー24位タイ。ジャスティン・トーマス(米)は桂川と同じ通算2アンダー55位タイで3日目を終えた。《全英オープン》には珍しいスコア伸ばし合戦になっているので、僕としては面白みが半減しているが、注目はホヴランド(ノルウェー)。2021年大会覇者のコリン・モリカワ(米国)と2019年6月の同じ日にプロ転向している。モリカワが昨年の《全英オープン》と2020年の《全米プロ》、すでにメジャー2冠を達成しているのに対して、ホヴランドはここまでメジャー大会でトップ10入りを果たし事は一度もない。これまでホヴランドの弱点はパッティングにあったが、今大会は全く違う。果たして…。
 
 今日の重賞を振り返る。函館11R【第58回函館記念】は、浜中俊騎乗で白毛馬の7番人気ハヤヤッコ(牡6歳・国枝栄厩舎)が中団のイン追走から直線入り口で先頭に立つと、追いすがるマイネルウィルトスを3/4馬身退けて勝利。2019年【レパードS】以来となる重賞2勝目を挙げるとともに、芝・ダート両重賞制覇を果たした。タイムは2分03秒6。1番人気のマイネルウィルトスは最後方追走からまくり気味に進出を開始、直線で末脚を伸ばすも2着、さらに3馬身遅れた3着には4番人気スカーフェイスが入った。
 勝ったハヤヤッコだが、スタミナと重馬場の利を生かし勝ち切った。浜中も内枠だったので積極的に前で競馬をしたのが大正解。最後は2着馬が来てからもまた伸びたので「偉い」馬だ。GⅢ2勝だけだが、芝とダートの重賞だし、キンカメ×クロフネ、白毛馬を考えれば種牡馬としての声も上がるかも…。2着マイネルウィルトスは最後方からの競馬。3コーナーでの手応えは抜群で、最後も伸びるかと思ったが、追い出すとジリジリとした伸びとなってしまった。それでも2着だから力は出し切っている。3着スカーフェイスは勝ちに行っての3着。勝ち馬とはコース取りの差、2着馬とは力の差が出た感じ。
 ハヤヤッコは、父キングカメハメハ、母マシュマロ(母父クロフネ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は金子真人ホールディングス(株)。通算成績は29戦6勝。重賞は2019年【レパードS】に次いで2勝目。【函館記念】は国枝栄調教師、浜中俊ともに初勝利となった。

 今日の一口馬。まずは函館2R【3歳未勝利】(1700mダート)にウインアラジンが出走。今日もゲートの反応がひと息で、後方から厳しいレースを強いられた。これまでだと完全な負けパターンの展開だったが、ラストはこれまで見たことがない目の覚める決め手で3着。負けて強しの好内容だった。正直今日の走りには驚かされた。舌を縛って臨んだのが良かったのか…。寺島調教師は「今日の道中の追走を見ても1700mの距離はおそらく忙しいはずですし、距離が伸びることによる悪影響がなければダート2400mの次走ではもっとやれていいと思います。この後は1週間だけコスモヴューファームに放牧に出しますが、次走は予定通り、8月14日、札幌日曜2Rダート2400mに向かいます」とのこと。メンバー次第だが、次に期待したい。2頭目はホワイトターフが函館8R【3歳上1勝クラス】(1200m芝・混)に出走。スタートは一番良かったが、ゴチャゴチャしない方が力を出してくれると思って最後方のポジションまで下がってしまった。しかしゴーサインを出してからの反応が良く、しっかりと伸びて、見せ場タップリの4着。結果的に上位人気馬で3着まで決まるなか、上り3ハロン最速(36.2秒)の脚を使って4着だから、よく頑張っているとはいえるが、僕としては人気薄だったのでなんとか3着まで来てほしかった…。まぁこの競馬なら1勝クラス卒業できるだろう。

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世界陸上面白い!

2022-07-16 18:38:24 | Weblog

 まずはゴルフ。メジャー第4戦《全英オープン》2日目。僕が優勝候補のひとりとして昨日挙げた世界ランキング6位のキャメロン・スミス(オーストラリア)がメジャー初勝利に向け単独首位に浮上した。3位から1イーグル6バーディのベストスコア「64」をマークし、通算13アンダー。2位のキャメロン・ヤングに2打差をつけて第150回大会を折り返した。《全英オープン》で8年ぶり、2勝目がかかるロリー・マキロイ(北アイルランド)は2位から「68」で、10アンダーの3位に一歩後退。ビクトル・ホブラン(ノルウェー)と並んだ。「LIVツアー」参加のメジャー2勝ダスティン・ジョンソンが9アンダーで5位をキープした。8アンダー6位に世界ランク1位のスコッティ・シェフラーとティレル・ハットン(イングランド)が続く。日本勢ではメジャー初出場の桂川有人が5バーディ、1ボギーの「68」で回り、5アンダーとして18位で決勝ラウンドに進出。同じく34位から出た松山英樹は3バーディ、3ボギーの「72」と伸ばせず、1アンダーのまま55位に後退した。通算イーブンパー66位までの83人が予選を通過。金谷拓実、前年大会優勝のコリン・モリカワは1オーバーでカットラインに1打届かなかった。世界アマチュアランキング1位の中島啓太は3オーバーの107位でアマとして臨んだ最後のメジャーも決勝ラウンドに届かなかった。星野陸也は4オーバー117位、比嘉一貴は5オーバー125位、146位で終えた今平周吾は「72」で回ったが初日の8オーバーが響いた。146位からスタートしたタイガー・ウッズは「75」とこの日もスコアを落として9オーバーの148位、2日で聖地を去った。《全英オープン》ではないような天気でスコア伸ばし合戦になっている。僕の好みではない試合展開だが、残り2日天候も含めて波乱を期待したい!桂川、松山も頑張れ!
 ゴルフで日本勢イマイチも陸上では日本勢頑張っている。陸上の《オレゴン世界陸上》「男子100m」予選でサニブラウン・ハキーム(23)が向かい風0.3mの状況下で9秒98をたたき出し、7組トップで予選通過した。初出場の坂井隆一郎(24)は追い風0.2mで10秒12で4組3着に入り、準決勝進出を果たした。「男子20㌔競歩」では山西利和(26)が、1時間19分7秒で日本史上初の連覇を達成。池田尚希(24)も2位に入り、日本勢ワンツーフィニッシュを飾った。「男子走り幅跳び」予選は昨夏の《東京五輪》6位入賞の橋岡優輝23)が追い風0.4mの2本目で8m18を跳び、一番乗りで決勝進出を決めた。「女子1500m」予選は《東京五輪》同種目8位の田中希実(22)が今季ベストの4分5秒30をマークし、タイムで拾われて予選を通過した。一方、「男子3000m障害」予選では《東京五輪》7位の三浦龍司(20)が8分21秒80で2組5着。決勝進出ラインに0秒74及ばず敗退となった。以前の日本陸上界でこんなに楽しみな選手が多いことはなかった。メダルはさすがに難しいかもしれないが、これだけ頑張れば、観戦してても楽しみだ!
《大相撲名古屋場所》をかど番で迎えていた大関御嶽海(29)が7日目の16日、休場した。日本相撲協会によると、所属する出羽海部屋で新型コロナウイルスの感染者が出たため。同部屋の力士は全員、休場となった。御嶽海は先場所に右肩を痛めた影響もあり6日目まで2勝4敗だった。来場所の番付の扱いについて、相撲協会の伊勢ケ浜審判部長は「場所が終わってから話し合う」と述べた。これまで、場所前に新型コロナ感染が確認されるなどして全休した力士の番付は据え置き、または1枚降下の措置が取られてきた。場所中に新型コロナ感染で途中休場となったのは初めて。御嶽海の休場は小結だった平成31年初場所以来3度目。7日目の対戦相手だった小結豊昇龍は不戦勝となった。もし番付据え置きになったら、御嶽海にとっては“恵みの休場”のような気がする。というのも、腕のケガもあって、これまでの相撲の内容が悪すぎるからだ。果たしてどうなる!?

今日の重賞を振り返る。函館11Rで行われた【第54回函館2歳S】は、鮫島克駿の4番人気ブトンドール(牝・池添学厩舎)が2歳世代最初のJRA重賞を制した。好スタートから控えて中団を追走、3~4コーナーにかけて外々を回って進出を開始すると、直線で力強く抜け出し快勝。父ビッグアーサーに産駒重賞初勝利をプレゼントした。タイムは1分11秒8。1馬身1/4差の2着には逃げた武豊のクリダーム(3番人気)、さらにクビ差遅れた3着に離れた最後方から鋭く脚を伸ばしたオマツリオトコ(8番人気)が入った。なお、1番人気のスプレモフレイバーは力なく馬群に沈み8着、2番人気のミシェラドラータは11着に敗れた。
 勝ったブトンドールだが、終いの脚が凄かった。あの脚を信じて乗った鮫島駿の度胸も立派。ビッグアーサー産駒でこんな追い込み馬が出てくるとは思わなかった。天晴れ!
 ブトンドールは、父ビッグアーサー、母プリンセスロック(母父スウィフトカレント)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は合同会社雅苑興業。通算成績は2戦2勝。重賞は初制覇。【函館2歳S】は池添学調教師、鮫島駿ともに初勝利となった。

 明日の予想。まずは福島メイン【福島テレビオープン】。本命は2番コムストックロード。3歳牝馬で51㌔はやっぱり有利。2走前【葵S】では牡馬相手に2着、古馬相手の前走【パラダイスS】も0.2差ならここでは十分通用する。相手は4,7,8,9,10,11番。小倉メイン【博多S】は9番ウインリブルマン。相手なりに走る馬で3勝クラスでも十分勝負にはなる。小倉は得意だし、先行抜け出しを期待する。相手は3,6,8,10,11,12番。函館メイン【函館記念】は5番マイネルウィルトス。「マイネル」+デムーロは黙って買い。その上、重馬場得意に実力強化。ここで買わないでどこで買う。相手は4,8,9,12,13,14番。


 明日の一口は2頭。函館2R【3歳未勝利】(1700m)に6番ウインアラジン出走。距離はもう少しあった方がいいが、鞍上49㌔で先行出来れば…。函館8R【3歳1勝クラス】には16番ホワイトターフ。人気はないがここを目標にじっくり仕上げてある。差し脚が効く馬場も有利で外枠もいい。ひょっとするぞ!

 

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全英オープン&セレクトセール

2022-07-15 18:54:49 | Weblog

《第150回全英オープン》聖地・セント・アンドリュースで開幕した。初日のラウンドを終え、ツアー未勝利の25歳、キャメロン・ヤング(米国)が8バーディ・ボギーなしの8アンダーで単独トップに立った。2打差の6アンダー・2位には2014年《全英》覇者のローリー・マキロイ(北アイルランド)が続く。以下、5アンダー・3位タイにキャメロン・スミス(オーストラリア)、ロバート・ディンウィディー(イングランド)。4アンダー・5位タイに世界ランク1位のスコッティ・シェフラー、ダスティ・ジョンソン(ともに米国)や、アマチュアのバークレイ・ブラウン(イングランド)ら8人がつける。 日本勢最上位は1アンダー・35位タイの松山英樹桂川有人。松山、桂川ともに4バーディ・3ボギーの「71」で回り、首位との7打差を追う展開となった。アマチュアの中島啓太(日体大4年)はイーブンパー・55位タイ。比嘉一貴は1オーバー・77位タイ、金谷拓実は2オーバー・101位タイの滑り出しとなった。ウェイティングから急きょ出場が決まった星野陸也は3オーバー・119位タイ。今平周吾は8オーバー・152位タイと大きく出遅れた。このほか、昨年大会覇者のコリン・モリカワ(米国)がイーブンパーグループにつける。これが今季メジャー3試合目となるタイガー・ウッズ(米国)は、6オーバー・146位タイと苦しい初日になった。松山はもう少しパターが入れば、4アンダーは出ていただろう。桂川、中島は大健闘。金谷は後半のゴルフが2日目できれば予選突破できそう。日本人のスコアが伸びない中、目立ったのは新ツアー「LIVゴルフ」参加組。リー・ウエストウッド、前述のダスティ・ジョンソン、イアン・ポールターらが好発進している。その辺りのゴルフも今後注目したい。初日を終え、優勝候補はローリー・マキロイ、キャメロン・スミス、スコッティ・シェフラーあたりか…。

「セレクトセール2022」。まず7/11に1歳馬セッションが行われ、233頭が上場され、222頭が落札。1日の総売上は128億7000万円(以下、金額は全て税抜で表記)で、従来の最高額だった昨年の116億3800万円から約10.6%増で歴代最高売上を更新した。落札率は95.3%、1頭平均は5797万円だった。
 1億円を超える高額落札馬は25頭(昨年は28頭)で、その中でも最高落札額となったのは「モシーンの2021」(牡、父モーリス)。「ダノン」の冠名で知られる(株)ダノックスにより4億5000万円で落札された。母モシーンは豪G1・4勝で、半姉に重賞を3勝したプリモシーンがいる。2番目の高額馬は「ジェイウォークの2021」(牡、父ドゥラメンテ)。ツーワンレーシングが3億円で落札した。母ジェイウォークは米G1・2勝馬で、当馬はその初仔にあたる。牝馬の最高額は「コーステッドの2021」(牝、父ダイワメジャー)で、サイバーエージェント社長の藤田晋氏が2億1000万円で落札した。母は米G1馬で、半兄に今年の【共同通信杯】勝ち馬ダノンベルーガがいる血統。今年の【日本ダービー】馬ドゥデュースなど活躍馬を多数輩出してきたハーツクライのラストクロップにも注目が集まり、上場6頭のうち3頭が1億円以上の値を付けた。中でも最高額は「スパニッシュクイン」(牡、ハーツクライ)で、藤田晋氏が1億7500万円で落札した。その他では、GI戦線で活躍中のステラヴェローチェが近親にいる「アウェイクの2021」(牡、父エピファネイア)が2億5000万円、【日本ダービー】馬レイデオロの初年度産駒で【マイルCS】覇者ステルヴィオを半兄に持つ「ラルケットの2021」(牡)が2億2000万円、GIIを3勝したシャケトラの半弟「サマーハの2021」(牡、父リアルスティール)が1億8000万円で取引された。

「セレクトセール2022」の2日目は当歳セッション。この日は236頭が上場され、225頭が落札。売上は128億9250万円で、従来の最高額である109億2300万円(21年)を18.0%も上回る結果となった。また、前日の1歳セッションと合わせた2日間の総売上も、従来の最高額225億6100万円(21年)から約14.1%増の257億6250万円を記録した。落札率は95.3%、1頭平均は5730万円だった。
 1億円を超える高額落札馬は28頭で、中でも最高落札額となったのが「シャンパンエニワンの2022」(牡、父ドゥラメンテ)。レッドホースにより3億2000万円で落札された。ドゥラメンテは昨夏に早世しており、現当歳が5世代目にして最終世代となる。3億円以上は他に3頭。「アウェイクの2022」(牡、父ブリックスアンドモルタル)が国本哲秀氏に3億1000万円で、「モシーンの2022」(牡、父エピファネイア)が(株)ヴェルに3億円で、「ラルケットの2022」(牡、父サートゥルナーリア)が金子真人ホールディングス(株)に3億円で落札された。2019年の【皐月賞】などGIを2勝したサートゥルナーリアの初年度産駒は計14頭が上場され、そのうち3頭で1億円を超える値が付けられた。新種牡馬の産駒は他にも、【天皇賞・春】連覇などGIを3勝したフィエールマンの産駒「シャンブルドットの2022」(牡)が2億1000万円、マイルGIを3勝したアドマイヤマーズの産駒「トレジャリングの2022」(牡)が1億4500万円で取引されている。牝馬の最高額は「シーズアタイガーの2022」(牝、父エピファネイア)の2億8000万円だった。

 この2日間、やはり目立ったのは「ウマ娘」でおなじみの藤田晋氏。初日の1歳馬セッションでは9頭で計11億4400万年の巨額マネーを投じたが、当歳馬セッションの2日目も父ロードカナロアの「マニーズオンシャーロットの2022」を1億6000万円で競り落としたのを筆頭に、初日と同じく9頭を計10億8200万円で手中に収めた。2日間の合計支払いは18頭で22億2600万円の〝超爆買い〟だった。藤田晋氏に次いで資金を投入したのは(株)ダノックス。初日に前述の父モーリスの「モシーンの2021」をセレクトセールの1歳部門で史上2位、今年の2日間では最高額となる4億5000万円で競り落としたのを代表に、2日間で13頭を17億4300万円で手に入れた。金子真人ホールディングス(株)は、初日の1歳部門で父エピファネイアの「アウェイクの2021」を2億5000万円で、2日目には3億円でサートゥルナーリア産駒の「ラルケットの2022」を購買。合計10頭を13億9600万円でゲットした。ほかで気になったところでは「アウェイクの2022」(牡、父ブリックスアンドモルタル)を3億1000万円で購入した“ショウナン”国本哲秀氏、ブリックスアンドモルタルは前評判がいいとはいえ、3億は高すぎのような気がする。

 明日の予想。福島メイン【バーデンバーデンC】は5番ルクルト。福島の1200mは庭。2勝2着1回。3勝クラスになるが、このメンバーならヒケを取らない。相手は2,3,4,6,9番小倉メイン【西部日刊スポーツ杯】は大穴狙い。10番アドマイヤメティスを狙う。前走は芝で論外、先週【プロキオンS】で1番人気だったラーゴムの半兄。重馬場、1700、ハンデならひょっとする。相手は1,4,5,6,8,12,13,14と幅広く。函館メイン【函館2歳S】は10番ミシェラドラータ。新馬戦はここで人気の3番クリダームに0.1差負けも2戦目で順当勝ち。レースぶりが良く経験値も高く重馬場も苦にしない。人気の盲点でここが狙い。相手は1,3,5,11,12,13番。

 

 

 今週の一口馬は2頭。明日の出走はなく、2頭とも日曜日となる。まずは7/17函館2R【3歳未勝利】(1700mダート)ウインアラジンが出走予定。寺島調教師によると「先週末の追い切りの動きは良かったですし、函館への輸送も無事にこなしてくれました。状態も変わりないですよ。小回りの1700mはちょっと忙しそうな印象ですが、今回は2㌔減を起用しますし、スタートを決めて流れに乗った競馬ができればと思います。次に繋がる走りを見せてほしいですね」とのこと。先があまりないのでもちろん勝ってほしいが、次に繋がる5着を死守してほしい。もう一頭は同日函館8R【3歳上1勝クラス】(1200m芝・混)に出走するホワイトターフ。久々の出走となるが、新谷調教師は「他厩舎との3頭併せでの追い切りでは、最内の格上馬に最後に抜かれてしまったものの、外の相手には先着。先週から全体の時計を一気に短縮し、相当な負荷を掛けての濃い内容だったと思います。当初は前日16日(土)の牝馬限定戦(14頭で出走確定)を本線で考えていましたが、斎藤新ジョッキーを両にらみでおさえて、最終的に相手関係を精査し、一般戦に投票しました。フルゲート16頭になってしまったものの、函館競馬場移動後から1日でも長く滞在することでの環境への順応を見込みたいこともあります。天気予報では前日16日(土)に大雨が降るとのことで、多少でも和らいでくれた方がいいですし、それらを諸々含めて決めさせていただきました。古馬とは初対戦となりますが、仕切り直しての一戦で、芝1200mの持ち時計は上位2番目。いきなりから結果を求めていきたいですね」とのこと。期待高い⁉

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カルトゥーシュ惜しい!次こそ…

2022-07-10 18:29:31 | Weblog

 ソフトバンクが危ないぞ!今日の最下位日本ハム戦でソフトバンクが3タテを喫した。原因はコロナ陽性者続出の影響が大きいが、ここにきて怪我人も多く出てきている。今日も1回の攻撃で三森大貴が左手親指の骨折で離脱することになった。また、中村晃も腰痛のため途中交代となった。ソフトバンクは栗原陵矢、上林誠知が怪我で戦線を離脱。さらに新型コロナウイルスの陽性で和田剛史や嘉弥真新也、甲斐拓也、ジュリスベル・グラシアル、アルフレド・デスパイネら主力が大量に戦列を離れている。そして8日には又吉克樹が右足を骨折。全治3か月前後と診断されていた。いくら選手層が厚いとはいえ、これは緊急事態。藤本監督も言っているようにお祓いが必要かも!? 
 ソフトバンクがこんな調子なのに、ヤクルトは今日も新たに大西広樹、宮本丈、佐藤真一コーチの3人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。この日、午前に中村悠平、塩見泰隆らを含めた6人の陽性を発表したばかりで、9日の14人に続き、1軍で計23人となった。1軍コーチは10人中6人が感染するという異常事態となった。NPBは、臨時実行委員会を開き、9,10,11日に陰性だった選手でチームを編成し、12日からの中日戦については予定通り実施するとなっているが、いったいどんなメンバーでやるのか。パ・リーグ、セ・リーグの首位に野球の神様が大きな試練を与えているが、果たしてどうなる!?
 ゴルフ。国内女子ツアー《日本レディスクラシック》最終日。3打差首位スタートの西村優菜が逃げ切りで6月《ニチレイレディス》に続く今季2勝目、ツアー6勝目を飾った。4バーディ、2ボギーの「70」で回り、72ホール競技となった2019年以降では大会レコードを更新する通算18アンダーまでスコアを伸ばした。サンデーバックナインで西村に並ぶ場面もあった野澤真央は15番で池に落として痛恨のダブルボギー。すぐに2連続バーディを獲り返したが、通算17アンダー2位と初優勝には惜しくも届かなかった。ペ・ソンウ(韓国)が16アンダー3位。山下美夢有、森田遥、福田真未が14アンダー4位で続いた。年間ポイントレース1位の西郷真央は国内復帰戦で6アンダー19位。今季から米ツアーを主戦場とし、この試合が今季国内ツアー初戦だった古江彩佳は4アンダー26位で終えた。西村の勝負強さが光った。野澤のダブルボギーの時のバーディは見事。これが勝てる選手と勝てない選手の差を痛感した瞬間だった。トータル6アンダー・19位タイで終わった西郷だが、賞金88万6000円を獲得し、今季通算額は1億円に到達。2018年の鈴木愛以来、ツアー史上最速タイとなる11試合でのシーズン1億円突破となった。 天晴れ!
 今日初日を迎えた大相撲《名古屋場所》。1横綱2大関が敗れる波乱含みのスタートとなった。連覇を狙う横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)は、小結・阿炎(錣山)送り出され黒星発進となった。カド番の2大関は明暗が分かれた。初のカド番の大関・御嶽海(出羽海)は、西前頭筆頭・隆の勝(常盤山)を押し出して白星スタート。4度目のカド番の大関・正代(時津風)は、東前頭2枚目・琴ノ若(佐渡ケ嶽)に押し出されて黒星発進となった。大関・貴景勝(常盤山)は、東前頭筆頭・霧馬山(陸奥)に寄り切りで敗れた。波乱だった初日だが、明日は注目の力士が土俵に上がる。6場所出場停止明けとなる大関経験者の西三段目22枚目朝乃山(高砂)だ。復帰場所最初の取組相手は東三段目22枚目の剛士丸(武蔵川)。大関だった21年夏場所11日目の5月19日以来、418日ぶりの本場所出場となるが、果たしてどれだけ強いのか見ものだ!

 今日の重賞を振り返る。福島11R【第58回七夕賞】は、田中勝春の6番人気エヒト(牡5歳・森秀行厩舎)が重賞初制覇。中団外めを追走すると、勝負どころではほぼ馬なりで上がっていき、直線一気に突き抜け悠々と先頭でゴールした。田中勝春は2019年の【函館記念】(マイスタイル)以来、約3年ぶりに重賞制覇を果たした。タイムは1分57秒8のレースレコード。2馬身半差の2着にはヒートオンビート(1番人気)、さらに1馬身遅れた3着にアンティシペイト(2番人気)が入った。
 勝ったエヒトだが、54㌔、もまれない外枠も良かったのかもしれないが、強い競馬だった。良いスタートでいい位置取り、いい手応えで、最後もいい反応だった。快勝!このような競馬ができるなら、重賞もう一つぐらい…。2着ヒートオンビートはさすがに力がある。3200mのあとで、ついていけないところがあったが、ゴール前はしっかりと伸びた。この馬にとって、2着は大きい。賞金を加算することが出来てので…。3着アンティシペイトも力を出している。勝ち馬には流れで、2着馬には力でねじ伏せられた。
 エヒトは、父ルーラーシップ、母ヒーラ(母父ディープインパクト)という血統。北海道日高町・白井牧場の生産馬で、馬主は平井裕氏。通算成績は21戦5勝。重賞は初制覇。【七夕賞】は森秀行調教師は1995年フジヤマケンザンに次いで2勝目、田中勝春は02年イーグルカフェ、03年ミデオンビットに次いで3勝目となった。

 小倉11Rで行われた【第27回プロキオンS】は、川田将雅との2年半ぶりの再コンビ結成で挑んたゲンパチルシファー(牡6歳・佐々木晶三厩舎)が好位からまくり気味に進出すると、最後の直線でしぶとく抜け出して勝利。キャリア29戦目、2度目の重賞挑戦で待望の初タイトルを獲得した。タイムは1分43秒7。中団から追い込んだヒストリーメイカーが1/2馬身差の2着、さらに1/2馬身差の3着はサクラアリュール。4→14→12番人気の決着で、3連単70万超の波乱決着となった。
 勝ったゲンパチルシファーだが、年齢重ねレースぶりが良くなってきたが、まさか勝つとは…。さすが川田である。完ぺきな騎乗だった。先行力があるし、折り合いもつくから、距離もこの位のほうがいいのかもしれない。2着ヒストリーメイカーには驚いた。正直、もう終わった馬だと思っていたから陣営には失礼な話だ。長くしぶとい脚を使う馬で、外を回ることになったが、いい走りだった。この競馬ができれば、地方交流戦でも・・・。3着サクラアリュールは、前走も走っているが、このメンバーでは荷が重いと思っていた。ブリンカーの効果か、途中からハミを取って、内目をスムーズに捌いた。1700mで走れたことで今後が楽しみになった。
 ゲンパチルシファーは、父トゥザグローリー、母ラブリイステラ(母父クロフネ)という血統。北海道浦河町・カナイシスタッドの生産馬で、馬主は平野武志氏。通算成績は29戦5勝。重賞初制覇。【プロキオンS】は管理する佐々木晶三調教師、騎乗した川田将雅ともに初勝利となった。

 今日の一口馬。カルトゥーシュが小倉2R【3歳未勝利】(2600m芝)に6番人気で出走。番手から4角前で抜け出し、1番人気馬とのデットヒートとなったが、最後は力尽きて2番人気の馬の末脚にも交わされ、3着となった。これまでと違ってレースぶりは良かった。1着馬にマークされた分、最後は勢いがそがれたが、上りタイムはそれでも出走中3番目だからいい競馬といえるだろう。陣営のコメントは明日なのでレース後の状況はわからないが、次走当然勝ち負けを期待したい。

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