人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

大学野球はこの投手に注目!!!!

2010-07-31 21:25:38 | 野球

 昨日から開幕した【世界大学野球選手権】。日本は韓国、中国に勝利し、最高のスタートを切ったが、今週の月曜日にその壮行試合である『大学日本代表VS NPBフレッシュ選抜』の試合を東京ドームに観に行った。メンバーは安田君と山崎君(くらげライダー)と僕のいとこの不動産屋(最近“悪徳”色が消えた!?)。
 試合開始5分ほど前にドームに到着し、1回から試合観戦。客席はそれなりに入っている(新聞で観たら2万3,000人となっていた)。あまりプロ試合を観に行こうとは思わない僕であるが、今回は将来のドラフト候補生である大学投手陣を観たくて行くことにした。では試合をその角度で振り返る。大学側の先発は来秋のドラフト候補である左腕の藤岡(東洋大学)。先頭の藤村(巨人'07年ドラフト1位)にショートへの内野安打を放されるが、続く今宮(ソフトバンク’09年ドラフト1位)、大田(巨人'08年ドラフト1位)、筒香(横浜'09年ドラフト1位)を抑え無難な立ち上がりを見せる。その後藤岡は5イニングまで投げたのだが、外野にさえボールが飛ばない完璧な投球を見せた。あっぱれ! ただ確かに藤岡がいい投手であろうが、プロ側の打者のだらしなさも目に付いた。 2番手投手は3年前の夏の甲子園準優勝(広島・広陵高校)投手である明治の野村。1イニングを死球ひとつで終えた。
 そして3番手としてマウンドに上がったのが、全日本の榎本監督(近畿大学)の教え子である中後。左のサイドスロー(スリークォーター)でありながら、調子が良ければ急速150㌔を投げる投手だ。使い勝手が良い分、たぶん来年のドラフトでは上位で消える逸材である。ただこの日は緊張からか、安打にエラーに暴投(パスボール?)と完全にひとり相撲。終いには筒香に2点タイムリーを喫し、2イニングで4点を献上してしまった。
 9回最後のマウンドに上がったのは原監督の甥っ子である菅野(東海大学・3年)。そう、この日は3年生だけの投手リレーだったのだ。客席では斎藤(早稲田大学)、大石(早稲田大学)、沢村(中央大学・怪我で欠場)を観たくて来た人が多く、少し落胆気味だったが、最後にマウンドに上がったこの菅野のピッチングで少しはその鬱憤が晴らされた。というのも枡田(楽天)、堂林(広島・昨年の甲子園優勝投手)、翔太(ロッテ・大嶺祐太の弟)に対し、150㌔台の速球に140㌔台のカットボールを駆使(最速154㌔)し、ニゴロ、三振、三振と簡単に抑えたからだ。あっぱれ!
 試合は結局中後の活躍(?)によってNPBの4-0の勝利となったが、大学生の息のいい投手陣には満足できた試合であった。そして同時にこの日投げた4投手はたぶん来年のドラフトでは注目の的だろうということを確信した瞬間でもあった。 一方、打撃陣の方だが正直小さくまとまった感じがした。ただそんな中、キャプテンを務める伊志嶺(東海大4年)、伊藤(慶応大3年)はシュアなバッティングをする選手である。それにこの日は不発だったが、今春東都の2冠王だった4番を打つ井上(中央大3年)とのクリーンアップは期待できそうだ。問題はその前後を打つ選手で、1,2番の鈴木(東洋大3年)、渡辺(国学院大4年)、6番の多木(法政大2年)の活躍が得点のカギとなるだろう。

 で、この日の一番おもしろかったのが、試合後の大学日本代表・榎本監督(近畿大学)の挨拶。内容は95%、4点を献上した中後への集中砲火。まぁ自分ところの生徒ということもあってだろうが、次から次へと・・・。実際の言葉は違っただろうが、このような感じの内容だった。
「生徒たちは一人を除いて頑張っております。一人を除いては順調に調整できています。これでなんとか決勝トーナメントに進み優勝を目指します。そのためにもその一人に根性を入れさせ、鍛え直します」 
 たぶん中後にとっては辛い時間だったろうが、この挨拶によって彼の名が全国区になったのは確か。僕も今回の観戦を境に彼を応援するつもりである。頑張れ!中後!(今日最後投げていました)

 では明日の予想。まずは【小倉記念】。本命は16番サンライズベガ。人気の一角だが、前走はスタートの遅れが響き3着に敗れたが、その敗戦のために今回斤量が55㌔と据え置きとなった。得意の小倉の馬場で叩き2戦目、血統も小倉2000m芝と相性いいグレイソブリン系が入っている。
 新潟10R【豊栄特別】は18番ドリームゼニス。3歳時はレッドスパーダと好勝負していた馬で、新潟マイルは得意な条件。前走はハンデに泣いたが、それで2着は立派。ここはあっさりがあっても不思議ではない。
 函館9R【UHB杯】は3番ダノンムロー。前走はインで前が詰まってしまった。それで、0.8秒はランチボックスの内容を上回る。その上、今回はハンデが54㌔と恵まれた印象。鞍上は藤田だし、ここは大きく一発を期待したい。

  今日は昨夜の酒が残り完全な二日酔いだった。それで奥さんとちょっとで九十九里の方に出かけたのだが、美味しい海のものの全く食せなかった。おまけに競馬も・・・。やっぱり競馬は体調である。 

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予想だけですみません

2010-07-31 00:51:37 | Weblog
大学野球について書こうと思っていたが、酔っ払ってまして予想だけで勘弁してください。
 まずは新潟11R【新潟日報賞】。音名は17番キングストリート。左回りは2勝の得意馬場。外回りも脚質的にピッタリだろう。鞍上の津村もここは美味しい舞台だ。
 函館9R【漁火S】は8番ダイバーシティ。前走は展開的に合わなかった。右回りは得意だし、1800mもOK。叩き3戦目で今回が絶好の狙い目。
 小倉12Rは6番カスガ。長距離輸送、が不利だが、小倉は得意の馬場。今回走らないと・・・。
 酔ってましてすみません。

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予想だけですみません

2010-07-31 00:50:34 | 競馬予想
大学野球について書こうと思っていたが、酔っ払ってまして予想だけで勘弁してください。
 まずは新潟11R【新潟日報賞】。音名は17番キングストリート。左回りは2勝の得意馬場。外回りも脚質的にピッタリだろう。鞍上の津村もここは美味しい舞台だ。
 函館9R【漁火S】は8番ダイバーシティ。前走は展開的に合わなかった。右回りは得意だし、1800mもOK。叩き3戦目で今回が絶好の狙い目。
 小倉12Rは6番カスガ。長距離輸送、が不利だが、小倉は得意の馬場。今回走らないと・・・。
 酔ってましてすみません。

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あっぱれ!白鵬

2010-07-25 19:32:55 | 競馬回顧

 結局名古屋場所は白鵬のための場所だった(表彰式で号泣)ようだ。前日3場所連続15度目の優勝を決めた白鵬は、今日の千秋楽で把瑠都を上手投げで下し、15日制では初の3場所連続全勝優勝を遂げた。そして同時に初場所14日目からの連勝は歴代3位の47に伸ばした(連勝の1位は双葉山の69、2位は千代の富士の53)。また15戦全勝は通算7度目で、北の湖、千代の富士と並んで2位となり、最多の大鵬にあと1と迫った。
 まぁ記録ずくめの白鵬だが、はっきり言ってあまりピンとこないのは、やはり次から次から出てくる相撲界の不祥事のせいだろう。ただ来場所はもっと歴史的な記録の場所となるはず。なんとかこの不祥事騒ぎを治めて(治まらなくてもいいが・・・)TV中継を見たいものだ。魁皇のカド番でもあるし・・・。どうせなら思い切って相撲くじなんか作って・・・駄目かな!?

 では今日の競馬を振り返る。函館で行われたサマー2000シリーズ第2戦【第46回函館記念】は、D.ホワイト騎乗の2番人気マイネルスターリーが道中は好位を追走。3角手前から進出し直線入口で先頭に立つと後続を突き放し、1番人気ジャミールに3.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分58秒5。さらにクビ差の3着には5番人気ドリームサンデーが入った。僕が推奨したスズカサンバは直線伸びず見せ場すらなく9着に敗れた。勝ったマイネルスターリーの強さには正直驚いた。やはりこの馬は洋芝(札幌5勝)が合うのだろう。昨年夏連勝後、オープンで1,2,8,4,4着と安定した力をつけていたが、その実力に得意馬場、そして鞍上には名手ホワイト。考えてみれば勝つ条件は揃っていた。そこを見破れなかったのが僕の敗因である。参った! 2着にはジャミール。勝ちは出来なかったが、賞金を加算できたのは良かった。距離はもう少し長い方がよいと思えるし、今後の重賞が楽しみだ。3着のドリームサンデーは先行さえできれば確実に走る。実力的にはGⅢクラスだろう。僕が推奨したスズカサンバは力が足らないのだろうか。ただこの馬は兄(スズカマンボ)同様どこかで大穴を空けるような気がする(マイルがいいのかな!?)。
 マイネルスターリー(牡5歳・加用厩舎)は父スターオブコジーン、母スイートウインク(母父SS)という血統。伯母にワコーチカコがいる。スターオブコジーン産駒のJRA重賞は’06年【オーシャンS】のネイティヴハート以来通算8勝目となった。マイネルスターリー自身は8度目の挑戦で重賞初制覇。通算成績は25戦7勝(重賞1勝)となった。
  鞍上のD.ホワイトはアンブロワーズで制した’04年【函館2歳S】以来となるJRA重賞2勝目となった。また加用正調教師は’06年【根岸S】のリミットレスビッド以来の勝利で、通算10勝目となった。

 明日は珍しく野球観戦に行く予定だ。試合は大学日本代表VS.NPBフレッシュ選抜。大学側には今年のドラフト候補である斉藤(早大)、大石(早大)、沢村(中大)、乾(東洋大)に3年生の菅野(原監督の甥・東海)、野村(明大)ら息のいい投手が揃っている。またNPB選抜には大田(巨人)、今宮(ソフトバンク)、堂林(広島)、藤村(巨人)、筒香(横浜)、大平(日ハム)といい打者が揃う。親善試合だからどこまで真剣かはわらないが、これからの選手をナマで見られるのは楽しみだ。本当はこの試合中で飲むビール代を今日の競馬で稼ぐ予定だったのだが・・・。

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高校野球に夢中

2010-07-24 21:21:43 | 野球

 いやぁ面白かったですね。高校野球西東京大会準決勝。
 まずは「日日」対決。今春の選抜準優勝の日大三と2年前の代表校、日大鶴ケ丘が激突した。そして4時間16分の熱戦の末、日大鶴ケ丘が日大三を6-5で振り切った。延長14回2死満塁から決勝の遊撃内野安打を放った中井は
「打つ前より後のほうが、緊張。ひざがガクガクした」
と試合後語ったが、本当に激闘であった。
 第2試合は「早早」対決。早稲田実と早大学院が対戦した。ほぼ同じデザインのユニホームに、応援歌も同じ。試合は早稲田実が相手の好左腕・千葉を攻略、着実に加点して7-3で勝利した。試合に勝った早実・和泉監督は
「相手のスタンドから(応援歌の)『紺碧(こんぺき)の空』が聞こえてくるのは嫌なもんだなと。生徒には落ち着くように言いました」。
 全国制覇した’06年以来の甲子園出場まであと1勝となった。
 この2校が7/26に激突するが、レベルの高い戦いが期待できそうだ。

 では明日の競馬予想。まずは函館メイン【函館記念】。本命は意地になっているが、再度2番スズカサンバを狙う。3走前に“どれだけ強くなるか”と思った馬で、兄は天皇賞馬・スズカマンボで2000mが悪いはずがなく、鞍上も2走目ならスムーズな競馬が出来るはず。
 新潟メイン【日本海S】は12番人気薄アヴァンティーノ。馬場がいい新潟で末脚頼りは危険ではあるが、鞍上の柴田善ならなんとかしてくれるだろう。血統的にジャンポケ×SSは新潟2200mにピッタリだ。
 小倉メイン【KBC杯】は8番アドマイヤマジン。元々鉄砲駆けするタイプだが、前走が好内容。ひと叩きして状態は上がっているだろうし、オープンで通用しても不思議ではない。鞍上は好調・川田だし、小回りも良さそう。

 今フジテレビで26時間テレビが放送されているが、今年も紳助らしく笑いと感動を前に押し出している。まぁ僕が期待するのは深夜の「さんまVS.中居VS.紳助」かな。

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真の古豪

2010-07-23 22:32:57 | 野球

 今週火曜日から『速報 甲子園への道』(テレビ朝日系列)の放送が始まった。僕はこれが始まると、甲子園熱が高まり夏の到来を身近に感じる。
 残念ながら、我が母校は早々に地区予選の2回戦で敗れ去ったが、各都道府県で繰り広げられている白球のドラマを観ては感動を味わっている。そんな地区予選においては、会社でも
「うちの母校は勝ちあがっていますよ」
とか
「今年は早く負けちゃいました」
とかという会話が成り立っているのだが、そんな会社の後輩に和歌山の名門【桐蔭高校】出身の奴がいる。近年の高校野球ファンの多くは和歌山といえば箕島や智弁和歌山をイメージするだろうが、実は【桐蔭高校】は遥かにその上を行くスケールを感じる高校なのである。
 簡単に【桐蔭高校】の歴史を紐解いてみる。
明治12年3月1日和歌山中学として開設(なんで開設なのかわからない)。
同16年3月にはあの南方熊楠(博物学者)ら5人が卒業。
そして同36年10月8日 には皇太子殿下(のちの大正天皇)がご来校している
同43年3月には高橋克己(俳優でなく世界で初めてビタミンAを抽出した)が卒業。
ただここまでは、「あっ、そう」という感じなのだが、大正に入ると野球の歴史が動き始める。
まずは大正10年8月18日に『第7回全国中等学校野球大会』で優勝する
続く大正11年8月の『第8回全国中等学校野球大会』でも優勝し、2連覇を達成
そして同年11月には時代的にもそうだが、普通の公立学校として考えられない石製の大スタンドが完成し、
同年12月2日には皇太子殿下(のちの昭和天皇)がご来校され、球界初の台覧試合(天皇陛下以外の皇室が観覧された試合)が行われている
これって凄いと思いません? まず皇太子が2代にわたってご来校も凄ければ、スタンド建設に台覧試合。ちょっと半端じゃないでしょう。
その後、昭和2年5月1日には『第4回選抜中等学校野球大会』で優勝しているのだが、
なんと同年7月には野球部がアメリカ遠征まで行っているというから、僕のような片田舎の人間にとっては予想もつかない歴史がここにある。
昭和23年5月10日には校名を現在の【桐蔭高等学校】に改め、
同年8月には『第30回全校高等学校野球選手権大会』で準優勝し、
昭和36年8月にも『第43回全校高等学校野球選手権大会』で準優勝している。
ただその後は昭和61年の『第68回全校高等学校野球選手権大会』に出場したが、1回戦で敗退してしまった。まぁこのあたりから、智弁和歌山が台頭してくるのだが・・・。
どうですか、皆さん? なんか凄いと思いません? 今行われている高校野球もこんな歴史の上に成り立っているんだよね。そう考えると、毎年高校野球を楽しんでいる僕なんかは、【桐蔭高校】OBなどの先人に感謝しなくては・・・だね。尚、その【桐蔭高校】は今年まだ和歌山県予選を勝ち上がっている(ベスト8進出)。果たして、今年は新たな歴史ができるかどうか注目したい。

 では競馬の予想。新潟10R【佐渡特別】は5番エターナルクラウン。斤量やコース実績を考えれば8番ハシッテホシーノの方が軸にふさわしいのかもしれないが、ここ2走の伸び脚が新潟の馬場に合うと思われるエターナルに魅力を感じる。鞍上は絶好調柴田善だ。
 小倉メイン【北九州短距離S】は15番イセノスバル。前走は馬場が悪かったが、良馬場の小倉で一変が期待できるのが、この馬。小倉芝は2戦1勝2位1回の得意馬場。鞍上は先週復活した熊沢で一発を期待する。
 函館9R【TVh杯】は4番ローズカットダイヤ。芝1200mは3戦2勝3着1回と底を見せていない。その2勝は中京と小回りに対応しており、ここ2戦の大敗も着差ほど負けていない。元々鉄砲も利くタイプだし、人気になる前の今回が狙い目だ。  

 今日の和歌山県予選で智弁和歌山VS.箕島という高校野球ファンにとって興味深い試合が行われたが、やはり智弁和歌山が勝利してベスト4に進んだ。会社の後輩は「今年も智弁ですよ」と諦め気味だったが、大阪では古豪桜宮が大阪桐蔭を3回戦で撃破している。そう何が起こっても不思議ではないのが高校野球である。思い出してみてください、2007年の佐賀北や昨年準優勝の新潟・日本文理などは前評判なんか全くなかった学校でしたよ

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こんな強い馬いたの?

2010-07-18 20:58:10 | 競馬回顧

 祖母が95歳で大往生した葬儀に、いとこの子が婚約者を連れてきた。人生の出会いなんてこんなものだよね。

 今日の重賞を振り返る。新潟で行われたサマースプリントシリーズ【アイビスサマーダッシュ】は、西田雄一郎騎乗の8番人気ケイティラブが、スタート直後からハナに立つとそのまま粘り切り、大外から差を詰めた3番人気ジェイケイセラヴィに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは53秒9(良)。さらに1馬身差の3着には16番人気マルブツイースターが入った。1番人気のメリッサは18着に、同レース3連覇が懸かっていたカノヤザクラは10着にそれぞれ敗れた(尚、JRAは、カノヤザクラが1指関節脱臼を発症し、同日予後不良になったと発表した)。このレース、これでえ牝馬の6連勝となった。これには夏場という季節、短距離に響く斤量が大きく影響しているからだろう。
 で、 勝ったケイティラブだが、その恩恵に最大肖ったクチである。ただこの馬は直線競馬の申し子。これで6戦4勝となった。スタート良し、中良し、終い良しの馬で独壇場。強い、まさかこんな馬がいようとは・・・・。2着のジェイケイセラヴィは外枠で上手くレースを運んだが、この馬も直線競馬が合いそう。3着マルブツイースターは柴田善の好騎乗が光ったし、アポロドルチェはもう少し馬場が悪かったら・・・と思う脚だった。
 勝ったケイティラブ(牝6・野元厩舎)は父スキャン、母ウイニングリバー(母父ンマッドネス)、半兄にマイネルブルックがいる血統。スキャン産駒としては’06年【七夕賞】(メイショウカイドウ)以来通算9勝目。
 鞍上の西田雄一郎は’96年【七夕賞】のサクラエイコウオー以来14年ぶりのJRA重賞制覇で通算2勝目。ただ西田は’99年に自ら取り消し申請を行い、騎手免許を返事した後、’05年に再取得している。
 管理する野元調教師は’08年の【宝塚記念】のエイシンデピュティ以来通算で12勝目となった。

 それではこれから【全英オープン】を観戦するので、失礼させていただく。

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昨日に続き・・・

2010-07-17 22:37:34 | 競馬予想
 昨日の通夜に続き、今日は告別式と初七日法要。
 朝から行われたので、PM3:00には帰宅したのだが、なんか疲れてしまって今日も予想だけで勘弁してほしい。
 まずは新潟メイン【アイビスサマーダッシュ】。本命は3連覇を期待して11番カノヤザクラ。6歳牝馬で3連覇は正直しんどい気がするが、夏場になれば調子上がってくる馬で、ここで凡走するようだったら、「引退」の言葉もちらつく。ということは精一杯勝負してくるはずと思うのだ。相手は5,6番だが、穴なら長期休み明けの2番。
 函館9R【マリーンS】は4番スターシップ。前回10番人気でお世話になった馬だが、斤量は厳しくなったが、展開の利はありそう。再度期待する。相手は9,13番。
 小倉10R【釜山ステークス】はハナに立てそうな5番シゲルタック。2000mの方がいいような気が駿河、小回りの快速馬場なら・・・。相手は1,6番。
 ところで、JRAのレースで韓国の都市名が入ったのは初めて? 釜山といえば「港」。ならば3,7,10番は買い!?
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予想だけ

2010-07-16 23:44:38 | 競馬予想
 7月14日に祖母が老衰(95歳)で他界したため、今日がお通夜。
 よって今日は予想だけで勘弁していただきたい。
 まずは新潟メイン【柳都S】は3番ダノンカモン。トップハンデだが、力は上。引っ張る馬が多いので好位抜け出ししやすいメンバーである。
 函館9R【STV杯】は8番マッキーバッハ。距離はもっとあったほうがいいが、時計がかかる馬場ならこの距離でも食い込みは十分ある。
 小倉10R【九州スポーツ杯】は5番サクラペンテスト。秋が楽しみな一頭。脚質に幅がでてきたので、ここも古馬相手でも・・・。
 皆さん今日はこれで・・・。
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柴善が凄い!

2010-07-11 20:17:38 | 競馬回顧

 今から25年前「これからは善臣(柴田)の時代がやってくる」と岡部が言っていた事があったと記憶している。まだ武豊、横山典、蛯名らがデビューする前のことである。その騎乗ぶりは柔らかい騎乗に騎乗馬の状態判断が的確であり、義理堅く、丁寧なやりとりをしてくれている」と語っているように関係者からの評判も良かった。それが豊らの登場することになって・・・。
 その後、騎手会長を務めたその柴田善、きょうの【七夕賞】でも勝利して、なんと3週連続の重賞勝利(ナカヤマフェスタで制した【宝塚記念】、アロマカフェで制した【ラジオNIKKEI賞】)を達成した。彼にとって今が騎手生活いちばんの充実期ではないかと思えるほどの騎乗ぶりである。先日の【宝塚記念】もそうだ。彼は中央GIを7勝しているが、その7勝のうち6勝が東京と中京の左回りの競馬場で、右回りの競馬場では長らく中央GI勝利が無かった。それを先日の【宝塚記念】のナカヤマフェスタで打開したのである。元々、福島、新潟は得意な柴田善、この勢いはどこまで続くか注目したい。
 では今日の重賞を振り返る。まずは福島で行われたサマー2000シリーズ第1戦【七夕賞】。勝ったのは前述したように柴田善臣騎乗の11番人気ドモナラズ。道中後方追走から直線で大外に持ち出し末脚を伸ばすと、内から同様に伸びた6番人気アルコセニョーラにクビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分00秒4(良)。さらに1/2馬身差で入線した1番人気サンライズベガと2番人気バトルバニヤンが3着同着となった。僕が大穴と思って推奨した直線内にもぐりこんだが、伸びず12着に敗れた。このレース、超スローになったが、まさか後方一気のレースになるとは・・・。勝ったドモナラズ、馬場の助けがあったとはいえ、正直ここまで走るとは思わなかった。距離も長いと思っていたし・・・。ただこの馬は典型的な人気薄のときに好走するタイプで軸として買いづらい馬ではある。2着は昨年の2着馬アルコセニョーラ。夏女の本領発揮といえる好走だが、武士沢のギリギリまで我慢した騎乗ぶりは立派といっていい。3着サンライズベガは休み明けに良く走る馬である。スタートがもう少しよければ・・・。3着同着のバトルバニヤンは強い競馬だった。勝ち行っての3着は褒めていい。
 その勝ったドモナラズ(牡5・音無厩舎)は父アフリート、母アンプルカット(母父ナリタハヤブサ)という血統。アフリート産駒はJRA通算13勝目(’09年【カペラS】のミリオンディスク以来)。また軽ハンデ馬の勝利は41年ぶりの勝利となった。ドモナラズの通算成績は27戦6勝(重賞1勝)。
 なお、鞍上の柴田善臣は【七夕賞】はバレロッソで制した’89年、チアズブライトリーで制した’04年に続く3勝目となった。通算79勝目。
 管理する音無調教師は【フラワーC】のオウケンサクラ、【ニュージーランドT】のサンライズプロンスに続く今年3勝目。通算では43勝目となった。

 一方、阪神で行われた【プロキオンS】は、岩田康誠騎乗の4番人気ケイアイガーベラが好スタートから先頭に立つと、直線では後続を突き放し、好位から伸びた2番人気サマーウインド(僕が推奨)に4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムの1分21秒8は’00年の同レースでゴールドティアラがマークした1分21秒9を0.1秒上回るコースレコード(尚、’95年に記録樹立された【安芸S】タイキバイソンの1分21秒9を破る中央競馬レコードでもある)。尚、圧倒的1番人気に推されていたナムラタイタンはさらにハナ差の3着に敗れている。勝ったケイアイガーベラは今回が重賞初制覇となったが、完璧なレースであった。スタートを決め楽にハナに立ち、追い出すと皇族に競馬をさせなかった。「強い!」今回プラス14㌔とがっちりとした体になってきたし、落ち着きもあった。今後が楽しみだ。ただ2,3着になった2頭も悲観することはない。今回は枠順、展開、馬場が影響したといっていい。ただ2着のサマーウインドは1200mの方がよさそう。
 圧勝したケイアイガーベラ(牝4・平田厩舎)は父Smarty Jones、母アンナステルツ(母父Danzig)。伯父にBoundaryがいる血統。Smarty Jones産駒は’09年【札幌2歳S】のサトノサンダー(8着)以来2度目の重賞挑戦で重賞初勝利となった。通算成績は10戦6勝(重賞1勝
 鞍上の岩田康誠はこのレース4回目の朝鮮で初勝利。今年の重賞勝利は【京都金杯】ライブコンサート、【平安S】ロールオブザダイス、【阪急杯】エイシンフォワード、【皐月賞】ヴィクトワールピサに続く5勝目(横山典の11勝目に次ぐ2位タイ)。通算では34勝目。 管理する平田修調教師はこのレース初挑戦で初勝利。重賞勝利は’07年【フローラS】ベッラレイア、’10年【マーメイドS】ブライティアパルスに続く3勝目。

 今日は参院選の選挙が行われた。速報では民主党の過半数割れは必死な状況。このままでは菅総理責任論も出てくるかも・・・。まぁそう簡単に政権を完全に移行したくはないという国民の気持ちが働いた結果だろう。それにしても、なんか盛り上がらない選挙でしたね。有名人は“あの人は今・・・”的な人が多いし。あっそういえば、東京選挙区に立候補していた東海由紀子氏の夫はあの京都大アメフト部ギャングスターの伝説のQB東海辰弥氏である。今のアメフト選手って知らないよね。でも東海氏の名前は僕たちの世代(‘62年生まれ)前後の人たちには・・・。懐かしいと思う人多いでしょう。由紀子さんは厳しそうだが・・・

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