人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

効果なし!?

2007-09-30 21:48:01 | 競馬回顧
 僕の『お伊勢参り』の効果は雨と共に遠ざかっていった。
 今日の重賞を振り返る。中山で行われたグローバルスプリントチャレンジ第6戦【スプリンターズS】は、中舘騎乗の3番人気アストンマーチャン (牝3・石坂厩舎)が、スピードの違いを見せて先手を奪うと、直線に向いてもリードを保ち、好位から追い上げた1番人気サンアディユに3/4馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分09秒4(不良)。さらにクビ差の3着には5番人気アイルラヴァゲインが入った。勝ったアストンは“何が何でも”という気迫でハナを切ったが3ハロン33.1秒は相当速かった。良馬場だったらゴール前に他馬が押し寄せただろうが、それを振り切れたのは馬場のおかげだろう。ただ馬体は3歳牝馬らしからぬ幅が出てスプリンターらしくなった。今後の短距離界はこの馬中心にまわるかもしれない。2着サンアディユもまた体が大きくなっていた。5歳牝馬がこんなに成長するのかと思える成長力。今日のレースも最後は伸びていたが、勝ち負けはここに至るまでのローテーションの差のような気がした。僕が本命に推した3着アイルラヴァゲインは「馬場が良かったら」と思える内容。3着に敗れたのはアストンを捕まえに行った分だけで、惜しいレースであった。4着キングストレイルは馬場より枠順が敗因ではないだろうか。実にスムーズなレースぶりだったが、この馬場で終始外ではきつかった。ただこの馬、完全本格化で今後注目してみたい。9着スズカフェニックスはやはり出来がイマイチだったようだ。【高松宮記念】を観る限り馬場は大丈夫と思っていただけに、今回の失速は出来だろう。
 勝ったアストンマーチャンは、父アドマイヤコジーン、母がラスリングカプス(父Woodman)という血統。アドマイヤコジーン産駒としては現3歳が初年度産駒で、JRA・GⅠ初制覇。JRA重賞は4勝目で、全てアストンマーチャンによるものだ。尚、アドマイヤコジーン自身は’02年の【スプリンターズS】でビリーヴの2着だった。昨年7月の小倉でのデビューから2戦目で初勝利を挙げると、続く【小倉2歳S】、【ファンタジーS】と3連勝。【阪神JF】では勝ったウオッカにクビ差及ばず2着だったが、今年に入って【フィリーズレビュー】を快勝。その後、【桜花賞】7着、【北九州記念】6着を経てここに臨んでいた。通算成績9戦5勝(重賞4勝)。
 勝った中舘はこのレース初制覇。JRA・GⅠはヒシアマゾンによる’93年【阪神3歳牝馬S】、’94年【エリザベス女王杯】に続く約13年ぶりの通算3勝目で、全て牝馬による勝利。JRA重賞は’05年【ファルコンS】のカズサライン以来、約2年4か月ぶりの通算23勝目。石坂正調教師は’00年のダイタクヤマト以来のこのレース2勝目。JRA・GⅠは’06年【JCダート】のアロンダイトに続く通算3勝目。JRA重賞は【新潟大賞典】のブライトトゥモローに続く今年3勝目、通算15勝目となった。
 馬主の戸佐眞弓氏はJRA・GⅠ初制覇。重賞勝ち馬もアストンマーチャン1頭のみである。生産者の社台ファームは ‘03年のデュランダル以来のこのレース制覇だ。
 また3歳馬の優勝は’98年のマイネルラヴ以来9年ぶり。3歳牝馬の優勝は’92のニシノフラワー以来15年ぶり。また、開催時期が12月から秋開催に変更になった’00年以降は連対も初で、昨年3着のタガノバスティーユが最高だった。
 今日の競馬は【スプリンターズS】の3連複は的中した(トリガミ)ものの大敗であった。最近の調子の悪さはお伊勢様でもどうしようもないらしい
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メジャーが面白い理由

2007-09-29 22:17:26 | 競馬予想

 遂にアメリカンリーグの東地区でレッドソックスが優勝を決めた。
 それにしても今年もMLBは終盤まで激しい優勝争い、そしてWC争いが続いているのだが、これは本当にファンを夢中にさせている。正直まんまとセリグ・コミッショナーが掲げる「戦力均衡」という罠に嵌った感じなのだが、これで野球が楽しければ言うことない改革である。今年のMLBは観客動員数が23日時点で7,621万55,082人に達し、4年連続で史上最多記録を更新した。またここまでの1試合平均も32,710人と昨年の31,423人を上回っている。このままいくと、最終的には昨年を約4%上回りそうだが、その一因に前述した各球団の「戦力均衡」が挙げられている。ちなみに今年も勝率6割以上の優勝チームがない。これは2年連続のことなのだが、MLBが行う改革はやっぱり見習うべきだと思う今日この頃である。
 では今日の重賞回顧。まずは阪神で行われた【シリウスS】。勝ったのは、中団の内を追走した福永騎乗の1番人気ドラゴンファイター (牡3・久保田厩舎)。直線で馬群を縫って伸びると、抜け出しにかかった6番人気ラッキーブレイクを内から1馬身差交わして優勝した。さらに3/4馬身差の3着には5番人気ワンダースピードが入り、昨年の【JCダート】を勝って以来の出走となった2番人気アロンダイトは4着で、僕本命のタガノゲルニカは最下位13着に敗れた。このレース、強いと思ったのは2頭、勝ち馬とアロンダイトである。勝ち馬は勝負根性含めて相当のダート巧者のようだ。問題は斤量となるが、まだ3歳馬で将来が有望だ。またアロンダイトもさすがである。長期休養明けでやはり出来は今イチ、いや今ニぐらいだッ多が、レース振りはよく今後が楽しみなるような競馬だった。僕本命のタガノゲルニカはやはり中間の発熱が響いたようで全く見せ場すらなかった。
 勝ったドラゴンファイヤーは、父BT、母がマジカルウーマン(父パラダイスクリーク)という血統。全兄にナイキアースワークがいる。昨年11月のデビューから2戦目で初勝利。今年5月の3歳500万下を5馬身差で圧勝して2勝目を挙げると、続く【ユニコーンS】はゲート内で暴れた際に右寛跛行を発症して競走除外となったが、初の古馬挑戦となった【麒麟山特別】、さらに前走の【オークランドRCT】と連勝しており、今回が4連勝での重賞初制覇となった。通算成績8戦5勝(重賞1勝)。
 鞍上の福永は、【関屋記念】のカンパニーに続く重賞制覇で今年4勝目、通算62勝目。管理する久保田調教師は【プロキオンS】のワイルドワンダーに続くJRA重賞制覇で通算3勝目となった。
 一方、札幌で行われた【札幌2歳S】は、武豊騎乗の6番人気オリエンタルロック (牡2・田所厩舎)が、道中は最後方の位置取りから、直線で外に持ち出すと力強い末脚を披露し、中団から伸びた1番人気サブジェクトを1/2馬身差交わして優勝した。さらに1/2馬身差の3着には13番人気ホウザン、僕本命のヤマカツオーキッドは直線で失速し、10着に敗れた。元々豊はポルトフィーノに乗る予定で札幌参戦を決めていたのが、ポルトフィーノが故障でこの馬が回ってきたから棚から牡丹餅状態である。しかしその騎乗ぶりはさすが豊と思える手綱捌き。外に行こうとする馬を必死に押さえ込んだ。それで直線は全くの余裕ある勝ちっぷり。この馬、気性さえ落ち着けばひょっとしたら大物になるかもしれない。2着のサブジェクトも強い。キャリア1戦にしては落ち着いたレースぶりで、将来が楽しみだ。僕本命のヤマカツオーキッドのどうしたのだろう。やはり逃げた方がいいのかもしれないが、それにしては負け過ぎであった。
 勝ったオリエンタルロックは、父マンハッタンカフェ、母エンジェルインザモーニング(父Mt.Livermore)。従兄にハウスバスターがいる血統。7月のデビュー戦3着から3戦目の未勝利で初勝利を挙げてここに臨んでいた。通算成績4戦2勝(重賞1勝)。なお、マンハッタンカフェ産駒はJRA重賞初制覇である。
 鞍上の武豊は、先週の【神戸新聞杯】のドリームジャーニーに続くJRA重賞制覇で今年11勝目、通算247勝目。管理する田所秀調教師は【函館記念】のエリモハリアーに続くJRA重賞制覇で今年2勝目、通算6勝目となった。
 

 では明日の予想。まずは秋緒戦のGⅠ【スプリンターS】。昨日から悩んで悩んで悩んだ結果、本命は1番アイルラヴァゲイン。新聞紙上で松岡が自信満々に語っていたので、少し眉唾と思っていたが、中山1200mがこの馬にとって最高の舞台だというのに気づいた。これまで賞金が足らなくてG1に出走が適わなかったが、ここは「出られなかったらしょうがない」と狙いすました出走である。幸いこの中山の馬場は思ったほど荒れていないため、いつもなら不利となる1枠も有利である。相手は直前まで本命と考えていた10番コイウタ、1200mがいちばん強い15番スズカフェニックス。それから6番サンアディユと16番キングストレイルも厚めに買う。他のレースでは中山10R【秋風S】が中山得意の4番タイキラファエロ、阪神10R【元町S】がレースに幅がでてきた12番ゼットカーク。
 

 この予想を書いている間に日本ハムの二連覇が決まった。新庄、小笠原がいなくなっての2連覇は立派である。それもほとんど自前で育てた選手が中心での優勝である。これは立派の一言。ヒルマン監督の手腕はやはり凄いとしか言いようがない。来年はヤンキースの監督か!?
  あっ、福田総理は第91代総理となった

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おかげ参り

2007-09-28 23:37:41 | 競馬予想

の中不思議なことがあるものである。ここ数年逢っていなかった人と旅先で出会うなんて・・・
 僕は今週24日から日頃の汚れた生活を清めるためと落語好きな僕にとってよくその舞台になる「お伊勢参り」に行ってきた。「お伊勢参り」とは江戸時代、当時の人口の1/5にあたる人々が、日本全国から「伊勢に行きたい伊勢路が見たい せめて一生に一度でも」と伊勢神宮へ押し寄せたものだが、当時居住移動することを制限され、満足な宿泊施設もない参宮は、まさに命懸けの旅であった。しかし、そんな全国から集まる人に対して、伊勢の人々は、自分の施しが神様に届きますようにと「おかげの心」で「施行」と呼ばれる振る舞いを行い、物・心の両面から旅人を支え、あたたかく迎えたと言う。人と人との触れ合い、助け合いがあったよき時代の話だが、まぁこんな僕でもここに行けば・・・と思っての旅である。 24日うちの奥さんと朝早く我家を出た僕は、新幹線、近鉄を乗り継ぎ伊勢へ向かう。えっ、新幹線なら意味ないって? 確かにそうだが、今回は行くことが目的ということで許してもらいたい。で、名古屋から近鉄に乗り換えた僕達だが、後ろの席に観たような顔の男性が座っているのに気づいた。その男性をいち早く見つけた奥さんが僕の耳に呟く。「ほらっ、“千の風”の人だよ」なんと男性は秋川雅文だった。その日伊賀市でコンサートがあるらしく、マネジャーらしき女性と男性と3人で乗っていた。ただ電車の中の彼は歌の雰囲気とは大違い。さぞかし「千の風~」で儲かったのであろう。その女性と税金や扶養者、国民年金の話を関西風しゃべり(愛媛出身)で大笑いしながら話していた。そして僕はやっぱり歌手は歌を聴くものだなと思った次第である。えっ、この人がここ数年逢っていなかった人か? って。まさか、僕が彼を知ったのは昨年の大晦日の「紅白歌合戦」である。
 まぁ道中そんなことがあって、伊勢市に到着。早速僕達は外宮(伊勢神宮には外宮、内宮とがある)に向かう。なんか身が引き締まる想いである。参道を通り、正宮前にくると蝶ネクタイ姿の男女がTVの撮影をやっている。まず男性が目に入った。
「あれっ、花緑君だ」
そこにいたのは落語家の柳家花緑師匠であった。あの故柳家小さん師匠の孫で将来が有望視されている落語家だ。そして隣の女性を見ると、それは林家きく姫師匠(真打なので)。この二人’02年に婚約をしたのだが、今だ結婚していない(たぶん)不思議なカップルであるのだが、僕が長年逢っていなかったというのはきく姫師匠の方。一応師匠襲名興行には行ったものの、その時は客席で観ていただけだったため、逢うのは実に5年ぶりぐらいだ(その間電話は数回)。
 そのきく姫師匠とは昔仕事で知り合い、その後先輩の結婚式に今度二代目林家木久蔵を襲名した林家きくお君を紹介してもらったりして、ずっと仲良くさせてもらっていた仲である。またウチの奥さんの仕事も手伝ってもらったことがあり、夫婦共にお世話になった落語家なのだ。
「姫!姫!(以前は「きくちゃん」と呼んでいたが、木久蔵師匠、きくお君を紹介してもらってからこう呼ぶようになった。だってみんな「きくちゃん」だから)」
すると、彼女が僕達に気づき
「うわ~っ、どうしたんですか?」
伊勢神宮で「どうしたんですか?」はないと思うが、
「いやぁ、お参りに」
それから花緑師匠を紹介してもらい数分話をした。そして彼女は撮影に戻ったのだが、実はその数日前に姫に連絡を取ろうしていたのだった。というのも、今度、姫の弟弟子である二代目木久蔵師匠の襲名披露興行に出かけるのに、姫が出る日にしようと思ったためで、ただその時は「きっと忙しいだろう」と思ってTELしなかったのだった。それがこんなところで・・・。これこそ神様のお導き。旅の初日としてはいい出足となったのであった。尚、この後もいろいろ旅先ではあったのだが、その旅についてはまたいつか書くことにする。

  では明日の予想。まずは中山11R【内房S】。本命は2番エアアドニス。前2走はオープンで小差3着、ここなら明らかに力は上だ。ただ単勝よりも馬単の裏が美味しい。阪神11R【シリウスS】は9番タガノゲルニカ。前走10ヶ月の休み明けでいきなり2着は力のある証拠。問題はハンデと中間の発熱。ダート1800mは負けなしでBT産駒が2000mでも悪いわけないと思っている。札幌11R【札幌2歳S】は9番ヤマカツオーキッド。少頭数でマークされるより、多頭数の方がレースをしやすいと陣営が口にする。前走も強い勝ち方で番手でも競馬は出来そう。  
 

 伊勢神宮近くに『おかげ横丁』というところがある。これは前出したように『お伊勢参り』する人を手助けしてくれた人が伊勢に多くいたことで『おかげ参り』と呼ぶことに由来しているからである。競馬でも馬が走るためにはいろんな人の努力が積み重なっている。まして馬券が当たるにはその数倍もの関係者の“おかげ”である。つまり馬券が外れても怒ったりしてはいけないのである。馬券を買えたことだけに感謝すべきであるのだ。
感謝!感謝!馬券当たったらもっと感謝!(ダメだこりゃ!)

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佑ちゃんも負けた。勿論僕も・・・

2007-09-23 20:50:27 | 競馬回顧

 遂にハンカチ王子こと早稲田大学の斎藤佑樹に黒星が付いた。今日行われた東京六大学野球秋季リーグ・法大戦に先発した斎藤は六回まで9安打2失点で敗戦投手となり、同リーグで初黒星を喫した(チームは1-2で敗戦)。斎藤は今年の春季リーグで6戦4勝を挙げ、チームの2連覇に貢献し、秋季リーグでも8日の開幕戦(東大戦)で勝利投手となっていた。尚、斎藤の敗戦は全国高校選手権で頂点に立った昨夏から続いていた。
 では今日の競馬回顧。まずは中山で行われた【オールカマー】。勝ったのは、蛯名騎乗の1番人気マツリダゴッホ(牡4・国枝厩舎)。マツリダは中団追走から、先に抜け出した5番人気シルクネクサスをゴール寸前で交わし、1/2馬身差をつけ優勝した。さらに2.1/2馬身差の3着に7番人気エリモハリアーが入った。勝ったマツリダは自信満々の騎乗、しかし思ったほど差がつかなかったのはちょっと物足らない感じだった。ただこのメンバーでこの舞台ではさすがに力は上である。2着になった僕本命のシルクネクサスは3角で動いたが最後まで良く粘った。これは馬自身の調子良さもあるだろうが、鞍上の好騎乗が好走の要因といっていいだろう。3着エリモハリアーは10㌔減で好走したところを見ると、前走が太かったようだ。また札幌より中山の馬場の方が合うのかも・・・。4着チェストウイングは驚いたが、5着ダイイチアトムは少しづつ力を付けているのだろう。ネヴァブジョンはこのひと叩きで変わりそうだが、3歳馬サンツェッペリンは古馬相手では荷が重そう。やはり今年の3歳牡馬はレベルが低いようだ。
 勝ったマツリダゴッホは父SS、母ペイパーレイン(父Bel Bolide)という血統。叔父にナリタトップロードがいる。’05年8月のデビュー戦を7馬身差で圧勝し期待されたものの、【青葉賞】4着、【セントライト記念】落馬でクラシックには乗れず、今年の【AJCC】で2着に5馬身差をつける圧勝を見せ重賞初制覇。その後は【日経賞】3着、【天皇賞・春】11着と敗れ、約4か月ぶりの前走【札幌記念】も1番人気に推されながら7着だった。通算成績14戦6勝(重賞2勝)。
 鞍上の蛯名は【新潟2歳S】のエフティマイアに続くJRA重賞制覇で今年4勝目、通算76勝目。管理する国枝栄調教師は【キーンランドC】のクーヴェルチュールに続くJRA重賞制覇で今年4勝目、通算11勝目となった。
 また阪神で行われた【神戸新聞杯】は、武豊騎乗の3番人気ドリームジャーニー (牡3・池江寿厩舎)が、道中は最後方に近い位置取りから、直線で大外に持ち出すと鋭い末脚を披露し、粘り込みを図った5番人気アサクサキングスを1/2馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは2分24秒7のタイレコード。さらに2馬身差の3着には2番人気ヴィクトリーが入り、1番人気のフサイチホウオーは中団追走から直線で伸びず12着に敗れた。勝ったドリームだが、距離に対する不安は一体どこに行ったのだろうと思えるほどの切れ味。鞍上が替わるだけでこんなに違うのかと思えるほどの折り合いだった。正直まだ3000mには不安があるが、ここまで折り合えれば候補の1頭に挙げなくてはならないだろう。2着アサクサキングスも折り合いがピタリ。直線も追い出すのを我慢していたレースぶりは本番が楽しみと言える。僕は勝ち馬よりこの馬の方が【菊花賞】に魅力を感じる。ヴィクトリーは道中やはり力んで走っていた。もう少し大人にならないと・・・。力はあるだけに惜しい。フサイチホウオーはどうしたのだろうか? 馬体が重かったのか? 何か故障があったのか? 負けるにしてもこんな負け方をするとは思わなかった。関係者のコメントをみてみたい。なお、上位3頭には10月21日に京都競馬場で行われる【菊花賞】の優先出走権が与えられる。
 勝ったドリームジャーニーは、父ステイゴールド、母はオリエンタルアート(父メジロマックイーン)という血統。’06年9月のデビュー戦、【芙蓉S】と2連勝。【東京スポーツ杯2歳S】3着から臨んだ【朝日杯FS】では直線で大外から鋭い追い込みを決めて、同年のJRA賞最優秀2歳牡馬に輝いた。今年に入ってからは【弥生賞】3着、【皐月賞】8着。前走の【日本ダービー】では4角最後方から上がり3F33.1秒の末脚で5着に入っていた。通算成績は8戦4勝(重賞2勝)。 
 鞍上の武豊はこの日5勝目で土日合わせて10勝目。JRA重賞はディアチャンスで制した【マーメイドS】に続く今年の10勝目で、通算246勝目。管理する池江泰寿調教師はピカレスクコートで制した【ダービー卿CT】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では3勝目となった。
 最近どうも競馬が勝てない。また勝てる気もない。今日にしてもメインすべて馬単的中も他のレースでの負けが大きかった。というわけではないが、明日から僕は遅めの夏休みを取りお伊勢参りに行ってくる。江戸時代の庶民にとっては夢だったお伊勢参り、これで僕も心身ともに清くなれれば、来週の競馬も・・・。こんなこと思っていること自体が汚れている証拠か!?

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ヤクルト凄いぞ!

2007-09-22 21:54:21 | 野球

 昨日古田の引退について書いたヤクルトだが、実は面白い現象になりつつある。それはチームが最下位の危機がありながら、ベスト9になんと6人も入る可能性があるのだ。
 順に紹介してみよう。まずは200安打に挑戦しつつ、首位打者争いをしている青木とラミレス(打点王)はほぼ当確。投手部門も最多勝と最優秀防御率を争っているグライシンガーで決定だろう。さらに3割をキープしている田中と宮本の二遊間コンビもこのままいくと可能性は高い。田中のライバルとしては荒木(中日)と仁志(横浜)が挙げられるが、両選手とも打率は低い。また宮本のライバルは二岡(巨人)、井端(中日)となるが、ここは本塁打の多い二岡が強敵とだろうが、このままベスト10に入っていれば・・・。えっ、もう一人ですか? それはガイエルだ。打率は低いが現在本塁打31本。試合数も中日より4試合多く残っており、トップのウッズが34本だから十分にタイトルに届く可能性がある(本拠地は神宮だし)。そうなると・・・。ちなみに2リーグ制後に最下位球団から最も選ばれたのは’99年近鉄の3人である。もし前出の6人が選ばれたら、古田監督は「史上最低の監督」ということになるかもしれない。
 では明日の予想。まずは中山で行われる【オールカマー】。1番人気は6番マツリダゴッホ。【AJCC】と同じ舞台だから致し方ないところだが、その後の成績を見ればそこまで信じていいかは疑問。また僕が【有馬記念】で勝負したいと思っている1番ネヴァブジョンも休み明けで2200mは割引が必要。で、僕の本命だが、12番シルクネクサスを狙う。【AJCC】ではマツリダゴッホに一蹴されたが、あのときとは斤量が逆転している。【札幌記念】でもマツリダに先着していてここまで人気が下がれば・・・。対抗は前出2頭だが、柴田善に乗り替わった4番タマモサポートも面白い。 阪神で行われる【神戸新聞杯】は今年から2400mとなり昨年までの傾向が全く使えない。おまけにレベルが低いと言われている3歳牡馬。一応前売りでは3強に人気は集まっているようだが、そう簡単に決まるとは思えないのだが・・・。で、僕の本命だが12番フサイチホウオー。まぁ1番人気だが3強の中では素直に一番力があると思うし、成長力もこの馬がいちばんありそう。相手は前2頭より6番、13番のほうが面白そう。 札幌11R【HTB賞】は3番マイハッピークロス。末脚に迫力が増してここは少頭数が味方するはず。  

 今日のコラムで「最下位ヤクルト」と書いていたら、今日もヤクルトが阪神を虐めている。そしてガイエル以外の野手が活躍している。本当にベスト9獲るかも!?

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名捕手

2007-09-21 21:45:11 | 野球

 セ・リーグ、パ・リーグの上位3球団が熾烈な優勝争いをする中、ひとりの名選手がユニフォームを脱ぐことになった。
 その名は古田敦也。'89年トヨタ自動車からドラフト2位でヤクルトに入団。'90年に新人捕手としては史上初のゴールデングラブ賞を獲得。翌'91年にはセ・リーグ初も捕手の首位打者となった。以後'93、'97年にはシーズンMVPを獲得し、これまでベストナイン9度、ゴールデングラブ賞10度輝き、'06年からは野村監督以来のプレーイングマネージャーになっていた。また'98年12月から'05年12月まで労組日本プロ野球選手会会長を務め、’04年9月には球界再編の労使交渉に奔走し、史上初のストライキを決行。球界の発展に心血を注いた。

 僕が歴代で捕手を3人挙げるなら、野村克也、森昌彦、古田敦也である。正直、ノムさんの場合はとにかく良く打つ捕手としてイメージが朧けに残っているだけで、捕手としての価値は後になってから付いたものである。そういうことだから、正直ベスト3に入れるのはどうか迷ったが、解説者時代のノムさんのリード、分析力には驚かされた思いがあり、打者としての偉大な成績からも挙げさせてもらった。
 次に森さんだが、彼は僕がまだ巨人ファン(V9時代)だった頃の名捕手である。あの川上監督が肝心な試合では必ずマスクを被らせていた。当然晩年は肩も衰えて盗塁阻止率は低迷していたが、それでも大事な試合になるとマスクを被るのは吉田でなく森さんだった。あの石橋を叩いても渡らない川上監督が、である。よって僕は、巨人のV9はONの存在が大きいのは確かだが、この森さんの存在がなければなかったものだと思っている。その力の凄さは監督、コーチとなってからの実績を見ても十分だろう。
 で、古田であるが、打者としても、捕手としても実績は文句なしである。ただ僕がこの古田を推すのはそのリードである。僕は以前よく野球中継を観ていたときに、「次のボールは何?」「ここは胸元に投げて・・・」とかいう観方をよくしていた。そして大体の捕手のリードは読めるのだが、この古田だけは本当に読みづらかった。例えば、当時巨人の山倉はほとんど投手の得意球中心でそれも基本的には一発のない外角中心であった(西本だけはシュートでインコースを攻めたが・・・)。しかし古田は大胆にインコースを攻めた。勿論ノムさんの教えではあるが、晩年の荒木、伊東や球速がない藤井、石川でもトコトン投げさせた。それも大事な場面、強打者の時にである。それはノムさんの再生工場の原動力にもなっていたと思う。伊東、高津、石井久、藤井、石川にしても多分古田なしではここまで大成しなかっただろう。
 そんな古田に対し、僕はシーズン前にどれだけ監督に集中できるかが今年の課題かと書いたが、今年の場合、それよりも怪我や補強不足などで戦力が整わないシーズンだった。それだけに僕はもう1シーズン監督としてと思っていたのだが、彼の美学には・・・。
 ただ彼はまだ遣り残したものがある。僕がベスト3に挙げたほかのふたりは名将となった。つまり彼は名将の器にあると僕は思っているのだ。一度ネット裏から野球を観て是非次は監督として球界に新しい風を吹き込んでほしいものである。メガネ捕手がプロ野球で通用することを世間に知らしめたように・・・。
 では明日の予想。まずは中山11R【ながつきS】。本命は1番マイネルテセウス。【羊蹄山特別】ではサトノスローンに一蹴されたが、前走では強豪ピサノディラミを完封。絶好の枠に入り、人気を考えればサトノよりこちらを狙う方が美味しい。札幌11Rは1番アドマイヤディーノ。差し馬にとって少頭数は有難い。人気でもここは買いだ。阪神からは10R【夕月特別】。本命は10番パーフェクトジョイ。阪神に実績があるし、鞍上は豊。ここは確勝だろう。
 明日は中山に行くつもりだったが、都合がつかず中止とした。これはギャンブルの神様が「行くな」といっていると思ったからだ。よって大人しく我家で競馬を楽しむ予定。これが本当にお告げならいいな

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本命馬は強かった!

2007-09-16 20:51:36 | 競馬回顧

 見てみたいなぁ。
 先日下半身露出狂のワイセツ事件で長野県警は犯人像を「和田アキ子風の黒髪短髪」と表現し、利用者から指摘を受けて和田アキ子の事務所にお詫びをいれた。当の和田アキ子は歌ではないが、笑って許したというが、僕の興味は犯人。長野県警が“和田アキ子風”と称した犯人が一体どんな奴なのかである。長野県警の方々お願いします! 是非犯人逮捕したら顔を公開してください。
 今日の競馬を振り返る。まずは中山で行われた【セントライト記念】。勝ったのは柴山騎乗の1番人気ロックドゥカンブ (牡3・堀厩舎)。中団追走から抜け出すと、外から一気に末脚を伸ばした2番人気ゴールデンダリアの追撃を1.1/4馬身抑え優勝した。勝ちタイムは2分12秒0。さらに3馬身差の3着に14番人気スクリーンヒーローが入った。勝ったロックドゥカンブだが、プラス12㌔の馬体はやはり太かった。それでアッサリ勝つのだから、末恐ろしい。まだまだ強くなりそうだ。距離的には【菊花賞】は向いているのか疑問だが、今年の3歳牡馬ならなんとかなりそうな気もする。ゴールデンダリアはさすが【ダービー】6着馬、ここでは力が上だった。枠順がもう少し外ならもう少し差は縮まったかもしれないが、勝つまでは・・・。3着スクリーンヒーローも良く走る馬だ。前走の惨敗で狙いを下げたが、重馬場、左回りが悪かったのかもしれない。ただ前2頭とは差がある。僕が本命にしたエフティイカロスは4角で手応えがなかった。もっと走っていい馬だが解せない。なお、上位3頭には【菊花賞】の優先出走権が与えられる。
 勝ったロックドゥカンブは、父Red Ransom、母Fairy Lights(父Fairy King)という血統のニュージーランド産馬。半兄に【ニュージーランドダービー】(新G1)2着のローマンチャリオット(父Faltaat)がいる。今年3月のデビュー戦を制し、続く【マカオJCT】もゴール前で鋭く追い込んで快勝。前走の【ラジオNIKKEI賞】で重賞初制覇を果たしており、これでデビューから4連勝となった。通算成績4戦4勝(重賞2勝)。 鞍上の柴山は、ロックドゥカンブで制した【ラジオNIKKEI賞】に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算5勝目。管理する堀調教師も同レースに続く今年のJRA重賞4勝目で、通算5勝目となった。 
 一方、阪神で行われた【ローズS】は、アンカツ騎乗の1番人気ダイワスカーレット (牝3・松田国厩舎)が、スタート後しばらくして先手を取り、道中はマイペースの逃げを展開。直線に向くと中団から最内を突いて伸びた2番人気ベッラレイアを1/2馬身差抑えて完勝した。勝ちタイムは1分46秒1。さらに1/2馬身差の3着には3番人気レインダンスが入った。さすがに勝ったダイワスカーレットは強かった。自分でレースを作って上がり33.6秒は文句なし。それも力いっぱい追っていないのだからその強さに感服である。ただ2着ベッラレイアも強い。レース途中行きたがるところがあり、直線では前が詰まり少し追うのが遅れた。それで上がり33.2秒だから恐ろしい。馬体もプラス18㌔、鞍上も2度目となるのだから次走良くはなっても、悪くなることはない。ひょっとしたらひょっとする。なお、上位3頭には【秋華賞】への優先出走権が与えられる。
 勝ったダイワスカーレットは父アグネスタキオン、母はスカーレットブーケ(父NT)という血統。半兄にダイワメジャー(牡6・上原厩舎、父SS)、半姉にダイワルージュ(父SS)がいる。昨年11月の京都でデビュー勝ちを収めると、続く【中京2歳S】も制して2連勝。今年に入り、【シンザン記念】、【チューリップ賞】はいずれも2着に敗れたが、【桜花賞】では後のダービー馬ウオッカを完封。初重賞制覇をGⅠの舞台で飾った。しかし2冠制覇のかかった【オークス】は直前の熱発により回避。今回が桜花賞以来約5か月ぶりの出走だった。
 鞍上のアンカツはダイワメジャーで制した【安田記念】に続く今年のJRA重賞7勝目で、通算50勝目。管理する松田国調教師はダイワスカーレットで制した【桜花賞】に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では43勝目となった。
 明日の予想。まずは【エルムS】は札幌得意の8番メイショウコウコン。【サロマ湖特別】は前走強烈だった14番タガノグラマラス。阪神11R【西宮S】は3番ソリッドプラチアム。【マーメイドS】だけ走ればここでも・・・。 
 
今日の競馬は大惨敗に終わった。よって明日の競馬資金も底をつきつつある。幸いにも明日はゴルフのため、限られたレースだけ勝負するのつもりだが、明日負けると散々な3連休となる。なんとかしたいなぁ。

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望みはひとつ!

2007-09-15 22:22:09 | 競馬予想

 フジTVが力を入れて放映している『世界柔道2007』は2日を終え、女子は銀メダル2個、銅メダル1個だが、男子は4階級誰一人メダルを獲っていない。昨日の鈴木、井上の場合はまぁ不可解な判定ともいえるが、日本でやっている柔道と世界の柔道は全く違うものと考えなくてはならないだろう。どうする、柔道ニッポン!!!  今日はゴルフに行ってきたのだが、昨日の酒が体内に残り、ラウンド中に腹痛(激痛)が起こり四苦八苦。まぁそれでもなんとか最後までできたのだが、スコア共々とてもしんどいものとなってしまった。ならば競馬の方は・・・と楽しみにしていたが、まるで日本の柔道のようにこちらの方も大苦戦に終わってしまった。このように3連休初日は僕にとってほろ苦いスタートとなった。
  では明日の予想。まずは中山メイン【セントライト記念】。本命は4番エフティイカロス。3ヶ月の休み明けとなるが、春はこの中山2000mでここでも人気となるゴールデンダリアをねじ伏せた馬。人気のない今回が絶好の狙い目だ。阪神で行われる【ローズS】は【すみれS】で「今年の牝馬はこれだ!」と決めた1番ベッラレイア。【オークス】は負けて強しの競馬ではあったが、ローブデコルテに敗れたことで評価を落とそうと思った。しかし惚れた女をそう簡単に諦めたら大きな罰が当たりそうで、とりあえず今回の狙うことにした。相手はダイワ1頭。馬券はこの2頭の1,2着付けの3連単だろう。10R【葛飾特別】は14番チアズウイナー。ミスプロのダート替わり、【バイオレットS】【ヒヤシンスS】でも強敵相手に大敗しておらず、このメンバーなら十分勝負になる。
 

「明日こそは・・・」僕と日本柔道関係者の望みはひとつである

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安倍総理がニゲタ!

2007-09-15 00:09:41 | 政治
 いやぁ~驚きましたね、安倍総理の辞任。
 でも最終判断はやっぱりボンボンの無能ぶり100%。まさかこの期に及んで辞任とは全く議会、外交、国民無視もいいところである。今回の辞任劇だが、僕に言わせれば「遅いし早かった」辞任劇である。「遅かった」というのはやはり、参院選に惨敗後に辞任するべきだったと思うし、「早かった」というのは、最低でもこの臨時意国会に臨み、野党と激論を交した後にやるべきだったということだ。
 ではなぜ代表質問直前に首相が職を投げ出したかというと、その理由はあっちこっちで書かれている様に定かではないが、その中で僕は「麻生幹事長に騙された説」が有力なのではないかと思っている。僕は、参院選後本当は、安倍総理は辞任を覚悟していたのではないだろうか。ただそれを麻生氏に「俺が幹事長やって総理を助けます」とか説得され、続投を決意したのではなかったのだろうか。すでにこのとき安倍総理の後見人である森元総理、青木参院議員は安倍氏にとって胡散臭い存在(辞退勧告)になっていたので、唯一頼れる人物が麻生氏だった。そしてその麻生氏の言葉を信じ、第二次安倍内閣組閣。しかしその内容は安倍氏の意を酌むものではなく、与謝野官房長官、額田財務省、高村防衛相、鳩山法相など麻生内閣といっていいものだった。それでもその内閣自体は前内閣に比べ、仕事ができそうな内閣で悪い物ではなかったが、安倍氏にとっては・・・。そしてそれに追い討ちをかけるようなことが起きる。遠藤農相の辞任である。結局この後任人事を仕切ったのも麻生、与謝野コンビで、安倍氏は蚊帳の外であった。そして今回の海上自衛隊の給油活動継続問題で、安倍氏はずっと“継続”を言い続け、ブッシュ大統領にも約束をした。しかし帰国すると、麻生氏を中心に新法提出が練られていた。新法提出となると、“継続”でなく“中断”となる。つまり総理を続投したものの、完全に政局は麻生&与謝野中心に回るようになってしまったのだ。これが日本とって100%悪いかというと決してそうではない。しかしお坊ちゃま安倍氏にとってはこのような“お飾り総理”が堪らなく屈辱だったのではないかと思うのである。安倍氏の心情は
「僕を助けるといったのに、僕を無視しているし、何にもやらせてくれないじゃん。だったら辞めちゃうもん。体調も悪いし・・・」
となったのではないだろうかと思うのだ。
まぁいずれにしろ、日本政治史上最悪の退陣劇であった。そして次はどうも福田元官房長官になりそうである。本命だった麻生氏には安倍氏を騙した(?)など批判が集まりつつあり、あっという間に劣勢になってしまった。その福田氏は71歳、高齢を心配する声はあるが、父赳夫氏が総理に就任したのも71歳である。史上初の親子総理になれば注目が集まるが、どちらかというと一昔前の政治(官僚べったり)のイメージもする。しかし、今回は森、青木、古賀、山崎、谷垣、二階それに小泉が推すのだから対民主党としても超強力な布陣となりそう。チョット早いが、福田内閣では、僕は官房長官に町村or細田、幹事長に古賀(町村派が阻止した場合官房長官か)、そして舛添は厚相留任になるのではと思っている。
明日の予想。中山11Rは13番トミノドリーム、中山9R6番ライモン、札幌11R10番ユキノマーメイド。酔った勢いでの予想で多分無理そう。
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本格化は遠い!!!

2007-09-09 21:16:57 | 競馬回顧

 パドックを観てガッカリ
サマースプリントシリーズ最終戦【セントウルS】で昨日本命に推したアグネスラズベリだが、マイナス20㌔という発表を聞き、馬体を観たらやはり腹がまき上がっている。仕方がないので、急遽アグネスの相手と思っていた3頭を中心に馬券を買うことにした。その3頭とはキンシャサノキセキ、メイショウトッパー、カノヤザクラだった(ここまでは好判断)のだが、その中心は素直にキンシャサをピックアップした。そしてレース観戦。 
 勝ったのは川田騎乗の11番人気サンアディユ (牝5・音無厩舎)。好位追走から抜け出すと後続を突き放し、馬群を割って伸びてきた7番人気カノヤザクラに5馬身差をつけ圧勝した。さらにクビ差の3着に1番人気キンシャサノキセキが入った。で、僕が買った馬券だか、前述した3頭の馬単BOXとキンシャサからの他の馬への馬単裏表(勿論サンアディユも)。さらに3連複を3頭軸にして流していた。結果、馬単はカノヤサクラに邪魔をされ、3連複はなんとサンアディユが抜けていた。つまり、全てが紙屑になってしまったのである。競馬に“タラレバ”はないが、軸がカノヤだったら・・・。3連複を総流しにしていたら・・・後悔だけが大きく残ったレース後だった 勝ったサンアディユは、驚くほどの圧勝であった。両サイドに馬をおいての競馬で展開的にも厳しかったはずなのに終わってみれば5馬身差。恐るべきスプリント能力、今後一躍スプリント路線の主役に踊り出たといっても過言ではないだろう。2着カノヤザクラも3歳馬ながら良く走っている。この馬もスプリント能力がありそうだし、まだ成長しそうだ。3着キンシャサはこれだけの馬のような気がしてきた。あまりにも勝つときが強いのでずっと期待したが、カノヤザクラに追い負けしているようでは・・・。アグネスラズベリは馬体重がすべてで、メイショウは本来の行きっぷりがなかった。
 サンアディユは、父フレンチデピュティ、母シェリーザ(父Caerleon)という血統。’05年4月にデビューして3戦目で初勝利。昨年夏から秋にかけて3連勝するなどダートの短距離を中心に活躍していたが、初芝となった前々走の【アイビスサマーダッシュ】を13番人気で優勝。前走の【北九州記念】は7着だった。通算成績15戦7勝(重賞2勝)。
 鞍上の川田は、昨年の【目黒記念】のポップロック以来のJRA重賞4勝目。管理する音無調教師は、【関屋記念】のカンパニーに続く今年のJRA重賞5勝目で、通算26勝目となった。 尚この結果、第2戦の【アイビスサマーダッシュ】と最終戦の【セントウルS】を制したサンアディユがサマースプリントシリーズチャンピオンに輝いた。よって同馬の馬主には4000万円、厩舎関係者には1000万円が贈られる。
 一方、中山で行われた【京成杯オータムH】は、田中勝春騎乗の2番人気キングストレイル (牡5・藤沢和厩舎)が、好位の内から直線に向き、残り200mあたりで先頭に立つとリードを広げ、4番人気カンファーベストに1.3/4馬身差をつけて完勝した。さらに3/4馬身差の3着には1番人気マイネルシーガルが入った。勝ったキングストレイルだが、休養明けで14㌔減で嫌な感じだったが、心配には及ばないほど危なげない勝ち方だった。大器といわれ続けてきたが、今日の勝ちっぷりはようやくその姿に近づいたように感じた。2着カンファーベストは良く走る。8歳馬とは思えないほどの伸びには頭が下がる。3着マイネルシーガルは強い。今日の馬場で外を回ってのこの着順だからレベルが高い。今後注目していいだろう。4着マイケルバローズ、5着グレイトジャーニーは馬群を捌くのに時間がかかったが、良く走っている方だろう。僕が本命で推したタガノデンジャラスは、先行したものの4角では手応えがなかった。もう少し走っていいと思うが、1800mの方がいいのかもしれない。
 勝ったキングストレイルは、父SS、母はJRA5勝のサンタフェトレイル(父NT)という血統。伯母にシンコウラブリイ、伯父にタイキマーシャル、叔母にハッピーパスがいる。’04年8月の札幌でデビュー勝ち。【京王杯2歳S】2着以来、約10か月ぶりの実戦となった’05年【セントライト記念】で重賞初制覇を飾った。その後は勝ち星から遠ざかっていたが、前走の【東風S】で3勝目。今回がそれ以来約半年ぶりの出走だった。通算成績16戦4勝(重賞2勝)。
 鞍上の田中勝春はエイシンデピュティで制した【エプソムC】に続く今年のJRA重賞5勝目で、通算41勝目。管理する藤沢和調教師はフライングアップルで制した【スプリングS】に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では79勝目となった。なお、勝ちタイムは02年のセントウルS(GIII)でビリーヴが記録したものに並ぶタイレコードであった。
 今日の僕の馬券は前述しただけの失敗ではなかった。阪神12Rで僕は15番メイショウゲンスイから馬単裏表を12頭流していた。16頭中12頭である。結果論からいうともう3頭、総流しにしておけばよかった。残り裏表6通りの馬券を買っていれば、19万馬券がgetできたのである。最近なるべく総流ししようと思っていたのだが・・・。いつまでたっても馬券下手! サンアディユやキングストレイルのように本格化するのはいつの日のことか・・・

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