人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

参りました!!!

2012-10-28 19:13:53 | Weblog

「なんであんなに内をあけるかな!?」
今日行われた【天皇賞・秋】を終えたときの僕の呟きである。鞍上の腕の差といえば、それまでだが、多分こう思ったのは僕だけじゃないはず。せっかく好メンバーが揃った注目のGⅠに少し「残念」という寂しさが残った。僕のハズレ馬券と共に・・・。

 今日行われたその【第146回天皇賞・秋】を振り返る。このレース勝ったのはミルコ・デムーロ騎乗で5番人気エイシンフラッシュ(栗東・藤原英昭)。直線で最内から鋭く抜け出し、一昨年の【日本ダービー】に次ぐGI2勝目を挙げた。タイムは1分57秒3。レースはシルポートが大逃げを打つ形で始まり、離れた2番手をカレンブラックヒルとダイワファルコンが追走。その後の馬群は密集。デムーロと初めてのコンビを組んだエイシンフラッシュは中団の内でじっくり脚を溜めていた。そして直線では狙いすましたように最内へ進路を取って一瞬のうちに抜け出した。外から追いすがる2着フェノーメノと3着ルーラーシップが厳しく追撃するも、これらを抑え先頭でゴールに飛び込んだ。
 勝ったエイシンフラッシュはもちろんダービー馬なので、力はあるのは分かっていたが、今日の場合100%コース取りと鞍上の殊勲。やっぱりM・デムーロは凄い。2着フェノーメノもよく走っているし、完全に作戦負け。運がなかったということだろう。3着ルーラーシップは出遅れがすべて。それでもあの追い上げは見事。精神的にも成長している。僕が本命に推したダークシャドウは4着。この馬の競馬はできたが、イマイチ弾けなかった。もっと走る馬だと僕は思っているのだが・・・。5着カレンブラックヒルは立派な競馬、力は発揮した。結果的に距離が長かったのかもしれないが、将来は2000mまで大丈夫かもしれない。
 昨日このコラムで“天覧試合は日本人騎手が似合う”と書いたが、レース後
 スタンド前に戻ってくるとエイシンフラッシュから下馬してひざまずき、ご来場なさった天皇皇后両陛下に礼儀を尽くした。その姿は、日本人には似合わないものであった。よって昨日の言葉は取り消させていただく。
 エイシンフラッシュは父King’s Best、母ムーンレディ(母父Platini)という血統。通算成績19戦5勝。重賞は’10年【京成杯】、【日本ダービー】に続く3勝目。父King’s Best産駒はJRA重賞通算4勝。エイシンフラッシュ以外は昨年の【ダイヤモンドS】のコスモメドウ。M・デムーロは、藤原英昭調教師はともに初の【天皇賞・秋】制覇。M・デムーロはJRA重賞通算25勝目、GⅠは’10年【有馬記念】のヴィクトワールピサ以来7勝目となった。藤原師はJRA重賞通算28勝目。GⅠ勝利は’10年の【日本ダービー】以来4勝目となった。

 10月は散々な競馬結果になった。来週からは11月になるしツキも変わるだろう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天皇賞はまさかのジャガーメイル!?

2012-10-27 22:10:15 | Weblog

 日本シリーズ第戦一戦は巨人が圧勝。日本ハムのいいところがどこも出なかった。特に投手陣というか、鶴岡のリードが全く機能していなかった。もう少し研究してくると思っていたのだが・・・。明日の日本ハム・武田勝に期待したい!
 今日は仕事だったが、その仕事中に愛馬ワナビーザベストが【東京2R】1600m芝戦に出走した。期待たっぷりの1番人気。レースはスタートで若干後手を踏んだものの、二の脚がつくと中団に取り付き、馬群の中10番手あたりで脚を溜める。道中は馬群の中で我慢していくと、直線はやや外めに出して追い込む。“さぁこれから”と思ったが、残念ながら前走のような切れる脚が使えない。ジワジワこそ伸びたが、勝ち馬には0.8秒差の5着と敗れた。辛うじて掲示板を確保したのはよかったが、騎乗した北村は「一度使ってガラッと良くなると言うよりは、馬体も幼いですし徐々に良くなってくるタイプ」とコメント。また勢司調教師も「一歩ずつ進歩は感じられました。まだ心身ともに幼さを多分に残している馬。歯痒いかもしれませんが長い目でみていただきたい。次走は少し距離を伸ばすことも視野に入れる」とコメントしている。次走以降に期待だが、口取りのチャンスは繋がった!
 今日行われた【スワンS】を簡単に振り返る。勝ったのはかつてのGⅠ馬で内田博幸騎乗の3番人気グランプリボス(牡4・矢作芳人)。直線で外から鮮やかに差し切り、3歳時の【NHKマイルC】以来、約1年半ぶりの勝利を飾った。タイムは1分20秒5。レースはテイエムオオタカが外からハナを奪い、7ハロン戦としては比較的緩いペース。3~4角中間でアドマイヤセプターが進出して先頭に並びかけ、2頭が競りあって直線へ。そのまま2頭が粘り込むかと思われたところに外から矢のように伸びてきたのがグランプリボス。1頭だけ違う脚いろで一気に突き抜け、1馬身1/4差で久々の勝利を飾った。大接戦となった2着争いは、わずかに内のテイエムオオタカがしのぎ、ハナ差3着がアドマイヤセプター。
 勝ったグランプリボスは【安田記念】【毎日王冠】の内容も加味すれば完全に立ち直ったと考えていいだろう。今後GⅠ戦線で楽しみになった。2着のテイエムオオタカもハナをきれば図太い。1400mでこれだけのレースができると今後選択の幅が広がりそう。3着アドマイヤセプターもよく走っている。元々左回りがいい馬だが、右回りのこのメンバーで3着なら今後が楽しみだ。4着ダノンシャークはやはり距離不足か。
 グランプリボスは、父サクラバクシンオー、母ロージーミスト(母父SS)という血統。通算成績は17戦5勝で、重賞は【京王杯2歳S】、【朝日杯フューチュリティS】、【NHKマイルC】に次ぐ4勝目。矢作厩舎にとってはディープブリランテの引退があっただけにうれしい実力馬の復活といっていいだろう。
 
 では明日の予想。まずはなんと言っても【天皇賞・秋】。強い3歳馬はいるが、自信を持って13番ダークシャドウ本命。ご存知昨年の2着馬で、昨年も本命に推した馬。今年は外国遠征でどうなるかと思っていたが、帰国後いきなりの【札幌記念】2着は力のある証拠。東京2000mはこの馬にとっていちばん走れる舞台。正直【JC】【有馬記念】は眼中にないだろう。鞍上は福永で居のアドマイヤセプターもあわやの騎乗だった。まして明日は天覧競馬、前回の四位のように敬礼するのはやはり日本人騎手が似合う。相手は3頭をピックアップ。まずは強い3歳馬フェノーメノ。【天皇賞・秋】を狙ったのは大正解だろう。次は7歳セン馬だが、完全に本格化した14番トランスワープ。前走一蹴したタッチミーノットが【毎日王冠】3着なら実力は足りる。もう1頭はまだ捨てきれない10番フェデラリスト。ここ2走惨敗だが、潜在能力は十分に足りるはず。鞍上も【大阪杯】時2着の横山典なら面白い。

 京都メイン【カシオペアS】は斤量はきついが15番ミッキードリーム。最近マイル中心に使われているが、僕は1800~2000mの方が走ると思っている。相手は3,10番。
 新潟メイン【魚沼S】は7番ヤマニンエルフの粘りこみを期待する。もう少し長い距離が合う馬だが、ハナさえきれば十分馬券圏内は確保できる。元々2年前は【菊花賞】でも好勝負になると思っていた馬。ようやくその実力が復活してきたのだから買わない手はない。相手は4,6番。

 今週は石原、吉田沙保里、ドラフトと大きなニュースがあったが、まず石原馬券は騎手“石”橋脩騎乗の8番ジャガーメイルから“原”が付く調教師9,12,14番。吉田沙保里馬券からは吉田氏が馬主8番ジャガーメイルから世界戦13連勝の13番ダークシャドウへ。ドラフトからは巨人菅野、藤浪の背番号19番から1-9番というのはどうか!?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石原、ドラフト、日本シリーズ、そして愛馬

2012-10-26 21:53:25 | Weblog

 いやいや驚きましたね、石原慎太郎東京都知事。まさか80歳にして都知事を辞職して、新党を結成するとは・・・。最初にこの話を聞いた時、“石原伸晃氏を都知事にするのだろう。そうなると伸晃VS.東国原の都知事選は面白そうだな”と思ったのだが、どうも都知事選は猪瀬VS.東国原になりそうで、この選挙も面白そう。
 一方、国政に復帰する石原新党(たちあがれ日本が母体)は台風の目になるのは確かだが、そう簡単にことが進むとは思えない。あまりにも「右」の色が強く、なかなかうまく連携もいかないだろう。まぁ維新の会などと政策がもし一致したら凄い勢力になりえるが、その動向を注意して観てみたい。それはそれとして、オリンピック誘致と尖閣の寄付金問題などは一体どうするのだろうか?
 
 石原騒動当日に行われた『2012 ドラフト会議』。感想は“良かったね”である。まぁ日本ハム1位指名の大谷君はどっちに転ぶかわからないが、意外と日ハムに入団するのでは・・・と思っている。指名自体はシステム上当然であるし、僕は良いと思っている。で、何が“良かったね”かというと、まずは僕が応援するソフトバンクが東浜君を引き当てたこと。さすが王会長のである。たぶん秋山監督だったら、西武・渡辺監督に持っていかれていただろう。
 それからもうひとつは阪神の和田監督が監督として初めて(?)大仕事を成し遂げたこと。藤浪君はやはり甲子園が似合う。2位指名の北條君も含めてあっぱれ!である。これで少しは和田にも運が向いてきたのかな。来年は是非大阪桐蔭の森君(捕手)を獲ってほしいものだ。それから僕が甲子園で観た神村学園の柿沢貴裕君は楽天が野手として6位指名された。やはりナマで観たことある子が指名されるのは気になるし、嬉しいものだ。他では地元熊本の九州学院から楽天3位指名の大塚君、中日5位指名の溝脇君が気になる。えっ、巨人の菅野ですか?彼に関しては本当にどれだけ頑張れるのかという疑いの目の方が大きい。あっ、そうそう。なんで広島は全員野手なのだろう? 僕は絶対に投手が必要と思うのだが・・・。

 将来ドラフト会議で指名された選手が目指す『日本シリーズ』が明日開幕する。僕はアンチ巨人なので、予想となると“日本ハムが優勝する”と明言してしまう(願っている)のだが、冷静に見てもそのような気がしている。打線はやや巨人が上も、糸井と坂本の3番打者が打った方。投手力は武田久と西村の両ストッパーの活躍した方が有利に運ぶのではないか。吉川で2勝は堅い、ズバリ4勝2敗日本ハム!!!!

 では明日の予想。まずは京都メイン【スワンS】。このレース、2頭の本命候補がいる。ここ何週間は僕が選ばない方が馬券になっている傾向が強いが、今回もその可能性が強そう。というのも、その2頭が13番アドマイヤセプターと16番スプリングサンダーで僕が選んだのが超人気薄の16番スプリングサンダーだからだ。人気、上がり調子、母の弔い合戦である13番アドマイヤセプターの方が買いの目がありそうだが、人気薄の時ほど狙いたいのが16番スプリングサンダー。とにかく1400mが得意で、この2年3走続けて凡走がない馬だ。ということは今度は走る番ということだ。鞍上の四位は【菊花賞】でもうまく乗っていたら馬券になっていた。その悔しさは十二分にあるはず。その頑張りに期待したい。相手は前述の13番より、8,9番の牡馬の方。
 東京メイン【赤富士S】は10番ドレミファドン。前走は動けない位置で嵌ってしまったが、今回は叩き2戦目で上昇する上に、得意の東京。斤量57.5kgはきついが、それでもここでは中心に考えて良いだろう。相手は2100m得意の1,8番。
 新潟メインが苦手の1000mなので、最終レース【鮫ヶ尾城特別】。本命は6番ネヴァーハーツ。前走は体が絞れ好走。新潟の外回りはレースがしやすそうだし、ここは人気になる前に買っておきたい。相手は1,4番。

 明日は仕事で朝から夕方まで出かける。その明日の東京2Rに愛馬ワナビーザベストが出走する。仕事がなければ府中で口取りに行きたかったのだが、こんな時に限って勝っちゃったりするのかもしれない。でも勝つのは嬉しい!!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

馬券下手本領発揮

2012-10-21 18:41:01 | Weblog

 昨日2頭で悩んだベールドインパクト、ユウキソルジャーが4,3着。ただ僕が本命に推したのは4着になったベールドインパクト。一瞬「嵌った」と思ったが、ゴール前で・・・。道中折り合いに欠いたところがあったので、それが響いたようだ。まぁこんなところが“馬券下手”と自負している所以なのだが・・・。
 その【菊花賞】を振り返る。勝ったのは、内田博幸騎乗で1番人気ゴールドシップ(栗東・須貝厩舎)。4角先頭の積極策から押し切り、【皐月賞】に続く2冠を達成した。タイムは3分2秒9。ゴールドシップは先行馬がひしめき合う流れを見ながら、前半は最後方を追走。しかし3角で一気に仕掛けると大外を回って進出し、4角では早くも先頭に並びかける。力任せの競馬をしながら最後まで脚いろはまったく衰えず、2着スカイディグニティ以下を寄せ付けることなく1馬身3/4差の完勝。3着にはユウキソルジャーが入った。
 はっきり言ってこのメンバーでは力が違った。鞍上の内田も「GIホースとして強いレースをしなければと思いました」と言っていたが、その通りの競馬だった。まさしく横綱相撲、この競馬ができれば古馬との対戦も面白そう。
 2着のスカイディグニティもよく走っている。初めてのGIでこれだけ走れば十分だろう。距離は長い方が良さそうで来年の【天皇賞・春】あたりでも面白いかもしれない。3着のユウキソルジャーも距離は長ければ長いほどいい馬。正直これからの馬で、今後も楽しみだ。4着のベールドインパクトは前述したように折り合いを欠いたのが痛かった。それがなければ2着と際どかったかもしれない。9着マウントシャスタはやはり2000m~2200mぐらいまでの馬だろう。
 勝ったゴールドシップは父ステイゴールド、母ポイントフラッグ(母父メジロマックイーン)の黄金血統。この勝利で通算成績は9戦6勝となった。重賞は今年の【皐月賞】、【神戸新聞杯】、【共同通信杯】に続き4勝目。ステイゴールド産駒はJRA重賞43勝目(今年11勝目)。GⅠ勝利は【宝塚記念】以来今年3勝目、通算12勝目となった。
 内田博幸は’08年のオウケンブルースリで勝って以来の同レース2勝目、JRA重賞は通算23勝目、今年6勝目となった。GⅠは【皐月賞】以来7勝目となった。管理する須貝尚介調教師は同レース初制覇。JRA重賞はすべて今年で6勝目、GⅠは【皐月賞】以来2勝目となった。

 来週は【天皇賞・秋】。強い3歳馬、無敗のカレンブラックヒル、【ダービー】2着馬で重賞2勝フェノーメノが登録している。僕は古馬を本命に考えているのだが、フェノーメノは相当強いと思っている。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知床より帰京

2012-10-20 23:52:14 | 競馬予想

知床より帰京しました。
昨日馬券は買ったのだが、うまく書き込みができず終いでした。
【富士S】は的中したのだが・・・。

では明日の予想。まずはなんといっても【菊花賞】。僕がピックアップしたのは1,3,6,10,15番。故障がなければダービー馬が本命だったのだが、僕の本命は3番ベールドインパクト。正直、15番ユウキソルジャーと迷ったが、【ダービー】時の自分の勘を信じてみる。その【ダービー】ではゴールドシップと0.4差、それも出遅れての結果。距離延びたら面白いと思った。内で死んだ不利なら一発があってもおかしくない。相手は前述の4頭。馬券はBOXでも・・・。
東京メイン【ブラジルカップ】は7番タガノロックオン。前走でようやく復活兆しが見えた。であればこのメンバーなら・・・。相手は3,12番。
 新潟からは12R【菅名岳特別】。本命は6番アイウォントユー。展開がすべてだが、確実に末脚を使う。相手は7,12番。

疲れているのでこの辺で・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

牝馬3冠達成!に惨敗

2012-10-14 19:18:31 | Weblog

 ア・リーグの優勝決定シリーズでヤンキースにとって激震が走った。なんとヤンキースのチームリーダーであるデレク・ジーターが延長12回表、ジョニー・ペラルタ遊撃手が打った二遊間へのゴロをキャッチした際に骨折をしたのだ。ジーターはグラウンドに倒れたまま立ち上がることができず、ジラルディ監督とトレーナーに肩を借りながらベンチに下がったが、ヤンキースにとってあまりにも大きな損失。これでA・ロッドが気合を入れなおし活躍してくれれば良いが・・・。僕の予想、タイガースが勝ち抜くが少し近づいたかな!? ヤンキースの奮起を期待したい。

 今日の重賞を振り返る。まずは京都メイン【秋華賞】。勝ったのは岩田康誠騎乗で1番人気に推されたジェンティルドンナ(牝3・石坂正)。ヴィルシーナとの叩き合いをハナ差制して優勝。史上4頭(’86年メジロラモーヌ、’03年スティルインラブ、’10年アパパネ)の牝馬三冠獲得となった。の牝馬3冠を達成した。2分0秒4。3着には6番人気のアロマティコが入った。レースは最内枠のヴィルシーナがハナを主張してスローに流れたが、向こう正面で小牧騎乗のチェリーメドゥーサが一気にまくり、そのまま大逃げの形になって場内は騒然とした。直線半ばでもチェリーはかなりのリードを保っていたが、ゴール手前で外からジェンティルドンナ、内からヴィルシーナが併せ馬の形でかわし、鼻面をそろえてゴール。写真判定の結果、わずかに外のジェンティルに軍配が上がった。いやぁ参りました。この1,2着馬は本当に強かった。特にジェンティルドンナは直線で差し返すまだ成長の余地があるような走り。恐れ入った! これで【エリザベス女王杯】に向かうのだろうが、断然1番人気だろう。岩田が「ブエナビスタ、ウオッカに匹敵する」と口にするのだから・・・。僕は今のところ古馬を狙うつもりだが、正直少し自信が揺らいでいる。2着ヴィルシーナも精一杯の走りだった。普通なら1冠ぐらいは獲れた馬だろうが、相手が悪かった。3着アロマティコはこれから経験をつめばもっと走ってくるだろう。いい走りであった。今後面白いのはレースを掻き回したチェリーメドゥーサ。デビュー時父シックスセンスにそっくりの走りをすると思った馬。少し注目したい。6着アイムユアーズは枠の不利もあったがやはり力負けだろう。僕が本命に推したハワイアンウインドは13着。3角すぎから失速。何があったのかわからないが、もっと走れる馬だと思っている。 
 勝ったジェンティルドンナは父:ディープインパクト、母:ドナブリーニ(母父Bertolini)という血統。通算成績は8戦6勝(重賞5勝)。ディープインパクト産駒はJRA重賞通算26勝目(今年はなんと17勝目)。GⅠは【ダービー】のディープブリランテ以来7勝目となった。
 鞍上の岩田康誠はJRA重賞通算50勝目(今年8勝目)で、GⅠは先日の【スプリンターズS】のロードカナロア以来通算17勝目。【秋華賞】はブラックエンブレム、アヴェンチュラに続き3勝目となった。管理する石坂正調教師は【秋華賞】初制覇。JRA重賞は通算36勝目(今年10勝目)、GⅠは【オークス】以来9勝目となった。
 
 東京で行われた【東京ハイジャンプ】は簡単に。勝ったのは2番人気デンコウオクトパス(西谷誠騎乗)。勝ちタイムは3分27秒1のレコード。3/4馬身差の2着に4番人気ナリタシャトルが、1馬身半差の3着に3番人気シゲルジュウヤクがそれぞれ入線した。尚、1番人気のマジェスティバイオは落鉄もあり、9着に敗れた。
 デンコウオクトパスは坂口正則厩舎の5歳牡馬で、父マヤノトップガン、母シルキーマニッシュ(母父リズム)。通算成績は34戦8勝となった。トップガン産駒はJRA重賞17勝目、今年は2勝目となった。鞍上の西谷は’09年【中山大障害】のキングジョイ以来13勝目となった。また坂口調教師はJRA重賞23勝目、今年3勝目となった。

 来週は遅すぎる夏休みのため、奥さんと旅行に行く予定。木曜日から土曜日まででよって【菊花賞】の予想は書けても、土曜日の予想は書けないかも・・・。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スポーツの秋

2012-10-13 22:50:31 | Weblog

 スポーツの秋、いやスポーツ観戦の秋である。
 今日はAM5:00に起き、まず【サッカー国際親善試合・日本VS. フランス】の後半から見始めた。
“ハーフナーは使えないなぁ”とか思いながら観戦を続けるも、危ない場面に“やっぱりフランスは強いや”と思う。ところがピンチからの逆襲で終了間際に香川のゴール。そのまま押し切り、強豪フランス相手に初めて白星を挙げた。“いやぁよく勝ったものだ。それも敵地で・・・”勝つという結果が凄い。日本は確かに力のついているのだろう。次はブラジル、どんな試合を見せてくれるだろうか。
 AM6:00からは米大リーグ【ア・リーグ地区シリーズ第5戦・ヤンキースVS.オリオールズ】観戦。僕のリーグV予想はタイガースだが、試合としてはヤンキースとの試合を見たいのでヤンキース応援。試合はヤンキースが3-1で制して対戦成績を3勝2敗とし、2年ぶりにア・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。イチローも六回にチーム2点目の適時二塁打を放ち、勝利に大きく貢献したのだが、なんと行ってもサパシアの力投が光った!
 この試合後、ウォーキングにでかけ、帰宅後米大リーグ【ナ・リーグ地区シリーズ第5戦・カージナルスVS.ナショナルズ】観戦。昨年のワールドチャンピオン・カージナルズが5-7の九回2死からなんと4点を奪って逆転した。これで3勝2敗となり、2年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。相手は僕が優勝と見ているジャイアンツ(西地区)だ。
 PM1:00からは【パ・リーグCS】第1S観戦。我が応援するソフトバンクが西武を2-1で破り、CSファイナルステージ進出へ王手をかけた。なんと言っても摂津の好投。そして最終回の森福の好リリーフが光った。明日の予告先発は高卒ルーキー武田。一気に行くのではないかと思っている。
【パ・リーグCS】を観つつ、PM2:00から【セ・リーグ、CS】第1Sもちらちら観戦。先発投手が中日・中田、ヤクルト・石川と予想と大違い。結局は和田の活躍で中日が6-1でヤクルトを下した。それにしてもなんでヤクルトは石川だったのだろう? やっぱり石川のエースとしての意地を買ったのだろうか。普通考えたら館山、村中と思うのだが・・・。
 そんな【パ・リーグCS】【セ・リーグ、CS】第1Sを観ながら、もうひとつ“ながら族”で観戦していたのが国内男子メジャー第3戦【日本オープン】3日目。沖縄特有の強風の中、トータル+1首位からスタートした平塚哲二が、トータル+3とスコアを落としたものの2位に2打差で単独首位をキープ。’03年の【ゴルフ日本シリーズJTカップ】以来のメジャー制覇へ王手をかけた。なんと一桁のオーバーパーは平塚をはじめ、宮里優作、池田勇太などわずか6人だけだ。
 そしてそんなスポーツを観つつ、しっかり見逃していないのが競馬の重賞【府中牝馬S】。勝ったのは、松岡正海騎乗で10番人気のマイネイサベル。外から鋭い伸び脚を発揮して快勝。2歳時の【新潟2歳S】以来、2年1カ月ぶりの勝利を飾った。タイムは1分45秒5。2着に5番人気で僕が本命に推したスマートシルエットが入り、1番人気で僕が本命に迷ったドナウブルーは3着に敗れた。いやぁ、GⅠ馬3頭を含む強豪相手にも堂々とした勝利であった。鞍上の松岡はこのくらい走っても不思議ではないという感じだったが、正直驚きの走り。これだけ走るのなら今後も・・・。2着スマートシルエットは僕の狙い通り展開が嵌った。もちろん力もあるが・・・。3着は逆にもう少し前が流れてくれた方が良かった。ただそれでも力で3着。最後は差し返す力も見せていた。妹ほどではないが力はある。
 勝ったマイネルイサベルは父テレグノシス、母マイネレジーナ(母父SS)という血統。テレグノシス産駒の重賞制覇はこのマイネルイサベルの2勝。また管理する水野調教師の重賞制覇もこの馬の2勝だけ。鞍上の松岡はJRA重賞通算22勝目、今年は【新潟2歳S】のザラストロ以来今年3勝目となった。

 では明日の予想。今日の【府中牝馬S】では馬連、3連複で万馬券的中。この勢いで【秋華賞】も・・・。その【秋華賞】だが、2番アロマティコと4番ハワイアンウインドと悩んだ結果、本命は4番ハワイアンウインド。2走前の【国東特別】のときの走りに一目ぼれ。この時の時計は【小倉記念】を0.1秒凌ぎ、前走の【夕月特別】の時計は【ローズS】の時計を1.1秒上回ってる。単純といえば単純な予想だが、これだけ時計があって鞍上はピンナへの強化。血統的にも母はディープ、ブラックタイドの半妹と筋が通っている。十分走る素質はある。相手はもちろん1,14番の人気馬だが、2番アロマティコ、前走ジェントルを負かしに行って手ごたえのある8番も面白い存在だ。
 府中11R【アイルランドT】は4番レインボーペガサス。lここまで成績が落ちてきているにも拘わらず、アンカツがずっと騎乗続けている馬。そろそろ一発があってもおかしくない。東京3戦は(0,0,0,3)であるが、【富士S】7着【目黒記念】4着【ダービー】5着と見た目の数字ほど負けていない。叩き3戦目一発を期待したい。相手は2,3番。
 新潟メイン【信越S】は人気でも5番サンディエゴシチー本命。ハンデ頭となるが、馬格があるし問題ないだろう。前走【朱鷺S】と同じ舞台、まず馬券を外すことはないと思う。相手は1,7番。

 明日もヤンキースVS. タイガース、セ・リーグとパ・リーグの【CS】、ゴルフ【日本オープン】などスポーツが目白押し。でもやっぱり僕のメインは【秋華賞】か・・・。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年を感じる今日この頃

2012-10-12 21:50:38 | 競馬予想

 最近年齢を感じることが多い。体力的は勿論だが、精神的にもキツいことが多々ある。まぁ個人的なことは致し方ないのだが、客観的に“年とったなぁ”と思うことが先日もあった。
 今年の【ノーベル医学・生理学賞】を受賞した山中伸弥教授の存在である。日本人として大変誇れる素晴らしいことではあるが、なんと彼は僕と同じ’62年生まれの50歳。同じ年齢の日本人がノーベル賞ですよ。これって凄い(驚愕)と思いません? 山中教授が凄すぎるのだけど、まさか同じ年齢の方がノーベル賞を受賞するなんて・・・。同じ年齢の自分の情けなさが深々と沁み渡る今日この頃である。 
 ちょっと前だが、もうひとつ年取ったなぁと思うことがあった。野田佳彦首相の第3次内閣が10月1日に発表され、衆議院神奈川県第12区選出の中塚一宏氏(47)が金融担当大臣に就任することになったのだ。実は僕は彼と以前何度か会っている。僕が社会人になって学生時代にお世話になっていた国会議員の事務所に顔を出していた時によくそこに彼が顔を出していたのである。たぶんその時中塚氏は、丹羽兵助先生か星野行男先生の秘書だったように思える。僕は彼のことを「中塚君」と呼んでいたと思うが、その後彼は小沢一郎氏の側近となり、今年袂を分けて今回大臣就任となったわけだが、”君呼ばわり”をしていた人が大臣とは・・・。自分の情けなさがまた一つ…。

 こんなことを書いていたら“自分が年取ったなぁ”といちばん最初に感じたのはいつだろうと思ったのだが、僕には心当たりが明確にあった。それは‘91年7月のことである。なぜこんなにはっきりと覚えているかというと、僕と同じ年である横綱・大乃国がこの場所で引退したのである。この場所で彼は最初で最後の対決となった貴花田、若花田には勝利したが、初日に曙の突っ張りに一撃で土俵下へ吹っ飛ばされたり、最後の相撲となった安芸ノ島戦では一方的に押し出されたりと8日目で4勝4敗という散々な成績だった。その不甲斐ない相撲に彼は引退を発表した。この時大乃国は28歳9か月。廃業した双羽黒や現役中に死亡した玉の海を除けば、栃ノ海の28歳8か月に次ぐ若さだった。で、なんでこの時年取ったと思ったかというと、彼が引退して“年寄(大乃国→芝田山)”となったからである。20代の同じ年齢の男が“年寄”ですよ。この言葉にいずれは自分にもより寄せてくる年齢という大きな壁を感じた時であった。
 それにしても僕も長く生きているなぁ、成長もせずに・・・。

 では明日の予想。まずは府中メイン【府中牝馬S】。ここには《my注目馬》がなんと5頭出走する。内から2番エーシンリターンズ、4番クリスマルキャロル、8番スマートシルエット、11番ドナウブルー、13番オールザットジャズ。普通なら【ヴィクトリアマイル】2着でお世話になったドナウブルーを狙うのが筋だろうが、ここは僕が追っかけていちばんお世話になった馬がいるので、その馬を狙う。本命は8番スマートシルエット。メンバーを見渡すとドナウブルー、ホエールキャプチャを筆頭に差し馬が人気となりそう。それなら前にいけるこの馬に大きな展開の利がありそう。ハナか番手でスローなら上がり32.6秒から33秒8で上がれる。前走の【新潟記念】も直線で不利がありながら勝ち馬と0.1差。先週の【毎日王冠】3着のタッチミーノットとも0.1差だった。ここは人気にならないので絶好の狙い目。相手は前述の4頭に17番ホエールキャプチャ。
 京都メイン【清水S】は3番ザバトルユージローが面白そう。この馬相手なりに走る馬でハンデ戦、平坦コースが絶好の狙い。少頭数も味方しそうだし、鞍上も相性がいい。相手は1,9番。
 新潟メイン【魚野川特別】は2番タガノイノセンス。前走は位置取りが後ろすぎただけ。鞍上が柴田善から中館に替わり前で競馬が出来そう。マンカフェ産駒はこの条件相性がいいし、中館&岡田の組み合わせも回収率がよくここは面白い。相手は4,12番。

 明後日は【秋華賞】。力は断然ジェンティルドンナだろうが、一応本命は他の馬を考えている。候補は2頭。共にジェンティルとは未対決の馬だ。鞍上も魅力だ。年寄りの意地を若娘のレースで見せてやる!明日を楽しみに!

 

                                                    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これって運命!?

2012-10-08 18:31:16 | Weblog

 世の中には不思議なことがあるものだ。
 昨夜の【凱旋門賞】で直線抜け出し、ソラを使って惜しくも2着に敗れ去ったオルフェーヴル。そんな偉大な弟が世界に存在感を示した翌日に愚兄ジャポニズムが【障害未勝利戦】に出走してきた。ジャポニズムは父がネオユニヴァースで母がオリエンタルアート、これまで障害戦1戦を含め、19戦(1,3,2,13)という成績だった。前走の障害緒戦にしても14頭立ての10着に敗れていた。その愚兄が今日の障害戦で6番人気にもかかわらずまさかの逃げ切り勝ち。ロンシャンの敵を府中で取った形となった。格は全く違うが、今までのジャポニズムの走りを考えると、奇跡に近い。やっぱり血が騒いだのだろう。
 
 話は変わるが今日のソフトバンクVS.オリックスの最終戦。なんとオリックス4年目の西勇輝が、ノーヒットノーランを達成した。今季プロ野球3人目。史上76人目(87度目)の快挙。オリックスでは’95年の佐藤義則以来、17年ぶりで、パ・リーグでは2000年の近鉄・エルビラ以来、今世紀初の記録となった。この記録はとても凄いことで賞賛に値するもの。ただ今日は単なる消化試合ではなかった。あの小久保裕の引退試合だったのだ。その小久保を含むソフトバンク打線を、五回に松中へ与えた四球の1つだけに抑え、109球、9奪三振。当然、西を攻めることも、ソフトバンク打線を攻めることもできないが、もう少し空気を読めないものか、何も今日でなくても・・・。ただ滅多にない引退式に小久保もファンの心にも今日のことがいつまでも残るか・・・。

今日の重賞を振り返る。【第47回京都大賞典】、勝ったのは池添謙一騎乗のメイショウカンパク。道中後方待機から大外を追い込みゴール手前で差し切り重賞初勝利を挙げた。タイムは2分23秒4。2着にはオウケンブルースリ、3着にはギュスターヴクライが入った。勝ったメイショウカンパクだが、池添の思い切った騎乗が勝利に結びついた。距離もこのくらいの方がいいのだろう。ただ勝ち方は見事で、今後が楽しみになった。2着オウケンブルースリはさすがにこのレース(この条件)は走る。元々の力のある馬で、これだけ走れば今後も注目しなくてならないだろう。3着ギュスターヴクライは勝ちに行った分目標となった。ただレースぶりは悪くなく今後も楽しみ。僕が本命に推した4着フミノイマージンも牡馬相手に良く走っている。ただ距離が少し長い分、終いの切れが鈍ったか。次走(【エリザベス女王杯】)は今回以上に楽しみになった。強い!
 メイショウカンパクは父グラスワンダー、母ダンシングハピネス(母父ダンスインザダーク)という血統。通算成績33戦6勝。重賞は初勝利。グラスワンダー産駒はJRA重賞通算26勝目。今年は【新潟JS】のシゲルジュウヤク以来2勝目となった。池添謙一は’06年スイープトウショウ、’10年メイショウベルーガ以来3度目の優勝、JRA重賞は【クイーンS】アイユアーズ以来通算57勝目、今年は4勝目となった。尚、この勝利でJRA通算800勝も達成した。管理する荒川義之調教師は初の同レース制覇。重賞は今年の【阪神大賞典】のギュスターヴクライ以来通算6勝目、今年2勝目となった。
 最後に今日行われた【第25回マイルチャンピオンシップ南部杯】は佐藤哲三騎乗のエスポワールシチー(牡7歳・安達昭夫厩舎)が4角先頭から直線後続を突き放して快勝。同レースを3年ぶりに制するとともに、ダートGI7勝目を挙げた。タイムは1分35秒9。2着はダイショウジェット、3着にはアドマイヤロイヤルが入った。この3日間、JRAのほうはとんでもない成績だったが、この【南部杯】の3連単だけが的中した。額的には焼き石に水状態だが、まぁ来週に繋がることを祈ろう!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もう神頼みだけ・・・

2012-10-07 21:13:22 | Weblog

 いよいよ今日【凱旋門賞】にオルフェーヴルが出走する。その【凱旋門賞】歴代優勝馬は過去90回、すべて欧州調教馬だった。日本馬は’69年のスピードシンボリを皮切りに延べ12頭が挑戦。’99年エルコンドルパサー(2着)、’06年ディープインパクト(3位入線→失格)、’10年ナカヤマフェスタ(2着)と、あと一歩のところで栄光を手にできなかった。最初の挑戦から43年、悲願の世界一へ。JRAが祝っているが、今年は近代競馬150周年の節目。「JAPAN」代表・オルフェーヴルが歴史の扉をこじ開けるか見守りたい。

 今日の競馬も惨敗。好きなレースである【毎日王冠】などは全く話にすらならなかった。その【第63回毎日王冠】は秋山真一郎騎乗の1番人気カレンブラックヒル(牡3歳・平田修厩舎)が離れた3番手から直線で逃げ馬をかわし無傷の5連勝。勝ちタイムは1分45秒0だった。2着には12番人気のジャスタウェイが入り、3歳馬のワンツーフィニッシュとなった。続く3着には9番人気のタッチミーノットが入った。2番人気のエイシンフラッシュは9着、僕が推奨したフェデラリストはなんと最下位に終わった。
 カレンブラックヒルは好スタートから3番手をキープ。前を行くシルポートとグランプリボスが前半5ハロンを57秒8とハイペースで後続を引き離し、4番手以下も控えたためカレンブラックヒルの前後は大きく離れる展開となった。直線に向くとカレンブラックヒルはダノンシャークの内からの追撃をしのぎつつ、ジリジリと前を追う。残り100mで先頭にたつと、最後は外を通って追い込んだジャスタウェイ、タッチミーノットの追い込みをクビ差抑えてゴール板を駆け抜けた。カレンブラックヒルは正直動きが少し鈍かった。しかし図太さは見事。これからもっと良くなるだろう。次は【天皇賞・秋】か【マイルCS】だろう。陣営はどうも【天皇賞・秋】っぽいが、僕はダイワメジャー産駒だけにもう1ハロンは危険のような気がする。ただ血統を超える強さもあるような・・・。驚いたのは2着ジャスタウェイ。まさかここまで走るとは・・・。成長していたということだろう。3着のタッチミーノットも良く走っている。横山典の話では“一番いい時の状態に比べたら物足りなかった”というが、それでもこれだけ走るのだから力つけているのだろう。7着になったストロングリターンは血統的に叩いた2戦目が良くなる馬。今日は止まったが、次は面白い。問題の16着フェデラリストはスタートで躓いたものの、負けすぎ。いったい何がおきたのだろう。
 勝ったカレンブラックヒルは父ダイワメジャー、母チャールストンハーバー(母父Grindstone)という血統。通算成績5戦5勝。重賞は’12年【ニュージーランドT】、【NHKマイルC】に続く3勝目。ダイワメジャー産駒はJRA重賞6勝目、今年5勝目となった。秋山真一郎、平田修調教師はともに初の同レース制覇。秋山はJRA重賞25勝目(今年3勝目)、平田調教師はJRA重賞9勝目(今年4勝目)となった。
 簡単に昨日の【第47回デイリー杯2歳S】も振り返る。勝ったのは池添謙一で6番人気のテイエムイナズマが、向こう正面で先頭に立つと、そのまま押し切って、重賞初制覇を成し遂げた。タイム1分34秒7。父ブラックタイドはディープインパクトの全兄で2歳世代が初年度産駒。JRA重賞初制覇となった。2着にクラウンレガーロ、3着にマイネルエテルネルが入り、1番人気のメイケイペガスターは見せ場なく11着に敗れた。勝ったテイエムイナズマは出遅れたが、すぐにハミを取って向こう正面半ばで先頭に立ち、レースを引っ張っていく。4角でターフビジョンを見て外に膨れながらも、しぶとく脚を伸ばして、後続馬の追撃を3/4馬身差抑えてゴール。ブラックタイド産駒初の重賞勝利を挙げた。今後は【京王杯2歳S】を経て、【朝日杯FS】へ向かうらしいが、まだまだ荒っぽさの残る同馬は伸びしろたっぷり。今後も目が離せなくなった。

 では明日の予想。まずは重賞、京都メイン【京都大賞典】。本命はちょっと人気になりすぎる気配はするが、今年いっぱいが勝負となる4番フミノイマージン。正直少し距離が長い気がするが、今の好調さは無視できない。前走もヒルノダムール、ダークシャドウを撃破したのだから,その価値は高い。斤量も55㌔なら・・・。相手は6,8番。
 京都12Rは13番レッドグラサージュ。未勝利馬だが、ダートなら一発があっていい馬。次は人気になるため、今回が絶好の狙い目。相手は2,9番。
 東京メイン【ペルセウスS】は13番マルカフリート。年齢のためか、勝っても人気になりづらい馬。ベストは1200mかもしれないが、前走1400mもクリア。相手は4,14番。
 東京10R【本栖湖特別】は去勢明けの7番ヴァーゲンザイル。この馬の出世は気性が邪魔していたもの。ひょっとしたら全く駄目かもしれないが、狙うなら今回だろう。相手は3,6番。

 2日連続の惨敗。明日ぐらいはギャンブルの神様が微笑んでくれないかな!?

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする