人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

惨敗の日

2013-03-31 19:15:53 | Weblog

 中山観戦三度目の正直である。今日は愛馬ワナビーザベストが出走したので、それだけを観に中山へ。レースは【中山5R・2200m芝】戦で、石橋騎乗で出走。パドックでは若干入れ込み気味も以前よりはマシな状態。
 そしていよいよ出走。珍しくほぼ五分のスタートを切る。少し行きたがる素振りを見せるも、いつもより前め中団馬群の内6,7番手で進む。手応えを残して直線へ向かう。進路を内に取っていざ追い出していくと、馬群を割るように鋭く伸びる。
「思わず石橋行け!」
と絶叫。
“ひょっとしたら・・・”
勝利が脳裏に浮かぶ。しかしゴール前では外から伸びてきた馬の脚色がいい。
「あ~あ」
最後は勝ち馬から0.2秒の僅差5着と敗れた。正直、馬券にもならず残念であったが、ただそれでも牡馬相手に掲示板は確保してくれ、出走優先権を取ったので一安心である。これで次はきっちり状態を見て出走できる。まだまだ精神的に幼い面があるが、もう少し落ち着きが出てくればきっと勝てる。楽しみはこれからだ!

 では今日の競馬を振り返る。阪神11Rで行われた【第57回産経大阪杯】。勝ったのは(4歳上オー池添謙一騎乗の断然1番人気オルフェーヴル(牡5歳・池江泰寿厩舎)。直線で余裕たっぷりに差し切り快勝した。タイムは1分59秒0。昨年とは違う盤石のスタートだった。レースはコパノジングーがハナを切りスローの流れ。トウカイパラダイスが2番手につけ、ヴィルシーナが3番手を追走。オルフェーヴルは中団の後ろ、前に壁を作ってレースを進める。オルフェーヴルは3角過ぎから徐々に外を回って進出。4角では早くも前を射程圏にとらえ、ゴール前では内のエイシンフラッシュ、後方から外を回って伸びてきたショウナンマイティとの争いになったが、危なげなく押し切ってV。1/2馬身差の2着には外から追い込んだ2番人気ショウナンマイティが入り、2着からクビ差の3着が番人気のエイシンフラッシュが入った。
 勝ったオルフェーヴルは休み明けの分、ややモタモタするところはあったが、完勝であった。文句なしの勝利。ただ少しインパクトが欠けているような気がしたのは僕だけか。2着ショウナンマイティは力をつけている。前回のレースからの修正も出来ていた。これなら今後が楽しみだが、強いのがいるので・・・。3着エイシンフラッシュも叩き台としてはいい競馬だった。次は香港らしいが、この競馬が出来れば好勝負しそう。僕が本命に推したダークシャドウは直線伸びず5着。道中、少し折り合いを欠いていたが、その分、伸びを欠いた。それでもトウカイパラダイスを交わせないのにはガッカリ。ちょっと先が見えたが・・・。
 ご存知オルフェーヴルは、父ステイゴールド、母オリエンタルアート(母父メジロマックイーン)という血統。北海道・社台コーポレーション白老ファームの生産で、(有)サンデーレーシングの所有馬。通算成績は18戦10勝。重賞は【フジテレビ賞スプリングS】、【皐月賞】、【東京優駿】、【神戸新聞杯】、【菊花賞】、【有馬記念】、【宝塚記念】、【フォワ賞】に次いで9勝目。キンカメ産駒はJRA重賞49勝目。池江泰寿調教師、池添謙一騎手ともに’09年ドリームジャーニーに次いで【産経大阪杯】2勝目。池江師JRA重賞33勝目、池添59勝目となった。

中山11Rで行われた【第45回ダービー卿CT】は、松岡正海騎乗の5番人気トウケイヘイロー(牡4歳・清水久詞厩舎)が2番手から抜け出して重賞初制覇。タイムは1分32秒6。混戦を制したのは休み明けの前走を制してオープン入りしたばかりのトウケイヘイローだった。レースはファイアーフロートが逃げ、トウケイヘイロー、ドナウブルーがその後ろを追走。リアルインパクト、ガルボが好位につける。速い流れのまま勝負どころを迎えると、一気にトウケイヘイローが前をかわして先頭に立つと、そのまま粘り込んでが押し切った。クビ差2着がダイワマッジョーレで、1馬身1/4差の3着にはダイワファルコンが入った。
 勝ったトウケイヘイローは引っかかっていたが、それでも勝つのだから相当の力の持ち主だろう。まだまだ馬は若いが良くなればさらに楽しみだ。直線が長い【安田記念】は折り合い次第となるだろう。2着ダイワマッジョーレは確実に末脚を伸ばす。馬場も府中の方がよく、この走りならもう少し距離が延びても良さそう。3着ダイワファルコンもマイルは短い。ただ中山はやっぱりよく走る。僕が本命に推した10着ドナウブルーは4角でもう手応えが怪しくなった。故障でもなさそうだし、一体どうしたのだろう。解せない!
 トウケイヘイローは、父ゴールドヘイロー、母ダンスクィーン(母父ミルジョージ)という血統。北海道・中村和夫氏の生産で、木村信彦氏の所有馬。通算成績は13戦5勝。重賞初勝利。ゴールドヘイロー産駒はJRA重賞初勝利。清水久詞調教師、松岡正海ともに【ダービー卿CT】初勝利。清水師はJRA重賞初勝利、松岡はJRA重賞24勝目となった。

 則本、大谷、菅野に続き、今日、注目の初先発マウンドに上がったのが阪神のドラフト1位ルーキー・藤浪晋太郎。初球にいきなり150㌔をマークしたものの、序盤は制球が安定せず初回に早くも1点を失うなど苦しい立ち上がり。しかし、要所を三振で締めて徐々にリズムをつかむと、尻あがりに調子を上げていった。
 ただ、6回に7番・雄平にすっぽ抜けのフォークをライトスタンドへと運ばれてしまいプロ初本塁打を浴びると、このイニングを投げ切ったところで降板。6回を投げ3安打2失点7奪三振と好投も、打線の援護なく初黒星となった。いやぁ、開幕3試合目でこれだけのピッチングは立派だろう。次が楽しみになった。是非巨人戦で快投を魅せてほしい。

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有吉凄いぞ!

2013-03-30 20:44:38 | Weblog

 今年の【第85回選抜高校野球】は難しい。ベスト8に残ったのは聖光学院、敦賀気比、北照、浦和学院、仙台育英、高知、済美、県岐阜商。僕が予想して残ったのはなんと仙台育英1校だけという散々たる予想結果となっている。それもそのはずで、強いと思っていた関西、そして個人的に応援していた九州が全く残っていないのだから仕方ない(まさか沖縄尚学が1回戦で、大阪桐蔭が今日負けるとは・・・)。残ったこの8校、正直どこが優勝してもおかしくない。僕が観ていて投手は圧倒的に済美だが、総合力的には仙台育英、高知あたりはいいチームに思う。そういえば、今日の3試合、常葉菊川、高知、済美、済々黌、県岐阜商、大阪桐蔭の6校すべて選抜優勝校だった。こんな日もあるんですね。みんな頑張れ!!!

 皆さんは今週の『週刊文春』を観られただろうか。好評連載中の阿川対談に山藤章二さんがゲスト出演していたのだが、その対談の中で有吉について
「僕の中でも今、非常に評価の高い男。彼が出てる番組は見逃すなってというのが、僕のスローガン」と言っていた。談志師匠が立川流の顧問に迎えた人からの賛辞。人ごとながら有吉の現在の凄さが嬉しくなった。良かったね、有吉!

 では明日の予想。まずはオルフェーヴルが出走する【大阪杯】。本命は4番ダークシャドウ。昨年GⅠでずっと応援していた馬だ。あと一歩足らない馬だが、今回はベストの2000mで、なぜか相性のいい関西での出走。そして鞍上は重賞勝ちがほしい戸崎。一発があっていい。相手は勿論5番オルフェ、そして3番ショウナンマイティだろう。
 中山メイン【ダービー卿CT】は3番ドナウブルー。ハンデ戦の牝馬56㌔は実質トップハンデ。それでも同等の牡馬1番ガルボ、9番リアルインパクトだからこの両頭に比べると魅力いっぱい。鞍上は結婚が決まった福永だし前走で人気が落ちたらさらに面白い。相手は5,10番。
 
 阪神10R【マーガレットS】は10番ノーブルコロネット。13番と迷ったが、実はノーブルは【桜花賞】に登録して、今のままだと除外対象。ここで勝って連闘で挑むのでは思っている。そのために好走は必至。鞍上も2走目で前走のような事はないだろう。相手は13,16番。
 中山10R【伏竜S】は15番ロードクルセイダー。前走はマイルの流れが合わなかっただけ、1800mに戻ればこの世代でもダート巧者の1頭。相手は12,14番。

 今日先発していた巨人の新人・菅野。7回を1失点だからその投球は立派。ただ僕の感じはもう少しストレートで押す投手と思っていたが、変化球がいい完成している投手という感じ。ただ腕が下がっているので、ボールがシュート回転しそう。僕のとりあえず今日のイメージは変化球のいい野間口。アンチすぎますか?

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打倒巨人はここだ!

2013-03-29 20:54:03 | Weblog

今日から開幕したプロ野球。今年こそは“打倒巨人”をどこかの球団がやってくれることを祈りつつ今年も順位予想をやってみる。
 まずは《セ・リーグ》。どう考えても巨人の力が一枚も二枚も上だろう。でもそこはアンチ巨人の僕である。無理やり巨人を倒せそうなチームをピックアップする。
 僕の本命はヤクルト。大した補強もないが、唯一巨人に対抗できる投手陣を持っている。石川、館山、村中、ロマン、赤川、七條と先発投手陣の層は厚い。リリーフ陣も松岡、久古、押本、バーネットに西武から藤田太陽も加わりいい。問題は打線だが、川端、バレンティンの故障は大きいが、ヤクルトの強さはやりくりにあるので、川島、岩村、谷内(新人)、飯原、上田あたりでカバーできるだろう。バレンティンなどは2ヵ月ぐらい打てないときがあるので、それを考えるとまだショックは少ないだろ。
 2位は巨人。とにかく戦力は充実。特に投手陣の層は厚い。ルーキー菅野、2年目高木京、田原らが働けばその投手陣は万全。一方、打撃陣も誰かが打てなくてもそれをカバーする選手がいるので心配ないが、唯一心配はWBC組の阿部、坂本あたりが怪我をした時・・・。僕が願っているのは巨人がぶっちぎりしないことだけだ。
 3位は広島。このチームも投手力はいい。先発陣の前田、野村、バリントン、大竹は普通に2桁勝てる。これに篠田、ソコロビッチ、久本が加われば、後ろには福井、中崎、今村、ミコライオ、永川、横山らが控えているので心強い。打線は東出の怪我は痛いが、堂林、菊池、丸の若手が伸びてきており、これに栗原、エルトレッド、新外国人ルイス、梵、広瀬、らが絡めば面白い。
4位阪神。正直福留はいらなかっただろうと思うのだが、がむしゃらな補強策が功を奏するかどうか。投手陣はメッセンジャー、能見、岩田、スタンリッジの次に藤浪とは手薄。抑えの久保もさすがに荷が重いかも・・・。ここは同級生・和田監督の腕の見せ所か。打ち勝つ野球ができるかどうかをするかだろう。
5位中日。いかんせんブランコ、ソト、ソーサの抜けた穴が大きい。ただ新外国人5人が活躍しないという理由もなく、彼らが活躍すれば一躍優勝争いも・・・。というのも勝ち方を知っている選手が多く、その経験値はリーグ一。投手陣も計算はできづらいが、山内、大野、但馬、岡田、武藤、小熊と面白そうな若手投手時が揃っている。あとはWBC帰りの井端、そして和田、森野、荒木、谷繁らがどれだけ試合に出続けられるかが鍵だ。
6位DeNA。いちばんおもしろいと思っているチーム。同リーグ・同チームから外国人3人獲る離れ業はやることが立派。それに多村の補強もいい。ただやっぱり投手力が弱い。藤井、三浦、ソト、国吉、高崎、三嶋(新人)では1シーズンは厳しい。これに神内らが加われば・・・。リリーフ陣も加賀、山口、ソーサでは安定感イマイチ。打線は重量打線化したが、いかに石川、荒波、内村らがアベレージを残すかが浮沈の鍵だろう。

1位ヤクルト、2位巨人、3位広島、4位中日、5位阪神、6位DeNA

 次に《パ・リーグ》。ソフトバンクのファンながら心配しているのはソフトバンクの独走。そうなるとプロ野球が面白くないので是非他の球団にも頑張ってほしい。
1位はソフトバンク。とにかくチーム作りがはっきりとしている。強くなるためには何が必要かがわかっていてそのために球団が一致団結している。そんな前置きはおいといて、投手陣が凄い。先発候補だけでも摂津、大隣、パティーヤ、武田、山田、寺原、東浜、大場、新垣、山中、帆足と15連戦でも大丈夫なほどいる。これにリリーフ陣も森福、岩崎、ファルケンボーグ、五十嵐、陽といるのでほぼ穴はない。本多、今宮(明石)、内川、ペーニャ、ラヘア、松田、柳田、長谷川、細川と続く打線は脚あり、長打力あり、決定力ありの打線で、これに松中、江川、吉村らが控えに入りのでこれも相当力強い。文句なしの優勝候補。
2位は贔屓いっぱいに楽天。入団が決まった時に書いたが、マギー&ジョーンズには是非ガンガン打ってほしい。特にジョーンズには是非30本塁打は・・・。投手力は田中、釜田、則村、戸村、ダックワ―スらのフル活動となるが、美馬、菊池、ラズナー、金刃、青山、辛島、永井、塩見と数はいる。これに抑えで斎藤隆が入っているので上手くいけば・・・。打撃陣は二人の外国人次第だが、聖沢、鉄平、松井稼、が絡むと面白い打線にはなる。

3位オリックス。積極的な補強を行ったが、東野(巨人から)、八木(日ハムから)、平井(中日から)、糸井(日ハムから)、原(西武から)、平野(阪神)の加入はプラスに出るだろう。馬原も怪我さえ治れば十分戦力となる。監督もソフトバンク時代王監督を陰で支えた森脇監督と侮れない。李、バルティデス、後藤、坂口、T-岡田ら元々個々の選手の能力は高く、チームが一丸になったらVまであるかも・・・。
4位西武。通常なら2位だろうが、中島と怪我で離脱した中村の穴が大きい。ルーキー金子、2年目永江と注目の若手がでてきているが、今年は叩き台という感じがする。ただ投手力は岸、菊池、石井、牧田、西口、野上、十亀と先発陣もおり、涌井、ウイリアムズ、シャコースキー、大石、長田と抑えも充実している。
5位日本ハム。注目の大谷には頑張ってもらいたい(今日早速タイムリー打っていた)が、チームとしては昨年が出来過ぎの感がある。糸井を出して大引、赤田、木佐貫の補強はいいが、いかんせんこの3選手は波が大きい。チームが上の方に行くには先発陣次第。ウルフ、武田勝、吉川、木佐貫、ケッペル、中村らがいかに勝ち星をあげられるかが鍵となる。後ろはある適度計算できるだけに・・・。野手は新外国人アブレイユが活躍すれば面白い。
6位は残念ながらロッテ。今年は伊東監督のチーム作りの年だろう。まずはポスト里崎作りからはいるのでは・・・。どうも高卒3年目の江村を気に行っているようで出場回数はふえるだろう。全体的には投手陣も成瀬、大嶺、藤岡、唐川、渡辺、グライシンガー、ゴンザレスの先発陣に薮田、益田、小野、中後、大谷、荻野などリリーフ陣も

あり上手く回転すれば面白いのだが、唐川、グライシンガーなど故障者が多い。打撃陣もしっかり働けばいい打線は組めるのだが、外野陣過多が気になってしょうがない。
1位ソフトバンク、2位楽天、3位オリックス、4位西武、5位日本ハム、6位ロッテ。

 では明日の予想。まずは中山メイン【船橋S】。本命は2番ダノンフェアリー。今週はBコース使用ということは、先行馬有利になる。名匠・角居調教師が中山に遠征したのも十分勝負になるからだろう。バクシンオー産駒でこの条件は合うし、柴田善もこの条件と相性はいい。ここは人気もないし、絶好の狙い目だ。相手は4,14番。
 阪神メイン【コーラルS】は8番マルカフリート。【フェブラリーS】において先行馬でこの馬に先着したのがエスポワールシチーだから0.4差6着は立派。ここは得意の1400mで負けられない。相手は2,16番。
 中山12Rは15番シンキングマシーン。同じフサイチコンコルド産駒のブルーコンコルドのようになるのではと思っている馬。ここは叩き2走目で面白い。相手は4,5番も13番も穴で・・・。

 あ~あ、巨人が勝っちゃった!今村が打たれたのは仕方ないが、その前に打つほうでもう少し何とかならなかったものか。それにしても大谷は凄い!

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写真判定で大勝ちが・・・

2013-03-24 19:05:04 | Weblog

「えっ、2着ハクサンじゃないの?」
【高松宮記念】の2着争いでの結果を見て思わず呟いた。まだ写真判定を見ていないので解せない気持ちが大きい。今日の“タラレバ”はもし、ハクサンが2着だったら3連単64,250円、馬単8,090が的中していただけに・・・(的中は3連複だけ)。このハナ差は痛かった。まだ本当のツキは無いようだ。
 今日の重賞を振り返る。まずは中京11Rで行われた【第43回高松宮記念】。勝ったのは文句なしに岩田康誠騎乗の1番人気ロードカナロア(牡5歳・安田隆行厩舎)。直線で差し切り快勝。スプリントGI3勝目を飾った。勝ちタイム1分8秒1(良)はコースレコードだった。これが世界を制した短距離王の走りなのだろう。陣営の宣言通り、力の違いを見せつけてレコード勝ちを演じてみせた。レースは予想通り僕が面白いと思っていたハクサンムーンが二の脚を利かせてハナへ。メモリアルイヤー、アイラブリリがその後ろを追走する。ロードカナロアは中団待機。速いペースで流れてもハクサンムーンは粘り腰を見せ、サクラゴスペル以下、4角で進出してきた馬を振り切ったが、直線半ばからロードカナロアの脚いろは違っていた。激しい2着争いを尻目に、鮮やかに差し切ってレコード勝ち。スプリントGIで3連勝という離れ業を成し遂げた。1馬身1/4差の2着争いは写真判定に持ち込まれたが、わずかに外の2番人気ドリームバレンチノが先着。逃げ粘った10番人気ハクサンムーンが3着だった。
 勝ったロードカナロアはもはや国内では敵なしだろう。目標は【スプリンターズS】【香港スプリント】になるのだろうが、この走りならもっと距離はもちそうで、今後マイル路線でも面白そう。是非挑戦してほしい。2着ドリームバレンチノはただただ相手が悪かった。時代が違えばGⅠ馬になっているだろう。本当に残念だったのは3着ハクサンムーン。最後は坂が応えたようだが、このメンバーでこれだけ走れば立派。楽しませてもらった。4着サクラゴスペルも良く走っているが、まだまだ経験不足か。 経験を積めば、まだまだ強くなりそう。5着ダッシャーゴーゴーは大外枠がこたえたようだ。
 ロードカナロアは、父キングカメハメハ、母レディブラッサム(母父Storm Cat)という血統。北海道新・ケイアイファームの生産で、(株)ロードホースクラブの所有馬。通算成績は15戦10勝。重賞は【京阪杯】、【シルクロードS】、【スプリンターズS】、【香港スプリント】、【阪急杯】に次いで6勝目。キンカメ産駒はJRA重賞44勝目(【マーチS】グランドシチーが43勝目)、今年4勝目(3勝目はグランドシチー)。GⅠは通算9勝目となった。安田隆行調教師は’12年カレンチャンに次いで【スプリンターズS】2勝目、岩田康誠は初勝利。安田師はJRA重賞26勝目、今年4勝目。GⅠは通算9勝目だが、【フェブラリーS】に続き国内GⅠ連勝となった。岩田はJRA重賞56勝目、今年3勝目。GⅠは通算で19勝目となった。
 中山メイン【第20回マーチS】は津村明秀騎乗の2番人気グランドシチー(牡6歳・相沢郁厩舎)がゴール寸前で差し切り、待望の重賞初制覇を果たした。タイムは1分52秒6(良)。鋭い鬼脚で6歳を迎えた無冠の実力馬が待望のタイトルをゲットした。レースはバーディバーディが押してハナを奪い、タカオノボルが2番手を追走。僕が本命に推した人気のジョヴァンニも好位の外につけた。バーディバーディは快調に飛ばして、4角ではジョヴァンニが後退。バーディバーディは一気にリードを広げてセーフティーリードをとった。が、大外からグイグイと伸びてきたグランドシチーが差を詰め、並んだところがゴール。写真判定の結果、わずかに外のグランドシチーに軍配が上がった。2着は6番人気のバーディバーディで、3着に3番人気のフレイムオブピースが入った。
 勝ったグランドシチーの念願がかなったレースであった。これまで勝ち癖がなかったが、これで流れが変わるかも・・・。6歳であるが、馬はまだ成長しているのでこれから楽しみだ。2着バーディバーディ久々にこの馬らしい走りだった。距離はやはりマイルまでだろう。3着フレイムオブピースも良く走っている。ただ中山よりもっと広々とした馬場が合いそう。 僕が本命に推した10着ジョヴァンニはハナにいけなかったのが痛かった。ただ今日のところはいい経験になるはずで、今後も注目したい。 
 グランドシチーは、父キングカメハメハ、母レディクラシック(母父BT)という血統。北海道・幌村牧場の生産で、(株)友駿ホースクラブの所有馬。通算成績は24戦8勝。重賞初勝利。相沢郁調教師、津村明秀ともに【マーチS】初勝利。相沢氏はJRA重賞12勝目(’10年【福島記念】ダンスインザモア以来)。鞍上の津村はJRA受賞6勝目(‘12年【フェアリーS】トーセンベニザクラ以来)となった。

 またひとりの名物力士が引退することになった。元大関で東十両9枚目の雅山。今後は年寄「二子山」を襲名し、藤島部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたる。雅山は明大を中退し、’98年名古屋で幕下付け出しデビュー。初土俵から2場所連続で幕下優勝を飾り’98年九州で新十両。さらに2場所連続で十両優勝を果たし’99年春に新入幕。’00年名古屋で大関に昇進、’01年秋限りで関脇に陥落した。その後も幕内上位で活躍。大関降下以降の在位場所数は、昭和以降では歴代最多の68場所となった。
 これからは是非強い日本人力士を育ててもらいたいものだ。

 

 

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ドミニカ馬券は・・・

2013-03-23 22:27:10 | Weblog

複雑な競馬結果だった。
今日の競馬だが、メインまで今日も敗戦濃厚状態。そこでまずは中京メイン【名鉄杯】で本命コモノドラゴンが2着で馬単的中(10,810円)。ここで少し息つく。ただ3連複は相手を間違って外す。続く【毎日杯】ではキズナの強さに唖然。馬券は藻屑と消えた。そして迎えた中山メイン【日経賞】。昨日の予想でも書いたようにフェノーメノから1,8,9,12番4頭に流す馬券で勝負。するとなんと馬単(5,420円)、3連複(11,320円)、3連単(48,630円)が的中した。完璧な予想! もうこの時点で今日の敗戦は免れた。こんな日は何を上手くいく。中山最終で買い足し馬券がなんと3連複(57,660円)的中してしまった。久々の大勝。しかし実はこのとき、同じような目で3連単の馬券も買おうかと思ったが、最近の負け癖から「まさか」と思って買うのを躊躇していた。買っていれば477,170円・・・。賭け事に”タラレバ”は禁句だが、それにしても5万馬券的中もなんかしっくりきていない気がして仕方ない最後だった。嬉しい気持ちと残念な気持ち、この複雑さが明日の競馬どっちに転ぶか・・・。
 では今日の競馬を簡単に振り返る。まずは中山メインで行われた【第61回日経賞】。勝ったのは前述した通り蛯名正義騎乗の1番人気フェノーメノ(牡4歳・戸田博文厩舎)。直線で差し切って重賞3勝目を飾った。タイムは2分32秒0。文句なしの内容で完勝し悲、願のGIに向けて好発進を決めた。レースは昨年の覇者ネコパンチの逃げでロードオブザリングが2番手につけ、カポーティスターが3番手。フェノーメノはその後ろで手応え良く追走し、2番人気オーシャンブルーは後方2番手からレースを進めた。4角ではカポーティスターが先頭をうかがう。フェノーメノもじわじわと押し上げて前を射程圏にとらえるが、オーシャンブルーは反応が今ひとつ。直線では早めに抜け出したカポーティスターが押し切りを図ったが、満を持して追い出されたフェノーメノが力強い末脚でかわして完勝。人気に応えて力の違いを見せつけた。1馬身1/2差の2着が9番人気のカポーティスターで、1馬身差の3着が7番人気のムスカテール。オーシャンブルーは9着に敗れた。
 勝ったフェノーメノだが、完璧な勝利だった。これで今年が楽しみになった。3強ともいい勝負しそう。2着カポーティスターもこれだけ走っても不思議ではない馬。中山も合うのだろう。今後が楽しみだ。3着ムスカテールは鞍上が苦手な右回りを上手く捌いた。力はあるだけにその成果だろう。
 フェノーメノは、父ステイゴールド、母ディラローシェ(母父danehill)という血統。北海道・追分ファームの生産で、(有)サンデーレーシングの所有馬。通算成績は10戦5勝。重賞は【青葉賞】、【セントライト記念】に次いで3勝目。戸田博文調教師は【日経賞】初勝利。蛯名正は’96年ホッカイルソー、’04年ウインジェネラーレ、’08年マツリダゴッホ、’09年アルナスラインに次いで【日経賞】5勝目。
 一方、阪神11Rで行われた【第60回毎日杯】は、武豊騎乗の1番人気キズナ(牡・佐々木晶三厩舎)が直線だけの競馬で豪快に差し切って重賞初Vを飾った。タイムは1分46秒2(良)。まさに次元の違う脚だった。断然人気に推されたキズナが、後方追走から直線一気の差し切りで重賞初制覇。強烈なインパクトを残して賞金上積みに成功した。レースはタイセイウインディの逃げでスタート。バッドボーイが2番手につけるが、ややかかり気味になったラブリーデイが2番手に押し上げ、ガイヤースヴェルトも好位を追走する。ハイペースで縦長の展開になり、断然人気のキズナは後方3番手から競馬を進めた。4角でもキズナはかなり後方にいたが、直線半ばでエンジンがかかると、馬群から早めに抜け出したガイヤースヴェルトを差し切ってV。1頭だけ次元の違う競馬を見せ、改めて素質の高さを印象づけた。3馬身差の2着は6番人気の関東馬ガイヤースヴェルトで、3馬身1/2差の3着には3番人気のバッドボーイが入った。
 勝ったキズナは正直一頭だけ違った。陣営は【皐月賞】を使わず【日本ダービー】を目指すようだが、あの脚は脅威となるだろう。楽しみ!2着ガイヤースヴェルトは今後面白いかも・・・。初芝でこれだけ走ったら立派。ただ今日は相手が悪かった。3着バッドボーイは力は出している。ただ力はややトップクラスには劣る。6着サトノキングリーはもう少し走ると観ているのだが、現状では力不足か・・・。
 キズナは、父ディープインパクト、母キャットクイル(母父Storm Cat)という血統。北海道・(株)ノースヒルズの生産で、前田晋二氏の所有馬。通算成績は5戦3勝。重賞初勝利。佐々木晶三調教師は’03年タカラシャーディーに次いで【毎日杯】2勝目、武豊は’00年シルヴァコクピットに次いで2勝目。

 では明日の予想。まずはなんと言ってもGⅠ【高松宮記念】。11番ロードカナロアの強さは本物で、岩田の自信も相当なもの。とにかく成長が凄い!この馬を負かすには何が必要だろうか。この馬がここでロードカナロアを負かしているのは、9番サンカルロ、12番ドリームバレンチノ、3番エピセアロームの3頭。まずこの3頭が候補となるだろうが、この中で魅力のあるのは3番エピセアロームだろう。3歳牝馬での先着は立派の一言。ここもそう差はないとみる。
 別な見方をしてみる。競馬で荒れるときはどんな時だろう。まずは血統、そう思っているので僕は血統を主に考えている。次は展開。レース終わって“なんで?”と呟いたことも多々ある。その観点から、狙ってみたい穴馬として1番アドマイアヤセプター、13番ハクサンムーンを取り上げる。両頭とも一か八かタイプ。特に前者は左回りはいいし、馬体も戻っている。折り合えば一発がありそう。後者は直線真ん中まで粘ればひょっとすれば・・・。馬券は11番ロードから1,3,13番を相手に流す。1,3,13番からの馬券も・・・。
 中山メイン【マーチS】は16番ジョヴァンニ本命。4連勝でオープンまで上がってきたが、ここは試金石となる。僕が唯一心配だった“揉まれたら”という不安も大外枠ということで解消された。ここで勝った羅次は超人気。その前に勝負しておく。相手は1,15番。
 阪神メイン【六甲S】は5番トリップ。一歩足らずのレースが続いているが、元々【弥生賞】2着で、力はある馬。ここは人気の盲点になるので絶好の狙い目だ。相手は1,13番だが、大穴は6番。
 WBCはドミニカが圧勝した。ドミニカのユニフォームは赤であったが、ドミニカの国旗は赤と青が中心。8連勝で優勝のドミニカ馬券としてメジャーリーグで活躍した佐々木氏のもち馬マジンプロスパーは勝っておきたい。

 

 

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甲子園も難しい

2013-03-22 23:15:01 | Weblog

競馬と同じである。何が同じかというと、予想が当たらないのだ。今日開幕した【第85回選抜高校野球大会】。開会式直後の第1試合は3度目春優勝を狙う沖縄尚学と敦賀気比(福井)が対戦。初回に大量5点を入れた敦賀気比が16安打を放ち、11-2で大勝、3年ぶりに初戦を突破した。沖縄尚学の選抜での初戦敗退は校名が沖縄だった1968年以来、実に45年ぶりだった。この大会、僕の優勝候補本命だった沖縄尚学、まさかの初戦敗退である。守備が堅いと評判のチームが4失策。守りのミスからリズムが崩れた。攻撃も2ケタ安打を放ち再三走者を出したが、決め手に欠き、終盤の2点どまり。九州大会優勝の実力を発揮できずに初戦敗退となった。競馬で例えるなら、スタートいきなり落馬というところか。高校野球にしろ、競馬にしろ、やっぱり予想は難しい。
 では明日の予想。まずは中山メイン【日経賞】。本命は人気だが、14番フェノーメノ。ここは休み明けになるが【セントライト記念】を快勝した経験があり、苦にしない。相手は【有馬記念】2着の13番オ-シャンブルーよち、1,8,9,12番。この4頭に流したい。
 阪神メイン【毎日杯】は2番サトノキングリー。前走はちぐはぐなレース。それでよく4着に粘った。普通に走ればその素質は断然。クセ馬はおてのものの池添騎乗なら、アッサリもある。相手は6,10番だが、13番も・・・。
 中京メイン【名鉄杯】は15番コモノドラゴン。いずれは厩舎の看板馬になると思っていた馬。この条件なら勝負になる。相手は3,6番。

 

 沖縄尚学に続き、履正社も敗戦。競馬同様、高校野球も何がおきるか分からない。

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選抜高校野球予想

2013-03-17 18:18:24 | 野球

 競馬以外にもちょっと息抜き予想。
 海の向こうではWBCが佳境になっているが、WBCのあと春の到来を告げる【第85回選抜高校野球(3月22日開幕)】の組み合わせが決まった。
 注目は何といっても森友哉、笠松悠哉、近田拓矢ら強打者が揃い、史上初の3季連続優勝を狙う大阪桐蔭。初戦の相手は大会7日目の第1試合で21世紀枠同士の対戦となった遠軽高(北海道)といわき海星高(東北・福島)の勝者となった。その他では昨秋の神宮大会覇者である仙台育英高が大会4日目の第1試合で、初出場の創成館高と対戦。同じく大会4日目第3試合では関西高と高知高の昨秋地区大会優勝校同士が対する好カードとなった。
 甲子園常連校の敦賀気比高と昨秋の九州大会優勝でセンバツ優勝の経験がある沖縄尚学高の開幕試合を皮切りに、13日間の熱戦が繰り広げられるが、開会式での選手宣誓は、鳴門高の河野祐斗主将が選ばれた。

 で、僕が予想する【第85回選抜高校野球】の優勝予想。まずはトーナメント表をみてベスト8の予想。まずはAブロック。ここは鳴門、宇都宮商、聖光学院、益田翔陽の4校。鳴門か聖光学院だろうが、昨年甲子園で観た鳴門。Bブロックは盛岡大付、安田学園、京都翔英、敦賀気比、沖縄尚学の5校。意外と骨っぽいところが揃った。九州贔屓としては九州王者・沖縄尚学だが、関西王者・京都翔英、東京王者・安田学院も侮れない。しかしやっぱり沖縄尚学。Cブロックは尚志館、大和広陵、菰野、北照の4校。大和広陵は大学時代の同級生が監督。とにかく2年生投手が良いらしい。鹿児島の尚志館も応援したいところだが、ここは大和広陵。Dブロックは浦和学院、土佐、山形中央、履正社、岩国商の5校。ここは関東王者・浦和学院と履正社の争い。地元の利で履正社。Eブロックは仙台育英、創成館、龍谷大平安、早実の4校。どこが出てきてもおかしくないが、神宮王者に敬意を表して仙台育英。Fブロックは関西、高知、報徳学園、常葉学園菊川、春江工。いやいやここも激戦地区。春江工も北信越王者だから侮れない。関西大会で大阪桐蔭を破った報徳学園をピックアップ。Gブロックは済美、広陵、済々黌、常総学院。どこも強豪校、でもやっぱり済々黌。Hブロックは県岐阜商、花咲徳栄、大阪桐蔭、遠軽、いわき海星の5校。まぁ波乱を期待したいがやっぱり大阪桐蔭だろう。つまり僕が選んだベスト8は鳴門、沖縄尚学、大和広陵、履正社、仙台育英、関西、済々黌、大阪桐蔭。
 そして優勝予想は◎沖縄尚学、○大阪桐蔭、▲仙台育英、(注)履正社、△報徳学園、関西、京都翔英(沖縄を破れば・・・)、浦和学院(履正社を破れば)、高知(関西を破れば・・・)。でも心の本命は済々黌!!!!

 

 

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GⅠ前もやっぱり・・・情けない

2013-03-17 18:11:56 | Weblog

 今日も競馬は惨敗。今年は本当に勝てない。来週からのGⅠを前に何とかしたかったのだが・・・。
 今日の競馬を振り返る。まずは阪神11Rで行われた【第61回阪神大賞典】。勝ったのは、内田博幸騎乗の1番人気ゴールドシップ(牡4歳・須貝尚介厩舎)。序盤最後方の位置取りから少しずつ外を押し上げて、最後は全馬をねじ伏せる完勝。2013年の初戦で貫禄勝ちを演じた。タイムは3分5秒0。いやいや、まさに盤石、貫禄を見せつけたレースだった。レースはスタートからカニビスティーがハナに立つ。フォゲッタブルが2番手につけて、ゴールドシップは最後方からレースを進めた。2周目に入ったあたりからじわじわと順位を押し上げると、5~6番手にいたベールドインパクトもゴールドシップの仕掛けに応じて前進。2頭が併走してグングンと前をとらえていく。直線入り口で先頭に並びかけると、ベールドインパクトが力尽きて脱落。ゴールドシップが危なげなく抜け出して、そのまま押し切った。仕掛けを我慢して後方からの末脚にかけた3番人気デスペラードが2馬身差の2着。5番人気のフォゲッタブルが1馬身差の3着に入り、ベールドインパクトは4着に終わった。
 勝ったゴールドシップは文句なしの勝利。これで【天皇賞・春】も大丈夫だろう。2着デスペラードは長距離は確実に走る。ただ今日は展開の2着、ゴールドシップのおかげだ。3着フォゲッタブルも力を出し切った。ただ勝ち馬は強すぎる。4着ベールドインパクトはかかってしまった。ゴールドシップと違って長く脚を使えるタイプではないから、今日は鞍上のミスか・・・。5着トウカイトリックは11歳で立派。これで8年連続出走。見事!
 ゴールドシップは、父ステイゴールド、母ポイントフラッグ(母父メジロマックイーン)という血統。北海道・出口牧場の生産で、小林英一氏の所有馬。通算成績は11戦8勝。重賞は【共同通信杯】、【皐月賞】、【神戸新聞杯】、【菊花賞】、【有馬記念】に次いで6勝目。ステイゴールド産駒はJRA重賞47勝目、【中山記念】ナカヤマナイト以来今年2勝目となった。須貝尚介調教師、内田博幸ともに【阪神大賞典】初勝利。須貝師はJRA重賞10勝目、内田博はJRA重賞通算28勝目、今年3勝目となった。
 
 一方、中山11Rで行われた【第62回フジテレビ賞スプリングS】はC・デムーロ騎乗の1番人気ロゴタイプ(牡・田中剛厩舎)が好位追走から直線で楽に抜け出し快勝。今季初戦を飾った。タイムは1分47秒8。2着タマモベストプレイ、3着マイネルホウオウの3頭が【皐月賞】の優先出走権を手にした。レースは内からワイルドドラゴンがハナを切り、テイエムダイパワーが2番手につける。ロゴタイプも3番手につけたが、折り合いを欠いたザラストロが外から先頭にならびかける展開。縦長の展開になるが、4角手前で外に持ち出したロゴタイプが横綱相撲で抜け出すと、後続の競り合いを尻目にゆうゆうと押し切って完勝。そつなく立ち回った3番人気タマモベストプレイが1馬身1/2差の2着に食い下がり、外から脚を伸ばした11番人気のマイネルホウオウがクビ差の3着に入った。

 勝ったロゴタイプは終わってみれば完勝であった。本番はミルコが乗るので、益々楽しみは広がる。2着タマモベストプレイもさすがに力はある。本番はもっと良くなりそう。3着マイネルホウオウにはビックリ。こんな競馬が出来ると今後が楽しみだ。ただ本番はやや敷居が高いか。僕が本命に推した9着シンネンはスタートで後手。ただ競馬は上手いので将来面白そう。
 ロゴタイプは、父ローエングリン、母ステレオタイプ(母父SS)という血統。北海道・社台ファームの生産で、吉田照哉氏の所有馬。通算成績は7戦4勝。重賞は【朝日杯FS】に次いで2勝目。ローエングリン産駒もJRA重賞2勝目。田中剛調教師、C・デムーロともに【フジテレビ賞スプリングS】初勝利。田中剛師はJRA重賞8勝目、C・デムーロは昨年の【チューリップ賞】のハナズゴール以来JRA重賞3勝目となった。

 来週こそはなんとかしたい!

 

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安田君おめでとう!

2013-03-16 21:50:25 | Weblog

自分の競馬下手さがほどほど身に沁みる一日だった。
まずは【フラワーC】。最初、僕が本命候補としたのは4番サジュラプレジール、6番リラコサージュ、7番ハーモニーフェア、11番エバーブロッサム、12番カラフルブラッサムの5頭。その中で悩んで悩んで僕が本命にしたのは12番カラフルブラッサム。馬券もカラフルブラッサム中心。そして結果が・・・。一応、カラフルブラッサム抜けの馬券も購入していたから、このレースで損こそしなかったものの、なんか虚しい馬券的中であった。一方、【ファルコンS】は9番エールブリーズと13番モグモグパクパクで本命を悩み、13番モグモグパクパクを本命にした。すると、9番エールブリーズが馬券圏内。本命を間違えていなければ、3連複29,000馬券が的中していた。こちらは大きな損失。まぁ馬券が下手としか言いようがない。 情けない・・・。
 その中山11Rで行われた【第27回フラワーC】を振り返る。勝ったのは、横山典弘騎乗の2番人気サクラプレジール(美浦・尾関知人厩舎)。好位追走から直線で抜け出し重賞初勝利。タイムは1分50秒0。首都圏で桜の開花宣言が出された日に勝ったサクラプレジール、新馬勝ち直後の重賞挑戦を見事にものにした。
 レースは大外枠の関西馬ロゼラニがハナを主張。エクスパーシヴが2番手につけ、その直後にサクラプレジールを追走する。僕が本命に推した人気のカラフルブラッサムは後方の外からレースを進め、平均ペースで流れた。4角ではロスなく回るインの各馬と、馬場のいい外に出す馬に分かれて、大きく横に広がっての差し比べ。ゴール前も大接戦となったが、最後は好位から外に持ち出したサクラプレジールと、大外から一気に伸びたエバーブロッサムとの争いに。長い写真判定になったが、ハナ差、サクラプレジールが先着。見事に無傷のV2で重賞制覇を成し遂げた。2着が3番人気のエバーブロッサム。クビ差3着には6番人気のリラコサージュが入っている。
 勝ったサクラプレジールだが、まだ大人になりきれてないのに勝つのだから、相当な力の持ち主かもしれない。【桜花賞】もこの競馬が出来れば十分通用する。2着エバーブロッサムは僕が【オークス】候補と思っている馬。今日の競馬を見てその気持ちが大きくなった。【桜花賞】はやや距離不足か・・・。3着リラコサージュは競馬がうまい。上位2頭とはやや力差がありそうだが、凡走は少ないタイプ。7着カラフルブラッサムはどうしたのだろう。あの大外で勝てるほど力はないのだろう。ただ僕は【秋華賞】候補だと思っている(少し気持ちが小さくなったが・・・)。 
 サクラプレジールは、父サクラプレジデント、母サクラプレステージ(母父ブライアンズタイム)という血統。北海道・新和牧場の生産で、(株)さくらコマースの所有馬。通算成績は2戦2勝。重賞初勝利。サクラプレジデント産駒は【オーシャンS】のサクラゴスペル以来JRA重賞2勝目。尾関知人調教師は【フラワーC】初勝利。JRA重賞は前述の【オーシャンS】以来3勝目。横山典弘は’03年マイネヌーヴェル、’06年キストゥヘヴンに次いで【フラワーC】3勝目。重賞は143勝目。

一方、中京11Rで行われた【第27回ファルコンS】は、田中勝春騎乗の2番人気インパルスヒーロー(牡・国枝栄厩舎)が直線で抜け出し快勝。3連勝で重賞初制覇を果たした。タイムは1分22秒2。関東の新星で、充実一途のクロフネ産駒が勢いに任せて重賞の壁も一気に突破した。レースは外からカシノランナウェイが快速を飛ばしてハナに立つ。アポロオラクル、ワキノブレイブなどが好位につけ、人気のティーハーフは後方の外めを追走。2番人気のインパルスヒーローは中団のインで機をうかがう。4角では各馬が大きく外に広がって差し比べになったが、インパルスヒーローが切れ味鋭く抜け出し、そのまま快勝。中団から馬場の真ん中を伸びた11番人気の1勝馬カシノピカチュウが、5番人気のエールブリーズを抑えて2着。
 終わってみればインパルスヒーローの完勝だった。センスもあり、【NHKマイルC】でも面白そう。2着カシノピカチュウには驚いた。この馬、左回りの方がよく走る。3着エールブリーズは直線で先頭。ちょっと仕掛けが早すぎたか。惜しい!
 インパルスヒーローは、父クロフネ、母クラシカルテースト(母父SS)という血統。北海道・社台ファームの生産で、佐々木完二氏の所有馬。通算成績は4戦3勝。重賞初勝利。クロフネ産駒は【チューリップ賞】のクロフネサプライズ以来通算20勝目となった。国枝栄調教師、田中勝ともに【ファルコンS】初勝利。国枝厩舎は【弥生賞】のカミノタサハラ、【中日新聞杯】のサトノアポロに続いて3週連続の重賞勝ちで通算33勝目となった。田中勝は’11年の【京成杯】のフェイトフルウォー以来久々の47勝目となった。

では明日の予想。どうせ当たらないなら、大胆な大穴狙いといく。まずは中山メイン【スプリングS】。本命は10番シンネン。今年のクラシック戦線はないが起きるか分からない。ここもひょっとしたらひょっとする。この馬の売りは、毎回どの競馬場でもセンスのある走りを見せるところ。初の中山でも前走の走りは通用する。相手は2,5,16番。
 阪神メイン【阪神大賞典】は7番ゴールドシップ断然だろう。しかし、阪神、2㌔差なら8番ベールドインパクトで逆転できないか。昨年はオルフェーヴルの逸走があったレース。競馬は何が起きるか分からない。相手は勿論7番。
 中京メイン【中京スポーツ杯】は4番キネオピューマ。あと一歩のレースが続いているが、確実に末脚を伸ばしてくる馬。直線の長い馬場は合いそうで、ここは一発を期待する。相手は3,9番。

 そういえば、昨年の【阪神大賞典】の日はデンジャラス安田君の結婚パーティだった。パーティが終わって新橋の居酒屋でオルフェーヴルの逸走を見た。今年のその夫婦が親になり、オルフェーヴルの後継者である黄金血統ゴールドシップが出走。ここからなにかヒントがないか考えたが、結局何も思いつかなかった。
思いついたのは、安田君おめでとう!だけだった。
 

 

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なんか当たりそう!

2013-03-15 23:03:38 | Weblog

 今日は仕事の会があり、酔っ払って帰宅。

  よって予想だけ。まずは中山メイン【フラワーカップ】。本命は11番エバーブロッサム、12番カラフルブラッサムのどちらが本命で悩んだが、前者は【オークス】向き、後者は【秋華賞】向きと思っているので、距離適性で12番カラフルブラッサム本命。相手は4,6,7,11番。3連複、馬単の流し。
 阪神メイン【若葉S】は10番メイケイベガスター。1,4番と悩んだが、1番はマイル向きで4番は距離不足。その点、距離的にはピッタリで、本番は先かもしれないが、このメンバーなら馬券圏内を外すことはないだろう。相手は1,4,8番。
 中京メイン【ファルコンS】は13番モグモグパクパク。9番エールブリーズと悩んだが、配当が美味しい前者に本名印を打つ。1200mなら底を見せていないし、前走後はここを目標に調整。名前的に人気になりずらい今回が狙い目。

  今日はこれで勘弁してください

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