人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

天皇賞惨敗も・・・

2007-04-29 21:44:55 | 競馬回顧
「えっ、まさかサムソンが・・・」
【天皇賞・春】を終え、僕がイの一番に口にした言葉である。僕は今回の有力馬の中でまずいちばんに消した馬がメイショウサムソンだった。消した理由は、まず前走の【大阪杯】である。前走【大阪杯】出走からこのレースを制したのは、’03年ヒシミラクルがいるが、そのヒシミラクルは7着からの勝利だったし、連勝したのは’90年スーパークリーク以来いなかった。この両頭とも完全にステイヤー。そう考えた僕はメイショウサムソンの場合は“消える人気馬”と判断したのだった。まぁよく考えてみれば、【アルゼンチン共和国杯】のメンバーで2冠馬は距離うんぬん、前走うんぬんの問題ではなかったのが・・・か・ん・ぱ・い!!!
 その【天皇賞・春】を振り返る。勝ったのは前述の石橋騎乗2番人気メイショウサムソン。中団追走から2周目4角手前で先頭に立つと、外から差を詰めた11番人気エリモエクスパイアをハナ差封じて優勝した。勝ちタイムは3分14秒1。さらにクビ差の3着は4番人気トウカイトリック。1番人気のアイポッパーはさらに1/2馬身差の4着、3番人気デルタブルースは12着に敗れた。
 勝ったメイショウサムソンは正直仕掛けが早かった。しかし【菊花賞】でバテた残り300mからバテることなく我慢強く頑張り抜いた。「お見事!」の一言。 鍛えた高橋成厩舎と馬の果てしない根性の勝利である。次は【宝塚記念】になるのだろうか。もし疲れがないなら、是非出走してほしい。そして今日、香港・シャティン競馬場で行われた【クイーンエリザベス2世C】(香G1・芝2000m)の勝ち馬ビバパタカ (セン5、香・J.ムーア厩舎)、2着馬ヴェンジャンスオブレイン、そして3着のアドマイヤムーンと対決してほしい。2着馬エリモエクスパイアは一瞬大金星を挙げるがごとく前に出たが、最後は2冠馬と重賞勝ちなし馬の差がでた。しかしまだ4歳馬、この瞬発力があれば大仕事ができる可能性がある。3着トウカイトリックは力を出し切った。4着アイポッパーは位置取りが全て。アンカツらしくない騎乗ぶりだった。GⅠ獲りには縁がないのかもしれない。12着となったデルタブルースは【菊花賞】同様早仕掛けをしたが、その分他の馬の目標になった。ただ展開とはいえ、負けすぎである。僕が本命に推したダークメッセージはスタート時、隣のゲートでアクシデントがあったが、レースとしては力負けだろう。それにしても【天皇賞・春】ではなぜダンスインザダーク産駒は走らないのだろう。ダンス自身も走ったことがないのではっきりわからないが、この時期の京都は合わないのかもしれない。
 勝ったメイショウサムソンは、父オペラハウス、母マイヴィヴィアン(父ダンシングブレーヴ)という血統(オペラハウス産駒としては’00年、’01年のテイエムオペラオーに続く天皇賞・春3勝目)。05年7月に小倉でデビューし、3戦目で初勝利。昨年の【スプリングS】で重賞初制覇を果たすと、続く【皐月賞】、【日本ダービー】と3連勝で2冠を達成した。しかし秋緒戦の【神戸新聞杯】で2着に敗れると、3冠制覇のかかった【菊花賞】は4着、【ジャパンC】6着、【有馬記念】5着と連敗が続き、前走の【大阪杯】が【日本ダービー】以来約10か月ぶりの勝利だった。通算成績17戦8勝(重賞5勝)。
 石橋は天皇賞は春、秋通じて初勝利。JRA・GⅠは今回のパートナーであるメイショウサムソンで制した昨年の【皐月賞】、【日本ダービー】に続く3勝目。JRA重賞は同じくメイショウサムソンで勝った今年の【大阪杯】に続く今年3勝目で通算15勝目となった。
 高橋成忠調教師はJRA・GⅠ初勝利。JRA重賞はメイショウサムソンで勝った今年の【大阪杯】に続く今年2勝目で通算14勝目。なお、【天皇賞・春】は騎手時代に’64年ヒカルポーラと’70年リキエイカンで制している。
 馬主の松本好雄氏のGⅠ制覇はメイショウドトウの’01年【宝塚記念】、メイショウボーラーの’05年【フェブラリーS】、そしてメイショウサムソンで制した昨年の【皐月賞】と【日本ダービー】に続く5勝目。今年のJRA重賞はメイショウトウコンの【平安S】、メイショウサムソンの【大阪杯】に続く3勝目となった。尚、鞍上はいずれも石橋である。
 先ほどダンスインザダーク産駒が走らないことは書いたが、【天皇賞・春】はなぜか4歳馬が強い。僕の本命も4歳馬だったのだが、こんなことなら黙ってBOX買いしておけば良かった。その4歳馬の勝利だが、’05年スズカマンボ、‘06年ディープインパクトに続く3年連続。今年を含めた過去10年では8勝(5歳馬が2勝)と断然の数字を残している。2着のエリモエクスパイアも4歳で、4歳馬のワンツーは’02年(1着マンハッタンカフェ、2着ジャングルポケット)以来だった。
 今日の僕の競馬は【天皇賞・春】だけで大損したが、東京メインの馬単、3連複、そして京都最終の馬単が的中し、勝利した。昨日の負け分も取り戻し、GWいい出足である。週半ばの地方競馬はほどほどにして、来週まで運を取って置きたいものである。ところで来週の【NHKマイルC】って難しそう!
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天皇賞は若馬&度胸満点騎手

2007-04-28 22:30:58 | 競馬予想

 GW初日の勝負レース【青葉賞】は、なんと僕本命のナタラージャ(牡3、栗東・池江泰郎厩舎)は、左第1指節種子骨粉砕骨折を発症し、向正面で競走を中止。診察の結果、予後不良と診断された。なんとなく、GWの行方を占っているような気が・・・幸先悪~!!!
 その東京で行われた【青葉賞】を振り返る。勝ったのは、武幸四郎騎乗の3番人気ヒラボクロイヤル (牡3・大久保龍厩舎)。中団後方から直線で伸び、15番人気トーセンマーチに1馬身差をつけて差し切った。さらにクビ差の3着には6番人気フィニステールが入った。この上位3頭には【日本ダービー】の優先出走権が与えられる。勝ったヒラボクロイヤルは【毎日杯】2着のあと、距離延長の魅力を感じて陣営がここに出走させてきたが、期待通りの走りだった。この厩舎はもう1頭アサクサキングス(【皐月賞】7着)がいるが、この馬を【NHKマイルC】に向かわせるのだからこの馬への自信の表れだったのだろう(それを読めなかった)。ヒラボクロイヤルはこれからまだ強くなると思うが、ただ【ダービー】となるとやはりもう一歩足らないような気がする。2着のトーセンマーチはスズノマーチの下だから、血統的にはここで勝負になっても不思議ではないのだが、未勝利勝ちが辛勝だっただけに「まさか」という感じであった。この馬もまだ強くなるだろう。3着フィニステールは直線フラフラしたが、この馬は今後面白い存在となるような気がする。【菊花賞】あたりで買いたいな・・・。尚、1番人気のオーシャンエイプスは7着に敗れた。
 勝ったヒラボクロイヤルは、父タニノギムレット、母マーズヴァイオレット(父Mr.Prospector)という血統。そのタニノギムレット産駒のJRA重賞勝ち馬としては、ゴールドアグリ(【新潟2歳S】)、ウオッカ(【阪神JF】、【チューリップ賞】)に続く3頭目となった。同馬は昨年9月の札幌デビューから5戦して未勝利だったが、今年は2月の未勝利戦で初勝利を挙げると、続く【つばき賞】で2着、【ゆきやなぎ賞】で2勝目を挙げるなど安定した走りを続けており、前走の【毎日杯】でも6番人気ながら2着に好走していた。通算成績10戦3勝(重賞1勝)。
 鞍上の武幸四郎は、アサクサキングスで制した【きさらぎ賞】に続くJRA重賞制覇で今年2勝目(通算21勝目)。管理する大久保龍志調教師も、同レースに続く今年のJRA重賞2勝目で、通算3勝目となった。
 では明日の予想。まずは【天皇賞】。悩んだ末に13番ダークメッセージを本命に指名する。昨日も書いたが今年のメンバーは【アルゼンチン共和国杯】【目黒記念】と言われてもおかしくないメンバー。よってどの馬が勝ってもおかしくない。僕がこの馬を推すのはまず500万ダート勝ち後に【日経新春杯】で3着(0.1差)はまぐれではできない走り。その後ペリエで2勝したが、ペリエが帰国するときこの馬に「また乗せてほしい」というから、なにか一流ジョッキーが感じる魅力があったのだろう。前走の【大阪―ハンブルグC】は道中ずっと打ちで閉じ込められ、直線でやっと抜けたらソラを使ってしまった。決してファストタテヤマに力負けしたわけではない。鞍上は先週から復活した佐藤哲。まだ怪我が完治していないが、この騎手のここ一番の集中力は周知のところ。成長途上の若い馬&度胸の据わった騎手、これほど魅力的な馬はいない。尚血統的にもダンス×NT問題ないだろう。相手は芹沢が「ナイトよりも出世する」と言っていた7番トウカイエリート、前走苦手阪神で快勝した8番アイポッパー、それに鞍上に魅力いっぱいの1番マツリダゴッホが中心。 他のレースからは東京11R【スイートピーS】は9番ラブカーナが面白そう。1800mより2000m以上が合いそうな馬だが、馬場が東京なら末脚が切れそう。前走の時計は【大阪杯】のメイショウサムソンと0.2差、【若葉賞】のヴィクトリーと0.4差しかかわらない。3歳牝馬なら・・・。新潟11R【谷川岳S】は3番キンシャサノキセキ。ここは【安田記念】へ向けて賞金を稼ぎたいところ。新潟1400m芝はフジキセキ産駒が走る!
 
そういえば、先週「買おうかな」と書いたネヴァブションはレース後のコメントに「有馬記念が面白い」と書いていたので、狙いを下げた。またデルタブルースに至っては前走全く触れていなかった。ということは余程魅力がなったということで、こちらも狙いを下げた。信用できるのだろうか?

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高野連に物申す!

2007-04-27 22:02:47 | 野球
 PL学園、東北、斉美、桐生一、平安・・・。 
 次から次へとでてくる高校野球「特待制度」。きっとこれからも甲子園常連校、強豪が名を連ねるだろう。しかし高野連は今更何をやっているのであろうか。今まで数十年ほったらかしにしておりながら、急に吊るし上げても困難をもたらすだけだろう。まさか今まで高野連が「こんなシステム全然知らなかった」とは言わせない。現に甲子園になると、北海道、東北、四国のチームのほとんどの選手が関西弁だったことは多々あり、関西出身の選手がただ好きだから北海道、東北などのチームに行ったと思ってでもいたのだろうか? また今回の処置も、「学業、経済的理由での奨学金制度は問題ない」ということだが、指摘された各校がこれを言い訳理由に処罰を免れることは十分考えられる(家庭をいちいちチェックできない)。それから駒大苫小牧、横浜、大阪桐蔭、広陵などは野球部に限定しない奨学金制度をとっており、その制度の中で野球部員も授業料などの免除を受けているが、これらはどうなるのか?という問題もある。高野連としては「5月1ヶ月を対外試合禁止とし、夏の大会にはさわやかな形で参加してほしい」としているが、果たして現に「特待生制度」を受けている生徒の親などはどんな気持ちだろうか。僕なら「今更言われても・・・」という気持ちになるのだが・・・。他のスポーツではまかり通っている奨学生制度。それが野球にだけ適応されないというのも疑問はあるし、高野連の慌てた対応にもお粗末感が残る。まぁいずれにしろこの騒動はしばらく続きそうな気がする。そしてひょっとしたら、甲子園に松山商、高松商、熊本工、徳島商、静岡高、浜松商など公立校旋風が吹くかもしれない。
 明日からGWである。僕は5月2日が出勤になるが、あとは基本的に休みとなる。ただ遠出する予定も無く、ゴルフと競馬(JRA&地方)で過ごすGWとなりそうだ。で、初日である明日はゴルフ&競馬(ただし前売り)。その競馬の予想といく。 
 まずは東京で行われる【青葉賞】。本命は良血馬3番ナタラージャ。正直時計は物足りないが、池江泰調教師がここに目標を付け出陣。メンバーも大したことなく中心視できる。相手は12,14番。京都11R【朱雀S】は17番アンティークコイン。夏場から使い詰めだったため、この休みがいい方向にでるはず。人気になる休み明けの今回が狙い目。東京12Rは7番フレンチビキニ。前走は超ハイペースを演出して7着。しかしタイム差は勝ち馬と0.6。東京に替わり逃げ馬が軽視されそうで、牝馬同士のここは面白い。一雨振れば尚更・・・。
 
明後日は【天皇賞・春】。僕の本命はトウカイワイルドorドリームパスポート、アドマイヤメインの予定だったのだが、3頭とも出走していない。まるで【アルゼンチン共和国杯】のようなメンバー。思い切って穴狙いしようかな!?
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オークス有力候補現る!

2007-04-22 21:38:27 | Weblog

「根本落ちるなよ!」
【第1回マスターズジョッキーズ】のパドックをTVで観ていて声をかけた。それにしてもJRAにしては珍しくいいイベントでしたね。GⅠ並みの盛り上がりで是非これからも続けてほしいものですね。でも驚きました、河内調教師。まだ53.5㌔で乗れるんですね。騎乗ぶりも直線のコース取り、追い方は少なくとも小島一なんかよりはずっと上手いと感じるもので、おもわずTVを観ていて拍手しちゃいました。まぁ他の騎手にしても、松永幹、本田優の二人はまだ引退して日が浅いから当然だが、岡部、中野栄、安田隆、加藤和、的場均、根本らは引退して日が経っており正直心配だった。しかし勝負服姿も騎乗ぶりもはやはりかっこよかったですね。どうも皆さん、ありがとうございました!!!
 では今日の競馬を振り返る。まずは東京で行われた【フローラS】。勝ったのは僕が【オークス】で本命に推そうと思っている秋山騎乗の圧倒的1番人気ベッラレイア (牝3・平田厩舎)。レースは後方から追走。直線では2,3回前が壁になったが、秋山の落ち着いた騎乗ぶりで大外に持ち出すと、逃げたイクスキューズ、先に抜け出したミンティエアーを交わし優勝した。とにかく「強い」の一言。これで牝馬2強(ダイワスカーレット、ウオッカ)への挑戦状をGETした。一応僕は決めた以上【オークス】でもこの馬を買うが、レースぶりは2強より危険性があり、また馬体ももうこれ以上細化した場合は心配である。2着のミンティエアーも強い。跳びが大きいから府中向きであるが、今の器を考えるとまだベッラレイアの方が上だろうが、キャリアを考えるとオークスでも面白いかもしれない。3着イクスキューズはこのレースが精一杯で【オークス】では・・・。4着のミルクトーレルも長くいい脚は使っているが、上位2頭が強すぎた。2番人気ランペイアは全くレースにならなかった。まだ気性が子供なのかもしれない。なお、この3頭に【オークス】の優先出走権が与えられる。
 勝ったベッラレイアは、父ナリタトップロード、母マリスターII(父Baldski)という血統。半兄に’02年【新潟2歳S】3着のマルロス(父SS)がいる。 1月21日の新馬戦でデビュー勝ちを収め、続く【すみれS】3着の後、前走の【あざみ賞】も後方一気で差し切り2勝目を挙げていた。通算成績4戦3勝(重賞1勝)。 鞍上の秋山は今年の【ダービー卿CT】のピカレスクコートに続くJRA重賞制覇で、今年2勝目、通算14勝目。管理する平田調教師は昨年3月5日の初出走以来、初のJRA重賞制覇(重賞出走は7回目)となった(おめでとう!!!)。
 なお、勝ち馬の父ナリタトップロード(父サッカーボーイ)は現3歳が初年度の新種牡馬で、ベッラレイアがJRA・地方通じて初の重賞勝ち馬となった。
 一方、京都で行われた【アンタレスS】は、岩田騎乗の3番人気ワイルドワンダー (牡5・久保田厩舎)が、中団追走から直線で抜け出し、2番人気キクノアローに2.1/2馬身差をつけて優勝した。さらに3馬身差の3着には1番人気メイショウトウコンが入った。勝ったワイルドワンダーの今回の走りは今までと一味も二味も違っていた。時計の速い馬場が味方したのかもしれない。2着キクノアローは汗をかいていたものの、最高の競馬。それで負けたのだから仕方ない。3着メイショウトウコンは鬼脚で追い込んできたが、ちょっと位置取りが悪かった。ワイルドとは逆に時計がかかった方がいいのかもしれない。
 勝ったワイルドワンダーは、父BT、母がJRA6勝のワルツダンサー(父SS)という血統。04年7月にデビューし、2戦目で初勝利を挙げるとその後もダート戦線で活躍。前走の【コーラルS】など2度のオープン勝ちがあり、今回が2連勝での重賞初制覇となった。通算成績15戦7勝(重賞1勝)。
 鞍上の岩田は、ディアデラノビアで制した【京都牝馬S】に続くJRA重賞制覇で今年3勝目(通算8勝目)。管理する久保田調教師は’02年の開業以来、初のJRA重賞制覇となった(こちらもおめでとう!!!)。
  来週は【天皇賞・春】が行われる。まだどの馬を狙うかは決め手いないが、そろそろデルタブルースが面白そうだが、デビュー戦ブービーだったネヴァビジョンもなんか応援したい。父マーベラスサンデー同様急に成長したし、この馬も・・・。尚、デビュー戦最下位orブービーだった馬でGⅠ馬となった馬にサンライズバッカス(フェブラリーS)、スズカフェニックス(高松宮記念)がいる

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プリテイに1票!?

2007-04-21 22:30:14 | 競馬予想

 またやってもうた!!
 ゴルフから競馬の結果も見らず帰宅し、楽しみいっぱいにビデオの再生。しかし僕の目の前に現れたのは、中村雅俊のドラマであった。そう、録画予約のチャンネルを間違えていたのである。結局、結果はパソコンで調べる羽目になった。まぁそんなドジを踏んだ僕であったが、福島メインで馬単万券的中し、どうにか収支はトントンで終わった
 その【福島牝馬S】を振り返る。勝ったのは柴山騎乗の9番人気スプリングドリュー (牝7・堀厩舎)。道中後方から直線で豪快に追い込み、4番人気フラッグシップを1/2馬身捕らえて優勝した。さらにアタマ差の3着には2番人気ヤマニンメルベイユが入った。1番人気のコスモマーベラスは直線伸びず4着に敗れた。
 勝ったスプリングドリューは、父ミシル、母ダイナサフラン(父NT)という血統。02年10月のデビューから8戦目で初勝利を挙げると、その後も勝ち鞍はすべてダート戦だったが、昨年5月の4歳1000万下で芝での初勝利を挙げると、夏から秋にかけても芝で好走を重ね、9月の【ニューマーケットC】に勝ちオープン入りを果たした。しかしここ3戦は重賞で苦戦を続けており、今回も低評価の中での重賞初勝利となった(6度目の挑戦)。通算成績は44戦7勝(重賞1勝)。 鞍上の柴山は、ヴィータローザで制した’06年【中山金杯】以来のJRA重賞制覇で通算3勝目。管理する堀調教師は、ジョリーダンスで制した【阪神牝馬S】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算3勝目となった。尚、ミシル産駒のJRA重賞制覇はホワイトカーニバルが’02年【フェアリーS】を勝って以来、約4年4か月ぶりとなった。
 では明日の予想。まずは東京メイン【フローラS】。本命は【すみれ賞】で牡馬相手に3着になった時点で【オークス】で本命にすると心に決めた2番ベッラレイア。本当はここで見せ場なしの3着となって【オークス】挑戦権獲得が面白いのだが、このメンバーなら負けられないだろう。京都メイン【アンタレスS】は4番キクノアロー。58㌔はちょっと心配だが、船橋で行われた【ダイオライト記念】の勝ちっぷりがよく、京都も得意となれば狙わない手はない。福島メイン【奥の細道特別】は大穴狙いで10番シンボリモーガン。7歳馬ともう後がないのに、休みを挟んでここを狙い撃ち。格上挑戦で惨敗もありえるが、馬券が美味しいのは今回。
 明日は地方統一選挙である。僕が住んでいる市川市議選にはプリティ長島が立候補している。この選挙中見かけたら1票投じてやろうと思っていたが、なかなか見ることがなかった。ところが、選挙最終日のそれも時間(PM8:00)寸前にゴルフから帰途中、遊説中の彼をみてしまった。よって彼に1票を投じるべきかどうか、今【フローラS】以上に迷っている

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日本の税制を問う

2007-04-20 21:49:05 | 競馬予想
 爆笑の田中君が先週行われた【皐月賞】の3連単(162万3,250円)を200円、馬連9万4,630円を5,000円的中させ、797万8,000円の払い戻しを受けたらしい。元手が4万3,000円だから収支は793万5,000円のプラスである。しかしこのうち田中君の場合は税金で約150万円持っていかれるという。まぁ多くの人が「これだけ儲かったのだからいいじゃない」と思っているだろうが、僕は声を大にして“おかしい”と言いたい
 競馬の払戻金は一時所得として、総所得と合算して課税される。その課税額の計算方法は『(総所得-経費―特別控除額)×1/2』。田中君の場合、経費は的中馬券の購入費用で、もしこの的中馬券がこの的中目しか買っていなかったら、経費は5,200円(2枚の的中馬券に全ての買い目が入っていたら4万3,000円となる)だけとなる。で、これを計算すると(7,978,000―5,200―500,000)×1/2=3,736,400円。田中君の場合、推定所得が1,800万円を超えているだろうから今年の所得税率は40%となり、3,736,400円に40%を掛けることになる。つまり1,494,560円が税金となるのだ。
 しかし良く考えてください。もし田中君が今年残りの競馬で650万ほど負けたらどうだろう。もしそうなると、彼は一時所得どころか、トータルで赤字となるのである。競馬はよくトントンでいけば御の字という。まさか田中君がそれだけ負けるとは思わないが、可能性はゼロではないはず。つまり僕が言いたいのは、もし税金を掛けるなら年間の馬券購入額を考慮すべきで、いくらその時大勝ちしたからと言ってその勝利だけに税金を掛けるのはおかしいということである。ましてただでさえ、馬券購入時にすでに25%控除されているのだから・・・。皆さん、そう思いません? ちなみに今のところPATでの高額支払いには税務署はチェックしようとしていないようだ。そう考えると、馬券はPATに限る!?
 では明日の予想。当初府中に新スタンドが完成するため、安田君と馬場に出かけようと思ったのだが、僕に用事(ゴルフ)ができ断念した。よって明日は朝のうちに纏め買いであるが、まぁ開催替わりなので大人しく勝負するつもりだ。まずは重賞である【福島牝馬S】。本命は格上挑戦となるが、10番フラッグシップを狙う。前走が苦手な休み明けで快勝。母親は奥手の血統でこれから強くなる可能性は大。叩き2戦目で福島も苦にしないのでここは絶好の狙い目だ。東京11R【東京競馬場グランドオープン記念】は昨年、一昨年の【目黒記念】3着の10番ダディーズドリームが面白い。昨年負けた2頭はポップロック、アイポッパーだから、それを考えたらこのメンバーは楽だろう。鉄砲駆けの実績もあり鞍上も穴騎手村田なら・・・。京都からは10R【メルボルンT】の3番カネトシツヨシオー。堅実な走りを見せるが、坂のある阪神では直線末脚が甘くなる。よって京都替わりは間違いなく良く、鞍上も1戦1勝の渡辺薫(今年好調)に替わるのはいい。
 まぁこの上記3レースが的中したとしても田中君みたいに大儲けはできないだろうが、日曜の勝負資金の足しにぐらいにはなると思う。なんとか的中させて、新スタンドのように見晴らし良好といきたいものだ
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終わってみれば、佑ちゃん馬券!

2007-04-15 21:35:02 | 競馬回顧
80年ぶりの快挙!佑ちゃん1勝! 
 今日のスポーツ新聞1面は、昨日東京六大学野球の開幕戦で初勝利を挙げたハンカチ王子こそ斎藤佑投手でいっぱいだった。それが【皐月賞】にまで繋がるとは思わなかった。昨夜もう少し考えていれば、“斎藤(厩舎)ヴィクトリー”まで行ったのに・・・残念!  ではその【皐月賞】を振り返る。勝ったのは、なんと田中勝春騎乗の7番人気ヴィクトリー (牡3・音無厩舎)。レース途中からハナを奪うと、15番人気サンツェッペリンの追撃をハナ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分59秒9。さらにハナ差の3着に2番人気フサイチホウオーが入り、1番人気アドマイヤオーラはさらに1.1/2馬身差の4着に敗れた。勝ったヴィクトリーはまだ若さの残る馬体と気性で、結果的にはハナに行ったことが大正解であった。僕には田中勝春&逃げ馬のイメージがあまりないが、この騎乗によって騎乗振りが変わる可能性があるほどのファインプレーだった。次はいよいよ【ダービー】。この馬も、血統的にまだまだ成長するだろう。しかし3着フサイチには・・・。2着サンツェペリンには驚かされた。いくら展開が向いたとはいえ、ここまで走るとは・・・。バテない脚はもっと距離があった方が良さそうで【ダービー】でも連下にはしておきたい(どうせ人気はないだろうから)。尚、テンビー産駒はずっと単複を買い続けたらプラス収支になると以前聞いたことがあるが、それをレースが終わった瞬間思い出した。3着フサイチはやはり強かった。レースぶりは父ジャンポケを見ているように負けて尚強しであった(結果も一緒・・・2番人気で1枠、そして3着)。ただ4角での僕の本命ココナッツ、フライングを弾き飛ばしたのは、いくらアンカツでも「そりゃないよ!」とブツブツ言いたくなるような騎乗ぶりであった。そして同時にアンカツでも慌てるものだなぁと改めてクラシックの怖さを覚えた瞬間でもあった。一方、1番人気アドマイヤオーラはフサイチマークだったのだろう。しかしあまりにも位置取りが悪く、こちらも豊らしくない騎乗ぶりだったが、馬自身も前2走の反応がなかったのは不思議である(実はこの武豊&松田博&アドマイヤのコンビは昨年とまったくと同じで、1番人気の4着だった)。明日もう少し関係者のコメントを見てみたいものだ。故障ではないならいいが・・・。兎にも角にも、全体的に脚を余した馬がいっぱいいて、レベル的にもあまり高くないそんなレースであった
 勝ったヴィクトリーは、父BT、母は’98年【府中牝馬S】2着のグレースアドマイヤ(父トニービン)という血統。半兄に’06年【日経賞】など重賞3勝のリンカーン(父SS)、伯父に’96年【日本ダービー】馬フサイチコンコルドがいる。昨年11月のデビュー戦を5馬身差で圧勝すると、続く【ラジオNIKKEI杯2歳S】ではフサイチホウオーからクビ差の2着。約3か月ぶりの前走、【若葉S】」を勝ってここに臨んでいた。通算成績4戦3勝(重賞1勝)。
 勝った田中勝春はこのレース初制覇。JRA・GIは’92年【安田記念】のヤマニンゼファー以来約15年ぶり2勝目。交流GⅠでは’05年【全日本2歳優駿】のグレイスティアラに勝利している。JRA重賞は今年の【ガーネットS】のスリーアベニューに続く今年3勝目、通算39勝目となった。そしてこのレース、1着田中勝春、2着松岡と、ともに美浦所属騎手同士の決着となったが、これは’97年サニーブライアン(大西)→シルクライトニング(安田富)以来10年ぶりであった。
 音無調教師はこのレース初勝利。JRA・GⅠは’06年【高松宮記念】のオレハマッテルゼ、今年の【フェブラリーS】のサンライズバッカスに続く今年2勝目、通算3勝目。JRA重賞は【フェブラリーS】に続く今年2勝目、通算23勝目となった。
 ブライアンズタイム産駒としては‘94年ナリタブライアン、’97年サニーブライアン、’02年ノーリーズンに続く4頭目の【皐月賞】制覇。通算13頭目のJRA・GⅠ馬となった。産駒のGⅠ勝ちは’04年【JCダート】のタイムパラドックス以来約2年5か月ぶり。芝GⅠは’02年【宝塚記念】のダンツフレーム以来5年ぶりだ。ヴィクトリーは重賞未勝利馬だった(過去10年では’97年サニーブライアン、’98年セイウンスカイ、’00年エアシャカール、’02年ノーリーズン、’04年ダイワメジャーに続く6頭目)が、うち3頭はこのブライアンズタイム産駒であった。 
 それから【若葉S】組の勝利であるが、阪神で行われるようになった00年以降、’02年のノーリーズン(7着)以来2頭目。勝ち馬としては初の勝利となった。
 僕の【皐月賞】の馬券はアンカツに弾かれた瞬間に終わったが、今日は他のレースで3発の万馬券をGETし、久々の勝利となった。ただその勝利も微々たるもので・・・恥ずかしいものだった
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ハンカチ王子vs.マー君!?

2007-04-14 22:08:53 | 競馬予想
 当たっても当たっても我が財布楽にならず!
 今日の僕の馬券結果である。今日はゴルフだったため、重賞、特別戦を中心に11Rの馬券を買ったのだが、そのうち6R的中した。しかしほとんど(4R)がトリガミ。「よ~し、当たった!」「えっ、(配当は)これだけ?」 の繰り返しだった。やっぱり二兎(競馬&ゴルフ)を追うものは・・・ですね。
 そんな今日の重賞簡単に振り返る。まずは中山で行われた【中山グランドジャンプ】。勝ったのは、僕が本命に推した1番人気のカラジ(セン12、豪・E.マスグローヴ厩舎)。道中徐々にポジションを上げて直線に向くと、B.スコット騎手の水車鞭に応え、4番人気リワードプレザンの追撃を3/4馬身抑えて同レース3連覇を果たした。勝ちタイムは4分50秒4。さらに2.1/2馬身差の3着には2番人気メルシーエイタイムが入った。なお、3番人気アグネスハットは落馬、競走を中止している。とにかく横綱相撲、ほんとにこれが12歳馬なのかと思うほどのレースぶりだった。最後リワードに追い込まれたが、すべてを負かしに行って凌いだのは強さ以外なんでもない。いやぁ恐れ入った!!! 2着のリワードは流石に中山は良く走る。これで年末の大障害の有力馬だろう。3着メルシーもよく走っている。カラジを負かしに行ったぶんの3着だった。落馬したアグネスは人気が下がったときに買う馬だろう。
 勝ったカラジは、父Kahyasi、母Karamita(父Shantung)という血統の愛国産馬。昨年、一昨年のこのレースの覇者で、今年は昨年の【中山グランドJ】以来となった1月の【ルークラティヴH】(豪・平地、芝1600m)で始動。その後、平地で5戦して来日し、前走の【ペガサスジャンプS】では、勝ったメルシーエイタイムから0.1秒差の3着だった。通算成績91戦16勝(うち障害18戦9勝、JRA6戦3勝)。これでカラジはJGⅠ・3勝は殿堂入りになのかなぁ?
一方、阪神で行われた【マイラーズC】は、藤田騎乗の9番人気コンゴウリキシオー (牡5・山内厩舎)がスタートから先手を奪うと、2番人気スイープトウショウに1.1/4馬身差をつけ逃げ切った。勝ちタイムは1分32秒2(良)のレコード。さらに1.3/4馬身差の3着に5番人気マイネルスケルツィが入り、僕が推した1番人気エアシェイディは11着に敗れた。勝ったコンゴウだが、展開が向いたとはいえ、マイルでこんな強い競馬をするとは思わなかった。脚質は合わないかもしれないが、これだけ強い競馬ができるのなら、【安田記念】でも面白そう。2着のスイープはさすがGⅠの女傑である。【ヴィクトリアマイル】【安田記念】【宝塚記念】どこでも有力だろう。エアシェイディは位置取りが悪すぎ。ただ僕が買いかぶりだったことも確かだ
 勝ったコンゴウリキシオーは、父ストラヴィンスキー、母プリンシピウム(父ハンセル)という血統の愛国産馬。’04年12月のデビュー戦はディープインパクトの2着に敗れたが、3連勝で【きさらぎ賞】を制し重賞初制覇。その後は苦戦が続いたものの、’06年【金鯱賞】で2つめの重賞勝ちを収め、昨年10月の【ポートアイランドS】で通算5勝目。しかし前走は【中京記念】12着だった。通算成績19戦6勝(うち地方2戦0勝、重賞3勝)。鞍上の藤田は、先週の【阪神牝馬S】のジョリーダンスに続く2週連続のJRA重賞制覇で今年2勝目、通算71勝目。管理する山内調教師は、同馬で制した金鯱賞以来通算43勝目のJRA重賞勝ちとなった。


お待たせいたしました(待ってない?)。【皐月賞】の予想。たぶんいちばん強いのは1番フサイチホウオーだろう。今年のトライアルはフサイチに負けた馬が全て勝ち上がったのだから。ただ不安な点がある。1番枠とジャンポケ産駒(府中が圧倒的にいい)という血統、それに目標が【ダービー】というローテーションだ。全てをクリアする可能性も十分に考えられるが、せっかくだから少し夢を見たい。で、僕の本命だが、大外枠で誰にも邪魔されない競馬ができる18番ココナッツパンチを取り上げたい。まだフサイチとの手合わせがない魅力と【弥生賞】での実績を考えれば十分勝負になるはず。相手は勿論1番フサイチ、15番アドマイヤ。ヒモは2,5,6,810,1Ⅰ,12,16,17番。他のレースからは中山10R【卯月S】の2番トーヨーエーピー。中山マイルなら一発があるかも。阪神11R【淀屋橋S】は母の得意距離で安定感のある走りができるようになった8番フフィレンツェ。そろそろ爆発していい。
今日ハンカチ王子が勝利を挙げた。馬連と枠連の1-6は押さえておこう。また9番サンツェッペリンの調教師は斎藤師、全く人気はないが逃げ宣言しているので、もし嵌ったら・・・。ただもう一頭逃げたいモチの調教師は甲子園ノライバルであるマー君と同じ田中調教師である
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来年のクラシック馬! なわけないか。

2007-04-13 21:42:55 | 競馬予想

 【桜花賞】が終わり、今週は【皐月賞】行われる。
 クラシック戦線真っ盛りであるが、その一方で来年のクラシックに向け北海道において産地馬体検査が今週行われている。その検査を(たぶん)受けている中にはエアグループ06やダンスパートナー06、ダイナアクトレス06、ロゼカラー06などがおり、他にもデルタブルースの半弟、ディープインパクトの半妹、バランスオブゲームの全弟、スティゴールドの半弟、イングランディーレの全弟らが来年のクラシックを沸かすであろう名馬候補たちが控えている。 この産地馬体検査後、各馬は厩舎との預託契約となるのだが、牧場関係者や馬主にとっては、これがいよいよ夢へ向けてのスタートとなるので、ホッと胸をなでおろす同時に「よ~し」とちょっとだけ力が入るところだ。またこの産地馬検査時の写真が赤本などに掲載されるため、POGファンをはじめ、競馬ファンの目にも初披露の場となる(POGファンにケチを付けられる最初の場とも・・・)。
 実は、そんな競馬界注目の検査の末席に僕が120分の1口(40分の1口を3人で)持っている2頭(牡と牝馬各1頭)が存在している。たかが120分の1だから、普通の共同馬主の方から見ても大したことないし、その馬が活躍してもそれほど儲かるわけではないが、契約してからここまで無事に育ってくれていることを確信できるということだけで僕たち3人はワクワクなのである。ましてその2頭は応募者が多かった中から抽選で選ばれたもので、その運も考えるとその期待はより一層大きくなっているのだ。で、皆さんにはどうでもいいことだが、僕たちの微かな希望を持ったその馬たちを簡単に紹介しておく。
 まずは12日に検査を受けたのが、なんと貴重(?)なロサード産駒で、現1600万条件で【東スポ杯2歳S】を走っているリメインオブザサン(父サンプレイス)の半弟となるアンヴェイルという名(多分こうなると思う)の馬。現在順調に調教を積んでおり、現在の馬体重は470kgだそうだ。そしてもう1頭が今日検査を受けたはずの今注目のジャンポケ産駒の牝馬で、まだ未勝利だが6戦4,3,2,2,5,5着のラフィナール(フレンチデピュティ)の半妹となるクレプスキュール(多分この名)。この馬も現在順調に調教されているという。ただまだ馬体に幼い面があり、現在の馬体重は423kgぐらいらしい。まぁこれらの馬がどれだけ頑張ってくれるかどうかわからないが、この馬の健康以上に少し気になる点がある。それは僕の馬主運だ。以前ここにも書いたことがあるが、僕が一昨年持っていた国際G1馬・2着ポップロックの半妹だったポップチャートは未勝利のまま、川崎に移籍し、そこでも未勝利のまま繁殖入りしてしまったし、逆に昨年は買うつもりを一瞬躊躇って応募に間に合わなかったドリームジャーニーはGⅠ馬(【朝日JF】)になってしまった(ひょっとしたら皐月賞馬にも・・・)。というわけで、その運の無さは折り紙つきである。今回が3度目の正直、もし2頭とも駄目だったら・・・
 では明日の予想。まずは中山メイン【中山グランドJ】。本命は9番カラジ。とにかく年々強くなる印象。前走は負けて尚強し。相手は4,5番だが、大穴は12番。阪神で行われる【マイラーズC】は4番エアシェイディ。充実度はNO.1も6番スイープトウショウ、10番マイネルスケルツィ、7番アドマイヤキッスの出走で人気が分かれる分、馬券的に美味しい。相手は前出より1,14番の方。2レースとも本命なので残り1Rは穴狙い。中山10R【京葉S】は4番ウイングシチー。同型馬との兼ね合いが鍵となるが、ハンデ55㌔は魅力。問題は鞍上か・・・・。

 【皐月賞】はまだ少し迷っている。ただ1番フサイチホウオーが断然1番人気になるかと思ったら、そうでもないようだ。そうなると、この馬が美味しいのかも・・・。僕はある理由により馬券として美味しくなりそうな馬を今のところ本命にしようと思っている

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GⅠ・3連勝!

2007-04-08 21:02:14 | Weblog

 これでGⅠ・3連勝!
 今日も【桜花賞】で馬単、3連複的中だから完璧である。また福島、中山メインも馬単、3連複的中だから、馬券は絶好調!と言いたいところだが、他のレースでことごとく大敗し、結局はマイナス収支。思わずもうひとりの僕が「メインだけやれよ!」と呟く今日この頃である。
 ではその【桜花賞】を始め、昨日の重賞を振り返る。まずは阪神で行われた【桜花賞】。勝ったのは僕が本命に推したアンカツ騎乗の3番人気ダイワスカーレット (牝3・松田国厩舎)。大外枠から3角手前で好位に取りついて直線に向くと、ゴール前鋭く伸び、中団の前めから差を詰めた圧倒的1番人気のウオッカの追撃を1.1/2馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分33秒7。さらに3.1/2馬身差の3着には7番人気カタマチボタンが入り、2番人気アストンマーチャンは7着に敗れた。勝ったダイワスカーレットは【チューリップ賞】と同じようなレース。しかし違ったのはそのときよりも一歩先に仕掛けウオッカの脚を封じた。トライアルを本当にトライアルとしてレースをしたダイワスカーレット陣営の勝利だろう。ウオッカも良く走ったが、今日のところは直線並ぶまで行かなかったのだから力負けだろう。3着のカタマチボタン内枠を利して鋭い脚で追い込んできたが、上位2頭とは差がある。4着アストンマーチャンはテンションが高すぎた。もう少し大人にならないと・・・。
 勝ったダイワスカーレットは父アグネスタキオン、母は重賞4勝のスカーレットブーケ(父NT)という血統。半兄にダイワメジャー(父SS)、半姉にダイワルージュ(父SS)がいる。昨年11月19日の新馬戦でデビュー勝ち。続く【中京2歳S】では後に重賞を2勝するアドマイヤオーラ以下を抑えて2連勝。年明けの【シンザン記念】は2着、前走の【チューリップ賞】でもウオッカにクビ差及ばなかったが、今回その雪辱を果たすとともに、初重賞勝ちをGⅠ制覇で飾った。通算成績5戦3勝(うち重賞1勝)。
 勝ったアンカツは’06年のキストゥヘヴンに続く2連覇。JRA・GⅠは今年の【フェブラリーS】のサンライズバッカスに続く通算12勝目。JRA重賞は今年の【阪急杯】のプリサイスマシーンに続く今年5勝目、通算48勝目となった。松田国調教師はこのレース初勝利。JRA・GⅠは’05年【朝日杯FS】のフサイチリシャール以来の8勝目。牝馬GIは’04年【オークス】のダイワエルシエーロに続く2勝目となった。またJRA重賞は今年の【共同通信杯】のフサイチホウオーに続く今年2勝目、通算41勝目となった。
 アグネスタキオン産駒としては昨年の【NHKマイルC】を勝ったロジックに続くJRA・GⅠ2勝目。JRA重賞勝ち馬はショウナンタキオン、ロジック、アドマイヤオーラ、ショウナンタレントに続く5頭目だ。今回の勝利で兄姉クラシック制覇となった(半兄ダイワメジャーは’04年【皐月賞】馬)が、過去の例にはダンスパートナー(‘95年【オークス】)、ダンスインザダーク(‘96年【菊花賞】)、ダンスインザムード(‘04年【桜花賞】)の3きょうだいなどの例がある。レース後、アンカツは「距離が延びても大丈夫」と【オークス】獲りを宣言したが、血統的にはやはり距離が長いような気がする。そして今のところ僕は【オークス】ではベッラレイアを買いたいと思っているので・・・また悩みそう

 昨日、中山で行われた【ニュージーランドT】は、後っちゃん騎乗の11番人気トーホウレーサー (牡3・川村厩舎)が好位3、4番手追走から抜け出すと、16番人気マイネルフォーグの追撃を1.1/4馬身抑え優勝した。さらにアタマ差の3着に8番人気ワールドハンターが入り、1番人気スズカコーズウェイはさらにクビ差の4着に敗れた。なお、上位3頭には【NHKマイルC】(GⅠ)の優先出走権が与えられる。勝ったトーホウレーサーはトビが大きくバテないタイプで、早めのスパートは鞍上のファインプレー。この脚は府中でも合いそうで面白い馬が出現したと言えよう。マイネルフォークは手前さえ替えればもっと際どい勝負になっていた。しかしここまで走るとは・・・。3着ワールドハンターもいい脚を使ったが、この馬はもう少し距離が短い方が良さそうだ。僕が本命に推したスズカコーズウエイは多少気負っていたが、あの走りで弾けないのだから、僕の見識が甘かったのだろう。
 勝ったトーホウレーサーは父チーフベアハート、母はパシアン(父サクラユタカオー)という血統。昨年11月に京都でデビューし、6戦目で初勝利。続く3歳500万下も制し、前走の【毎日杯】では1着から0.4秒差の5着に入っていた。今回が芝コースでの初勝利。通算成績9戦3勝(重賞1勝)。鞍上の後っちゃんは、今年の【中山記念】のローエングリンに続くJRA重賞38勝目。管理する川村調教師は’96年の初出走以来、57戦目の挑戦でJRA重賞初制覇となった(おめでとう!)。また、チーフベアハート産駒は、今年の【毎日杯】を勝ったナムラマースに続き5頭目、通算7勝目のJRA重賞勝ちとなった。
 一方、阪神で行われた【阪神牝馬S】は、藤田伸二騎乗の5番人気ジョリーダンス (牝6・堀厩舎)が、中団の内から直線で抜け出すと、後方から差を詰めた3番人気アグネスラズベリに1.1/4馬身差をつけ優勝した。圧倒的1番人気に推されたディアデラノビアは早めに先頭に立つも、さらに1/2馬身差の3着だった。完勝。この馬がこんなに強いとは思わなかった。これで【ヴィクトリアマイル】に行くことになるのだろうが、今日のレースぶりから十分勝負になるだろう。  勝ったジョリーダンスは、父ダンスインザダーク、母ピーターホフズパティア(父Peterhof)という血統。’03年12月にデビューし、4戦目で初勝利。その後も着実に勝ち星を重ね、前走の【韓国馬事会杯】を制して臨んだ今回が昇級初戦だった。通算成績17戦6勝(重賞1勝)。
 鞍上の藤田は、デアリングハートで制した昨年の【クイーンS】以来のJRA重賞制覇で通算70勝目。管理する堀調教師は、ビーナスラインで制した昨年の【函館スプリントS】以来のJRA重賞2勝目となった。尚、同馬の馬主は俳優の小林薫。これまでに’02年【桜花賞】2着のブルーリッジリバーなどを所有していたが、JRA重賞は初勝利となった。
  来週は【皐月賞】が行われる。フサイチホウオー、アドマイヤオーラ、アサクサキングス、ドリームジャーニー、ヴィクトリー、ココナッツパンチ、ナムラマースなどが出走予定。今のところ、ホウオーが1番人気、2番人気オーラだろうが、僕は今のところヴィクトリーが面白いのではないかと思っているが・・・。

 今都知事選石原氏の3選が決まった。もう少し浅野氏が健闘すると思ったが、意外な大差だった。それにしても来年北京オリンピックがあるのに、8年後に再びアジアの東京にオリンピックが来ると僕はとても思えないのだが・・・。そういえば、石原さん東京が五輪誘致に負けたら辞職するといっていたけど、本当なのかな?

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