《第104回全国高校野球選手権》ベスト4が出そろった。仙台育英(宮城)、聖光学院(福島)、近江(滋賀)、下関国際(山口)の4校が全て優勝未経験校である。4強すべて優勝未経験は19年の履正社、星稜、中京学院大中京、明石商以来3年ぶり。過去、東北勢、滋賀県勢は春夏通じて優勝経験がなく、山口勢は春に63年の下関商、夏は58年の柳井と春夏1度ずつ優勝している。僕の大会前の予想では◎大阪桐蔭、〇智弁和歌山、▲九州国際大付、(注)近江、△明秀日立、横浜、天理、京都国際だったので、この外れ方は酷いものである。よってベスト4に残ったどの高校が優勝するのか正直わからない。実績の近江、奇跡の下関国際、投手力と機動力の仙台育英、守備力抜群の聖光学院。近江は山田次第だが、高松商との試合みると疲労度は隠せない。下関国際は佐賀北のように勢いは一番だが、戦力的にはやはり一枚落ちる。戦力充実の仙台育英が一番優勝に近い気はするが、監督が動きすぎてどうも墓穴を掘る様な気がしてならない。そうなると聖光学院か…。日大三、横浜、敦賀気比、九州学院と力のある所をねじ伏せてきた。ひょっとしたらとても強いのでは…という気になっている。問題は明日の東北対決。甲子園では初の宮城VS福島らしい。東北勢の4強入りは18年に準優勝した金足農以来4年ぶり。2校進出は89年の仙台育英と秋田経法大付、13年の日大山形と花巻東に次ぎ9年ぶり3度目。仙台育英、聖光学院、明日勝ったほうが優勝するような気がする。初の東北勢に深紅の優勝旗はわたる⁉
明日の予想。まずは新潟メイン【日本海S】。本命は12番エドノフェリーチェ。昨年も2着しているレースで、デムーロのお気に入りの馬。あとは仕掛けひとつ。相手は1,3,5,6,9,10番。小倉メイン【別府S】は6番ルクルト。展開が鍵となるが、前走も良く走っている。小回りの差し馬で人気落ちの今回が狙い目。相手は5,7,9,10,11,12番。札幌メイン【札幌日刊スポーツ杯】は4番タイムオブフライト。まだ底を見せていない馬で、前走で洋芝も克服。ここで負けても追いかけたい馬ではある。相手は2,5,8,9,10,13番。
今週の一口馬は2頭。1頭はキャロットからアルドゥエンナが明後日の新潟6R【3歳未勝利】(2000m芝)に野中騎乗で出走する。これが最後の出走となる可能性が大きい。オーソリティの半妹で3000万円だった馬。正直、少なくとも1勝はするだろうと思っていたが…。状態は終いがちょっと物足りない感じ。当初は1400m戦を軸に考えていたが、少し違う条件を考えてみたほうがいいのではないかということにもなり2000mに。これで激変してくれればいいが、正直最後まで頑張ってほしいというのが切なる願い。もう一頭は1勝馬バイタルエリア。同じく明後日の新潟12R【3歳上1勝クラス】(1800mダート・混)に戸崎騎乗で出走する。夏場はあまり強くないタイプかもしれないが、状態としては体重も増加傾向にあっていい感じらしい。前走は2100mと距離が長かった感があるので、この条件で現状どれだけやれるか。まぁ1勝馬なので今後につながるレースをしてほしい。