人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

4着、8着、9着…勝てない一口馬

2023-04-23 18:18:38 | Weblog

 ゴルフ界またシンデレラが現れた。国内女子ツアー《フジサンケイレディス》最終日。20歳ルーキーの神谷そらが1イーグル・2バーディ・6ボギーの「73」をマーク。トータル4アンダーで逃げ切り、ツアー初優勝を果たした。一時は首位の座を明け渡したが、終盤14番、17番でのバーディで首位返り咲き。最終18番ではウィニングパットを沈めると、満開の笑顔でギャラリーの歓声に応えた。神谷は昨季のプロテストをトップ合格。同期生(95期生)の中ではツアー優勝一番乗りとなった。プロ転向後、日本ツアー8試合目での優勝は歴代4番目のスピードV。トータル3アンダー・3位タイに安田祐香、岩井千怜、ルーキーの荒川怜郁。トータル2アンダー・5位にペ・ソンウ(韓国)が入った。昨年覇者の高橋彩華はトータルイーブンパー・10位タイ。前週Vの岩井明愛はトータル3オーバー・27位タイだった。アマチュアで唯一決勝に進んだ都玲華はトータル5オーバー・36位タイでベストアマを獲得した。神谷の魅力は他の選手と2番手違う飛距離。故に暴れた時の被害が大きいが、川奈で勝つのは大したもの。僕の彼女のイメージ的は“女星野陸也”だが、是非攻めたゴルフで頑張ってほしい。また優勝できなかった安田、コースアウト後は涙流していたが、マネージング時代からゴルフの巧さは群を抜いていた。これなら勝利も近そう。是非今回の悔しさを来週以降に晴らして欲しい。

 米国女子メジャー《シェブロン選手権》3日目。順延となった第2ラウンドに続いて第3ラウンドが行われ、ともにツアー未勝利のアリセン・コープスエンジェル・インが通算10アンダーの首位で並んだ。この日のベストスコア「65」をマークしたエイミー・ヤン(韓国)、アルベイン・バレンズエラ(スイス)、メーガン・カンが1打差3位。予選ラウンド首位のキム・アリム、キム・ヒョージュ、チェ・ヘジンの韓国勢と、ネリー・コルダが8アンダー6位。アタヤ・ティティクル(タイ)が7アンダー10位で続いた。日本勢は揃いに揃って全員が苦戦。渋野日向子は4バーディ、3ボギーの「71」で回り、1アンダー29位、日本勢で最上位につけた。畑岡奈紗は2オーバー50位、古江彩佳は3オーバー52位、西郷真央は4オーバー57位、西村優菜は6オーバー64位。ムービングデーで渋野を除くみんなが失速。ちょっとガッカリではあるが、今日のゴルフを観ていたらこれが実力かもしれない。まぁ残り一日、みんな巻き返してほしい。
 欧州と日本の共催大会《ISPSHANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!》最終日。トータル15アンダー・首位に並んだルーカス・ハーバート(オーストラリア)とアーロン・コッカリル(カナダ)がプレーオフを行い、2ホール目でバーディを奪ったハーバートが2年ぶりの欧州ツアー3勝目を果たした。敗れたコッカリルは欧州初優勝がかかっていたが、目前で涙をのんだ。トータル14アンダー・3位にカルム・ヒル(スコットランド)。「65」をマークした岩田寛が日本勢トップのトータル13アンダー・4位タイに入った。首位と2打差でスタートした金谷拓実は「72」と振るわず、トータル9アンダー・12位タイ。同じくトップと2打差で出た星野陸也は「75」を叩き、連続60台ラウンドは『17』でストップした。昨年覇者の桂川有人はトータル6アンダー・23位タイ。石川遼はトータル5アンダー・31位タイ、メジャー4勝のアーニー・エルス(南アフリカ)はトータル3オーバー・68位タイで4日間を終えた。また若手が失速。もっと頑張れ!

 

 競馬の話。史上初めてJRA女性ジョッキー5人の競演が実現した。今日の福島7R【3歳未勝利】(1200m芝)でデビュー3年目の古川奈穂(22・矢作)が、2番人気アイヲツグモノ(牝、牧浦)で勝利した。好位追走から直線で馬場の真ん中を伸び、1番人気コパカパーナビーチを力強く差し切った。2日連続の勝利で今年のJRA・7勝目。同通算24勝とした。勝ちタイムは1分10秒0。ハナを奪った藤田菜七子(25・根本)騎乗のサンスレッドは5着、永島まなみ騎乗(20・高橋康)のケセランパサランは7着、小林美駒(みく)騎乗(18・鈴木伸)のサンドロップは10着、河原田奈々騎乗18・渡邉)のラガープリンセスは13着だった。みんな頑張れ!
 このレースは7着だった永島真奈美だが、第1回福島開催(4月8日~23日)リーディングが確定した。福島11Rが終了した時点で永島は7勝、2着8回。次位で追う菱田裕二が6勝、2着6回で、12Rを勝利しても2着数の差でトップに届かないため、最終レースを残して開催リーディングが決まった。女性ジョッキーによる開催リーディングは、19年秋の第3回新潟の藤田菜七子以来、史上2人目となった。また今村聖奈は昨年、新潟の年間リーディングを獲得している。天晴れ!

 今日の重賞を振り返る。京都11Rで行われた【第54回マイラーズC】は、C・ルメールとコンビを組んだ1番人気のシュネルマイスター(牡5歳・手塚貴久厩舎)が後方から直線一気に差し切って快勝。新装された京都で初めて行われた重賞を勝ち、【安田記念】の優先出走権を獲得した。タイムは1分31秒5。クビ馬身差の2着にはガイアフォース(4番人気)、さらにクビ差の3着には連覇を狙ったソウルラッシュ(3番人気)が入った。レースはシャイニーロックが気合をつけて先行し、ダイメイフジとビーアストニッシドが2番手を併走。ソウルラッシュ、マテンロウオリオン、キングエルメスなどが好位に続き、人気のシュネルマイスターは後方3番手からレースを進めた。伏兵シャイニーロックがマイペースから直線でも粘り腰を発揮したが、ゴール前で差し馬勢が台頭して形勢がガラッと変わり、最後はシュネルマイスターが鮮やかに差し切り。3歳時の【毎日王冠】以来、1年半ぶりの重賞Vを決めて、復活を果たした。
 勝ったシュネルマイスターはさすがG1馬だった。状態も良くなってきたし、完全復活と言っていい。2着ガイアフォースは初のマイルでいい競馬をした。距離は延びても問題なかったし、操縦性に溢れた馬。3着ソウルラッシュは大外枠でスタートが速く、リズム良くいい位置を取れた。良いレースだったが、勝った馬が強すぎた。
 シュネルマイスターは、父Kingman、母Serienholde(母父Soldier Hollow)という血統のドイツ産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は14戦5勝(うち海外2戦0勝)。重賞は2021年【NHKマイルカップ】、【毎日王冠】に次いで3勝目。【マイラーズC】は手塚貴久調教師が初勝利、C・ルメールは17年イスラボニータに次いで2勝目となった。

 東京11Rで行われた【第58回サンケイスポーツ賞フローラS】は、菅原明良の7番人気ゴールデンハインド(美浦・武市康男厩舎)が開幕週の絶好馬場を味方に鮮やかな逃げ切り勝ちを決めた。好スタートを切りハナに立ってレースを進めると、直線に入っても脚色衰えず、そのまま後続の追い上げを封じ重賞初勝利。タイムは1分58秒9。1馬身1/4差の2着にはソーダズリング(1番人気)が入り、上位2頭が【オークス】の優先出走権を獲得。ブライトジュエリー(4番人気)は惜しくも2着からさらに1馬身1/4差の3着に敗れ、惜しくも権利獲得はならなかった。
 勝ったゴールデンハインドは菅原明の作戦勝ち。距離は伸びた方が良さそう。2着 ソーダズリングはなんか70%の出来だったらしい。それで2着は立派。ただ僕のイメージでは2400mは長そう。3着ブライトジュエリーはこれからの馬。よく頑張っている。

 勝ったゴールデンハインドは、父ゴールドシップ、母オレゴンレディ(母父Shamardal)という血統。北海道新冠町・ビッグレッドファームの生産馬で、馬主は(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン。通算成績は7戦2勝。重賞は初勝利。武市康男調教師、菅原明良ともにサンスポ賞フローラS初勝利となった。

 今日の一口馬は3頭。東京1Rに出走したソレア。レースはまずまずのスタートから内の出方を見ながら道中中団を追走。直線では一瞬グッと伸びる格好をしたが、最後はまわりと同じような脚色になり4着となった。和田郎調教師は「今日は外枠で前に壁を作ることができず、また、なかなか内に潜り込むことができずにいました。ジョッキーも『上手く内に入れられず申し訳ございません』と口をしていたように、そこで上手くリズムに乗れていたらまた違ったと思います。エキサイトした分、終いに伸び切れなかったものの、プラスに捉えればいい行きっぷりを示してくれたので、それを踏まえてまた条件等を考えて結果につなげていきたいです。今日はいい結果を出せず申し訳ございません」とのこと。ゲートや前向きさなど、次走につながる部分もあった。まずは心身の状態をチェックして、次を目指して欲しい。このレースにはサヴァリアも出走。レースでは五分のスタートで中団やや後方の内を進む。直線へ向かう前から徐々に仕掛けていくがジリジリとした伸びにとどまり8着となった。小島調教師は「ダート替わりを楽しみにしていたのですが、今日に限っては初めてのことで戸惑った感がありましたね…。スタートは普通に出ているものの、途中から砂を気にしているような様子を見せていました。中盤あたりからは慣れて大丈夫にはなっていましたが、ゴール板を過ぎて前が開けた状況になるとグーンっと行っていましたから、あの様子を見るとキックバックが敗因の一つであるのは否めないでしょう。その影響がなくなった際がどうかは何とも言えませんけれど、向こう正面からステッキが入っているくらいなので、距離に関しても短いよりは少し延ばしたほうが良さそうですかね。津村も“すみません。先生の言う通りでした。もう少し力がついてほしいと思いましたし、距離に関しても詰めるよりは少し延ばすくらいがいいかもしれません”と言っていました。ガラッと変えることはできませんでしたけれど、実戦を一度経験した後の今回で怪しい様子を見せることはありませんでした。その精神面を見ていると砂をかぶったから次が変になるということは心配しなくていいのかなと思っているので、この経験を活かして次回はより良い走りを見せてもらえたらと思っています」とのこと。僕は元々ダートの方が合うと思っている。是非今回の経験を糧に勝利を目指して欲しい。エアフォルクは福島5R【3歳未勝利】(1800m芝)に出走した。レースでは上々のスタートを切り好位2番手につける。いい形で勝負どころへ向かえたかに思えたが直線へ向くと踏ん張ることができず後退し、9着に敗れた。中館調教師によると「脚元のことがあるので強く攻めてくることこそできなかったものの、コンスタントに動かしてきてまずまずの状態で送り出せたように思えました。レースは上手で、スッといい位置に楽につけて運べていたんですけれどね…。ジョッキーに聞くと“持っている間はいいのですが、放すとバラバラになってしまいました…”ということで、背腰の弱さから踏ん張り切れないようですね…う~ん…。鍛えたいけれど脚元がしっかりしていないため無理はできないし、悩ましいです。結果にかかわらず詰めて使うのは現状得策とは言えないので、回復を少しでも早く促すために美浦に戻さず、競馬場からこのまま山元トレセンへ放牧に出して、現地の状況を見ながら次走を模索していきます」とのこと。悩ましい現状。時間もないので何とか変わってほしいが…。

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