人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

日本シリーズ回顧

2014-10-31 21:02:13 | Weblog

 日本シリーズが終わった。ソフトバンクの3勝1敗で迎えた第5戦はソフトバンクが1―0で制し3年ぶり6度目の日本一に輝いた。最後はまさかの守備妨害で試合終了となったが、今季限りで勇退する秋山監督は見事に花道を飾る形となった。尚、負けた阪神は日本シリーズで敵地9連敗。1985年以来29年ぶりの頂点を逃した。
 この日本シリーズ、正直もう少し阪神が頑張ってくれて面白い日本シリーズになると思っていたが、完全に力負けの感があった。すべての点でソフトバンクの方が上であった。特に勝利への意識の差、監督(ベンチワーク)の経験、捕手力は歴然だった。
 まずは勝利への意識だが、顕著に出たのは走塁。ソフトバンクの積極的な走塁に対し、阪神は何もできなった。また打撃陣もソフトバンクは“次へ次へ”という繋ぐ意識があるのに対し、阪神は“俺が俺が”だった。特に福留、西岡はそれがやけに目立った。第4戦の初回の福留はボール球に手をだし中田を助けた。また昨日の9回の西岡もサファテのボール球に手を出していた。それは阪神が常勝軍団の野球をしているようにしか見えなかった。力勝負で勝てる相手ではないのに…。その他の打撃陣もあまりにも酷かった。クリーンアップだけがクローズアップされ気味だが、鶴岡、藤井、守備で活躍した大和などあれだけ打てないと相手投手が楽になり試合にならない。凡打する様も少しも工夫しよういう姿勢が見えなかった。そんな中、僕が脇役で唯一その様が見えたのが、武田を打った狩野であった。守備ではFCが目立ったが、それは一球に対する球際の弱さを露呈する形となった(大和だけは別格)。この一球しっかり見逃せば、しっかり前に落としていれば、きちんと投げていれば…など勝利に対する一球、すべてにおいてその球際の強さがソフトバンクが上であった。
 残念ながら監督の経験の差も歴然であった。秋山も和田も僕にとっては同学年で、かたや同郷、かたや大学同級生と思いれがある二人だが、常に和田の方がちぐはぐな采配となった。西岡のFC後のDH、関本の起用。今成、新井兄が万全ならDH・三塁はその二人だったのだろうが、関本の起用は代打の切り札の戦力を一枚欠くことになって全く生かすことができなかった。僕は結果論でなく西岡をそのまま三塁で使うべきだったで、DHを新井弟、伊藤隼あたりで使った方が良かったのではと思っている。捕手についても同じで、鶴岡がミスしたら次戦から藤井に替えた。鶴岡は昔からああいうポカをやる選手。しかしCSは鶴岡で勝ち上がってきたのだから、もう少し辛抱して使うべきだったのではないか。そして最終戦の1番マートン、5番福留、6番西岡も勝てないから(打てないから)動いたのだろうが、パ・リーグ時代から摂津をよく知る西岡の6番は解せなかった。ただどの采配も後手後手に回っていたような気がした。一方、秋山は動かなかった。動いたのは初戦に森、森服、岡島らを投入した時と今宮と明石を入れ替えたときぐらい。証拠に野手は5試合で13人しか使っていない。元々我慢強い采配をする監督であるが、我慢して使い続けた松田、中村が殊勲打を打ち、2番に上げた明石も見事に潤滑油的な動きを見せた。ひとつ間違えば非難される采配だが、“動かざるは山の如し”の采配は経験と今年が最後という腹の据わったことが導いたのだろう。3年前は馬原がいながら最終戦で当時先発で活躍していた摂津を最後の押さえに使った秋山。今回は本当に我慢した選手を信用した采配だった。ただ僕は昨日サファテでひっくり返されたら6~7戦抑えをどうするだろうと阪神の最終回の攻撃をみていたのだが・・・。

 最後に捕手。僕は短期決戦は絶対に捕手だと思っている。今回初戦で細川のスライダーばかりのリードに苦言を呈したが、結果的にはあの初戦で阪神打線には横のスライダーは危ない。第2戦で右投手の大きなスライダー(カーブ)が通用することを確信したのだろう。それからは完璧である。一方、阪神の鶴岡、藤井も彼らなりには頑張っていたが、なにせ彼らも球際が弱すぎる。ノムさんが昔細川は12球団一の捕手といっていたし、藤井は楽天時代捕手失格の烙印を押したキャッチャー。単純にその差が出た日本シリーズでもあった。
 先ほど書いたが、阪神にとって誤算があれば新井兄と今成の故障だろう。ただソフトバンに至っては長谷川、本多、帆足、ウルフ、千賀、大場、城所など故障者続出しての中の日本一。単純に選手層が違いすぎたのかもしれない。

 日本シリーズが終わってソフトバンクは工藤新体制になり、阪神は和田体制継続となるのだろう。阪神は鳥谷の海外FAを睨みつつ、成瀬、宮西、中島獲りに動くようだが、まぁ投手は何人いてもいいからその動きはわかる。ただ現時点ではソフトバンクや巨人との選手層は歴然。FA選手に頼るのではなく、若手選手のレベルアップが必要だろう。特にキャッチャーの梅野、もしくは小宮山、そして今回いい経験をした上本、大和の成長は絶対不可欠だ。和田、来年の日本一に向かって頑張れ!

 明日の予想。まずは東京メイン【アルテミスS】。2番シングウィズジョイ、16番ココロノアイ、18番テンダリーヴァイスの3頭で軸を迷ったが、本命は18番テンダリーヴォイス。少し馬場が気になるが、前走は馬場悪化の中センス&切れ味を見せた。勝ったコスモナインボールより中身が濃かったが、そのコスモが【アイビーS】を勝ったのだからここでも十分勝負になるだろう。相手は2,5番。
 京都メイン【スワンS】は5番フィエロ。ここで人気のミッキーアイルは【NHKマイル】に勝ったもののマイルは長いと思っている。ならはミッキーが惨敗した【安田記念】で健闘した同馬の方が狙いは立つ。展開に左右されない堅実な差し脚でここは中心視したい。相手は11,12番。
 福島からは10R【霊山特別】。本命は13番カレングラスジョー。前走は約2年ぶりの芝参戦。それで最速の上がりを叩き出したのだから、その適性は高い。ここは素質開花と観て好勝負を期待する。相手は6,15番。

 

 明後日の【天皇賞・秋】は4頭の軸で迷っている。実は月曜の時点で決めていたのだが、さっき新聞を読んで調教がイマイチと書いてあったのだ。どうしよう…。動かざるは山の如しかな!?

 

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サウンズ頑張ったが・・・

2014-10-26 18:43:00 | Weblog

【菊花賞】は3連複的中も今日は大負けで終わってしまった。僕の本命サウンズが1着だったら…。
 その京都11Rで行われた【第75回菊花賞】を振り返る。勝ったのは金曜日の前売りで一時1番人気になっていた酒井学騎乗の3番人気トーホウジャッカル(牡・谷潔厩舎)で好位から抜け出した。なんと【ダービー】前日にようやくデビューした遅咲きの栗毛馬が、わずか5カ月弱の間に一気に頂点へと上り詰めた。それもレコードを一気に1秒7も塗り替える3分1秒0の驚異的な日本レコードでのGI初制覇だった。
 レースはサングラスが先行策。シャンパーニュが2番手につける。注目のワンアンドオンリーは中団の外につけたが、やや行きたがっていた。流れは平均ペースで、トーホウジャッカルは好位のインを虎視眈々と追走。ゴールドアクターらとともに仕掛けのタイミングをうかがう。3コーナー過ぎでシャンパーニュが先頭に立ったが、4コーナーでは後続が一気に押し寄せる。直線に入り、スムーズに外に出したトーホウジャッカルと、最内をロスなく立ち回ったサウンズオブアースがマッチレース。激しい叩き合いの末、最後はトーホウジャッカルがねじ伏せるように先着した。1/2馬身差の2着は4番人気のサウンズオブアース。2着から3馬身1/2差の3着が7番人気のゴールドアクターだった。1番人気のワンアンドオンリーは伸びを欠き、9着に終わった。
 勝ったトーホウジャッカルだが、確かに絶好枠を生かし、実にうまい騎乗だった。それでも2着馬が来るともう一回伸びていた。センス、実力、根性すべてにおいても文句なしの走り。ひょっとしたらとんでもない馬なのかも・・・。今後注目したい。僕が本命に推して2着になったサウンズオブアースもうまく乗った。それで負けたのだから今日は完全な力負けだろう。3着ゴールドアクターもうまく乗ったクチ。最後は決め手の差。まぁ力負けか。4着タガノグランパは人気にならない馬だが、しっかり走る馬だ。直線他馬に迷惑をかけたが、意外とおいしい馬なのかも・・・。5着ショウナンラグーンもよく走っている。もう少し前で運びたかったが・・・。これからの馬だろう。9着ワンアンドオンリーは外でカベを作れなかったのが敗因だろうが、あまりにも負けすぎ。距離はもう少し短いほうがいいようだ。ただまともでも1,2着馬には勝てなかったような気がする。
 トーホウジャッカルは、父スペシャルウィーク、母トーホウガイア(母父Unbridled’s Song)という血統。北海道日高町・竹島幸治氏の生産馬で、東豊物産(株)の所有馬。通算成績は7戦3勝。重賞初勝利。谷潔調教師、酒井学ともに【菊花賞】初勝利。この勝利が谷潔調教師は、開業20年目でうれしいGI初制覇となった。

 日本シリーズ第2戦はソフトバンクが初回に1点を先取した。僕はこの日本シリーズ、打線では松田VS鳥谷、投手で五十嵐VS.福原だと考えていたが、今のところ阪神のほうがすべての点で上のようだ。特に松田は逆日本シリーズ男になりつつある。ソフトファン有利と思っていた僕にとっては嫌な感じ。なんとか頑張ってほしい

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菊花賞は・・・

2014-10-25 21:04:14 | Weblog

今日はゴルフだったので帰宅して競馬結果を観たら、【富士S】は惨敗も京都&東京最終レースの3連単的中していて浮いていた。少し明日の【菊花賞】の資金ができた。よし頑張るぞ!
 その前に今日の東京11R【第17回富士S】を簡単に振り返る。勝ったの戸崎圭太騎乗の2番人気ステファノス(牡3歳・藤原英昭厩舎)。初の古馬相手にもかかわらず、ゴール前で差し切り、重賞初Vを飾った。タイムは1分33秒2。この結果、【マイルCS】の優先出走権を獲得した。
 レースは、コスモソーンパークが逃げたものの、流れはスローペース。僕が本命に推したクラリティシチー、シェルビーなどとともに1番人気のダノンシャークも好位につける展開。直線に向くと、ダノンシャークが満を持して先頭に立ち、そのまま押し切るかに見えたが、外から一気にステファノスが伸びて、あっという間に差し切った。2着には馬群の中から伸びた12番人気シャイニープリンスがクビ差入り、さらに3/4馬身差の3着に5番人気のレッドアリオンが入った。
 勝ったステファノス前走不完全燃焼だったセントライト記念】の憂さを晴らすようないい脚だった。これからまだ成長する器。注意したい。2着シャイニープリンスには驚いた。嵌った感はあったが、勝てないところは勝ち馬を褒めるべきだろう。3着レッドアリオンやや引っ掛かっていた。それでいて3着なのだから、力は相当。嵌ればひょっとする!7着ダノンシャークは結果的に仕掛けが早かった。12着クラリオンシチーは折り合いを欠いていた。
 ステファノスは、父ディープインパクト、母ココシュニック(母父クロフネ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、(有)キャロットファームの所有馬。通算成績は10戦4勝。重賞初勝利。藤原英昭調教師、戸崎ともに【富士S】は初勝利。

 では明日の予想。まずは京都メイン【菊花賞】。本命は4番サウンズオブアース。ネオユニヴァース産駒は【菊花賞】向きではないが、母系は長距離向き。前走も“次は狙える”というレース振りで、平坦京都なら抜け出しが十分考えられる。鞍上も決して騎乗ミスがあったわけでもない藤岡佑から蛯名へ。これは陣営の勝負と考えて良いだろう。相手は14,15番。
 東京メイン【ブラジルC】は2番ヴォークトルネード。直線の長いコースでは抜群の安定感があり、東京も2100m(3,2,1,0)の好成績。ここは人気も戸崎騎乗で軸として最適。相手は5,12番。
 福島からは10R【秋元湖特別】は12番クラウンデュナミスで穴狙い。前走で見せた先行力は見所いっぱい。小回りで先行が効く馬場で狙いたい。相手は5,10番。

 日本シリーズは緒戦は今のところ阪神が有利に試合を進めている。それにしてもスタンリッジのときの細川のリード。外角のスライダー一辺倒。あまりにも弱気すぎる…。

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ドラフト総評

2014-10-24 22:16:47 | Weblog

昨日2014年の【ドラフト会議】が行われた。今回のクジ引きドラマは、4球団が競合して日ハムが獲得した早大の有原航平、2球団が競合して楽天が引き当てた安楽智大の2人だけだったが、果たしてこのドラフトに成功したチームはどこだったのか? 勝手に総評する。
 僕が今回いちばんいいドラフトしたなぁと思ったのが日ハム。勿論有原を獲れたのは大きいが、大野のあとを考えた“城島2世”の清水を2位で、それに石川、立田という大化けする可能性の高校生投手、浅間、高浜の横浜強打者コンビとバラエティの富んだドラフトだった。次にいいなぁと思ったのは我がソフトバンク。即戦力より今後を見越したドラフト。1位の松本は打者の可能性があり、2位の栗原は高校生NO.1捕手。5位の島袋は復活したら儲けものだ。セ・リーグではDeNAがいい補強だったような気がする。1位山崎、2位石田、4位福地は即戦力投手。3位指名の倉本は社会人NO.1内野手と補強ポイントを補えた。
 そんな中意外だったのは、広島とロッテ。というのも広島はどうして即戦力投手が欲しかったはずで、1位が外野手の野間は驚いた。余程緒方監督が惚れ込んだということだろう。また2位の薮田も亜大で山崎の控え投手でリーグ戦未勝利。育成を目的として大化けに賭けた指名だ。またロッテもどう考えても今年の成績から即戦力を獲りに行くと思っていたが、1位の中村を除くと将来性を観た指名となった。2位の京大・田中もまだまだこれからだろうし、甲子園球児の高校生を3人(岩下・香月、脇本)は楽しみな選手。  逆に楽天は安楽を獲れたのは良かったが、今年のことを考えるともっと即戦力投手を獲った方が良かったのではと思ってしまう。僕は2位の小野は野手の方が…。

結果が出るのは3~5年先だろうが、僕の勝手な評価では1位日ハム、2位ソフトバンク、3位DeNA、4位ロッテ、5位広島、6位オリックス、7位巨人、8位中日、9位ヤクルト、10位阪神、11位西武、12位楽天。

では明日の予想。まずは東京メイン【富士S】。本命は5番クラリオンシチー。クラシックに乗る逸材と思っていったが、一歩足らずの馬。マイルで新境地開拓を期待する。東京10R【神戸新聞杯】は6番ラリングライ。まだまだ成長が見込める器。1000万条件ならアッサリも…。同9R【アイビーS】はロジチャリス。まだ奥のある馬だと思っている。ここも勝ち負け。
 京都からは10R【観月橋S】。4番アスカロマンと16番ベルサリエールと迷ったが、先行できれば面白い4番アスカロマンを軸。前回の失敗から太宰が今回は積極的に行くはず。
 福島からは9R.1番エイシンラナウェー。前走は芝で度外視。ダートの短距離なら一発があっていい。
 明日はゴルフのため、レースは帰ってきてから観戦となる。【菊花賞】の軸は決めてあるのでその資金稼ぎと行きたい。また明日から開幕する【日本シリーズ】はCS敗戦の呪縛から見事に抜け出したソフトバンクの4勝3敗。ちなみに明日の日本シリーズは僕の同学年監督対決!

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楽しみはCSとエイシンヒカリ

2014-10-19 18:53:17 | Weblog

 いやぁ面白くなってきたなぁ、パ・リーグのCSファイナルステージ今日の第5戦は日本ハムがソフトバンクを延長11回の死闘の末に6-4で破り、対戦成績3勝3敗のタイとした。日本ハムは4点を先制されながら、大野の追撃打、西川の幻の同点弾、そのあと正真正銘の中田の同点弾、そして中島の勝ち越し2点タイムリーヒットで逆転勝ちを収めた。何回も書いているように僕はソフトバンクファンであるが、試合を観ているうちに日本ハムに好感を持ってきた。稲葉、大引、木佐貫、市川、赤田意以外はほとんど生え抜き選手。野手は走攻守揃っている選手が多く、投手は若いパワーピッチャーが多い。今年にしても武田勝、武田久、吉川の3投手がイマイチでこの成績は立派。我がソフトバンクや巨人などに比べチーム作りが本当にしっかりしている感じがする。  明日の決戦、ソフトバンクファンの僕にとってはとても複雑だ。

今日の競馬を振り返る。京都11Rで行われた【第19回秋華賞】は浜中俊騎乗で早くから素質を高く評価されてきた3番人気ショウナンパンドラ(栗東・高野友和厩舎)が最内から抜け出して、断然人気のオークス馬ヌーヴォレコルトを封じ込めて優勝。重賞初制覇をGⅠの舞台でやってのけた。タイムは1分57秒0。
 レースはペイシャフェリスがハイペースで引っ張る展開。レース中盤までは先行馬群と後方の馬群が2つに分かれる形となった。先行馬群は直線に向いて失速し、一気に差し馬が伸びてきた。直線半ばで先頭に躍り出たのはタガノエトワールだったが、外からヌーヴォレコルトがじわじわと迫る。しかし、その間隙を突いて最内から伸びてきたのがショウナンパンドラ。終始インを立ち回ってロスのないレース運びを見せ、オークス馬の追撃をクビ差しのいで戴冠した。ヌーヴォレコルトは2着に敗れ、さらに1馬身1/4差の3着に4番人気のタガノエトワールが入った。2歳女王で2番人気のレッドリヴェールは6着に終わった。
 勝ったショウナンパンドラだが、理想的なポジションで、内をロスなく立ち回った。元々期待されていた馬で、夏を越してパワーアップしていた馬。これからもっと活躍できるだろう。2着ヌーヴォレコルトは結果的にはコース取りの差が出た。ただ負けて尚強いしの競馬だった。3着タガノエトワールも完全本格化。少し仕掛けが早かったのかも。惜しい!4着ブランネージュもよく走っている。4コーナーで一瞬ゴチャついた分だけ届かなかった。5着サングレアルは終いいい脚を使っていた。この馬、今後ちょっと楽しみかも。6着レッドリヴェールは道中いい感じであったが、それで伸びないのだから力負けだろう。
 ショウナンパンドラは、父ディープインパクト、母キューティゴールド(母父フレンチデピュティ)という血統。社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、国本哲秀氏の所有馬。通算成績は9戦3勝。重賞初勝利。高野友和調教師、浜中俊ともに【秋華賞】初勝利となった。
 とんでもない馬がいたもんだ。東京11R【アイルランドT】は、横山典弘騎乗の1番人気エイシンヒカリ(牡3歳・坂口正則厩舎)が先行策から直線で外ラチ近くまで進路を取りながら逃げ切る破天荒なレースで押し切り、無傷の5連勝を飾った。タイムは1分58秒3。距離は2000mまでかもしれないが、今後中距離の中心馬となるだろう。

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秋華賞は・・・強いと思います!

2014-10-18 20:04:32 | Weblog

 阪神が大量リードしている。僕の予想通り阪神が日本シリーズ進出しそうな勢いだ。大事な試合に小山が先発の巨人。やっぱり菅野が居ないのは痛かったなぁ。一方、パ・リーグは僕の予想に反してソフトバンクが王手。明石がラッキーボーイになる雰囲気があるが、明日の日ハムの先発が大谷。大谷がいいピッチングをすると流れが変わりそう。
 海外から朗報。豪のコーフィールド競馬場で行われた【コーフィールドC】(2400m芝)は、ザカリー・パートン騎乗のアドマイヤラクティ(栗東・梅田智之厩舎、牡6歳)が優勝。GI初制覇を果たした。トップハンデの58㌔を背負ったアドマイヤラクティは後方から5、6番手を追走。直線では大外に持ち出し、逃げ込みを図るライジングロマンスを2/5馬身とらえた。日本馬は過去【コーフィールドC】で2005年アイポッパー2着、2006年デルタブルース3着という結果はあったが勝利はなかった。今後は11月4日の【メルボルンC】(フレミントン競馬場、3200m芝)にむかう。
 勝ったアドマイヤラクティは父ハーツクライ、母アドマイヤテレサ(母父エリシオ)という血統でノーザンファームの生産馬。オーナーは近藤利一氏。通算成績27戦7勝、重賞勝ちは2013年【ダイヤモンドS】に次いで2勝目。なお、出馬投票をしていたバンデ(栗東・矢作芳人厩舎、牡4歳)は出走取消となっている。
 今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第62回府中牝馬S】は、藤岡康太騎乗の4番人気良血馬ディアデラマドレ(4歳・角居勝彦厩舎)が差し切って優勝。【マーメイドS】に続く重賞2勝目を飾った。タイムは1分45秒7。レースはオツウの逃げてマコトブリジャール、ホエールキャプチャが続く。僕が本命に推した人気のスマートレイアーは後方からの競馬となった。直線に向くとホエールキャプチャが内から抜け出しを図るが、外からディアデラマドレとスマートレイアーも勢い良く伸びてくる。横に広がっての末脚比べとなったが、最後はディアデラマドレがグイッと抜け出してV。1/2馬身差で2度目の重賞制覇を果たした。2着はスマートレイアー。さらに3/4馬身差の3着が2番人気のホエールキャプチャだった。
 勝ったディアデラマドレは本格化してきた。確実に成長している。次は【エリザベス女王杯】【マイルCS】のどっちからしいが、どちらも面白い。 2着スマートレイアーも力を出している。今日は道中の位置取り差での2着だった。昨年は【秋華賞】で2着、当然【エリザベス女王杯】も好勝負だろう。3着ホエールキャプチャは併せ馬の形になればもう少し際どかったかもしれない。もう少し内枠ならまた違った競馬ができたかも。4着キャトルフィーユは少しちぐはぐなレース。もう少し前でレースで運べたら・・・。
 ディアデラマドレは、父キングカメハメハ、母ディアデラノビア(母父SS)という血統。ノーザンファームの生産馬で、(有)キャロットファームの所有馬。通算成績は11戦5勝角居勝彦調教師、藤岡康太ともに【府中牝馬S】初勝利。

 では明日の予想。まずは京都メイン【秋華賞】。断然の人気になるが、ハープスターが出走しても本命として追いかけていた4番ヌーヴォレコルト本命。気になるのは前走も含めて完璧できている点だが、鞍上も岩田だしまず凡走は無いだろう。相手は本格化した6番と春のGⅠで差の無い競馬をしていた5番。大穴はディープ産駒で夏の上がり馬18番。
 東京メイン【アイルランドT】も人気だが2番エイシンヒカリ。無傷の4連勝馬で斤量が54㌔、開幕2週目でスピードが生かせる馬場もいいだろう。相手は3,6番。
 福島メイン【福島民友C】は14番ハノハノ。北海道3戦は芝が合わなくて惨敗続きだったが、福島に戻れば【バーデンC】2着がある。ここは穴人気になりそうだが迷わず狙ってみる。相手は7,15番。

  そういえば、先日JRAから【平成27年度の新規調教師及び騎手免許第一次試験】の合格者人数を発表されたが、騎手試験合格者2人がミルコ・デムーロとクリストフ・ルメールであることがわかった。第二次試験(こちらは全て日本語で行われる)は来年1月26日~28日に行われ、2月5日に合格者が発表されるが、両騎手がこれを突破すれば、「JRA所属の外国人騎手」が誕生することとなる。そうなると、3月からはデムーロ&ルメール旋風が吹き荒れるかもしれない。そうなると誰がいちばん影響を受けるだろうか。社台の馬が多い川田、浜中あたりか…。いずれにしてもまた面白い競馬が観られそう。

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ソフトバンクファンの僕の予想は阪神VS.日ハム

2014-10-17 21:05:01 | Weblog

 盛り上がってきたCSのファイナルステージ。ソフトバンクファンの僕があえて予想する。日本シリーズ進出は阪神と日本ハム。巨人の場合はなぜ緒戦、2戦目が内海、澤村だったのだろうか。僕は結果が同であれ、杉内で行って、負けたら内海、勝ったら澤村が良かったのでは・・・。今年唯一先発陣でローテーションを守った杉内、実績はあるし、キープレーヤーの鳥谷には圧倒的に強い。今日は途中降板だったが緒戦なら続投の場面。少なくとも打ちに打たれている阪神クリーンアップの一人は抑えられたはず。この緒戦が痛かった。
 一方、ソフトバンクはシーズン終盤の不甲斐ない戦い方を続けている。緒戦サヨナラ勝ちも全くの偶然で完全な負け試合。巨人同様、どうして2戦目武田だったのだろう。僕はスタンリッジを使うべきだと思っていたのだが、故障でもしているのだろうか。僕が監督なら大隣、スタンリッジ、中田、摂津の順に投げさすと思う。まして今日はこれまでブレーキだった陽を大活躍して生きかえらせてしまった。よほどラッキーボーイがでてこないと・・・。また秋山監督辞任のニュースも早かったのでは。いずれにしろ最後まで4チームとも頑張れ!

 

約一週間たつが月曜日に行われた【キングオブコント2014】の感想。今年ファイナリストとなったのはシソンヌ、巨匠、ラバーガール、リンゴスター、バンビーノ、さらば青春の光、ラブレターズ、犬の心、チョコレートプラネット、アキナの10組。お笑い好きの僕でもネタが観たことあったのが半分というフレッシュなメンバー。一応優勝候補としてはラバーガール、さらば青春の光、チョコレートプラネットかなと思って観戦。
 ルールの変更などあったが、僕が素直に面白いと思ったネタは登場順にシソンヌの1本目、巨匠1本目、ラバーガール1本目、バンビーノ1本目、犬の心1本目、チョコレートプラネット1本目、チョコレートプラネット2本目、シソンヌ2本目。さらば青春の光は期待していたけど下ネタの分マイナス。1本目でこれはちょっと選択ミスだろう。大手事務所ならこのネタをやらせなかったはずで…。
 そんな中、僕が個人的に一番好きだったのはバンビーノ1本目の「ダンスする民族」。単純でわかりやすかった。流れ星の「肘神様」に近い感じだった。あとはシソンヌの演技のうまさには驚いた。僕は1本目の「くせえーラーメン」の方が好きだったが、2本目のドラマチックネタもいい出来だった。ただ芸人は決勝の投票数を見てこういうネタの方が好きなのかなと思った次第。チョコレートプラネットは以前より芸に幅が広がった感じで、こちらも1本目のポテチの袋開けネタの方が僕好み。2本目も十分面白かった。決勝の登場順がシソンヌと逆だったらこちらが王者だったのではないか。残念だったのは巨匠。1本目の「おじさんをつくるおじさん」はなかなか面白かった。まぁ好みが分かれるところだろうが、できれば2本目を観たかった。いずれにしろ小粒になった感じはする【キングオブコント】だが、シソンヌの優勝には文句はないし、新しい面々のネタが観られたことはとても有意義だった。

 では明日の予想。まずは東京メイン【府中牝馬S】。本命は3番スマートレイアー。【クィーンS】から6頭参戦。今回は府中の1800m。前走と違い落ち着いた流れになりそうで、直線ヨーイドン。ならばここは直線末脚爆発が期待できるスマートでなんとかなれそう。鞍上は仕事人・横典。これで負ければ諦めも付く。相手は2,5,12番。
 京都メイン【清水S】は人気でも2番フルーキー。間違いなくオープン級の潜在能力のある馬。11ヶ月休み明けの前走もトップハンデを背負って大楽勝。ここは間違いなく通過点。相手は4,9番。
 福島メイン【三春駒特別】は2番メイショウエゾフジ。このクラス4,3着で安定した力を持つ。小回りの開幕週の馬場は持ち前の先行力が生きる。相手は4,7番。

 前述で日本シリーズは阪神VS日ハムと書いたが、海の向こうのWシリーズもワイルドカードから勝ち上がったロイヤルズとジャイアンツ。日本の野球は大リーグを追いかける!

 

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予想だけ

2014-10-12 21:57:50 | Weblog

 今日の府中。最終レースで3連複、3連単的中で大惨敗からちょっと浮きました。【毎日王冠】、言いたいことはあるが、今日は酔っ払っているので明日書きます。

 とりあえず明日の予想。たぶん京都は中止のなると思っているが、とりあえず開催されると思って予想。

 東京メイン【エルコンドルパサー】は7番タールタン。良馬場よりも重馬場兼用で底を見せていない馬。ここは出たとこ勝負。相手は2,9番。
 京都メイン【京都大賞典】は馬場が心配だが、相性のいい京都ならなんとかなるはず。相手は2,7番。東京12Rは7番、京都12Rは9番。

 明日頑張ろう!

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疫病神返上!?

2014-10-11 21:31:54 | Weblog

 僕って疫病神!? 昨日CSは“広島とオリックスに期待“と書いたが、その途端に敗戦。なんか広島と阪神に申し訳ない。そのCS、セ・リーグが阪神1‐0広島。メッセンジャーの好投と話題のPL学園OBの福留が後輩の前田からバックスクリーンに本塁打で5度目のCSで初めて先勝。そして2008年からのCS連敗も5で止めた。一方、パ・リーグは日本ハム6―3オリックス。12球団一のエース、金子を見事攻略。オリックス自慢のリリーフ陣も小技で粉砕先勝した。日本ハムの脇役陣の活躍が目立った試合だったが、いかにもCS慣れしている(中島のように初出場選手もいるが)という試合運びだった。天晴れでした!
 今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第1回いちょうS】。勝ったのは横山典弘騎乗の4番人気クラリティスカイ(牡・友道康夫厩舎)。好位から抜け出して快勝。新設重賞の初代覇者に輝いた。勝ちタイムの1分33秒5は、ロゴタイプが持つ従来の記録を0秒1塗り替える2歳コースレコードとなった。
 レースは積極的に行く馬がおらず、クラウンノキミが先行。ミッキーユニバースが2番手、マコトダッソーがその後ろに続く。人気のサトノフラムは真ん中あたりでレースを進めた。直線に向くと2番手から抜け出したミッキーユニバースをかわして、その後ろから伸びてきたクラリティスカイが先頭に躍り出る。しかし人気のサトノフラムは伸びない。結局、クラリティスカイがそのまま押し切り、2馬身差で完勝。レコードのおまけつきで、重賞初制覇を果たした。2着にはゴール前で急追した2番人気のネオルミエール。クビ差3着が3番人気のミッキーユニバースだった。
 勝ったクラリティスカイだが強い内容合った。距離もまだ融通ききそうだしこれからが楽しみだ。2着 ネオルミエールはレースの器用さで負けたという感じ。まだまだこれからの馬だ。3着ミッキーユニバースは自分のレースをやったが、今日のところは力負け。それでも踏ん張っているほうだと思うが・・・。期待のサトノフラムは10着。レースは落ち着いていたが全く伸びなかった。敗因は分からない。
 クラリティスカイは、父クロフネ、母タイキクラリティ(母父スペシャルウィーク)という血統。北海道新冠町・パカパカファームの生産馬で、杉山忠国氏の所有馬。通算成績は4戦2勝。重賞初勝利。また、騎乗した横山典はこの勝利で史上3人目となるJRA通算2,500勝を達成した。

 では明日の予想。まずは僕が好きなレースのひとつ、東京メイン【毎日王冠】。まともなら15番ワールドエース断然だろうが、左回りはイマイチ結果が出ていない。僕の本命は1番ディサイファか8番スピルバーグと迷ったが、ここに来て本格化してきた8番スピルバーグ。府中は5勝で、1800mも3勝3着2回と馬券を外していない。鞍上は好調北村だし、藤沢厩舎は今日の【いちょうS】でも2,3着と好調。狙わない手はない。相手は1,15番。京都メイン【オパールS】は4番ウイングザムーン。休養明けとなるが、休養前はオープンでも十分にやれるところは見せていた。ここは今後に向けての試金石。得意の京都で…。相手は」1,9番。

 明日は久しぶり府中で勝負してくる。明後日はなんとか台風の影響はなさそう。なんとか【凱旋門賞】の敵をとってくる!でも疫病神だからなぁ…。
 

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CSは広島、オリックスに期待!

2014-10-10 22:31:36 | Weblog

 明日から始まるクライマックスシリーズ。短期決戦はペナントレースと全く違うものになる可能性も多い。これは僕の短期決戦の勝ち抜く論理なのだが、エース級が二人居れば何とかなると思っている。
 その点を考えると、僕は期待もこめてセ・リーグは広島、パ・リーグはオリックスが勝ち上がるのではないかと思っている。選手層、総合力は巨人、ソフトバンク断然もひょっとしたら・・・その広島、野村監督辞任の問題がどうでるかだが、前田、ヒース、大瀬良、野村、福井の先発陣は強力。問題は後半崩れたリリーフ陣とエルドレッドだが、シーズン中も不調の時期が長かったから逆に外しやすいだろう。阪神は能見次第。能見が復活するとメッセンジャーとの2枚看板ができるので面白い。優勝候補No.1 の巨人は菅野が再び故障となると不安が大きい投手ばかり。杉内、内海、沢村、大竹、小山イマイチ信頼感がない。また今年の打撃陣を踏まえて考えると短期決戦ブレーキになる可能性が大きい選手が多い。
 一方オリックスの金子、西の両エースに岸田、佐藤、馬原、平野のリリーフ陣が今年CSに出てきたチームではいちばんの安定感。打撃陣も平野、糸井の不調は考えにくくしぶとい。不安材料はCS慣れしていないところ。逆に日本ハムの強みはCS慣れしている点。これに稲葉効果もある。緒戦の大谷が金子に勝つと流れに乗れるかも…。僕が応援ソフトバンクは今年はエース格がいない。摂津、スタンリッジ、中田、大隣と不安のほうが大きい。リリーフ陣も終盤崩れたし、先天的にCSに弱いチーム事情もある。野手も巨人同様ブレーキになりそうな選手が多い。果たしてどうなることやら…。

 明日の予想。まずは東京11R【いちょうS】。重賞となってはじめてのレースだが、メンバーは小粒。本命は1番人気になるだろうが12番サトノフラム。緒戦余裕のある圧勝劇。戸崎も絶賛のこの馬で負けられない。相手は2,11番。

 京都メイン【大原S】は12番ダノンシンフォニー。開幕週で差し馬は不利かもしれないが、ここ2戦は成長著しい内容。最近好調な騎乗が目立つ岩谷も期待したい。相手は2,8番。

 

 日刊スポーツのインタビューで後藤新理事長が「将来海外のレースも日本で馬券が買えるようにしたい」と語っていた。是非実現してほしい、そうなれば、ブックメーカーで下手な英語でドキドキしながら【凱旋門賞】の馬券を買わなくていいようになる。

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