人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

ゴルフは期待通りも馬が・・・

2021-09-26 17:58:34 | Weblog

《大相撲秋場所・千秋楽》。横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)の優勝が自身の取組前に決まった。1差で追う妙義龍(境川)が敗れたため。新横綱での優勝は史上9人目で、自身としては2場所ぶり5度目。新横綱優勝は17年春場所の稀勢の里以来。今場所は、先輩横綱の白鵬が、所属する宮城野部屋で新型コロナウイルスの陽性者が出たため休場。昇進したばかりながら“一人横綱”として土俵を守る立場となった。
 優菜貫禄勝ち。《ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン》最終日。2位に5打差をつけての首位から出た西村優菜(21・スターツ)が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算15アンダーで、初日から首位を守り切り、2週連続Vをつかんだ。通算15アンダーは2012年に森田理香子が記録した通算14アンダーのトーナメントレコードを更新した。3打差の2位には1998年度生まれの黄金世代の、浅井咲希(23・小杉CC)が続いた。渋野日向子(22サントリー)は72で通算6アンダーの8位に終わった。ゴルフ場が違い、天候が違い、体調も違う中、2大会6ラウンド60台という安定した力。今の西村は稲見、小祝、古江ぐらいしか勝てないのでないか。これから秋のビッグトーナメント、女子の戦いは面白そう。
 昨日期待と書いた中島がやってくれた。《パナソニックオープン》最終日。首位と1打差の4位から出たアマチュアの中島啓太(21・日体大3年)が、通算18アンダーで並んだ永野竜太郎(33・フリー)とのプレーオフを1ホール目のパーで制し、ツアー史上5人目のアマチュア優勝を果たした。アマチュアの優勝は、これまで1980年に倉本昌弘が《中四国オープン》、2007年に石川遼が《マンシングウェアオープンKSBカップ》、11年に松山英樹、19年に金谷拓海がともに《三井住友VISA太平洋マスターズ》で優勝している。1打差の3位には大岩龍一(23・ディライトワークス)が入り、石川遼(30・CASIO)は通算1アンダーの53位だった。優勝は見事。ただ松山、金谷に比べ、安定感もパターもイマイチ。まぁまだ日体大3年だし、これからどれだけ伸びるか楽しみな逸材であることは間違いない。
 奈紗ちゃんが離れ業!《ウォルマートNWアーカンソー選手権》は第2ラウンド。5位から出た畑岡奈紗(22・アビームコンサルティング)は6番でホールインワン。24日の第1ラウンドの11番に続く2日続いてのホールインワンを達成し、ギャラリーを沸かせた。畑岡は65で回り、ミンジー・リー(ニュージーランド)と並び首位に立った。ツアー公式サイトによると、同一大会で2度のホールインワン達成は史上5人目。2日連続での達成は2016年《カナダ太平洋オープン》で第3ラウンド、最終日で遂げた上原彩子以来、4人目という。優勝の期待もあるが、3日連続エースも期待したい!

 今日の競馬を振り返る。中山11Rで行われた【第67回産経賞オールカマー】は、横山武史騎乗で2番人気のウインマリリン(牝4歳・手塚貴久厩舎)が好スタートから3番手を追走すると、直線で馬群を割って抜け出しV。重賞3勝目を挙げ、【天皇賞・秋】への優先出走権を手にした。タイムは2分11秒9。1馬身1/2差の2着にはウインキートス(5番人気)、さらにクビ差の3着には、後方からまくり気味に仕掛けたグローリーヴェイズ(3番人気)が入線。なお、1番人気に支持された川田将雅騎乗のレイパパレは、道中2番手から先頭に立つも粘り切れず4着に敗れている。
 勝ったウインマリリンだが、夏を越してますます力をつけた。中山が得意というのもあるが、精神的な成長が大きかった。次走は【エリザベス女王杯】らしいが、中山ほど走らないが、昨年4着だし面白い存在であることは間違いない。2着 ウインキートスもよく頑張っているが、前に同じ勝負服の強い馬がいた。ただ力はつけている。3着グローリーヴェイズはスタートで少し出遅れた。道中、早目に動いて、レイパパレを負かしたのだから力はある。ただその結果、最後は少し脚が甘くなった。4着レイパパレは道中よく我慢していたが、それでも緊張しっぱなし。この馬は逃げたほうがいいのでは・・・。
 ウインマリリンは、父スクリーンヒーロー、母コスモチェーロ(母父Fusaichi Pegasus)という血統。北海道新冠町・コスモヴューファームの生産馬で、馬主は(株)ウイン。通算成績は11戦5勝。重賞は2020年【フローラS】、21年の【日経賞】に次いで3勝目。【産経賞オールカマー】は管理する手塚貴久調教師、騎乗した横山武史ともに初勝利となった。

中京11Rで行われた菊花賞トライアル【第69回神戸新聞杯】は、吉田隼人騎乗で2番人気に支持されたステラヴェローチェ(牡・須貝尚介厩舎)が、後方待機策から直線では馬場の内めに進路をとって末脚を伸ばし快勝。断然人気のダービー馬シャフリヤールが伸びあぐね4着に敗れる中、不良馬場をものともせずに差し切り勝ちを収め、春2冠惜敗の鬱憤を晴らすとともに重賞2勝目を挙げた。勝ちタイムは2分18秒0。半馬身差の2着に中団後ろめから伸びた5番人気のレッドジェネシス、さらに3馬身遅れた3着には中団からじわじわ脚を伸ばした8番人気のモンテディオが入った。なお、この上位3頭までに【菊花賞】への優先出走権が与えられた。
 勝ったステラヴェローチェは道悪得意であるが、それでも直線で馬群を割って差し切るのだから強い勝ち方。この勝ち方は本番でも繋がりそう。バコ×ディープなら【菊花賞】も大丈夫だろう。2着レッドジェネシスはこの舞台、また少頭数が合うのだろう。最後は勝ち馬の根性に負けたが、東京以外は走っているし、本場もひょっとすうかも・・・。3着モンテディオは重馬場、展開が味方したが、長距離はしっかり走る。1番人気に押されながら4着に終わったシャフリヤールは馬場がすべてのような気もするが、距離もあまり長くないほうがいいのでは・・・。【菊花賞】は危険な人気馬になりかも・・・。
 ステラヴェローチェは、父バゴ、母オーマイベイビー(母父ディープインパクト)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は大野剛嗣。通算成績は7戦3勝。重賞は20年の【サウジアラビアRC】に次いで2勝目。【神戸新聞杯】は、須貝尚介は12年のゴールドシップに次いで2勝目、吉田隼人は初勝利となった。

 今週は一口馬の出走がなかったが、明日からのウイークデーに2頭が出走する。、まずはアースライザーが明日の盛岡【東京カップけやき賞】に出走する。JRAの馬がアースライザーのほか5頭出走するが、何とか勝ち負けしてほしい。10/1の園田競馬の1230mに園田に移籍したヴィオマージュが出走する。相手関係がどうかわからないが、今年中に2勝してJRAに復帰してほしいものだ。

 

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ゴルフ&競馬

2021-09-25 18:27:06 | Weblog

 ほぼMVPは決まりだろう。今日のオリックスVS.楽天でオリックスの山本が8回を2失点。自身12連勝でハーラー単独トップを独創する15勝目をあげた。防御率、奪三振もトップ。勝率も同僚宮城の勝ち星が伸びていないので逆転もある。ロッテが優勝してもMVP候補は荻野かレナードなら山本の方がありえる。沢村賞を含め、投手タイトル総なめしそうな山本から優勝争い同様目が離せない。山本天晴れ!
 ここにきて足踏み状態の阪神に救世主が現れた。今日の巨人VS.阪神で先発した高橋遥人(25)が菅野との投手戦で 1歩も譲らなかった。2回2死一塁からは6者連続三振を奪うなど、序盤から巨人打線を圧倒。自身初完封で今季2勝目をあげた。直近の3試合は黒星から2戦連続引き分け。4戦ぶりの白星で首位ヤクルト追走に弾みをつけた。高橋天晴れ!

 《ミヤギテレビ杯 ダンロップ女子オープン》2日目。2週連続優勝がかかる西村優菜が1イーグル・5バーディの「65」をマーク。後続に5打差のトータル13アンダー・単独首位で最終日に臨む。トータル8アンダー・2位に原英莉花。トータル7アンダー・3位タイには浅井咲希、ペ・ヒギョン(韓国)が続いた。渋野日向子は2バーディでボギーなしの「70」。連日となるボギーフリーのラウンドで2つ伸ばし、トータル6アンダー・5位タイと上位で2日目を終えた。前回大会覇者の柏原明日架はトータル6アンダー・5位タイ。地元・宮城県出身の山路晶はトータル5アンダー・11位タイで予選ラウンドを通過した。西村の安定感が凄い。ただここまで西村の3勝はすべて逆転。初の逃げ切り勝利なるか注目したい。

 米女子《アーカンソー選手権》では畑岡奈紗が存在感を魅せている。第1ラウンドなんと11番パー3でホールインワンを達成し、「65」とスコアを伸ばし、首位と2打差の5位と好発進した。笹生優花と野村敏はともに「69」で44位。「63」をマークしたキャサリン・カークら3人が首位に並んだ。畑岡にとって今大会は2018年に米ツアー初優勝を挙げた思い出の地。残り36ホール畑岡を応援したい!
国内男子ツアーの《パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ》第3ラウンド。永野竜太郎、大岩龍一、芦沢宗臣が通算15アンダー首位タイで並んだ。通算14アンダー4位タイにアマチュアの河本力と中島啓太(ともに日体大)、通算13アンダー単独6位に安本大祐、通算12アンダー7位タイに木下稜介、矢野東らが続いている。 石川遼は1イーグル、2バーディ、1ボギーの「69」で回り、通算5アンダー32位タイ。注目は河本力中島啓太の日体大コンビ。特に中島は松山、金谷に続く世界アマチュアランキング1位の選手。ここで優勝して松山、金谷を追いかけてほしい。一方、河本は河本結の弟、姉の調子がイマイチなのでここで姉を仇を!いずれにしてもこの二人に注目している。

 明日の予想。中山メイン【オールカマー】は12番レイパパレ。目標は【エリザベス女王杯】かもしれないが、このメンバーで勝ち負けしないようでは、もっと大きな仕事はできない。相手は1,6,9,10,11,16番。中山12Rは16番スペクタクル。新潟の馬場は合わないようだった。中山は1勝クラスを勝った舞台。相手は3,4,5,9,13,14、番。中京メイン【神戸新聞杯】は2番ワンダフルタウン。春は無理使いが堪えたもの。爪不安がなくなれば【青葉賞】を粘った脚が粘る。相手は3,5,7,10番。中京12Rは5番メラナイト。左に逃げ気味になる今回、BLを付ける。たたき2戦目で体調もUP.相手は3,7,8,12,14,16番。

 

今週は一口馬の出走がないので明日も馬券をがんばる!

 

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キャロットの大量出資!

2021-09-24 20:28:59 | Weblog

 我が故郷、熊本の星であったヨカヨカが引退することとなった。8/22の【北九州記念】を制した熊本県産牝馬のヨカヨカだったが、左第1指節種子骨の骨折で競走能力を喪失したとJRAが発表した。9/22日の朝、調教の後の移動中に暴れたことが原因らしい。ヨカヨカは引退して繁殖馬になる見通しだ。ヨカヨカは2020年6月の新馬戦から3連勝。同12月には【阪神JF】に出走し、5着と好走した。今年4月の桜花賞17着だったが、その後は短距離路線に転向。北九州記念で熊本県産馬として初めてJRAの重賞を制した後は、10/3【スプリンターズS】に向けて調整していた。戦績は10戦4で、獲得賞金は12千711万4千円だった。競走馬にけがは付き物とはいえ、悲しい現実。ただ命が助かっただけでも救いという考え方もある。次お母さんとして、活躍馬を出してほしいものだ。そういう気持ちを込めて、僕からヨカヨカにメッセージ“けがはしょんなか、生きてるだけでもよかよかたい”
 シルバーステート産駒の人気が高まる一方だ。これだけ2歳馬が距離に関係なく走っていれば致し方ないところだが、このシルバーステートがノーザンファームでなく、新冠の優駿スタリオンステーションというのが面白い。先日《セプテンバーセール》が開催されたが、そこでも人気はシルバーステート産駒だった。高額取引馬上位6頭のうち3頭がシルバーステート産駒で、中でもアマルフィターナ2020(牡)はセプテンバーセール史上過去価格(3千410万円)で取引された。他の2頭も ルドラ2020(牝) が2千640万円、アースウィンド2020(牡) が父シルバーステート 2千90万円だった。
 これまで他のセールでのシルバーステート産駒は高値で取引されている。も《サマーセール2021》で サトノベリーニ2020(牡)が3千630万円、サマーコード2020(牡) 2千860万円、インフィニート2020(牡) が2千310万円。《セレクションセール2021》でフォーシンズ2020(牡)が2千200万円、シルクヴィーナス2020(牡)が 4千510万円。《セレクトセール》ではヴァナディース2020(牡)とカリズマティックゴールド2020(牝)が4千万円、そしてギエム2020(牡)に至っては2億6千万円だった。
 ディープやロードカナロア、キズナ、モーリス、エピファネイアなどに比べて安いと思われるかもしれないが、シルバーステートの今年度の種付け料は150万円。そう考えれば、種付け料と取引価格が全然合っていないことがわかる。きっと来年度の値上げは間違いなしで、どのくらいまで上がるかだが、500万円ぐらいならまだ申し込みは殺到しそうだ。それにしても本当に魅力的な種牡馬だ。
 僕もシルバーステート産駒を一口は持ちたいと思っている悲しい一口馬主であるが、先週、キャロットクラブの抽選結果発表があった。先週このコラムでも少し触れたが、ちょっと大変なことになっている。サンデーやG1、シルクなどの申し込みの凄さを鑑みて、人気のないところを自分なりに真剣に調査し、当選しそうな馬たちを外れてもいいように10頭選んで申し込んだのだが、その結果が下記の通り。(馬名・性別・父・母父・厩舎・一口単価・当選結果)
◎シュピッツェの20(牝・父モーリス・母父アザムール・中館)…1口60,000円〇
◎バイラオーラの20(牝・父ドレフォン・母父トワイニング・和田正)…1口50,000円〇、
◎ワシントンレガシーの20(牝・父リアルスティール・母父クロフネ・大和田成)…1口55,000円〇
◎エンシェントヒルの20(牝・父サトノダイアモンド・母父エンドスウィープ・伊藤大)…1口50,000円✖
◎マルティンスタークの20(牝・父ジャスタウェイ・母父シンボリクリスエス・小島茂)…1口50,000円○    
◎レオパルディナの20(牡・父サトノアラジン・母父スニッツェル・中館)…1口50,000円✖
◎ピュアブリーゼの20(牝・父キンシャサノキセキ・母父モンズーン・茶木)…1口40,000円〇
◎クレオールの20(牝・父サトノクラウン・母父チチカステナンゴ・渡辺薫)…1口35,000円✖          
◎グリューウ゛ァインの20(牝・父キズナ・母父ゴールドアリュール・橋田)…1口55,000円〇         
◎カニョットの20(牝・スクリーンヒーロー・母父サンレイスピリット・西園)…1口45,000円〇  
 なんと7頭も当選してしまった、それも牝馬ばかリ。“しまった”というのが、正直なところ。まさかこんなに作戦が嵌るとは…。昨年などは✖2を持っていて(優先馬はほとんど当選)で優先馬1頭しか当選せず、5~6頭も抽選に外れており、今年もせいぜい当選は多くて3~4頭当選だろうと思っていたのだが…。今回、僕の優先馬はすでに一口で持っているエングレーバーの半妹マルティンスタークの20。他ではバイラオーラの20、ワシントンレガシーの20、クレオールの20辺りが当選してほしいと思っていたので、バイラオーラの20、ワシントンレガシーの20の当選は嬉しい結果であった。ただ総額355,000円はちょっと大きすぎる出費(グリューウ゛ァインの20はエングレーバーの姪に当たる)で、思わず天を仰いだが。当選した馬たちとは縁がある馬たち。腎臓の癌で闘病生活したと思えば安いものかと思い、出資することに…。
 この時点で今年の1歳馬はG1が1頭、社台オ-ナーズ(地方)が1頭(友人が個人馬主でその数%を出資)、シルクが1頭、ウインが1頭、そしてキャロットが7頭で計11頭となってしまった。よって、先日会員登録が認められた新規参入のインゼルレーシングの募集は断念することに…。馬に魅力はあるが、入会金などが発生するため、そこまでの出資は出来ないと判断したからである。あとはシルク(キャンセル馬)やウインの2次募集にノルマンディーだが、“もう今年は大人しくしないと…”と思っていたところにノルマンディーの一次募集馬リストが届いた。すると興味のある馬がゴロゴロ。投資するかしないかは別にして、僕の注目馬を簡単に触れておく。まずはニシノマドカの20(父ダノンバラード)1440万円。ナイママの下、父がダノンバラードと地味なのもいい。プリンセスフローラの20。僕がシルクで持っているジャスミンフローラ(10月デビュー予定)の半弟。父がモーリスで1520万円は魅力的だ。モトヒメの20はワザモノの半弟。1120万円と安く、父が今どきにネオユニヴァースというのも心が動かされる。もっと高い額でも良さそうだが、馬体に馬体に何か問題があるのか…。キョウエイハツラツの20は僕が一口持っているアッレサンドロ(川崎)の半妹、そしてリッカルドの半妹である。父がイスラボニータというのも魅力で1280万円は安く感じる。シュバリエの20はプリュムドール、ゴールドパラディンの半妹。父ダイワメジャーで2360万円。ノルマンディーとしては高い気もするが、ノルマンディーきっての名牝の道を進む母の産駒としては安いともいえる。最後はピッツネイルの20。僕が一口持っていて新馬戦を勝ったホワイトターフの全妹。680万円が1200万円と募集額は大幅アップだが、現時点でノルマンディー唯一の新馬勝ち名声は絶大。それでも1200万円なら安い。全般的に募集額はUPしているが、少数精鋭を目指しゆっくりと考えるつもりだ。

 

 明日の予想。まずは中山メイン【ながつきS】は4番ジェネティクス。ここでは力は上。元々僕が一口で当選できなかった馬で、逃がした魚(馬)は大きいと思っている馬。一口で稼げなかった分馬券で・・・。相手は1,5,6,7,11,13番。中山12Rは11番アドマイヤビーナス。逃げなくても先行できれば競馬になる馬。インパクトが弱いため、人気になりづらいここは狙い目。相手は1,3,5,12,13,14番。中京メイン【長篠S】は13番ジョニーズララバイ。前走は間隔があいて直線伸びあぐねた。今回は前走みたいなことはないだろう。相手は6,7,9,10,15,16番。

中京12Rは6番クリノホノオ。前走は前を捕まえに行った隙をつかれた。鞍上も同じ失敗はしないはず。相手は1,4,7,11,13,15番。

 

 今週の一口馬は出走なし。ひと休みだが、来週は出走ラッシュの予定。

 

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コーディアル惨敗!

2021-09-19 18:10:18 | Weblog

 今日は競馬でがっかり。競馬に触れる前にまずはゴルフ。国内女子《住友生命Vitalityレディス東海クラシック》最終日。台風の影響で2日間の短縮競技となった今大会、首位と5打差でスタートした西村優菜が9バーディ・ノーボギーの「63」と大爆発。トータル10アンダーで逆転し、今季3勝目を果たした。 ツアー初優勝がかかっていた植竹希望は最終18番で池に入れて、痛恨のダブルボギー。大里桃子と並ぶトータル8アンダー・2位タイに終わり、初タイトルはお預けとなった。渋野日向子は「68」をマークし、トータル6アンダー・4位タイ。ツアーでは今年初のトップ5入りとなった。2週連続優勝を狙った稲見萌寧はトータル3アンダー・13位タイで大会を終えた。西村の「63」は凄い。それも16,17番は短いバーディパットを外してだから、内容は圧勝だった。あの小さい体のどこにあんなパワーがあるのだろう。
 男子国内ゴルフ《ANAオープントーナメント》最終日。3打差3位から出たスコット・ビンセント(ジンバブエ)が1イーグル6バーディ、2ボギーの「66」をマークし、通算18アンダーで逆転優勝を飾った。3週前の「Sansan KBCオーガスタ」に続くツアー2勝目。 単独首位スタートの大槻智春は3打差の通算15アンダー2位。堀川未来夢、木下稜介が14アンダー3位でフィニッシュした。 矢野東と池村寛世が13アンダー5位に入った。 賞金ランキング1位の星野陸也は香妻陣一朗、ジェイ・チョイとジャン・ドンキュの韓国勢と並んで12アンダー7位。 大会2日目の17日に30歳の誕生日を迎えた石川遼は1バーディ、1ボギーの「72」と伸ばせず、トータル9アンダー。金谷拓実、時松隆光らと同じ16位で大会を終えた。ビンセントは線が細いが距離も出るし、小技もうまい。このままいくと、ビンセントが賞金王になるかもしれない。
 男子ゴルフの《日本シニアオープン選手権》最終日。2位と5打差の首位から出た手嶋多一(52・ミズノ)が7バーディー、2ボギーの「66」で回り、通算19アンダーで2位に8打差をつけて圧勝した。手嶋は、2001年に同じ日本ゴルフ協会(JGA)主催の《日本オープン》を制しており、青木功、中嶋常幸、谷口徹に続いて4人目の《日本シニアオープン》とのダブルタイトル獲得者となった。2位は、桑原克典(52・ミズノ)。手嶋も凄かったが、71歳の高橋勝成も凄かった。というのも2日目「69」3日目「70」に続き、今日も「70」。なんとこんな由緒ある公式競技で3日連続のエージシュートを達成した。天晴れ!手嶋!高橋!
 今日の重賞を振り返る。中京11Rで行われた【第39回ローズS】は、福永祐一騎乗の4番人気アンドヴァラナウト(栗東・池添学厩舎)が上々のスタートを切ると中団の外めを追走。勝負どころから徐々に位置を上げて先行勢を射程圏にとらえると、直線では鞍上の追い出しに応えるようにグングンと力強く末脚を伸ばし先頭でゴール。【桜花賞】馬ソダシ、【オークス】馬ユーバーレーベン不在の【秋華賞トライアル】を制し、ラスト1冠奪取に向けて大きな勝利を手にした。タイムは2分00秒0。1馬身1/4差の2着には逃げたエイシンヒテン(12番人気)、さらに半馬身遅れた3着に中団追走から直線追い込んだアールドヴィーヴル(1番人気)が入線。上位3頭は、【秋華賞】の優先出走権を獲得した。

 勝ったアンドヴァラナウトだが、展開も向きポジションも良かった。非常に鋭い反応を見せたし、強い勝ちっぷりだった。まだまだこれからの馬だと思うが、それでGIIを勝るのだから能力は相当。2着エイシンヒテンは松若の好騎乗。よく頑張っている。ただ展開が向いたとはいえ、アールドヴィーヴルを抑えたのは立派。3着アールドヴィーヴルは4コーナーで他馬に被されて、自分のタイミングで追い出せなかった。それでも伸びてくるのは力がある。完成度は一歩上か。
 アンドヴァラナウトは、父キングカメハメハ、母グルヴェイグ(母父ディープインパクト)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は6戦3勝。重賞は初制覇。【ローズS】は管理する池添学調教師は初勝利、騎乗した福永は00年ニホンピロスワンに次いで2勝目となった。
 明日の予想。中山メイン【センライト記念】は12番ソーヴァリアント。夏の上がり馬だが、【弥生賞】4番人気だからこのメンバーでも格負けはしない。鞍上は好調戸崎だし、血統的にも【菊花賞】へいきたいクチ。相手は3,7,10,11,13,14番。中京メイン【JRAアニバーサリーS】は人気でも8番スズカデレヤ本命。相手なりに走るタイプで大崩れはない。相手は1,3,10,11,14,16番。

 今日の一口。前述の【ローズS】に出走したコーディアル。ややゆっくりめのスタートで最後方からの競馬。直線は脚を使っているものの前との差を詰められず13着に敗れた。鞍上の鮫島駿によると「スタートはいつもどおりという感じであまり速くはなかったが、今回はその後で外の馬が急に近くに寄ってきたり、内から来て前が狭くなったり、1コーナーまでにかなりエキサイトしてしまった」とのこと。高野調教師は「能力があるのは間違いないのですが、レースぶりがまだ粗削りというか、もう少し覚えていかなくてはいけないことも多いと思います。レース後、上がりの歩様などは問題ありませんが、この後はしっかり馬体をチェックしてからプランを考えていきます」とのこと。同世代とならば重賞でも…と思ったのだが、世の中そう甘くなかった。出直しだ!

 明日はJRAアニバーサリーDAY。配当が高くなるので、土日の負けを取り戻す!

 

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コーディアルで勝負!

2021-09-18 18:10:12 | Weblog

 大谷本塁打王に黄信号。エンゼルスの大谷翔平は今日のアスレチックス戦に2試合連続で「3番・DH」で先発出場し、4打数1安打。チームは4-5でアスレチックスに敗れ、連勝は2で止まった。本塁打は10日のアアストロズ戦で44号を放って以来、6試合なしとなった。現在、本塁打王争いはこの日ゲレロ(ブルージェイズ)が46号を放って単独トップに浮上。次点のペレス(ロイヤルズ)が45号とし、3位の大谷はゲレロを2本差で追っている。ただ調子は前の二人とは大違い。何か神がかりなきっかけがないと本塁打王は厳しそう。ただ僕は本塁打王を獲らなくてもあと1勝すればとんでもない偉業だと思う。次回登板は19日、アナハイムでのアスレチックス戦。ここまで21試合に投げ9勝2敗、防御率3・36とし、ベーブ・ルースが記録した1918年以来、103年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」に期待したい。それで十分MVPだろう。
 断然の沢村賞候補。オリックス・山本由伸(23)が、今日の西武戦に先発し、8回を5安打無失点に抑える好投で、自身11連勝を飾った。球団では、2010年に金子が13連勝して以来の大型連勝。負ければ、首位ロッテに優勝マジックが点灯する可能性もあった一戦で、オリックスのエースが意地を見せた。最後に黒星を喫した5月19日のロッテ戦から、これで4か月間不敗。リーグトップを独走中の14勝目となり、防御率、奪三振数と合わせて、投手3冠へまた一歩前進した。天晴れ!
 今日の重賞を振り返る。中京8R【第23回阪神ジャンプS】は、石神深一騎乗の3番人気トゥルボー(牡5歳・小笠倫弘厩舎)が中団待機から無難な飛越で徐々にポジションを上げ、4コーナー手前2番手から後続を突き放して重賞連覇を果たした。タイムは3分38秒3。3馬身差の2着にはサーブルオール(1番人気)、さらに5馬身差遅れた3着にマーニ(4番人気)が続いた。

勝ったトゥルボーだが快勝だった。まだ5歳で展開に左右されないし、緩い馬場も、左回りも右回りも関係なく、走る。ひょっとしたら相当な大物かも!?2着サーブルオールも力だけは走っている。ただ今日は勝ち馬が強かった。3着マーニも61㌔で頑張っている。ポテンシャルは高いのでもっと強くなりそう。

 トゥルボーは、父オルフェーヴル、母フェアエレン(母父ストリートクライ)という血統。重賞は2勝目となった。

 明日の予想。まずは中京メイン【ローズS】。一口出資馬なので贔屓目たっぷりに13番コーディアル本命。現状で9番人気だが、十分僕は色気を持っているというのも、高野調教師が結構強気だからである。僕の中では同厩舎の【オークス】3着ハギノピリナより力は上だと思っているし、ここで穴人気なっているオディールとは新馬戦で接戦した仲。体の成長を考えるとここは負けないと思っている。相手は5,9,11,12,14,16,17番。中京12Rは11番シュガーサンダー。休み明けになるが、2勝クラスはすぐ突破できる器。ここは重め残りだけなければ、勝ち負け。相手は2,3,6,10,12,15番。中山メイン【ラジオ日本賞】は12番ベルダーイメル。前走はスタートで少し遅れてしまったことが痛かった。ただ負けた相手も実績上位でデムーロの好騎乗もあった。よってここは勝ち負け。相手は2,3,4,6,14,16番。中山12Rは15番セイウンダイモス。この馬は1200mがいい。マイルの【新潟2歳S】【サウジアラビアRC】で6,3着なら、このクラスでは力は上だろう。相手は2,5,6,7,10,13番。

 今週の一口馬は前述したコーディアル1頭。実は今週キャロットの1歳馬の抽選結果発表があり、なんと7頭当選してしまった(詳細は来週報告)。思わぬ出費となるが、コーディアルとエングレーバーにはこの1歳馬がデビューする来年まで飼い葉料を稼いでもらわないといけない。勝つに越したことはないが、少しでも上位で賞金を稼いでもらいたい。

 

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ロッテは強い!

2021-09-17 20:11:41 | Weblog

 明日にでもマジックナンバーが点灯するロッテ。もしこのまま優勝すると、1シーズン優勝は1970年以来、51年ぶりとなる。ちなみにロッテは1974年と2005年に日本一に輝いているが、1974年(金田監督)は前後期制で後期優勝し、プレーオフで阪急を破り、そのまま日本シリーズで中日を4勝2敗で破って日本一になっている。また2005年はシーズン2位からクライマックスプレーオフに進み、西武、ソフトバンクを破りリーグ優勝。日本シリーズでは阪神を4タテで破り日本一となっている。ロッテが優勝した1970年、さすがに僕も記憶が薄いが、この年は濃人渉監督が指揮を執り、木樽正明、成田文男、小山正明が先発3本柱を形成。アルトマン、ロペス、有藤通世、山崎裕之らが中心の打線も強力で、全球団に勝ち越し、60年以来10年ぶり3度目の優勝を飾っている。ここに名前の挙がった選手は覚えているが、残念ながら濃人渉監督の印象はない。九州の片田舎ではロッテなんてほとんども放送もなかったし、僕の優勝のイメージはやっぱり金田監督かな。
 そんなロッテの今年の快進撃は、僕はフロントの戦略が大きいように思っている。これは僕が以前からこのコラムでも書いていることだが、井口監督をはじめ、鳥越2軍監督、吉井投手コーチ、的場作戦コーチ、森脇野手総合コーチなどソフトバンクで勝ち方を知っているコーチが揃っている点は非常に大きく、小久保をヘッドコーチに入れ、森前ヘッドコーチを3軍監督に異動させて、おかしくなったソフトバンクとは大違いだ。正直、今年のロッテは大活躍している選手がいない。もし優勝しても、MVPはオリックス・山本に持っていかれるのではないかという感じだ。石川、美馬、二木ら中心となるはずの投手が本来の調子ではない中で、W佐々木(佐々木千、佐々木朗)の頑張り、失敗(4敗)もあるが守護神益田も1年間通して頑張っている。打撃陣では荻野や中村奨に加え、後半戦になりレアード、藤岡、角中の働きが欠かせない。チーム一丸となって攻撃している姿は良く目立つ。そしてここに来て光っているのがシーズン中に加入した“新戦力”の大当たりぶりだ。

 投手陣ではブルペンを支える国吉の存在が大きい。6/14に有吉とのトレードでロッテに加入した国吉はシーズンが再開となった8/13に1軍に昇格すると、セットアッパーのポジションを任され、ここまで14試合に登板して2勝0敗9ホールド、防御率1.20と好投し、現在9試合連続無失点中と安定感を見せている。また中日からトレードで獲得した加藤匠も正捕手の座を掴みつつあり、今ではなくてはならない存在になっている。国吉はDeNAで今季18試合に登板して防御率5.16。加藤匠に至っては今季1軍出場なしだったのだから、このトレードは大成功だったと言える。また、開幕直後の4月に入団したエチェバリアは打率.195と打撃面では期待を裏切っているものの、守備面での貢献度は高い。いくつもの好プレーで投手陣を救っている。僕は元来、ショートはこれでいいと思っている。それから《東京五輪》の中断期間中に加入が決まった元中日の左腕ロメロもローテの一角を担い、4試合に先発。白星こそ1勝だけながら、防御率1.54と好投を続けている。そしてここに来て、広島を退団、火の国サラマンダーズでプレーし、支配下登録期限ギリギリに加入が決まった小窪もデビュー戦でいきなり本塁打を放った。多くの修羅場経験があり、右の代打としては貴重な存在となりそうだ。シーズン途中加入の選手がこれほどまでに戦力となるのは珍しい。これは的確な補強戦略を実行したフロントの勝利。ということで、ロッテ優勝すればMVPはフロントか⁉

明日の予想。まずは中山メイン【初風S】。本命は連闘の13番ガンケン。展開の助けが必要だが、重い馬場は得意だし、中山も走る。鞍上も柴田大なら強化と考えていいだろう。相手は3,6,8,14,15,16番。中山12Rは3番ランドアーティスト。善戦馬の感じではあるが、いつこのクラス勝ってもいい実力はある。鞍上も相性のいい横山武に替わるのもいい。相手は1,4,7,9,11,16番。中京メイン【ケフェウスS】は5番マリアエレーナ。【ローズS】より実を取りにきたが、ハンデ48㌔は恵まれすぎ。酒井はこの軽量に乗れる実力派ジョッキー。ここは陣営が狙ってきた感ありあり。相手は1,4,6,8,10,11番。中京12Rは8番ゴールドフライト。初ダートの前走が圧勝。時計も1勝クラスと壁はない。相手は1,4,6,10,11,15番。

 

 今週の一口は先週も書いたが、日曜の中京メイン【ローズS】にコーディアルが出走する。相手は強いが、十分力は通用すると思っている。人気にならない状況もいい。

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稲見、レシスタンシアは強かった!

2021-09-12 18:10:21 | Weblog

 阪神が滅茶苦茶強いらしい。今日のウエスタンリーグ、広島戦で広島を逆転で6-2で破り、2軍記録を更新する18連勝を飾った。となった。チームは7/30のオリックス戦から、引き分けを挟んで18連勝。8月はなんと負けなしで終え、9月も快進撃は止まっていない。先日二軍落ちして今日4番に入っていた佐藤輝は4打数無安打だったが、佐藤が打ち始めたら益々勝ち続けるかも・・・。一方、巨人は絶不調らしい。今日のロッテ戦は2軍落ちした中田翔の5打数4安打5打点と格の違いを見せつけ逆転勝ちしたが、この試合に敗れれば優勝の可能性が消滅するという危機だった。阪神とは対照的に巨人は8月下旬から10連敗を喫し、現在最下位。中田の活躍で土壇場で踏みとどまった。阿部監督も中田は手放せない!?
《日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯》最終日。2位から出た《東京五輪》銀メダリスト・稲見萌寧(22)が8バーディー、ボギーなしの64と爆発し、大会記録の通算19アンダーまでスコアを伸ばして逆転優勝した。メジャー大会初優勝で今年7勝目、通算9勝目。稲見は賞金ランクでも小祝さくらを抜いてトップに立った。今大会の稲見は、前半2日間を70、70と耐えてスコアメーク、後半2日を15アンダーという驚異的なスコアを出し大爆発した。19歳の西郷真央が通算15アンダーで2位。44歳のベテラン大山志保が通算14アンダーで3位に食い込んだ。渋野日向子は通算3アンダー25位。小祝さくらは通算2アンダー30位だった。いったい、稲見はどれだけ強くなるのか・・・今後も目が離せない。大山も・・・。
 昨日ちょっと触れた「カーリング女子・北京五輪・日本代表決定戦」第4戦。18年《平昌五輪》銅メダルのロコ・ソラーレが、《日本選手権》女王の北海道銀行を8-5で下し、22連敗からの2連勝でタイに戻し、決着は午後6時からの最終戦に持ち込まれた。昨日、藤沢の勝負どころのショットが決まらないと書いたが、今日は違った。逆に北海道銀行・吉村の方がイマイチだった。いずれにしろ、最終戦は両スキップ次第だろう。今大会の勝者は12月の《世界最終予選》に出場。残り3枠の五輪切符獲得を目指す。

 今日の重賞を振り返る。中京11Rで行われたサマースプリントシリーズ最終戦の【第35回産経賞セントウルS】は、C・ルメール騎乗で1番人気のレシステンシア(牝4歳・松下武士厩舎)が好発から2番手を進み、直線に入り早々と先頭に立つと、5~6番手を追走したピクシーナイトの外からの猛追をクビ差退け押し切り勝ち。重賞4勝目を挙げ、【スプリンターズS】への優先出走権を手にした。タイムは1分7秒2。2着馬からさらに1馬身1/4差の3着には馬場の内めをしぶとく伸びた4番人気のクリノガウディーが入った。
 勝ったレシステンシアはスタートが良く、いい位置を取れた。2着馬と差は僅かだったが、直線でもう一度伸びていた。能力はさすがでGⅠでも勝ち負けだろう。2着ピクシーナイトは開幕週の大外枠という条件で、よく差し込んでいる。相手が強かったが、この馬これからもっと強くなりそう。3着クリノガウディーはさすが岩田という騎乗。外枠から、内にうまく入り込んでいた。ただ一時期の不調からは完全復活している。4着ジャンダルムは残念。スタートが全て、この馬強くなる!5着カレンモエはここでは力不足。面目ない!
 レシステンシアは、父ダイワメジャー、母マラコスタムブラダ(母父Lizard Island)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は11戦5勝。重賞は19年の【ファンタジーS】、【阪神ジュベナイルフィリーズ】、今年の【阪急杯】に次いで4勝目。管理する松下武士調教師は【産経賞セントウルS】初勝利、騎乗したC.ルメールは19年のタワーオブロンドンに次いで同レース2勝目となった。
 中山11Rで行われたサマーマイルシリーズ最終戦【第66回京成杯AH】は、戸崎圭太騎乗で7番人気のカテドラル(牡5歳・池添学厩舎)が中団追走から直線半ばで馬群から抜け出して末脚を伸ばし、ゴール寸前で逃げ粘る12番人気のコントラチェックをクビ差捕らえてV。重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分32秒0。2着からさらに1/2馬身差の3着には直線外から追い込んだ2歳マイル王グレナディアガーズ(1番人気)が入った。
 カテドラルは戸崎の進路取りが抜群だった。今まで勝ち運がなかったが、この勝利で行き追いつくかも・・・。2着 コントラチェックは力ある。中山コースと相性も良いだろうが、ここまで走るとは・・・。3着グレナディアガーズは必死に勝ちに行く競馬でなく、次に繋げる競馬をしたような感じ。あの競馬で3着にくるのだから、力はやはり相当これで海外に行くのだろう。
 カテドラルは、父ハーツクライ、母アビラ(母父Rock of Gibraltar)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は19戦4勝。重賞は初勝利。【京成杯AH】は、池添学調教師は初勝利、戸崎は2013年エクセラントカーヴに次いで2勝目となった。

 今週は一口馬の出走がなかったので、馬券をたくさん買いすぎて惨敗。1週間心を清めて
【ローズS】を楽しみに待ちます!

 

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明日の重賞は牝馬で勝負!

2021-09-11 18:11:53 | Weblog

 歴史的な大記録が達成するのではないかと思いTV観戦していたエンゼルスVS.アストロズ。エンゼルスの大谷翔平がベーブルース以来103年ぶりの二桁勝利&二桁本塁打を期待したが、4回途中9安打6失点で今季2敗目を喫し、メジャー4年目で初の10勝目はお預けとなった。打ち取っているような打球でも抜けたり、ちょっと運がない感じがあったが明らかにスライダーが多く、リードの面でも首を捻りたくなるような配球が多かった。ただバッティングでは初回1死で先制の44号ソロ。4試合ぶりの一発で、リーグの本塁打王争いでは2位のブルージェイズ・ゲレーロJr.、ロイヤルズ・ペレスに2本差をつけた。居は残念だったが、僕の大谷への期待は、10勝、50本塁打、100打点、30盗塁。これを達成したら、殿堂入りも夢ではない。
 《カーリング・女子日本代表決定戦》第2日。22年《北京五輪》に向け、18年《平昌五輪》銅メダルのロコ・ソラーレと21年《日本選手権》優勝の北海道銀行の“5番勝負”の第2、3戦が行われた。昨日の初戦を落としていたロコ・ソラーレは第2戦7―8で崖っぷちに追い込まれたが、第3戦を9―3で制して通算1勝2敗とした。代表決定戦は最大5試合行われ、先に3勝したチームが12月のオランダで行われる《五輪最終予選》に臨み、3位以内で北京出場となる。今日の2試合を見ていたが、ロコ・ソラーレのスキップの藤沢五月が以前のような勝負どころのショットが決まらない。それを考えると、状況は北海道銀行が圧倒的に有利だが、今日1勝したことで流れがかわるかも・・・。明日が楽しみだ!
 国内女子ゴルフ。女子プロNO.1決定戦の《日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯》3日目。ツアー初優勝を狙う19歳・西郷真央が6バーディ・ノーボギーの「66」をマークし、トータル12アンダー・単独首位、ツアー初優勝に王手をかけた。トータル11アンダー・2位タイに今季7勝の稲見萌寧、44歳のベテラン大山志保。トータル9アンダー・4位にイ・ミニョン(韓国)が続いた。約1カ月ぶりツアー出場の渋野日向子は「69」をマークし、トータル3アンダー・21位タイ。賞金ランキング1位の小祝さくらはトータル2アンダー・30位タイで最終日に挑む。本命はやはり稲見だろうが、元賞金女王・大山の頑張りにも期待したい!
 今日競馬を振り返る。中山11Rで行われた【第6回紫苑S】は、福永祐一騎乗の2番人気ファインルージュ(美浦・岩戸孝樹厩舎)が縦長の展開の中、道中は好位を追走。4コーナーではスムーズに外を回って直線を向かえると、残り200mあたりで一気に先頭に踊り出て、悠々と先頭でゴール。ディアドラやノームコアら世界で活躍する馬を輩出している秋華賞トライアルを制し、重賞2勝目。【桜花賞】3着、【オークス】11着馬が、反撃の秋へ好スタートを切った。タイムは1分58秒2。1馬身3/4差の2着には姉パッシングスルーとの姉妹制覇を狙ったスルーセブンシーズ(4番人気)、さらにハナ差遅れた3着に8日亡くなったブロードアピールを祖母に持つミスフィガロ(12番人気)が入線。この上位3頭は、【秋華賞】の優先出走権を獲得した。なお、1番人気に支持されたエクランドールは17着、僕本命のエイシンチラーは14着に敗れた。
 勝ったファインルージュだが、終わってみれば圧勝だった。正攻法の競馬で、この勝利は今後に繋がった。この競馬なら阪神も問題ないだろう。本番の有力候補。2着スルーセブンシーズは大野がうまく乗ったし、中山だとやはりよく走る。ただ勝ち馬には・・・。3着ミスフィガロはおばあちゃんの弔い戦で激走。正直ここまで走るとは・・・。血統的にはワグネリアンの下だし、これから強くなりそう。14着エイシンチラーは位置取りも後ろ過ぎたし、坂もよくなかったのかも・・・。17着エクランドールはまだオープンでは敷居が高い感じ。

 ファインルージュは、父キズナ、母パシオンルージュ(母父ボストンハーバー)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は六井元一氏。通算成績は6戦3勝。重賞は今年の【フェアリーS】に次いで2勝目。【紫苑S】は管理する岩戸孝樹調教師、騎乗した福永祐一ともに初勝利となった。

 明日の予想。中山メイン【京成杯AH】は7番マルターズディオサ本命。昨年の【紫苑S】の勝ち馬でこの時期の中山芝は得意。距離も【チューリップ賞】でレシステンシア、【阪神C】でインディチャンプを封じているので、1200mよりはいいだろう。相手は1,2,5,6,11,12番。中京メイン【セントウルS】は11番カレンモエ。なかなか勝ちきれないが、昨年からスプリング戦線の中心馬になると信じている馬。中京は昨年強い勝ち方をしたコース、ここは勝ち負け。相手は8,10,13,14,15,16,17番。

 エイシンチラーの惨敗で来週の【ローズS】に出走するコーディアルがちょっと自信がなくなった。ただ相手なりに走る馬で、人気にもならないだろうから気楽に走れそう。

 

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一口馬主クラブがまた増えた!

2021-09-10 20:31:09 | Weblog

 日本、欧州に競走馬を所有するキーファースの松島正昭代表の長女・松島悠衣さんが代表を務める一口馬主クラブ「インゼルレーシング」が競馬界に新規参入した。「インゼルレーシング」は愛馬会法人「株式会社インゼルサラブレッドクラブ」が提供する競走用馬ファンドのクラブ法人で、昨年11月にJRAから許認可を取得。同クラブを設立した松島悠衣代表は「世界でも通用する競走馬の輩出を目指しホースマネジメントをしていく所存です。競馬における持続可能性を探求しつつ、老若男女問わずに愛される『夢』のあるクラブにしていきたいと考えております」とコメントした。募集内容は、入会金11,000円で、500口会員は月会費が1,980円、50口会員は月会費が2,980円とほかのクラブよりも若干安め。またノルマンディのような超小口のまとめ売りもやるようだ。キーファースと親密な武豊も「新しいクラブの誕生は競馬界にもファンの皆さまにも、とても喜ばしい事ではないでしょうか。私たちジョッキーは皆さまの愛馬を勝利に導くべく人馬一体となってゴールを目指し、皆さまの夢に貢献できるようがんばります」 、また世界の名手・L・デットーリも「初年度の募集馬にはエネイブルのおいもいると聞いています。いつかクラブの馬に騎乗できる機会を楽しみにしています」、またR・ムーアも「サクソンウォリアーの子が日本で走ると聞きました。彼はとても勇敢な馬でした。産駒にもいい影響を与えてくれるでしょう」とコメントを寄せている。
募集予定の馬は下記の通り。
01 ヴィニーの20(牡) 父ロードカナロア 4500万円(500口・9万円)
02 チカリータの20(牝) 父マインドユアビスケッツ 1500万円(500口・3万円)
03 エレクトラレーンの20(牝) 父ハーツクライ 2400万円(500口・4.8万円)
04 プラスヴァンドームの20(牝) 父ロードカナロア 3800万円(500口・4.8万円)
05 スカイダイヤモンズの20(牡) 父ハーツクライ 6000万円(500口・12万円)
06 スターズアンドクラウズの20(牡) 父ジャスタウェイ 2400万円(500口・4.8万円)
07 エレクトラムの20(牝) 父ダイワメジャー 1800万円(500口・3.6万円)
08 オワセイフの20(牡) 父Saxon Warrior 3900万円(500口・7.8万円)
09 ビウィッチトの20(牝) 父Saxon Warrior 3900万円(500口・7.8万円)
10 チリエージェの20(牡) 父ハーツクライ 5600万円(500口・11.2万円)
11 ルーシーブライドの20(牡) 父イスラボニータ 1600万円(500口・3.2万円)
12 ユイフィーユの20(牝) 父ルーラーシップ 1600万円(500口・3.2万円)
13 ラヴアンドフェイスの20(牝) 父ロードカナロア 2600万円(500口・5.2万円)
14 シャブリの20(牡) 父モーリス 2200万円(500口・4.4万円)
15 ブーケトウショウの20(牡) 父ハーツクライ 2300万円(500口・4.6万円)
16 ラルクの20(牝) 父Frankel 5000万円(50口・100万円)
17 フリーティングスピリットの20(牡) 父キタサンブラック 1億2500万円(50口・250万円)
18 ブラッサムドの20(牝) 父Justify 8000万円(50口・160万円
19 コンシダレイトの20(牡) 父Nathaniel 5000万円(50口・100万円)
 馬の募集価格についても、結構安い感じ。例えば一番高価なフリーティングスピリットの20はセレクトセール1億2100万円で落札したものを1億2500万円で募集。他でもプラスヴァンドームの20(牝・父ロードカナロア)は半兄プラスヴァンドームの18(牡・ 父キングカメハメハ)が社台RHで8000万円と父が違うとはいえ安い。エレクトラムの20も半姉エレクトラムの19(牝・父モーリス)がセレクトセールで3240万円だから安いといえる。よって、僕もものは試しと思い、会員に応募してみた(審査待ち)。ただ昨今の一口馬主事情を考えると、人気集中しそうで馬をGETできるかはわからない。イスラボニータ産駒欲しいな。

 明日の予想。中山メイン【紫苑S】は10番エイシンチラー。実績馬に良血馬が揃ったが、ここにきて力をつけている。特に前走はこれまでと違う競馬での勝利は収穫。相手は1,2,4,8,11,13番。中山12Rは11番ボイラーハウス。1700mはやはり長かった。実績のある1200mなら巻き返す。相手は1,3,5,9,10,13番。中京メイン【エニフS】は14番サダムスキャット。3勝クラスを勝ち上がるのに少し時間を費やしたが、それでも崩れたことがなく、まだ強くなる馬。相手は2,3,8,12,13,16番。中京10R【ムーンライトハンデキャップ】葉1番フライライクバード。ハンデ頭となるが56㌔なら問題なし。距離も2200mがよく中京も合う。相手は2,6,8,10,12,13番。

 

 今週の一口馬は出走なし。先週、先々週で3勝を挙げたので一休みといった感じ。そんな中、僕が今週注目しているのは【紫苑S】で本命に推したエイシンチラー。というのも、来週の【ローズS】にコーディアルが出走予定している。前々走の【織姫賞】で0.1差だったエイシンチラーが【紫苑S】で好走したら、コーディアルにも期待が高まるからだ。正直、【秋華賞】は敷居が高いので【ローズS】で賞金を稼ぎたい。頼むぞ!エイシンチラー!

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ゴールドレガシー連勝!

2021-09-05 18:38:46 | Weblog

《東京パラリンピック》の競技が終わった。日本は、金メダル0個だった前回《リオデジャネイロ大会》の24個(銀10、銅14)を大きく上回る51個(金13、銀15、銅23)のメダルを獲得した。金メダルは目標の20個には届かなかったが、2004年《アテネ大会》の17個以来、4大会ぶりの2桁となった。僕が特に感動したのはボッチャ個人の杉村英孝と50歳で2冠を果たし、日本勢最年長金メダリストとなった自転車の杉浦佳子の二人かな。他でも車いすバスケット男子やゴールボール、ブラインドサッカーなど楽しませてもらった。皆天晴れ! メダル争いは中国が207個(金96、銀60、銅51)と他を大きく引き離し、パラ大国の威厳を示した。五輪同様にお家芸の卓球では半数超に当たる16の金メダルを獲得。車いすフェンシングでは16クラス(団体含む)のうち11クラスで頂点に立った。競泳では56個(金19個)、陸上で51個(金27個)と順調にメダル数を伸ばした。英国は金メダル数41個で2大会連続の2位。パラリンピック発祥の地、ストーク・マンデビルを抱える母国としての面目躍如を果たした。金メダル数37個で3位の米国は計104個のメダルを獲得し、《リオ大会》に続いて総数が100個を超えた。
 ゴルフ国内女子《ゴルフ5レディス》最終日。首位と4打差で出たプラチナ世代の吉田優利が「65」をマーク。トータル14アンダーで首位に並んだ岡山絵里をプレーオフ2ホール目で下し、今季2勝目を果たした。 敗れた岡山は同じく今季2勝目、通算3勝目がかかっていたが、目前で涙を飲んだ。トータル12アンダー・3位タイには鶴岡果恋、新垣比菜、植竹希望、穴井詩が入った。昨日僕が期待した吉本ここねは10アンダーの8位タイ、約2カ月ぶりツアー復帰のイ・ボミ(韓国)はトータル3アンダー・44位タイ。前回大会覇者の小祝さくらはトータル2アンダー・55位タイで3日間を終えた。
 男子ゴルフ《フジサンケイ・クラシック》最終日。3打差3位から出た今平周吾が7バーディー、ボギーなしの「64」をマークし、通算12アンダーに伸ばして逆転で今季初優勝を手にした。19年11月の《ダンロップ・フェニックス》以来、約1年10カ月ぶりのツアー通算5勝目。単独首位から出た石川遼は71と伸ばせず、2打のリードを守り切れずに通算9アンダーで池上憲士郎とともに2位で終えた。キャディなしで回った池上を応援したいたが、最後力尽きた!

 競馬を振り返る。新潟11Rで行われた「サマー2000シリーズ」最終戦【第57回新潟記念】は、M.デムーロで12番人気のマイネルファンロ(牡6歳・手塚貴久厩舎)が後方2番手追走から最後の直線で外ラチ沿いに持ち出すと、豪快に脚を伸ばして1着ゴール。待望の重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは1分58秒4。半馬身差の2着には中団から渋太く伸びたトーセンスーリヤ(3番人気)、さらにハナ差の3着にはクラヴェル(2番人気)が入線。トーセンスーリヤは重賞連勝とはならなかったものの、【函館記念】1着、【新潟記念】2着の好成績を残し、「サマー2000シリーズ」のチャンピオンに輝いた。なお、1番人気に支持されたザダルは先行集団を見る形でレースを進めたものの、伸び切れず13着に終わった。
 勝ったマイネルファンロンだが、こんな競馬ができるなんて・・・。スタートの出負けがいい方向に向いたが、デムーロもこれでマイネルの騎乗が増えるかもしれない。2着トーセンスーリヤは収穫があった。最後は斤量差があったが、いつもとは違う形の競馬ができたのは良かった。3着クラヴェルも良く走っているが、最後は目標になってしまった。横山典がいつもやる競馬をデムーロにやられてしまった。

 マイネルファンロンは、父ステイゴールド、母マイネテレジア(母父ロージズインメイ)というマイネル縁の血統。北海道新冠町・ビッグレッドファームの生産馬で、馬主は(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン。通算成績は30戦5勝。重賞初制覇。管理する手塚貴久調教師は【新潟記念】初勝利、騎乗したデムーロは2015年パッションダンスに次いで2勝目となった

小倉11Rで行われた【第41回小倉2歳S】は、浜中俊騎乗で4番人気のナムラクレア(牝・長谷川浩大厩舎)が中団後方追走から直線で大外に持ち出すと、鋭く弾けて2馬身差の快勝。前哨戦の【フェニックス賞】から連勝で重賞初制覇を果たした。また、厩舎開業3年目の長谷川調教師はJRA重賞初勝利を飾った。タイムは1分7秒9。2着には僕本命のスリーパーダ(3番人気)が、さらに1馬身1/4差の3着には直線で追い込んだアネゴハダ(8番人気)が入線した。なお、『ウマ娘 プリティーダービー』で知られるサイバーエージェント代表・藤田晋氏が所有し、格上挑戦で注目を集めたデュガ(5番人気)は4着に敗れた。
 勝ったナムラクレアだが、スタートが良く、位置取りも良かった。4コーナーからの反応も抜群で、素晴らしい末脚を持っている。と思います。まだ強くなりそうで今後が楽しみ。2着スリーパーダは小さい馬だが、よく頑張っているし、福永もうまく乗った。ただ先行馬を目標にした分、勝ち馬の末脚に屈した。いい馬だが、もう少し大きくなってほしい。3着アネゴハダは初芝でスピードに乗り切れなかったが、終いしっかり伸びた。芝でもやれることが分かったので今後面白い。
 ナムラクレアは、父ミッキーアイル、母サンクイーン2(母父Storm Cat)という血統。北海道浦河町・谷川牧場の生産で、馬主は奈村睦弘氏。通算成績は3戦2勝。重賞は初制覇。【小倉2歳S】は管理する長谷川浩大調教師は初勝利、騎乗した浜中俊は2008年デグラーティア、09年ブラウンワイルド、11年エピセアローム、16年レーヌミノルに次いで5勝目となった。

 今日の一口馬。新潟10R【両津湾特別】(1800mダート)にゴールドレガシーが出走。レースは、スタート直後に外から寄られて狭くなり、ダッシュが効かなかったが、すぐに体勢を整えて行き脚をつけ、中団を追走。ポジションはそのままで直線を向いて、内めを狙う。前が止まらない感じだったが、残り200mくらいから勢いがつき、最内のスペースを突くと、狭いところをものともせず、先行勢を差し切って、一気に抜け出した。あとは余裕を持ってゴール。終わってみれば、ここでは力が違うと言わんばかりの圧勝劇で2連勝を飾った。これで通算3勝め、管理する平田調教師も「ヒヤヒヤする場面もたびたびあったのですが、よく差し切ってくれました。道中でも砂を被って、あまりいいリズムにはなかったですし、勝負どころでも行き場がないな…と。これだけあると、昨年の秋や今春ならば、それで伸びずにガッカリしていたでしょう。こういうタフな競馬になっても、終いは堂々と走っていましたし、メンタル的にも成長しているのだと感じましたし、あらためてこの馬の力を確認できました。さらに上を目指していけるように、頑張ります」とのこと。平田調教師はデビュー時、ゴールドドリームの後継者と言っていた馬。少しだけそれに近づいた!

 

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