いやぁ予想上手の馬券下手。【ジャパンカップ】は見事に馬連、3連複的中も3連単を2頭軸にしたため外してしまった。それまで大きく負けていた今日の競馬も単純に3連単頭流ししておけば、十分回収できたのに・・・。死んだ子の年数えても仕方ないが・・・ガッカリ!
今日の競馬を振り返る。東京11Rで行われた【第34回ロンジン賞ジャパンカップ】は、クリストフ・スミヨン騎乗で僕が本命に推した4番人気エピファネイア(牡4歳・角居勝彦厩舎)が好位から抜け出して4馬身差の圧勝。2度目のGI制覇を果たした。タイムは2分23秒1。
レースは予想通りサトノシュレンが先行。2番手にタマモベストプレイがつけて、その内にエピファネイア。ジェンティルドンナは6番手のイン。ハープスターは後方から6頭目あたりを進んだ。抜群の手応えで直線に向いたのはエピファネイアで、楽々と先頭に躍り出る。外からジャスタウェイ、イスラボニータ、大外からハープスターも伸びたが、エピファネイアははるか前。終わってみれば4馬身差の圧勝で2度目のGI制覇を果たした。2着は3番人気のジャスタウェイ。さらに1/2馬身差の3着には6番人気のスピルバーグが入った。
勝ったエピファネイアだが、ここまで強いとは驚いた。リップサービスとはいえ「これまでブエナビスタやオルフェーヴルなど日本の強い馬に乗せてもらいましたが、一番強い馬だと感じました」は決して嘘ではないだろう。ただそれもスミヨンあってのもの。昨日福永と3馬身違うと書いたが、今日の騎乗が5馬身違った。いやぁ気性がまともになったら、どれだけ強くなるのか本当に楽しみになった。2着ジャスタウェイは良く走っている。馬場も味方したことには間違いないが、最後はやはり距離のような気がする。3着スピルバーグの北村は好騎乗、よく内をついてきた。故障馬のあおりを食ったが、さすがは天皇賞馬。力は相当付けている。4着ジェンティルドンナも良く走っている。ただ今年は切れを持ち味とする馬場で無かったのが痛かった。5着ハープスターもあの外を唯一追い上げてきたのだから相当走っている。それも道中故障馬と接触する不利がありながら・・・。僕は今年の3歳馬はハープスターがいちばん強く、次はヌーヴォレコルトと思っている。7着ワンアンドオンリー、9着イスラボニータの結果をみてもその観点は的中していたことになるだろう。まぁ来年はどうなるかわからないが・・・。
エピファネイアは、父シンボリクリスエス、母シーザリオ(母父スペシャルウィーク)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、(有)キャロットファームの所有馬。通算成績は12戦6勝。重賞は【ラジオNIKKEI杯2歳S】、【神戸新聞杯】、【菊花賞】に次いで4勝目。角居勝彦調教師は09年ウオッカに次いで【ジャパンC】2勝目、スミヨンは初勝利となった。
京都12Rで行われた【第59回京阪杯】は、田中健騎乗の5番人気アンバルブライベン(牝5歳、・福島信晴厩舎)が逃げ切り勝ち。重賞初制覇を果たした。タイムは1分8秒3。一昨年6月から20戦連続で騎乗している田中健とのコンビで遂に重賞タイトルを手に入れた。
レースは好スタートを決めたアンバルブライベンが外のサカジロロイヤルを制してハナへ。サカジロロイヤルが2番手でその後ろにエピセアローム、セイコーライコウ、ニザエモンなどが続いた。人気を集めたレッドオーヴァルは後方からの競馬。結局けれんみのない逃げを見せたアンバルブライベンが激しい2着争いを尻目に1馬身1/4差で逃げ切り勝ち。田中健は2010年【ファンタジーS】のマルモセーラ以来、2度目の重賞Vとなった。
勝ったアンバルブライベンは強いレースを見せた。京都も合っているのだろう。ただ逃げ馬だし、あくまでも展開次第だ。2着サドンストームは見事展開が嵌った。それにしても秋山はこのレース、よく穴をあける。3着サカジロロイヤルも早めの競馬で好走。よく勝ち馬にプレッシャーを掛けていたが、今日のところは相手が強かった。9着レッドオーヴァルは内枠が災いした。内でゴチャついて、この馬の良さが全くでなかった。今年の池添は乗れていない。出せませんでした。
アンバルブライベンは、父ルールオブロー、母チェリーコウマン(母父スプレンディドモーメント)という血統。北海道新ひだか町・フジワラフアームの生産馬で、伊藤信之氏の所有馬。通算成績は24戦7勝。重賞初勝利。福島信晴調教師は1991年イクノディクタスに次いで【京阪杯】2勝目、田中健は初勝利となった。
この2日間にわたって東京競馬場で行われた【第28回ワールドスーパージョッキーズシリーズ(WSJS)】は、シリーズ通算42ポイントを獲得した浜中俊(25)が優勝。3回目の出場で初優勝を飾った。浜中はシリーズ4戦を5、2、2、10着にまとめ、JRA7人、地方競馬1人、海外招待8人、計16人のトップジョッキーによる争いを制した。シリーズ未勝利で優勝したのは2008年のイオリッツ・メンディザバル以来。なお、来年の【WSJS】は夏の札幌開催で施行することが決まっている。
今週は久々の大敗。3連複、3連単の残り1頭ヌケが多発した。また今日の東京1Rが走であったのだが、軸を迷って少しでも人気のあるほうに行って3連複7万馬券をはずしてしまった。まぁ負けるときはこういうものである。来週から開催替わりで流れも変わるだろう。頑張ろう!