プロ野球も各球団70試合の前後の試合を消化し、ある程度ペナントレースの行方が見えてきたところだが、今日は個人タイトルについてちょっと触れてみたい。
まず最も『キング』の冠に相応しい本塁打王。昨季は筒香嘉智(DeNA)が44本、レアード(日ハム)が39本で、ともに初の本塁打王に輝いたが、今年は新たな選手が台頭している。まずはセ・リーグ。今日の時点でトップに立っているのは、今季新加入の中日・ゲレーロ。開幕直後は不振にあえいでいたが、5月に計10本塁打、6月もここまで9本塁打を放ち、計21本塁打で本塁打王争いの先頭に躍り出ている。21本のうちソロアーチが18本という“ミスターソロ”ぶりで打点は低いが、今の勢いは本物だ。続くのは17本塁打でエルドレッド、3位には16本でロペス(DeNA)が付け、鈴木誠也(広島)も15本で追い上げを図っている。しかしエルドレッドは波が大きいし、ロペスは筒香と3、4番を替えるらしく、勝負度合いが減り難しそう(今日は打ったが・・・)。それならまだ10本だが、筒香、山田の方が爆発しそう。一方のパ・リーグは大混戦。今日の時点で、柳田悠岐とデスパイネ(共にソフトバンク)の2人が19本塁打でトップタイ(柳田が今日20号)。2本差の17本塁打でT−岡田(オリックス)、ペゲーロ(楽天・今日18号)の2人が付け、さらに16本塁打でレアード(日ハム)が追いかける形となっている。本命はデスパイネか。周りに強打者が揃うソフトバンクにおいてマークも分散される。後は故障だけが心配。柳田の場合、好不調がはっきりするため、伸び悩みの可能性が…。ならば昨年キングのレアードが追い上げそう。大谷が復活すれば、マークも厳しくなくなり量産も可能。大穴は13本だがロメロ(オリックス)。とにかく嵌ると怖い。
本塁打について回る打点王は現在セ・リーグがロペス58(今日で60)、鈴木(広島)56、エルドレッド(今日で53)、丸(広島)が50だが、期待を込めて鈴木になってほしい。強みは1から3番までの出塁率。1試合に1打点のタイムリーチャンスはありそう。ロペスは筒香、5番宮崎次第。筒香が本塁打を量産するとチャンスは少なくなるし、宮崎(DeNA)の調子が落ちると勝負してもらえなくなる。パ・リーグは柳田が64(今日で66)と抜けている。続くのはデスパイネ54、レアード53、ペゲーロ51(52)だが、ここは故障さえなければ柳田がこのまま行きそう内川、デスパイネ、松田と続く打線は主部せざるえない。
打率の方は、現状セ・リーグが宮崎335、大島(中日)334、丸329、坂本(巨人)328、ロペス322と続いているが、僕は最近の充実さから本命・大島、対抗・丸だと思っている。両者とも今年はいつもの年より波が少なく安定している。また二人とも3番打者でありながら繋ぎに徹している点が好ましい。パ・リーグは断然抜け出ていた近藤(日ハム)の離脱で秋山(西武)330、内川325、茂木(楽天)319、柳田309と続いているが、実績のある秋山、内川が有利か。特に内川は長く離脱していた恩恵があり、纏め打ちで大幅UPも可能だ。
続いて投手部門。まずは防御率。セ・リーグはバルデス(中日)2.14、又吉(中日)2.22、田口(巨人)2.26、菅野(巨人)2.38、ブキャナン(ヤクルト)2.60と続くが、やっぱり菅野だろう。安定感は抜群だし、まずセ・リーグでは広島以外には大量点とられないような気がする。。パ・リーグは現状美馬(楽天)1.79、岸(楽天)2.00、菊池(西武)2.09、東浜(ソフトバンク)2.30と続いているが、僕の予想では岸(楽天)がよさそうな気がする。美馬はどこかでポカがありそうで心もとない。菊池の場合、ソフトバンク戦回避なら十分チャンスがある。辻監督の采配次第か…。
勝ち星ではセ・リーグがメッセンジャー(阪神)、菅野、岡田(広島)が7勝でトップ。6勝にはマイコラス(巨人)、秋山(阪神)、田口(巨人)、薮田(広島)がいるが、メッセンジャーと菅野の争いか。共にフル回転しなくてはならず、各々の実績でクライマックスシリーズ進出が決まる。ただ両チームとも打線が弱く、いいピッチングしても勝ち星に恵まれない場合がある。そうなるきちんとローテーションが守れて打線の援護が期待できる岡田、薮田にもチャンスがありそう。パ・リーグは則本(楽天)8勝、7勝にバンデンバーグ(ソフトバンク)、菊池、美馬、東浜と続いている。絶好調の則本、菊池、美馬に対し、イマイチ調子が出ないで7勝挙げているバンデンバーグ。その過程を考えるとバンデンバーグの方が最多勝獲りそうだ。ただひょっとしたら6勝組にも岸、金子(オリックス)、千賀(ソフトバンク)もいるのでドンデン返しはあるかもしれない。この3人は月4勝できる実力がある。
最後に奪三振だが、セ・リーグがメッセンジャー96、パ・リーグ則本119でほぼ決まりだろう。マイコラスの82、菊池の93も頑張っているが、整列を離脱しない限り大丈夫そう。
では明日の予想。まずは福島メイン【テレビユー福島賞】は人気でも11番ワンスインナムーン。力は間違いなくオープンクラス。秋は大きいところでもいい勝負できそうな馬ここは通過点。ただ相手を捻って2,3,5,13,14,15番。中京メイン【白川郷S】は15番ナムラアラシ。現級Vにオープン特別3着はここでは断然。57㌔のハンデも大型馬で問題ないだろう。府中で3着もあり、中京も大丈夫。相手は1,3,4,6,12,13番。中京メイン【TVh賞】は穴狙い。10番フルールシチーが面白い。着順はイマイチだが、差はあまりない。それも出遅れたりしてスムーズさを欠いてのもの。52㌔なら一発がある。相手は2,3,6,8,9,12,15番。
今週はゴルフはないが、その分別な用事が・・・。なかなか競馬に集中できない。ただ今年も一口抽選が当たった!詳しくは今度書くが、また夢への出資が今年も・・・。果たしていいことなのか!?
陸上の【日本選手権】最終日・男子200m決勝でサニブラウン・ハキーム(18・東京陸協)が自己ベストとなる20秒32で初優勝。2003年の末続慎吾以来となる100mとの2冠を達成した。100m決勝で、追い風0.6mの条件下、10秒05の大会タイ記録で初優勝したサニブラウンは得意とする200mでもその勢いは衰えず、予選でマークした20秒61から大幅にタイムを伸ばしてみせた。
2年前の【世界選手権(北京)】では日本代表史上最年少の16歳だったサニブラウンは、得意の200mで準決勝進出を果たした。あれから2年、日本勢初の100m9秒台、200m19秒台突入を期待したい!
【宝塚記念】を振り返る前に競馬ニュースをひとつ。中央競馬で今日行われた阪神競馬第5レースで、ダノンプレミアムが1着となり、ディープインパクト産駒が通算1400勝に到達した。種牡馬として中央競馬史上7頭目(SS,ノーザンテースト,BT,キンカメ,フジキセキ,バクシオー)。産駒の初出走から7年6日での到達はキンカメの7年11カ月29日を上回り最速となった。
では【宝塚記念】を振り返る。阪神11Rで行われた【第58回宝塚記念】勝ったのは、M・デムーロ騎乗の3番人気サトノクラウン(牡5歳・堀宣行厩舎)が快勝。【大阪杯】6着からの巻き返しに成功し、昨年12月の【香港ヴァーズ】に次ぐGI・2勝目を挙げた。タイムは2分11秒4。3/4馬身差の2着はゴールドアクター(5番人気)で、さらに1馬身1/2離れた3着にミッキークイーン(4番人気)が入り、単勝1.4倍の人気を背負ったキタサンブラックは9着に終わった。レースはシュヴァルグランがハナに立って、シャケトラ、ミッキーロケットと続き、キタサンブラックは4番手。サトノクラウンは向こう正面で8番手からまくり、キタサンブラックの外の4番手までいったん進出した後、また控える形に。直線で、3番手にいたキタサンブラックがズルズルと後退する中、シャケトラがいったん先頭に立ったが、サトノクラウンが一気に脚を伸ばして差し切った。6~8番手にいたゴールドアクターが内を追撃して2着。9番手を進んでいたミッキーロケットが3着で、シャケトラ(2番人気)は4着だった。
勝ったサトノクラウンは強い競馬だった。キタサンに負担を与え、一度下がり快勝。馬場や体調など全てが良かったのだろうが、デムーロの仕掛けは見事だった。秋はサトノダイヤモンドが海外遠征するので国内専念という話だったが、この走りができれば海外でも・・・。里見氏は馬主冥利に尽きる。2着ゴールドアクターは馬場も合ったのだろうが、よく頑張っている。元々【有馬記念】を勝ったときはこの馬の天下が続くのかとか言われた馬。これで今年の【有馬記念】が楽しみになった。3着ミッキークイーンも良く走っている。牝馬ながらここまで走れば立派。今日は1,2着馬が強かった。4着シャケトラは少し先頭に立つのが早かったか。最後は止まってしまったが、もう少しリラックス出来ていれば、際どかったかも・・・。僕本命のレインボーラインは5着。少し岩田の仕掛けが早く、最後は脚が少し上がった。もう少し押さえれば3着はあったかも・・・。キタサンブラックは9着。僕は馬場が敗因だと思ったら、豊が“そこまで影響するような馬場状態ではありませんでした”とのこと。なら、体調なのか、デムーロの仕掛けなのか・・・。今後を注目してみたい。 サトノクラウンは、父マルジュ、母ジョコンダⅡ(母父ロッシーニ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は里見治氏。通算成績は14戦7勝(うち海外2戦1勝)。重賞は2014年【東スポ杯2歳S】、15年【弥生賞】、16年【京都記念】、【香港ヴァーズ】、17年【京都記念】に次いで6勝目。宝塚記念は、堀宣行調教師、デムーロともに初勝利となった。
この結果を受けてキタサンブラックが、すでに登録している【凱旋門賞】を自重することになった。歌手の北島三郎オーナーが阪神競馬場で明らかにしたらしいが、秋は国内のレースに専念。【天皇賞・秋】、【有馬記念】を目指す。なんか昔の日本ゴルフ界でのジャンボとイメージがダブるのは僕だけ!?
新王者誕生!8月にロンドンで開かれる【世界選手権】の代表選考会を兼ねて行われている【陸上・日本選手権】第2日。注目の男子100m決勝は18歳のサニブラウン・ハキーム(東京陸協)が、追い風0.6mの条件下で大会タイ記録となる10秒05で初優勝した。2位には多田修平(関西学院大学)が10秒16、3位には2連覇を狙ったケンブリッジ飛鳥(ナイキ)が10秒18が入った。この結果、サニブラウン、多田、ケンブリッジの3人が【世界選手権】の代表選手として内定した。5本柱の残り2人、桐生祥秀(東洋大)は10秒26で4位。山県亮太(セイコー)は10秒39で6位だった。
一方、女子100m決勝は市川華菜(ミズノ)が11秒52で初制覇し、女王・福島千里(札幌陸協)は11秒58の2位で8連覇を逃した。
明日の予想。まずは阪神メイン【宝塚記念】。本命は10番キタサンブラックと書いたら、穴党とは威張れない。【天皇賞・春】が凄すぎて疲れがあるとみる。本命は7番レインボーライン。【菊花賞】2着馬で、阪神2戦2勝。ここ2走は全く力を出していない。鞍上に仕事人・岩田でブラック崩しを期待する。相手は1,2,5,6,8,10番。東京11R【パラダイスS】は5番グランシルク。相手は1,2,6,8,9番。函館メイン【UHB杯】は穴狙い。15番シンフォニアを狙う。前走は久々で今回52㌔なら一発がある。相手は1,6,9,12,13,14番。
WIN5は10,15番→2,13番→13,14,15番→5番→10番。
あ~疲れた!
今日はお通夜があって明日はゴルフ。よって忙しく予想だけ。東京メイン【夏至S】は人気も4番シュナウザー。単勝勝負も相手は5,8,9,10,11,14番。阪神メイン【垂水S】は2番ハクサンルドルフ。相手は1,3,6,7,9番。10R【出石特別】は14番マコトルーメン。全く人気ないが、複勝勝負!函館メイン【大沼S】は1番シェベルムーサ。相手は2,4,6,8,12番。10R【湯川特別】は14番秋は大きいところ狙える馬。単勝、複勝勝負!
半歩後退・・・松山。海外メジャー第2戦【全米オープン】3日目。リーダーボードのToday欄に、「-5」や「-7」、果ては「-9」まで並んだ中、首位と2打差で出た松山英樹は1アンダー「71」で3日目を終えた。通算6アンダーの14位その差は6打に広がった。残りは1日・18H。正直、厳しい差となったが、2日目のようなビッグスコアを出せればチャンスはあるはず。OUT5Hで2~3アンダーで回れば・・・松山頑張れ!
【日本生命セ・パ交流戦】最終戦。ソフトバンクが広島を4-7で下し、3年連続最高勝率チームとなった。勝ち星は広島と12勝6敗で並んだが、直接対決で2勝1敗と勝ち越しているため、史上初の“3連覇”となった(2005年に始まった交流戦は14年まで完全なホームアンドアウェーで行われており“優勝チーム”として表彰されていたが、15年から同一カードが3試合になり、ホームあるいはビジターのみで行われるため“最高勝率チーム”としている)。
そのソフトバンクだが選手層の厚さが明らかに一枚上だった。というのも打線では内川、デスパイネが登録抹消と、3、4番の中軸を欠き、また投手陣も和田、武田、千賀を欠きながらの優勝は立派の一言。どこかのGM首切った球団とは大違いだ!
尚、交流戦“優勝”チームは次の通り。
2005年ロッテ(24勝11敗1分)、2006年ロッテ(23勝13敗)、
2007年日本ハム(18勝5敗1分)、2008年ソフトバンク(15勝9敗)、2009年ソフトバンク(18勝5敗1分)、2010年オリックス(16勝8敗)、2011年ソフトバンク(18勝4敗2分)、2012年巨人(17勝7敗)、2013年ソフトバンク(15勝8敗1分)、2014年巨人(16勝8敗)、2015年ソフトバンク(12勝6敗)、2016年ソフトバンク(13勝4敗1分)、2017年ソフトバンク(12勝6敗)
では今日の競馬を振り返る。まずは東京11Rで行われた【第22回ユニコーンS】は、僕が本命に推した戸崎圭太騎乗の2番人気サンライズノヴァ(牡・音無秀孝厩舎)が直線大外から豪快に伸びて重賞初制覇。タイムは1分35秒9。4馬身差の2着はハルクンノテソーロ(5番人気)で、さらに2馬身離れた3着にサンライズソア(3番人気)が入った。レースはシゲルコングが最内から強引にハナを奪って引っ張った。サンライズノヴァは中団につけ、4コーナーを回って外めへ。先行勢の競り合いを横目に大外をのし上げると他馬との脚いろは歴然。2着ハルクンノテソーロに4馬身差をつける圧勝だった。大野拓弥騎手が負傷のため、内田博に乗り替わった1番人気リエノテソーロは好位でレースを進めたが、直線半ばで失速、アンティノウスと7着同着に終わった。
勝ったサンライズノヴァはゲートの中でモタモタしたが、ペースも向いて圧勝であった。大きな馬で府中のような馬場が合うのだろうが、長くいい脚を使った。今後も広い馬場なら面白い。2着ハルクンノテソーロも出遅れて結果的には展開が向いたが、今日は勝った馬が強すぎた。3着サンライズソアも良く走っている。徐々に力を付けている。長い目でみてみたい。7着同着リエノテソーロは前に行き過ぎた感はあるが、それでも失速が早かった。距離も若干長いのか・・・。芝の方がいいのかも・・・。
サンライズノヴァは、父ゴールドアリュール、母ブライトサファイヤ(母父サンダーガルチ)という血統。北海道日高町・ヤナガワ牧場の生産馬で、馬主は松岡隆雄氏。通算成績は7戦3勝。重賞は初制覇。【ユニコーンS】は、音無秀孝調教師は初優勝。戸崎は2013年ベストウォーリアに次いで2勝目となった。
函館11Rで行われた【第24回函館スプリントS】は、北村友一騎乗の3番人気ジューヌエコール(牝3歳・安田隆行厩舎)が快勝した。斤量50㌔の3歳牝馬の勝利は、昨年のソルヴェイグに次いで2年連続。タイム1分6秒8はコースレコードで、同日8Rでエリシェヴァがマークしていた記録をさらに0.7秒更新した。『サマースプリントシリーズ』の開幕戦は、高松宮記念優勝馬セイウンコウセイが2番手につけ、逃げた重賞2勝馬シュウジ(2番人気)をマーク。直線でいったん先頭に立った。しかし、中団から伸びたジューヌエコールがかわすと、余裕の手応えで後続の追撃を完封。2、3着には道中で同馬の直後につけていたキングハートとエポワスが入った。セイウンコウセイは伸びを欠いて4着止まり。シュウジは10着だった。
勝ったジューヌエコールは50㌔といっても強い勝利だった。元々力はある馬で、このまま気性面も成長してくれば大きいところでも好勝負できるかも・・・。2着キングハートは相当力を付けている。勝ち馬とは斤量差が6㌔あったし、今日は仕方ないが、今日の走りならこの『サマースプリントシリーズ』の中心馬になるかも・・・。3着エポワスは9歳馬。力は出しきって頑張った。一戦必勝態勢が続く。4着セイウンコウセイは少し動くのが早かったのかも・・・。今日は休み明けが響いたのだろう。
ジューヌエコールは、父クロフネ、母ルミナスポイント(母父アグネスタキオン)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は7戦4勝。重賞は2016年【デイリー杯2歳S】に次いで2勝目。【函館スプリントS】は、安田隆行調教師は11年カレンチャンに次いで2勝目。北村友一は初勝利となった。
尚、前述の【日本生命セ・パ交流戦】。巨人が亀井の逆転サヨナラホームランで最下位を免れた。最終順位は1位ソフトバンク、2位広島、3位西武、4位楽天、5位阪神、6位DeNA、7位オリックス、8位中日、9位日本ハム、10位巨人、11位ロッテ、12位ヤクルト。今日のDeNA-オリックスは19日に振り替えとなったものの、1試合を残してパ・リーグが55勝51敗1分として、12度目の勝ち越しを決めた。天晴れ!
明日からの【全米オープン】が楽しみ。松山は勿論だが、宮里、小平も十分チャンスはある。早起きして応援しよう!
というわけで、早速予想。まずは東京メイン【ユニコーンS】。本命は8番サンライズノヴァ。近2走のオープン戦2,4着は好内容。父ゴールドアリュールならここでも好勝負だろう。相手は3,4,7,10,13,15番。函館メイン【函館スプリントS】は12番セイウンコウセイ。GⅠ馬が56㌔で出られるのはいい。北海道の芝は【高松宮記念】を観て大丈夫と見る。相手は3,6,7,8,10,13番。阪神メイン【米子S】は5番グァンチャーレ。【リゲルS】でここ出走の2番サトノラーゼンとは0.1差。当時はこっちの方が1番人気だった。いかにもマイルが良さそうな馬で相手は2,3,4,5,7,9番。
遂に則本の大記録が止まった。昨日行われた『日本生命セ・パ交流戦』楽天-ヤクルト戦。則本は6回を終えて4失点も、8三振を奪っていた。しかし7回。1死二塁から原樹のバント処理で三塁へ悪送球し、勝負を決定づける5点目を失った。この回は三振を取れず、その後も1点を追加されて降板。プロ野球記録更新とともに、メジャーリーグ記録をも超える9試合連続2桁奪三振を逃した。同時に、自身の連勝も7で途切れた。初回には山田を155㌔の速球で見逃し三振させるなど出足は好調だったが、5回。無死一塁からグリーンに投げた3球目から歯車が狂い始めた。投じたフォークがワンバウンドし、嶋の喉に当たったのだ。正捕手の負傷交代、これで流れが変わった。なんと5回からの3イニングで今季最多の3暴投と荒れたピッチングになってしまった。ただ記録継続中の8試合は7勝無敗。前のプロ野球保持者の野茂英雄も、メジャー記録保持者のペドロ・マルティネスらも、負けずに2桁奪三振を続けることはできなかった。記録は止まっても、その無敗での快挙は色あせることはない。新聞のコラムで三浦大輔が
「投手の分野では極めて難易度の高い記録で、今後塗り替えるとしても、今の日本野球界では則本しか思いつかない」
と書いていたが、僕もその意見に賛成だ。則本頑張れ!
今週プロ野球界の大きな出来事と言えば、巨人の堤辰佳GM兼編成本部長(51)退任、後任に鹿取義隆GM特別補佐(60)が就任人事だろう。巨人が初めてGM制度を引いたのは2011年5月。初代はあの記者出身の清武英利球団代表兼編成本部長。改革を旗印を権勢を振るったが同年11月、当時球団会長の渡辺主筆に反旗を翻した「清武の乱」で解任されてしまった。急きょ後釜に指名されたのは2代目GM、原沢敦氏。彼も記者出身の出向組。畑違いの編成業務は難航。業を煮やした当時の原監督が補強を主導するようになった。この異常な体制を親会社も看過できず、15年5月にはGM職の兼任を解かれて球団代表に専念させられ、その代わりに読売新聞東京本社運動部部長だった堤氏を3代目GMに抜擢したのだった。
16年の【リオ五輪】に向け運動部長として準備を進めていた矢先、青天の霹靂の就任会見には堤氏本人のみが出席。会見では誰の意向でGMを交代させたのかは明かされず、球団広報は「球団の決定」と語るにとどめた。しかし、渡辺主筆は後日、原沢GMから専任GMへのバトンタッチを陳情されていたと明かし、「1週間前くらい前、慶応の野球部のキャプテンが運動部長をやっているって聞いたんだよ。で、OKと」と就任までの内幕を明かした。しかし、堤氏は前任者より編成面に明るいとはいえ、親会社から出向したサラリーマンであることに変わりはなく、親会社出向組に球団編成を委ねる体制は堅持されたままで、正直何も変わらなかった。15年限りで原監督の長期政権が終焉。後任には親会社の青写真通り、堤GMの慶大野球部の後輩にあたる高橋監督が現役を引退して就任し、新体制がスタートした。
だが発足1年目の昨季から、あれこれと注文をつけたい親会社上層部は試合中でも、堤GMの携帯電話を鳴らし続けたという。昨オフの“爆買い補強”も、昨年7月に渡辺主筆が発した「これは由伸の責任じゃねえからな。フロントだよ。補強してねえ。補強せず、今の陣容で勝てと言ったって無理だよ」という号令に端を発したものだった。
そしてFAで補強したのが陽岱鋼と山口俊。故障持ちであったが、上層部にゼロ回答はできなかったのだろう。一方で、他球団の新人が開幕から活躍する中、ドラフト1,2位が故障で出遅れ、その責任問題も囁かれるようになった。5月のドラ1の吉川尚1軍昇格は上層部への“顔見せ起用”だったのだろう。
大連敗が始まると、貧打にしびれを切らした上層部は2軍で好調のクルーズの起用を訴え始めた。しかしそれが裏目になった。開幕から抑えに定着したカミネロを2軍落ちさせたばかりに救援陣が炎上するなど、球団ワースト記録を更新する13連敗に至った。
僕はこの数年の流れを観ていて、巨人のGM職はつらい職業に思えて仕方ない。そして同時に3人の責任よりも球団の体質の方が問題あると思っている。堤前GMにしても長年の命題でもある育成も重視して昨季から3軍を設立。将来性を見越したチームづくりに着手していた矢先だった。ただ育成の花が開く前に、チーム低迷という荒波に飲み込まれる形となった。
いまや巨人にとって“呪われたポスト”となったGM職。鹿取新GMは初のプロ経験者としての登板。“サラリーマンGM”には防ぎきれなかった上層部の介入を抑え、名門を再建できるか手腕を注目したい!
では明日の予想。まずは東京メイン【ジューンS】。本命は10番スモークフリー。末脚に確実性がでてきた馬で、このメンバーなら一発がある。相手は1,5,6,9,10,11番。阪神メイン【天保山S】は人気でも5番コウエイエンブレム。前走が今までと全く違う競馬で2着はやはりここでは力が上。相手は1,2,3,7,8,14番。函館メイン【HTB杯】は5番ユメノマイホーム。函館1200mはストーミングホーム産駒。この馬も北海道が得意だし、元々1200mで好走していた。ここは穴狙いと行く。相手は1,6,9,11,13,16番。
明日はゴルフ。今週こそは両方で・・・。
ヤクルトがやっと連敗を脱出。今日行なわれたロッテ戦を9-6で勝利し、引き分けを挟んだ連敗を10で止め、交流戦初白星を挙げた。ただ試合は一筋縄ではいかなかった。初回、坂口と上田が続けて三塁打を放ち打者2人で1点を先制すると、さらに、この日5試合ぶりに3番に座った山田がセンターへの二塁打などで合計7点を奪った。しかし、9-2で迎えた八回、ルーキの3連続四球から満塁のピンチを招き、角中、鈴木、大嶺の適時打などで3点差にまで詰め寄られた。結局、八回2死から登板した秋吉が九回を締め、辛くも逃げ切った。
野球の【全日本大学選手権】決勝が行われ、立大(東京六大学)が国際武道大(千葉)を9-2で下し、1958年以来、59年ぶり4度目の優勝を飾った。 立大は一回、1点を先制されたが、その裏にすかさず反撃。大東が国際武道大の先発・伊藤将から3ランを放つなど、5点を奪い逆転に成功した。投げては手塚、中川の継投で相手の反撃をかわした。立大の決勝進出は、3度目の日本一に輝いた1958年以来、59年ぶりだった。選手はもちろん、50歳の溝口智成監督も“時空を超えた”挑戦で頂点をつかんだ。尚、貴賓席にはOBの大先輩、長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督(81)が観戦していた。ちなみに58年はヤクルトのスカウトで活躍した片岡宏雄氏が中心選手として活躍した。
今日の競馬を振り返る。東京11Rで行われた【第34回エプソムC】。勝ったのは浜中俊騎乗の5番人気ダッシングブレイズ(牡5歳・吉村圭司厩舎)。好位追走から、直線内めを伸びて重賞初制覇。タイムは1分45秒9。半馬身差の2着には外から脚を伸ばしたアストラエンブレム(1番人気)、さらにハナ差遅れた3着に直線は馬場のど真ん中を逃げ粘ったマイネルハニー(6番人気)が入った。
勝ったダッシングブレイズだが、元々重賞を勝てるといわれていた馬。2度の落馬など出世が遅れたが、これだけ走れれば安芸が楽しみになった。1800mの距離を克服したのも大きい。僕が本命に推した2着アストラエンブレムは最後にブレーキを掛けるところがあった。それがなければ・・・。ただワンパンチが足らないのがもどかしい。3着マイネルハニーは良く走っている。ただ前の2頭は強かった。ただ、前2頭は強かった。それでもどこかで重賞を勝てるような感じはする。
ダッシングブレイズは、父キトゥンズジョイ、母ブレイジングブリス(母父オナーアンドグローリー)という血統。アメリカ・ラムゼイ夫妻の生産馬で、馬主はグリーンフィールズ。通算成績は18戦7勝。重賞は初制覇。【エプソムC】は、吉村圭司調教師、浜中ともに初優勝となった。
阪神11Rで行われた【第22回マーメイドS】は、藤岡佑介騎乗の3番人気マキシマムドパリ(5歳・松元茂樹厩舎)が、混戦の2着争いを尻めに快勝した。タイムは1分59秒5。3/4馬身差の2着はクインズミラーグロ(2番人気)で、さらにハナ差の3着にアースライズ(6番人気)が入った。レースはプリメラアスールが逃げ、ショウナンバーキン、トーセンビクトリー、マキシマムドパリなどが先行集団を形成。マキシマムドパリは4コーナー過ぎで先頭に立つと力強く脚を伸ばし、クインズミラーグロや内を突いたアースライズ、後方3番手から外を伸びてきたキンショ-ユキヒメの追撃を退けた。1番人気トーセンビクトリーは9着に敗れた。
勝ったマキシマムドパリだが、強い勝ち方だった。藤岡佑も強気の騎乗を見せた。力をつけており、今後が楽しみになった。2着クインズミラーグロは惜しかった。勝ち馬にうまく走られたというところか。3着アースライズは中谷の好騎乗。折り合いをつけて前が空くのを待った。結果的にはもう少し前が良かったかも・・・。次は自己条件で、快勝だろう。
マキシマムドパリは、父キンカメ、母マドモアゼルドパリ、(母父サンデーサイレンス)
という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(株)グリーンファーム。通算成績は21戦6勝。重賞は2017年【愛知杯】に次いで2勝目。【マーメイドS】は
松元茂樹調教師は01年タイキポーラに次いで2勝目。藤岡佑介は初勝利となった。
エピカリスが出走を取り消した【第149回ベルモントS】(2400mダート)は好位でレースを進めたタップリットが直線でアイリッシュウォークライを差し切り優勝。
【ベルモントS上位着順】
1着2番タップリット、2着7番アイリッシュウォークライ、3着12番パッチ、4着3番ゴームリー、5着8番シニアインベストメント
期待が高かったエピカリスの取り消しはショックだったが、僕が思っていた以上にタップリットは強かった。僕はまさかあんなに強いとは思っていなかっただけに・、馬券は外れてしまった。僕の本命はゴームリーだったので・・・。
見てみたかったなぁ。 今日のソフトバンクVS.阪神。試合は阪神が5対1で勝利したが、この試合で、ソフトバンクは9回裏、キャッチャーの鶴岡に代打を送って反撃を試みた。結果的にはその反撃も及ばなかったが、もし同点になっていたらソフトバンクは誰を捕手にしたのだろうか。というのも、現在一軍のベンチには3人の捕手が入っているのだが、この日、スタメン出場の甲斐は5回に代打を送られ、2人目の高谷は8回の守備で右手に打球を当てた影響もあり、9回表の守備から3人目の鶴岡が出場していたのだ。そこに禁じての代打。試合後、工藤監督への囲み取材では当然質問が飛んだ。すると、工藤監督は「決めてましたよ。メジャー帰りの方がね。(甲斐)拓也よりも俺の方が肩が強いって言っていましたし、やったこともありますと彼の方から言ってきた」と応えたのである。つまり、もし同点なら川崎がマスクを被っていたというのだ。正直それが本当なのかは分からないが、実は川崎、試合出場こそなかったが、渡米1年目、シアトル・マリナーズ時代の5月に「第3捕手」に指名され、全体練習ではキャッチャー防具をフル装備してブルペンに向かい練習に励んだことがあるのだ。ひょっとしたら今年、キャッチャー川崎が観られるかも・・・。
強靭の連敗の影に隠れていたヤクルトが今日のロッテ戦に1-4で敗れ、交流戦開幕10連敗となった。10年に記録したワースト記録を更新した。
交流戦の最多連敗は05年日本ハムの11連敗だが、開幕からでは今回の10連敗がワースト記録。実はこのヤクルト、10連敗の前は白星を一つ挟んで5連敗を喫しており、借金は17になってしまった。川端、畠山、バレンティンが折らず、山田は絶不調。チームとして機能していない状態。もし勝つなら小川あたりの完封あたりしかないのか・・・。ヤクルトの白星は巨人より遠いかも。
では明日の予想。東京メイン【エプソムC】は10番アストラエンブレム。重賞を使いつつ力をつけてきた。その重賞で上がりタイム1,3,1,2位。ここはその末脚を魅せる時。相手は4,9,11,13,14,18番と薄めにも・・・。東京12Rは3番オヒアレファ。府中の1600mはワイルドラッシュ産駒。あまり強い馬も折らず、ここは穴狙い。相手は4,9,10,11,15,16番。阪神メイン【マーメイドS】は2番バンゴールの一発を狙う。まだ1600万の馬だが、相手なりに走るタイプで51㌔は穴の臭いプンプン。相手は1,4,5,8,10,11番。阪神12Rは6番シンゼンスタチュー。前走昇級戦で見せ場たっぷり。降級したここなら十分勝負になる。相手は2,7,9,10,11,12,番。 WIN5は東京9R7,8,9,12番→阪神10R3,4番→東京10R11番→阪神11R2,10番→東京11R4,10,12番。
今月は土曜日毎週ゴルフが入っている。先週もゴルフ今イチ、競馬惨敗だった。今日の時点でゴルフ今イチ、競馬まぁまぁ。明日でどうなるか・・・。
巨人の連敗が止まらない(今日はリードしているが・・・)。アンチ巨人の僕からすると、嬉しいことは嬉しいが、ここまで弱いとセ・リーグ自体が面白くない感じも一方でしている。で、まぁアンチ巨人の僕なんかが打開策を考えたところで暴論だろうが、2つの打開策を提言する。
ひとつはとんでもない暴論だが、とにかく今の打線には凄味がない。ただ名前のある長距離砲を並べると、相手バッテリーはボディブローのように効いてくるはず。メンバーは捕手・阿部、一塁・中井、二塁・マギー、三塁・村田、遊撃・坂本、外野はギャレット、長野、陽。打順は1番陽、2番坂本、3番阿部、4番マギー、5番村田、6番ギャレット、7番中井、8番長野か…。それよりもGMは否定しているが、コーチ陣の再編だろう。もちろん高橋監督に大きな責任はあるが、村田ヘッド、尾花、田畑投手コーチ、江藤、二岡コーチの責任も大きい。他球団を経験し、育成にも実績がある川相(現三軍監督)ヘッドコーチ、田代(現二軍コーチ)、内田(現巡回コーチ)打撃コーチ、小谷(現巡回コーチ)、齊藤(現二軍監督)コーチと大胆な配置展開してはどうだろうか。正直他球団に比べ、二軍三軍に魅力ある選手があると思えないので、育成よりも目の前の成績を…。どうでしょう?
まぁあっちこっち書かれているのであまり詳しくは書かないが、巨人の最大の問題はやはり選手育成が機能していないことに尽きる。一時期、そんな巨人も育成にかじを切った時代があった。山口、松本ら新人王を4年連続で輩出したとき、育成に本腰を入れていれば、こんなことにはならなかったはず。その大きな原因が11年に勃発したあの「清武の乱」。キッカケは、原監督が編成トップの清武さんの頭越しに『江川ヘッドコーチ案』を読売首脳に直訴したことで、結果的に清武さんを駆逐した事件。それまで選手育成を主に4年間でFA補強を1人にとどめていた球団方針がひっくり返り、12年に横浜から村田、ソフトバンクから杉内をFAで同時補強。この年から4年間で6人ものFA選手を取ってしまった。今巨人ファンの中で原監督が凄かったという意見も聞くが、彼が率いた計12年の間にFAで獲得した選手は12に上る。FA制度が始まった長嶋2次政権でも9年間で7人だったのだから、原監督はミスター以上の“欲しい欲しい病“患者だったのだ。その原巨人はその効果もあり12年間で7度のリーグ優勝、3度の日本一を果たすが、今考えると若手育成を怠ったそのツケが大きかったといえるだろう。 また優秀なコーチを使えなかったツケも現在あるように思う。06年に「野村ID野球のスペシャリスト」として招聘された当時の伊勢打撃コーチ補佐は、翌年には解任され、その後、再び12年に野村IDの薫陶を受けた橋上コーチを球団主導で招聘。新設された「戦略室」の責任者にすると、「狙い球以外なら見逃し三振OK」などと大胆なアドバイスで配球を読むアタマと効用を刷り込んだ。この指導が、その年の日本一に大きく貢献したが、翌年、「プロでも見逃し三振は決していいものではない。振ることもできないのは準備が欠けている」と公言するようになった原監督に、打撃担当へ配置転換された揚げ句、14年限りで巨人を去った。その橋上コーチはというと、昨日まで戦っていた西武の野手総合コーチなのだから皮肉なものである。
こんな球団に現役を続けるつもりだった高橋監督は監督に祭り上げられ、選手が高齢化してボロボロになったチームを押し付けられた。本当ならこの成績で監督批判が出てもおかしくない状況だが、それが言えないというのが今の巨人の現状だろう。球団首脳は大きく反省すべき!
競馬の話題をひとつ。昨年はラニの挑戦で近年にない注目を集めたアメリカ牡馬クラシック三冠戦。その中でラニが3着善戦と最も大きな夢を見させてくれた【ベルモントS】(ベルモントパーク競馬場2400mダート)に今年も日本からエピカリス(牡3・萩原厩舎、父ゴールドアリュール)が挑む。ことになった【UAEダービー】までの実績やレース内容を踏まえれば、エピカリスはラニに勝るとも劣らぬ素質の一端を見せており、あるいは勝利なるかの期待もふくらむ。実はこのエピカリスだが、僕の会社の後輩が、一口持っている。その後輩から聞いたのだが、ドバイや香港などの招待レースの遠征費は先方持ちだが、アメリカ三冠は完全に実費。つまり後輩にも負担が来ることになる。そこで馬主として考えるのは、無事に帰ってきてくれること。ここで怪我をされれば実費負担の上に元も子もない。でも勝ってほしいという複雑な心境は悩ましいところ。その【ベルモントS】のライバルだが、2歳王者クラシックエンパイアが出走回避となり混迷の度合いを増す事態となった。実績を考えると、1冠目の【ケンタッキーダービー】2着、2冠目の【プリークネスS】で4着のルッキンアットリーとなるが、追い込み脚質で勝ち味の遅い。他では【ケンタッキーダービー】6着タップリットは重賞勝ちは3月のG2【タンパベイダービー】しかなく、【ケンタッキーダービー】直前のG2【ブルーグラスS】では5着に敗れているので実力的にどうか。逆に9着ゴームリーは西海岸最大の前哨戦であり、出世レースとしても知られるG1【サンタアニタダービー】の勝ち馬。また、10着アイリッシュウォークライは【プリークネスS】優勝馬のクラウドコンピューティングと前述の2歳王者クラシックエンパイアを封じて重賞勝ちした実績を持っているのでこの2頭が大きなライバルか。他ではツイステッドトムが重賞未勝利ながら、未格付けのステークス2つを含む3連勝中。前走が【フェデリコテシオS】という臨戦は2011年に【ベルモントS】を制したルーラーオンアイスと同じだ。【プリークネスS】3着のシニアインベストメントは、エンジンのかかりが遅いタイプだけに、距離延長を味方にできそうで、この4頭がエピカリスのライバルと見る。頑張れ!エピカリス!
では明日の予想。まずは東京メイン【アハルテケS】。本命は16番ラテンロック。距離は微妙だが、たたき良化型。鞍上が強化され、末脚が決まれば一発がある。相手は3,6,8,9,11,14番。東京12Rは4番ジョンブリアン。マルカシャンクの下で期待の高い馬。左回り1400mが良さそうで穴狙い。勝負は複勝、3連複の相手は2,8,13,14,15,16番。阪神メイン【安芸S】は人気でも3番キャプテンシップ。阪神ダートは崩れが無いし、ここは不動の中心。相手は1,5,6,7,12番。阪神12Rは5番ナンヨーマーズ。マイルでイマイチ決め手がない馬で1800mがいい方向に出るとみる。鞍上は福永に戻るし、ここは面白い。相手は3,4,6,7,9,11番。
巨人が随分弱いと思っていたが、日本ハムも相当弱い。そして栗山監督だけが危機感があり、選手にその悲壮感がない。なんか、大谷がいないから負けても仕方ないという感じに見える、巨人がもし今日逆転負けしても明日は勝てそう。