人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

マーガレットSが面白い!?

2012-03-31 22:41:34 | Weblog

 ソフトバンクファンで、アンチ巨人ファンの僕にとっては最高の出足となったポロ野球開幕2戦。それにしても巨人がだらしない。先発投手はそこそこいるが、やっぱり気にしていた後ろが・・・。西村が当分抑えに回るのだろうがやや厳しい。昨年も書いたが、僕は沢村が適任だと思っているのだが、でなければ東野、ゴンザレスあたりが抑えに回ってはいかがだろうか。

 ただ投手以上に深刻なのは打線。まずジグザク打線に固執するために2番ボウカーでは打線にならない。それから超豪華打線の触れ込みも穴ばかりが目立つ。4番阿部は捕手ゆえにしんどい。村田は数字的にも迫力的にもラミレスより下。高橋、小笠原は明らかに力が衰えているし、年間を通して活躍は期待できない。アンチながら僕が監督なら1番坂本、2番藤村、3番阿部、4番長野、5番ボウカー、6番村田、7番高橋、8番大田にするが・・・。しかしはっきりいって魅力がないなぁ。

 では明日の予想。まずは【ダービー卿CT】。魅力があるのは7番ペルシャワール、9番ネオサクセスだが、ずっと追いかけている手前、本命は3番ダイワファルコン。とにかく中山なら黙って買いのクチ。57㌔も恵まれた感がある。相手は前出の2頭と8,10番。
 阪神メイン【大阪杯】は6番フェデラリスト。完全本格化した今、注目の一戦。ここで活用だと、今後の楽しみが増える。相手は素直に2,9番。
 他では中山10R【伏竜S】は6番キングブレイク。ダートでは底を見せておらずまだまだ上にいける存在。羽月厩舎はワンダースピードでダート重賞を3勝している厩舎で、ダート馬を育てるのは上手い筈。現にこれまでの複勝率はダートのほうが10%近く高い。
 ずっと人気馬ばかりなので、穴馬を一頭。阪神10R【マーガレットS】の1番ベルシエロを先物買い。未勝利を勝つまで時間が掛かったが、そこはサンカルロの下。阪神の1400mはピッタリの条件。上手く内で立ち回れたら一発があってもおかしくない。

 これからドバイ応援します。期待はダークシャドウ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロ野球予想

2012-03-30 22:52:35 | Weblog

 ヤクルト・石川惜しかったなぁ。坂本に対して「ボールから入れ!」とTVに言っていたんだけどなぁ。まぁいずれにしろヤクルト開幕戦勝利なので「よし!」としましょう。で、今日だけど、火曜日にMLBの予想をやったので、日本のプロ野球の順位予想をする。昨年は《セ・リーグ》が3位巨人と4位阪神の順位を間違えた(アンチ巨人ゆえに)だけで、《パ・リーグ》が4位オリックスと6位ロッテが逆になっていただけであったから、我ながら優秀だったと思っている。競馬が当たらなければ野球だけでも・・・。

 では《セ・リーグ》。

 まずは昨年の優勝チーム【中日】・・・戦力的にほとんど変わらず。優勝をしたければファーストにブランコを使うか、山崎を使うかを考えて(今日は山崎だったが)後は昨年のメンバーで戦うのがいい(昨年ほど打てなくはないはず)のだが、球団としては落合色を一掃したいだろうから、無理やり若手を使う可能性がある。そうなると優勝が少し遠のくような気がする。一方、投手陣はチェンの穴は川上や期待の伊藤、山内らで十分埋められるし、やりくり上手の権藤コーチだからそう今年と遜色ないはず。つまり優勝するには野球を知っている野手を高木監督がうまく使うかどうかにかかっている。
【ヤクルト】・・・青木の穴を上手く埋められるかどうかだが、この球団はそんなとき不思議とそれらしき選手が出てくる。今のところ上田が候補らしいが、一昨年だけ働けば飯原だっているし、福地、武内らと選手はそれなりにいる。川端の復活にミレッジが嵌ればバレンティンが7,8番で打てる打線となる。そうなると怖い(今日は両外国人が全くダメだったが・・・)。投手陣は石川、館山、由規、村中、増渕、赤川、七条、ロマンと相当厚い。林の不調が気になるが、バーネット、久古、押本、小野寺らで凌いでいけそう。
【巨人】・・・ここまで戦力が揃って優勝しない方がおかしい。特に投手陣の杉内の加入は大きいだろう。ホールトンはソフトバンクファンである僕から観ると、後ろがしっかりした球団なら15勝ぐらいする投手だが、巨人のウィークポイントである抑えが確定しなければ二桁すら厳しい。それでも宮国の成長はあるし投手は揃っており、外国人投手次第では隙いる余地もなくなる。打撃陣ではボウカーはオープン戦で活躍したからといってどうかわからないし、村田も初戦2割7分、20本程度だろう。そう考えるとラミレスと差し引きゼロか。小笠原、高橋も一年通しては疑問。ただ僕がいい補強と思うのは西武戦力外から獲得した石井義。彼は苦しい時に活躍するタイプの選手で、貴重な戦力となるはず。2~3割戦力を過小評価しても本当に強そうではある。まぁそれでも僕はアンチ巨人なので・・・。
【阪神】・・・大学の同級生・和田が監督となって優勝してほしい気はあるが、どこまで若手が活躍するかが鍵となるだろう。投手陣では二神、秋山、野手で大和、柴田らがひとり立ちしてくれれば・・・。レギュラー野手陣、先発、中継ぎ、抑えのレベルは高いし、けが人さえでなければ優勝争いは可能。後は監督の手腕か・・・。
【広島】・・・台風の目と思っている球団。新人野村は楽に二桁勝てるだろう。これで前田、バリントン、野村、大竹、福井、篠田とバラエティに富んだ先発陣となった。リリーフ陣もサファテに今村、横山、梅津、上野と揃っており面白い(青木の怪我が痛い)。野手は新外国人ニック次第という感じだが、岩本、松山、堂林あたりが活躍すれば栗原、広瀬らが生きてくるし得点力はUPする。ただいかんせん計算立ちづらい球団ではある。
【DeNA】・・・オープン戦の活躍から若手が伸び十分中畑効果はでている。投手陣は国吉、高崎、ジオあたりが中心となるだろうが、長いペナントレースではやはりコマ不足。抑えも山口では一本調子すぎて不安は大きい。野手は村田の穴をラミレスで埋めるが、代償の守備力は不安。僕は荒波、梶谷ら脚のある選手が、また筒香が巨人戦だけでも活躍してくれればと思っている。

で順位予想だが、普通にやると1位巨人、2位中日、3位ヤクルト、4位阪神、5位広島、6位DeNAとなるが、そこはアンチ巨人の僕である。
1位ヤクルト、2位巨人、3位阪神、4位中日、5位広島、6位DeNAとする。まず巨人に優勝させたくないのでとりあえず2位にして、ヤクルトは監督の手腕、阪神と中日は阪神の監督が和田だからAクラスにした。これでどうだ!

 続いて《パ・リーグ》

【ソフトバンク】・・・暫くは黄金時代が続くと思ったが、和田、杉内、ホールトンが退団。43勝分が抜けてしまったが、ただ帆足10勝(昨季西武で9勝)、ペニー10勝(昨年メジャーで11勝)、新垣7勝(昨季0勝)、山田10勝(昨季7勝)、岩崎10勝(昨季6勝)、大場10勝(昨季7勝)、大隣8勝(昨季3勝)、巽3勝(昨季0勝)で埋め合わせ可能。野手では川崎の穴はあるものの、明石、今宮で十分補えるし、ペ-ニャを筆頭に破壊力は抜群。あとはベテランが多いだけに怪我が怖い。
【日本ハム】・・・なんといってもダルビッシュの穴は大きい。期待は大きいとはいえ、開幕戦が斎藤では先が思いやられる(今日は勝利したが・・・)。野手は田中が故障から復活し、スレッジが加入して、ある程度計算できるだけに一にも二にも投手次第。栗山監督の手腕も嵌ったら爆発するかもしれないが、僕は動きすぎて失敗するように思う。
【西武】・・・中島の残留は大きい。片岡の離脱は心配だが、新外国人ヘルマンは日本の野球に向いていそう。投手陣は(今日はダメだったが)涌井が昨年のようなことがないだろうから、岸、西口、石井一、牧田、十亀、菊池、大石と先発陣は充実。後は抑えの外国人次第となるが、これだけ投手がいれば大石辺りを後ろに回してもいい。バランスのとれかたはパ・リーグ一だ。
【オリックス】・・・一昨日、井川の獲得も発表され戦力は充実。エース金子の出遅れは痛いが、寺原、木佐貫、西、中山、近藤、フィガロと先発陣は揃う。後ろは平野、岸田に今年はミンチェが加わりパワーアップしている。打線も韓国の3冠王・李の加入が大きく厚みを増した。T-岡田、坂口、大引、後藤、バルティリスが自分の力だけ働けば優勝も見えてくる。
【ロッテ】・・・新人の藤岡は二桁勝てるだろう。これに成瀬、唐川、大嶺、小野、クライシンガー、渡辺、ペンと先発陣は豊富。あとは薮田がどれだけ・・・。野手はサブローの復帰でチームの団結力は上がるだろう。ホワイトセルは環境が変わって活躍できればいいが、年間を通してとなると疑問。とにかく穴が多すぎる。野手全般的に故障者さえでなければいいチームなのだが・・・。
【楽天】・・・岩隈の穴を塩見、ヒメネス、下柳で埋めるのだろうが、いかんせん全般的に投手陣の層が薄い。メジャーの球団で観るエースひとり状態。マー君でどれだけ勝てるかが鍵。戸村、長谷部、井坂、永井などが活躍してくれないと厳しい。野手は山を放出してフェルナンデス、テレーロが加入。期待の牧田が3番に座るというが、軸が他球団と比べあまりにもしっかりしていない。せめて岩村辺りが以前の輝きを取り戻せば・・・。

 で《パ・リーグ》の予想だが、普通に考えれば1位西武、2位オリックス、3位ソフトバンク、4位日本ハム、5位ロッテ、6位楽天だろう。でもファンゆえに今年は不安材料が多いソフトバンクにいつも以上に肩入れしたい。よって1位ソフトバンク、2位は西武、3位オリックス、4位ロッテ、5位日本ハム、6位楽天。これでソフトバンクが優勝したらそれこそ黄金時代の到来だ。ロッテと日本ハムの入れ替えは僕が千葉在住なもので・・・。


 では競馬の予想。得意の中京がなくなってちょっと不安が大きいが・・。まずは中山メイン【船橋S】。人気だが本命は5番キングレオポルド。前走は人気を裏切ったが、別定にかわるなら中心として狙える。重馬場もこなすし、中山のうちに勝負を賭けたいクチだ。相手は少しひねって2,3番。
 阪神メイン【コーラルS】はここに来て完全本格化した4番シゲルソウサイを狙う。9ヶ月明けで1600万の昇級戦を勝つのは相当な器。いきなりオープンは敷居が高いが、いい勝負になると見る。番手で競馬できるのもいいし、幸も完全に手の内に入れている。相手は3,11番。
 他では中山9R8番ネオスプレマシーが面白い。芝の方がいいと思うが、脚抜きのいいダートなら狙いはたつ。実力的にこの辺にいる馬ではなく、ずっと追いかけていいと思っている馬だ。阪神9Rは2番アドマイヤフライト。昇級戦となるが、もともと期待が大きい馬。アンカツも暖かくなりやっと乗れるようになってきた。ここは人気になる前に・・・。

 同級生の和田は初勝利を手にすることが出来なった。藤川で引き分けなら仕方ないか。でも勝ちたかっただろうな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MLB予想

2012-03-27 15:57:45 | Weblog

 毎年恒例になっているMLB順位予想。日本のプロ野球は完全的中に近いところに行くのだが、メジャーの方は全く当たらない。昨年だってレッドソックスとフィリーズが優勝候補だったものなぁ。フィリーズはともかくレッドソックスはプレーオフすら出られなかったのだから見る目なし。そんな僕の今年の予想。
 まずは《ア・リーグ・東地区》
1位レイズ・・・投手陣は魅力ある投手が揃っており、打線もペーニャの買い戻しはgood。 若いチームだけに勢いに乗れば・・・。
2位レッドソックス・・・昨年優勝候補にしたが、選手が働なかっただけ。バレンタイン監督は半信半疑だが、オルティスが残留したし、バランスは取れている布陣
3位ヤンキース・・・黒田、ピネタの加入は大きい。ただあまりにも高齢者が多く故障が心配。ソリアーノが復活すればリベラの負担も減っていいかも・・・。
4位ブルージェイズ・・・ブルペンは強化したが、いかんせん先発陣が少ない。
5位オリオールズ・・・和田はそこそこ活躍するだろう。ただ投手陣は弱い。打線もジョーンズ、ウィーターズが伸びてきたがそれでも薄い。
 《ア・リーグ・中地区》
1位タイガース・・・マルティネスの故障は痛いが、フィルダーを獲得。カブレラもおり、打線は強力。投手陣もバーランダーが健在。文句なしの優勝候補。
2位以下はどんぐりの背比べ。一応インディアンズ・・・投手陣を中心に実力者が揃っており面白い。ローとヒメネスが活躍すればの条件付き。
3位Wソックス・・・福留が電撃入団。ピーピーが働いてくれることを期待したい。
4位ロイヤルズ・・・将来性があるチームだが力不足。若手が伸び伸びプレーしてくれば・・・。
5位ツインズ・・・西岡のマイナー落ちは球団として期待はずれ。それでも明らかに人材不足。マウアーだけが見どころ!?
 《ア・リーグ西地区》
日本人がいちばん注目している地区だ。
1位レンジャーズ・・・ダルビッシュの入団で注目だが、彼が10勝10敗でも文句なしの優勝候補。相変わらず打線は充実しているし、投手陣も層が厚い。唯一の弱点は左のブルペンか。
2位エンゼルス・・・プホルズ、ウィルソンと投打の主軸を獲得。レンジャーズに対抗する1番手。やや選手層がレンジャーズに比べ薄いか。
3位アスレチックス・・・移転問題が影を落としているが、キューバからセスペデスを獲得、クリスプと再契約し打線が充実。投手力は良さそうだし、ひょっとしたらひょっとする。
4位マリナーズ・・・イチロー、川崎、岩隈が大活躍しても力不足。イチローは契約最終年。夏にはトレードか!? 川崎はショックだろうが・・・。
 
ア・リーグ全体では◎レンジャーズ○レイズ▲エンゼルス△タイガース、レッドソックス、ヤンキース

 《ナ・リーグ・東地区》
1位フィリーズ・・・クローザーにパペルポンを獲得。ハワードの故障は痛いが高レベルの選手が揃う。勝ち方もよく熟知している。

2位マーリンズ・・レイエス、バーリー、ベルと補強を展開。戦力が確実にUP。新球場で気合の入るところで、優勝候補の一角。

3位ブレーブス・・・マッキャンなどマイナーからの選手が成長している。ただ投手のハドソン、野手のジョーンズの両軸が機能しなかったときは失速か?
4位ナショナルズ・・・投手のジマーマン、野手のモースらの若手が徐々に力をつけているが、いかんせん力が未知数。彼らが活躍すれば一躍優勝争いも可能。僕は来季が面白いと持っている。
5位メッツ・・・レイエスも出ちゃったし、チーム再建中。今期は我慢の年か。

《ナ・リーグ・中地区》
1位ブルワーズ・・・フィルダー放出が痛いが、その穴をブラウンが埋める。ゴンザレス、ラミレスが加入し戦力はUP。先発の投手力も厚く、抑えはアックスフォード。青木の活躍にも期待。
2位レッズ・・・レイトス、マドソンの加入で投手陣強化。若手野手のボトー、ブルースの成長も心強い。
3位カージナルズ・・・昨年のワールドチャンピオン。プポルズとラルーサ監督が抜けたのが痛い。ベルトランを獲得し、若手も多いが、ラルーサ監督の代わりはキツイ。
4位カブス・・・注目はレッドソックスから迎えたエプスティーン社長とホイヤーGM。「バンビーノの呪い」を打破したコンビがチーム作りに着手する。ただ今期はまだ・・・。
5位パイレーツ・・・上位3球団に比べ、やはり戦力は落ちる。昨季前半の好調さを支えた先発陣にベタードとバーネットが加入。どこまで頑張れるかが鍵。
6位アストロズ・・・来季からは《ア・リーグ西地区》に移転が決まった。その来季にむかってのチーム作りに費やす年。選手層も薄い。
 
《ナ・リーグ・西地区》
1位ダイヤモンドバックス・・・昨季は期待していた若手(ケネディ、アップトンなど)がブレイク。ケーヒル、齋藤らの補強も上手くいった感が強く優勝候補筆頭。
2位ジャイアンツ・・・なんといっても投手陣の厚さが違う。リンスカムは成績落ち気味であるが、ケイン、バンガーナー、トップベルと先発陣が充実。後は攻撃力だけ。
3位ロッキーズ・・・トロウィツキィ、ゴンザレスと主力にスーパースターはいるが、優勝狙いなのか、チーム再建なのか中途半端。嵌ったら上に行くことも・・・。
4位ドジャース・・・ケンプとカーショウと投打の中心選手はいるものの、他の選手層が薄い。せめて黒田が残ってくれていれば・・・。
5位パドレス・・・いい若手がいるが中心選手が不在。投手力はまぁまぁなので打撃陣次第では台風の目に・・・。
 
ナ・リーグ全体では◎ブルワーズ○Dバックス▲フィリーズ△レッズ、ジャイアンツ、マーリンズ



 全く自身の無い予想です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強さに脱帽

2012-03-25 21:00:03 | Weblog

 白鵬の力&運の強さを改めて知った。今日の【大相撲春場所千秋楽】で白鵬が優勝決定戦で鶴竜を下し、2場所ぶり22度目の優勝を決めた。トップに立っていた鶴竜が、勝てば敢闘賞の懸かった豪栄道に一気の寄り切りで敗れ2敗に後退。2敗の白鵬は大関把瑠都に、左前まわしを引かれ不利な体勢になりながらも、寄り切りで下し決定戦にもつれ込んだ。9日目に2場所連続で鶴竜に敗れている白鵬だが、立ち合いで左上手を引く有利な体勢に。前に出たが鶴竜はもろ差しとなり、土俵際で一旦はこらえられたが、左からの上手投げで勝負を決めた。これによって白鵬は春場所3連覇。優勝回数で貴乃花の22度に並んだのだが、2場所連続で他の力士に優勝を譲らないのだから驚く。今日なんかもまさか鶴竜が豪栄道に負けるとは・・・。

 強さといえば、今日の【第42回高松宮記念】も脱帽した。勝ったのは池添謙一騎乗の2番人気カレンチャン(牝5歳・安田隆行厩舎)。好位から抜け出して優勝。昨秋の【スプリンターズS】に続くGI2勝目で、秋春スプリントGI連覇を果たした。勝ちタイム1分10秒3(良)。クビ差の2着には後方から追い込んだ3番人気サンカルロ、3着には好位からしぶとく伸びた1番人気ロードカナロアが入り、僕が本命に推したダッシャーゴーゴーは4着、元大リーガー・佐々木主浩氏が所有するマジンプロスパーは5着だった。いやいややはり昨年の最優秀短距離馬カレンチャンは強かった。新装中京で少しは苦戦するかと思ったが、そんなことは全くなかった。レースは好スタートから道中は2番手を追走。前半600m34秒4の流れを抜群の手応えで追走すると、直線では最強スプリンターの実力をいかんなく見せつけた。初めて経験する急坂を先頭で堂々と駆け上がると、坂上では覇権奪取に燃える同厩舎のロードカナロア、ダッシャーゴーゴーの追撃を完封。さらに、ゴール直前でのサンカルロの強襲にも屈することはなかった。まさしく白鵬並みの強さ、その強さで牡馬のトップスプリンターたちを下した。尚、JRAスプリントGI2勝馬は過去に6頭いるが、【スプリンターズS】【高松宮記念】の秋春スプリントGI連覇を達成したのはビリーヴのみ。これが史上2頭目の快挙となった。
 2着のサンカルロはメンバー2番目の上がり(1番はアグネスウイッシュ)で2着に突っ込んだ。1200mがベストではない馬だが、新中京の恩恵を受けたといっていいだろう。3着ロードカナロアは差し返す強さを見せた。左回りも初めてだったし、いい経験になった。今後はまだ強くなりそう。4着ダッシャーゴーゴーは外々を回りカレンチャンを負かしにいっての4着。さすがに力があるところを見せたが、現在のところカレンチャンには力負けか・・・。今日のレースを観る限り、カレンチャンが、今後も短距離界を席巻し続けそうな気がしたのは僕だけではないだろう。
 カレンチャンは父クロフネ、母スプリングチケット(母父トニービン)という血統。通算成績15戦9勝。重賞は’11年の【阪神牝馬S】、【函館スプリントS】、【キーンランドC】、【スプリンターズS】に続く5勝目。クロフネ産駒はJRA重賞16勝目。GⅠは4勝目となった。鞍上の池添、管理する安田隆行調教師はとも【高松宮記念】初制覇。池添は今年JRA受賞初勝利で、通算54勝目。GⅠは18勝目でなんとJRA重賞の1/3がGⅠ勝利である。管理する安田調教師は今年のJRA重賞は2勝目で、通算では21勝目。GⅠは昨年の【JCダート】のトランセンド以来6勝目となった。

中山メイン【第19回マーチS】はごっちゃん騎乗の6番人気サイレントメロディ(牡5歳・国枝栄厩舎)が外から豪快に差し切り重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分51秒0。2着には直線脚を伸ばした16番人気のメイショウタメトモ、3着には先行した7番人気バーディバーディが入る波乱となった。僕が本命に押したナムラタイタンは直線伸びず5着に、1番人気のシルクシュナイダーは6着に敗れた。レースはトーセンアドミラルにアイファーソングが競りかける形でレースを引っ張った。バーディバーディがその直後につけ、シルクシュナイダーは中団から。4角でナムラタイタンが押し上げて先団に取り付き、後方を進んでいたサイレントメロディが大外を回し進出した。直線に入ってもトーセンアドミラル、バーディバーディら先行馬が粘るものの、馬場の外めを通ってサイレントメロディがメイショウタメトモとともに鋭伸。サイレントメロディは残り30mで先頭に立ちそのまま押し切った。勝ったサイレントメロディだが、抜群の末脚だった。勝因はハンデと展開、そして脚抜きのいい馬場だろう。2着メイショウタメトモの好走ははっきり言ってどうしてだがわからない。放牧が良かったのだろう。3着バーディバーディはこのくらい走ってもらわなくては困る馬。リフレッシュがいい方向に出たのだろうが、パンとすればもっと走るだろう。僕が推奨したナムラタイタンは直線失速したが、見せ場を作った。敗戦は距離より出来だと思っている。
 サイレントメロディは父シンボリクリスエス、母サイレントハピネス(母父SS)という血統。通算成績17戦6勝。重賞は初制覇。シンボリクリスエス産駒はJRA重賞15勝目、今年は初勝利。鞍上のごっちゃんは‘10年マコトスパルビエロ以来2度目、国枝栄調教師は初の同レース制覇。そのごっちゃんだが、JRA重賞は昨年の【京都大賞典】のローズキングダム以来52勝目。国枝調教師は今年の【京成杯】のベストディール以来JRA重賞通算30勝目となった(今年2勝目)。

 早いもので、今週水曜日からはMLBが開幕し、金曜日からはプロ野球が開幕する。ということは、来週のこのコラムはその順位予想。ただ今年は簡単にしようかな、あまり情報を集めていないので簡単にしようかなと思っている。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高松宮記念は名手に期待!?

2012-03-24 23:34:20 | Weblog

 エダテルと天災は忘れたことにやってくる。天災は昨年から身に沁みているので、警戒しているがエダテルだけは全く無警戒だった。ただそれは僕だけでなく、多くの競馬ファンに【日経賞】に騎乗していた騎手全員がそうだったのだろう。今日の競馬を振り返る。
 まずは【第60回日経賞】。勝ったのはそのエダテル騎乗の12番人気ネコパンチ(牡6歳・星野忍厩舎)。得意の“大逃げ”を展開し、直線に入っても他馬を寄せ付けず、そのまま逃げ切った。勝ちタイムは2分37秒4。3馬身半差の2着は2番人気ウインバリアシオン。断然人気のルーラーシップは3着、僕推奨のフェイトフルウォーは直線失速8着だった。いやぁ参った。【ダイアヤモンドS】の時、重馬場上手ということで気にしていたが、あの惨敗で今回は全く無視してしまった。まぁエダテルの好騎乗と馬場と展開の結果だが、A級戦犯はケイアイドウソジン騎乗の三浦だろう。先週ギュスターヴクライが【阪神大賞典】勝利したので色気が出て勝ちに行ってしまった。がむしゃらさが消え、好位から競馬に徹した。そのためネコパンチがスイスイと・・・。いずれにしろ、この条件で好走するとまた「やる」可能性がある。中山の2200~2500では注意したい。2着ウインバリアシオンは展開の2着、ルーラーシップは慌てていっての3着。ここは展開の差だ。フェイトフルウォーは馬場が敗因か。ちょっと解せない惨敗。
 ネコパンチは父ニューイングランド、母パシェンテ(母父ダンシングブレーヴ)という血統。通算成績は47戦5勝。ニューイングランド産駒はJRA重賞4勝目、平場重賞は2勝目。エダテル、星野忍調教師ともに同レース初制覇。エダテルは2010年の中山記念(トーセンクラウン)以来JRA重賞28勝目。尚、そのトーセンクラウンの人気は13番人気で不良馬場だった。星野調教師はJRA重賞通算3勝目。前の2勝は2005年のヤマニンアラバスタの2勝だ。
 一方、阪神メイン【第59回毎日杯】はアンカツ騎乗の1番人気ヒストリカル(牡3歳・音無秀孝厩舎)が大外一気で重賞初制覇した。勝ちタイム1分49秒6(重)。3/4馬身差の2着に3番人気マウントシャスタ、さらに半馬身差の3着に僕が本命に推した7番人気スピルバーグが入り、上位3頭をディープインパクト産駒が独占した。直線マウントシャスタとスピルバーグで決まったと思った瞬間だった。目の覚めような鬼脚でクラシックの有力候補に堂々と名乗りをあげた馬がいた。そうヒストリカルだ。道中は後方4番手の内めを進み、じっくりと末脚を温存したが、直線では一瞬前が詰まり完全に行き場を失う不利があった。そして外に持ち出したのが残り300m、大外を一気に切り裂くと、完全に勝ちパターンに持ち込んでいたマウントシャスタを3/4馬身差かわし初の重賞タイトルを獲得した。ここ10年【毎日杯】の勝ち馬はキンカメ、ディープスカイの2頭のダービー馬となり、ダノンシャンテイは【NHKマイル】を制覇した。この馬も・・・2着マウントシャスタは完全に勝ったと思った完璧なレース。これで負けたら仕方ない。飛びが大きいだけにこの馬場はややマイナスだったか。しかしこの馬も強い。馬券的に僕にとって美味しいのは3着スピルバーグ。今回は外々を回ってのもの、やはり力はある。そして7番人気は美味しい。
 ヒストリカルは父ディープインパクト、母ブリリアントベリー(母父NT)という血統。通算成績5戦2勝。重賞初勝利。ディープ産駒はJRA重賞15勝目、今年早くも6勝目となった。アンカツはJRA重賞79勝目(今年は2勝目、尚このレースは’05年ローゼンクロイツ、’10年ダノンシャンティ以来3勝目)、音無秀孝調教師はJRA重賞47勝目(今年初勝利、このレースは昨年のレッドデイヴィスに続く2年連続度目勝利)。

 では明日の予想。まずは中京メイン【高松宮記念】。迷いに迷ったが、本命は15番ダッシャーゴーゴー。同厩舎の2頭1番ロードカナロア、10番カレンチャンが注目されるが、実績ならスプリント重賞3勝はカレンチャンと同じだし、’10年の【スプリンターズs】では日本馬最先着した(11着降着)のだから力は遜色ない。鞍上は先週中京に下見にいって3勝挙げた横山典。血統的には後半に来てやや失速気味だが、前半複勝圏に3頭を送り出したバクシンオー産駒。【京王杯2歳S】では1400mの左回りでエイシナポロンと0.2差の4着ならスタミナも大丈夫だろう。相手は1,10,17番と一応人気筋だが、ダッシャーゴーゴーを軸にする以上、バクシンオー産駒はしっかり押さえる。
 中山メイン【マーチS】は素直にトップハンデ15番ナムラタイタン本命。休み明けより距離が嫌われ人気が落ちれば儲けもの。この馬、僕は年をとってきてマイル以上が今はいいと思っているからだ。心配は鞍上、やっぱり熊沢でないと・・・。ちなみにこのレース、よく重ハンデ馬がよく走る。相手は13,6番。
 阪神メイン【六甲S】はこのメンバーでここまで人気がないと8番ゴールドスキー本命。’10年【マイルCS】タイム差なしの3着馬。完全でなくても8分のデキで何とかなるのではないだろうか。そしてこういう裏レースの時に活躍するのが地方ジョッキー。吉田稔の存在は心強い。相手は2,12番。

 明日は仕事で出かけなくてはならない。ただそんなに遅くはならないだろうし、先週のように酔っ払うこともないだろう。よって馬券は先に買うつもりだが、果たして一体どうなることやら・・・。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Mr.タイガース&ミスター

2012-03-23 22:46:04 | Weblog

 安田君の結婚パーティでのこと。久々に逢った松村邦洋君に
「大学の同級生の和田が監督になったから、今年は阪神タイガースを応援しますよ」
と話をしていたところ、翌日松村君からメールでデイリースポーツに連載しているコラム(3/20掲載)の内容が画付きで届いた。内容は筒井投手についてだったが、いつもながら松村君の知識のデータ量には驚かされるもので、
「明日読みますね」
と返信した。そして3/20にデイリースポーツを購入し、
「拝見しました。筒井楽しみですね」
と再びメールを送った。すると次の日(3/21)に松村君からメールが・・・。
《筒井インフルエンザ!です》
阪神を愛し、筒井に期待している松村君、そして頑張っていた筒井投手には申し訳ないが、松村君には笑いの神が降臨しているのではないかと思った。松村君恐るべし。ちなみに僕は今年筒井投手応援します!
 野球ネタをもうひとつ。3/20巨人の契約金問題で読売新聞に巨人・長嶋茂雄終身名誉監督のインタビュー記事が掲載された。
 内容は朝日新聞による巨人の契約金超過についての報道に対し、読売新聞の取材に応じたもの。記事によると、長嶋氏は
「選手たちの心の傷は相当に大きい。そう簡単には癒えないだろう」
と発言している。報道で実名の挙がった6選手のうち、野間口と内海を除く高橋由、上原、二岡、阿部は長嶋氏の監督時代に入団しており、精神面への影響を心配した。また、朝日新聞の報道については
「ルールを破ってはいない。記事には十何年も前の話もあり、こういう話が出ること自体がおかしい」
と批判。同紙の報道が、巨人の球団首脳経験者から流出したとみられる内部資料を端緒にしているとされる点にも、
「誰が内部資料を渡したのか」
と怒りをにじませていた。
 というか、読売新聞もミスターにインタビューはダメでしょう。球界の大きな柱がこんなことにコメントしては、存在価値が下がるのではないだろうか。内容も“選手たちの心の傷は相当大きい”とあるが、入団当時高校生ならともかく、みんな大学生、社会人でしょう。大人の都合があったにしろ、彼らが全く知らなかったとは思えないし、その契約金によって巨人に入ったのは間違いないわけでそれを“傷が大きい”とは・・・。僕は今では立派なアンチ巨人ではあるが、子供の時は大の長嶋ファン。それだけにこんなことをミスターにやらせる読売新聞に疑問を感じる。ミスターや王さんには球界にドンと構えていてほしい。

 明日の予想。まずは中山メイン【日経賞】。ここには強く重馬場も得意の馬がいるが、中山なら何とかならないか、10番フェイトフルウォー本命。中山は3戦2勝3着1回。その2勝は【セントライト記念】【京成杯】だからその価値は高い。また父スティゴールドはこの中山2500mと相性は抜群。唯一の心配は【ダービー】の時のめっていた重馬場だが、人気的に狙う価値はある。相手は穴がない13番、豊に乗り替わる7番。
 阪神メイン【毎日杯】は《my注目馬》が3,4,9,11番の4頭存在する。各馬の評価は3番アドマイヤブルーが「(前走後)センスあり。今後注目」。4番スピルバークは「(緒戦後)先々楽しみ」。9番エアソミュールは「(前走後)重賞でも・・・」、11番マウントシャスタは「(緒戦後)上に行っても・・・」となっている。この4頭の中でいちばん気持ちが動くのは人気も考えて9番エアソミュールだが、これまで2回馬券でお世話になっている4番スピルバーグが面白い。前走は重馬場が響いたとあったが、位置取りも後ろすぎた。【共同通信杯】で見せた末脚は目を見張るもの。阪神の外回りならまとめてアッサリがあっていい。滅多に藤沢和厩舎に乗らない四位だが、こんなチャンスはないと力が入らないわけがない。血統的にもディープだから問題ない。相手は前述の3頭。
 中京メイン【名鉄杯】は2番メジロジェニファー本命。この馬札幌で好走したように今の力のいる馬場は得意。本当はもう少し距離があった方がいいと思うが、53㌔のハンデで叩き2戦目。ここは狙って損はない。10,13番。

 明後日は【高松宮記念】は18頭の出頭がありながら《my注目馬》が1頭もいない。つまり確固たる軸馬が今のところいないということだ。普通なら1番ロードカナリアだろうが、今のところ僕の本命は別な馬を考えている。ということは、僕は荒れると思っているのだ。明日のコラムをお楽しみに!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

結婚パーティっていいものですね。

2012-03-19 21:49:18 | Weblog

 

昨日は安田君の結婚パーティに行ってきました。
ダチョウの竜兵さんやリーダー、相方のノッチ、松村君、インジョンのスギら太田プロの芸人連中にBOOMERの伊勢さん、金谷ユキヒデさんらが集まり、司会のくらげライダーの山崎君の名調子のもと、笑いあり涙ありの良い結婚パーティでした。写真は奥さん(かすみちゃん)の友達が作ったといウェディングケーキです。素敵ですよね。安田君、かすみちゃん、いつまでもお幸せに!

 では昨日酔っ払いすぎて書けなかった競馬の回顧。まずはオルフェーヴルが暴走した【第60回阪神大賞典】。勝ったのはギュスターヴクライ。断然の1番人気に支持されたオルフェーヴルは、2周目3角で一度、進路から外れる逸走があり2着に敗退。中団の内で脚をためた3番人気ギュスターヴクライが直線で先頭に立ち、オルフェーヴルの追撃を振り切って重賞初制覇を決めた。タイム3分11秒8。ギュスターヴクライの次走は未定だが、【天皇賞・春】に出走してくれば有力候補となるだろう。いやぁオルフェーヴルにアクシデントがあったとはいえ、強い勝利だった。ここにきて充実一途の明け4歳馬。昨年の【皐月賞】、【ダービー】はトライアルで敗れ、【菊花賞】は抽選で除外。同じ世代の3冠馬オルフェーヴルとは対照的にクラシックには縁がなかったが、ひと冬を越えて馬体に実が入り逞しくなった。母は’96年の【秋華賞】馬ファビラスラフインという良血で、長距離で自在に立ち回れるのは大きな武器だろう。2着オルフェーヴルは負けて強し。思わず笑ってしまうレースであった。ただ長距離はやはり不安が残る。僕が推したヒルノダムールは直線オルフェーヴルに前をカットされ4着。ただ切れ味がイマイチだったのは不満。【天皇賞・春】で挽回できるか心配だ。
 勝ったギュスターヴクライは父ハーツクライ、母ファビラスラフィン(父ファビラスダンサー)という血統。ハーツクライ産駒はJRA重賞3勝目。鞍上の福永祐一はJRA重賞93勝目、今年は早くも6勝目となった。また管理する荒川調教師はJRA重賞5勝目。2009年以来の勝利となった。

一方、中山で行われた【第61回フジテレビ賞スプリングS】はM・デムーロ騎乗の3番人気グランデッツァ(牡3歳・平田修厩舎)が重賞2勝目を挙げ、【皐月賞】へ弾みをつけた。勝ちタイム1分50秒7。1馬身1/4差の2着に1番人気ディープブリランテ(僕の本命馬)、さらに3馬身半差の3着に10番人気ロジメジャーが入り、上位3頭は【皐月賞】の優先出走権を獲得。昨年の2歳王者アルフレードは2番人気に支持されるも見せ場なく12着に敗れたクラシックへ期待が膨らむ走りだった。道中は離れた4番手を進むディープブリランテをマーク。直線では先に抜け出したディープブリランテを外から豪快にねじ伏せた。終始ライバルを手応えで上回り、終わってみれば完勝。現3歳牡馬としては初となるJRA重賞2勝目を決めた。デムーロは「レース前はネオユニヴァースやダイワメジャーに比べると、もう少し様子を見たいなと思っていたが、きょうは強かった。本番でも期待したい」と自身3度目の【皐月賞】制覇へ手応え十分の様子だった。ただ2着に負けたディープブリランテも強い。昨日は岩田があまりにも正直に、横綱相撲を取りすぎた。逆のレースだったらもう少し際どかっただろう。
 グランデッツァは父アグネスタキオン、母マルバイユ(父Marju)という血統。通算成績5戦3勝。タキオン産駒はJRA重賞49勝目、今年2勝目。鞍上のM・デムーロはは’03年ネオユニヴァース以来2度目のこのレース制覇、JRA重賞は通算24勝目となった。平田修調教師は初の同レース制覇。JRA重賞は6勝目となった。

 昨日の結婚パーティには競馬ライターの市丸さんも出席していた。競馬の成績はどうだったか知らないが、安田君と同じような幸せ感が漂っていた。なんか幸せの空間、時間を仲のいい人たちと過ごせるっていいものですね

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安田君に捧ぐ“バンザイ”

2012-03-17 22:45:14 | Weblog

 今日は久々に嵌った。昨年開催がなかった中京競馬場だが、先週の【中日スポーツ杯】といい、今日の【ファルコンS】といい、バクシンオー産駒で見事に嵌った。中京の短距離は馬場が替わっても、とりあえず迷ったらバクシンオー産駒で行ったほうがよさそうだ。皆さん、参考にしてはどう?
 
 今日の競馬を振り返る。まずは中山メイン【第26回フラワーC】。勝ったのは石橋脩騎乗の6番人気オメガハートランド(牝3歳・堀宣行厩舎)。悪い馬場でありながら、見事な差し切りで重賞初制覇を果たした。勝ちタイム1分53秒3(重)。1馬身3/4差の2着に1番人気メイショウスザンナ、さらにクビ差の3着に10番人気サンキューアスクが入った。いやぁ、オメガハートランドには驚いた。もっと前で競馬すると思っていたのだが、まさかあんな末脚を使うとは・・・。今までと一変した競馬、馬場も向いたのかもしれないが、これだから競馬は難しい。ただこんな競馬が出来ると今後の競馬も楽しみだ。これまで【フラワーC】勝ち馬からは過去にダンスインザムード(’04年)、キストゥへヴン(’06年)と2頭の【桜花賞】馬が誕生。さらに昨年の勝ち馬トレンドハンターは3着、一昨年の勝ち馬オウケンサクラは2着と【桜花賞】での好走が続いている。好相性のステップレースを制したオメガハートランドは、本番でも目が離せない存在となりそうだ。それにしてもまた関東馬。今年の牝馬は一体どうしたのだろうか? 2着メイショウスザンナは自分だけの力は走る堅実派、3着サンキューアスクは気性敵に嵌ったということだろう。僕が推奨したマイネボヌールは距離は延長はいいと思っていたが、一生懸命走るだけに馬場に距離でスタミナが費やされたのかもしれない。5着キャトルフィーユは【オークス】で面白い存在になりそう。

 勝ったオメガハートランドは父アグネスタキオン、母オメガアイランド(母父エルコンドルパサー)という血統。通算成績6戦3勝。重賞初勝利。タキオン産駒はJRA重賞通算48勝目、今年初勝利となった。石橋脩、堀宣行調教師はともに同レース初制覇。石橋脩はJRA重賞今年2勝目、通算5勝目(【東京新聞杯】のガルボ以来)、堀調教師は今年重賞初勝利、通算では22勝目(昨年の【毎日王冠】のダークシャドウ依頼)となった。

中京で行われた【第26回ファルコンS】はアンカツ騎乗の4番人気ブライトライン(牡3歳・鮫島一歩厩舎)が外から豪快に伸びて重賞初制覇。1分24秒0(重)。半馬身差の2着には僕が本命に推した12番人気レオンビスティー。3着には3番人気サドンストームが入り、1番人気レオアクティブは4着だった。道中後方4番手を追走したブライトライン。エクセルシオールを先頭に直線に入ると、各馬横いっぱいに広がり激しい叩き合いとなった。まず、混戦から抜け出したのがレオンビスティー。このまま押し切る脚色だったが、外から雨を切り裂くようにブライトラインが猛追し、あっという間に捕らえると、先頭でゴールを駆け抜けた。距離短縮、馬場が向いたのだろうが、実に強い強い競馬であった。折り合いに課題があるだけにこのくらいの距離がいいのだろう。2着レオンビスティーは負けて尚強しの競馬。前々走で「強い」と思った僕の感触は間違いでなかった(満足!)。この馬は当分追いかけるつもりだ。
 勝ったブライトラインは父フジキセキ、母シェリーズスマイル(父キングオブキングス)という血統。通算成績は8戦3勝。重賞は初制覇。フジキセキ産駒は今年の重賞2勝目、通算では57勝目となった。騎乗したアンカツ、管理する鮫島一歩調教師はともに同レース初制覇。アンカツはJRA重賞通算78勝目(今年初勝利)、鮫島師はJRA重賞通算9勝目(今年初勝利)となった。

 では明日の予想。まずは中山メイン【スプリングS】。人気だが9番ディープブリランテ本命。【共同通信杯】ではプラス12㌔で逃げて調教代わりの2着。【東スポ杯】では道悪も経験しているし、死角は内回りだけか・・・。社台のワールドエースとの使い分けを感じるこの一戦、惨敗はないだろう。相手は3,11番。

 阪神メイン【阪神大賞典】は1頭強い馬がいるが、本命は2番ヒルノダムール。12番オルフェーヴル57㌔に対して、こっちは58㌔と不利ではあるが、【有馬記念】明けと叩き3戦目で出来はこっち。またこのヒルノダムールは2番枠では【天皇賞・春】【フォワ賞】と好走しており運もある。今回はオルフェーヴルに一泡を期待したい。相手は1,12番。
 
 中京メイン【中京スポニチ賞】は1番トゥザサミット。折り合いに注文が付くタイプなので、1000万条件の方がレースはしやすい。ただ1番枠を捌くほど起用さがないのは気になるが、4角まで内でじっとしていれば・・・。この馬、同じ条件で結果も出しているし、上村もイメージは出来上がっているだろう。相手は4,9番。


 明日は安田君の結婚パーティに行って来る(書いていいのかな!?)。まぁお祝い事だからいいだろう。そのパーティもちゃんと気を使ってGⅠのない時にやってくれるのはありがたい。一応、安田夫妻には【スプリングS】5番バンザイの単複馬券を買って祝うつもりである。ひょっとしないかな?

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どうなる?巨人VS.朝日

2012-03-16 22:58:18 | Weblog

 

 3月15日朝日新聞が、巨人が主力を含む一部選手と、契約金の「最高標準額」として球界で申し合わせた1億5千万円(出来高払い5千万円を含む)を超える契約を結んでいたことを報じた。
 標準額を上回る契約を結んだのは、ドラフトで大学生や社会人の有力選手が入団先を選べる逆指名制度や自由獲得枠があった1993~2004年に、制度を利用して入団した選手で、’98年入団の高橋由伸、’01年入団の阿部慎之助、’99年に入団し大リーグに移った上原浩治のほか、内海哲也、野間口貴彦、日本ハムに移籍した二岡智宏の6選手がいずれも契約金の最高標準額を超え、計36億円だったと報じた。
 巨人は取材を受けた上での反論として「最高標準額は緩やかな目安と認識されてきた。球界のルールに反しておらず、税務申告も適正に行っており違法と見なされる点もない。記事によって特定の選手のプライバシーや契約上の秘密が暴露されれば極めて遺憾」などとする文書を発表し、朝日新聞に対して抗議書を送ったようだ。しかし僕の感想は
「今頃なぜ?」
である。当時高橋由伸を狙っていた横浜関係者、二岡を狙っていた広島関係者、上原を狙っていた阪神関係者が愚痴を溢していたのは有名な話だったはずでは・・・。まぁそれが正式に暴露されたということなのだろうが、僕が噂で聞いたのはもっと多額だった。まぁこれからどういう風に展開するのか興味津々である。
 そのニュースから遡ること3日、3月12日のことである。参院予算委員会で自民党世耕弘成議員が小川敏夫法相に対して「馬主をやめるべきだ」とか「大臣在任の間は少なくとも出走をやめたらどうか」という指摘をして法相「あくまでも趣味」と5度を繰り返し、「人それぞれ趣味がある。続けさせていただきたい」というやりとりがあった。そりゃ国会審議中に所有する競走馬の調教状態を携帯サイトでチェックするのはいけないだろうが、休憩中までというのはどうだろう。僕に言わせればニュースを携帯で観ると同じ感覚だと思うのだが・・・。それよりも「見る」「見ない」「馬主を続ける」「続けない」という問題を今難題山積みの国会で議論しなくてはならないだろうか。はっきりいってどうでもいいじゃんと思うのだが・・・。僕のような競馬贔屓から言わせれば今馬主不足がささやかれる中、貴重な馬主だと思うのだが・・・。これって穿った見方ですかね。



 では明日の予想。まずは中山メイン【フラワーC】。本命は4番マイネボヌール。この馬と6番キャトルフィーユと迷ったが、1800mに距離が延びて良さが出ると思えるマイネを上として採った。末脚は確かで鞍上は最近好調の柴田大。血統的にもローズインメイなら重馬場も大丈夫だろう。相手はもう少し直線が長いところなら本命にした6番キャトルフィーユ、前走牡馬相手に快勝した7番メイショウスザンナ本線。
 阪神メイン【若葉S】は人気でも11番ワールドエースで仕方ないだろう。ただ陣営は【ダービー】を見越して4回のコーナーを試すつもりの出走。すると前走のような取りこぼしも考えられる。よって相手は前で競馬できる馬。対抗は16番グランプリブラッド。前走のタイムは自分で作って【すみれS】より1.0秒速い。あのレースができれば・・・。もう1頭はデムーロ騎乗の13番か。
 中京メイン【ファルコンS】は8番レオンビスティー。僕がこの馬が強いと思ったのが前々走。レースぶりもよくいい走りだった。前走は距離が長すぎたためで、1400mに戻れば一発がある。先週の【中日スポーツ杯】の勝ち馬と同じバクシンオー産駒。面白いと思いませんか?

 今週はセンバツ高校野球の組み合わせも決まった。贔屓目もいれてベスト8予想は敦賀気比、九州学院(大阪桐蔭かな?)、神村学園、作新学院、光星学院、愛工大名電、横浜、智弁学園。これでどうだ?

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜花賞はこの馬が面白い!?

2012-03-11 21:35:55 | Weblog

 東日本大震災から1年の今日。日本全国で追悼式や防災訓練が行われた。僕もPM2:46分にはTVの前で黙祷をした。本当にもう二度とあの大惨事だけは起きて欲しくないものだ。それにしても追悼式に出席された両陛下には頭が下がる。体調がお悪いというのに・・・。

 今日注目の『ロンドン五輪女子マラソン』の最終選考会『名古屋ウィメンズマラソン』がナゴヤドームを発着点とするコースで行われた。勝ったのは’09年『世界選手』銀メダリストで30歳の尾崎好美(第一生命)が2時間24分14秒で日本人トップの2位に入り、五輪代表の最有力候補となった。終盤まで尾崎と競り合った23歳の中里麗美(ダイハツ)は14秒差の3位に入り、アルビナ・マヨロワ(ロシア)が2時間23分52秒で優勝した。渋井陽子(三井住友海上)が粘りに粘って2時間25分2秒で4位。約4年4カ月ぶりのマラソンとなった『アテネ五輪』金メダリストの野口みずき(シスメックス)は見所たっぷりのレースを見せたが、2時間25分33秒で6位となり、3大会連続の五輪代表は絶望となった。昨夏の世界選手権5位の赤羽有紀子(ホクレン)はくるぶしの故障が響き8位に終わった。
 実に面白いレースだった。野口の追い上げ、渋井、赤羽の異常な粘り。尾崎、中里の意地のデットヒート。特に渋井、野口の両ベテランの走りには感動した。それにレース後、野口はまだ引退しないと言うし、渋井はトラックで五輪を目指すと言うから嬉しい。これで『ロンドン五輪』の選考会が終わったが、メンバーは順調に重友(天満屋)、木崎(ダイハツ)、尾崎(第一生命)だろう。時計で中里と木崎の比較になると思うが、木崎は尾崎に競り勝っているのだから・・・。

では競馬を振り返る。【第46回フィリーズレビュー】はピンナ騎乗の1番人気アイムユアーズ(牝3歳・手塚貴久厩舎)が好位追走から直線抜け出して快勝した。勝ちタイム1分22秒8(良)。2着に8番人気ビウイッチアス、3着には7番人気プレノタートが入り、上位3頭が【桜花賞】の優先出走権を獲得。僕が推奨した2番人気に推されたイチオクノホシは4着だった。3番手で抜群の手応えを残したまま4角を周回すると、直線では鞍上のゴーサインとともに、満を持して先頭に躍り出た。内からビウイッチアスが迫ったが、直線の坂上でもうひと伸び。最後は1馬身1/4差をつけて、現3歳世代では初となるJRA重賞2勝目をゲットした。いやぁ実に安定したレースぶりだった。スタートもよく本番もこのスタートなら本番も安心だが、この馬マイルより1400mの方が良さそう。2着のビウイッチアスも1400mまでの馬のように思える。逆に3着のプレノタートは血統的にはもっと長い距離が良さそうだが、まだ全体的には足りない。本番で面白そうなのが4着のイチオクノホシ。圧倒的に1400mの早め早めの競馬は合っておらず、それでも4着は力のある証拠。蛯名故障で本番誰が乗るのかが鍵となるが、これで人気が落ちるなら面白い。
 これで【チューリップ賞】のハナズゴール、【アネモネS】のパララサルーに続き、桜花賞トライアルはすべて関東馬が制覇した。これはチ【チューリップ賞】が重賞格上げとなった’94年以降、【桜花賞】トライアルの関東馬ジャックは初のことだ。
 アイムユアーズは父ファルブラヴ、母セシルブルース(母父エルコンドルパサー)という血統。通算成績6戦3勝。重賞は’11年の【ファンタジーS】に続く勝目。ファルブラヴ産駒はJRA重賞9勝目。今年は【オーシャンS】のワンカラット以来2勝目。鞍上のピンナ、手塚貴久調教師はともに同レース初制覇。ピンナはJRA重賞2勝目(【天皇賞・秋】のトーセンジョーダン)、手塚調教師は昨年の【朝日FS】のアルフレード以来JRA重賞9勝目となった。

【第30回中山牝馬ステークス】は福永祐一騎乗の8番人気レディアルバローザ(牝5歳・笹田和秀厩舎)が逃げ切って連覇。勝ちタイム1分50秒6。半馬身差の2着には最後方から追い込んだ僕が面白いと思っていた7番人気オールザットジャズ、さらに半馬身差の3着には11番人気エオリアンハープが入った。1番人気アプリコットフィズは8着、僕が本命に推したドナウブルーは輸送で馬体が減って11着に敗れた。人気を落とした昨年の優勝馬レディアルバローザが見事な逃げ切りで11カ月ぶりの勝利を手にした。福永の見事な作戦勝ち。元々実績のある馬だが54㌔のハンデも恵まれていた。ただマイルが得意だけにこの復活で【ヴィクトリアマイル】も面白いかもしれない。2着オールザットジャズもハンデに恵まれたとはいえ、1頭だけ35秒台の凄い脚で追い込んできた。完全な本格化と考えていいだろうし、まだまだ強くなる。しかし、今日の競馬、馬場が替わればまた違った結果が出る競馬であったことには間違いない。
 レディアルバローザは父キングカメハメハ、母ワンフォーローズ(母父Tejano Run)という血統。通算成績23戦5勝。重賞は’11年【中山牝馬S】に続く2勝目。福永祐一、笹田和秀調教師はともに昨年に続き2度目の同レース制覇。キンカメ産駒はJRA重賞31勝目、今年は【ダイヤモンドS】のケイアイドウソジンに続き6勝目となった。鞍上の福永は早くも今年重賞5勝目(【アーリントンC】のジャスタウェイ以来)。通算では92勝目となった。笹田調教師はJRA重賞3勝目。レディアルバローサの2勝以外は昨年の【オークス】のエリンコート。

 再来週からはGⅠが始まる。なんとか来週で負の連鎖から脱出したいものだ。

  

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする