まずはゴルフ。海外女子メジャーの今季初戦《シェブロン選手権》2日目。全ての組のホールアウトは完了せず第2ラウンドは翌日に順延となったが、日本勢は8人が参戦。西郷真央が15ホールを終えて5つ伸ばしてトータル3アンダー・暫定17位タイに浮上。畑岡奈紗は「72」のラウンドでトータル2アンダーの暫定26位タイ。初日を2位タイで滑り出した古江彩佳は3つ落とし、トータル1アンダーの暫定36位タイとなっている。連日の「72」をマークした渋野日向子はトータルイーブンパー・暫定48位タイ。勝みなみは一つ伸ばしトータル2オーバー・暫定66位タイ。西村優菜は5ホールを残し同じくトータル2オーバーでプレー中。アマチュアの馬場咲希(代々木高3年)はトータル3オーバー・暫定78位タイで3ホール残し。笹生優花は4つ落としトータル5オーバー・暫定103位タイでホールアウトした。トータル8アンダーの暫定首位にキム・アリム(韓国)。1打差の暫定2位にリリア・ヴとメーガン・カン(ともに米国)。トータル6アンダーの暫定4位タイにネリー・コルダ(米国)とパティ・タバタナキト(タイ)が続いている。まだ2日+αあるので、古江ぐらいまではチャンスがありそう。今のところ、僕の優勝候補本命はネリー・コルダかな!?
国内女子ツアー《フジサンケイレディス》2日目。ルーキーの神谷そらが5バーディ・2ボギーの「68」をマーク。トータル6アンダー・単独首位でホールアウト。1打差2位に昨年覇者の高橋彩華。3打差3位タイには岩井千怜、後藤未有、新垣比菜が続いている。 2週連続優勝がかかる岩井明愛はトータル1オーバー・23位タイでホールアウト。昨季の年間女王・山下美夢有はトータル2オーバー・34位タイで2日目を終えている。米ツアー帰りの原英莉花は「78」と崩れ、トータル8オーバー・88位タイで予選落ちが濃厚となっている。神谷のスケール大きいゴルフは必見。ただ僕は元スター候補の新垣、安田祐香(2アンダー6位タイ)を応援したい!
国内&欧州男子ツアー共催《ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント》3日目。8位から出て7バーディ、1ボギー「64」でプレーしたアーロン・コッカーリル(カナダ)が、通算13アンダーまで伸ばして単独首位に躍り出た。欧州&日本ツアーでの初優勝を目指して残り18ホールに挑む。1打差の2位にはルーカス・ハーバート(オーストラリア)とデービッド・ロウ(スコットランド)の2人が続いた。 8位から出た星野陸也はこの日5バーディ、1ボギー「66」で回り通算11アンダーとして、5位で出た金谷拓実とともに日本勢最上位の4位に浮上した。ハーバートと並んで首位から出たジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)は通算10アンダーの7位に後退した。日本勢は岩田寛が通算8アンダー13位。出水田大二郎が通算7アンダー20位。谷原秀人、永野竜太郎、浅地洋佑、嘉数光倫の4人が通算6アンダー26位で続いた。蝉川泰果は中島啓太、桂川有人らとともに通算4アンダー41位。石川遼は堀川未来夢、アーニー・エルス(南アフリカ)らと並んで通算3アンダー51位で最終日を迎える。日本勢で優勝争いに絡めるのは星野、金谷、岩田あたりまでか…。何とか最後まで優勝争いに踏みとどまってほしい。
今日の競馬を振り返る。福島11Rで行われた【第20回福島牝馬S】は、団野大成の8番人気ステラリア(5歳・斉藤崇史厩舎)が中団馬群追走から勝負どころで外々を回って直線を迎えると、鞍上のゲキに応えるようにグングンと伸びて、ゴール前3頭横並びの接戦をハナ差制し優勝。約11カ月半の長期休養明けで重賞初制覇を飾り、【ヴィクトリアマイル】の優先出走権を獲得した。タイムは1分47秒9。ハナ差の2着にはビッグリボン(2番人気)、さらにアタマ差遅れた3着にクリノプレミアム(4番人気)が入った。なお、1番人気のストーリアは5着に敗れた。勝ったステラリアだが、ほぼ1年ぶりのレースで勝つのだから凄い。まだ急に使い続けるというのは難しいのかもしれないが、その素質を考えたら今後が楽しみだ。2着ビッグリボンも良く走っている。西村がもっとスムーズに乗っていたら勝っていたかも・・・。3着クリノプレミアムは少し抜け出しが早かったが、展開的には仕方ないか。僕本命のジネストラは4着。初めての1800mでよく頑張っている。今後面白い存在になりそう。
ステラリアは、父キズナ、母ポリネイター(母父Motivator)という血統。北海道白老町・(有)社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は13戦3勝。重賞は初勝利。斉藤崇史調教師は【福島牝馬S】初勝利、団野大成は2021年ディアンドルに次いで2勝目となった。
明日の予想。まずは東京メイン【フローラS】。本命は2番ソーダズリング。デビュー戦(2着)時に血統込みで追いかけようと決めた馬。今年の3歳牝馬は【桜花賞】にほとんど有力馬が出走。つまりGⅡのここも手薄なメンバー。戸崎は母や兄姉も乗った専門騎手。ここはきっちり結果をだす。相手は1,4,6,8,11,12,14番。京都メイン【マイラーズC】は15番ソウルラッシュ。中山、阪神、東京でも結果を出す有能な馬、京都だから走らないとは思えない。相手は3,7,8,10,12,14番。福島メイン【福島中央テレビ杯】は5番リトスで穴狙い。馬格のない馬なので、福島の馬場は合うはず。休み明けの前走は悪くない走り。叩き2戦目で鞍上も菊沢で前走より走れるはず。相手は1,2,4,6,10,11,14,16番と広めに!
今週の一口馬。ゴールドレガシーが東京11R【オアシスS】(L・1600mダート)に出走。レースでは、ほぼ五分のスタートを切ると、馬なりで中団インにつけました。そのまま脚を溜め、3・4コーナーで少しずつ外に進路をとります。先団を見ながら直線を向き、そこからの伸びに期待しましたが、反応はジリジリ。目立った末脚は繰り出せず、勝ち馬から1.0秒差の13着に敗れた。平田調教師によると、「マイナス体重が堪えました。大変申し訳ございません。以前にこれくらいで走っていたこともありましたし、徐々に絞れてのものであれば問題ないのでしょうが、木曜日時点の計測で510kgと、いい張りがあると感じていたところから、これだけ一気に減らしてしまったので、その分の影響があったと思われます。ジョッキーも『返し馬から覇気がなく、自分からガツンとハミをとるようなところもなかったです。攻めではもっとグイグイ進んでいたのですが…』と話していました。輸送と競馬場についてからソワソワと落ち着きがありませんでした。調教はとてもいい動きをしていて、巻き返しに期待したところでしたが、結果を出せず、本当に申し訳ございませんでした」とのこと。期待していただけに残念。今週はあと3頭。明日の東京1Rにサヴァリア、ソレア、福島5Rにエルフォルクが出走する。是非ゴールドレガシーの敵を獲ってほしい。