人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

筋書きの無いドラマ

2008-11-30 21:15:48 | 競馬回顧

 ルメールの日じゃなったなぁ。
 今日の僕の馬券は7,9,10,11R は偶然にもルメール中心となった。その7Rでは連対を確保したものの出遅れ。9Rは最後の叩き合いでペリエに追い負けて4着と馬券圏外になった。そして【JC】は位置取りが後ろすぎて、また直線では内から外に出したデムーロに進路を獲られ、外を伸びた四位には追い負けてしまった。そしてそれでも挽回を信じた最終レースでは直線前が開かず脚を余して着外に敗れてしまった。あまり観ることができないルメールの不調、ひょっとしたら、これは僕が馬券を買ったから起きたことかもしれない。それほど今日は落胆している

 では今日の重賞を振り返る。東京で行われた【JC】。勝ったのはイタリアの天才・デムーロ騎乗の9番人気スクリーンヒーロー (牡4・鹿戸雄一厩舎)。好位から直線に向いて伸びるとゴール前で抜け出し、大外から追い上げた1番人気ディープスカイを1/2馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分25秒5。2番人気ウオッカは3番手から馬群を割って伸び、さらに3/4馬身差の3着、僕本命のアサクサキングスは8着に敗れた。勝ったスクリーンヒーローは母父SSでデムーロ騎乗ということでヒモにはとっていたが、まさか勝つとは・・・。前走で重賞初勝利した同馬だが、このメンバーで勝つというのはまぐれでは無理である。展開、時計、ペースと全てが揃ったとはいえ、お見事としか言いようがない。次の【有馬記念】でどういうレースを魅せるか楽しみだ。2着のディープスカイ、展開、ペースを考えればいちばん強い競馬をした。四位の思いも同じだろうが、位置取りがもう少し前ならば・・・残念である。3着ウオッカは好発が裏目に出たのだろう。前に行った分、終いが切れなかった。これは【天皇賞・秋】のディープスカイと立場が逆になったレースとなった。でもあれで3着はやはり女傑だ。府中では全くいらないと思っていたマツリダゴッホが4着。この好走で【有馬記念】はダイワスカーレット、ディープスカイ(出るのかな?)と3頭人気だろう。オウケンブルースリは持ち味が生かせない展開で5着。ただこれはディープスカイ同様、これからの成長を大きく期待できるレースぶりであった。6着メイショウサムソンはいい位置取りだったが、直線はじけなかった。これは遠征疲れや年齢的なものだろう。
 勝ったスクリーンヒーローは、父グラスワンダー、母ランニングヒロイン(父SS)。祖母は名牝ダイナアクトレス(’87年このレースで9番人気ながらルグロリューの3着と好走)。伯父にステージチャンプ、伯母にプライムステージがいる血統。グラスワンダー産駒はJRA・GⅠはマルカラスカルによる’06年【中山大障害】、’08年【中山グランドジャンプ】に続く3勝目だが、平地GⅠは初戴冠である。 ‘06年11月に美浦・矢野進厩舎からデビューし、3戦目で初勝利。’07年【ラジオNIKKEI賞】2着、【セントライト記念】3着など重賞でも好走を見せ、骨折による11か月の休養を挟んで転厩初戦となった今年8月の【支笏湖特別】で3勝目を挙げた。続く【札幌日経OP】、【オクトーバーS】はいずれも2着に敗れたが、格上挑戦だった前走の【アルゼンチン共和国杯】で重賞初制覇。今回がGⅠ初出走だった。通算成績17戦5勝(重賞2勝)。
 鞍上のデムーロは【JC】初制覇。JRA・GⅠは’03年【皐月賞】、【日本ダービー】のネオユニヴァース、’04年【皐月賞】のダイワメジャーに続く4勝目。JRA重賞は’07年【中日新聞杯】のサンライズマックス以来となる通算12勝目となった。また今回のような日本馬と外国人騎手の組み合わせによる【JC】制覇は’01年(ジャングルポケット&ペリエ)、’04年のゼンノロブロイ&ペリエに続く3例目である。
 管理する鹿戸雄一調教師は今年3月の初出走以来、通算159戦目にしてJRA・GⅠ初制覇となった。JRA重賞はこのスクリーンヒーローで制した【アルゼンチン共和国杯】に続く2勝目だ。 馬主の吉田照哉氏は【JC】初勝利。JRA・GⅠは’04年【マイルCS】のデュランダル以来約4年ぶりの勝利。また生産者の社台ファームも【JC】初勝利。しかしJRA・GⅠは【高松宮記念】のファイングレイン、【中山GJ】のマルカラスカル、【皐月賞】のキャプテントゥーレ、【ヴィクトリアマイル】のエイジアンウインズに続く今年5勝目である。
 関東馬の勝利は’04年ゼンノロブロイ以来4年ぶり。今年を含めた過去10年の内訳は関西馬6勝、関東馬2勝、英国馬1勝、イタリア馬1勝。また4歳馬の勝利は’06年ディープインパクト、’07年アドマイヤムーンに続く3連勝。今年を含めた過去10年の内訳は4歳馬7勝、3歳馬1勝、5歳馬1勝、6歳馬1勝と断然4歳馬が強い。尚、4歳牡馬によるJRA・GⅠ制覇は今年初めてである。それから、このレースでの単勝配当4,100円は、’84カツラギエースの4,060円(僕は的中)を上回る【JC】歴代単勝最高配当であった。

 競馬は何が起きるかわからないと思ったら、ゴルフでも信じられないことが起きた。古閑美保が大逆転で賞金女王になったのだが、その過程が凄かったのだ。
 古閑美保がー6でホールアウトしている。そして最終ホール-7の全美貞とー6の不動裕理がやってくる。ティーショットは共にフェウェイ。まずはそこから不動が1.5mのバーディーチャンスに付けるセカンドショットを放つ。これを見た全がセカンドショットをバンカーにいれる。古閑が優勝するには全がダボ、不動がボギーを打たないといけない。このセカンドショット終了時では全のダボはあっても不動のボギーは99%ない感じである。全がバンカーショットを放つもグリーンオーバー、そこから寄らず入らずでダボを打つ。残るは百戦錬磨の不動。1,5mのバーディーチャンスを入れれば優勝である。その瞬間古河の賞金女王の夢も消える。不動が慎重に打つ。しかしボールは右カップをかすめ、カップを1mほどすぎる。この時点で誰もが不動と古河のプレーオフと思っただろう。すると、どうだろう。なんと、女王不動が返しのパーパットを外してしまうのだ。
 結果を聞いた古閑が崩れ落ちる。初の賞金女王である。この古閑、昨年あたりから明るさと可愛さで人気者となり、今年の春先頃は「(ロッテの西岡の)子供が欲しい」と話題をまいたこともあった。その後西岡との話が出なくなったと同時にゴルフの調子も下降気味になった。そして終盤にきての復活。初の賞金女王。スポーツは筋書きの無いドラマというがあまりにも結末が凄かったので書いちゃいました

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通知が来たら・・・

2008-11-29 21:47:23 | 競馬予想

  皆さんは「12人の怒れる男たち」という映画をご存知だろうか。アメリカで製作されたヘンリー・フォンダ主演の「法廷モノ」と呼ばれるミステリー映画で密室劇の金字塔と評価される名作である。日本ではこの作品にヒントに『十二人の浮かれる男』(作:筒井康隆)や『12人の優しい日本人』(作:三谷幸喜)など、陪審制度に題材をとった戯曲が作られ、ロシアでは昨年ニキータ・ミハルコフによって、現代ロシアを舞台に置き換えてリメイクされた『12人の怒れる男』(原題:『12』・現在公開中)が制作され、ヴェネチア国際映画祭やアカデミー賞候補になるなどして、世界的に高い評価を得ている。
 では何故僕がこの映画のことを書いたかというと、この映画で描かれている陪審制度(国民が裁判に参加する制度は,アメリカ,イギリス,フランス,ドイツ,イタリア等でも行われている)、日本でいう裁判員制度がいよいよ来年5月から始まるからである。つまり僕たち誰もが裁判員となって裁判に加わることになるのだ。それに先立ち、最高裁は来年分の裁判員候補者名簿に登録された29万5027人に、候補者になったことを知らせる「裁判員候補者名簿記載通知書」を発送したという。可能性は有権者約350人に1人、僕の会社でいうと社内でひとりは選ばれる可能性だ。 
 その送られた通知書には、候補者に対し、辞退を希望するかどうかを確認する調査票(〈1〉弁護士や自衛官など裁判員になれない職業かどうか〈2〉裁判員を辞退できる70歳以上の人や学生などで辞退希望があるかどうか〈3〉辞退を希望する特定の月があるかどうか)に、制度を説明するマンガ冊子やパンフレットなどが同封されている。それを候補者は回答用マークシートに記入し、証明書などを添付して返送することになる。この際、明らかに裁判員になることができない人や,1年を通じて辞退事由が認められる人は,裁判所に呼ばれることはない。
 その手続きを終えると名簿に登録され、事件ごと名簿の中から、くじで裁判員候補者が選ばれる。この回答書を送り返さなくても名簿には登録されるから、確固たる理由がないと辞退はできない。次にくじで選ばれた裁判員候補者に質問票を同封した選任手続期日のお知らせ(呼出状)が送られてくる。裁判の日数が3日以内の事件(裁判員裁判対象事件の約7割)では,1事件あたり50人程度の裁判員候補者にお知らせを送る予定らしい(ただ質問票を返送してもらい、辞退が認められる場合には,呼出しを取り消される場合もある)。この裁判員候補者のうち,辞退を希望しなかったり、質問票の記載のみからでは辞退が認められなかった方は、選任手続の当日,裁判所へ行くことになる。すると、裁判長は候補者に対し,不公平な裁判をするおそれの有無,辞退希望の有無・理由などについて質問(候補者のプライバシーを保護するため、この手続は非公開)し、最終的に事件ごとに裁判員6人が選ばれることになる(必要な場合は補充裁判員も選任)。この手続きは通常であれば午前中に終了し、午後からは早速審理が始まる。つまり裁判所に行く時点ではすでに審理に参加する心積もりが必要なわけだ。
 もうこうなったら、腹を据えないといけない。裁判員に選ばれたら、裁判官と一緒に刑事事件の法廷(公判という)に立ち会い、判決まで関与することになるからだ。公判は、連続して開かれ、証拠書類を取り調べるほか、証人や被告人に対する質問が行われる。また裁判員から、証人等に質問することもできる。証拠を全て調べたら、今度は事実を認定し被告人が有罪か無罪か、有罪だとしたらどんな刑にするべきかを裁判官と一緒に議論し(評議)、決定する(評決)ことになる。評議を尽くしても、意見の全員一致が得られなかったとき、評決は多数決により行われる。ただしその場合、裁判官・裁判員のそれぞれ1名以上の賛成が必要となっている(前述の『12人の怒れる男』では全員一致になるまで議論が費やさられ、その過程が描かれている)。評決内容が決まると、法廷で裁判長が判決を宣告することになり、裁判員としての役割は,判決の宣告により終了となる。これが簡単に書いた裁判員制度であるが、わかってもらえたであろうか。
 あっそうそう、候補者に選ばれた人は何処まで広言できるかだが、一応非公開となっている。ただ家族、職場の上司・同僚にはいろいろ差支えがあるようなので、話してよさそうだ。それにしても他人の人生を左右する裁判員、やはりできれば選ばれたくはないというのが多くの人の本音だろう。という僕も・・・。

 では明日の予想。まずは東京で行われる【JC】。このレース、デルタブルース、ザッツザブレンティ、ドリームパスポート、ポップロックのようにスタミナがあり、SSの血が入った馬が割合人気薄で走っている。ここでその条件に合致するのが15番アサクサキングス。休み明けで息切れしたが、今回は叩き2走目。まして鞍上は長距離に抜群の手綱捌きをみせるルメール。ここは目一杯の勝負と見るべきだろう。相手は9番ディープスカイ、1番オウケンブルースリ、そして押さえで4番ウオッカ。東京11R【アプローズ賞】は6番マストビートゥルー。今まで戦ってきた相手はアブソリュート、タガノグラマラス、シゲルフセルトと準オープンの骨っぽいところ。ここでも十分勝負になる。鞍上のルメールは【JC】の好走で気分良く乗れるはず!? 京都11R【醍醐S】。本命は16番スーパーマルトク。鞍上が乗り慣れた荻野琢に代わり先行できれば面白い。最終週の馬場は追い込みがきかなそうだからだ。

  明日の【JC】は10Rである。ということは【アプローズ賞】の4番、9番絡みの馬券が思った以上に売れるだろう。その点、6番はそれほど売れることはないだろう。それから今週安馬が日馬富士というシコ名で大関昇進が決まった。馬柱をみると7枠の3頭の頭文字に『ア』『マ』の文字。なんか臭い!!

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ひょっとしたら美味しいかも

2008-11-28 23:51:40 | 競馬予想
 今日は仕事先の方々と飲んでまして、現在凄い酔っ払ってます。ただ飲んでる席でこのコラムを読んでくれる方が2人ほど増える予定である。 そのお二人に僕が推薦する馬券をこれから書きこみますが、本当の勝負馬券は日曜日の【JC】ですので、明日も読んでください。では予想。まずは東京メイン【キャピタルS】。おとこは黙って母父SS。特に関西馬が多いレースでの関東馬の遺児を信じる。本命は13番アロマキャンドル。3歳牝馬だが、府中は得意だし、鞍上が横山典なら・・・。京都メイン【京阪杯】は人気でも13番ビービーカルダン。とにかく、今が充実の時で【スプリンターS】3着は立派のひと言、この馬中心に大きく勝負したい。東京12Rは14番ホワイトリーベ。東京の1300から1400ダートは黙ってスウェプトオーヴァーボード産駒。騙されたと思って騙されてみてください。時々、めちゃ儲かりますから・・・。
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神様の悪戯

2008-11-24 17:54:07 | 競馬回顧

 今日の競馬、予想した3レース中【福島記念】では、推奨したマイネルキッツが2着となり面目躍如となった。しかし僕の馬券はIPAT残高が少なかったこともあり、いつもの馬単馬券が買えず、そして3連複の方も相手軸を間違えて木っ端微塵に砕け散った。ただギャンブルの神様は長年競馬をやっている僕にはそこまで厳しい沙汰を下さず、京都のほうで残高の補充をしてくれた。予想に入れなかった京都9~11Rの特別3レースでなんとすべて3連複が的中したのである。まぁこれでもう少し残高に資金を補充して来週馬券を買おうという気が再び起きるのだから、ギャンブルの神様も酷である
 では木っ端微塵となった福島で行われた【福島記念】を振り返る。勝ったのは、芹沢純一騎乗の7番人気マンハッタンスカイ (牡4・浅見秀一厩舎)が直線2番手追走から抜け出し、3番人気マイネルキッツの追撃をクビ差抑え優勝した。勝ちタイムは2分00秒1。さらに1馬身差の3着に14番人気グラスボンバーが入り、1番人気フィールドベアーは8着に敗れた。勝ったマンハッタンスカイだが、元々【新潟大賞典】2着、【金鯱賞】2着、【函館記念】3着があるのだから、これだけ走っても不思議ではない。ただ前オスの走りが不甲斐なかったこととと、荒れ馬場があまり良くないと思われ人気が落ちていた。ところが荒れ馬場は苦手どころか、他の馬が苦にする分スイスイと頑張りきった。これは芹沢の好騎乗によるところが大きいが、馬の出来も良かったのだろう。僕が本命に推した2着マイネルキッツは4角手前で手応えが怪しくなったが、直線再び伸びてきた。ただ残念ながらスピードが乗るまでに少し時間を費やし、時すでに遅しの感があった。惜しい! 3着グラスボンバーの好走には驚いた。元々得意のレース(’05年優勝、’07年4着)であるが、8歳で57㌔では厳しいと思っていた。3角から内をスルスル上がってきた勝浦の好騎乗もあったが、この馬はいつまでたっても侮れない馬だ。
 勝ったマンハッタンスカイは、父マンハッタンカフェ、母デック(父Go for Gin)という血統。’06年7月にデビューし、なんと昨年4月の11戦目(京都・2200m芝)で初勝利。今年に入り、【新潟大賞典】2着、【金鯱賞】2着、【函館記念】3着と重賞でも好走していた。しかし前走の【アルゼンチン共和国杯】では不可解な13着に敗れていた。通算成績32戦5勝(重賞1勝)だ。
 鞍上の芹沢純一は、’02年【小倉2歳S】のメイプルロード以来6年ぶりのJRA重賞制覇で通算8勝目。管理する浅見秀一調教師は、【桜花賞】のレジネッタ以来となるJRA重賞制覇で、今年2勝目、通算15勝目となった。

 来週はいよいよ【JC】である。3頭のダービー馬をはじめ、2頭の菊花賞馬、グランプリ馬など豪華なメンバーがそろった。また豊故障により、メイショウサムソンに再び石橋守が乗るというのも興味津々だ。そんな中、僕は今のところダービー馬1頭と菊花賞馬1頭のどちらかを本命にすりか迷っている

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JRA恨み節

2008-11-23 21:45:07 | 競馬回顧

 いやぁJRAの3日間開催の罠にまんまと嵌ってしまっている。昨日、今日の競馬惨敗で僕のIPAT残高も底が見えてきているのだ。よって明日は【福島記念】を含めてチョットだけしかレースは買えないだろう。なんとか挽回したいものだが、昨日、今日のショックが大きく・・・
 その木っ端微塵に砕かれたレースを振り返る。まずは今日京都で行われた【マイルCS】。勝ったのは、吉田豊騎乗の4番人気ブルーメンブラット (牝5・石坂正厩舎)。道中は中団を追走。直線に向いて馬群のインから抜け出すと、外から追い込んだ1番人気スーパーホーネットを3/4馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分32秒6。さらに3/4馬身差の3着には10番人気ファイングレインが入った。勝ったブルーメンブラットだが、出来の良さに加え吉田豊の好騎乗が光った。2着スーパーホーネットが大外を回ったのに対し、内ピッタリを回ってきた。作戦勝ちではあるが、運がある馬は進路が上手く空くものである。やはりGⅠは運を持った馬が勝つのだろう。その運の無さが目立ったのが、スーパーホーネット。完全に勝ちレースだったが、足元を掬われた形。せめて枠順がもう少し内なら・・・。ただ僕が思っていたよりこのメンバーでは力が上だった。3着ファイングレインも枠順の利があったクチ。まぁそれでも最後の脚はさすがGⅠ馬ではあった。4着カンパニーも運の無い馬なんだろう。ただスーパーホーネットには追い負けており力負けの感が強い。僕本命のマルカシェンクは6着。11番人気だからよく走った方だが、この馬の場合、スーパー、カンパニーに追い負けておりやはり力不足だった。スタートが普通に出ただけにもう少し前の位置取りなら・・・。
 勝ったブルーメンブラットは、父アドマイヤベガ、母マイワイルドフラワー(父Topsider)という血統。半兄にジョイフルハート(牡7・小野幸治厩舎、父サクラバクシンオー)がいる。アドマイヤベガ産駒としてはテイエムドラゴン(‘05年【中山大障害】)、キストゥヘヴン(‘06年【桜花賞】)に続く3頭目のJRA・GⅠ馬となった。’06年1月のデビューから2戦目で初勝利。同年の【フラワーC】で3着に入るなど3歳時から重賞戦線で活躍を見せており、昨年の【阪神C】ではスズカフェニックスの3着。【阪神牝馬S】2着から臨んだ今年の【ヴィクトリアマイル】では2着ウオッカとタイム差なしの3着に好走している。前走の【府中牝馬S】でカワカミプリンセスを破って悲願の重賞初制覇。先週の【エリザベス女王杯】にも登録があったが、陣営はこのレースに照準を絞っていた。通算成績24戦8勝(重賞2勝)。
 鞍上の吉田豊はこのレース初勝利。JRA・GⅠはショウナンパントルで制した’04年【阪神JF】以来となる通算9勝目。うち8勝が牝馬によるもの。JRA重賞はブルーメンブラットで制した【府中牝馬S】に続く今年4勝目、通算25勝目。そしてこれでブルーメンブラットとのコンビでは3戦3勝となった。管理する石坂正調教師はこのレース初制覇。JRA・GⅠはヴァーミリアンで制した【フェブラリーS】に続く今年2勝目、通算6勝目。JRA重賞はブルーメンブラットで制した【府中牝馬S】に続く今年3勝目、通算19勝目となった。
 馬主のキャロットファームは’05年ハットトリックに続くこのレース2勝目。JRA・GⅠはトールポピーで制した【オークス】に続く今年2勝目、通算6勝目。生産者のノーザンファームはこのレース初制覇。JRA・GⅠは【菊花賞】のオウケンブルースリに続く今年7勝目だ。 このレース、牝馬の勝利は’94年のノースフライト以来14年ぶり5頭目。他に’86年タカラスチール、‘90年パッシングショット、’93年シンコウラブリイがいる。また関西馬の勝利は’05年ハットトリック以来3年ぶり。今年を含めた過去10年の内訳は関西馬5勝、関東馬5勝とめずらしく5分である。5歳馬の勝利は’06年ダイワメジャー以来2年ぶり。今年を含めた過去10年の内訳は3歳馬1勝、4歳馬4勝、5歳馬3勝、6歳馬2勝となっている。
 尚、スーパーホーネットは昨年に続く2年連続2着。GⅠ・2着は’05年【朝日杯FS】と合わせて3度目となった。

 一方、昨日東京で行われた【東京スポーツ杯2歳S】は、蛯名騎乗の9番人気ナカヤマフェスタ (牡2・二ノ宮敬宇厩舎)が、好位追走から直線に向いて伸び、1番人気ブレイクランアウトの追い上げをクビ差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分47秒7。さらに1.1/4馬身差の3着には4番人気サンカルロが入った。勝ったナカヤマフェスタはいかにもステイゴールド譲りの体と根性を持った馬。レースぶりも初戦と違う内容で未知なる魅力はある。2着のブレイクランアウトはいつでも交わせる感じだったが、最後まで交わせなかった。これは気性的な問題のような気がする。3着サンカルロも気性が幼く伸び切れなかったが、レースぶりは能力高そう。4着は出遅れが痛かったが、もう少し距離が短い方がよさそう。惜しかったのはマッハヴェロシティ。出遅れて直線では窮屈に。それで6着なら上出来。今後が注目だ。
 勝ったナカヤマフェスタは、父ステイゴールド、母がディアウィンク(父タイトスポット)という血統。2日の新馬戦(東京・1600m芝)でデビュー勝ちを収めており、今回が2戦目だった。通算成績2戦2勝(重賞1勝)。
 鞍上の蛯名はスクリーンヒーローで制した【アルゼンチン共和国杯】に続く今年のJRA重賞5勝目で、通算82勝目。管理する二ノ宮敬宇調教師はショウナンアルバで制した【共同通信杯】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では13勝目となった。

 では明日の予想。【福島記念】。本命は【アイルランドT】でも本命に推した13番マイネルキッツ。前走は外々を回って脚を使ってしまった。この舞台は【七夕賞】3着あるし、ハンデも55キロならここは面白い。他のレースからは福島10R【福島2歳S】は14番スガノメダリストが面白そう。このところ馬場に殺されて負けているが、そのスピードは平坦小回りなら十分好勝負になるはず。距離も短い方が良さそうで、鞍上は【東京スポ2歳S】で若駒を勝利に導いた蛯名だ。京都からは12Rの15番ナムラチェンジ。前走は人気を裏切った形だが、乗りなれていない騎手で仕掛けが早かっただけ。今回は小林徹に乗り替わり、その辺のところは解消しそう。ただ勝ちきるまではできる馬ではないので、ここは3連単、3連複の軸として買いたい。 

 そういえばさっき予想した【福島2歳S】には16番キングオバマが出走する。きっとノッチならこの馬を買うだろうが、何せノッチは競馬となるとこれまで全くその力を発揮したことがない。多分明日この馬が出ることも知らないだろうから、馬券を買うことも無いだろう。そう考えると、逆張りとしてこの馬買ってもいいのかも・・・!?

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外国人制度

2008-11-22 21:09:18 | 競馬予想

 昨日セ・パのMVP、新人王、ベストナインが発表されたプロ野球界だが、一方では、自由契約者のトライアウト、FA宣言者の動向、そしてトレードなど選手の悲喜交々が新聞紙上を賑わせている。そして今月から来月にかけて来期の各チームの陣容も明らかになってくる。そこで僕がここ数年思っていることを一つだけ野球界に物申したい。
 まずは下記の成績を見ていただきたい。今年のセ・リーグ各チームの主な外国人選手、つまり助っ人の成績である。

《巨人》ラミレス(.319 45本125点)、李(248 8本27点)、グライシンガー(3.06 17勝9敗)、バーンサイド(3.48 5勝3敗)、クルーン(2.21 1勝4敗41セーブ)、ゴンザレス(307 2本17点)
《阪神》ボーグルソン(3.99 3勝4敗)、バルディリス(.227 3本16点)、ウィリアムス(3.09 5勝4敗5S) 、フォード(225 3本11点)、リーソップ(6.75 0勝2敗)
《中日》チェン(2.90 7勝6敗2S)、クルス 登板なし、ウッズ(276 35本77点)、デラロサ(.243 7本22点)
《広島》ルイス(2.68 15勝8敗)、シーボル(.273 15本53点)、コズロースキー(4.74 2勝1敗)、アレックス(.306 15本76点)、シュルツ(3.23 3勝4敗)、ブラウワー(3.98 0勝2敗)
《ヤクルト》リグス(.272 3本11点)、ガイエル8(.200 11本35点)、林昌勇(3.00 1勝5敗33S)、リオス(5.46 2勝7敗)、ウィルソン(.256 1本8点)、ダグラス(3.94 2勝2敗)、ゴンザレス(4.30 1勝5敗)
《横浜》ジェイジェイ(.157 2本5点)、ビグビー(255 8本29点)、ウッド(4.69 3勝12敗)、ヒューズ(4.91 1勝1敗1S)、ウィリアムス(4.26 2勝2敗)、マットホワイト(7.71 1勝2S)
《西武》ポカチカ(.251 20本47点)、ブラゼル(.234 27本87点)、キニー(4.48 2勝4敗)、グラマン(1.42 3勝3敗31S)
《オリックス》カブレラ(.315 36本104点)、ローズ(.277 40本118点)、ラロッカ(.169 1本9点)、オルティス(5.824勝7敗)
《日本ハム》スレッジ(.253 16本69点)、ボッツ(.254 5本16点)、グリン(3.64 7勝14敗)、スウィニー(3.48 12勝5敗)
《ロッテ》オーティズ(.288 11本37点)、ベニー(.283 5本42点)、ズレータ(.266 8本33点)、シコースキー(2.23 5勝1敗1S)、アブレイユ(3.32 1勝2敗)
《楽天》リック(.332 12本71点)、フェルナンデス(.301 18本99点)、セギノール(.324 13本40点)、ドミンゴ(3.87 2勝7敗)、グウィン(3.86 1勝1敗3S)、インチェ(5.23 0勝2敗)
《ソフトバンク》レストビッチ(.223 3本17点)、ガトームソン(4.05 5勝7敗)、ホールトン(4.27 4勝7敗)、パウエル(5.29 2勝6敗)、ニコースキー(4.64 2勝4敗2S)
 
 今年新しく来た選手で及第点が挙げられるのは広島・ルイスとヤクルト・イム、西武・ポカチカ、ブラゼルぐらいだろうか。一方、巨人に移籍したラミレス、クルーン、クライシンガーは大逆転に貢献したし、オリックスに移籍したカブレラ、ローズもチームの大躍進の原動力となった。そう考えれば、球団として日本で実績のある外人の獲得という最近の流れは仕方のないことである。しかし問題もある。これらの外国人との契約はこじれるとすぐリスクのないFA(自由契約)状態になることだ。つまり契約が気にくわないと、自分を高く買ってくれる球団、人気があり、行きたい球団と自由に契約できるのである。これからはアジア枠も考えられるだろう。そうなると尚更きちんとした基準を作らないと外国人次第で成績が決まるような気がする。言い換えれば実績のある外国人を多く抱えられる金満球団だけが良績を残すように思えるのだ。どうか新選手会会長になる阪神・新井さん、この外国人選手についても是非改革を! 期待してますよ。

  では明日の予想。まずはGⅠ【マイルCS】。本命はSS産駒の9番マルカシェンク。このレース、16番カンパニーと17番スーパーホーネットに人気が集まっているが、2走前にこんなに人気になると考えられただろうか。そう、僕が言いたいのはそこまで堅いレースとは思えないということだ。じゃぁ、人気薄で何がくるかというと、このレースに断然相性のいいSS産駒ではないかと思うのだ。ここは3番スズカフェニックスもSS産駒だが、僕はスズカをスプリンターだと思っているので、狙いはマルカに。最近出遅れ癖があるときは着順が悪いが、普通にさえ出ると・・・。それに僕はこの馬の【京都2歳S】、【デイリー2歳S】時のあの鬼脚が忘れられない。あの時はこの馬が【ダービー】馬になると思ったものだ。ここは復活を信じたい。相手は一応人気の3,16,17番だが、10番ラーイズアントニーはレベルが高く(【BCマイル】でも好走の可能性があった)この馬も買いたい。 他のレースからは、東京メイン【霜月S】。【東京ダービー】馬、16番ドリームスカイで勝負にならないだろうか。1400mは得意だし、血統的にも府中は合うはず。10R【奥多摩S】は17番シルポートが面白そう。とにかく東京とそれ以外では走りが違う馬。鞍上弱化も人気的には嬉しい傾向だ。 

 WBCの選手選考で全ての選手が辞退した中日に非難が集まっている。落合監督は「選手自身の判断」といっているが、元々オーナーがWBCに対して消極的だったこともあるのでそれが本当かどうかわからない。ただもし球団からの圧力でなかったとしたら、野球選手として是非世界的名選手が集まる大会に出たいと思わないのが不思議でしょうがない。「日本」というプレッシャーが大きいのはわかるが、多分今回は他の国が力を多く注ぐため多分優勝となると難しいだろう。だから是非選ばれた選手の皆さんには後々の選手生命の糧として出場して欲しい。

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JRAが怖い!?

2008-11-22 00:17:59 | 競馬予想

 今日は仕事で今帰宅。結構酔っ払っていますが、とりあえず明日の予想。
 まずは重賞【東京スポーツ2歳S】。とりあえず東京芝はタキオン、母父SSを狙いたいところだが、悲しいかなここには1頭もいない。ならばスペシャルウィーク産駒が面白そう。なぜならば、今年の2歳世代のスペシャルウィークは馬券的にも当たり年で、6月から11月(先週までの地点)で、産駒すべてを買っても複勝回収率は150%を越える。また、6ヶ月中5ヶ月で複勝回収率140%を越えるプラスを計上しているからだ。ただ危惧もある。7勝のうち6勝が未勝利戦なのだ。しかし同じ勝負なら先を見つめてみて、勝負するのが博打の鉄則。スペシャルウィーク産駒はGIでもスタミナ勝負になれば、タキオン産駒と互角か、それ以上のパフォーマンスを見せるはず(タキオン産駒ほどの安定感はない)。ここは一発勝負といきたい。で本命は13番ヒラボクエクセル。1戦1勝だが、鞍上はごっちゃんだし、十分一発があるだろう。 福島からは11R【三春駒特別】。本命は13番リネンフィールド。コース替わりは歓迎なクチで瞬発力のない同馬にとって粘り込みの効く今の馬場はいいはず。鞍上は福島得意の村田で、鞍上2走目なら面白い。 東京12Rは6番センシュアルドレスが面白そう。東京芝は黙ってタキオン産駒。格下だが、相手なりに走る馬で鞍上は横山典。2走目なら脚の使いどころも熟知しただろう。 

 今週は変則3日間開催 、JRAは僕からどれだけ毟り取れば気がすむのだろう。えっ、馬券を買わなければいい? それができれば、JRAにこんなに寄付していません

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幸四郎を選んだ僕は・・・

2008-11-16 20:44:19 | 競馬回顧

 やっぱり騎手の力って大事だよね。
 幸四郎があれだけ乗ってダメだった馬が、ルメールで・・・。オマケに僕はその幸四郎が乗った馬を本命にするのだから、読みが悪いとうか、見識が浅い。すっごく反省中である。
 ではその【エリザベス女王杯】を振り返る。京都で行われた【エリザベス女王杯】を勝ったのは、前述したようにルメール騎乗の4番人気リトルアマポーラ (牝3・長浜博之厩舎)。道中はこんなレースができるのかと思える好位の5番手を追走。直線で鋭く抜け出すと、追い上げた1番人気カワカミプリンセスに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分12秒1。さらに3/4馬身差の3着には2番人気ベッラレイアが入った。僕が本命に推したレインダンスは直線一瞬見せ場があったが、悪い馬場を通り5着に終わった。尚、3番人気ポルトフィーノは発走直後に躓いて豊が落馬し、競走を中止した。勝ったリトルアマポーラは正攻法のレースで後ろにいる実力馬たちの末脚を完封したのだから、文句の無い勝利である。そう考えると、ひょっとしたら相当強い馬なのかもしれない。今後が愉しみだ。2着のカワカミプリンセスは今の力を出し切ってのものだろう。前走逃げ切れず、今回届かずのレースぶりはもう以前の力はないのでないか。それでも2着は立派だが・・・。3着ベッラレイアもカワカミをマークしての結果だから言い訳はできないだろう。ただ昨年の力を考えたら、もう少し走って良いと思うのだが・・・。とにかく今日のレースは人馬一体となったリトルアマポーラの力だけが目についたものだった。
 勝ったリトルアマポーラは、父アグネスタキオン、母がリトルハーモニー(父コマンダーインチーフ)という血統。アグネスタキオン産駒としては昨年のダイワスカーレットに続くこのレース2連覇。そしてロジック(‘06年【NHKマイルC】)、ダイワスカーレット(‘07年【桜花賞】、【秋華賞】、【エリザベス女王杯】)、キャプテントゥーレ(‘08年【皐月賞】)、ディープスカイ(‘08年【NHKマイルC】、【日本ダービー】)に続く5頭目のGⅠホースとなった。それから祖母のルイジアナピットは’88年のこのレースに出走し、ミヤマポピーの10着(14番人気)に敗れている。
 そのリトルアマポーラは昨年12月のデビューから2連勝。今年2月の【クイーンC】で重賞初制覇を飾った。その後、2番人気で出走した【桜花賞】は5着、【オークス】では1番人気に推されるも7着に敗れ、【オークス】以来約5か月ぶりの出走となった前走の【秋華賞】は6着。通算成績は8戦4勝(重賞2勝)だ。
 鞍上のルメールはこのレース初勝利。昨年はフサイチパンドラに騎乗し2着だった。JRA・GⅠは’05年【有馬記念】のハーツクライ以来となる通算2勝目。JRA重賞は昨年の【愛知杯】のディアデラノビア以来となる通算6勝目。アッパレ!管理する長浜博之調教師もこのレース初勝利。JRA・GⅠは【高松宮記念】のファイングレイン以来となる今年2勝目、通算6勝目。かつて管理したアグネスタキオン産駒では初のGⅠ勝ちとなった。JRA重賞は【高松宮記念】以来となる今年4勝目、通算29勝目となった。
 馬主の(有)社台レースホース、なんとこのレース初勝利(勝ってなかったんだぁ)。JRA・GⅠは【高松宮記念】のファイングレイン、【桜花賞】のレジネッタ、【皐月賞】のキャプテントゥーレに続く今年4勝目だ。生産者でもある(有)社台コーポレーション白老ファームもこのレース初勝利。JRA・GⅠは’06年【朝日杯FS】のドリームジャーニー以来の通算2勝目。
 それから関西馬の勝利だが、’00年ファレノプシスから9連勝。今年を含めた過去10年の内訳は関西馬9勝、関東馬1勝(メジロドーベルだけ)。3歳馬の勝利も’06年フサイチパンドラ、’07年ダイワスカーレットに続く3連勝。今年を含めた過去10年の内訳も3歳馬5勝、4歳馬2勝、5歳馬3勝といちばん多い。
 尚、1番人気カワカミプリンセスで2着になった横山典だが、’92年メジロカンムリ、’95年ブライトサンディー、’00年フサイチエアデール、’01年ローズバドに続くこのレース5回目の2着となった(’90年キョウエイタップでは勝利)。
  昨日振り返れなった【京王杯2歳S】も簡単に振り返る。勝ったのは、四位騎乗の14番人気ゲットフルマークス (牡2・岩戸孝樹厩舎)。好スタートから先手を取ると、直線に向いても脚色は衰えず、好位から内を突いて伸びた1番人気フィフスペトルに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分21秒6。さらにクビ差の3着には僕が本命にした3番人気エイシンタイガーが入った。勝ったゲットフルマークだが、上手く逃げたとはいえ、レコードタイで走りきったのだから立派。ただ距離は延びると疑問。2着の函館チャンピオンのフィフスペトルは道中大事に乗りすぎた感がある。ただ競馬ぶりをみているとマイルまでは大丈夫そう。3着エイシンタイガーは馬っぷりこそいいものの、あと一歩が足らない馬だ。勝ったゲットフルマークスは、父マイネルラヴ、母グラブ(父Danzig)という血統。8月23日のデビュー戦(札幌・1200m芝)を三浦皇成騎乗で勝利。続く前走の【すずらん賞】は6着に敗れていた。通算成績3戦2勝(重賞1勝)。 鞍上の四位はディープスカイで制した【神戸新聞杯】に続く今年のJRA重賞6勝目で、通算58勝目。管理する岩戸孝樹調教師はこの勝利がJRA通算100勝目。JRA重賞はフサイチアソートで制した昨年の【東京スポーツ杯2歳S】以来の勝利で、通算2勝目となった。

 そういえば、今日女子のプロ野球選手が誕生するという記事があった。来年4月開幕予定のプロ野球関西独立リーグのドラフト会議で横浜市在住の16歳の吉田えりさん(神奈川県立川崎北高2年)が神戸球団からの指名を受けたという。そしてその吉田さんは、入団に対して前向きな姿勢を示しており、彼女が入団した場合には、男子プロに交じって女子プロがプレーする、日本プロ野球史上初のケースとなる。
  ではその吉田さんの力は一体どんなものだろう。実は彼女今月2日から3日間にわたって行われた同リーグのトライアウト(入団テスト)の1次、2次テストを、女子でただ1人クリアしており、実戦形式での最終テストでも、アンダースローから繰り出す得意のナックルボールで、打者4人を三振、四球、二ゴロ、遊飛に打ち取る、上々の結果を残したらしいのだ。
 身長は155センチで、神奈川・中川西中では軟式野球部、川崎北高では硬式野球部の門をたたいたが、ケガで断念。その後、男子に交じり、2つのクラブチームで腕を磨き、今年9月から女子硬式チームの「アサヒトラスト」に所属しているらしい。とはいうものの、実際に観ていないから実力がどこまであるのかはわからない。ただきっと年末年始のどこかのTV番組でプロ野球OB選手たちが挑戦するような番組をやるだろうから、それまで楽しみをとっておこう

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オバマ&日本シリーズ&予想

2008-11-15 21:58:19 | 競馬予想

 昨日書けなかったオバマ公認芸人ノッチとの出来事について書き込みます。ただ酔っ払っているため、文章の拙い所はご了承ください。
 ノッチの逢ったのは月曜日、太田プロライブ【月笑】。約2ヶ月に一度ゲスト出演するデンジャラスを観にいき、そのあとデンジャラスの2人と僕の知人も一緒に食事をした。そしてオバマ次期大統領との握手の舞台裏(苦労)を聞いた。細かい話は書けないが、その取材はやはり大変だったらしい。シカゴ、NY、シカゴ、セントルイス、NYと飛行機で移動し、行く先々で突撃取材。中には殺されかけもしたらしい(まぁ撃たれたら、撃たれたらで芸人冥利!?)。でもそれができるのは、やはりノッチのマラソンで鍛えた体と度胸のよさの賜物である。相方の安田君曰く「こいつは昔から外国にメチャクチャ強いんですよ。何処行っても全然怖気つかないし・・・」なのだそうだ。でなければ、あーやってオバマには会えないだろうし、あの場で
「I am OBAMA」(ノッチ)
「You are OBAMA」(オバマ)
という会話も成立しないだろう。そのノッチその後も、シカゴトリュビューで全世界に映像が流れたり、朝日新聞の社会面に登場したり、今度は「TIME」にまで出演するという。本人も「人生の運を全て使っちゃった」と言っていたが、3年連続で「東京マラソン」落選はその結果なのかもしれない(本当に縁がない)。まぁその代わり「荒川市民マラソン」に出場するノッチだが、どうせならオバマに頼んで、「NYマラソン」,「シカゴマラソン」に出してもらったらどうだろうか。ノッチならできると思うし、ひょっとしたら、この企画にどこかTV局が食いつくかも・・・。ノッチどう?
 チョット時間経ったが、物凄く簡単に日本シリーズを振り返る。今年の日本シリーズだが近年まれにみる激戦で、観ているものとしては面白かった。結果、巨人は6年ぶりの日本一を逃した。先に王手をかけ、最後の2戦が本拠の東京ドームだったことを考えれば、巨人からすれば悔やまれる敗戦だっただろう。僕は巨人としては、最後の2試合がすべてだったように思う。敗因としてはまず阿部慎之助が代打での起用に限られたことがつらかった。ただそれよりも、僕は6戦目で2番に岩館を使ったのが大きな敗因だと思っている。クリーンアップが打てなかったとうはいうものの、もう少し岩館が機能したら試合の流れは変っていた。動くことで成功してきた原采配だが、あれは完全な間違いだろう。木村拓、脇谷でいいのに・・・。僕は原が名将ではないというのはこんなところである。 一方で投手陣に目を移すと、西武の先発陣は涌井秀章が第1戦で8回を投げ、第4戦で岸が完封勝利を納めたのに対し、巨人は第1戦の上原が7回を投げたのが最長で、シリーズを通して中継ぎに負担をかけてしまった。中でもそれぞれ6試合と5試合に登板した西村健太朗や越智大祐の疲労度は徐々に増し、埼玉西武打線に攻略の糸口を与えるようになっていった。第6戦では西村健が「シリーズ男」となった平尾博嗣に痛恨の本塁打を打たれ、第7戦では越智が終盤8回、先頭打者の片岡易之への死球をきっかけに逆転となる2点を献上と、登板過多とも言える起用が最後に悪い結果となって出てしまった。特に7戦目に上原はベンチ入りしておくべきだったのではないか。使う、使わないは別にして久保をベンチに入れるより、士気も上がったのではないか。まぁすべてが結果論だが、僕はシリーズを通して西武みたいに若い選手が多く、年棒も安いチームが巨人のような金満チームに勝つあたりが野球の面白さであるとつくづく感じた。

 では明日の予想。まずは【エリザベス女王杯】。昨日も書いたが京都の外回りはダンスインザダーク産駒がいい。ここは1番レインダンスと11番ムードインディゴの2頭がいるが、ここは人気のない1番レインダンスを本命にする。叩き3戦目で上昇力があり鞍上の幸四郎は京都内枠の死んだふりが上手い騎手である。ここは人気もないし絶好の狙い目だ。相手は11,13,15番。東京メイン【オーロC】は15番ドリームシグナル。理由は母父SSだから。ここ2走出遅れているが、スタートがまともなら好勝負してもおかしくない。スタート得意の吉田隼なら・・・。福島からは10R【須賀川特別】。本命は10番モンテミウ。2走前だけ走れば十分勝負になる。馬場が荒れていない福島でもち時計NO.1も心強い。
 酔っ払っていてもう起きているのが限界。よってここでお別れします。スイマセン!  

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予想だけ・・・

2008-11-14 23:07:28 | 競馬予想

 今週オバマ公認芸人であるノッチと会ってきた。そのことについて今日書こうと思っていたが、チョット飲み会があり書けません。明日にでも書きますので、今日は予想だけでご了承ください。

 では予想。まずは重賞、東京メイン【京王杯2歳S】。現在の府中はアグネスタキオン産駒と母父SSが走りまくっている。で、本命は7番エイシンタイガー。もう1頭8番アイアンデュークのSS産駒だが、鞍上、適距離を考えて前者。詰めの甘さはあるが、ここでは安定感NO.1を信じて勝負する。
 福島メイン【福島放送賞】は2番トーホウオルビス。僕が推奨するダートの3歳馬。ここは54㌔の恵まれた斤量でコロナグラフ(オープン馬)、ヤマニンリュバル(準オープン)との力関係を考えたら、十分ここでも力は通ずる。人気になる前に買いたい馬だ。
 京都からは12R【東山特別】は10番ケイアイケイマン。あと一歩足らない馬だが、今回は鞍上がペリエ。百戦錬磨の世界レベルの騎手がそのチャンスを逃すわけない。血統的にも京都得意のダンスインザダーク。今回勝てなければ・・・。

  明日はゴルフだが、久々に愛馬アンヴェイルが福島9Rに出走する。ある程度人気になりそうだが、今回は叩き台と僕は思っている。好走したら馬主として“OK”と思うだろうが、馬券的には福島1800m芝では圧倒的に有利な1番スズノライコウを狙おうかと思っている

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