人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

競馬前半戦終了

2009-06-28 21:05:44 | 競馬回顧

 やっぱり何か持っているのだろう。
 今日の【ミズノオープンよみうりクラシック】最終日で、単独首位で出た石川遼がOB 連発などスコアを崩したものの、後半再びスコアを伸ばして、通算13アンダーの275で逃げ切って今季初優勝を飾った。優勝は昨年11月の【マイナビABCチャンピオンシップ】以来ツアー通算3勝目で、賞金2600万円を獲得した。これによって、石川はこの大会の上位4人(有資格者を除く)までに与えられる【全英オープン】(7月16日開幕、英国・ターンベリー)の出場権を獲得した。そのゴルフぶりはもう「ハニカミ王子」の面影はなかった。正直まだ世界では・・・!?という気もするが、成長も加味して今後を期待したい。

 では、【宝塚記念】を振り返る。50回を迎えたこのドリームレース、勝ったのは池添謙一騎乗の2番人気ドリームジャーニー (牡5・池江泰寿厩舎)。道中は中団の後方をディープスカイを前に見る形で追走。直線に向いて大外から一気に突き抜けると、3番人気サクラメガワンダーに1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分11秒3。単勝1.6倍の圧倒的1番人気に推されたディープスカイは中団から伸び切れず、さらにクビ差の3着に敗れた。勝ったドリームジャーニーは自信満々のレース運びだった。前走の【天皇賞】で折り合いを覚え、【大阪杯】でディープスカイを一蹴した自信がこうもあっさりと思えるほどの勝利を導いた。着差以上の完勝だった。アッパレ!2着のサクラメガワンダーも堂々としたレースを展開した。結果ディープスカイは抑え込んだが、ドリームジャーニーには・・・。惜しいレースだった。ディープスカイはピークの出来にあったが、4角前では手応えが怪しかった。原因はわからないが、陣営の気負いがどこか影響したのかもしれない。これはウオッカが出走していたら多分なかったものだろう。
 勝ったドリームジャーニーは、父ステイゴールド、母がオリエンタルアート(父メジロマックイーン)という血統。ステイゴールド産駒としてはJRA・GⅠはドリームジャーニーで制した’06年【朝日杯FS】以来となる通算2勝目。今月は6日の【ユニコーンS】のシルクメビウス、21日の【マーメイドS】のコスモプラチナに続く2週連続の重賞3勝目となった(ステイゴールド自身は【宝塚記念】に4度出走し、’98年2着、’99年3着、’00年4着、’01年4着という成績だった)。ドリームジャーニーはこれまでに’06年【朝日杯FS】、’07年【神戸新聞杯】、’08年【小倉記念】、’08年【朝日CG】などを制しており、今年4月の【大阪杯】ではディープスカイとの叩き合いをクビ差制して快勝。前走の【天皇賞・春】でも3着に好走しており、今回が【朝日杯FS】以来、約2年半ぶりのGⅠ制覇となった。通算成績21戦8勝(重賞6勝)。
 鞍上の池添謙一はスイープトウショウで制した’05年以来となる【宝塚記念】2勝目。JRA・GⅠは昨年の【オークス】のトールポピー以来となる通算10勝目。JRA重賞は【大阪杯】のドリームジャーニーに続く今年2勝目、通算31勝目。
 管理する池江泰寿調教師は【宝塚記念】初勝利。JRA・GⅠはドリームジャーニーで制した’06年【朝日杯FS】以来となる通算2勝目。JRA重賞は【アンタレスS】のウォータクティクスに続く今年3勝目、通算9勝目。父である池江泰郎調教師は’93年メジロマックイーン(ドリームジャーニーの母の父)、’06年ディープインパクトでこのレースを制しており、調教師として【宝塚記念】親子制覇となった。
 馬主のサンデーレーシングは【宝塚記念】初制覇。【桜花賞】のブエナビスタ、【皐月賞】のアンライバルド、【オークス】のブエナビスタに続き、JRA・GⅠは今年4勝目。生産者の社台コーポレーション白老ファームも【宝塚記念】初制覇。JRA・GⅠはドリームジャーニーの’06年【朝日杯FS】、リトルアマポーラの’08年【エリザベス女王杯】に続く通算3勝目。
 それから今日のドリームの勝利で’00年テイエムオペラオー以降10連勝。関東馬は’99年グラスワンダー以来勝利がない。また5歳馬の勝利は’01年メイショウドトウ以来8年ぶり。今年を含めた過去10年の内訳は4歳馬6勝、5歳馬2勝、6歳馬1勝、7歳馬1勝だ。

  これでGⅠを終わり、本格的な夏競馬となる。新馬にどんな馬がでてくるのか楽しみはあるが、当分競馬は大人しくやる予定。ただ少ない金額で大儲けを狙うために大胆予想をするつもり。例えば福島1200m芝、そろそろ外差しが来る頃で、惜しい馬券も・・・乞うご期待!?

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宝塚記念展望

2009-06-27 22:07:01 | 競馬予想

 昨日書けなかったが、やっぱりSSの後継種牡馬候補NO.1だったアグネスタキオンについて触れておく。
 22日夕方、繋養先の北海道安平町・社台スタリオンステーションで急性心不全のため、’01年の【皐月賞】馬で、昨年のリーディングサイアーに輝いたアグネスタキオン (牡11)が死亡した。同馬は、父SS、母が’90年【桜花賞】馬アグネスフローラ(父ロイヤルスキー)。全兄に’00年【日本ダービー】馬アグネスフライトがいる血統だった。’00年12月のデビュー戦 (阪神・2000m芝)を快勝すると、続く【ラジオたんぱ杯3歳S】ではジャングルポケット、クロフネ以下を完封し重賞初制覇。翌年の【弥生賞】【皐月賞】も制し無敗でクラシック制覇を果たした。しかしその後左前浅屈腱炎を発症し4戦4勝の成績で引退、’02年から種牡馬生活に入った。
 すると初年度産駒からロジック (【NHKマイルC】)を輩出。その後もダイワスカーレット (‘08年【有馬記念】などGⅠ・4勝)、ディーピスカイ (‘08年【日本ダービー】、’08年【NHKマイルC】)、キャプテントゥーレ (‘08年【皐月賞】)、リトルアマポーラ (‘08年【エリザベス女王杯】)と、これまでに計5頭のJRA・GⅠホースを輩出。昨年は内国産種牡馬としては’59年のクモハタ以来、実に51年ぶりとなるJRAリーディングサイアーに輝いた。
 現6歳の初年度産駒から、来年産まれる予定の産駒まで、残した世代は8世代。21日にはダノンパッション (牡2・池江泰郎厩舎)がデビュー勝ちを飾り、2歳世代も幸先の良いスタートを飾ったばかりだった。尚、明日の【宝塚記念】には昨年の【ダービー】馬ディープスカイが出走を予定している。 合掌!!!

 その【宝塚記念】の予想。本命は7番アルナスライン。完全本格化した同馬の前走はレースに勝って、勝負に負けた感じ。それまで追い込み一手の馬が、蛯名騎乗で“正攻法”の馬に変わり、成績もアップしてきた。ここは前走で勝ちきれなかったためか、まだ4番人気。秋はウオッカ、ディープスカイと同等の人気になる可能性があり、今回が絶好の狙い目だ。相手は8番サクラメガワンダー、9番ドリームジャーニーでヒモにはⅠ,2,3,11番。
 他のレースでは札幌11R【知床特別】は5番タガノガブリエル。札幌2000m芝にはクリスエス×SSの血統は合う。中央の勝利はないが、このメンバーなら一発がある。鞍上も藤田なら黙って買いだろう。
 福島11R【バーデンバーデンC】。本命は飽きもせずバクシンオー産駒9番サンダルフォン。ここは人気がなさそうだが、【オーシャンS】ではここで人気になる4番アポロドルチェと0.3差。そこから斤量が53㌔は恵まれた。鞍上も吉田豊なら強化と見ていいだろう。スタートさえ五分なら・・・。

 【宝塚記念】を予想するにあたって今回も関連馬券を考えてみた。まずタカラヅカといったら、「夢」。ということはドリームジャーニー!? そういえばタカラヅカには「宙組」があるから、ディープスカイ!? またタカラヅカといえば「ラインダンス」。ということはアルナスライン!? 人気馬ばかりである。なんか面白くない。この予想も限界か・・・

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新たな情報源

2009-06-26 21:44:45 | 競馬予想

  最近仕事帰りに長い距離を歩くようにしている(世の中ではウォーキングというらしいが、僕の場合散歩に毛が生えたもので、ウォーキングとは言い難い)。
 これは先日受けた人間ドッグで「隠れ肥満(糖尿、痛風予備軍)ですので、運動してください」と言われたのが原因で、50近いオジサンにとって毎週一度の水泳では肥満に運動が追いつかなくなってきたからだ。で、その歩く時に僕はラジオを聴いている(若い人は音楽だろうが・・・)のだが、普段あまりラジオを聞かない僕にとって、思わぬ情報がはいってくることがある。今回はそんな中からひとつの情報を紹介する。 
 それは果物の枇杷について。皆さんは「ホワイト枇杷」というものをご存知だろうか?ちなみに僕は知りませんでした。この「ホワイト枇杷」だが、呼び名通り、色が白く、まぼろしの果物(ほとんど市場には出回らない)らしく、その番組の女性アシスタントが今まで食べた果物の中でいちばん美味しいというのである。“今まで食べた果物の中でいちばん”という言葉に惹かれた僕は早速、調べてみましたよ「ホワイト枇杷」について。
 この「ホワイト枇杷」というのは、『土肥』という品種らしい。《静岡県土肥地域の特産の白いビワで、1877年(明治10年)に中国から持ち帰ったビワの種から誕生しました。果重は30~40gと小粒で食べられる部分は少なめですが、白く繊細な果実は香りがよく美味といわれています。収穫時期は5月下旬頃から。ただし風雨に弱く傷つきやすいため、市場にはあまり出回らず、お酒やゼリー、ジャムなどに加工されることが多いようです》とのこと。
 う~ん、これだけではどういうものか分かりにくい。では取り寄せようかなと思ったのだが、どうも現地でしか食べられないようで、まして季節も終わっているらしいのだ。正直、僕はそんなに果物を食べる人間ではないのだが、食べられないと思うと無性に食したくなるのが人の性。きっと来年には・・・。それには来年まで『土肥』を覚えていなくてはならない。年々記憶力が悪くなる僕にとっては、それは高いハードル。よって皆さんに紹介することによって、僕自身が覚えるためにこのコラムに書き込みました。あいからず。
 今週行われた【帝王賞】について簡単に振り返る。勝ったのは武豊騎乗の1番人気ヴァーミリオン (牡7・石坂正厩舎)。が好位追走から2番人気フリオーソの追撃を振り切ると、同馬に3馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは2分03秒6。さらに5馬身差の3着に4番人気ボンネビルレコードが入った。とにかく「強い」のひと言。人気馬が上位を占めた結果だが、その中でも群を抜いた強さであった。見事な復活の勝利だが、その走りはまだまだ走れる可能性を魅せたものだった。2着フリオーソも良く走っているが、今回は完全な力負け。ただまだ5歳馬で強くなる可能性はある。3着ボンネビルレコードも頑張っているが・・・。4着アロンダイトは左回りならもう少し走ると思うが、ただ着差が着差だけに・・・。
 勝ったヴァーミリアンは、父エルコンドルパサー、母がスカーレットレディ(父SS)という血統。同厩の半兄にサカラート(牡9、父アフリート)がいる。’07年1月の【川崎記念】(交流GⅠ)でGⅠ初制覇を飾ると、同年の【JBCクラシック】(交流GⅠ、大井)、【ジャパンCダート】(GⅠ)、【東京大賞典【(交流GⅠ)も勝ち、JRA賞最優秀ダートホースに輝いた。昨年は【フェブラリーS】(GⅠ)、【JBCクラシック】(園田)を制し、【ジャパンCダート】、【東京大賞典】ではカネヒキリの3着、2着に敗れている。今年初戦の【フェブラリーS】は6着で、今回はそれ以来約4か月ぶりの出走だった。今回の勝利でシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、アドマイヤドン、ディープインパクト、ブルーコンコルド、カネヒキリに並びGⅠ・7勝目となった。通算成績は28戦13勝(うち地方9戦8勝、海外2戦0勝、重賞11勝)である。
 鞍上の武豊は’05年(タイムパラドックス)に続くこのレース2勝目。管理する石坂正調教師はこのレース初勝利となった。

 では明日の予想。まずは福島11R【テレビユー福島賞】。本命は8番シャペロンルージュ。1600万条件では15,7着で降級しても人気は皆無。しかし1600万条件はマイルと1400mと得意の1200mではなかった。3勝を挙げている1200mで福島と相性のいいバクシンオー産駒。1000万勝利はこの舞台で今回が絶好の狙い目だ。
 福島からもうひと鞍。12Rの3番アサギリが面白そう。前走は1000m芝で惨敗もダート替わりは魅力。未勝利を脱出した舞台で巻き返すと見る。血統的にバクシンオー×フォーティナイナーは、福島1150mはぴったり。
 札幌からは11R【朝里川特別】。3番テイエムオーロラを狙ってみる。古馬との闘いが鍵となるが、3歳馬ではスピードは上位はここでも勝負になるハズ。札幌の実績もあり、血統的にも札幌の芝は合うはず。鞍上は先週1勝しか出来なかった中館、今週は得意の先行力で好走を期待したい。

  マイケル・ジャクソンが逝った。個人的にはマイケル・ジャクソンより「チャーリーズ・エンジェル」のファラ・フォーセット・メジャースが亡くなったことの方が淋しく思うのだが、マイケルの顔の遍歴だけは改めてみてみたい。どこか特集でやって!!!

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早くも躓く

2009-06-21 20:39:21 | 競馬回顧

 来週の【宝塚記念】を前に残念なニュースが飛び込んできた。【安田記念】でGⅠ・6勝目をマークし、【宝塚記念】のファン投票では13万票以上を集めて1位となっていたウオッカが【宝塚記念】を回避するというのだ。ディープスカイとの再戦を楽しみにしていた多くのファンにとっては、残念だろう。ただ馬券的にはちょっと面白くなった気がするのだが・・・。尚、ウオッカは今後【天皇賞・秋】、【ジャパンC】を目標に調整される見通しだ。 で、今のところ【宝塚記念】の登録馬はウオッカを除くと、アドマイヤフジ(牡7、栗東・橋田満)、アルナスライン(牡5、栗東・松元茂樹)、インティライミ(牡7、栗東・佐々木晶三)、エイシンラージヒル(牡7、栗東・中尾秀正)、エリモエクスパイア(牡6、栗東・大久保龍志)、カンパニー(牡8、栗東・音無秀孝)、コスモバルク(牡8、北海道・田部和則)、サクラメガワンダー(牡6、栗東・友道康夫)、スクリーンヒーロー(牡5、美浦・鹿戸雄一)、スマートギア(牡4、栗東・佐山優)、ディープスカイ(牡4、栗東・昆貢)、ドリームジャーニー(牡5、栗東・池江泰寿)、ヒラボクロイヤル(牡5、栗東・大久保龍志)、マイネルキッツ(牡6、美浦・国枝栄)、モンテクリスエス(牡4、栗東・松田国英)の15頭だ。

 では、今日阪神で行われた重賞【マーメイドS】を振り返る。勝ったのは僕が穴として相手の1頭に取り上げた和田竜二騎乗の9番人気コスモプラチナ (牝6・宮徹厩舎)。先手を取ると直線に向いてもリードを保ち、4番人気ニシノブルームーン(これも相手の1頭)に1.3/4馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは2分00秒2。さらに3/4馬身差の3着には2番人気リトルアマポーラが入り、1番人気ベッラレイアは4着に、僕本命のザレマは10着に敗れた。勝ったコスモプラチナは軽量を利して“してやったり”のレース運び。まぁ展開がすべてというところか。2着ニシノブルームーンはしっかり力を付けている。直線盛り返しての2着は立派だ。これからもっと強くなりそう。3着リトルアマポーラは辛うじて3着もこのメンバーを考えれば物足らない。ベッラレイア、ザレマも同様。
 勝ったコスモプラチナは、父ステイゴールド、母グレースマリヤ(父グルームダンサー)。半姉にコスモフォーチュン(父マイネルラヴ)がいる血統。’05年6月にデビューし、9戦目で初勝利。その後は芝の中距離戦で勝ち星を重ね、昨年の【天の川S】を勝ってオープン入りした。これまで重賞では’07年【朝日チャレンジC】の5着が最高。前走の【愛知杯】(16着)以来、約6か月ぶりの出走だった。通算成績39戦6勝(重賞1勝)。
 鞍上の和田竜二はマルブツイースターで制した’07年【小倉2歳S】以来のJRA重賞制覇で通算25勝目。管理する宮徹調教師はコスモフォーチュンで制した’06年【北九州記念】以来のJRA重賞制覇で、通算では5勝目となった。

  やっぱり夏競馬となって大惨敗を喫してしまった。来週は【宝塚記念】を含めてレースを絞って馬券を買うことにしよう。それが制御できないようでは今年も・・・。ただ毎年こんなこと言っているんだよな

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サザエさん馬券

2009-06-20 22:37:43 | 競馬予想

 先日こんなニュースがあった。
《14日に放送されたフジテレビ系アニメ「サザエさん」で、磯野フネ役の声優、麻生美代子(83)が急病のため収録を休み、ムーミンママ役などで知られる声優、谷育子(70)がフネの声を担当していたことが分かった。麻生の所属事務所によると、腸閉塞だというが、21日放送からは復帰する予定》
 ちょっと豪華な交代だと思いません? しかしそれと同時に改めてこのニュースをみて気づいたことがある。それは、この声優の世界というものは、そのほかの世界と比べて、高齢者が活躍する世界だということだ。たぶんこの世界、経験があり、声という大事な通達方法が、安定感あってこそというのが、その要因だと思うが、その中でも「サザエさん」は別格だろう。というのも、今年で40周年を迎える当番組には麻生さんのほかにもまだベテランが揃っているのだ。そのベテランとはサザエ役の加藤みどりさん(69)、タラオ役の貴家堂子さん(68)、波平役の永井一郎さん(78)である。日曜の夕方に日本中の子供に夢を与え続けて40年、是非彼らにはこれからもずっと磯野家を支えて欲しいものである。麻生さんを筆頭に皆さん、頑張ってください!!! でもこの4人が声を録音している画ってなんか気になるなぁ。

 では明日の予想。まずは重賞【マーメイドS】。本命は3番ザレマ。最近スタートがイマイチも距離延長で、内枠なら問題ないだろう。血統的にも父ダンスは阪神2000mと相性が良く、ハンデ55㌔は恵まれた感がある。相手はこのレースで時々穴をあける54㌔以下の1,9,10番。
 福島メイン【福島テレビオープン】は自信がないが、2番ドリームオペラが面白そう。父オペラハウスは福島1800mが合うし、内枠で鞍上江田なら一発がある。
 札幌11R【礼文特別】は1番ラヴァーズテーラー。札幌好走は軽量の時だが、血統的にギムレット×SSは札幌1200mにぴったり。鞍上も幸四郎なら面白いだろう。 ちょっと今日はこの他にも穴馬的な馬を書いておく。阪神12R16番、福島9R4番、阪神2R6番、福島4R1番。 

 そういえば福島テレビは「サザエさん」の放送があるフジテレビ系。「サザエさん」の声は加藤みどりさん。ということは6枠は怪しい!? あっ、僕本命のドリーミーオペラには「ミ・ド・リ」の3文字が・・・馬券になんないかな

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同級生に乾杯!

2009-06-19 23:02:59 | 野球

 秋山ホークスが初タイトルを獲得!
  以前このコラムにも書いたことがあるが、ソフトバンクの秋山監督は高校時代同じ熊本県で野球をやっていた同級生(高校は違うが)である。僕の代は熊本県から3人プロ入りしのだが、そのうちの一人が秋山監督だ(あとの二人は西武の元監督・伊東と広島に入って数年で引退した星原)。その秋山監督が伊東に続きタイトを奪取した(伊東は'04年に日本一)ことは、僕にとってもとても嬉しいことである。まして秋山監督にはここでは書けないけど、編集時代大変申し訳ないことして謝りに行った前科もあるので、その気持ちも重なって喜びは倍増である。
 就任1年目の今年、秋山監督は開幕前のコーチミーティングでテーマに「我慢」を掲げたという。その言葉どおり、交流戦前までのホークスは波に乗り切れなかった。クリーンアップ候補の多村は右肩炎症だし、三拍子揃った村松は右太腿裏痛で開幕2軍スタートとなった。おまけに開幕戦では3番候補の松田が右手甲骨折で離脱した。投手陣も和田、大隣が故障し(もうすぐ復帰)、新垣の不調と先発の頭数が揃わない状態が続いている。救援陣の摂津、ファルケンボーグ、馬原も我慢の起用を行った。高山投手コーチは「本当は2イニング行かせたい日もあった」と明かすが、延長戦以外は基本的には1回限定で辛抱した。目の前の勝利よりも長いシーズンを見据えた采配である。そんな指揮官の揺るぎない信念が、交流戦16勝5敗1分けの快進撃をもたらした要因だろう。
 これで‘05、’06年のロッテに続き、2チーム目の交流戦連覇となった(同時にこれで交流戦はパ・リーグ球団の5連覇となった)。しかも新人監督が頂点に立つのは初の快挙である。明日からの横浜戦で1勝すれば、初の完全優勝も達成する。そして2リーグ分立以降リーグ史上初となる最下位からの日本一の夢も広がる。“しかし”である。昨年は交流戦優勝のあと、オールスターを境に成績が急降下して最下位に重んじた。そう一瞬先は闇なのだ。幸い野手は怪我が治り揃ってきたが、投手陣はジャマーノが出てきたものの不安は残る。一応、贔屓目もプラスして秋山ホークスを優勝候補筆頭に挙げている僕だが、同級生と一緒に悲喜交々が続きそうだ。がんばれ!秋山!

  では明日の予想。今週から少しレースを絞ってやるつもりだ。福島11R【安達太良S】は9番ピサノエミレーツ。前走はGⅡで大敗したが、2走前は強い競馬。血統的に父BTは福島1700mダートと相性が良く、ここは狙い目。脚的、距離的に実績馬の中では人気になりづらい。
 阪神9R【出石特別】は10番アナモリ。準オープンでも好走してきた馬で、力は上。脚質的に阪神の馬場が心配だが、3着なら十分チャンスはあるだろう。父トワイニングはこの条件いい。
 札幌からは11R【利尻特別】。本命は2番マイネルオール。この開催を狙って出走。いちばん合うのは函館かもしれないが、北海道の水が合わないわけがなく、父ステイゴールドも札幌1800m芝は走る。

  明日の出馬表を観ていて、ふと思ったことがある。中館が福島じゃなく札幌に行っているのだ。何故? 福島じゃないの。なんかお目当ての馬がでるのだろうか? 新馬戦を含めて注目してみたい。

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いざ夏競馬へ

2009-06-14 20:14:06 | 競馬回顧

 プロレスラー、三沢光晴が殉職した。
 年齢は僕と同じ46歳で、試合中にバックドロップを受けて亡くなったらしい。正直僕のプロレスは馬場、猪木時代に終わっており、三沢、武藤、前田の時代には卒業していたので、彼に対してそんなに思いいれはない。それでもしいていえば、2代目タイガーマスクのイメージが若干あるが、それも僕としては初代の佐山サトルの方が・・・。 ただそれでも三沢がプロレスの一時代を築いた(築いているという進行形)という事実は燦然と輝いており、あまりにも早い死であることは間違いない。今後ノアがどうなるのかは僕にはわからないが、きっと三沢の意思を継いできっといいプロレス団体になることだろう。合掌

 では今日の競馬を振り返る。まずは東京で行われた【エプソムC】。勝ったのは藤田伸二騎乗の2番人気シンゲン (牡6・戸田博文厩舎)。中団追走から直線で脚を伸ばすと、先に抜け出していた1番人気ヒカルオオゾラとの一騎打ちを1.1/4馬身差制して優勝した。勝ちタイムは1分45秒5。さらに2馬身差の3着には3番人気キャプテンベガが入った。僕が本命に推したホッコーパドゥシャは直線伸びず9着に敗れている。勝ったシンゲンだが、パドックでは煩く発汗して良くは見えなかったが、レースは全く問題なかった。これで東京6勝目、【天皇賞・秋】が愉しみになってきた。2着ヒカルオオゾラは4角先頭で最終的には目標となってしまった。良く走っているが今日のところは相手が悪かった。3着キャプテンベガも良く走っているものの、前2頭とは差が感じられた。
 勝ったシンゲンは、父ホワイトマズル、母ニフティハート(父SS)という血統。’05年12月のデビューから3戦目で初勝利を挙げると、その後も堅実に勝ち星を重ね、昨年10月の【テレビ静岡賞】を勝ってオープン入り。今年2月の【白富士S】でオープン初勝利を挙げ、続く前走の【新潟大賞典】では3馬身差の快勝劇で重賞初制覇を飾っていた。通算成績14戦8勝(重賞2勝)。
 鞍上の藤田伸二はシンゲンで制した【新潟大賞典】に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算80勝目。管理する戸田博文調教師も同レースに続く今年のJRA重賞4勝目で、通算では9勝目となった。

 一方、中京で行われた【CBC賞】は、鮫島良太騎乗の12番人気プレミアムボックス (牡6・上原博之厩舎)が、後方追走から直線外を一気に伸びると、先に抜け出した僕本命の5番人気エイシンタイガーをクビ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分08秒0。さらに1/2馬身差の3着に3番人気スピニングノアールが入った。1番人気アーバンストリートは5着に敗れている。勝ったプレミアムボックスは6ハロンで5勝、GⅠにも出走したことがある馬なので、好走されても仕方ないが、今日の場合展開、馬場が味方したといえるだろう。2着のエイシンタイガーは勝ちに行っての2着。ここでも十分勝負になった。レースに勝って勝負に負けたというところか。3着スピニングノアールも良く走っている。このコースならベテラン健在である。意外だったのが、ソルジャーズソング(4着)とアーバンストリート(5着)。もう少し伸びるかと思っていたら、スピニングやプレミアムに伸び負けはちょっとガッカリのレースだった。
 勝ったプレミアムボックスは、父アドマイヤベガ、母がチャッターボックス(父ターゴワイス)。’05年12月にデビューし、4戦目で初勝利。昨年の【オーシャンS】を7番人気で制して重賞初制覇を飾った後は勝ち星に恵まれず、前走の【谷川岳S】は5着に敗れていた。通算成績23戦7勝(重賞2勝)。
 鞍上の鮫島良太は昨年の【京都大賞典】(トーホウアラン)以来のJRA重賞制覇で通算4勝目。管理する上原博之調教師は昨年の【セントライト記念】(ダイワワイルドボア)以来のJRA重賞制覇で通算18勝目となった。

 何度も書くが来週からは苦手な夏競馬。レースを絞って馬券を買うつもりだが、いろいろ予定を入れないことには余計な馬券を買ってしまいそうである。来週? 今のところ土曜日にマンションの集まりがある。ただそれはPM5:00と競馬が終わってから・・・。意思の弱いおじさんは来週も悩みそう

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落馬だけは・・・

2009-06-13 22:08:29 | 競馬予想

「まじかよ!」
 思わずTVを見つつ怒鳴ってしまった。今日の東京第2Rでのこと。第1Rを的中させて、意気揚々で第2Rを観戦。僕の本命は7番クールケイオー。このレース16番のカフェマーシャルが断然人気(1.6倍)で、クールは離れた2番人気(5.3倍)だ。直線に向いて11番人気のダークシャナオーと僕本命のクールが抜け出す。しかし僕が買っている馬券は3連複でこのままでは的中にならない。相手に選んだのは1番人気のカフェと3番人気シンクロナイザーで、この2頭のいずれかが3着に来ないとダメなのだ。後続を見ると、直線伸びてくるだろうと思っていた人気のカフェはモタモタして伸びてこない。
「やばい」
そう思ったときに外からシンクロが脚を伸ばしてきた。“しめしめ(日常では滅多に使わない言葉)”と思って顔はニンマリ。残り1ハロンでほぼ形勢は決まった。そういえば、さっき見たときのオッズは800倍を超えていた。
「よっしゃっー!」
と声を上げたときである。2番手を走っていた本命クールが前のべりになって鞍上の柴田善がクールから崩れ落ちた。冒頭の叫びはその時のものである。その声は別部屋で仕事をしていた奥さんが「どうしたの? 何が起きたの?」
と飛んでくるほど大きかったらしい。
「800倍が・・・」
そう思っても後の祭り。まぁこの落馬、馬の故障によるものだから致しかたないが、それにしても・・・。
 結局、今日の競馬はこのレースが響いてか、またもや惨敗してしまった。先日の【ダービー】まぐれ当たりから、サッパリである。いよいよ来週からは苦手な夏競馬になる。明日なんとかしなくては・・・。

 では明日の予想。どうせ散るなら華々しく穴狙いでいく。まずは東京メイン【エプソムC】。本命は5番ホッコーパドゥシャ。父マヤノトップガンは東京1800m芝と相性が良く、鞍上は絶好調・内博。今日の競馬を観ると、再び先行した内の馬が残っているレースが目立った。前走の福島の時計はそんなに評価できないが、レースぶりは評価できる。あのような好位抜け出しの競馬ができれば・・・。相手は母父SSの3頭(3,8,18番)を中心に・・・。
 中京メイン【CBC賞】は結構人気になりそうな気がするが、17番エイシンタイガー。初の古馬相手になるが、時計だけなら勝負になる。中距離なら古馬との差もあるが、短距離線ならハンデの恩恵も受けて好走する可能性もある。血統的には母父SS。先行有利のときはバクシンオー産駒やタイキシャトル産駒に押されがちだが、今の馬場なら母父SSの底力が発揮できる。相手はそれでも中京1200mは走るバクシンオー産駒の4,10,15番中心。
  東京10R【ジューンS】は8番シルバープレイズ。今日2400mのレースでジャンポケ×SS産駒を狙って馬券を外してしまったが、経験の差があった。ここは再度トニービンの血が入ったギムレット×SSを狙ってみる。もしここで他の血統を狙って、シルバーが馬券になったらそれこそ後悔が残る。相手はタキオン産駒の13,14番と府中2400mは走るスターオブコジーン産駒の5番。尚血統的に合う15番は人気がなければ相手の1頭に加える。

 まぁ今のツキからいくと、上記にあげた3頭も危ないものだが、もしダメだとしても完走だけはしてほしいものだ。

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メジャードラフトの夢見る面々

2009-06-12 23:22:41 | 野球

 米大リーグ、ナショナルズはドラフト会議で駒大苫小牧高校の主力選手として活躍し、米国の短大に在籍する鷲谷修也外野手(20)を全体の412番目で指名した。この鷲谷は’98年10月3日生まれで180cm、73㌔、右投げ左打ちの外野手。駒大苫小牧高校ではマー君こと田中(楽天)らとともに夏の甲子園で’05年優勝、’06年準優勝したときの主力メンバーだった。その後、’07年から米カリフォルニア州の短大に留学していたのが、それが今回メジャーのスカウトマンの目に留まったのである。
 実はこの鷲谷について、以前このような記事があった。
《駒大苫小牧を今春卒業した甲子園V戦士の鷲谷修也さん(18)が、米国留学を目指し、地元・登別で充電中だ。鷲谷さんは05年優勝、06年準優勝と夏の甲子園に燦(さん)然たる足跡を残した。多くの仲間が現在も白球を追っているのに1人、市民プールと英語塾に通っている。予定では8月下旬にカリフォルニア州の英語学校に入り、来年1月に短大へ。2年後、4年生の大学に編入する。「野球部には入りますが、強い大学を選ぶことはしない。勉強をします。メジャー? それは無理です。将来は外資系の企業に勤めたい。そして世界中に友人を持ちたい」と熱っぽく語る》
 そう、彼はメジャーを目指していたわけではないのである。それは大学受験のときもそうだった。受けたのは国立の筑波大。
「(私大に)野球で行くと野球しかやれない。それはいやでした。筑波でスポーツトレーナーの勉強をして、選手らといろいろな国を回れれば…なんて」
 しかしその桜は咲かなかった。それで即、留学を決意したという。 同期はマー君の楽天を筆頭に、不動の4番だった本間は亜大に、3番を打っていた中沢も国学院大に進学した。マー君らに比べたら、少々遠回りした彼だが、目指す舞台はマー君よりひとつランクの高いモノとなった。彼は入団予定のようだが、僕は彼が松坂、川上、黒田、斎藤、岡島らと対戦する日がくればいいと思っている。(尚、大リーグのドラフトでは、過去’02年にロッキーズがアリゾナ・ウエスタン短大の坂本充外野手を24巡目(全体の711番目)で指名して入団した例がある)。
 そういえば、鷲谷を指名したナショナルズだが、今回のドラフトで全体1位として最速103マイル(約166キロ)の速球を誇るサンディエゴ州立大の右腕、スティーブン・ストラスバーグ投手(20)も指名している。彼は北京五輪では大学生としてただ1人、米国代表入りしていたが、速球と落差のあるカーブ、チェンジアップを武器に今季大学で13勝1敗、防御率1・32、109回で195三振を記録していて、メジャーでも即戦力との呼び声が高いという。ただここに大きな障害がある。というのも、彼の代理人にはA・ロッド、松坂らの入団させたポラス氏が付いているからだ。その彼の要求はなんと史上最高額の47億5千万円らしい。これは資金難のナショナルズにとっては頭に痛いところ。もし拒否すれば“日本流出”もポラス氏がちらつかせているというが、鷲谷氏同様今後の動向が気になるところである。
 最後にこのドラフトには思わぬ著名人の関係者も指名されている。まずはボクシングの元ヘビー級チャンピオンで史上屈指の名ボクサーとも呼ばれるモハメド・アリの養子であるアサド・アリ捕手兼外野手。ミシガン州の高校出身でロサンゼルス・エンゼルスから40巡目で指名された。また、あのスタン・ハンセンの息子シェーバー・ハンセン内野手はベイラー大で活躍し、シアトル・マリナーズに6巡目で指名されている。
 この他にも、今年のドラフトでは、カルロス・ベルトラン外野手(ニューヨーク・メッツ)のいとこにあたるレイモンド・フエンテス外野手がボストン・レッドソックスから1巡目、元ゴールドグラブ賞三塁手のティム・ウォラック氏(元モントリオール・エクスポズ:現ワシントン・ナショナルズ)の息子ブレット・ウォラック投手がロサンゼルス・ドジャースから3巡目と上位で指名されたほか、「最後の三冠王」カール・ヤストレムスキー氏(元レッドソックス)の孫マイク・ヤストレムスキー外野手も祖父の古巣レッドソックスから36巡目で指名されている。

  では明日の予想。まずは東京10R【稲村ヶ崎特別】は8番コスモオースチンでなんとかならないだろうか。13ヵ月の休み明け3走目。3歳時はローゼンクロイツ、エアシェイディと僅差のレースをしてきた馬、能力的にはこのクラスにいる馬ではない。母父コマンダーインチーフは東京2000m芝で良く走る。
 東京8R【くちなし賞】は12番ラッキーポケット。東京2400mではジャンポケ×SSは黙って買いたいところ。昇級緒戦となるが、左回りではまだ底を魅せておらず、今回が面白そう。
 中京からは最終レース。本命は9番マチカネオイカゼ。このクラス2着、2着と来てそろそろ順番であるが、今回は混合で人気が下がる分狙い目だ。マイネルラヴ×サドラーズウエルズは中京1700mダートと相性が良く、鞍上は最近中京で好調の吉田稔で死角はない。  

 今週で稼ぎどころの中京と東京が終了する。例年夏は苦戦して今年も同様なことが考えられる。よって何とか明日と明後日で・・・神様、お願い!!!

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話にならない!!!

2009-06-07 20:53:51 | 競馬回顧

 惨敗である
 どうも昨日の中京メインの馬券失策はツキを手放したようで、今日の競馬は全くの不調であった。勝利を期待した愛馬アンヴェイルにしても危惧していた気性の荒さがでて6着に敗れてしまった。ツイていないときってこんなものである。

 今日の競馬を振り返る。東京で行われた【安田記念】は、武豊騎乗の1番人気ウオッカ (牝5・角居勝彦厩舎)が、道中は中団の内を追走。直線では前が開かず、抜け出すのに手を焼いたが、残り約100m地点で一気に伸びると、先に抜け出した2番人気ディープスカイをゴール直前で3/4馬身差交わし優勝した。勝ちタイムは1分33秒5。さらに1馬身差の3着に10番人気ファリダットが入った。僕が推したローレルゲレイロは直線ばったり止まって15着に敗れた。このレース、僕の予想を越えたハイペースになってしまった。原因は逃げるはずだったコンゴウリキシオーが出遅れて押して押して出たため、追いかけたローレルゲレイロら好位勢が苦しくなった。逆に良かったのがウオッカ、ディープスカイ、スーパーホーネットらである。直線を向いて先に抜け出したのはディープスカイ。ウオッカがなかなか抜けられないところを見ていると、ディープスカイが勝ったと思わせる絶妙な抜け出しであった。しかし残り1ハロンで馬群を割ったウオッカはあっという間にディープを交わした。それは牝馬特有の切れ味ともいえるが、この馬だけの切れ味というものであった。強い!府中のマイルはとにかく強い! 脱帽。2着に粘ったディープもさすがダービー馬。距離が延びる【宝塚記念】【天皇賞・秋】は面白そう。3着ファリダット、4着カンパニーは展開を利して好走したが最後は脚色が同じになった。スーパーホーネットは今年も馬体減。展開的にもっと伸びていいはずだが、やはり輸送が響いているのかも・・・。
 勝ったウオッカは、父タニノギムレット、母がタニノシスター(父ルション)という血統。叔父にスリーアベニュー(牡7・小野幸治厩舎)がいる。タニノギムレット産駒としては昨年(ウオッカ)に続きこのレース2連覇。GⅠはすべてウオッカによるもので6勝目。JRA重賞制覇はウオッカで制した【ヴィクトリアマイル】に続く今年3勝目、通算11勝目となった。’06年の【阪神JF】でGI初制覇。’07年は【桜花賞】2着から臨んだ【日本ダービー】で、牝馬としては64年ぶりの優勝という快挙を達成した。昨年は【安田記念】のほか、ダイワスカーレットとの歴史的名勝負となった【天皇賞・秋】を制覇し、JRA年度代表馬に輝いている。今年はドバイの【ジェベルハッタ】から始動(5着)し、【ドバイデューティフリー】は7着。前走の【ヴィクトリアマイル】を7馬身差で圧勝していた。この勝利でGⅠは6勝となり、メジロドーベルの5勝を抜いて牝馬では史上最多のGⅠ勝利となった。通算成績22戦9勝(うち海外3戦0勝、重賞7勝)。
 鞍上の武豊は’90年オグリキャップ、’95年ハートレイクに続くこのレース3勝目。JRA・GⅠはウオッカで制した【ヴィクトリアマイル】に続く今年2勝目、通算64勝目。JRA重賞は【ヴィクトリアマイル】に続く今年5勝目、通算259勝目。管理する角居勝彦調教師は昨年に続くこのレース2勝目。JRA・GⅠはウオッカで制した【ヴィクトリアマイル】に続く今年2勝目、通算14勝目。JRA重賞は【ヴィクトリアマイル】に続く今年2勝目、通算29勝目となった。
 関西馬の勝利は昨年(ウオッカ)に続き2連勝。今年を含めた過去10年の内訳は関西馬5勝、関東馬3勝、香港馬2勝。また5歳馬の勝利は’00年フェアリーキングプローン以来9年ぶり。今年を含めた過去10年の内訳は4歳馬1勝、5歳馬2勝、6歳馬5勝、7歳馬2勝。尚、グレード制導入以降、5歳以上牝馬の勝利は史上初めてである。それからなんと1番人気の勝利だが、’98年タイキシャトル以来11年ぶりである。連対したのも’99年グラスワンダー(2着)以来10年ぶりだ。そして連覇だが、グレード制導入以降、’92年、’93年のヤマニンゼファー以来史上2頭目。また、【ヴィクトリアマイル】と【安田記念】を連覇したのは史上初だ。
 今日の勝利でウオッカはGⅠ・6勝となったが、これは牝馬としてはメジロドーベルの5勝を上回る、史上最多。全体ではアグネスデジタル、ヴァーミリアンと並ぶGⅠ勝利数となる。JRAのG1に限れば、シンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクトの7勝に続く単独4位となった。また東京競馬場ではメチャクチャ走るウオッカは’07年【日本ダービー】、’08年【安田記念】、’08年【天皇賞・秋】、’09年【ヴィクトリアマイル】にGI・5勝目。これは自己の持つ史上最多記録を更新したことになる。

 東京競馬も来週でひとまず終了する。今年の僕の稼ぎ場所トップ2が今開催が行われている東京と中京。ということは来週何とかせねば、これからの競馬生活が苦しくなる。でも今日の結果を見ると・・・

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