人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

梅雨明けはいつ?

2006-07-30 21:23:30 | 競馬回顧
 今日関東地方まで梅雨明けしたらしいが、僕の推奨の方は全く不調から明ける気配がない。そして昨日良かった推奨以外の馬券の方も今日は・・・。
 今日の重賞の前にまずは昨夜英・アスコット競馬場で行われた【キングジョージ6世&クイーンエリザベスDS】(英G1・芝12f)を振り返る。勝ったのは、C.スミヨン騎乗の1番人気ハリケーンラン(牡4・仏・A.ファーブル厩舎)。道中は2番手を追走、最終コーナー手前で一旦は手応えが悪く順位を下げたが、そこから不死鳥のごとく直線内からしぶとく伸び、3番人気エレクトロキューショニストを1/2馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分30秒29。日本から参戦したハーツクライ(牡5・橋口厩舎)は2番人気に支持され、直線一旦は先頭に立ったがゴール手前で失速し、エレクトロに1/2馬身差の3着に敗れた。直線で先頭に立った時には“歴史が変わる”とガッツポーズをしたが・・・。それにしてもヨーロッパの馬の底力には驚きである。斬れる脚ではないが、いつまでたってもバテない脚はさすがである。ただハーツクライもアウェーでこれだけ走ったのはとても評価できる。もし【JC】に上位2頭がやってきたら十分逆転が可能だろう。良く頑張りました!!!
 勝ったハリケーンランは、父モンジュー、母Hold On(父Surumu)という血統の愛国産馬。デビューから3連勝して挑んだ【仏ダービー】(仏G1)は2着に敗れたものの、続く【愛ダービー】(愛G1)でG1初制覇。さらに【ニエユ賞】(仏G2)、【凱旋門賞】(仏G1)を共に完勝し、’05年度『カルティエ賞(欧州年度代表馬)』に選出された。8か月の休養明け初戦となった『タタソールズゴールドC』(愛G1)も圧勝したが、前走の『サンクルー大賞』(仏G1)で、6歳牝馬プライド にアタマ差敗れていた。通算成績10戦8勝(G1・4勝)。鞍上のC.スミヨン、管理するA.ファーブル調教師共に同レース初制覇となった。
 では日本の重賞、小倉競馬場で行われたサマー2000シリーズ第3戦【小倉記念】を振り返る。勝ったのは、福永騎乗の4番人気スウィフトカレント(牡5・森厩舎)。2コーナーでは頭を上げ、行きたがる素振りを見せたが道中後方追走。直線に向くと内を突き、7番人気ヴィータローザに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムの1分57秒8は、昨年の同レースでメイショウカイドウが記録した1分58秒0を0.2秒更新するレコード。さらに3着には9番人気ニホンピロキースが入り、1番人気のメイショウカイドウは6着に敗れた。勝ったスウィフトカレントは【日経新春杯】でアドマイヤフジの2着した馬なのだから力はあるには分かっていたが、休み明けの小回りでどうかと不安視していた。しかし55㌔は恵まれていたし、鞍上の好騎乗も手伝っての勝利といえよう。ただ血統的にアサクサデンエンの下で晩成の可能性はある。2着ヴィータローザは勝ち馬と違って大外を回っての強い2着。秋が少し楽しみである。3着ニホンピロキースも距離を克服。これで自己条件にもどれば確勝と考えがちだが、相手なりに走る馬で・・・。僕が本命に推したメイショウカイドウはロスなくの騎乗。コンゴウリキシオーさえ交わせなかったのだから、59.5キロが響いたのだろう。そのコンゴウはもう少し頑張るかと思っていたが・・・気合が乗りすぎていたためだろうか。サイレイジャスパーはメイショウとコンゴウの2頭を相手に絞っていたため、交わしたところで力が尽きてしまった感じだ。
 勝ったスウィフトカレントは、父SS、母ホワイトウォーターアフェア(父Machiavellian)という血統。前述したように半兄に’05年【安田記念】を制したアサクサデンエン(牡7・河野厩舎、父シングスピール)がいる。’03年12月にデビューし、2戦目で初勝利。その後は中距離の特別戦で安定した走りを続け、格上挑戦となった前走の【日経新春杯】はアタマ差の2着に惜敗しており、今回が重賞初勝利となった。通算成績22戦6勝(重賞1勝)。
 鞍上の福永は、ラインクラフトで制した【阪神牝馬S】に続くJRA重賞制覇で今年5勝目(通算56勝)。管理する森調教師は、ステキシンスケクンで制した【アーリントンC】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算33勝目となった。
今ごろ(PM8:40)安田君たちはUMAPライヴ中だろう。ごっちゃんは今日新潟1Rで降着になっていたけど、出演しているのだろうか? 兎にも角にも成功を祈ってます!!!  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お詫び申し訳ございません

2006-07-29 22:57:20 | 競馬予想
「言葉をしゃべる・・・」
「髪の毛の長い・・・」
「エビちゃんに似てる・・・」
僕が猫に指を噛まれたと昨日のこのコラムで書いたら、上記のような問い合わせが来ましたので、一応弁解として犯人クリの写真を載せることにしました。こんな可愛い顔して凶暴犯です。
 では競馬の話。また皆さんに謝らなければならないことをやってしまった。それは先週の日曜と全く同じで、推奨が5戦で3着が1回だけだったのに対し、推奨以外のレースでまた万馬券を2発(新潟5Rと函館10Rの3連複)的中して勝ってしまったのだ。自信がないレースでの的中は予想をする人間としては情けないが、それでも負け続けていた今年の競馬を考えると少しは嬉しいというのが本音である。ただ数少ない僕の推奨を観てくださっている方には大変申し訳ない。何とかしなくてはと考えているが、今は風向きが悪いような気もする。よって推奨を参考にしている方々には“推奨は外し”として定着してもらった方がいいのではと思っている次第だ(メチャクチャ不本意ではあるが・・・)。
 では予想。まずは唯一の重賞【小倉記念】。ここは1番メイショウカイドウが59.5キロでどうかだけだろう。斤量を考えれば4番コウゴウリキシオーの方が魅力あるが、僕の馬券は3連複なので3着は外さないと考えてメイショウカイドウを軸とする。相手にはコンゴウの他に2番サザンツイスター、3番ヴィータローザを3連複の軸に指定して流すつもりだ。 他のレースからは新潟11R【新潟日報賞】は18番シゲルドントイケ。1600万条件では4着がベストだが、1400mは得意で持ち時計もある。ここは穴として面白そう。10R【五頭連峰特別】は14番メジロベネット。得意の新潟でニシノに2キロ貰いなら・・・。函館からは9R【UHB賞】の1番ブルーショットガンにしようと思ったが人気なのでやめる。で、同じ1200mの12R【長万部特別】の2番サクラプログレスを狙う。小島が失格にさえならなければ3着に入る力はあるはずだ。同10Rの3番レディティアラも面白そう。ここを叩いて札幌狙いの様な気もするが、滞在競馬と洋芝があっているのなら、ここで好走してもおかしくない。
 明日はUMAPのライヴである。残念ながら僕は法事があり、月曜も朝早くから用事があるため観に行くことが出来ないが、時間のある人は是非観にいってください。久しぶりだけにきっと皆力入っていて面白いと思いますので・・・。
 今夜ハーツクライ【キングジョージⅣ世&クイーンエリザベスS】に出走する。ハリケーンランとエレクトキューショニストがライバルになるようだが勝機は充分だろう。今夜競馬の歴史が変わるかもしれない!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あなたが噛んだ小指が痛い(古~い)

2006-07-28 23:07:11 | 競馬予想
 先週の日曜日のことである。
 このブログを書き込んだあと、【全英オープン】を観戦していた。タイガー・ウッズや谷原、ディマルコの1打1打に一喜一憂。
「やっぱりタイガーが強いや」
「谷原踏ん張れ!」
「ディマルコここが勝負!」
などその場面ごとに感情移入して、その時間はとても楽しいひとときあった。息抜きの場面はもちろんCM中で、トイレもその時間に済ませていた。ところがそのCM中に悲劇が起きた。
 CMに入り、周りを見回すと我家にいる2匹の猫のうち若い方(名前はクリ)の1匹(もう1匹はおばあちゃん猫でキナコ)がカーペットの上でだらしない格好で伸びていた。それを見つけた僕は少しじゃれようと思いクリに近づきツンツンと指でちょっかいを出した。このことはよくあることで、何も起きない・・・はずだった。
 “チョンチョン”指でクリの額当たりを突っつく。すると左手(左前足)で僕の指を避けようとする。そのうち手では足らないと思ったらしく、その指を噛んできた。噛むこと自体もよくあること(あま噛みといって柔らかくかむ)なのでまだ続けた。すると急に暴れ始め、あま噛みが本噛みになってしまった。原因は伸ばしていた右手(右前足)の爪がカーペットに引っかかってしまい、自由に動かすことが出来ないことでパニックになったのだ。気が付いた時はもう遅かった。大きな鳴き声と同時に指をガブリ。猫の歯はそんなに大きくはないものの、4本のうち3本が僕の右ひとさし指に見事に刺さってしまった。
「いっ、痛い!
その声に驚きクリは噛むのをやめ、遠くの方へ逃亡したのだが、僕の指は3ヶ所の小さい穴から血が溢れ出した。すぐに猫には詳しいうちの奥さんを呼び緊急治療してもらったのだが、暫くは血も“ズキン、ズキン”とした痛みもが止まらなかった。僕がクリにちょっかいさえ出さなかったら、こんな惨事は招かなかったということは重々わかっている。“しかしよりによってこんなに噛まなくたって”と思ってクリを睨みつけたのだが、彼女は“何が起きたの?”という顔をしている。明らかにもうさっきのことは忘れたような顔である。ただその顔をみると許すしかないと思うから情けない。
 ひと騒動を終え、テレビに眼を移すとそこにはタイガーがガッツポーズしていた。僕は思わず「同じ猫科(タイガー・ウッズは哺乳類だが)でも大違いだ」と溜息交じり口にしたのだった。
 尚、噛まれた指だが、一応次の日病院に行って治療してもらい、薬をもらってきた。それで少しづつ痛みは和らいできたのだが、まだ腫れが残っている。それも場所が右ひとさし指ということで何をやるのにもとても不便である。ほんのちょっかいが招いた代償は大きい
 では明日の予想。まずは新潟11R【魚沼特別】の3番スズノマグマ。まだ3戦目の3歳馬だが、現級いきなり2着は相当の器。ここは人気でも狙いたい。同8Rは14番バスターヒリュウ。叩き2戦目で変り身を期待したい。小倉からは9R【日田特別】は13番ラインフェニックス。前走芝替わりで一変。人気になる前に買っておきたい1頭だ。同10R【九州スポーツ杯】の7番ジョーファングもここが狙い。前走が1年4ヶ月ぶりでプラス32キロはさすがに太かった。それでもよく最後まで踏ん張っていた。鞍上も豊になり、ここは黙って買いだろう。函館9R【HTB賞】は2番シャドウゲイト。休み明けの前走は成長が窺える走り。元々ダービーに出走した馬である。ここで壁にぶち当たるとは思えない。
 僕が買う馬たちにはくれぐれもつまらない怪我だけはしないで欲しい。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

推奨は消し!

2006-07-23 21:26:11 | 競馬回顧

 昨日“雨降って地固まればいいな”と書いたが、その祈りが通じたのか、今日は馬券が好調であった。多分、こう書くと「えっ、なんで?」と思う人もいるだろうが、実は今日また推奨以外での馬券が調子良かったのである。
 推奨は【函館記念】エリモハリアーこそ1着(1番人気)だったものの、新潟9Rのハイビスカスは7着(1番人気)、同11Rのナムラモンスターは8着(2番人気)、函館12Rのイオニドールが7着(2番人気)、小倉9Rのメイショウエイシは5着(2番人気)と散々であった。それに比べ、推奨以外では新潟2Rで20,810円、3Rで19,390円、小倉11Rで19,120円、函館10Rで10,650円の配当を3連複で的中させたのだから、僕の推奨が如何にあてにならないのか、強烈に思い知らされた。そして同時にこれって自信がないやつが当たって、自信のあるやつが飛んでしまっているのだから、やっぱり競馬が下手な証拠なのだろう。日々精進!!!
 その推奨で唯一的中した【函館記念】を振り返る。勝ったのは、前述したとおりアンカツ騎乗の1番人気エリモハリアー(セン6、栗東・田所秀孝厩舎)。道中は中団からやや後方を追走し、3角過ぎから徐々に進出すると、直線で狭い馬群を割って抜け出し、2番人気エアシェイディに1馬身差をつけて優勝、同レース連覇を達成した。4コーナー手前では一瞬「あれっ!」と思うような手応えに見えたが、エンジンがかかるとあっさり前にいくエアを交わした。多分、この馬函館で【天皇賞・秋】が行われたら、インパクト&ハーツクライともいい勝負するくらい強い勝ち方である。またこの馬ヨーロッパなど重い芝ならひょっとしたら好走するのではないだろうかとも思える走りだった。3着には4連勝中だった3番人気マヤノライジンが入ったが、55㌔でのこの好走は今後楽しみな馬だ。トップガン産駒としても出世頭になる可能性大である。
 勝ったエリモハリアーは父ジェネラス、母エリモハスラー(父ブレイヴェストローマン)という血統。わが国唯一ジェネラスが残した重賞勝ち馬だ。伯父にパッシングパワー、従姉にエリモシック、従兄にエリモダンディーがいる。昨年の【巴賞】を制し、続く【函館記念】で重賞初制覇を達成した。その後も’05年【朝日チャレンジC】2着、前々走の【金鯱賞】3着など中距離重賞路線で活躍。前走の【巴賞】はクビ差の2着に惜敗していた。通算成績41戦8勝(重賞2勝)。
 鞍上のアンカツはダイワメジャーで制した【マイラーズC】に続くJRA重賞制覇で今年4勝目(通算37勝)。管理する田所調教師は同馬で制した昨年の【函館記念】以来の重賞制覇で通算4勝目となった。
 今、TVでプロ野球オールスターで藤川清原の対決をやっている。結果は三振。ここ2試合を観てふと思ったのだが、ここに出場している選手で来年出場しない選手は何人いるだろうと考えてしまった。引退は新庄だけでないだろう。清原、古田は現役でいるのだろうか。松坂、黒田、岩村はメジャーにいくのだろうか。そう思うとワクワクと同時に淋しさも感じてしまった。でも今年はとてもいいオールスターでした。
 また今日はこれから【全英オープン】谷原、深堀を応援するつもり。タイガーに3打差、今までの日本人最高は’82年倉本昌弘の4位、’02年には丸山茂樹が5位に入っているが、果たして谷原、深堀がどこまで頑張るか楽しみだ。密かに僕はディマルコが優勝するのではと思っているが、推奨したから無理か・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大豪雨です

2006-07-22 22:10:24 | 競馬予想
 欽ちゃん球団の解散は回避された。とりあえず良かったのだろう。野球をやれる喜びを心に皆頑張れ
 今日は本来ならゴルフに行く予定だったのだが、ここ数日の雨に河川にあるゴルフ場は浸水してしまいクローズ。よって中止になった。まぁ残念ではあるが、お天道様に文句は言えないし、致し方ないだろう。僕はこの天候でゴルフが中止になっただけだが、我が故郷熊本では大変なことになっているようだ。今日実家と友人のところなどにTELをいれたら、台風慣れしている人たちが、口々に「今回の雨だけは凄い。このままではどうなるか分からない」と言っていたのだから、その凄さがわかるだろう。そしてこの一大天災事のときに僕の後輩のある芸人(超有名)が地元で結婚披露宴をやっていたそうだ。場所も川沿いにある地元ではいちばん大きいホテルで、危険水位と相談しつつの宴だったらしい。こんなときの挨拶はだいたい「雨降って地固まる」と相場は決まっているのだが、死人も出ているこの豪雨ではそういう挨拶もできないだろう。いったいどんな挨拶なったか興味津々である。まぁ芸人としてはこんな美味しい披露宴も滅多にないだろうから、そのうちネタとしてきっとTVで語られるだろう。なにはともあれ、結婚おめでとう! 
 では明日の予想。昨日は久々に5頭中3頭が馬券になった。実はその他にも2頭ほど人気薄の馬の馬を推奨しようと思っていたのだが、最近あまりにも成績が悪かったので躊躇したらその馬が馬券になっていた。少しは明るい兆しが見えてきたのかも・・・。この気持ちを持ってまずは重賞【函館記念】。ここは3番エリモハリアー、4番エアシェイディが人気の中心となるのだろう。僕もこの2頭が中心でいいと思うが、僕が本命に指名するのは3番エリモの方。とにかく函館は得意だし、前走も「強い」負けであった。56㌔は恵まれたし、アンカツも2度目ならまず馬券にはなる。同12R【渡島特別】は1番イアオニードル。前走は体重減による凡走。体重が回復しているというし、1000万条件なら・・・。新潟からは11R【関越S】。本命は8番ナムラモンスター。初距離の前走が見せ場たっぷり。逃げなくても競馬ができるし、左回りの方が圧倒的にいい馬だ。9R【寺泊特別】は8番ハイビスカス。東京、新潟の左回り1400mで1,3,1着だからここは黙って買い。恐いのは重馬場だけだ。小倉からは9R【天草特別】は8番メイショウエイシ。小倉になると別馬みたいに走るし、連闘で体が絞れたら面白い。 
 僕の予想も先週の大豪雨降って地固まるになってくれればいいが・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

40男の見せられない姿

2006-07-21 23:02:44 | 競馬予想
 極楽とんぼ・山本が淫行事件で芸能界を引退
 その事件の引責をとって欽ちゃんが「茨城ゴールデンゴールズ」を解散すると発表し、世の中に波紋を呼んでいる。山本にとっては今更自分が仕出かした事の大きさに悔やんでも悔やみきれないだろうが、引退という決断は致し方ないだろう。また最近責任を取らない輩が多い中、欽ちゃんがとった判断はとても残念であるものの、潔く良かったと思う。正直こんなことになって可哀想なのは片岡あゆみちゃんなどここに入団していた選手達だが、こればかりは運命と思うしかないだろう。野球に優れていれば他の球団から声が掛かるだろうし、そうでなければいい潮時ということで・・・(僕は多分また「茨城GG」は復活するのではないかと思っているが・・・)。何はともあれ、お笑い、そして野球好きの僕にとってはとても悲しい事件であった。ぶっちゃけ、あんな時間に芸人の部屋についていく女性の方にも疑問は感じるが、芸人の皆さん、くれぐれもこのような事件は・・・お願いします
  気分を取り直して、僕がまんまと嵌ってしまった話をひとつ。
  今まで鼻で笑っていたことが、40歳を過ぎると涙腺が脆くなり、“涙ちょうだい”という罠に陥ることが多い。先日もそんな作り手側の罠にズッポリ落ちてしまった。番組は火曜日PM10:00から放送された『リンカーン』である。ご存知のない方に簡単に説明するが、この番組はダウンタウンをMCにさまぁーず、雨上がり決死隊、キャイ~ン、山口智充が脇を固め、おぎやはぎ、フットボールアワー、中川家、品川庄司、課長次長、スピードワゴンなどが出演し、「芸人NO.1決定戦」や「ものまね倶楽部」など毎週様々な企画に挑戦するバラエティ番組である。そんな番組の今回の企画が「リンカーンRADIO」というものだった。内容はダウンタウン、キャイ~ン、雨上がり決死隊、さまぁーずの8人それぞれが1台の車に乗り、夜のドライブに出る。行き先は各々自由。但し条件がひとつあり、AM0:00になるとラジオのスイッチをいれること。 AM0:00になり、各人がラジオのスイッチを入れる。すると流れ出したのはぐっさんがDJの《ミッドナイト リンカーン》という番組。その番組は「涙そうそう」の曲から始まった。ひとり車中で聞くと思わず聞き入ってしまう曲である(浜ちゃんを除いては・・・)。曲が終わり、ぐっさんがあるエピソードを1本語る。内容は母親の愛情物語である。話が終わると流れる曲が長渕剛の「Mother」。ここで感極まってウドが号泣する。次のエピソードは亡き父の感動話である。そして流れるのが小田和正の「言葉にできない」。各自“いいなぁ”と口ずさみ、中には瞳に涙を溜めるものもいる。そんな中でも浜ちゃんだけが「甘い!」と演出にダメだしをする(僕はこの時点で少しウルウルしていた)。3番目は中川家のエピソード。兄剛がパニック症候群になった時の話だ。剛「もう辞める」礼二「あかん、お前じゃないとやっている意味がない。頑張ろう。ゆっくり行こう」という下りに遂に僕は涙してしまった。さすがの浜ちゃんも「ええ話や」と口ずさむ。流れる曲はブルーハーツの「終わらない歌」(多分?)。そして最後の話。内容は母子愛情物。貧しい生活の母子家庭の家に野球のチケットが2枚舞い込む。ふたりはお弁当を持って球場へ。しかし入場ゲートで止められる。実はそのチケットは招待券でなく、優待券だったのだ。結局野球は観られずお弁当だけを食べ帰途に付くふたり。そこでお母さんが呟く。「母さん、バカでごめんね」。流れる曲はダウンタウンの「チキンライス」だ。完全にメンバー、特にダウンタウンを泣かせようというみえみえ企画。しかし僕は完全に嵌ってしまった。松ちゃんも浜ちゃんも「卑怯やな」「腹立つわ」「最後のいやらしいな」「何やねん、この企画」とか文句言いつつ涙を浮かべている。ラジオ番組はこれで終わりとなるのだが、最後にぐっさんが一言口にする。「皆さんにお願いがあります。番組がおわりましたら、大事な人に『ありがとう』とお伝えください」。番組が終わると、涙したメンバーが各自携帯を手にする(松ちゃん、浜ちゃんはTELしなかった)。ウド、宮迫、天野が母にTELを入れる(ウドは繋がらず)。三村、蛍原は奥さんに「ありがとう」と口にする。そして大竹は後輩芸人のつぶやきシローにTELし、「つぶやき、辞めんなよ。いつもありがとう」と言って電話を切る。僕はこの言葉に再びグッと来てしまった。皆さんもご存知のように僕の周りには芸人が多くいる。売れていようが、売れてなかろうが、皆本当にいい奴ばかりで僕はいつも楽しい時を過ごさせてもらっている。しかし皆僕みたいなサラリーマンにはわからないようなそれぞれ辛いこともあるに違いない。よってそんな彼らに軽々しく「辞めんなよ」とか「ゆっくり行けばいいじゃないか」とかいい加減な言葉は掛けることはできない。僕が唯一言えるのは、「いつも本当にありがとう」という言葉だけである。以上、番組制作者の演出にまんまと嵌った43歳オヤジの実況でした。
 明日の予想。まずは小倉2R。狙いたいのは8番ポップチャート。初めて順調に来られて平坦1200m芝という条件もぴったりで、上には目黒記念馬のポップロップ(父エリシオ)、下に函館で新馬戦2着だったアンソロジー(父バクシノー)がいる。元々ここは除外濃厚だったのだが出走に滑り込んだ運もあり、人気落ちの今回が狙い目だ。小倉12R【指宿特別】は9番ゼンノジュウシン。鞍上が哲ちゃんに戻り、前々走だけ走れば・・・。新潟では9R【マリーゴールド賞】の5番ピンクカメオ。前走の届かないところから差しきったセンスにはビックリ。さすがブラックホ-クの妹である。人気になる前に勝負! 同12Rは2番オルクリスト。地方からカムバックした馬だが、元々良血馬である。池江寿調教師が勝負にならなくて入厩させるわけがない。函館では11R6番グッドバニラ。前走は出遅れながらひとまくりして9馬身差は衝撃的だった。あんなレースを魅せられたら馬券を買わずにはいいられない。人気でも・・・(本当は凡走後が美味しい馬かもしれないが・・・)。
 
今日のオールスター第1戦。9回の攻防は久々にワクワクした。藤川、クルーンカブレラ、小笠原、里崎、フェルナンデス。すべてストレート勝負! 明日も是非藤川&クルーンには登板してほしいものだ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢の申告

2006-07-17 10:38:53 | 競馬回顧
 無惨すぎる。
 決して秋田県の畠山容疑者、放火容疑者“くまぇり”のことではない。僕の夏競馬における成績である。昨日の予想も新潟10Rシルクヒーロー8着(1番人気)、同11Rテイエムチュラサン14着(4番人気)、函館9Rタガノゲルニカ3着(2番人気)、小倉10Rホッコーソレソレ7着(3番人気)、11Rオーシャンシチー6着(7番人気)と、着順が人気を上回ったのが1頭で、複勝圏内にきたのもたった1頭であった。『下手』と言えばそれっきりだが、この成績は自分でも情けない限りだ。ただ昨日(7/17に書いています)はゴルフでずっと出かけて、競馬中継をライブで観ていなかったため(帰宅後グリーンチャンネルの録画で観戦)、無駄な馬券を買い足ししなかったことと外れたショックが少なかったのだけは不幸中の幸いであった(自分への慎ましい慰め)。 では唯一の重賞【アイビスサマーダッシュ】を振り返る。勝ったのは鈴来騎乗の7番人気サチノスイーティー(牝3・平井雄二厩舎)。軽量と重馬場を味方にスタートから先手を奪い、直線半ばで抜け出すと3番人気マリンフェスタに3馬身差をつけた。勝ちタイムこそレコードに2秒ほど遅い55秒7だが、この3馬身差は圧勝といえるだろう。ただ次走は【キーンランドC】の向かうらしいが、まだまだその実力は未知で積極的に馬券の中心にするのは危険のような気がする。このレース、驚いたのは2着に突っ込んできたマリンフェスタ。今までは前に行く競馬しか出来なかったが、追い込んでの2着は立派。ただ馬体がマイナス12㌔でギリギリの体だったので、次走は馬体重に注意が必要だろう。3着レイズアンドコールも1000mが得意とはいえ、力を付けてきているの平坦なら今後も楽しみだ。4着ホーマンテキーラはプラス30㌔で出遅れでは厳しい。それでもジワジワ差を縮めていたので夏から秋への重賞戦線でも楽しめそうだ。1番人気のダイワメンフィスもスタートの出遅れが響き5着に敗れたが、もうこの馬の場合少し距離があった方が良さそう。ステキシンスケクン(12着)も同様で、スプリンターではないだろう。僕が本命に推したテイエムチュラサンはマイナス16㌔に重馬場と二重苦が重なり14着、まったく良いところがなかった。
 勝ったサチノスイーティーは父カリスタグローリ、母ペルファヴォーレ(父アフリート)という血統。昨年10月にデビューし、2戦目で初勝利。その後はダート戦で勝ちきれないレースが続いたが、芝の短距離で頭角を現し、今年4月の【桜草特別】、前走の【白河特別】と連勝し、3連勝で重賞初制覇を達成した。通算成績10戦4勝(重賞1勝)。昨年のテイエムチュラサンに続き、2年連続で3歳牝馬の優勝となった。鞍上の鈴来は、今年がデビュー7年目で、過去2年目22勝、3年目26勝と活躍したが、減量の特典がなくなり壁にぶつかっていた(それでも時々“スズクルタイフーン”で穴はあけていたが・・・)。重賞挑戦は今回が15度目、嬉しいJRA重賞初制覇となった。管理する平井調教師は、サクラスターオーで制した’87年【菊花賞】(懐かしい!)以来、19年ぶりの重賞勝利で通算4勝目。またカリスタグローリ産駒は、’97年に産駒を送り出して以来初のJRA重賞制覇となった。騎手、調教師、牧場関係者に方々に心から「おめでとう」と言いたい
 冒頭で僕の馬券下手を嘆いたが、世の中には本当に馬券上手の方がいるものである。その人は昨日ゴルフをご一緒した方である出版社のお偉方なのだが、昨年の競馬収支がなんと380%。そしてPATでいつも馬券を購入していて儲けがばれるといけないうことで、きちんとその儲けを申告していると言うのだ。僕にとっては夢見たいな話である。馬券術は詳しく聞かなかったが、やるのはほとんどGⅠを中心とした重賞だけで狙ったレースしかやらないらしい。やっぱり僕みたいに下手な鉄砲をたくさん撃っているようでは“夢の申告”は無理のようである
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日曜の予想

2006-07-15 22:40:16 | 競馬予想
 この暑さはなんだろう。
 お陰で思考能力が働かず、予想の方はメチャクチャ。まぁいろんな言い訳があるわけで、今日は天候のせいにしてしまいました。
 そんな今日だが、たまには奥さん孝行ということで夜食事に出かけたため、疲れ気味である。そしてまた朝早くからゴルフに出かけなくてはならず、簡単に予想だけにさせて頂くのでご了承下さい。
 まずは唯一の重賞【アイビスサマーD】。本命は連覇を期待して16番テイエムチュラサン。昨年より負担重量+3㌔は厳しいが、新潟1000m直線芝はとにかく8枠そしてタイキシャトル産駒。黙って買い。同10R【麒麟山特別】は14番シルクヒーロー。新潟1800ダートは実力勝負のコース。ここは人気でも実力上の同馬で仕方ない。函館9R【マリーンS】は13番タガノゲルニカ。前走はプラス体重が響いた。叩き2戦目のここなら、好勝負。尚、函館1700mダートはBT産駒と好相性。小倉10R【博多S】は3番ホッコーソレソレ。今博多は山笠のシーズン。“ソレソレ”はいかのもお祭りにぴったり。馬自体も内枠の先行馬として馬券的に魅力である。同11R【有田特別】は穴狙い。小倉1200芝はタイキシャトル産駒orバクシンオー産駒。というわけで、3番オーシャンシチーを狙いたい。哲チャン頑張れ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ライヴ&セレクトセール

2006-07-14 23:06:48 | 競馬予想
 7/10に『太田プロライブ』を観に行った。今回も目的はデンジャラス&山崎末吉で、二組のコントは他の組よりしっかりと観させてもらった(彼らに言わせると、僕はなかなか笑わないので嫌な客らしい)。
 まずは山崎末吉。正直彼らはライブの始まりの方での出演なので、どうしても雰囲気的に会場の空気が重い。もちろんそれでも笑いを取っていくのが芸人であるのだが、そう簡単には空気を変えられるものではない。そんな中コント開始。末吉君の飛び道具(平泉成)から始まった内容は僕がもう少し長い時間バージョンを観たい感じがしたほどだから、全体的に面白く出来上がっていたと思う。しかし山崎君の中には(芸人しかわからない)どこか違和感を持っていた模様。ただ今回は山崎君が病後初めて立ったままでのコントをやり遂げた舞台だったので、僕はそれだけでもとても嬉しい舞台であった。 慌てることはない! 一歩ずつ、頑張れ山崎末吉!
 一方、デンジャラスは昔山崎君が組んでいた「ノンキース」がやっていたコントのリーメイク。以前一度だけどこかで観たという朧けな記憶があるが、僕自身まっさらな気持ちで観劇した。内容は大爆笑。今回のライブでもいちばんウケていたのではないだろうか。コントの内容もいいし、安田君とノッチの二人のキャラもたって本当に面白く出来上がっていた。デンジャラスはノッチだけのキャラがたつより、二人それぞれのキャラがたつほうがやはり面白い。その点今回のこのコントのチョイスもよかったように思えた。さすがデンジャラス!(誉めすぎ!?)。
このほかでは火災報知機柳原可奈子(思わぬ発見)、そしてインジョン・スギの「LA BAMBA」の熱唱は大変面白かったが、ただ唯一不満だったのはゲストとしてWコロンが出なかったことだ。末高斗夢よりは・・・。次のライブに期待しよう。
 競馬の話をひとつ。10~12日に行われた『セレクトセール2006』で国内史上最高となる6億円で当歳牝馬が落札された。このヒロインは「トゥザビクトリーの2006」(父キングカメハメハ)。セリは8千万円から始まり、2分で牝馬最高のアドマイアヤグルーヴの2億3千万を突破。その後は“アドマイヤ”の近藤利一氏が2億円台、“フサイチ”の関口房朗氏が3億円台、前記の両親を所有していた金子真人氏は4億円台まで粘ったがそこで降り、最後はUAEのモハメド国王率いるダーレー・ジャパンとグローブエクワインマネージメント代表の多田信尊氏(藤沢和厩舎レーシングマネージャーを務める)の一騎打ちとなり、最後は多田氏が競り勝った。多田氏は今回代理人として参加しており、実際の馬主は複数になるという。その多田氏「オーナーの方たちからこの馬はどうしても欲しいと言われていましたし、将来は仏オークスに出走させたい考えがあるようです」と表明し、早くもGⅠの夢を託している。果たして2年後この馬がどうなるか見ものである。
 尚、これまで6億円以上賞金を稼いだ牝馬はホクトベガ(8億8,812万円)、エアグルーヴ(8億2,196万円)、メジロドーベル(7億3,342万円)、ヒシアマゾン(6億9,894万円)、ファストフレンド(6億6,126万円)、ダンスパートナー(6億378万円)の6頭。またエアグルーヴのように繁殖牝馬として産駒2頭だけで7億の値がついたこともあり回収は可能だ。
 それから今回のセレクトセールで多田氏、関口氏や金子氏らと共に目立ったのが前述したダーレー・ジャパン。クロフネの全弟を3億円、ラインクラフトの半弟を1億4,000万円で落札した。これは今年認められなかった中央競馬での馬主資格取得へのデモンストレーションと見ていいだろう。もし認めなかったら、これだけ高価な馬が船橋&ドバイで走ることになり、“馬生産の空洞化”とも言われかねないからである。どうするJRA!?
では明日の予想。まずは新潟11R【豊栄特別】。本命には3番グレートパルサーを抜擢。休み明けとなるが、1000万では力は上で、鞍上もローカル男・中館なら狙いは立つ。新潟も3戦2連対と得意だし、同厩舎2頭出しは人気薄を!同12Rは16番マチカネオオバン。新潟1800mはSSよりダンスインザダーク産駒、そして母父NT産駒の複勝回収率が良い。新潟1800mは1戦走って0.1差の3着だ。函館9R【道新スポーツ】は2番パレスエレベスト。前走は休み明けで息が持たなかったが、今度は押し切れる! 函館11R【駒場特別】は13番リワードパットン。1700mは微妙だが、エンドスィープ×ブレイヴェストローマンなら好走して不思議でない。京都除外が幸運に・・・なればいいな。小倉9R【九十九島特別】は13番テンガロンハットを狙う。小倉1700mダートは内枠有利だが、唯一の関東馬が小倉狙っての西下は1票投ずる価値あり。鞍上福永も調教から乗る力の入れよう。
 
夏の甲子園を目指し、各地方で予選が始まっている。順調にシード校が勝ち上がっているところもあるが、鹿児島のように樟南、鹿実、鹿商、神村学園と次々に強豪が破れているところもある。そんな中、昨年シード校を撃破して上位進出した我が母校は、今年は熊本県の大会二日目に登場し、あっさり敗れてしまった。あまりにも早く終わった夏。後輩たちはショックだろうが、人生はこれからである。ただ今はゆっくり体を休め、受験勉強に向かって欲しい。 “後輩たち、お疲れさま!”
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メイショウが輝く日

2006-07-09 21:58:56 | 競馬回顧

「外からサンデーサイレンスが追い上げて来た」
「えっ、サンデーサイレンス?」
グリーンチャンネルを観ていた僕は耳を疑った。今日の函館第1Rのことだ。“きっとアナウンサーが間違えたんだろう”と思いつつ競馬新聞を観たのだが、間違えていたのは僕の方で、正解は『サンレイサイレンス』(西橋厩舎)であった。でもこれっていいの? ダビスタならともかくJRAでこれが認められるということは「クライアントタイム」とか「トニージン」とか「チンザン」、「ミスターチービー」、「イジンスキー」とかいろいろ現れそうだが・・・。朝一から驚きがあったのでとりあえず書いてみました。でもひょっとしたら、僕の耳の方がおかしいのかもしれないので、皆さん一度でいいからこの馬が出走するレース聴いてみてください(ちなみに父はSSでなく、イシノサンデーでした)。
 今日の競馬を振り返る。まずは福島で行われた福島名物【七夕賞】。勝ったのは7年ぶり福島参戦の武豊騎乗の3番人気メイショウカイドウ(牡7・坂口正大厩舎)。スタンド前は中団後ろだったのにいつまにやら好位追走。直線では粘り込みを図る1番人気コンゴウリキシオーをゴール前で捕らえ1.1/4馬身差をつけて優勝した。外差しが決まり始めた馬場なのに相手をコンゴウ1頭に絞った強気のレースで他馬を捻じ伏せたのは人馬共にさすがであった。それも59㌔を背負ったタイムが1分59秒3は立派のひと言。今年のサマーシリーズもやはりこの馬が主役となるだろう。2着のコンゴウ(僕本命)はメイショウに完敗も直線で内を走れないで2着に粘るのだからこの馬も力を付けている。まだまだ成長は望めそうだ。3着に入ったグラスボンバーは福島、荒れ馬場と条件は揃ってこの成績は、前2頭には力負けだろう。4着サザンツイスターは後方からよく差を詰めているがやはり一歩足らずという感じだ。あとトウショウナイトは出負けがすべてだろう。
 勝ったメイショウカイドウは父スキャン、母はキンセングローリー(父ヒッタイトグローリー)という血統。’04年【小倉記念】で重賞初制覇を果たすと、翌’05年の【小倉大賞典】、【北九州記念】、【小倉記念】を制し、27年ぶり史上4頭目の小倉平地重賞完全制覇を果たした。今年初戦の【小倉大賞典】は3着に敗れ、前走の【佐賀記念】5着後は休養に入っていた。通算成績40戦11勝(地方2戦1勝、重賞5勝)。鞍上の武豊はディープインパクトで制した【宝塚記念】に続くJRA重賞制覇で今年12勝目(通算229勝)。管理する坂口正調教師はメイショウカイドウで制した’05年【小倉記念】以来のJRA重賞制覇で、通算26勝目となった。
 京都で行われた【プロキオンS】は、佐藤哲騎乗の7番人気メイショウバトラー(牝6・高橋成厩舎)が好位追走から4角付近で徐々に進出すると、直線外から追い込んだ1番人気シーキングザベストに2.1/2馬身差をつけて優勝した。さらに1.1/2馬身差の3着には9番人気サンライズキングが入った。勝ったメイショウバトラーは1年5ヶ月ぶりの久々を叩いての見事な変り身。ダートも相当走りそうだが、休み前は芝でも好走していた馬で、その実力は計り知れない。6歳牝馬とはいえ、これからが楽しみな1頭だ。京都1400mダート3戦3勝のシーキングベストはこの条件で初めて負けたのだが、メイショウにあれだけ強い競馬をされては致し方ないだろう。3着サンライズキングは驚く好走。ハナさえきればまだまだ粘れるのがわかったので今後注意が必要。シンボリエスケープ(僕本命)は4コーナーで少なくとも馬券にはなると思えたのだが、思ったほど伸びなかった。やはり芝向きなのだろうか? リミットレスビットは反応が鈍かったが、いったいどうしたのだろう。原因はわからない。
 勝ったメイショウバトラーは父メイショウホムラ、母メイショウハゴロモ(父ダイナガリバー)という珍しい血統。‘03年6月にデビューし、2戦目で初勝利。芝の中距離で頭角を現すと、’04年【小倉大賞典】で重賞初制覇を達成。以後は’05年【小倉記念】2着など勝ちきれないレースが続き、【阪神牝馬S】2着後に脚部不安のため長期休養に入る。1年5ケ月ぶりとなった前走の【欅S】は12着に敗れていた。通算成績21戦6勝(重賞2勝)。鞍上の佐藤哲はグレイトジャーニーで制した’06年【ダービー卿CT】に続く、今年のJRA重賞2勝目(通算31勝目)。管理する高橋成調教師は、メイショウバトラーで制した’04年【小倉大賞典】以来の重賞勝利で通算11勝目となった。また、オーナーの松本好雄氏は、福島で行われた【七夕賞】をメイショウカイドウで制しており、同日重賞制覇を達成した。
 そう言えば、今週はサッカーでオシム、野球で王監督と“名将(メイショウ)”が取り沙汰された感があった。だからメイショウが・・・あまりにもベタで書いていて恥ずかしい。名将といえば、数時間後にW杯決勝でイタリア・リッピと.フランス・ドメネクが激突する。世界一の名将に輝くのは果たして・・・楽しみである

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする