人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

負債返還を目指して・・・

2007-06-30 21:37:46 | 競馬予想
 今日で’07年も半年が終了した。
 上半期の競馬はやはり苦戦している。簡単に半年を振り返ってみると、回収率は84%。負債金額はここでばらすとあっちこっちで波紋を招くので、一応秘密ということにしておくが、一応万馬券は今日の福島1Rの3連複を含めて、48本的中している。ただ月収支的には浮いたのが、1月と3月の2ヶ月だけで、この6月がいちばん負債が大きい。重賞成績は先週までで68戦43的中(的中としたのはトリガミもあるため)で、GⅠは10戦7的中であった。この成績をみると決して悪いものではないような気がするが、負債金額を考えると・・・やはり馬券が下手なのだろう。
 では、少しでも取り返せるよう明日の予想。まずは福島【ラジオNIKKEI賞】。本命は12番フェザーケープ。前走【京都新聞杯】で1番人気になった馬。残念ながら5着に敗れたが、それでも勝ち馬から0.3差なら悲観することはないだろう。鞍上も豊から田中勝なら、そう問題にはならない。またこのレース、最近レース間が4W~8Wの馬が良く走っている。つまり前走勝利で一気に重賞までという昇級馬には辛いレースなのである。その点を考慮してもこの馬のローテーションはいいはず。秋へ向けて飛躍のレースだ。
 函館で行われる【函館スプリントS】は人気でも昨年の覇者9番ビーナスライン。とにかく函館は走る。タイキトレジャー、シーイズトウショウに次いでこのレース専用の名スプリンターになる資格がある。問題は先週早かった時計だったが、今週は馬場が湿りそうでそれもなんとかなるだろう。
 阪神メイン【米子S】は人気でも5番ファイングレイン。【NHKマイル】で2着になったことのある馬でこのメンバーなら勝機到来だろう。その【NHKマイル】では2番手から競馬をしたもので、ハナに拘らなくても大丈夫。休み明けを2度叩かれ、前走は「次こそは」と思わせたレースであった。  
 
このコラムを書いていたら、羽賀研二が逮捕されたというニュースが流れてきた。逮捕の容疑は、知人男性を脅して約4億円の債権を放棄させた恐喝容疑らしい。どうも先日逮捕されていた指定暴力団山口組系極心連合会関係者で、プロボクシング元世界チャンピオン渡辺二郎らとその知人に対して、昨年6月、大阪市天王寺区のホテルで、「署名せなんだら、連れて行かれるで」などと男性を脅し、4億円の債権を1000万円支払うことで債権を放棄するとの確認書に署名させたというのだ(羽賀容疑者は容疑を否認しているという)。
  4億円を1,000万円か。誰か僕のJRAへの負債もなんとかしてもらえないだろうか。ここまでは多くないし・・・勿論合法の上で。 
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合掌!

2007-06-29 22:11:09 | 政治
 また一人、本物の政治家が逝った。
 『宮沢喜一』。歴史的には自民党一党支配に象徴される「55年体制」最後の宰相として永遠に残るのだろうが、彼が歩んだ歴史は戦後保守政治そのものであった。
 ‘19年広島県福山市生まれ。東大卒業後、大蔵省入りした彼は、’49年池田勇人蔵相の秘書官となる。’51年にはサンフランシスコ講和会議では吉田茂首相と全権随員として参加。’53年には参院広島地方区で初当選し、'67年には旧広島3区で衆院初当選を果たす。国会議員になってからは自民党の“プリンス”として経企庁長官、通産相、外相、蔵相、党総務会長などを歴任し、名門派閥・宏池会の会長を元首相・鈴木善幸から引き継ぎ、'91年には第78代首相に就任する。
 '93年5月には田原総一朗氏の番組で「今国会で政治改革をやる。私は(うそを)ついたことをない」と繰り返し発言。しかし政治改革法案の取りまとめに失敗し、野党提出の内閣不信任決議案が経世会のドタバタ分裂で可決され、「55年体制」下の自民党単独政権時代最後の首相となった。その後、小渕内閣と森内閣で蔵相、財務相に再登板し、「平成の高橋是清」と呼ばれたが、経済再生は果たせず、'03年10月に小泉前首相の要請を受け入れて政界を引退した。
 ただ引退してからも、ハト派の論客として「戦争、憲法9条」などについて積極的に発言。その姿勢を考えると、最近の憲法改正論争については心を悩ませていた政治家の一人だっただろう。また自民党保守本流の宏池会についても悔いが残っていたのではないかと思う。結局、「加藤の乱」でその宏池会を分裂させてしまったが、最期まで再結集を夢見ていたのではなかろうか。もし「加藤の乱」がなければ、宮沢―加藤―谷垣とその歴史は流れていたはずで、今の森派中心の日本にはなっていなかっただろう。
 現在日本は(憲法改正など)大きく変化していく大事な時期にきている。宮沢元首相こそ、こんな時期に必要な人物ではなかったかと思う。よって今回の死去の報せは極めて残念で仕方がない。日本の行方を心配しつつ心より合掌!
 では明日の予想。まずは福島11R【テレビユー福島賞】は人気でも11番アポロノサトリ。関係者は1400mがベストというが、僕はひょっとしたら1200mの方がいいような気がしている。勝ち鞍はなくとも2Rとも差は0.1差で、力そのものもこのクラスでは上だろう。阪神11R【灘S】は7番ワキノエクセル。ムラ馬ではあるが、関西圏のダートはムラなく走る。ここは混戦で意外と高配当が見込める今回が狙い目だ。函館12R【江差特別】は6番トレノジュビリー。降級馬との力関係が鍵も前走は出遅れて楽勝。ここでも十分に勝負になる。でなければ、前走に続き藤田が乗るわけがない。 
 宮沢元総理逝去のニュースを見ていたら、中曽根康弘氏、羽田務氏、小沢一郎氏、加藤紘一氏らがコメントをしていたが、その中で羽田務氏が随分歳とっているように思えた。小沢一郎氏らと自民を飛び出して結果的には自民党一党支配を壊した男のひとりであるが、その姿にも長い政治の歴史を感じてしまった。時は流れるんですね。
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宝塚記念回顧

2007-06-24 21:22:18 | 競馬回顧

「2頭は強いね」
今日阪神競馬場で行われた【宝塚記念】を観終わり思わず口にした。このレース、勝ったのは僕が単穴にピックアップした岩田騎乗の3番人気アドマイアヤムーン (牡4・松田博厩舎)。中団追走から直線で先に抜け出した2番人気メイショウサムソンとの競り合いを1/2馬身差制して優勝した。勝ちタイムは2分12秒4。さらに2馬身差の3着には4番人気ポップロックが入り、1番人気のウオッカは8着に敗れた。
 勝ったムーンは道中サムソンをマークする位置で、4コーナーでは抜群の手応えだった。そしてすぐサムソンに馬体を接しに行ったのだが、そこは天皇賞馬サムソンもそう簡単には抜かせなかった。GⅠ馬7頭が参加したが、この2頭だけが別世界の競馬。新ライバル関係が出来上がった瞬間だった。僕が本命に推したポップロックはムーンをマークして進むも最後は離されてしまった。渋った馬場も歓迎だっただけにこれは力差と言えるだろう。ただ“距離がもう1~2ハロン長かったら、ひょっとするかもしれない”と思わせる内容だった。地力のあるところを見せたのが4着のアドマイヤフジ、これだけ復活すれば秋が楽しみになった。5着のファストタテヤマには驚かされた。得意の京都なら秋も・・・。問題のウオッカだが、さすがにあれだけ折り合いを欠いたら無理だろう。まぁまともだったとしても上位2頭馬に敵わなかっただろうが、今回の挑戦には拍手を贈りたい。きっと今日の経験は【凱旋門賞】に繋がるはずである。12着に敗れたGⅠ・4勝のダイワメジャーは馬体減と距離、馬場と悪い条件が少しづつ重なった感じだ。やはりこの馬、マイルから2000mが最適であろう。
 勝ったアドマイヤムーンは、父エンドスウィープ、母マイケイティーズ(父SS)という血統。’05年7月の函館でのデビューから3連勝で【札幌2歳S】を制覇。昨年は【共同通信杯】、【弥生賞】を連勝したが、春のクラシックでは苦戦が続いた。そして古馬との初対戦となった【札幌記念】を快勝。【天皇賞・秋】でも3着に入ると、続く【香港C】(香G1)ではあのプライドにゴール前急襲して接戦の2着に入った。今年は【京都記念】と【ドバイデューティーフリー】(首G1)を連勝。前走の【クイーンエリザベス2世C】(香G1)は3着に敗れたものの、今回の勝利で国内GⅠ初制覇を飾った。通算成績15戦9勝(うち海外3戦1勝、重賞7勝)。
 鞍上の岩田は【宝塚記念】初勝利。JRA・GⅠは’04年【菊花賞】のデルタブルース以来の通算2勝目で、昨年のJRA移籍後は21回目の騎乗での初制覇となった。尚、JRA重賞は【京都新聞杯】のタスカータソルテに続く今年5勝目で通算10勝目だ。管理する松田博調教師も【宝塚記念】初勝利。JRA・GⅠは’04年【JCダート】のタイムパラドックス以来の通算8勝目。JRA重賞は今年の【弥生賞】のアドマイヤオーラに続く今年4勝目で通算39勝目。なんと古馬の芝GⅠは初制覇である(意外!)。
 エンドスウィープ産駒は’05年スイープトウショウに続きこのレース2勝目。JRA・GⅠ馬はスイープトウショウ(他に【エリザベス女王杯】、【秋華賞】)、ラインクラフト(【桜花賞】、【NHKマイルC】)に続く3頭目(6勝目)となった。他にサウスヴィグラス(【JBCスプリント-交流GI】)がいる。
 馬主の近藤利一氏も【宝塚記念】初勝利。JRA・GⅠは’05年【高松宮記念】のアドマイヤマックス以来の通算9勝目。生産者のノーザンファームは昨年のディープインパクトに続く【宝塚記念】2連覇。JRA・GⅠは【皐月賞】のヴィクトリーに続き今年2勝目だ。 今回のムーンの勝利により関西馬の勝利は’00年のテイエムオペラオー以来8年連続の勝利。また4歳馬の勝利は’05年スイープトウショウ、’06年ディープインパクトに続き3年連続で、過去10年でも8勝と最も多い。
 この【宝塚記念】終了によって、完全に競馬はローカルモードに入る。僕も来週からはほぼメインと狙えるレースだけしかやらない予定である。ただ新馬戦だけはよく観るつもりである。あっ、今日出走した愛馬アンヴェイルだが、スタート、二の足イマイチで5着に終わった。敗因は明日競馬誌を見ないとわからないが、鞍上の小牧が「いずれ走ってくる」と言っていたので、今後を期待したい

コメント (1)
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交流戦日本ハムV

2007-06-23 23:24:43 | 競馬予想
 プロ野球の『日本生命セ・パ交流戦』は23日、昨季日本一に輝いた日本ハムが阪神に延長十一回、6-4で勝ち、通算17勝4敗1分けとし、2試合を残して初優勝を決めた。
 優勝の可能性を残していた巨人も西武に5-2で勝ったが、日本ハムは残り2試合に連敗しても、巨人が残り2試合に連勝した場合の17勝7敗を上回る。交流戦は今年で導入3年目となるが、これで昨年まで2連覇したロッテに続いて3年連続パ・リーグの優勝となった。尚、日本ハムには優勝賞金5,000万円が贈られる。
 では日本ハム優勝の決め手になったのは何だったのか? それは新たな力だった。打撃陣では今日の延長十一回二死二塁で勝ち越しの3号2ランを放った小谷野。彼は44年ぶりに日本一になった昨年は序盤の17試合だけに出場した選手にすぎなかった。また今年も病苦に悩まされて開幕一軍を逃していた。それがいまやチームの中軸を務め、小笠原、新庄が抜けたチームに欠かせない存在になっている。彼が勝負強さを身に付けたことによってセギノール、稲葉と勝負という場面も多くなり、チームに好結果をもたらした。 投手陣では、20歳のダルビッシュに続くように19歳の木下、高校出ルーキー・吉川が台頭した。彼らを含めたその投手陣だが、交流戦の防御率はトップの2.11。抜群の安定感を見せた。そんな中で特にグリンは4勝、防御率0.98で堂々のMVP有力候補である。また、ダルビッシュも成績は2勝1敗ながら2完投とエースらしい働きをみせた。実は日程も日本ハムに味方したと言える。1カードが3連戦から2連戦となったことで、日程的な余裕ができダルビッシュ、グリン中心の登板が可能になり、それに八木、金村らの故障離脱も日程の余裕から致命傷にならなかったのである。日本ハムにとって過去2年連続で勝率5割を切り、苦汁をなめていた交流戦。その交流戦を新たな戦力と強力投手陣が見事勝ち抜いたのだった。では明日の予想。なんとか日本ハムに肖りたいものだが・・・。
 そんな希望を胸に【宝塚記念】。GⅠ馬が7頭、【ダービー】2着馬3世代が揃った超豪華版となった。よっていくら悩んでも結論に達しなかった。で、大変悩んだ末に自分に所縁の馬を選ぶことにした。本命は僕が一口馬主になっていたポップチャートの半兄である5番ポップロック。少し距離不足と思われがちだが、【京都記念】の2着はとっても届かないところからの追い上げであった。遠征明けでの【目黒記念】は酷量と思われた58.5㌔。それから-0.5キロとなるのだから、いかにもトライアルを感じる内容。今回馬主によりウォッカの出走となったが、角居厩舎の本気度は明らかにこっちだろう。おまけに前哨戦で鞍上の豊は予行練習済み。正直その豊、今年は不調と思っていたが、ここに来て乗れてきているのも確かだ。尚、阪神はポップロックがいちばんGⅠに近づける競馬場だ。対抗には7番カワカミプリンセス。何回かこのコラムで書いたが、僕が初めて競馬をやったのがカツラギエース勝った【宝塚記念】である。そのときカツラギエース鞍上がカワカミプリンセスの西浦調教師である。僕が現在に至るまで競馬に嵌った中心人物である。馬自身も昨秋に是非牡馬と戦って欲しいと思ったほど“強い”と思っている。前走は距離、馬場が合わなかっただけで、幸四郎も2度目なら・・・。単穴にはポップロックを前述の【京都記念】を59㌔で押さえ込んだ6番アドマイアヤムーン。ドバイでの圧勝は強烈だった。【ダービー】に続き豊から乗り替わるアドマイヤ&岩田&松田博コンビも今回は力が入るところだろう。あとは人気が無いが、今年念願のGⅠを手にした田中勝騎乗の14番シャドウゲイトも前走の強さがプチ印象的で抑えたい。
 
他のレースからは、福島11Rの4番カイシュウタキオン。函館10Rは8番ウインイージス。前走はアンカツの騎乗ミス、勝浦が積極的に乗れば・・・。
 
あっ、最後に日本ハム馬券として北海道の16番コスモバルクも買っとこう!
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親子鷹

2007-06-22 21:26:02 | 野球
 一茂、カツノリ、会田・・・
 いまいちパッとしない日本の親子プロ野球選手。この他にも黒田博樹〔広島・(父一博・元南海)〕、金城龍彦〔横浜・(父晃世・元近鉄)〕、定岡卓摩〔ソフトバンク・(父智秋・元南海)〕、坪井智哉〔日本ハム・(父新三郎・南海)〕堂上剛裕・直倫〔中日・(父照・中日)〕らが現在プロ野球に在籍しているが、親子揃って超一流選手かというと今のところそういう選手は現れていない。
 一方、メジャーの方に目を移してみると、リプケンJr、グリフィーJr、ボンズなどがいるが、グリフィーJrに至ってはマリナーズで親子揃ってスタメンに並び、レッズでは親子連続でホームランを放っているのだから、“さすがメジャー”と思える懐の広さである。またこの他にも親子3代プレーヤーや親子監督もいるらしい(調べがつかなかった)のでその歴史と伝統には改めて驚かされる。
 そんな中、親子鷹として現在大ブレークし中のプレーヤーがいる。それはブルワーズのプリンス・フィルダーである。父はご存知セシル・フィルダー。’89年阪神でプレーをし、'90年にはデトロイト・タイガースに復帰、そしてこの年から3年連続打点王、2年連続本塁打王を記録した超スーパスター選手である(阪神ファンが「なんで阪神で打たなかったんだと良く口にしていた」ものだ)。その子供であるプリンスは'02年ドラフト1位(全体7位)でブルワーズに入団し、'05年にメジャーデビュー。初ヒットはデビルレイズ戦で野茂から打ち、昨年は28本塁打、81打点を記録した。そして今年もその進化は止まらず、6月18日現在で本塁打26本(ナ・リーグ2位はダン(レッズ)の19本)、打点も56(2位はリー(カブス)の55)で2冠王を走っている。そして人気の方もうなぎのぼりでなんと球宴ファン投票の中間発表では大スター、プポルス(カージナルス)を抜いて一塁手部門でトップに立っているのだ。そんな息子に対して父セシルは「俺より才能がある」と以前から口にしていたのだから、さぞかし今では鼻も高々だろうと思いきや、実際はそうでないようだ。実は父セシルは'04年10月にギャンブルで多大なる借金を背負い、一時失踪。そしてプリンスの契約金にも手をつけたとされ妻(プリンスの母)と離婚し、それ以来プリンスはセシルと連絡を取っていないというのだ。まぁ詳しいことはわからないが、セシルが甲子園にプリンスを連れてきてはキャッチボールをやっていた姿を朧けながら覚えているだけに野球ファンとしては少し残念である(阪神ファンではない)。まぁ何はともあれ、今年の球宴のホームラン競争でプリンスが見られるのは楽しみである。
 尚、プリンスの他にも日米親子鷹はいる。’05年首位打者に輝き、本塁打・打点2位だったデレク・リー(カブス)はレオン・リー(ロッテ・大洋・ヤクルトでプレー。オリックス監督)の子供であり、昨年新人ながらパドレスの正二塁手として地区Vに貢献したジョシュ・バーフィールドは巨人でプレーしたジェシー・バーフィールドの子供だ。また投手としては最近故障続きであるが、'04年15勝あげたジャレット・ライト(オリオールズ)は巨人でプレーしたクライド・ライトの、また移籍して今年4戦4勝とローテーションの軸と頑張っているブライアン・バニスター(ロイヤルズ)は大リーグ通算134勝を挙げ、'90年ヤクルトでプレーしたフロイド・バニスター(3勝2敗)の子供である。  では明日の予想。ローカル開催は苦手なので、どうせ外れるなら人気薄でということでなるべく人気にないところを推奨する。福島からは最終12Rの2番ナンヨーイースト。前走の勝ちタイムは翌日1000万の特別戦とほぼ同じ。唯一右回りに不安があるが、中山でもそれほど負けていないからその実力を信じてみる。阪神からは9R【城崎特別】。本命は9番ロフティマウンテン。前述のナンヨーとは全く逆で、左回りが全くダメな馬である。暖かくなって馬体が絞れ、得意の阪神にもどれば一発があってもおかしくない。函館12R【竜飛崎特別】は7番ガイアレーサー。距離が心配だが、小回りなら乗り方ひとつで1700m克服も可能だろう。前走の勝ち時計は1000万でも十分通用するもので、ここは未知数に一票を投じる。
 
実は今週日曜5Rの阪神新馬戦で超一流馬ではなかったが、人気馬ロサードの2世であるアンヴェイルがデビューする。この馬僕が会社の仲間と一口持っているのだが、プリンス・フィルダーのように是非頑張ってほしい。いや、とりあえずは無事に帰ってきてほしいものだ
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佑ちゃん日本一

2007-06-17 21:25:31 | Weblog
 佑ちゃんって実力もそうだけど、やっぱり運も持っているだろうな
【第56回全日本大学野球選手権】
決勝は、神宮球場に1万6,000人の観衆を集めて行われ、早大(東京六大学)が東海大(首都)を4-1で下して、第23回大会以来33年ぶり3度目の優勝を果たした。早大は昨夏の甲子園大会で全国制覇を達成した注目のルーキー斎藤佑樹が準決勝に続いて先発。六回途中まで7安打1失点で6三振を奪い、大会の最高殊勲選手に選ばれた。これによって斎藤は昨夏の全国高校選手権大会の西東京大会以来、公式戦の登板では負けなしで大学の頂点に立った。この試合だが、早大は一回一死一、三塁から主将田中幸の左犠飛で先制。四回には小野塚の2ランで加点し、七回には原の二塁打を足場に追加点を奪った。先発の斎藤のあとは2番手の松下が無安打、6奪三振の力投で勝利に貢献した。東海大は六回に市川の適時打で1点を返すのがやっと。ただ、四回一死満塁の好機を併殺で逃したのが痛かった。
 今日の重賞を振り返る。阪神競馬場で行われた【マーメイドS】、勝ったのは武豊騎乗の2番人気デイアチャンス(牝6・清水厩舎)。中団の内から直線で抜け出し、5番人気サンレイジャスパーに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分58秒4。さらにクビ差の3着には6番人気ソリッドプラチナムが入った。1番人気コスモマーベラスは8着。勝ち時計を見てもわかるように早い決着となった。これは一にも二にもシェルズレイの大逃げが招いた結果だった。そんな流れに乗じたのがディアチャンス。3~4角ではライラプスを先にやり内で息を入れる。ここが豊と鮫島の差か・・・。そして4角では最内を突き圧勝。久々に豊の好騎乗を見たという感じであった。2着サンレイジャスパーはまさしく夏女と言えるような走り、この女とても強かで、距離も1800~2000が良さそう。3着ソリッドプラチナムは昨年の勝ち馬だが、いい脚を使った。ただ前2頭に比べ、コース、位置取りが・・・。1番人気コスモマーベラスは見せ場なし。敗因はわからないが、負けすぎの感はある。
 勝ったディアチャンスは、父タイキシャトル、母マルカムーンライト(父マルゼンスキー)という血統。’03年10月にデビューし、2戦目で初勝利。その後も中距離~マイル戦を中心に安定した走りを続けており、今回が【エメラルドS】から2連勝での重賞初制覇となった。通算成績28戦7勝(重賞1勝)。
 鞍上の武豊は、ロングプライドで制した【ユニコーンS】に続く今年のJRA重賞9勝目で通算245勝目。管理する清水出調教師は、アイポッパーで制した【阪神大賞典】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算9勝目となった。
 昨日紹介した新馬戦でのスマートボーイ産駒は2頭とも着外に敗れた。福島のグランドメーブルが6着、阪神のハナヤカは10着最下位となったのだが、まだまだ緒戦だけに“ダメだ”とは言えない。とにかく新種牡馬、特にスマートボーイみたいな特殊な馬には是非頑張ってほしいものだ。佑ちゃんも甲子園センバツでは打たれているのだから・・・
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注目の新馬戦

2007-06-16 21:59:54 | 競馬予想
 いやぁ強かったね、ポルトフィーノ
 勝ち負けに拘わらず放牧に出すという情報は関係なかったね。よく考えれば今年の角居厩舎の2歳馬は血統馬ばかり。早く勝たせて厩舎を空けなくてはならないから、仕上げに手抜かりは無いのかもしれない[ちなみにそのラインアップはボルトフィーノ以外にも母シンコウラブリイ(父シンボリクリスエス)、ウオッカの半妹(父アグネスデジタル)、フサイチホウオーの全妹、エアシャカールの半弟(父ウォーエンブレム)、ポップロックの半弟(父ウォーエンブレム)、ディアデラノビアの半弟(父クロフネ)らがいる]。
 そのポルトフィーノ勝ったレースを含めて今日の新馬戦を振り返る。まずは阪神競馬場で行われた5R【2歳新馬】(1600m芝)。勝ったのは、前述どおり武豊騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.3倍)ポルトフィーノ。好スタートからハナに立つと、直線に向くと後続を簡単に突き放し、4番人気マイサイドキックに5馬身差をつけて圧勝した。さらにハナ差の3着には3番人気サマーファインデイが入った。福永が期待していた2番人気ダンジグマスターは直線も伸びず5着に敗れた。
 勝ったポルトフィーノは、父クロフネ、母がエアグルーヴ(父トニービン)という血統。半姉に’03年、’04年の【エリザベス女王杯】を連覇したアドマイヤグルーヴ(父SS)がいる。これでエアグルーヴの仔はアドマイヤグルーヴ、イントゥザグルーヴ、サムライハート(いずれも父SS)に続く4頭目の勝ち上がりとなった。これからが楽しみだ。
 また福島で行われた5R【2歳新馬】(1000m芝)は、柴田善騎乗の5番人気ルミナリエ(牝2・古賀史厩舎)が中団追走から徐々に進出し、逃げた9番人気ティアレタヒチに1/2馬身差をつけ差し切った。さらに1/2馬身差の3着に3番人気ルルパンブルーが入り、1番人気マイネアルデュールは6着に敗れた。勝ったルミナリエは父タニノギムレット、母がJRA1勝のスリークドレス(父Capote)という血統。レースぶりを見ると、1200mでも良さそうだが、タニノギムレット産駒は昨年のウオッカに続きいい出足となった。
 最後は函館競馬場で行われた5R【2歳新馬】(1000m芝)は、横山典弘騎乗の2番人気アイリスモレア(牝2・田村厩舎)が、2番手追走から逃げた4番人気イーサンディーバをゴール前で1/2馬身差交わして優勝。今年のJRA2歳戦勝ち上がり第1号となった。さらに2.1/2馬身差の3着には1番人気ワイルドエキサイトが入った。勝ったアイリスモレアは、父ショウナンカンプ、母ユアアディクト(父ハウスバスター)、祖母が【ポトランカス大賞典】(亜G1)を勝ったクバターという血統。この勝利が新種牡馬ショウナンカンプの中央・地方通じての産駒初勝利となった。
 ショウナンカンプは、父サクラバクシンオー、母がJRA2勝のショウナングレイス(父ラッキーソブリン)という血統。現役時代は’02年【高松宮記念】をはじめ、’02年【スワンS】、’03年【阪急杯】を制すなど短距離戦線で活躍した。通算成績19戦8勝(うち海外1戦0勝、重賞3勝)。引退後は新ひだか町・レックススタッドにて供用され、初年度は59頭に種付けを行い、18頭が血統登録されている。
 では明日の予想。まずは阪神で行われる【マーメイドS】。本命は松田国厩舎2頭出しの人気薄6番ライラプス。フレンチデピュティ産駒は切れ味勝負にならない中距離レースに強く(先週の【エプソンC】も)、母フサイチエアデールはこのレースの勝ち馬。調教も良かったようだし、鮫島が思い切ったレースをすれば面白い。相手はいちばん勢いのある7番と同厩舎の1番。福島11R【バーデンバーデンC】は8番テイエムチュエアサンで穴狙い。前走12着だが、2番手で粘ってペールギュントと0.5差。ここは待望のハナを切れそうなメンバー51㌔なら面白い。相手は行った行ったの5番と勢いがある3番。函館からは12R【基坂特別】の6番ゼットカーク。カノヤザクラ、ルミナスハーパーらと好勝負をしてきた3歳牝馬。主力古馬に3㌔貰いなら太刀打ちできそう。
 
明日は法事があって出かけるため、纏め買いをする予定。今日は福島が全くダメだったので、なんとかしたいものだ。また明日の新馬戦では福島、阪神でダートの鬼・スマートボーイ産駒がデビューする。果たしてショウナンカンプに続けるか、注目だ!
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恥ずかしいぞ!

2007-06-15 22:31:26 | ゴルフ
「ハニカミ知っているか?」 
 男子ゴルフの今季メジャー第2戦【全米オープン】(ペンシルベニア州オークモントCC)を前にタイガー・ウッズらが開いた記者会見で日本のマスコミ(テレ朝らしい)が大恥をかいた
 場所は世界中の報道陣が集まった会見場。本来ならタイガーらトッププロに難敵【全米オープン】に対する意気込みを聞く場所なのにタイガーに向かって冒頭の質問。そこはさすがにタイガーで、“ハニカミ王子”こと石川遼君のスイングをビデオで見たといい
「パワーは驚くばかり。15歳の少年がツアーで優勝したのだから持っている才能の凄さがわかるだろう」そして、
「もう少し時間が経てば特別な選手になれる。今はプレーすること、そして上達することを楽しんでほしい」
と丁寧に答えたらしい(朝日系新聞では「ウッズ絶賛」と出ていた)。 またこの質問者はフィル・ミケルソンに対しても
「石川君にメッセージを」
とやって世界中の報道陣の顰蹙を買ったらしい
 そもそも【全米オープン】というものはアメリカ人にとって特別な大会である。今年で107回を迎え、青木ニクラウスと激闘を繰り広げたため、それだけで全米に「AOKI」という名前が広がったほどである。そんな歴史のある大会の公式会見で、“ハニカミ質問”はないだろう。多分局側、プロデューサーの命令だろうが、マスコミ人としてこれは間違いなく失礼だ。またウッズにしても、ミケルソンにしても将来有望なジュニアの選手に対して「ダメです、才能ないです」とは言わないだろうし、またその質問に答えたからといって聞いていいとはいえないだろう。兎にも角にも、世界のマスコミが集まる場所にこんな記者を派遣することだけはやめてほしいものだ。最近、社保庁、コムソン、林野庁など頭に来ることは多々あるが、僕はこの記事を読み、同じ日本人としてとても恥ずかしい思いがした。 この【全米オープン】は昨日(日本時間は今朝)初日が行われ、日本ツアー3年連続賞金王の片山晋呉が2バーディー、4ボギーの72で回り21位とまずまずの位置につけた。前回12位の今田竜二は4オーバー、74で57位。メジャー初挑戦の増田伸洋は6オーバーで90位、谷口徹と横尾要は8オーバーで115位と出遅れた。2アンダー、68の好スコアを出したニック・ドハティ(英国)が首位に立ち、1打差でアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)、さらに1打差でベテランのホセマリア・オラサバル(スペイン)ら2選手が続いた。5年ぶり3度目の優勝を狙うタイガーは1オーバーで、昨年覇者のジェフ・オギルビー(オーストラリア)らと並び5位につけた。まだ初日で結果がどうなるかわからないというのが正直なところ。ただ昨年初めてメジャー予選落ちをしたが好発進のウッズ、鉄人ビジェイ・シン、世界ランキング2位のジム・フューリックを中心に優勝争いがされるだろう。尚、この大会、僕の今週末の楽しみです。
 では開催替わりの競馬予想。これからの季節は控えめにいくつもりである。まずは福島11R。本命は人気だが6番リメインオブザサン。1600万でも好勝負していた馬が降級を待って勝負に出た。鞍上も福島リーディング王者・ごっちゃんなら取りこぼしはないだろう。休み明けは走るし、ここを待っての狙い撃ちだ。阪神11Rは6番ナトゥーア。1400と1200では粘りが全く違う馬。鞍上岩田ならその粘りも3割り増しだ。函館からは10R。本命は13番サインオブゴッド。函館2000mはSS産駒がいいが、実は軸より人気薄の方が美味しい馬。そして圧倒的に先行馬有利(逃げ馬ではない)ということを考えるとマチカネ、チョウカイが軸では美味しくない。よって先行できるSS系の同馬を推す。鞍上も横山典なら文句はないだろう。それから馬券を買うつもりはないが、阪神5Rの新馬戦。1番人気はクロフネ×エアグルーヴなのだろうが、厩舎側は勝っても負けても放牧に出すらしい。これって嫌な感じしません?(出来イマイチも素質で勝てるという意見も・・・) また逆に2番ダンジグマスターは、途中福島を使う予定だったのをここに変更したという。これって自信の表れか?
 
そういえばあと8本でボンズがアーロンの本塁打記録に並ぶ。まさか日本のマスコミが記録したその日、ボンズに“ハンカチ王子と勝負したいですか?”なんて質問しないか心配である
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4着続きの重賞回顧

2007-06-10 21:42:34 | 競馬回顧
 日本のウオッカに続いてアメリカでも102年ぶり快挙が成し遂げられた
 現地時間9日、米・ベルモントパーク競馬場(ニューヨーク)で行われたアメリカ3冠の最終戦【ベルモントS】(3歳、米G1・ダート12f)は、J.ヴェラスケス騎乗の2番人気ラグストゥリッチズ (牝3・T.プレッチャー厩舎)が、中団追走から4角で先頭に立つと、1番人気に推された【プリークネスS】の覇者カーリン との叩き合いをアタマ差制して優勝。これは1905年のターニャ以来、102年ぶり3頭目となる牝馬による【ベルモントS】優勝の歴史的快挙であった。さらに5.1/2馬身離れた3着には4番人気ティアゴが入り、3番人気ハードスパンは4着に敗れた。
 勝ったラグズトゥリッチズは、父A.P.Indy、母はBetter Than Honour(父Deputy Minister)、祖母はケンタッキーオークス馬Blush with Prideという血統の米国産馬。’05年キーンランドセプテンバーイヤリングセールにて190万ドルで落札されていた。半兄に昨年の【ベルモントS】を勝ったジャジル(牡4、米・K.マクラフリン厩舎、父Seeking the Gold)がおり、2年連続での兄妹制覇である。さらに父A.P.Indyも’92年の同レースを勝っており、同時に父娘制覇も果たした。尚、半弟のカジノドライヴ(牡2、父Mineshaft)は美浦・藤沢和雄厩舎からデビュー予定だ。皆さんPOGにいかがですか?
 日本の競馬を振り返る。まずは中京で行われた【CBC賞】。勝ったのは四位騎乗の10番人気ブラックバースピン (牡4・手塚厩舎)。中団追走から直線で内を突き抜け出すと、7番人気ナカヤマパラダイスに1/2馬身差をつけ優勝した。さらにハナ差の3着に8番人気アグネスラズベリが入り、僕が本命に推したミスティックエイジは4着、1番人気ペールギュントは6着に敗れた。また、最後の直線でスピニングノアール(アンカツ騎乗)が落馬で競走を中止した。このレース、天候が微妙な結果をもたらした。というのも、少なくとも8Rぐらいまで全く内を通る馬は苦戦を強いられていたのに、天候が良くなり内々を通って直線伸びたのがブラックバースピンであった。道悪の巧拙でなんとかなる馬場になったため、四位がそこを突いた。アッパレ! 道悪はナカヤマパラダイスも同じく上手い。ただ先行勢で粘ったのは立派であった。3着アグネスラズベリは流石に力がある。人気の盲点になっていたが、重賞の好走常連。これだけ走っても不思議ではない。ミスティックエイジは天候回復が惜しまれる。このレースが9Rだったら、この馬が勝っていただろう。そして川原にとってはさぞかし天候が恨めしかったことだろう。勿論、僕も・・・
 勝ったブラックバースピンは父Put It Back、母Pleasant Dixie(父Dixieland Band)という血統の米国産馬。半兄に【サンタアニタH】など米G1・3勝のサザンイメージ (父Halo's Image)がいる。’04年キーンランドセプテンバーセールにて23万ドルで落札されていた。’05年10月のデビューから2戦目で勝ち上がると、続く【ベゴニア賞】も勝利。昨秋の【白秋S】に勝ちオープン入りしていたが、【東京新聞杯】12着、前走の【京王杯SC】12着など重賞では苦戦が続いていた。通算成績13戦5勝(重賞1勝)。
 鞍上の四位は、ウオッカで制した【日本ダービー】に続くJRA重賞制覇で今年4勝目、通算51勝目。管理する手塚調教師は今年の【オーシャンS】のアイルラヴァゲインに続くJRA重賞勝ちで今年2勝目、通算4勝目となった。なお、Put It Back(父Honour and Glory)産駒はJRA重賞初制覇。またJRAに競走馬登録されているのはブラックバースピンのみである。
 一方、東京で行われた【エプソムC】は、田中勝騎乗の5番人気エイシンデピュティ (牡5・野元厩舎)が、好位追走から直線で伸び、大外から差を詰めた2番人気ブライトトゥモローをクビ差抑えて優勝した。さらにハナ差の3着に1番人気サイレントプライドが入り、僕が本命に推したファイングレインは直線逃げねばるも力尽き4着に敗れた。勝ったエイシンデピュティは好位で折り合い、直線はここしかないと言うところを田中勝の好騎乗で抜け出した。しかしこれも力があってのこと。地力が付いたといっていいだろう。2着ブライトトゥモローはサイレントプライドをぴったりマークして2着を死守、坂も克服しこの馬も力を付けている。3着サイレントブライトは勝ちに行って3着。まだ4歳馬だし、これからが楽しみである。もっと楽しみなのが、4着になったファイングレイン。距離はやはりマイルがいいのかもしれないが、力があるところは見せた。秋が楽しみだ。ピサノパテックは出遅れ、デアリングハートは向こう正面の不利が堪えた。
 勝ったエイシンデピュティは、父フレンチデピュティ、母がJRA2勝のエイシンマッカレン(父Woodman)という血統。’05年4月のデビューから3戦目で初勝利。その後も着実に勝ち星を重ね、今回が【心斎橋S】、【オーストラリアT】に続く3連勝での重賞初制覇となった。通算成績19戦7勝(重賞1勝)。フレンツデピュティ産駒が1~3着まで独占。血統的にこの馬場が味方したのは間違いないだろう。
 鞍上の田中勝は、ヴィクトリーで制した【皐月賞】に続く今年のJRA重賞4勝目で通算40勝目。管理する野元調教師は、エイシンルーデンスで制した’01年【中山牝馬S】以来6年ぶりとなるJRA重賞8勝目となった。
 競馬は来週から新馬戦が始まる。阪神初日のマイル戦にはポルトフィーノ(クロフネ×エアグルーヴ)森厩舎期待でDanzig産駒のダンジグコレクションが激突する。鞍上は豊と福永。ひょっとしたらこの2頭、来年のクラシック候補。対決が楽しみだ
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遼くん&V9戦士

2007-06-09 21:41:33 | 競馬予想
 今日は雷雨予想の中、ゴルフ。晴れ男4人でラウンドしたのだが、雨に降られたのはごく僅か。“こんなところでツキを使っていいのだろうか”と心配していたら、競馬の方も東京で購入した5Rが全て的中していた(ただし中京は全滅)。これは大変珍しいこと。よって収支的には負けはしなかったのだが、それでもやっぱり中京全滅にはガッカリ。これってツイているのか、いないのか・・・。  ちょっと疲れ気味なので、今日は早速予想といく。まずは東京で行われる【エプソムカップ】。本命は9番ファイングレイン。17番ブライトトゥモロー、14番サイレントブライドが人気になるメンバーなら【NHKマイル】2着は威張れる実績。前走は12ヶ月の休み明けだったが、見せ場たっぷりの好走。過去1800mは2戦で8,9着でこれが人気落ちの理由となりそうだが、その2走は先行脚質になる前の話で上手く流れさえ乗れれば一発がある。相手は14,12番。中京メイン【CBC賞】は13番ミスティックエイジ。本来なら【高松宮記念】2着のペールギュントを買うべきなのだろうが、休みなしで激走3連発、そして58㌔ではそろそろ凡走が出る頃。ならば同じSS産駒のミスティックが面白い。前走は川原騎乗で一変、とにかく川原と手が合う馬だ。相手には17番タガノバスティーユ、9番ペールギュントだが、大穴には1200芝で確変が起きそうな18番アルーリングボイス。今年の大穴は8枠だ! 他では東京9R【伊勢崎特別】の9番マキバスマイル。昇級、府中、鞍上(蛯名)が心配であるが、馬券的に面白いのは今回。 
 
今週ハニカミ王子こそ石川遼君が、関東アマ選手権に出場して9オーバーで8位だった。また昨日、巨人は『5000勝セレモニー』としてV9戦士を集めてイベントが行われた。なんか気になる『8』&『9』。特にダブりの9番は積極的に買ってみたい
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