心配が早くも現実に・・・。今日の競馬で【根岸S】【京都牝馬S】共に全く話にならず、大惨敗を喫した。調子に乗っていつもより多めに馬券購入も空振りばかり。どうにか昨日の大勝ち分を全て吐き出すまではなかったものの、それに近いほどの負けであった。人間欲出すとろくなことないですね。大、大、大反省。
そんな大敗した今日の重賞を振り返る。まずは東京で行われた【根岸S】。勝ったのは、小林慎一郎騎乗の11番人気グロリアスノア。中団追走から直線馬群を割って抜け出すと、1番人気サマーウインドに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分23秒7。さらにハナ差の3着には4番人気オーロマイスターが入った。また僕が推したワンダーポデリオは直線少し仕掛けが遅れ、5着に敗れた。勝ったグロリアスノアだが、文句なしの勝利だった。元々【ユニコーンS】2着など実績がある馬だが、今回は休み明けということもあって人気の盲点になっていた。ただこの馬、成長と共に府中という馬場が合っており、文句なしの勝利だった。昨日このレースは【フェブラリーS】に結びつかないと書いたが、この馬の場合は本番でも好走しそう。2着のサマーウインドは2番手からの競馬。スーニーに早めの来られ、結果動くのが早くなった。それでも2着は立派。今回は相手が悪かったということだろう。これからもっと強くなるだろう。ただ【フェブラリーS】のマイルは・・・。3着オーロマイスターはいい脚を使ったが、もっと伸びていい馬。中1週が堪えたのかも・・・。4着スーニーはあの引っかかったレースで4着に粘るのだから力はある。今後も侮れない。
勝ったグロリアスノア(牡4・矢作厩舎)は父プリサイスエンドと母ラヴロバリー(母父ジェイドロバリー)という血統。プリサイスエンド産駒としてはJRA重賞10回目の挑戦で初勝利となった。鞍上の小林慎はJRA重賞5度目の挑戦で初勝利。’00年にデビューした同騎手はこの勝利が通算55勝目だ。管理する矢作調教師は昨年の【函館スプリントS】以来JRA重賞勝利7勝目となったが、これで’07年以来4年連続でのJRA重賞勝利となった。
一方、京都で行われた【京都牝馬S】は、デムーロ騎乗の1番人気ヒカルアマランサスが道中は最後方を追走。直線で大外に持ち出されると鋭く伸び、ゴール直前で7番人気ベストロケーションを1/2馬身差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分36秒4。さらにハナ差の3着には2番人気ザレマが入った。尚、僕が推したクラウンプリンセスは馬場の影響もあり、直線失速12着に敗れた。このレース、超と言っていいほどのスローペースで運び、逃げたザレマ、ベストロケーションにとっては絶好の展開となった。それを大外から直線一気でぶち抜いたがヒカルアラマンサ。強い!とにかく強い! こんな馬がいたのかと思うほどの競馬ぶりだった。一躍【ヴィクトリアマイル】優勝候補最右翼になったといえるだろう。今後が愉しみだ。2着争いは接戦の末、ベストロケーション。父がクロフネに母がダイナアクトレスだから距離は持つと思っていたが、ここまで走るとは・・・。この馬も今後が愉しみになった。3着ザレマは確実に走っているがやはり詰めが甘い。これが良馬場ならもう少し粘れたと思うが・・・。
勝ったヒカルアマランサス(牝4・池江泰郎厩舎)は父アグネスタキオン、母スターミー(母父A.P. Indy)という血統。アグネスタキオン産駒はこのレース初勝利。重賞は’09年【愛知杯】のリトルアマポーラ以来となる通算31勝目となった。鞍上のデムーロはこのレース初勝利。重賞は昨年の【阪神C】のキンシャサノキセキ以来通算15勝目となった。また管理する池江泰郎調教師もこのレース初勝利。これまでは’93年のラビットボール、’06年のチアフルスマイルの2着が最高だった。重賞は昨年の【ステイヤーズS】をフォゲッタブルで勝利して以来、通算65勝目。これは藤沢和調教師の81勝、橋口調教師の77勝に次いで現役第3位。尚、同師は今日の中京10RでJRA通算800勝を達成している。
今週相撲界に注目。明日は理事選挙があり、2月4日には理事会で朝青龍問題に結論がでるだろう。個人的には貴乃花親方落選、朝青龍解雇だと思っているのだが、どうなることやら・・・。あっ、2月3日は節分。節分といえば豆まきだが、朝青龍はどうするのだろう。豆まきするよりも、今なら最高の鬼役だと思うのは僕だけだろうか。